JP2007019750A - 画像処理システム及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 書類を分割してスキャンを行う処理の効率を向上させる。
【解決手段】 元の書類を分割してスキャンを行う際に、元の書類を構成するために必要なスキャンデータが受信された場合、指定された結合順序に基づいて個々のスキャンデータを結合する。
【選択図】 図5
【解決手段】 元の書類を分割してスキャンを行う際に、元の書類を構成するために必要なスキャンデータが受信された場合、指定された結合順序に基づいて個々のスキャンデータを結合する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、画像処理システム及び情報処理装置に関し、より詳細には、用紙をスキャンし、印刷処理を実行する画像処理システム、情報処理装置、画像読取装置、情報処理方法、画像読取方法、及びプログラムに関する。
従来、個人ユーザや企業などの顧客からの依頼により、印刷物を生成する商業印刷業者が存在している。こうした印刷業者では、顧客から印刷用データ(原本)の提供と、印刷体裁や部数、納期などの指示とを受けて、印刷物を作成し、顧客に対して納入する業務を行っている。こうした印刷業者では古くから知られているオフセット製版印刷機などの大規模な装置を用いて業務を行っている。
また、昨今では、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式のプリンタの高速化、高画質化に伴い、短時間で出力・納品が可能な「コピーサービス」、「プリンティングサービス」、「Print On Demand(POD)センタ」などと称されるような商業印刷の業態も存在している。
これらの印刷業に対する印刷の依頼は、ユーザから上記サービスを提供する業者に対して、原稿と印刷指示書(印刷依頼即ちオーダを記した指示書)とを、郵送で又は直接印刷会社に持ち込む形態で入稿を行う。原稿は、紙、あるいはFD(floppy(登録商標) disk)、MO(magneto-optical disc)、CD(compact disk)−ROM(read only memory)などの電子媒体に記録されている。また、印刷指示書は、その原稿の印刷部数や製本方法、納品期日などが記載されている。
また、インターネット又はイントラネットを介してオンラインで印刷を発注/受注、入稿できるシステムも実用化されている。印刷業者側ではユーザからの依頼を受け付けて印刷指示書を作成し、印刷処理のスケジューリングを行う。そして、印刷業者は、作成されたスケジュールに従って、作業コンピュータに接続されたプリンタにより印刷や製本作業を行い、作成された印刷物を顧客に納品して業務が完了する。例えば、市場で販売されているシステムの「DotDoc.Web(商標)」では、ユーザは自社のコンピュータから業者の提供するホームページにアクセスする。そして、ユーザは、印刷依頼用のフォームに発注者情報(受け取り先など)、印刷体裁や部数などの必要事項を記入して、原稿ファイルとともに送信することで、その原稿の印刷を発注することができる。
このような、ユーザから委託された印刷処理を実行する印刷業者においては、安定した品質で指定された納品期日に確実に間に合うように印刷を完了させなければならない。また、大規模な印刷センタでは、複数のオペレータが多種多様な印刷装置や作業コンピュータを用いて、並列的に多数の印刷依頼(オーダ)を逐次処理しなければならない。そのため、人(作業を行うオペレータ)や装置などの資源を可能な限り効率的に活用する必要がある。
このような状況において、より高速にスキャン処理を実行するための方法として複数台のスキャナを用いて画像読み取り処理を行うことが特許文献1に記載されている。特許文献1では、サーバが、読み込んだ結果であるスキャンデータを保持しているスキャナからスキャンデータを読み込み、合成して1つのファイルにすることが記載されている。(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した特許文献1に開示された発明は、カバーページの情報に従って合成処理を行うと記載されているが、上記特許文献1に記載されているカバーページには分割数または結合数を設定する項目が記載されていない。よって、上記特許文献1に記載の発明では予め決められた分割数を用いた分割スキャン処理しか行えず、例えばスキャン処理すべき原稿の増減に伴い、柔軟に分割数を変更することができない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、柔軟に分割数を変更することを可能とすることで、ユーザにとって利便性の高い分割スキャン処理を実現する、画像処理システム及び情報処理装置を提供することにある。
さらに本願第1の発明は、指定されたオーダ情報から生成されたジョブチケットの出力物および原稿をスキャンして、ジョブチケットに記述されている内容に基づいて結合処理を実行することで、結合処理を実行するための設定を誤ることによりオーダ内容に基づく出力結果を得られないという事態を防ぐことを目的とする。
さらに本願第2の発明は、設定情報の記載された記録媒体を用いることなく、分割スキャンから結合処理を実行することにより、設定情報の記載された記録媒体の紛失によりオーダ内容に基づく出力結果を得られないという事態を防ぐ、画像処理システム及び情報処理装置を提供することにある。
さらに本願第3の発明は、結合順序および分割数に基づいて分割スキャンされた画像データを記憶するための分割数分のフォルダを生成し、各フォルダに保存された分割スキャンデータを各フォルダに設定された結合順序に従って結合処理することにより、ユーザの操作性を向上させる、画像処理システム及び情報処理装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、複数の画像読取装置と通信可能であり、少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報、画像読取装置にて読み取られた画像データを対応付けて記憶する記憶制御手段と、前記記憶制御手段により記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データにおいて、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを前記分割数および前記結合順序に従って結合する結合手段を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、複数の画像読取装置と通信可能であり、分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶手段と、分割読取ジョブの識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段により前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを、前記分割数および結合順序に従って結合する結合手段を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、複数の画像読取装置と接続可能であり、前記複数の画像読取装置にて分割して読み取られた画像データを保持するための領域であり階層構造を有したフォルダを生成可能であり、分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された識別情報および分割数に基づいて、前記識別情報ごとに前記フォルダを生成し、前記フォルダの階層内に前記複数の画像読取装置によって読み取られた個々の分割画像データを記憶するための分割数分の分割画像データ用フォルダを生成するフォルダ生成手段と、前記フォルダ生成手段により生成された分割画像データ用フォルダのそれぞれに、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたか否かを監視する監視手段と、前記監視手段により、前記フォルダ生成手段により生成された分割画像データ用フォルダに対して、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたと判定された場合、前記分割画像データを各分割画像データ用フォルダに設定されている結合順序に従って結合する結合手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、書類を分割してスキャンを行うことによる処理の効率化を図ると共に、分割されたスキャンデータをオペレータの手を煩わせることなく自動的に所望の順序に並べることにより更なる処理の効率を向上させる効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明を適用できる実施形態を詳細に説明する。尚、本明細書で参照される各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。
[実施形態1]
最初に本実施形態の特徴の概略を説明する。本実施形態の印刷システムは、書類を分割して個々にスキャンを行う際に、ジョブチケット作成手段を有する。ジョブチケット作成手段は、分割した個々の書類に対し、ジョブID(なお、本願では分割して読み取られたジョブを対象としているため、ジョブIDを分割読取ジョブのジョブIDとするが、これ以降は簡略化のため特に指定のない限り、ジョブIDとして記述する。)、分割順序、分割数等を特定する情報のうち、少なくとも一つ以上を特定可能なジョブチケットを作成する。印刷システムは、用紙上に形成されたジョブチケットとともに、分割した書類のスキャンを行い、スキャンデータを蓄積するデータ蓄積手段を有する。印刷システムは、スキャンデータが蓄積された際に、ジョブチケットから、分割された書類の内容を特定し、分割してスキャンされた書類の順番を判断する判断手段を有する。印刷システムは、さらに、複数のスキャンデータについて、ジョブチケットにより特定された情報をもとに、分割された書類の順序を特定する。そして、印刷システムは、分割された書類からスキャンして生成されたデータを、元の書類の順序と同じ用紙順序となるようにデータ結合を行う。また、印刷システムは、分割した書類のデータを結合すると、予め決められた書類データ処理のワークフローの次の工程に処理を自動的に進めるワークフロー手段を有する。
最初に本実施形態の特徴の概略を説明する。本実施形態の印刷システムは、書類を分割して個々にスキャンを行う際に、ジョブチケット作成手段を有する。ジョブチケット作成手段は、分割した個々の書類に対し、ジョブID(なお、本願では分割して読み取られたジョブを対象としているため、ジョブIDを分割読取ジョブのジョブIDとするが、これ以降は簡略化のため特に指定のない限り、ジョブIDとして記述する。)、分割順序、分割数等を特定する情報のうち、少なくとも一つ以上を特定可能なジョブチケットを作成する。印刷システムは、用紙上に形成されたジョブチケットとともに、分割した書類のスキャンを行い、スキャンデータを蓄積するデータ蓄積手段を有する。印刷システムは、スキャンデータが蓄積された際に、ジョブチケットから、分割された書類の内容を特定し、分割してスキャンされた書類の順番を判断する判断手段を有する。印刷システムは、さらに、複数のスキャンデータについて、ジョブチケットにより特定された情報をもとに、分割された書類の順序を特定する。そして、印刷システムは、分割された書類からスキャンして生成されたデータを、元の書類の順序と同じ用紙順序となるようにデータ結合を行う。また、印刷システムは、分割した書類のデータを結合すると、予め決められた書類データ処理のワークフローの次の工程に処理を自動的に進めるワークフロー手段を有する。
また、印刷システムはさらには、複数の分割された原稿に対するスキャナの読みとりモードに関して、指定された読み取りモードでスキャン方法を変更可能なスキャン手段を有する。印刷システムは、分割された書類のそれぞれのスキャンモードに関して、読み取りモード情報を読み込まれたデータに対する属性情報として管理を行う。印刷システムは、データを結合し、MFPで用紙上に画像形成し出力する際に、それぞれの分割された部分の読み込み時の読み取りモードに従い、それに対応するデータを出力する際の出力のモードに切り替える。なお、MFPとは印刷機能、複写機能、画像読み取り(スキャン)機能など複数の機能を有する装置である。本願ではスキャン処理がMFPにて実行されることを想定して記述するが、スキャナ機能を有するデバイスであれば構わない。これにより印刷システムは、元の書類と同じ書類の体裁で出力が可能である。印刷システムは、分割した書類のスキャンに際し、用紙サイズを指定する用紙サイズ情報、両面または片面を指定する読み取りモード、読み込んだ書類の用紙種類を特定する用紙種類特定情報等を指定可能である。なお、本願に記載のスキャナ装置とは画像読取処理を行う装置のため画像読取装置と同じ意味であると定義する。また、画像読取装置によって読み取られることにより生成されるデータをスキャンデータまたは画像データとするが、同じ意味であると定義する。
