JP4123851B2 - フラップ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラップ処理装置に関し、特に、被包装品群を箱体で包装する包装装置に設けられ、箱体の底部側のフラップを折り込むフラップ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボトル形状等の被包装品を段ボール箱等の箱体で包装する包装システムとして、図10に示すように、箱体5を所定の形状(上部が開口する形状)に製函する製函機60と、製函機60により製函した箱体5の内部に被包装品3を充填する充填機65と、箱体5の開口部を封緘する封緘機70とを備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の包装システムにあっては、製函機60、充填機65、封緘機70の設置スペースが必要となるとともに、それらの設備間を接続するコンベア75の設置スペースも必要となるため、システム全体として大きな設置スペースが必要となる。また、充填機65により箱体5の内部に被包装品3を充填する場合、ハンドにより把持して充填するようになっているため、被包装品3の種類に応じたチャックを使用しなければならず、その交換作業に手間がかかることになる。
【0004】
一方、上記のような問題を解決するため、製函機、充填機及び封緘機を一体化した包装システムが特公平6−13323号公報に記載されている。この包装システムは、コンベアによって搬送されてくる被包装品に上方から箱体を被せ、この箱体の底部側のフラップをフラップ処理措置により折り込むことにより、被包装品を包装するように構成したものである。
【0005】
すなわち、図11に示すように、図示しない第2固定ガイド上を箱体100が前進する間、後フラップ折り込みガイド81は、1つ前方の箱体100の後フラップ101を折り込むために前進し、その後フラップ101を折り込んだ後、最も下流側に前進した位置に停止して前進する箱体100を支持する(図11参照)。
【0006】
箱体100が後フラップ折り込みガイド81上を移動して第3の固定ガイド82に接近するとともに、前方から第2の容器支持ガイド83が後退して、その上流端を後フラップ折り込みガイド81の下流端の間に位置させる(図12参照)。
【0007】
その後、後フラップ折り込みガイド81及び第2の容器支持ガイド83は、ともに上流側へ後退し、前進し続ける箱体100は次第に第2の容器支持ガイド83上に乗り移る(図13参照)。
【0008】
箱体100内の物品が第2の容器支持ガイド83によって完全に支持されると(図14参照)、この第2の容器支持ガイド83は箱体100とほぼ同速で前進を開始して移動する箱体100内の物品の落下を防止する(図14参照)。
【0009】
箱体100と第2の容器支持ガイド83が次第に前進する間、後フラップ折り込みガイド81は最も上流側へ後退した位置に停止しており、後フラップ101は、後フラップ折り込みガイド81から外れて下方へ垂れ下がる(図15、図16参照)。
【0010】
その後、後フラップ折り込みガイド81は、箱体100の移動速度よりも高速で前進し、箱体100の後フラップ101に追いついてこれを前方へ折り曲げる(図17参照)。
【0011】
前方へ向けて折り曲げられた後フラップ101は、第3固定ガイド82の面上に折り込まれる(図18参照)が、こうして後フラップ101が折り込まれる間に、第2の容器支持ガイド83は、箱体100よりも早い速度で前進し、箱体100底面と後フラップ101との間に挟まれないように、前方へ抜け出す。
【0012】
このように、後フラップ折り込みガイド81が最も前進した位置に達して、後フラップ101を折り込んだときには、次の箱体100は第2固定ガイドから後フラップ折り込みガイド81へと移動を始めており、図11の状態に戻り、同様の動作を繰り返す。
【0013】
しかしながら、上記のような構成のフラップ処理装置にあっては、第2の容器支持ガイド83と後フラップ折り込みガイド81とのタイミングを取るのが難しいため、高速で運転した場合に、折り込んだ後フラップ101が第2の容器支持ガイド83に引っ掛かり、後フラップ101が破損したり、傷ついたりする虞がある。このため、低速で運転しなければならず、包装作業の効率が非常に悪いものである。
