JP2006209408A - 印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷オーダーを受け付けてスケジュールを管理するスケジューラにおいて、比較的小さい印刷ジョブの印刷オーダーが多数の場合であっても、効率のよい印刷スケジュールを組む。
【解決手段】 印刷オーダー中の各印刷ジョブの特性(ページ数、用紙サイズ、カラー/モノクロ、品位、納期など)を自動判別し、同一特性を持つ印刷ジョブで整列させ、デバイスのエンジンスピードを出せるように印刷ジョブを再編してスケジューリングを行う。
【選択図】 図9

Description

本発明は、印刷処理を実行する印刷システムに関する。
従来より、個人ユーザや企業などの顧客からの依頼により、印刷物を生成する商業印刷業者が存在している。こうした印刷業者では、顧客からの印刷用データ(原本)の提供と、印刷体裁や部数、納期などの指示を受けて印刷物を作成し、顧客に対して納入する業務を行っている。こうした印刷業者では古くから知られているオフセット製版印刷機などの大規模な装置を用いて業務を行っている。
また、昨今では、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、短時間で出力・納品が可能な「コピーサービス」「プリンティングサービス」「Print On Demand(POD)センター」などと称されるような商業印刷の業態も存在している。
これらの印刷業に対する印刷の依頼は、ユーザから上記サービスを提供する業者に対して、紙あるいは電子媒体(FD、MO、CD−ROMなど)に記録した原稿と、当該原稿の印刷部数や製本方法、納品期日などを記載した印刷指示書(オーダー指示書)とを郵送または直接印刷会社に持ち込むことにより行う(入稿)。
また、インターネットまたはイントラネットを介してオンラインで印刷を発注/受注できるシステムも実用化されている。たとえば、富士ゼロックス社から販売されている「DotDoc.Web」では、ユーザは自社のコンピュータから業者の提供するホームページにアクセスし、印刷依頼用のフォームに発注者情報(受け取り先など)、印刷体裁や部数などの必要事項を記入して、原稿ファイルとともに送信することで、当該原稿の印刷を発注することができる。印刷業者側ではユーザからの依頼を受け付けて印刷指示書を作成し、印刷処理のスケジューリングを行う。そして、作成されたスケジュールにしたがって、作業コンピュータに接続されたプリンタにより印刷や製本作業が行われ、作成された印刷物を顧客に納品して業務が完了する。
このような、ユーザから委託された印刷処理を実行する印刷業者においては、指定された納品期日に確実に間に合うように印刷を完了する必要がある。また、大規模な印刷センターでは、複数のオペレータが多種多様な印刷装置や作業コンピュータを用いて、並列的に多数の印刷依頼(オーダー)を処理する必要がある。そのため、人(オペレータ)や装置などの資源を可能な限り効率的に活用することを考える必要がある。
より具体的な印刷業者の課題として、複数のオペレータが印刷装置を共有する場合において、印刷装置を占有する時間が長くなればなるほど、後続するオーダーが遅延し、納期に間に合わないなどの信頼問題に発展する危険性がある。
こうした課題を解決するために、上記印刷業者においては、所謂プリントサーバのような印刷ジョブを印刷リストとして一元管理するシステムを構築することがある。オペレータが印刷装置の状況を判断して出力先を選択するのではなく、プリントサーバに一旦印刷ジョブを貯めておき、印刷装置の進行状況を逐次監視し印刷が終了した印刷装置から順次印刷ジョブを処理させることで印刷業務の効率化を図るシステムが提案されている。特許文献1参照。
特開2003−208285号
しかしながら、これらの取り組みは、印刷ジョブを如何に効率よく出力させるかではなく、印刷装置の空き時間を少なくすることで効率化を図っているだけであって、印刷ジョブを工夫することで、印刷装置の稼動効率を向上させるものではない。特に、複数部の印刷において、入稿された原稿ファイルによっては、印刷時に1部ずつの印刷ジョブに分けてしまうアプリケーションがある。印刷ジョブの数が多くなると、印刷データを受け取った印刷装置ではジョブ開始処理、終了処理がジョブの数(部数)だけ処理されることになり、オーバーヘッドが大きくなるという問題がある。
上述した課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
