JP2019160278A - 情報処理装置、情報処理システム、ワークフロー処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、ワークフロー処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異なるネットワークにおける複数のワークフローが連携できる情報処理装置を提供すること。【解決手段】一連となる複数の処理を含む第1のワークフローを実行する情報処理装置であって、第1のワークフローの処理を実行する複数の処理手段と、異なるネットワークに接続する第2の情報処理装置であって、第1のワークフローとは異なる一連となる複数の処理を含む第2のワークフローを実行する第2の情報処理装置に対して、第2のワークフローの実行を要求し、第2の情報処理装置から第2のワークフローの実行結果を受信する連携処理手段と、処理手段と連携処理手段による第1のワークフローに含まれる複数の処理の実行を制御し、少なくとも1の処理手段に、連携処理手段によって受信された実行結果に基づく処理を行わせる制御手段と、を有することにより上記課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、ワークフロー処理方法及びプログラムに関する。
例えば複数の処理の手順を予め定義したワークフローを、スキャナ等により取り込んだ画像データに対して実行する複合機は従来から知られている。また、複合機が取り込んだ画像データを受信し、その画像データに対してワークフローを実行するサーバも従来から知られている。このような複合機とサーバとが連携してワークフローを実行する情報処理システムも従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
近年、例えばオンプレミスなどのユーザ環境の情報処理システムにワークフローを登録して実行することや、ユーザ環境とは異なるインターネットなどのサービス提供環境の情報処理システムにワークフローを登録して実行することが行われるようになった。従来、このような異なる情報処理システムにワークフローがそれぞれ登録されている場合に、一の情報処理システムで実行されるワークフローと他の情報処理システムで実行されるワークフローとを連携させる仕組みは無かった。
本発明の一実施形態は、異なるネットワークにおける複数のワークフローが連携できる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、一連となる複数の処理を含む第1のワークフローを実行する情報処理装置であって、前記第1のワークフローに含まれる処理を実行する複数の処理手段と、前記情報処理装置とは異なるネットワークに接続する第2の情報処理装置であって、前記第1のワークフローとは異なる一連となる複数の処理を含む第2のワークフローを実行する第2の情報処理装置に対して、前記第2のワークフローの実行を要求し、前記第2の情報処理装置から前記第2のワークフローの実行結果を受信する連携処理手段と、前記処理手段と前記連携処理手段による前記第1のワークフローに含まれる複数の処理の実行を制御し、少なくとも1の前記処理手段に、前記連携処理手段によって受信された前記実行結果に基づく処理を行わせる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、異なるネットワークに接続された情報処理装置における複数のワークフローが連携できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。 オンプレミスワークフローとクラウドワークフローとが連携する動作の一例の説明図である。 オンプレミスワークフローとクラウドワークフローの対応付けの一例について説明する図である。 ワークフロー情報作成画面の一例のイメージ図である。 ワークフロー情報作成画面の他の例のイメージ図である。 ワークフロー情報作成画面の他の例のイメージ図である。 ワークフロー情報の一例の構成図である。 スキャナ部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図である。 ワークフロー情報の一例の構成図である。 スキャナ部を利用するワークフローの一例のシーケンス図である。 印刷部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図について説明するための図である。 ワークフロー情報の一例の構成図である。 印刷部を利用するワークフローの一例のシーケンス図である。 スキャナ部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図である。 ワークフロー情報の一例の構成図である。 スキャナ部を利用するワークフローの一例のシーケンス図(1/2)である。 スキャナ部を利用するワークフローの一例のシーケンス図(2/2)である。 スマートデバイスに搭載されたワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図である。 ワークフロー情報の一例の構成図である。 スマートデバイスに搭載されたワークフローアプリから実施されるワークフローの一例のシーケンス図である。 第五の実施形態に掛かる情報処理システムの一例の構成図である。 ワークフロー情報の一例の構成図である。 第五の実施形態に掛かる情報処理システムにおいて実施されるワークフローの一例のシーケンス図(1/2)である。 第五の実施形態に掛かる情報処理システムにおいて実施されるワークフローの一例のシーケンス図(2/2)である。 WebSocketプロトコルを採用してクラウド側からのプッシュ型の通知を実現したワークフローの一例のシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第一の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。
