JP2006123414A - 印刷処理システム及び仕上げ処理装置並びにそれらの制御方法 - Google Patents

印刷処理システム及び仕上げ処理装置並びにそれらの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 後処理装置が事前に指定されたジョブであっても、オペレータ自身の判断に基づいて任意に選択した後処理装置を用いて好適に実施させることにより、使用可能な状態の後処理装置を最大限に活用したオペレーションを好適に行うことができる印刷処理システム及び仕上げ処理装置並びにそれらの制御方法を提供する。
【解決手段】 印刷処理システムには、印刷された印刷媒体を出力するプリンタ111、112と、印刷媒体に後処理を行う後処理装置である製本機141、142と、サーバが備わる。サーバは、印刷媒体に実行する後処理の内容を特定するための特定情報が入力されると、印刷媒体に実行する後処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する装置から、対応する指示情報を選択する。そして、当該指示情報に基づいて印刷媒体の後処理を製本機141等に行わせる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、印刷処理システム及び仕上げ処理装置及びそれらの制御方法に関し、特に、情報処理装置、印刷装置、及び、フィニッシャ、製本機等の後処理装置等から構成される印刷処理システム及び仕上げ装置並びにそれらの制御方法に関する。
従来より、個人ユーザや企業等の顧客からの依頼により、印刷物を印刷・生成する印刷業者が存在する。このような印刷業者は、顧客から印刷用データ(例えば、原本)の提供と、印刷体裁、部数、納期等の指示を受けて印刷物を印刷・作成し、顧客に対して納入する業務を行っている。また、一般に、このような印刷業者は古くから知られているオフセット製版印刷機等の比較的大規模な印刷装置を用いて業務を行っている。
また、近年は、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置等が用いられることによる印刷処理の高速化、高画質化が図られている。これに伴い、短時間で印刷出力・納品が可能な「コピーサービス」、「プリンティングサービス」、「Print On Demand(POD)センター」等と称される商業印刷の業務形態も存在している。
尚、これらの印刷業者に対する印刷の依頼は、ユーザから上記サービスを提供する業者に対して、紙媒体や電子媒体(例えば、FD、MO、CD−ROM等)に記録した原稿と、当該原稿の印刷部数、製本方法、納品期日等を記載した印刷指示書(オーダー指示書)とを、郵送又は直接印刷業者(会社)に持ち込むことにより行われる。これは「入稿」といわれる。
また、インターネット又はイントラネットを介してオンラインで印刷を発注/受注できるシステムも実用化されている。例えば、富士ゼロックス社から販売されている「DotDoc.Web」では、ユーザが自社のコンピュータから印刷業者の提供するホームページにアクセスし、印刷依頼用のフォームに発注者情報(例えば、受け取り先等)、印刷体裁、部数等の必要事項を記入して、原稿ファイルとともに送信することで、当該原稿の印刷を発注することができる。
一方、印刷業者側では、ユーザからの依頼を受け付けると印刷指示書を作成し、印刷処理のスケジューリングを行う。そして、作成されたスケジュールに従って、作業コンピュータに接続されたプリンタにより印刷を行う。さらに、フィニッシング装置等で製本作業が行われ、作成された印刷物を顧客に納品して業務が完了する。
このような、ユーザから委託された印刷処理を実行する印刷業者においては、安定した品質で指定された納品期日に確実に間に合うように上述したような複数の工程を経て印刷を完了する必要がある。また、大規模な印刷センターでは、複数のオペレータが多種多様な印刷装置や作業コンピュータを用いて、並列的に多数の印刷依頼(オーダー)を処理する必要がある。そのため、人(オペレータ)や装置等の資源を可能な限り効率的に活用することを考える必要がある。
ここで、ネットワークに接続されたニアライン型のフィニッシング装置に対しては多様な処理が要求され、上流工程においては、各ジョブごとに、綴じ処理装置綴じ位置や、綴じ方法などの指定が行われる。印刷された用紙に対し、指定されたフィニッシング動作を行う必用がある。
例えば、オーダーに従って、プリントや綴じ処理等をどのプリンタ及びどのフィニッシング装置(フィニッシャ)で行うかについて予め工程を決めた上で、各工程に必用なデータや設定情報等を送り、プリンタで用紙上に画像を形成して出力した後に、当該用紙をフィニッシング装置で綴じるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1の実施例では、フィニッシングを行う際には、上流工程においてジョブチケットを処理単位に分割し、仕上げ装置にジョブチケットの仕上げジョブセグメントを送信することで、仕上げ装置の複雑な設定を自動で行い、セットした用紙を想定した通りのフィニッシング処理を行うことが記載されている。
特開2002−113971号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術を始めとする従来の技術では、各ジョブ毎にジョブを処理するという手順や処理に使用される装置を管理装置ですべて決定し、データを決められた工程に従って順次処理装置に渡すことで一連の処理を行う。従って、例えば、仕上げ装置における処理の際に、フィニッシャの空き具合、ジャム等のエラー状況、及びその他コンディション等に応じて、オペレータが自由にフィニッシャを選んでジョブ(紙)をセットして処理することができないという問題があった。
すなわち、オペレータが、その場の状況で一番都合の良いフィニッシャを用いて特定のジョブに対してフィニッシング処理をさせたいと場合であっても、フィニッシャの設定情報は、工程管理のソフトウェアで予め決められたフィニッシャに送付されてしまった。そのため、従来のシステムでは、オペレータがその場で判断してフィニッシャを自由に選択し、優先して処理したいジョブから処理をすることができないという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、後処理装置が事前に指定されたジョブであっても、オペレータ自身の判断に基づいて任意に選択した後処理装置を用いて好適に実施させることにより、使用可能な状態の後処理装置を最大限に活用したオペレーションを好適に行うことができる印刷処理システム及び仕上げ処理装置並びにその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体を仕上げ処理する仕上げ処理装置と、該仕上げ処理装置とネットワークを介して通信可能であり、前記仕上げ処理の指示内容を管理する情報管理装置とを備える印刷処理システムであって、
前記仕上げ処理装置は、
前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する前記情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求手段と、
前記要求手段による取得要求に応じて、前記情報管理装置で選択された指示情報を取得し、取得した該指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理手段とを備え、
前記情報管理装置は、
仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する保持手段と、
前記仕上げ処理装置から入力された前記取得要求に応じて、該取得要求に対応する指示情報を前記保持手段から選択する選択手段とを備える
ことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体を仕上げ処理する仕上げ処理装置と、該仕上げ処理装置とネットワークを介して通信可能であり、前記仕上げ処理の指示内容を管理する情報管理装置とを備える印刷処理システムの制御方法であって、
前記仕上げ処理装置に、
前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力工程と、