【0014】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、高速で運転しても、搬送中に箱体の折り込んだフラップが装置の一部に引っ掛かって破損したり、傷が付いたりするようなことがなく、高速化を図ることができて包装作業の効率化を図ることができるフラップ処理装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、以下のような手段を採用している。すなわち、請求項1に係る発明は、搬送手段を介して搬送されてくる被包装品群に上方から箱体を被せて包装する包装装置に設けられ、前記箱体の底部側の上流側フラップおよび下流側フラップを折り込むフラップ処理装置であって、搬送方向に移動して、前記箱体および前記被包装品を下方から支持する上流側ケースホルダと、該上流側ケースホルダの下流側に設けられ、搬送方向の上流側に移動して前記下流側フラップを折り込む第1フラップタッカと、該第1フラップタッカの下流側に設けられ、搬送方向の下流側に移動して前記上流側フラップを折り込む第2フラップタッカと、該第2フラップタッカの下流側に連設されるとともに、上方に移動して前記第2フラップタッカが折り込んだ前記上流側フラップを折り込んだ状態に支持するフラップリフタと、該フラップリフタの下流側に設けられ、搬送方向に移動して、下方から前記上流側フラップ及び前記下流側フラップが折り込まれた状態に支持する下流側ケースホルダと、を備えていることを特徴とする。
この発明によるフラップ処理装置によれば、第2フラップタッカが折り込んだ上流側フラップを、フラップリフタが上方に移動して折り込んだ状態に支持することになり、搬送される箱体の上流側フラップが装置の一部に引っ掛かるのが防止される。
【0016】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のフラップ処理装置であって、前記上流側ケースホルダは、連結部材及びカム機構を介して駆動源に連結され、駆動源の作動によりカム機構及び連結部材を介して搬送方向に移動し、前記第1フラップタッカは、連結部材を介して前記カム機構に連結され、前記駆動源の作動により前記カム機構及び連結部材を介して搬送方向に移動し、前記第2フラップタッカは、水平移動機構を介して前記第1フラップタッカに連結され、水平移動機構の作動により搬送方向に移動し、前記フラップリフタは、上下移動機構を介して前記第2フラップタッカに連結され、上下移動機構の作動により上下方向に移動し、前記下流側ケースホルダは、前記第1フラップタッカに水平移動機構を介して連結され、水平移動機構の作動により水平方向に移動するように構成されていることを特徴とする。
この発明によるフラップ処理装置によれば、上流側ケースホルダは、駆動源の作動によりカム機構及び連結部材を介して搬送方向に移動し、第1フラップタッカは、駆動源の作動によりカム機構及び連結部材を介して搬送方向に移動し、第2フラップタッカ、フラップリフタ及び下流側ケースホルダは、駆動源の作動によりカム機構及び第1フラップタッカを介して搬送方向に移動し、第2フラップタッカは、水平移動機構の作動により水平方向に移動し、フラップリフタは上下移動機構の作動により上下方向に移動し、下流側ケースホルダは、水平移動機構の作動により水平方向に移動することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図9には、本発明によるフラップ処理装置の第1の実施の形態が示されていて、このフラップ処理装置は、被包装品3を箱体5で包装する包装装置1に設けられ、箱体5の底部側のフラップ6、7を処理するものである。
【0018】
包装装置1は、図1及び図2に示すように、コンベア2により連続的に搬送されてくるボトル形状等の被包装品3を集積し、所定の形態(行、列)の被包装品群4に形成する集積ステーション8と、箱体5を上下が開口する角筒状に製函する製函ステーション15と、集積ステーション8から搬送されてくる被包装品群4に製函ステーション15から搬送されてくる箱体5を上方から被せる充填ステーション19と、充填ステーション19から搬送されてくる箱体5の底部側のフラップ6、7を折り込むフラップ処理ステーション20と、フラップ処理ステーション20から搬送されてくる箱体5のフラップ6、7を糊付けして封緘する封緘ステーション21とを一体化したものであって、フラップ処理ステーション20に本発明によるフラップ処理装置25が設けられるようになっている。
【0019】
集積ステーション8には、上流側から所定の列で連続的に搬送されてくる被包装品3を前フィンガー10と後フィンガー11との協働により所定の行に区切るグルーピング装置9と、グルーピング装置9から搬送されてくる被包装品群4をフライトバー13と集積ガイド14との協働により集積して所定の形態に形成するフライトバー装置12とが設けられている。
【0020】
製函ステーション15には、平板状に折り畳んだ状態でマガジン16に収納されている箱体5をマガジン16から取り出し、押し広げて上下が開口する角筒状に製函する製函装置17が設けられ、この製函装置17により製函された箱体5はコンベア18を介して充填ステーション19に搬送され、充填ステーション19に搬送されてくる被包装品群4に上方から被せられる。
【0021】