図1に示す情報処理システム1は、ユーザ環境10とクラウド環境20とが、例えばインタ−ネットなどのネットワーク30を介して通信可能に接続されている。サービス提供環境の一例であるクラウド環境20は、クラウドワークフローサーバ装置22を有する構成である。クラウドワークフローサーバ装置22はクラウド環境内部のネットワーク24を介してネットワーク30に接続されている。クラウドワークフローサーバ装置22は後述するようにクラウド環境のワークフローを実行する。
図1のユーザ環境10は、画像形成装置12、オンプレミスサーバ装置14及びファイアウォール16を有する構成である。図1の画像形成装置12及びオンプレミスサーバ装置14は、ユーザ環境内部のネットワーク18及びファイアウォール16を介してネットワーク30に接続されている。画像形成装置12は電子機器の一例であり、後述するユーザ環境のワークフローを実行する。ユーザ環境のワークフローはネットワーク18に接続された画像形成装置12以外の情報処理装置で実現してもよい。ユーザ環境のワークフローは後述するようにオンプレミスサーバ装置14やクラウドワークフローサーバ装置22と連携する。
オンプレミスサーバ装置14は同一のネットワーク環境、つまりユーザ環境10からのみ要求を受け付けるように運用されることがある。この場合、オンプレミスサーバ装置14はサーバ機能をもつ装置であるものの、異なるネットワークや特定のネットワーク以外に接続されている装置、例えばクラウドワークフローサーバ装置22等からは実行要求等を受け付けることができないという課題がある。つまり、このような運用のオンプレミスサーバ装置14の処理を含むワークフローを制御するとき、当該ワークフローに含まれる処理の要求をクラウドワークフローサーバ装置22からオンプレミスサーバ装置14へ行う事ができず、異なるネットワークに含まれる装置での処理を含むワークフローの制御をできないという課題があった。
なお、情報処理システム1は図1の構成に限定されるものではない。例えばユーザ環境10には画像形成装置12以外のスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、プロジェクタや電子黒板等の電子機器が含まれていてもよい。なお、画像形成装置12、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、プロジェクタ及び電子黒板等の電子機器は、ワークフローを実行する電子機器の一例である。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
オンプレミスサーバ装置14及びクラウドワークフローサーバ装置22は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F(インタフェース)503、RAM(Random Access Memory)504、ROM(Read Only Memory)505、CPU(Central Processing Unit)506、通信I/F507及びHDD(Hard Disk Drive)508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、OS上で各種機能を提供するプログラムなどがある。コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)メモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505には、コンピュータ500の起動時に実行される基本入出力プログラム、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。オンプレミスサーバ装置14及びクラウドワークフローサーバ装置22は例えば図2に示すハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
《画像形成装置》
図1の画像形成装置12は、例えば図3に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図3は本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。図3の画像形成装置12は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置12全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、画像形成装置12は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F604は、画像形成装置12をネットワーク18に接続させる為のインタフェースである。これにより、画像形成装置12は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ605は印刷データを用紙に印刷するための印刷装置である。スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について説明する。なお、以下の説明ではユーザ環境のワークフローをオンプレミスワークフローと呼び、クラウド環境のワークフローをクラウドワークフローと呼ぶ。
