JPS59133131A - 物体移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、平坦で可撓性の部材のごとき物体をマガジン
から、例えば分類用コンベアのごとき移動しているコン
ベアへ移送するための物体移送装置に係る。このような
移送装置は、写真印刷が施されたパンフレットあるいは
バッグを分類用コンベア上に給送するのに用いられ得る
ものであり、このような分類用コンベアはおうぉうにし
て高速で作動されるがため、大きな容量で且つ高い精度
で移送を行うことが重要である。

今までに提案された移送装置においては、物体は給送用
コンベア上に列をなして配置又は供給され、その給送用
コンベアにより物体は、分類用コンベアの頭上に配置さ
れたプラットボームに次々と横付けされ、そのプラット
ホームに隣接して配備された同期制御装置により物体は
適宜の時間間隔で且つ適宜の加速を伴って分類用コンベ
ア上に押出され、物体はコンベアベルｉ・のｉ〜レイ状
部分のごとききらんと区画された区域に載μられ、その
後コンベアの移動経路においてそれら１〜レイ状部分は
横方向に傾動され、こうして物体は、コンベアの移動経
路に沿って配備された所定の複数の受領ステーション内
に放出されるようになっている。夫々の受領ステーショ
ンの所で傾動トレイを駆動せしめるために物体には自動
的に読取り可能な行き先］−ド標示体が備えられていて
もよく、あるいは物体が給送用コンベアに移送されるマ
ガジン内にそれら物体を導入せしめる際に、それら物体
の行き先を、例えば手動でコード化させておいてもよい
。次いで、物体を追跡するべくコード記録器（ｒｅｇｉ
ｓｔｅｒ）によりコードの読取りを電子的に行い、前記
プラットホームから分類用コンベアへの物体の移送によ
りコードはコード記録器から駆動用記録器（ｒｅｇｉｓ
ｔｅｒ）に次々と伝達される。

その駆動用記録器は分類用コンベアに同期して作動し、
それにより物体は正しい受領ステーション内に放出され
るようになっている。

上述した移送装置は機病的に極めて複雑である。

従って本発明の目的は、構造が簡単で、信頼性の高い物
体移送装置を提供することである。

本発明によれば、かかる目的は次のような物体移送装置
によって達成される。即ち、その物体移送装置は回転移
送本体を有しており、該移送本体は吸引ディスクのごと
き複数の適宜の物体把持用部材を備えており、移送本体
が回転せしめられることによりそれら把持用部材はマガ
ジンの移送端を通過せしめられて該マガジン内の最前方
の物体を把持し、次いで把持用部材はコンベアベルＩ〜
の真上の、そしてそのコンベアベルトに沿った移動経路
部分に沿って更に移動ｕしめられ、換言“すれば、その
コンベアベルトは軌道運動している把持用部材の経路に
対し実質上接線方向に移動しており、物体移送装置は更
に、把持用部材が上記移動経路部分内で移動している間
に該把持用部材を作動解除せしめて夫々の物体をコンベ
アベルト上に落とすための装置を有している。把持用部
材の速度をコンベアの速度に対応させることができるの
で、例えばそのコンベア上の傾動可能なトレイ又はその
コンベア自体を構成している傾動可能なトレイ上で物体
の移送が正確に行われるよう回転移送本体は容易に制御
され、それにより、移送本体の有効径及び速度を適切に
適合せしめることによって、及び任意選択事項として、
分類用コンベアのトレイのピッチ即ち位置に対応するよ
うな周方向間隔で複数組の把持用部材を配備せしめるこ
とによって移送本体の同期した作動を達成させることが
できる。更に、コンベアベルトに相対する移送本体の位
置及びその移送本体に相対するマガジンの移送端の位置
が正しく選定されている場合には、移送装置は構造的に
も、また機能的にも簡単なものとなり、即ち、はとんど
回転ユニツ１−と同様なものどなる。

以下、本発明の実施例について添付図面を参照して説明
づる。

第１図及び第２図に示されているごとく、物体移送装置
は分類用コンベアベル１へ２の頭上に配置されており、
該コンベアベルト２は一列をなＪ横方向に傾動可能な複
数のトレイ４とし−Ｃ設計され、あるいはこれら複数の
トレイ４を備えており、これらトレイ４の寸法は分類装
置によって取扱われるべき物体の寸法にほぼ適合せしめ
られている。

