JP2007055307A - モータリトラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウエビングの適正な格納速度を確保できると共に、異常時にモータを低トルク状態で停止できるモータリトラクタの駆動制御方法及びモータリトラクタを得る。
【解決手段】 本モータリトラクタでは、ウエビングの装着状態が解除された際には、ウエビングの適正な格納速度に対応する電流値I0の電流がモータに供給され、これにより、巻取軸が回転し、ウエビングが巻き取られる。そして、ウエビングが乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られた時点で、モータへの供給電流の大きさが、当初の電流値I0から電流値I1に減少される。したがって、減少された電流値I1に対応して、モータを停止させるための拘束電流の電流値ILも小さく設定することができる。これにより、乗員の腕等がウエビングと車両内装品との間に挟まれた場合等の異常時においても、モータを迅速に停止させることが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ウエビング巻取装置に係り、特に、モータによって巻取軸を回転させることでウエビングを巻き取ることができるモータリトラクタに関する。
乗用車等の車両には、長尺帯状のウエビングによって座席に着座した乗員を拘束するシートベルト装置が取り付けられており、このうち所謂3点式のシートベルト装置には、ウエビングを引き出し可能に巻き取った状態で格納するリトラクタ(ウエビング巻取装置)が設けられている。
リトラクタは、上記ウエビングの長手方向基端側が係止され、回転することで該ウエビングを基端側から巻き取る巻取軸と、該巻取軸をウエビングの巻取方向へ付勢する渦巻きばね等の付勢部材とを備えている。そして、このリトラクタを備えたシートベルト装置では、乗員がウエビングを装着しているときには、付勢部材の付勢力によって巻取軸がウエビングの巻取方向に付勢され、これにより、弛みを取り除かれたウエビングが乗員を拘束する。また、乗員がウエビングの装着状態を解除すると、ウエビングは付勢部材の付勢力によって巻取軸に巻き取られる。
ここで、付勢部材の付勢力が小さいと、ウエビングが最後まで巻き取られずに弛んだ状態となり、ウエビング不使用時の見栄え悪化の原因となる。一方、付勢部材の付勢力が大きいと、ウエビングを装着している乗員に圧迫感を与える原因となる。
このため、付勢部材の付勢力を低減して乗員に与える圧迫感を緩和(抑制)すると共に、この付勢力低減による巻取軸へのウエビング巻取力の低下を補うために、モータの駆動力により巻取軸を駆動する機構(所謂「格納アシスト機構」)を備えたモータリトラクタが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
このような格納アシスト機能を備えたモータリトラクタでは、一般的に、モータへの供給電流を制御する制御回路を備えている。制御回路は、例えば、ウエビングの装着状態が解除されたことを検知した際にモータへ電流を供給すると共に、ウエビングが全格納されてモータに拘束電流が流れたことを検知した際にモータへの電流の供給を遮断する構成となっている。
ところで、上記構成のモータリトラクタにおいて、ウエビングの巻取途中で異物がウエビングに巻き込まれた際には、モータを停止させる必要がある。この場合、例えば、上記異物の巻き込みによってモータに発生する拘束電流を検出してモータを停止させることが考えられる。このように拘束電流の検出によりモータを停止させる構成とした場合、既存の制御回路により制御できるため好適である。
しかしながら、モータに供給される電流の電流値は、適正なウエビングの格納速度に基づいてある程度大きく設定されるため、検出可能な拘束電流の電流値も必然的に大きくなってしまう。このように検出可能な拘束電流の電流値が大きい場合には、異物がウエビングに巻き込まれた際にモータを低トルク状態で停止させることができないため、これを解決する対策が求められていた。
特開2004−244011号公報
本発明は上記事実を考慮し、ウエビングの適正な格納速度を確保できると共に、異常時にモータを低トルク状態で停止できるモータリトラクタを得ることを目的とする。
