JP2015060247A - 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015060247A
JP2015060247A JP2013191379A JP2013191379A JP2015060247A JP 2015060247 A JP2015060247 A JP 2015060247A JP 2013191379 A JP2013191379 A JP 2013191379A JP 2013191379 A JP2013191379 A JP 2013191379A JP 2015060247 A JP2015060247 A JP 2015060247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
workflow
processing apparatus
information
execution subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013191379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6264800B2 (ja
Inventor
誠二郎 堀
Seijiro Hori
誠二郎 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013191379A priority Critical patent/JP6264800B2/ja
Priority to US14/475,635 priority patent/US10015356B2/en
Priority to CN201410469298.0A priority patent/CN104461703B/zh
Publication of JP2015060247A publication Critical patent/JP2015060247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6264800B2 publication Critical patent/JP6264800B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32502Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device in systems having a plurality of input or output devices
    • H04N1/32545Distributing a job or task among a plurality of input devices or a plurality of output devices
    • H04N1/3255Hybrid jobs, i.e. performing different parts of the same job on different devices, e.g. colour and B/W pages on different devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32502Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device in systems having a plurality of input or output devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】複数の情報処理装置において複数の処理を連携して実行する。【解決手段】ワークフロー情報により定義された複数の処理を実行する複数の情報処理装置を備える情報処理システムであって、ワークフロー情報は、複数の処理の順序、および、複数の処理のそれぞれの実行主体となる情報処理装置を定義する情報であって、複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置を実行主体に定義可能であり、複数の情報処理装置は、ワークフロー情報に定義された複数の処理のそれぞれを、定義された順序で、実行主体として定義された情報処理装置が実行し、ワークフロー情報に実行主体が複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置であると定義された処理を、予め定められた判定条件に従って選択された1つの情報処理装置が実行する。【選択図】図16

Description

本発明は、複数の処理を実行する情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法に関する。
従来、プリンタ、スキャナおよびファクシミリ等の機能を有する複合機は、複数の処理の手順を予め定義したワークフローを、スキャナ等により取り込んだ画像データに対して実行する機能を有する(例えば、特許文献1参照)。ワークフローを定義することにより、複合機は、取り込んだ画像データを、指定されたフォルダーに自動で送信したり、自動でメール送信したりすることができる。
また、サーバがワークフローを実行するシステムも知られている。このシステムでは、複合機が取り込んだ画像データをサーバに送信し、サーバがワークフローにより定義された複数の処理を実行する。このようなシステムによれば、複合機では実行が困難であるような処理(例えば、画像補正処理および文字認識処理等)を含むワークフローを実行することができる。
ところで、従来、ワークフローを実行する装置は、複合機またはサーバの何れか一方であった。しかし、近年、複合機の機能が向上したことにより、比較的に負荷の重い処理も実行可能となってきた。そこで、複合機とサーバとがより柔軟に連携して効率良くワークフローを実行することが望まれる。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ワークフロー情報により定義された複数の処理を複数の情報処理装置が連携して効率良く実行する情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理システムは、ワークフロー情報により定義された複数の処理を実行する複数の情報処理装置を備える情報処理システムであって、前記ワークフロー情報は、複数の処理の順序、および、前記複数の処理のそれぞれの実行主体となる情報処理装置を定義する情報であって、前記複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置を実行主体に定義可能であり、前記複数の情報処理装置は、前記ワークフロー情報に定義された複数の処理のそれぞれを、定義された順序で、実行主体として定義された情報処理装置が実行し、前記ワークフロー情報に実行主体が複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置であると定義された処理を、予め定められた判定条件に従って選択された1つの情報処理装置が実行することを特徴とする。
本発明によれば、ワークフロー情報により定義された複数の処理を複数の情報処理装置が連携して効率良く実行することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図2は、情報処理システムにより実行される複数の処理と、実行主体となる情報処理装置との対応関係を示す図である。 図3は、複合機のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、ワークフローサーバ、管理サーバおよび管理者端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、管理サーバおよび管理者端末の機能構成を示す図である。 図6は、装置リストテーブルの一例を示す図である。 図7は、接続情報の一例を示す図である。 図8は、ワークフロー情報の作成処理のフローを示す図である。 図9は、ワークフロー情報の作成中の画面の第1例を示す図である。 図10は、ワークフロー情報の作成中の画面の第2例を示す図である。 図11は、ワークフロー情報の作成中の画面の第3例を示す図である。 図12は、ワークフロー情報の作成中の画面の第4例を示す図である。 図13は、ワークフロー情報の作成中の画面の第5例を示す図である。 図14は、接続処理を挿入する前におけるワークフロー情報の一例を示す図である。 図15は、図14のワークフロー情報に、接続情報を挿入した後におけるワークフロー情報を示す図である。 図16は、複合機およびワークフローサーバの機能構成を示す図である。 図17は、図15のワークフロー情報を実行した場合のシーケンスを示す図である。 図18は、ログイン時の画面の一例を示す図である。 図19は、ワークフローの選択時の画面の一例を示す図である。 図20は、接続処理のフローを示す図である。 図21は、実施形態に係る情報処理システムがクラウドシステムに適用された場合の構成を示す図である。 図22は、クラウドシステムでの複合機とワークフローサーバとの間のデータのやり取りの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る情報処理システム10の構成を示す図である。情報処理システム10は、一例として、複合機20と、クライアント端末21と、携帯機器22と、ワークフローサーバ30と、管理サーバ31と、管理者端末32とを備える。
複合機20、クライアント端末21、携帯機器22、ワークフローサーバ30、管理サーバ31および管理者端末32は、ネットワーク40を介して接続される。ネットワーク40は、LAN(Local Area Network)またはLANがルータを介して接続されたWAN(Wide Area Network)であってもよい。また、ネットワーク40は、インターネットまたは電話通信回線等を含んでいてもよい。また、ネットワーク40は、有線で構成されていてもよいし、一部または全部が無線により構成されていてもよい。
複合機20は、スキャナ機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能の少なくとも1つを有するとともに、通信機能および表示機能および入力機能等を有する。さらに、複合機20は、プログラムを予め記憶し、プログラムに従ってデータ処理を実行する情報処理装置として機能する。複合機20は、一例として、用紙をスキャンして画像データを取り込み、取り込んだ画像データに対してプログラムに従ったデータ処理を実行する。
クライアント端末21は、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、ワークステーション等およびテレビ会議端末等である。クライアント端末21は、通信機能および表示機能および入力機能等を有する。さらに、クライアント端末21は、プログラムを予め記憶し、プログラムに従ってデータ処理を実行する情報処理装置として機能する。
携帯機器22は、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機およびデジタルカメラ等のユーザにより携帯される機器である。携帯機器22は、通信機能および表示機能および入力機能等を有する。さらに、携帯機器22は、プログラムを予め記憶し、プログラムに従ってデータ処理を実行する情報処理装置として機能する。
なお、複合機20、クライアント端末21および携帯機器22は、ワークフローサーバ30に対してワークフローの実行を要求することができる情報処理装置の一例である。情報処理システム10は、複合機20、クライアント端末21および携帯機器22以外の情報処理装置を備えてもよい。
ワークフローサーバ30は、一台以上のコンピュータにより構成される。ワークフローサーバ30は、通信機能を有し、さらに、プログラムを予め記憶し、プログラムに従ってデータ処理を実行する情報処理装置として機能する。
ワークフローサーバ30は、ワークフロー情報を予め記憶する。ワークフロー情報は、複数の処理の順序、および、複数の処理のそれぞれの実行主体となる情報処理装置を定義する情報である。さらに、ワークフロー情報は、複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置を実行主体に定義可能である。ここで、実行主体となる情報処理装置は、ワークフローサーバ30、および、このワークフローサーバ30に対してネットワーク40を介してワークフローの実行を要求する情報処理装置(例えば、複合機20、クライアント端末21または携帯機器22)である。
ワークフローサーバ30は、ワークフローの実行を要求する情報処理装置(複合機20、クライアント端末21または携帯機器22)に対して、要求されたワークフロー情報を提供する。そして、ワークフローサーバ30は、ワークフローの実行を要求してきた情報処理装置と連携して、ワークフロー情報に定義された複数の処理を実行する。より具体的には、ワークフローサーバ30およびワークフローの実行を要求してきた情報処理装置は、ワークフロー情報に定義された複数の処理のそれぞれを、定義された順序で、実行主体として定義された情報処理装置が実行する。この場合において、ワークフローサーバ30およびワークフローの実行を要求してきた情報処理装置は、実行主体が変更する場合には、処理対象となる対象データをネットワーク40を介して受け渡しをする。