図4は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。図4の機能構成図ではオンプレミスサーバ装置14及びファイアウォール16を省略している。画像形成装置12は、オンプレミスワークフロー処理実行部50、ワークフロー要求送受信部52、オンプレミスワークフロー制御部54、ワークフロー記憶部58及びネットワーク通信部60を有する。
また、オンプレミスワークフロー処理実行部50はクラウドワークフローサーバ連携処理部62及び1つ以上の処理部64を有している。クラウドワークフローサーバ連携処理部62は後述するようにクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフローの実行を要求し、そのクラウドワークフローの結果をクラウドワークフローサーバ装置22から取得する。
クラウドワークフローサーバ連携処理部62はオンプレミスワークフロー制御部54からの要求を受け付けてクラウドワークフローサーバ装置22に実行を要求する。クラウドワークフローサーバ連携処理部62はクラウドワークフローを識別する識別情報(ワークフローID)等、クラウド環境20で実行するワークフローを特定するための情報を指定して、クラウドワークフローの実行の要求を行う。クラウドワークフローサーバ連携処理部62はクラウドワークフローサーバ装置22から取得したクラウドワークフローの実行結果をオンプレミスワークフロー制御部54に通知する。また、後述するように、クラウドワークフローの結果は、クラウドワークフローサーバ連携処理部62がクラウドワークフローサーバ装置22へ結果の取得を要求することで取得してもよいし、クラウドワークフローサーバ装置22から画像形成装置12へ送信するようにしても良い。
処理部64は後述するようにSMB(Server Message Block)送信処理やFTP(File Transfer Protocol)送信処理などのユーザ環境10での処理内容を実行する。処理部64は、オンプレミスワークフロー制御部54からの要求を受け付けて特定の処理内容を実行し、実行した結果をオンプレミスワークフロー制御部54に通知する。処理部64は予め定められた特定の処理内容を実行すればよいのであって、SMB送信処理やFTP送信処理に限られない。例えば後述する処理部82と同様にOCR処理やファイル変換処理を行ってもよい。
オンプレミスワークフロー制御部54はワークフロー記憶部58に記憶されたワークフロー情報を読み出し、読み出したワークフロー情報に従って順番に、オンプレミスワークフロー処理実行部50のクラウドワークフローサーバ連携処理部62及び処理部64を呼び出し、オンプレミスワークフローの実行を制御する。これにより、オンプレミスワークフロー制御部54はクラウドワークフローサーバ連携処理部52によって受信されたクラウドワークフローの実行結果に基づく処理を、少なくとも1の処理部64に実行させる。従って、クラウド環境でワークフローを実行し、クラウド環境で実行された処理の実行結果に基づいて、ユーザ環境での処理の実行が可能となる。
ワークフロー記憶部58は、少なくともユーザ環境10で実行されるワークフローを示すワークフロー情報を記憶する。なお、ワークフロー記憶部58は必ずしもユーザ環境10で実行されるワークフローのみでなく、クラウド環境20で実行されるワークフローを記憶してもよい。ワークフロー要求送受信部52は後述のワークフローアプリからワークフローを実行する要求を受け付け、必要に応じてワークフローを実行した結果をワークフローアプリに返す。ネットワーク通信部60はクラウドワークフローサーバ装置22とネットワーク通信を行う。
クラウドワークフローサーバ装置22は、クラウドワークフロー処理実行部70、クラウドワークフロー制御部72、ワークフロー記憶部74、ワークフロー要求送受信部76、ネットワーク通信部78及びワークフロー作成部80を有する。また、クラウドワークフロー処理実行部70は1つ以上の処理部82を有している。
処理部82は、後述するようにOCR(光学文字認識)処理やファイル変換処理、ストレージサービスへの送信処理などのクラウド環境20での処理内容を実行する。処理部82は、クラウドワークフロー制御部72からの要求を受け付けて特定の処理内容を実行し、実行した結果をクラウドワークフロー制御部72に通知する。処理部82は予め定められた特定の処理内容を実行すればよいのであって、OCR処理やファイル変換処理、ストレージサービスへの送信処理に限られない。例えば、処理部64と同様にファイル送信処理をおこなっても良い。クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローサーバ連携処理部62によって指定されたワークフローを特定するための情報に基づいてワークフロー記憶部74に記憶されたワークフロー情報を読み出し、読み出したワークフロー情報に従って順番に、クラウドワークフロー処理実行部70の処理部82を読み出し、クラウドワークフローの実行を制御する。
ワークフロー記憶部74はワークフロー情報を記憶する。なお、ワークフローを特定するための情報自体にクラウド環境20で実行されるワークフロー情報が含まれていてもよく、この場合はワークフロー情報の読み出しをワークフロー記憶部74から行わなくてもよい。
