JP2007243940A - ボディバイアスされたトランジスタを有する集積回路に対するラッチアップ防止回路網 - Google Patents

ボディバイアスされたトランジスタを有する集積回路に対するラッチアップ防止回路網 Download PDF

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Abstract

【課題】金属酸化物半導体トランジスタ内のラッチアップの防止を行う能動ラッチアップ防止回路網を備える集積回路を提供すること。
【解決手段】ボディ端子をそれぞれが有する金属酸化物半導体トランジスタと、電力供給信号を集積回路に供給する入出力ピンと、ボディバイアス信号を該金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に分配するボディバイアス経路と、該電力供給信号をモニタして、該金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出することと、該ボディバイアス経路を安全な電圧に維持して、該潜在的なラッチアップ条件が存在する間、該金属酸化物半導体トランジスタ内のラッチアップを防止することとを行う能動ラッチアップ防止回路網とを備える、集積回路。
【選択図】図3

Description

(背景)
本発明は、集積回路でのラッチアップ防止に関する。より具体的には、ボディバイアストランジスタ回路網を有するプログラマブルロジックデバイスのような集積回路に対するラッチアップ防止回路網に関する。
現代の集積回路の性能は、しばしば、電力消費を考慮することで制約される。回路の電力効率が悪いと、システム設計者には、望ましからぬ要求が課される。電力供給能力は、増加される必要があり得、熱管理問題は、対処される必要があり得、回路設計は、効率の悪い回路網に適応するように改造される必要があり得る。
集積回路は、相補型金属酸化物半導体(CMOS)トランジスタ技術を使用することが多い。CMOS集積回路は、nチャネル金属酸化物半導体(NMOS)およびpチャネル金属酸化物半導体(PMOS)トランジスタを有する。
NMOSおよびPMOS集積回路は、4つの端子(ドレイン、ソース、ゲートおよびボディ)を有する。ボディ端子は、ときどき、ウェルまたはバルク端子とも称され、トランジスタ性能を改善するために、バイアスされ得る。例えば、正のバイアス電圧は、PMOSトランジスタのボディに印加され得、マイナスのバイアス電圧は、NMOSトランジスタのボディに印加され得る。これらのバイアス電圧は、トランジスタの実効閾値電圧を増加させ、したがって、そのリーク電流を低減する。リーク電流の低減は、電力消費を削減する。
一般に使用されるCMOS集積回路トランジスタ構造において、ドープされた半導体領域は、寄生バイポーラトランジスタのペアを形成する。寄生バイポーラトランジスタが存在すると、CMOSトランジスタに、ラッチアップと称される望ましくない現象が生じやすくなる。ラッチアップ事象の間、フィードバック経路が、寄生バイポーラトランジスタの中に形成され、その結果、CMOSトランジスタが不適切に動作する。厳しい条件において、ラッチアップは、CMOSトランジスタに、持続的なダメージを与え得る。ラッチアップ問題は、ボディバイアスを使用する集積回路において、特に深刻である。
CMOS集積回路におけるラッチアップを防止する一つの方法は、ユーザに集積回路のパワーアップ制約を課すことである。このパワーアップ制約は、集積回路上の様々な電圧供給ピンが信号を受け得る順番を指定する。パワーアップの規則に厳密に従って、システムを設計することで、設計者は、集積回路がラッチアップを示さないだろうと確信し得る。
システム設計者に、パワーアップ制約を課すことは、常に受け入れられることではない。特定のアプリケーションにおいて、システムから集積回路を取り外して、制約のないシステムに新たに挿入することが可能であることが望ましい。システムの内外で使用される集積回路または集積回路のコンポーネントを交換するプロセスは、ときどき、ホットソケット(hot socket)と称される。ホットソケット互換性は、デバイスのシステム間での移動またはその断続的な使用が必要とされるアプリケーションにおいて、非常に望ましいことであるが、これは、パワーアップ制約を破る方向へと導き得る。
デバイスが、システムの中に挿入されるとき、電気的接続が、デバイス上のピンとシステム内のピンとの間で形成される。一般的に使用されるコネクタを用いると、様々なピンが互いに接触する順番を確保することはできない。その結果、集積回路上の電圧供給ピンが、システムからの信号を受ける順番は、事前に知られていないので、制御され得ない。ユーザが、電圧供給ピンを不適切な順番で接続を形成させるような方法で、デバイスをソケットの中に挿入するような事態が起これば、集積回路は、ラッチアップを経験し得る。
それゆえ、このようなプログラマブルロジックデバイス集積回路のような集積回路に対して、ボディバイアストランジスタを用いて、ラッチアップ防止能力を提供することは、望ましいことである。
(概要)
本発明に従うと、ボディバイアス金属酸化物半導体トランジスタにおけるラッチアップを防止するラッチアップ防止回路網を含むプログラマブルロジックデバイス集積回路のような集積回路が、提供される。この集積回路は、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタおよびpチャネル金属酸化物半導体トランジスタを含む。これらトランジスタのそれぞれは、ボディ端子を有する。ボディバイアス経路は、ボディバイアス信号をトランジスタのボディ端子に分配するために使用される。ボディバイアス信号は、トランジスタの閾値電圧を高め、リーク電流を減らす。
ボディバイアス信号は、集積回路の外部にある電圧調節器のような外部ソースからボディバイアス経路に付与され得る。必要に応じて、ボディバイアス生成回路網は、ボディバイアス信号を内部で生成するために、集積回路上に提供され得る。ボディバイアス生成回路網は、高電力供給信号のような電力供給信号を用いて、電力供給され得る。さもなくば、この電力供給信号は、集積回路上の周辺回路網を電力供給するために使用される。集積回路上のコアロジックは、高電力供給信号より小さいコアロジック電力供給信号を用いて、電力供給され得る。一つの適切なアレンジメントを用いると、高電力供給信号は、約2.5ボルトであり、コアロジックのプラスの電力供給信号は、1.1ボルトである。また、0ボルトの接地信号も電力供給信号として使用される。
プラスの電力供給電圧および接地信号が有効となった一方で、ボディバイアス信号が有効でない場合、ラッチアップの可能性が生じ得る。これは、例えば、集積回路内が含まれているデバイスが、特定の方法で、ピンがその集積回路に電力供給するソケットの中に挿入されるときに生じ得る。集積回路上の様々な電力供給ピンおよび経路がその意図される信号を受ける順番は、そのデバイスのピンが、ソケットピンとコンタクトする方法に依存する。
一部の状況において、コアロジック電力供給信号および接地電力供給信号が利用可能になる前に、外部供給されたボディバイアス信号または内部生成されたボディバイアス信号が、ボディバイアス経路上に存在してき得る。このシナリオにおいて、コアロジック電力供給信号および接地電力供給信号の前に、ボディバイアス信号が有効となるので、集積回路の残部がパワーアップするとき、トランジスタは、ラッチアップしない。他の状況において、コアロジック電力供給および接地電圧が既に有効となるまで、ボディバイアス信号は、有効になり得ない。これは、金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を形成する。
能動ラッチアップ防止回路網は、コアロジックのプラスの電力供給信号のような電力供給信号、接地電力供給信号、高電力供給信号、および、これら信号に由来するか、これら信号の前駆体であるか、あるいは、さもなくば、これら信号と関連する電力供給信号をモニタする。潜在的なラッチアップ条件が検出される場合、ラッチアップ防止回路網は、各ボディバイアス経路を安全な電圧に保ち、金属酸化物半導体トランジスタにおけるラッチアップを防止する。適切で安全な電圧は、PMOSボディバイアス経路に対するコアロジックのプラスの電力供給信号レベル(例えば、1.1ボルト)、および、NMOSボディバイアス経路に対する接地(例えば、0ボルト)である。ラッチアップ防止回路網は、潜在的なラッチアップ条件が存在する間、これらのような安全な電圧でボディバイアス経路を保つ。全ての電力供給信号が有効になったとき、ラッチアップの危険性はなくなる。そのため、能動ラッチアップ防止回路網は、ボディバイアス経路をリリースし、所望のボディバイアス信号レベルで、それらをバイアスさせることが可能になる。
本発明のさらなる特徴は、その性質および様々な利点とともに、添付図面と以下の詳細な説明から明らかになる。
本発明は、さらに、以下の手段を提供する。
(項目1)
ボディ端子をそれぞれが有する金属酸化物半導体トランジスタと、
電力供給信号を集積回路に供給する入出力ピンと、
ボディバイアス信号を該金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に分配するボディバイアス経路と、
該電力供給信号をモニタして、該金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出することと、該ボディバイアス経路を安全な電圧に維持して、該潜在的なラッチアップ条件が存在する間、該金属酸化物半導体トランジスタ内のラッチアップを防止することとを行う能動ラッチアップ防止回路網と
を備える、集積回路。
(項目2)
上記入出力ピンは、プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンを備え、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号をモニタして、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する回路網を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目3)
上記入出力ピンは、外部ソースから上記ボディバイアス信号を受ける入出力ピンを備え、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、上記ボディバイアス経路上の電圧をモニタし、該ボディバイアス信号が有効であるかどうかを判断する回路網を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目4)
上記ボディバイアス経路に付与される上記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの少なくとも1つの信号をモニタし、該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目5)
上記ボディバイアス経路に付与される上記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの少なくとも1つの信号をモニタして、該ボディバイアス経路上の該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備え、
上記入出力ピンは、プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンを備え、
該能動ラッチアップ防止回路網は、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号をモニタして、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する回路網を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目6)
上記ボディバイアス経路に付与される上記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
該ボディバイアス生成回路網は、マイナスの電圧信号を生成するチャージポンプ回路を備え、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの該マイナスの電圧信号をモニタして、該ボディバイアス経路上の該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目7)
上記電力供給信号は、コア回路網のプラスの電力供給信号を備え、上記集積回路は、
上記ボディバイアス経路に付与される上記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
該ボディバイアス生成回路網は、マイナスの電圧信号を生成するチャージポンプ回路を備え、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの該マイナスの電圧信号をモニタして、該ボディバイアス経路上の該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備え、さらに、該ボディバイアス信号が有効でなく、少なくとも該コア回路網のプラスの電力供給信号が有効であるときに、所定の電圧で該ボディバイアス経路をクランプして上記金属酸化物半導体トランジスタ内でのラッチアップを防止するためにオンにされるトランジスタを備える、項目1に記載の集積回路。
(項目8)
上記集積回路上のコア回路網に電力供給する上記入出力ピンの1つからコアのプラスの電力供給電圧が印加されるコア電力供給経路をさらに備え、
上記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
上記ボディバイアス経路は、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの上記ボディ端子に接続され、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
該能動ラッチアップ防止回路網が、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該コアのプラスの電力供給電圧で該ボディバイアス経路をクランプする、項目1に記載の集積回路。
(項目9)
上記集積回路上のコア回路網に電力供給する上記入出力ピンの1つからコアのプラスの電力供給電圧が印加されるコア電力供給経路をさらに備え、
上記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
上記ボディバイアス経路は、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
該制御回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する制御信号を生成し、
該能動ラッチアップ防止回路網が、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該制御回路網によって生成された該制御信号は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該コアのプラスの電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、項目1に記載の集積回路。
