JP4498031B2 - 情報処理装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置および方法並びにプログラムに関し、より詳細には、ネットワークに接続された画像形成装置の画像形成を効率的に行う情報処理装置および方法並びにプログラムに関する。
従来から、個人ユーザや企業などの顧客の依頼により、印刷物を生成する商業印刷業者が存在している。こうした印刷業者は、顧客からの印刷用データ(あるいは原本)の提供とともに、印刷体裁、部数、または納期などの指示を受け付けて印刷物を作成し、顧客に納入する業務を行っている。
こうした印刷業者では古くから知られているオフセット製版印刷機などの大規模な装置を用いて業務を行っているが、昨今では、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化および高画質化に伴って、短時間で出力・納品が可能な「コピーサービス」、「プリンティングサービス」または「Print On Demand(POD)センタ」などと称されるような商業印刷の業態も現れ始めている。
これらの印刷業への印刷の依頼も、ユーザから業者に対して、紙のあるいは電子媒体(FD、MO、CD−ROMなど)に記録した原稿、および原稿の印刷部数や製本方法、納品期日などを記載した印刷指示書(オーダー指示書)を郵送または直接印刷会社に持ち込むこと(入稿)により行われる。
一方、インターネットまたはイントラネットを介してオンラインで印刷を受発注できるシステムも実用化されている。たとえば、富士ゼロックス社から販売されている「DotDoc.Web」では、ユーザは自社のコンピュータから業者の提供するホームページにアクセスし、印刷依頼用のフォームに発注者情報(受け取り先など)、印刷体裁や部数などの必要事項を記入して、原稿ファイルとともに送信することにより原稿の印刷を発注することができる。
印刷業者側ではユーザからの依頼があると印刷指示書を作成し、印刷処理のスケジューリングを行う。その後、作成されたスケジュールにしたがって、作業管理コンピュータに接続されたプリンタにより印刷や製本作業が行われ、作成された印刷物を顧客に納品して業務を終了する。
このようなユーザから委託された印刷処理を実行する印刷業者においては、安定した品質で指定された納品期日に確実に間に合うように印刷を完了する必要がある。また、大規模な印刷センタでは、複数のオペレータが多種多様な印刷装置や作業コンピュータを用いて、並列的に多数の印刷依頼(オーダー)を処理する必要がある。そのため、人(オペレータ)や装置などの資源を可能な限り効率的に活用することを考える必要がある。
より具体的な印刷業者の課題として、印刷装置と物理的につながっておらず、印刷された印刷物の後処理、例えば、糊付け製本(くるみ製本とも称す)、ステイプル製本、裁断(トリミング)などをもっぱら行う印刷処理装置(オフラインフィニッシャーなど、以降オフライン装置と呼ぶ)が処理を失敗したときのリカバリ印刷(再印刷)の問題が考えられる。
すなわち、オフライン装置での処理を装置の不具合やオペレータのミスなどにより失敗した場合、一般に失敗した分の印刷物をそのまま納品することはできない。また、こうした失敗分を予め想定して、納品に必要な部数よりも多めに印刷を行っておくことは、コストや時間の無駄が発生するので、印刷業者は基本的に実施しない。そのため、失敗した分については、改めて印刷処理を行う、いわゆるリカバリ処理が必要となる。
しかし、オフライン装置での処理は、まず印刷装置において所定の印刷物を作成し、それをオペレータがオフライン装置の前まで搬送し、作業を行っている。ここで、オペレータが後処理を失敗した場合は、オペレータが失敗した処理数(部数)をカウントした上で、その分の部数を印刷用の端末装置、例えば、コンピュータから印刷装置に印刷するよう指示する。
そして、印刷装置の前で印刷物を受け取り、再びオフライン装置まで搬送して処理を行うという非常に煩雑な手順を踏まなければならなかった。
また、PODセンタなどでは、複数の印刷装置を用いて複数の印刷処理を実行していることが多い。こうした場合には、印刷装置の予約状況などにより、再印刷指示した印刷物が実際にいつ印刷完了するか確定しないため効率が悪化し、センタで印刷処理を行う利点が損なわれることとなる。
このように、従来のオフライン処理を含む印刷処理のリカバリの処理には無駄な時間がかり、PODセンタなどにおける印刷業務の生産性向上、コスト削減を妨げている。こうした課題を解決するため、「オフライン処理で製本不良といった障害が発生した場合にも、再度印刷を最初からやる必要がなく、読み込み時に記録したジョブを呼び出すことで効率的に印刷を行うシステム」(例えば、特許文献1参照)や、「オフライン装置で失敗が発生したことを検知して、印刷処理管理サーバがリカバリ用データを印刷装置に送信するシステム」などが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−198105号公報 米国特許第6,246,993号明細書
