JP2009227399A - 分離取出装置 - Google Patents

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正樹 高橋
Yuko Kobayashi
祐子 小林
Kiminori Totani
公紀 戸谷
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Abstract

【課題】 高周波振動を積層した紙葉類に印加しつつ、安定して確実に紙葉類を取出すことができる分離取出装置を提供することにある。
【解決手段】 分離取出装置においては、複数の紙葉類が積層された積層体が支持台上に支持され、前記積層体の取り出し方向前端がガイド搬送部に接触して整位され、積層体に押し付け力を与えた状態で加振部から高周波振動が与えられる。ガイド搬送部は、積層体の前端を跳ね上げる接触面を有し、紙葉類を跳ね上げて積層体の最上面の紙葉類の先端部を回転するフィードローラに向ける。この最上面の紙葉類は、フィードローラで吸引されて取り出される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、紙葉類が積層された積層体からから一枚ずつ紙葉類を取り出す分離取出装置に関する。
紙葉類(紙状媒体とも称せられる。)を検査及び処理する装置、例えば、プリンタ、複写機、現金自動預払機(ATM)、銀行券処理機、郵便物処理装置等の装置においては、印刷用紙、紙幣、コピー紙、封書、葉書、カード、証券類等の紙葉類を取り扱っているが、複数枚の紙葉類を積層した状態から一枚ずつ紙葉類を取り出す必要がある。従って、これら検査処理装置は、紙葉類(紙状媒体)が積層された積層体から紙葉類を一枚ずつ分離して取り出す分離取出装置を備えている。
従来、紙葉類を積層した積層体から紙葉類(紙状媒体)を分離して取り出す分離取出装置においては、精度良く、重ねを発生させずに装置内に紙葉類を取り出す必要がある。しかしながら、積層体は互いに紙葉類が長時間密着された状態にあり、互いに吸着を起こしていることが多く、1枚毎に確実に分離して紙葉類を取り出すことが困難とされている。
このような背景から、従来分離取出装置として、回転するドラム状ローラの外周部の一部に複数の吸引穴が設けられ、真空ポンプ等で負圧が発生され、紙葉類の表面が吸引穴に吸着されてこの吸引力で紙葉類を取出すフィードローラを適用した技術がある。この方式は真空吸着方式による分離取出技術と称せられている。この方式では高速取出しにおいても比較的安定して確実に積層体から一枚ずつ紙葉類を分離して取り出していくことが可能であるため、広く様々な紙葉類搬送装置の取出部に適用されている。
しかしながら、ある環境下で紙葉類間の摩擦力が高くなってしまうことが頻繁に発生する。例えば、環境湿度の低い環境下において紙葉類間では、摩擦帯電などにより紙葉類が積層体状態で互いに密着している場合に紙葉類間の摩擦力が高くなってしまう。また、環境湿度の高い環境下において、紙葉類が水分により互いに吸着されている場合があり、紙葉類間の摩擦力が高くなってしまう。
そこで、特許文献1に開示されるように、積層体の上面に振動子がスポット状に当接され、この振動子で紙葉類が加振されて予め紙葉類間の密着力を低下させる分離取出装置が提案されている。
特開2007−145567
真空吸着方式においては、フィードローラの真空吸引部に取り出される前に紙葉類表面がフィードローラの真空吸引部に接触、或いは、フィードローラの真空吸引部にできるだけ近接することが望ましい。紙葉類を吸引するだけの負圧は、吸引部と紙葉類表面間の距離が重要なファクターとなっている。従って、フィードローラが紙葉類に接触するようにフィードローラと紙葉類間の位置関係が予め設定されている必要があるが、厚さが1/10mm程度の紙葉類の積層体にフィードローラを押圧した場合、精密な押圧力制御を施さない限り、紙葉類間の摩擦により最上面の1枚のみを分離して取出したいにも関わらず、2枚あるいは3枚と重なって紙葉類が取り出されてしまう場合が発生する。このように2枚あるいは3枚と重なって紙葉類が取り出されることは、重送と称せられている。
また、特許文献1に開示された分離取出装置によれば、予め束状態での紙葉類間の密着力を小さくすることができ、最上面紙葉類とその下方に積層されている紙葉類との間の摩擦力を十分に抑え、最上面の紙葉類のみを次々に取り出すことができ、紙葉類の重ね取りを防止することができる。