さらに、ワークフローサーバ30およびワークフローの実行を要求してきた情報処理装置は、実行主体が複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置であるとワークフロー情報に定義された処理については、予め定められた判定条件に従って選択された1つの情報処理装置が実行する。
管理サーバ31は、一台以上のコンピュータにより構成される。管理者端末32は、管理者により操作されるコンピュータである。管理サーバ31および管理者端末32は、管理者の操作に従いワークフロー情報を作成して、ワークフローサーバ30内に登録する。なお、管理サーバ31は、ワークフローサーバ30と一体的に構成されていてもよい。
このような情報処理システム10は、ワークフローサーバ30と、ワークフロー情報が提供された複合機20、クライアント端末21または携帯機器22とが連携して、ワークフロー情報に定義された複数の処理を実行する。
以下、ワークフローサーバ30と複合機20とが連携して複数の処理を実行する場合を例にとって説明する。
図2は、情報処理システム10により実行される複数の処理と、実行主体となる情報処理装置との対応関係を示す図である。ワークフロー情報には、複数の処理の内容および順序、並びに、複数の処理のそれぞれの実行主体となる情報処理装置が定義される。
ワークフロー情報では、一例として、データを取り込む処理(例えば、スキャン処理、撮像処理、メール受信処理、および、ファクシミリ受信処理等)を定義することができる。また、ワークフロー情報では、一例として、各種のデータ処理(データ圧縮処理、文字認識処理(OCR処理)、フィルタリング処理、データ合成処理、特定のデータ形式への符号化処理、特定のファイル形式への変換処理(例えばPDF化処理)等)を定義することができる。また、ワークフロー情報では、一例として、データを外部に出力する処理(印刷処理、表示処理、音声出力処理、データのサーバへの配信(アップロード)処理、および、メール配信処理等)を定義することができる。
また、ワークフロー情報には、処理の実行順序が定義される。それぞれの処理を実行する情報処理装置は、前段の処理の結果である対象データを受け取り、受け取った対象データに対して処理を実行する。なお、対象データは、画像データ、動画像データ、テキストデータ、音声データおよびコンピュータプログラム等、どのようなデータであってもよい。
また、ワークフロー情報には、それぞれの処理を実行する実行主体となる情報処理装置が定義される。例えば、複合機20とワークフローサーバ30とが連携して複数の処理を実行する場合には、ワークフロー情報には、それぞれの処理を複合機20またはワークフローサーバ30の何れが実行するかが定義される。
また、ワークフロー情報には、実行主体として、予め定められた判定条件に従って選択された1つの情報処理装置を定義することができる。例えば、複合機20とワークフローサーバ30とが連携して複数の処理を実行する場合には、ワークフロー情報には、複合機20またはワークフローサーバ30のうち、予め定められた判定条件に従って選択された一方が、実行主体となると定義することができる。このような定義が記載されている場合には、その対象の処理の実行前において、複合機20またはワークフローサーバ30は、何れが実行主体となるかを予め定められた判定条件に従って選択する。そして、選択された一方の装置が、その対象の処理を実行する。
また、ワークフロー情報に従った複数の処理を実行する複数の情報処理装置は、処理の実行主体が、前段の処理から変更する場合、前段の処理の結果である対象データを、前段の処理の実行主体となる第1の情報処理装置から次の処理の実行主体となる第2の情報処理装置へと送信する。例えば、複合機20およびワークフローサーバ30は、処理の実行主体が複合機20からワークフローサーバ30へ変更するとき、または、その逆に変更するときに、対象データ(前段の処理の結果)をネットワーク40を介して引き渡す。これにより、複合機20およびワークフローサーバ30は、ワークフロー情報に定義された複数の処理を連携して実行することができる。
また、ワークフロー情報は、コンピュータにより解釈が可能なデータ形式で記述がされる。ワークフロー情報は、一例として、XML(Extensible Markup Language)により記述される。
図3は、複合機20のハードウェア構成の一例を示す図である。複合機20は、一例として、コントローラ110と、オペレーションパネル125と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)126と、撮像部127と、印刷部128とを有する。
コントローラ110は、CPU111(Central Processing Unit)と、ASIC112(Application Specific Integrated Circuit)と、NB113(ノースブリッジ)と、SB114(サウスブリッジ)と、MEM−P115(システムメモリ)と、MEM−C116(ローカルメモリ)と、HDD117(ハードディスクドライブ)と、メモリカードスロット118と、NIC119(ネットワークインタフェースコントローラ)と、USBデバイス120と、IEEE1394デバイス121と、セントロニクスデバイス122とを有する。
CPU111は、種々の情報処理を実行するためのICであり、OS(Operating System)またはプラットホーム上で、アプリケーションをプロセス単位で並列的に実行する。ASIC112は、画像処理用の半導体デバイスである。NB113は、CPU111とASIC112とを接続するためのブリッジである。SB114は、NB113と周辺機器等とを接続するためのブリッジである。ASIC112とNB113とは、例えばAGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
MEM−P115は、NB113に接続されたメモリである。MEM−C116は、ASIC112に接続されたメモリである。HDD117は、ASIC112に接続されたストレージであり、画像データ蓄積、文書データ蓄積、プログラム蓄積、フォントデータ蓄積およびフォームデータ蓄積等を行うために使用される。
HDD117には、種々のアプリケーションプログラム(コピープログラム、スキャナプログラム、プリンタプログラム、ファックスプログラム等)が記憶されている。また、HDD117には、各種のプラグインプログラムが記憶されている。プラグインプログラムは、ワークフロー情報に定義された各種の処理を実行するためのプログラムである。これらのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルである。また、HDD117には、ワークフロー処理プログラムが記憶されている。ワークフロー処理プログラムは、ワークフロー情報を解析して、必要なプラグインプログラムを呼び出して、ワークフロー情報に応じた処理を実行させるためのプログラムである。
メモリカードスロット118は、SB114に接続され、メモリカード124をセット(挿入)するために使用される。メモリカード124は、USBメモリ等のフラッシュメモリであり、ワークフロー処理プログラムおよびプラグインプログラムを配布するために使用される。また、ワークフロー処理プログラムおよびプラグインプログラムは、所定のサーバから複合機20にダウンロードすることで配布することもできる。
NIC119は、ネットワーク40等を介してMACアドレス等を使用したデータ通信を行うためのコントローラである。USBデバイス120は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス121は、IEEE1394規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス122は、セントロニクス仕様に準拠したパラレルポートを提供するためのデバイスである。NIC119と、USBデバイス120と、IEEE1394デバイス121と、セントロニクスデバイス122とは、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを介してNB113およびSB114に接続されている。
オペレーションパネル125は、ユーザが複合機20に入力を行うためのハードウェア(操作部)であるとともに、複合機20がメニュー画面を表示するハードウェア(表示部)である。オペレーションパネル125は、ASIC112に接続されている。FCU126と撮像部127と印刷部128とは、PCIバスを介してASIC112に接続されている。
撮像部127は、コンタクトガラスに載置された原稿を光学的に走査して、その反射光をA/D変換して画像処理を施し、カラーまたはモノクロの画像データを生成する。
印刷部128は、例えばタンデム型の感光ドラムを有し、画像データまたはクライアント端末21等から受信したPDL(Page Description Language)データに基づきレーザビームを変調し感光ドラムを走査して潜像を形成する。そして、印刷部128は、潜像にトナーを付着して現像した1ページ毎の画像を用紙に熱と圧力で転写する。印刷部128は、このような電子写真方式のプロッタに限られず、液滴を吐出して画像を形成するインクジェット型のプロッタエンジンでもよい。
FCU126は、NIC119を介してネットワーク40に接続し例えばT.37,T.38の規格に対応した通信手順または公衆通信網に接続し例えばG3、G4規格に対応した通信手順に従い画像データの送受信を行う。また、FCU126は、複合機20の電源がOFFのときに画像データを受信しても、印刷部128を起動して画像データを用紙に印刷することができる。
図4は、ワークフローサーバ30、管理サーバ31および管理者端末32のハードウェア構成の一例を示す図である。
ワークフローサーバ30、管理サーバ31および管理者端末32は、CPU301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、HDD304と、ディスプレイ320が接続されたグラフィックボード305と、入力装置306と、メディアドライブ307と、ネットワーク通信部308とを有する。CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、グラフィックボード305、入力装置306、メディアドライブ307、および、ネットワーク通信部308は、バスにより接続されている。
CPU301は、HDD304に記憶されたプログラムをRAM303に展開して実行し、各部品を制御して入出力を行ったり、データの加工を行ったりする。ROM302には、BIOS(Basic Input/Output System)およびブートストラップローダをHDD304からRAM303に読み出すスタートプログラムが記憶されている。ブートストラップローダは、OSをHDD304からRAM303に読み出す。
HDD304は、不揮発性のメモリであればよくSSD(Solid State Drive)などでもよい。HDD304は、OSおよびデバイスドライバを記憶している。さらに、HDD304には、ワークフロー処理プログラムが記憶されている。また、HDD304には、各種のプラグインプログラムが記憶されている。これらのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラムは、サーバからダウンロードすることにより配布されてもよい。
ディスプレイ320には、プログラムが指示し、グラフィックボード305が作成したGUI画面が表示される。入力装置306は、例えば、キーボードまたはマウス等であり、ユーザの操作を受け付ける。メディアドライブ307は、コンパクトディスク、DVD(Digital Versatile Disk)およびブルーレイディスクなどの光学メディアに対してデータを読み書きする。また、メディアドライブ307は、フラッシュメモリなどのメモリカードに対してデータを読み書きしてもよい。ネットワーク通信部308は、例えばLANに接続するためのイーサネット(登録商標)カードである。
図5は、管理サーバ31および管理者端末32の機能構成を示す図である。図6は、装置リストテーブルの一例を示す図である。図7は、接続情報の一例を示す図である。
管理サーバ31は、画面データ記憶部41と、装置リストテーブル記憶部42と、接続情報記憶部43と、画面データ送信部44と、ワークフロー情報受信部45と、再構成部46と、登録部47とを有する。画面データ記憶部41は、ワークフロー情報の作成時に管理者端末32に表示される画面データを記憶する。
装置リストテーブル記憶部42は、装置リストテーブルを記憶する。装置リストテーブルには、例えば、図6に示すように、ワークフロー情報で定義することが可能な複数の処理と、それぞれの処理の実行主体となることが可能な1以上の情報処理装置およびマシンIDとが、対応付けて登録されている。なお、マシンIDは、それぞれの情報処理装置に一意に割り振られた識別情報である。