(装置構成)
図1は、本実施形態の印刷システムの全体構成を示す図である。尚、以下の説明における印刷システム全体の環境は本実施形態の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
図1は、本実施形態の印刷システムの全体構成を示す図である。尚、以下の説明における印刷システム全体の環境は本実施形態の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
図1において、クライアント151は、一般ユーザの自宅でインターネット接続されたノートPC(personal computer)102や、社内イントラネットに接続された業務用PC101が配置されているクライアントを示している。
サーバ152は、WEBサーバ103やDB(database)サーバ104を配備したサーバを示している。WEBサーバ103は、ユーザに対して印刷依頼や原稿を入稿する入稿コンテンツを提供するコンピュータシステムである。DBサーバ104は、入稿された印刷依頼を注文書(オーダ票)として格納し、また、電子入稿された原稿を格納しておくコンピュータシステムである。ここで、WEBサーバとDBサーバは1つの筐体に混在させることも可能であるが、本実施形態においては、便宜上2つの筐体に分けて説明する。
印刷センタ153は、サーバ152に対して複数存在することができ、印刷センタ153に設置されている印刷装置の情報を元にサーバ152において振り分けてリンクされる。印刷センタ153は、ワークフローサーバ105、1台以上の作業PC106、モノクロMFP(Multi Functional Peripheral)111、カラーMFP112、更には製本機141(パンチャ機)、製本機142(くるみ製本機)が配備されている。ワークフローサーバ105は、サーバ152に蓄積されたオーダ票と原稿をDBサーバ104から定期的に収集すると共に、本実施形態における印刷システムの各種サービスを提供するコンピュータシステムである。作業PC106は、ワークフローサーバ105が提供する各種のサービスを使いやすいGUI(graphical user interface)を使って操作するためのPCである。モノクロMFP111及びカラーMFP112は、実際の印刷の出力先であり、スキャンを行うスキャナともなる画像形成装置である。製本機141及び製本機142は、印刷後にオフライン製本で使われる製本機である。もちろん、印刷センタ153の構成や環境は上記に限定されるものではない。ここでMFPとは、コピー機能、イメージスキャナ機能、イメージ送信機能、イメージ受信機能、プリンタ機能、ボックス保存機能等のうちの任意の機能を備えた複合機としての画像形成装置である。
本実施形態の例では、クライアント151とサーバ152、またサーバ152と印刷センタ153間は、Internet/Intranet131でネットワーク接続されている。通常、クライアント151とサーバ152間はInternet接続されることが多く、サーバ152と印刷センタ153は専用回線を用いたIntranet接続されることが多いが、本実施形態はこうした環境に限らず、印刷センタ153内にサーバ152が存在する環境であっても適用可能である。
クライアント151のノートPC102、PC101には、WEBサーバ103が提供する入稿コンテンツを閲覧するための一般的なブラウザが搭載されている。また、その入稿コンテンツを使って原稿データをアップロードすることが可能である。
WEBサーバ103は、上記入稿コンテンツを提供するWEBサーバである。その入稿コンテンツには、製本などの印刷体裁や、部数、用紙サイズなどの印刷設定、及び納品期日、依頼者情報、配送先などを入力するエディットコントロール、原稿データをアップロードするファイル指定コントロールが装備されている。ここで、入力された依頼内容に応じた料金計算、及び入力事項の確定処理などは、WEBサーバ103上で動作するサービスモジュールで実現されるが、一般的なロジックであるため、その詳細は省く。更に、WEBサーバ103は、確定した印刷依頼を記録した注文書(ここには、印刷依頼内容と原稿データのファイル名が記入されている)と原稿データファイルとを、DBサーバ104に格納する。なお、WEBサーバ103は、後述するサーバ105内の1モジュールとし取り扱っても構わない。その場合、ワークフローサーバ105が、ジョブチケットを生成する。
DBサーバ104には、一般的なデータベース管理システムがインストールされており、ワークフローサーバ105からのデータ取得要求に応じて、所望の注文書と原稿データを送信することができる。図示しないDBスキーマは、主として印刷センタマスタ(場所、連絡先などの情報と、デバイスマスタ、製本機マスタをメンバに持つ)、デバイスマスタ(カラー/モノクロ、印刷枚数、オプションなどのデバイス構成情報)、製本機マスタ(くるみ製本機、パンチャ機などの情報)等のテーブルで構成されている。DBサーバ104は、このDBスキーマのテーブルを参照することで、印刷センタ153にあるワークフローサーバ105が自印刷センタに割り当てられた注文を受け取ることを可能とする。
ワークフローサーバ105は、DBサーバ104からの注文確定の通知を受け、DBサーバ104から注文書と原稿データファイルを収集するとともに、収集した注文書に従い処理を行う、後述するワークフローサーバソフトウェアが稼動する。ワークフローサーバソフトウェアは、後述するオーダマネージャ、ワークフローマネージャ、ジョブマネージャ、デバイススケジューラ、デバイスマネージャ、等の各機能で構成される。オペレータは、作業PC106でワークフローサーバソフトウェアのビューア(データ表示用ソフトウェア)のメニュー画面(不図示)を表示し、ポインティングデバイス等でそのメニュー画面から1つ又は複数の上記機能を選択し、起動可能である。
作業PC106は、ワークフローサーバ105で提供される各種のサービスをGUIを使って制御するコンソールや、ワークフローサーバ105に格納されている原稿データファイルを取り出す。また作業PCは、所定のアプリケーションを起動し、印刷体裁を整えるともに、指定された印刷設定に基づいて印刷することが可能である。作業PC106は、ワークフローサーバソフトウェアと通信しその情報に基づいた画面表示を行い、ワークフローサーバ105のワークフローサーバソフトウェアに対して指示を行うためのビューアがインストールされている。
モノクロMFP111、カラーMFP112は、印刷センタ153によって設置構成が異なるが、一般的には高速なモノクロMFPと、高品位なカラーMFPの組み合わせで構成されることが多い。これらは、全てワークフローサーバ105のデバイススケジューラでスケジューリングされる。またスキャンする場合は、カラー原稿はカラーMFPで、モノクロ原稿はモノクロMFPでスキャンを行う事が可能である。この場合、オペレータは、用紙上に形成されたスキャン用のジョブチケットと、書類とを合わせてスキャンし、ワークフローサーバ105にデータを登録する。また、オペレータは、各MFPのパネルからスキャン用のジョブチケットのIDを指定し、書類をスキャンすることにより、ワークフローサーバ105に、ジョブチケット情報とともにスキャンデータを登録することが可能であるスキャンの際には、オペレータは、ジョブチケットの内容(後述)を参照して、スキャン原稿に最適なMFPを選択し、スキャンを行うことが可能である。
製本機141、142は上記MFPにより出力された用紙を製本するためのオフライン製本機であり、各々、パンチャ機、くるみ製本機であるが、他の製本機としてステイプル機、リング製本機等も使用可能である。ネットワークに接続することで、状況ステータスが収集可能である。また、MFPと同様に印刷センタ153によって設置構成が異なる。
図2は、一般的なコンピュータの概略構成を示すブロック図で、WEBサーバ103、DBサーバ104、ワークフローサーバ105、作業PC106の構成に適用可能な構成を示す図である。
CPU(central processing unit)200は、HD(ハードディスク)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS(operating system)やネットワークプリンタ制御プログラム等を実行する。CPU200は、RAM(random access memory)202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM(read only memory)201には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。RAM202は、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。外部記憶ドライブ203は、メディア204に記憶されたプログラム等をコンピュータシステムにロードすることができる。メディア204は、本実施形態で説明する種々のプログラム及び関連データを格納しており、その記憶されている内容の構成は、図4を参照し後述される。HD205は、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を格納している。キーボード206は、ユーザがコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するために使用される。ディスプレイ207は、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示する。システムバス208は、コンピュータ内のデータの流れを司る。ネットワークインターフェイス(以下、I/Fという)209は、ローカルエリアネットワーク(LAN)あるいは、インターネットに接続するための通信インターフェイスである。
図3は、本実施形態の種々のプログラムがRAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップ300を表す。
本実施形態では、メディア204からプログラム及び関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示す。しかしながら、これ以外にも、本実施形態の種々のプログラムを、動作させる度にHD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、本実施形態の種々のプログラムを記録するメディアは、FD、CD−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)、IC(integrated circuits)メモリーカード等であっても良い。更に、本実施形態の種々のプログラムをROM201に記録しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。基本I/Oプログラム301は、コンピュータの電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローティング)機能等を有しているプログラムが入っている領域である。OS302、制御プログラム303、関連データ304がそれぞれ展開され、CPU200が種々のプログラムを実行するワークエリア305が取られている。
図4は、メディア204のデータ内容400を示す図である。図中符号401はデータの情報を示すボリューム情報、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明するプログラム、404はその関連データである。403のプログラムとしては、図8のフローチャートで示すプログラムがあり、これついては以下で説明される。
(動作説明)