(項目10)
上記集積回路上のコア回路網に電力供給する上記入出力ピンの1つからコアのプラスの電力供給電圧が印加されるコア電力供給経路をさらに備え、
上記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
上記ボディバイアス経路は、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
該比較器への1つの入力は、該コアのプラスの電力供給電圧に比例し、該コアのプラスの電力供給電圧および接地電圧が有効であるかどうかの指標となる電圧を受け、
該比較器への他の入力は、該ボディバイアス信号に比例する電圧を受け、
該比較器は、自身への入力を比較し、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する対応する制御信号を自身の出力で生成し、
該能動ラッチアップ防止回路網が、該比較器への該入力の比較に基づいて、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該比較器によって生成された該制御信号は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該コアのプラスの電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、項目1に記載の集積回路。
(項目11)
上記入出力ピンの1つから接地電圧が印加される接地電力供給経路をさらに備え、
上記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
上記ボディバイアス経路は、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
該能動ラッチアップ防止回路網が、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該接地電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、項目1に記載の集積回路。
(項目12)
上記入出力ピンの1つから接地電圧が印加される接地電力供給経路をさらに備え、
上記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
上記ボディバイアス経路は、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
該制御回路網は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する制御信号を生成し、
該能動ラッチアップ防止回路網が、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該制御回路網によって生成された該制御信号は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該接地電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、項目1に記載の集積回路。
(項目13)
上記入出力ピンの1つから接地電圧が印加される接地電力供給経路をさらに備え、
上記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
上記ボディバイアス経路は、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
該比較器への1つの入力は、該接地電力供給電圧と関連し、該接地電力供給電圧およびプラスのコアロジック電力供給電圧が有効であるかどうかの指標となる電圧を受け、
該比較器への他の入力は、該ボディバイアス信号が有効であるかどうかの指標となる電圧を受け、
該比較器は、自身への入力を比較し、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する対応する制御信号を出力で生成し、
該能動ラッチアップ防止回路網が、該比較器への該入力の比較に基づいて、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該比較器によって生成された該制御信号は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該接地電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、項目1に記載の集積回路。
(項目14)
構成データをロードされたプログラマブル素子をさらに備え、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、能動nチャネルラッチアップ防止回路網および能動pチャネルラッチアップ防止回路網を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目15)
上記入出力ピンを介して受けられるコアロジック電力供給電圧および接地電力供給電圧が有効になる一方で、上記ボディバイアス経路上の上記ボディバイアス信号がフロートしているときに、上記金属酸化物半導体トランジスタがラッチアップされることを防止する上記能動ラッチアップ防止回路網内における、nチャネル金属酸化物半導体能動ラッチアップ防止回路網と、
ダイオード接続トランジスタを含む少なくとも1つの受動ラッチアップ防止回路と
をさらに備える、項目1に記載の集積回路。
(項目16)
上記金属酸化物半導体トランジスタは、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、上記集積回路は、
上記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
該入出力ピンの1つから、該コアロジック電力供給信号より大きい高電力供給信号を受ける高電力供給経路と、
該コアロジック電力供給信号、該接地電力供給信号および該高電力供給信号を受け、マイナスの電圧を生成するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
をさらに備え、
該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該マイナスの電圧を使用して、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対するボディバイアスを生成し、
上記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス経路と該接地電力供給電圧経路との間に接続されるトランジスタを備え、該トランジスタは、該コアロジックのプラスの電力供給信号および該接地信号が有効である一方、該マイナスの電圧信号が有効でないことを、該能動ラッチアップ防止回路網が判断するとき、該能動ラッチアップ防止回路網によってオンにされ、
該トランジスタがオンにされたとき、該接地電力供給信号は、該ボディバイアス経路に付与される、項目1に記載の集積回路。
(項目17)
上記金属酸化物半導体トランジスタは、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、上記集積回路は、
上記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
該入出力ピンの1つから、該コアロジック電力供給信号より大きい高電力供給信号を受ける高電力供給経路と、
該コアロジック電力供給信号、該接地電力供給信号および該高電力供給信号を受け、マイナスの電圧を生成するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器であって、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該マイナスの電圧を使用して、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する上記ボディバイアス信号を生成する、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
をさらに備え、上記能動ラッチアップ防止回路網は、
出力を有し、該マイナスの電圧を受ける第一の入力を有し、かつ、該コアロジックのプラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるとき、有効であるバイアス電圧を受ける第二の入力を有する比較器であって、該比較器は、該第一の入力と該第二の入力とを比較し、出力において対応する制御信号を生成する、比較器と、
該比較器から該制御信号を受け、該制御信号の対応するレベルシフトバージョンを生成するレベルシフタと、
該制御信号の該レベルシフトバージョンを受け、該ボディバイアス経路と該接地電力供給経路との間に接続されるゲートを有するトランジスタであって、該マイナスの電圧が、該バイアス電圧より小さいとき、該レベルシフトされた制御信号は、該ボディバイアス経路と該接地電力供給経路との間に接続される該トランジスタをオフにする第一の状態を有し、該マイナスの電圧が、該バイアス電圧より大きいとき、該レベルシフトされた制御信号は、該ボディバイアス経路と該接地電力供給経路との間に接続される該トランジスタをオンにする第二の状態を有し、該接地電力供給信号が、該ボディバイアス経路に付与され、ラッチアップを防止する、トランジスタと
を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目18)
上記金属酸化物半導体トランジスタは、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備える、上記集積回路は、
上記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
少なくとも該コアロジック電力供給信号および該接地電力供給信号を受けるpチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器であって、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該ボディバイアス信号を該ボディバイアス経路に付与する、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
をさらに備え、上記能動ラッチアップ防止回路網は、
出力を有し、該ボディバイアスの指標となる第一の電圧を受ける第一の入力を有し、かつ、該第二の電圧を受ける第二の入力を有する比較器であって、該比較器は、該第一の入力と該第二の入力とを比較して、該コアロジックのプラスの電力供給電圧および該接地電力供給信号が有効であり、該ボディバイアス信号が有効でないときに第一の状態を有し、該コアロジックのプラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および該ボディバイアス信号が有効であるときに第二の状態を有する自身の出力に対応する制御信号を生成する、比較器
を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目19)
上記金属酸化物半導体トランジスタは、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備える、上記集積回路は、
上記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
少なくとも該コアロジック電力供給信号および該接地電力供給信号を受けるpチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器であって、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該ボディバイアス信号を該ボディバイアス経路に付与する、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
をさらに備え、上記能動ラッチアップ防止回路網は、
出力を有し、該ボディバイアスの指標となる第一の電圧を受ける第一の入力を有し、かつ、該第二の電圧を受ける第二の入力を有する比較器であって、該比較器は、該第一の入力と該第二の入力とを比較して、該コアロジックのプラスの電力供給電圧および該接地電力供給信号が有効であり、該ボディバイアス信号が有効でないときに第一の状態を有し、該コアロジックのプラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および該ボディバイアス信号が有効であるときに第二の状態を有する自身の出力に対応する制御信号を生成する、比較器と、
該制御信号が付与され、該ボディバイアス経路と該コアロジックのプラスの電力供給経路との間に接続されるゲートを有するトランジスタであって、該制御信号が該第一の状態を有するときに、該制御信号は、該ボディバイアス経路と該コアロジックのプラスの電力供給経路との間に接続された該トランジスタをオンにし、その結果、該プラスの電力供給信号が、該ボディバイアス経路に付与され、ラッチアップを防止し、該制御信号が該第二の状態を有するときに、該制御信号は、該ボディバイアス経路と該コアロジックのプラスの電力供給経路との間に接続された該トランジスタをオフにし、その結果、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器によって該ボディバイアス経路に付与される該ボディバイアス信号が、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子をバイアスする、トランジスタと
を備える、項目1に記載の集積回路。
(項目20)
上記入出力ピンの1つからプラスの電力供給信号を受けるプラスの電力供給経路と、
該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
上記ボディバイアス経路と、該電力供給経路の特定の1つとに接続されたトランジスタと、
該プラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および上記ボディバイアス信号が有効であるかどうかを判断し、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効である一方、該ボディバイアス信号が有効でないとき、該ボディバイアス経路に接続されたトランジスタをオンにし、該ボディバイアス経路を該電力供給経路の該特定の1つに電気的接続し、該プラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および該ボディバイアス信号が有効であるとき、該ボディバイアス経路に接続されたトランジスタをオフにし、該ボディバイアス信号は、上記金属酸化物半導体トランジスタの上記ボディをバイアスさせる該能動ラッチアップ防止回路網内の比較器回路網と
をさらに備える、項目1に記載の集積回路。
(項目21)
集積回路上の金属酸化物半導体トランジスタにおいて、ラッチアップ防止する方法であって、該集積回路は、ボディバイアス信号を該金属酸化物半導体トランジスタのボディ端子に分配するボディバイアス経路を有し、該方法は、