しかしながら、紙葉類表面に振動子を押圧するため、紙葉類は、フィードローラの吸引部によって吸引されても再び吸着部から引き剥がすことになり、高周波振動によって紙葉類間の摩擦が低減されても、安定した取出しができなくなる虞がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされてものであり、その目的は、高周波振動を積層した紙葉類に印加しつつ、安定して確実に紙葉類を取出すことができる分離取出装置を提供することにある。
この発明によれば、
複数の紙葉類が積層された積層体を支持する支持台と、
前記積層体上で最上面に配置される紙葉類の位置を検知するセンサと、
このセンサからの信号に基づいて前記支持台を駆動する駆動機構と、
前記最上面の紙葉類に接触する接触端を有し、前記積層体に高周波振動を与える加振部と、
前記加振部及び前記積層体間に押し付け力を与える押し付け機構と、
前記積層体から前記最上面の紙葉類を取り出し、搬送する紙葉類の取り出し機構と、
前記積層体の取り出し方向前端に接触して前記紙葉類の取り出し方向前端部を前記取り出し機構に向けて跳ね上げるガイド搬送部と、
前記積層体から重なって取り出された紙葉類を分離する分離部であって、前記取り出し機構によって搬送される前記紙葉類の搬送路を前記取り出し機構との間に定める分離部と、
を具備することを特徴とする分離取出装置が提供される。
積層体間の摩擦低減効果を効率的に与え、十分な捌き効果が得られる分離取出装置を実現することができる。
以下、必要に応じて図面を参照しながら、この発明の一実施の形態に係る紙葉類の分離取出装置を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る分離取出装置を示している。図1に示される分離取出装置は、紙葉類1を積層した積層体3を積載し、これを保持する支持台4を備え、この支持台4は、駆動機構28によって駆動されて上昇或いは降下される。従って、積層体3は、駆動機構28によってその最上面の位置が調整される。積層体は、通常矩形状(長方形)の紙葉類が積層されていることから、互いに整位されて配置されている限りは、立方体(直方体)に形成される。従って、積層体3は、上下面を有すると共に前方及び後方の面を有し、また、積層体は、左右側面を有している。ここで、下面は、支持台4に接する面に相当し、上面は、下面に対向する積層体の最上面の紙葉類の面に相当している。また、前方の面は、紙葉類が取り出される搬送方向を前方としてこの前方に対向する面に相当し、後方の面は、前方の面に対向し、搬送方向Wとは逆の背面に相当している。後に説明されるように支持台4が傾けられている際には、この積層体は、直方体には形成されず、傾きに応じて立方体の面が傾いた形状をなしている。
この積層体3上には、積層体3の高さ、即ち、最上面の紙葉類2の位置を検知する検知センサ12の接触子、例えば、先端にコロがついた回転レバー式の検知センサが紙葉類2に接触するように配置されている。この接触式のセンサにあっては、積層体3の最上面の紙葉類2にコロが接触されて、回動レバーの角度が検出され、積層体3の上面高さが検知される。検知センサ12は、接触型に限らず、光学式非接触変位計のような非接触センサで置き換えられても良い。
また、積層体3に超音波振動V0を与える振動体10の先端(接触端)が積層体3に接触するように振動体10が配置されている。振動体10は、振動体10を積層体3に押し付ける定圧押し付けバネ15に機械的に連結され、この定圧押し付けバネ15によって振動体10から積層体3に与えられる押圧力が一定に維持される。この押圧力が一定に維持された状態で積層体3の面に対して略垂直の方向で超音波振動V0が振動体10から積層体3に与えられる。
ここで、検知センサ12の接触子(コロ)は、振動体10の振動子14が接触される積層体3上の接触位置(振動付加位置)に近い場所、或いは、振動子14の接触位置を基準にこの接触位置よりも紙葉類2の取出方向とは反対側(後方に向かう側)で検知センサ12の接触子が接触されることが望ましい。
ここで、図1に示されるように、振動体10は、振動子25が超音波ホーン14に連結される構造を有している。振動子25は、所謂ボルト締め型振動子と称せられ、圧電素子としての圧電セラミクス部の内部から電極が外部に延出され、この圧電セラミクス部が1対の円柱状ブロック間にボルトによってボルト締めされた構造を有し、ブロックに超音波ホーン14が螺合されて超音波ホーン14が振動子25に固定されている。
