JP2006523963A - 磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

MRAM装置(10)の製造方法では、第1及び第2トランジスタ(14)を上部に備える基板(12)が提供される。動作メモリ素子デバイス(60)が、第1トランジスタ(14)と電気的に接するように形成される。仮想メモリ素子デバイス(58)の少なくとも一部が、第2トランジスタ(14)と電気的に接触するように形成される。第1誘電体層(62)が、仮想メモリ素子デバイスの少なくとも一部と動作メモリ素子デバイスとを覆うように蒸着される。その第1誘電体層がエッチングされて、仮想メモリ素子デバイス(58)の少なくとも一部に対する第1ビア(66)と、動作メモリ素子デバイス(60)に対する第2ビア(64)とが同時に形成される。そして、導電配線層(68)が、仮想メモリ素子デバイス(58)の少なくとも一部から動作メモリ素子デバイス(64)に向かって延びるように蒸着される。

Description

本発明は、磁気エレクトロニクス装置に係り、より詳しくは、磁気トンネル接合仮想メモリ素子を用いた磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の構造、及び、磁気トンネル接合仮想メモリ素子を用いた磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法に関する。
磁気エレクトロニクス装置、スピンエレクトロニクス装置、及びスピントロニクス装置は、主として電子スピンによる効果を利用する装置と同義である。磁気エレクトロニクス効果は、大量の情報処理を行う装置で利用されており、不揮発性、高信頼性、耐放射性、及び高密度データの保存や情報検索等を提供している。磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(MRAM)装置は、磁気エレクトロニクス情報装置としてよく知られている。
ある種のMRAM装置は、磁気トンネル接合(MTJ)素子と称されるメモリ素子からなる複数のアレイと、複数のプログラミングラインとから構成されている。プログラミングラインは、ビットラインやデジタルラインとしてよく知られ、それらは、MTJ素子のプログラミングに対して磁気領域を部分的に形成するために用いられている。アレイにおいて一つのMTJ素子が、配線スタックを介して、Nチャンネル電界効果トランジスタ(FET)に代表されるトランジスタと電気的に接続されている。配線スタックは、多くのビアやメタル層を用いた一般的なCMOS製造プロセスにより形成され、その形成には、多くのマスキング処理やエッチング処理が必要とされている。ビアやメタル層の数は、同一チップ上に形成されたメモリに関連付けられた特定のデバイスに応じて変更可能である。また、配線スタックに接続されたMTJ素子の形成や、MRAM装置のアレイとの接合部位の形成についても、多くのマスキング処理やエッチング処理が利用されている。各マスキング処理や各エッチング処理によって、MRAM装置の製造に要するコストと時間とを増加させてしまうことがある。従って、そのような処理を一つ省略するだけでも、製造コスト及び製造時間を節約することができる。
こうしたことから、MRAM装置の製造方法について更なる改善が望まれている。加えて、少ない処理数でMRAM装置を製造する方法が望まれている。更に、少ない処理数による方法で製造することのできるMRAM装置が望まれている。
また、本発明の他の好ましい特徴及び特性が、本発明の背景技術や添付図面を参照することにより、以下の本発明の詳細な説明や添付された特許請求の範囲から明らかになるであろう。
以下、本発明について図面を参照して説明する。図中の同じ数字は同じ構成要素を示している。
本発明の下記の詳細な説明は、単に例示的なものに過ぎず、本発明やその適用及び用途を限定するものではない。また、本発明は、先に述べた背景技術や、次に示す詳細な説明に示される理論により拘束されるものでもない。
図1〜図6には、MRAM装置の製造について本発明の一実施形態の製造方法が示されており、その製造方法は、製造プロセスにおける処理数を削減するため、製造時に磁気トンネル接合仮想素子デバイスを活用している。
図1は、MRAM装置のアレイの一部を形成する部位10の断面図である。本発明の方法によれば、先ず、半導体基板12が提供される。半導体基板12は、スイッチングトランジスタ及び/又は絶縁トランジスタ等の多数のトランジスタ14を備えるシリコン基板等からなる。MRAM装置は、例えば入力/出力回路、データ/アドレスデコーダ、及びコンパレータ等の他の回路素子を備えてもよいが、簡潔さのため、図面からは省略されている。