該集積回路上の電力供給信号をモニタして、該金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出することと、
潜在的なラッチアップ条件が存在するとき、該ボディバイアス経路を安全な電圧に保って、該金属酸化物半導体トランジスタにおけるラッチアップを防止することと
を包含する、方法。
(項目22)
上記電力供給信号をモニタすることは、プラスの電力供給信号および接地電力供給信号をモニタし、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効かどうかを判断することを包含する、項目21に記載の方法。
(項目23)
上記電力供給信号をモニタすることは、上記ボディバイアス経路上の電圧をモニタし、
上記ボディバイアス信号が有効かどうかを判断することを包含する、項目21に記載の方法。
(項目24)
上記集積回路は、上記ボディバイアス経路に印加される上記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網を備え、
上記電力供給信号をモニタすることは、該ボディバイアス生成回路網からの少なくとも1つの信号をモニタし、該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断することを包含する、項目21に記載の方法。
(項目25)
トランジスタが、上記ボディバイアス経路と、接地電力供給信号を受ける端子との間に接続される、上記方法は、
該ボディバイアス経路上の上記ボディバイアス信号が有効かどうか判断することと、
プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号をモニタし、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断することと、
該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となる一方、該ボディバイアス信号が有効でないとき、該トランジスタをオンにして、該ボディバイアス経路に該接地電力供給信号を付与することと
をさらに包含する、項目21に記載の方法。
(項目26)
トランジスタが、上記ボディバイアス経路と、プラスの電力供給信号を受ける端子との間に接続され、上記方法は、
該ボディバイアス経路上の上記ボディバイアス信号が有効かどうか判断することと、
該プラスの電力供給信号および接地電力供給信号をモニタし、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断することと、
該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となる一方、該ボディバイアス信号が有効でないとき、該トランジスタをオンにして、該ボディバイアス経路に該プラスの電力供給信号を付与することと
をさらに包含する、項目21に記載の方法。
(項目27)
それぞれがボディ端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタと、
nチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するnチャネルボディバイアス生成器と、
該nチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に分配する第一のボディバイアス経路と、
該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタがラッチアップを経験することを防止するnチャネル能動ラッチアップ防止回路網と、
それぞれがボディ端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタと、
pチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するpチャネルボディバイアス生成器と、
該pチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に分配する第二のボディバイアス経路と、
該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタがラッチアップを経験することを防止するpチャネル能動ラッチアップ防止回路網と
を備える、プログラマブルロジックデバイス集積回路。
(項目28)
上記第一のボディバイアス経路に付与される上記nチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するnチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス生成回路網と、
上記第一のボディバイアス経路に付与される上記pチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するpチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス生成回路網と
をさらに備える、項目27に記載のプログラマブルロジックデバイス集積回路。
(項目29)
プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンであって、上記nチャネル能動ラッチアップ防止回路網は、上記第一のボディバイアス経路上の上記nチャネルボディバイアス信号が有効であるかどうか、該プラスの電力供給信号が有効であるかどうか、および、該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する比較器回路網を備える、入出力ピンと、
該比較器回路網が、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となった一方で、該nチャネル能動ボディバイアス信号が有効でないと判断するとき、上記nチャネル能動ラッチアップ防止回路網はオンになり、該接地電力供給信号で、該第一のボディバイアス経路をクランプする該nチャネル能動ラッチアップ防止回路網内のトランジスタと
をさらに備える、項目27に記載のプログラマブルロジックデバイス集積回路。
(項目30)
プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンであって、上記pチャネル能動ラッチアップ防止回路網は、上記第二のボディバイアス経路上の上記pチャネルボディバイアス信号が有効であるかどうか、該プラスの電力供給信号が有効であるかどうか、および、該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する比較器回路網を備える、入出力ピンと、
該比較器回路網が、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となった一方で、該pチャネルボディバイアス信号が有効でないと判断するとき、該pチャネル能動ラッチアップ防止回路網はオンになり、該プラスの電力供給信号で、該第二のボディバイアス経路をクランプする、該pチャネル能動ラッチアップ防止回路網内のトランジスタと
をさらに備える、項目27に記載のプログラマブルロジックデバイス集積回路。
(摘要)
ボディバイアスされた金属酸化物半導体トランジスタと、金属酸化物半導体トランジスタにおけるラッチアップ発生を防止するラッチアップ防止回路網とを含むプログラマブルロジックデバイス集積回路のような集積回路が提供される。ボディバイアス信号は、外部ソースから受けられ得るか、あるいは、内部で発生され得る。ボディバイアス経路は、ボディバイアス信号を金属酸化物半導体トランジスタのボディ端子に分配するために、使用される。ラッチアップ防止回路網は、能動nチャネルおよびpチャネル金属酸化物半導体トランジスタラッチアップ防止回路網を含み得る。ラッチアップ防止回路網は、電力供給信号の状態をモニタし、潜在的なラッチアップ防止条件が存在するかどうかを判断する。ラッチアップ防止回路網が、コアロジック電力供給信号および接地電力供給信号が有効となった一方で、ボディバイアス信号が有効でないと判断した場合、ボディバイアス経路は、安全な電圧でクランプされ、金属酸化物半導体トランジスタでのラッチアップ発生を防止し得る。
(詳細な説明)
本発明は、ラッチアップ防止回路網を有するボディバイアス集積回路に関する。集積回路は、任意の適切なタイプであり得る。1つの特定の適切なアレンジメントを用いると、本発明に従うラッチアップ防止回路網は、プログラマブルロジックデバイス集積回路上で使用される。ラッチアップ防止回路網は、また、デジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサ、カスタム集積回路、あるいは、ラッチアップ事象の影響を受けやすく、ボディバイアスを有する任意の他の集積回路に使用され得る。本発明は、一般的に、一例として、プログラマブルロジックデバイス集積回路との関連において記載される。
プログラマブルロジックデバイス集積回路は、構成データを用いてカスタム化され得る。典型的なシナリオにおいて、ロジック設計者は、所望のロジック回路を設計するにあたり、コンピュータ支援設計(CAD)システムを使用する。コンピュータ支援設計システムは、プログラマブルロジックデバイスのハードウェア能力に関する情報を使用し、構成データを生成する。
プログラマブルロジックデバイスは、プログラマブル素子を含む。プログラマブル素子は、任意の適切なプログラマブル技術(例えば、ヒューズ、アンチヒューズ、レーザプログラムされた素子、電気的にプログラムされた素子、不揮発性メモリ素子、揮発性メモリ素子、マスクプログラムされた素子など)に基づき得る。典型的なシナリオにおいて、プログラマブル素子は、ランダムアクセスメモリ(RAM)セルに基づく。
プログラマブルロジックデバイスをカスタム化して、所望のロジック回路にインプリメントするために、コンピュータ支援設計システムによって作成された構成データは、プログラマブルメモリ素子の中にロードされる。プログラマブルロジックデバイスの動作中に、各メモリ素子は、そのロードされた構成データに基づき静的出力信号を提供する。メモリ素子からの出力信号は、プログラマブルロジックデバイス上のプログラマブルロジック領域内の金属酸化物半導体トランジスタのゲートに付与される。これによって、プログラマブルロジックデバイスが所望のロジック回路をインプリメントできるように、プログラマブルロジックは構成される。
プログラマブルロジックデバイス上のプログラマブルロジックおよび他の回路網は、nチャネル金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(NMOSトランジスタ)およびpチャネル金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(PMOSトランジスタ)から形成される。NMOSおよびPMOSトランジスタを有する集積回路は、相補型金属酸化物半導体(CMOS)集積回路と称される。
電力消費を削減するために、トランジスタの少なくとも一部は、ボディバイアスが提供される。例えば、NMOSトランジスタは、接地よりもわずかに低いボディバイアス電圧を提供され得、PMOSトランジスタは、そのプラスの電力供給電圧よりもわずかに高いボディバイアス電圧を提供され得る。ボディバイアス電圧は、トランジスタのリークを低減し、それゆえ、デバイス性能を向上させる。
本発明に従う例示的なプログラマブルロジックデバイス10が、図1に示される。プログラマブルロジックデバイス10は、ホットソケット互換性のあることが好ましい。プログラマブルロジックデバイス10は、入出力ピン14を介して、デバイス10の駆動信号をオフにするため、および、他のデバイスから信号を受けるための入出力回路網12を有する。グローバルおよびローカルな垂直および水平なラインおよびバスのような相互接続リソース16は、デバイス10上の信号をルーティングするために使用される。相互接続リソース16は、固定相互接続(導電ライン)およびプログラマブル相互接続(すなわち、それぞれの固定相互接続間のプログラマブル接続)を含む。プログラマブルロジック18は、組み合わせロジック回路網および順序ロジック回路網を含み得る。プログラマブルロジック18は、カスタムロジック機能を実行するように構成され得る。相互接続リソース16と関連するプログラマブル相互接続は、プログラマブルロジック18の一部であると考えられ得る。
ロジック18内のプログラマブル素子20は、任意の適切なソースからロードされ得る。典型的なアレンジメントにおいて、プログラマブル素子は、外部の消去可能プログラマブル読み取り専用メモリからロードされ、ピン14を介して構成デバイスと呼ばれるチップと、入出力回路網12とを制御する。
デバイス10の回路網は、任意の適切なアーキテクチャを用いて組織化され得る。一例として、プログラマブルロジックデバイス10のロジックは、一連の行および列からなるより大きなプログラマブルロジック領域から組織化され、この大きな領域のそれぞれは、より小さなロジック領域を多数含む。デバイス10のロジックリソースは、関連する垂直および水平の導体のような相互接続リソース16と相互接続され得る。これらの導体は、デバイス10の実質全体に及ぶグローバルな導電ライン、デバイス10の一部に及ぶハーフラインまたはクォーターラインのような部分的ライン、特定の長さ(例えば、幾つかのロジックエリアを相互接続するのに十分な長さ)の捩れ(staggered)ライン、より短いローカルライン、または、任意の他の適切な相互接続リソースのアレンジメントを含み得る。必要に応じて、デバイス10のロジックは、さらに多くのレベルまたは層でアレンジされ得る。これによって、多数の大きな領域が相互接続されて、ロジックのさらに大きなポーションを形成する。さらなる他のデバイスのアレンジメントでは、行と列にアレンジされていないロジックを使用し得る。
図1の集積回路10のような集積回路の一次プロセッシング回路網は、デバイスの中央領域に位置される。入出力回路網12は、典型的には、集積回路の周辺部の周りに位置される。デバイスの中央領域は、ときどき、デバイスのコアと称され、その領域の回路網は、ときどき、コア回路網またはコアロジックと称される。多数の集積回路は、マルチレベルの電力供給スキームを使用する。このスキームにおいて、コア回路網は、比較的低い電力供給レベルを用いて電力供給され、入出力前駆動回路および他の周辺コンポーネントは、1つ以上のより高い供給レベルを用いて電力供給される。コアロジックの電力供給レベルは、ときどき、VccコアまたはVccと称される。周辺回路網に電力供給するために使用される高い電力供給レベルの1つは、ときどき、Vccpdと称される。他の電力供給レベルも、また使用され得る。電圧Vssは、一般に接地と称される。
任意の適切な幾つかの異なる電力供給レベルが、デバイス10を電力供給するために使用され得る。2.5ボルトの高い電力供給レベルVccpd、プラス1.1ボルトのコアロジック電力供給電圧、および、0ボルトの接地電圧Vssを用いて電力供給される集積回路10が、本明細書で、一例として記載される。この電力供給構成は、単に例示的なものに過ぎない。必要に応じて、他の適切な電力供給電圧も、集積回路10を電力供給するために使用され得る。