請求項1に係る発明のモータリトラクタは、車両の座席に着座した乗員に装着された状態で前記乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングと、前記ウエビングの長手方向基端側が係止され、前記ウエビングが巻取り引出し可能に巻き回される巻取軸と、駆動力で前記巻取軸を前記ウエビング巻取方向へ回転させるモータと、前記ウエビングの装着状態が解除された際に所定の電流値I0の電流を前記モータへ供給し、前記ウエビングが予め設定された量巻き取られた時点または所定時間経過した時点で前記供給電流の大きさを前記電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
なお、請求項1に記載の拘束電流とは、モータに電流が供給されて出力軸が回転している状態で出力軸の回転が規制された際にモータに流れる電流のことである。
請求項1記載のモータリトラクタでは、車両の座席に着座した乗員がこのモータリトラクタに格納されたウエビングを引張ると、巻取軸が回転しつつウエビングが引き出される。これにより、乗員は引き出されたウエビングを身体に掛けまわし、例えば、ウエビングに設けられたタングプレートをバックル装置に係合させることで、ウエビングを身体に装着することができる。
ここで、請求項1記載のモータリトラクタでは、制御手段は、ウエビングの装着状態が解除された際に所定の電流値I0の電流をモータへ供給し、ウエビングが予め設定された量巻き取られた時点または所定時間経過した時点で前記供給電流の大きさを電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少させる。
すなわち、乗員がウエビングの装着状態を解除すると(例えば、上述したタングプレートとバックル装置との係合を解除すると)、モータに電流値I0の電流が供給され、これにより、モータが駆動し、ウエビングが巻取軸に巻き取られる。例えば、このときの電流値I0をウエビングの適正な格納速度に対応して設定すれば、ウエビングの巻き取り始めの時期に(ウエビングが巻取軸から十分に引き出された状態で)、ウエビングを好適に巻き取ることができる。またこの状態では、ウエビングが巻取軸から十分に引き出されているため、異物がウエビングとシート等の車両内装品との間に挟み込まれることはなく、また、異物を除去する余裕も十分にある。
一方、ウエビングが予め設定された量巻き取られるか、或いはモータへの給電を開始してから所定時間経過すると(例えば、乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られると)、制御手段は、モータへの供給電流の大きさを、当初の電流値I0よりも小さい電流値I1に減少させる。このため、ウエビングの巻取り速度は遅くなるが、ウエビングは乗員の降車の邪魔にならない程度に巻き取られているため問題にならない。
またこのように、ウエビングが乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られた時点で、モータへの供給電流の大きさが、当初の電流値I0から電流値I1に減少されるので、例えば、当該電流値I1に対応して、モータを停止させるための拘束電流の電流値も小さく設定することができる。これにより、異物がウエビングと車両内装品との間に挟まれた場合等の異常時においても、モータを低トルク状態で停止させることが可能となる。
このように、請求項1記載のモータリトラクタでは、ウエビングの適正な格納速度を確保できると共に、異常時にモータを低トルク状態で停止できる。
請求項2に係る発明のモータリトラクタは、車両の座席に着座した乗員に装着された状態で前記乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングと、前記ウエビングの長手方向基端側が係止され、前記ウエビングが巻取り引出し可能に巻き回される巻取軸と、駆動力で前記巻取軸を前記ウエビング巻取方向へ回転させるモータと、前記ウエビングの装着状態が解除された際に所定の電流値I0の電流を前記モータへ供給し、前記ウエビングが予め設定された量巻き取られた時点または所定時間経過した時点で前記供給電流の大きさを前記電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少させ、その後に、前記電流値I1よりも大きい電流値IL以上の拘束電流が前記モータに流れた際には前記モータへの電流の供給を遮断する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
なお、請求項2に記載の拘束電流とは、モータに電流が供給されて出力軸が回転している状態で出力軸の回転が規制された際にモータに流れる電流のことである。