接続情報記憶部43は、それぞれの情報処理装置に接続するために必要となる接続情報を記憶する。接続情報には、例えば、図7に示すように、情報処理装置の名称と、その情報処理装置のネットワーク上のアドレス(IPアドレス)と、その情報処理装置にアクセスするために必要となる認証情報(例えば、ユーザ名およびパスワード)とが、対応付けて登録されている。なお、情報処理装置にアクセスするために必要となる認証情報は、予め登録されていなくてよい。この場合、ワークフローを実行する際にユーザが入力した認証情報を用いて情報処理装置にアクセスする。
画面データ送信部44は、画面データ記憶部41に記憶されている画面データ、および、装置リストテーブル記憶部42に記憶されている装置リストテーブルを、管理者端末32に送信する。ワークフロー情報受信部45は、管理者端末32から、管理者の操作に従い作成されたワークフロー情報を受信する。
再構成部46は、ワークフロー情報受信部45により受信されたワークフロー情報を再構成する。より具体的には、再構成部46は、ワークフロー情報受信部45により受信されたワークフロー情報を解析して、処理の実行主体となる情報処理装置が変更する位置を検出し、検出した位置に接続処理を挿入する。この場合において、再構成部46は、接続情報記憶部43に記憶された接続情報に基づき、接続処理を作成する。なお、接続処理の挿入位置については、図14および図15を参照してさらに説明する。また、接続処理の具体的な処理内容については、図20を参照してさらに説明する。
登録部47は、再構成部46により再構成されたワークフロー情報をワークフローサーバ30に送信して、ワークフローサーバ30内に登録する。
管理者端末32は、画面データ受信部51と、制御部52と、ワークフロー情報送信部53とを有する。画面データ受信部51は、管理サーバ31から画面データを受信する。
制御部52は、画面データ受信部51により受信された画面データをディスプレイ320に表示するとともに、入力装置306により入力された情報に応じて、ワークフロー情報を作成する。より具体的には、制御部52は、複数の処理の順序、および、それぞれの処理と実行主体となる情報処理装置との対応付けを定義するための画面をディスプレイ320に表示する。そして、制御部52は、画面上での操作入力に応じて、複数の処理の順序、および、それぞれの処理の実行主体となる情報処理装置を定義するワークフロー情報を作成する。ワークフロー情報送信部53は、制御部52により作成されたワークフロー情報を管理サーバ31に送信する。
図8は、ワークフロー情報の作成処理のフローを示す図である。管理サーバ31および管理者端末32は、図8に示すフローの手順でワークフロー情報を作成する。
まず、例えば管理者端末32からの要求に応じて、ステップS111において、管理サーバ31は、画面データおよび装置リストテーブルを、管理者端末32に送信する。続いて、ステップS112において、管理者端末32は、管理サーバ31から送信された画面データおよび装置リストテーブルを受信する。
続いて、ステップS113において、管理者端末32は、ディスプレイ320に画面を表示する。続いて、ステップS114において、管理者端末32は、画面に対する管理者の操作に基づき、ワークフロー情報により定義すべき複数の処理およびその実行の順序を設定する。続いて、ステップS115において、管理者端末32は、設定した複数の処理のそれぞれの実行主体を設定する。なお、管理者端末32は、ステップS114およびステップS115を繰り返して、設定を行ってもよい。
ステップS114およびステップS115での設定が確定すると、続いて、ステップS116において、管理者端末32は、設定された内容に基づき、ワークフロー情報を作成する。管理者端末32は、一例として、複数の処理の順序と、複数の処理の実行主体とが記述されたXML文書をワークフロー情報として作成する。
続いて、ステップS117において、管理者端末32は、作成したワークフロー情報を管理サーバ31に送信する。続いて、ステップS118において、管理サーバ31は、管理者端末32から送信されたワークフロー情報を受信する。
続いて、ステップS119において、管理サーバ31は、ワークフロー情報を解析して、実行主体が変更する点(または実行主体が変更する可能性がある点)が存在するか否かを判断する。管理サーバ31は、存在しない場合には(ステップS119のNo)、処理をステップS121にフローを移行する。管理サーバ31は、存在する場合には(ステップS119のYes)、フローをステップS120に移行する。
ステップS120において、管理サーバ31は、ワークフロー情報により定義された複数の処理中における、実行主体が変更する処理と処理との間に(または、実行主体が変更する可能性がある処理と処理との間)、接続処理を挿入して、ワークフロー情報を再構成する。接続処理では、実行主体を変更するか否かの判定、および、実行主体を変更するために必要な通信処理が実行される。なお、接続処理の挿入位置については、図14および図15を参照してさらに説明する。また、接続処理の具体的な処理内容については、図20を参照してさらに説明する。
管理サーバ31は、ステップS120を終えると、フローをステップS121に移行する。ステップS121において、管理サーバ31は、再構成したワークフロー情報をワークフローサーバ30に送信して、ワークフローサーバ30内に登録する。
図9、図10、図11、図12および図13は、ワークフロー情報の作成中の画面例を示す図である。管理者端末32は、図8のステップS114およびステップS115の処理で、例えば図9から図13に示すような画面を表示して、ワークフロー情報の作成の支援をする。
管理者端末32は、ワークフロー情報の作成支援のための画面内に、論理フロー領域101と、物理フロー領域102と、処理リスト領域103と、装置リスト領域104とを表示する。
論理フロー領域101は、管理者が処理の順序を設定するための領域である。物理フロー領域102は、論理フロー領域101に設定された処理の実行主体を設定するための領域である。論理フロー領域101および物理フロー領域102は、上下に並べて表示される。論理フロー領域101は、上段側に配置される。物理フロー領域102は、下段側に配置される。
処理リスト領域103は、ワークフロー情報に定義可能な処理を表す処理アイコンを表示する領域である。処理アイコンは、一例として、文字認識処理またはメール配信処理等の具体的な内容が理解されるように表示される。
装置リスト領域104は、処理の実行主体として定義可能な情報処理装置を示す装置アイコンを表示する領域である。装置リスト領域104には、例えば、複合機20を示す装置アイコン、および、ワークフローサーバ30を示す装置アイコンが表示される。
さらに、装置リスト領域104には、2つの情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置が実行主体となる仮想的な装置を示す装置アイコンが表示される。ここでは、装置リスト領域104には、複合機20またはワークフローサーバ30のうち選択された一方が処理の実行主体となる仮想的な自律選択装置を示す装置アイコンが表示される。
例えば、図9に示すように、管理者は、まず、管理者端末32の入力装置306を操作して、処理リスト領域103に表示された何れかの処理アイコン(例えば、処理1)を選択して、論理フロー領域101にドラッグする。これにより、論理フロー領域101には、選択された処理アイコン(処理1)が配置される。
続いて、図10に示すように、管理者は、次に実行すべき処理の処理アイコン(処理2)を選択して、論理フロー領域101にドラッグする。管理者端末32は、2以上の処理が論理フロー領域101に配置されると、処理アイコンと処理アイコンとの間を、順序を示す矢印で接続する。なお、管理者端末32は、処理アイコンが配置された位置から処理順序を自動で判断して、矢印を配置してもよいし、管理者の操作に応じて矢印を配置してもよい。
さらに、図10に示すように、管理者は、処理の実行主体となる情報処理装置を示す装置アイコン(例えば、複合機アイコン)を、装置リスト領域104から選択して、物理フロー領域102にドラッグする。これにより、物理フロー領域102には、選択された装置アイコンが配置される。
続いて、図11に示すように、管理者は、論理フロー領域101に配置された処理アイコンと、物理フロー領域102に配置された装置アイコンとを対応付ける操作をする。この操作に応じて、管理者端末32は、論理フロー領域101に配置された処理アイコンと、物理フロー領域102に配置された装置アイコンとの間を線により接続して、両者を対応付ける。なお、管理者端末32は、論理フロー領域101に配置された処理を実行できる情報処理装置が1つのみであった場合には、自動的に、装置アイコンを物理フロー領域102に配置して、処理アイコンと装置アイコンとの間を線で接続してもよい。
また、図12に示すように、管理者は、さらに、論理フロー領域101に処理アイコン(例えば、処理3および処理4)をドラッグしてもよい。さらに、管理者は、物理フロー領域102に、自律選択装置(複合機20またはワークフローサーバ30のうち何れか選択された一方が実行主体となることを示した仮想装置)のアイコンを配置してもよい。そして、管理者端末32は、この自律選択装置のアイコンと、論理フロー領域101に配置された処理とを線で接続して対応付けてもよい。
そして、図13に示すように、論理フロー領域101への処理アイコンの配置、物理フロー領域102への装置アイコンの配置、および、処理アイコンと装置アイコンとの対応付けが完了したとする。すると、管理者端末32は、論理フロー領域101および物理フロー領域102に配置されたアイコン、矢印および線の情報を解析して、ワークフロー情報を作成する。
より具体的には、管理者端末32は、論理フロー領域101に配置された複数の処理アイコンに示された複数の処理を、矢印で接続した順序で実行させることを定義したワークフロー情報を作成する。さらに、管理者端末32は、論理フロー領域101に配置された複数の処理アイコンに示された複数の処理のそれぞれの実行主体を、物理フロー領域102上の線で結ばれた装置アイコンで示される情報処理装置とすることを定義したワークフロー情報を作成する。このように、管理者端末32は、簡単なユーザインターフェースによりワークフロー情報を作成することができる。
図14は、接続処理を挿入する前におけるワークフロー情報の一例を示す図である。図15は、図14のワークフロー情報に、接続情報を挿入した後にけるワークフロー情報を示す図である。
管理サーバ31は、管理者端末32から、管理者による操作に従って作成したワークフロー情報を受信する。そして、管理サーバ31は、受信したワークフロー情報における、処理の実行主体となる情報処理装置が変更する位置(または変更する可能性のある位置)に接続処理を挿入する。
例えば、管理サーバ31は、図14および図15に示すように、処理1と処理2との間に、接続処理1.1を挿入する。すなわち、管理サーバ31は、実行主体が第1の情報処理装置(この場合、複合機20)である処理と、実行主体が第2の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)である処理との間に、接続処理を挿入する。この位置に接続処理が挿入されることにより、第1の情報処理装置(この場合、複合機20)および第2の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)は、処理と処理との間において、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置へと対象データを送信して、次の処理の実行主体を第2の情報処理装置に変更することができる。
また、例えば、管理サーバ31は、図14および図15に示すように、処理2と処理3との間に、接続処理2.1を挿入する。すなわち、管理サーバ31は、実行主体が第1の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)である処理と、実行主体が第1の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)および第2の情報処理装置(この場合、複合機20)のうち選択された1つの情報処理装置である処理との間に、接続処理を挿入する。
この位置に接続処理が挿入されることにより、第1の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)は、予め定められた判定条件に従って、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置のうちの一方の情報処理装置(複合機20またはワークフローサーバ30)を選択することができる。そして、第1の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)および第2の情報処理装置(この場合、複合機20)は、選択の結果、次の処理の実行主体が変更する場合には、第2の情報処理装置へと対象データを送信して、次の処理の実行主体を第2の情報処理装置に変更することができる。また、第1の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)は、選択の結果、処理の実行主体が変更しない場合には、次の処理を実行することができる。