デバイス10上のトランジスタは、4つの端子(ソース、ドレイン、ゲートおよびボディ)を有する。トランジスタのゲート端子は、その制御端子である。トランジスタのゲート上の電圧は、そのドレインとソースとの間を流れる電流の量を調節するのに役立つ。ときどき、ウェル端子またはバルク端子とも称されるボディ端子は、ドレインおよびソースが形成されるウェルと称される半導体領域に接続される。
ボディバイアスのスキームは、集積回路上のトランジスタのボティ端子にバイアス電圧を印加して、電力消費を削減する。pチャネル金属酸化物半導体トランジスタにおいて、ボディ端子の電圧は、プラスの電力供給電圧Vccに対してわずかに高くされ得る。nチャネル金属酸化物半導体トランジスタにおいて、ボディ端子の電圧は、接地Vssに対して幾分か低くされ得る。
例えば、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタのボディ端子は、接地電圧Vssの0Vに対して、約300mVの範囲の大きさを有するマイナスの電圧でバイアスされ得る。pチャネル金属酸化物半導体トランジスタのボディは、1.6V(例として)または1.1V〜2.1Vの範囲(例として)でバイアスされ得る。1.6Vのボディバイアスは、Vcc(本例では、1.1V)よりも500mV高い。過度のボディバイアスレベルは、一般的に避けられる。なぜなら、ボディバイアスの大部分は、デバイス性能(例えば、スイッチング速度)を低下させ得るからである。
ボディバイアスは、任意の適切なボディバイアスソースを用いて提供され得る。例えば、ボディバイアスは、外部電圧調節器のような外部ソースを用いて提供され得る。ボディバイアス電圧がチップ上で生成される内部バイアススキームも、また使用され得る。
例示的な外部バイアスアレンジメントの模式図が、図2に示される。外部ボディバイアスソース22は、集積回路10のピン14に接続される。ピン14は、また、電力供給電圧Vcc、VssおよびVccpdを受けるためにも使用される。外部ソース22は、例えば、電圧調節回路であり得、この電圧調節回路は、システムボードまたは他の実装構造上に含まれる。集積回路10は、ピンアンドソケット(pin−and−socket)コネクタまたは任意の他の適切なコネクタを用いて、外部ソースに接続され得る。集積回路10は、NMOSトランジスタ24およびPMOSトランジスタ26を含む。トランジスタ24および26のソースは、Sとラベル付けされ、ドレインは、Dとラベル付けされ、ゲートは、Gとラベル付けされ、そして、ボディ端子は、Bとラベル付けされる。図2に示されるように、ボディバイアス電圧Vpwbiasは、各NMOSトランジスタ24のボディ端子Bに印加される。ボディバイアス電圧Vnwbiasは、各PMOSトランジスタ26のボディ端子Bに印加される。VpwbiasおよびVnwbiasの例示的な値は、−0.3ボルトおよび1.6ボルトである。
図2の例において、単一の値のVpwbiasは、ボディバイアストランジスタ24に使用され、単一の値のVnwbiasは、ボディバイアス26に使用される。これは、単に例示的なものに過ぎない。例えば、これらは、2つ以上の異なる値のVpwbias(例えば、Vpwbias1、Vpwbias2など)もあり得、2つ以上の異なる値のVnwbias(例えば、Vnwbias1、Vnwbias2など)もあり得る。これらの異なるボディバイアスの値は、異なる対応するトランジスタのグループに分配され得る。必要に応じて、集積回路上の制御回路網または外部ソース22と関連する制御回路網は、ボディバイアス電圧を選択的に生成するために使用され得る。これは、デバイス10が電力消費と性能との間の最適バランスを示すようにするためである。
内部ボディバイアス回路網を用いる例示的な集積回路10の模式図が、図3に示される。ピン14は、電力供給電圧Vcc、VssおよびVccpdを受けるために使用される。図3の例において、2つの異なる値のVpwbias(Vpwbias1およびVpwbias2)が、2つの関連するグループのNMOSトランジスタ24に対するボディバイアスとして生成される。2つの異なる値のVnbias(Vnwbias1およびVnwbias2)が、2つの関連するグループのPMOSトランジスタ24に対するボディバイアスとして生成される。NMOSボディバイアス生成器28は、ボディバイアスVpwbias1およびVpwbias2を生成する。PMOSボディバイアス生成器30は、ボディバイアスVnwbias1を生成する。PMOSボディバイアス生成器32は、Vnwbias2を生成する。
図3の例において、4つの異なるボディバイアス電圧が生成される。これは、単に例示的なものに過ぎない。例えば、PMOSトランジスタボディバイアスが単一の値であることも、あるいは、PMOSトランジスタボディバイアスが3つ以上の値であることもあり得る。同様に、NMOSトランジスタボディバイアスが単一の値であることも、あるいは、NMOSトランジスタボディバイアスが3つ以上の値であることもあり得る。集積回路10上の制御回路網は、どのボディバイアス電圧が生成されるか(例えば、回路10の動作の最適化のため)を選択的に制御するために使用され得る。あるいは、ボディバイアス電圧のアレンジメントが、固定ボディバイアス電圧を生成するために使用され得る。
任意の適切な電力供給アレンジメントが、生成器28、30および32のようなオンチップ生成器に電力供給するために使用され得る。図3の例において、PMOSボディバイアス生成器回路網30および32、ならびに、NMOSボディバイアス生成器回路網28は、コア電力供給電圧Vcc、高電力供給電圧Vccpdおよび接地電圧Vssを用いて電力供給される。一般的に、内部ボディバイアス生成スキームは、電力供給ピンの使用を最小限にしようと試みる。それゆえ、電力供給電圧を用いて動作されることが好ましい。そのように動作されなければ、集積回路10上で利用可能とされるであろう。しかしながら、必要に応じて、1つ以上の追加のプラスまたはマイナスの電力供給電圧が使用され得る。図3のアレンジメントは、単に例示的なものに過ぎない。
任意の適切な回路網が、NMOSボディバイアス生成器28に対して使用され得る。図3の例において、NMOSボディバイアス生成器28は、調整可能な電圧調節器38および40を有し、それぞれ出力42および44で、ボディバイアス電圧Vpwbias1およびVpwbias2を供給する。ボディバイアス電圧Vpwbias1およびVpwbias2の大きさは、(例えば、プログラマブル素子20によって提供される内部制御信号を用いて、動的生成された内部信号を用いて、あるいは、外部制御信号を用いて)調節器38および40を調整することによって調整され得る。ボディバイアス電圧Vpwbias1およびVpwbias2は、マイナスである(Vssより低い)。必要に応じて、調節器38および40は、調整可能な調節器でなく、むしろ、固定調節器であり得る。
リファレンス生成器48は、リファレンス電流および電圧を供給するために使用され得る。リファレンス信号は、経路46を用いて分配され得る。
チャージポンプ34は、マイナスの電力供給電圧Vnegを生成するために使用され得る。電圧Vnegは、経路36を介して調整可能な電圧調節器38および40に分配される。一つの適切なアレンジメントを用いると、Vnegの値は、約−1.0ボルトである。これは、信号Vpwbias1およびVpwbias2を生成するのに必要とされるマイナスの最大ボディバイアス電圧よりも大きさにおいて大きい。調節器38および40は、Vnegの大きさを小さくして、所望の値のVpwbias1およびVpwbias2を生成する。
例示的なPMOSボディバイアス生成回路50が、図4に示される。リファレンス生成器50は、電圧リファレンス信号Vref(例えば、0.5ボルト)をライン54上に生成する。演算増幅器56は、2つの入力72および70と、出力58とを有する。出力58上の電圧は、トランジスタ60のゲートGを制御する。トランジスタ60は、そのソースSを有し、ソースSは、Vccpd端子74に接続される。直列接続の抵抗器64および66は、分圧器を形成し、トランジスタ60のドレインDと端子76にある接地電位Vssのソースとの間に接続される。回路50の出力端子62は、ボディバイアス電圧Vnwbiasを生成する。PMOSボディバイアス生成回路50の設定点(set point)は、Vrefの値と、抵抗器64および66の値とによって確立される。
抵抗器64と66との抵抗比は、定常状態で、所望の値のVnwbiasが出力端子62で生成されるとき、フィードバック経路68の電圧がVrefの値と等しくなるように選択される。動作中、演算増幅器56は、入力70と72とを比較し、対応する出力信号を出力58に生成する。Vnwbiasの値が、その設定点の値より大きいとき、演算増幅器の出力は低くなり、このため、トランジスタ60のドレイン−ソース間の抵抗が増加し、端子62でのVnwbiasの値が減少する。Vnwbiasの値が、その設定点の値より小さいとき、演算増幅器の出力は高くなり、このため、トランジスタ60のドレイン−ソース間の抵抗が減少し、端子62でのVnwbiasの値が増加する。このフィードバックアレンジメントを用いて、安定なボディバイアス電圧Vnwbiasが、端子62で生成される。
図4の回路50は、固定または調整可能であり得る。調整可能にすることは、抵抗器64および66に対して、調整可能な分圧器を用いて提供され得る。このタイプのアレンジメントを用いると、プログラマブル素子20の出力、プログラマブルロジック18からの内部生成制御信号、あるいは、外部供給制御信号は、関連トランジスタを制御するために使用され得る。トランジスタは、分圧器回路の設定を確立するために、そして、これにより、ライン68上のフィードバック電圧の値を確立するために、使用され得る。端子62上の出力は、出力電圧の比率(fraction)を調整することによって制御される。この出力電圧は、リファレンス電圧54を一定に保ったまま、フィードバックライン68上の比較器入力70にフィードバックされる。
図2、図3および図4の例が示すように、ボディバイアス信号の状態は、ピン14における電力供給電圧の状態に依存する。集積回路10は、ホットソケット互換性を有する。そのため、集積回路10が使用されているデバイスのユーザは、デバイス10をその電源に接続することも、あるいは、そこから外すことも自由にできる。ユーザは、例えば、集積回路10に含まれるデバイスを1つのソケットから引き抜き、別のソケットの中にそれを挿入し得る。電力供給信号Vcc、VssおよびVccpdを供給する電力供給ピン14が接触すると、信号Vcc、VssおよびVccpdは、特定の順番で確立され、有効になる。
例えば、ユーザが、ある方法でデバイスを挿入する場合、信号Vccが最初に有効とされ得る(すなわち、Vccを担うソケット内の導体が、集積回路10上のVccピンに電気的接続する)。そのユーザが、わずかに異なる方法で同じデバイスを挿入する場合、信号Vccpdが最初に有効とされ得る(すなわち、Vccpdを担うソケット内の導体が、集積回路10上のVccpdピンに電気的接続する)。特定の状況において、集積回路10に付与される電力供給信号のシーケンスは、ラッチアップ条件を生じる可能性を有する。この特定のパワーアップシーケンスが生じたとき、集積回路10は、ダメージを受ける可能性または動作不能となる可能性を有する。
ラッチアップ現象は、集積回路10上のCMOSトランジスタ内の寄生バイポーラトランジスタの存在によるものである。集積回路10上の典型的な(3つのウェルの)CMOSトランジスタ構造78の断面図が、図5に示される。CMOS構造78は、NMOSトランジスタ80およびPMOSトランジスタ82を有する。
トランジスタ80において、ソースSおよびドレインDは、注入領域84を用いて形成される。ゲート構造86は、シリコン酸化物のような絶縁体の薄い層と、シリサイド化ポリシリコンのようなゲート導体とから形成される。ボディ端子Bは、注入領域88を使用し、p型ボディバイアス領域90とオーミック接触を形成する。
トランジスタ82において、ソースSおよびドレインDは、注入領域92を用いて形成される。ゲート構造94は、シリコン酸化物のような絶縁体の薄い層と、シリサイド化ポリシリコンのようなゲート導体とから形成される。ボディ端子Bは、注入領域96を使用して、n型ボディ領域98とオーミック接触を形成する。深いn型ウェル100は、ウェル90およびウェル98を取り囲む。
トランジスタ80が、通常に動作しているとき、マイナスのボディバイアスVpwbiasが、トランジスタ80のボディ端子Bに印加され、その実行閾値電圧が増加し、それゆえ、電力消費が削減される。トランジスタ82が、通常に動作しているとき、プラスのボディバイアスVnwbiasが、トランジスタ82のボディ端子Bに印加され、その実行閾値電圧が増加し、それゆえ、電力消費が削減される。トランジスタ80および82のソース端子、ドレイン端子およびゲート端子に印加される電圧は、トランジスタが動作している回路に依存する。典型的な回路構成(例えば、所定のインバータ)において、トランジスタ80のソースSは、Vssであり、トランジスタ82のソースSは、Vccである。PMOSおよびNMOSトランジスタのソースおよびドレインは、一般的に、相互に変更可能であり、ときどき、ソース−ドレイン(複数または単数)端子と合わさって称される。
図5に示されるように、CMOS構造78のドープされた半導体領域は、寄生バイポーラトランジスタNPN1、NPN2およびPNPを形成する。高ドープされたp+領域92は、寄生バイポーラトランジスタPNPのエミッタを形成する。高ドープされたn+領域84は、寄生バイポーラトランジスタNPN2のエミッタを形成する。所定のパワーアップシーケンス下において、寄生バイポーラトランジスタNPN1、NPN2およびPNPの間のフィードバックは、CMOS構造78が、望ましくないラッチアップ状態に入る原因となり得る。
一般に、接地信号Vssが存在しない場合、集積回路10は、動作可能ではない。ラッチアップと通常動作との双方は、Vssが存在することを必要とする。Vssが存在する場合、2つのシナリオが考えられる。ボディバイアス電圧VpwbiasおよびVnwbiasが有効になる前に、集積回路の回路網にVccが印加されるか、あるいは、ボディバイアス電圧が有効となった後に、集積回路の回路網にVccが印加されるかである。VssおよびVccが有効になった後に、ボディバイアス電圧VpwbiasおよびVnwbiasが有効になる場合、ラッチアップに適切な条件が存在し、その結果、ラッチアップが生じ得る。
