JP2007201429A - 複合基板の作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持基板と半導体材料の活性層との間に介在させた少なくとも1つの薄い最終絶縁層を備えるタイプの複合基板の作製方法を提供する。
【解決手段】支持基板1上に絶縁層31を形成または堆積し、ソース基板上に、絶縁層32を形成または堆積するステップと、上記絶縁層の少なくとも1つをプラズマ活性化するステップと、絶縁層31、32のそれぞれを介して、分子接合によって上記2つの基板1、2を接合するステップと、上記活性層20のみを保持するように、ソース基板から背部部分21を除去するステップとを備え、プラズマ活性化エネルギーの値、および絶縁層31、32のそれぞれの厚みe、eが、活性化された絶縁層が、その上側部分でのみ活性化S、上記最終絶縁層3の厚みを、50ナノメートル以下であるように選択する。
【選択図】図2E

Description

本発明は、半導体支持基板と半導体材料の活性層との間に埋め込まれた、すなわち、それらの間に介在させた絶縁層を備えるタイプの複合基板の作製方法に関する。
以下の記載および特許請求の範囲において、「絶縁体」という用語は、場合により、誘電率が高い電気絶縁材料を意味する。
さらに詳しく言えば、本発明は、絶縁層の厚みが薄く、すなわち、50nm(50ナノメートル)未満、さらには、20nm(20ナノメートル)未満の薄さでありながらも、実質的に向上させた電気特性を備える上述したような複合基板を獲得する方法に関する。
上述したような基板は、特に、光学、電子工学、および光電子工学の分野において使用される。
このタイプの複合基板の特定の非制限的例の1つは、「SOI」(シリコン・オン・インシュレータ(silicon on insulator))という頭文字で知られる基板であり、この基板は、2つのシリコン層の間に介在させた絶縁性の酸化珪素層を備える基板を意味する。
さらに正確に言えば、本発明の方法による向上の対象となる電気特性は、以下のとおりである。
・埋め込み絶縁層の電荷密度(「Qbox」の略語で知られる)。1cm当たり5×1011電荷未満の値を得ることが望ましい。
・ブレークダウン電圧、すなわち、絶縁体の抵抗が急に下がる一線となる電圧。最大値を得ることが望ましい。一例として、埋め込み酸化珪素層の場合の好ましい値は、可能な限り、10MV/cm[メガボルト/センチメートル]に近いものである。
・活性層における正孔および/または電子の移動度。1つの説明的な例として、およそ1015atoms/cmの濃度でホウ素がドープされたシリコンにおいて、500cm.V−1.s−1[センチメートル.ボルト−1.秒−1]より大きな電子移動度を得ることが望まれる。
・2つの層間の界面での捕獲密度を意味する、「DIT」値、いわゆる、「界面捕獲密度(density of interface trap)」。本発明において、埋め込み絶縁層とそれに隣接する層とのそれぞれの界面でのDIT値の向上が求められる。
DIT値が、本発明の基板形成ステップに影響を与える主要なパラメータの1つであるため、以下の記載では、DIT値に焦点を当てる。さらに、このパラメータは、移動度にある効果を有する。しかしながら、本発明の目的は、一般に、最終的な基板の電気性能を向上することである。
捕獲は、界面で電荷キャリアを保持または放出する能力を有する。捕獲は、複合基板上に作られることになる電子コンポーネントの電気特性に極めて悪い影響を与える。
簡潔にするために、以下、「DIT値」と称する、界面での捕獲密度を、捕獲数/eV.cmとして表す。DIT値が高いほど、基板の電気特性は悪化する。
1つの例として、1012.eV−1.cm−2の値は、基板の低電気特性に相当する高い値である。現在、得られる最良のDIT値は、「ゲート酸化物」として知られる非常に高品質の酸化物と、それらの支持体との間の界面に対して、およそ1010.eV−1.cm−2である。このような酸化物は、例えば、トランジスタ、メモリ、静電容量、および集積回路を形成する他のタイプのコンポーネントに見られる。
図1A〜図1Eは、当分野において既知であるSOIタイプの基板を作製する1つの形態の様々なステップを示す。
図1Aおよび図1Bに示すように、本方法は、基板表面に酸化物層Oxyを形成するためにソース基板Souを酸化した後、活性層Cactを規定するために原子種注入を実行するステップからなる。酸化物層は、一般にかなり厚みがあり、およそ150nm[ナノメートル]である。
支持基板Supに接合し(図1C)、ソース基板Souの残りを剥離した(図1D)後、支持体と活性層との間に介在させた酸化物層Oxyを含む複合基板が得られ、この酸化物層には、参照番号IおよびIをそれぞれ付与した、支持体および活性層の各々との接触界面がある。
最後に、作製後、得られる複合基板の上面に、基板上での仕上げ熱処理中に上面を保護する目的の層が形成されてもよい。このようにして、基板は、保護層Cprで被覆され、その保護層Cprと活性層Cactとの間に界面Iがある。
従来技術から、複合基板のある界面で、DIT値を向上し得る、すなわち、低減し得る方法が既知である。これらは、主に、熱処理である。
「フォーミングガスアニール(forming gas anneal)」の略である「FGA」として知られるこれらの方法の1つは、水素と中性ガスとを含有する雰囲気中、およそ450℃の低温で、界面の修復/回復熱処理を実行するステップからなる。
しかしながら、このような方法が450℃で実行されると、DIT値の向上に関する効果は、保護層Cprと活性層Cactとの間の界面Iにしか及ばず、界面IおよびIには及ばず、及んだとしても、非常にわずかである。このFGA処理方法は、界面に遭遇するたびに効果が失われていく。したがって、この方法では、深い位置にある界面に対して効果をあまり発揮しなくなってしまう。