コンピュータと印刷装置がネットワークを介して互いに接続された印刷システムであって、インターネットを介してクライアント端末より指示された製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定を含んだオーダー情報と、原稿データから印刷物の作成を受け付けるサーバと、オーダー情報に従って印刷指示する作業PCで構成された印刷システムにおいて、前記印刷センターのサーバは、前記作業PCからの指示に従って、オーダー情報と原稿データを前記作業PCに送信するプリントコンポーネント手段と、前記作業PCから送信された印刷データファイルを受け取る共有フォルダを常時監視するHotフォルダ手段と、前記Hotフォルダに投入された1ジョブ複数部印刷時に分割された部単位の印刷データ、あるいは同一印刷属性をもつ印刷データを1つの印刷データに再構成し、印刷スピードを最適化することを特徴とするジョブマネージャ手段とを備え、前記作業PCは、アプリケーションによって、印刷ジョブが複数に分かれてしまう場合でも、オーダーIDと部番号(1〜NNN)を持つ印刷データファイルとして、自動的にファイル出力できるファイル出力ポート手段を備え、印刷データ自体を再構成し、印刷スピードを最適化することを特徴とする印刷システム。
本発明によると、部数に分割された印刷ジョブをある閾値に応じて1つのジョブに結合する、さらには別のジョブであっても印刷品位に影響しない範囲で、印刷属性が同じであれば印刷ジョブを結合することで、印刷装置のジョブ開始処理、終了処理を必要最小限に抑えることができるため、印刷装置を効率よく利用することができる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る印刷システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における印刷システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
図1において、クライアント151は、一般ユーザでは自宅でインターネット接続されたノートPC102や、社内イントラネットに接続された業務用PC101が配置されていることを示している。
サーバ152は、ユーザに対して印刷依頼や原稿を入稿する入稿コンテンツを提供するWEBサーバ103や、入稿された印刷依頼を注文書(オーダー票)として格納したり、電子入稿された原稿を格納しておくDBサーバ104を配備したサーバを示している。ここで、WEBサーバとDBサーバは1つの筐体に混在させることも可能であるが、本発明においては、便宜上2つの筐体に分けて説明する。
印刷センター153は、サーバ152に対して複数存在することができ、印刷センターに設置されている印刷装置の情報を元にサーバ152にて振り分けされる。印刷センター153では、サーバ152に蓄積されたオーダー票と原稿をDBサーバ104から定期的に収集すると共に、本発明の印刷システム自体が動作するサーバ105や、サーバ105が提供する各種のサービスを使いやすいGUIを使って操作する作業PC106や、実際の出力先となるモノクロプリンタ111、カラープリンタ112、更にはオフライン製本で使われる製本機141が配備されている。もちろん、印刷センターの構成や環境は上記に限定されるものではない。
本実施形態の例では、クライアントとサーバ、またサーバと印刷センター間は、Internet/Intranet131でネットワーク接続されている。通常、クライアントとサーバ間はInternet接続されることが多く、サーバと印刷センターは専用回線を用いたIntranet接続されることが多いが、本発明はこうした環境に限らず、印刷センター内にサーバが存在するような環境であっても適用可能なものである。
まず、クライアントのノートPC102、PC101には、WEBサーバが提供する入稿コンテンツを閲覧するためのブラウザが搭載される。一般的には、MicroSoft社製のInternetExplorerであるが、NetScape社製のNetScape等でもよい。また、当該入稿コンテンツを使って原稿データをアップロードすることが可能である。
WEBサーバ103は、前記入稿コンテンツを提供するWEBサーバであり、当該入稿コンテンツには、製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定、および納品期日、依頼者情報、配送先などを入力するエディットコントロール、原稿データをアップロードするファイル指定コントロールが装備されている。ここで、入力された依頼内容に応じた料金計算、および入力事項の確定処理などは、WEBサーバ103上で動作するサービスモジュールで実現されるが、一般的なロジックであり本発明では直接関係しないため割愛する。更に、WEBサーバ103では、確定した印刷依頼を注文書(ここには、印刷依頼内容と原稿データのファイル名が記入されている)と、原稿データファイルをDBサーバ104に格納する。