図5のCMOSトランジスタ構造78の動作で、VccおよびVssが既に有効になった後に、ボディバイアス電圧VpwbiasおよびVnwbiasが有効になるときを考える。ボディバイアス信号が有効になる前に、トランジスタ80および82のボディ端子Bは、フロートしている。トランジスタ82のソース上の1.1ボルトの信号Vccは、寄生バイポーラトランジスタPNPのエミッタ−ベース接合を順バイアスする傾向がある。トランジスタPNPのエミッタ−ベース接合が順バイアスされると、トランジスタPNPのベースは、エミッタより電圧の低い1つのダイオードの起動電圧(one diode turn−on voltage)(0.6ボルト)である。なぜなら、本例において、Vccは1.1ボルトであるために、寄生PNPトランジスタのベース上の電圧は、約0.5ボルト(すなわち、1.1V−0.6V)だからである。寄生PNPトランジスタのエミッタ−ベース接合が順バイアスされると、寄生PNPトランジスタはオンとなり、その結果、寄生PNPトランジスタのコレクタが、寄生バイポーラトランジスタNPN2のベースをVccに近づける。トランジスタNPN2のベース上の電圧が高くなると、寄生バイポーラトランジスタNPN2のベース−エミッタ接合は、順バイアスされ、寄生バイポーラトランジスタNPN1およびNPN2をオンにする。トランジスタNPN1およびNPN2がオンとなると、PNPトランジスタのベースがVssに近づけられ、こうして、さらに、寄生PNPトランジスタをオンにする。このフィードバック機構によって、寄生トランジスタは、ラッチされた状態になる。その状態においては、望ましからぬ潜在的なダメージを与える大電流が、寄生バイポーラトランジスタPNPと、寄生バイポーラトランジスタNPN1およびNPN2とを介してVccからVssへ流れる。たとえ、有効な値のVnwbiasおよびVpwbiasがトランジスタ80および82のボディ端子に印加されていても、この望ましからぬラッチアップ条件は、持続する。
本発明に従うと、ラッチアップ防止回路網は、潜在的に危険な電力供給条件を検出し、ラッチアップの発生を防止するアクションを取る集積回路10上に提供される。ラッチアップ防止回路網は、ボディバイアスVnwbiasおよびVpwbiasの前に、電力供給電圧VssおよびVccが有効になるときを検出し得、この状況が検出されるとき、安全な電圧で、ボディバイアス分配経路をクランプし得る。例えば、VpwbiasおよびVnwbias信号が有効になるまで、Vpwbiasは、Vssでクランプされ得、Vnwbiasは、Vccでクランプされ得る(その理由は、これらのバイアス信号は、外部ソースから満足に受けられるから、あるいは、これらバイアス信号に対して必要な前駆電力供給電圧が、満足に受けられ、チップ上で有効なバイアス信号を生成することができるからのいずれかである)。集積回路が、十分にパワーアップされるまで、絶えず、VpwbiasおよびVnwbiasをクランプすることで、ラッチアップのシナリオは避けられる。ラッチアップ防止回路網によって、集積回路のホットソケット互換性を確保でき、ユーザにパワーアップ制約を課すことが不要になる。
PMOSラッチアップ防止回路網を有する例示的なプログラマブルロジックデバイス集積回路10が、図6に示される。PMOSラッチアップ防止回路網102は、外部ピン14から、経路108および109を介して、プラスの電力供給Vccおよび接地電力供給Vssを受ける。ライン104は、ボディバイアス信号Vnwbiasを外部ソース22(図2)から、あるいは、図3のボディバイアス生成器30および32または図4のボディバイアス生成回路50のような内部ソースから受ける。集積回路10の通常動作の間、Vnwbiasライン104のようなラインは、ボディバイアス信号VnwbiasをPMOSトランジスタ26に分配するために使用される。任意の適切な数のボディバイアス信号が、回路10上で使用され得る。単一のボディバイアス信号の使用が、図6に一例として示される。
PMOSラッチアップ防止回路網102は、信号VccおよびVssをモニタし、かつ、信号Vnwbiasをモニタし、潜在的なラッチアップ条件が存在するかどうかを判断する。集積回路10が、パワーアップされるとき(例えば、集積回路10が含まれるデバイスをソケットの中にユーザが挿入するとき)、Vcc、VssおよびVnwbiasのような電力供給信号が、ライン108、109および104に、様々な順番で付与され得る。PMOSラッチアップ防止回路網102は、信号Vnwbiasが有効になる前に、信号VccおよびVssが有効になったと判断する場合、PMOSラッチアップ防止回路網102は、ライン104上の電圧をVccで保ち得る。一度、信号Vnwbiasが有効になると、PMOSラッチアップ防止回路網102は、ライン104をリリースし得る。このため、Vnwbias信号は、トランジスタ26を通常にボディバイアスするために使用することができる。なぜなら、Vccが有効である間、Vnwbiasは、フロートすることができないので、図5と関連して記載されたラッチアップのシナリオは避けられるからである。
信号Vcc、VssおよびVnwbiasは、PMOSラッチアップ防止回路網102によって直接モニタされ得るか、あるいは、ラッチアップ防止回路網102は、信号Vcc、VssおよびVnwbiasと関連する電圧をモニタし得る。例えば、電力供給信号がVccに由来する場合、あるいは、Vccが別の電力供給信号に由来する場合、ラッチアップ防止回路網102は、Vccを測定する代わりに、これらの信号をモニタし得る。同様に、Vnwbiasが別の電力供給電圧に由来する場合、あるいは、別の電力供給電圧を生成して使用される場合、これらの電力供給電圧の1つが、Vnwbiasをモニタする代わりに、モニタされ得る。VccおよびVnwbiasが直接モニタされる信号モニタリングアレンジメントが、一例として記載される。
PMOSラッチアップ防止回路網102で使用され得る例示的な回路網110が、図7に示される。図7に示されるように、回路網110は、制御回路網112およびトランジスタTXPを含む。PMOSボディバイアス経路104は、ボディバイアス信号VnwbiasをPMOSトランジスタ26のボディ端子に分配するために使用される。制御回路網112は、経路106を用いて経路104に電気的接続され、経路109を介して接地信号Vssを受ける。
動作の間、制御回路網112は、経路104上の電圧をモニタし、その出力に、対応する制御信号SELVを生成する。制御信号SELVは、経路114上のトランジスタTXPのゲートに付与される。トランジスタTXPのドレイン−ソース端子の1つは、電力供給端子116に接続され、信号Vccで電力供給される。トランジスタTXPの他のドレイン−ソース端子およびトランジスタTXPのボディ端子は、経路104に接続される。
端子118によって示されるように、制御回路網112は、信号Vccの状態をモニタする。Vccが有効であり、その一方で、Vnwbiasが有効でないことを制御回路網112が検出した場合、制御回路網112は、その出力で低いSELVの値を生成する。SELVの値が低いと、トランジスタはオンになり、端子116はライン104と電気的接続される。トランジスタTXPがオンである限り、ライン104上の電圧は、Vccでクランプされたまま留まる。ライン104上のVnwbias信号が有効となったことを制御回路網112が検出したとき、制御回路網112は、高いSELVの値をその出力で生成する。SELV信号が高いと、トランジスタTXPはオフになり、Vnwbias電圧をボディバイアストランジスタ26に使用することが可能になる。
制御回路網112は、任意の適切な回路アーキテクチャを用いてインプリメントされ得る。一つの適切なアレンジメントが、図8に示される。図8の制御回路網112は、ライン104(図6および図7)から信号Vnwbiasを端子120で受ける。信号Vccは、端子118で受けられる。接地信号Vssは、端子122で受けられる。制御回路網112は、抵抗器R1およびR2から形成される抵抗器ネットワークを有する。抵抗器は、分圧器のペアを形成する。R1とR2との抵抗比は、適切な電圧レベルが比較器124のマイナスとプラスとの入力に供給されるように選択される。例えば、R1およびR2の値は、Vccが1.1ボルトに等しいとき、結果として、ノードN1で0.5ボルトの電圧が生成されるように使用され得る。端子118での電圧がフロートしているとき(なぜなら、まだVccが有効でないために)、ノードN1での電圧は、0ボルト(Vss)になる。端子120に接続された分圧器は、信号Vnwbiasで同様に動作し得る。
動作において、比較器124は、その入力上の信号を比較し、その出力上に、対応する出力信号COUTVを生成する。Vnwbias、VssおよびVccが有効なとき、Vnwbiasの値は、Vccより大きいか、等しい。この状況で、ノードN2上の電圧は、ノードN1上の電圧より大きくなり、信号COUTVは高くなる。Vnwbiasが有効でない場合(すなわち、VnwbiasがVccより大きくないか、等しいとき)、信号COUTVは、低くなる。
信号COUTVは、低いVssから高いVccの範囲である。通常動作の間に、ライン104上の信号Vnwbiasが有効であるとき、トランジスタTXP(図7)を完全にオフにするためには、ライン128上のCOUTV信号は、レベルシフタ126を用いてレベルシフトされる。結果として得られた信号COUTVのレベルシフトバージョンは、ライン114上で制御信号SELVとして提供される。COUTVがVssであるとき、信号SELVはVssである。COUTVがVccであるとき、信号SELVはVnwbias(例えば、1.6ボルト)であり、このVnwbiasは、Vccより大きいか、等しい。
図6、図7および図8のPMOSラッチアップ防止回路網102のようなPMOSラッチアップ防止回路網の使用に関する動作が、図9に示される。初期に、ユーザが集積回路10をシステムの中に挿入する前、電力供給電圧は、集積回路10のピン14に全く印加されていない。その結果、信号Vcc、VssおよびVnwbiasは、フロートしている(ボックス130)。PMOSラッチアップ防止回路網102が動作する方法は、信号Vcc、VssおよびVnwbiasが電力供給された順番に依存する。
VssおよびVccが有効であり、その一方で、Vnwbiasが有効でない場合、PMOSラッチアップ防止回路網は、ラッチアップを防止するために起動する。特に、PMOSラッチアップ防止回路網102は、図8の回路網112を使用して、この条件を検出し、トランジスタTXPをオンにする(ボックス132)。トランジスタTXPをオンにすると、端子116とライン104(図7)との間に、低抵抗経路が形成される。そのため、集積回路内のVnwbiasライン上の信号は、Vccでクランプされる。VnwbiasをVccのままで保つと、Vnwbiasがフロートすることを防止でき、それゆえ、ラッチアップも防止できる。必要に応じて、Vnwbiasは、他の安全な電圧(例えば、Vcc近傍の電圧)で保たれ得る。
Vnwbias信号が、有効になったとき、PMOSラッチアップ防止回路網は、停止する(ボックス134)。このような条件下で、トランジスタTXPは、オフにされる。そのため、ライン104(図7)上の電圧は、所望の値のVnwbiasで維持され得る。
集積回路10が、有効なVcc、VssおよびVnwbias信号で電力供給されると、集積回路上の回路網は、通常に動作し得る(ボックス136)。PMOSラッチアップ防止回路網102は停止し、トランジスタTXPはオフになる。
ボックス130の初期状態に引き続いて、VssおよびVccが有効になる前に、信号Vnwbiasが有効になる場合、PMOSラッチアップ防止回路網102は、ボックス138で示されるように、停止したまま留まる。なぜなら、Vnwbiasの値は、この状況において、Vccより小さくなるか、あるいは、等しくなることは決してないからであり、また、制御信号SELVは、決して低くされず、トランジスタTXPは、オフのまま留まるからである。VssおよびVccが有効になった後に、集積回路10は、通常に動作する(ボックス136)。
この例が示すように、図9の右側の分岐によって示される条件のような一部の条件下で、PMOSラッチアップ防止回路網は、決して起動しない。安全な電圧において、Vnwbiasをクランプする必要は決してない。なぜなら、VccおよびVssの前に、電圧Vnwbiasが有効になるからである。しかしながら、図9の左側の分岐によって示される条件のような他の条件下において、PMOSラッチアップ防止回路網は、潜在的なラッチアップのシナリオが検出されたときに、起動する。作動の間、制御信号が生成され、トランジスタTXPをオンにする。全ての信号が有効になり、ラッチアップのリスクが過ぎ去るまで、トランジスタTXPは、オンのまま留まり、ラインVnwbiasは、Vccに保たれる。
NMOSラッチアップ防止回路網を有する例示的なプログラマブルロジックデバイス集積回路10が、図10に示される。図10のNMOSラッチアップ防止回路網144のようなNMOSラッチアップ防止回路網と、図6のPMOSラッチアップ防止回路網102のようなPMOSラッチアップ防止回路網とは、典型的には、同時に、同じ集積回路10上で使用される。PMOSラッチアップ防止回路網102およびNMOSラッチアップ防止回路網144の動作は、明確にするために、図6および図10と関連して、別個に記載される。
図10に示されるように、NMOSラッチアップ防止回路網144は、ピン14と、経路146および145とを介して、外部ソースから接地信号Vssおよびプラスの電力供給信号Vccを受ける。ライン140は、ボディバイアス信号Vpwbiasを外部ソース22(図2)から、あるいは、図3のボディバイアス生成器28のような内部ソースから受ける。集積回路10の通常動作の間、Vpwbiasライン140のようなラインは、ボディバイアス信号VpwbiasをNMOSトランジスタ24に分配するために使用される。任意の適切な数の異なるNMOSボディバイアス信号が、回路10上にあり得る。単一のボディバイアスVpwbiasの使用が、図10に一例として示される。
NMOSラッチアップ防止回路網は、経路142を介して、Vpwbiasライン140に接続される。潜在的なラッチアップ条件が検出されたとき、NMOSラッチアップ防止回路網は、Vssのような安全な値で、ライン140上の電圧をクランプする。NMOSラッチアップ防止回路網は、パワーアップ動作が終了し、全ての信号が有効になるとき、ライン140をリリースする。
一つの適切なアプローチを用いると、NMOSラッチアップ防止回路網144は、VssおよびVccをモニタする。NMOSラッチアップ防止回路網144は、また、VpwbiasまたはVpwbiasと関連する信号もモニタする。モニタされた信号は、潜在的なラッチアップ条件が存在するかどうかを判断するために比較される。
図3の例で示されるように、一つの適切なVpwbias生成回路28は、プラスの高電力供給電圧Vccpd(例えば、集積回路10の周辺部の周りにある図1の入出力回路網12の中にある前駆動部のような回路網に電力供給するために使用されるプラス約2.5ボルトの電力供給電圧)からマイナスの内部電力供給電圧Vnegを生成する。電圧Vnegが、図3のライン36上に存在しない限り、ボディバイアス電圧Vpwbiasは、NMOSボディバイアス生成器28によって、適切に生成され得ない。したがって、NMOSラッチアップ防止回路網144は、図10のライン148(図3のライン36に接続されている)上のVnegの状態をモニタすることによって、信号Vpwbiasの状態をモニタし得る。
Vpwbiasが外部から生成される状況において、ライン148は省かれ、NMOSラッチアップ防止回路網144は、前駆信号Vnegをモニタするよりも、むしろ、Vpwbiasライン140上の電圧を直接モニタする。NMOSラッチアップ防止回路網144の動作は、一例として、内部ボディバイアス生成スキーム、および、Vnegの測定に基づく信号モニタリングアレンジメントと関連して記載される。しかしながら、必要に応じて、図2に示されるタイプの外部ボディバイアススキームが使用され得る。NMOSラッチアップ防止回路網144の動作は、Vnegのような内部信号の値がモニタされているか、あるいは、外部生成ボディバイアス信号Vpwbiasがモニタされているかに関わらず、同じである。