また、ワークフロー要求送受信部76は画像形成装置12からクラウドワークフローを実行する要求を受け付け、クラウドワークフローを実行した結果を要求元の画像形成装置12に返す。ネットワーク通信部78は画像形成装置12とネットワーク通信を行う。
ワークフロー作成部80はユーザの操作するPC等から後述のようなワークフローを作成する操作を受け付け、クラウドワークフロー及びオンプレミスワークフローのワークフロー情報を作成してワークフロー記憶部74に記憶させる。画像形成装置12はクラウドワークフローサーバ装置22のワークフロー記憶部74からオンプレミスワークフローのワークフロー情報を取得してワークフロー記憶部58に記憶する。
なお、オンプレミスワークフローのワークフロー情報の作成は、例えば画像形成装置12にワークフロー作成部を設け、そのワークフロー作成部を操作して行うようにしてもよい。
<オンプレミスワークフローとクラウドワークフローとの連携>
図5はオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとが連携する動作の一例の説明図である。図5ではオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとが連携する動作の一例として、スキャンした画像データをSMB送信し、且つ、スタンプ印字したOCR付きPDFファイルをFTP送信する場合を示している。
図5のオンプレミスワークフロー処理実行部50はSMB送信処理部、クラウドワークフローサーバ連携処理部、FTPサーバ装置の認証処理部、FTP送信処理部の順番に読み出され、オンプレミスワークフローを実行する。クラウドワークフロー処理実行部70が実行するクラウドワークフローは、オンプレミスワークフロー処理実行部50のクラウドワークフローサーバ連携処理部から呼び出されることで、オンプレミスワークフローと連携する。
クラウドワークフローとオンプレミスワークフローとの連携を実現するため、クラウドワークフローサーバ装置22は事前にクラウドワークフロー(PDF変換処理→OCR処理→スタンプ処理)を登録しておく。そして、クラウドワークフローサーバ連携処理部はクラウドワークフローを指定するパラメータを付けてクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフローの実行を要求することで、クラウドワークフローとの連携(協調動作)が実現できる。なお、パラメータの指定は決め打ちでも、オンプレミスワークフローの入力として、その都度変更してもよい。
オンプレミスワークフローとクラウドワークフローの対応付けは例えば図6に示すように行ってもよい。図6はオンプレミスワークフローとクラウドワークフローの対応付けの一例について説明する図である。図6の例は、クラウドワークフローサーバ連携処理部62からクラウドワークフローを呼び出す場合に、事前にオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとが対応付けられているテーブル例である。
ワークフローを実行するワークフローアプリは、例えば画像形成装置12に表示して実行できるWebアプリ等がある。ワークフローアプリごとにオンプレミスワークフロー及びクラウドワークフローが決まっている場合は、各ワークフローアプリがオンプレミスワークフローIDとクラウドワークフローIDとを保持することで、適切な呼び出しが可能となる。オンプレミスワークフローIDはオンプレミスワークフローを一意に識別する情報の一例である。クラウドワークフローIDはクラウドワークフローを一意に識別する情報の一例である。
図6の例では同一行に設定されているオンプレミスワークフローIDとクラウドワークフローIDとが対応付けられている。図6はワークフローアプリがオンプレミスワークフローID「onpre_A00001」のオンプレミスワークフローを呼び出した場合にクラウドワークフローサーバ連携処理部62がクラウドワークフローID「cloud_ZZ08001」のクラウドワークフローを呼び出す例を示している。
なお、ワークフローアプリは対応付けられた1つのオンプレミスワークフローID及びクラウドワークフローIDを保持していてもよいし、対応付けられた1つのオンプレミスワークフローID及びクラウドワークフローIDの組合せを複数保持していてもよい。また、ワークフローアプリは1つのオンプレミスワークフローIDを保持し、そのオンプレミスワークフローIDに対応するワークフロー情報の中に、クラウドワークフローIDが含まれていてもよい。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《ワークフロー情報の作成》
図7はワークフロー情報作成画面の一例のイメージ図である。図7のワークフロー情報作成画面1000は処理部一覧表示欄1002とワークフロー作成欄1004とを含む構成である。処理部一覧表示欄1002はオンプレミス用及びクラウド用の処理部が一覧で表示される。ワークフロー作成欄1004は処理部一覧表示欄1002に一覧で表示されている処理部をドラッグ&ドロップなどの操作により順番に並べてオンプレミスワークフロー及びクラウドワークフローを作成する為に利用される。