しかしながら、上述したこれらの従来の技術では、PODセンタなどにおける複数の印刷装置の構成や複数の印刷処理のスケジューリングを含む状態、リカバリ印刷を行う際のタイミング等が考慮されていないため、1つの印刷装置およびオフライン装置しか存在しないシステムにおいては問題ないが、複数の印刷装置を用いて複数の印刷処理を行う場合には効果的な処理を行えない。したがって、このような場合オペレータが各印刷処理およびリカバリ印刷の進捗状況を逐次確認しなければならないため、これがかえってオペレータの負担となっている。特に、特許文献2に記載のシステムでは、オフライン装置でエラーが発生するたびに、印刷処理管理サーバがリカバリ印刷を実行するため、オペレータはその都度、オフライン装置での処理を一時停止して、印刷装置にエラー分のシートを取得しに行く必要がある。また、印刷装置が別の印刷データの印刷処理を実行している場合のリカバリ印刷データの送信については何ら考慮されていないため、オペレータの生産性だけでなく、印刷装置の生産性をも低下させる可能性が高かった。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、複数の画像形成装置を想定した画像形成装置の管理を効率的に行って、オペレータの負荷を軽減することを可能にする情報処理装置および方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、印刷データに基づく印刷物のシート束に対する後処理を行うオフライン装置と通信可能に接続され、オフライン装置において発生したエラーにより必要となる印刷物を再印刷させるリカバリ印刷指示を発行可能な情報処理装置であって、オフライン装置で発生した後処理のエラー情報を取得するエラー取得手段と、エラー取得手段で取得したエラー情報を使ってリカバリ印刷を実行すべき印刷装置とエラーが発生した部数を特定する特定手段と、特定手段により特定された印刷装置とエラー部数に基づいて印刷装置において実行されるリカバリ印刷の印刷時間と、オフライン装置が行う印刷データに基づく印刷物に対する残りの後処理の時間とを比較する比較手段と、比較手段により印刷時間が後処理の時間よりも長いと判定された場合、オフライン装置が後処理を実行している間に印刷データのリカバリ印刷を印刷装置に対して指示する指示手段と を備えたことを特徴とする。
また、本発明の情報処理方法は、印刷データに基づく印刷物のシート束に対する後処理を行うオフライン装置と通信可能に接続された情報処理装置であって、オフライン装置において発生したエラーにより必要となる印刷物を再印刷させるリカバリ印刷指示を前記情報処理装置に発行させる情報処理方法であって、エラー取得手段が、オフライン装置で発生した後処理のエラー情報を取得するエラー取得ステップと、特定手段が、エラー取得ステップで取得したエラー情報を使ってリカバリ印刷を実行すべき印刷装置とエラーが発生した部数を特定する特定ステップと、比較手段が、特定ステップにおいて特定された印刷装置とエラー部数に基づいて印刷装置において実行されるリカバリ印刷の印刷時間と、オフライン装置が行う印刷データに基づく印刷物に対する残りの後処理の時間とを比較する比較ステップと、指示手段が、比較ステップにおいて印刷時間が後処理の時間よりも長いと判定された場合、オフライン装置が後処理を実行している間に印刷データのリカバリ印刷を印刷装置に対して指示する指示ステップとを備えたことを特徴する。
さらに、本願発明の情報処理方法は、シート束に対する後処理を行うオフライン装置と通信可能に接続され、印刷データの印刷指示を実行可能な情報処理装置を動作させるための情報処理方法であって、オフライン装置で実行しているオフラインジョブで発生したエラーに基づいて算出されたエラーを補うための再印刷部数を印刷するのに必要な時間と、オフラインジョブを終了するのに要する時間とに応じて、再印刷部数分の印刷を指示するか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、オフライン装置で処理に失敗した際のリカバリ印刷実行時に、最適なタイミングおよび最適なリカバリ印刷実行タイミングを決定することにより、印刷業者における印刷業務の生産性向上、コスト削減を図ることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る印刷システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における印刷システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
図1において、クライアント151は、一般ユーザでは例えば自宅においてインターネット接続しているノートPC102、企業では例えば社内イントラネットに接続された業務用PC101であることを示している。サーバ152は、ユーザに対して印刷依頼や原稿を入稿するための入稿コンテンツを提供するWEBサーバ103や、入稿された印刷依頼を注文書(オーダー票)として格納したり、電子入稿された原稿を格納したりしておくDBサーバ104を備えている。ここで、WEBサーバとDBサーバは1つのサーバに混在させることも可能であるが、本発明においては便宜上2つに分けて説明する。
印刷センタ153は、サーバ152に対して複数存在することができ、サーバ152には予め印刷センタに設置されている印刷装置の情報を通知されており、この情報を元にサーバ152において印刷依頼が振り分けされる。印刷センタ153には、サーバ152に蓄積されたオーダー票と原稿をDBサーバ104から定期的に収集すると共に、本発明の印刷システム自体が動作するサーバ105、サーバ105が提供する各種のサービスを受けて使いやすいGUIにより操作を行うことができる作業PC106、並びに実際の出力先となるモノクロプリンタ111、カラープリンタ112、およびオフライン製本で使われる製本機141などが配備されている。もちろん、印刷センタの構成や環境は上記に限定されるものではない。