さらなる可能性として、高温、すなわち、900℃を超える、さらには、1000℃を超える高温でアニール熱処理を実行するステップがある。このような処理は、界面IでのDIT値を向上することもあるが、それよりも深い位置にある界面Iにはほとんど効果がない。
さらに、多くの従来の応用では、例えば、50nm未満、さらには、20nm未満の薄い埋め込み絶縁層(酸化物)が望まれる。
この場合、酸化物は、電気絶縁体の役割のみを担っているだけではなく、複合基板の表面上に形成される電子コンポーネントの一体部品を形成する。
さらに、底部に位置する支持体Supは、機械的機能のみを備えているだけではなく、電気的機能も備えている。上記支持基板Supは、場合により、埋め込み構造体、例えば、接地面を含んでもよく、または複合体であってもよい。
その結果、埋め込み絶縁層の両側に位置する2つの界面IおよびIでのDIT値の向上が望まれる。
しかしながら、非常に薄い埋め込み絶縁層を含む複合基板の製造が困難であることは周知である。したがって、例えば、SOIタイプの基板の場合、酸化物層が薄くなるほど、最終基板内の欠陥数が増えることが既知である。これは、主に、界面Iでの接合中に封入された汚染物質、汚染粒子およびガスの存在が原因である。
このような接合性を高めるための1つの解決策は、接合される表面の少なくとも1つ、すなわち、支持体Supおよび/または絶縁体Oxyの表面のプラズマ活性化からなる。このようにして、正確に2時間、200℃でアニールした後でも、界面Iで1J/m[ジュール/メートル]に近い高接合エネルギーが得られる。
しかしながら、プラズマ活性化は、界面Iの電気特徴、特に、DIT値をかなり著しく悪化させてしまう。
これに関しては、基板の電気特性に及ぼすプラズマ活性化の負の効果を示した、K Schjolberg−Henriksenらによる文献「Oxide charges Induced by plasma activation for wafer bonding」、Sensors and Actuators A 102 (2002)、99〜105を参照されたい。
本発明の目的は、従来技術に関する上述した欠点を解消することである。
さらに正確に言えば、本発明の目的は、良好な電気特性を備えながら、すなわち、絶縁層の2つの界面でのDIT値を低くしたまま、薄い埋め込み絶縁層、すなわち、50nm未満、さらには、20nm未満、および5nm程度に薄いものであってもよい埋め込み絶縁層を有する複合基板を得る方法を提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、「支持基板」と称する第1の半導体基板と、「活性層」と称する半導体材料層との間に介在させた「最終層」と称する薄い絶縁層を含むタイプの複合基板の作製方法であって、
上記支持基板上に、「第1の層」と称する絶縁層を形成または堆積し、「ソース基板」と称する第2の基板上に、「第2の層」と称する絶縁層を形成または堆積するステップと、
上記第1および第2の絶縁層の少なくとも1つをプラズマ活性化するステップと、
上記第1および第2の絶縁層が、接合界面に沿って接触し、上記最終絶縁層を一体に形成するように、分子接合によって上記支持基板および上記ソース基板を接合するステップと、
上記活性層を構成する材料の厚みのみを保持するように、ソース基板の「背部」と称する部分を除去するステップと
を備え、
プラズマ活性化エネルギーの値および第1および第2の絶縁層のそれぞれの厚み(e、e)が、活性化された絶縁層が、その自由表面から延在する上側部分でのみ活性化され、最終絶縁層の厚みが、50ナノメートル(50nm)以下、好ましくは、20ナノメートル(20nm)以下であるように選択されることを特徴とする、方法に関する。
本発明の他の好ましい非制限的な特徴は、単独または組み合わせで、以下のとおりである。
・支持基板上に形成または堆積された第1の絶縁層の厚み(e)およびソース基板上に形成または堆積された第2の絶縁層の厚み(e)が、以下の関係式、
≧emp1+dおよびe≧emp2+d
を満たし、式中、emp1およびemp2が、第1の絶縁層の厚み、および第2の絶縁層の厚みのそれぞれに相当し、厚みの性質が、プラズマ活性処理後に変更され、dおよびdが、第1および第2の絶縁層のそれぞれのトンネル距離に相当する。
・第1および第2の絶縁層の界面捕獲密度(DIT)の値が、上記絶縁層が堆積または形成される層とのそれぞれの界面で、層がシリコンから形成され、絶縁層が二酸化珪素(SiO)から形成される場合、1011eV−1.cm−2以下、好ましくは、数1010eV−1.cm−2以下である。
・第1の絶縁層および/または第2の絶縁層が、酸化物または高誘電率の誘電材料から形成される。
・プラズマ活性化が、50sccm〜200sccmの範囲の流量、50ミリトールのチャンバ内の圧力、200mmの基板の場合、約250Wのプラズマ出力および300mmの基板の場合、約500Wのプラズマ出力、5秒〜60秒の範囲の期間、第1および第2の絶縁層に酸素プラズマを適用するステップからなる。
また、本方法は、絶縁層で覆われた2つの基板の少なくとも1つの上で、900℃付近の温度で、少なくとも2時間、中性ガスおよび水素の混合物中で実行されるアニールステップをさらに備えてもよく、上記ステップは、プラズマ活性化前に実行される。
有益には、ソース基板の背部部分は、研摩および/または研磨によって除去される。
また、本方法は、プラズマ活性化ステップ前に実行される、ソース基板内にウィークゾーンを形成するステップと、上記ウィークゾーンに沿った剥離によってソース基板の背部部分を除去するステップとを備えてもよい。