よく知られたCMOS製造プロセスによれば、ビアやメタル層からなる第1配線スタック16及び第2配線スタック18が、基板12を覆うようにしてライン状にかつ積層した状態で形成される。そして、通常は、一以上の誘電体20内に、集積回路及び部位10を含むメモリ装置のアレイに対して配線が提供される。本明細書で使用する場合、「層」という用語は、単層、複数の副層からなる組合せを意味している。配線スタック16,18は、例えば、誘電体層の付与、マスキング、エッチング、メタル蒸着といった公知の手法を通じて形成される。更に、一般的な公知の方法によれば、トランジスタ14のソース及びドレイン端子の上部に設けられる第1ビアを含む金属はコンタクト層22(CNT)と称される。第1配線層を形成するメタル層は第1メタル層24(M1)と称される。M1層24上に設けられるビアは第1ビア層26(ビア1)と称され、次のメタル層は第2メタル層28(M2)であり、順次、第2ビア層30(ビア2)、第3メタル層32(M3)と続く。また、特定の装置や用途のため所望の配線を提供するには、ほぼ同数のビア層及びメタル層を追加する必要がある。配線スタック16,18は、2つのビア層及び3つのメタル層を備えて示されているが、配線スタック16,18が、一つ又は任意の適切な数のビア層及びメタル層を備えてもよいことは明白である。後述するように、配線スタック16,18を最後に形成するメタル層によって、Bビアと称されるビア層34が被覆されている。
図2に示すように、ダマシンプロセスを通じて、MDLと称される別のメタル層38を蒸着することができる。誘電体層36は、部位10を覆うようにして形成される。誘電体層36は、例えば、二酸化ケイ素(SiO)といった任意の適切な誘電材料からなる。誘電体層36は、標準的でよく知られた半導体プロセスを通じてパターニングされると共にエッチングされる。MDL38は蒸着されてなり、余分なメタル材料が、例えば、化学的機械研磨(CMP)といった任意の適切な方法によって除去される。MDL38はデジタルライン40を有し、以下に、より詳細に説明され、次に形成される磁気トンネル接合(MTJ)素子に関連付けられている。デジタルライン40は、図2に対して垂直方向に沿って延びている。MDL38及びそのデジタルライン40は、例えば、アルミニウム(Al)、アルミニウム合金、銅(Cu)、及び銅合金といった任意の適切な導電材料からなる。
本発明の好ましい実施形態において、MDL38の蒸着に先立ち、クラッド層及び/又はバリア層42の材料を蒸着してもよい。クラッド層は、電流がデジタルライン40に流れた時に発生する磁束を集中させる機能を果たす。バリア層は、MDL38の接着性を向上させると共に、MDL38及びクラッド層の材料の拡散に対するバリアとしての機能を果たす。本発明のより好ましい実施形態では、先ず、バリア層が蒸着され、次に、クラッド層が蒸着され、そして、MDL38の蒸着前に第2バリア層が蒸着される。バリア層は、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、又は他の適切な材料から形成される。また、クラッド材料は、ニッケル−鉄合金や、高透過性を有する他の類似した材料等であってもよい。
本発明の別の実施形態として、ダマシンプロセスを用いるのではなく、部位10を覆うようにメタル層を蒸着した後、デジタルライン40を含むMDL38をパターニングすると共にエッチングするサブトラクティブ法を用いてMDL38を形成してもよいことは明白である。誘電体層36は、誘電材料20及びMDL38を覆うように蒸着され、それに続いて、例えばCMP等の任意の適切な手法を用いて平坦化される。
MDL38を形成した後、誘電体層36、MDL38、及びデジタルライン40を覆うように誘電体層44が形成される。次に、誘電体層44を一般的なマスキング法及びエッチング法を用いてパターニングすると共にエッチングする。これにより、頂部ビアやTビアとして知られる第1ビアが第1配線スタック16上に形成され、メモリビア48やMビアとして知られる第2ビアが第2配線スタック18上に形成される。本発明の好ましい実施形態では、Tビア46及びMビア48が同時にエッチングされるものの、マスキング処理及びエッチング処理を通じて、各ビアを各別にエッチングしてもよいことは明白である。
図3に示すように、第1導電層50、メモリ素子層52、及び第2導電層54が、誘電体層44を覆いつつ、Tビア46及びMビア48の内部に蒸着される。第1導電層50は、後に形成されるMTJ素子用の下側電気接触部を形成する非磁性導電体からなり、約10〜約400nmの厚さをもって蒸着される。第1導電層50を、任意の適切な導電性材料により形成してもよい。第1導電層50を、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、窒化タンタル(TaN)、又はこれらの組合せ又は合金により形成することが好ましい。第1導電層50を、タンタルにより形成することがより好ましい。メモリ素子層52は、以下に説明するMTJ素子を形成する材料からなる。