本実施形態の例では、クライアントとサーバ、またはサーバと印刷センタとの間は、Internet/Intranet131でネットワーク接続されている。通常、クライアントとサーバとの間はInternet接続されることが多く、サーバと印刷センタとの間は専用回線を用いたIntranet接続されることが多いが、本発明はこうした環境に限らず、印刷センタ内にサーバが存在するような環境であっても適用可能である。
まず、クライアントのノートPC102、PC101には、WEBサーバが提供する入稿コンテンツを閲覧するためのブラウザが搭載される。ブラウザは、通常MicroSoft(登録商標)社製のInternetExplorerであるが、NetScape社製のNetScape等でもよく、本実施形態はブラウザの種類には影響を受けない。また、入稿コンテンツを使って原稿データはアップロードされる。
WEBサーバ103は、入稿コンテンツを提供するWEBサーバであり、入稿コンテンツには製本などの印刷体裁、部数、および用紙サイズなどの印刷設定、納品期日、依頼者情報、並びに配送先などを入力するエディットコントロール、原稿データをアップロードするファイル指定コントロールが装備されている。ここで、入力された依頼内容に応じた料金計算、および入力事項の確定処理などは、WEBサーバ103上で動作するサービスモジュールで実現されるが、これらの処理は本発明には直接関係しないため省略する。更に、WEBサーバ103では、確定した印刷依頼を注文書(ここには、印刷依頼内容および原稿データのファイル名が記入されている)と、原稿データファイルとをDBサーバ104に格納する。
DBサーバ104には、データベース管理ソフトウェアがインストールされているが、このようなソフトとしてはOracle社製のOracleDatabaseのような通常のソフトウェアを用いることができる。DBサーバ104は、後述するサーバ105からのデータ取得要求に応答して、要求された注文書と原稿データとを送信することができる。図示しないDBスキーマは、通常、主として印刷センタマスタ(場所、連絡先などの情報と、デバイスマスタ、製本機マスタをメンバに持つ)、デバイスマスタ(カラー/モノクロ、印刷枚数、オプションなどのデバイス構成情報)、製本機マスタ(パンチャ、くるみ製本機などの情報)テーブルで構成されている。このテーブルを参照することにより、印刷センタ153内のサーバ105は自センタに割り当てられた注文を受け取ることができる。
サーバ105は、前記WEBサーバからの注文確定の通知を受け、前記DBサーバから注文書と原稿データファイルを取得するとともに、取得した注文書に従って後述するオーダーマネージャ、ワークフローマネージャ、ジョブマネージャ、デバイスマネージャ、デバイススケジューラで構成される印刷システムが印刷等の処理を行う。
作業PC106は、使いやすい操作画面を使って工程の表示や指示等を行うためのコンピュータであり、オペレータはこれによりサーバ105が提供する各種のサービスを受けることができる。すなわち、GUIインタフェースを用いて、サーバ105に格納されている原稿データファイルを取り出し、所定のアプリケーションを起動し、印刷体裁を整えるともに指定された印刷設定に基づいて印刷の指示を出すことができる。
モノクロプリンタ111、カラープリンタ112は、印刷センタごとにその構成を変えることができるが、通常は例えば高速なモノクロプリンタと、高品位なカラープリンタとの組み合わせで構成されることが多い。これらは、すべてサーバ105のデバイススケジューラでスケジューリングされることになる。
製本機141は、プリンタが出力した用紙を製本するためのオフライン製本機であり、ステイプラ、パンチャ、くるみ製本機、またはリング製本機とすることができるが、これらをネットワークに接続することによって状況ステータスを取得することができる。ここで、状況ステータスとは、オフライン装置において行われた処理の履歴情報の一部であり、エラー情報も含まれる。また、エラーの原因、発生時の処理進捗(何部目かなど)といった情報を取得することもできるが、プリンタと同様に印刷センタによって設置構成が異なる。
図2は、WEBサーバ103、DBサーバ104、サーバ105、作業クライアント106などに用いられるコンピュータの概略構成を示すブロック図である。CPU200は、HD(ハードディスク)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSやネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM201には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データが記憶されている。202は、RAMであり、CPU200のメインメモリ、ワークエリア等として機能する。203は外部記憶ドライブであり、メディア204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。メディア204は、本実施例で説明するプログラムおよび関連データを格納しており、その格納されている内容を図4に示す。