これら物体は写真印刷を有する平坦な標準バッグであっ
てかまわない。

物体はマガジン６内に次々と導入され、図示実施例にお
いては、そのマガジン６はゆっくりと移動せしめられる
ベル１−コンベア８を有しており、そのコンベア８上に
は固定された横方向支持レール１０が配備されており、
該コンベア８の前端には上方へ突出している固定された
停止ロッド１２が備えられており、該停止ロッド１２は
、第２図申付号１４で示されているマガジン６内の物体
の最前方部を、前方に傾Ｇノられた状態をなして支持し
ている。

移送装置の近くには夫々の物体の行き先コードを読取る
ための読取り端子が配備されていてもよく、操作者はマ
ガジン６内の列をなしている物体の後部に新たな物体１
４を次々と置き、あるいは導入覆ることができ、それと
同時に行き先ロードは前記読取り端子により読取られる
。マガジン内の物体の列が短いか長いかに拘らず、物体
を支持しつつ移動せしめられるベルト８は物体の下縁に
摩擦係合してこれら物体を停止ロッド１２へ向番ノで前
方に移動けしめるべく作用しており、換言す゛れば、マ
ガジン内で列をなしている物体全体は、実質上停止ロッ
ド１２により定められるごとき傾きをもって立った状態
に保たれ（いる。

ベル１へコンベア８及び停止ロッド１２の前方にはＵ−
ラ１８が配備されており、該［１−ラ１８の外面は停止
ロッド１２及び分類用コンベア２の頂部側の両方に近接
して位置「しめられている。回転軸２０にＪ：り駆動さ
れるこの日−ラ１８の直径方向に対向した区域には凹所
２２が備えられ（おり、該凹所２２の各々内には外方へ
面（プられた吸引ディスク２４が配備されており、第２
図に示されているごとく、該吸引ディスク２４はシリン
ダ部２８内に収容されたピストンロッド２６に装備され
ている。図示されていない態様で、そのシリンダ部２８
は軸２０に設けられた流路を介しＣ加圧及び吸引源に接
続されており、それにより、２つのビス１−ンロツド２
６は、吸引ディスク２４が凹所２２の内部に置かれる位
置と該ディスク２４が凹所２２の外部に置かれる位置と
の間で半径方向に移動可能ならしめられている。更に、
吸引ディスク２４は軸２０に設けられている通路を介し
て外部の負圧源に接続されＣおり、その吸引ディスクと
外部の負圧源との接続部には吸引作用を制御するバルブ
が備えられている。

ピストンロッド２６の移動を操作するだめの制御装置及
び吸引ディスク２４への負圧の接続を制御するための制
御装置は、吸引ディスク２４がマガジン６の前端に冶つ
Ｃ１即らマガジン６の前端を横切って土向きに移動して
いる間に該吸引ディスク２４がローラ１８から突出し、
即ち突出位置へ向つ゛で移動し、同時に該吸引ディスク
２４が」−記負圧源に確実に連通されるよう構成されて
いる。

こうして、各吸引ディスクはマガジン６の前端を横切っ
て該マガジン内の最前方の物体１４に係合し、それによ
りその最前方の物体は引っ張り上げられ、列内の次の物
体は重力によってベル１〜８に載置された状態に保たれ
る。吸引ディスク２４によって把持された物体１４は上
方へ回動ぜしめられ、それにより、その吸引ディスク２
４によって把持された物体１４の、列内の次の物体から
の解放が促進ｕしめられる。物体がマガジンの前端から
持上げられる際、該物体の下端部がマガジン内の残りの
物体列によって作用せしめられる抵抗により曲げられ得
る程該物体は可撓のものであってその物体の下端部がマ
ガジン内の残りの物体列を後方に押圧せしめるというこ
とはなく、即ち吸引ディスクは、マガジン６内の物体列
の前端の状態を実質」ニ変化させることなく、把持され
た物体を運び去るようになっている。

把持された物体１４は、吸引ディスク２４がそれの最下
方位置へ近（ｔ　＜まで、ピストンロッド２６及びディ
スク２４の引込み中もローラ８と一緒に回動せしめられ
る。吸引ディスク２４がそれの最下方位置へ達づると、
その吸引ディスク２４は凹所２２内に完全に引込まされ
、それにより物体１４は吸引ディスクから引離され、下
に置かれているトレイ４上に落される。物体の搬送速度
はトレイ４の速度にほぼ対応している。その後、ピスト
ンロッドは外方へ移動せしめられ、新たな作動ザイクル
が開始され得る。