特に、メモリ素子層52は、コバルト−鉄(CoFe)やニッケル−鉄−コバルト(NeFeCo)等の磁性材料を用いた第1磁気層及び第2磁気層からなる。第1磁気層は、磁化が固定された硬質な磁気層としての機能を果たす一方、第2磁気層は、2つの磁性状態に切り替えられるように磁化方向の無い状態となっている。第1及び第2磁気層間に挟持されたトンネルバリア層には、例えば、酸化アルミニウム(AlO(0≦x≦1.5))等の非導電性材料や非磁性材料が用いられる。メモリ素子層52の各磁気層は薄く、それらの厚さは0.5〜40nmの範囲で変更可能であり、トンネルバリア層の厚さは0.5〜3nmの範囲で変更可能である。こうしたことに加え、MTJメモリ素子の製造及び動作に関する内容は、「多層磁気トンネル接合メモリセル」という表題の米国特許第5734605号明細書中に見出すことができる。同文献は、1998年3月31日に特許を付与され、本明細書に参考文献として組み込まれている。第2導電層54は、メモリ素子層52を覆うように蒸着される。一般に、第2導電層54の厚さは、約10〜約400nmの範囲に設定される。第2導電層54を、任意の適切な導電性材料により形成してもよい。第2導電層54を、タンタル、タングステン、チタン、アルミニウム、窒化タンタル、それらの組合せ、又はそれらの合金より形成することが好ましい。第2導電層54を、タンタルから形成することがより一層好ましい。
次に、一般的なマスキングやエッチングを用いて、層50,52,54をパターニングし、かつエッチングすることによって、図4に示すように、「仮想の」MTJ素子デバイス58は、Tビア46内に形成されると共に配線スタック16と電気的に接続される。MTJ仮想素子デバイス58は、第1導電層50、メモリ素子層52、及び第2導電層54からなり、Mビア48を覆う残りの第1配線層50や、他の配線スタック(図示せず)に対応する別のビアを覆う残りの第1導電層50から隔離されている。従って、本明細書で用いる場合、「仮想」という用語は、Tビア46を覆うMTJ素子デバイス58がMTJ素子デバイスとしては動作せず、導電体として機能することを意味している。更に、Tビア46の形状が不連続であるため、MTJ非動作素子58のトンネルバリア層は不連続になり、それにより電気的に短絡されている。
同時に形成されるMTJ素子52′を含むMTJ動作素子デバイス60が第1導電層50上に形成され、かつデジタルライン40と磁気的に結合されるように、層52,54がパターニングされると共にエッチングされる。層52,54がMビア48からエッチングされると、第2配線スタック18とMTJ動作素子デバイス60とが電気的に接続され、かつMTJ素子デバイス60が他のMTJ素子デバイス(図示せず)から隔離されるように、第1導電層50がパターニングされると共にエッチングされる。
図5に示すように、誘電体層62が、MTJ仮想素子デバイス58、MTJ動作素子デバイス60、及びMビア48を覆うように蒸着される。次に、第1配線スタック16に対するホール66とMTJ動作素子デバイス60に対するホール64とを画定するように、誘電体層62がパターニングされると共にエッチングされる。図5に示すように、ホール66は、通常、ホール64よりも誘電体層62の表面70から深くエッチングされる。従って、マスキング処理及びエッチング処理を通じてホール64,66を各別に形成してもよい。その方法に替えて、本発明の好ましい実施形態では、ホール64,66が、マスキング処理及びエッチング処理を省略するために同時にエッチングされる。ホール64,66の深さが異なるため、ホール64をエッチングした後、ホール66をエッチングしている間、MTJ動作素子デバイス60の第2導電層54がエッチング成分による悪影響を受けるため、その結果、MTJ動作素子52′に欠陥が生じる虞がある。しかしながら、MTJ仮想素子デバイス58の存在によって、MTJ仮想素子デバイス58の無い場合に必要とされる深さにまでホール66をエッチングする必要がなくなる。この場合、MTJ仮想素子デバイス58は導電性であるため、配線スタック16の動作と干渉することはない。従って、ホール66をエッチングする際に第2導電層54のエッチング成分に晒されている時間が短縮される。
ホール64,66をエッチングした後、それに続いて、メタルローカル配線(MLI)として知られる第3導電層68を形成するために導線性材料が蒸着される。一般に、MLI68の厚さは、約10〜約400nmの範囲に設定される。そのMLI68を介して、第1配線スタック16とMTJ動作素子デバイス60とが電気的に接続される。また、MTJ仮想素子デバイス58の存在によりホール66のアスペクト比が低下することから、MTJ仮想素子デバイス58の無い場合と比較して、段差部での被膜状態がより均一になり得ることは明白である。