DBサーバ104には、Oracle社製のOracleDatabaseのような一般的なデータベースがインストールされており、後述するサーバ105からのデータ取得要求に応じて、所望の注文書と原稿データを送信することができる。図示しないDBスキーマは、主として印刷センターマスタ(場所、連絡先などの情報と、デバイスマスタ、製本機マスタをメンバに持つ)、デバイスマスタ(カラー/モノクロ、印刷枚数、オプションなどのデバイス構成情報)、製本機マスタ(パンチャ、くるみ製本機などの情報)テーブルで構成されている。このテーブルを参照することで、印刷センター153にあるサーバ105は自センターに割り当てられた注文を受け取ることができる。
サーバ105は、前記WEBサーバからの注文確定の通知を受け、前記DBサーバから注文書と原稿データファイルを収集するとともに、収集した注文書に従い、後述するオーダーマネージャ、ジョブマネージャ、プリントコンポーネントで構成される本発明の印刷システムが稼動する。詳細は後述するが、処理の進捗状況はオーダーマネージャを経由して、WEBサーバ103に通知され、図示しない処理状況確認コンテンツに反映される。ユーザは、この処理状況コンテンツを見て、自分だ注文した印刷物がどのような処理状況になっているか確認できる。
作業PC106は、前記サーバ105で提供される各種のサービスを使いやすい操作画面を使って制御するコンソールや、前記ジョブマネージャと連動するファイル出力ポートを備え、前記サーバ105に格納されている原稿データファイルを取り出し、所定のアプリケーションを起動し、印刷体裁を整えるともに、指定された印刷設定に基づいて印刷(本発明では印刷データはファイル出力される)する作業用のコンピュータである。
モノクロプリンタ111、カラープリンタ112は印刷センターによって、設置構成が異なるが、一般的には高速なモノクロプリンタと、高品位なカラープリンタの組み合わせで構成されることが多い。
製本機141は前記プリンタより出力された用紙を製本するためのオフライン製本機であり、ステープラ、パンチャ、くるみ製本機、リング製本機であったりする。ネットワークに接続することで、状況ステータスが収集可能である。また、プリンタと同様に印刷センターによって設置構成が異なる。
図2は、WEBサーバ103、DBサーバ104、サーバ105、作業クライアント106の概略構成を示すブロック図である。
CPU200は、HD(ハードディスク)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSやネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM201には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202はRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。203は外部記憶ドライブであり、メディア204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。204はメディアであり、本実施例で説明するプログラムおよび関連データを格納しており、その記憶されている内容の構成を以下、図4に示す。205はHDであり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を格納している。206はキーボードであり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。207はディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。208はシステムバスであり、クライアントコンピュータ内のデータの流れを司るものである。209はネットワークインターフェイス(以下、I/Fという)であり、ローカルエリアネットワーク(LAN)あるいは、インターネットに接続するための通信インターフェイスである。
図3は、本発明のプログラムがRAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを表すものである。