図3のNMOSボディバイアス生成器28は、電力供給信号Vcc、VssおよびVccpdを用いて、信号Vnegを生成する。集積回路10が、パワーアップされるとき(例えば、集積回路10が含まれるデバイスをソケットの中にユーザが挿入するとき)、Vcc、VssおよびVccpdのような電力供給信号は、対応する電力供給ラインに、所定の順番で付与され得る。電力供給信号Vcc、VssおよびVccpdが有効になる順番は、前もって決定され得ない。なぜなら、集積回路10に、何らパワーアップ制約が課されないからである。
NMOSラッチアップ防止回路網144は、信号Vpwbiasが有効になる前に、信号VssおよびVccが有効になったと判断する場合、NMOSラッチアップ防止回路網144は、ライン140上の電圧をVssまたは他の適切な安全な電圧に保ち得る。一度、信号Vnegが有効になると(信号Vpwbiasが有効であることを示すと)、NMOSラッチアップ防止回路網144は、ライン140をリリースし得る。これによって、Vpwbias信号は、トランジスタ24を通常のボディバイアスするために使用することができる。なぜなら、VccおよびVssが有効である間、Vpwbiasは、フロートできないので、図5と関連して記載されたラッチアップのシナリオは避けられるからである。
Vcc、VssおよびVpwbiasの状態は、任意の適切なアプローチを用いてモニタされ得る。一つのアプローチを用いると、Vpwbiasの状態は、VssおよびVccの状態と比較される。これは、VpwbiasをVssまたはVccと、あるいは、VnegをVssまたはVccと直接比較するよりも、むしろ、VnegをVssに近い値の信号Vbiasと比較することによって行われる。
必要に応じて、別のアプローチも使用され得る。例えば、Vnegは、NMOSボディバイアス生成器28内の電力供給Vccpdから得られるので、Vccpdの状態は、Vnegの状態の指標となる。Vccpdが、フロートしていると判断される場合、信号Vnegは、有効であり得ない。Vnegを直接測定することは、その前駆体Vccpdを測定することより、一般的に好ましい。なぜなら、Vnegの状態は、Vpwbiasの状態に最も直接関連しているからである。それにも関わらず、必要に応じて、VccpdまたはVpwbiasの生成と関連する前駆供給電圧の測定のように、より直接的でない測定もなされ得る。NMOSラッチアップ防止回路網144は、また、VnegとVbiasとを比較する代わりに、VnegをVssと直接比較し得る。
任意の適切な信号モニタリングスキームが、いつNMOSラッチアップ防止回路網144を起動させるべきかを決定するために使用され得るが、一例として、内部信号VnegとVbiasとの電圧を比較して、Vpwbiasの状態がVssおよびVccの状態とを比較される信号モニタリングアレンジメントが記載される。
NMOSラッチアップ防止回路網144に対して使用され得る例示的な回路網150が、図11に示される。図11に示されるように、回路網150は、制御回路網152、および、トランジスタTXNを含む。NMOSボディバイアス経路140は、ボディバイアス信号VpwbiasをNMOSトランジスタ24のボディ端子に分配するために使用される。制御回路網152は、端子151で電力供給信号Vccを受け、接地は、端子156を用いて回路網150に印加される。図2の経路36からの信号Vnegは、経路148を介して制御回路網152に提供される。
動作の間、制御回路網152は、信号Vneg、VccおよびVssをモニタし、その出力で対応する制御信号SELNを生成する。制御信号SELNは、経路154上のトランジスタTXNのゲートに付与される。トランジスタTXNのドレイン−ソース端子は、接地端子156に接続され、信号Vssを受ける。トランジスタTXNの他のドレイン−ソース端子およびトランジスタTXNのボディ端子は、ボディバイアス経路140に接続される。
制御回路網152は、Vnegが有効でなく、その一方で、VccおよびVssが有効であることを検出する場合、制御回路網152は、その出力で高いSELNの値を生成する。SELNの値が高いと、トランジスタTXNはオンになり、ライン140を端子156で、接地信号Vssに接続する。トランジスタTXNがオンである限り、ライン140上の電圧は、Vssにクランプされたまま留まる。制御回路網152は、ライン140上のVpwbias信号が有効になったことを検出したとき(例えば、有効なVneg信号を検出して)、制御回路網152は、その出力に低いSELNの値を生成する。SELN信号が低いと、トランジスタTXNはオフになり、Vpwbias電圧を、ボディバイアスとして、NMOSトランジスタ24に印加することが可能になる。
図11の制御回路網152に対して使用され得る一つの適切な回路アレンジメントが、図12に示される。図12の例において、制御回路網152は、端子151を介して電力供給信号Vccを受ける。図2のライン36からのマイナスの電圧Vnegは、ライン148で受けられる。接地信号Vssは、端子156で受けられる。制御回路網152は、抵抗器R3およびR4から形成される抵抗器ネットワークを有する。抵抗器R3およびR4は、分圧器を形成する。R3とR4との抵抗値は、VccおよびVssが有効なとき、小さなバイアス電圧Vbias(例えば、100mV)が、ノードN3で生成されるように選択される。電圧Vbiasは、比較器160のマイナスの入力に印加される。比較器160のプラスの入力は、ライン148上の信号Vnegを受ける。比較器160は、マイナスの閾値電圧を有するネイティブNMOSトランジスタを使用することが好ましい。それは、比較器160が、Vnegを0ボルトであるVssのような信号と、理論的に比較できるようにするためである。比較器160が期待される入力条件下で、機能性あることを確保するために、電圧Vssよりも、むしろ、ゼロでない100mVの電圧Vbiasが比較器160への入力として提供される。必要に応じて、他の設計も使用され得る(例えば、PMOSトランジスタに基づく比較器を用いてなど)。
動作において、比較器160は、その入力上の信号を比較し、その出力上に、対応する出力信号COUTNを生成する。Vpwbias、VccおよびVssが有効なとき、Vpwbiasの値は、マイナスである(すなわち、Vssより小さい)。この状況で、Vnegは、Vbiasより小さいか、等しくなり、信号COUTNは、低くなる。Vpwbiasが有効でない場合(すなわち、Vpwbiasがフロートしており、Vssより小さい)、Vnegの値は、Vbiasより大きく、信号COUTNは、高くなる。
信号COUTNは、低いVssから高いVccの範囲である。ライン162上のCOUTN信号は、レベルシフタ164を用いてレベルシフトされる。
結果として得られた信号COUTNのレベルシフトバージョンは、ライン166上に制御信号SELNとして提供される。レベルシフタ164は、端子151からの電圧Vcc、端子148からの電圧Vnegおよび端子156での接地電圧Vssを用いて、電力供給される。COUTNがVssで低いとき、信号SELNはVnegで低い。COUTNがVccで高いとき、信号SELNはVccで高い。
図10、図11および図12のNMOSラッチアップ防止回路網のようなNMOSラッチアップ防止回路網の使用に関する動作が、図13に示される。初期に、ユーザが、集積回路10をシステムの中に挿入する前、電力供給電圧は、集積回路10のピン14に、全く印加されていない。その結果、信号Vcc、VssおよびVpwbiasは、フロートしている(ボックス130)。NMOSラッチアップ防止回路網144が動作する方法は、信号Vcc、VssおよびVpwbiasが電力供給される順番に依存する。
VssおよびVccが有効となり、その一方で、Vpwbiasが有効でない場合、NMOSラッチアップ防止回路網は、この条件を検出し、ラッチアップを防止するために起動する。特に、NMOSラッチアップ防止回路網144は、図12の回路網152を使用して、この状態を検出し、トランジスタTXNをオンにする(ボックス170)。トランジスタTXNをオンにすると、接地端子156とライン140(図11)との間に、低抵抗経路が形成される。そのため、集積回路内のVpwbiasライン上の信号は、Vssでクランプされる。VpwbiasをVssで保つと、Vpwbiasがフロートすることを防止でき、それゆえ、ラッチアップも防止できる。必要に応じて、Vpwbiasは、Vssの代わりに、他の安全な電圧(例えば、Vss近傍の電圧)でクランプされ得る。
Vpwbias信号が、有効になったとき、NMOSラッチアップ防止回路網は、停止する(ボックス172)。このような条件下で、トランジスタTXNは、オフにされる。そのため、ライン140(図10および図11)上の電圧は、所望の値のVpwbiasで維持され得る。
集積回路10が、有効なVcc、VssおよびVpwbias信号で電力供給されると、集積回路上の回路網は、通常に動作し得る(ボックス174)。NMOSラッチアップ防止回路網144は停止し、トランジスタTXNはオフになる。
ボックス168の初期状態に引き続いて、VssおよびVccが有効になる前に、信号Vpwbiasが有効になる場合(例えば、なぜなら、ボディバイアス生成器28が有効なVneg信号およびVpwbias信号を生成するように、前駆電力供給電圧Vccpdが有効になるから)、NMOSラッチアップ防止回路網144は、ボックス176で示されるように、停止したまま留まる。なぜなら、Vnegの値は、この状況において、Vbiasより決して大きくならないために、制御信号SELNは、決して高くされず、トランジスタTNNは、オフのまま留まるからである。
VssおよびVccが有効になった後に、集積回路10は、通常に動作する(ボックス174)。
この例が示すように、図13の右側の分岐によって示されるような一部の条件下で、NMOSラッチアップ防止回路網は、決して起動されない。安全な電圧において、Vpwbiasをクランプする必要は決してない。なぜなら、VccおよびVssの前に、電圧Vpwbiasが有効になるからである。しかしながら、図13の左側の分岐によって示されるような条件の他の条件下において、NMOSラッチアップ防止回路網は、潜在的なラッチアップのシナリオが検出されたときに、起動する。作動の間、制御信号が生成され、トランジスタTXNをオンにする。全ての信号が有効になり、ラッチアップのリスクが過ぎ去るまで、トランジスタTXNは、オンのまま留まり、ラインVpwbiasは、Vssに保たれる。
図6〜図9と関連して記載された能動PMOSラッチアップ防止スキームと、図10〜図13と関連して記載された能動NMOSラッチアップ防止スキームとは、ラッチアップを防止するために、その双方が集積回路10で使用されることが好ましい。しかしながら、必要に応じて、能動ラッチアップ防止技術の一方または双方が、受動ラッチアップ防止スキームの使用に置換され得るし、あるいは、補完され得る。PMOSトランジスタ26に対する例示的な受動ラッチアップ防止回路が、図14に示される。図14に示されるように、ダイオード接続トランジスタ178から形成されたダイオードは、Vccライン108とVnwbiasライン104との間に接続される。電圧信号Vnwbiasが、Vcc未満の1つのダイオード起動電圧に下がったときは、いつでもダイオード178はオンになる。このことによって、ライン104上の電圧が、2つ以上のダイオード起動電圧によって、Vcc未満に落ちることを防止でき、それゆえ、寄生PNPトランジスタのエミッタ−ベース接合が、順バイアスされるのを防止できる。この設計には、大してマージンはない。なぜなら、一部の状況において、エミッタ−ベース接合は、その起動電圧近傍でバイアスされるからである。それにも関わらず、受動ラッチアップ防止回路によって、回路の複雑さを最小限とし、集積回路上のリアルエステートを節約できるという望ましいシナリオが描ける点で有利である。
NMOSトランジスタ26に対する例示的な受動ラッチアップ防止回路が、図15に示される。受動NMOSトランジスタラッチアップ回路は、ダイオード接続トランジスタ180から形成されたダイオードを有し、このダイオード接続トランジスタ180は、Vssライン156とVpwbiasライン140との間に接続される。電圧信号Vpwbiasが、Vssを超える1つのダイオード起動電圧に上がったときは、いつでもダイオード180はオンになる。このことによって、ライン140上の電圧が、2つ以上のダイオード起動電圧によって、Vssを超えて上がることを防止でき、それゆえ、寄生バイポーラトランジスタNPN2のベース−エミッタ接合が、順バイアスされるのを防止できる。図14の受動PMOSラッチアップ防止スキームと同じように、図15の設計には、大してマージンはない。一部の状況において、NPN2のベース−エミッタ接合は、起動電圧近傍でバイアスされる。それにも関わらず、受動ラッチアップ防止回路によって、回路の複雑さを最小限とし、集積回路上のリアルエステートを節約できるという望ましいシナリオが描ける点で有利である。
以上は、本発明の原理を単に例示するに過ぎず、様々な改変は、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、当業者によってなされ得る。
本発明に従う例示的なプログラマブルロジックデバイス集積回路の図である。 本発明に従って、外部ソースからボディバイアスを受けるトランジスタを有する集積回路の模式図である。 本発明に従って、内部ソースからボディバイアスを受けるトランジスタを有する集積回路の模式図である。 本発明に従う例示的なpチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス回路網の模式図である。 例示的な相補型金属酸化物半導体トランジスタ構造の断面図であり、所定のバイアス条件下で、ラッチアップ条件を導き得る寄生バイポーラトランジスタの位置を示す。 本発明に従うボディバイアスpチャネル金属酸化物半導体トランジスタにおいて、ラッチアップを防止する例示的な回路網の回路図である。 本発明に従う図6に示されるタイプの例示的なラッチアップ防止回路網の回路図である。 本発明に従う図7に示されるタイプのラッチアップ防止回路網の中で使用され得る例示的な制御回路網の回路図である。 本発明に従うプログラマブルロジックデバイス集積回路のような集積回路上のボディバイアスpチャネル金属酸化物半導体トランジスタ内でのラッチアップを防止するにあたり、図6のpチャネル金属酸化物半導体ラッチアップ防止回路網の使用に関する動作を示す図である。 本発明に従うボディバイアスnチャネル金属酸化物半導体トランジスタにおいて、ラッチアップを防止する例示的な回路網の回路図である。 本発明に従う図10に示されるタイプの例示的なラッチアップ防止回路網の回路図である。 例示的な制御回路網の回路図であり、この制御回路網は、本発明に従う図11に示されるタイプのラッチアップ防止回路網の中で使用され得る。 本発明に従うプログラマブルロジックデバイス集積回路のような集積回路上のボディバイアスnチャネル金属酸化物半導体トランジスタ内でのラッチアップを防止するにあたり、図10のnチャネル金属酸化物半導体ラッチアップ防止回路網の使用に関する動作を示す図である。 本発明に従う例示的な受動ラッチアップ防止スキームの回路図である。 本発明に従う例示的な受動ラッチアップ防止スキームの回路図である。