図6に示すように、その後、誘電体層72が、MLI68上とホール64,66内とにおいて適切な厚さになるまで蒸着される。誘電体層72は、ビットライン74用の溝を形成するため、パターニングされると共にエッチングされる。ビットライン74は、例えばアルミニウム(Al)、タングステン(W)、又は銅(Cu)又はそれらの合金等の金属を溝内に蒸着することにより形成される。本発明の一実施形態において、ビットラインからMTJ動作素子デバイス60に磁場を集中させるため、ビットライン74を、その一つ又は複数の側面の周囲に適切なクラッド材料(図示せず)を備えるように形成してもよい。
本発明の別の実施形態では、図7に示すように、ホール64,66を一度エッチングした後、ホール64,66が充填されるまで導電性材料80を蒸着し、更に、絶縁層62上にて好適な厚さになるまで該導電材料80を蒸着してもよい。その場合、絶縁層62の厚さは、通常、約100〜約800nmの範囲に設定される。次に、導電性材料は、公知の方法を用いて適切にパターニングされる。続いて、絶縁材料(図示せず)が蒸着され、ビットライン74用の溝を形成するため、パターニングされると共にエッチングされる。そして、上記の方法を用いて、ビットライン74が形成される。
本発明の更に別の実施形態では、図8に示すように、MTJ仮想素子デバイス58がランド部90を備えて形成されている。ランド部90は絶縁層44上にて延びる層50,52,54の一部であり、これにより、MTJ仮想素子デバイス58に対しエッチングされるホール66がランド部90に対してエッチングされるようになる。図8に示すように、ランド部90は、MTJ動作素子デバイス60と同時に形成される。そのため、ランド部90は、絶縁層62の表面70からMTJ動作素子デバイス60と同じ距離だけ離れている。従って、ホール64,66をエッチングするのに要する時間はほぼ同じとなる。従って、MTJ仮想素子、特にランド部90の存在によって、ホール66をエッチングするのに要する時間が大幅に短縮されるため、第2導電層54のエッチング成分に晒されている時間が短縮される。
本発明の更に別の実施形態では、MTJ仮想素子デバイスの一部がTビア46を覆うように形成された場合に限って、MTJ動作素子デバイス60の第2導電層54がエッチング成分に晒されている時間を短縮することができる。図9に示すように、誘電体層44を覆うように層50,52,54を蒸着した後、MTJ動作素子デバイス60が第1導電層50上に形成され、かつデジタルライン40と磁気的に結合されるように、第2導電層54及びメモリ素子層52がパターニングされると共にエッチングされる。層52,54がMビア48からエッチングされる。そして、第2配線スタック18とMTJ動作素子デバイス60とが電気的に接続され、かつMTJ動作素子デバイス60が他のMTJ素子デバイス(図示せず)から隔離されるように、第1導電層50がパターニングされると共にエッチングされる。また、層52,54は、第1導電層50′を形成するため、Tビア46近傍及びその内部にある第1導電層50からエッチングされる。第1導電層50′は、Mビア48とMTJ動作素子デバイス60とを電気的に接続する第1導電層50の残り部分から電気的に隔離されるように、適切にパターニングされると共にエッチングされる。
次に、誘電体層62が、第1導電層50′、第1導電層50、及びMTJ動作素子デバイス60を覆いつつ、Tビア46及びMビア48の内部に蒸着される。続いて、第1配線スタック16に対するホール66とMTJ動作素子デバイス60に対するホール64とを画定するように、誘電体層62がパターニングされると共にエッチングされる。やはり、マスキング処理及びエッチング処理を通じて、ホール64,66を各別に形成してもよいが、本発明の好ましい実施形態では、マスキング処理及びエッチング処理を省略するためにホール64,66が同時にエッチングされる。Tビア46に第1導電層50′が存在するため、第1導電層50′が存在しない場合に比べてホール66は深くはならない。従って、ホール66をエッチングする際に第2導電層54のエッチング成分に晒されている時間は短縮される。
本発明の更に別の実施形態では、第1導電層50′がランド部90′を備えて形成されている。ランド部90′は絶縁層44上にて延びる層50′の一部であり、これにより、ランド部90′に対してホール66がエッチングされるようになる。従って、第1導電層50′、特にランド部90′の存在によって、ホール66をエッチングするのに要する時間が大幅に短縮されるため、第2導電層54のエッチング成分に晒されている時間が短縮される。
図11は、本発明の一実施形態についてMRAM装置の磁気メモリ素子アレイ100の一部を模式的に示す断面図である。同図には、図1〜図6と同じ符号の要素が示され、各要素は図1〜6中の対応する要素と同じである。簡潔さのため、図11では、MRAM装置が備える唯一の磁気メモリ素子アレイの一部を示すが、同装置が任意の適切な数の上記アレイ備えてもよいことは明白である。
