JP5493615B2 - 印刷システム、印刷装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷システム、印刷装置、プログラム、および記憶媒体に関する。
従来、ホスト装置に電気通信回線を介して複数の印刷装置が接続された印刷システムにおいて、印刷処理を行っていた印刷装置に印刷処理が不可能となる印刷エラーが生じた場合に、印刷処理の実行を他の印刷装置に切り替えるシステムが知られている(特許文献1
)。
特許文献1では、印刷エラーが生じると印刷処理の実行が他の印刷装置に切り替わってしまうが、もう少し時間があれば印刷エラーを解消できたような場合には、切り替わった他の印刷装置で印刷処理を行うよりも、当初の印刷装置で印刷処理を行った方が、印刷処理の完了が早かったり、ユーザにとって便利だったりすることもあった。
そこで、本発明は、印刷処理をより効率よく実行することが可能な印刷システム、印刷装置、プログラム、および記憶媒体を得ることを目的とする。
本発明にあっては、他の印刷装置と接続される印刷装置であって、当該印刷装置で、当該印刷装置に割り当てられた印刷ジョブの印刷処理の実行が不可能となる1以上の印刷エラーそれぞれと、該印刷エラーが発生した際に該印刷処理の印刷ジョブの割り当てを前記他の印刷装置に切り替えるまでの時間を関連付けて記憶する記憶手段と、当該印刷装置で印刷処理を実行している際、印刷エラーが生じたことを検出するエラー検出手段と、該印刷装置における消耗品の残量を検出する消耗状態検出手段と、前記記憶手段に前記エラー検出手段で検出された印刷エラーに関連付けて記憶されている時間及び前記記憶手段に前記エラー検出手段で検出された印刷エラーに関連付けて記憶されている時間より短い時間のうちいずれかを、前記消耗状態検出手段で検出された消耗品の残量に応じて、実行していた前記印刷処理の印刷ジョブの割り当てを前記他の印刷装置に切り替えるまでの時間として設定する設定手段と、前記エラー検出手段で印刷エラーが生じたことを検出してから経過した時間が、前記設定手段で設定された時間に達するまでに、当該印刷装置が実行していた前記印刷処理を実行可能な状態になったかを判定する判定手段と、前記判定手段で当該印刷装置が実行していた前記印刷処理を実行可能な状態とならなかったと判定したとき、前記エラー検出手段で検出されたエラーが生じた際に実行していた印刷処理の印刷ジョブの割り当てを前記他の印刷装置に切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、状況に応じて、印刷処理の実行が当初の印刷装置から他の印刷装置に切り替わる時間を変更することができる。よって、場合によっては、印刷エラーから復旧させた当初の印刷装置で印刷処理を行うことも可能となり、印刷処理をより効率よく実行することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる印刷システムの全体構成の一例を示す模式図である。 図2は、印刷システムの一部の構成の一例を示す模式図である。 図3は、印刷サーバの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、印刷装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、印刷装置の構成の一例を示すブロック図である。 図6は、印刷装置のCPUの一例を示すブロック図である。 図7は、印刷システムにおいて印刷処理を実行する手順の一例を示すシーケンス図である。 図8は、印刷装置において要求あるいは応答を受信した際の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、プロパティデータの一例を示す図である。 図10は、制限時間データの一例を示す図である。 図11は、時間帯に応じた制限時間の設定の一例を示す図である。 図12は、印刷システムにおいてジョブ割当を切り替える手順の一例を示すシーケンス図である。 図13は、印刷装置の状態遷移の一例を示す図である。 図14は、印刷装置において印刷エラーが生じたときの処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(印刷システムの構成) 図1に示すように、本実施形態にかかる印刷システム1は、複数の企業や事業所のイントラネット2,3、すなわちインターネット技術をベースにした社内ネットワークであるイントラネット2,3を、電気通信回線としてのインターネット網10を介して相互接続したエクストラネットとして構成されている。
例えばコンビニエンスストア本社のイントラネット2は、各種のサーバコンピュータ(以下、サーバと記す)4に電気通信回線としてのLAN(Local Area Network)等のネットワーク5を介してコンピュータやプリンタなどのクライアント6が複数台接続されたサーバクライアントシステムとして構成されている。このようなイントラネット2においては、インターネット網10と、WWW(World Wide Web)サーバなどの公開サーバ7を除く社内のネットワーク5との境界にファイアウォール8が設けられている。このファイアウォール8は、社内のネットワーク5とインターネット網10との間で出入りするパケットを監視し、決められたルールに従って、その通過を許可したり、阻止(廃棄)したりすることによって、社内のネットワーク5におけるセキュリティを確保している。
一方、例えばフランチャイズ店舗のイントラネット3も、各種のサーバ4にLAN等のネットワーク5を介してコンピュータやプリンタなどのクライアント6が複数台接続されたサーバクライアントシステムとして構成されている。このようなイントラネット3においても、インターネット網10と、公開サーバ7を除く社内のネットワーク5との境界にファイアウォール8が設けられている。