フラップ処理ステーション20には、本発明によるフラップ処理装置25が設けられ、このフラップ処理装置25により、充填ステーション19から搬送されてくる被包装品群4に被せられた箱体5の底部側のフラップ6、7が折り込まれるものである。
【0022】
封緘ステーション21には、上下に一対のホットメルトガン22、22が設けられ、このホットメルトガン22、22によりフラップ処理ステーション20から搬送されてくる箱体5のフラップ6、7の糊付けが行われ、その後に加圧装置23によってフラップ6、7が加圧されて封緘されるものである。
【0023】
フラップ処理装置25は、図3〜図5に示すように、上流側ケースホルダ26と、上流側ケースホルダ26の下流側に設けられる第1フラップタッカ30と、第1フラップタッカ30の下流側に設けられる第2フラップタッカ35と、第2フラップタッカ35の下流側に設けられるフラップリフタ40と、フラップリフタ40の下流側に設けられる下流側ケースホルダ46とを備えている。
【0024】
上流側ケースホルダ26は、板状をなすものであって、基枠に軸受(図示せず)を介して水平方向(搬送方向)に移動自在に設けられる移動台27の上部に一体に設けられ、移動台27と一体に水平方向(搬送方向)に移動するようになっている。
【0025】
移動台27は、ロッド、レバー等の連結部材28を介してカム機構29に連結されるとともに、カム機構29は駆動源(図示せず)に連結され、駆動源の作動によりカム機構29及び移動台27を介して上流側ケースホルダ26が水平方向に移動するようになっている。
【0026】
上流側ケースホルダ26は、搬送方向の前方に移動したときに、搬送方向の前端部が後述する第1フラップタッカ30の上側に乗り上げるようになっている。
【0027】
第1フラップタッカ30は、4枚の板状のものを平行に並べて櫛状に形成したものであって、基枠に軸受(図示せず)を介して水平方向(搬送方向)に移動自在に設けられる移動台31の上部に一体に設けられ、移動台31と一体に水平方向(搬送方向)に移動するようになっている。
【0028】
移動台31は、ロッド、レバー等の連結部材32を介して前記カム機構29に連結され、前記駆動源の作動により前記カム機構29及び移動台31を介して第1フラップタッカ30が水平方向に移動するようになっている。
【0029】
第1フラップタッカ30は、搬送方向後方に移動したときに、搬送方向の後端部が上流側ケースホルダ26の下面側に入り込み、搬送方向前方に移動したときに、搬送方向の前端部が後述する第2フラップタッカ35の搬送方向の後端部と相互に噛合い係合するようになっている。
【0030】
第2フラップタッカ35は、4枚の板状のものを平行に並べて櫛状に形成したものであって、第1フラップタッカ30の移動台31に水平移動機構36を介して連結され、水平移動機構36の作動により水平方向(搬送方向)に移動するようになっている。
【0031】
水平移動機構36は、第1フラップタッカ30の移動台31に取り付けられるサーボモータ37と、サーボモータ37の出力軸に取り付けられるボールネジ38と、ボールネジ38上を水平方向に移動自在に設けられる移動台39とからなるものであって、移動台39の上部に第2フラップタッカ35が一体に設けられるようになっている。そして、サーボモータ37の作動により、ボールネジ38及び移動台39を介して第2フラップタッカ35が水平方向に移動するものである。
【0032】
第2フラップタッカ35は、搬送方向後方に移動したときに、搬送方向の後端部が第1フラップタッカ30の搬送方向の前端部と相互に噛合い係合するようになっている。
【0033】
フラップリフタ40は、4枚の板状のものを平行に並べて櫛状に形成したものであって、第2フラップタッカ35の移動台39に上下移動機構41を介して連結され、上下移動機構41の作動により上下方向に移動するようになっている。
【0034】
上下移動機構41は、第2フラップタッカ35の移動台39に取り付けられるサーボモータ42と、サーボモータ42の出力軸に取り付けられるボールネジ43と、ボールネジ43上を上下方向に移動自在に設けられる移動台44とからなるものであって、移動台44に連結板45を介してフラップリフタ40が一体に設けられるようになっている。そして、サーボモータ42の作動により、ボールネジ43及び移動台44を介してフラップリフタ40が上下方向に移動するものである。フラップリフタ40は、第2フラップタッカ35と一体に水平方向に移動するようになっている。
【0035】
下流側ケースホルダ46は、4枚の板状をなすものを平行に並べて櫛状に形成したものであって、第1フラップタッカ30の移動台31に水平移動機構47を介して連結され、水平移動機構47の作動により水平方向(搬送方向)に移動するようになっている。
【0036】