HD205は、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を格納している。キーボード206は、ユーザがクライアントコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示する場合に用いられる。ディスプレイ207は、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示するものである。システムバス208は、クライアントコンピュータ内のデータの流れを司り、ネットワークインタフェース(以下、I/Fという)209は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはインターネットに接続するための通信インタフェースである。
図3は、本発明のプログラムがRAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示すものである。本実施形態では、メディア204からプログラム及び関連データを直接RAM202にロードして実行させるが、これ以外にもメディア204から本発明のプログラムを動作させる度に、HD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、本発明のプログラムを記録する媒体は、FD、CD−ROM、DVD、またはICメモリーカード等とすることができる。
更に、本発明のプログラムをROM201に記録しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。基本I/Oプログラム301は、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等を有しているプログラムが入っている領域である。OS302には、制御プログラム303、関連データ304がそれぞれ展開され、ワークエリア305は、CPU200が本プログラムを実行するエリアである。
図4において、メディア204のデータ内容400は、データの情報を示すボリューム情報401、ディレクトリ情報402、本実施形態で説明するプログラム403、およびその関連データ404を含む。プログラム403は、図7〜20に示される本プログラムのフローチャートに基づいてプログラムコード化されたものである。
図5は、本発明の情報の流れを示すシーケンス図である。クライアントPCから入力された注文内容が確定すると、WEBサーバ103で注文書が作成され、DBサーバ104に格納される。同様に、原稿データがアップロードされたならば、原稿データをDBサーバ104に格納する。格納処理が完了すると、WEBサーバ103から印刷センタにあるサーバ105に対して、注文の受注通知が届く。これを受けサーバ105は、DBサーバ104から注文書を取得する。原稿データがアップロードされている場合、同様にDBサーバ104から原稿データファイルを取得する。取得が完了すると、WEBサーバ103に対して、受注情報取得の完了を通知する。この一連の処理によって、サーバと印刷センタとの同期がとられる。これにより、サーバは主に受注処理を行い、印刷センタは主に印刷処理を行うことになり結果としてシステム全体の負荷分散が可能となる。
図6は、本発明のプリントシステムの構成を機能モジュール毎に示す図である。オーダーマネージャ601は、入稿されたオーダーを管理するソフトウェアであり、WEBサーバ103、またはDBサーバ104から取得した注文書から印刷情報を抽出し、原稿データファイルのパス名と合わせて、印刷に必要なオーダー情報ファイルを作成する。オーダーマネージャ601は、操作画面を持ち、オーダー情報を元にオーダーの概略状況をリスト表示したり、オーダーの詳細情報をタグ表示画面で表示したりすることができる。オペレータは、この操作画面を見ながらオーダーの進捗具合を確認することができる。さらに、同じオーダー情報をWEBサーバ103にステータス変更のタイミングで随時アップロードすることにより、WEBサーバ103で提供される図示しない処理状況コンテンツ画面にもHTMLを使って同様の情報をユーザに提供することができる。このオーダー情報は印刷が完了し配送されるまでは保持されるが、機密保持のため配送後は消去される。
図7は、図6のワークフローエディタの例を示す図である。オペレータはオーダーマネージャ601で管理されているオーダー情報に従ってワークフローの作成を行う。ここで、ワークフローとはオーダーに対する印刷処理の流れを指すものであり、その作成とは印刷ワークフローを管理するソフトウェアであるワークフローマネージャ602で処理するワークフロー情報を作成することに相当する。図8の上段に配置されているアイコン部品(ブロック)は、各々機能を有する印刷処理における工程やデバイスを示している。これらのアイコン部品は印刷センタ毎に適応的に表示されるものである。これらの工程を示したブロックをUI上で操作し、組み上げることにより、そのオーダーを実現するためのワークフローが生成されることになる。
図8は、図6のワークフローマネージャ602の例を示す図である。オペレータは、上記ワークフローエディタで作成したワークフローをワークフローマネージャ602に読み込ませてワークフローの動作および進捗管理を行う。ワークフローマネージャ602上ではそのワークフローの進捗状況を可視的に表示する。オペレータはそのステータス情報に基づき、工程毎に定められた操作を行う。終了した工程はオペレータ自身によって、ステータスの変更が行われる。
ただし、工程によっては、自動的にステータスの変更が行われる場合もある。例えば、オンラインの印刷デバイスにおいては、ジョブマネージャ603からの印刷終了通知によってステータスの変更が行われる。
