JP2002359355A - 多層構造の不揮発性磁気メモリ・セル及びそれを用いた記憶回路ブロック - Google Patents

多層構造の不揮発性磁気メモリ・セル及びそれを用いた記憶回路ブロック

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JP2002359355A
JP2002359355A JP2001159353A JP2001159353A JP2002359355A JP 2002359355 A JP2002359355 A JP 2002359355A JP 2001159353 A JP2001159353 A JP 2001159353A JP 2001159353 A JP2001159353 A JP 2001159353A JP 2002359355 A JP2002359355 A JP 2002359355A
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memory cell
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Tsuneji Kitamura
恒二 北村
Toshio Sunanaga
登志男 砂永
Hisatada Miyatake
久忠 宮武
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、多層構造の不揮発性磁気メモリ・
セル及びそれを用いた記憶回路ブロックを提供する。 【解決手段】 本発明の不揮発性磁気メモリ・セル40
は、第2のビット・ライン38bと、第2のビット・ラ
イン38bに接続され、少なくとも第2のビット・ライ
ン38bに流れる電流によって生じる磁界の方向によっ
て磁化の方向が変化する強磁性体の層を含む第2の記憶
素子10bと、第3の配線構造体24に一端が接続され
た第2のスイッチング素子30bと、第2のビット・ラ
イン38bとで第2の記憶素子10bを挟み、第2の記
憶素子10bと第2のスイッチング素子30bの他端と
を接続する第2の配線構造体22bと、を含むように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性記憶素子を
用いたメモリ・セルの構造及びそのメモリ・セルを用い
た記憶回路ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果を用いた不揮発性メモリの
一種にMRAM(Magnetic RAM)がある。このMR
AMセルの構造を図12に示す。このMRAMセル94
のMTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子80は少な
くとも4層(磁界の方向によって磁化の方向が変えられ
る強磁性体の層である自由強磁性層12、トンネル電流
を流す絶縁層であるトンネルバリアー14、磁化の方向
が固定された固定強磁性層16、外部の磁界によって固
定強磁性層16の磁界が変化しないように固定するため
の反強磁性層18)から成るデータ不揮発性の磁気記憶
素子である。MTJ素子80の構造は、自由強磁性層1
2と固定強磁性層16の間にトンネルバリアー14を挟
み、固定強磁性層16の下面に固定強磁性層16の磁界
を固定するための反強磁性層18が配される。MTJ素
子80の矢印は磁化の方向を表している。なお、反強磁
性層18の磁化の方向は、固定強磁性層16との界面に
おける磁化の方向を表している。
【0003】MTJ素子80の自由強磁性層12に電気
的に接続されるビット・ライン82はデータの書き込み
動作及び読み出し動作用として使用される。また、図中
Liner、V2、M2、V1、M1、Caと表記される第
1配線構造体84は、MTJ素子80とスイッチング素
子であるMOSFET90のドレイン拡散領域nとを電
気的に接続している。M1、M2、M3は金属線層(メ
タル・ライン)を示している。Ca、V1、V2は絶縁
層にビア・ホールを開け、この穴に導電体を埋め込んだ
ものである。CaはMOSFET90のソース並びにド
レインの拡散領域nとのコンタクトを表している。MO
SFET90のソース側拡散領域nは、Ca、M1で形
成される第2配線構造体86によって、大地電極に接続
されている。前述のMTJ素子80の下方には第2メタ
ル・ライン(M2)の一部分で形成されている書き込み
ワード・ライン92が配置されている。
【0004】MRAMセル94は図13に示すようにマ
トリックス状に配置された書き込みワード・ライン92
とビット・ライン82の交差部に配置して、記憶回路ブ
ロックを形成する。
