JP3945258B2 - ケーサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明はケーサに係り、特に、シート状部材の上に物品を載せ、このシート部材を順次折り込みながら物品を包み込んでケース(箱体)を形成するラップラウンド方式のケーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
段ボールシート等の紙製のシートから箱体を成形しながら、物品を包み込むようにして包装するラップラウンド方式のケーサはすでに知られている(特開2001−48117、特開2001−48123)。
【0003】
前記各公報に記載されたラップラウンド方式のケーサの構成について簡単に説明すると、シート状の部材(以下シートと呼ぶ)をマガジンから一枚ずつ取り出し、シート搬送コンベヤによって充填部に供給する。前記シート搬送コンベヤと直交して、物品を載せるプレートが配置されている。このプレートの下流端と前記充填部との間を往復動可能なモービルプレートが設けられており、フライトバーに押された物品がこのモービルプレートを介して前記充填部のシート上に受け渡される。前記フライトバーは、シート上に物品を充填しつつ上方へ移動した後、元の位置に戻るようになっている。
【0004】
充填部の下流側には、充填部で物品が充填されたシートの下面側に挿入され、このシートを下方から保持して搬送レールに引き渡すドラッグプレートが往復動自在に設けられており、このドラッグプレートによって物品が充填されたシートを下流側に搬送するようになっている。
【0005】
前記ラップラウンド方式のケーサでは、プレート上をフライトバーに押されて物品が移送され、モービルプレート上に移される。モービルプレート上に移載された物品は、フライトバーに押されつつモービルプレートとともに充填部に到達し、その後、フライトバーで物品を押した状態のままモービルプレートを後退させる。モービルプレートを後退させた後、ドラッグプレートを前進させることによりシートと物品を移動させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成に係るラップラウンド方式のケーサでは、プレート上の物品がフライトバーに押されてモービルプレート上に移されるが、乗り移る際に物品の姿勢が不安定になり倒れてしまうおそれがあった。
【0007】
また、物品がフライトバーに押されて充填部のシート上に載せられた後、その物品をフライトバーで押さえつつモービルプレートを後退させるが、フライトバーは、物品を押圧しつつ上方へ待避するようになっているので、物品は上部を押された状態で底面が引かれることになり、シートの前面の立ち上がり部分を押して前傾姿勢となって、最後列の物品が倒れてしまうおそれがあった。これを防ぐためにモービルプレートをゆっくり後退させると、処理能力の低下につながるという問題がある。
【0008】
さらに、モービルプレートが後退した後、ドラッグプレートが前進を開始して、シートおよび物品を移動させるが、一旦静止した状態になった後移動を開始するため、慣性により物品がふらついて倒れてしまうおそれがあった。このような状態を避けるためドラッグプレートをゆっくり前進させると、前記と同様に処理能力が低下するという問題が発生する。
【0009】
また、充填部に供給したシート上に、シートの供給方向と直交する方向から物品を充填し、そのままシートと物品を同一高さで下流側に送り出すようになっているので、シートが充填部から完全に抜け出すまでは、次のシートの供給動作を開始することができないという問題があった。
【0010】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、処理能力を低下させることなく、物品を安定した姿勢でシート上に載置することができるケーサを提供することを目的とするものである。
【0011】
また、シートの供給動作を早めることにより、処理能力を向上させることができるケーサを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るケーサは、折り込んで箱体として形成されるシート部材を、直立状態の前面側パネルを基準位置に位置させて物品載置位置に供給するシート供給手段と、物品を押圧して前進させシート部材上に載置する物品載置手段と、物品が載置されたシート部材を前記物品載置位置の下流側となる封緘工程に送る移動手段とを備えており、特に、前記移動手段は、物品が載置されたシート部材を支持する支持部材と、物品およびシート部材を受け取った支持部材を、この受け取り位置から前進させつつ下降させ、再度受け取り位置へ循環移動させる駆動手段とを備え、前記物品載置手段は、押圧した物品でシート部材の前面側パネルを押圧し、物品とともにシート部材を前進させて物品載置位置から支持部材上に載置させ、支持部材の移動によって物品が載置されたシート部材を物品載置位置よりも下方の封緘工程に送り、支持部材が物品載置位置よりも下降することで、基準位置よりも後方にシート部材の後端が残っていても次のシート部材の供給が可能なことを特徴とするものである。