有益には、上記ウィークゾーンは、ソース基板に原子種を注入することによって形成される。後者の場合、上述したアニールステップが実行されれば、そのステップは、注入ステップ前に実行される。
本発明は、SOI基板を作製するための特定の応用のものであり、ソース基板は、シリコンから形成され、第1および第2の絶縁層は、二酸化珪素から形成される
また、本発明は、「支持基板」と称する第1の半導体基板と、「活性層」と称する半導体材料層との間に介在させた少なくとも1つの絶縁層を含み、上記1つ以上の絶縁層が、全厚みが50ナノメートル(50nm)以下、好ましくは、20ナノメートル以下で、上記支持基板との界面および上記活性層との界面での界面捕獲密度(DIT)が、1011.eV−1.cm−2以下、好ましくは、1010.eV−1.cm−2以下の「最終」層と称する絶縁層を形成する複合基板に関する。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら以下の記載から明らかになり、添付の図面は、指示的であるが非制限的方法で可能な実施形態、実施例およびその変形例を表す。
図2Aは、本発明の方法が、「支持基板」と称する第1の基板1と、「ソース基板」と称する第2の基板2とを使用することを示す。
図2Bに示されているように、支持基板1上に、「第1の絶縁層」と称する絶縁層31が形成または堆積され、ソース基板2上に、「第2の絶縁層」と称する絶縁層32が形成される。
絶縁層31と支持基板1との間の界面の参照番号は311であり、絶縁層32とソース基板2との間の界面の参照番号は321である。
絶縁層31、32の自由表面の参照番号は、それぞれ310および320である。
次いで、図2Cに示されているように、2つの絶縁層31、32の少なくとも1つのプラズマ活性化が実行される。
次いで、分子接合によって実行される接合用に、表面310および320が準備される(図2Dを参照)。
接合界面の参照番号は5である。
最後に、参照番号4の最終複合基板に、活性層20を構成するある厚みの上記材料のみを残すように、ソース基板2の「背面」部分と称する一部分が除去される。
上記複合基板4において、基板1は、従来技術の場合と同様に、機械的支持として作用する。
さらに、支持基板1はまた、複合基板4の表面上に引き続き作製される電子コンポーネントの一体部品を形成する。絶縁体31と支持基板1との間の界面311でDIT値が低い材料が得られる本発明において、上記支持基板1を構成する材料の性質および物理的特徴は、上記電子コンポーネントの電気特性に影響を与える。この理由から、支持基板1は、半導体材料から形成されることが有利である。
さらに、上記支持基板1が、最終電子コンポーネントの構成要素(電極、接地面、チャネルなど)になる要素を含むこともあり得る。
最後に、多層構造体を製造するために、支持基板1として、複合基板を有することもあり得る。単なる説明的な例として、20%ゲルマニウムを含有するシリコンゲルマニウム(SiGe)のエピタキシャル層を有するバルクシリコン基板が、支持基板として作用してもよい。
複合基板4の活性層20は、以下に記載するように、ソース基板2から得られる。また、上記ソース基板2は、半導体材料から形成される。
単なる説明的な例として、基板1および2として使用されてもよい材料の様々な例を以下に記載する。
・支持基板1:シリコン(Si)、炭化珪素(SiC)、ゲルマニウム(Ge)、例えば、シリコン基板上のゲルマニウム(Ge)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、または窒化ガリウム(GaN)層などの任意のエピタキシャル成長層、またはストレインドシリコン(strained silicon)層。
・ソース基板2:シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(AsGa)、またはインジウムリン(InP)。
絶縁層31、32は、例えば、酸化珪素(SiO)または窒化珪素(Si)などの酸化物または窒化物層、酸窒化ゲルマニウム(Ge)層、二酸化ハフニウム(HfO)、酸化イットリウム(Y)、三酸化ストロンチウムチタン(SrTiO)、アルミナ(Al)、二酸化ジルコニウム(ZrO)、五酸化タンタル(Ta)、二酸化チタン(TiO)、それらの窒化物、およびそれらの珪化物などの高誘電率(high k)の誘電体材料層から選択される。
各絶縁層31または32の性質は、第1に、界面311および321の電気性能を最適化するために、第2に、支持基板1およびソース基板2に対して使用される材料の性質に応じて選択される。一例として、GeOI(ゲルマニウム・オン・インシュレータ(germanium on insulator))タイプの最終基板4を製造するためには、シリコン支持基板上に薄い酸化珪素層が形成されてもよく、ゲルマニウムソース基板上に、HfO層が形成されてもよい。
絶縁体31、32は、電気特性に関して優れた品質のものであることが好ましい。さらに正確に言えば、これらの絶縁体は、界面311および321でのDIT値が、可能な限り低い。
説明的な例として、層1および2がシリコンから形成され、絶縁層31、32が二酸化珪素から形成される場合、界面311および321でのDIT値は、1011.eV−1.cm−2以下、さらには、1010.eV−1.cm−2以下である。
