JP2007087042A - 印刷ジョブ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷ジョブを管理している印刷システムに、現在印刷中の印刷ジョブと同程度の優先順位の印刷ジョブが投入されたとき、多連印刷を使って同時に印刷を行うことを目的とする。
【解決手段】 印刷中の印刷ジョブと後から投げられた印刷ジョブを多連印刷を使って印刷することで、同時に印刷することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷システム、印刷装置、クライアント端末、ウェブサーバ、及びプログラムに関し、特に、インターネット等の通信回線で互いに接続された印刷システム、印刷装置、クライアント端末、ウェブ印刷サーバ、及びプログラムに関する。
従来より、個人ユーザや企業などの顧客からの依頼により、印刷物を生成する商業印刷業者が存在している。こうした印刷業者では、顧客からの印刷用データ(原本)の提供と、印刷体裁や部数、納期などの指示を受けて印刷物を作成し、顧客に対して納入する業務を行っている。こうした印刷業者では古くから知られているオフセット製版印刷機などの大規模な装置を用いて業務を行っている。
また、昨今では、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、短時間で出力・納品が可能な「コピーサービス」「プリンティングサービス」「Print On Demand(POD)センター」などと称されるような商業印刷の業態も存在している。
これらの印刷業に対する印刷の依頼は、ユーザから上記サービスを提供する業者に対して、紙あるいは電子媒体(FD、MO、CD−ROMなど)に記録した原稿と、当該原稿の印刷部数や製本方法、納品期日などを記載した印刷指示書(オーダー指示書)とを郵送または直接印刷会社に持ち込むことにより行う(入稿)。
また、インターネットまたはイントラネットを介してオンラインで印刷を発注/受注できるシステムも実用化されている。たとえば、富士ゼロックス社から販売されている「DotDoc.Web」では、ユーザは自社のコンピュータから業者の提供するホームページにアクセスし、印刷依頼用のフォームに発注者情報(受け取り先など)、印刷体裁や部数などの必要事項を記入して、原稿ファイルとともに送信することで、当該原稿の印刷を発注することができる。印刷業者側ではユーザからの依頼を受け付けて印刷指示書を作成し、印刷処理のスケジューリングを行う。そして、作成されたスケジュールにしたがって、作業コンピュータに接続されたプリンタにより印刷や製本作業が行われ、作成された印刷物を顧客に納品して業務が完了する。
このような、ユーザから委託された印刷処理を実行する印刷業者においては、安定した品質で指定された納品期日に確実に間に合うように印刷を完了する必要がある。また、大規模な印刷センターでは、複数のオペレータが多種多様な印刷装置や作業コンピュータを用いて、並列的に多数の印刷依頼(オーダー)を処理する必要がある。そのため、人(オペレータ)や装置などの資源を可能な限り効率的に活用することを考える必要がある。
上記を達成するために、スケジューラを用いた印刷スケジュールの管理が行われている。すでに登録済みの印刷ジョブや印刷デバイスの使用状況などの情報、印刷ジョブの優先順位などを管理し、新しい印刷ジョブの登録の際には、それらの情報を参照することで、効率的な印刷ジョブの配置のサポートを行うことができる。
従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開平11−212750号公報
上記のように、スケジューラに印刷ジョブが登録され、各ジョブの印刷が開始されると、後は印刷が終了するまで印刷を行うのみである。しかし、途中で優先順位の高い印刷ジョブが投入され、かつ、現在印刷中の印刷ジョブも同レベルの優先順位の場合、現在印刷中のジョブが終了するまで、途中で投入された優先順位の高い印刷ジョブは印刷することができないという状況が発生する。
上述した課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。即ち、コンピュータと印刷装置がネットワークを介して互いに接続された印刷システムであって、インターネットを介してクライアント端末より製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定、および納品期日、配送先指定などのオーダー情報、入稿原稿を受け付けるウェブサーバと、受け取ったオーダーを逐次フロー処理する印刷サーバと、フローに沿った処理を実施する作業クライアントで構成された印刷システムにおいて、印刷ジョブと印刷デバイスの印刷スケジュールを管理する印刷スケジュール管理手段と、印刷ジョブの印刷状況を確認することができる印刷ジョブ状況確認手段と、印刷ジョブの優先順位を設定させることで印刷ジョブの優先順位つけを行う印刷ジョブ優先順位管理手段と、印刷中に他ジョブの印刷を多連印刷として同時に印刷することができる割り込み印刷手段と、を備える。