【0005】図12で示されるMTJ素子80は、固定
強磁性層16の磁化の方向は一定であり、自由強磁性層
12の磁化の方向は外部からの磁界の方法によって変え
ることが可能になっている。固定強磁性層16の磁化方
向と自由強磁性層12の磁化方向の組み合わせによっ
て、MTJ素子80に記憶されるデータが「0」である
か「1」であるかを区別する仕組みになっている。例え
は、固定強磁性層16と自由強磁性層12の磁化方向が
同一であればMTJ素子80の抵抗が小さく、「0」の
データであり、反対方向であればMTJ素子の抵抗が高
く、「1」のデータである。
【0006】データの読み出し動作は、以下の手順で行
われる。MOSFET90のゲートである読み出しワー
ド・ライン88に電圧が印加され、MOSFET90が
オンになる。それにより、ビット・ライン82からMT
J素子80、第1配線構造体84、MOSFET90、
第2配線構造体86を経て大地電極に接続される電流経
路が形成される。この電流経路におけるMTJ素子80
の抵抗の大小により、MTJ素子80に記憶されたデー
タが読み出される。
【0007】データの書き込み動作は、以下の手順で行
われる。書き込みワード・ライン92とビット・ライン
82に電流を流す。このビット・ライン82に流す電流
の方向で、ワード・ライン92とビット・ライン82に
流れる電流によって発生する合成磁界の磁化方向が異な
る。この発生した合成磁界により自由強磁性層12の磁
化の方向を定めることが出来る。このように、書き込み
電流が流された書き込みワード・ライン92とビット・
ライン82の交差部にあるメモリ・セルが書き込み動作
で選択され、自由強磁性層12の磁化方向が決定され
る。
【0008】ところで、コンピュータ・メモリに求めら
れる特性の一つに、メモリ・セル面積の縮小化がある。
これはセル面積が縮小化されれば単位面積あたりのセル
数が増加し、メモリの低コスト化が図られるからであ
る。このメモリ・セル面積の縮小化を、前述のMTJ素
子を用いたMRAMセルにて行うと、セル面積の縮小化
に伴いMTJ素子の反磁界が増大する。そのためMTJ
素子に流す電流を大きくしなければ磁界方向が変化しな
いため、記憶データの書き換えに大きな電流が必要にな
る。
【0009】さらに、縮小化に伴う高集積化によって、
ビット・ライン1本当たりにつながるメモリ・セル数が
増大する。これによって書き換えの際に必要な電流がさ
らに大きくなる。一方、縮小化によってビット・ライン
の断面積は小さくなる。この結果、縮小化・高集積化に
伴ってビット・ラインの電流密度が急上昇し、ビット・
ラインのエレクトロマイグレーション(electro migrat
ion)耐性を超えてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、メモ
リの書き換えに大きな電流を必要とせず、また、ビット
・ラインのエレクトロマイグレーション耐性を超えない
ような、セル面積が縮小化された不揮発性磁気メモリ・
セルを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ・セルの
要旨は、第1ビット・ラインと、前記第1ビット・ライ
ンに接続され、少なくとも該第1ビット・ラインに流れ
る電流によって生じる磁界の方向によって磁化の方向が
変化する強磁性体の層を含む第1記憶素子と、第1スイ
ッチング素子と、前記第1ビット・ラインとで前記第1
記憶素子を挟み、該記第1記憶素子と前記第1スイッチ
ング素子の一端とを接続する第1配線構造体と、前記第
1スイッチング素子の他端に接続された第3配線構造体
と、を含む不揮発性磁気メモリ・セルであって、第2ビ
ット・ラインと、前記第2ビット・ラインに接続され、
少なくとも該第2ビット・ラインに流れる電流によって
生じる磁界の方向によって磁化の方向が変化する強磁性
体の層を含む第2記憶素子と、前記第3配線構造体に一
端が接続された第2スイッチング素子と、前記第2ビッ
ト・ラインとで前記第2記憶素子を挟み、該記第2記憶
素子と前記第2スイッチング素子の他端とを接続する第
2配線構造体とを含む。この第1記憶素子と平行に第2
記憶素子が非接触で配置される。また、前記第1記憶素
子と前記第3配線構造体の間に、第1書き込みワード・
ラインを設ける。更に前記第2記憶素子と前記第1ビッ
ト・ラインとの間に、第2書き込みワード・ラインを設
ける。
【0012】また、本発明の他の要旨は、第1ビット・
ラインと、前記第1ビット・ラインに接続され、少なく
とも該第1ビット・ラインに流れる電流によって生じる
磁界の方向によって磁化の方向が変化する強磁性体の層
を含む第1記憶素子と、第1スイッチング素子と、前記