また、例えば、管理サーバ31は、図14および図15に示すように、処理3と処理4との間に、接続処理3.1を挿入する。すなわち、管理サーバ31は、実行主体が第1の情報処理装置または第2の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置である処理が2以上連続する場合、連続する2以上の処理のそれぞれの前に、接続処理を挿入する。この位置に接続処理が挿入されることにより、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、予め定められた判定条件に従って、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置のうちの一方の情報処理装置を選択することができる。
そして、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、選択の結果、次の処理の実行主体が変更する場合には、選択された情報処理装置へと対象データを送信して、次の処理の実行主体を選択された情報処理装置に変更することができる。また、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、選択の結果、処理の実行主体が変更しない場合には、選択された情報処理装置が次の処理を実行することができる。
なお、管理サーバ31は、実行主体が第1の情報処理装置または第2の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置である処理が2以上連続する場合、先頭の処理の前に、接続処理を挿入してもよい。そして、この位置に接続処理が挿入された場合、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、連続する2以上の処理の先頭以外の処理の実行主体を、先頭の処理の実行主体と同一とする。
また、例えば、管理サーバ31は、図14および図15に示すように、処理4と処理5との間に、接続処理4.1を挿入する。すなわち、管理サーバ31は、実行主体が第1の情報処理装置または第2の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置である処理と、実行主体が第2の情報処理装置(この場合、ワークフローサーバ30)である処理との間に、接続処理を挿入する。この位置に接続処理が挿入されることにより、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、処理と処理との間において、実行主体が変更するか否かを判断することができる。
そして、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、判断の結果、次の処理の実行主体が変更する場合には、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置へと対象データを送信して、次の処理の実行主体を選択された情報処理装置に変更することができる。また、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、判断の結果、処理の実行主体が変更しない場合には、第2の情報処理装置が次の処理を実行することができる。
図16は、複合機20およびワークフローサーバ30の機能構成を示す図である。ワークフローサーバ30は、処理実行部61と、ワークフロー記憶部62と、サーバ内通信部63と、フロー制御部64とを備える。
処理実行部61は、ワークフロー情報に定義されたそれぞれの処理を実行する。処理実行部61は、複数の処理部71(71−1、71−2、…、71−N)を有する。複数の処理部71のそれぞれは、互いに異なる処理を実行する。複数の処理部71のそれぞれは、フロー制御部64により呼び出されたプラグインプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。
例えば、処理実行部61は、文字認識用プラグインプログラムが予め登録されており、文字認識用プラグインプログラムが呼び出されることにより、文字認識処理(OCR処理)を実行する。また、例えば、処理実行部61は、メール配信用プラグインプログラムが予め登録されており、メール配信用プラグインプログラムが呼び出されることにより、メール配信処理を実行する。また、処理実行部61は、接続用プラグインプログラムが予め登録されており、接続処理プラグインプログラムが呼び出されることにより、詳細を図20で説明する接続処理を実行する。
ワークフロー記憶部62は、管理サーバ31から登録された少なくとも1つのワークフロー情報を記憶する。サーバ内通信部63は、ネットワーク40を介して複合機20および他の情報処理装置等と通信をする。
フロー制御部64は、サーバ内通信部63を介して、複合機20からのワークフロー情報の選択を受け付ける。フロー制御部64は、選択されたワークフロー情報をワークフロー記憶部62から読み出して実行する。これとともに、フロー制御部64は、読み出したワークフロー情報をサーバ内通信部63を介して複合機20に送信する。そして、フロー制御部64は、サーバ内通信部63を介して複合機20と対象データのやり取りをして、ワークフロー情報に自身が実行主体として定義されている処理を処理実行部61に実行させる。
複合機20は、処理実行部61と、フロー制御部64と、複合機内通信部65と、ログイン部66と、ワークフロー選択部67と、機能実行部68と、機能制御部69とを備える。
処理実行部61およびフロー制御部64は、ワークフローサーバ30が備える処理実行部61およびフロー制御部64と同様の機能および構成を有する。ただし、複合機20内のフロー制御部64は、ワークフロー情報を複合機内通信部65を介して、ワークフローサーバ30から取得する。
また、複合機20内の処理実行部61は、ワークフローサーバ30の処理実行部61とは、実行可能な処理の内容が異なっていてもよい。すなわち、複合機20の処理実行部61は、ワークフローサーバ30の処理実行部61と異なる種類のプラグインプログラムが登録されていてもよい。ただし、複合機20の処理実行部61は、少なくとも接続用のプラグインプログラムは予め登録されており、接続処理プラグインプログラムが呼び出されることにより、詳細を図20で説明する接続処理を実行することができる。
複合機内通信部65は、ネットワーク40を介してワークフローサーバ30と通信をする。ログイン部66は、ユーザの操作に基づきログイン情報を受け付ける。ワークフロー選択部67は、選択可能なワークフローのリストを表示して、ユーザの操作に基づき実行するワークフローを選択する。
機能実行部68は、複合機20が備える特有の機能を実行する。機能実行部68は、一例として、スキャン部81と、プリント部82と、ファクシミリ部83と、表示入力部84とを有する。
スキャン部81は、原稿台にセットされた用紙をスキャンして画像データを取得する。プリント部82は、用紙に画像等を印刷する。ファクシミリ部83は、電話回線を介してファクシミリの送信または受信をする。表示入力部84は、ユーザに対して情報を表示し、また、ユーザからの操作情報を入力する。
機能制御部69は、機能実行部68により実行される機能を制御する。機能制御部69は、ワークフロー情報に機能実行部68により実行される処理が定義されている場合には、フロー制御部64からの呼び出しに応じて機能実行部68に処理を実行させる。
図17は、図15のワークフロー情報を実行した場合のシーケンスを示す図である。複合機20およびワークフローサーバ30は、図15に示すワークフロー情報を実行する場合、図17に示すようなシーケンスで処理を進める。
まず、ステップS201において、複合機20は、ユーザに対してログイン画面を表示する。例えば、複合機20は、図18に示すような、ユーザ名およびパスワードの入力を受け付けるログイン画面を表示する。
続いて、ステップS202において、複合機20は、ログイン情報を受け付けて、認証を行う。複合機20は、例えば、ネットワーク40上に設けられた認証サーバ等に認証情報を送信して、認証サーバに認証処理を依頼する。複合機20は、認証が成功すると、フローをステップS203に移行する。
続いて、ステップS203において、複合機20は、ワークフローサーバ30から実行可能なワークフローのリストを取得し、取得したリストを表示する。例えば、複合機20は、図19に示すようなリストを表示する。
続いて、ステップS204において、複合機20は、ユーザからのワークフローの選択を受け付ける。続いて、ステップS205において、複合機20は、選択されたワークフローの実行要求をワークフローサーバ30へ送信する。
続いて、ステップS206において、ワークフローサーバ30は、ワークフローの実行要求を受信して、受信した実行要求に示されたワークフロー情報を読み出す。続いて、ステップS207において、ワークフローサーバ30は、読み出したワークフロー情報を複合機20に送信する。
そして、ステップS208およびステップS209において、複合機20およびワークフローサーバ30のそれぞれは、読み出したワークフロー情報に従ったワークフローの実行を開始する。
ここで、複合機20およびワークフローサーバ30のそれぞれは、ワークフロー情報に示された最初の処理が、自身が実行主体となっている場合には、ワークフロー情報の最初の処理から実行を開始する。一方、複合機20およびワークフローサーバ30のそれぞれは、ワークフロー情報に示された最初の処理が、自身が実行主体となっていない場合には、ワークフロー情報に示された最初の接続処理に移行して、最初の接続処理を実行する。
従って、図15に示すワークフロー情報の場合であれば、複合機20は、処理1から実行を開始する。ワークフローサーバ30は、接続処理1.1から処理を開始する。
続いて、ステップS210において、複合機20は、まず、処理1を実行する。続いて、複合機20およびワークフローサーバ30は、接続処理1.1を実行する。
接続処理1.1内では、ステップS211において、複合機20およびワークフローサーバ30は、通信をしてトラッキングを実行する。複合機20およびワークフローサーバ30は、トラッキングにおいて、ワークフロー中の処理の位置を同期させる。続いて、ステップS212において、複合機20は、処理1の実行結果である対象データをワークフローサーバ30に送信する。
ステップS212を終了すると、複合機20は、実行主体がワークフローサーバ30に変更されるので、ワークフロー情報に示された次の接続処理2.1にフローを移行する。また、ワークフローサーバ30は、ステップS212を終了すると、実行主体となるので、ワークフロー情報に示された次の処理2にフローを移行する。
続いて、ステップS213において、ワークフローサーバ30は、処理2を実行する。続いて、複合機20およびワークフローサーバ30は、接続処理2.1を実行する。
接続処理2.1内では、ステップS214において、実行主体であるワークフローサーバ30は、予め定められた判定条件に従って、次の処理3を複合機20またはワークフローサーバ30の何れで実行するかを判定する。判定条件の具体例については、本フローの後に説明する。ここでは、ワークフローサーバ30は、次の処理3の実行主体が複合機20であると判定したとする。
続いて、ステップS215において、複合機20およびワークフローサーバ30は、通信をしてトラッキングを実行する。複合機20およびワークフローサーバ30は、トラッキングにおいて、ワークフロー中の処理の位置を同期させる。これとともに、ここでのトラッキングでは、複合機20は、ワークフローサーバ30による判定結果を取得する。判定の結果、実行主体が変更されるので、ステップS216において、ワークフローサーバ30は、処理2の処理結果である対象データを、複合機20に送信する。ステップS216を終了すると、ワークフローサーバ30は、実行主体が複合機20に変更されるので、ワークフロー情報に示された次の接続処理3.1にフローを移行する。また、複合機20は、ステップS216を終了すると、実行主体となるので、ワークフロー情報に示された次の処理3にフローを移行する。
続いて、ステップS217において、複合機20は、処理3を実行する。続いて、複合機20およびワークフローサーバ30は、接続処理3.1を実行する。
接続処理3.1内では、ステップS218において、実行主体である複合機20は、予め定められた判定条件に従って、次の処理4を複合機20またはワークフローサーバ30の何れで実行するかを判定する。ここでは、複合機20は、次の処理4の実行主体が複合機20であると判定したとする。
続いて、ステップS219において、複合機20およびワークフローサーバ30は、通信をしてトラッキングを実行する。複合機20およびワークフローサーバ30は、トラッキングにおいて、ワークフロー中の処理の位置を同期させる。これとともに、ここでのトラッキングでは、ワークフローサーバ30は、複合機20による判定結果を取得する。
判定の結果、実行主体が変更されないので、ワークフローサーバ30は、ステップS219を終了すると、ワークフロー情報に示された次の接続処理4.1にフローを移行する。判定の結果、実行主体が変更されないので、複合機20は、処理3の処理結果である対象データを、ワークフローサーバ30へとは送信せずに、ワークフロー情報に示された次の処理4にフローを移行する。