本実施例では、メディア204からプログラム及び関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、この以外にも、メディア204から本発明のプログラムを動作させる度に、HD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、本発明のプログラムを記録する媒体は、メディアはFD、CD−ROM、DVD、ICメモリーカード等であっても良い。更に、本発明のプログラムをROM201に記録しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。301は基本I/Oプログラムであり、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等を有しているプログラムが入っている領域である。302はOSであり、303には制御プログラム、304には関連データがそれぞれ展開され、305にはCPU200が本プログラムを実行するワークエリアがとられている。
図4において、400はメディア204のデータ内容であり、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施例で説明するプログラム、404はその関連データである。403のプログラムは、図10〜11に示される本プログラムのフローチャートに基づいてプログラムコード化されたものである。
図5は、本発明のプリントシステム構成を機能モジュール毎に示した構成図である。
501は入稿されたオーダーを管理するソフトウェアとしてのオーダーマネージャであり、後述する図7に示すような操作画面を持つ。前記WEBサーバ103や、DBサーバ104から収集した注文書から印刷情報を抽出し、原稿データファイルのパス名と合わせて、印刷に必要なオーダー情報ファイルを作成する。図8にオーダー情報ファイルに格納される内容の一例を示すが、設定される夫々の値の説明は割愛する。オペレータは、オーダーマネージャ501の操作画面を見ながらオーダーの進捗具合を確認することができる。さらには、同じオーダー情報をWEBサーバ103に適時アップロードすることで、WEBサーバ103で提供される図示しない処理状況コンテンツ画面にも同様の進捗情報をユーザに提供することができる。このオーダー情報は機密保持のため、印刷が完了し配送されるまでは保持されるが、配送後は消去されることは言うまでもない。502はジョブマネージャであり、後述する作業PC上にインストールされたファイル出力ポート503から送信されるPDL形式の印刷データ(以下、印刷ジョブファイルという)を受け取り、必要であれば、印刷ジョブファイルを結合した結合ジョブファイルを生成し、プリンタに印刷する。503はファイル出力ポートであり、一般的なFILE:ポートと同じであるが、ジョブに関連付いた出力ファイル名を自動生成することができる。これは作業PC上のプリントシステムの出力先ポートとして提供される。当該ファイル出力ポートを使って印刷すると、印刷データが全て印刷ジョブファイルとしてファイル保存され、前記ジョブマネージャ502に渡される。504はプリントコンポーネントであり、オーダーマネージャから指定されたオーダーの印刷情報、原稿ファイルを作業PCにダウンロードする。ダウンロードの方法は一般的なFTPプロトコルを使うか、ファイルコピーの手法をとることになる。
図6は、本発明の処理の流れを示したシーケンス図である。
注文が確定すると、オーダーマネージャ501にオーダー情報が蓄積される。オペレータは作業PCよりオーダーマネージャ501にアクセスし、自分が処理するオーダー情報を取得する。オーダー情報を取得する際には、プリントコンポーネント504を経由して印刷情報と、付随する原稿データがダウンロードされる。オペレータはダウンロードされた原稿データを元に、アプリケーションを起動し、必要であればレイアウトの変更など編集作業を施した後、印刷情報で指定された製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定にしたがって印刷を実行する。その際、出力先を本発明の特徴であるファイル出力ポート503に出力する。複数部印刷で1部単位に印刷ジョブを生成するようなアプリケーションの場合、1ジョブ毎にファイル名が自動生成され、印刷の完了と同時にまとめてジョブマネージャ502が監視する共有フォルダ(以下、Hotフォルダ)に送信される。ジョブマネージャ502はHotフォルダを監視(ファイル作成のイベント待ち)しており、印刷ジョブファイルが投入されたタイミングで結合処理を実行できる。ジョブマネージャ502では、投入された印刷ジョブファイルを1つの印刷ジョブファイルに結合し、プリンタに出力する。出力が完了すると、オーダーマネージャ501に完了を通知することで、1つの印刷処理が完結する。