この振動子25においては、ディスク状圧電セラミクス部が電極に印加した駆動電圧に応じて超音波振動されると、振動体10の全体が振動してその振動が円柱状ブロックの振動面に伝達される。この圧電セラミクス部の振幅は、比較的小さく、円柱状ブロックの振動面から超音波振動V0を取り出して積層体3の面に与えられても、紙葉類1、2を十分に捌くことができるような振動を積層体3に与えることができない虞がある。従って、この超音波振動V0を増幅する為に振動子25は、超音波ホーン14に機械的に連結されている。振動子25は、振動子駆動部34からの駆動信号で駆動されて振動される。
上述した超音波ホーン14を備えた振動体10は、その先端部が積層体11の表面に対し略垂直の方向Vで振動される。振動体10において、超音波ホーン14が積層体3の上部に押し付けると、超音波ホーン14の先端と最上面の紙葉類2との間並びに最上面紙葉類2とその下方に積層されている紙葉類1との間のいずれもの摩擦も十分に低くなりその状態で最上面紙葉類を搬送することで、重ね取りの少ない分離を実現することができる。
尚、円柱状ブロックの振動面から取り出される超音波振動V0で紙葉類1,2を十分に捌くことができる場合には、必ずしも超音波ホーン14が設けられなくとも良い。また、効果的な超音波の周波数は、可聴帯域以上の低周波数として18kHz〜28kHz程の周波数に設定される。
図1に示す分離取出装置には、図3に示されるように、積層体3から最上面紙葉類2を取り出して搬送する取り出し機構としてのフィードローラ9が設けられている。フィードローラ9は、積層体3の先端部(前方前端部)に対向して配置され、フィードローラ9に対して所定の間隔(取り出しギャップ)を空けて分離部13が対向配置されている。また、フィードローラ9下には、このフィードローラ9に向けて紙葉類2の先端部(前方前端部)を搬送ガイドするガイド搬送部5が分離部13に組み込まれるように配置されている。このガイド搬送部5は、積層体3の前方の面が当接されて紙葉類1を整位する整位機能をも有している。分離部13は、積層体3の上面から紙葉類1を取り出す取出方向(搬送方向W)に沿って斜面を有している。振動体10による超音波振動によって捌かれた紙葉類1は、その先端部がガイド搬送部5によってフィードローラ9に向けて跳ね上げられてフィードローラ9に吸引される。
フィードローラ9は、回転駆動機構30によって回転駆動され、また、吸引機構32に連結されてその内に負圧が与えられる。従って、このフィードローラ9で吸引された紙葉類2は、フィードローラ9の回転に伴い分離部13とフィードローラ9の間の間隙G(取り出しギャップ)を通って分離部13の斜面上を搬送される。即ち、振動体10による超音波振動によって捌かれて取り出された紙葉類1は、負圧が与えられたフィードローラ9に吸引されて分離部13の斜面に向けられ、矢印R0で示すようなフィードローラ9の回転に伴い分離部13の斜面上を搬送される。
フィードローラ9は、図2に示されるように円筒状に形成され、吸引機構32に連通された負圧室を有する吸引部11を備えている。フィードローラ9の外周或いは外周の一部に吸引口を有する可撓性シート8、例えば、ゴムシートが貼り付けられている。吸引機構32は、真空ポンプ及び真空ポンプからの負圧を開閉する吸引部用の第1の電磁バルブ(図示せず)を備え、この第1の電磁バルブの開閉に応じて吸引部11の負圧室(吸引チャンバー)11Aに負圧が与えられる。より具体的には、吸引チャンバ11Aは、回転軸62の吸引口に接続した図示しない吸引機構32の配管からの負圧が付与されている。吸引部11が分離部13と対向するタイミングで真空(負圧)が負圧室に与えられ、用紙類2が吸引される。フィードローラ9の回転が安定した後、検知センサ12からの検知信号に応答して吸引機構32が動作され、その内の第1のバルブが上述したタイミングで開閉されて吸引機構32から真空(負圧)が負圧室に与えられる。従って、可撓性シート8が紙葉類2に対向した時に紙葉類2の先端が吸引部11の吸引口に吸引され、フィードローラ9の回転とともに紙葉類2が引き上げられて紙葉類2の先端が間隙G内に導入される。
