JP2006244088A - 情報処理装置および工程管理方法およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 工程間の依存性が高い場合、それらの工程を連続時間で処理できるようにするワークフロースケジューラを提供する。
【解決手段】 入力される印刷注文を解析し、印刷注文を遂行するためにこの印刷注文を複数の処理工程に分割し、分割された各処理工程のスケジュールを設定し、各工程のグルーピング属性に基づいて、印刷注文から分割された各処理工程のうちグルーピング属性で関連付けられている各処理工程をグループ化し、スケジュール設定された各処理工程を識別可能に出力し、グループ化された各処理工程を連続時間で実行可能とするように各処理工程のスケジュールを設定する。
【選択図】 図15

Description

本発明はユーザからのドキュメント入稿を受け付け、受け付けたドキュメントを出力(印刷、製本加工)する印刷システムにおける工程管理システムであるワークフロースケジューラ(情報処理装置およびそのプログラム)に関する。
従来、第三者(顧客、クライアント)から印刷物(雑誌、新聞、カタログ、広告、グラビア等)の作成依頼を受注し、このクライアントの所望する印刷物を作成し、それをこのクライアントに納品することでクライアントから報酬を得る、いわゆる、商業的印刷業界では、現在でも、オフセット製版印刷機などの大規模な印刷装置等を用いているのが主流である。このような印刷業界では、入稿、デザインやレイアウト、カンプ(プリンタ出力によるプレゼンテーション)、校正(レイアウト修正や色修正)、校正刷り(プルーフプリント)、版下作成、印刷、後処理加工、発送といった具合に様々な工程を踏んで作業を進めている。
これは、上述のような印刷機の利用には版下作成を欠かすことができず、一度版下を作成すると、その修正は容易でなく、かつコスト的にかなり不利であるため、入念な校正、即ちレイアウトのチェックや色の確認作業が必須であること等に起因する。このように、印刷業界では、大掛かりな印刷装置を必要とし、なおかつ、クライアントが所望する印刷物を作成するのにある程度の時間や作業が必要であった。しかもそれぞれの作業には専門知識が必要であり、いわば職人と呼ばれる熟練者のノウハウが必要であった。
一方で、最近、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、上記のような印刷業界に対抗して、プリント・オン・ディマンド(Print On Demand:以下、PODと表記する。)と呼ばれる、従来の印刷装置で扱うジョブより比較的小ロットのジョブを、オフセット製版印刷機などの大掛かりな装置、システムを用いずに、短納期で取り扱えることを目指して、上記のような大規模な印刷機、印刷手法に変わって、ディジタル複写機やディジタル複合機等のディジタル画像形成装置を最大限に活用し、電子データを用いたディジタルプリントを実現して、それにより商売を行うような市場も出現しつつある。
このようなPOD市場では、従来の印刷業界に比べてディジタル化が進み、コンピュータを利用した管理、制御が浸透してきており、コンピュータを利用して、ある程度、印刷業界のレベルに近づこうとしている。このような背景の中で、POD市場には、コピー・プリントショップ印刷会社の印刷サービスと言われるPFP(Print For Pay)や、企業内社内向け印刷サービスと言われるCRD(Centralized Reproduction Department)などが存在する。
前述のような印刷サービス提供者側では、特定多数あるいは不特定多数の顧客から受け付けたそれぞれの依頼について、印刷枚数や納品期日、あるいは人的、物的資源の制限などを考慮しつつ、もっぱら担当者の勘や経験によって、その処理順序や処理時期を決定する(作業割り当て)。そして、この予定にしたがって、指定された原稿をコピー機により複写したり(紙原稿の場合)、パーソナルコンピュータに接続されたプリンタにより印刷したりして(電子入稿の場合)、最終的に確認・丁合し顧客に納品する。
上記のような作業割り当ては、従来の方法では必ずしも効率的とは言えず、特に、複数工程作業において、工程間の依存性が高い場合、工程を連続時間で処理した方が効率的である場合であっても担当者の勘や経験によるのでは、そのような作業割り当てが困難であり課題があった。このような問題があることから、例えば特許文献1に記載されるように、印刷システム全体のスケジュール状況を直感的に把握できるとともに、直感的な操作で個々の印刷ジョブの処理日時や処理主体をダイナミックに変更することが可能な機能を備えたデバイス工程管理装置が提案されている。
特開2002-63004号公報
複数工程作業において、工程間の依存性が高い場合、それらの工程を連続時間で処理した方が効率的である場合がある。しかし、特許文献1で示されるような従来のスケジューリング方式では、印刷ジョブを各プリンタのスケジュールに基づいて適切に割り当てることが記載されているのみである。よって、上述したような、1つの印刷オーダについて、様々な工程(プルーフプリント、本印刷、後処理加工など)を踏んで作業を進めるような場合、各工程で異なるデバイス、例えば、印刷機、後処理加工機(折り機、断裁機)に割り当てることになるが、特許文献1のスケジューリング方式を適用すると、別々の工程は独立にスケジュール管理され、複数の工程を連続時間でまとめて行った方が効率化される場合が考慮されていない。また、特許文献1のスケジューリング方式では、現在のすべてのスケジュールが以後のスケジュール最適化の対象となり、一度複数の工程をまとめて最適化しても再スケジュール時に再度全工程にわたって変更可能かを判断したり、最適化を最初からやり直さなくてはならないといった問題がある。
本発明の目的は、上記の課題を解決するために、1つの印刷オーダから生成された複数の各工程のスケジュールを割り当てる際に、関連する各工程が時間的に連続して割り当てられるように制御する工程管理システムにおける情報処理装置および工程管理方法およびそのプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、印刷注文を遂行するためのワークフローを構成する各処理工程のスケジュールを管理する情報処理装置であって、入力される印刷注文を解析し、該印刷注文を遂行するために該印刷注文を複数の処理工程に分割する分割手段と、前記分割手段により分割された各処理工程のスケジュールを設定するスケジュール設定手段と、各工程のグルーピング属性に基づいて、前記印刷注文から分割された各処理工程のうち前記グルーピング属性で関連付けられている各処理工程をグループ化するグループ化手段と、 前記スケジュール設定手段によりスケジュール設定された各処理工程を識別可能に出力する出力手段とを備え、前記スケジュール設定手段は、前記グループ化手段によりグループ化された各処理工程を連続時間で実行可能とするように各処理工程のスケジュールを設定することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、予めワークフローエディタにより作成された各処理工程の属性が記載されたワークフロー設定ファイルを読み込む手段を更に備え、前記グループ化手段は、前記ワークフロー設定ファイルに記載された各処理工程のグルーピング属性に基づいて、関連付けされている各処理工程をグループ化することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載に記載の情報処理装置において、前記ワークフロー設定ファイルに記載された工程グループの移動可否属性からグループ化された各処理工程の、設定されたスケジュールにおける移動可否を判断する判断手段と、前記移動可否属性を識別可能に出力する手段と、第一判断として、現在のスケジュールの空き時間からグループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断し、第二判断として、第一判断でスケジュール割り当てが不可能であった場合に、既にスケジュールに仮割り当てされた処理工程の移動可否属性が移動可能であれば該処理工程を再割り当てすることで、グループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断する手段と、を更に備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報処理装置において、ユーザインターフェースを表示する手段をさらに備え、前記スケジュール設定された各処理工程および/または前記移動可否属性を、前記ユーザインターフェース上に表示することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置において、前記出力手段は、グループ化された各処理工程をそれがひとつの処理工程であるかのように識別可能に出力するものであり、前記スケジュール設定手段は、スケジュールを再割り当てする場合に、グループ化された単位で各処理工程を連動して移動させ再割り当てを行うことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、前記ワークフロー設定ファイルに記載された移動可能属性からスケジュールグループの移動可否を判定する手段を、さらに備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、前記ワークフロー設定ファイルを読み込むことで、自動的にスケジュール設定を行うことを特徴とし、さらにユーザインターフェイス上で手動によりスケジュール設定を可能とする手段も備えたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、印刷注文を遂行するためのワークフローを構成する各処理工程のスケジュールを管理するプログラムであって、入力される印刷注文を解析し、該印刷注文を遂行するために該印刷注文を複数の処理工程に分割するステップと、前記分割するステップにより分割された各処理工程のスケジュールを設定するステップと、各工程のグルーピング属性に基づいて、前記印刷注文から分割された各処理工程のうち前記グルーピング属性で関連付けられている各処理工程をグループ化するステップと、前記スケジュールを設定するステップによりスケジュール設定された各処理工程を識別可能に出力するステップとを備え、前記スケジュールを設定するステップは、前記グループ化するステップによりグループ化された各処理工程を連続時間で実行可能とするように各処理工程のスケジュールを設定することを特徴とするプログラムである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8記載のプログラムにおいて、予めワークフローエディタにより作成された各処理工程の属性が記載されたワークフロー設定ファイルを読み込むステップを更に備え、前記グループ化するステップは、前記ワークフロー設定ファイルに記載された各処理工程のグルーピング属性に基づいて、関連付けされている各処理工程をグループ化することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載のプログラムにおいて、前記ワークフロー設定ファイルに記載された工程グループの移動可否属性からグループ化された各処理工程の、設定されたスケジュールにおける移動可否を判断するステップと、前記移動可否属性を識別可能に出力するステップと、第一判断として、現在のスケジュールの空き時間からグループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断し、第二判断として、第一判断でスケジュール割り当てが不可能であった場合に、既にスケジュールに仮割り当てされた処理工程の移動可否属性が移動可能であれば該処理工程を再割り当てすることで、グループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断するステップと、を更に備えることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のプログラムにおいて、ユーザインターフェースを表示するステップをさらに備え、前記スケジュール設定された各処理工程および/または前記移動可否属性を、前記ユーザインターフェース上に表示することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項8乃至11のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記各処理工程を識別可能に出力するステップは、グループ化された各処理工程をそれがひとつの処理工程であるかのように識別可能に出力するものであり、前記スケジュールを設定するステップは、スケジュールを再割り当てする場合に、グループ化された単位で各処理工程を連動して移動させ再割り当てを行うことを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項9に記載のプログラムにおいて、前記ワークフロー設定ファイルに記載された移動可能属性からスケジュールグループの移動可否を判定するステップを、さらに備える
ことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項9に記載のプログラムにおいて、前記ワークフロー設定ファイルを読み込むことで、自動的にスケジュール設定を行うことを特徴とし、さらにユーザインターフェイス上で手動によりスケジュール設定を可能とするステップも備えたことを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、情報処理装置において実施される、印刷注文を遂行するためのワークフローを構成する各処理工程のスケジュールを管理する方法であって、入力される印刷注文を解析し、該印刷注文を遂行するために該印刷注文を複数の処理工程に分割するステップと、前記分割するステップにより分割された各処理工程のスケジュールを設定するステップと、各工程のグルーピング属性に基づいて、前記印刷注文から分割された各処理工程のうち前記グルーピング属性で関連付けられている各処理工程をグループ化するステップと、前記スケジュールを設定するステップによりスケジュール設定された各処理工程を識別可能に出力するステップとを備え、前記スケジュールを設定するステップは、前記グループ化するステップによりグループ化された各処理工程を連続時間で実行可能とするように各処理工程のスケジュールを設定することを特徴とする。
一般ユーザからの印刷注文に対して注文を遂行するためのワークフローを構成する複数の工程で工程間の依存性が高い場合、ジョブの種類ごとに工程をグループ化し、連続時間で処理させることで、工程間の最適なスケジュールの設定を実現できる。また、各工程グループに移動可否属性を付与することで、再スケジュール時に再度移動可能かの判断や最適化をやり直す必要がなくなり、任意の時間に動的にスケジュールを確定することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる印刷システムにおけるシステム全体の基本構成例を示すブロック図である。
本システムは、一つまたは複数のエンドユーザ環境101と、インターネットを介して接続されているPOD(Print On Demand)サイト環境102から成っている。
エンドユーザ環境101は、プリントの発注依頼を行う発注者が存在し、それぞれのエンドユーザ環境(ここでは、エンドユーザ環境A及び、エンドユーザ環境B)から各々のクライアントPCを利用して、PODサイト環境102に対し、プリントジョブの依頼を始めとして、ジョブのステータス確認などを行うことができる。
一方、PODサイト環境102は、工程管理部103、プリプレス部104、ディジタルプリント部105、そしてポストプレス部106で構成されている。
工程管理部103は、PODサイト環境102におけるプリプレス部104、ディジタルプリント部105、ポストプレス部106の各工程に対して作業を指示し、コンピュータや各種デバイスにより構成される本システムのワークフローを一元管理する部分であり、上記エンドユーザ側からジョブを受信したり、受信したジョブを保管したり、受信したジョブの指定に基づいて各工程における作業をワークフローとして組み立てたり、各デバイスや各作業者における作業を効率よくスケジュールしたりといった役割を果たすものである。
プリプレス部104は、工程管理部103より受信したプリプレスジョブの作業指示に基づき、スキャナ/MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)等のスキャンデバイスを用いてエンドユーザから受け取ったジョブが紙原稿だった場合、スキャン処理を実行して、スキャン画像ファイルとしてプリプレスサーバや作業PCに取り込むとともに、画像補正やファイルのマージやページの挿入/削除や各種ページレイアウト編集や面付け処理を実行したり、また、必要に応じて最終成果物のレイアウトや色味を確認するためのプルーフ出力を実行したりといった役割を果たすものである。
ディジタルプリント部105は、工程管理部103あるいはプリプレス部104より受信したプリントジョブの作業指示に従って、白黒MFPやカラーMFP等によりエンドユーザから受け取った紙原稿をコピーしたり、作業PCからプリンタドライバやホットフォルダ(後述)を経由して、エンドユーザから受信した文書/画像ファイルやスキャンデバイスによりスキャンしたスキャン画像ファイルやそれらを編集した文書/画像ファイルを、白黒MFPやカラーMFP等のプリントデバイスにプリントアウトしたりといった役割を果たすものである。
