JP2007117087A - 紅茶飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】茶ポリフェノールを多量に含んだ紅茶飲料の苦渋味を、環状オリゴ糖を添加せずに、緩和する。
【解決手段】本発明に係る紅茶飲料は、単体で混入された場合には苦渋味を感じる程度の茶ポリフェノールと、当該苦渋味を緩和する程度の高甘味度甘味料もしくは糖アルコールのいずれかまたは両方と、を含有する。茶ポリフェノールとしては、紅茶飲料の主原料となる紅茶葉由来の紅茶葉由来ポリフェノールと、これとは別途添加される添加紅茶ポリフェノール及び/またはりんごポリフェノールを含むことが好ましい。これにより、茶ポリフェノールの苦渋味を緩和することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、茶ポリフェノールを多量に含んだ紅茶であって、嗜好性が高く飲みやすい紅茶飲料に関する。
紅茶や緑茶などから得られる茶ポリフェノールには、抗酸化作用、抗菌作用、糖分解酵素の阻害作用によるダイエット効果などがあることが知られており、茶ポリフェノールを含む、缶やペットボトル入りの茶飲料が多く販売されている。そこで、緑茶や烏龍茶に茶ポリフェノールを添加して、ポリフェノールの含有量を高めた高機能飲料製品が販売されている。
また、特許文献1には、紅茶の抽出液に緑茶抽出物の濃縮物を添加したものに、甘味料を添加した飲料が開示されている。
特開2004−41186号公報
茶ポリフェノールを豊富に含有する緑茶や烏龍茶などの茶飲料は、苦味、渋みが強く、そのままでは飲用に適さないので、苦渋味を緩和させる必要がある。この点、例えば環状オリゴ糖には、茶ポリフェノールが有する苦渋味成分を包接して緩和させることができる性質があることが知られている。この性質を利用して、苦渋味成分のマスキング効果のため、茶ポリフェノールを豊富に含有する茶飲料には、環状オリゴ糖が通常添加されている。
一方、緑茶や烏龍茶などと比べ、紅茶飲料は甘みがマッチするという味覚特性を有している。このため、特許文献1のように、緑茶抽出物の濃縮物と甘味料とを添加した紅茶飲料は既に開示されている。
しかしながら、特許文献1の飲料においても、その実施例においては、苦渋味をマスキングするため環状オリゴ糖が添加されている組成のみが検討されている。よって、環状オリゴ糖が添加されていない系において、紅茶飲料にマッチする甘みを有しつつも、茶ポリフェノールが有する苦渋味成分を緩和できる紅茶飲料の組成については、特許文献1には開示されていない。
さらに、特許文献1の飲料においては、緑茶から抽出したカテキン成分を主体とする緑茶由来の茶ポリフェノールを紅茶に添加する方法で、茶ポリフェノールの濃度を高めているが、紅茶が本来有している紅茶ポリフェノールの摂取量を高めて、すぐれた抗酸化作用を得る方法は開示されていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、茶ポリフェノールを豊富に含む飲料が有する渋み、苦味を、環状オリゴ糖を添加せずに緩和し、より簡便な方法で茶ポリフェノールを多量に有する紅茶飲料を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、茶ポリフェノールを含む紅茶飲料に、高甘味度甘味料又は糖アルコールのいずれか又は両方を添加することにより、紅茶飲料にマッチする甘みを付与しつつも、茶ポリフェノールの苦渋味を低減できることができることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1)単体で混入された場合には苦渋味を感じる程度の茶ポリフェノールと、当該苦渋味を緩和する程度の高甘味度甘味料もしくは糖アルコールのいずれかまたは両方と、を含む紅茶飲料。
(2)前記茶ポリフェノールは、前記紅茶飲料の主原料となる紅茶葉由来の紅茶葉由来ポリフェノールと、これとは別途添加される添加紅茶ポリフェノールと、を含む(1)記載の紅茶飲料。
(3)前記茶ポリフェノール以外に、更に、りんごポリフェノールを含む(1)又は(2)記載の紅茶飲料。