符号の説明
10 プログラマブルロジックデバイス
12 入出力回路網
14 入出力ピン
16 相互接続リソース
18 プログラマブルロジック
20 プログラマブル素子
22 外部ソース
24 NMOSトランジスタ
26 PMOSトランジスタ
28 NMOSボディバイアス生成器回路網
30、32 PMOSボディバイアス生成器回路網
34 チャージポンプ
38、40 調整可能な電圧調節器
42、44 出力
46 経路
48 リファレンス生成器

Claims (30)

  1. ボディ端子をそれぞれが有する金属酸化物半導体トランジスタと、
    電力供給信号を集積回路に供給する入出力ピンと、
    ボディバイアス信号を該金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に分配するボディバイアス経路と、
    該電力供給信号をモニタして、該金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出することと、該ボディバイアス経路を安全な電圧に維持して、該潜在的なラッチアップ条件が存在する間、該金属酸化物半導体トランジスタ内のラッチアップを防止することとを行う能動ラッチアップ防止回路網と
    を備える、集積回路。
  2. 前記入出力ピンは、プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンを備え、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号をモニタして、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する回路網を備える、請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記入出力ピンは、外部ソースから前記ボディバイアス信号を受ける入出力ピンを備え、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、前記ボディバイアス経路上の電圧をモニタし、該ボディバイアス信号が有効であるかどうかを判断する回路網を備える、請求項1に記載の集積回路。
  4. 前記ボディバイアス経路に付与される前記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの少なくとも1つの信号をモニタし、該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備える、請求項1に記載の集積回路。
  5. 前記ボディバイアス経路に付与される前記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの少なくとも1つの信号をモニタして、該ボディバイアス経路上の該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備え、
    前記入出力ピンは、プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンを備え、
    該能動ラッチアップ防止回路網は、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号をモニタして、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する回路網を備える、請求項1に記載の集積回路。
  6. 前記ボディバイアス経路に付与される前記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
    該ボディバイアス生成回路網は、マイナスの電圧信号を生成するチャージポンプ回路を備え、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの該マイナスの電圧信号をモニタして、該ボディバイアス経路上の該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備える、請求項1に記載の集積回路。
  7. 前記電力供給信号は、コア回路網のプラスの電力供給信号を備え、前記集積回路は、
    前記ボディバイアス経路に付与される前記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網をさらに備え、
    該ボディバイアス生成回路網は、マイナスの電圧信号を生成するチャージポンプ回路を備え、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス生成回路網からの該マイナスの電圧信号をモニタして、該ボディバイアス経路上の該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断する回路網を備え、さらに、該ボディバイアス信号が有効でなく、少なくとも該コア回路網のプラスの電力供給信号が有効であるときに、所定の電圧で該ボディバイアス経路をクランプして前記金属酸化物半導体トランジスタ内でのラッチアップを防止するためにオンにされるトランジスタを備える、請求項1に記載の集積回路。
  8. 前記集積回路上のコア回路網に電力供給する前記入出力ピンの1つからコアのプラスの電力供給電圧が印加されるコア電力供給経路をさらに備え、
    前記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
    前記ボディバイアス経路は、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの前記ボディ端子に接続され、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
    該能動ラッチアップ防止回路網が、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該コアのプラスの電力供給電圧で該ボディバイアス経路をクランプする、請求項1に記載の集積回路。
  9. 前記集積回路上のコア回路網に電力供給する前記入出力ピンの1つからコアのプラスの電力供給電圧が印加されるコア電力供給経路をさらに備え、
    前記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
    前記ボディバイアス経路は、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
    該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
    該制御回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する制御信号を生成し、
    該能動ラッチアップ防止回路網が、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該制御回路網によって生成された該制御信号は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該コアのプラスの電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、請求項1に記載の集積回路。
  10. 前記集積回路上のコア回路網に電力供給する前記入出力ピンの1つからコアのプラスの電力供給電圧が印加されるコア電力供給経路をさらに備え、
    前記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
    前記ボディバイアス経路は、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
    該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
    該比較器への1つの入力は、該コアのプラスの電力供給電圧に比例し、該コアのプラスの電力供給電圧および接地電圧が有効であるかどうかの指標となる電圧を受け、
    該比較器への他の入力は、該ボディバイアス信号に比例する電圧を受け、
    該比較器は、自身への入力を比較し、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する対応する制御信号を自身の出力で生成し、
    該能動ラッチアップ防止回路網が、該比較器への該入力の比較に基づいて、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該比較器によって生成された該制御信号は、該コアのプラスの電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該コアのプラスの電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、請求項1に記載の集積回路。
  11. 前記入出力ピンの1つから接地電圧が印加される接地電力供給経路をさらに備え、
    前記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
    前記ボディバイアス経路は、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
    該能動ラッチアップ防止回路網が、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該接地電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、請求項1に記載の集積回路。
  12. 前記入出力ピンの1つから接地電圧が印加される接地電力供給経路をさらに備え、
    前記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
    前記ボディバイアス経路は、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
    該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
    該制御回路網は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する制御信号を生成し、
    該能動ラッチアップ防止回路網が、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該制御回路網によって生成された該制御信号は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該接地電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、請求項1に記載の集積回路。
  13. 前記入出力ピンの1つから接地電圧が印加される接地電力供給経路をさらに備え、
    前記金属酸化物半導体トランジスタは、ボディバイアス端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、
    前記ボディバイアス経路は、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に接続され、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続されるトランジスタを備え、
    該能動ラッチアップ防止回路網は、比較器を含む制御回路網を備え、
    該比較器への1つの入力は、該接地電力供給電圧と関連し、該接地電力供給電圧およびプラスのコアロジック電力供給電圧が有効であるかどうかの指標となる電圧を受け、
    該比較器への他の入力は、該ボディバイアス信号が有効であるかどうかの指標となる電圧を受け、
    該比較器は、自身への入力を比較し、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタを制御する対応する制御信号を出力で生成し、
    該能動ラッチアップ防止回路網が、該比較器への該入力の比較に基づいて、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出するとき、該比較器によって生成された該制御信号は、該接地電力供給電圧経路と該ボディバイアス経路との間に接続される該トランジスタをオンにして、該接地電力供給電圧で、該ボディバイアス経路をクランプする、請求項1に記載の集積回路。
  14. 構成データをロードされたプログラマブル素子をさらに備え、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、能動nチャネルラッチアップ防止回路網および能動pチャネルラッチアップ防止回路網を備える、請求項1に記載の集積回路。
  15. 前記入出力ピンを介して受けられるコアロジック電力供給電圧および接地電力供給電圧が有効になる一方で、前記ボディバイアス経路上の前記ボディバイアス信号がフロートしているときに、前記金属酸化物半導体トランジスタがラッチアップされることを防止する前記能動ラッチアップ防止回路網内における、nチャネル金属酸化物半導体能動ラッチアップ防止回路網と、
    ダイオード接続トランジスタを含む少なくとも1つの受動ラッチアップ防止回路と
    をさらに備える、請求項1に記載の集積回路。
  16. 前記金属酸化物半導体トランジスタは、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、前記集積回路は、
    前記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
    該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
    該入出力ピンの1つから、該コアロジック電力供給信号より大きい高電力供給信号を受ける高電力供給経路と、
    該コアロジック電力供給信号、該接地電力供給信号および該高電力供給信号を受け、マイナスの電圧を生成するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
    をさらに備え、
    該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該マイナスの電圧を使用して、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対するボディバイアスを生成し、
    前記能動ラッチアップ防止回路網は、該ボディバイアス経路と該接地電力供給電圧経路との間に接続されるトランジスタを備え、該トランジスタは、該コアロジックのプラスの電力供給信号および該接地信号が有効である一方、該マイナスの電圧信号が有効でないことを、該能動ラッチアップ防止回路網が判断するとき、該能動ラッチアップ防止回路網によってオンにされ、
    該トランジスタがオンにされたとき、該接地電力供給信号は、該ボディバイアス経路に付与される、請求項1に記載の集積回路。
  17. 前記金属酸化物半導体トランジスタは、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備え、前記集積回路は、