第1ビット・ラインとで前記第1記憶素子を挟み、該記
第1記憶素子と前記第1スイッチング素子の一端とを接
続する第1配線構造体と、前記第1スイッチング素子の
他端に接続された第3配線構造体と、を含む不揮発性磁
気メモリ・セルであって、第2ビット・ラインと、前記
第2ビット・ラインに接続され、少なくとも該第2ビッ
ト・ラインに流れる電流によって生じる磁界の方向によ
って磁化の方向が変化する強磁性体の層を含む第2記憶
素子と、前記第3配線構造体に一端が接続された第2ス
イッチング素子と、前記第2ビット・ラインとで前記第
2記憶素子を挟み、該記第2記憶素子と前記第2スイッ
チング素子の他端とを接続する第2配線構造体と、前記
第1記憶素子と第2記憶素子の間に非接触で設けられた
書き込みワード・ラインとを含む。
【0013】本発明の記憶回路ブロックの要旨は、第1
ビット・ラインと第2ビット・ラインとによって構成さ
れるビット・ラインと、第1書き込みワード・ラインと
第2書き込みワード・ラインとによって構成されるワー
ド・ラインと、前記ビット・ラインと前記ワード・ライ
ンとがマトリックス状に構成され、交差部には前述の第
1、第2書き込みワード・ラインをもつ不揮発性磁気メ
モリ・セルを配置する。
【0014】また他の記憶回路ブロックの要旨は、第1
ビット・ラインと第2ビット・ラインとによって構成さ
れるビット・ラインと、書き込みワード・ラインと前記
ビット・ラインと前記書き込みワード・ラインとがマト
リックス状に構成され、交差部には前述の1本の書き込
みワード・ラインをもつ不揮発性メモリ・セルを配置す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】第1実施形態を図1において説明
する。メモリ・セル40は第1ビット・ライン38a
と、この第1ビット・ライン38aに接続され、少なく
とも該第1ビット・ライン38aに流れる電流によって
生じる磁界の方向によって磁化の方向が変化する強磁性
体の層を含む第1記憶素子10aと、第1スイッチング
素子28aと、前記第1ビット・ライン38aとで前記
第1記憶素子10aを挟み、該第1記憶素子10aと前
記第1スイッチング素子28aの一端とを接続する第1
配線構造体22aと、前記第1スイッチング素子28a
の他端に接続された第3配線構造体24と、第2ビット
・ライン38bと、前記第2ビット・ライン38bに接
続され、少なくとも該第2ビット・ライン38bに流れ
る電流によって生じる磁界の方向によって磁化の方向が
変化する強磁性体の層を含む第2記憶素子10bと、前
記第3配線構造体24に一端が接続された第2スイッチ
ング素子28bと、前記第2ビット・ライン38bとで
前記第2記憶素子10bを挟み、該第2記憶素子10b
と前記第2スイッチング素子28bの他端とを接続する
第2配線構造体22bとを含む。
【0016】詳しくは、第1記憶素子10aと第2記憶
素子10bにはMTJ素子を使用する。このMTJ素子
は図2で表すように4層(磁界の方向によって磁化の方
向が変えられる強磁性体の層である自由強磁性層12、
トンネル電流を流す絶縁層であるトンネルバリアー1
4、磁化の方向が固定された固定強磁性層16、その固
定強磁性層16の磁界が外部の磁界によって変化しない
ように固定するための反強磁性層18)から成るデータ
不揮発性の磁気記憶素子である。
【0017】本発明の実施形態では、第1スイッチング
素子28aと第2スイッチング素子28bにMOSFE
Tを使用している。また、第1配線構造体22aは図1
において、金属線層M1、M2、M3、第1Liner20
aと、それらを接続するCa、V1、V2、VX1とで
構成される。同様に、第2配線構造体22bは金属線層
M1、M2、M3、M4、M5、第2Liner20bと、
それらを接続するCa、V1、V2、V3、V4、VX
2とで構成される。CaはMOSFET28a、28b
のソースやドレインの拡散領域nとのコンタクトを表し
ている。例えば、第1配線構造体22aは第1MOSF
ET28aのドレイン領域30aに接続され、第2配線
構造体22bは第2MOSFET28bのドレイン領域
30bに接続されている。
【0018】第3配線構造体24は、金属線層M1とC
aとで構成される。このCaは第1MOSFET28a
と第2MOSFET28bとで共有しているソース領域
32とのコンタクトを表している。
【0019】第1MTJ素子10aはM4の一部分で形
成される第1ビット・ライン38aと、第1配線構造体
22aの一部である第1Liner20aとで挟まれてい
る。同様に第2MTJ素子10bはM6の一部分で形成
される第2ビット・ライン38bと、第2配線構造体2