前記入力工程により入力された特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する前記情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求工程と、
前記要求工程による取得要求に応じて、前記情報管理装置で選択された指示情報を取得し、取得した該指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理工程とを実行させ、
前記情報管理装置に、
仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する保持工程と、
前記仕上げ処理装置から入力された前記取得要求に応じて、該取得要求に対応する指示情報を前記保持手段から選択する選択工程とを実行させる
ことを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明は、ネットワークに接続可能であり、印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理装置であって、
前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求手段と、
前記要求手段による取得要求に応じて、前記情報管理装置から指示情報を取得し、取得した前記指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理手段と、
を備えることを特徴とする。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明は、ネットワークに接続可能であり、印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理装置の制御方法であって、
前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力工程と、
前記入力工程により入力された前記特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求工程と、
前記要求工程による取得要求に応じて、前記情報管理装置から指示情報を取得し、取得した前記指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理工程と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、後処理装置が事前に指定されたジョブであっても、オペレータ自身の判断に基づいて任意に選択した後処理装置を用いて好適に実施させることにより、使用可能な状態の後処理装置を最大限に活用したオペレーションを好適に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る印刷処理システムの全体構成を示す図である。尚、以下で説明する印刷処理システム全体の環境は、本発明の一実施形態の説明を理解し易くするためのものであり、本発明の範囲はこれらの環境だけに限定されるものではない。
図1において、クライアント151は、例えば、一般のユーザであり、当該ユーザの自宅等でインターネット接続されたノートPC102や、社内イントラネットに接続された業務用のPC101がLAN131上に配置されていることを示している。
また、サーバ152は、ユーザに対して印刷依頼や原稿を入稿する入稿コンテンツを提供するWEBサーバ103や、入稿された印刷依頼を注文書(オーダー票)として格納したり、電子入稿された原稿を格納するDBサーバ104を配置したサーバを示している。ここで、WEBサーバとDBサーバとを1つの筐体に混在させることも可能であるが、本実施形態においては、便宜上、それらを別々の2つの筐体に分けて互いにLAN122を介して接続したものとして説明する。
印刷センター153は、サーバ152に対して複数存在することができ、その場合は印刷センター153に設置されている印刷装置の情報に基づいてサーバ152によって振り分けされる。印刷センター153は、サーバ152に蓄積されたオーダー票と原稿をDBサーバ104から定期的に収集する。また、それと共に印刷センター153には、印刷処理システム全体の処理を制御するサーバ105、サーバ105が提供する各種のサービスをユーザフレンドリーなGUIを使って操作する作業PC106、実際の出力先となるモノクロプリンタ111及びカラープリンタ112、ニアライン製本で使用される製本機141、142等がLAN123を介して接続して配置されている。もちろん、印刷センターの構成や環境は上記に限定されるものではない。
尚、図1に示す実施形態では、クライアント151とサーバ152間、またサーバ152と印刷センター153間は、インターネット/イントラネット131で互いにネットワーク接続されている。通常のシステムでは、クライアントとサーバ間はインターネット接続されることが多く、また、サーバと印刷センター間は専用回線を用いたイントラネット接続されることが多い。しかし、本実施形態ではこのような環境に限られることなく、印刷センター内にサーバが存在するような環境であっても適用可能である。
クライアント151のノートPC102及びPC101には、WEBサーバ103が提供する入稿コンテンツを閲覧するためのブラウザが搭載される。搭載されるブラウザとしては、例えば、MicroSoft社のInternetExplorerやNetScape社のNetScape等の汎用のブラウザを使用することができる。また、当該ブラウザは、入稿コンテンツを使用して原稿データをアップロードすることも可能である。
WEBサーバ103は、入稿コンテンツを提供するサーバである。当該入稿コンテンツには、例えば、製本等の印刷体裁、部数、用紙サイズ等の印刷設定や、納品期日、依頼者情報、配送先等を入力するエディットコントロール、原稿データをアップロードするファイル指定コントロールが含まれている。ここで、入力された依頼内容に応じた料金計算及び入力事項の確定処理等は、WEBサーバ103上で動作するサービスモジュールで実現されるが、これらは一般的なロジックであり、本発明には直接関係しないために説明は省略する。
また、WEBサーバ103は、確定した印刷依頼を注文書(ここには、印刷依頼内容と原稿データのファイル名が記入されている。)と、原稿データファイルをDBサーバ104に格納する。
DBサーバ104には、例えば、Oracle社のOracleDatabaseのような一般的なデータベースがインストールされており、後述するサーバ105からのデータ取得要求に応じて、所望の注文書と原稿データを送信することができる。尚、DBスキーマは、主として印刷センターマスタ(例えば、場所、連絡先等の情報と、デバイスマスタ、製本機マスタをメンバに持つ。)、デバイスマスタ(例えば、カラー/モノクロ、印刷枚数、オプション等のデバイス構成情報。)、製本機マスタ(例えば、パンチャ、くるみ製本機等の情報。)テーブルで構成されている。このテーブルを参照することで、印刷センター153に配置されるサーバ105は、自センターに割り当てられた注文を受け取ることができる。
サーバ105は、WEBサーバ103からの注文確定の通知を受け、DBサーバ104から注文書と原稿データファイルを収集する。それと共に、収集した注文書に従って、後述するオーダーマネージャ、ワークフローマネージャ、ジョブマネージャ、デバイスマネージャ、デバイススケジューラで構成される印刷処理システムが稼動する。
作業PC106は、サーバ105で提供される各種のサービスを使いやすい操作画面を使って制御するコンソールや、サーバ105に格納されている原稿データファイルを取り出し、所定のアプリケーションを起動し、印刷体裁を整えるともに、指定された印刷設定に基づいて印刷する作業用のコンピュータである。
モノクロプリンタ111及びカラープリンタ112は、印刷センター毎に設置構成が異なるものであってもよいが、一般的には、高速なモノクロプリンタと、高品位なカラープリンタの組み合わせで構成されることが多い。尚、これらのプリンタは、すべて、サーバ105のデバイススケジューラでスケジューリングされる。