続いて、ステップS220において、複合機20は、処理4を実行する。続いて、複合機20およびワークフローサーバ30は、接続処理4.1を実行する。
接続処理4.1内では、ステップS221において、複合機20およびワークフローサーバ30は、通信をしてトラッキングを実行する。複合機20およびワークフローサーバ30は、トラッキングにおいて、ワークフロー中の処理の位置を同期させる。続いて、ステップS222において、複合機20は、処理4の実行結果である対象データをワークフローサーバ30に送信する。
ステップS222を終了すると、複合機20は、実行主体がワークフローサーバ30に変更され、以後、ワークフロー情報に接続処理が存在しないので、ワークフロー情報に従ったワークフローの実行を終了する。また、ワークフローサーバ30は、ステップS222を終了すると、実行主体となるので、ワークフロー情報に示された次の処理5に移行する。
そして、ステップS223において、ワークフローサーバ30は、処理5を実行する。続いて、ステップS224において、ワークフローサーバ30は、処理6を実行する。そして、ステップS224を終了すると、以後、ワークフロー情報に処理が存在しないので、複合機20は、ワークフロー情報に従ったワークフローの実行を終了する。
以上のように、複合機20およびワークフローサーバ30は、ワークフロー情報に定義された複数の処理を互いに連携して順次に実行することができる。
ここで、ワークフロー情報に、複合機20およびワークフローサーバ30の選択された一方の情報処理装置で処理を実行すると定義されている場合、例えば、次のような判定条件で選択を行う。
例えば、複数の複合機20がネットワーク40に接続されている場合、管理者が予め複数の複合機20のそれぞれをグルーピングしておく。そして、接続処理において、複合機20またはワークフローサーバ30は、複合機20が予め設定されたグループに属するか否かを判定し、予め設定されたグループに属する場合には、実行主体を複合機20とし、属さない場合には実行主体をワークフローサーバ30とする。
管理者は、例えば、複合機20の通信速度に応じてグルーピングをしてもよい。この場合、接続処理において、複合機20またはワークフローサーバ30は、複合機20が例えば通信速度の速いグループに属する場合には、実行主体を複合機20として、属さない場合には実行主体をワークフローサーバ30とする。これにより、複合機20またはワークフローサーバ30は、通信速度に基づき、次の処理の実行主体を選択することができる。
また、複合機20の通信速度に応じたグルーピングを、管理者が設定するのではなく、管理サーバ31等が、動的に行ってもよい。例えば、管理サーバ31は、複数の複合機20のそれぞれにテストパケットを送信して、ネットワーク的な時間距離を測定してグルーピングをしてもよい。また、管理サーバ31は、定期的にテストパケットを送信して、グルーピングを変更してもよい。また、管理サーバ31は、時間帯に応じたネットワーク的な時間距離の統計を算出して、算出した統計に基づきグルーピングを変更してもよい。また、管理サーバ31は、テストパケットを送信するのではなく、実際のアクセス時のネットワーク速度を測定および履歴化して、グルーピングを変更してもよい。
また、複合機20またはワークフローサーバ30は、複合機20のプロセッサの負荷率またはワークフローサーバ30のプロセッサの負荷率に基づき、次の処理の実行主体を選択してもよい。例えば、複合機20またはワークフローサーバ30は、複合機20のプロセッサの負荷率が予め定められた閾値より低ければ、処理主体を複合機20とする。また、例えば、複合機20またはワークフローサーバ30は、ワークフローサーバ30のプロセッサの負荷率が予め定められた閾値より低ければ、処理主体をワークフローサーバ30としてもよい。これにより、複合機20およびワークフローサーバ30は、負荷率の低いリソースを有効に利用して、効率良く処理を実行することができる。
また、複合機20またはワークフローサーバ30は、対象データのデータ量に基づき、次の処理の実行主体を選択してもよい。例えば、複合機20またはワークフローサーバ30は、対象データのデータ量が予め定められた閾値より小さければ、処理主体を複合機20とする。これにより、複合機20およびワークフローサーバ30は、比較的に軽い処理を複合機20に実行させ、比較的に重い処理をワークフローサーバ30に実行させることができる。
複合機20またはワークフローサーバ30の実行主体である一方は、接続処理において、他方との間の通信が不能である場合には、次の処理の実行主体を変更しないでもよい。つまり、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置の間で複数の処理を実行している場合であれば、接続処理において、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置との通信が不能である場合には、次の処理の実行主体を第1の情報処理装置とする。第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、通信が不能であっても、処理を継続することができる。
図20は、接続処理のフローを示す図である。複合機20およびワークフローサーバ30のそれぞれは、接続処理において、図20に示す処理を実行する。なお、ここでは、複合機20の処理として説明をするが、ワークフローサーバ30も同様の処理を実行する。
まず、ステップS311において、複合機20は、直前の処理において、実行主体であったか否かを判断する。複合機20は、直前の処理において実行主体であった場合には(ステップS311のYes)、ステップS312にフローを移行する。
ステップS312において、複合機20は、ワークフロー情報に次の処理の実行主体が自律選択装置と定義されているか否かを判断する。すなわち、複合機20は、次の処理が、複合機20またはワークフローサーバ30のうち予め定められた判定条件に従い選択された一方が実行主体となる処理であるかを判断する。複合機20は、次の処理が、複合機20またはワークフローサーバ30のうち選択された一方が実行主体となる場合(ステップS312のYes)には、ステップS313にフローを移行する。複合機20は、次の処理が、複合機20またはワークフローサーバ30のうち選択された一方が実行主体ではない、つまり、ワークフローサーバ30が実行主体である場合(ステップS312のNo)には、ステップS317にフローを移行する。
続いて、ステップS313において、複合機20は、判定条件および評価情報を取得する。複合機20は、一例として、複合機20が属するグループ、複合機20の通信速度、複合機20またはワークフローサーバ30のプロセッサの負荷率または対象データのデータ量等の判定条件および評価情報を取得する。
続いて、ステップS314において、ワークフローサーバ30は、取得した判定条件および評価条件に基づき、複合機20またはワークフローサーバ30のうち何れかが実行主体となるかを判断する。判定の結果、実行主体が変更する場合には(ステップS314のYes)、複合機20は、フローをステップS317に移行する。判定の結果、実行主体が変更しない場合には(ステップS314のNo)、複合機20は、フローをステップS315に移行する。
ステップS315において、複合機20は、ワークフローサーバ30との間で通信をしてトラッキングを実行する。このトラッキングにおいて、複合機20は、ワークフローサーバ30との間でワークフロー中の処理の位置を同期させるとともに、ワークフローサーバ30に実行主体が変更しないことを通知する。
続いて、ステップS316において、複合機20は、ワークフロー情報における実行位置を次の処理に移行させる。そして、複合機20は、ステップS316を終了すると、本接続処理を終了する。
また、ステップS317において、複合機20は、ワークフローサーバ30との間で通信をしてトラッキングを実行する。これにより、複合機20は、このトラッキングにおいて、ワークフローサーバ30との間でワークフロー中の処理の位置を同期させるとともに、ワークフローサーバ30に実行主体が変更することを通知する。
続いて、ステップS318において、複合機20は、対象データをワークフローサーバ30に送信する。
続いて、ステップS319において、複合機20は、ワークフロー情報を解析して、本接続処理の後続に、他の接続処理が存在するか否かを判断する。すなわち、複合機20は、以後の処理において、実行主体となる可能性があるか否かを判断する。後続に、他の接続処理が存在しない場合には(ステップS319のNo)、複合機20は、以後、ワークフロー情報に従った処理を実行しないので、ワークフローの実行を終了する。
後続に他の接続処理が存在する場合には(ステップS319のYes)、複合機20は、以後もワークフロー情報に従った処理を実行する可能性があるので、フローをステップS320に移行する。ステップS320において、複合機20は、ワークフロー情報における実行位置を次の接続処理に移行させる。そして、複合機20は、ステップS320を終了すると、本接続処理を終了する。
一方、複合機20は、ステップS311の判断において直前の処理において実行主体でなかった場合には(ステップS311のNo)、ステップS321にフローを移行する。
ステップS321において、複合機20は、ワークフローサーバ30との間で通信をしてトラッキングを実行する。このトラッキングにおいて、複合機20は、ワークフローサーバ30が対応する接続処理するまで処理を待機して、ワークフローサーバ30との間でワークフロー中の処理の位置を同期させる。そして、このトラッキングにおいて、複合機20は、実行主体が変更するか否かの情報を、ワークフローサーバ30から受信する。
続いて、ステップS322において、複合機20は、トラッキングの結果、実行主体が変更しない場合には(ステップS322のNo)、フローをステップS319に移行する。そして、複合機20は、後続に他の接続処理が存在するか否かを判断し(ステップS319)、他の接続処理が存在しない場合には(ステップS319のNo)、ワークフローの実行を終了し、他の接続処理が存在する場合には(ステップS319のYes)、実行位置を次の接続処理に移行させる(ステップS320)。
トラッキングの結果、実行主体が変更する場合には(ステップS322のYes)、複合機20は、フローをステップS323に移行する。ステップS323において、複合機20は、対象データをワークフローサーバ30から受信する。続いて、ステップS324において、複合機20は、ワークフロー情報における実行位置を次の処理に移行させる。そして、複合機20は、ステップS324を終了すると、本接続処理を終了する。
以上の説明のように、本実施形態に係る情報処理システム10によれば、ワークフロー情報により定義された複数の処理を、複数の情報処理装置(例えば、複合機20およびワークフローサーバ30)が連携して効率良く実行することができる。さらに、本実施形態に係る情報処理システム10は、1つの処理を、複数の情報処理装置のうち予め定められた判定条件に従って選択された一つの情報処理装置が実行することもできる。これにより、情報処理システム10によれば、より自由度の高いワークフローを実行することができる。
図21は、実施形態に係る情報処理システム10がクラウドシステム500に適用された場合の構成を示す図である。
本実施形態の情報処理システム10は、クラウドシステム500に適用することもできる。クラウドシステム500は、一例として、企業内ネットワークシステム510と、サービス提供システム520とを備える。企業内ネットワークシステム510とサービス提供システム520とはインターネットを介して接続される。
企業内ネットワークシステム510では、複合機20およびクライアント端末21等が、ネットワーク40を介して接続される。また、企業内ネットワークシステム510内の各機器は、ファイアウォール511を介して、外部のサーバ等と接続される。従って、複合機20等は、外部のサーバ等へとアクセスできるが、サーバ等から直接アクセスはされない。
サービス提供システム520は、複数のサービス提供装置522を有する。複数のサービス提供装置522は、複数台の情報処理装置により構成されていてもよいし、複数の装置が1台の情報処理装置により構成されていてもよい。
ここで、ある1つのサービス提供装置522は、情報処理システム10におけるワークフローサーバ30の機能を、企業内ネットワークシステム510内の複合機20等に提供する。
アクセス制御装置521は、企業内ネットワークシステム510内の複合機20等が、サービス提供システム520にアクセスするための認証を行う。ここで、サービス提供システム520への認証には、例えば企業毎に割り当てられた組織コードと呼ばれるコードが用いられる。企業内ネットワークシステム510内の各機器は、アクセス制御装置521による認証が成功すると、それぞれのサービス提供装置522にアクセスすることができる。
このようなクラウドシステム500によれば、ワークフローサーバ30を企業内ネットワークシステム510内に設けなくてもよいので、高価なサーバ等を設置せずにワークフローサーバ30の機能を実現することができる。