2bの一部である第2Liner20bとで挟まれている。
【0020】前述の第1MTJ素子10aの下方であ
り、M3の一部分で形成されるのは第1書き込みワード
・ライン36aである。また、前述の第2MTJ素子1
0bの下方であり、M5の一部分で形成されるのは第2
書き込みワード・ライン36bである。この第2書き込
みワード・ライン36bは第2配線構造体の一部である
第2Liner20bと第1ビット・ライン38aの間に配
置される。この第1書き込みワード・ライン38aと第
2書き込みワード・ライン38bに流す電流により発生
する磁界で第1MTJ素子10aと第2MTJ素子10
bの磁化の方向を変えている。
【0021】図4の第1実施形態の等価回路で示すよう
に、第1ビット・ライン38aを形成するM4と第2配
線構造体22bの一部であるM4とは電気的に導通して
いない。同様に、第1書き込みワード・ライン36aを
形成するM3と第1配線構造体22aの一部であるM3
とは電気的に導通していない。また、第2書き込みワー
ド・ライン36bを形成するM5と第2配線構造体22
bの一部を形成するM5とは電気的に導通していない。
【0022】図3に示すように、この第1実施形態にお
ける不揮発性磁気メモリ・セルは、従来から行われてい
る一般的な半導体製造方法を採用しており、積層工程や
リソグラフィー工程によって製造される。M3より下層
の積層工程は、従来のMOSFETの積層工程により形
成される。
【0023】S1によって示されるステップにおいて、
M3の金属膜が積層され、M3の感光膜塗布、光学露
光、現像によるパターン形成工程が行われ、エッチング
によりM3の食刻加工が行われる。S2からS7に示さ
れるステップにおいてM3とM4との間に、第1MTJ
素子10a、V3、VX1、第1Liner20aが積層さ
れる。
【0024】S8からS10のステップによって、M4
と、M5と、V4が積層される。また、S11からS1
7までのステップで、第2MTJ素子10b、VX2、
第2Liner20b、V5(図示せず)とM6が積層され
る。
【0025】データの読み出し動作は、以下の手順で行
われる。第1MOSFET28aのゲートである読み出
しワード・ライン34aに電圧が印加され、第1MOS
FET28aがオンになる。それにより、第1ビット・
ライン38aから第1MTJ素子10a、第1配線構造
体22a、第1MOSFET28a、第3配線構造体2
4を経て大地電極に接続される電流経路が形成される。
この電流経路におけるMTJ素子10aの抵抗の大小に
より、MTJ素子10aに記憶されたデータが読み出さ
れる。同様に、第2MOSFET28bのゲートである
読み出しワード・ライン34bに電圧が印加され、第2
MOSFET28bがオンになる。それにより、第2ビ
ット・ライン38bから第2MTJ素子10b、第2配
線構造体22b、第2MOSFET28b、第3配線構
造体24を経て大地電極に接続される電流経路が形成さ
れる。この電流経路におけるMTJ素子10bの抵抗の
大小により、MTJ素子10bに記憶されたデータが読
み出される。
【0026】データの書き込み動作は、以下の手順で行
われる。第1MTJ素子10aにデータを書き込む場
合、第1書き込みワード・ライン36aと第1ビット・
ライン38aに電流を流す。この第1ビット・ライン3
8aに流す電流の方向で、第1書き込みワード・ライン
36aに流れる電流と、第1ビット・ライン38aに流
れる電流とによって発生する合成磁界の方向が異なる。
この発生した合成磁界により第1MTJ素子10aの自
由強磁性層12の磁化方向を定めることが出来る。この
ように、書き込み電流が流された第1書き込みワード・
ライン36aと第1ビット・ライン38aの交差部にあ
るメモリ・セル40が書き込み動作で選択され、第1M
TJ素子10aの自由強磁性層12の磁化方向が決定さ
れる。
【0027】同様に、第2MTJ素子10bにデータを
書き込む場合、第2書き込みワード・ライン36bと第
2ビット・ライン38bに電流を流す。発生した合成磁
界により第2MTJ素子10bの自由強磁性層12の磁
化方向を定めることが出来る。このように、書き込み電
流が流された第2書き込みワード・ライン36bと第2
ビット・ライン38bの交差部にあるメモリ・セル40
が書き込み動作で選択され、第2MTJ素子10bの自
由強磁性層12の磁化方向が決定される。
【0028】次に図5、図10と図11を使ってセル面
積の計算の説明をする。図10に示されるように、従来
のMRAMセルの構造において、2ビットの情報をメモ
リするための最小セル面積は、Fを設計最小寸法の値と