また、必要な部分のみを多連印刷にすることができることを特徴とする印刷ジョブ自動スケジューリング方法と、を備える。
以上説明したように、本発明によると、優先順位の高いジョブを印刷中に、別の優先順位の高い印刷ジョブが投入された場合に、印刷中の印刷ジョブを止めることなく、別の印刷ジョブを割り込ませることが可能となる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る印刷システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における印刷システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
図1において、クライアント151は、一般ユーザでは自宅でインターネット接続されたノートPC102や、社内イントラネットに接続された業務用PC101が配置されていることを示している。
サーバ152は、ユーザに対して印刷依頼や原稿を入稿する入稿コンテンツを提供するWEBサーバ103や、入稿された印刷依頼を注文書(オーダー票)として格納したり、電子入稿された原稿を格納しておくDBサーバ104を配備したサーバを示している。ここで、WEBサーバとDBサーバは1つの筐体に混在させることも可能であるが、本発明においては、便宜上2つの筐体に分けて説明する。
印刷センター153は、サーバ152に対して複数存在することができ、印刷センターに設置されている印刷装置の情報を元にサーバ152にて振り分けされる。印刷センター153では、サーバ152に蓄積されたオーダー票と原稿をDBサーバ104から定期的に収集すると共に、本発明の印刷システム自体が動作するサーバ105や、サーバ105が提供する各種のサービスを使いやすいGUIを使って操作する作業PC106や、実際の出力先となるモノクロプリンタ111、カラープリンタ112、更にはオフライン製本で使われるパンチャ141やくるみ製本機142等が配備されている。もちろん、印刷センターの構成や環境は上記に限定されるものではない。
本実施形態の例では、クライアントとサーバ、またサーバと印刷センター間は、Internet/Intranet131でネットワーク接続されている。通常、クライアントとサーバ間はInternet接続されることが多く、サーバと印刷センターは専用回線を用いたIntranet接続されることが多いが、本発明はこうした環境に限らず、印刷センター内にサーバが存在するような環境であっても適用可能なものである。
まず、クライアントのノートPC102、PC101には、WEBサーバが提供する入稿コンテンツを閲覧するためのブラウザが搭載される。
WEBサーバ103は、前記入稿コンテンツを提供するWEBサーバであり、当該入稿コンテンツには、製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定、および納品期日、依頼者情報、配送先などを入力するエディットコントロール、原稿データをアップロードするファイル指定コントロールが装備されている。ここで、入力された依頼内容に応じた料金計算、および入力事項の確定処理などは、WEBサーバ103上で動作するサービスモジュールで実現されるが、一般的なロジックであり本発明では直接関係しないため割愛する。更に、WEBサーバ103では、確定した印刷依頼を注文書(ここには、印刷依頼内容と原稿データのファイル名が記入されている)と、原稿データファイルをDBサーバ104に格納する。
DBサーバ104には、一般的なデータベースがインストールされており、後述するサーバ105からのデータ取得要求に応じて、所望の注文書と原稿データを送信することができる。図示しないDBスキーマは、主として印刷センターマスタ(場所、連絡先などの情報と、デバイスマスタ、製本機マスタをメンバに持つ)、デバイスマスタ(カラー/モノクロ、印刷枚数、オプションなどのデバイス構成情報)、製本機マスタ(パンチャ、くるみ製本機などの情報)テーブルで構成されている。このテーブルを参照することで、印刷センター153にあるサーバ105は自センターに割り当てられた注文を受け取ることができる。