請求項2記載のモータリトラクタでは、車両の座席に着座した乗員がこのモータリトラクタに格納されたウエビングを引張ると、巻取軸が回転しつつウエビングが引き出される。これにより、乗員は引き出されたウエビングを身体に掛けまわし、例えば、ウエビングに設けられたタングプレートをバックル装置に係合させることで、ウエビングを身体に装着することができる。
ここで、請求項2記載のモータリトラクタでは、制御手段は、ウエビングの装着状態が解除された際に所定の電流値I0の電流をモータへ供給し、ウエビングが予め設定された量巻き取られた時点または所定時間経過した時点で前記供給電流の大きさを電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少させ、その後に、電流値I1よりも大きい電流値IL以上の拘束電流がモータに流れた際には前記モータへの電流の供給を遮断する。
すなわち、乗員がウエビングの装着状態を解除すると(例えば、上述したタングプレートとバックル装置との係合を解除すると)、制御手段は、モータに電流値I0の電流を供給し、これにより、モータが駆動し、ウエビングが巻取軸に巻き取られる。例えば、このときの電流値I0をウエビングの適正な格納速度に対応して設定すれば、ウエビングの巻き取り始めの時期に(ウエビングが巻取軸から十分に引き出された状態で)、ウエビングを好適に巻き取ることができる。またこの状態では、ウエビングが巻取軸から十分に引き出されているため、異物がウエビングとシート等の車両内装品との間に挟み込まれることはなく、また、異物を除去する余裕も十分にある。
一方、ウエビングが予め設定された量巻き取られるか、或いはモータへの給電を開始してから所定時間経過すると(例えば、乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られると)、制御手段は、モータへの供給電流の大きさを、当初の電流値I0よりも小さい電流値I1に減少させる。このため、ウエビングの巻取り速度は遅くなるが、ウエビングは乗員の降車の邪魔にならない程度に巻き取られているため問題にならない。またその後に、仮に異物がウエビングと車両内装品との間に挟まれた場合には、モータへ供給されている電流の電流値I1よりも大きい電流値IL以上の拘束電流がモータに流れる。これにより、制御手段は、モータへの電流の供給を遮断し、モータが停止する。
このように、ウエビングが乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られた時点で、制御手段が、モータへの供給電流の大きさを、当初の電流値I0から電流値I1に減少させるので、当該電流値I1に対応して、モータを停止させるための拘束電流の電流値ILも小さく設定することができる。これにより、異物がウエビングと車両内装品との間に挟まれた場合等の異常時においても、モータを低トルク状態で停止させることが可能となる。
なお、異物がウエビングと車両内装品との間に挟まれなかった場合には、ウエビングが本モータリトラクタに全格納されることで、モータに拘束電流が流れるので、制御手段はモータへの電流の供給を遮断し、モータが停止する。
このように、請求項2記載のモータリトラクタでは、ウエビングの適正な格納速度を確保できると共に、異常時にモータを低トルク状態で停止できる。
請求項3に係る発明のモータリトラクタは、請求項1記載又は請求項2記載のモータリトラクタにおいて、前記巻取軸に連結され、前記ウエビングの装着状態における乗員非圧迫性に対応する付勢力で前記巻取軸を前記ウエビング巻取方向へ付勢する付勢部材を備えた、ことを特徴としている。
請求項3記載のモータリトラクタでは、乗員がウエビングを装着した状態では、巻取軸は付勢部材の付勢力によってウエビング巻取方向に付勢されているので、乗員に装着されたウエビングに弛みが生じた場合であっても、この弛みは付勢部材の付勢力に応じた巻取力で取り除かれる。しかも、付勢部材の付勢力は、ウエビングの装着状態における乗員非圧迫性に対応しているため、ウエビングを装着している乗員に圧迫感を与えることがない。
また、乗員がウエビングの装着状態を解除した際には、前述の如く、モータの駆動力によって巻取軸がウエビング巻取方向へ回転されるので、ウエビングを良好に巻取軸に巻き取って格納することができる。
以上説明した如く、本発明に係るモータリトラクタでは、ウエビングの適正な格納速度を確保できると共に、異常時にモータを低トルク状態で停止できる。
図1には、本発明の実施の形態に係るモータリトラクタ10の全体構成が正面断面図にて示されている。