すれば、「9F×4F=36F」となる。
【0029】また、従来の2ビットの情報をメモリする
MRAMセルの最小セル面積は、図11に示すように
「12F×6F=72F」となる。基本構造における
最小セル面積が36Fであることから、従来のMRA
Mセルにおいて2ビットの情報をメモリするためには、
最小セル面積の2倍のセル面積が必要である。図11か
らわかるようにメタル・ライン以降のセルサイズが前工
程に比べて倍近く大きいため、記憶素子の積層が本来的
にも面積縮小に有利であるといえる。
【0030】ところで、図5で示すように本実施形態の
構造におけるセル面積の限界は、「6F×6F=36F
」となる。この数値は従来構造のMRAMセルの数値
に比して50%の減少となる。言い換えると、同じ記憶
容量の不揮発性磁気メモリ・セルを従来の2分の1のセ
ル面積で実現することが出来る。つまり、実効的にセル
面積が縮小化されたことになる。
【0031】また、複数のワード・ライン(書き込みワ
ード・ライン36a・36bと読み出しワード・ライン
34a・34b)と複数のビット・ライン(第1ビット
・ライン38aと第2ビット・ライン38b)とがマト
リックス状に配置され、その交差部に本実施形態の不揮
発性磁気記憶メモリ・セルが配置されることにより、記
憶回路ブロックが構成される。また、この記憶回路ブロ
ックはMRAM等のチップに使用することが可能であ
る。
【0032】第2実施形態は、不揮発性磁気メモリ・セ
ルの多層化を行う点においては、前述の実施形態と変わ
りがないが、1本のワード・ラインを2個のMTJ素子
で共用することによって、積層の数を減らしていること
に特徴を有する。
【0033】この第2実施形態を図6において説明す
る。メモリ・セル72は第1ビット・ライン70aと、
この第1ビット・ライン70aに接続され、少なくとも
該第1ビット・ライン70aに流れる電流によって生じ
る磁界の方向によって磁化の方向が変化する強磁性体の
層を含む第1記憶素子50aと、第1スイッチング素子
60aと、前記第1ビット・ライン70aとで前記第1
記憶素子50aを挟み、該第1記憶素子50aと前記第
1スイッチング素子60aの一端とを接続する第1配線
構造体54aと、前記第1スイッチング素子60aの他
端に接続された第3配線構造体56と、第2ビット・ラ
イン70bと、前記第2ビット・ライン70bに接続さ
れ、少なくとも該第2ビット・ライン70bに流れる電
流によって生じる磁界の方向によって磁化の方向が変化
する強磁性体の層を含む第2記憶素子50bと、前記第
3配線構造体56に一端が接続された第2スイッチング
素子60bと、前記第2ビット・ライン70bとで前記
第2記憶素子50bを挟み、該第2記憶素子50bと前
記第2スイッチング素子60bの他端とを接続する第2
配線構造体54bとを含み、M3の一部分で形成される
書き込みワード・ライン68を挟んで対称に前述の第1
MTJ素子50aと第2MTJ素子50bとが配置され
る。また、この第1MTJ素子50aと第2MTJ素子
50bとは、第1実施形態のMTJ素子と同じ構造であ
るので説明を省略する。この第1MTJ素子50aは自
由強磁性層12が前述の第1ビット・ライン70aに面
するように配置されている。
【0034】本発明の第2実施形態では、第1スイッチ
ング素子60aと第2スイッチング素子60bにMOS
FETを使用している。また、図6に示すように、第1
配線構造体54aは金属線層M1、M2、第1Liner5
2aと、それらを接続するCa、V1、VX1とで構成
される。同様に、第2配線構造体54bは金属線層M
1、M2、M3、第2Liner52bと、それらを接続す
るCa、V1、V2、VX2とで構成される。
【0035】第3配線構造体56は、金属線層M1とC
aとで構成される。このCaは第1MOSFET60a
と第2MOSFET60bとで共有しているソース領域
66とのコンタクトを表している。
【0036】図8の第2実施形態の等価回路で示すよう
に、第1ビット・ライン70aを形成するM2と第1配
線構造体54aの一部であるM2とは電気的に導通して
いない。同様に、ワード・ライン68を形成するM3と
第2配線構造体54bの一部であるM3とは電気的に導
通していない。
【0037】図7に示すように、この第2実施形態にお
ける不揮発性磁気メモリ・セルは、従来から行われてい
る一般的な半導体製造方法を採用しており、積層工程や
リソグラフィー工程によって製造される。M2より下層
の積層工程は、従来のMOSFETの積層工程により形
成される。このMOSFET60a、60bはソース領
域66を共有して対称に2個のドレインが設けられ、第