ポストプレス部106は、工程管理部103あるいはプリプレス部104あるいはディジタルプリント部105より受信したポストプレスジョブの作業指示に従って、紙折り機、中綴じ製本機、くるみ製本機、断裁機、封入機、帳合機等の後処理デバイスを制御するとともに、ディジタルプリント部105より出力された記録紙に対して、紙折り、中綴じ製本、くるみ製本、断裁、封入、帳合等の仕上げ処理を実行するという役割を果たすものである。
図2は、工程管理部103の構成のさらなる詳細を示すブロック図である。
工程管理部103は、ネットワーク201に接続されたMIS(Management Information System)サーバ202、受注サーバ203、ファイルサーバ204、作業PC205などから成り立っている。ここで、MISサーバ202は、受注から納品までのシステム全体のワークフローを管理するとともに、様々な経営情報や販売情報を統括的に管理するシステムである。
MISサーバ202は、工程管理部103の主要な機能の一つであり、管理情報システムあるいは、経営管理システムと呼ばれる企業の経営や管理などの意思決定に必要な情報を収集・分析するためのシステムサーバである。一般的にMISサーバ202は、宣伝、受注、見積もり、計画、生産、出荷、在庫、購入、販売を始めとする様々な経営情報や販売情報を統括的に管理するシステムであるが、特に印刷業界におけるMISサーバ202は、印刷生産工程管理システムとして側面を持つものであり、印刷生産設備や印刷生産資源を一元管理するとともに、JDF(Job Definition Format)と呼ばれるジョブにおける作業指示を記載したジョブチケットによって、受注から納品あるいは費用回収に至るまでのトータルなワークフローを自動化する仕組みを提供することができる。
本発明におけるMISサーバ202は、この経営管理システムの中心となるサーバコンピュータであり、エンドユーザからのジョブの指定に基づいて、PODサイト環境102における各工程に対してジョブの作業指示を記載したJDFを発行することにより、コンピュータや各種デバイスにより構成される本システムのワークフローを制御する。また、このMISサーバ202は、PODサイト環境102における各工程との間でJMF(Job Messaging Format)と呼ばれるメッセージを交換し、各デバイスが備える機能情報や能力情報、各デバイスのステータス情報、受け付けたジョブの進捗情報等を取得することにより、これらの情報を基に本システムのワークフローを一元管理する。
さらに、このMISサーバ202は、本発明にかかるワークフローエディタ、ジョブやデバイスの日程時間管理を行うスケジューラ機能を内蔵しており、これらの機能を持つアプリケーションなどと連携している。各工程における作業をワークフローとして組み立てて実行指示するとともに、各デバイスや各作業者における作業を効率よくスケジュールすることにより、各工程におけるワークフローを自動化することが可能である。
受注サーバ203は、インターネットを利用して、エンドユーザ環境101から入稿ジョブを受信するサーバである。受信したジョブは、ジョブのID番号で管理され、ID番号と管理上必要となる情報はMISサーバ202に伝えられ、MISサーバ202の指示に従って、入稿データおよび印刷設定等の注文遂行に必要な情報をプリプレス部104、ディジタルプリント部105、ポストプレス部106等の下流の工程に伝える役割を持っている。この受注サーバ203は、いわゆるPODにおける電子商取引(EC:Electronic Commerce)の仲介役で、インターネット等の通信媒体を介してエンドユーザ環境101のクライアントPCからジョブを受発注するためのサーバであり、エンドユーザ環境101から見ると、一般的には、インターネット上のウェブページを利用した電子店舗である場合が多い。
例えば、発注依頼したいジョブがプリントジョブの場合は、エンドユーザ環境101のクライアントPCのブラウザからユーザ認証を行った後に、どのようなプリント条件で出力させるかを指定するプリント条件設定やその他のプリント依頼情報等を入力することにより、エンドユーザ環境101のクライアントPCから受注サーバ203に対して、インターネットを経由して上記プリント条件設定やその他のプリント依頼情報等とともにプリント対象となる文書/画像ファイルを電子データとして送付し、ウェブサーバとして機能する受注サーバ203にプリントジョブを発注する。
また、受注サーバ203もしくはエンドユーザ環境101の各クライアントPCにホットフォルダ(不図示)を備えることにより、プリント対象となる文書/画像ファイルやそれに付随するプリント条件設定やその他のプリント依頼情報等をデータ転送できるように構成してもよい。このホットフォルダは、プリント条件設定やその他のプリント依頼情報等を属性として含む仮想的なフォルダであり、受注サーバ203もしくはエンドユーザ環境101の各クライアントPCが具備するハードディスク等のメモリ(不図示)に複数個作成可能なものである。
例えば、エンドユーザがエンドユーザ環境101の各クライアントPCからこのホットフォルダにプリント依頼する文書/画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、受注サーバ203もしくはエンドユーザ環境101の各クライアントPCの監視プログラムがこの文書/画像ファイルの存在を検出し、このホットフォルダに付随するプリント条件設定やその他のプリント依頼情報等を関連付けることによって、受注サーバ203がこれらの情報を読み出すことが可能となる。
また、発注依頼したいジョブがコピージョブの場合は、文書/画像ファイルを電子データとして送付しない代わりに、コピー対象となる紙原稿を物理媒体として宅配便等で別送し、エンドユーザ環境101のクライアントPCのブラウザからは、どのようなコピー条件で出力させるかを指定するコピー条件設定やその他のコピー依頼情報のみを入力する。この場合、別送されたコピー対象となる紙原稿と受注サーバ203に送付されたコピー条件設定やその他のコピー依頼情報等との関連付けを印刷業者側のオペレータ(作業者)が判断することになる。
ファイルサーバ204は、エンドユーザからの同一原稿による再発注に備えて、エンドユーザから受信したジョブを保管するため文書管理サーバである。一般に、画像データと前回出力の際のジョブの設定情報(ジョブチケット)を一緒に保存してある。
作業PC205は本発明に係るMISが管理する情報や、後述するワークフローエディタやスケジューラ画面をリモートから表示、設定することを可能とするクライアントPCである。
工程管理部103におけるこれらのMISサーバ202、受注サーバ203、ファイルサーバ204でやり取りされる情報は、JDF(Job Definition Format)と呼ばれるジョブの作業指示を記載したジョブチケットなどを利用して情報交換しており、ジョブを転送したり、制御コマンドを発行したりして、工程管理部103を中心にプリプレス部104、ディジタルプリント部105、ポストプレス部106などと連携をとってトータルなワークフローの自動化を提供する。
図3はプリプレス部104の構成の一例を示すブロック図である。
プリプレスサーバ301は、スキャナ302、MFP303等のスキャンデバイスによりエンドユーザから受け取った紙原稿をスキャンして、スキャン画像ファイルとして取り込むとともに、斜行補正や黒点除去等の画像補正を実行したり、エンドユーザから受信した複数個の文書/画像ファイルやスキャンデバイスによりスキャンした複数個のスキャン画像ファイルをマージしたり、ページを挿入/削除したり、ページ番号やアノテーション(機密情報を表わすウォーターマークやロゴ等の文字や画像)の追加、インデックス紙や表紙や合紙の挿入、Nin1印刷や多連印刷(1つの印刷面に複数ページをレイアウトする印刷)の指定等の各種ページレイアウト編集や面付け処理を実行したりするためのサーバである。
作業PC304は上記プリプレスサーバ301の作業をクライアントから行うことを可能とするクライアントPCである。プリプレス部104の構成としては、図示したように1つのプリプレスサーバ301と複数の作業PCで構成するようにしてもよいし、プリプレスサーバ301なしで複数の作業PCのみで構成するようにしてもよい。
エンドユーザから受信したジョブがコピージョブの場合は、まず作業者がスキャナ/MFP等のスキャンデバイスにより紙原稿をスキャンして、スキャン画像ファイルとしてプリプレスサーバ301や作業PC304に取り込む。取り込んだスキャン画像が斜めに傾いてしまった場合は、斜行補正処理を実行することにより、スキャン画像の傾きを補正し、取り込んだスキャン画像にパンチ穴やゴミがある場合は、黒点除去処理を実行することにより、スキャン画像のパンチ穴やゴミを除去することが可能である。