図1に示すように、モータリトラクタ10は、フレーム12を備えている。フレーム12は略板状の背板14を備えており、この背板14がボルト等の図示しない締結手段によって車体に固定されることで、本モータリトラクタ10が車体に取り付けられる構成となっている。背板14の幅方向両端からは一対の脚板16、18が互いに平行に延出されており、これらの脚板16、18間にダイカスト等によって製作された巻取軸としてのスプール20が回転可能に配置されている。
スプール20は略円筒形状のスプール本体22と、このスプール本体22の両端部にそれぞれ略円盤形状に形成された一対のフランジ部24、26とによって構成されており、全体としては鼓形状をなしている。
スプール本体22には、長尺帯状に形成されたウエビング28の基端部が連結固定されており、スプール20をその軸周り一方(以下、この方向を「巻取方向」と称する)へ回転させると、ウエビング28がその基端側からスプール本体22の外周部に層状に巻き取られる。一方、ウエビング28をその先端側から引っ張れば、これに伴いスプール20が回転しながらウエビング28が引き出される(以下、ウエビング28を引き出す際のスプール20の回転方向を「引出方向」と称する)。
フランジ部24のフランジ部26とは反対側でスプール20の一端側は、脚板16に形成された円孔30を略同軸的に貫通してフレーム12の外部に突出している。脚板16側のフレーム12の外側には、ケース32が配置されている。ケース32は、スプール20の軸方向に沿って脚板16と対向して配置されて脚板16に固定されている。また、ケース32は全体的に脚板16側へ向けて開口しており、円孔30を貫通したスプール20の一端側はケース32の内側に入り込み、ケース32によって回転自在に軸支されている。
さらに、ケース32の内部には渦巻きばね34が配置されている。渦巻きばね34は渦巻き方向外側の端部がケース32に係止されており、渦巻き方向内側の端部がスプール20に係止されている。この渦巻きばね34は、スプール20を巻取方向へ付勢している。
この渦巻きばね34の付勢力(に基づくウエビング28の巻取力)は、乗員が装着したウエビング28の弛みを解消する程度に、比較的弱く設定されている。換言すれば、渦巻きばね34の付勢力は、ウエビング28の装着状態で乗員非圧迫性に対応した強さとなるように設定され、スプール20から引き出されたウエビング28を摩擦力等に抗して最後まで巻き取る強さは要求されていない。
一方、スプール20は、フランジ部26側の端部から同軸的に突出した図示しない支軸部を備えている。この支軸部は、脚板18に形成された内歯のラチェット孔36を略同軸的に貫通してフレーム12の外部に突出しており、脚片18の外面に開口端を突き当てた状態で固定されロック機構38を構成する略カップ状のケース40によって回転自在に軸支されている。
ロック機構38は、通常はスプール20の巻取方向、引出方向の自由な回転を許容し、車両急減速時にスプール20の引出方向の回転を阻止するものである。本実施の形態では、加速度センサ41がラチェットギヤ42の引出方向の回転を阻止すると、該ラチェットギヤ42とスプール20との相対回転によってロックプレート46がロックベース44から突出して脚片18におけるラチェット孔36の内歯に噛み合い、スプール20の引出方向の回転を阻止する構成とされている。なお、ロックベース44とスプール20との間にトーションバーを連結して、上記ロック後にトーションバーを捩りつつスプール20の引出方向の回転を許容してエネルギ吸収を果たす(フォースリミッタ機能を果たす)構成としても良い。
一方、スプール20の下方で脚板16と脚板18との間には、モータ60が配置されている。モータ60の出力軸62にはギヤ64が同軸的且つ一体的に設けられている。
ギヤ64の半径方向上方には、ギヤ64よりも大径のギヤ66が配置されている。ギヤ66は脚板16、18間に設けられた支持板68と脚板16とによりスプール20と平行な軸周りに回転自在に軸支された状態で、ギヤ64に噛み合っている。また、ギヤ66の軸方向側方にはギヤ66よりも小径のギヤ70がギヤ66に対して同軸的且つ一体的に設けられている。
さらに、ギヤ70の半径方向上側には、クラッチ72が設けられている。クラッチ72は、リング状に形成された外歯のギヤ74を備えている。ギヤ74は、ギヤ70に噛み合った状態でスプール20に対して同軸的で且つ相対回転可能に設けられており、その軸方向両端は図示しない円盤状部材により閉止されている。また、ギヤ74の内側には、筒状のアダプタ76がスプール20に対して同軸的に設けられている。アダプタ76は、スプール20に一体的に連結されており、ギヤ74の両端を閉止する円盤状部材を貫通した状態で、円盤状部材、ひいてはギヤ74をスプール20周りに回転可能に軸支している。