なお、イントラネット2,3間は、インターネット網10ではなく、専用の通信回線を介して接続するようにしても良い。また、ネットワーク5の少なくとも一部を無線通信方式(赤外線や電波等)で構成しても良い。また、光ファイバを用いたものであっても良い。
そして、図2に示すように、上述した印刷システム1では、例えばコンビニエンスストア本社のイントラネット2に含まれるサーバ4の一つであるホスト装置としての印刷サーバ11から、フランチャイズ店舗のイントラネット3に含まれるクライアント6の一つである印刷装置としてのプリンタ12に対して、販促資料等の印刷処理をダイレクトに実行することができる。なお、図2に示すように、イントラネット3は、同機能を有する複数のプリンタ12と、パーソナルコンピュータ13とを備えている。このイントラネット3には3台のプリンタ12が接続されており、最上位に位置するメインプリンタ12と下位に位置するサブプリンタ12とがネットワーク5を介して接続されている。
(印刷サーバの構成) 図3に示すように、印刷サーバ11は、この印刷サーバ11の動作制御を行うCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)14を備えている。このCPU14には、CPU14が起動時に実行するプログラムや必要なデータ等を記憶するROM(Read Only Memory)11aと、CPU14のワークエリア等を構成するRAM(Random Access Memory)11bとが、内部バス11cを介して接続されている。
さらに、CPU14には、キャラクタジェネレータ11d、時計回路11e、ネットワーク伝送制御部11f、磁気ディスク装置11g、CD−ROM装置11h、表示制御部11i、および入力制御部11jが、内部バス11cを介して接続されており、これら各要素間のデータのやりとりは、主としてこの内部バス11cを介して行われる。
キャラクタジェネレータ11dは、図形文字の表示データを発生する。また、時計回路11eは、現在日時情報を出力する。
ネットワーク伝送制御部11fは、ネットワークインタフェース11kおよびネットワーク5を介して、他のサーバ4やクライアント6との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行する。ネットワークインタフェース11kは、ネットワーク5やインターネット網10を介して他のイントラネット(ここでは、イントラネット3)のクライアント6の一つであるプリンタ12に接続され、そのプリンタ12へ印刷データ等を送信したり、プリンタ12から印刷処理状態等を受信したりする。
磁気ディスク装置11gは、OS(Operating System)、OS上で走る種々のアプリケーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、画像情報データなどの種々のデータを記憶する。本実施形態では、アプリケーションプログラムとして、印刷データ送信プログラム等が記憶されている。また、CD−ROM装置11hは、交換可能な記録媒体であるCD−ROM11mに記憶されているデータ(種々のアプリケーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、画像情報データ等の種々のデータ)を読み込む。
このような印刷サーバ11では、ユーザが電源を投入するとCPU14がROM11a内のローダ(プログラム)を起動させ、磁気ディスク装置11gからOSをRAM11bに読み込み、このOSを起動させる。起動したOSは、ユーザの操作に応じてアプリケーションプログラムを起動したり、情報を読み込んだり保存したりする。なお、記録媒体はCD−ROM11mに限るものではなく、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、CD−RW、DVD、半導体メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体であれば良い。この場合、CD−ROM装置11hを記憶媒体のデータを読み込み可能なものに変更することは言うまでもない。また、アプリケーションプログラムは、所定のOS上で動作するものに限らず、後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであってもよいし、所定のアプリケーションソフトやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであってもよい。
なお、一般的には、印刷サーバ11の磁気ディスク装置11gにインストールされるアプリケーションプログラムは、CD−ROM11mなどの記憶媒体に記録され、この記憶媒体に記録されたアプリケーションプログラムが磁気ディスク装置11gにインストールされる。このため、CD−ROM11m等の可搬性を有する記憶媒体も、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばネットワークインタフェース11kを介して外部から取り込まれ、磁気ディスク装置11gにインストールされても良い。
表示制御部11iは、CRTなどの表示装置11nを制御してCPU14から受け取った表示データに対応した文字や画像等を当該表示装置11nに表示させる。また、入力制御部11jは、キーボード装置11pでのキー操作に応じた入力信号や、マウスやポインティングデバイス等の画面指示装置11qの操作に応じた入力信号を取り込んで、CPU14に通知する。