【0013】
この発明に係るケーサでは、物品およびシート部材を受け取った支持部材を、前進させつつ下降させるようにしているので、シート部材が物品載置位置から完全に抜け出す前に、次のシート部材を供給することができ、処理能力を向上させることができる。
【0014】
また、請求項2に記載の発明に係るケーサは、前記駆動手段が水平な軸線を中心に回転する回転体を備え、この回転体に円周方向等間隔で複数の支持部材が設けられており、回転体の回転運動による支持部材の循環経路の頂上位置で、物品およびシート部材を受け取ることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るケーサの平面図、図2はその側面図である。このケーサは、紙等の素材からなるシート部材2上に容器等の物品4を載せ、これらシート部材2と物品4を搬送する間に、シート部材2の各壁面およびフラップ等を順次折り込んで箱体を形成することにより、前記物品4を包装し、封緘するラップラウンド方式のケーサである。
【0016】
この実施の形態のケーサは、前記シート部材2を供給するシート部材供給コンベヤ(シート供給手段)6と、物品4を搬送する経路8とが直交して配置されており、この交差部Aがシート部材2に物品を載せる物品載置位置になっている。シート部材供給コンベヤ6によってこの物品載置位置Aに供給されたシート部材2上に、所定数集積された物品4が、物品載置手段10のフライトバー10aによって後方から押されて載せられる。その後、物品4が載置されたシート部材2は、後に説明する移動手段によって、下流側(図1および図2の左側)の封緘工程に送られ、シート部材2の各部(成形された箱体の各壁面を構成するパネルおよび箱体を封緘する各フラップ等)が順次折り込まれて封緘される。
【0017】
シート部材2は、箱体に成形された際に前後左右および上下の壁面を構成する各パネルと、箱体を封緘する際の接続部となるフラップが所定の位置関係で連続したシート状をしており、これらシート部材2が多数枚重ねられた状態でマガジン(図示せず)に保持されている。
【0018】
マガジンに保持されているシート部材2は、図3に示すような、吸盤12aを備えた取り出し手段12によって一枚ずつ取り出され、折り曲げガイド14に沿って引き下げられることにより、箱体の底面を構成するパネル2a(図1参照)と前方(図1および図2の左側を前、右側を後と呼ぶことにする)の壁面を構成するパネル2bとの間が折り曲げられた状態で、シート部材供給コンベヤ6上に降ろされる。なお、シート部材2の取り出し手段12は、前記のような吸盤12aを備えた構成に限定されるものでないことはいうまでもない。
【0019】
シート部材供給コンベヤ6は、シート部材2を下面側から支える底ガイド6aと、シート部材2の折り曲げられて直立している前面側のパネル2bを案内する前面ガイド6bおよび後部側を支持する後部ガイド6cを備えており、シート部材2はこれら各ガイド6a、6b、6cに支持され、二本の押し込みベルト6dによって図1の上方から下方に向かって押されて前記物品載置位置Aに供給される。図2中に符号Bで示す位置が、シート部材2の直立した状態の前面側パネル2bが導入される押込み基準位置である。
【0020】
物品4を搬送する経路8には、所定個数にグルーピングされた物品4(この実施の形態では6列に各4個ずつの24個のグループになって搬送される)の底面を支持する支持プレート16と、各列の物品4間を仕切る仕切板18および両側のガイド20と、前記支持プレート16上に載っている各グループの物品4の後方から、その下部を押圧して前進させるフライトバー10aを備えた物品載置手段10とが設けられている。
【0021】
フライトバー10aは、複数のスプロケット10bに掛け回された両側のチェーン10c間に所定の間隔で取り付けられた水平のバーであり、下方を進行するときに前記各グループの物品4を押圧して前記物品載置位置Aに送り込んで、シート部材2上に載せ、その後、これらシート部材2および物品4を完全に押し出した後、次のフライトバー10aによって搬送されている後続の物品4に干渉しないように上方を通って後退するようになっている。支持プレート16は、前記シート部材2の押込み基準位置Bのやや手前まで延びており、フライトバー10aは、この支持プレート16の先端位置よりも僅かに前方まで物品4を押し出せるようになっている。
