JPS59223634A - 物品の供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品を供給するための簡便な装置に関し、ここ
でいう物品とは紙、プラスチックフィルム、同シート、
板状体等より作成された用紙類、ハガキ、カード等の単
葉体、或は封筒、袋等の袋状体、その他これらの類似品
等を言う。

従来、斯る物品を１枚毎に取り出す場合、吸引ドラムや
吸引パッダー等により供給装置から取り出すのが一般で
あり、この供給装置としてぼ、装置の底部や側部かも物
品を取り出すべく一度に沢山積み重ねたり、横向きもし
くは傾斜して並べておくもの、及び゛装置の上部から取
り出すべく、略垂直に積み重ねておくもの等が散見され
た。しかし乍ら、前者では後続の物品の重量が影響した
り、進行のための抑圧等が影響するため。

最先端の一枚を取り出すのに相当の力を要する他に後続
の物品の量、物品の送り装置、制御の方法等により最先
端の一枚にかかる抑圧が変化し、取り出しに要する力も
変化するため、取出しミスや二枚取りが生ずることもあ
り検討をせまられていた。一方後者は最上部の高さを常
に一定にしておかねばならず、高さ調節の制御が複雑と
なり、新たな物品を補給する場合、一旦作動を停止させ
、改めて高さ調節を行なって再起動を行なうため、作業
が繁雑になる欠点を有していた。

このような現状に鑑み、本発明者らは種々検討した結果
、簡単な装置で、しかも物品を沢山積み重ねたり、並べ
たりしておくことができ、しかも例えば吸引ドラムや吸
引パッダー等により、容易に物品を一枚ずつ取り出すこ
とが可能な供給装置を見出したもので、特に最先端の取
出し部にある物品にかかる後続物品の重力、進行による
抑圧が小さく、安定していて、取出しミスや二枚取りの
生じにくい物品の供給を可能にした供給装置を提供せん
とするものである。即ちその特徴とするところは、積極
送り部と傾斜を有する滑落部と堆積保有部と前記堆積保
有部における物品の堆積保有量を略一定にするための検
知部材とからなることを特徴とする物品の供給装置を提
供せんとする点にあり、更にその特徴とするところは必
要に応し前記装置における積極送り部の終端部付近にお
いて、物品の進行を阻止すべく阻止部材或は進行を抑制
する抑制部材を設けてなる点にあり、斯る阻止部材或は
抑制部材により積極送り部終端部の物品と堆積保有部の
物品の間に、滑落中に１時的に滑落部に存在する物品を
除いて、絶えず間隙が生ずることになり、該間隙部のた
めに、堆積保有部の物品量は略一定に保つことができる
ので、取出しミスや２枚取りの生じないものとなる。

次に本発明の実施例を述べつつ、本発明の構成を詳述す
る。

第１図は取り出し装置の１例であり、吸引ドラム（３）
を示したもので、斯るドラムは中央部中空シャフト（１
）の軸直角方向に通気孔（１１）があり、図示路の吸引
装置によって吸引ドラム（３）内の空気を吸引する。吸
引ドラム（３）はベアリング（２）を介して中空シャツ
）　（１）に軸架され、別途駆動装置により回動される
。吸引ドラム（３）には通気孔（１３）が付設され、こ
の通気孔（１３）からの吸引力により、物品（例えば「
封筒」以下本例では「封筒」と記す）を吸着して、以下
に示す供給装置から一枚ずつ取り出し、吸引ドラム（３
）の回動により次工程へと連続して一枚単位で送ること
になる。