また、エンドユーザから受信したジョブがプリントジョブの場合は、まず作業者がプリプレスサーバ301や作業PC304にエンドユーザから受信した文書/画像ファイルを取り込む。
エンドユーザから受信した文書/画像ファイルやスキャンデバイスによりスキャンしたスキャン画像ファイルが複数個存在する場合は、これらのファイルをマージする。
さらに、エンドユーザから受信した文書/画像ファイルやスキャンデバイスによりスキャンしたスキャン画像ファイルをさらに編集する必要がある場合は、例えば作業者が複数ページのレイアウトを確認しながら、編集対象ファイルに対して他のファイルからのページを挿入したり、編集対象ファイルのページを削除したりする。また、例えば作業者がページ番号やアノテーションを追加したり、Nin1印刷や多連印刷を指定したり、インデックス紙、表紙、合紙を挿入したり、ステイプルやパンチやZ折り等の後処理を指定したりといったような各種ページレイアウト編集や面付け処理を実行する。
また、プリプレス部104では、ダイレクトメールの宛名印刷や顧客別のパンフレットといったようなワントゥーワンマーケティングを実現するために、プリプレスサーバ301や別サーバに構築したデータベースと連携して、同一ドキュメントを複数部印刷しながら、宛先や関連データを差し替えて印刷するバリアブル印刷システムを構築することも可能である。
印刷業界では、製版・印刷工程に入る前に、広告主にプレゼンテーションすることを目的としたカラーカンプ(Color Comprehensive Layout)と呼ばれる出力があるが、最近では、パーソナルコンピュータを使って出版物を作成するDTP(DeskTop Publishing)や、印刷工程で画像の修正や合成などに使用するCEPS(Color Electronic Prepress System)で処理したディジタルカラー画像をカラーMFP等のカラープリンタやカラープロッタで出力したカラーのハードコピーが上記カラーカンプに用いられている。
MFP等のプリンタを利用したPODでは、カンプに相当するレイアウト確認と簡易的な色味確認やプルーフに相当する詳細な色味確認を含めて、同じカラーMFP等のカラープリンタ(あるいは白黒MFP等の白黒プリンタ)によりプルーフ出力することが可能である。本プリプレス部104では、必要に応じてこのような最終成果物のレイアウトや色味を確認するために、MFP303にプルーフ出力することも可能である。プリプレス部104におけるこれらのプリプレスサーバ301、作業PC304、スキャナ302、MFP303は、ネットワークにより接続され、ジョブを転送したり、制御コマンドを発行したりして、プリプレス部104で受信したジョブを処理していくことになる。
図4は、ディジタルプリント部105の構成の一例を示すブロック図である。
ここには、ネットワークに接続されたプリントサーバ401、作業PC402、カラーMFP403及び白黒MFP404がそれぞれ1つまたは複数個存在している。
プリントサーバ401は、通常以下の2つの役割を持っている。1つ目はディジタルプリント部105の外部と情報の送受であり、入稿されるジョブの画像情報や設定情報などは、まずプリントサーバ401に入力され、そのジョブが終了するとステータスなどの情報を外部に知らせる役割を持っている。もう1つはディジタルプリント部105内部の管理制御であり、外部から入力されたジョブ及び、ディジタルプリント部105の内部で発生したジョブは、プリントサーバ401にて一元管理されており、ディジタルプリント部105の内部にある全てのデバイスと全てのジョブの状況が監視できるとともに、ジョブの一時停止、設定変更、印刷再開あるいは、ジョブの複製、移動、削除などの制御が行えるようになっている。
作業PC402は、入力されたアプリケーションファイルの編集、印刷指示、あるいは、プリントレディファイルの投入の役割と、プリントサーバ401内で管理されているデバイスやジョブの監視や制御の補佐する役割を持っている。
カラーMFP403及び白黒MFP404は、スキャン、プリント、コピーなど様々な機能を有する画像形成装置であり、カラーMFP403と白黒MFP404とでスピードやコストなどが異なるため、それぞれの用途に応じて使い分ける必要がある。
図5は、ポストプレス部106の構成の一例を示すブロック図である。
ポストプレス部106は、ポストプレスサーバ501、作業PC502、及び、紙折り機503、断裁機504、中綴じ製本機505、くるみ製本機506に代表される後処理機器で構成されている。
ポストプレスサーバ501は、後処理工程を統括管理するコンピュータであり、受注サーバ203にて受け付けたジョブの指示やMISサーバ202から出されるジョブの指示などに基づいて、ポストプレス部106で仕上げ可能な後処理条件を作り出し、エンドユーザの要求通りの後処理(仕上げ処理)工程の指示を行う。一般に、ポストプレスサーバ501がポストプレス部106の外とJDFなどの情報交換手段を使って、ポストプレス内部でのコマンドやステータスでそれぞれの後処理機器と情報交換している。
後処理機器は、一般的に以下の3つの種類に分類することができる。
(1)インラインフィニッシャ:紙パスがMFPと物理的に接続されており、かつ、操作指示や状況確認もMFPと電気的に接続されている後処理装置。
(2)ニアラインフィニッシャ:紙パスはMFPと接続されておらず、作業者(オペレータ)が出力物の運搬、出力物の設定を行うが、操作指示や状況確認はネットワークなどの通信手段を介して電気的に情報送受可能な後処理装置。
(3)オフラインフィニッシャ:紙パスも操作指示や状況確認などの通信手段もMFPと全く接続されておらず、作業者が出力物の運搬、出力物の設定、手作業での操作入力、機器自体が発する状況報告を作業者が目視で確認する後処理装置。
さらに、後処理機器には、断裁処理工程、中綴じ製本処理工程、くるみ製本処理工程、紙折処理工程、穴あけ処理工程、封入処理工程、帳合処理工程等の記録紙に対する様々なシート加工処理を、MFP等の画像形成装置にて印刷された記録紙に対して施す後処理工程を持っており、エンドユーザに提供する製本形態に加工するように制御する。
ポストプレスサーバ501が管理するニアラインフィニッシャ(ときには、オフラインフィニッシャも含めて)には、図に示した紙折り機503、断裁機504、中綴じ製本機505、くるみ製本機506の他に、ステープラ、穴あけ機、封入機あるいは、帳合機(コレータ)を初めとして様々なものがあり、ポストプレスサーバ501はこれらのニアラインフィニッシャと予め決められたプロトコルで逐次ポーリングなどでデバイスの状況やジョブの状況を把握し、ジョブの実行状況を管理する。なお、本形態は、上述の複数のシート処理をそれぞれ別々のシート処理装置により実行可能にする構成でも、複数種類のシート処理を1台のシート処理装置が実行可能にする構成でも良い。又、複数のシート処理装置のうちのいずれかのシート処理装置を本システムに備える構成としても良い。
図6(a)は前述のMISサーバ202において管理されるプリプレス部104、ディジタルプリンティング部、ポストプレス部106をソフトウェア構成として模式的に示したものである。図6において、ワークフロー管理部601はMISサーバ202で動作するソフトウェアプログラムであって、受注サーバ203、もしくはファイルサーバ204に蓄積された注文情報を定期的に収集し(600)、注文情報からその注文を遂行するための工程手順(ワークフロー)を決定することでワークフローの制御/管理を行う。さらに、ワークフロー管理部601は、注文処理を実現するために必要な工程処理を行う作業プロセッサ602に対して工程(プロセス)の実行の指示をする。
作業プロセッサ602は、プリプレス部104やディジタルプリント部105、ポストプレス部106で実行される作業プロセスであって、注文を遂行するための各作業工程を示している。また、603は本発明にかかるワークフローエディタで、ワークフロー管理部が認識する作業工程を作業管理者が定義/設定を行うソフトウェアプログラムである。604は上記ワークフローエディタが作成する工程設定ファイル(ワークフロー設定ファイル:後述)であって、ワークフロー管理部は本工程設定ファイルを読み込み、設定どおり動作することで全体ジョブの制御を行う。また、605は後述する本発明にかかる作業工程全体のスケジューリングを行うワークフロースケジューラである。
本実施例において、例えばユーザからの印刷依頼が、入稿データに対して面付け処理を行い、印刷し、くるみ製本することで遂行される簡単な製本印刷サービスであるとすると、本ワークフローは図6(b)に示すようになる。ここで、各工程を処理する作業プロセッサ602は、ユーザの入稿データを作業PCに保存するフォルダ入力工程606、フォルダ入力工程で入力されたデータから面付け処理を行う面付け工程607、面付けされたデータに対して印刷処理を行う印刷工程608、印刷工程により印刷された印刷物に対して、実際のくるみ製本処理である後処理を行うくるみ製本工程609から構成されている。なお、本実施例においては説明の簡素化のため、前述の4つの工程を表記したが、実際にはさらに多くの詳細工程があっても本発明は適用可能である。