ここで、積層体から紙葉類の取出し動作を開始する際には、取り出し動作開始時からフィードローラ9は回転されている。しかし、真空チャンバ11Aに接続される吸引機構32の真空ポンプの配管に設けられた第1の電磁バルブは、閉じている。従って、取り出し動作開始時には、吸引動作が開始されていない。紙葉類3を支持台4上に補充する際には、支持台4が一旦下方に下降されるが、紙葉類1が補充されると、積層体3を載せたまま下方から上昇され、紙葉類2の高さが所定の高さまで到達すると、フィードローラ9の第1の電磁バルブが開き、吸引部11が分離部13に対向されたタイミングで跳ね上げられた紙葉類2が真空吸引される。
分離部13には、吸引機構32に連通する空洞部(図示せず)を有し、紙葉類2が搬送される傾斜面に開口する複数の開口部にこの空洞部がチャネル(図示せず)を介して連通されている。吸引機構32は、分離部用の第2の電磁バルブ(図示せず)を備え、この第2の電磁バルブの開閉に応じて分離部13内の空洞部に負圧が与えられる。検知センサ12からの検知信号に応答して、第2の電磁バルブが開成されて吸引機構32から負圧が分離部13内の空洞部に与えられ、吸引力が傾斜面上に設けた吸引口に生じ、紙葉類2が傾斜面上の吸引口に吸引される。吸引部11での吸引力及び傾斜面上の開口部での吸引力が適切に選定され、調和されることによってフィードローラ9の回転とともに紙葉類が傾斜面上を搬送される。ここで、紙葉類2が給紙されている際に、分離部13とフィードローラ9との隙間Gに連なって後続の紙葉類1が進入される場合には、この吸引動作で後続の紙葉類1の進入が阻止される。即ち、分離部13の吸引口は、フィードローラ9と同様に吸引機構32の真空ポンプに接続され、前記第1電磁バルブの開閉タイミングに同期して或いは僅かに遅れて第2の電磁バルブが開閉されて真空(負圧)が吸引口に与えられ、連続して進入される場合に、この後続の紙葉類1を紙葉類1の背面から吸着して重送が阻止される。
紙葉類の取出しに際しては、支持台4は、紙葉類最上面の高さ検知手段12の検知信号に応じて、駆動機構28により上昇されて積層体3がフィードローラ9及び振動体10に向けて移動される。この積層体3の最上面は、高さ検知部12からの信号によって積層体から紙葉類が取り出され積層体の厚さが変化しても、一定の位置になるよう制御される。
ガイド搬送部5は、図1に示すように駆動部38の駆動モータ(図示せず)に連結した駆動ローラ50及び遊動ローラ52を備え、この駆動ローラ50及びローラ52間に搬送ベルト54が張架され、搬送ベルト54の外面が積層体3の前方端に接触されている。搬送ベルト54は、積層体3の前方端に摩擦或いは係合接触されるようにその外面が粗面或いは凹凸面に形成されている。この搬送ベルト54は、その表面に起毛が形成され、ブラシ状のブレードローラで構成されても良い。また、搬送ベルト54は、導電性の材料で作られ、紙葉類1に帯電が生じている際に、この帯電電荷を外部に放出することができることが好ましい。
ガイド搬送部5においては、駆動機構28の作動に連動されるように制御部36からのタイミング信号で駆動部38が駆動信号を駆動ローラ50に与えて駆動ローラ50が動作される。即ち、支持台4が上昇して積層体3の最上面が超音波ホーン14或いは振動体10に接触された後において、駆動ローラ50が駆動され、支持台4の移動方向に向けて搬送ベルト54が矢印TRで示すように駆動され、積層体3の前方端がフィードローラ9に向けて跳ね上げ駆動される。ここで、搬送ベルト54の移動速度は、支持台4の移動速度より移動速度が速くなるよう設定される。一例として、搬送ベルト54の移動速度は、支持台4の移動速度より10%程度早く設定される。この設定によって、積層されている紙葉類1は、搬送ベルト54の搬送力を受けてフィードローラ9と接触するように押し上げられる。また、搬送ベルト54は、紙葉類1の端(エッジ)のみに接触されることが好ましい。搬送ベルト54が紙葉類のエッジ部に接触するのみであれば、紙葉類3を押し上げる搬送力は、比較的小さく、且つ、フィードローラ9が過剰に紙葉類3を押圧すると紙葉類3から反力を受けて搬送ベルト54及び紙葉類3間ですべりを発生して、過剰な押圧力でフィードローラ9に紙葉類が接触することを阻止することができる。
吸引開始時においては、搬送ローラ54の搬送速度は、支持台4の移動速度より速いため積層体3の紙葉類1は、図1に示されるように繰り上げ(すり上げ)られる。