印刷文書情報は、この印刷サーバ11で適宜なアプリケーションプログラムが起動され、当該アプリケーションプログラムによって作成されて磁気ディスク装置11gに保存されたり、CD−ROM11mに保存されているものがCD−ROM装置11hによって読み出されて、印刷サーバ11に取り込まれたり、ネットワーク5およびインターネット網10を介して電子メール等で受信した情報から再構築されて印刷サーバ11に取り込まれたりすることで、印刷サーバ11に保存される。
(プリンタの構成) 図4に示すように、プリンタ12は、このプリンタ12の各部の制御処理および画像形成処理などの各種制御処理を行うプリンタコントローラ(マザーボード)12aを備えている。このプリンタコントローラ12aには、オペレーションパネル12b、プリンタエンジン12c、および磁気ディスク装置12dが接続されている。
プリンタコントローラ12aは、その時設定されている制御モードおよび各イントラネット2,3の各種サーバ4(例えば、イントラネット2の印刷サーバ11)からの制御コードに従って、各イントラネット2,3の各種サーバ4(例えば、イントラネット2の印刷サーバ11)からの印刷データを描画データに変換してプリンタエンジン12cへ出力する制御機構の総称で、次のようなモジュールで構成される。すなわち、プリンタコントローラ12aは、制御の主体となるCPU15、RAM12e、このプリンタ12に固有な各種の情報を記憶するためのROM12f、電源のオン/オフに関わらずデータを保持できる不揮発性メモリであるNV−RAM12g、印刷の時に使用される数種の書体を保持しているメモリであるFont(フォント)ROM12h、エンジンインタフェース12i、オペレーションパネル12bを接続するパネルインタフェース12j、磁気ディスク装置12dを接続するディスクインタフェース12k、ネットワークインタフェース12mなどで構成されている。
オペレーションパネル12bは、プリンタ12のステイタス表示およびモード、印刷条件を変更することができるスイッチ部である。
プリンタエンジン12cは、電子写真プロセス方式によって画像を形成して記録用紙に記録出力させる。具体的には、プリンタコントローラ12aからの描画データと制御情報とに基づいて、感光体(図示せず)上に静電作像し、給紙部(図示せず)より転写紙を給紙して画像を形成する。
磁気ディスク装置12dは、種々の印刷文書情報を格納したり、それ以外の適宜な情報ファイル等を保存したりする。また、磁気ディスク装置12dには、OS(Operating System)、OS上で走る種々のアプリケーションプログラムが記憶されている。本実施形態においては、アプリケーションプログラムとして、印刷処理プログラムなどが記憶されている。
RAM12eは、CPU15のワーク領域、各イントラネット2,3の各種サーバ4からのデータ受信バッファ、および処理後のイメージ展開領域として使用される。
エンジンインタフェース12iは、プリンタコントローラ12aからプリンタエンジン12cへの制御信号や、プリンタエンジン12cからプリンタコントローラ12aへのステイタス信号等を送受信するインタフェースである。
ネットワークインタフェース12mは、ネットワーク5を介して各イントラネット2,3の各種サーバ4(例えば、印刷サーバ11)からプリンタ12への制御信号や、データ、プリンタ12からのステイタス信号等を送受信するインタフェースである。
このような構成のプリンタ12は、サーバ4などと同様に、ユーザが電源を投入すると、磁気ディスク装置12dからOSをRAM12eに読み込み、このOSを起動させる。起動したOSは、ユーザの操作に応じてアプリケーションプログラムを起動したり、情報を読み込んだり保存したりする。また、アプリケーションプログラムは、所定のOS上で動作するものに限らず、後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであってもよいし、所定のアプリケーションプログラムやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであってもよい。
なお、一般的には、プリンタ12の磁気ディスク装置12dにインストールされるアプリケーションプログラムは、CD−ROM(図示せず)などの記憶媒体に記録され、この記憶媒体に記録されたアプリケーションプログラムが磁気ディスク装置12dにインストールされる。このため、CD−ROM等の可搬性を有する記憶媒体も、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばネットワークインタフェース12mを介して外部から取り込まれ、磁気ディスク装置12dにインストールされても良い。
また、本実施形態では、アプリケーションプログラムやOS等を磁気ディスク装置12dに格納したが、これに替えて、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納しても良い。
そして、記憶部16としての磁気ディスク装置12dには、図5に示すように、連結情報テーブル17、ページ情報テーブル18、制限時間情報テーブル19等が形成されている。これら各テーブル17,18,19は、印刷処理ならびに印刷処理を実行するプリンタ12を変更する印刷代替処理(ジョブ割当の切替処理)で、使用される。連結情報テーブル17には、印刷代替処理を実行するために必要なプリンタ12の情報、例えば、代替処理を行うグループを構成するプリンタ12の数や、当該プリンタ12(メインプリンタ、サブプリンタ)のIPアドレスが記憶されている。また、ページ情報テーブル18には、印刷代替処理における印刷処理に関する情報、例えば、ジョブID、印刷完了ページ数、プリンタ数、プリンタのIPアドレス等が記憶されている。また、制限時間情報テーブル19には、印刷処理が不可能となる印刷エラーが生じてから印刷処理が可能となるまでの制限時間(プリンタ12を切り替える制限時間)等が記憶されている。本実施形態では、設定された制限時間内にプリンタ12が印刷可能な状態に復帰した場合には、そのプリンタ12で印刷処理が実行され、印刷エラーが生じてから制限時間を超えてもプリンタ12が復帰しなかった場合には、他のプリンタ12で印刷処理が行われる。なお、これらテーブルに記憶される情報の少なくとも一部は、RAM12eやNV−RAM12g等に記憶してもよい。