製本機141は、上記プリンタより出力された用紙を製本するためのニアライン製本機であり、ステイプラ、パンチャ、くるみ製本機、或いはリング製本機として実現される。ニアライン製本機とは、ネットワークに直接接続できるネットワークインタフェースを備えて(もしくは装着可能)おり、後述するように、ジョブチケットを外部装置から受信することが可能となっている製本機のことである。これに対してオフライン製本機とは、ネットワーク等の通信経路につなぐことができず、操作部による操作にのみ応じて動作する製本機のことである。また、一般に、印刷装置に接続されるオプション型の製本装置は、インライン製本機と呼ばれる。このように、製本機には、本願発明のようなネットワークに直接接続可能なニアライン製本機、接続手段を備えていないオフライン製本機、印刷装置に接続し、自身はネットワークに接続されないインライン製本機が存在している。図1では、製本機141としてはリング製本機、製本機142としてはくるみ製本機を例に挙げて示しているが製本処理の内容については特に限定するものではない。これらのニアライン製本機は、上述した各ネットワークに接続することにより、状況ステータスを収集することが可能である。また、プリンタも同様に、印刷センターによって設置構成が異なる。
図2は、第1の実施形態に係る印刷処理システムのWEBサーバ103、DBサーバ104、サーバ105、及び作業クライアント106を実現するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。
図2において、CPU200は、HD(ハードディスク)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS或いはネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報やファイル等を一時的に格納する制御を行う。また、ROM201は、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。さらに、202はRAMであり、CPU200の主メモリ、及びワークエリア等として機能する。
さらにまた、203は外部記憶ドライブであり、メディア204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。204はメディアであり、本実施例で説明するプログラムおよび関連データを格納している。
また、図2において、205はHD(ハードディスク)であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、制御プログラム、及び関連プログラム等を格納している。さらに、206はキーボードであり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。207はディスプレイであり、キーボード206から入力されたコマンドや、プリンタの状態等を表示したりする。さらにまた、208はシステムバスであり、クライアントコンピュータ内のデータの流れを司るものである。さらにまた、209はネットワークインタフェース(以下、「I/F」と称す。)であり、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット等に接続するための通信インタフェースである。
図3は、第1の実施形態に係るプログラムがRAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す図である。本実施形態では、メディア204からプログラムや関連データを、直接RAM202にロードして実行させる例について示すが、これ以外にもメディア204から本発明に係るプログラムを動作させる度に、HD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、上記プログラムを記録するメディア204は、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD、ICメモリーカード等であっても良い。さらに、上記プログラムをROM201に記録しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。
図3に示すメモリマップにおいて、301は基本I/Oプログラムであり、本コンピュータの電源がONにされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれてOSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等を有しているプログラムである。また、302はOS、303は制御プログラム、304は関連データがそれぞれ展開される。さらに、305はCPU200が本プログラムを実行するワークエリアである。
一方、図4は、第1の実施形態におけるメディア204内部の格納データを表すメモリマップを示す図である。図4において、400はメディア204のデータ内容を示しており、401はデータの情報を示すボリューム情報、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明するプログラム、404はその関連データを示している。ここで、プログラム403は、以下で説明する本プログラムに基づく処理手順を説明するフローチャートに従ってプログラムコード化されたものである。
図5は、第1の実施形態における印刷処理システムにおける装置間の各種情報の流れを説明するためのシーケンス図である。クライアントから入力された注文内容が確定すると(ステップS501)、WEBサーバ103で注文書(オーダー票)が作成されて、DBサーバ104に格納(保存)される(ステップS502)。同様に、原稿データがアップロードされた場合は、原稿データをDBサーバ104に格納する。格納処理が完了すると、WEBサーバ103から印刷センターにあるサーバ105に対して、注文の受注通知が届く(ステップS503)。
これを受けて、サーバ105は、DBサーバ104から注文書を取得する(ステップS504)。原稿データがアップロードされている場合であれば、同様にDBサーバ104から原稿データファイルを取得する(ステップS505)。そして、サーバ105はこれらのデータの取得が完了すると、WEBサーバ103に対して受注情報取得の完了を通知する(ステップS506)。この一連の処理によって、サーバ152と印刷センター153が同期すると同時に、サーバ152では受注処理、印刷センター153では印刷処理を行い、システム全体の負荷分散が可能となる。
図6は、第1の実施形態に係る印刷処理システムの構成を機能モジュール毎に示した構成図である。図6において、601は入稿されたオーダーを管理するソフトウェアであるオーダーマネージャであり、後述する図7に示すような操作画面を持つ。オーダーマネージャ601は、WEBサーバ103やDBサーバ104から収集した注文書から印刷情報を抽出し、原稿データファイルのパス名と合わせて、印刷に必要なオーダー情報ファイルを作成する。図14は、オーダー情報ファイルの内容の構成例を示す概略図である。尚、図14には、設定される項目(値)の意味を、それぞれに対応して記載している。
図7は、オーダーを管理するソフトウェア(オーダーマネージャ601)の操作画面例を示す図である。オーダーマネージャ601の操作画面には、図7に示すように、当該オーダー情報を元にオーダーの概略状況を示すリスト表示画面701と、オーダーの詳細情報を詳細表示画面702が含まれている。そして、オペレータは、これらの操作画面を見ながら、オーダーの進捗具合を確認することができる。
また、同じオーダー情報をWEBサーバ103にステータス変更のタイミングで随時アップロードすることで、WEBサーバ103で提供される処理状況コンテンツ画面(不図示)にもHTMLを使って同様の情報をユーザに提供することができる。尚、このオーダー情報は機密保持の観点から、印刷が完了し配送されるまでは保持されるが、配送後は消去される。
また、図7に示すオーダーマネージャの操作画面は、一例としてMicrosoft社のWindows(登録商標)OSで動作するアプリケーションを用いた例を示しているが、これだけに限られず、HTMLベースのWEBコンテンツを用いてもよい。図7において、上部のリスト表示画面701には、オーダーを識別するためのオーダーID、担当者、処理ステータス等が表示される。そして、この中から任意のオーダーが選択された場合、下部の詳細表示画面702を用いて、オーダー情報の詳細が表示される。表示される内容には、図14に示す印刷設定も含まれる。