水平移動機構47は、第1フラップタッカ30の移動台31に取り付けられるサーボモータ48と、サーボモータ48の出力軸に取り付けられるボールネジ49と、ボールネジ49上を水平方向に移動自在に設けられる移動台50とからなるものであって、移動台50の上部に下流側ケースホルダ46が一体に設けられるようになっている。そして、サーボモータ48の作動により、ボールネジ49及び移動台50を介して下流側ケースホルダ46が水平方向に移動するものである。
【0037】
下流側ケースホルダ46は、搬送方向の後方に移動したときに、搬送方向の後端部がフラップリフタ40の搬送方向の前端部と相互に噛合い係合するようになっている。
【0038】
次に、上記のように構成したこの実施の形態によるフラップ処理装置25の作用について、図1、図6〜図9を参照しつつ説明する。
まず、図1に示すように、充填ステーション19からコンベア2によって搬送されてきた被包装群4は、箱体5が被された状態で図6に示す上流側ケースホルダ26により下方から支持され、その状態で上流側ケースホルダ26と共に搬送方向前方へ移動し、第1フラップタッカ30に接近する。この場合、箱体5の下流側フラップ7は垂れ下がった状態となっている。
【0039】
そして、箱体5が第1フラップタッカ30に接近すると、それに追従して第1フラップタッカ30が搬送方向後方へ移動し、第1フラップタッカ30により箱体5の下流側フラップ7が搬送方向後方にほぼ直角に折り込まれる。
【0040】
この後、図7に示すように、箱体5が搬送方向前方に移動するとともに、第1フラップタッカ30が搬送方向後方に更に移動し、第1フラップタッカ30に追従して第2フラップタッカ35及びフラップリフタ40が搬送方向後方に移動し、上流側ケースホルダ26が搬送方向後方に移動し、上流側ケースホルダ26に代わって第1フラップタッカ30及び第2フラップタッカ35により被包装品群4が下方から支持される。この場合、フラップリフタ40は箱体5の下方に待機している。
【0041】
そして、図8及び図9に示すように、上記の状態から箱体5が搬送方向前方に移動するとともに、第1フラップタッカ30及び第2フラップタッカ35が箱体5よりも速い速度で搬送方向前方に移動し、第2フラップタッカ35により一つ前の箱体5の上流側フラップ6が折り込まれる。この場合、第2フラップタッカ35の搬送方向前方への移動に追従してフラップリフタ40が上方に移動し、上流側フラップ6を押し上げ、上流側フラップ6を第2フラップタッカ35よりも上方の位置で折り込んだ状態に支持する。また、下流側ケースホルダ46は、一つ前の箱体5の下方に位置し、被包装品群4を下方から支持しているが、第2フラップタッカ35が搬送方向前方側へ移動するに追従して搬送方向前方に移動し、上流側フラップ6との干渉を避けている。さらに、下流側ケースホルダ46は、上流側フラップ6がほぼ直角に折り込まれてフラップリフタ40により支持された後に、搬送方向後方に移動して箱体5の下流側フラップ7及び上流側フラップ6が折り込まれた状態に支持する。
【0042】
このようにして、連続して搬送されてくる被包装品群4の箱体5の下流側フラップ7及び上流側フラップ6の折り込みが連続して行われるものである。
【0043】
上記のように構成したこの実施の形態によるフラップ処理装置25にあっては、箱体5の上流側フラップ6を第2フラップタッカ35により折り込んだ後に、その上流側フラップ6をフラップリフタ40により折り込んだ状態に支持し、その状態を下流側ケースホルダ46が箱体5を受け取るまで維持しているので、箱体5を高速で搬送しても、折り込んだ上流側フラップ6が下流側ケースホルダ46に引っ掛かるようなことはないものである。従って、被包装品群4の箱体5による包装の高速化を図ることができ、効率良く被包装品群4の包装作業を行うことができる。
【0044】
また、第1フラップタッカ30の移動台31に第2フラップタッカ35及び下流側ケースホルダ46がそれぞれ水平移動機構36、47を介して連結され、第2フラップタッカ35の移動台39に上下移動機構41を介してフラップリフタ40が連結されているので、第2フラップタッカ35、下流側ケースホルダ46、及びフラップリフタ40を単独で搬送方向に移動させる場合に比べて、各々の移動量を少なくすることができるので、それらを高速で搬送方向に移動させることができ、これによっても被包装品群4の包装の高速化を図ることができる。
【0045】
さらに、本発明によるフラップ処理装置25を備えた包装装置1は、集積ステーション8、製函ステーション15、充填ステーション19、フラップ処理ステーション20、封緘ステーション21を一体化しているので、設置スペースが小さくて済むことになる。
【0046】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の請求項1に記載のフラップ処理装置によれば、第2フラップタッカが折り込んだ箱体の上流側フラップを、フラップリフタが上方に移動して折り込んだ状態に支持することになる。従って、箱体の搬送中に折り込んだ上流側フラップが装置に引っ掛かるようなことはなく、被包装品の箱体による包装の安定化、及び高速化を図ることができる。