物体を安全な状態で把持するには、各凹所２２内に２つ
以上の互いに協働する吸引ディスクを配備せしめるのが
好適である。吸引ディスクを引込まけることによって該
吸引ディスクから物体を解放せしめる代わりに、負圧接
続部を閉じ、また、必要に応じ加圧空気を吸引ディスク
に供給することによってその物体の解放を行ってもよい
。

第３図には別の、そして非常に好適な実施例が示されて
おり、この実施例は第１図及び第２図に従った実施例に
関するいくつかの問題点を解決するべく改善されている
。

第３図に示されている実施例では、吸引ディスクのロッ
ド２６はブロック即ちビーム３０に取付けられた剛体ア
ームとして備えられており、該ブロック即ちビーム３０
は軸３２により、ローラ１８に、又は該ローラの外方デ
ィスク部分に偏心して枢動可能に取付けられている。ブ
ロック即ちビーム３０は軸３２の外側に半径方向アーム
３４を有しており、このアーム３４の外端には中央静止
カム部材３８と協働するカムフォロワローラ３６が備え
られている。

符号■で示された回転位置では、カムフォロワローラ３
６はカム部分３８ａに沿って内側に移動し、該ローラ３
６は、枢支機構を反時晶１方向にイ１勢している図示さ
れていないばね装置によりカム面に接して保持されてい
る。アーム３４が内方へ向って枢動せしめられることに
より、吸引ディスクロッド２６は外方へ４μ動され且つ
移動され、それにより吸引ディスクはマガジン６の最前
方の物体に係合するようになっている。第３図に示され
た物体移送装置は次のように構成されている。即ち、軸
３２のまわりでの枢動により、吸引ディスクは、該吸引
ディスクがローラ１８の回転に概ね追随してゆく速度と
ほぼ同じ速度で該ローラの回転方向に対し後方へ枢動せ
しめられ、換言りれば、吸引ディスクがマガジンの最前
方の物体に係合Ｊる瞬間には該吸引ディスクは周方向で
見た時はとんど移動し−Ｃいず、あるいは少なくとも（
の吸引ディスクの速度は、該ディスクの外方へ向う移動
により該ディスクが物体１４を確実に安全に把持するよ
う本質的に低減せしめられる。

その後、カムフォロワローラ３６がカム部材３８の外方
突出部分３８ｂに達すると、軸３２はローラ１８と一緒
に更に回動けしめられつつローラ３６は一時的に保持さ
れ、それにより、把持された物体はぐいつと押される上
方へ向番〕られた移動を受けせしめられる。何故ならば
、吸引ディスク２４はローラ１８の角速度よりも大きな
角速１衰で上向きに枢動Ｖしめられるからである。

その後、カムフォロワローラ３６はカム面部分３８Ｃに
沿って外方へ移動し、カムフォロワローラが同心円カム
面部分３８ｄに入る際半径方向アーム３４が最高に枢動
されるまで、該アーム３４を更に外方へ、しかしよりゆ
っくりと枢動せしめる。カムフォロワローラ３６が同心
円カム面部分３８ｄに入ると、吸引ディスクロッド２６
は半径方向に対し傾番プられた位置を占める。

第３図において位置■で示されているごとく、下方に向
ｉノられた移送位置にある吸引ディスクロッド２６はロ
ーラ１８の軸線を通る垂直面から水平方向にずらされて
位置せしめられているが、このことは、トレイの位置が
その吸引ディスクロンド２６に対応して位置決めされる
ようになっている場合には重要なことではない。物体の
移送は、負圧接続部を閉じ、また、必要に応じパリス状
圧縮空気を供給することにより行われる。

ここで重要なことは、非常に簡単な機械的構造及び制御
に基いて吸引ディスクが外方へ移動せしめられ、物体に
沿ってこすることなくマガジン内の最前方の物体を把持
し、その後、次の物体との軽い密着状態から物体を効果
的に解く持上げ作用及びそれに関連した回転作用により
安全な態様で物体が解放せしめられることである。

マガジン６をもつと簡単に設計することは可能であり、
また、例として、物体１４の寸法は均一なものでなけれ
ばならないということはない。即ち、物体１４を停止ロ
ッド１２に供給するには、移動せしめられるコンベアベ
ルト８の代りに、剛体をなり傾けられた底部分を有する
マガジンを用いることは可能ぐある。

理解される通り、吸引ディスクロッド即らバイブ２６を
吸引ディスクの外面に対°し必ずしも直角をなし−Ｃ突
出させる必要はなく、ぞれらロッド即ちバイブ２６は吸
引ディスクと人々の枢支軸線３２との間を斜めに直接延
びていてもよい。