【0022】
前記シート部材供給コンベヤ6によって物品載置位置Aに供給されたシート部材2は、前述のように前面側のパネル2bおよびその先端に連続する天面パネル2cが押込み基準位置Bに直立し、底面パネル2aおよび後方側の壁面を構成するパネル2dは、前記支持プレート16の下方に位置するようになっている。この底面パネル2aおよび後面側のパネル2dを支持するために、支持プレート16の下方に支持バー17が設けられている。
【0023】
前記物品載置位置Aの下方には、シート部材供給コンベヤ6によって供給されたシート部材2と、前記物品載置手段10のフライトバー10aによって押圧されてシート部材2上に載せられた物品4を受け取って、この物品載置位置Aから下流側の封緘工程へ送り出す移動手段22が設けられている。この移動手段22は、水平な軸24を中心に回転する円板状の回転体26と、この回転体26の外周寄りに円周方向等間隔で取付けられ、水平な状態で回転移動する複数(この実施の形態では3個)のテーブルプレート28(支持部材)とを備えている。テーブルプレート28は、後に説明する下流側の固定プレート30(図5参照)への受け渡しのために、複数のプレート部材28aに分割されている。なお、水平な軸とは、実際の回転する軸(シャフト)を意味するだけでなく、回転運動の中心である軸線が水平であることも含んでいる。
【0024】
回転体26は、直立したフレーム32に取り付けられた水平な軸24に、筒体34を介して回転可能に支持されており(図4参照)、その外周部寄りに、円周方向等間隔で3本の水平なロッド36が回転可能に支持されている。これら各水平ロッド36にそれぞれ前記テーブルプレート28が固定されている。テーブルプレート28の前端には、直立したストッパ部28bが設けられており、フライトバー10aに押されて物品4がシート部材2上に載置されつつ、このテーブルプレート28上に受け渡される際に、シート部材2の直立している前面側のパネル2bに当接して支持するようになっている。
【0025】
円板状の回転体26の外周にはギア26aが形成され、図示しない駆動源によって回転駆動される駆動ギア38に噛み合っている。この駆動ギア38は、図示しないモータ(駆動源)によって回転駆動される駆動軸40(図5参照)の回転を、ベルト42を介して伝達されるようになっており、この駆動ギア38の回転によって回転体26が回転する。
【0026】
図4および図6に示すように、前記テーブルプレート28が固定されている水平ロッド36の、回転体26側の端部に遊星ギア44が固定されており、これら各遊星ギア44が、回転体26に回転可能に支持されている中間の遊星ギア46を介して、前記回転体26の中心の水平軸24に設けられたサンギア48に噛み合っている。従って、回転体26が回転すると、サンギア48に中間遊星ギア46を介して噛み合っている外周側の遊星ギア44が、回転体26に対して回転することにより、前記水平ロッド36に固定されているテーブルプレート28が水平な状態を保ったまま回転移動する。なお、この実施の形態では、回転体26に設けられたテーブルプレート28の回転を本機の運転に同期させているが、必ずしも本機と同期させる必要はなく、間欠的に移動、停止させあるいは、サーボモータを用いて加減速させるようにしても良い。
【0027】
回転体26の回転によって水平状態を保ったまま回転移動するテーブルプレート28の、移動経路中の最も高い位置C(図2中に符号28Aで示すテーブルプレートの位置)が、前記物品載置位置Aから移動されつつ物品4が載せられたシート部材2を受け取る受け取り位置になっている。この回転体26は図2の反時計回り方向(矢印R方向)に回転するようになっており、前記受け取り位置C(テーブルプレート28の回転移動経路の頂上位置)から一定角度回転して前進および下降した位置(図2中のD位置)が、下流側の封緘工程に至る搬送経路に設けられている固定テーブル30への引き渡し位置になっている。この引き渡し位置Dで、シート部材2およびシート部材2上に載置された物品4が、前記テーブルプレート28から固定テーブル30に引き渡される。
【0028】
前記シート部材2が導入される基準位置Bのやや前方に、物品載置位置Aからテーブルプレート28上にシート部材2および物品4が移動する際に、成形された箱体の天面を構成するパネルに2c(図2参照)に干渉して、このパネル2cを折り曲げる天面折りガイド49が設けられている。また、前記受け取り位置Cの両側には、前面側のパネル2bの左右のフラップを折り込むフラップガイド51およびこれに続くガイドレール53が設けられている。このガイドレール53は、後に説明する後面側フラップ折り込み用のフラップガイド67によって折り込まれたフラップを挟み込んで保持するように湾曲している。