図9は、図6のデバイススケジューラの例を示す図である。ワークフローマネージャ602のステータスが“デバイス予約”になった場合、オペレータはオーダー条件に適応するプリンタの利用スケジュール予約を行う。
大量印刷の業務を予定通りに行うためには共有で利用するプリンタを効率的かつ計画的に稼動させなければならない。このため、オペレータはスケジュールシステムなどを用いて、競合利用の回避し、計画運用を図る必要がある。図9におけるデバイススケジューラ900は、複数台のプリンタのスケジュールを管理し、プリンタ毎のスケジュール状況を同時に表示することが可能なスケジュールシステム(デバイススケジューラ)の一例である。
オペレータは、作業PC106からデバイススケジューラを起動し、図9に示すような画面において入力部から任意のプリンタ901を選択する。入力部において矩形の形態で示されるように利用期間902を特定して予約(登録)を行う。
図10は、図6のジョブマネージャの例を示す図である。ワークフローマネージャ602において印刷処理を行うステータスになった場合、オペレータは作業PC106からプリントコンポーネント606を起動する。
プリントコンポーネント606は、オーダーマネージャ601のオーダー情報から登録されている印刷データ、印刷情報を取得し、それらを印刷可能なデータに変換する。オペレータは作業PC106において、該当するオーダーの印刷データを選択し印刷を開始する。印刷が開始されると、印刷ジョブの管理を行うソフトウェアであるジョブマネージャ603がプリンタ111、112等と通信し、印刷情況を入手して印刷ジョブの監視を行う。
図10におけるジョブマネージャ1001は逐次、状態が変更する印刷ジョブの情報を表示するとともに、任意の印刷ジョブを制御することが可能なジョブマネージャの一例である。図10において、オペレータは作業PCにジョブマネージャ1001を表示させ、印刷データに付与されているドキュメント名、印刷ジョブのステータス(出力中、出力待ち、停止中など)、または印刷ジョブが受け付けられた時間等の確認を行う。また、入力部により任意のジョブの選択、またはステータス変更等を行うことができる。
図11及び図12は、本実施形態のデバイスマネージャ605の一例を示す図である。各種印刷処理に用いるデバイスを管理するソフトウェアであるデバイスマネージャ605は、各プリンタおよびオフライン製本機の設置情報(ネットワークアドレス、管理者など)を管理し、定期的にプリンタまたはオフライン製本機と通信を行ってステータス(稼動状況、エラー/ワーニング発生状況)を取得および管理する。図11は、各プリンタおよびオフライン製本機の設置情報を一覧表示するデバイスマネージャ605の一例である。
また、デバイスマネージャ605は定期的にプリンタと通信を行いプリンタの能力情報(単位時間当たりの処理速度、製本/ステイプル/パンチ等のフィニッシング機能)、および消耗品情報(用紙/トナー/ステイプル針等)のデバイス情報を保持している。図12は、任意のプリンタの消耗品情報(用紙)を表示するデバイスマネージャ605の一例である。
さらに、デバイスマネージャ605は、オーダーマネージャ601、ワークフローマネージャ602、またはジョブマネージャ603からの要求に従い逐次、デバイスの情報を通知する機能を有する。
また、ワークフローマネージャ602は、オーダーマネージャ601からのステータス取得要求に従ってステータスを返す。これにより、オーダーマネージャ601は、そのオーダーに対するステータスをオーダーマネージャ601上で表示することが可能となる。
図13は、本発明の実施形態のフローチャートを示す図である。ワークフローマネージャ602において、オフライン処理(例えば図8の「くるみ製本」)を行う状態になった場合、オペレータは印刷物を製本機まで搬送してくるみ製本作業に取り掛かる(ステップ1301)。一般に画像形成ジョブは、一連の画像を画像形成単位として複数部数の画像形成を含み、一連の画像の形成が行われた記録材ごとに後処理が行われる。本実施形態では、一連の画像の形成された記録材である印刷物が複数部数印刷され、後処理が行われるので、リカバリー処理もエラーが発生した部数分だけ一連の画像の形成された記録材である印刷物について行われる。
ステップ1302において、オフライン装置における処理でエラーが発生したかどうかが判断される。処理エラーが発生していないと判断された場合には、ステップ1303においてオフライン処理がすべて終了したかどうかを判断する。オフライン処理がすべて終了したと判断された場合、オフライン製本機141は処理が終了した旨をデバイスマネージャ605へ通知する(図示せず)。終了通知を受けたデバイスマネージャ605は、さらにワークフローマネージャ602へ終了通知を送信する。ワークフローマネージャ602は、オフライン処理の終了通知を受けて次の処理に移る。
ステップ1303において、オフライン処理がすべて終了していないと判断された場合、ステップ1301に戻りオフライン処理を続行する。ステップ1302において、処理エラーが発生したと判断された場合、ステップ1304において、オフライン製本機141は、処理エラーが発生した旨およびそれに関連する情報をデバイスマネージャ605に送信する。デバイスマネージャ605は、受信したエラー関連情報を直ちにワークフローマネージャ602へ送信する。