第２図、第３図、第４図は前記吸引ドラム（３）と供給
装置とが連結した構成を示す図面であり、積極送り部（
ｃ）は、検知部材（ｌＯ）の指令があった時のみ回動す
るプーリー（５）（５）と、プーリー（５）（５）に掛
けられたエンドレスのコンベアベルト（６）とを有する
ものである。堆積保有部（Ｂ）はフレーム（図示路）４
ζ固定されたホルダー（７）を例示してあり、封筒（４
）が２枚吸引取り出しされないように吸引ドラム（３）
との間でスリット（２２）を形成し、微調節を可能なら
しめたストッパー（８）もフレームにイτｊ設されてい
る。また封筒（４）がコンベア最先端で倒れ込まないよ
うに保持すると共に、封筒（４）ｌ縁が直行しないよう
に阻止する弾性体からなる阻止部材（９）と、ホルダー
（７）に堆積保有されている封筒（４）の量を感知し、
常に略一定量としておくための感知部材（本例では光電
管（ｌＯ））とが設けられている。この際、ホルダー（
７）は光電管（１０）位置以後は堆積保有部（Ｂ）であ
り、光電管（１０）以前ではシュータ−（１２）であっ
て、滑落部（Ａ）を構成しており、斯るホルダー（７）
とシュータ−（１２）は別々でよいことは勿論であるが
、本例では一体化した構成である。

いま、ホルダー（７）に堆積保有されている封筒（４）
が最先端より吸引ドラム（３）で取り出され、堆積保有
量が減ってくると光電管（ｉｏ）が検知してフ′−リー
（５）（５）を回動せしめ、コンベアベルト（６）を移
動せしめる。この際、封筒（４）も矢印方向へ移動する
が、コンベアベルト（６）の終端には阻止部材（９）が
配設され、封筒（４）の上縁（側縁でもよい）は斯る阻
止部材（９）と係合して進行が阻止されるため、下部の
みが進行し、コンベアベルト（６）からシュータ−（１
２）に滑落して行くのである。この時、阻止部材（９）
により進行を阻止された封筒の上縁も封筒（４）が傾斜
したシュータ−に添って滑落することにより、斜め下方
に移動し、阻止部材との係合が解除されて第３図に示す
如く滑落を起しながらホルダー（７）に送られることに
なる。この際、シュータ−（１２）を用いずに第４図に
示す如くプーリー（５）の円軌道に沿って、封筒の下部
が、コンベアベルト（６）の進行と共に滑落して行くよ
うにしてもよく、こうした場合はシュータ−（１２）は
不要で、封筒（４）は直接ホルダー（７）に堆積保有さ
れ、この例ではプーリー（５）とコンベアベルト（６）
が積極送り部（Ｃ）と共に本発明の滑落部（Ａ）をも構
成するものである・コンベアベルト（６）の進行は前記
の通り光電管（１０）の光軸を封筒が遮るまで続くが、
電気回路にタイマーを入れ、一定時間以上遮らないと光
電管（１０）が検知しないようになっており、従って封
筒（４）の１枚毎の通過ではプーリー（５）（５）は停
止しない。ホルダー（７）の傾斜角は任意でよく、水平
でもよいし、またその先端に鍵状のスト・ン、り−（１
４〕が有っても無くてもよいが、無い場合は封筒（４）
が滑り落ちないように、例えば吸引ドラムを大きなもの
にするとか、その他の対策を構じる必要がある。シュー
タ−（１２）は垂直でもよいし、その角度は任意でよい
。この際、光電管（１０）は堆積保有部の保有量を適正
な量にするに必要な位置に設けられており、保有量は光
電管の位置より増えないようになっているため、阻止部
材（θ）に阻止された封筒（４）とホルダー（７）に略
一定に保有ｙれた封筒（４）との間には、滑落中に一時
的に滑落部に存在する封筒を除いて絶えず間隙が生ずる
ことになる。このため後続封筒の押圧、重力等が堆積保
有部に存在する封筒に影響を与えないことになり、取り
出し部での取り出しミスが生じにくいものとなる。

以上は本発明の実施例であって、本発明は斯る実施例に
制限を受けるものでないことは勿論である。

本発明における積極送り部（ｃ）とは前記したコンベア
の他に後押しする方法によるもよく、特に制限はない。

また、傾斜を有する滑落部（Ａ）とは前記したシュータ
−を用いるも、前記したプーリーとコンベアーの作用に
よるもよく、その他適宜に可能で特に制限はない。検知
部材も光電管の他適当なセンサーが使用出来、特に制限
はない。