(4)前記紅茶飲料の総ポリフェノールにおける、前記紅茶葉由来ポリフェノール及び/または前記添加紅茶ポリフェノールの合計量の割合が、20質量%以上100質量%以下である(1)から(3)いずれか記載の紅茶飲料。
(5)高甘味度甘味料としてスクラロースもしくは糖アルコールとしてキシリトールのいずれか又は両方と、を含む(1)から(4)いずれか記載の紅茶飲料。
(6)前記紅茶飲料の総ポリフェノールとして、タンニン量に換算して60mg/100ml以上250mg/100ml以下含有し、前記高甘味度甘味料を0.5mg/100ml以上50mg/100ml以下、及び/または、前記糖アルコールを0.1g/100ml以上10g/100ml以下、含有する(1)から(5)いずれか記載の紅茶飲料。
(7)前記高甘味度甘味料及び前記糖アルコールを含み、その質量比率が、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.00005〜1:0.5の範囲である(1)から(6)いずれか記載の紅茶飲料。
(8)前記質量比率が、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.0008〜1:0.02である(7)記載の紅茶飲料。
(9)前記質量比率が、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.002〜1:0.007である(8)記載の紅茶飲料。
(10)(1)から(9)いずれか記載の紅茶飲料を、飲料用容器に充填してなる容器詰紅茶飲料。
(11)環状オリゴ糖無添加の紅茶飲料であって、高甘味度甘味料又は糖アルコールのいずれか又は両方、を添加することにより、環状オリゴ糖無添加の紅茶飲料における茶ポリフェノールの苦渋味を緩和する方法。
本発明によれば、紅茶飲料に、茶ポリフェノールと、必要に応じてりんごポリフェノールなどの植物ポリフェノールと、高甘味度甘味料又は糖アルコールのいずれか又は両方と、を含有させることにより、健康食品、特に抗肥満作用を有する健康食品としての機能を保持しつつも、ポリフェノールが有する苦渋味を緩和することができる。また、環状オリゴ糖を添加しないため、より簡便に、嗜好性の良好な紅茶飲料が提供される。
<茶ポリフェノール>
本発明の「紅茶飲料」は、第一に「単体で混入された場合には苦渋味を感じる程度」の茶ポリフェノールを含有する。ここで「茶ポリフェノール」とは、紅茶の抽出物から得られる紅茶葉由来ポリフェノールのみならず、これとは別途添加される紅茶や緑茶などの茶ポリフェノール(添加ポリフェノール)をも含む意味である。ここで、「紅茶葉由来ポリフェノール」とは、本発明の紅茶飲料に用いられる主原料の紅茶葉由来のポリフェノールであり、紅茶飲料の製造において、主原料の紅茶葉から水または熱水などにて抽出されるものである。
「添加ポリフェノール」の種類としては、茶由来であれば特に限定されず、紅茶ポリフェノール、緑茶ポリフェノール、烏龍茶ポリフェノールなどが挙げられる。なかでも、甘味料との相性がよく、環状オリゴ糖を添加する必要がない、紅茶ポリフェノール(本発明における添加紅茶ポリフェノール)を添加することが好ましい。添加ポリフェノールの製造方法は特に限定されないが、例えば、従来公知の方法で茶葉からの抽出等によって得られたものを使用できる。また、これらの添加ポリフェノールとして市販されているもの用いてもよい。また、添加ポリフェノールは濃縮物であってもよい。
上記の「茶ポリフェノール」は各種のカテキン類を含んでおり、例えば、カテキン類の非重合体であるエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート、カテキンもしくはガロカテキンなどのカテキン類などの他、紅茶ポリフェノールには、テアフラビン、テアシネシン、テアルビジン、プロアントシアニジンなどが含まれている。なお、「紅茶」とは茶樹Cameria sinensisの茶葉を発酵させて製茶させたものを意味し、紅茶であれば特に品種は問わない。