図5は、本実施形態の情報の流れを示したシーケンス図である。クライアント151から入力された注文内容が確定すると、WEBサーバ103で注文書が作成され、ジョブチケット(図10を参照し後述)として、ジョブIDを付加した上でDBサーバ104のRAM202に格納される。この際、例えば印刷処理を行うべき原稿が紙媒体などで持ち込まれた書類で、スキャナによりスキャンを伴う場合は、ジョブチケットはスキャナ用のジョブチケットである。なお、本願記載の書類は特に記載がない限り紙媒体の書類原稿であるとするが、例えばOHPシートなどスキャナ装置によって処理対象となる媒体であれば構わない。WEBサーバ103は、ジョブチケットの印刷依頼内容に書類をスキャンすることが指定されている場合、指定された分割数に応じた数のジョブチケットを生成する。そして、WEBサーバ103により生成された分割処理用のジョブチケットは、同一のジョブIDが付加された上でDBサーバ104のRAM202に保存される。また、分割スキャン処理を実行すべきか否かは、受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数および前記各スキャナ装置の機能から、分割処理を実行すべきスキャナ装置の処理台数を決定しても構わない。例えば、受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数が3日であり、1台のスキャナ装置Aで読み取り処理を行うと4日かかってしまう。そこで、WEBサーバ103は、スキャナ装置Aと同等の機能を有するスキャナ装置Bとの2台を用いて分割処理を行うことにより、画像読み取り処理に要する日数は2日に減少され、残りの1日で印刷処理することにより納期に間に合うことが可能と判断する。その結果、WEBサーバ103は、分割スキャン処理用のジョブチケットを2つ作成する。このように、WEBサーバ105は、受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数および各画像読取装置の機能から、分割処理を実行すべき画像読取装置の分割処理台数を特定することが可能となる。
ジョブチケットがDBサーバ104に格納されると、次に、保存されたジョブチケット(分割スキャン時は複数)を用紙上に印刷するよう、DBサーバ104は既定のMFP1に印刷を指示する。なお、ジョブチケットを印刷すべきMFPは、予め登録されていても良いし、スキャン処理を担当するオペレータの近くにあるMFPを選択しても構わない。また、スキャン処理を担当するオペレータ(作業者)はオーダが確定されることにより、決定されるものであっても構わない。
図5は、本実施形態の情報の流れを示したシーケンス図である。クライアント151から入力された注文内容が確定すると、WEBサーバ103で注文書が作成され、ジョブチケット(図10を参照し後述)として、ジョブIDを付加した上でDBサーバ104のRAM202に格納される。この際、例えば印刷処理を行うべき原稿が紙媒体などで持ち込まれた書類で、スキャナによりスキャンを伴う場合は、ジョブチケットはスキャナ用のジョブチケットである。なお、本願記載の書類は特に記載がない限り紙媒体の書類原稿であるとするが、例えばOHPシートなどスキャナ装置によって処理対象となる媒体であれば構わない。WEBサーバ103は、ジョブチケットの印刷依頼内容に書類をスキャンすることが指定されている場合、指定された分割数に応じた数のジョブチケットを生成する。そして、WEBサーバ103により生成された分割処理用のジョブチケットは、同一のジョブIDが付加された上でDBサーバ104のRAM202に保存される。また、分割スキャン処理を実行すべきか否かは、受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数および前記各スキャナ装置の機能から、分割処理を実行すべきスキャナ装置の処理台数を決定しても構わない。例えば、受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数が3日であり、1台のスキャナ装置Aで読み取り処理を行うと4日かかってしまう。そこで、WEBサーバ103は、スキャナ装置Aと同等の機能を有するスキャナ装置Bとの2台を用いて分割処理を行うことにより、画像読み取り処理に要する日数は2日に減少され、残りの1日で印刷処理することにより納期に間に合うことが可能と判断する。その結果、WEBサーバ103は、分割スキャン処理用のジョブチケットを2つ作成する。このように、WEBサーバ105は、受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数および各画像読取装置の機能から、分割処理を実行すべき画像読取装置の分割処理台数を特定することが可能となる。
ジョブチケットがDBサーバ104に格納されると、次に、保存されたジョブチケット(分割スキャン時は複数)を用紙上に印刷するよう、DBサーバ104は既定のMFP1に印刷を指示する。なお、ジョブチケットを印刷すべきMFPは、予め登録されていても良いし、スキャン処理を担当するオペレータの近くにあるMFPを選択しても構わない。また、スキャン処理を担当するオペレータ(作業者)はオーダが確定されることにより、決定されるものであっても構わない。
MFP1はジョブチケットの印刷が終了すると、その旨をDBサーバ104へ通知する。これにより、オーダが確定し、DBサーバ104はワークフローサーバ105にオーダ確定通知を送付する。
ワークフローサーバ105は、オーダ確定通知中の情報であるオーダ(ジョブチケットの印刷依頼内容を含む)に従い処理を行う。例えば、クライアント151からアップロードされた原稿データの印刷ではなく、書類を複数分割したものを読み込む場合には、図8に示すフロー(後述)で、書類読み込みを行う。ここで、オペレータは、MFP1で印刷されたジョブチケットに対応する分割された書類をスキャン処理すべき最適なMFPを選択するために、印刷されたジョブチケットに記述されているMFPの情報を参照する。なお、WEBサーバ103は、印刷センター153と通信して、印刷センター153内にある各デバイスの機能情報を取得することが可能である。よって、WEBサーバ103はジョブチケットを生成する際に、クライアントPCから送信された注文情報および印刷センターから取得したデバイスの機能情報に基づいて、スキャン処理すべき最適なMFPを選択して、ジョブチケットに記述する。この処理により、オペレータは、ジョブチケットを印刷することで、最適なMFP(または画像読取装置)を用いて、スキャン処理を実行することが可能となる。WEBサーバ103は、デバイスの各機能に基づいて最適なMFPを選択すると記載したがそれに限ることは無く、例えばスケジュール情報を考慮して空いているMFPを選択しているようにしても構わない。
オペレータは、印刷されたジョブチケットに記述されているMFPにて分割された書類およびジョブチケットをスキャンする。オペレータによってスキャンされた書類のスキャンデータおよびジョブチケットのスキャンデータがワークフローサーバ105に送信され、記憶される。さらにオペレータは、同様に、残りの分割された原稿をジョブチケットとともにスキャン処理してワークフローサーバ105に送信して、記憶する。
オペレータは、印刷されたジョブチケットに記述されているMFPにて分割された書類およびジョブチケットをスキャンする。オペレータによってスキャンされた書類のスキャンデータおよびジョブチケットのスキャンデータがワークフローサーバ105に送信され、記憶される。さらにオペレータは、同様に、残りの分割された原稿をジョブチケットとともにスキャン処理してワークフローサーバ105に送信して、記憶する。
ワークフローサーバ105は、受信したスキャンデータとそのジョブチケットのスキャンデータを記憶する。ワークフローサーバ105は、ジョブチケット情報から、元の書類(分割前の書類)を構成するために必要となるスキャンデータが記憶されていると判断すると、分割されているスキャンデータの結合を行う。その結果、結合されたスキャンデータは、既定のMFP2により印刷される。なお、結合処理後の印刷処理を行うべき画像形成装置(例えばMFP)は予め登録されていても良いし、ワークフローサーバ105が、受信したジョブチケットに記述されている処理内容から最適な画像形成装置を選択しても構わない。
図6は、本実施形態のワークフローサーバ105で稼動するワークフローサーバソフトウェアのシステム構成を機能モジュール毎に示した構成図である。
WEBサーバ103で入力された注文書(オーダ)が、DBサーバ104にジョブチケットとして登録され、該ジョブチケットを印刷することによりオーダが確定する。すると、オーダを管理するソフトウェアであるオーダマネージャ601にオーダが伝達され(オーダ確定通知)、オーダマネージャ601により、オーダの管理、オーダの実行の指示が、ワークフローマネージャ602に伝達される。ワークフローマネージャ602は、ワークフローエディタ607によって生成されたワークフロー情報に従い、オーダを処理する。
なお、本願では処理を実行する上で、処理順序が特定された工程群をワークフローと定義する。例えば、後述の図8に示すフローは、ワークフロー情報に従いワークフローマネージャ602が、分割してスキャンされた書類のスキャンデータを、合体して出力する際の処理工程に相当する。また、ワークフローマネージャ602は、ある処理工程の処理が完結することに伴い自動的に次の工程へと処理を進めることも可能である。デバイススケジューラ604は、デバイスのスケジューリング情報をワークフローサーバ105内のRAM202に保持する。デバイスマネージャ605は、オーダマネージャ、ワークフローマネージャと連携をとり、デバイスのステータス情報を連絡する。ジョブマネージャ603は、個々の印刷ジョブやスキャンジョブの状態を監視コントロールし、ワークフローマネージャ602にジョブの実行ステータスを通知する。オーダマネージャ601は、オーダが確定すると、DBサーバ104にて格納されているジョブチケットに含まれる印刷情報を抽出する。そして、オーダマネージャ601は、オーダ中の原稿データファイルのパス名と合わせて、印刷に必要なオーダ情報ファイルを作成する。オーダ情報ファイルは、ワークフローマネージャ602の実行の指示が格納されている。
図7は、本実施形態のワークフローのブロック図である。図7の図中符号701、702、703は例えばMFPが有するスキャナ装置である。データチェックモジュール704、データ合成モジュール705は、ワークフローサーバ105が備えるモジュールであり、ワークフローマネージャ602の有する機能である。データチェックモジュール704は分割前の書類データを構成するために必要となるスキャンデータが全て揃ったか判断する判断機能を有している。データ合成モジュール705は分割してスキャンされたスキャンデータを結合するデータ合成機能を有している。印刷モジュール706は印刷を行う印刷機能を有している。
分割した書類は、ジョブチケットとともに、MFPのスキャナ装置701、702、703の各々でスキャンされ、ワークフローサーバ105に登録される。すなわちワークフローサーバ105は、複数のスキャナ装置(画像読取装置)と通信可能である。その後、データチェックモジュール704がワークフローサーバ105のRAM202内に記憶されたスキャンデータをチェックし、分割処理前の書類を構成するデータが揃った場合に、データ合成モジュール705がそれらのデータの結合を行う。そして、ワークフローマネージャ602は、ワークフロー情報であらかじめ決められた、書類をデータ処理処理するためのワークフローにおいて、次の工程である印字工程に処理を進め、印刷モジュール706が結合されたスキャンデータの印刷処理を実行する。
図8は、ワークフローサーバ105上で稼動している、本実施形態のプログラムのフローチャートで、ワークフローマネージャ602が、分割してスキャンされた書類のデータを、合体し出力する処理を示す。なお、図8に記載のフローチャートの各ステップはワークフローサーバ105内のCPUが処理することにより実行される。
ワークフローサーバ105は、データチェックモジュール704により、記憶しているスキャンデータに関して、ジョブチケットと、書類のスキャンデータに分ける。データチェックモジュール704は、ジョブチケットのバーコードから、ジョブチケットの情報を取得し、スキャンデータの属性情報として記憶する(ステップS802)。詳細には、ワークフローサーバ105は、スキャナ装置によってスキャンされたジョブチケットと書類原稿のデータを受信して、RAM202に格納する。つまり、ワークフローサーバ105は、少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報、画像読取装置にて読み取られた画像データを対応付けて記憶することができる。データチェックモジュール704は、ワークフローサーバ105のRAM202を参照することによりジョブチケットのバーコードを認識して、解析することでスキャンデータの属性情報として登録することができる。つまり、S802においてワークフローサーバ105は、少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を含むジョブチケットおよび画像読取装置にて読み取られた画像データを受信する。なお、受信したジョブチケットから結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を抽出して、抽出された結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報がRAM202に記憶される。ジョブチケットの属性情報としては、一例を図9に示し、後述する。