そして、本実施形態では、CPU15は、RAM12eに保持されたアプリケーションプログラムを実行することにより、図6に示すように、印刷処理部15a、通信処理部15b、ステイタス検出部15c、消耗状態検出部15d、時刻取得部15e、制限時間情報入手部15f、印刷エラー検出部15g、計時部15h、切替処理部15i、制限時間設定部30、ページ削除処理部15qとして動作する。制限時間情報入手部15fは、情報判定部15jおよび制限時間情報リードライト部15kを含み、切替処理部15iは、切替判定部15m、切替要求確認部15n、印刷抑制指令部15o、および印刷抑制解除指令部15pを含む。すなわち、プリンタコントローラ12a用のプログラムには、CPU15を、印刷処理部15a、通信処理部15b、ステイタス検出部15c、消耗状態検出部15d、時刻取得部15e、制限時間情報入手部15f、印刷エラー検出部15g、計時部15h、切替処理部15i、情報判定部15j、制限時間情報リードライト部15k、切替判定部15m、切替要求確認部15n、印刷抑制指令部15o、印刷抑制解除指令部15p、ページ削除処理部15q、および制限時間設定部30として動作させる各モジュールが含まれている。
印刷処理部15aは、印刷データおよび処理要求で構成される印刷ジョブにしたがって、プリンタエンジン12cを制御して、印刷処理を実行させる。
通信処理部15bは、CPU15の各部間およびCPU15内部と外部との間におけるデータ等の通信を司る。
ステイタス検出部15cは、プリンタ12内の各部に設けられた公知のセンサ等の検出結果に基づいて、プリンタ12内の各部(プリンタコントローラ12a、プリンタエンジン12c、用紙搬送機構、駆動機構等)の状態を検出して、プリンタ12がプリント可能な状態か否かを示すステイタス情報を生成する。ステイタス情報は、例えば、プリント可能な状態を「1」、プリント不可能な状態は「0」とすることができる。生成されたステイタス情報は、RAM12e等に保持される。
消耗状態検出部15dは、公知のセンサ等の検出結果に基づいてトナー等の消耗品の消耗状態(残量等)を検出して、消耗状態情報を生成する。消耗状態情報は、例えば、消耗品の残量が十分な通常状態か、残量が少ない状態かを示す情報とすることができ、あるいは、満量に対する残量の比率を示す数値とすることもできる。生成された消耗状態情報は、RAM12e等に保持される。
時刻取得部15eは、現在時刻を示す情報を取得する。取得された現在時刻は、時計合わせされた内蔵タイマから取得してもよいし、ネットワーク5やインターネット網10等を介して、外部の時刻サーバから取得してもよい。
制限時間情報入手部15fは、印刷処理が不可能となる印刷エラーが生じてから印刷処理が可能となるまでの制限時間(印刷処理の実行を自機で行える復帰までのタイムリミット)の情報を予め入手する。情報判定部15jは、印刷サーバ11やパーソナルコンピュータ13(図2参照)等の当該プリンタ12(自機)以外の外部装置から、制限時間が記録された制限時間データを受信したときに、当該制限時間データが当該プリンタ12用のデータであるか否か、あるいは当該制限時間データにしたがって制限時間情報テーブル19を更新するか否かを判定する。制限時間情報リードライト部15kは、外部装置から受信した制限時間データや、オペレーションパネル12bでの操作入力等によって入力された入力信号に基づいて、制限時間情報テーブル19の制限時間情報を更新したり、各部で処理を行うために制限時間情報テーブル19から制限時間情報を読み出したりする。
印刷エラー検出部15gは、プリンタ12内の各部に設けられた公知のセンサ等の検出結果に基づいて、印刷エラーを検出し、例えば、紙切れや紙詰まり等、発生した印刷エラーの種別(態様)を特定する。計時部15hは、印刷エラーが生じて計時を開始してから経過した時間を計測する。
切替処理部15iは、印刷ジョブを実行するジョブ割当(これを印刷権とも称する)を他のプリンタ12に切り替える処理(印刷代替処理)を行う。切替判定部15mは、設定された制限時間と、経過時間とを比較して、経過時間が制限時間に到達するかあるいは超えたときにプリンタ12が印刷可能な状態に回復していなかった場合に、ジョブ割当を他のプリンタ12に切り替える判定を行う。切替要求確認部15nは、切替要求の有無を確認する。切替要求があった場合、経過時間と設定時間との関係によらず、プリンタ12のジョブ割当を他のプリンタ12に切り替えられる。なお、切替要求は、印刷エラーが生じたときに、印刷サーバ11から送信されたり、予め送信されていたりする。切替要求があることを示す情報は、各プリンタ12の記憶部(RAM12e、NV−RAM12g、磁気ディスク装置12d等)に記憶される。印刷抑制指令部15oは、他のプリンタ(下位のプリンタ)12に対して、印刷の抑制を指令し、印刷抑制解除指令部15pは、他のプリンタ(下位のプリンタ)12に対して、印刷の抑制の解除を指令する。本実施形態では、印刷抑制および印刷抑制の解除によって、印刷ジョブを実行するジョブ割当(印刷権)の切り替えが行われる。各プリンタ12の記憶部(RAM12e、NV−RAM12g、磁気ディスク装置12d等)には、ジョブ割当(印刷権)を示す情報として、例えば、印刷抑制に関する情報(例えば、印刷抑制中:1、印刷抑制解除中:0)が、記憶される。