図22は、クラウドシステム500での複合機20とワークフローサーバ30との間のデータのやり取りの一例を示す図である。
このようなクラウドシステム500の場合、ファイアウォール511が存在するので、複合機20からワークフローサーバ30へとアクセスすることは可能であるが、ワークフローサーバ30から複合機20へアクセスすることは困難である。
そこで、クラウドシステム500では、ワークフローサーバ30から複合機20へと対象データ等を送信する場合には、複合機20からワークフローサーバ30へのアクセスに対するレスポンスに、対象データ等を含める。例えば、クラウドシステム500では、接続処理におけるトラッキングおよび対象データの送信において、必ず複合機20側からワークフローサーバ30へとアクセスする。これにより、複合機20およびワークフローサーバ30は、ファイアウォール511が存在しても、接続処理において必要なデータの送信および受信が可能となる。
以上、本実施の形態の情報処理装置(複合機20およびワークフローサーバ30等)は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施形態のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部(処理実行部61およびフロー制御部64)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、処理実行部61およびフロー制御部64が主記憶装置上に生成されるようになっている。
10 情報処理システム
20 複合機
21 クライアント端末
22 携帯機器
30 ワークフローサーバ
31 管理サーバ
32 管理者端末
40 ネットワーク
41 画面データ記憶部
42 装置リストテーブル記憶部
43 接続情報記憶部
44 画面データ送信部
45 ワークフロー情報受信部
46 再構成部
47 登録部
51 画面データ受信部
52 制御部
53 ワークフロー情報送信部
61 処理実行部
62 ワークフロー記憶部
63 サーバ内通信部
64 フロー制御部
65 複合機内通信部
66 ログイン部
67 ワークフロー選択部
68 機能実行部
69 機能制御部
71 処理部
81 スキャン部
82 プリント部
83 ファクシミリ部
84 表示入力部
101 論理フロー領域
102 物理フロー領域
103 処理リスト領域
104 装置リスト領域
110 コントローラ
111 CPU
112 ASIC
113 NB
114 SB
115 MEM−P
116 MEM−C
117 HDD
118 メモリカードスロット
119 NIC
120 USBデバイス
121 IEEE1394デバイス
122 セントロニクスデバイス
124 メモリカード
125 オペレーションパネル
126 FCU
127 撮像部
128 印刷部
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 HDD
305 グラフィックボード
306 入力装置
307 メディアドライブ
308 ネットワーク通信部
320 ディスプレイ
500 クラウドシステム
510 企業内ネットワークシステム
511 ファイアウォール
520 サービス提供システム
521 アクセス制御装置
522 サービス提供装置
特開2009−140401号公報

Claims (15)

  1. ワークフロー情報により定義された複数の処理を実行する複数の情報処理装置を備える情報処理システムであって、
    前記ワークフロー情報は、複数の処理の順序、および、前記複数の処理のそれぞれの実行主体となる情報処理装置を定義する情報であって、前記複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置を実行主体に定義可能であり、
    前記複数の情報処理装置は、
    前記ワークフロー情報に定義された複数の処理のそれぞれを、定義された順序で、実行主体として定義された情報処理装置が実行し、
    前記ワークフロー情報に実行主体が複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置であると定義された処理を、予め定められた判定条件に従って選択された1つの情報処理装置が実行する
    情報処理システム。
  2. 前記複数の情報処理装置のそれぞれは、
    前記ワークフロー情報に定義された処理を実行する処理実行部と、
    前記ワークフロー情報に自身が実行主体として定義されている処理を、前記処理実行部に実行させるフロー制御部と、
    を備える請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記ワークフロー情報は、実行主体が第1の情報処理装置である処理と、実行主体が第2の情報処理装置である処理との間に、接続処理を含み、
    前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置へと対象データを送信して、次の処理の実行主体を前記第2の情報処理装置に変更する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記ワークフロー情報には、実行主体が第1の情報処理装置である処理と、実行主体が第1の情報処理装置または第2の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置である処理との間に、接続処理が挿入され、
    前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、
    予め定められた判定条件に従って1つの情報処理装置を選択し、
    選択の結果、次の処理の実行主体が変更する場合には、第2の情報処理装置へと対象データを送信して、次の処理の実行主体を第2の情報処理装置に変更し、
    選択の結果、処理の実行主体が変更しない場合には、次の処理を実行する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記ワークフロー情報には、実行主体が第1の情報処理装置または第2の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置である処理が2以上連続する場合、前記連続する2以上の処理のそれぞれの前に、前記接続処理が挿入される
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記ワークフロー情報には、実行主体が第1の情報処理装置または第2の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置である処理が2以上連続する場合、先頭の処理の前に、前記接続処理が挿入され、
    前記複数の情報処理装置のそれぞれは、前記連続する2以上の処理の先頭以外の処理の実行主体を、先頭の処理の実行主体と同一とする
    請求項4に記載の情報処理システム。
  7. 前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、
    後続に、実行主体が前記第1の情報処理装置に戻る可能性のある前記接続処理が含まれる場合には、次の接続処理に実行を移行し、
    実行主体が第2の情報処理装置である場合、前記第2の情報処理装置に対して前記第1の情報処理装置に実行主体が変更するかを受信し、実行主体が前記第1の情報処理装置に変更される場合には、前記対象データを前記第2の情報処理装置から受信する
    請求項3から6の何れか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、
    第2の情報処理装置との通信が不能である場合には、次の処理の実行主体を前記第1の情報処理装置とする
    請求項4に記載の情報処理システム。
  9. 前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、予め設定されたグループに属する情報処理装置を、次の処理の実行主体として選択する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  10. 前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、通信速度に基づき、次の処理の実行主体となる情報処理装置を選択する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  11. 前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、プロセッサの負荷率に基づき、次の処理の実行主体となる情報処理装置を選択する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  12. 前記接続処理において、前記第1の情報処理装置は、対象データのデータ量に基づき、次の処理の実行主体となる情報処理装置を選択する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  13. 請求項1から12の何れか1項に記載の情報処理システムに備えられる情報処理装置。
  14. コンピュータを、請求項13に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  15. ワークフロー情報により定義された複数の処理を実行する複数の情報処理装置を備える情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
    前記ワークフロー情報は、複数の処理の順序、および、前記複数の処理のそれぞれの実行主体となる情報処理装置を定義する情報であって、前記複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置を実行主体に定義可能であり、
    前記ワークフロー情報に定義された複数の処理のそれぞれを、定義された順序で、実行主体として定義された情報処理装置が実行し、
    前記ワークフロー情報に実行主体が複数の情報処理装置のうち選択された1つの情報処理装置であると定義された処理を、予め定められた判定条件に従って選択された1つの情報処理装置が実行する
    情報処理方法。
JP2013191379A 2013-09-17 2013-09-17 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 Active JP6264800B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013191379A JP6264800B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法
US14/475,635 US10015356B2 (en) 2013-09-17 2014-09-03 Information processing system and information processing method
CN201410469298.0A CN104461703B (zh) 2013-09-17 2014-09-15 信息处理系统和信息处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013191379A JP6264800B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015060247A true JP2015060247A (ja) 2015-03-30
JP6264800B2 JP6264800B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=52667712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013191379A Active JP6264800B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10015356B2 (ja)
JP (1) JP6264800B2 (ja)
CN (1) CN104461703B (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9794447B2 (en) 2015-09-30 2017-10-17 Ricoh Company, Ltd. Service providing system, cooperation processing method, and information processing system
JP2018067144A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 株式会社リコー システム、情報処理方法、情報処理装置、プログラム