オペレータはオーダーマネージャ601で管理されているオーダー情報に従ってワークフローの作成を行う。ここでいう「ワークフロー」とは、オーダーに対する印刷処理の流れを指すものである。そして、「ワークフローの作成」とは、印刷ワークフローを管理するソフトウェアであるワークフローマネージャ602で処理するワークフロー情報を作成することに相当する。
図8は、図6で示すサーバ105においてワークフローを生成・編集するワークフローエディタ607のインタフェースの表示例を示す図である。図8の上段領域801に配置されているアイコン部品(ブロック)は、それぞれが機能を有する印刷処理における工程やデバイスを示している。これらのアイコン部品は印刷センター毎に適応的に表示される。そして、オペレータは、これらの工程を示したブロックをUI上で操作して組み上げることにより、そのオーダーを実現するためのワークフローが生成される。
図9は、図6で示すサーバ105においてワークフローを管理するソフトウェアであるワークフローマネージャ602のインタフェースの表示例を示す図である。オペレータは、上記ワークフローエディタ607で作成したワークフローをワークフローマネージャ602に読み込ませ、そのワークフローの動作、進捗管理を行う。
ワークフローマネージャ602上では、そのワークフローの進捗状況を可視的に表示を行う。そして、オペレータは、そのステータス情報に基づいて各工程毎に決められた操作を行う。また、終了した工程については、オペレータ自身によって、ステータスの変更が行われる。但し、工程によっては、自動的にステータスの変更が行われる場合もある。例えば、オンラインの印刷デバイスにおいては、ジョブマネージャ603からの印刷終了通知により、ステータスの変更が行われる。
ワークフローマネージャ602のステータスが「デバイス予約」になった場合、オペレータは、オーダー条件に適応するプリンタの利用スケジュール予約を行う。大量印刷の業務を予定通りに行うためには、共有利用するプリンタを効率的、かつ計画的に稼動させなければならない。このため、オペレータは、スケジュールシステム等を用いて、競合利用の回避や、計画運用を図る必要がある。図10は、複数台のプリンタのスケジュールを管理し、プリンタ毎のスケジュール状況を同時に表示することが可能なスケジュールシステムであるデバイススケジューラ1000の一例を示す図である。
オペレータは、作業PC106からデバイススケジューラを起動し、図10に示すような画面において、マウス等の入力部により任意のプリンタ1001を選択する。そして、オペレータは、キーボード等の入力部を用いて、例えば矩形形態で利用期間1002を特定して予約(登録)を行う。
ワークフローマネージャ602において印刷処理を行うステータスになった場合、オペレータは、作業PC106からプリントコンポーネント606を起動する。プリントコンポーネント606は、オーダーマネージャ601のオーダー情報から登録されている印刷データ及び印刷情報を取得し、それらのデータを作業PC106へダウンロードする。オペレータは、作業PC106において該当するオーダーの印刷データを選択し印刷を開始する。印刷が開始されると、印刷ジョブの管理を行うソフトウェアであるジョブマネージャ603がプリンタ111、112等と通信し、印刷ジョブの監視を行う。
図11は、図6で示すサーバ105においてジョブを管理するソフトウェアであるジョブマネージャ603のインタフェースの表示例を示す図である。図11における1101は、逐次状態が変更する印刷ジョブの情報を表示するとともに、任意の印刷ジョブを制御することが可能なジョブマネージャ603の画面表示例である。
オペレータは、作業PCにジョブマネージャ603を表示し、図11に示すような画面において印刷データに付与されているドキュメント名、印刷ジョブのステータス(例えば、出力中、出力待ち、停止中等。)、印刷ジョブが受け付けられた受付時間等の確認を行う。また、キーボード等の入力部により任意のジョブの選択、ステータス変更等を行う。
図12及び図13には、図6に示すデバイスマネージャ605によるインタフェースの表示例を示す。すなわち、図12は、各プリンタの設置情報を一覧表示するデバイスマネージャ605の一表示例を示す図である。各種印刷処理に用いるデバイスを管理するソフトウェアであるデバイスマネージャ605は、各プリンタの設置情報(例えば、ネットワークアドレス、管理者)を管理する。そして、定期的にプリンタと通信を行い、ステータス(稼動状況、エラー/警告(ワーニング)発生状況)等を取得し、管理する。
また、デバイスマネージャ605は、定期的にプリンタと通信を行い、プリンタの能力情報(例えば、単位時間当たりの処理速度、製本/ステイプル/パンチ等のフィニッシング機能等。)、消耗品情報(例えば、用紙/トナー/ステイプル針等。)のデバイス情報を保持する。すなわち、図13は、任意のプリンタの消耗品情報(用紙)を表示するデバイスマネージャ605の一表示例を示す図である。
そして、デバイスマネージャ605は、オーダーマネージャ601、ワークフローマネージャ602、及びジョブマネージャ603からの要求に従って、逐次デバイスの情報を通知する機能を有する。また、ワークフローマネージャ602は、オーダーマネージャ601からのステータス取得要求に従って、ステータスを返す。それにより、オーダーマネージャ601は、そのオーダに対するステータスをオーダーマネージャ601上で表示することが可能となる。
図15は、製本機本体1502とフィニッシング装置とを備えた図1に示す製本機141(本発明の仕上げ処理装置に相当する。)の構成を示す図である。図15において、1501は排紙トレイ、1503は給紙トレイであり、フィニッシング装置で処理を行うための用紙をセットする。ここで、入力用の給紙トレイ1503は、バーコードリーダー等の情報読取装置を備えており、ジョブとして出力された用紙に添付されたジョブチケット上のバーコード等を読み取り、それによりジョブを特定することが可能である。また、図15に示すように、フィニッシング装置にLAN1504が接続されている。また本実施例の製本機141は、簡易な操作部1505を備えており、後述するジョブチケットを特定するための番号の入力を操作者が行えるよう構成されている。
図16は、図6に示すジョブマネージャ603により出力されるジョブチケットの一例を示す図である。図16において、ジョブチケット1601は、シート状にプリントされた、ジョブに関する可視情報と、後処理装置である製本機141等で読み取ることでジョブまたはそのジョブに対応するジョブチケットの特定を行うことが可能な情報が、バーコード1602としてプリントされている。このジョブチケット1601は、ジョブマネージャ603の指示により出力されたものである。また、ジョブチケット1601は、仕上げ処理が必要な印刷済みの用紙と対応しており、このジョブチケット1601によりジョブを特定することで、ジョブに対して指定された仕上げ処理の詳細な指定や、ジョブに関する情報などを、後処理装置(本発明の仕上げ処理装置)からの要求に応じて、後処理装置がジョブマネージャ603から取得することが可能である。
図17は、後処理装置であるリング製本機141を用いた仕上げ処理をコントロールする手順を説明するフローチャートである。当該フローチャートは、リング製本機141内に内蔵されたCPUの処理の手順を記載したものである。
まず、仕上げ処理装置であるリング製本機141は、バーコードリーダー等の情報読取装置(例えば、バーコードスキャナ)を用いて、入力用の給紙トレイ1503にセットされている用紙を読み取り、読み取られた用紙上に、ジョブチケットがあるか否かを判定する(ステップS1701)。その結果、ジョブチケットがない場合(No)は、ジョブチケットが記録された用紙がセットされるか、操作部1505からジョブまたはジョブチケットを特定するための情報が入力されるか、または、操作部1505から直接ジョブチケット(後処理設定内容)がセットされるまで待つ。一方、ステップS1701で読み取った用紙上にジョブチケットがあると判断された場合(Yes)は、ステップS1702に処理を移す。