次に、ステップS803で、ワークフローサーバ105は、データチェックモジュール704により、記憶されたスキャンデータに対応する属性情報を確認し、分割前の書類を構成するのに必要なスキャンデータが揃ったか確認する。すなわち、同じジョブIDのスキャンデータを全てチェックし、同じジョブIDのスキャンデータであって、ジョブチケットの属性情報に含まれる分割数と同じ数のスキャンデータが揃っているか確認する。詳細には、図9のような形式でスキャンデータの属性情報が保持されており、データチェックモジュール704がリスト内のID情報と分割数を確認することによりS803の処理が実現される。
元の書類(分割前の書類)を構成するために必要となる同じジョブIDのスキャンデータが、全て揃ったと判断された場合、ステップS804において、ワークフローサーバ105は、データ合成モジュール705により、スキャンデータをジョブチケットの属性情報をもとに順番に結合する。詳細には、図9のようにワークフローサーバ105が受信したスキャンデータごとに結合すべき順序情報が管理されている。データ合成モジュール705は、図9のようなリストを参照することによりS804の処理が可能となる。また、本実施形態では、元の書類を構成するために必要となる同じジョブIDのスキャンデータが全て揃ったと判断された場合に合成処理を実行する(識別情報ごとに対応付けて記憶されている複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データが揃ったと判定された場合に、識別情報と対応付けられている複数の画像読取装置にて読み取られた各画像データを結合する)と記載したが、それに限る必要は無い。例えば、識別情報ごとに対応付けて記憶されている複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データを結合するまで、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記画像データを記憶することに応じて画像データを結合しても構わない。ワークフローサーバ105は、上述したいずれか一方の結合処理を行う。
ワークフローサーバ105は、記憶されている複数の画像読取装置にて読み取られた画像データにおいて、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを分割数および結合順序に従って結合する。
次に、ステップS805において、ワークフローサーバ105のワークフローマネージャ602は、ワークフロー情報であらかじめ決められた書類データを処理するためのワークフローにおける次の工程である印刷工程に処理を進める。つまり、複数の処理工程からなるワークフローにおいて、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを分割数および結合順序に従って結合することに応じて、次工程へ処理を進める。
この場合、ワークフローマネージャは、結合後、印刷処理を実行することを把握しているため、印刷モジュール706に対してデータ合成モジュール705により結合されたデータを印刷するよう指示する。なお、各分割スキャンデータに対応するジョブチケットは、それぞれ印刷設定情報を保持しているため、ワークフローマネージャ602は図9のリストを解析して、印刷設定情報も印刷モジュールに送信する。なお、本願では結合処理の次工程として印刷処理が設定されているがこれに限る必要はない。
図9は、ジョブチケットおよび分割された書類がスキャナ装置によってスキャンされ、スキャナ装置からワークフローサーバ105に送信された情報の一例を示す図である。なお、スキャナ装置から送信されたジョブチケットの情報はワークフローサーバ105のRAM202に保持される。ジョブチケットに含まれる属性情報としては、ジョブのID、結合順序、分割数、ページ数、両面/片面の指定、用紙サイズ、用紙の種類、スキャン後に印刷する際の印刷部数の情報が含まれる。図9の例では、ジョブIDが2231、2301、2300のジョブチケットの情報がワークフローサーバ105にて管理されている。図9では、ワークフローサーバ105は、1番目にジョブID2231の分割スキャンデータを受信する。1番目に受信した分割スキャンデータを参照すると分割数が4となっているため、データチェックモジュール704はこの段階ではジョブID2231は全て揃っていないと判定する。続いて、ワークフローサーバ105は、ジョブID2231の分割スキャンデータを受信する。しかしながら、ジョブID2231は分割数が4であり、現段階ではジョブID2231の分割スキャンデータは2つしか記憶されていないため、データチェックモジュールはジョブID2231のスキャンデータは揃っていないと判定する。以上の処理を繰り返した結果、ワークフローサーバ105は、6番目にジョブID2231のスキャンデータを受信することにより、4つのジョブID2231の分割スキャンデータが受信されたと判断できる。データチェックモジュールはこの段階で、ジョブID2231の分割スキャンデータが全て揃ったと判定する。そして、データ合成モジュール705は、ジョブID2231の情報を参照し、結合順序に従って各分割スキャンデータを合成処理する。図9の例では、結合順序1のスキャンデータは片面A4厚紙(2番目に受信)であり、結合順序2のスキャンデータは両面A4普通紙(1番目に受信)である。さらに、結合順序3のスキャンデータは両面A4普通紙(4番目に受信)、結合順序4のスキャンデータは片面A3普通紙(6番目に受信)である。データ合成モジュールは、ジョブID2231の4つのスキャンデータを合成する。そして、合成後、次のワークフローの工程へと処理を進める。
本実施形態では、生成されたジョブチケットを印刷し、印刷されたジョブチケットを画像読取装置にて読み取ることにより生じたジョブチケットの画像データを受信し、受信した前記ジョブチケットの画像データから結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を抽出して、記憶する。
図10はスキャンされるジョブチケットの一例である。WEBサーバ103で入力された注文書(オーダ)に基づき生成されたジョブチケットは、DBサーバ104に保存される。そして、図10のジョブチケット1001は、DBサーバ104にて保持しているジョブチケットを印刷した結果である。
オペレータは、図10にあるジョブチケット1001およびスキャン処理すべき原稿である書類をジョブチケット1001にて指定されたスキャナ装置を用いてスキャン処理を実行する。スキャナ装置によってスキャンされたジョブチケットおよびスキャン処理すべき原稿である書類が、ワークフローサーバ105に登録される。なお、ジョブチケット1001には、タイトル1002、属性情報103、ジョブチケットを特定するバーコード1004で構成されている。また、図10ではジョブチケットを生成するWEBサーバが印刷センター153と通信することにより、各デバイスのスケジュール情報を記憶することが可能となる。ここで記憶された各デバイスのスケジュール情報に基づいて、スキャン処理を実行可能なスキャナ装置を特定することができる。そして特定されたスキャナ装置が指定デバイスとしてジョブチケットに記述される。この処理により、複数台のMFPが設置されている印刷センター153であっても、迷うことなくスキャン処理を実行すべきスキャナ装置を特定することが可能となる。
なお、本実施形態では、スキャナ装置から受信したジョブチケットの情報から図9のリスト情報を生成していたが、それに限ることは無い。例えば、予め図9のようなリスト情報をワークフローサーバ105が登録しておき、スキャナ装置からはジョブIDおよび結合順序情報が送信される。ワークフローサーバ105は、受信したジョブIDおよび結合順序から、対応する設定情報を特定して、同時にスキャンされた書類のスキャンデータを合成するようにしても構わない。
以上、本実施形態1の処理を用いることにより、ジョブチケットに記述されている分割数を用いて分割スキャン処理および結合処理を実行することが可能となり、ユーザの所望とする分割数にて効率的に分割スキャン処理を実行することが可能となる。更に、オーダから生成されたジョブチケットに記述されている内容に従って結合処理が行われるため、オーダ内容に基づく出力結果を保証することが可能となる。
[実施形態2]
実施形態1では、注文確定時に、WEBサーバ103において、注文に従ったジョブチケットを作成し、DBサーバ104上にジョブチケットを登録する。この際、書類を複数に分けてスキャンする必要がある場合には、WEBサーバ103は、分割する数だけジョブチケットを作成する。そして、WEBサーバ103によって生成されたジョブチケットを登録したDBサーバは、登録済みのジョブチケット情報をMFP等の出力装置へ送信し、紙ベースのジョブチケットを形成して出力する。オペレータは、書類を分割してスキャンする際には、それぞれの分割した書類に対応する紙ベースのジョブチケットを合わせてスキャンする。そして、スキャンした紙ベースのジョブチケット情報から、ワークフローサーバ105は、ジョブチケット内に含まれる属性情報を認識してスキャンした書類データに対して付加する。そして、元の書類を構成可能なデータが揃った時点で印刷をおこなうシステムについて説明した。
実施形態1では、注文確定時に、WEBサーバ103において、注文に従ったジョブチケットを作成し、DBサーバ104上にジョブチケットを登録する。この際、書類を複数に分けてスキャンする必要がある場合には、WEBサーバ103は、分割する数だけジョブチケットを作成する。そして、WEBサーバ103によって生成されたジョブチケットを登録したDBサーバは、登録済みのジョブチケット情報をMFP等の出力装置へ送信し、紙ベースのジョブチケットを形成して出力する。オペレータは、書類を分割してスキャンする際には、それぞれの分割した書類に対応する紙ベースのジョブチケットを合わせてスキャンする。そして、スキャンした紙ベースのジョブチケット情報から、ワークフローサーバ105は、ジョブチケット内に含まれる属性情報を認識してスキャンした書類データに対して付加する。そして、元の書類を構成可能なデータが揃った時点で印刷をおこなうシステムについて説明した。
一方、上述の機能の実現は、紙ベースのジョブチケットを使うことに限定されるわけではない。
本実施形態2では、紙ベースのジョブチケットを使用しない構成を説明する。本実施形態2は、上述の実施形態1を基本としており、以下、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態2では、WEBサーバ103が、注文を確定し、ジョブチケットを作成した際に、ジョブチケットをDBサーバ104に送信する。ジョブチケットを受信したDBサーバは、ワークフローサーバ105に対してジョブチケットを送信する。なお、WEBサーバ103が作成したジョブチケットを直接、ワークフローサーバ105に送信しても構わない。ワークフローサーバ105は、受信したジョブチケットを解析して分割数やジョブIDを記憶する。ここで、オペレータがデバイスの操作パネルから、ジョブIDを取得するための情報を入力することにより、入力された情報に対応するジョブIDがデバイスの操作パネルに表示される。入力される情報としては例えば、オペレータ識別情報(オペレータID番号)などが挙げられる。
そしてスキャンを実施する際に、オペレータは、MFPの操作パネルに表示されるそのジョブIDを入力した上で、スキャンを実行する。これにより、スキャナ装置により読み取られたスキャンデータおよび入力されたジョブIDがワークフローサーバ105に送信される。なお、分割スキャンを実行する際は、ジョブIDと共に結合順序を指定する。本願は、分割スキャンを想定しているため、結合順序も指定するものとして説明を続ける。なお、ワークフローサーバ105は、ジョブチケット情報を記憶しているため、ジョブIDごとに分割数情報を保持している。よって、オペレータがMFPの操作パネルにて指定可能な結合順序の値は、ジョブIDごとに保持されている分割数以内の値である。例えば、あるジョブIDにおいて、ワークフローサーバ105は、分割数が「3」であると保持している場合、結合順序として「2/4(4分割処理されたスキャンデータを結合した結果、2番目に出力される)」と設定することはできない。