【0047】
また、請求項2に記載のフラップ処理装置によれば、第2フラップタッカ、下流側ケースホルダ、及びフラップリフタは、第1フラップタッカの水平方向への移動時に、第1フラップタッカと一体に搬送方向に移動することになるので、それらの単独の移動量が小さくて済むことになる。従って、それらの水平方向への移動を高速化することができるので、これによっても被包装品の包装の高速化を図ることができ、被包装品を効率良く包装することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフラップ処理装置の一実施の形態を示したものであって、包装装置内に組み込んだ状態を示した説明図である。
【図2】 本発明によるフラップ処理装置の一実施の形態を示した概略平面図である。
【図3】 本発明による一実施の形態のフラップ処理装置の要部の正面図である。
【図4】 本発明による一実施の形態のフラップ処理装置の上流側ケースホルダと第1フラップタッカと第2フラップタッカとフラップリフタと下流側ケースホルダとの位置関係を示した概略平面図である。
【図5】 図4の正面図である。
【図6】 本発明による一実施の形態のフラップ処理装置の0°から90°の範囲内の動作を示した説明図であって、
【図7】 本発明による一実施の形態のフラップ処理装置の120°から180°の範囲内の動作を示した説明図である。
【図8】 本発明による一実施の形態のフラップ処理装置の210°から270°の範囲内の動作を示した説明図である。
【図9】 本発明による一実施の形態のフラップ処理装置の300°から360°の範囲内の動作を示した説明図である。
【図10】 従来の包装システムの一例を示した説明図である。
【図11】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第1段階の動作を示した説明図である。
【図12】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第2段階の動作を示した説明図である。
【図13】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第3段階の動作を示した説明図である。
【図14】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第4段階の動作を示した説明図である。
【図15】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第5段階の動作を示した説明図である。
【図16】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第6段階の動作を示した説明図である。
【図17】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第7段階の動作を示した説明図である。
【図18】 従来の包装システムの他の例を示した説明図であって、第8段階の動作を示した説明図である。
【符号の説明】
1 包装装置
2 コンベア
3 被包装品
4 被包装品群
5 箱体
6 上流側フラップ
7 下流側フラップ
26 上流側ケースホルダ
28、32 連結部材
29 カム機構
30 第1フラップタッカ
35 第2フラップタッカ
36、47 水平移動機構
40 フラップリフタ
41 上下移動機構

Claims (1)

  1. 搬送手段を介して搬送されてくる被包装品群に上方から箱体を被せて包装する包装装置に設けられ、前記箱体の底部側の上流側フラップおよび下流側フラップを折り込むフラップ処理装置であって、
    搬送方向に移動して、前記箱体および前記被包装品を下方から支持する上流側ケースホルダと、
    該上流側ケースホルダの下流側に設けられ、搬送方向の上流側に移動して前記下流側フラップを折り込む第1フラップタッカと、
    該第1フラップタッカの下流側に設けられ、搬送方向の下流側に移動して前記上流側フラップを折り込む第2フラップタッカと、
    該第2フラップタッカの下流側に連設されるとともに、上方に移動して前記第2フラップタッカが折り込んだ前記上流側フラップを折り込んだ状態に支持するフラップリフタと
    該フラップリフタの下流側に設けられ、搬送方向に移動して、下方から前記上流側フラップ及び前記下流側フラップが折り込まれた状態に支持する下流側ケースホルダと、
    を備えていることを特徴とするフラップ処理装置。
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