磁気メモリ素子アレイ100は、複数のトランジスタ14を有する基板12を備えている。各アレイ100は、一つの第1配線スタック16と、複数の第2配線スタック18とを備えている。スタック16,18は、上述したようなビア層やメタル層を備え、基板12のトランジスタ14のソース又はドレインと電気的にそれぞれ接続されている。各アレイ100の第1配線スタック16及び複数の配線スタック18は、メタル層であるMDL38を備えて形成されている。MDL38の製造中に、デジタルライン40も形成される。アレイ100の各配線スタック18には、一つのデジタルライン40が関連付けられている。
MTJ仮想素子デバイス58が、配線スタック16と電気的に接続されると共に、MLI68が、MTJ仮想素子デバイス58と電気的に接続されている。MTJ動作素子52′は、第1導電層50を介して各配線スタック18と電気的に接続され、第2導電層54を介してMLI68と電気的に接続されている。アレイ100の行(又は列)に関連付けられるビットライン74は、配線スタック(図示せず)を通じてトランジスタ14(図示せず)の一つに接続されている。便宜上、ライン40,74は「デジタルライン」及び「ビットライン」とそれぞれ称されるが、これらの名称は、特定の用途(例えばプログラムライン)において逆になることも、変更されることもあり、いずれの態様においても、本発明を限定するものではないことは明白である。
このように、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の構造と、マスキング処理及びエッチング処理の際に磁気トンネル接合仮想素子デバイスの存在を利用する同装置の製造方法とを提供した。前述した本発明の詳細な説明に一以上の例示的な実施形態を示したが、非常に多くの変形例が存在することは理解すべきである。また、そうした例示的な実施形態は単に例示に過ぎず、いかなる形態であっても本発明の技術的範囲、利用可能性、及び構成を限定するものではないことも理解すべきである。むしろ、前述した詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を実施する際に、当業者にとって利用し易い指針を提供するものである。添付された特許請求の範囲に記述される本発明の技術的範囲から逸脱しない限り、例示的な実施形態中に記載される構成要素の機能や配置等が種々の態様に変更可能であることは理解すべきである。
本発明の一実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法を模式的に示す断面図。 本発明の一実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法を模式的に示す断面図。 本発明の一実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法を模式的に示す断面図。 本発明の一実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法を模式的に示す断面図。 本発明の一実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法を模式的に示す断面図。 本発明の一実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法を模式的に示す断面図。 本発明の別の実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の構造を模式的に示す断面図。 本発明の更に別の実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の構造を模式的に示す断面図。 本発明の更に別の実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の構造を模式的に示す断面図。 本発明の更に別の実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の構造を模式的に示す断面図。 本発明の一実施形態について磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置のアレイの一部を模式的に示す断面図。

Claims (27)

  1. 磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置の製造方法であって、
    第1トランジスタ及び第2トランジスタが形成された半導体基板を提供するステップと、
    前記第1トランジスタと電気的に接触する磁気トンネル接合動作素子デバイスを形成するステップと、