    前記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
    該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
    該入出力ピンの1つから、該コアロジック電力供給信号より大きい高電力供給信号を受ける高電力供給経路と、
    該コアロジック電力供給信号、該接地電力供給信号および該高電力供給信号を受け、マイナスの電圧を生成するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器であって、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該マイナスの電圧を使用して、該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタに対する前記ボディバイアス信号を生成する、nチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
    をさらに備え、前記能動ラッチアップ防止回路網は、
    出力を有し、該マイナスの電圧を受ける第一の入力を有し、かつ、該コアロジックのプラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるとき、有効であるバイアス電圧を受ける第二の入力を有する比較器であって、該比較器は、該第一の入力と該第二の入力とを比較し、出力において対応する制御信号を生成する、比較器と、
    該比較器から該制御信号を受け、該制御信号の対応するレベルシフトバージョンを生成するレベルシフタと、
    該制御信号の該レベルシフトバージョンを受け、該ボディバイアス経路と該接地電力供給経路との間に接続されるゲートを有するトランジスタであって、該マイナスの電圧が、該バイアス電圧より小さいとき、該レベルシフトされた制御信号は、該ボディバイアス経路と該接地電力供給経路との間に接続される該トランジスタをオフにする第一の状態を有し、該マイナスの電圧が、該バイアス電圧より大きいとき、該レベルシフトされた制御信号は、該ボディバイアス経路と該接地電力供給経路との間に接続される該トランジスタをオンにする第二の状態を有し、該接地電力供給信号が、該ボディバイアス経路に付与され、ラッチアップを防止する、トランジスタと
    を備える、請求項1に記載の集積回路。
  18. 前記金属酸化物半導体トランジスタは、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備える、前記集積回路は、
    前記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
    該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
    少なくとも該コアロジック電力供給信号および該接地電力供給信号を受けるpチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器であって、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該ボディバイアス信号を該ボディバイアス経路に付与する、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
    をさらに備え、前記能動ラッチアップ防止回路網は、
    出力を有し、該ボディバイアスの指標となる第一の電圧を受ける第一の入力を有し、かつ、該第二の電圧を受ける第二の入力を有する比較器であって、該比較器は、該第一の入力と該第二の入力とを比較して、該コアロジックのプラスの電力供給電圧および該接地電力供給信号が有効であり、該ボディバイアス信号が有効でないときに第一の状態を有し、該コアロジックのプラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および該ボディバイアス信号が有効であるときに第二の状態を有する自身の出力に対応する制御信号を生成する、比較器
    を備える、請求項1に記載の集積回路。
  19. 前記金属酸化物半導体トランジスタは、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタを備える、前記集積回路は、
    前記入出力ピンの1つからコアロジックのプラスの電力供給信号を受けるコアロジックのプラスの電力供給経路と、
    該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
    少なくとも該コアロジック電力供給信号および該接地電力供給信号を受けるpチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器であって、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器は、該ボディバイアス信号を該ボディバイアス経路に付与する、pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器と
    をさらに備え、前記能動ラッチアップ防止回路網は、
    出力を有し、該ボディバイアスの指標となる第一の電圧を受ける第一の入力を有し、かつ、該第二の電圧を受ける第二の入力を有する比較器であって、該比較器は、該第一の入力と該第二の入力とを比較して、該コアロジックのプラスの電力供給電圧および該接地電力供給信号が有効であり、該ボディバイアス信号が有効でないときに第一の状態を有し、該コアロジックのプラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および該ボディバイアス信号が有効であるときに第二の状態を有する自身の出力に対応する制御信号を生成する、比較器と、
    該制御信号が付与され、該ボディバイアス経路と該コアロジックのプラスの電力供給経路との間に接続されるゲートを有するトランジスタであって、該制御信号が該第一の状態を有するときに、該制御信号は、該ボディバイアス経路と該コアロジックのプラスの電力供給経路との間に接続された該トランジスタをオンにし、その結果、該プラスの電力供給信号が、該ボディバイアス経路に付与され、ラッチアップを防止し、該制御信号が該第二の状態を有するときに、該制御信号は、該ボディバイアス経路と該コアロジックのプラスの電力供給経路との間に接続された該トランジスタをオフにし、その結果、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタボディバイアス生成器によって該ボディバイアス経路に付与される該ボディバイアス信号が、該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子をバイアスする、トランジスタと
    を備える、請求項1に記載の集積回路。
  20. 前記入出力ピンの1つからプラスの電力供給信号を受けるプラスの電力供給経路と、
    該入出力ピンの1つから接地電力供給信号を受ける接地電力供給経路と、
    前記ボディバイアス経路と、該電力供給経路の特定の1つとに接続されたトランジスタと、
    該プラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および前記ボディバイアス信号が有効であるかどうかを判断し、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効である一方、該ボディバイアス信号が有効でないとき、該ボディバイアス経路に接続されたトランジスタをオンにし、該ボディバイアス経路を該電力供給経路の該特定の1つに電気的接続し、該プラスの電力供給信号、該接地電力供給信号および該ボディバイアス信号が有効であるとき、該ボディバイアス経路に接続されたトランジスタをオフにし、該ボディバイアス信号は、前記金属酸化物半導体トランジスタの前記ボディをバイアスさせる該能動ラッチアップ防止回路網内の比較器回路網と
    をさらに備える、請求項1に記載の集積回路。
  21. 集積回路上の金属酸化物半導体トランジスタにおいて、ラッチアップ防止する方法であって、該集積回路は、ボディバイアス信号を該金属酸化物半導体トランジスタのボディ端子に分配するボディバイアス経路を有し、該方法は、
    該集積回路上の電力供給信号をモニタして、該金属酸化物半導体トランジスタに対する潜在的なラッチアップ条件を検出することと、
    潜在的なラッチアップ条件が存在するとき、該ボディバイアス経路を安全な電圧に保って、該金属酸化物半導体トランジスタにおけるラッチアップを防止することと
    を包含する、方法。
  22. 前記電力供給信号をモニタすることは、プラスの電力供給信号および接地電力供給信号をモニタし、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効かどうかを判断することを包含する、請求項21に記載の方法。
  23. 前記電力供給信号をモニタすることは、前記ボディバイアス経路上の電圧をモニタし、
    前記ボディバイアス信号が有効かどうかを判断することを包含する、請求項21に記載の方法。
  24. 前記集積回路は、前記ボディバイアス経路に印加される前記ボディバイアス信号を生成するボディバイアス生成回路網を備え、
    前記電力供給信号をモニタすることは、該ボディバイアス生成回路網からの少なくとも1つの信号をモニタし、該ボディバイアス信号が有効かどうかを判断することを包含する、請求項21に記載の方法。
  25. トランジスタが、前記ボディバイアス経路と、接地電力供給信号を受ける端子との間に接続される、前記方法は、
    該ボディバイアス経路上の前記ボディバイアス信号が有効かどうか判断することと、
    プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号をモニタし、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断することと、
    該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となる一方、該ボディバイアス信号が有効でないとき、該トランジスタをオンにして、該ボディバイアス経路に該接地電力供給信号を付与することと
    をさらに包含する、請求項21に記載の方法。
  26. トランジスタが、前記ボディバイアス経路と、プラスの電力供給信号を受ける端子との間に接続され、前記方法は、
    該ボディバイアス経路上の前記ボディバイアス信号が有効かどうか判断することと、
    該プラスの電力供給信号および接地電力供給信号をモニタし、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断することと、
    該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となる一方、該ボディバイアス信号が有効でないとき、該トランジスタをオンにして、該ボディバイアス経路に該プラスの電力供給信号を付与することと
    をさらに包含する、請求項21に記載の方法。
  27. それぞれがボディ端子を有するnチャネル金属酸化物半導体トランジスタと、
    nチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するnチャネルボディバイアス生成器と、
    該nチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に分配する第一のボディバイアス経路と、
    該nチャネル金属酸化物半導体トランジスタがラッチアップを経験することを防止するnチャネル能動ラッチアップ防止回路網と、
    それぞれがボディ端子を有するpチャネル金属酸化物半導体トランジスタと、
    pチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するpチャネルボディバイアス生成器と、
    該pチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタの該ボディ端子に分配する第二のボディバイアス経路と、
    該pチャネル金属酸化物半導体トランジスタがラッチアップを経験することを防止するpチャネル能動ラッチアップ防止回路網と
    を備える、プログラマブルロジックデバイス集積回路。
  28. 前記第一のボディバイアス経路に付与される前記nチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するnチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス生成回路網と、
    前記第一のボディバイアス経路に付与される前記pチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス信号を生成するpチャネル金属酸化物半導体ボディバイアス生成回路網と
    をさらに備える、請求項27に記載のプログラマブルロジックデバイス集積回路。
  29. プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンであって、前記nチャネル能動ラッチアップ防止回路網は、前記第一のボディバイアス経路上の前記nチャネルボディバイアス信号が有効であるかどうか、該プラスの電力供給信号が有効であるかどうか、および、該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する比較器回路網を備える、入出力ピンと、
    該比較器回路網が、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となった一方で、該nチャネル能動ボディバイアス信号が有効でないと判断するとき、前記nチャネル能動ラッチアップ防止回路網はオンになり、該接地電力供給信号で、該第一のボディバイアス経路をクランプする該nチャネル能動ラッチアップ防止回路網内のトランジスタと
    をさらに備える、請求項27に記載のプログラマブルロジックデバイス集積回路。
  30. プラスの電力供給信号および接地電力供給信号を受ける入出力ピンであって、前記pチャネル能動ラッチアップ防止回路網は、前記第二のボディバイアス経路上の前記pチャネルボディバイアス信号が有効であるかどうか、該プラスの電力供給信号が有効であるかどうか、および、該接地電力供給信号が有効であるかどうかを判断する比較器回路網を備える、入出力ピンと、
    該比較器回路網が、該プラスの電力供給信号および該接地電力供給信号が有効となった一方で、該pチャネルボディバイアス信号が有効でないと判断するとき、該pチャネル能動ラッチアップ防止回路網はオンになり、該プラスの電力供給信号で、該第二のボディバイアス経路をクランプする、該pチャネル能動ラッチアップ防止回路網内のトランジスタと
    をさらに備える、請求項27に記載のプログラマブルロジックデバイス集積回路。
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