また、本願では複数台のスキャナ装置を用いて処理しているため、場合によっては同じ結合順序を指定したスキャン処理が実行される可能性がある。この問題点を防ぐために、読み取られた画像データを前記情報処理装置に送信するに先立ち、分割読取ジョブの識別情報および結合順序を送信する。ワークフローサーバ105は、複数の画像読取装置にて指定された分割読取ジョブの識別情報および結合順序を受信して、両者をRAM202等に記憶しておく。そして、受信された分割読取ジョブの識別情報および結合順序が既に前記憶されているか否かを判定し、判定結果を識別情報および結合順序の送信元である画像読取装置に対して送信する。つまり、画像読取装置にて入力された識別情報および結合順序情報はワークフローサーバへ送信され、ジョブIDごとに設定済みの結合順序を記憶しておき、同じジョブIDにおいて同じ結合順序を指定することはできないように制御する。例えばスキャナAにてジョブID「1100」、結合順序「2/3」と設定した場合、スキャナBにてジョブID「1100」、結合順序「2/3」と指定することはできない。
また、本願では複数台のスキャナ装置を用いて処理しているため、場合によっては同じ結合順序を指定したスキャン処理が実行される可能性がある。この問題点を防ぐために、読み取られた画像データを前記情報処理装置に送信するに先立ち、分割読取ジョブの識別情報および結合順序を送信する。ワークフローサーバ105は、複数の画像読取装置にて指定された分割読取ジョブの識別情報および結合順序を受信して、両者をRAM202等に記憶しておく。そして、受信された分割読取ジョブの識別情報および結合順序が既に前記憶されているか否かを判定し、判定結果を識別情報および結合順序の送信元である画像読取装置に対して送信する。つまり、画像読取装置にて入力された識別情報および結合順序情報はワークフローサーバへ送信され、ジョブIDごとに設定済みの結合順序を記憶しておき、同じジョブIDにおいて同じ結合順序を指定することはできないように制御する。例えばスキャナAにてジョブID「1100」、結合順序「2/3」と設定した場合、スキャナBにてジョブID「1100」、結合順序「2/3」と指定することはできない。
図11には、本実施形態におけるMFPの操作パネルを表示している。図11(A)はジョブIDを送信することによりワークフローサーバから送信される分割数を示している。また、図11(B)では、オペレータIDを入力する項目が設定されている。
図11中の符号1101はLCD(liquid crystal display)表示画面である。図11(B)に記述されているボタン1102はスキャンスタートまたは設定情報を送信するため際に押される。1103は読み取りサイズの指定エリアで、図11(B)ではAutoが選択されている。1104は読み取りモードの指定エリアで、両面または片面が選択可能だが、図11(B)では、両面が指定されている。1105はジョブID入力エリアで、不図示のテンキーからID番号を入力することが可能である。1106は、結合順序を指定するためのエリアである。図11(B)ではジョブID「2211」、結合順序として「2/3」と指定されている。これにより3つの分割数のうち2番目に結合処理されるスキャンデータは指定されているため、その情報がワークフローサーバに格納される。今後、ジョブID「2211」では結合順序「2/3」を設定しようとすると、既にワークフローサーバにてジョブID「2211」、結合順序「2/3」が設定済みであるため、異なる結合順序を指定するように表示される。
オペレータはジョブID、結合順序を入力し、読み取りモードを選択、読み取りサイズを選択した後に、スタートボタンを押すことで、スキャン処理が行われる。ワークフローサーバ105は、書類のスキャンデータと入力されたジョブID、結合順序を受信することが可能である。この際、IDとともにスキャンモードの設定情報もサーバに送付することで、分割されたそれぞれの書類に対応するジョブチケットの各々に、スキャンモードの設定情報を設定して登録することが可能である。
以上、本実施形態2を詳細に説明するために図12のフローチャートを用いる。なお、図12に記載のフローチャートにおける各ステップはワークフローサーバ内のCPUによって処理される。
ワークフローサーバ105は、ジョブチケットを受信する(S1201)。S1201により受信されたジョブチケットに記述されている情報は、解析された上でジョブIDごとにRAMに記憶される。なお、ワークフローサーバ105は、少なくともジョブチケットに記述されている分割読取ジョブの識別情報ごとの分割数を記憶する。
ワークフローサーバ105は、MFP等のデバイスからオペレータからの取得要求を受信したか否かを判定する(S1202)。例えば、ワークフローサーバ105は、ジョブチケットを受信した段階で、受信したジョブチケットに基づく処理を実行すべきオペレータを特定している。よって、オペレータがスキャナ装置の操作パネルにてオペレータ識別情報(例えばオペレータID番号)を入力することにより、入力されたオペレータ識別情報に対応するジョブIDをスキャナ装置へ送信する。または、オーダが確定した段階でジョブIDをオペレータに通知することにより、オペレータがジョブIDを取得できるようにしても構わない。この場合、ジョブIDの取得要求の必要性はなくなる。
ワークフローサーバ105は、オペレータによって入力されたジョブID取得要求およびオペレータ識別情報を受信すると、受信したオペレータ識別情報と対応するジョブIDをジョブID取得要求元のスキャナ装置へ送信する(S1203)。
ワークフローサーバ105は、スキャナ装置から送信されたジョブIDを受信して(S1204)、受信したジョブIDに対応する分割数をジョブIDの送信元であるスキャナ装置へ送信する(S1205)。詳細には、S1201にて受信したジョブチケットには少なくともジョブIDおよび分割数が記述されている。よって、受信したジョブIDから対応する分割数を検索して、検索された分割数を送信することによりS1205の処理が可能となる。つまり、ワークフローサーバ105は、複数の画像読取装置から分割読取ジョブの識別情報を受信すると、記憶されている識別情報ごとの分割数を用いて、画像読取装置から受信した識別情報と対応する分割数を識別情報の送信元である画像読取装置に対して送信する。
ワークフローサーバ105は、スキャナ装置からジョブIDおよび結合順序を受信し(S1206)、受信した結合順序の内容が分割数以内であるか否かを判定する(S1207)。詳細には、ワークフローサーバ105は上述した通り、ジョブIDおよび分割数をRAM202に保持している。よって、S1206によって受信したジョブIDおよび結合順序とRAM202に保持しているジョブIDおよび分割数から設定された結合順序が分割数に収まっているか否かを判定することが可能となる。例えば、あるジョブIDにおいて3分割処理することがワークフローサーバ105に保持されている場合を想定する。ここで、スキャナ装置から結合順序として「2/4(4分割処理されたスキャンデータを結合した結果、2番目に出力される)」が指定された場合、保持している分割数「3」を越えているので、S1207ではNoと判定される。
ワークフローサーバ105は、S1207にて受信した結合順序の内容が分割数以内であると判定された場合(S1207−Yes)、S1206にて受信した結合順序が新規に設定された値であるか否かを判定する(S1208)。詳細には、S1207およびS1208にてYesと判定されたジョブIDおよび結合順序は、ワークフローサーバ105のRAM202に保存されている。よって、保存されているジョブIDおよび結合順序を用いることでS1208の判定処理が可能となる。
ワークフローサーバ105は、スキャナ装置からジョブIDおよび結合順序、スキャンデータを受信して(S1209)、結合可能か否かを判定する。詳細には、識別情報および結合順序が指定された複数の画像読取装置により読み取られた画像データを受信して、RAM202に記憶する。ワークフローサーバ105は、上述したようにジョブIDごとに分割数を保持しており、例えば図13のようなジョブチケット管理テーブルを作成し、RAMに記憶している。スキャナ装置から受信したジョブIDおよび結合順序からどのジョブIDに対応するスキャンデータを受信したかを把握することが可能である。
ワークフローサーバ105は、ジョブIDごとに全てのスキャンデータが揃ったか否かを判定する。ここで、スキャンデータが揃ったと判定した場合、該ジョブIDに対応するスキャンデータを結合可能と判定する。また、スキャンデータが揃っていないと判定した場合は結合できないと判定し(S1210−No)、S1202に戻り、ジョブIDごとに全てのスキャンデータが揃うまで処理を繰り返す。図13を例に説明をすると、ジョブID2231は分割数3となっている。そのため、データチェックモジュール704は、デバイスからジョブID2231および結合順序1、ジョブID2231および結合順序2、ジョブID2231および結合順序3を指定したスキャンデータを受信するまで結合可能とは判定しない(S1210−No)。また、デバイスからジョブID2231および結合順序1、ジョブID2231および結合順序2、ジョブID2231および結合順序3を指定したスキャンデータを全て受信した場合、データチェックモジュール704は、結合可能と判定する(S1210−Yes)。結合処理は、識別情報ごとに記憶されている複数の画像読取装置により読み取られた画像データを、分割数および結合順序に従って結合する。また、結合処理の詳細としては、識別情報ごとに記憶されている複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データを結合するまで、同じ識別情報が指定されている画像データを受信することに応じて画像データを結合する処理が挙げられる。または、識別情報ごとに記憶されている複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データが揃ったと判定された場合、同じ識別情報が指定された画像データを結合する処理でも良い。
ワークフローサーバ105は、データ合成モジュール705より、S1210で結合可能と判定された場合、結合可能と判定されたジョブIDを指定したスキャンデータを結合順序に従って結合して(S1211)、次工程へと処理を進める(S1212)する。なお、S1211の処理は上述の図8のS804の処理と同等であり、S1212の処理も、図8のS805と同等であるため詳細な説明は省略する。
続いて、図14に本願のスキャナ装置の処理の流れを示すフローチャートを記載する。なお、図14の各ステップはスキャナ装置が有するCPUによって処理される。
スキャナ装置は、ジョブIDの取得要求を行う(S1401)。詳細には、スキャナ装置の操作パネルにジョブIDを特定するための情報を入力して、情報処理装置に送信されることによりジョブIDの取得要求が成立する。ジョブIDを特定するための情報としては上述したようにオペレータIDなどが挙げられる。
スキャナ装置は、ワークフローサーバ105より取得したジョブIDを入力して、ワークフローサーバ105へ送信し(S1402)、送信したジョブIDに対応する分割数を受信する(S1403)。なお、S1403により受信した分割数はジョブIDと対応付けられた状態でスキャナ装置のRAM等に保持しておく。
スキャナ装置は、ジョブIDおよび結合順序を入力し(S1404)、入力された結合順序がS1403により取得した分割数に収まるか否かを判定する(S1405)。詳細には、S1403により取得した分割数はジョブIDと対応付けられて保存されているため、入力されたジョブIDおよび結合順序からS1405の判定処理が可能となる。つまり、結合順序として、受信された分割数以内の値が設定されたか否かを判定する。なお、具体的な例としては上述した図12のS1207の処理と同様である。
スキャナ装置はS1405の判定処理により結合順序情報として受信された分割数以内の値が設定されなかったと判定された場合、結合順序情報を再設定するための画面を表示する。
また、S1405にてYesと判定された場合、スキャナ装置は、ジョブID、結合順序、スキャンデータをワークフローサーバ105に対して送信する(S1406)。
なお、図12に記載のS1207の処理と図14に記載のS1405の処理はワークフローサーバ105またはスキャナ装置のいずれか一方で処理すればよいものである。なお、ワークフローサーバ105にて判定処理をする場合、判定結果がスキャナ装置に送信される。よって、スキャナ装置はワークフローサーバ105からの判定結果に基づいてS1405およびS1406の判定処理をすることが可能となる。
以上、実施形態2の処理を用いることにより、ジョブチケットを印刷する処理が必要なくなるため、例えば、分割数が膨大となるような場合であっても、用紙を節約することが可能となる。さらに、オペレータは分割スキャンを実行する時にジョブIDおよび分割数をワークフローサーバから画像読取装置が取得し、その場で指定した結合順序にてスキャン処理を実行することができ、例えば結合処理内容が記載された記録媒体を紛失したためにオーダ内容に従ったスキャン処理を行うことができないという事態を防ぐことが可能となる。