ワークフローマネージャ602は、処理エラーがオフライン製本機141から報告されるまで、ステップ1305において待機状態にあるが、ステップ1304においてオフライン製本機141から処理エラーが通知されると待機状態から抜ける。ステップ1304におけるエラー通知により、待機状態から抜けた場合、ステップ1306において、さらにワークフローマネージャ602がオフライン製本機141から処理エラーを受けるのは、この印刷ジョブにおいて初めてか否かが判定される。
本実施形態では、エラー関連情報の受信をトリガに、リカバリ印刷を開始するか否かの判定を行っているが、これに替えてジョブ発生から所定の期間をカウントするタイマを備えておき、このタイマによる割り込みをトリガとして、その時点におけるジョブの進行状態に基づきリカバリ印刷を行うか否かを判定するようなシステム構成をとることもできる。
さて、当該ジョブの製本作業において始めて処理エラーを受信したと判定された場合、ステップ1307において、ワークフローマネージャ602はオフライン製本機141で処理されている印刷物が、どの印刷装置で印刷されたかを探索し、特定する。続いて、ステップ1308において、特定された印刷装置で該当する印刷処理にどの程度時間を要したかを取得する。なお、ステップ1307およびステップ1308での処理を実行するため、ワークフローマネージャ602は、印刷ジョブがどの印刷装置で印刷されたか、印刷の処理時間、およびその後どのオフライン装置へ割り当てられたかなどの履歴情報を保持する。
履歴情報の一例を図14に示す。ステップ1307およびステップ1308において、オフライン処理中にエラーの発生した印刷物を再印刷する際に必要となる印刷時間(これがエラーリカバリ時の印刷予測時間になる)を取得した後、ステップ1309において、エラーリカバリ予測時間をワークフローマネージャ602の保持するリカバリ開始判定用テーブルに書込む。リカバリ開始判定用テーブルの一例を図15に示す。
ステップ1306において、初回または2回目以降の処理エラーを受信したと判定されたとしても、ステップ1310において、処理エラーに関する情報をリカバリ開始判定用テーブルに書込む。図16は、リカバリ開始判定用テーブルに情報を書き込む場合の一例である。
ステップ1311において、ワークフローマネージャ602は、リカバリ印刷を開始すべきかどうか判定する。この判定はワークフローマネージャ602の保持するリカバリ開始判定用テーブル(図16)の情報を用いて行われる。まず、現在のエラー回数(すなわち、再印刷すべき部数)と以前印刷を行った際の1回の印刷処理時間とに基づいて、エラーが発生した分の印刷物を再印刷するのにかかる時間を算出する。次に、現在実行中のオフライン処理における残りの処理分の数と該当オフライン処理の1部単位あたりの処理時間とに基づいて、オフライン処理の残り時間を算出する。なお、オフライン処理の1部単位あたりの処理時間も、オフライン装置から取得した情報に基づいて算出することが可能である。例えば、1部の処理が完了するごとにその旨の情報を通知することにより、10部の処理を実行するのに要した時間を10で割ることによって求めることができる。なお、1部単位あたりのオフライン処理時間については、オフライン装置で算出した値をワークフローマネージャ602に通知する形式でも、ワークフローマネージャ602で算出する形式でも構わない。
この後、エラー分全ての印刷時間とオフライン処理の残り時間を比較し、もしエラー分の印刷時間の方が長ければリカバリ印刷を開始すべきと判断し、逆に短ければリカバリ印刷を開始すべきでないと判断する。このリカバリ印刷開始の判定処理を模式的に図17に示す。なお、図17のWFMとはワークフローマネージャ602を指すものである。
エラー分の印刷時間の方が短い場合にリカバリ印刷を開始すべきでないのは、エラー発生タイミングで個別にリカバリ印刷を行うと、オペレータがその都度リカバリ印刷された印刷物を1部ごとに画像形成装置に取得しに行く必要があることと、その都度、1部単位の割り込み処理が画像形成装置に発生し、稼動効率が低下してしまうことなどによるものである。
また、オフライン処理の残り時間が多ければ、その間にまたエラーが発生する可能性も高まる。そこで、エラー分の印刷物の再印刷に要する印刷時間と、オペレータが実行するオフライン処理の残り時間を監視し、エラー分の印刷物の再印刷に要する印刷時間の方が長くなった時点または略同等となった時点でリカバリ印刷を実行すれば、残りのオフライン処理をオペレータが実行している間に、並行してリカバリ印刷が行われる。すなわち、オペレータが実行しているオフライン処理の終了タイミングと、リカバリ印刷の終了タイミングがほぼ同じとなる。
その後、オペレータはリカバリ印刷によって印刷された印刷物を取得し、その分のオフライン処理を実行すればよい。こうすれば、装置の稼動効率やオペレータの生産性をなるべく落とすことなく、また、オペレータがエラーした数のカウントや印刷タイミング、印刷装置を考慮して作業する必要もなくなる。
さて、ステップ1311において、ワークフローマネージャ602がリカバリ印刷を開始すべきでないと判断した場合、ステップ1305に戻り、再びオフライン製本機141からのエラー通知が来るまで待機する。ワークフローマネージャ602がリカバリ印刷を開始すべきと判断した場合、ステップ1312からステップ1314の処理を実行してリカバリ印刷を行う。