ステップS1702ではジョブチケットのバーコードを読み取り、そこに記述されたジョブを特定する情報を読み込む。次に、リング製本機141は、当該ジョブを特定する情報または当該ジョブに対応する後処理用のジョブチケットを特定する情報を含むジョブチケットの取得要求をネットワークを通じてジョブマネージャ603に送付(送信)し、その取得要求に応じて、ジョブマネージャ603から当該ジョブを処理するために必要とされる後処理用の情報(例えば、綴じ方向、リング製本する際のリングのピッチ情報、穴数等の情報)を含む後処理用ジョブチケットを取得する(ステップS1703)。尚、ジョブマネージャ603を備える装置のIPアドレスは、仕上げ処理装置(リング製本機141)に予め登録されているものとするが、用紙から読み取られたジョブチケットにジョブマネージャ603を備える装置を特定するための位置情報(IPアドレス)が記載されており、それを読み込むことでジョブマネージャ603を特定してもよい。
次に、仕上げ処理装置であるリング製本機141は、取得した仕上げ処理の指示情報(ジョブチケット)が、処理可能なものであるか否かを判定する(ステップS1704)。例えば、リング製本機141のように、リング綴じの機能しかない製本機の場合、グルーバインド(glue bind:のりづけ製本)の指示情報を受け取っても、実際に用紙をグルーバインドすることはできない。そこで、処理不可能であると判定された場合(No)は、仕上げ処理装置は、ジョブチケットの指示を処理できる機能がない旨を、操作部1505を用いてユーザに対して警告表示したり、警告音等を発する(ステップS1707)。そして、仕上げ処理装置は、ジョブマネージャ603にも同様に、取得したジョブチケットの指示を処理できない旨の情報と、ジョブを後処理するために取得した詳細情報をネットワークを介して返却し(ステップS1708)、ステップS1701に制御を移す。
一方、ステップS1704で仕上げ処理が可能であると判定された場合(Yes)は、仕上げ処理装置は、仕上げ処理を行うための用紙がセットされたか否かを図示省略したセンターを用いて検知し(ステップS1705)、用紙がセットされたと検知すると(Yes)、ステップS1706の処理に移る。ステップS1706では、仕上げ処理装置は、ジョブマネージャ603から取得したジョブの仕上げ処理に関する詳細情報に従って、セットされた用紙にフィニッシング(例えば、リング製本)を行う。そして、ステップS1706でフィニッシング処理が終了した後、仕上げ処理装置は、ジョブマネージャ603に処理が終了した旨をネットワークを介して通知し、ステップS1701に戻る。
図18は、ジョブマネージャ603側でフィニッシング装置(フィニッシャ)からのジョブ特定情報の通知に対応するモジュールソフトの処理を説明するためのフローチャートである。
まず、ジョブマネージャ603は、仕上げ処理装置であるニアラインフィニッシャからジョブを特定する情報または当該ジョブに対応するジョブチケットを特定する情報(いずれの情報もジョブ特定情報と定義する)を含む取得要求を受信したかを判断する(ステップS1801)。そして、ジョブマネージャ603がジョブ特定情報を含む取得要求を受信した場合(Yes)、そのジョブ特定情報によりジョブマネージャ603が管理するジョブのうち、対応するジョブに対応するジョブチケットから要求もとのニアラインフィニッシャで実行するためのフィニッシングに関する詳細情報(後処理用ジョブチケット)を抽出する(ステップS1803)。次に、ジョブマネージャ603は、ジョブ特定情報を含む取得要求を送ってきたニアラインフィニッシャに対して後処理に関する詳細指示情報を送付し(ステップS1803)、その後ステップS1801に処理が戻る。
この際、ジョブマネージャ603は、自身が扱っている複数のジョブに1対1に対する複数のフィニッシングに関する詳細指示情報を保持することが可能である。そして、ジョブマネージャ603は、ジョブの生成された順序等に関係なく、フィニッシャから送られてきたジョブ特定情報に応じて、後処理を行うために必用な詳細情報を送付する。
図19は、ジョブマネージャ603におけるフィニッシングに関する詳細指示情報を保持する処理手順を説明するためのフローチャートである。すなわち、図19のフローチャートで示す処理により、ジョブマネージャ603内のモジュールで、印刷出力が完了したジョブに対してフィニッシングに関する後処理の詳細指示情報をスタックするための後処理指示情報の保持が行われる。
まず、ジョブマネージャ603は、管理しているジョブの各工程を確認することにより、印刷装置において印刷出力の工程が完了したジョブがあるか否かを確認する(ステップS1901)。その結果、印刷出力工程を完了したジョブがあると判定された場合(Yes)、ジョブマネージャ603は、印刷出力工程を完了したジョブに対するフィニッシングに関する詳細指定情報を、該ジョブの全体ジョブチケットから抽出する(ステップS1902)。次に、フィニッシングに関する詳細指示情報を含む後処理用ジョブチケットを、ジョブ特定情報(ジョブまたはジョブチケットを特定するための情報)とともに保存する(ステップS1903)。そして、ジョブまたはジョブチケットを特定可能な情報をバーコード化した印刷出力を得るための印刷データを生成し、生成されたジョブ特定用の印刷データを印刷出力工程を行った印刷装置に出力し(ステップS1904)、ステップS1901に戻る。
以上説明した実施形態では、ニアラインフィニッシャにジョブチケット情報を含む印刷用紙をセットすることで、当該ニアラインフィニッシャが印刷用紙からバーコードを読み取り、そこからジョブ特定情報を取得して、これに応じて後処理用のジョブチケットの取得要求をジョブマネージャに送付した。そして、ジョブマネージャから、ジョブを後処理するために必要な詳細情報を取得し、セットした後処理用の用紙に対して後処理指示情報に従ってフィニッシング動作を行うことが可能である。また、後処理指示情報にフィニッシャ自身の持つ機能以外のフィニッシング指定がある場合には、フィニッシャが警告表示等をした上で、ジョブマネージャに詳細指示情報を返却することが可能である。また、前述したように、ジョブまたはジョブチケットを特定するための情報は、印刷用紙からバーコードを読み取ることにより得られるだけでなく、操作部1505から操作者により入力されてもよい。
<その他の実施形態>
上述した実施形態では、指示に従ってフィニッシング可能かどうかの判断をフィニッシャで行うこととしているが、本発明の態様は上記実施形態に限定されることはない。例えば、ジョブマネージャ側で、ジョブ特定情報を送付してきたフィニッシャの機能と特定されたジョブに対するフィニッシングの詳細指示情報から、フィニッシングが実施可能かどうかを判断し、フィニッシャやジョブマネージャのユーザインタフェース上に警告表示をしたり、用紙がセットされた後でも、実際のフィニッシング動作の開始を禁止するような構成をしてもよい。
さらにまた、以上説明した後処理装置において、ジョブを特定するための装置としてはバーコードリーダを挙げたが、本発明の適用はこれだけに限定されるものではない。例えば、ジョブの特定するための手段として、ICタグチップを使用してもよい。さらにまた、ジョブチケット上の可視情報を、OCR等を用いて認識させることで、ジョブの特定してもよい。
さらにまた、上述した実施形態では、後処理指示情報に指示された後処理の機能のうち、少なくても1つ以上処理を実施できない場合に警告を表示して後処理を禁止する例を示した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることはなく、後処理可能か否かの判断は、例えばステイプル装置であればステイプル可能な綴じ枚数の能力に対してジョブを実施する用紙の枚数が処理能力を超えているか否かで、後処理が可能か不可能かを判断してもよい。
また、ステイプルやグルーバインド等を行う後処理装置の場合は、後処理が可能か否かを判断する判断方法として、ステイプルの針やグルーバインドの糊や表紙等の消耗剤が満たされているか否か、或いは、出力の用紙をすべて処理するのに十分な消耗品があるか否かによって、後処理の実行が可能かどうかを判断してもよい。
また、後処理が可能か否かを判断する判断方法として、出力するジョブの1部あたりの用紙の枚数、或いは用紙の厚みが後処理装置の処理能力を超えているか否かにより判断してもよい。