以上、実施形態2の処理を用いることにより、ジョブチケットを印刷する処理が必要なくなるため、例えば、分割数が膨大となるような場合であっても、用紙を節約することが可能となる。さらに、オペレータは分割スキャンを実行する時にジョブIDおよび分割数をワークフローサーバから画像読取装置が取得し、その場で指定した結合順序にてスキャン処理を実行することができ、例えば結合処理内容が記載された記録媒体を紛失したためにオーダ内容に従ったスキャン処理を行うことができないという事態を防ぐことが可能となる。
また、ワークフローサーバが、既に画像読取装置で指定された結合順序を識別情報ごとに管理しており、別の画像読取装置の指定時に判定するので、誤って同じ結合順序を指定して画像読取処理を実行することを防ぐことが可能となる。さらに、識別情報ごとに分割数を保持しているため、結合順序として、誤って分割数以上の値を指定して画像読取処理を実行することを防ぐことができる。
[実施形態3]
本実施形態3では、書類を分割してスキャンを行う際に、分割した書類の順序を指定するための異なる実施形態について説明する。本実施形態3は、上述の実施形態1を基本としており、以下、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態3におけるワークフローサーバ105は、複数の画像読取装置と接続可能であり、複数の画像読取装置にて分割して読み取られた画像データを保持するための領域であり階層構造を有したフォルダを生成可能である。 本実施形態3を詳細に説明するために図15から図17を用いて説明する。
本実施形態3では、書類を分割してスキャンを行う際に、分割した書類の順序を指定するための異なる実施形態について説明する。本実施形態3は、上述の実施形態1を基本としており、以下、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態3におけるワークフローサーバ105は、複数の画像読取装置と接続可能であり、複数の画像読取装置にて分割して読み取られた画像データを保持するための領域であり階層構造を有したフォルダを生成可能である。 本実施形態3を詳細に説明するために図15から図17を用いて説明する。
図15は、本実施形態を詳細に説明するためのフローチャートである。なお、図15に記載のフローチャートの各ステップはワークフローサーバ105のCPUによって処理される。ワークフローサーバ105は、WEBサーバが作成したジョブチケットを受信する(S1501)。
ワークフローサーバ105は、S1501にて受信したジョブチケットを解析して、ジョブチケットに記述されているジョブIDが新規ジョブIDであるか否かを判定する(S1502)。詳細には、S1501にて受信したジョブチケットはワークフローサーバ内にて管理しているため、S1502の判定処理が可能となる。なお、ジョブチケットの解析により得られた分割数を分割読取ジョブの識別情報ごとに記憶する。
S1502により新規ジョブIDを受信したと判定した場合、ワークフローサーバ105は、ジョブIDに対応するホットフォルダ(後述する図16のフォルダ1501から1503に相当)を生成する(S1503)。また、受信したジョブチケットを解析することにより分割スキャン処理を行うことが記述されていると判定した場合、S1503にて生成したフォルダ内に、分割スキャンデータを格納するための分割スキャンデータ用ホットォルダ(後述する図17のフォルダ1601および1602に相当)を生成する(S1504)。なお、生成される分割スキャンデータ用ホットフォルダの個数は解析したジョブチケットに記述されている分割数と同数である。つまり、ワークフローサーバ105は、ジョブチケットを解析して記憶した識別情報および分割数に基づいて、識別情報ごとにフォルダを生成し、フォルダの階層内に複数の画像読取装置によって読み取られた個々の分割画像データを記憶するための分割数分の分割画像データ用フォルダを生成する。さらに、生成された分割スキャンデータ用ホットフォルダには、生成された個数を最大値として各分割スキャンデータ用ホットフォルダに順次結合順序を設定する。例えば、ジョブチケットから分割数が4と解析できた場合、4つの分割スキャン用ホットフォルダが生成される。ここで、分割数4を最大値として各分割スキャン用ホットフォルダに連続する結合順序情報(結合順序1、2、3、4)を設定する。つまり、ワークフローサーバ105は、少なくとも識別情報、分割数が指定された情報を記憶し、分割数に基づいて各分割画像データ用フォルダに連続的な結合順序を設定して、分割画像データ用フォルダを生成する。
ワークフローサーバ105は、分割スキャンデータ用ホットフォルダの作成が終了したか否かを判定する(S1505)。詳細には、S1504にて生成された分割スキャン用ホットフォルダの個数をカウントし、S1502にて解析したジョブチケットに記述されている分割数と同数であるか否かを判定する。
ここで分割数分の分割スキャン用ホットフォルダが生成されたと判定された場合、ワークフローサーバ105は、S1505にて分割スキャン用ホットフォルダ生成終了と判定する(S1505−Yes)。
続いてワークフローサーバ105は、スキャンデータを受信したか否かを判定する(S1506)。詳細には、S1504にて生成した分割スキャンデータ用ホットフォルダにスキャンデータが記憶されたか否かを判定することによりS1506の処理が可能となる。ここで、本実施形態の特徴的な部分について図16および図17を用いて説明する。
オペレータは、スキャンを行う際、MFPの操作パネルからフォルダ格納を選択すると、S1503にて生成された格納用フォルダが図16の様な画面でMFPのパネル上に表示される。図16の格納用フォルダ1601から1603は、それぞれジョブIDごとに生成されたフォルダである(S1503にて生成されるフォルダ)。ここでオペレータは表示されるフォルダ名称等の識別情報からスキャンデータを格納すべき適切なフォルダを選択する。この選択処理により、選択されたフォルダ(図16のフォルダ1601から1603のいずれかに相当)内に内包された分割スキャンデータ用ホットフォルダ(図17のフォルダ1701および1702に相当)が表示される。
オペレータは、スキャンを行う際、MFPの操作パネルからフォルダ格納を選択すると、S1503にて生成された格納用フォルダが図16の様な画面でMFPのパネル上に表示される。図16の格納用フォルダ1601から1603は、それぞれジョブIDごとに生成されたフォルダである(S1503にて生成されるフォルダ)。ここでオペレータは表示されるフォルダ名称等の識別情報からスキャンデータを格納すべき適切なフォルダを選択する。この選択処理により、選択されたフォルダ(図16のフォルダ1601から1603のいずれかに相当)内に内包された分割スキャンデータ用ホットフォルダ(図17のフォルダ1701および1702に相当)が表示される。
ここで、オペレータは、分割スキャンデータ用ホットフォルダ(図17の1701および1702に相当)をMFPの不図示のポインティングデバイス等で選択し、スキャン処理をすべき用紙をセットしてスキャンボタンを押下する。これにより、分割した書類をスキャンすることにより生じる分割スキャンデータは、ワークフローサーバ105の選択されたホットフォルダ(図17のフォルダ1701または1702に相当)に対応するメモリ領域に登録される。なお、スキャンデータがホットフォルダに格納されることにより、識別可能となるようにフォルダの表示形態が変更されても構わない。図17では、ホットフォルダ1701に分割スキャンデータが格納されているため、すでに格納済みであることを示すために斜線で塗りつぶされている。また、図17では各ホットフォルダに結合順序が付加されて表示されている。これにより、オペレータは1番目に結合したい書類をスキャンする場合、フォルダ1701を選択してからスキャン処理を実行することにより、スキャン処理により得られた分割スキャンデータはホットフォルダ1701に格納される。
ワークフローサーバ105は、S1506のスキャンデータ受信処理に従い、受信したスキャンデータを結合可能か否かを判定する(S1507)詳細には、分割された各スキャンデータがそれぞれのスキャンデータに対応する各分割スキャンデータ用ホットフォルダに記憶され、全ての分割スキャンデータ用ホットフォルダへの格納が終わったか否かを判定することにより、S1507の処理が可能となる。詳細には、図7に記載したデータチェックモジュール704がS1504により生成された分割画像データ用フォルダのそれぞれに、複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたか否かを監視することにより、スキャンデータが格納されたか否かを判定することが可能となる。そして、S1504により生成された分割画像データ用フォルダに対して、複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたと判定された場合、分割画像データを各分割画像データ用フォルダに設定されている結合順序に従って結合する(S1508)。なお、結合処理は、S1504により生成された分割画像データ用フォルダに分割画像データが記憶されることに応じて結合順序に従って結合処理を行う処理が挙げられる。または。分割数分の分割画像データ用フォルダそれぞれに分割画像データが記憶され、分割数分の分割画像データが揃ったと判定された場合に、結合順序に従って結合処理を行う方法もある。ワークフローサーバ105は、いずれか1つの結合処理を実行する。
S1508およびS1509の処理は上述した図8のS804およびS805の処理と同等であるため詳細な説明は省略する。
以上、実施形態3の処理を用いることにより、結合順序および分割数に基づいて分割スキャンされたスキャンデータを保存するためのフォルダを生成し、各フォルダに記憶された分割スキャンデータを各フォルダに設定されている結合順序に従って結合処理することが可能となる。よって、ユーザはスキャンデータの保存先を指定するという簡易な操作で分割スキャンから結合処理を実行することができ、効率的に処理を進めることができる。
[他の実施形態]
以上述べた実施形態の他に次の形態を実施できる。
(1)上述の実施形態では、ネットワークを構成するハードウェア等が含まれるものの、各データ処理を順次実施するソフトウェアでも実現できるものである。即ち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または、記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または、CPUやMPU(micro processing unit))が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶したCD、MD(magnetic disk)、メモリカード、MO等のさまざまな記憶媒体に書き込み可能である。
以上述べた実施形態の他に次の形態を実施できる。
(1)上述の実施形態では、ネットワークを構成するハードウェア等が含まれるものの、各データ処理を順次実施するソフトウェアでも実現できるものである。即ち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または、記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または、CPUやMPU(micro processing unit))が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶したCD、MD(magnetic disk)、メモリカード、MO等のさまざまな記憶媒体に書き込み可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって、上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって、上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
(2)上述した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
103 WEBサーバ
104 DBサーバ
105 ワークフローサーバ
106 作業PC
111 モノクロMFP
112 カラーMFP
121〜123 LAN
131 インターネット/イントラネット
141 製本機(パンチャ)
142 製本機(くるみ製本)
151 クライアント
104 DBサーバ
105 ワークフローサーバ
106 作業PC
111 モノクロMFP
112 カラーMFP
121〜123 LAN
131 インターネット/イントラネット
141 製本機(パンチャ)
142 製本機(くるみ製本)
151 クライアント
Claims (43)