回転本体即ちローラ１８は必ずしも均一な速度で回転し
なければならないものでない。例えばゼネバ交差駆動機
構（Ｇ　ｅｎｅｖａ　ｃｒｏｓｓ　ｄ四ｖｉｎｇｍｅｃ
ｂａｎｉｓｍ　）を用いてローラ１８を間欠的に回転せ
しめ、例えば単に半径方向の移動だけで把持部月を物体
に係合ゼしめて該物体を杷持ゼしめ、ぞの間把持部材担
持本体即ちローラ１８を一時的に静止状態にしておくよ
うにもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例による移送装置の概略斜視図であ
り、第２図は第１図の側面図であり、第３図は、別の好
適実施例を示す第２図に対応した側面図である。 ２・・・コンベアベルト、 ４・・・１−レイ、 ６・・・マガジン、 ８・・・ベルトコンベア、 １０・・・支持レール、 １２・・・停止ロッド、 １４・・・物体、 １８・・・ローラ、 ２０・・・回転軸、 ２２・・・凹所。 ２４・・・吸引ディスク、 ２６・・・ロッド、 ２８・・・シリンダ部、 ３０・・・ブロック即らビーム、 ３２・・・軸、 ３４・・・アーム、 ３６・・・カムフＡロワＵ−ラ、 ３８・・・カム部材、 ３８ａ　、３８ｂ　、３８ｃ　、３８ｄ　−・・カム面
部分。 代理人　　浅　村　　皓 手続補正書（方式） 昭和５９年２月　１３日 昭和５８　　年持ｒ「願第　１８０８８８　　　号２、
発明の名称 Ｗ）外婢走菓１ ３、補正をする者 事件との関係　特３′１出願人 住　　所 ４、代理人 昭和５９年１月３１日 ２０２−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）平坦で可撓性の物体のごとき物体をマガジンから
   、移動しているコンベアベルトに１つづつ移送ｕしめる
   ための物体移送装置において、回転移送本体を有してお
   り、該回転移送本体は吸引ディスクのごとき複数の物体
   把持用部材を備えており、該把持用部材は、前記移送本
   体が回転することにより、前記マガジンの移送端を通過
   せしめられて該マガジン内の最前方の物体を把持すると
   共にその後前記コンベアベルトの真上の、そして該コン
   ベアベルトに沿った移動経路部分に沿って更に移動せし
   められるよう構成されており、この移動経路部分内で移
   動している間にｎ０記把持用部材を作動解除せしめて夫
   々の物体を前記コンベアベルト上に落とすための装置が
   備えられていることを特徴とする物体移送装置。 （２、特許請求の範囲第１項記載の物体移送装置におい
   て、前記把持用部材は前記回転移送本体に手軽方向に移
   動可能に装備されている物体移送装置。 （３）特許請求の範囲第２項記載の物体移送装置におい
   て、吸引ディスクの形をした前記把持用部材は枢支アー
   ムに装着されており、該枢支アームは、前記吸引ディス
   クの外面の中間部に対し直角をなづ平面から周方向にず
   らされた軸線のまわりで枢動するよう前記移送本体に取
   付けられていて、例えばカムフォロワ機構のごときもの
   により制御されて前記枢動アームが枢動することにより
   、前記吸引ディスクの枢動運動と半径方向運動との組合
   せ運動が生じせしめられるよう構成されている物体移送
   装置。 （４）　特許請求の範囲第３項記載の物体移送装置にお
   いて、前記枢支アームが前記マガジンの最前方の物体と
   最初に係合づる際、前記吸引ディスクが前記移送本体か
   ら外方へ移動せしめられると共に同時に該移送本体の移
   動方向の後方へ枢動せしめられて物体把持行程時前記吸
   引ディスクが前記移送本体の角速度よりも木質的に小さ
   な角速度で移動ｕしめられるよう前記枢支アームは制御
   されている物体移送装置。 （５）特許請求の範囲第１項記載の物体移送装置におい
   て、前記マガジンは傾けられた物体支持面又は積極的に
   移！１ｉＩＪ　ｆしめられる物体支持面を備えており、
   物体はそれらの縁が該支持面に接して置かれており、前
   記マガジンの前方の物体は、前記把持用部材の移動経路
   の外側に置かれた上方に突出している停止部に支持され
   ている物体移送装置。