【0029】
なお、この実施の形態では、テーブルプレート28が、回転体26の回転に伴って常に水平状態を保って回転移動するようになっているが、常に水平である必要はなく、少なくとも前記受け取り位置C(テーブルプレート28の頂上位置28A)から引き渡し位置Dまでの間は水平を維持するようにしてあればよい。また、テーブルプレート28が水平を維持するための機構は、前記遊星ギア機構44、46、48に限らず、カム、リンク等を使用するようにしても良い。
【0030】
移動手段22の下流側に設けられた固定テーブル30は、図5に示すように、櫛歯状になっており、前記テーブルプレート28の各プレート部材28aがこの櫛歯の間を通過できるようになっている。また、固定テーブル30の櫛歯は、一部(図5中に符号Sで示す部分)が切断されており、前記テーブルプレート28が取り付けられている水平ロッド36が通り抜けられるようになっている。そして、回転体26の回転によって回転移動するテーブルプレート28が、櫛歯状の固定テーブル30間を上方から下方に通り抜けることにより、テーブルプレート28上に支持されているシート部材2および物品4が固定プレート30に引き渡される。
【0031】
櫛歯状の固定テーブル30の下方には、封緘装置コンベヤ50が設けられている(図2参照)。この封緘装置コンベヤ50は、複数のスプロケット50a間に掛け回されたチェーン50bに所定の間隔でケース把持バケット52が設けられている。ケース把持バケット52は、前後一組の係合爪52a、52bからなっており、これら前後の係合爪52a、52b間に、前面側のパネル2bおよび後面側のパネル2d(図1および図2参照)が上方へ折り曲げられたシート部材2と、このシート部材2内に収容されている物品4を把持して搬送する。
【0032】
前記物品載置位置Aの下方には、シート部材供給コンベヤ6によって供給されたシート部材2が、物品4とともにテーブルプレート28に引き渡される際に、物品4の重みで垂れ下がることを防止するシート部材支えプレート54が設けられている。このシート部材支えプレート54は、テーブルプレート28が回転移動経路の頂上位置に到達する前に、シート部材2が押し出されて垂れ下がることを防止する。従って、支えプレート54は、シート部材2がシート部材供給コンベヤ6によって供給される際は後退しており、シート部材2が物品4に押されて前進するとともに上昇前進しシート部材2を下方から支持する。なお、この支えプレート54も、テーブルプレート28と干渉しないように前端が櫛歯状になっている(図5参照)。
【0033】
シート部材支えプレート54は、二本の平行な水平軸56、57の両側に、揺動可能に取り付けられたそれぞれ二枚の取付けプレート58、59の揺動端(上端)に連結されており、これら両側の各二枚の取付けプレート58、59が平行な状態のまま揺動することにより、シート部材支えプレート54が水平な状態を維持したまま進退動できるようになっている。支えプレート54が前進したときには、頂上位置(受け取り位置C)に到達したテーブルプレート28(28A)の上面(シート部材2を支持する面)とほぼ同一の高さになり(図2中に実線で示す位置)、後退したときには、前記位置よりもやや低い位置に下降する(同図に想像線で示す位置)。
【0034】
前記シート部材支えプレート54が連結されている二枚の平行な取付けプレート58、59の一方59に、短いレバー60が固定されて一体的に揺動する。この短いレバー60の先端にカムフォロア62が取付けられ、前記回転体26を回転させるモータの駆動軸40に固定された第1円板状カム64のカム面に係合している。この第1円板状カム64の回転によって前記短いレバー60が揺動し、両側の取付けプレート58、59がこの短いレバー60と一体的に揺動して、前記支えプレート54が進退動する。
【0035】
さらに、物品4が載置されたシート部材2を回転体26に設けられたテーブルプレート28から櫛歯状の固定テーブル30に引き渡す際に、物品4を後方から押圧して前方に押し出すケースプッシャ66が設けられている。このケースプッシャ66は、図2に示すように、下端部がベース68上に揺動可能に支持された長いレバー70の上端(揺動端)に、エアシリンダ72および取付けブロック74を介して連結されており、前記長いレバー70の揺動によって進退動する。長いレバー70の側面にはカムフォロア76が取り付けられており、前記回転体26を回転させるモータの駆動軸40に固定された第2の円板状カム80のカム面に係合している。この第2円板状カム80の回転によって前記長いレバー70が揺動し、エアシリンダ72を介してケースプッシャ66が進退動する。