制限時間設定部30は、印刷エラーが生じたときに、当該印刷エラーが生じた時点での状況に応じて、制限時間を設定する。ページ削除処理部15qは、各プリンタ12が保持している印刷データ(印刷ジョブ)の同期処理を行う。印刷データの内容は、ページ情報テーブル18に記憶される。
(印刷システムの基本動作) 図7は、メインプリンタ12M、サブプリンタ12S1、サブプリンタ12S2の3台が接続されたイントラネット3についての適用例である。なお、メインプリンタ12M、サブプリンタ12S1、サブプリンタ12S2は便宜上設定されたものであって、これらのプリンタ12はいずれも同じ装置構成とすることができる。本実施形態では、上位ホストである印刷サーバ11から印刷データがネットワークを通じて最初に入力されるプリンタ12をメインプリンタ12Mと呼び、メインプリンタ12Mよりも下位に位置するプリンタ12をサブプリンタ12S1,12S2と呼ぶ。
また、メインプリンタ12Mはホスト装置としての印刷サーバ11から一意に決定されるが、サブプリンタ12S1、サブプリンタ12S2については固定的に決められるものであっても良いし、その順序が処理毎に変わるものであっても良い。これらサブプリンタ12S1、サブプリンタ12S2の設定(すなわち、順序の設定)は、プリンタ12の記憶部(RAM12e、NV−RAM12g、磁気ディスク装置12d等)16に、次にデータを送るプリンタ12のIPアドレスを記憶しておき、データ転送の際に記憶されたIPアドレスを参照することで実現可能である。
図7に示すように、まず、印刷サーバ11が、メインプリンタ12Mへ、印刷ジョブにかかる印刷データとともに、装置獲得要求、連結データ、および制限時間データを送信する。各プリンタ12は、装置獲得要求を受け取ると、転送先に設定されている1段階下位のプリンタ12に対して、装置獲得要求、連結データ、および制限時間データに、印刷抑制要求を付加して送信する。また、各プリンタ12は、このとき、連結データに装置獲得処理およびジョブ割当に必要なデータ(当該プリンタ12のIPアドレス等)を書き込む。
最下位に設定されたサブプリンタ12S2は、上位のプリンタ12(サブプリンタ12S1)へ装置獲得応答を送信する。サブプリンタ12S1は、1段階下位のプリンタ12から装置獲得応答を受信すると、1段階上位のプリンタ12へ装置獲得応答を送信する。印刷抑制要求を受け取ったプリンタ12には、ジョブ割当が設定されない。よって、ここまでの一連の処理によって、メインプリンタ12Mにジョブ割当が設定され、装置獲得処理が完了する。
次いで印刷処理が行われる。印刷処理は、特に問題が無ければ、ジョブ割当が設定されたメインプリンタ12Mで行われるが、印刷エラーが生じた場合には、ジョブ割当が他のプリンタ12へ切り替えられ、当該他のプリンタ12で印刷処理が行われることがある。
印刷処理が終了すると、装置解放要求が、印刷サーバ11、メインプリンタ12M、サブプリンタ12S1、サブプリンタ12S2の順に転送され、この装置解放要求に対する装置解放応答が、サブプリンタ12S2、サブプリンタ12S1、メインプリンタ12M、印刷サーバ11の順に転送され、印刷サーバ11が装置解放応答を受信した時点で、一連の処理が終了する。
(プリンタの動作) 図8に示すように、各プリンタ12は、装置獲得要求または装置解放要求を受信すると(ステップS1)、それが装置獲得要求であった場合(ステップS2で左、およびステップS3で下)、CPU15は、制限時間情報入手部15f(図6参照)として動作し、制限時間情報を入手する(ステップS4)。すなわち、このステップS4で、CPU15は、まず、情報判定部15j(図6参照)として動作し、装置獲得要求に対応して受信した制限時間データ20が、当該プリンタ12(自機)に対応するものであるか否かを調べる。具体的には、制限時間データ20(図10参照)にはプロパティデータ21(図9参照)が添付されているため、情報判定部15jは、プロパティデータ21に含まれる情報を検索する(ステップS41)。
図9に示すように、プロパティデータ21には、本実施形態では、対応する制限時間データ20の適用対象となるプリンタ12を示す項目(例えば、設定対象機器、種別、消耗品状態等)と、制限時間データ20の適用方式を指定する項目(例えば、エラー区分方式、時間帯等)とについて、各項目に対応する情報(値)が記されている。具体的には、まず、設定対象機種としては、例えば、IPアドレスを記すことができる。プリンタ12の種別としては、例えば、LP(レーザプリンタ)か、あるいはMFP(複合機)かを指定することができる。エラー区分方式については、例えば、制限時間データ20をエラー毎に適用するか、複数のエラーを区分したエラーグループ(図10参照)毎に適用するかを、指定することができる。また、時間帯としては、例えば、図11に示すように、制限時間データ20を適用する時間帯([時間帯1]8:25〜17:00、[時間帯2]17:00〜8:25)を指定することができる。そして、図9の例の場合、プロパティデータ21に記されたIPアドレスが付与され、レーザプリンタとしての機能を有し、消耗品状態が通常状態であるプリンタ12が、当該プロパティデータ21に対応する制限時間データ20の適用対象となる。そして、適用対象となったプリンタ12に対して、制限時間データ20に基づく制限時間の設定を、エラー毎に行うこと、および、制限時間データ20に基づく制限時間を、時間帯1について有効にすることが、指定される。