本発明における、「単体で混入された場合には苦渋味を感じる程度」とは、茶ポリフェノールを紅茶に混入した場合に、渋く、苦くて飲用できないと官能的に感じられる程度である。ポリフェノールによる苦渋味は、一般に水または熱水で抽出した紅茶、緑茶、烏龍茶など茶類を飲用する場合にも、感じられる。しかし、上記の添加茶ポリフェノールを紅茶に混入すると、紅茶の苦渋味は、嗜好品としての飲用が困難な程度になる。苦渋味は飲用する個々人の味覚によって差異があるため、苦渋味の度合いは相対的なものであるが、一例として、タンニン量に換算して60mg/100ml以上が挙げられるが、これに限定されるものではなく、この範囲以下でも、上記と同等の効果が得られた場合には、均等発明として解釈されるべきである。
<茶ポリフェノール以外のポリフェノール>
本発明においては、茶ポリフェノール以外のポリフェノールを更に含んでいてもよい。このようなポリフェノールとしては、りんごやぶどうなどの植物由来のポリフェノールが挙げられる。これらの植物由来のポリフェノールにも、抗酸化作用、血圧上昇抑制作用などが知られており、ポリフェノールの効果は強化される。なかでも、特に香味の点において紅茶飲料との相性がよい、りんごポリフェノールが好ましい。りんごポリフェノールは少量の添加で効果があり、添加した際に渋苦味が低い。紅茶飲料に緑茶由来のポリフェノールを添加すると、苦渋味を感じやすくなる。
そして、上記のように、主原料となる紅茶葉由来の紅茶葉由来ポリフェノールに、更に上記の添加ポリフェノール、好ましくは、添加紅茶ポリフェノール、及び/又はりんごポリフェノールを添加することにより、ポリフェノールを大量に摂取することができる。すなわち、紅茶葉から、茶葉と熱水のみで抽出する紅茶を飲用する場合と比較して、一度の飲用で、多くのポリフェノールを摂取することができる。
<ポリフェノールの含有量>
なお、本発明においては、紅茶飲料の総ポリフェノールにおける、上記の紅茶葉由来ポリフェノール及び添加紅茶ポリフェノールの合計量の割合が、1質量%以上100質量%以下が好ましい。さらに好ましくは20質量%以上100質量%以下である。ここで、「総ポリフェノール」とは、上記の茶ポリフェノールの他に、上記のりんごポリフェノール等の植物ポリフェノールを含めたポリフェノール全体の総量を意味する。
また、前記の総ポリフェノールはタンニン量に換算して、60mg/100ml以上250mg/100ml以下含有することが特に好ましい。このタンニン量も、上記の酒石酸鉄法によるものである。このように、通常茶ポリフェノールに含まれる20mg/100ml以上160mg/100ml以下のタンニン量に、さらに上記の添加ポリフェノールを添加して、60mg/100ml以上250mg/100ml以下含有させることにより、抗酸化作用、抗菌作用、糖分解酵素の阻害作用によるダイエット効果といった保健機能を有する紅茶飲料とすることができる。
<高甘味度甘味料及び/又は糖アルコール>
本発明における紅茶飲料は、第二に、高甘味度甘味料及び/又は糖アルコールを含有する。
本明細書において「高甘味度甘味料」とは、非糖質系の甘味料であり、甘味度が高く、ショ糖と比べてごく微量で甘さを発揮することができる甘味料である。甘味度とは、ショ糖を1.00とした場合の、純ショ糖溶液と比較した甘さの値である。官能検査により測定されるため、正確に規定することは困難であるが、例えばスクラロースは600倍、アセスルファムカリウムは200倍、ステビアは200倍近いと言われている。
本明細書において「糖アルコール」とは、糖分子のアルデヒド基を還元して得られる還元基を有する糖類を、高温高圧下で水素と反応、還元して製造(接触還元)されるものであり、例えば、ソルビトール、マルチトール、キシリトールのような鎖状多価アルコールの総称である。
甘味料とは、食品に甘みをつけるために使われる調味料であり、高甘味度甘味料や糖アルコールは、甘味料に含まれる。本発明における「高甘味度甘味料もしくは糖アルコールのいずれかまたは両方」とは、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、ステビア等の高甘味度甘味料、キシリトール、マルチトール、エリスリトール等の糖アルコールのいずれか又はこれらの群から選ばれる2種以上からなる甘味料であってよい。