図7のワークフロー作成欄1004では、下段に画像形成装置12で実行されるオンプレミスワークフローの処理内容が示され、上段にクラウドワークフローサーバ装置22で実行されるクラウドワークフローの処理内容が示されている。図7の例ではオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとの連携が、画像形成装置12からクラウドワークフローサーバ装置22への要求を表す矢印1010と、クラウドワークフローサーバ装置22からの結果の取得を表す矢印1014とで表されている。
矢印1010はクラウドワークフローサーバ連携処理部を表す表示部品1006からPDF変換処理部を表す表示部品1008へ向かう矢印である。矢印1014はスタンプ処理部を表す表示部品1012からクラウドワークフローサーバ連携処理部を表す表示部品1006へ向かう矢印である。
例えば図7のワークフロー作成欄1004により作成されるワークフローでは、オンプレミスワークフローのSMB送信処理が行われた後、クラウドワークフローサーバ連携処理によりPDF変換処理、OCR処理、スタンプ処理を実行するクラウドワークフローが呼び出される。その後、クラウドワークフローサーバ連携処理はクラウドワークフローから結果を取得し、オンプレミスワークフローの残りの認証処理、FTP送信処理を行う。
このようにワークフロー作成欄1004により作成されたワークフローからクラウドワークフローサーバ装置22のワークフロー作成部80はワークフロー情報を作成し、ワークフロー記憶部58及びワークフロー記憶部74にワークフロー情報を記憶させる。
なお、図7のワークフロー情報作成画面1000は一例であって、例えば図8(A)に示すようなワークフロー情報作成画面であってもよい。図8はワークフロー情報作成画面の他の例のイメージ図である。図8(A)のワークフロー情報作成画面を利用する場合は例えば図8(B)に示すクラウドワークフローがクラウドワークフローサーバ装置22に登録されている必要がある。また、図8(B)に示すクラウドワークフローには、例えばワークフロー名「OCRスタンプフロー1」などのクラウドワークフローを一意に識別する情報が付けられている。
図8(A)はワークフロー情報作成画面1000のワークフロー作成欄1004を示している。図8(A)のワークフロー作成欄1004にはクラウドワークフローサーバ連携処理を含むオンプレミスワークフローが作成されている。図8(A)の例では、ユーザがクラウドワークフローサーバ連携処理部を表す表示部品1006をクリックする等の操作を行うことで、連携するクラウドワークフロー選択欄1020が表示され、ワークフロー名のリストから、連携するクラウドワークフローを選択できる。連携するクラウドワークフロー選択欄1020には、クラウドワークフローサーバ装置22に登録されているクラウドワークフローのワークフロー名のリストが表示される。
図8(A)に示したオンプレミスワークフローではクラウドワークフローサーバ連携処理によりワークフロー名「OCRスタンプフロー1」のクラウドワークフローを呼び出すことでクラウドワークフローと連携できる。
また、図7のワークフロー情報作成画面1000は図9のようなワークフロー情報作成画面1000であってもよい。図9はワークフロー情報作成画面の他の例のイメージ図である。図9のワークフロー情報作成画面1000はクラウドワークフローサーバ連携処理により呼び出されるクラウドワークフローの処理内容を、クラウドワークフローサーバ連携処理部を表す表示部品1006からの吹き出しの中に表示する。図9の例ではワークフロー情報の作成時、オンプレミスワークフローとクラウドワークフローとが連携する様子を視覚的にユーザへ示すことができる。
図10はワークフロー情報の一例の構成図である。ワークフロー情報は処理順序、処理部及びパラメータで構成される。図10(A)は、オンプレミスワークフローのワークフロー情報の一例である。図10(B)は、クラウドワークフローのワークフロー情報の一例である。
図10(A)のワークフロー情報は、SMB処理部、クラウドワークフローサーバ連携処理部、認証処理部、FTP送信処理部の順序でオンプレミスワークフローが実行されることを表している。また、図10(B)も図10(A)と同様にクラウドワークフローの処理順序が定義されており、更に、PDF変換処理のサイズ「A4」を指定したりOCR処理の言語「日本語」を指定したりするパラメータも設定されている。なお、パラメータは必ずしもワークフロー情報で設定しなくてもよく、ワークフローの呼び出し元のワークフローアプリから引数で設定される形式などであってもよい。
《ワークフローの実施》
図11はスキャナ部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図である。図11はワークフローアプリ100が「スタンプOCRスキャナ」の例であり、スキャンした画像データを「社外秘」という文字がスタンプされたOCR結果のテキスト付きPDFファイルとし、FTP送信する場合の機能構成図を示している。
なお、図11の機能構成図は図4の機能構成図と一部を除いて同一であるため、同一部分について適宜説明を省略する。ワークフローアプリ100の一例である「スタンプOCRスキャナ」のアプリは画像形成装置12に搭載されるアプリであって、WebアプリであってもNative実装されたアプリであってもよい。ワークフローアプリ100は実行するオンプレミスワークフローのオンプレミスワークフローID及びクラウドワークフローのクラウドワークフローIDを例えば内部に保持する。