サーバ105は、前記WEBサーバからの注文確定の通知を受け、前記DBサーバから注文書と原稿データファイルを収集するとともに、収集した注文書に従い、後述するオーダーマネージャ、ワークフローマネージャ、ジョブマネージャ、デバイスマネージャ、デバイススケジューラで構成される印刷システムが稼動する。
作業PC106は、前記サーバ105で提供される各種のサービスを使いやすい操作画面を使って制御するコンソールや、前記サーバ105に格納されている原稿データファイルを取り出し、所定のアプリケーションを起動し、印刷体裁を整えるともに、指定された印刷設定に基づいて印刷する作業用のコンピュータである。
モノクロプリンタ111、カラープリンタ112は印刷センターによって、設置構成が異なるが、一般的には高速なモノクロプリンタと、高品位なカラープリンタの組み合わせで構成されることが多い。これらは、すべてサーバ105のデバイススケジューラでスケジューリングされることになる。
製本機141、142は前記プリンタより出力された用紙を製本するためのオフライン製本機であり、ステイプラ、パンチャ、くるみ製本機、リング製本機であったりする。ネットワークに接続することで、状況ステータスが収集可能である。また、プリンタと同様に印刷センターによって設置構成が異なる。
図2は、WEBサーバ103、DBサーバ104、サーバ105、作業クライアント106の概略構成を示すブロック図である。
CPU200は、HD(ハードディスク)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSやネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM201には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202はRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。203は外部記憶ドライブであり、メディア204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。204はメディアであり、本実施例で説明するプログラムおよび関連データを格納しており、その記憶されている内容の構成を以下、図4に示す。205はHDであり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を格納している。206はキーボードであり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。207はディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。208はシステムバスであり、クライアントコンピュータ内のデータの流れを司るものである。209はネットワークインターフェイス(以下、I/Fという)であり、ローカルエリアネットワーク(LAN)あるいは、インターネットに接続するための通信インターフェイスである。
図3は、本発明のプログラムがRAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを表すものである。
本実施例では、メディア204からプログラム及び関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、この以外にも、メディア204から本発明のプログラムを動作させる度に、HD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、本発明のプログラムを記録する媒体は、メディアはFD、CD−ROM、DVD、ICメモリーカード等であっても良い。更に、本発明のプログラムをROM201に記録しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。301は基本I/Oプログラムであり、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等を有しているプログラムが入っている領域である。302はOSであり、303には制御プログラム、304には関連データがそれぞれ展開され、305にはCPU200が本プログラムを実行するワークエリアがとられている。
図4において、400はメディア204のデータ内容であり、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施例で説明するプログラム、404はその関連データである。403のプログラムは、図7〜9に示される本プログラムのフローチャートに基づいてプログラムコード化されたものである。
図5は、本発明の情報の流れを示したシーケンス図である。