次に、絶縁体が酸化物である場合、ゲート酸化物などの最適な品質の酸化物を形成するために、あらゆる措置を講じて形成される。これに関しては、Greenらの文献「Ultrathin (<4nm) SiO and Si−O−N gate dielectric layers for silicon microelectronics: Understanding the processing, structure and physical and electrical limits」、Journal of Applied Physics、volume 90、n°5、September 1,2001、pages 2086 ffを参照されたい。
酸化物が形成される基板1および2の表面は、あらゆる汚染を防止するために、例えば、「RCA」化学薬液での処理を使用して、ディープクリーニングによって準備される。
「RCA」処理は、以下の溶液を用いて連続して表面を処理することからなる。
・水酸化アンモニウム(NHOH)、過酸化水素(H)、および脱イオン水の混合物を含む、「SC1」(標準洗浄1(standard clean 1))という頭文字で知られる第1の溶液。
・塩酸(HCl)、過酸化水素(H)、および脱イオン水の混合物を含む、「SC2」(標準洗浄2(standard clean 2))という頭文字で知られる第2の溶液。
次いで、酸化物は、支持基板1および/またはソース基板2をそれぞれ酸化熱処理した後、場合により、「フォーミングガスアニール」(FGA)タイプの酸化後処理を施すことによって得られる。
また、絶縁層31、32は、低圧化学気相堆積(LPCVD)法または原子層堆積(ALD)法によって得られてもよい。
上記堆積の前に、場合により、基板1または2の表面パッシベーション処理を施してもよい。一例として、上記処理は、二酸化ハフニウム(HfO)の絶縁層31または32を堆積する前に、シリコン上にいくつかの二酸化珪素(SiO)単層を形成することからなるものであってもよい。
以下、絶縁層31、32の厚みeおよびeの特徴について記載する。
プラズマ活性化処理(図2C)は、電気特徴、特に、絶縁層とその隣接層との間の界面のDIT値を保持する条件下で実行される。
表面の「プラズマ活性化」とは、その表面をプラズマに露出することとして定義され、特に、真空下または大気圧で実行されてもよい。
上記活性化は、活性化が実行されるチャンバに供給されるガスの性質、流量、または圧力、および適用電力などの様々な露出パラメータを制御することによって実行される。
本発明において、活性化される絶縁層で覆われた基板は、チャンバ内に導入された後、純ガス、典型的に、酸素(O)、場合により、窒素(N)、アルゴン(Ar)、もしくはヘリウム(He)、または、例えば、酸素およびヘリウム、酸素およびアルゴン、もしくはヘリウムおよび窒素など、上記ガスの混合物がチャンバ内に送られる。
使用するガスの流量は、活性化チャンバの容積と、基板のサイズとに応じたものである。
好ましくは、ガスは、10sccm〜1000sccm(標準立方センチメートル毎分)の範囲、典型的に、50sccm〜200sccmの範囲の流量で送られる。一例として、200mm直径の基板の場合、75sccmの流量が使用され、300mm直径の基板の場合、200sccmの流量が使用される。
プラズマ処理中にチャンバにおいて確立された圧力は、10ミリトール〜200ミリトールの範囲、典型的に、50ミリトール付近になるように制御される(1ミリトールは、1.33×10−1Paに等しい)。
200mm直径の基板の場合、100W〜2000Wの範囲、好ましくは、250W付近、300mm直径の基板の場合、100W〜3000W、好ましくは、500W付近のRF電力(無線周波数)を適用することによって、プラズマが開始され維持される。
次いで、絶縁体の表面は、5〜60秒間、好ましくは、10〜30秒間、プラズマに露出される。
プラズマ処理中、絶縁体の表面310および/または320は、厚みemp(プラズマ処理によって変更された厚み)にわたって、処理された絶縁体を変更するイオン衝撃を受ける。
第1の絶縁層31または第2の絶縁層32のいずれに関係するかに応じて参照番号emp1またはemp2を有するこれらの厚みは、プラズマを適用するために使用する電力と、このプラズマにかかる露出時間とに応じて調節されてもよい。
次いで、各絶縁層31、32は、上側部分、すなわち、図面において、自由表面310または320のそれぞれから延びる部分でのみ変更される。
30秒間、適用されたプラズマの出力密度D、W/cmで表す、に応じて、プラズマ処理によって変更される絶縁層の厚みempを決定するための測定を実行した。これらの測定は、酸化珪素層上で実行され、プラズマは酸素プラズマであった。添付する図4に、得られた結果を示す。
三角形で表した結果は、200mm直径の基板で得られたものに相当し、ひし形で表した結果は、300mm直径の基板で得られたものに相当する。
これらの結果によると、プラズマ処理により、8mmの厚みを超える酸化物層の性質に変更が生じてしまうことがある。補足的な測定によれば、この厚みは、例えば、出力密度をさらに高くした場合、大きくなることがある。
その結果、プラズマ処理が界面311、321のDIT値に影響を与えないようにするために、厚みeまたはeが、プラズマによって変更されるそれぞれの厚みemp1およびemp2より大きくした絶縁層を形成する必要がある。
したがって、絶縁層31、32の厚みeおよびeは、以下の関係式を満たすことが好ましい。
≧emp1+dおよびe≧emp2+d
式中、dおよびdは、第1および第2の絶縁層31、32の「トンネル」距離をそれぞれ表す。
このように、各絶縁体の厚みは、少なくともトンネル距離を安全な厚みとして取り入れながら、プラズマ処理によって乱され得る部分より厚い。
以下の記載および特許請求の範囲において、トンネル距離d(およびd)は、界面311および321のそれぞれからの距離であると定義され、それを超えると、複合基板4から作製された電子コンポーネントの使用時、プラズマによって生じる捕獲または欠陥は、「トンネル」効果によって帯電できなくなる。