ギヤ74の内側には、例えば、遠心力で揺動するパウル等の図示しない連結部材が収容されている。この連結部材は、例えば、上記円盤状部材に支持されており、ギヤ74と一体的に回転するようになっている。
ここで、このクラッチ72では、モータ60の出力軸62の回転力が、ギヤ64、ギヤ66、ギヤ70を介してギヤ74に伝達される構成(出力軸62とギヤ74は常に同期して回転する構成)となっており、モータ60の出力軸62が正方向へ回転(正転)すると、ギヤ74は巻取方向へ回転する。ギヤ74が巻取方向へ回転すると、前記連結部材がアダプタ76の外周面に機械的に結合し、ギヤ74とアダプタ76とを一体的に連結するようになっている。これにより、ギヤ74の巻取方向への回転(モータ60の正転)がアダプタ76を介してスプール20に伝達される構成である。
一方、モータ60の出力軸62が逆方向へ回転(逆転)すると、ギヤ74は引出方向へ回転する構成である。この場合、ギヤ74がアダプタ76に対して引出方向へ所定量だけ相対回転すると(モータ60の逆転により出力軸62がスプール20に対して所定量だけ相対回転すると)、前記連結部材のアダプタ76に対する機械的結合が解除され、クラッチ72は解除状態になる。
また一方、本モータリトラクタ10では、制御手段を構成するドライバ82及びECU86を備えている。このECU86には、本発明の実施の形態に係るモータリトラクタの駆動制御方法を適用した駆動制御プログラムが記憶されている。また、モータ60は、ドライバ82を介して車両に搭載されたバッテリー84に電気的に接続されており、バッテリー84からの電流がドライバ82を介してモータ60に流れることで、モータ60は駆動力で出力軸62を正転又は逆転させる構成となっている。ドライバ82は、ECU86に接続されており、このドライバ82を介したモータ60への給電の有無、供給電流の方向、及び大きさがECU86によって制御される構成である。
また、ECU86には、制御手段を構成するスプール回転検知センサ88(本実施の形態では、磁気センサ)が接続されている。このスプール回転検知センサ88は、フランジ部26の外周部に設けられた磁石90に対応しており、フランジ部26(スプール20)の回転によって、磁石90がスプール回転検知センサ88の近傍を繰り返し通過すると、磁石90によって生じる磁気を検知して所定の電気信号(以下、この信号を「検知信号」と称する)をECU86に出力するようになっている。
この場合、ECU86は、スプール回転検知センサ88から出力された検知信号に基づいてスプール20の回転数を検出すると共に、検出した回転数からウエビング28の巻取量を検出する。このウエビング28の巻取量に基づいて、ECU86からは、ドライバ82へモータ60の駆動を制御するための制御信号が出力され、この制御信号に基づいてドライバ82が作動してモータ60の駆動が制御される。
さらに、ECU86には、ウエビング28に設けられたタングプレートがバックル装置(共に図示省略)と連結しているか否かを検出する制御手段としてのバックルスイッチ92が接続されている。このバックルスイッチ92は、タングプレートがバックル装置と連結しているときには、スイッチのオン状態を示すHレベルの信号をECU86に出力し、タングプレートがバックル装置から解除されているときには、スイッチのオフ状態を示すLレベルの信号をECU86に出力する。ECU86は、バックルスイッチ92から出力された信号がLレベルの信号である時をウエビング28の格納時であると判断する。
また、ECU86には、制御手段を構成する拘束電流検出回路98が接続されている。この拘束電流検出回路98は、ドライバ82を介してモータ60に接続されており、モータ60の出力軸62がロックして(出力軸62の回転が規制されて)モータ60(ドライバ82)に所定の電流値IL以上の拘束電流が流れると、所定の電気信号(以下、この信号を「ロック検知信号」と称する)をECU86に出力するようになっている。
ここで、このモータリトラクタ10では、ECU86及びドライバ82は、ウエビング28に設けられたタングプレートがバックル装置から解除されたこと(乗員降車時に乗員からウエビング28が取り外されたこと)を検出した時点で、モータ60に所定の電流値I0の電流を供給し、モータ60を正転させるようになっている。この場合、電流値I0の大きさは、適正なウエビング28の格納速度(巻取速度)に基づいて設定されており、拘束電流検出回路98に設定された拘束電流の電流値ILよりも大きく設定されている(I0>IL)。