まず、ステップ1312において、リカバリ印刷を実行する印刷装置の選択を行う。ステップ1307で特定したオフライン処理中の印刷物をもと印刷した印刷装置でリカバリを行うこともできるが、対応する印刷装置が必ずしも空き状態とは限らないので、別の印刷装置でリカバリ印刷を行うこともできる。このリカバリ印刷装置選択処理は、前記デバイススケジューラ604を用いて、オペレータが手動で行っても構わないし、あるいはデバイスマネージャ605から取得した情報を元にサーバ105において自動的に決定することもできる。
印刷装置を選択する基準としては、もとの印刷装置と同等の機能を持っておりリカバリ印刷が可能かどうか(カラー・モノクロの違い、消耗品の有無、印刷設定の有効・無効など)、他の印刷処理を処理中かどうか、実行中の印刷処理の終了時刻、実行中の印刷処理に割り込みをかけることが可能かどうか、あるいは色味等を同品位で印刷可能かどうかなどをあげることができる。また、図18に示すように、現在印刷装置を選択中であることをワークフローマネージャ602のGUIで分かりやすくオペレータへ知らせても良い。
ステップ1312において、リカバリ印刷する印刷装置が決定した後ステップ1313において、ワークフローマネージャ602は、ジョブマネージャ603に対しリカバリ印刷要求の指示を出す。指示を受けたジョブマネージャ603は、ステップ1312において決定した印刷装置へ印刷要求をかける。この際、リカバリ印刷装置が前回印刷した装置と異なるときは、プリントコンポーネントを用いてもう一度印刷データを再生成する必要がある。装置が前回と同一の場合、印刷データはすでに生成されているものを用いることができる。また、図19に示すように、現在リカバリ印刷中であることをGUIで分かりやすくオペレータに知らせても良い。
ステップ1313において印刷要求を受けた印刷装置はステップ1314において、エラーが発生して再印刷が必要になった分の印刷処理を実行する。
以上の処理を実行してオフライン処理中に発生したエラーのリカバリ印刷が完了する。オフライン処理終了後、オペレータが作業PC106へ戻ると、図20に示すようなリカバリ印刷終了を知らせるダイアログが表示される。オペレータは、この指示に従ってリカバリ印刷処理を行った印刷装置へ赴き、印刷物を再びオフライン製本機141へと搬送して、再印刷された分に対するシートの束に対するオフライン処理を行う。
以上、作業PC106はデスクトップタイプのPCを想定して本実施形態を説明したが、リカバリ処理の終了、およびリカバリ処理装置の所在などを表示でき、ネットワークに接続することができる携帯端末のような装置を用いることもできる。
なお、本発明は、上記形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成されることは云うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施形態を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上記実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる記憶媒体に書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
また、本発明は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されることは云うまでもない。
本発明の一実施形態の印刷システムのシステム構成図である。 一実施形態のライアントコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態のRAMに、FDからプログラムを展開したときのメモリマップを示す図である。 本発明の一実施形態のFD内部のデータのメモリマップを示す図である。 本発明の一実施形態の印刷システムの処理シーケンス図である。 本発明の一実施形態の印刷システムのモジュール構成図である 本発明の一実施形態のワークフローを生成・編集するエディタのインターフェィスを示す図である。 本発明の一実施形態のワークフローを管理するソフトウェアを示す図である。 本発明の一実施形態のジョブを管理するソフトウェアを示す図である。 本発明の一実施形態のジョブを管理するソフトウェアを示す図である。 本発明の一実施形態の装置を管理するソフトウェアを示す図である。 本発明の一実施形態の装置を管理するソフトウェアを示す図である。 本発明の一実施形態の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の印刷処理履歴の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のリカバリ開始判定用の情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のリカバリ開始判定用の情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のリカバリ印刷装置選択基準の一例を示す図である。 本発明の一実施形態のリカバリ印刷装置選択中の表示例を示す図である。 本発明の一実施形態のリカバリ印刷中の表示例を示す図である。 本発明の一実施形態のリカバリ印刷終了の表示例を示す図である。
符号の説明
101 PC
102 ノートPC
103 WEBサーバ
104 DBサーバ
105 サーバ
106 作業PC
111 モノクロプリンタ
112 カラープリンタ
121〜123 LAN
131〜132 インターネット/イントラネット