上記の甘味料の組み合わせは、キシリトールとスクラロース、又はキシリトールとアセスルファムカリウムが好ましい。
高甘味度甘味料及び/または糖アルコールを添加することにより、茶ポリフェノールの苦渋味を緩和することができる。高甘味度甘味料のみではやや苦渋みが目立ち、また、糖アルコールと高甘味度甘味料を組み合わせることにより、砂糖を添加することで甘みを与えるよりも紅茶飲料を低熱量に抑えることができる。
高甘味度甘味料と糖アルコールを組み合わせる場合は、その質量比率が糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.00005〜1:0.5であることが好ましい。さらに好ましくは、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.0008〜1:0.02であり、特に好ましくは、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.002〜1:0.007である。当該質量比率により、環状オリゴ糖を添加することなく、茶ポリフェノールの苦渋味を緩和することができる。
<紅茶飲料>
本発明の紅茶飲料は、上記の茶ポリフェノールに、好ましくは、添加茶ポリフェノール及び/またはその他のポリフェノールを添加し、更に、高甘味度甘味料及び/又は糖アルコールを、添加することにより得られる。
紅茶飲料のpHは3.0から7.9であることが好ましい。また、本発明の紅茶飲料には、上記の他に果汁、香料、酸味料、栄養強化剤、安定剤などを使用してよい。
上記の本発明の紅茶飲料によれば、環状オリゴ糖を添加して苦渋味を緩和する場合と比べて、環状オリゴ糖を添加する必要がない。したがって、茶ポリフェノールを含有する紅茶飲料に、高甘味度甘味料及び/または糖アルコールを添加することで、環状オリゴ糖を添加して苦渋味を緩和する従来の茶ポリフェノール含有飲料よりも、より簡便に、紅茶葉を熱水にて抽出した場合よりも茶ポリフェノールを多く含有する紅茶飲料を提供することができる。
<容器詰紅茶飲料>
本発明の容器詰紅茶飲料は、上記の紅茶飲料を、従来公知の方法で飲料用容器に充填して得られる。
飲料用容器としては、従来公知のガラス瓶、金属缶、紙、プラスチックなどが用いられ特に限定されない。また、容器とは、金属缶、PETボトル、紙容器などが用いられるがこれらに限定されない。また、容器詰紅茶飲料は、そのまま充填されていてもよく、必要に応じて殺菌処理が施されていてもよい。上記のうち、携帯が容易であり、栓の開閉が自由で軽量である点から、PETボトルが特に好ましい。
<茶ポリフェノールの苦渋味を緩和する方法>
茶ポリフェノールに含まれるエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート、カテキンもしくはガロカテキンや、テアフラビン、テアシネシン、テアルビジン、プロアントシアニジンなどはタンニン成分であり、その性質として渋みを有する。このため、ポリフェノールの量が通常の熱水などにて抽出して飲用している量を超えたポリフェノール含有飲料とすると、飲用に適さない度合いまで苦くなり、環状オリゴ糖を添加して苦味をマスキングすることが必要となる。
本発明は紅茶をベースとした飲料とするが、紅茶と甘味料は味覚の相性がよい。ここで、高甘味度甘味料及び/または糖アルコールを添加することにより、茶ポリフェノールの苦渋味を緩和することができる。甘味のある紅茶飲料を飲用することは習慣的に行われているため、環状オリゴ糖を添加して苦渋味をマスキングする必要がなく、より嗜好性の高い抗肥満作用を有する飲料が提供できる。
以下、実施例により、本発明を更に詳細に説明する。具体的には、添加するポリフェノール及び高甘味度甘味料、糖アルコールの量を変えて、紅茶飲料の官能性を評価した。また、ポリフェノールを強化した紅茶飲料を粉末化したものを肥満モデルマウスに自由摂取させ、紅茶飲料の抗肥満作用を評価した。
[実施例1]