これらプロパティデータ21および制限時間データ20は、印刷サーバ11で生成することが可能であるし、他の機器(例えばパーソナルコンピュータ13、図2参照)等で生成することも可能である。また、制限時間データ20を、プリンタ12のオペレーションパネル12bでの入力操作にしたがって作成することも可能であるし、オペレーションパネル12bでの入力操作にしたがって制限時間情報テーブル19に格納された制限時間情報が書き換えられるようにしてもよい。制限時間データ20は、プリンタ12に、印刷データや装置獲得要求等とともに送信することは必須ではなく、これらとは別に送信してもよい。
上述したように、制限時間情報入手部15fは、プロパティデータ21に基づいて制限時間データ20から制限時間を示す情報を入手することで、自機に対応する制限時間を絞り込んでいる。よって、本実施形態では、制限時間情報入手部15fも、制限時間設定部30として機能していることになる。
また、エラーグループは、例えば、複数の印刷エラー(図10の例ではエラー1〜エラー15)のうち、通常回復するまでにかかる時間の近いもの同士を同じグループとするように区分することができる。このようにエラーグループを設定することで、制限時間データ20や制限時間情報テーブル19の容量を小さくすることができる。
そして、図10に示すように、本実施形態では、ジョブ割当を切り替える処理について、印刷エラーあるいはそのエラーグループ毎に、印刷エラーが生じてから印刷可能な状態となるまでの制限時間が設定される。こうすることで、印刷処理の無駄な切替待機時間を少なくして、より迅速に印刷処理を完了させやすくなる。
図8に戻って、CPU15は、ステップS41で、プロパティデータ21の検索によって、自機が当該プロパティデータ21に対応する制限時間データ20の適用対象であることが判明した場合には(ステップS41でYes)、制限時間情報リードライト部15k(図6参照)として動作し、制限時間情報テーブル(記憶領域)19に、制限時間データ20に記された制限時間情報を書き込む(ステップS42)。このステップS42では、制限時間情報テーブル19には、自機に対応する制限時間情報が、エラーおよびエラーグループ毎に、それらと対応づけられて書き込まれる。
そして、プリンタ12は、ステップS4での制限時間の設定が終わると、下位となる機器(印刷サーバ11またはプリンタ12)がある場合には(ステップS5でYes)、当該下位となる機器へ装置獲得要求を転送する(ステップS6)。また、プリンタ12は、装置解放要求を受信し(ステップS7で下側)かつ下位となる機器がある場合には(ステップS8でYes)、当該下位となる機器へ装置解放要求を転送する(ステップS9)。
また、プリンタ12は、装置獲得応答および装置解放応答を受信した場合(ステップS3で右側、ステップS7で左側)、ならびにステップS5およびステップS8で下位となる機器が無かった場合には、上位となるプリンタ12へ応答する(ステップS10)。なお、電源がオフ(OFF)されると全ての処理が終了する(ステップS11)。
(印刷代替処理) 図12のシーケンス図に示すように、ジョブ割当のあるメインプリンタ12Mが印刷処理を行っている状態では、他のプリンタ12(サブプリンタ12S1,サブプリンタ12S2)は印刷停止中の状態である。ここで、本実施形態では、メインプリンタ12Mの印刷処理中に印刷エラーが生じても、メインプリンタ12Mのジョブ割当を他のプリンタ12に直ちに切り替えるのではなく、メインプリンタ12Mが設定された制限時間以内に印刷可能な状態となった場合には、当該メインプリンタ12Mで印刷処理が行われる。一方、印刷エラーが生じてから経過した時間が、設定された制限時間に到達するかあるいは超えた場合には、ジョブ割当が切り替えられる。ジョブ割当がサブプリンタ12S1,12S2にある場合も同様である。
図13の状態遷移図に示すように、プリンタ12は、電源がONとなると、待機状態St1となる。待機状態St1で、装置獲得要求を受信すると、プリンタ12は、印刷停止状態St2となる。印刷停止状態St2で印刷開始コマンド(印刷抑制解除要求など、ジョブ割当を確定させる情報)を受信すると、プリンタ12は、印刷中状態St3となる。この状態で印刷エラーが発生すると、プリンタ12は、印刷不可状態St4のうち、まずは切替待機状態St5となる。設定された制限時間以内に印刷エラーが解消すれば、プリンタ12は、印刷中状態St3に復帰することができるが、制限時間を超えるか、あるいは強制的なスキップ要求(切替要求)を受信した場合には、切替処理を実行する状態St6となる。そして、プリンタ12は、印刷開始コマンドを他のプリンタ12に送信すると、印刷停止状態St2であり、かつ印刷不可状態St7となる。
そして、図14のフローチャートに示すように、ジョブ割当のあるプリンタ12で印刷エラーが生じると(ステップS20)、プリンタ12のCPU15は、計時部15h(図6参照)として動作し、内蔵タイマ等によって時間の計測を開始する(ステップS21)。次いで、CPU15は、印刷エラー検出部15gとして動作し、生じたエラーを特定する(ステップS22)。そして、CPU15は、制限時間設定部30として動作し、制限時間情報テーブル19を参照し、特定したエラーに応じた制限時間を設定する(ステップS23)。このステップS23では、制限時間情報テーブル19で、制限時間を示す情報が、消耗状態や、時間帯毎に格納されていた場合には、制限時間設定部30としてのCPU15は、その時点での消耗状態および時刻に対応する制限時間を設定する。なお、その場合、CPU15は、消耗状態検出部15dおよび時刻取得部15e(図6参照)としても動作する。また、プロパティデータ21によって、エラーグループ毎に制限時間を設定することが指定されていた場合には、制限時間設定部30は、エラーが属するエラーグループに対応する制限時間を設定する。図14の切替処理で用いられる制限時間を示す情報は、RAM12e等の記憶部の所定の記憶領域に書き込まれる。