図5に、トンネル距離dおよびdの拡大図を示す。
言い換えれば、生じる欠陥は、界面311または321に著しい影響を及ぼすには、この界面から十分に離れた位置にあるということである。トンネル距離dおよびdは、絶縁体を構成する材料の性質、ソース基板および支持基板に依存し、さらには、生産される電子コンポーネントのタイプにも依存する(トンネル距離が、界面周囲の電場に依存するため)。
当業者であれば、これらのパラメータの値に応じて、dおよびdの値を決定可能である。一例として、トンネル距離は、CMOS技術で使用される電圧範囲において、シリコン上にSiの酸化物(SiO)がある場合、約2nmである。
さらに、第1の絶縁層31の厚みeおよび第2の絶縁層32の厚みeは、複合基板4の最終絶縁層3の全厚みが、好ましくは、50nm、より好ましくは、20nmを超えないことが好ましいように決定される。この最終層3の厚みは、eおよびeの合計にほぼ相当する。しかしながら、プラズマ処理後および接合前に、絶縁層31、32の一方または両方をわずかに薄層化することも可能であることに留意されたい。この薄層化ステップについては、以下に記載する。
最後に、使用する絶縁層が、高誘電率の材料、すなわち、相対誘電率εが、SiOのものより著しく高い材料(この場合、εは3.9付近)である場合、以下の式を用いて、厚みeを「等価酸化膜厚(equivalent oxide thickness)」、いわゆる、「EOT」に変換するのが慣例である。
EOT=(εSiO2/ε)・e
本発明が、薄い絶縁層3(<50nm)を、その性質にかかわらず形成することに適用可能である限り、この絶縁層が、高誘電率の層によって形成されれば、結果的に非常に低いEOTが得られることを理解されたい。
また、プラズマ処理にかかる露出時間を、厳密に必要である時間に制限することも適切である。
この時間は、好ましくは、1分未満であり、より良好なのは、30秒未満である。露出時間が長くなると、絶縁体に電荷が蓄積され、絶縁体の電荷密度(QBOX)が増大する危険性があり、導入部で述べた電気特性の向上を損なってしまいかねない。
プラズマ活性化処理パラメータと、2つの絶縁層31および32の厚みのそれぞれを管理することで、プラズマ処理によって生じる欠陥が、界面311または321のそれぞれから離れた位置にあるようにすることができる。
図2Dおよび図2Eに示す実施形態において、ソース基板2の背面部分は、研摩および/または研磨によって除去される。
図3A〜図3Eを参照しながら、本方法の1つの変形例について記載する。背部部分の除去に関して、変更したステップについてのみ詳細に記載する。
図3Bから分かるように、ソース基板2内に、ウィークゾーン22が形成される。上記ウィークゾーンは、活性層20の範囲と基板2の背部部分21とを区切る。
ゾーン22は、多孔性ゾーンによって形成されてもよく、これに関しては、K Sakaguchiらの文献「Eltran(登録商標) by splitting porous Si layers」、The ElectroChemical Society Inc PV99−3、Silicon−on−insulator technology and devices、P.L.Hemment、pp 117−121を参照されたい。この場合、多孔性ゾーンは、層32を堆積する前に形成される。
ゾーン22は、薄い酸化物32を劣化しないように、軽い原子種、好ましくは、水素および/またはヘリウムイオンを注入することによって形成されることが有益である。
注入条件に関しては、C.MalevilleおよびC.Mazureの文献「Smart Cut(商標) technology: from 300 nm ultrathin SOI production to advanced engineered substrates」、Solid State Electronics 48 (2004)、1055−1063を参照されたい。
図示していないが、絶縁層32上に酸化物または窒化物の保護層を堆積または形成する配慮をしながら、原子種注入ステップを実行することも可能であることに留意されたい。
上記追加の保護層の性質は、すぐ下にある絶縁層を害することなく、選択的に除去しやすいように選択される。この除去は、例えば、選択的エッチングによって実行されてもよい。
1つの例として、形成される絶縁体がSiOであれば、窒化珪素(Si)の保護層を堆積することが可能である。この保護層は、後で、接合ステップ前に取り除かれる。
上記保護層が、プラズマ活性化中に保持されれば、適切なプラズマ出力を選択する際に、その厚みを考慮に入れなければならない。
上記出力は、トンネル距離に注意を払いながら、さらに高くなるように選択されてもよく、場合によっては、上記高出力が、さらに高いエネルギーの接合を生成する。
次いで、プラズマ活性化および接合ステップは、上述したように実行される(図3C、図3Dを参照)。
プラズマ処理を実行する前に、欠陥、例えば、絶縁体に電荷(QBOX)を発生し得る粒子および金属汚染物質が取り除かれるように、特別な洗浄の予防措置がとられる。上述したように、SiOを洗浄するために、「RCA」溶液が使用され、本方法は、SC2溶液(これらの汚染物質を取り除くものとして知られる)を使用して洗浄を行うステップを備える。
最後に、図3Eに示すように、ゾーン22に沿って背部部分21を剥離するためのステップは、熱的または機械的起源の応力、例えば、アニール、または上記ウィークゾーン22の位置でのブレードの導入などを適用することからなる。