図7(a)は工程情報を保存している工程設定ファイル604の構成図である。
同図において、701は例えば「くるみ製本印刷」や「マニュアル印刷」等の入稿ジョブの種類を識別するIDが記載される格納領域である。また、702は工程を識別する工程IDが格納される領域である。703は予め予測された工程の処理時間(作業予測時間)が記載される領域である。704は工程ID702で識別される各工程が所属するグループを識別する所属グループIDが格納される領域である。また、705はグループの識別子であるグループIDが格納される領域である。また、706aはグループID705で示した工程グループがスケジューリング時に移動可能であるかどうかを示す移動可否属性(図では移動属性)が設定される領域である。
例えば図6(b)で示したようにジョブ種が「くるみ製本印刷」であって、フォルダ入力工程、面付け工程、印刷工程、くるみ製本工程でジョブが構成されているとすると、工程設定ファイル604は図7(b)のように記載される。ここで、ジョブ種ID706bには「くるみ製本印刷」が記載されている。また工程ID707には「フォルダ入力」工程、工程ID708には「面付け」工程、工程ID709には「印刷」工程、工程ID710には「くるみ製本」工程がそれぞれ格納されている。
また、本例では、所属グループIDとして、フォルダ入力工程、および面付け工程はグループ1に所属し(711)、印刷工程、くるみ製本工程はグループ2に所属していることを示している(712)。また、713にてグループ1はスケジューリング時に移動ができない移動不可属性が設定され、グループ2にはスケジューリング時に移動が可能な移動可能属性が設定されている(714)。また、作業予測時間703には各工程の予測処理時間として1時間がすべてに設定されている。
図8は本発明に係る工程設定ファイル604を作成するワークフローエディタ603のユーザインターフェイス画面の一例である。
ワークフローエディタの設定画面801には、「ファイル」メニューが配置され、「ファイル」メニューを選択し、不図示の「新規作成」や「読み込み」、「保存」を選択可能することで、工程設定ファイルの新規作成、既存ファイルの読み込み、保存を実現する。
次段802−809には本ワークフローエディタにおける編集機能を実現するボタンが配置されている。802はワークエリア813に表示された工程オブジェクト領域を選択する「選択」ボタン、803は選択された工程オブジェクト群をグループ化する「グループ化」ボタン、804は803でグループ化された工程のグルーピングを解除する「グループ化解除」ボタン、805は選択された工程間をつなぎあわせる「連結」ボタン、806は連結された工程を解除する「連結解除」ボタン、807はグループに対して、スケジューリング時の移動可能属性を設定する「移動可」ボタン、808はグループに対して、スケジューリング時の移動不可能属性を設定する「移動不可」ボタン、809は選択された工程またはグループを削除する「削除」ボタンである。
また、810段に配置されている「電子メール」「プリフライト」「くるみ製本」「本印刷」「面付け」「フォルダ入力」といったようなボタンは、予め定義された工程を意味するボタンで、ワークエリア813に各種工程を配置するためのボタンである。また、811は現在開いている工程設定ファイルがもつ定義済みのワークフローがリストされるリストボックス、812は現在開いている工程設定ファイルに新たなワークフローを追加するための「新規」ボタンである。また、813はワークエリアで、この領域に現在編集中のワークフローが表示されている。
まず、作業者がワークフローを編集する場合は、ファイルメニュー801から、新規作成または既存ファイルの読み込みを行い、工程設定ファイルを開く。次にワークエリア813に新たな工程を追加する場合は、810の工程定義ボタンのいずれかをポインティングデバイスで選択し、ワークエリアにドラッグ&ドロップすることにより、新たな工程をワークエリアに追加する。2つの工程を矢印で連結する場合は、ワークエリアにおいて該当する2つのモジュールを選択し、「連結」ボタンを押下する。例えば、図9に示した画面の例では、「フォルダ入力」したデータに「面付け」処理を実施し「印刷」工程を経て、「くるみ製本」するワークフローを作成した場合を示している。
このワークフローの作成は、ポインティングデバイスにより「フォルダ入力」ボタンを押下し、ドラッグアンドドロップによりワークエリア813に追加、「面つけ」ボタンを押下し、ドラッグアンドドロップによりワークエリア813に追加、「印刷」ボタンを押下し、ドラッグアンドドロップによりワークエリア813に追加、「くるみ製本」ボタンを押下し、ドラッグアンドドロップによりワークエリア813に追加、さらに、「選択」ボタンを押下し、フォルダ入力と面つけ工程を選択し、連結ボタンを押下、面付け工程と印刷工程を選択し、連結ボタンを押下、印刷工程と、くるみ製本工程を選択し、連結ボタンを押下することで、ワークエリアに示すようなワークフローが作成される。また、811に示す定義済みのワークフローの名称は任意につけることが可能である。
さらに、図10に示すように、「フォルダ入力」工程と「面つけ」工程を選択し、「グループ化」ボタンを押下することで、これらの工程はグルーピングされる。グルーピングされたグループは図10に示したようにユーザインターフェイス上でグルーピングされたことが識別される(本図では点線で囲まれている)。このグルーピングされた工程は、必ず連続時間で処理されるようにスケジュールされる。
さらに、ワークフローエディタにおいて、図11のようにグルーピングされた「フォルダ工程」または「面付け工程」を選択して、「移動不可」ボタンを押下することで、本グループには移動不可能属性が設定される。また、同様に「移動可」ボタンを押下することで、本グループに移動可能属性が設定される。図11において、移動不可が設定されたグループはグループ内部が塗りつぶされており、これにより移動不可属性が識別される。
図12は、605に示すワークフロースケジューラの画面構成(ユーザインターフェース)の一例を示す図である。
本図において、1201は「1日」タブであって、本タブには1日単位の工程の予定が一覧できるようになっている。また、表示単位は一週間でも一年でも任意の単位であってよい。
1202−1205には入稿ジョブを構成する各工程が表示されている。ここで、1201には工程1である「フォルダ入力」工程が表示され、1202には2番目の工程である「面付け」工程、1203には3番目の工程である「印刷」工程、1205には第4工程である「くるみ製本」工程がそれぞれ表示されている。なお、本実施例では、工程名を表示しているが、本欄には工程を識別するものであれば、工程の実処理を行う作業者のスケジュールであっても、工程の実処理を行うプリンタ等のデバイススケジュールが表示されていても本発明は実現可能である。
1206は、前述のワークフローエディタ603で作成された工程設定ファイル604を読み込む「工程設定ファイル読み込み」ボタンである。本ボタンを押下することで不図示のファイル指定ユーザインターフェイスを表示し、工程設定ファイルを読み込むことができる。ワークフロースケジューラは本ボタンにより読み込まれた工程設定ファイルの情報をもとに各工程を表示し、動作する。
また、1207には予めワークフロー設定ファイルに記載された工程の予測処理時間を元にスケジュール表示がなされている。1207で示されるジョブ1は、工程1(1202)、工程2(1203)、工程3(1204)、工程4(1205)から構成されている。1208はスケジュール設定することが不可能であった場合に、ジョブを一時的に退避する未割り当てジョブ領域である。本領域は例えば、各工程を配置した際、納期に間に合わなくなってしまった場合などに一時的に使用される。
また、本ワークフロースケジューラは、図13に示すように、工程設定ファイルで設定された所属グループ703、移動属性705の内容を読み取り、ユーザインターフェイス上に識別して表示する。本図において、1301は工程1と工程2を図のように連結表記することで工程間がグループ化されていることを識別可能に示している。また、1302は、グループ枠を太字表示することで、工程3と工程4のグループが移動可能であることを識別可能に示している。
さらに本ワークフロースケジューラは、図14に示す通り、ワークフロースケジューラ画面上で工程設定ファイルから読み込んだグループ属性、移動可否属性を変更することを可能とする。図14において、1401はポインティングデバイスでグループを選択し、右クリックを押下することで表示されるポップアップメニューであって、属性を選択することでスケジューラ上の属性変更を実現する。