また、ECU86及びドライバ82は、上記モータ60の正転により、ウエビング28が予め設定された量巻き取られた時点、またはモータ60への給電を開始してから所定時間経過した時点(本実施の形態では、ウエビングが乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られた時点)で、モータ60への供給電流の大きさを電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少させるようになっている。この場合、電流値I1の大きさは、拘束電流検出回路98に設定された拘束電流の電流値ILよりも小さく設定されている(I0>IL>I1)。
さらに、このモータリトラクタ10では、上述の如くECU86及びドライバ82がモータ60への供給電流の大きさを減少させた後で、ウエビング28の巻き取りに抗する外力が作用した際(例えば、異物がウエビング28とシート等の車両内装品との間に挟まれた際や、乗員がウエビング28を再装着しようとしてウエビング28を引き出した際、或いは、ウエビング28が全格納された際)には、モータ60の出力軸62がロックすることでモータ60には拘束電流が流れる。この拘束電流の大きさが拘束電流検出回路98に設定された電流値IL以上になると、拘束電流検出回路98はECU86にロック検知信号を出力する。この場合、ECU86及びドライバ82は、モータ60への電流の供給を遮断するようになっている。
すなわち、本実施の形態に係るモータリトラクタ10では、ウエビング28を格納する際にモータ60に供給される電流と時間との関係は、図2に示す線図の如き関係になっている。
次に、本実施の形態の作用を図3に示す駆動制御プログラムの流れ図に従って説明する。
ウエビング28に設けられたタングプレートがバックル装置から解除され、バックルスイッチ92がオフ状態になると(ステップ100)、ECU86はウエビング28が乗員降車時に乗員の身体から取り外されたと判断し、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、ECU86及びドライバ82が、モータ60に電流値I0の電流を供給し、モータ60を正転させる。モータ60の正転は、ギヤ64、ギヤ66、ギヤ70を介してクラッチ72のギヤ74に伝達され、ギヤ74が巻取方向へ回転される。これにより、クラッチ72が連結状態となり、当該クラッチ72を介してモータ60の駆動力がスプール20に伝達され、スプール20が巻取方向に回転される。このため、ウエビング28は電流値I0に対応する適正な格納速度で強制的にスプール20に巻き取られる。ウエビング28の巻き取りが開始されると、次のステップ104へ移行する。
ステップ104では、スプール回転検知センサ88からの検知信号に基づいて、スプール20の回転数が予め設定されたウエビング28の巻取量(ウエビング28が乗員の降車の邪魔にならない程度の巻取量)に対応する所定回転数以上になったか否かがECU86で判断される。ここで、ECU86は、検出されたスプール20の回転数に基づいてウエビング28の巻取量を検出し、このウエビング28の巻取量が予め設定された巻取量以上であるか否かを判断する。この判断が肯定された場合にのみ次のステップ106へ進む。なお、ウエビング28の巻取量が予め設定された巻取量以上であるか否かを、モータ60への給電を開始してからの経過時間に基づいてECU86に判断させることも可能である。
ステップ106では、ECU86及びドライバ82は、モータ60への供給電流の大きさを電流値I0から電流値I1に減少させる。このため、モータ60の回転速度が遅くなり、ウエビング28の巻取速度も遅くなるが、この状態では、ウエビング28は乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られているため問題にならない。このステップ106での処理が終了すると、次のステップ108へ進む。
ステップ108では、ECU86は、拘束電流検出回路98からロック検知信号が出力されたか否かを判断する。すなわち、ウエビング28の巻き取りに抗する外力が作用することで(例えば、異物がウエビング28とシート等の車両内装品との間に挟まれたり、乗員がウエビング28を再装着しようとしてウエビング28を引き出したり、或いは、ウエビング28が全格納されたりすることで)、モータ60の出力軸62がロックし、モータ60に電流値IL以上の拘束電流が流れたか否かがECU86で判断される。この判断が肯定された場合にのみ次のステップ110へ進む。