図2および図3を参照しながら記載した2つの上述した実施形態の1つの変形例において、特に、非常に薄い絶縁層(およそ5nm)が作られるのであれば、1つ以上の絶縁層31、32は、プラズマ処理後および接合前に薄層化されてもよい。
プラズマの「強力接合」効果が失われる可能性がある厚みを超えて、除去を行うことがないように配慮される。したがって、プラズマによって活性化されるSiO層において、5〜10オングストロームの薄層化を超えると、この効果がなくなり始めることは既知である。この効果は、40オングストロームを超えて薄層化すると、完全になくなる。SiOの場合、酸化物の選択された厚みをエッチングし取り除くために、SC1溶液が使用されてもよい。SC1に基づいたこのステップは、この溶液の洗浄およびエッチングの効果を組み合わせ得る。
図2および図3を参照しながら記載した2つの上述した方法の別の変形例において、絶縁層31、32の形成後、プラズマ活性化ステップ前、および任意の原子種注入前、フォーミングガスアニールタイプの処理「FGA」を実行することも可能である。
上記「FGA」熱処理は、約30分〜数時間の範囲の期間、450℃付近の温度で、中性ガスおよび水素雰囲気中で実行されることが有益である。
アルゴン下において、より高い温度で、例えば、SiOの場合、900℃を超える温度で、中性ガス中で熱処理を実行することも可能である。
上記熱処理は、基板1および2の一方または両方、または両方上で実行されてもよい。
本発明の方法は、2つの界面311および321から十分に離れた距離にある位置で接合界面5を生成することで、低い界面捕獲密度の値(DIT)を保持するという利点を有する。
本発明によれば、接合される基板1、2の各々に絶縁層31、32を形成することも重要であり、これができなければ、絶縁体と、絶縁体で覆われていない基板との間に存在することになる接合界面が、高すぎるDIT値を有し、したがって、想定した用途には不十分である並の電気特性を有することになるためである。
以下、いくつかの特定の実施例について記載する。
25nmの厚みの酸化物層を有するSOIタイプの基板の準備
10nmの厚みの酸化珪素絶縁層(SiO)を基板上に形成するために、200mm直径のシリコン基板の熱酸化を実行した。
同様の方法で、同じサイズのシリコンソース基板上に、15nmの厚みの酸化珪素層を形成した。
次に、2つの基板に、2つの酸化物の電気特性に達するように、「FGA」タイプのアニール熱処理を施した。
次いで、シリコンソース基板に、この基板を覆う酸化珪素層を介して、水素イオン注入ステップを施した。注入は、35keVの注入エネルギーを用いて、5.5×1016/cmの量で実行した。
次に、SC1溶液の後、SC2を連続して用いて、上記基板の上面を洗浄した。
次いで、このようにして準備したソース基板の酸化珪素層に、20℃、75sccm(標準立方センチメートル)の流量、50ミリトール(6.66Pa)の酸素圧力、0.8W/cmの出力密度で30秒間、酸素プラズマ活性化処理を施した。
プラズマ活性化により、5.5nmの最大厚みにわたって酸化物層の性質が変更された。このようにして、15nmの酸化物層の厚みが、プラズマによって処理された厚みと、2nmのトンネル距離dとを足し合わせたものよい実質的に大きいことが観察されたい。したがって、上述した数学的な関係は満たされる。
次いで、化学薬品を使ったリンスおよび/またはスクラブ洗浄によって、接触させる表面を洗浄した後、分子接合によって接合した。
最後に、ソース基板の背部部分を活性層から分離し剥離するために、350℃〜600℃の範囲の温度で、数時間熱処理を実行した。
剥離後、SOI基板の表面の仕上げを行った(すなわち、安定化、薄層化、および研摩ステップ)。
プラズマ活性化処理前の界面311および321のDIT値は、それぞれ、およそ数1010.eV−1.cm−2であった。
得られた最終複合基板のDIT値は、界面311および321のそれぞれと同じ桁数であった。
150sccm(標準立方センチメートル)の流量を用いて、300mm直径のシリコン基板の場合も同一の結果が得られた。
11nmの厚みの酸化物層を有するSOIタイプの基板の準備
それぞれ、支持基板上の酸化物の厚みを3nm、ソース基板上の厚みを10nmにして、実施例1の手順を用いた。次いで、DIT値を向上するために、得られた酸化物を、アルゴン中の2%水素によって形成した雰囲気中、約1時間、450℃で処理した(FGA処理、フォーミングガスアニール)。
最も厚い酸化物層を備えるソース基板を、2W/cmの出力でプラズマにより活性化することで、約7nmにわたって酸化物が変更された。
このプラズマ処理された絶縁層を、およそ2nmの深さにわたってエッチングするのに十分な濃度、温度、および時間を用いて、SC1溶液にて洗浄した。
得られた最終複合基板は、厚みがおよそ11nmの埋め込み絶縁層を備え、良好な電気品質、特に、およそ数1010.eV−1.cm−2のDITを有するSOIタイプの構造体であった。
20nmの厚みの酸化物層を有するGiOIタイプの基板の準備
バルクゲルマニウムの200mm直径のソース基板上に、5nmのHfO層を形成した。1つの変形例において、ソース基板は、上側にゲルマニウム層がエピタキシャル形成された200mmシリコンウェハからなるものであってもよい。
シリコン(Si)支持基板上に、15nmの酸化珪素層(SiO)を形成した。
次いで、支持基板の酸化珪素層に、20℃、75sccmの流量、50ミリトール(6.66Pa)の酸素圧力、0.4W/cmの出力密度で30秒間、酸素プラズマ活性化処理を施した。
次いで、接合を実行した後、SmartCut(商標)方法を用いた剥離によって、ゲルマニウムソース基板の上側部分を除去した。ゲルマニウムとの界面でおよそ数1011.eV−1.cm−2のDIT値を有し、シリコンとの界面で数1010.eV−1.cm−2のDIT値を有するGeOI基板が得られた。