図7は、オーダーマネージャの操作画面であり、当該オーダー情報を元にオーダーの進捗状況を示すリスト表示画面と、オーダーの詳細情報をタグ表示画面が装備されており、オペレータは、この操作画面を見ながらオーダーの進捗具合を確認することができる。Microsoft社製 Windows(登録商標)OSで動作するアプリの例であるが、HTMLベースのWEBコンテンツとしてもよい。本発明の説明では便宜上、Windows(登録商標)アプリの例を用いる。上部のリスト画面には、オーダーを識別するためのID、担当者等の概略と処理ステータスが表示される。1つのオーダーを選択すると、下部のタブ画面を用いて、オーダー情報の詳細が表示される。表示される内容には、図8の印刷設定なども含まれる。
図9は図5のジョブマネージャ502で提供するHotフォルダの概念図を示した図である。ジョブマネージャ502で提供するHotフォルダは、プリンタ毎に積み込まれている印刷ジョブファイルが一覧される。プリンタは機能の特徴が可視的(カラープリンタはカラーで、フィニッシング装置が装着されていれば装着されたように)に表現され、また、プリンタに関連付いた印刷ジョブファイルは、結合ジョブと単体ジョブで分かれて整列される。整列順は納期に応じて自動的に配置される。
図10は、図5のファイル出力ポートのフローチャートを示したものである。
ファイル出力ポートはシステムのプリントシステムの1つのモジュールとして追加され、アプリケーションからの出力先ポートの1つとなる。従って、該ファイル出力ポートの起動はプリントシステムからの印刷処理遷移に基づいて、印刷開始、印刷データの書き込み、印刷終了などの事象毎に呼び出されることになる。まず、印刷開始の事象ではステップS1001にて、印刷開始かどうかを判断する。判断の結果、印刷開始処理であれば、ステップS1002にて、印刷直前にプリントコンポーネントより取得したオーダー情報を取得する。取得したオーダー情報は、オーダー番号をファイル名とするオーダーファイル(.ODR)として保存される。オーダー情報には、オーダー番号、部数情報が格納されており、ステップS1003にて、オーダー番号+部番をファイル名とする一意な印刷ジョブファイル(.JOB)を作成する(新規作成)。次に、印刷データの書き込み事象では、ステップS1004にて、ファイル出力ポートへの書き込みかどうかを判断する。判断の結果、書き込みであれば、ステップS1005にて、印刷ジョブファイルに印刷データを書き込む(書き込み)。書き込まれる印刷データは図示しないプリンタドライバにて生成されたPDLとなる。次に、印刷終了の事象では、ステップS1006にて、印刷の終了かどうかを判別する。判断の結果、終了処理であれば、ステップS1007にて、印刷ジョブファイルをクローズし、印刷ジョブファイルの生成処理を完了する(終了)と同時に、部数カウントをデクリメントする。次に、ステップS1008にて、複数部印刷の最終部の印刷かどうかを判断する。判断には、ステップS1007でデクリメントした部数カウントで判断することになる。判断の結果、最終部であれば、ステップS1009にて、印刷ジョブファイルをジョブマネージャ502で指定されたHotフォルダ送信するためのファイル転送スレッドを起動する。ファイル転送スレッドは、共有フォルダにファイルコピーする処理と同様であり、上記処理で作成された印刷ジョブファイルとオーダーファイルを送信する事になる。その際、ジョブマネージャ502のHotフォルダにて最終ファイルの投入が確認できるように、オーダーファイルを後に送信する。(オーダーファイルがあれば、送信完了と判断)
これらの結果、ファイル出力ポートに出力された印刷データは、複数部であれば1部ずつ印刷ジョブファイルとして生成され、ジョブマネージャ502のHotフォルダに送信される。その後、ジョブマネージャ502のジョブ結合機能により、単一の印刷ジョブファイルに再構築されることになる。
図11は、図5のジョブマネージャのフローチャートを示したものである。