クライアントから入力された注文内容が確定すると、WEBサーバ103で注文書が作成され、DBサーバ104に格納される。同様に、原稿データがアップロードされたならば、原稿データをDBサーバ104に格納する。格納処理が完了すると、WEBサーバ103から印刷センターにあるサーバ105に対して、注文の受注通知が届く。これを受けサーバ105は、DBサーバ104から注文書を取得する。原稿データがアップロードされているなら、同様にDBサーバ104から原稿データファイルを取得する。取得が完了すると、WEBサーバ103に対して、受注情報取得の完了を通知する。この一連の処理によって、サーバと印刷センターが同期すると同時に、サーバでは受注処理、印刷センターでは印刷処理とシステム全体の負荷分散が可能となる。
図6は、本発明のプリントシステム構成を機能モジュール毎に示した構成図である。
601は入稿されたオーダーを管理するソフトウェアとしてのオーダーマネージャであり、後述する図7に示すような操作画面を持つ。前記WEBサーバ103や、DBサーバ104から収集した注文書から印刷情報を抽出し、原稿データファイルのパス名と合わせて、印刷に必要なオーダー情報ファイルを作成する。図14にオーダー情報ファイルに格納される内容の一例を示す。設定される夫々の値の意味は、一覧上に記載しているのでここでの説明は割愛する。
オーダーマネージャ601の操作画面には、当該オーダー情報を元にオーダーの概略状況を示すリスト表示画面と、オーダーの詳細情報をタグ表示画面が装備されており、オペレータは、この操作画面を見ながらオーダーの進捗具合を確認することができる。さらには、同じオーダー情報をWEBサーバ103にステータス変更のタイミングで随時アップロードすることで、WEBサーバ103で提供される図示しない処理状況コンテンツ画面にもHTMLを使って同様の情報をユーザに提供することができる。このオーダー情報は機密保持のため、印刷が完了し配送されるまでは保持されるが、配送後は消去される。
図7は、オーダーマネージャの操作画面である。上部のリスト画面には、オーダーを識別するためのID、担当者等の概略と処理ステータスが表示される。1つのオーダーを選択すると、下部のタブ画面を用いて、オーダー情報の詳細が表示される。表示される内容には、図14の印刷設定も含まれる。
図8は図6のワークフローエディタを例示した図である。
オペレータはオーダーマネージャ601で管理されているオーダー情報に従い、ワークフローの作成を行う。ここでいうワークフローとはオーダーに対する印刷処理の流れを指すもので、その作成とは印刷ワークフローを管理するソフトウェアであるワークフローマネージャ602で処理するワークフロー情報に相当するものである。図8の上段に配置されているアイコン部品(ブロック)はそれぞれが機能を有する印刷処理における工程やデバイスを示している。これらのアイコン部品は印刷センター毎に応じて適応的に表示されるものである。これらの工程を示したブロックをUI上で操作し、組み上げることにより、そのオーダーを実現するためのワークフローが生成されることになる。
図9は図6のワークフローマネージャ602を例示した図である。
オペレータは上記ワークフローエディタで作成したワークフローをワークフローマネージャ602に読み込ませ、そのワークフローの動作、進捗管理を行う。ワークフローマネージャ602上ではそのワークフローの進捗状況を可視的に表示を行う。オペレータはそのステータス情報に基づき、各工程毎決められた操作を行う。終了した工程はオペレータ自身によって、ステータスの変更が行われる。ただし、工程によっては、自動的にステータスの変更が行われる場合もある。例えば、オンラインの印刷デバイスにおいては、ジョブマネージャ603からの印刷終了通知により、ステータスの変更が行われる。
図10は図6のデバイススケジューラを例示した図である。
ワークフローマネージャ602のステータスが“デバイス予約”になった場合、オペレータはオーダー条件に適応するプリンタの利用スケジュール予約を行う。
大量印刷の業務を予定通りに行うためには共有利用するプリンタを効率的かつ計画的に稼動させなければならない。このため、オペレータはスケジュールシステムなどを用いて、競合利用の回避、計画運用を図る必要がある。図10における1000は複数台のプリンタのスケジュールを管理し、プリンタ毎のスケジュール状況を同時に表示することが可能なスケジュールシステム(デバイススケジューラ)の一例である。
オペレータは作業PC106からデバイススケジューラを起動し、図10に示すような画面において入力手段により任意のプリンタ1001を選択する。そして、入力手段により矩形の形態で利用期間1002を特定し予約(登録)を行う。