さらに、上述した実施形態では、後処理装置が単独でジョブを特定し、特定したジョブに対応した後処理に必要な指示ファイルを取得してセットした用紙を後処理行う例について説明した。しかし、本発明の適用は後処理装置が単独で利用されることだけに限定されることはなく、プリンタと後処理装置が連続的に処理可能な装置、例えば、一体化されている装置に応用してもよい。その場合の一例として、ジョブを特定した後に、そのジョブに対応した印刷データを選択して受け取り、印刷後に後処理を行うようにすることが可能である。
また、ジョブチケットを出力装置にセットするとジョブを特定し、ジョブで出力すべきデータとそのデータを出力した後の後処理の指示データとを要求し、それらを取得した後に、印刷及び指定モードでの後処理(例えば、ソート、ステイプル、パンチ、インサート等)を行うようにしてもよい。
或いは、ジョブチケットを出力装置にセットし、さらに処理したい表紙等をセットするとジョブを特定し、そのジョブで出力を行うデータとそのデータを出力した後の後処理の指示データを要求し、それらを取得した後に印刷及び指定モードでの後処理やインサート処理等を行うようにしてもよい。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態に係る印刷処理システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係る印刷処理システムのWEBサーバ103、DBサーバ104、サーバ105、及び作業クライアント106を実現するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るプログラムがRAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す図である。 第1の実施形態におけるメディア204内部の格納データを表すメモリマップを示す図である。 第1の実施形態における印刷処理システムにおける装置間の各種情報の流れを説明するためのシーケンス図である。 第1の実施形態に係る印刷処理システムの構成を機能モジュール毎に示した構成図である。 オーダーを管理するソフトウェア(オーダーマネージャ601)の操作画面例を示す図である。 図6で示すサーバ105においてワークフローを生成・編集するワークフローエディタ607のインタフェースの表示例を示す図である。 図6で示すサーバ105においてワークフローを管理するソフトウェアであるワークフローマネージャ602のインタフェースの表示例を示す図である。 複数台のプリンタのスケジュールを管理し、プリンタ毎のスケジュール状況を同時に表示することが可能なスケジュールシステムであるデバイススケジューラ1000の一例を示す図である。 図6で示すサーバ105においてジョブを管理するソフトウェアであるジョブマネージャ603のインタフェースの表示例を示す図である。 各プリンタの設置情報を一覧表示するデバイスマネージャ605の一表示例を示す図である。 任意のプリンタの消耗品情報(用紙)を表示するデバイスマネージャ605の一表示例を示す図である。 オーダー情報ファイルの内容の構成例を示す概略図である。 製本機本体1502とフィニッシング装置とを備えた図1に示す製本機141の構成を示す図である。 図6に示すジョブマネージャ603により出力されるジョブチケットの一例を示す図である。 後処理装置であるリング製本機141を用いた後処理をコントロールする手順を説明するフローチャートである。 ジョブマネージャ603側でフィニッシング装置からのジョブ特定情報の通知に対応するモジュールソフトの処理を説明するためのフローチャートである。 ジョブマネージャ603におけるフィニッシングに関する詳細指示情報を保持する処理手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
101 PC
102 ノートPC
103 WEBサーバ
104 DBサーバ
105 サーバ
106 作業PC
111 モノクロプリンタ
112 カラープリンタ
121〜123 LAN
131〜132 インターネット/イントラネット
141 製本機(パンチ機能あり)
142 製本機(パンチ機能なし)
151 クライアント
152 サーバ
601 オーダーマネージャ
602 ワークフローマネージャ
603 ジョブマネージャ
604 デバイススケジューラ
605 デバイスマネージャ
606 プリントコンポーネント

Claims (48)

  1. 印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体を仕上げ処理する仕上げ処理装置と、該仕上げ処理装置とネットワークを介して通信可能であり、前記仕上げ処理の指示内容を管理する情報管理装置とを備える印刷処理システムであって、
    前記仕上げ処理装置は、
    前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する前記情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求手段と、
    前記要求手段による取得要求に応じて、前記情報管理装置で選択された指示情報を取得し、取得した該指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理手段とを備え、
    前記情報管理装置は、
    仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する保持手段と、
    前記仕上げ処理装置から入力された前記取得要求に応じて、該取得要求に対応する指示情報を前記保持手段から選択する選択手段とを備える
    ことを特徴とする印刷処理システム。
  2. 前記仕上げ処理装置は、所定媒体上に形成されたバーコード情報を読み取って前記特定情報を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記入力手段が、前記抽出手段により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  3. 前記仕上げ処理装置は、
    前記仕上げ処理手段によって前記印刷媒体に対して前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理を実行できるか否かを判定する判定手段と、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、所定の警告を行う警告手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷処理システム。
  4. 前記仕上げ処理装置は、
    前記警告手段により警告を行う場合、前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の印刷処理システム。
  5. 前記情報管理装置は、
    前記選択手段により選択された前記指示情報の内容と、処理可能な仕上げ処理指示の内容とを比較する比較手段と、
    前記仕上げ処理手段による前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止手段とをさらに備え、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、前記警告手段による警告、又は、前記禁止手段による仕上げ処理の禁止の少なくともいずれかを実行することを特徴とする請求項3に記載の印刷処理システム。
  6. 前記仕上げ処理装置は、ICタグ内に記憶された情報を読み出して前記特定情報を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記入力手段が、前記抽出手段により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  7. 前記仕上げ処理装置は、所定媒体上に形成された可視情報を光学的に読み取って前記特定情報を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記入力手段が、前記抽出手段により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  8. 前記入力手段は、前記仕上げ処理装置が備える操作部を介したユーザの操作に応じて、前記特定情報を入力することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  9. 前記判定手段が、前記仕上げ処理手段に前記仕上げ処理の内容を実行するために必用な部材が供給されているか否か、或いは、該部材について、前記指示情報に基づく処理全体を実行するために必要な量が供給されているか否かによって判定することを特徴とする請求項3に記載の印刷処理システム。