【0036】
ケースプッシャ66は、前進を開始してシート部材2の後方の壁面を構成するパネル2dを押して折り曲げ、完全に直立状態まで折り曲げた後シート部材2および物品4全体を押圧する。このケースプッシャ66の両側には、シート部材2の後面側のパネル2dの両側に接続されているフラップを前方側へ向けて折り込むフラップガイド67が取り付けられている。ケースプッシャ66が前進して後面側のパネル2dを折り曲げる際に、これら両側のフラップガイド67が、後面側のパネル2dの両側フラップを前方に向けて折り込む。そして、このフラップガイド67に折り込まれたフラップが、前記湾曲しているガイドレール53に挟み込まれるようになっている。
【0037】
ケースプッシャ66が取り付けられている取付けブロック74の下方にはガイドレール82が設けられており、ケースプッシャ66はこのガイドレール82に案内されて進退動する。ガイドレール82は前端部が固定側に取付けられ、後部が上下に揺動できるようになっており、前記エアシリンダ72の作動によって長いレバー70とケースプッシャ66との連結長さを変えることによりケースプッシャ66の移動経路を変更することができる。ケースプッシャ66が後退位置から前進するときには、エアシリンダ72のロッド72aを収縮させておくことにより、ケースプッシャ66をほぼ水平な経路で移動させ、前進位置から後退するときには、エアシリンダ72のロッド72aを伸張させることにより、ケースプッシャ66を図2に示す高さから次第に下降させつつ後退させる。これにより、次に来るテーブルプレート28との干渉を防止している。
【0038】
前記構成に係るラップラウンド方式のケーサの作動について、前記図1〜図6および作動過程を示す図7〜図10により説明する。マガジン(図示せず)に保持されているシート部材2は、取り出し手段12の吸盤12aによって吸着されて一枚ずつ取り出される。取り出されたシート部材2は、下降する過程で折り曲げガイド14に押し付けられて、底面を構成するパネル2aと前方側の壁面を構成するパネル2bとの間が折り曲げられ、前面側のパネル2bが前面ガイド6bによって支持されて直立した状態になる。
【0039】
シート部材2は前述のように直角に折り曲げられた状態で、前後および底面をそれぞれガイド6a、6b、6cに支持され、二本の押込みベルト6dによって押されて物品載置位置Aに向かって供給される。一方、物品4は、支持プレート16上をフライトバー10aによって後方から押されて前進し、前記物品載置位置Aに向かって移動する(図7参照)。この時点では、シート部材2は物品載置位置Aに到達していない(図7中に符号2Bで示すシート部材参照)。
【0040】
シート部材2が物品載置位置Aに供給されるとともに、一グループの物品4の先頭が支持プレート16の先端部に到達する(図8参照)。物品載置位置Aに供給されたシート部材2は、その前面側のパネル2bおよび天面パネル2cが、押込み基準位置Bに直立した状態で位置するとともに、底面を構成するパネル2aおよび後面側のパネル2dは、支持プレート16の下方に位置しており、このシート部材2の後端側は支持バー17によって支持されている。従って、物品4はまだシート部材2上に載せられていない。
【0041】
前記状態からフライトバー10aがさらに前進して物品4を押圧する。先頭の物品4の前面が、シート部材2の直立している前面側のパネル2bを押圧して、シート部材2が物品4とともに前進を開始する。支持プレート16の先端を物品4が通過するとともにこの物品4はシート部材2上に載せられる。この時には、テーブルプレート28は、シート部材2を受け取る位置にまだ到達していないので、支えプレート54が前進してシート部材2を支える(図9参照)。
【0042】
シート部材供給コンベヤ6によってシート部材2が導入される基準位置Bのやや前方には、天面折りガイド49が設けられており(図2参照)、シート部材2および物品4が物品載置位置Aからフライトバー28に押されて前進する際に、直立している前面側のパネル2bの上方に接続されている天面用のパネル2cが押圧されて折り曲げられる。また、シート部材2が受け渡し位置Cに移動する際に、受け渡し位置Cの両側に設けられているフラップガイド51によって、前面側のパネル2bの両側に接続されているフラップが後方へ向けて折り曲げられる。なお、図7ないし図10では、天面折りガイド49およびこのガイド49によって天面のパネル2cが折り曲げられる状態、フラップガイド51およびこのフラップガイド51によって前面側のパネル2bの両側フラップが折り曲げられる状態の図示を省略している。
【0043】