1配線構造体54aと第2配線構造体54bとがそれぞ
れのドレイン拡散領域62a、62bのチャネルに接合
されている。
【0038】S20によって示されるステップにおい
て、M2がCMP(Chemical Mechanical Polishing)
により平坦化される。S21からS27に示されるステ
ップにおいて、第1MTJ素子50a、VX1、第1Li
ner52a、V3、M3が積層される。また、S28か
らS34のステップによって、VX2、第2Liner52
b、第2記憶素子50b、M4が積層される。
【0039】データの読み出し動作は、以下の手順で行
われる。図6において、MOSFET60aのゲートで
ある読み出しワード・ライン64aに電圧が印加され、
MOSFET60a、がオンになる。それにより、第1
ビット・ライン70aから第1MTJ素子50a、第1
配線構造体54a、第1MOSFET60a、第3配線
構造体56を経て大地電極に接続される電流経路が形成
される。この電流経路におけるMTJ素子50aの抵抗
の大小により、MTJ素子50aに記憶されたデータが
読み出される。同様に、MOSFET60bのゲートで
ある読み出しワード・ライン64bに電圧が印加され、
MOSFET60bがオンになる。それにより、第2ビ
ット・ライン70bから第2MTJ素子50b、第2配
線構造体54b、第2MOSFET60b、第3配線構
造体56を経て大地電極に接続される電流経路が形成さ
れる。この電流経路におけるMTJ素子50bの抵抗の
大小により、MTJ素子50bに記憶されたデータが読
み出される。
【0040】データの書き込み動作は、以下の手順で行
われる。第1MTJ素子50aにデータを書き込む場
合、書き込みワード・ライン68と第1ビット・ライン
70aに電流を流す。この第1ビット・ライン70aに
流す電流の方向で、書き込みワード・ライン68に流れ
る電流と第1ビット・ライン70aに流れる電流とによ
って発生する合成磁界の磁化方向が異なる。この発生し
た合成磁界により第1MTJ素子50aの自由強磁性層
12の磁化方向を定めることが出来る。このように、書
き込み電流が流された書き込みワード・ライン68と第
1ビット・ライン70aの交差部にあるメモリ・セル7
2が書き込み動作で選択され、第1MTJ素子50aの
自由強磁性層12の磁化方向が決定される。
【0041】また、第2MTJ素子50bにデータを書
き込む場合、書き込みワード・ライン68に流れる電流
と第2ビット・ライン70bに流れる電流との合成磁界
により、第2MTJ素子50bの自由強磁性層12の磁
化方向を定めることが出来る。このように、書き込み電
流が流された書き込みワード・ライン68と第2ビット
・ライン70bの交差部にあるメモリ・セル72が書き
込み動作で選択され、第2MTJ素子50bの自由強磁
性層12の磁化方向が決定される。
【0042】図9においてセル面積の計算の説明をす
る。第2実施形態の構造におけるセル面積は、「6F×
6F=36F」となる。図10より従来の構造のMR
AMセルにおいて2ビットの情報をメモリするために必
要なセル面積は72Fである。数値を比較すると、本
実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルのセル面積は、従
来の構造におけるMRAMセルの2分の1の面積とな
る。つまり、実効的にセル面積が縮小化されたことにな
る。また、本実施形態では、書き込みワード・ライン6
8を挟んだ第1MTJ素子50aと第2MTJ素子50
bとが近接しているが、互いの磁界が干渉しあうことは
ない。
【0043】また、複数のワード・ライン(書き込みワ
ード・ライン68と読み出しワード・ライン64a・6
4b)と複数のビット・ライン(第1ビット・ライン7
0aと第2ビット・ライン70b)とがマトリックス状
に配置され、その交差部に本実施形態の不揮発性磁気メ
モリ・セルが配置されることにより、記憶回路ブロック
が構成される。また、この記憶回路ブロックはMRAM
等のチップに使用することが可能である。
【0044】以上、本発明の多層構造の不揮発性磁気メ
モリ・セル及びそれを用いた記憶回路ブロックについて
実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。例えば、本発明の実施形態では不揮
発性磁気記憶素子にMTJ素子を使用したが、記憶素子
にGMR(Giant Magneto Resistive)素子を採用して
もよい。
【0045】さらに、本実施形態では、2個のMTJ素
子を積層する構造の不揮発性磁気メモリ・セルを説明し
た。しかし、本発明は2個のMTJ素子を積層する構造