JP2018151778A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 株式会社リコー 情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2019004303A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 ブラザー工業株式会社 プログラム及び情報処理端末
JP2019016241A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム
WO2019146053A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146051A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146049A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146046A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146045A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146047A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146048A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
EP3537698A1 (en) 2018-03-07 2019-09-11 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, system, and method of processing workflow
JP2019160278A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、ワークフロー処理方法及びプログラム
US11632482B1 (en) 2021-09-27 2023-04-18 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing system capable of enabling cooperation of processing when connection with external apparatus being disconnected, information processing apparatus therefor, and non-transitory computer readable medium storing program therefor

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017102777A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 富士通株式会社 負荷分散処理サーバ、負荷分散処理方法、及び、システム
JP6958069B2 (ja) * 2017-07-28 2021-11-02 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及びプログラム
US20190102713A1 (en) * 2017-10-03 2019-04-04 Avaya Inc. Split enterprise/provider workflows
TWI708976B (zh) * 2019-08-13 2020-11-01 華碩電腦股份有限公司 顯示裝置及其控制方法
JP2023043309A (ja) 2021-09-16 2023-03-29 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP2023142124A (ja) 2022-03-24 2023-10-05 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置、画像処理システム及びコンピュータプログラム
JP2024043064A (ja) 2022-09-16 2024-03-29 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置、画像形成プログラム、及び画像処理システム
JP2024047095A (ja) 2022-09-26 2024-04-05 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置、画像形成プログラム、及び情報処理システム

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08123699A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Hitachi Ltd 並行処理方法、並行処理システム及び並行処理用プログラムの変換ツール
JP2001154862A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Toshiba Corp 計算機システム及びネットワークシステム並びに記録媒体
JP2005275728A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 印刷処理装置、印刷処理方法、印刷処理プログラム、及び印刷システム
JP2005271264A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 印刷管理装置、方法、プログラム、記憶媒体、及び印刷システム
JP2005339515A (ja) * 2004-04-28 2005-12-08 Canon Inc 印刷スケジュール制御装置及び印刷スケジュール制御方法並びにプログラム
JP2006197409A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 画像出力システム、操作入力装置、操作画面表示方法、操作画面表示プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2006244088A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Canon Inc 情報処理装置および工程管理方法およびそのプログラム
US20080002220A1 (en) * 2006-06-28 2008-01-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming device and web server providing workflow status of job, and method to provide workflow status of job in image forming device and web server
JP2008065580A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd ワークフロー連携プログラムおよびワークフロー管理システム
JP2008226182A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd データ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラム、および記録媒体
JP2008287608A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Konica Minolta Business Technologies Inc ワークフロー実行システム及び実行方法、画像処理装置並びにワーク代替処理プログラム
JP2009053762A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Canon Inc 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2009272990A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Konica Minolta Business Technologies Inc ワークフロー実行制御方法、画像処理装置、およびコンピュータプログラム
JP2009276851A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Canon Inc ワークフロー実行装置、ワークフロー実行方法、コンピュータプログラム
JP2011134239A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Nec Corp ジョブフロー管理装置、ジョブフロー実行開始時刻予測方法およびそのプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040004741A1 (en) 2002-04-22 2004-01-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing system and information processing method
US7203944B1 (en) * 2003-07-09 2007-04-10 Veritas Operating Corporation Migrating virtual machines among computer systems to balance load caused by virtual machines
JP2005135374A (ja) * 2003-10-06 2005-05-26 Seiko Epson Corp ネットワークデータ処理システム、ネットワーク印刷システム、データ処理装置、印刷装置、データ処理プログラムおよび印刷処理プログラム、並びにネットワークデータ処理方法およびネットワーク印刷方法
US7143210B2 (en) * 2003-11-12 2006-11-28 Sharp Laboratories Of America, Inc. User-defined printer selection administration policy
JP2009140401A (ja) 2007-12-10 2009-06-25 Ricoh Co Ltd データ処理システム、データ処理装置、データ処理方法、及びデータ処理プログラム
US8520226B2 (en) * 2010-04-15 2013-08-27 Xerox Corporation Robust recovery of a page parallel RIP system
JP5822442B2 (ja) * 2010-06-30 2015-11-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08123699A (ja) * 1994-10-26 1996-05-17 Hitachi Ltd 並行処理方法、並行処理システム及び並行処理用プログラムの変換ツール
JP2001154862A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Toshiba Corp 計算機システム及びネットワークシステム並びに記録媒体
JP2005271264A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 印刷管理装置、方法、プログラム、記憶媒体、及び印刷システム
JP2005275728A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 印刷処理装置、印刷処理方法、印刷処理プログラム、及び印刷システム
JP2005339515A (ja) * 2004-04-28 2005-12-08 Canon Inc 印刷スケジュール制御装置及び印刷スケジュール制御方法並びにプログラム
JP2006197409A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 画像出力システム、操作入力装置、操作画面表示方法、操作画面表示プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2006244088A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Canon Inc 情報処理装置および工程管理方法およびそのプログラム
US20080002220A1 (en) * 2006-06-28 2008-01-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming device and web server providing workflow status of job, and method to provide workflow status of job in image forming device and web server