物品4がシート部材2上に乗り移りながらシート部材2および物品4が前進するに連れて、下方で回転移動しているテーブルプレート28が次第にその頂上位置に接近する。シート部材2および物品4は、テーブルプレート28が頂上位置(図10中に符号28Aで示すテーブルプレート参照)に接近するに連れて、支えプレート54上からテーブルプレート28上に乗り移り、同時にシート部材2上への物品4の載置が進行する(図10参照)。
【0044】
テーブルプレート28が頂上位置を通過する頃には、フライトバー10aは物品4への干渉が外れて上方へ逃げ、シート部材2および物品4は完全にテーブルプレート28上に載せられる(図7の左上のテーブルプレート28B参照)。完全に乗り移った時点では、直立しているシート部材2の前面側のパネル2bは、テーブルプレート28の前端に設けられたストッパ部28bに当接してテーブルプレート28上に位置決めされる。請求項2に記載の発明では、支持部材(テーブルプレート28)の循環経路の頂上位置で、物品およびシート部材を受け取る構成になっているが、頂上位置で受け取るとは、受け取り動作中に頂上位置を通過することを含むことはいうまでもない。
【0045】
なお、この実施の形態では、フライトバー10aによって物品4を押し出すとともにシート部材2を物品4によって押圧して前進させることにより、物品4をシート部材2上に載置させると同時に、シート部材2をテーブルプレート28上に載せるようになっているが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、停止しているテーブルプレート上に先にシート部材を供給し、その後、そのシート部材上に物品を載せるようにしても良く、また、シート部材上に物品を載置した後、これらシート部材と物品をテーブルプレート上に移すようにしても良い。
【0046】
シート部材2および物品4を受け取ったテーブルプレート28は、そのまま矢印R方向に回転を続ける回転体26によって、下流側の封緘工程への引き渡し位置Dに向かって回転移動する(図7参照)。この実施の形態では、シート部材2および物品4を載せたテーブルプレート28は、回転体26の回転によって回転移動するようになっており、前記移動軌跡の頂上位置28Aから前進を開始すると直ちに前記物品載置位置Aよりも下降するので、物品4が前記シート部材2の供給基準位置Bを通過すれば、図7に示すように、前方のシート部材2(2A)の後端が基準位置Bよりも後方に残っていても、次のシート部材2(2B)を供給することが可能になる。これにより処理能力を向上させることができる。
【0047】
なお、テーブルプレート28の移動経路は、回転運動に限るものではなく、循環運動を行うものであればよい。例えば、循環経路を形成する案内レールに沿ってテーブルプレート28を移動させる等その他の構成とすることもできる。このようにテーブルプレート28を循環移動させることにより、シート部材2および物品4の移動に追従して受け取ることができ、物品4の姿勢がふらつくことなく安定した移送が可能になる。また、テーブルプレート28を複数設けることが可能になるので、処理能力を向上させることができる。
【0048】
シート部材2および物品4を受け取ったテーブルプレート28が前進、下降するのに伴って次のテーブルプレート28が前進、上昇する。このときに、テーブルプレート28上のシート部材2は、後端部がテーブルプレート2上から後方に延びており、後続のテーブルプレート28の先端がこの後方部分(後方側の壁面を構成するパネル2d)を下方から押し上げていき、次第に折り曲げる。また、シート部材2および物品4を受け取ったテーブルプレート28が、封緘工程への引き渡し位置Dに向かって移動している間は、ケースプッシャ66は後退した位置にあり、前記物品4が載置されたシート部材2の後面側のパネル2dはこのケースプッシャ66によっても上方へ折り曲げられる(図8参照)。
【0049】
回転体26と同期駆動されているケースプッシャ66は、シート部材2および物品4を載せたテーブルプレート28が引き渡し位置Dに接近すると、前進を開始してシート部材2の後方側の壁面を構成するパネル2dを押し始め、このパネル2dを完全に直立状態まで折り曲げた後、シート部材2および物品4全体を押圧する(図9参照)。また、ケースプッシャ66が後面側のパネル2dを押圧して折り曲げる際に、このケースプッシャ66の両側に設けられているフラップガイド67が前記後面側のパネル2dの両側に連続しているフラップを前方へ向けて折り曲げる。そして、折り曲げられたフラップは、前記湾曲したガイドレール53に挟み込まれる。
【0050】