    前記第2トランジスタと電気的に接続された磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部を形成するステップと、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部と前記磁気トンネル接合動作素子デバイスとを覆う第1誘電体層を蒸着するステップと、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部に対する第1ビアと、前記磁気トンネル接合動作素子デバイスに対する第2ビアとを同時に形成するように、前記第1誘電体層をパターニングすると共にエッチングするステップと、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの一部から前記磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びるように導電配線層を蒸着するステップと、
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部を形成するステップは、第1導電層、磁気トンネル接合素子層、及び第2導電層を備える磁気トンネル接合仮想素子デバイスを形成するステップからなる方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部を形成するステップは、第1導電層を形成するステップからなる方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    前記パターニングすると共にエッチングするステップは、前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部をなすランド部に対して前記第1ビアをエッチングするステップからなる方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、
    前記磁気トンネル接合動作素子デバイスに対して磁気的に結合されたデジタルラインを形成するステップを更に備える方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、
    前記導電配線層を覆う第2誘電体層を提供するステップと、
    溝を形成するため前記第2誘電体層をパターニングすると共にエッチングするステップと、
    前記溝内にビットラインを形成するステップと、
    を更に備える方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、
    前記導電配線層を蒸着するステップは、約10〜約400nmの厚さを有するように導電層を蒸着するステップからなる方法。
  8. 請求項1に記載の方法において、
    前記パターニングすると共にエッチングするステップでは、前記第1ビアと前記第2ビアとがほぼ同じ深さを有するように前記第1誘電体層をエッチングする方法。
  9. 請求項1に記載の方法において、
    前記磁気トンネル接合動作素子デバイスを形成するステップは、第1導電層、磁気トンネル接合素子、及び第2導電層を備える磁気トンネル接合動作素子デバイスを形成するステップからなる方法。
  10. 磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置であって、
    第1トランジスタ及び第2トランジスタが設けられた半導体基板と、
    前記第1トランジスタと電気的に接続された磁気トンネル接合動作素子デバイスと、
    前記第2トランジスタと電気的に接続された磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部と、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部から前記磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びるメタル配線層と、
    を備える装置。
  11. 請求項10に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部は、第1導電層、磁気トンネル接合素子層、及び第2導電層を備える装置。
  12. 請求項10に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部は第1導電層であり、前記メタル配線層は、前記第1導電層から前記磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びている装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、
    前記第1導電層はランド部を有し、前記メタル配線層は、前記ランド部から前記磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びている装置。