図1に示される分離取出装置においては、積層体3の最上面の紙葉類2に振動体10がスポット状に接触して加振をすることにより予め紙葉類1、2間の密着力を小さくすることができる。即ち、予め束状態での紙葉類1、2間の密着力を小さくし、最上面の紙葉類2との間並びに最上面の紙葉類2とその下方に積層されている紙葉類1との間の摩擦力を十分に低減し、紙葉類2を取り出すことで、紙葉類1、2の重ね取りを防止することが出来る。
図1に示される分離取出装置にあっては、エア吹き出し部6が積層体3の前方の両側に夫々設けられても良い。エア吹き出し部6は、エア供給部34に連通され、エア供給部34から供給されたエアがエア吹き出し部6から積層体3を構成する紙葉類1、2に供給される。従って、剛性が小さい紙葉類1、2(所謂、こしが弱い紙葉類1、2)にあっても、効果的に予め捌くことが出来る。
エア吹き出し部6からエアが積層体3の前方部分に吹き出される場合にあっては、フィードローラ9と積層体3の最上部の紙葉類2間に生じる吸引力と側面エア6,7により、紙葉類2の先端部が持ち上がりフィードローラ9の吸引部11に吸引され、吸引部11の表面のゴムシートの摩擦力によって紙葉類2が取り出され、重ね取り防止の為の分離部13を介して分離部後段の紙葉類処理装置(図示せず)内に取り込まれる。フィードローラ9は、例えば、1回転で1枚の紙葉類1が後段の紙葉類処理装置に給紙される。
尚、紙葉類は、材質や大きさや厚さや周囲環境(特に湿度)によって剛性(ヤング率)が大きく異なっている。一般的には、葉書なども含めた紙葉類のヤング率は、大体1〜20[GPa]の範囲にあると言われているが、通常のコピー用紙などの類は、1〜3GPa程度である。ヤング率の値が高いとこしが強いと称し、値が低いとこしが弱いと称している。紙幣等にあっては、その使用状態によってこしの強さが大きく異なり、折れ目がついていたり、しわくちゃだったり、新品だったりする。新券はヤング率が高い(こしが強い)、しわくちゃな券はこしが弱い、などと称している。なお、紙のヤング率で言えばこの明細書では、目安としておよそ1GPa以下の範囲がこしの弱い紙葉類であると考えている。
エア供給部34からのエアによって紙葉類1,2の側面にエアを吹付けるエア捌き方式にあっては、すべての紙葉類1、2の取り出し方向と直交する側面に一方または両方から、取り出し方向寄りの積層体先端部付近にエアを吹き込むことが望ましい。積層体の先端部の方が積層体への拘束が少なくエアが入り易く、取り出し方向寄りをほぐした方が安定した取り出しができる。図1に示される分離取出装置にあっては、エアでの捌きに加えて超音波振動での捌きが併用されていることから、紙葉類1、2間の摩擦或いは紙葉類の剛性の如何に拘わらず紙葉類を安定して分離し、取り出すことが可能となる。
尚、超音波振動による捌き及びエアによる捌きは、併用されて用いられても良く、また、束の状態により捌き方式を選択しても良い。例えば、超音波振動による捌き及びエアによる捌きが実施されて紙葉類1,2が捌かれた後に、超音波振動による捌き及びエアによる捌きのいずれかのみが実施されても良い。超音波振動による捌きが実施されない場合には、図示せぬ移動機構によって振動体10が退避される。また、積層体の束状態を検知するセンサが別途設けられ、積層体の束の状態(捌かれた状態)が検出されても良い。
上述したように図1に示される分離取出装置では、積層体3の上面に振動を与えて紙葉類1,2間の摩擦を著しく軽減し、いわゆる真空取出分離方式により捌かれた紙葉類を1枚ずつ給紙している。この給紙に当たっては、支持台4は、積層体3の上面高さが常に一定の高さ範囲、或いは、振動体11の接触部と紙葉類1,2と間の押付力が所定の範囲内にあるように制御されている。
尚、上述した実施の形態においては、重ね取りを防止しながら、紙葉類1を取り出す機構として真空吸着による取出し機構がフィードローラ9に採用されているが、この他に摩擦力を利用して重ね取りを防止しながら、紙葉類1を取り出す摩擦分離機構がフィードローラ9に採用されても良い。
図1に示された分離取出装置においては、制御部36下の制御で次のように動作される。