図15(a)はワークフロースケジューラにおけるスケジュール設定時のフローチャートである。本例では、ジョブ入稿時、工程を序数で識別する工程識別子iを最初の工程を示す1で初期化する(S1501)。次にS1502にて工程1をスケジュールする。通常、このスケジュール設定は、工程1の現在までのスケジュールに対して割り当て可能な最も早い時間枠にスケジュールする。また、このときの予測処理時間は、各工程によって予め作業者の経験、プリンタの速度、作業負荷などにより前もって工程設定ファイル上に予測されているものとする。
次にS1503にて次の工程処理のため、工程識別子iをインクリメントし(ここでは1増加させ)、S1504に進む。S1504にて、工程設定ファイルを読み込むことで、工程iが前の工程i−1とグルーピングされているかを判定する。ここでグルーピングされている場合はS1505へと進む。そして、S1505において、工程iを一つ前の工程i-1と連続時間でスケジュール可能かどうかを判定する。S1505において、連続時間で割り当て可能であった場合、S1508にて工程iを工程i-1と連続時間で実行可能とするスケジュール設定を行う。
また、S1505において、連続時間での割り当てが不可能であった場合、S1506において、もともと存在した衝突工程(割り当て対象の工程と時間的に重なってしまう工程)の属するグループが移動可能であるかどうかを判定する。S1506において、衝突工程が移動可能であった場合、S1507において、衝突工程グループを再スケジュールし、S1508にて工程iを再スケジュールする。
また、S1504において、工程iと工程i-1が同じグループではない(グルーピングされていない)と判定されると、S1510へと進み、工程iをスケジュールする。このスケジュール設定は、工程iの現在までのスケジュールに対して割り当て可能な最も早い時間枠に割り当てる。次にS1511において、スケジュール設定された工程iが妥当かどうかを判定する。なお、S1511の妥当かどうかの判定は後述する図15(b)のフローチャートに示している。
S1511において、以上のようにしてスケジュール設定された工程iが妥当であった場合、S1509に進み、全工程の割り当てが終了しているか判断し、終了していた場合S1514へと進む。また、S1509において、まだスケジューリングすべき工程を残している場合にはS1503へと進み、次の工程の割り当てを行う。
一方、S1511において、スケジュール設定された工程iが妥当でなかった場合、S1512へと進み、工程iが割り当てられているグループが移動可能かどうかを判定する。ここで同工程のグループが移動可能であった場合、S1513において、このグループを再スケジュールし、工程iを割り当てる。また、S1512において、同工程グループが移動不可能であった場合には、S1515において、未割り当てジョブへと割り当てる。また、S1506において、工程iと工程i-1を連続時間で実行可能にスケジュール設定しようとしたが、工程iにこれに対する衝突工程があってかつ移動ができなかった場合、S1515にて未割り当てジョブへ表示する。
図15(b)は、図15(a)におけるS1511(判断処理)の詳細を示したフローチャートである。
S1517にて現在の処理工程iを識別子jに代入し、S1518おいて、工程jの処理時間を、処理時間に加算する。これをS1519にて全工程繰り返したかどうか判定し、全工程が終了していない場合、S1520において、識別子jをインクリメント(1増加させる)する。結果として、工程i以降の全工程の予測処理時間の和を計算し、S1521へと進む。S1521において、処理時間(=残り工程の予測処理時間)が納期に間に合うかどうかを判定する。納期に間に合う場合S1509へと進む。納期に間に合わない場合S1512へと進む。
図16は、本実施形態におけるエンドユーザからのジョブの受発注における一連の処理を示す図である。ブロック1601は、エンドユーザである発注者の作業、ブロック1602は、PODサイトにおける作業者の作業を示す。
まず発注者は、インターネット上のウェブページ等を利用して、PODサイトの受注サーバ203に対して、仮発注を実行する(1603)。例えば、発注依頼したいジョブがくるみ製本印刷ジョブの場合は、エンドユーザ環境101のクライアントPCのブラウザからユーザ認証を行った後に、どのようなプリント条件で出力させるかを指定するプリント条件設定やその他のプリント依頼情報等を入力する。そして、エンドユーザ環境101のクライアントPCから受注サーバ203に対して、インターネットを経由しプリント条件設定やその他のプリント依頼情報等とともにプリント対象となる文書/画像ファイルを電子データとして送付して、ウェブサーバとして機能する受注サーバ203にプリントジョブを仮発注する。
次に、PODサイトでは、仮受注したジョブに対して受付や保存等の仮受注のための処理を実行するとともに(1604)、ジョブのコストの見積りを行う。この見積りは、仮発注時に発注者が入力したプリント条件やコピー条件等を参照して、ジョブに必要な作業や資源に関わる費用や配送料等の諸経費の見積りに基づいたトータルコストを算出し、発注者に対して見積り金額を提示する(1605)。
見積り金額の提示を受けた発注者は、管理者からの承認を得た後に(1606)、PODサイトの受注サーバ203に対して、正式発注を実行する(1607)。この際、仮発注したジョブのプリント条件やコピー条件等を正式発注時に変更することも可能である。
PODサイトの受注サーバ203が発注者より正式発注を受けると、本発明に係る工程管理システムを利用して、作業担当の割り当てを実行し(1608)、プリプレス、ディジタルプリント、ポストプレスの各工程を利用して、正式受注したジョブに対する印刷/製本等の各種処理を実行する(1609)。
PODサイトにおける印刷/製本等の各種処理を終了したならば、発注者より予め指定された配送先に向け最終成果物(印刷物)を配送することにより(1610)、発注者が最終成果物(印刷物)を受け取ることになる(1611)。
インターネット等の通信媒体を介してエンドユーザ環境101のクライアントPCから受注サーバ203に対してジョブを受発注するための一手段として、受発注管理アプリケーションが使用される。図17は、ジョブを受発注するためのメニュー画面構成の一例を示す図である。
受発注管理アプリケーションのメニュー画面は、インターネット等の通信媒体を介してエンドユーザ環境101のクライアントPCからジョブを受発注する場合に、受発注管理アプリケーションにログインしたときに表示されるトップページのメニュー画面である。図では、ウェブブラウザのURLアドレス1701としてIPアドレス192.168.100.21を入力した例を示したが、DNS(Domain Name Systemの略。インターネットなどのTCP/IPネットワーク上で、ホスト名からIPアドレスを割り出すサービスを提供するシステム)がサポートされている環境ならば、IPアドレスの代わりにサーバ名称を入力してもよい。
受発注管理アプリケーションのメニュー画面の上部には、ログイン名により識別された「依頼者様」1702の氏名が表示されるとともに、受発注管理アプリケーションからログアウトするための「ログアウト」ボタン1703が配置されている。「注文メニュー」1704には、以下のメニューボタンが配置されている。
・「くるみ製本印刷サービス」ボタンは、電子データから文書を印刷して、くるみ製本処理を行うためのサービスメニューのボタンである。
・「ポスター/パネル」ボタンは、電子データからポスターなどを印刷して、各種パネル加工処理を行うためのサービスメニューのボタンである。
・「コピーサービス」ボタンは、紙原稿をコピー印刷して、各種製本処理を行うためのサービスメニューのボタンである。
図18は、くるみ製本印刷サービスボタン1704を押下したときの設定画面構成の一例を示す図である。
1801にて入稿ファイルを指定し、1802のアップロードボタンで入稿する。また印刷体裁設定ボタン1803を押下することで、図19に示すようなユーザ設定画面を表示し、製本情報等各種の設定を行うことを可能とする。
本実施例において、PODサイトの管理者が、予めワークフローエディタを使って、図7(b)に示すような工程ファイルを持つサービスを提供するものとし、現在のスケジュールが図20のように、ジョブ1がすでに全工程スケジュール設定され、工程1のスケジュールは9:00−10:00、工程2は10:00−11:00、工程3は12:00−13:00、工程4は13:00−14:00にそれぞれスケジュール設定されているものとする。さらに図7(b)に示すように、工程1、工程2および工程3、4はそれぞれグルーピングされている。さらに工程3、4のグルーピングには移動可能属性が指定されている。