  14. 請求項10に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部はランド部を有し、前記メタル配線層は、前記ランド部から前記磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びている装置。
  15. 請求項14に記載の装置において、
    前記メタル配線層の下部に誘電体層を更に備え、前記誘電体層は表面を有し、前記磁気トンネル接合動作素子デバイス及び前記ランド部はいずれも前記表面からほぼ等距離の位置に設けられている装置。
  16. 請求項10に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合動作素子デバイスと磁気的に結合されたデジタルラインを更に備える装置。
  17. 請求項10に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合動作素子デバイスは、第1導電層、磁気トンネル接合素子、及び第2導電層を備える装置。
  18. 請求項10に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合動作素子デバイスと磁気的に結合されたビットラインを更に備える装置。
  19. 電気的に接続された複数の磁気メモリ素子アレイを有する磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置であって、
    各アレイは、
    一つの第1トランジスタ及び複数の第2トランジスタが設けられた半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられ、前記第1トランジスタの端子に接続された第1配線スタックと、
    前記半導体基板上に設けられ、前記各第2トランジスタの端子にそれぞれ接続された複数の第2配線スタックと、
    前記各第2配線スタックと電気的にそれぞれ接触する複数の磁気トンネル接合動作素子デバイスと、
    前記第1配線スタックと電気的に接続された磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部と、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部から前記各磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かってそれぞれ延びるメタル配線層と、
    を備える装置。
  20. 請求項19に記載の装置において、
    前記基板は第3トランジスタを備え、
    前記磁気抵抗ランダムアクセスメモリ装置は、
    前記半導体基板上に設けられ、前記第3トランジスタの端子に接続された第3配線スタックと、
    前記第3配線スタックと電気的に接続されたビットラインとを更に備え、
    前記ビットラインは、前記各磁気トンネル接合動作素子デバイスと磁気的に結合されている装置。
  21. 請求項19に記載の装置において、
    複数のデジタルラインを更に備え、
    各デジタルラインは、前記各磁気トンネル接合動作素子デバイスと磁気的に結合されている装置。
  22. 請求項19に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部は、第1導電層、磁気トンネル接合素子層、及び第2導電層を備える装置。
  23. 請求項19に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部は第1導電層であり、前記メタル配線層は、前記第1導電層から前記各磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びている装置。
  24. 請求項23に記載の装置において、
    前記第1導電層はランド部を有し、前記メタル配線層は、前記ランド部から前記各磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びている装置。
  25. 請求項19に記載の装置において、
    前記磁気トンネル接合仮想素子デバイスの少なくとも一部はランド部を有し、前記メタル配線層は、前記ランド部から前記各磁気トンネル接合動作素子デバイスに向かって延びている装置。
  26. 請求項25に記載の装置において、
    前記メタル配線層の下部に誘電体層を更に備え、
    前記誘電体層は表面を有し、前記各磁気トンネル接合動作素子デバイス及び前記ランド部はいずれも前記表面からほぼ等距離の位置に設けられている装置。
  27. 請求項19に記載の装置において、
    前記各磁気トンネル接合動作素子デバイスは、第1導電層、磁気トンネル接合素子、及び第2導電層を備える装置。
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