始めに、制御部36からの回転指示が回転駆動部30に与えられて回転駆動部30が動作され、この回転駆動部30からの回転駆動信号によってフィードローラ9が定回転で回転される。フィードローラ9の回転の回転開始時点では、吸引機構32の第1の電磁バルブは閉じられて吸引機構32は、非吸引状態に維持される。制御部36が駆動機構28に動作開始信号を与えると、駆動機構28が作動して積層体3が載置された支持台4が上昇し、積層体3が上昇される。図1に示されるセンサ12で検出された積層体3の最上面位置の位置信号は、制御部36に供給され、この制御部36で基準位置と比較されて差信号が駆動機構28に与えられる。従って、駆動機構28によって支持台4が制御され、積層体3の最上面位置が一定位置に維持される。また、センサ12の検出で紙葉類2の高さが所定の高さまで到達したことが判明した後に紙葉類が搬送されても、制御部36は、積層体3の最上面位置をこの位置のままに維持するように駆動部28を制御する。また、積層体3の高さが最適位置(所定高さ)に維持されると、制御部36は、振動子駆動部34に振動開始を指示し、振動子駆動部35は、振動子25に駆動信号を供給して振動子25を振動させて積層体3に超音波振動を与えて紙葉類1を捌き、搬送可能とする。同様に、制御部36からのガイド搬送部5を駆動する駆動部38に駆動指示が与えられてガイド搬送部5が動作され、また、エア供給指示に従ってエア供給部34が動作される。従って、ガイド搬送部5の搬送ベルト54で積層体3の紙葉類1がフィードローラ9に向けて跳ね上げられると共にエア供給部34からエアがエア吹き付け部に供給され、積層体3に向けて吹き出される。
また、制御部36からの指令で吸引機構32が動作し、吸引可能な状態に維持された状態で、検知センサ12からの検知信号を基に制御部36から第1の指令が吸引機構32の第1の電磁バルブに供給されて第1の電磁バルブが開成され、フィードローラ9の吸引部11が分離部13に対向した際に、紙葉類2の先端が吸引される。この時、フィードローラ9と積層体3の最上部の紙葉類2間に生じる吸引力と側面エア6からの供給されるエアにより、紙葉類2の先端部が持ち上がりフィードローラ9の吸引部11に吸引され、吸引部11の表面のゴムシートの摩擦力によって紙葉類2が取り出され、重ね取り防止の為の分離部13を介して紙葉類処理装置(図示せず)内に取り込まれる。フィードローラ9は、例えば1回転で1枚を給紙しても良く、1回転で複数枚を給紙しても良い。また、第1の指令と同時に第2の指令によって第2のバルブが開成されて分離部13に紙葉類1を吸引する吸引力が発生される。従って、紙葉類2が給紙されている時に、隙間Gに連なって進入する後続の紙葉類1の隙間Gへの進入が阻止される。
次々に紙葉類1,2が搬送するに伴いセンサ12が積層体3の高さを検出して紙葉類2の高さが所定の高さに維持するように駆動機構28によって支持台4が上昇され、積層体3が所定の高さに維持される。
図1に示された分離取出装置では、紙葉類1が重力方向に沿って積層されているが、重力方向に沿って積層される場合に限らず、重力と直交する方向に積層させるよう支持台4上で紙葉類1,2が互いに密着された縦列に積層配置されても良い。このような積層配置では、ガイド搬送部5が上方に配置されるように図1に配置で搬送方向Wが重力方向とは反対の方向となり、図1の図面上右側が上方に定められる。この明細書において、積層体3に関して最上面の紙葉類とは、支持体上に積み重ねられる方向が重力に抗する方向である場合に限らず、略水平な方向であっても、支持台4上に重ねられる方向を基準として支持台4から最も離れて位置される紙葉類を最上面の紙葉類と定義する。従って、密着されて縦列に積層配置された積層体においては、取り出し対象とされる最外側に露出されている紙葉類が最上面の紙葉類に該当する。
図1に示される分離取出装置においては、積層体3のフィードローラ9の接触部近傍を搬送ガイド5によって過剰な押圧力なく繰り上げることができるために真空吸着による紙葉類の分離取出しを確実に実施することができる。また、積層体3の上面2に振動子10を当接して加振をすることにより予め紙葉類1間の密着力を小さくすることができる。また、予め束状態での紙葉類1間の密着力を小さくし、最上面の紙葉類2と及びこの最上面紙葉類の下方に積層されている紙葉類1との間の摩擦力を十分に抑制することができ、紙葉類2を取り出すことで、紙葉類1の重ね取りを防止することができる。超音波振動による捌き方式は、剛性が高い新券などに効果が高く、また、搬送ガイド5の併用により、摩擦係数が異なる券からなる束に対しても券間摩擦を低減することができる。結果として、紙葉類における初期摩擦係数の差異が緩和されて、紙葉類を安定して分離取出することができる。