図11は図6のジョブマネージャを例示した図である。
ワークフローマネージャ602において印刷処理を行うステータスになった場合、オペレータは作業PC106からプリントコンポーネント606を起動する。
プリントコンポーネント606はオーダーマネージャ601のオーダー情報から登録されている印刷データ、印刷情報を取得し、それらのデータを作業PCへダウンロードする。オペレータは作業PC106において該当するオーダーの印刷データを選択し印刷を開始する。印刷が開始されると、印刷ジョブの管理を行うソフトウェアであるジョブマネージャ603がプリンタ111、112等と通信し、印刷ジョブの監視を行う。
図11における1101は逐次状態が変更する印刷ジョブの情報を表示するとともに、任意の印刷ジョブを制御することが可能なジョブマネージャ603の一例である。
オペレータは作業PCにジョブマネージャ603を表示し、図11に示すような画面において印刷データに付与されているドキュメント名、印刷ジョブのステータス(出力中、出力待ち、停止中など)、印刷ジョブが受け付けられた時間等の確認を行う。また、入力手段により任意のジョブの選択、ステータス変更等を行う。
図12及び図13は図6のデバイスマネージャ605を例示した図である。
各種印刷処理に用いるデバイスを管理するソフトウェアであるデバイスマネージャ605は各プリンタの設置情報(ネットワークアドレス、管理者)を管理する。そして、定期的にプリンタと通信を行いステータス(稼動状況、エラー/ワーニング発生状況)を取得、管理する。図12は各プリンタの設置情報を一覧表示するデバイスマネージャ605の一例である。
また、デバイスマネージャ605は定期的にプリンタと通信を行いプリンタの能力情報(単位時間当たりの処理速度、製本/ステイプル/パンチ等のフィニッシング機能)、消耗品情報(用紙/トナー/ステイプル針等)のデバイス情報を保持している。図13は任意のプリンタの消耗品情報(用紙)を表示するデバイスマネージャ605の一例である。
そして、デバイスマネージャ605はオーダーマネージャ601、ワークフローマネージャ602、ジョブマネージャ603からの要求に従い逐次デバイスの情報を通知する機能を有する。
また、ワークフローマネージャ602はオーダーマネージャ601からのステータス取得要求に従い、ステータスを返す。それにより、オーダーマネージャ(601)はそのオーダに対するステータスをオーダーマネージャ601上で表示することが可能となる。
図15は、多連設定を行ったプレビューの例である。多連印刷は、1枚のシート上に複数ページを配置して印刷することで、印刷のコストを下げることを目的としている。例えば、図15では、A4サイズ5ページの原稿を、A3サイズの原稿に2ページずつ印刷することで、A3サイズ3ページの印刷にしている。また、多連印刷の種類は「2連」、「4連」、「前半後半組み合わせ」の3つから選択でき、「2連」なら、同一原稿をシート上に2ページ配置する。「4連」なら、同一原稿をシート上に4ページ配置する。「前半後半組み合わせ」なら、ドキュメント内の異なる2ページを配置する。例えば、図15のような5ページの原稿に「前半後半組み合わせ」の設定で多連設定を行った場合は、一枚のシートに2ページずつ原稿が配置される。
また、追加としてプリンタ111と112は、印刷ジョブを通常に印刷中、もしくは多連印刷中に、追加印刷ジョブが送信されてきた場合、指示があれば、多連設定に切り替えて、追加印刷ジョブを多連設定で、印刷中の印刷ジョブと同時に印刷することが可能なプリンタであるとする。
次に前述した印刷システムにおける本発明の実施の形態を説明する。
本発明で解決するのは、優先順位が高い印刷ジョブの印刷中に、別の優先順位の高い印刷ジョブが投入された場合、最初の印刷ジョブを止めることなく、途中で投入された印刷ジョブを印刷させるための印刷処理である。ある印刷ジョブを印刷中に、他の印刷ジョブが投入された場合、図16のシーケンスに従って、割り込み判断がなされる。この場合に、後から投入された印刷ジョブが現在印刷中の印刷ジョブと同じ優先順位を持ち、かつ、優先順位が高いような場合、緊急で印刷する必要があるため、図17のシーケンスに従って、割り込みが行われる。これによって、印刷結果は、図18のようになり、最初の印刷ジョブを止めることなく、後から印刷されたジョブを印刷することができる。
図16は、印刷ジョブを印刷中に、他の印刷ジョブが投入された場合の優先順位による割り込み処理を行うシーケンスを示しており、以下にその基本的な処理の流れを説明する。
S1601で、現在印刷中の印刷ジョブの優先順位と後から投入された印刷ジョブの優先順位を比較する。