この状態においてジョブ1と同じジョブ種(くるみ製本印刷)をもつジョブ2が投入される場合のスケジュール設定を図15のフローチャートを用いて説明する。
ここでは前提として、ジョブ1の納期は15:00であるものとし、ジョブ2の納期は14:00であるものとする。さらに、図7(b)に示すように、各作業工程にはそれぞれ1時間の作業時間が予測されているものとする。
ジョブ2入稿時、工程を序数で識別する工程識別子iを最初の工程を示す1で初期化する(S1501)。次にS1502にて工程1(フォルダ入力工程)をスケジュールする。このスケジュール設定は、工程1の現在までのスケジュールに対して割り当て可能な最も早い時間枠にスケジュールする。つまりはジョブ2の工程1であるフォルダ入力工程はジョブ1の工程1の直後、つまり10:00−11:00にスケジュール設定される。
次にS1503にて次の工程処理のため、工程識別子iをインクリメントし、S1504に進む。S1504にて、工程設定ファイルを読み込むことで、工程iは前の工程i-1とグルーピングされているかを判定する。ここでは工程2(面付け工程)と工程1(フォルダ入力工程)はグルーピングされているのでS1505へと進む。そして、S1505において、工程2を一つ前の工程1と連続時間でスケジュール可能かどうかの判定を行う。ここでは工程2は工程1と連続時間でスケジュール可能であるので、S1508にて工程2を工程1と連続時間でスケジュールする。図に示すように本例においては工程2を連続時間で割り当て可能であるため、ジョブ2の工程2をジョブ1の工程2のすぐあと、つまりは11:00−12:00に割り当てることになる。
次にS1509では全工程を終了していないと判定し、S1503にて工程識別子iをインクリメントし、次の工程3のスケジュール設定を行う。S1504にて工程3が工程2と同じグループに所属するかを判定する。本例において、工程3と工程2は同じグループではないので、S1510へと進み、工程3をジョブ1の工程3の次の時間すなわち13:00にスケジュールし、S1511へと進みスケジュールのチェックを行う。
ここで、S1517にて、工程3と工程4の残り処理時間の算出をS1517−S1520にて行う。S1521にて、残り工程の予測処理時間は2時間で、工程3は13:00に割り当てられているので、終了は15:00の予定となる。したがって、これは納期を一時間過ぎているので、S1521ではNGとなってS1512へと進む。
S1512では工程3の工程グループが移動可能であるか調べる。ここで、S1512の判定において、ジョブ1の工程3は移動可能であり、ジョブ2の工程3をスケジュールするためにジョブ1の工程3はS1513にて再スケジュールされる。S1513では工程3と同じグループであるジョブ1の工程4も共に再スケジュールされる。S1512において、ジョブ1の再スケジュールはジョブ1の納期(15:00)に間に合うことも考慮されるが、ジョブ1の工程3、4は移動しても納期以内であるため、移動可能と判断される。
結果として、ジョブ2の工程3が、ジョブ1の工程3が割り当てられていた12:00−13:00にスケジュールされる。S1509にて、工程4の処理が残っているため、S1503に進み、S1504へと進む。S1504にて、ジョブ2の工程4は工程3と同じグループであるためS1505へと進む。S1505にて、工程3と工程4との連続時間のスケジュール可否をチェックする。ここで工程4のスケジュールにおいて、13:00−14:00は、移動可能属性をもつジョブ1の工程4がすでに移動されているため、S1508にて13:00−14:00にスケジュールされる。結果として、このスケジュール設定後のジョブ1、ジョブ2は図21のようにスケジュール設定されることとなる。
(他の実施例)
本実施例においては、簡単のため前述した実施例の差分のみ記載する。
本実施例ではジョブ2を投入する前のスケジュールが図22のようになっていると仮定する。ここで、図22と前述の実施例との違いは、ジョブ1の工程3、4が移動可能属性ではなく、移動不可属性が設定されている点である。
本実施例において、前述の実施例同様にジョブ2が入稿されるときのフローを図15のフローチャートを用いて説明する。
ジョブ2入稿時、工程を序数で識別する工程識別子iを最初の工程を示す1で初期化する(S1501)。次にS1502にて工程1(フォルダ入力工程)をスケジュールする。このスケジュール設定は、工程1の現在までのスケジュールに対して割り当て可能な最も早い時間枠にスケジュールする。つまりはジョブ2の工程1であるフォルダ入力工程はジョブ1の工程1の直後、つまり10:00−11:00にスケジュールされる。
次にS1503にて次の工程処理のため、工程識別子iをインクリメントし、S1504に進む。S1504にて、工程設定ファイルを読み込むことで、工程iが前の工程i-1とグルーピングされているかを判定する。ここでは工程2(面付け工程)と工程1(フォルダ入力工程)はグルーピングされているのでS1505へと進む。そして、S1505において、工程2を一つ前の工程1と連続時間でスケジュール可能かどうか判定する。本例においては工程2を工程1と連続時間で割り当て可能であるため、ジョブ2の工程2をジョブ1の工程2のすぐあと、つまりは11:00−12:00に割り当てる(S1508)。
次にS1509、S1503にて、工程識別子iをインクリメントし、S1504にて工程3が工程2と同じグループに所属するかを判定する。本例において、工程3と工程2はグループではないので、S1510へと進み、工程3をジョブ1の工程3の次の時間すなわち13:00にスケジュールし、S1511へと進みスケジュールのチェックを行う。
ここで、S1517にて、工程3と工程4の残り処理時間をS1517−S1519にて行う。S1521にて、残りの予測時間は2時間で、工程3は13:00に割り当てられているので、終了は15:00の予定となる。したがって、これは納期を一時間過ぎているので、S1521では納期に間に合わないと判定されS1512へと進む。S1512では工程3の他の工程グループが移動可能であるか調べる。ここで、S1512の判定において、ジョブ1の工程3は移動不可能であるため、S1516にて、未割り当てジョブへと表示される。
図23はこのときのワークフロースケジューラの画面例である。2301にジョブ2が未割り当てジョブとして表示されている。本例においてワークフロー管理者は、図14に示したようにジョブ1の工程3、4のグループを選択し、「移動可能属性」を付与することで、ジョブ1の工程3,4のグループのスケジュール移動可能とし、未割り当てジョブ2301を選択し、再度スケジュール領域である2302へと移動することで、前述の実施例のようにスケジュール設定を行うことができる。その結果は、前述の図21に示すようなスケジュールとなり、ジョブ1、ジョブ2の納期を遵守することが可能となる。
なお、上記各実施例において、ユーザインターフェースに表示されるスケジュールやその他の情報は、もちろんMFP等の画像形成装置を用いて印刷出力することができる。
本発明による一実施形態におけるシステム全体を示すブロック図である。 本発明による一実施形態における工程管理部を示すブロック図である。 本発明による一実施形態におけるプリプレス部を示すブロック図である。 本発明による一実施形態におけるディジタルプリント部を示すブロック図である。 本発明による一実施形態におけるポストプレス部を示すブロック図である。 工程管理部、プリプレス部、ディジタルプリント部、ポストプレス部におけるモジュール構成例を表すブロック図である。 ワークフローエディタにより作成される工程設定ファイルの構造図の一例である。 ワークフローエディタのユーザインターフェイスの一例を示す図である。 ワークフローエディタのユーザインターフェイスの一例を示す図である。 ワークフローエディタのユーザインターフェイスを示す図である。 ワークフローエディタのユーザインターフェイスを示す図である。 ワークフロースケジューラのユーザインターフェイスを示す図である。 ワークフロースケジューラのユーザインターフェイスを示す図である。 ワークフロースケジューラのユーザインターフェイスを示す図である。 ワークフロースケジューラの動作フローチャートである。 一実施例における入稿シーケンスの例を示す図である。 一実施例における入稿画面の例を示す図である。 一実施例における入稿設定の例を示す図である。 一実施例における入稿時の体裁設定の例を示す図である。 一実施例における実施例におけるワークフロースケジューラのユーザインターフェイス図である。 一実施例におけるワークフロースケジューラのユーザインターフェイスを示す図である。 他の実施例におけるワークフロースケジューラのユーザインターフェイスを示す図である。 他の実施例におけるワークフロースケジューラのユーザインターフェイスを示す図である。
符号の説明