図3は、この発明の第2の実施の形態に係る分離取出装置を示している。図3においては、図1に示したと同一符号を付した箇所は同一箇所を示すものとしてその説明を省略する。また、図3においては、図1に示した周辺ブロックは、図を簡略化する目的から省略されている点に注意されたい。
図3に示される分離取出装置においては、ガイド搬送部5がガイドローラ64で構成されても良い。ガイドローラ64は、その外面が多面体に形成され、駆動部38で回転駆動されてその多面体が次々に積層体3の紙葉類1に接触され、紙葉類1の前端を捌くと共にフィードローラ9に向けて繰り上げることが出来る。ガイドローラ64の表面は、搬送ベルト54と同様に粗面或いは凹凸面又は、起毛状のブラシで構成され、好ましくは、静電気を放出する為に導電性材料で作られている。ガイドローラ64もガイドとして積層体3の前面が凹凸になるものの紙葉類1を整位する整位機能をも有している。
図3に示される搬送ローラ64の回転方向が支持台4の移動方向となるよう設定され、かつ支持台4の駆動機構28に連動して搬送ローラ64が駆動されるように駆動部38が制御されている。搬送ローラ64の周速は、支持台4の移動速度よりも10%程速く設定されている。従って、積層体3の紙葉類1は、フィードローラ9に向けて繰り上げられてフィードローラ9の吸引部11に接触して搬送される。
図4は、図1に示した分離取出装置の変形例を示している。図4においても、図1に示したと同一符号を付した箇所は同一箇所を示すものとしてその説明を省略する。
図1に示した分離取出装置では、支持台4は、前面ガイド5に対して直交する積層体3を載置する載置面を有しているが、図4に示した分離取出装置では、支持台41は、図5に示すようにガイド搬送部5に対して鋭角(90°より小さい角)をなすような載置面を有している。載置面が傾斜されている支持台41は、図4に示すように支持台41は、紙葉類取出方向Wと取出方向Wと直角を成す方向に傾斜を設けた載置面を有している。具体的には、積層体3がセットされた時に重力を利用して取出方向(搬送方向)W及びそれと直交する方向に向けて整位の為の力が働き、前面ガイド5に前のめり状態で紙葉類1、2が接触するように載置面が傾斜されている。取出方向Wへの載置面の傾斜によって、積層体3がずれて取出方向前面ガイド5に整位される。さらには、振動子10と接触した際には、ホーン14と積層体3の上面にある最上面の紙葉類2とのなす角度が直角ではなく(振動子が取出方向とは逆に倒れるように)斜めに接触するため、取出方向Wに分力が生じ、より、取出方向の前面ガイド5に整位しやすくなる。なお、図4に示すように、図2を参照して説明したと同様に、最上面紙葉類2の高さは、前面ガイドの上端よりも下方に配置され、分離部に多数の紙葉類1が進入し、取出不良になることは防止される。
通常、異券種混合の分離取出装置などでは、取出し方向と直角を成す方向であり支持台4の傾斜が高い方の積層体3の側面側から紙葉類1,2としての券を補充している。即ち、装置筐体に扉が設けられ、この扉が開かれた際に支持台4上に紙葉類1,2の取り出し方向に対して略直交する方向から紙葉類1,2が補充される。図4に示されるこの補充の方向に沿って支持体4は、その高さが低くなるように傾けられている。従って、扉を開いて紙葉類1,2を補充する際には、扉を開くと、支持台4の高い側が表れ、その支持台4の高い側からから低い側に沿って紙葉類1、2を滑り込ませることとなり、スムーズな紙葉類の補充が可能となる。また、図4に示す装置においては、取出方向Wと直角を成す方向に傾斜を設けることで、補充時に積層体3が補充する方向へと崩れることが少なくなる効果もある。
支持台が取出方向Wに向けてその高さが低くなるととともに紙葉類1,2の補充の方向に沿って支持体4は、その高さが低くなるように傾けられるように斜めに支持体の面が傾斜されても良いことは明らかである。
また、特に支持台4に傾斜された載置面を設けなくとも、図6に示すように装置に予め高さ調整機構48―1〜48−4が装置筐体50の底面の4隅に設けて、装置全体を傾斜させても良い。置装置筐体50が傾斜して配置されることによって図7に示した支持台41と同様に支持体4においてもその載置面をガイド5に向けて傾斜させることが出来る。