のものに限定されない。例えば、本実施例の不揮発性磁
気メモリ・セルの構造に更に、ビット・ライン、書き込
みワード・ライン、MTJ素子を積層し、前述のMTJ
素子とスイッチング素子とを導通させる配線構造体を設
けてスイッチング素子と接続し多層化することも可能で
ある。また、第1、第2スイッチング素子はMOSFE
Tに限定されず、他のスイッチング素子でもよい。さら
に、積層される金属線層の数は本実施形態に限定されな
い。本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識
に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施
できるものである。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明において示される
多層構造の不揮発性磁気メモリ・セルは、多層構造化す
ることにより実効的にセル面積が縮小化されると共に、
従来のMRAMセルにおけるメタル・ラインやMTJ素
子等の断面積をそのまま維持していることから、MTJ
素子の反磁界が不必要に増加せず、書き換えに不必要な
大電流を要しない。同様にビット・ラインの断面積は従
来のMRAMセルと同じであることから、ビット・ライ
ンのエレクトロマイグレーション耐性を超えることは無
い。
【0047】また、本発明の不揮発性磁気メモリ・セル
は従来の構造のMRAMセルと比較してビットあたりの
コストが低くなる。さらに本発明による多層構造の不揮
発性磁気メモリ・セルは1ビットあたりのセル面積が
「18F」であることに対して、現状のFlashメ
モリNORタイプでは約「13F」、DRAMでは
「8Fないし9F」のセル面積であることから、本
発明はMRAMのコスト競争力を強化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1実施形態の不揮発性磁気メ
モリ・セルの構成を表した図である。
【図2】本発明のMTJ素子の構造を表した斜視図であ
る。
【図3】第1実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルの製
造工程を表した図である。
【図4】第1実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルの回
路図である。
【図5】第1実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルの平
面図である。
【図6】第2実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルの構
成を表した図である。
【図7】第2実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルの製
造工程を表した図である。
【図8】第2実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルの回
路図である。
【図9】第2実施形態の不揮発性磁気メモリ・セルの平
面図である。
【図10】従来のMRAMセルにおいて2ビットの情報
をメモリするために必要な最小セル面積を計算するため
の図である。
【図11】従来のMRAMセルの平面図である。
【図12】従来のMRAMセルの構造図である。
【図13】従来のMRAMセルを用いた記憶回路ブロッ
クを表した図である。
【符号の説明】
10a、50a:第1記憶素子 10b、50b:第2記憶素子 12:自由強磁性層 14:トンネルバリアー 16:固定強磁性層 18:反強磁性層 20a、52a:第1Liner 20b、52b:第2Liner 22a、54a:第1配線構造体 22b、54b:第2配線構造体 24、56:第3配線構造体 28a、60a:第1スイッチング素子 28b、60b:第2スイッチング素子 30a、30b:ドレイン領域 32、66:ソース領域 34a、64a:第1読み出しワード・ライン 34b、64b:第2読み出しワード・ライン 36a:第1書き込みワード・ライン 36b:第2書き込みワード・ライン 38a、70a:第1ビット・ライン 38b、70b:第2ビット・ライン 40、72:メモリ・セル 62a、62b:ドレイン領域 68:書き込みワード・ライン
フロントページの続き (72)発明者 北村 恒二 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 砂永 登志男 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 宮武 久忠 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 Fターム(参考) 5F083 FZ10 GA09 LA12 LA16 PR40