101…エンドユーザ環境
102…PODサイト環境
103…工程管理部
104…プリプレス部
105…ディジタルプリント部
106…ポストプレス部
202…MISサーバ
203…受注サーバ
204…ファイルサーバ
205…作業PC
301…プリプレスサーバ
302…スキャナ
303…MFP
304…作業PC
401…プリントサーバ
402…作業PC
403…カラーMFP
404…白黒MFP
501…ポストプレスサーバ
502…作業PC
503…紙折り機
504…断裁機
505…中綴じ製本機
506…くるみ製本機

Claims (15)

  1. 印刷注文を遂行するためのワークフローを構成する各処理工程のスケジュールを管理する情報処理装置であって、
    入力される印刷注文を解析し、該印刷注文を遂行するために該印刷注文を複数の処理工程に分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割された各処理工程のスケジュールを設定するスケジュール設定手段と、
    各工程のグルーピング属性に基づいて、前記印刷注文から分割された各処理工程のうち前記グルーピング属性で関連付けられている各処理工程をグループ化するグループ化手段と、
    前記スケジュール設定手段によりスケジュール設定された各処理工程を識別可能に出力する出力手段とを備え、
    前記スケジュール設定手段は、前記グループ化手段によりグループ化された各処理工程を連続時間で実行可能とするように各処理工程のスケジュールを設定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 予めワークフローエディタにより作成された各処理工程の属性が記載されたワークフロー設定ファイルを読み込む手段を更に備え、
    前記グループ化手段は、前記ワークフロー設定ファイルに記載された各処理工程のグルーピング属性に基づいて、関連付けされている各処理工程をグループ化することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ワークフロー設定ファイルに記載された工程グループの移動可否属性からグループ化された各処理工程の、設定されたスケジュールにおける移動可否を判断する判断手段と、
    前記移動可否属性を識別可能に出力する手段と、
    第一判断として、現在のスケジュールの空き時間からグループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断し、第二判断として、第一判断でスケジュール割り当てが不可能であった場合に、既にスケジュールに仮割り当てされた処理工程の移動可否属性が移動可能であれば該処理工程を再割り当てすることで、グループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断する手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. ユーザインターフェースを表示する手段をさらに備え、前記スケジュール設定された各処理工程および/または前記移動可否属性を、前記ユーザインターフェース上に表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記出力手段は、グループ化された各処理工程をそれがひとつの処理工程であるかのように識別可能に出力するものであり、
    前記スケジュール設定手段は、スケジュールを再割り当てする場合に、グループ化された単位で各処理工程を連動して移動させ再割り当てを行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記ワークフロー設定ファイルに記載された移動可能属性からスケジュールグループの移動可否を判定する手段を、さらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記ワークフロー設定ファイルを読み込むことで、自動的にスケジュール設定を行うことを特徴とし、さらにユーザインターフェイス上で手動によりスケジュール設定を可能とする手段も備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 印刷注文を遂行するためのワークフローを構成する各処理工程のスケジュールを管理するプログラムであって、
    入力される印刷注文を解析し、該印刷注文を遂行するために該印刷注文を複数の処理工程に分割するステップと、
    前記分割するステップにより分割された各処理工程のスケジュールを設定するステップと、
    各工程のグルーピング属性に基づいて、前記印刷注文から分割された各処理工程のうち前記グルーピング属性で関連付けられている各処理工程をグループ化するステップと、
    前記スケジュールを設定するステップによりスケジュール設定された各処理工程を識別可能に出力するステップとを備え、
    前記スケジュールを設定するステップは、前記グループ化するステップによりグループ化された各処理工程を連続時間で実行可能とするように各処理工程のスケジュールを設定することを特徴とするプログラム。
  9. 予めワークフローエディタにより作成された各処理工程の属性が記載されたワークフロー設定ファイルを読み込むステップを更に備え、
    前記グループ化するステップは、前記ワークフロー設定ファイルに記載された各処理工程のグルーピング属性に基づいて、関連付けされている各処理工程をグループ化することを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 前記ワークフロー設定ファイルに記載された工程グループの移動可否属性からグループ化された各処理工程の、設定されたスケジュールにおける移動可否を判断するステップと、
    前記移動可否属性を識別可能に出力するステップと、
    第一判断として、現在のスケジュールの空き時間からグループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断し、第二判断として、第一判断でスケジュール割り当てが不可能であった場合に、既にスケジュールに仮割り当てされた処理工程の移動可否属性が移動可能であれば該処理工程を再割り当てすることで、グループ化された各処理工程の割り当てが可能であるか判断するステップと、を更に備えることを特徴とする請求項8または9に記載のプログラム。
  11. ユーザインターフェースを表示するステップをさらに備え、前記スケジュール設定された各処理工程および/または前記移動可否属性を、前記ユーザインターフェース上に表示することを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記各処理工程を識別可能に出力するステップは、グループ化された各処理工程をそれがひとつの処理工程であるかのように識別可能に出力するものであり、
    前記スケジュールを設定するステップは、スケジュールを再割り当てする場合に、グループ化された単位で各処理工程を連動して移動させ再割り当てを行うことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のプログラム。
  13. 前記ワークフロー設定ファイルに記載された移動可能属性からスケジュールグループの移動可否を判定するステップを、さらに備えることを特徴とする請求項9に記載のプロがラム。
  14. 前記ワークフロー設定ファイルを読み込むことで、自動的にスケジュール設定を行うことを特徴とし、さらにユーザインターフェイス上で手動によりスケジュール設定を可能とするステップも備えたことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  15. 情報処理装置において実施される、印刷注文を遂行するためのワークフローを構成する各処理工程のスケジュールを管理する方法であって、
    入力される印刷注文を解析し、該印刷注文を遂行するために該印刷注文を複数の処理工程に分割するステップと、
    前記分割するステップにより分割された各処理工程のスケジュールを設定するステップと、
    各工程のグルーピング属性に基づいて、前記印刷注文から分割された各処理工程のうち前記グルーピング属性で関連付けられている各処理工程をグループ化するステップと、
    前記スケジュールを設定するステップによりスケジュール設定された各処理工程を識別可能に出力するステップとを備え、
    前記スケジュールを設定するステップは、前記グループ化するステップによりグループ化された各処理工程を連続時間で実行可能とするように各処理工程のスケジュールを設定することを特徴とする工程管理方法。
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