次に、CPU15は、ステイタス検出部15cとして動作し、プリンタ12内の各部のセンサの検出結果等を参照して、当該プリンタ12が印刷可能な状態であるか否かを検出する(ステップS24)。そして、ステップS24のステイタス検出で、印刷可能であった場合(ステップS25でYes)、印刷できなかったページの再印刷の準備を行う等、印刷不可状態St4から印刷中状態St3(図13参照)への移行処理を行い(ステップS26)、計時部15hによる計時を終了して(ステップS31)、切替処理を終了する。すなわち、この場合は、経過時間が設定された制限時間に到達する前あるいは制限時間を超える前に、プリンタ12が印刷処理を可能な状態となったので、ジョブ割当を切り替える必要が無くなったのである。
一方、CPU15は、ステップS24のステイタス検出で、印刷不可能であった場合(ステップS25でNo)、切替処理部15iとしての動作を開始する。すなわち、CPU15は、まず、切替判定部15mとして動作し、計時部15hによって計測された印刷エラーが生じてからの経過時間(計時部15hによる計時が開始されてからの経過時間)と、設定された制限時間とを比較する(ステップS27)。経過時間が設定された制限時間を超えていなかった場合、CPU15は、切替要求確認部15nとして動作し、スキップ要求(切替要求)の有無を確認する(ステップS28)。このステップS28でスキップ要求を確認できなかった場合には、ステップS24に戻って、CPU15は、再度ステイタスを検出する。すなわち、本実施形態では、スキップ要求が無い限りは、ステップS24でのステイタスの検出が、経過時間が制限時間に到達するかあるいは超えるまで行われることになる。
そして、ステップS27の比較で、経過時間が設定された制限時間に到達したかあるいは超えてしまった場合、ならびにステップS28でスキップ要求があった場合には(ステップS27またはステップS28でYes)、CPU15は、ジョブ割当を、当該プリンタ12(自機)から下位のプリンタ12へ移行する処理を行う(ステップS29)。すなわち、このステップS29で、CPU15は、印刷抑制解除指令部15pとして動作し、下位のプリンタ12に印刷開始コマンドとしての印刷抑制解除要求を送信する。次に、CPU15は、当該プリンタ12(自機)について、印刷停止状態St2でありかつ印刷不可状態St7とする処理を行う(ステップS30)。このステップS30では、CPU15は、当該プリンタ12(自機)を、印刷抑制要求を受信したのと同じ状態にするとともに、印刷処理を実行するために記憶部に一時的に記憶されていたデータ等を消去する。また、CPU15は、オペレーションパネル12bに異常が発生したことを示す情報を表示させたり、当該情報を示すデータを印刷サーバ11に報知したりする。次に、ステップS30が終了すると、CPU15は、計時部15hによる計時を終了して(ステップS31)、切替処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態にかかる印刷システム1のプリンタ12は、当該プリンタ12で印刷処理が不可能となる印刷エラーが生じてから印刷処理が可能となるまでの制限時間を変更可能に設定する制限時間設定部30と、当該プリンタ12で印刷エラーが生じてから経過した時間が設定された制限時間に到達するかあるいは当該制限時間を超えたときに当該プリンタ12が印刷処理可能な状態でなかった場合に、前記ジョブ割当をプリンタ12から他のプリンタ12に切り替える切替処理部15iと、を備える。よって、状況に応じて、印刷処理の実行が当初のプリンタ12から他のプリンタ12に切り替わる時間を変更することができる。このため、場合によっては、印刷エラーから復旧させた当初のプリンタ12で印刷処理を行うことも可能となり、印刷処理をより効率よく実行することができる。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、発生した印刷エラー毎に制限時間を設定する。印刷エラーによっては、簡単に印刷可能な状態に復旧できるものや、復旧が困難なものがある。また、印刷エラーによって復旧させるのに要する時間が異なったりもする。よって、印刷エラー毎に制限時間を可変設定することで、印刷処理をより効率よく行うことができる。一例としては、紙詰まりなど、復旧させるのに時間がかかる、あるいは復旧させるのが困難である印刷エラーに対しては、制限時間を0(ゼロ)とすることができる。この場合は、ジョブ割当が直ちに他のプリンタ12に変更されて、印刷処理を速やかに完了することができる。一方、紙切れ(用紙が無くなった状態)など、比較的簡単に復旧できる印刷エラーに対しては、復旧作業に要する時間や他のプリンタ12へのユーザの移動時間(ジョブ切替された場合の手間)等を考慮した制限時間を設定することができる。制限時間以内に印刷可能な状態に復旧した場合には、当初のプリンタ12で印刷処理が実行されることになり、当該プリンタ12がユーザの所在地の近くにあった場合などにはその方が便利である。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、発生した印刷エラーの属するエラーグループ毎に制限時間を設定する。よって、制限時間の取り扱い(例えば印刷サーバ11や、パーソナルコンピュータ13、プリンタ12における制限時間の初期設定作業等)がより簡単になるとともに、制限時間情報テーブル19や制限時間データ20の容量をより小さくすることができる。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、プリンタ12内の消耗品の消耗状態に応じて制限時間を設定する。例えば、消耗品の残量が少ない場合には、当初ジョブ割当のあるプリンタ12で復旧後に印刷処理を行ったとしても、適切な印刷品質が得られず、手間がかかる場合もある。