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ビット・ラインと、前記第1ビット
    ・ラインに接続され、少なくとも該第1ビット・ライン
    に流れる電流によって生じる磁界の方向によって磁化の
    方向が変化する強磁性体の層を含む第1記憶素子と、第
    1スイッチング素子と、前記第1ビット・ラインとで前
    記第1記憶素子を挟み、該第1記憶素子と前記第1スイ
    ッチング素子の一端とを接続する第1配線構造体と、前
    記第1スイッチング素子の他端に接続された第3配線構
    造体と、第2ビット・ラインと、前記第2ビット・ライ
    ンに接続され、少なくとも該第2ビット・ラインに流れ
    る電流によって生じる磁界の方向によって磁化の方向が
    変化する強磁性体の層を含む第2記憶素子と、前記第3
    配線構造体に一端が接続された第2スイッチング素子
    と、前記第2ビット・ラインとで前記第2記憶素子を挟
    み、該第2記憶素子と前記第2スイッチング素子の他端
    とを接続する第2配線構造体と、を含む不揮発性磁気メ
    モリ・セル。
  2. 【請求項2】 前記第2記憶素子が、前記第1記憶素子
    と非接触であり、該第1記憶素子と平行に配置されてい
    る請求項1に記載の不揮発性磁気メモリ・セル。
  3. 【請求項3】 前記第1記憶素子と前記第3配線構造体
    との間に、第1書き込みワード・ラインを含む請求項1
    または請求項2に記載の不揮発性磁気メモリ・セル。
  4. 【請求項4】 前記第2記憶素子と前記第1ビット・ラ
    インとの間に、第2書き込みワード・ラインを含む請求
    項1乃至3に記載の不揮発性磁気メモリ・セル。
  5. 【請求項5】 前記第1記憶素子と前記第2記憶素子の
    間に、該第1記憶素子と第2記憶素子と非接触である書
    き込みワード・ラインを含む請求項1または請求項2に
    記載の不揮発性磁気メモリ・セル。
  6. 【請求項6】 前記記憶素子がMTJ(Magnetic Tunne
    l Junction)素子である請求項1乃至5に記載の不揮発
    性磁気メモリ・セル。
  7. 【請求項7】 前記第1スイッチング素子と第2スイッ
    チング素子がMOSFETである請求項1乃至6に記載
    の不揮発性磁気メモリ・セル。
  8. 【請求項8】 前記MOSFETのゲートが読み出しワ
    ード・ラインである請求項7に記載の不揮発性磁気メモ
    リ・セル。
  9. 【請求項9】 前記第1MOSFETと前記第2MOS
    FETのソースを共有している請求項8に記載の不揮発
    性磁気メモリ・セル。
  10. 【請求項10】 複数の平行するビット・ラインと、該
    複数のビット・ラインの其々に接続され、少なくとも該
    複数のビット・ラインの其々に流れる電流によって生じ
    る磁界の方向によって磁化の方向が変化する強磁性体の
    層を含む複数の記憶素子と、複数のスイッチング素子
    と、ビット・ラインとで記億素子を挟み、其々の記憶素
    子と其々のスイッチング素子の一端とを接続する複数の
    配線構造体と、其々のビット・ラインとの間に記憶素子
    が配置されるように設けられた複数の書き込みワード・
    ラインと、を含む不揮発性磁気メモリ・セル。
  11. 【請求項11】 前記第1ビット・ラインと第2ビット
    ・ラインとによって構成されるビット・ラインと、前記
    第1書き込みワード・ラインと第2書き込みワード・ラ
    インとによって構成されるワード・ラインと、前記ビッ
    ト・ラインと前記ワード・ラインとがマトリックス状に
    構成され、交差部に配置された請求項4または6乃至9
    に記載の不揮発性磁気メモリ・セルと、を含む記憶回路
    ブロック。
  12. 【請求項12】 前記第1ビット・ラインと第2ビット
    ・ラインとによって構成されるビット・ラインと、前記
    書き込みワード・ラインと前記ビット・ラインと前記書
    き込みワード・ラインとがマトリックス状に構成され、
    交差部に配置された請求項5乃至9に記載の不揮発性磁
    気メモリ・セルと、を含む記憶回路ブロック。
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