ステップ110では、モータ60に電流値IL以上の拘束電流が流れたため、ECU86及びドライバ82はモータ60への電流の供給を遮断する。これにより、モータ60が停止し、ウエビング28の格納時におけるウエビング28の巻取動作が終了する。このステップ110において、モータ60はクラッチ72を介してスプール20に連結された状態のままになる。このステップ110での処理が終了すると、次のステップ111へ進む。
ステップ111では、ECU86及びドライバ82は、モータ60を所定量だけ逆転させ、クラッチ72を解除させる。これにより、スプール20の自在な回転が可能となり、ウエビング28の引き出しが可能となる。このステップ111での処理が終了すると、次のステップ112へ進む。
ステップ112では、スプール回転検知センサ88からの検知信号に基づいてスプール20の回転数がウエビング28を全格納した際の巻取量に対応して予め設定された所定回転数となったか否かがECU86で判断される。ここで、ECU86は、検出されたスプール20の回転数に基づいてウエビング28の巻取量を検出し、このウエビング28の巻取量がウエビング28を全格納した際の巻取量であるか否かを判断する。
このステップ112での判断が肯定された場合には、ウエビング28の巻取量がウエビング28が全格納した際の巻取量に達したと判断され、次のステップ114において、駆動制御プログラムが終了される。一方、このステップ112での判断が否定された場合には、ウエビング28の巻取量がウエビング28の全格納した際の巻取量に達していないと判断され、ステップ118に移行する。
ステップ118では、ウエビング28の引き出しが可能となってから所定時間経過したが否かがECU86で判断される。すなわち、例えば、ウエビング28と車両内装品との間に挟まれた異物を乗員が引き抜くのに必要な時間、或いは、ウエビング28を再装着しようとした乗員がウエビング28を再装着するのに必要な時間が経過したか否かがECU86で判断される。この判断が肯定された場合にのみ次のステップ120へ進む。
ステップ120では、ウエビング28に設けられたタングプレートがバックル装置に連結され、バックルスイッチ92がオン状態になったか否かがECU86で判断される。すなわち、このステップ122では、乗員がウエビング28を再装着したか否かが判断される。
このステップ120での判断が肯定された場合には、前述したステップ114へ移行して、駆動制御プログラムが終了される。一方、ステップ122での判断が否定された場合には、ステップ124へ移行する。
ステップ124では、前述したステップ104と同様に、スプール回転検知センサ88からの検知信号に基づいて、ウエビング28の巻取量が予め設定された巻取量以上であるか否かを判断する。
このステップ124での判断が否定された場合には、ステップ102に戻って上述した処理を繰り返す。一方、このステップ124での判断が肯定された場合には、ステップ126へ進む。
ステップ126では、ECU86及びドライバ82が、モータ60に電流値I1の電流を供給し、モータ60を正転させる。これにより、前述したステップ102と同様にクラッチ72が連結状態となり、当該クラッチ72を介してモータ60の駆動力がスプール20に伝達され、スプール20が巻取方向に回転される。このため、ウエビング28は電流値I1に対応する低速度で強制的にスプール20に巻き取られる。ウエビング28の巻き取りが開始されると、ステップ108へ戻って前述した如き処理を繰り返す。
ここで、本発明の実施の形態に係るモータリトラクタ10では、上述の如く、ウエビング28の装着状態が解除された際には(ステップ100)、電流値I0の電流をモータ60に供給してウエビング28の巻き取りを開始する。このときの電流値I0は、ウエビング28の適正な格納速度に対応して設定されているので、ウエビング28の巻き取り始めの時期に(ウエビング28がスプール20から十分に引き出された状態で)、ウエビング28を好適に巻き取ることができる。またこの状態では、ウエビング28がスプール20から十分に引き出されているため、異物がウエビング28とシート等の車両内装品との間に挟み込まれることはなく、また、異物を除去する余裕も十分にある。
一方、上述した如く、ステップ104においてウエビング28が予め設定された量以上巻き取られたことが検出されると、ステップ106において前記供給電流の大きさが電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少される。このため、ウエビング28の巻取り速度は遅くなるが、ウエビング28は乗員の降車の邪魔にならない程度に巻き取られているため問題にならない。またこの状態で、仮に異物がウエビング28と車両内装品との間に挟まれた場合には、モータ60へ供給されている電流の電流値I1よりも大きい電流値ILの拘束電流がモータ60に流れ、ステップ110においてモータ60への電流の供給が遮断される。