141 製本機(パンチャ)
142 製本機(くるみ製本)
151 クライアント
152 サーバ
601 オーダーマネージャ
602 ワークフローマネージャ
603 ジョブマネージャ
604 デバイススケジューラ
605 デバイスマネージャ
606 プリントコンポーネント
900 デバイススケジューラ
901、902 デバイススケジューラの表示要素
1001 ジョブマネージャ

Claims (12)

  1. 印刷データに基づく印刷物のシート束に対する後処理を行うオフライン装置と通信可能に接続され、前記オフライン装置において発生したエラーにより必要となる印刷物を再印刷させるリカバリ印刷指示を発行可能な情報処理装置であって、
    前記オフライン装置で発生した後処理のエラー情報を取得するエラー取得手段と、
    前記エラー取得手段で取得したエラー情報を使って前記リカバリ印刷を実行すべき印刷装置とエラーが発生した部数を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された印刷装置とエラー部数に基づいて前記印刷装置において実行されるリカバリ印刷の印刷時間と、前記オフライン装置が行う前記印刷データに基づく印刷物に対する残りの後処理の時間とを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記印刷時間が前記後処理の時間よりも長いと判定された場合前記オフライン装置が後処理を実行している間に前記印刷データのリカバリ印刷を前記印刷装置に対して指示する指示手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記比較手段は、前記エラー情報を取得するごとに、リカバリ印刷の印刷時間と前記オフライン装置が行う前記印刷物に対する残りの後処理の時間とを比較することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定手段により特定された印刷装置が空き状態でない場合、前記特定された印刷装置と同等の機能を備える他の印刷装置を前記リカバリ印刷用の印刷装置として選択する選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記選択手段は、実行中の印刷処理に前記リカバリ印刷を割り込むことができる印刷装置を選択することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記リカバリ印刷を実行している印刷装置を識別可能な画面を表示する表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 印刷データに基づく印刷物のシート束に対する後処理を行うオフライン装置と通信可能に接続された情報処理装置であって、前記オフライン装置において発生したエラーにより必要となる印刷物を再印刷させるリカバリ印刷指示を前記情報処理装置に発行させる情報処理方法であって、
    エラー取得手段が、前記オフライン装置で発生した後処理のエラー情報を取得するエラー取得ステップと、
    特定手段が、前記エラー取得ステップで取得したエラー情報を使って前記リカバリ印刷を実行すべき印刷装置とエラーが発生した部数を特定する特定ステップと、
    比較手段が、前記特定ステップにおいて特定された印刷装置とエラー部数に基づいて前記印刷装置において実行されるリカバリ印刷の印刷時間と、前記オフライン装置が行う前記印刷データに基づく印刷物に対する残りの後処理の時間とを比較する比較ステップと、
    指示手段が、前記比較ステップにおいて前記印刷時間が前記後処理の時間よりも長いと判定された場合前記オフライン装置が後処理を実行している間に前記印刷データのリカバリ印刷を前記印刷装置に対して指示する指示ステップと
    を備えたことを特徴する情報処理方法。
  7. 前記比較ステップは、前記エラー情報を取得するごとに、リカバリ印刷の印刷時間と前記オフライン装置が行う前記印刷物に対する残りの後処理の時間とを比較することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 選択手段が、前記特定ステップにおいて特定された印刷装置が空き状態でない場合、前記特定された印刷装置と同等の機能を備える他の印刷装置を前記リカバリ印刷用の印刷装置として選択する選択ステップを更に備えることを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理方法。
  9. 前記選択ステップは、実行中の印刷処理に前記リカバリ印刷を割り込むことができる印刷装置を選択することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 表示制御手段が、前記リカバリ印刷を実行している印刷装置を識別可能な画面を表示する表示制御ステップを更に備えることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  11. コンピュータを用いて請求項乃至10のいずれかに記載の各ステップを実行させるためのプログラム。
  12. 請求項乃至10のいずれかに記載の各ステップを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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