得られたDIT値は、前述の例より高く、これは、現時点で、ゲルマニウム(Ge)の表面準備およびこれらの材料に適した絶縁体の選択が完全には熟知されていないためであることに留意されたい。将来的に、絶縁体およびそれらの形成条件として選択される表面処理および材料がより適切な判断の下で選択されることで、より低いDIT値が得られる。本明細書において提案した本発明は、技術変化に適応し得るものである。
複合基板の準備
支持基板が、バルクシリコン基板ではなく、ハイブリッドSOIタイプの基板であることを除いて、実施例3の手順を実行した。この基板は、シリコン支持基板、150nm埋め込みSiO層、および表層の100nmのシリコン層(Si)から形成した。
およそ20nmの厚みを有する酸化珪素を形成するために、約10nmにわたって上記ハイブリッド支持基板の表層を酸化した。
次に、前述した例に記載したように、プラズマ活性化、接合、およびソース基板背面の除去を実行した。最後に、連続して以下の構造を有する複合構造体を形成した。
・支持基板
・150nmの酸化珪素絶縁体
・90nmのSi層
・20nmの酸化物層
・5nmのHfO
・最終Ge層
埋め込み絶縁層の各々が薄い二重SOIタイプの基板の準備
実施例1を一回実行した後、二回目に、実施例1の方法の最後に一回目で得たSOI基板を支持基板として使用した。
したがって、連続して以下のものを含む複合基板が得られた。
・支持基板
・25nmの酸化珪素絶縁体
・50nmのSi層
・25nmの酸化珪素層
・50nmの最終シリコン層
実施例4および実施例5により得られた複合基板は、最終的なFGAタイプ処理を用いて達成することができないであろう界面の各々で、最も深い位置でも、良好な電気特性を備えるものであった。
既知の従来例によるSOIタイプの基板の作製におけるステップを表す図である。 既知の従来例によるSOIタイプの基板の作製におけるステップを表す図である。 既知の従来例によるSOIタイプの基板の作製におけるステップを表す図である。 既知の従来例によるSOIタイプの基板の作製におけるステップを表す図である。 既知の従来例によるSOIタイプの基板の作製におけるステップを表す図である。 本発明の第1の実施形態による作製方法におけるステップを表す図である。 本発明の第1の実施形態による作製方法におけるステップを表す図である。 本発明の第1の実施形態による作製方法におけるステップを表す図である。 本発明の第1の実施形態による作製方法におけるステップを表す図である。 本発明の第1の実施形態による作製方法におけるステップを表す図である。 図2A〜図2Eに示す方法の変形例を表す図である。 図2A〜図2Eに示す方法の変形例を表す図である。 図2A〜図2Eに示す方法の変形例を表す図である。 図2A〜図2Eに示す方法の変形例を表す図である。 図2A〜図2Eに示す方法の変形例を表す図である。 直径が異なる2つの基板に対して、プラズマ活性化処理後に変更された絶縁層の厚みempと、上記プラズマを発生するように適応された出力密度Dとの関係を示すグラフである。 「トンネル」距離を示す図2Eおよび図3Eの拡大図である。
符号の説明
1…支持基板、2…ソース基板、3…最終絶縁層、4…複合基板、5…接合界面、20…活性層、22…ウィークゾーン、31,32…絶縁層、310,320…自由面、311,321…界面。

Claims (22)

  1. 「支持基板」と称する第1の半導体基板(1)と、「活性層」と称する半導体材料層(20)との間に介在させた「最終層」と称する少なくとも1つの薄い絶縁層(3)を備えるタイプの複合基板(4)の作製方法において、
    前記支持基板(1)上に、「第1の層」と称する絶縁層(31)を形成または堆積し、「ソース基板」と称する第2の基板(2)上に、「第2の層」と称する絶縁層(32)を形成または堆積するステップと、
    前記第1の絶縁層(31)および前記第2の絶縁層(32)の少なくとも1つをプラズマ活性化するステップと、
    前記第1および第2の絶縁層(31、32)が、接合界面(5)に沿って接触し、前記最終絶縁層(3)を一体に形成するように、分子接合によって前記支持基板(1)および前記ソース基板(2)を接合するステップと、
    前記活性層(20)を構成する材料の厚みのみを保持するように、前記ソース基板(2)の「背部」と称する部分(21)を除去するステップと、
    を備え、
    プラズマ活性化エネルギーの値および前記第1および第2の絶縁層(31、32)のそれぞれの厚み(e、e)が、前記活性化された絶縁層(31、32)が、その自由表面(310、320)から延在する上側部分でのみ活性化され、前記最終絶縁層(3)の厚みが、50ナノメートル(50nm)以下であるように選択されることを特徴とする、方法。
  2. 前記支持基板(1)上に形成または堆積された前記第1の絶縁層(31)の厚み(e)、および前記ソース基板(2)上に形成または堆積された前記第2の絶縁層(32)の厚み(e)が、以下の関係式、
    ≧emp1+dおよびe≧emp2+d