まず、ステップS1101にて、前記ファイル出力ポートによりHotフォルダに印刷ジョブファイルが投入されたかどうかをフォルダ監視し、すべての印刷ジョブファイルが投入されたかどうか印刷ジョブファイルと一緒に投入された前記オーダーファイルが存在するかどうかで確認する。次に、ステップS1102にて、印刷ジョブファイルに対応付いたオーダーファイルに格納された印刷情報(部数、印刷設定)を取得する。ステップS1103にて、複数部印刷かどうかを判断する。判断の結果、複数部印刷でなければ、ステップS1104にて、用紙サイズ、カラー/モノクロ、グレースケール、両面の印刷設定が同じかどうかを判断する。判断の結果、印刷設定が同じであれば、ステップS1105にて、1つの印刷ジョブファイルのページ数が出力先プリンタの印刷スピード(例えば、50枚/分)を越えるかどうか判断する。出力先プリンタの印字スピードは、オーダー情報の1つとして格納されており、印字スピード以下であれば結合した方が効率よいと判断できる。判断の結果、結合しない方が良いと判断したならば、ステップS1106にて、印刷ジョブファイルを直接印刷ポートに送信することでプリンタに出力する。ステップS1105、ステップS1103の判断の結果、結合した方が効率よいと判断したならば、ステップS1107にて、オーダーに関連付けられた印刷ジョブファイルの個数(結合するファイル数)をオーダーファイルから取得する。次に、ステップS1108にて、先頭のファイルを読み込む。ファイル名がオーダー名+部番号で構成されるため、先頭ファイルの判断は容易にできる。ステップS1109にて、読み込んだ印刷ジョブファイルの初めに格納されている印刷設定を記述したJL(JobLanguage)部分を抽出する。図12に印刷設定のJL例を示す。@PJLで始まるコマンドで各種印刷設定を定義する。抽出したデータは、作業メモリ上に展開されるテーブルデータ領域の指定されたプリンタ名のテーブルに格納される。テーブルデータは、出力先プリンタ別に準備され、同じプリンタに印刷される印刷ジョブデータファイルのみを結合するようになっている。次に、ステップS11010にて、JLに続く印刷データ本体(画像データ)となるPDLデータを抽出し、前記作業メモリ上のテーブルに追加する。ステップS1111にて、オーダーに関連付いた次の印刷ジョブファイルを読み込む。複数部印刷であれば、続く部番号を持つ印刷ジョブファイルであり、オーダーが違うときには結合対象となる印刷ジョブファイルとなる。次に、ステップS1112にて、結合される印刷ジョブファイルを全て読み込んだかどうかを判断する。判断の結果、継続する(正常に読み込めた)ならば、ステップS1113にて、JLに続く印刷データ本体(画像データ)となるPDLデータを抽出し、前記作業メモリ上のテーブルに追加する。ステップS1114にて、オーダー情報に格納された印刷設定が両面印刷であり、しかも奇数ページで終了しているかどうかを判断する。判断の結果、奇数で終わっていれば、ステップS1115にて、用紙サイズ毎に事前に準備された白紙ページPDLを前記作業メモリ上のテーブルに追加する。この結果、結合しても最終ページの両面裏面に次の両面表面が混載することを防止できる。次に、ステップS1112の判断の結果、すべての印刷ジョブファイルからPDLデータを抽出完了したならば、ステップS1116にて、結合ジョブファイルを新規作成する、結合ジョブファイルは、複数の印刷データが1つの印刷ジョブ中に複数存在できるようなネスト構造を持つJL(一般的にはISO10175 のDocumentPrintingApplicationが代表的)で記述されたPDL形式となる。この結合ジョブファイルの印刷設定部に、前記作業メモリ上のテーブルから印刷設定(JL部)を読み出して書き込み、ネスト構造内につづく印刷データ(PDL部)を順次結合ジョブファイルに追加して書き込む。ステップS1117にて、生成された結合ジョブファイルを、ステップS1106と同様に直接印刷ポートに送信することでプリンタに出力でする。
以上の処理で、複数部印刷でジョブが分割されるような原稿であっても、また、同様の印刷設定を持つ異なる原稿であっても、印刷データを結合することでアプリケーションの動作に拠らず、常に最適な印刷スピードで出力できる印刷データを再構成することができる。
なお、本発明は、上記形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成されることは云うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上記実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる記憶媒体に書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