実施例1では、タンニン量が360mg/100mlの紅茶抽出液を用い、ポリフェノールAは三井農林社製ポリフェノンPF(商品名)、ポリフェノールBはアサヒフード アンド ヘルスケア社製アップルフェノンSH(商品名)、ポリフェノールCは三井農林社製ポリフェノンAC(商品名)を使用した。また、糖アルコールとして甘味度1のキシリトール、高甘味度甘味料Aに甘味度600のスクラロース、高甘味度甘味料Bに甘味度200のアセスルファムカリウムを使用した。試料PからTの配合割合を表1に示す。
Figure 2007117087
評価は8名にて行った。評価基準は5段階にて表した。タンニン量は酒石酸鉄法にて行い、ポリフェノール(PP)の量はフォーリン・デニス法で、分光光度計を用いて測定した。試料Sにおいてタンニン量が少ないのは、りんごポリフェノールは、タンニンとして測定した場合ポリフェノール量の3割程度として小さい値となるためである。結果をまとめて表2に示す。
Figure 2007117087
表1、2の結果より、紅茶抽出液にりんごポリフェノールを添加した試料Sでは、官能性の評価が高かった。
[実施例2]
実施例2では、タンニン量が360mg/100mlの紅茶抽出液を用い、ポリフェノールAは三井農林社製ポリフェノンPF(商品名)、ポリフェノールBはアサヒフード アンド ヘルスケア社製アップルフェノンSH(商品名)、ポリフェノールCは三井農林社製ポリフェノンAC(商品名)を使用した。また、糖アルコールとして甘味度1のキシリトール、高甘味度甘味料Aに甘味度600のスクラロース、高甘味度甘味料Bに甘味度200のアセスルファムカリウムを使用した。試料AからEの配合割合を表3に示す。
Figure 2007117087
評価は8名にて行った。評価基準は5段階にて表した。タンニン量は酒石酸鉄法にて行い、ポリフェノールの量はフォーリン・デニス法で、分光光度計を用いて測定した。表中の略称XYLはキシリトール、SCLはスクラロース、AKはアセスルファムカリウムを意味する。結果をまとめて表4に示す。
Figure 2007117087
表3、4の結果より、キシリトールとスクラロース、キシリトールとアセスルファムカリウムの組み合わせによる試料B、試料C及びEにおいて、官能評価が高かった。
以上により、本発明によれば、茶ポリフェノールを通常熱水にて抽出する量よりも多量に含む紅茶飲料を、環状オリゴ糖を添加せずに、苦渋味を緩和して飲料とすることができることがわかった。
[実施例3]
本実施例では、紅茶ポリフェノールを添加した紅茶飲料を粉末化したもの(紅茶飲料粉末A)を高脂肪飼料に添加し、マウスに自由摂取させ、摂取後の内臓脂肪の重量を測定することにより、紅茶飲料の抗肥満作用を評価した。
<実験方法>
(実験動物)
生後6週齢の雄性C57BL/6系マウス60匹を使用した。これらを10匹ずつ6群に分けた。
(紅茶飲料粉末A)
タンニン量が360mg/100mLの紅茶抽出液を用い、ポリフェノールAは三井農林社製ポリフェノンPF(商品名)を使用した。表5に示す組成にて作製した紅茶液を公知の方法で殺菌、充填し、凍結乾燥して紅茶飲料粉末とした。
Figure 2007117087
(実験操作)
マウス各群に、(1)通常精製飼料(4.0kcal/g)(2)高脂肪飼料(5.1kcal/g)(3)0.67%紅茶飲料粉末A添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)(4)1%紅茶飲料粉末A添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)(5)1.33%紅茶飲料粉末A添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)(6)1.67%紅茶飲料粉末A添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)を61日間摂取させた。試験期間中、各マウスの総摂取カロリー及び体重を測定した。61日目に、体長を測定後、マウス等の肥満モデルにおいて重量の増加が顕著とされる内臓脂肪と肝臓を摘出した。内臓脂肪は、精巣周囲脂肪、腸管膜脂肪、腎周囲脂肪に分けて秤量し、各部重量の体重比及び内臓脂肪総重量の体重比を求めた。