  10. 前記判定手段は、前記仕上げ処理手段において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体数が、該仕上げ処理手段における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の印刷処理システム。
  11. 前記判定手段は、前記仕上げ処理手段において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体の厚さが、該仕上げ処理手段における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の印刷処理システム。
  12. 前記入力手段は、前記仕上げ処理装置が備える操作部を介したユーザの操作に応じて、仕上げ処理の内容を直接入力することが可能であり、
    前記入力手段により仕上げ処理の内容が直接入力された場合、前記仕上げ処理装置は、前記情報処理装置に取得要求を行うことなく、前記仕上げ処理手段による仕上げ処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理システム。
  13. 印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体を仕上げ処理する仕上げ処理装置と、該仕上げ処理装置とネットワークを介して通信可能であり、前記仕上げ処理の指示内容を管理する情報管理装置とを備える印刷処理システムの制御方法であって、
    前記仕上げ処理装置に、
    前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力された特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する前記情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求工程と、
    前記要求工程による取得要求に応じて、前記情報管理装置で選択された指示情報を取得し、取得した該指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理工程とを実行させ、
    前記情報管理装置に、
    仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する保持工程と、
    前記仕上げ処理装置から入力された前記取得要求に応じて、該取得要求に対応する指示情報を前記保持手段から選択する選択工程とを実行させる
    ことを特徴とする制御方法。
  14. 前記仕上げ処理装置に、所定媒体上に形成されたバーコード情報を読み取って前記特定情報を抽出する抽出工程をさらに実行させ、
    前記入力工程が、前記抽出工程により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記仕上げ処理装置に、
    前記仕上げ処理工程によって前記印刷媒体に対して前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理を実行できるか否かを判定する判定工程と、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、所定の警告を行う警告工程と
    をさらに実行させることを特徴とする請求項13又は14に記載の制御方法。
  16. 前記仕上げ処理装置に、
    前記警告工程により警告を行う場合、前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止工程をさらに実行させることを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  17. 前記情報管理装置に、
    前記選択工程により選択された前記指示情報の内容と、処理可能な仕上げ処理指示の内容とを比較する比較工程と、
    前記仕上げ処理工程による前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止工程とをさらに実行させ、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、前記警告工程による警告、又は、前記禁止工程による仕上げ処理の禁止の少なくともいずれかを実行させることを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  18. 前記仕上げ処理装置に、ICタグ内に記憶された情報を読み出して前記特定情報を抽出する抽出工程をさらに実行させ、
    前記入力工程が、前記抽出工程により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  19. 前記仕上げ処理装置に、所定媒体上に形成された可視情報を光学的に読み取って前記特定情報を抽出する抽出工程をさらに実行させ、
    前記入力工程が、前記抽出工程により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  20. 前記入力工程は、前記仕上げ処理装置が備える操作部を介したユーザの操作に応じて、前記特定情報を入力することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  21. 前記判定工程が、前記仕上げ処理工程に前記仕上げ処理の内容を実行するために必用な部材が供給されているか否か、或いは、該部材について、前記指示情報に基づく処理全体を実行するために必要な量が供給されているか否かによって判定することを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  22. 前記判定工程は、前記仕上げ処理工程において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体数が、該仕上げ処理手段における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  23. 前記判定工程は、前記仕上げ処理工程において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体の厚さが、該仕上げ処理工程における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  24. 前記入力工程は、前記仕上げ処理装置が備える操作部を介したユーザの操作に応じて、仕上げ処理の内容を直接入力することが可能であり、
    前記入力工程により仕上げ処理の内容が直接入力された場合、前記仕上げ処理装置は、前記情報処理装置に取得要求を行うことなく、前記仕上げ処理工程による仕上げ処理を実行することを特徴とする請求項13に記載の制御方法。
  25. ネットワークに接続可能であり、印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理装置であって、
    前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求手段と、
    前記要求手段による取得要求に応じて、前記情報管理装置から指示情報を取得し、取得した前記指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理手段と、
    を備えることを特徴とする仕上げ処理装置。
  26. 所定媒体上に形成されたバーコード情報を読み取って前記特定情報を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記入力手段が、前記抽出手段により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項25に記載の仕上げ処理装置。