JP2008065580A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd ワークフロー連携プログラムおよびワークフロー管理システム
JP2008226182A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd データ配信システム、データ配信方法、データ配信プログラム、および記録媒体
JP2008287608A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Konica Minolta Business Technologies Inc ワークフロー実行システム及び実行方法、画像処理装置並びにワーク代替処理プログラム
JP2009053762A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Canon Inc 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2009272990A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Konica Minolta Business Technologies Inc ワークフロー実行制御方法、画像処理装置、およびコンピュータプログラム
JP2009276851A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Canon Inc ワークフロー実行装置、ワークフロー実行方法、コンピュータプログラム
JP2011134239A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Nec Corp ジョブフロー管理装置、ジョブフロー実行開始時刻予測方法およびそのプログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「JP1による業務システム運用管理の実践」執筆チーム, JP1による業務システム運用管理の実践 初版 SERVICE QUALITY MANAGEMENT, vol. 第1版, JPN6017034258, 1 November 2009 (2009-11-01), pages 69 - 72, ISSN: 0003638097 *

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9794447B2 (en) 2015-09-30 2017-10-17 Ricoh Company, Ltd. Service providing system, cooperation processing method, and information processing system
JP2018067144A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 株式会社リコー システム、情報処理方法、情報処理装置、プログラム
JP2018151778A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 株式会社リコー 情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2019004303A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 ブラザー工業株式会社 プログラム及び情報処理端末
JP2019016241A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム
WO2019146047A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
JPWO2019146049A1 (ja) * 2018-01-25 2021-01-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146049A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146046A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146045A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146053A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
WO2019146048A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
JP7006708B2 (ja) 2018-01-25 2022-01-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
US11039031B2 (en) 2018-01-25 2021-06-15 Kyocera Document Solutions Inc. Information processing system, information processing method, and information processing apparatus, to easily create a workflow that coordinates a plurality of targets and a plurality of processes
WO2019146051A1 (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
JPWO2019146045A1 (ja) * 2018-01-25 2021-01-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
JPWO2019146051A1 (ja) * 2018-01-25 2021-01-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
JPWO2019146047A1 (ja) * 2018-01-25 2021-01-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
JPWO2019146048A1 (ja) * 2018-01-25 2021-02-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
JP2019160278A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、ワークフロー処理方法及びプログラム
US11119819B2 (en) 2018-03-07 2021-09-14 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, system, and method of processing workflow
EP3537698A1 (en) 2018-03-07 2019-09-11 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, system, and method of processing workflow
US11632482B1 (en) 2021-09-27 2023-04-18 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing system capable of enabling cooperation of processing when connection with external apparatus being disconnected, information processing apparatus therefor, and non-transitory computer readable medium storing program therefor

Also Published As

Publication number Publication date
CN104461703A (zh) 2015-03-25
US10015356B2 (en) 2018-07-03
US20150077776A1 (en) 2015-03-19
JP6264800B2 (ja) 2018-01-24
CN104461703B (zh) 2018-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6264800B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法
US10122870B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method
JP6331302B2 (ja) 情報処理システム、情報取得装置、サーバ、プログラムおよび情報処理方法
US9977639B2 (en) Network system, device server, and network system control method
US9692927B2 (en) Device, information processing system, and information processing method
JP6102264B2 (ja) 処理実行システム、情報処理装置、プログラム
CN104050024A (zh) 过程流定义的创建系统、创建设备以及创建方法
JP2007325251A (ja) 画像形成装置及びアプリケーション実行方法
US20180107956A1 (en) System, information processing device, and information processing method
US9904495B2 (en) Image processing system, image processing method, and information terminal
EP3047373B1 (en) Device, system, and method
JP2009065648A (ja) ドキュメント処理装置をカスタム化するシステムおよび方法
US11800032B2 (en) Apparatus, information processing method, and storage medium
US20230156138A1 (en) Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
JP2008192133A (ja) 区切りページ出力システムおよび方法。
US8810840B2 (en) Image forming system, output management method, and program product, configured to determine type of PDL in output data
JP2016096393A (ja) 情報処理装置、システム、情報処理方法およびプログラム
JP2015056078A (ja) 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
US11316992B2 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
US9871938B2 (en) Image processing apparatus, communication apparatus, image processing system, and image processing method
JP2019193041A (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理システム
JP2019164564A (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム
US10212305B2 (en) Communication apparatus and method and non-transitory computer readable medium for sending processing records to multiple destinations
JP6399062B2 (ja) 可搬型情報端末、制御システム、制御プログラム及び制御方法
JP2017065202A (ja) 印刷装置、印刷システム、制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171211

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6264800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151