よって、そのような場合には、制限時間を通常より短く設定しておき、他のプリンタ12へジョブ割当を切り替えた方が便利である。このように、消耗品の消耗状態に応じて制限時間を変更することで、印刷処理をより効率よく実行することができる。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、印刷エラーが発生した時刻の属する時間帯に応じて制限時間を設定する。例えば、夜間など、ユーザが近くにいないような場合には、ユーザによる復帰処理は期待できないので、制限時間を0(ゼロ)にする。このように、時間帯に応じて制限時間を変更することで、印刷処理をより効率よく実行することができる。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、プリンタ12毎に制限時間を設定する。プリンタ12によって構造が異なるため、ユーザによる復旧作業にかかる時間はプリンタ12によって異なる場合がある。よって、そのような場合には、プリンタ12毎に制限時間を変更することで、印刷処理をより効率よく実行することができる。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、プリンタ12の種別に応じて制限時間を設定する。種別によってプリンタ12の構造が異なるため、ユーザによる復旧作業にかかる時間はプリンタ12の種別によって異なる場合がある。よって、そのような場合には、プリンタ12の種別に応じて制限時間を変更することで、印刷処理をより効率よく実行することができる。
また、本実施形態では、切替処理部15iは、ジョブ割当を他のプリンタ12に切り替える切替要求があったときには、印刷エラーが生じてから経過した時間によらず、ジョブ割当を他のプリンタ12に切り替える。よって、ユーザの希望に沿った印刷処理を実行しやすくなる。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、プリンタ12がその外部から受信した制限時間データに基づいて制限時間を設定する。したがって、遠隔操作で制限時間を変更できるようになるとともに、より入力しやすい機器を利用してより効率よく制限時間を変更する設定を行えるようになる。
また、本実施形態では、制限時間設定部30が、プリンタ12に対する入力に応じて制限時間を設定する。したがって、印刷物を受け取る側のユーザの希望に沿った印刷処理を実行しやすくなる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、事前に制限時間を絞り込む制限時間情報入手部15fと、印刷エラーが生じたときに制限時間を最終的に設定する制限時間設定部30とで、2段階で制限時間を選択して設定する構成としたが、かかる構成には限定されず、印刷エラーが発生した時点のみで制限時間を設定する構成としてもよい。また、ジョブ割当の切替処理(印刷代替処理)も上記実施形態には限定されない。
1 印刷システム
5 ネットワーク(電気通信回線)
10 インターネット網(電気通信回線)
11 印刷サーバ(ホスト装置)
12 プリンタ(印刷装置)
15f 制限時間情報入手部(制限時間設定部)
15i 切替処理部
20 制限時間データ
30 制限時間設定部
特開2002−189581号公報

Claims (4)

  1. 他の印刷装置と接続される印刷装置であって、
    当該印刷装置で、当該印刷装置に割り当てられた印刷ジョブの印刷処理の実行が不可能となる1以上の印刷エラーそれぞれと、該印刷エラーが発生した際に該印刷処理の印刷ジョブの割り当てを前記他の印刷装置に切り替えるまでの時間を関連付けて記憶する記憶手段と、
    当該印刷装置で印刷処理を実行している際、印刷エラーが生じたことを検出するエラー検出手段と、
    該印刷装置における消耗品の残量を検出する消耗状態検出手段と、
    前記記憶手段に前記エラー検出手段で検出された印刷エラーに関連付けて記憶されている時間及び前記記憶手段に前記エラー検出手段で検出された印刷エラーに関連付けて記憶されている時間より短い時間のうちいずれかを、前記消耗状態検出手段で検出された消耗品の残量に応じて、実行していた前記印刷処理の印刷ジョブの割り当てを前記他の印刷装置に切り替えるまでの時間として設定する設定手段と、
    前記エラー検出手段で印刷エラーが生じたことを検出してから経過した時間が、前記設定手段で設定された時間に達するまでに、当該印刷装置が実行していた前記印刷処理を実行可能な状態になったかを判定する判定手段と、
    前記判定手段で当該印刷装置が実行していた前記印刷処理を実行可能な状態とならなかったと判定したとき、前記エラー検出手段で検出されたエラーが生じた際に実行していた印刷処理の印刷ジョブの割り当てを前記他の印刷装置に切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置
  2. 前記切替手段は、前記印刷ジョブを前記他の印刷装置に切り替える切替要求があったときに、前記エラー検出手段で印刷エラーが生じたことを検出してから経過した時間によらず、前記印刷ジョブの割り当てを前記他の印刷装置に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置
  3. 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置を1以上含む印刷システム。
  4. コンピュータを、請求項1に記載の印刷装置に含まれる前記消耗状態検出手段、前記設定手段、前記判定手段、及び、前記切替手段として機能させるためのプログラム。
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