(統計分析)
ANOVA−SHEFFE検定を用いて実験結果を比較し、p値が0.05未満になった場合を有意とみなした。
<結果>
(外観)
試験期間中に0.67%及び1.33%紅茶飲料粉末添加高脂肪飼料摂取群において、各1匹が死亡したが、いずれも紅茶粉末の摂取に起因するものではないと考えられた。これらの死亡例を除き、すべての試験群においてマウスに外観上の異常は観察されなかった。体長についても各試験群間差がなく、各飼料の摂取はマウスの通常の発育には大きな影響は与えないと考えられた(図1)。
(体重)
各試験群の総摂取カロリーは全試験期間を通じてほぼ同等であった(図2)が、高脂肪飼料を摂取させたマウス群の体重は、低脂肪飼料を摂取させたマウス群の45%高値となった(図3)。これに対し、紅茶飲料粉末を添加した高脂肪飼料を摂取させたマウス群は、検討したすべての用量において体重増加が有意に抑えられた(図3)。
(内臓脂肪と肝臓の重量)
紅茶飲料粉末を添加した高脂肪飼料を摂取させたマウス群の内臓脂肪総重量及び腸管膜脂肪重量の体重比は、紅茶飲料粉末無添加の高脂肪飼料を摂取させたマウス群と比して、検討したすべての用量において重量増加が有意に抑えられた(図4、5)。また、精巣周囲脂肪の重量は、0.67%、1.33%及び1.67%紅茶飲料粉末添加高脂肪飼料摂取群について、高脂肪飼料を摂取させたマウス群と比して、重量増加が有意に抑えられた(図5)。腎周囲脂肪の重量は、1.33%及び1.67%紅茶飲料粉末添加高脂肪飼料摂取群について、高脂肪飼料を摂取させたマウス群と比して、重量増加が有意に抑えられた(図5)。肝臓の重量は、1.00%及び1.67%紅茶飲料粉末添加高脂肪飼料摂取群について、高脂肪飼料を摂取させたマウス群と比して、重量増加が有意に抑えられた(図6)。
(まとめ)
評価を行った組成の紅茶飲料粉末Aは、マウスの高脂肪給餌モデルにおいて内臓脂肪と肝臓の重量増加を抑制し、抗肥満作用を有することが示唆された。
[実施例4]
本実施例では、紅茶飲料粉末A及び/又はりんごポリフェノール(AP)を添加した高脂肪飼料をマウスに自由摂取させ、摂取後の内臓脂肪の重量を測定することにより、紅茶飲料の抗肥満作用を評価した。
<実験方法>
(実験動物)
生後6週齢の雄性C57BL/6系マウス60匹を使用した。これらを10匹ずつ6群に分けた。
りんごポリフェノール(AP)はアサヒフード アンド ヘルスケア社製アップルフェノンSH(商品名)を使用した。
(実験操作)
マウス各群に、(1)通常精製飼料(4.0kcal/g)(2)高脂肪飼料(5.1kcal/g)(3)0.67%紅茶飲料粉末A添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)(4)1.67%紅茶飲料粉末A添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)(5)0.33%AP添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)(6)0.67%紅茶飲料粉末A及び0.33%AP添加高脂肪飼料(5.1kcal/g)を56日間摂取させた。試験期間中、各マウスの総摂取カロリー及び体重を測定した。56日目に、マウスの内臓脂肪を摘出し、精巣周囲脂肪、腸管膜脂肪、腎周囲脂肪に分けて秤量した。
(統計分析)
ANOVA−SHEFFE検定を用いて実験結果を比較し、p値が0.05未満になった場合を有意とみなした。
<結果>
(体重)
高脂肪飼料で飼育したところ、通常精製飼料を摂取したマウスと比較して摂取量が著しく低下したため、体重に差は認められなかった(図7、8)。1.67%紅茶飲料粉末A添加高脂肪飼料を摂取したマウスは摂取量がさらに著しく低下したことから、体脂肪蓄積抑制作用は判定できなかった(図7、9)。
(内臓脂肪の重量)