  27. 前記仕上げ処理手段によって前記印刷媒体に対して前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理を実行できるか否かを判定する判定手段と、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、所定の警告を行う警告手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項25又は26に記載の仕上げ処理装置。
  28. 前記警告手段により警告を行う場合、前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止手段をさらに備えることを特徴とする請求項27に記載の仕上げ処理装置。
  29. 前記情報管理装置は、
    前記選択手段により選択された前記指示情報の内容と、処理可能な仕上げ処理指示の内容とを比較する比較手段と、
    前記仕上げ処理手段による前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止手段とをさらに備え、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、前記警告手段による警告、又は、前記禁止手段による仕上げ処理の禁止の少なくともいずれかを実行することを特徴とする請求項27に記載の仕上げ処理装置。
  30. ICタグ内に記憶された情報を読み出して前記特定情報を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記入力手段が、前記抽出手段により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項25に記載の仕上げ処理装置。
  31. 所定媒体上に形成された可視情報を光学的に読み取って前記特定情報を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記入力手段が、前記抽出手段により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項25に記載の仕上げ処理装置。
  32. 前記入力手段は、操作部を介したユーザの操作に応じて、前記特定情報を入力することを特徴とする請求項25に記載の仕上げ処理装置。
  33. 前記判定手段が、前記仕上げ処理手段に前記仕上げ処理の内容を実行するために必用な部材が供給されているか否か、或いは、該部材について、前記指示情報に基づく処理全体を実行するために必要な量が供給されているか否かによって判定することを特徴とする請求項27に記載の仕上げ処理装置。
  34. 前記判定手段は、前記仕上げ処理手段において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体数が、該仕上げ処理手段における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項27に記載の仕上げ処理装置。
  35. 前記判定手段は、前記仕上げ処理手段において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体の厚さが、該仕上げ処理手段における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項27に記載の仕上げ処理装置。
  36. 前記入力手段は、操作部を介したユーザの操作に応じて、仕上げ処理の内容を直接入力することが可能であり、
    前記入力手段により仕上げ処理の内容が直接入力された場合、前記情報処理装置に取得要求を行うことなく、前記仕上げ処理手段による仕上げ処理を実行することを特徴とする請求項25に記載の仕上げ処理装置。
  37. ネットワークに接続可能であり、印刷ジョブに基づいて印刷された印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理装置の制御方法であって、
    前記印刷媒体に実行する仕上げ処理の内容を特定するための特定情報を入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力された前記特定情報に基づいて、仕上げ処理の内容を指示するための複数の指示情報を保持する情報管理装置に対して、前記特定情報に対する指示情報を取得する取得要求を行う要求工程と、
    前記要求工程による取得要求に応じて、前記情報管理装置から指示情報を取得し、取得した前記指示情報に基づいて前記印刷媒体に対して仕上げ処理を行う仕上げ処理工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  38. 所定媒体上に形成されたバーコード情報を読み取って前記特定情報を抽出する抽出工程をさらに有し、
    前記入力工程が、前記抽出工程により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項37に記載の制御方法。
  39. 前記仕上げ処理工程によって前記印刷媒体に対して前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理を実行できるか否かを判定する判定工程と、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、所定の警告を行う警告工程と
    をさらに有することを特徴とする請求項37又は38に記載の制御方法。
  40. 前記警告工程により警告を行う場合、前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止工程をさらに有することを特徴とする請求項39に記載の制御方法。
  41. 前記情報管理装置に、
    前記選択手段により選択された前記指示情報の内容と、処理可能な仕上げ処理指示の内容とを比較する比較工程と、
    前記仕上げ処理工程による前記印刷媒体に対する仕上げ処理の実行を禁止する禁止工程とをさらに実行させ、
    前記指示情報に基づく内容で仕上げ処理が実行できない場合、前記警告工程による警告、又は、前記禁止工程による仕上げ処理の禁止の少なくともいずれかを実行することを特徴とする請求項39に記載の制御方法。
  42. ICタグ内に記憶された情報を読み出して前記特定情報を抽出する抽出工程をさらに有し、
    前記入力工程が、前記抽出工程により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項37に記載の制御方法。
  43. 所定媒体上に形成された可視情報を光学的に読み取って前記特定情報を抽出する抽出工程をさらに有し、
    前記入力工程が、前記抽出工程により抽出された前記特定情報を入力する
    ことを特徴とする請求項37に記載の制御方法。
  44. 前記入力工程は、操作部を介したユーザの操作に応じて、前記特定情報を入力することを特徴とする請求項37に記載の制御方法。
  45. 前記判定工程が、前記仕上げ処理工程に前記仕上げ処理の内容を実行するために必用な部材が供給されているか否か、或いは、該部材について、前記指示情報に基づく処理全体を実行するために必要な量が供給されているか否かによって判定することを特徴とする請求項39に記載の制御方法。
  46. 前記判定工程は、前記仕上げ処理工程において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体数が、該仕上げ処理手段における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項39に制御方法。
  47. 前記判定工程は、前記仕上げ処理工程において前記仕上げ処理の内容を実行するために必要な印刷媒体の厚さが、該仕上げ処理工程における綴じ能力を超えているか否かを判定することを特徴とする請求項39に記載の制御方法。
  48. 前記入力工程は、操作部を介したユーザの操作に応じて、仕上げ処理の内容を直接入力することが可能であり、
    前記入力工程により仕上げ処理の内容が直接入力された場合、前記情報処理装置に取得要求を行うことなく、前記仕上げ処理工程による仕上げ処理を実行することを特徴とする請求項37に記載の制御方法。
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