以上のように、積層体間の摩擦低減効果を効率的に与え、十分な捌き効果が得られる分離取出装置を実現することができる。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
本発明の実施の形態に係る分離取出装置の構成を示す概略図である。 図1に示されたフィードローラの構造を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態に係る分離取出装置の構成を示す概略図である。 図1に示された分離取出装置の変形例を示す概略図である。 図4に示される支持台を概略的に示す斜視図である。 本発明の更に他の実施の形態に係る分離取出装置の構成を示す概略図である。
符号の説明
1...紙葉類、2...積層体最上面の紙葉類、3...積層体、4...支持台、41...傾斜角を有する支持台、5...取出方向ガイド搬送部、6...エア吹付け機構、9...フィードローラ、10...振動体、11...吸引部、11A...負圧室(吸引チャンバー)、12...高さ検知手段、13...分離部、14...超音波ホーン、15...定圧押付用バネ、16...間隔、17...隙間、Vo...振動方向、W...取出方向、28...駆動機構、30...回転駆動部、32...吸引機構、38...駆動部、50...駆動ローラ、52...遊動ローラ、54...ベルト、62...回転軸

Claims (9)

  1. 複数の紙葉類が積層された積層体を支持する支持台と、
    前記積層体上で最上面に配置される紙葉類の位置を検知するセンサと、
    このセンサからの信号に基づいて前記支持台を駆動する駆動機構と、
    前記最上面の紙葉類に接触する接触端を有し、前記積層体に高周波振動を与える加振部と、
    前記加振部及び前記積層体間に押し付け力を与える押し付け機構と、
    前記積層体から前記最上面の紙葉類を取り出し、搬送する紙葉類の取り出し機構と、
    前記積層体の取り出し方向前端に接触して前記紙葉類の取り出し方向前端部を前記取り出し機構に向けて跳ね上げるガイド搬送部と、
    前記積層体から重なって取り出された紙葉類を分離する分離部であって、前記取り出し機構によって搬送される前記紙葉類の搬送路を前記取り出し機構との間に定める分離部と、
    を具備することを特徴とする分離取出装置。
  2. 前記ガイド搬送部は、前記積層体が接触される整位面を有し、前記紙葉類を整位するガイド機能を有する請求項1記載の分離取出装置。
  3. 前記紙葉類の取出し機構は、負圧による吸引部を有した回転ローラで構成されることを特徴とする請求項1の分離取出装置。
  4. 前記ガイド搬送部は、駆動ローラ、遊動ローラ及び駆動ローラと遊動ローラとの間に張架された搬送ベルトとにより構成され、前記搬送ベルトが前記積層体の前端に接触されることを特徴とする請求項1の分離取出装置。
  5. 前記ガイド搬送部は、回転される駆動ローラから構成され、前記駆動ローラが前記積層体の前端に接触されることを特徴とする請求項1の分離取出装置。
  6. ガイド搬送部は、前記積層体の前端に接触し、前記紙葉類の前端部を跳ね上げながら移動する接触面を有し、当該接触面の周速は、前記駆動機構が前記支持台を移動する移動速度より大きく設定されることを特徴とする請求項1の分離取出装置。
  7. 前記積層体の側面にエアを吹き込むエア吹き出し部を更に具備し、前記エア吹き出し部は、前記紙葉類の取り出し方向に対して略直交する方向に沿って前記エアを吹き出し、前記紙葉類の取り出し方向における前記積層体の端部に吹き付けることを特徴とする請求項1記載の分離取出装置。
  8. 前記支持台は、前記積層体の紙葉類に前記搬送方向に沿って高さが低くなるような傾斜を与える支持面を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の分離取出装置。
  9. 前記支持台は、前記紙葉類を前記支持体上に補充方向に沿って高さが低くなるような傾斜を与える支持面を有すること特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の分離取出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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