図10に結果を示す。高脂肪飼料で飼育したマウスの内臓脂肪の総重量は8.2%増加した。一方、0.67%紅茶飲料粉末A及び0.33%AP添加高脂肪飼料を摂取したマウスは内臓脂肪総重量が51.8%低下し、高脂肪飼料を摂取させたマウス群と比して、内臓脂肪総重量が有意に減少した。0.67%紅茶飲料粉末Aのみを添加した高脂肪飼料((3))摂取マウスの内臓脂肪総重量の低下は6.1%、0.33%APのみを添加した高脂肪飼料((5))摂取マウスの内臓脂肪総重量の低下は9.8%であった。
(まとめ)
りんごポリフェノールを添加した紅茶飲料粉末Aは、マウスの高脂肪給餌モデルにおいて内臓脂肪の重量増加を抑制し、相乗的な抗肥満作用を有することが示唆された。
実施例3における試験開始61日後のマウスの体長を示したグラフである。 実施例3における試験開始後の総摂取カロリーの変化を経時的に示したグラフである。 実施例3における試験開始後のマウスの体重を示したグラフである。 実施例3における試験開始61日後のマウスの内臓脂肪の総重量体重比を示したグラフである。 実施例3における試験開始61日後のマウスの精巣周囲脂肪、腸管膜脂肪、腎周囲脂肪の重量体重比を示したグラフである。 実施例3における試験開始61日後のマウスの肝臓重量を示したグラフである。 実施例4における試験開始後の総摂取カロリーの変化を経時的に示したグラフである。 実施例4における試験開始後のマウス(通常精製飼料摂取群及び高脂肪飼料摂取群)の体重の変化を経時的に示したグラフである。 実施例4における試験開始後のマウス(紅茶飲料粉末又は/及びりんごポリフェノース添加高脂肪飼料摂取群)の体重の変化を経時的に示したグラフである。 実施例4における試験開始56日後のマウスの内臓脂肪の総重量を示したグラフである。

Claims (11)

  1. 単体で混入された場合には苦渋味を感じる程度の茶ポリフェノールと、当該苦渋味を緩和する程度の高甘味度甘味料もしくは糖アルコールのいずれかまたは両方と、を含む紅茶飲料。
  2. 前記茶ポリフェノールは、前記紅茶飲料の主原料となる紅茶葉由来の紅茶葉由来ポリフェノールと、これとは別途添加される添加紅茶ポリフェノールと、を含む請求項1記載の紅茶飲料。
  3. 前記茶ポリフェノール以外に、更に、りんごポリフェノールを含む請求項1又は2記載の紅茶飲料。
  4. 前記紅茶飲料の総ポリフェノールにおける、前記紅茶葉由来ポリフェノール及び/または前記添加紅茶ポリフェノールの合計量の割合が、20質量%以上100質量%以下である請求項1から3いずれか記載の紅茶飲料。
  5. 高甘味度甘味料としてスクラロースもしくは糖アルコールとしてキシリトールのいずれか又は両方と、を含む請求項1から4いずれか記載の紅茶飲料。
  6. 前記紅茶飲料の総ポリフェノールとして、タンニン量に換算して60mg/100ml以上250mg/100ml以下含有し、
    前記高甘味度甘味料を0.5mg/100ml以上50mg/100ml以下、及び/または、前記糖アルコールを0.1g/100ml以上10g/100ml以下、含有する請求項1から5いずれか記載の紅茶飲料。
  7. 前記高甘味度甘味料及び前記糖アルコールを含み、その質量比率が、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.00005〜1:0.5の範囲である請求項1から6いずれか記載の紅茶飲料。
  8. 前記質量比率が、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.0008〜1:0.02である請求項7記載の紅茶飲料。
  9. 前記質量比率が、糖アルコール:高甘味度甘味料=1:0.002〜1:0.007である請求項8記載の紅茶飲料。
  10. 請求項1から9いずれか記載の紅茶飲料を、飲料用容器に充填してなる容器詰紅茶飲料。
  11. 環状オリゴ糖無添加の紅茶飲料であって、高甘味度甘味料又は糖アルコールのいずれかまたは両方、を添加することにより、前記環状オリゴ糖無添加の紅茶飲料における茶ポリフェノールの苦渋味を緩和する方法。
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