テーブルプレート28が引き渡し位置Dを通過してさらに下降すると、テーブルプレート28のプレート部材28aが固定テーブル30の櫛歯状の間隙を通過して、シート部材2および物品4を固定テーブル30に引き渡す。ケースプッシャ28はさらにシート部材2の後面側のパネル2dを押し続けてシート部材2を前方に押し出す。このケースプッシャ66の動きは封緘装置コンベヤ50の把持バケット52に同期するようにコントロールされており、物品4を収容したシート部材2は、把持バケット52の前後の係合爪52a、52b間に把持されて(図10参照)前方へ搬送され、封緘が行われる。
【0051】
なお、この実施の形態では、テーブルプレート28を等速で回転運動させるようにしているが、必ずしも等速で移動させる必要はなく、例えば、受け取り位置C、あるいは引き渡し位置D等で減速させたり停止させるようにしても良い。このように停止させる場合には、受け取り位置Cに停止しているテーブルプレート28上にシート部材2を供給し、このシート部材2上に物品4を載置させるようにすることもできる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、折り込んで箱体として形成されるシート部材を、直立状態の前面側パネルを基準位置に位置させて物品載置位置に供給するシート供給手段と、物品を押圧して前進させシート部材上に載置する物品載置手段と、物品が載置されたシート部材を前記物品載置位置の下流側となる封緘工程に送る移動手段とを備えたケーサにおいて、前記移動手段は、物品が載置されたシート部材を支持する支持部材と、物品およびシート部材を受け取った支持部材を、この受け取り位置から前進させつつ下降させ、再度受け取り位置へ循環移動させる駆動手段とを備え、前記物品載置手段は、押圧した物品でシート部材の前面側パネルを押圧し、物品とともにシート部材を前進させて物品載置位置から支持部材上に載置させ、支持部材の移動によって物品が載置されたシート部材を物品載置位置よりも下方の封緘工程に送り、支持部材が物品載置位置よりも下降することで、基準位置よりも後方にシート部材の後端が残っていても次のシート部材の供給が可能にしたので、処理能力を向上させることができる。また、物品を安定した姿勢で搬送することができるので、転倒等のおそれがなく、高速化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るケーサの平面図である。
【図2】前記ケーサの側面図である。
【図3】マガジンからシート部材を取り出す取り出し手段の取り出し動作を説明する図である。
【図4】シート部材および物品を封緘工程に移送する移動手段を示す横断面図である。
【図5】前記移動手段等のケーサの要部を示す平面図である。
【図6】テーブルプレートを水平状態で移動させる遊星ギア機構を示す説明図である。
【図7】前記ケーサの作動を説明する図である。
【図8】前記ケーサの動作を説明する図であり、図7の次の段階を示す。
【図9】前記ケーサの動作を説明する図であり、図8の次の段階を示す。
【図10】前記ケーサの動作を説明する図であり、図9の次の段階を示す。
【符号の説明】
A 物品載置位置
C 受け取り位置
2 シート部材
6 シート供給手段(シート部材供給コンベヤ)
10 物品載置手段
22 移動手段
24 水平軸
26 回転体
28 支持部材(テーブルプレート)
28A 支持部材の頂上位置

Claims (2)

  1. 折り込んで箱体として形成されるシート部材を、直立状態の前面側パネルを基準位置に位置させて物品載置位置に供給するシート供給手段と、物品を押圧して前進させシート部材上に載置する物品載置手段と、物品が載置されたシート部材を前記物品載置位置の下流側となる封緘工程に送る移動手段とを備えたケーサにおいて、
    前記移動手段は、物品が載置されたシート部材を支持する支持部材と、前記物品およびシート部材を受け取った支持部材を、この受け取り位置から前進させつつ下降させ、再度受け取り位置へ循環移動させる駆動手段とを備え、
    前記物品載置手段は、押圧した物品でシート部材の前面側パネルを押圧し、物品とともにシート部材を前進させて物品載置位置から支持部材上に載置させ、支持部材の移動によって物品が載置されたシート部材を物品載置位置よりも下方の封緘工程に送り、支持部材が物品載置位置よりも下降することで、基準位置よりも後方にシート部材の後端が残っていても次のシート部材の供給が可能なことを特徴とするケーサ。
  2. 前記駆動手段が水平な軸線を中心に回転する回転体を備え、この回転体に円周方向等間隔で複数の支持部材が設けられており、回転体の回転運動による支持部材の循環経路の頂上位置で、物品およびシート部材を受け取ることを特徴とする請求項1に記載のケーサ。
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