    を満たし、式中、emp1およびemp2が、前記第1の絶縁層(31)の厚み、および前記第2の絶縁層(32)の厚みのそれぞれに相当し、前記厚みの性質が、プラズマ活性処理後に変更され、dおよびdが、前記第1および第2の絶縁層のそれぞれの「トンネル」距離に相当することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1および第2の絶縁層(31、32)の界面捕獲密度(DIT)の値が、前記絶縁層が堆積または形成される層とのそれぞれの界面(311、321)で、前記層がシリコンから形成され、前記絶縁層が二酸化珪素(SiO)から形成される場合、1011eV−1.cm−2以下、好ましくは、数1010eV−1.cm−2以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1の絶縁層(31)および/または前記第2の絶縁層(32)が、酸化物であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の絶縁層(31)および/または前記第2の絶縁層(32)が、高誘電率材料であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記高誘電率材料が、二酸化ハフニウム(HfO)、酸化イットリウム(Y)、三酸化ストロンチウムチタン(SrTiO)、アルミナ(Al)、二酸化ジルコニウム(ZrO)、五酸化タンタル(Ta)、二酸化チタン(TiO)、それらの窒化物、およびそれらの珪化物を含む群から選択されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の酸化物層(31)および/または前記第2の酸化物層(32)が、前記支持基板(1)および/または前記ソース基板(2)をそれぞれ熱酸化することによって得られることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  8. プラズマ活性化が、50sccm〜200sccmの範囲の流量、50ミリトールのチャンバ内の圧力、200mmの基板の場合、約250Wのプラズマ出力および300mmの基板の場合、約500Wのプラズマ出力、5秒〜60秒の範囲の期間、前記第1および第2の絶縁層(31、32)に酸素プラズマを適用するステップからなることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記絶縁層(31、32)で覆われた前記2つの基板(1、2)の少なくとも1つの上で、900℃付近の温度で、少なくとも2時間、中性ガスおよび水素の混合物中で実行されるアニールステップをさらに備え、前記ステップが、プラズマ活性化前に実行されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ソース基板(2)の前記背部部分(21)が、研摩および/または研磨によって除去されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記プラズマ活性化ステップ前に実行される、前記ソース基板(2)内にウィークゾーン(22)を形成するステップと、前記ウィークゾーン(22)に沿って剥離することによって、前記ソース基板(2)の前記背部部分(21)を除去するステップとを備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第2の絶縁層(32)を形成した後、前記ソース基板(2)に前記ウィークゾーン(22)を規定するために、前記ソース基板(2)への原子種注入ステップを実行することを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 中性ガスおよび水素中での前記アニールステップが、前記原子種注入ステップ前に実行されることを特徴とする、請求項9または12に記載の方法。
  14. プラズマ活性化後および接合前に実行される、前記第1および第2の絶縁層(31、32)の少なくとも1つを薄層化するステップを備えることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記ソース基板(2)が、シリコンから形成され、前記第1および第2の絶縁層(31、32)が、二酸化珪素から形成されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のSOIタイプの基板の作製方法。
  16. 前記最終絶縁層(3)の厚みが、20ナノメートル(20nm)以下であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 「支持基板」と称する第1の半導体基板(1)と、「活性層」と称する半導体材料層(20)との間に介在させた少なくとも1つの絶縁層(31、32)を備え、前記1つ以上の絶縁層(31、32)が、全厚みが50ナノメートル(50nm)以下で、前記支持基板(1)との界面(311)および前記活性層(20)との界面(321)での界面捕獲密度(DIT)が、1011.eV−1.cm−2以下の「最終」層と称する絶縁層(3)を形成することを特徴とする、複合基板(4)。
  18. 前記1つ以上の絶縁層(31、32)が、酸化物から形成されることを特徴とする、請求項17に記載の複合基板。
  19. 前記1つ以上の絶縁層(3、31、32)が、高誘電率材料から形成されることを特徴とする、請求項17または18に記載の複合基板。
  20. 前記活性層(20)が、シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、およびシリコンゲルマニウム(SiGe)から選択された材料から作られることを特徴とする、請求項17〜19のいずれか一項に記載の複合基板。
  21. 前記最終絶縁層(3)の全厚みが、20ナノメートル(20nm)以下であることを特徴とする、請求項17〜20のいずれか一項に記載の複合基板。
  22. 前記最終絶縁層(3)の界面捕獲密度(DIT)の値が、数1010.eV−1.cm−2以下であることを特徴とする、請求項17〜21のいずれか一項に記載の複合基板。
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