S1602で、後から投入された印刷ジョブの優先順位が高い場合の処理を行う。この場合、現在印刷中の印刷ジョブを止め、後から投入された印刷ジョブを割り込ませることになる。
S1603で、後から投入された印刷ジョブの優先順位が同じ場合の処理を行う。
S1604で、後から投入された印刷ジョブの優先順位が低い場合の処理を行う。この場合、印刷中のジョブに特に処理は行わず、通常の印刷の系どおり、印刷キューへ登録されることになる。
図17は、後から投入された印刷ジョブの優先順位が同じ場合の処理を行うシーケンスを示しており、以下にその基本的な処理の流れを説明する。
S1701で、多連設定による割り込みを行ったことがわかるように、色紙の挿入指示を行う。
S1702で、これから投入される印刷ジョブを多連設定で印刷するように印刷デバイスに指示を行う。
S1703で、多連設定で印刷する印刷ジョブを印刷デバイスへ送信する。
S1704で、多連設定による割り込みが終了したことがわかるように、色紙の挿入指示を行う。
図18は、実際に本提案を用いて、多連設定による割り込みを行った場合の印刷結果例である。1801は、印刷中の印刷ジョブが多連設定で印刷されていた場合の割り込み結果で、1802は、印刷中の印刷ジョブが通常の設定で印刷されていた場合の割り込み結果である。
また、本発明は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されることは云うまでもない。
本実施の印刷システムのシステム構成図である。 図1におけるクライアントコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 図2におけるRAMに、図4に示すFDからプログラムを展開したときのメモリマップである。 図2におけるFD内部のデータを表すメモリマップである。 図1における印刷システムの処理シーケンス図である。 図1における印刷システムのモジュール構成図である オーダーを管理するソフトウェアのインターフェィスを示した図である。 図6で示したワークフローを生成・編集するエディタのインターフェィスを示した図である。 図6で示したワークフローを管理するソフトウェアを示した図である。 図6で示したジョブを管理するソフトウェアを示した図である。 図6で示したジョブを管理するソフトウェアを示した図である。 図6で示した装置を管理するソフトウェアを示した図である。 図6で示した装置を管理するソフトウェアを示した図である。 オーダー情報ファイルの構成例を示した概略図である。 多連印刷の例である。 割り込み印刷のシーケンス図である。 同レベルの優先順位のジョブ割り込みシーケンス図である。 同レベル割り込みを行った場合の印刷例である。
符号の説明
101 PC
102 ノートPC
103 WEBサーバ
104 DBサーバ
105 サーバ
106 作業PC
111 モノクロプリンタ
112 カラープリンタ
121〜123 LAN
131〜132 インターネット/イントラネット
141 製本機(パンチャ)
142 製本機(くるみ製本)
151 クライアント
152 サーバ
601 オーダーマネージャ
602 ワークフローマネージャ
603 ジョブマネージャ
604 デバイススケジューラ
605 デバイスマネージャ
606 プリントコンポーネント

Claims (2)

  1. コンピュータと印刷装置がネットワークを介して互いに接続された印刷システムであって、インターネットを介してクライアント端末より製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定、および納品期日、配送先指定などのオーダー情報、入稿原稿を受け付けるウェブサーバと、受け取ったオーダーを逐次フロー処理する印刷サーバと、フローに沿った処理を実施する作業クライアントで構成された印刷システムにおいて、
    印刷ジョブと印刷デバイスの印刷スケジュールを管理する印刷スケジュール管理手段と、
    印刷ジョブの印刷状況を確認することができる印刷ジョブ状況確認手段と、
    印刷ジョブの優先順位を設定させることで印刷ジョブの優先順位つけを行う印刷ジョブ優先順位管理手段と、
    印刷中に他ジョブの印刷を多連印刷として同時に印刷することができる割り込み印刷手段と、
    を備えることを特徴とする印刷ジョブ管理システム。
  2. 前記印刷ジョブ管理システムにて、必要な部分のみを多連印刷にすることができることを特徴とする請求項1記載の印刷ジョブ管理システム。
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