- 画像読み取り処理を行う画像読取装置と複数の画像読取装置によって読み取られた画像データを結合する情報処理装置からなる画像処理システムであって、
前記画像読取装置は、
少なくとも結合順序、分割数、識別情報を含んだジョブチケットおよび文書をスキャン処理する画像読み取り手段を有し、
前記情報処理装置は、
少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報、画像読取装置にて読み取られた画像データを対応付けて記憶する記憶制御手段と、
前記記憶制御手段により記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データにおいて、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを前記分割数および前記結合順序に従って結合する結合手段とを有する
ことを特徴とする画像処理システム。 - 複数の画像読取装置と通信可能な情報処理装置であって、
少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報、画像読取装置にて読み取られた画像データを対応付けて記憶する記憶制御手段と、
前記記憶制御手段により記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データにおいて、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを前記分割数および前記結合順序に従って結合する結合手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記結合手段は、前記識別情報ごとに対応付けて記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データを結合するまで、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記画像データを記憶することに応じて前記画像データを結合する第1結合処理と、前記識別情報ごとに対応付けて記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データが揃ったと判定された場合に、前記識別情報と対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた各画像データを結合する第2結合処理のいずれか1つを実行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を含むジョブチケットおよび前記画像読取装置にて読み取られた画像データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信したジョブチケットから結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を抽出する抽出手段とを備え、
前記記憶手段は、前記抽出された結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を記憶する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。 - 複数の処理工程からなるワークフローにおいて、前記結合手段により同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを前記分割数および前記結合順序に従って結合することに応じて、次工程へ処理を進めるワークフロー管理工程を有することを特徴とする請求項請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記ジョブチケットを生成するジョブチケット生成手段と、
前記通信可能な画像読取装置の処理予定状況を示すスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、
前記スケジュール情報記憶手段によって記憶されているスケジュール情報から画像読取処理可能な画像読取装置を特定する特定手段とを備え、
前記ジョブチケット生成手段は、前記特定手段により特定された画像読取装置の情報を含めたジョブチケットを生成する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記ジョブチケット生成手段により生成されたジョブチケットを印刷するために出力する出力手段を備え、
前記受信手段は、前記出力手段により出力されたジョブチケットを前記画像読取装置にて読み取ることにより生じた前記ジョブチケットの画像データを受信し、
前記抽出手段は、前記受信した前記ジョブチケットの画像データから結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を抽出し、
前記記憶手段は、前記抽出された結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を記憶する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 複数の画像読取装置と通信可能な情報処理装置であって、
分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶手段と、
分割読取ジョブの識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読 み取られた画像データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段により前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを、前記分割数および結合順序に従って結合する結合手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記結合手段は、前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データを結合するまで、同じ分割読取ジョブの識別情報が指定されている前記画像データを受信することに応じて前記画像データを結合する第1結合処理と、前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データが揃ったと判定された場合、前記識別情報が指定された前記画像データを結合する第2結合処理のいずれか1つを実行することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数および前記各画像読取装置の機能から、分割処理を実行すべき画像読取装置の処理台数を決定する分割数決定手段を有することを特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。
- 前記複数の画像読取装置から前記分割読取ジョブの識別情報を受信する識別情報受信手段と、
前記記憶手段により記憶されている前記識別情報ごとの分割数を用いて、前記識別情報受信手段により受信した前記識別情報と対応する分割数を前記識別情報の送信元である画像読取装置に対して送信する分割数送信手段と
を備えたことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記複数の画像読取装置にて指定された前記分割読取ジョブの識別情報および結合順序を受信する設定情報受信手段を有し、
前記記憶手段は、前記設定情報受信手段によって受信された前記識別情報および結合順序を記憶することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記設定情報受信手段により受信された分割読取ジョブの識別情報および結合順序が既に前記設定情報記憶手段によって記憶されているか否かを判定する設定情報判定手段と、
前記設定情報判定手段による判定結果を前記識別情報および結合順序の送信元である画像読取装置に対して送信する送信手段と
を備えたことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置と接続可能な画像読取装置であって、
分割読取ジョブの識別情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記識別情報に対応する分割数を前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記結合順序として、前記受信手段により受信された分割数以内の値が設定されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記結合順序として、分割数以内の値が設定されたと判定された場合、前記設定された結合順序情報および読み取られた画像データを送信する送信手段と
を備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記送信手段は、前記読み取られた画像データを前記情報処理装置に送信するに先立ち、前記分割読ジョブの識別情報および結合順序を送信することを特徴とする請求項14に記載の画像読取装置。
- 前記判定手段により、前記結合順序情報として前記受信手段により受信された分割数以内の値が設定されなかったと判定された場合、前記結合順序情報を再設定するための画面を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項14または15に記載の画像読取装置。
- 複数の画像読取装置と接続可能であり、前記複数の画像読取装置にて分割して読み取られた画像データを保持するための領域であり階層構造を有したフォルダを生成可能な情報処理装置において、
分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された識別情報および分割数に基づいて、前記識別情報ごとに前記フォルダを生成し、前記フォルダの階層内に前記複数の画像読取装置によって読み取られた個々の分割画像データを記憶するための分割数分の分割画像データ用フォルダを生成するフォルダ生成手段と、
前記フォルダ生成手段により生成された分割画像データ用フォルダのそれぞれに、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたか否かを監視する監視手段と、
前記監視手段により、前記フォルダ生成手段により生成された分割画像データ用フォルダに対して、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたと判定された場合、前記分割画像データを各分割画像データ用フォルダに設定されている結合順序に従って結合する結合手段と
を備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記記憶手段は、少なくとも識別情報、分割数が指定された情報を記憶し、
前記フォルダ生成手段は、前記分割数に基づいて各分割画像データ用フォルダに連続的な結合順序を設定して、分割画像データ用フォルダを生成する
ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。 - 前記結合手段は、前記分割画像データ用フォルダに前記分割画像データが記憶されることに応じて前記結合順序に従って結合処理を行う第1結合処理と、前記分割数分の分割画像データ用フォルダそれぞれに前記分割画像データが記憶され、分割数分の分割画像データが揃ったと判定された場合に、前記結合順序に従って結合処理を行う第2結合処理のいずれか1つを実行することを特徴とする請求項17または18に記載の情報処理装置。
- 複数の画像読取装置と通信可能な情報処理装置の情報処理方法であって、
少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報、画像読取装置にて読み取られた画像データを対応付けて記憶する記憶制御ステップと、
前記記憶制御ステップにより記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データにおいて、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを前記分割数および前記結合順序に従って結合する結合ステップと
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 前記結合ステップにおいて、前記識別情報ごとに対応付けて記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データを結合するまで、同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記画像データを記憶することに応じて前記画像データを結合する第1結合処理と、前記識別情報ごとに対応付けて記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データが揃ったと判定された場合に、前記識別情報と対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた各画像データを結合する第2結合処理のいずれか1つを実行することを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