このように、ウエビング28が乗員の降車の邪魔にならない程度巻き取られた時点で、モータ60への供給電流の大きさが、当初の電流値I0から電流値I1に減少されるので、当該電流値I1に対応して、モータ60を停止させるための拘束電流の電流値ILも小さく設定することができる。これにより、異物がウエビング28と車両内装品との間に挟まれた場合においても、モータ60を低トルク状態で停止させることが可能となる。
しかも、本発明の実施の形態に係るモータリトラクタ10では、上述の如くステップ106においてウエビング28の巻取り速度が遅くなるので、ウエビング28が全格納される際に、ウエビング28に設けられたタングプレートが車室内の内装品等に不要に衝突することが防止又は抑制される。これにより、車室内の内装品等が傷つくことを防止又は抑制できる。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係るモータリトラクタ10では、ウエビング28の適正な格納速度を確保できると共に、異常時にモータ60を低トルク状態で停止できる。
なお、上記実施の形態に係るモータリトラクタ10では、拘束電流の閾値ILが初期にモータ60に供給される電流の電流値I0よりも小さく設定された構成としたが、これに限らず、閾値ILが電流値I0と同等か、もしくは電流値I0よりも僅かに大きく設定された構成としてもよい。この場合でも、従来のモータリトラクタに比べて低トルク状態でモータ60を停止させることができる。
本発明の実施の形態に係るモータリトラクタの全体構成の概略を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係るモータリトラクタがウエビングを格納する際のモータへの供給電流と時間との関係を示す線図である。 本発明の実施の形態に係るモータリトラクタの制御手段の制御手順を示す流れ図である。
符号の説明
10 モータリトラクタ
20 巻取軸
28 ウエビング
34 渦巻きばね(付勢部材)
60 モータ
82 ドライバ(制御手段)
86 ECU(制御手段)
88 スプール回転検出センサ(制御手段)
92 バックルスイッチ(制御手段)
98 拘束電流検出回路(制御手段)

Claims (3)

  1. 車両の座席に着座した乗員に装着された状態で前記乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングと、
    前記ウエビングの長手方向基端側が係止され、前記ウエビングが巻取り引出し可能に巻き回される巻取軸と、
    駆動力で前記巻取軸を前記ウエビング巻取方向へ回転させるモータと、
    前記ウエビングの装着状態が解除された際に所定の電流値I0の電流を前記モータへ供給し、前記ウエビングが予め設定された量巻き取られた時点または所定時間経過した時点で前記供給電流の大きさを前記電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少させる制御手段と、
    を備えたモータリトラクタ。
  2. 車両の座席に着座した乗員に装着された状態で前記乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングと、
    前記ウエビングの長手方向基端側が係止され、前記ウエビングが巻取り引出し可能に巻き回される巻取軸と、
    駆動力で前記巻取軸を前記ウエビング巻取方向へ回転させるモータと、
    前記ウエビングの装着状態が解除された際に所定の電流値I0の電流を前記モータへ供給し、前記ウエビングが予め設定された量巻き取られた時点または所定時間経過した時点で前記供給電流の大きさを前記電流値I0よりも小さい電流値I1へ減少させ、その後に、前記電流値I1よりも大きい電流値IL以上の拘束電流が前記モータに流れた際には前記モータへの電流の供給を遮断する制御手段と、
    を備えたモータリトラクタ。
  3. 前記巻取軸に連結され、前記ウエビングの装着状態における乗員非圧迫性に対応する付勢力で前記巻取軸を前記ウエビング巻取方向へ付勢する付勢部材を備えた、ことを特徴とする請求項1記載又は請求項2記載のモータリトラクタ。
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