また、本発明は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードがネットワークを介して配信されることにより、システム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納され、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、達成されることは云うまでもない。
本実施の印刷システムのシステム構成図である。 図1におけるクライアントコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 図2におけるRAMに、図4に示すFDからプログラムを展開したときのメモリマップである。 図2におけるFD内部のデータを表すメモリマップである。 図1における印刷システムのモジュール構成図である 図1における印刷システムの処理シーケンス図である。 オーダーを管理するソフトウェアのインターフェィスを示した図である。 オーダー情報ファイルの印刷設定例を示した概略図である。 図5で示したジョブマネージャのインターフェィスを示した図である。 図5で示したファイル出力ポートのフローチャートを示した図である。 図5で示したジョブマネージャのフローチャートを示した図である。 印刷ジョブ内に記述される印刷設定のJL例。
符号の説明
101 PC
102 ノートPC
103 WEBサーバ
104 DBサーバ
105 サーバ
106 作業PC
111 モノクロプリンタ
112 カラープリンタ
121〜123 LAN
131〜132 インターネット/イントラネット
141 製本機(パンチャ、くるみ製本、ステープラ、)
151 クライアント
152 サーバ
153 印刷センター
200 プログラム等が記録されている媒体の構成図
201 記録媒体上のボリューム情報領域
202 記録媒体上のディレクトリ情報領域
203 記録媒体上のプログラムの実行ファイル領域
204 記録媒体上のプログラムの関連データファイル領域
300 プログラムが動作するときのメモリマップ
301 メモリマップ上の基本I/Oプログラム
302 メモリマップ上のOS
303 メモリマップ上の本発明プログラム
304 メモリマップ上の本発明プログラム関連データ
305 メモリマップ上のワークエリア
400 メディアのメモリマップ
401 ボリューム情報
402 ディレクトリ情報
403 本プログラム
404 関連データ
501 オーダーマネージャ
502 ジョブマネージャ
503 ファイル出力ポート
504 プリントコンポーネント

Claims (3)

  1. コンピュータと印刷装置がネットワークを介して互いに接続された印刷システムであって、インターネットを介してクライアント端末より指示された製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定を含んだオーダー情報と、原稿データから印刷物の作成を受け付けるサーバと、オーダー情報に従って印刷指示する作業PCで構成された印刷システムにおいて、
    前記サーバは、前記作業PCからの指示に従って、オーダー情報と原稿データを前記作業PCに送信するプリントコンポーネント手段と、前記作業PCから送信された印刷データファイルを受け取る共有フォルダを常時監視するHotフォルダ手段と、前記Hotフォルダに投入された1ジョブ複数部印刷時に分割された部単位の印刷データ、あるいは同一印刷属性をもつ印刷データを1つの印刷データに再構成し、印刷スピードを最適化することを特徴とするジョブマネージャ手段とを備え、
    前記作業PCは、アプリケーションによって、印刷ジョブが複数に分かれてしまう場合でも、オーダーIDと部番号(1〜NNN)を持つ印刷データファイルとして、自動的にファイル出力できるファイル出力ポート手段を備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 前記請求項1において、サーバで動作する前記ジョブマネージャは、出力先プリンタ単位にジョブをスケジューリングすることが可能なスケジューリング機能を備えることを特徴する印刷システム。
  3. 前記請求項1において、サーバで動作する前記ジョブマネージャは、出力先プリンタの印刷スピードに応じて、ジョブを結合するか・しないかを判別できることを特徴する印刷システム。
JP2005019732A 2005-01-27 2005-01-27 印刷システム Withdrawn JP2006209408A (ja)

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