- 少なくとも結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を含むジョブチケットおよび前記画像読取装置にて読み取られた画像データを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信したジョブチケットから結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を抽出する抽出ステップとを備え、
前記記憶ステップにおいて、前記抽出された結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を記憶する
ことを特徴とする請求項20または21に記載の情報処理方法。 - 複数の処理工程からなるワークフローにおいて、前記結合ステップにより同じ分割読取ジョブの識別情報にて対応付けられている前記複数の画像読取装置にて読み取られた画像データを前記分割数および前記結合順序に従って結合することに応じて、次工程へ処理を進めるワークフロー管理工程を有することを特徴とする請求項請求項20乃至22のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記ジョブチケットを生成するジョブチケット生成ステップと、
前記通信可能な画像読取装置の処理予定状況を示すスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶ステップと、
前記スケジュール情報記憶ステップによって記憶されているスケジュール情報から画像読取処理可能な画像読取装置を特定する特定ステップとを備え、
前記ジョブチケット生成ステップにおいて、前記特定ステップにより特定された画像読取装置の情報を含めたジョブチケットを生成する
ことを特徴とする請求項22に記載の情報処理方法。 - 前記ジョブチケット生成ステップにより生成されたジョブチケットを印刷するために出力する出力ステップを備え、
前記受信ステップにおいて、前記出力ステップにより出力されたジョブチケットを前記画像読取装置にて読み取ることにより生じた前記ジョブチケットの画像データを受信し、
前記抽出ステップにおいて、前記受信した前記ジョブチケットの画像データから結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を抽出し、
前記記憶ステップにおいて、前記抽出された結合順序、分割数、分割読取ジョブの識別情報を記憶する
ことを特徴とする請求項24に記載の情報処理方法。 - 複数の画像読取装置と通信可能な情報処理装置の情報処理方法であって、
分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶ステップと、
分割読取ジョブの識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読 み取られた画像データを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された前記識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを記憶する画像データ記憶ステップと、
前記画像データ記憶ステップにより前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを、前記分割数および結合順序に従って結合する結合ステップと
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 前記結合ステップにおいて、前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データを結合するまで、同じ分割読取ジョブの識別情報が指定されている前記画像データを受信することに応じて前記画像データを結合する第1結合処理と、前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割数分の画像データが揃ったと判定された場合、前記識別情報が指定された前記画像データを結合する第2結合処理のいずれか1つを実行することを特徴とする請求項26に記載の情報処理方法。
- 受信したオーダ情報に含まれる納期までの日数および前記各画像読取装置の機能から、分割処理を実行すべき画像読取装置の処理台数を決定する分割数決定ステップを有することを特徴とする請求項26または27に記載の情報処理方法。
- 前記複数の画像読取装置から前記分割読取ジョブの識別情報を受信する識別情報受信ステップと、
前記記憶ステップにより記憶されている前記識別情報ごとの分割数を用いて、前記識別情報受信ステップにより受信した前記識別情報と対応する分割数を前記識別情報の送信元である画像読取装置に対して送信する分割数送信ステップと
を備えることを特徴とする請求項26乃至28のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記複数の画像読取装置にて指定された前記分割読取ジョブの識別情報および結合順序を受信する設定情報受信ステップを有し、
前記記憶ステップにおいて、前記設定情報受信ステップによって受信された前記識別情報および結合順序を記憶することを特徴とする請求項26乃至29のいずれか1項に記載の情報処理方法。 - 前記設定情報受信ステップにより受信された分割読取ジョブの識別情報および結合順序が既に前記設定情報記憶ステップによって記憶されているか否かを判定する設定情報判定ステップと、
前記設定情報判定ステップによる判定結果を前記識別情報および結合順序の送信元である画像読取装置に対して送信する送信ステップと
を備えることを特徴とする請求項30に記載の情報処理方法。 - 情報処理装置と接続可能な画像読取装置の画像読取方法であって、
分割読取ジョブの識別情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより入力された前記識別情報に対応する分割数を前記情報処理装置から受信する受信ステップと、
前記結合順序として、前記受信ステップにより受信された分割数以内の値が設定されたか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記結合順序として、分割数以内の値が設定されたと判定された場合、前記設定された結合順序情報および読み取られた画像データを送信する送信ステップと
を備えることを特徴とする画像読取方法。 - 前記送信ステップにおいて、前記読み取られた画像データを前記情報処理装置に送信するに先立ち、前記分割読ジョブの識別情報および結合順序を送信することを特徴とする請求項32に記載の画像読取方法。
- 前記判定ステップにより、前記結合順序情報として前記受信ステップにより受信された分割数以内の値が設定されなかったと判定された場合、前記結合順序情報を再設定するための画面を表示する表示ステップを備えることを特徴とする請求項32または33に記載の画像読取方法。
- 複数の画像読取装置と接続可能であり、前記複数の画像読取装置にて分割して読み取られた画像データを保持するための領域であり階層構造を有したフォルダを生成可能な情報処理方法において、
分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップにより記憶された識別情報および分割数に基づいて、前記識別情報ごとに前記フォルダを生成し、前記フォルダの階層内に前記複数の画像読取装置によって読み取られた個々の分割画像データを記憶するための分割数分の分割画像データ用フォルダを生成するフォルダ生成ステップと、
前記フォルダ生成ステップにより生成された分割画像データ用フォルダのそれぞれに、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたか否かを監視する監視ステップと、
前記監視ステップにより、前記フォルダ生成ステップにより生成された分割画像データ用フォルダに対して、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたと判定された場合、前記分割画像データを各分割画像データ用フォルダに設定されている結合順序に従って結合する結合ステップと
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 前記記憶ステップにおいて、少なくとも識別情報、分割数が指定された情報を記憶し、
前記フォルダ生成ステップにおいて、前記分割数に基づいて各分割画像データ用フォルダに連続的な結合順序を設定して、分割画像データ用フォルダを生成する
ことを特徴とする請求項35に記載の情報処理方法。 - 前記結合ステップにおいて、前記分割画像データ用フォルダに前記分割画像データが記憶されることに応じて前記結合順序に従って結合処理を行う第1結合処理と、前記分割数分の分割画像データ用フォルダそれぞれに前記分割画像データが記憶され、分割数分の分割画像データが揃ったと判定された場合に、前記結合順序に従って結合処理を行う第2結合処理のいずれか1つを実行することを特徴とする請求項35または36に記載の情報処理方法。
- 請求項20乃至25のいずれかに記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項26乃至31のいずれかに記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項32乃至34のいずれかに記載の画像読取方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項35乃至37のいずれかに記載の情報処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 画像読み取り処理を行う画像読取装置と複数の画像読取装置によって読み取られた画像データを結合する情報処理装置からなる画像処理システムであって、
前記画像読取装置は、
識別情報および結合順序を入力して、画像読み込み処理を行う画像読み込み手段を有し、
前記情報処理装置は、
分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶手段と、
分割読取ジョブの識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記識別情報および結合順序が指定された前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段により前記識別情報ごとに記憶されている前記複数の画像読取装置により読み取られた画像データを、前記分割数および結合順序に従って結合する結合手段とを有する
ことを特徴とする画像処理システム。 - 画像読み取り処理を行う画像読取装置と複数の画像読取装置によって読み取られた画像データを結合し、分割画像データを保持するための領域であるホットフォルダを生成可能な情報処理装置からなる画像処理システムであって、
前記画像読取装置は、
前記画像データを記憶すべきホットフォルダを選択して、画像読み込み処理を行う画像読み込み手段を有し、
前記情報処理装置は、
分割読取ジョブの識別情報ごとに分割数を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された識別情報および分割数に基づいて、前記識別情報ごとに前記フォルダを生成し、前記フォルダの階層内に前記複数の画像読取装置によって読み取られた個々の分割画像データを記憶するための分割画像データ用フォルダを生成するフォルダ生成手段と、
前記フォルダ生成手段により生成された分割画像データ用フォルダのそれぞれに、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたか否かを監視する監視手段と、
前記監視手段により、前記フォルダ生成手段により生成された分割画像データ用フォルダに対して、前記複数の画像読取装置にて読み取られた分割画像データが記憶されたと判定された場合、前記分割画像データを各分割画像データ用フォルダに設定されている結合順序に従って結合する結合手段とを有する
ことを特徴とする画像処理システム。
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