堆積保有部（Ｂ）も前記ホルダー等が使用でき特に制限
はない。また滑落部と堆積保有部が一体となった構成で
もよく、積極送り部と滑落部が一体となった構成でもよ
いし、これらは必要に応じ適６宜に使用されればよいが
、勿論滑落部と堆積保有部は別々に設けてもよく、特に
制限はない。

阻止部材は積極送り部の終端部付近に設けられるのが好
ましい例であり、これは弾性体でも剛体でもよく、その
他適宜のものが使用でき特に制限はない。

また物品の進行を抑制する抑制部材とはプーリー（５）
（５）と共動する回転ローラーを阻止部材と同様の位置
に設けてもよく、その他適宜のものが使用でき、前記阻
止部材と略同様の作用をするものであることが望ましい
が、これらは特に制限はない。本発明における物品につ
いては初めに定義したが、斯る物品は、この定義に制限
を受けるものでなく、適宜の被供給物を旨うものである
。

次に比較例として従前の供給装置を１．２例示する。第
５図に示すはシュータ−（１５）を設け、物品を傾斜し
たシュータ−（１５）に載せる例であるが下方の物品が
次々と吸引ドラム（３）により取り出されてなくなれば
、重力による滑りにより、絶えずシュータ−末端の取り
出し部に物品が送り込まれる。この装置は物品の重量が
取り出し部にかかり、また載せである物品の量により、
その重量が変化するため、取出し状態が不安定となり取
出しミスや２枚取りが多発することになる。第６図に示
すはコンベアベル）　（１Ｂ）上に多数の物品を横に並
べて載せて、おき、最先端部分の物品がなくなってくる
と、検知部材（１８）が作動し、図示略の駆動装置によ
りターリ−（１？）　（１７）を回動せしめ、コンベア
ベルト（ｌｆｌ）を矢印方向へ移動せしめて、物品を検
知部材（１８）がＯＦＦになるまで送り続ける。このよ
うにして、コンベアベルト末端の取出し部には常に物品
を待期せしめるのであるが、この装置はコンベア末端部
の物−品が吸引ドラム（３）により若干減っても、すぐ
に検知部材（１８）がｏｎＬない場合が多く、一方コン
ベアが少し動き過ぎると吸引ドラム（３）への押圧が強
くなり過ぎ、物品の取出しに要する力が不安定となって
実際の取出し状態が不安定となるのである。

以上例示した従前の装置に対し、本発明のものは堆積保
有部最先端の取出し位置にある物品にがかる重力、或は
物品の進行時に発生する押圧や重力が滑落＾でいったん
分断されるため極めて小さくなり、物品取出し時の安定
供給が可能となる。

そして物品取出し時に要する力も小さくなり、取出し状
態も安定しているため取出しミス、２枚取り等が極めて
少なくなる等の効果を奏するものである。更に物品の補
給も積極送り部の入日部に適宜に追加補給するだけで可
能となり、装置を停止する必要もなく、繁雑な作用もい
っさい不要となる等その効果は格別顕著なものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は吸引ドラムの断面図であり、第２図、第３図は
本発明の供給装置の１例を示す側面図であり、゛第４図
は他の実施例の要部を示す側面図であり、第５図、第６
図はｌ、２の比較例を示す側面図である。 （Ａ）　−−−一傾斜を有する滑落部 （Ｂ）　−−−一堆積保有部 （Ｇ）　−−−一積極送り部 （３）−−−一吸引ドラム　　（４）　−−−一物品（
５）　（５）−−−−プーリー　　（８）−−−−コン
ベアベルト（７）　−−−−ホルダー　　　（８）−−
−−ストッパー（１２）−−−−シュー−ター 特許出願人　グンゼ株式会社 第Ｊ図 晃２（招 第３１謁 埠４１困 算肱囮

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）積極送り部と傾斜を有する滑落部と堆積保有部と
   前記堆積保有部における物品の堆積保有量を略一定にす
   るための検知部材とからなることを特徴とする物品の供
   給装置。
2. （２）積極送り部の終端部刺通において、物品の進行を
   阻止すべく阻止部材もしくは物品の進行を抑制すべく抑
   制部材を設けてなる特許請求の範囲第１項記載の物品の
   供給装置。