ワークフローアプリ100はユーザが操作できるUI(User Interface)やジョブ設定及びジョブ実行の手段を有する。例えばワークフローアプリ100はスキャナ解像度、読み取りサイズ、カラーなどの設定、スキャンジョブ実行開始の指定などをユーザから受け付けることができる。
スキャナ部102はスキャナ606などで実現され、スキャンを実行する。印刷部104はプリンタ605などで実現され、印刷を実行する。画像データ記憶部106は、画像データを記憶する。例えば画像データ記憶部106はスキャナ部102がスキャンした画像データや印刷部104が印刷する画像データを記憶する。
オンプレミスワークフロー処理実行部50はクラウドワークフローサーバ連携処理部112、認証処理部114及びFTP送信処理部116を有する。認証処理部114はFTP認証処理を行う。なお、図11では認証処理部114が接続先と認証アカウントをクラウドワークフローサーバ装置22から取得する例を示すが、接続先と認証アカウントを画像形成装置12の内部に記憶されている情報から読み出してもよい。FTP送信処理部116はFTP送信処理を実行する。
クラウドワークフロー処理実行部70はPDF変換処理部120、OCR処理部122及びスタンプ処理部124を有する。PDF変換処理部120はファイル形式をPDFに変換する。OCR処理部122はOCR処理を行う。スタンプ処理部124はスキャン画像にスタンプを追加する。認証情報管理部130はFTP認証処理に利用する接続先と認証アカウントを管理、記憶している。
なお、図11に示した画像形成装置12の構成は一例である。例えば本体部と操作部とが別体になっている画像形成装置12の場合は、例えば本体部にスキャナ部102、印刷部104及び画像データ記憶部106を設け、その他の構成を操作部に設けるような構成であってもよい。
図11に示した情報処理システム1の場合、ワークフロー情報は例えば図12に示すような内容となる。図12はワークフロー情報の一例の構成図である。図12(A)は、オンプレミスワークフローのワークフロー情報の一例である。図12(B)はクラウドワークフローのワークフロー情報の一例である。
図12(A)のワークフロー情報は、クラウドワークフローサーバ連携処理部、認証処理部、FTP送信処理部の順序でオンプレミスワークフローが実行されることを表している。また、図12(B)のワークフロー情報は、図10(B)のワークフロー情報と同一である。図12(B)のワークフロー情報は、PDF変換処理部、OCR処理部、スタンプ処理部の順序でクラウドワークフローが実行されることを表している。
図13は、スキャナ部を利用するワークフローの一例のシーケンス図である。ステップS11において「スタンプOCRスキャナ」のワークフローアプリ100はスキャナ部102にスキャン実行を要求する。スキャナ部102はスキャンを実行する。ステップS12においてスキャナ部102はスキャン画像データを画像データ記憶部106に記憶し、そのスキャン画像データと対応付けられたスキャンIDを取得する。
ステップS13に進み、ワークフローアプリ100は取得したスキャンIDと、保持していたオンプレミスワークフローID、クラウドワークフローID及び接続先とを指定してオンプレミスワークフローサービス110にワークフロー実行を要求する。オンプレミスワークフローサービス110のワークフロー要求送受信部52はステップS14に進み、オンプレミスワークフロー制御部54にワークフロー実行を要求する。
ステップS15においてオンプレミスワークフロー制御部54はオンプレミスワークフローIDを指定してワークフロー記憶部58からワークフロー情報を取得する。ステップS16に進み、オンプレミスワークフロー制御部54は画像データ記憶部106からスキャンIDに対応するスキャン画像データを取得する。なお、ステップS15とステップS16の処理は順序が逆であっても同時であってもよい。
オンプレミスワークフロー制御部54はステップS15で取得したワークフロー情報に従って、順番にワークフロー処理を実行していく。まず、ステップS17においてオンプレミスワークフロー制御部54はクラウドワークフローID及びスキャン画像データを指定してクラウドワークフローサーバ連携処理部112に実行を要求する。ステップS18に進み、クラウドワークフローサーバ連携処理部112はクラウドワークフローID、接続先及びスキャン画像データを指定してクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフロー実行要求を行う。
ステップS19においてクラウドワークフローサーバ装置22のワークフロー要求送受信部76は画像形成装置12からのクラウドワークフロー実行要求を受け付ける。ワークフロー要求送受信部76はステップS20に進み、クラウドワークフロー制御部72に画像形成装置12からのクラウドワークフロー実行要求を行う。
ステップS21に進み、クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローIDを指定してワークフロー記憶部74からワークフロー情報を取得する。クラウドワークフロー制御部72はステップS21で取得したワークフロー情報に従って、順番にワークフロー処理を実行していく。
まず、ステップS22においてクラウドワークフロー制御部72はスキャン画像データを指定してPDF変換処理部120にPDF変換処理を要求する。次に、クラウドワークフロー制御部72はステップS23に進み、スキャン画像データのOCR処理要求をOCR処理部122に要求する。次に、クラウドワークフロー制御部72はステップS24に進み、スタンプ処理部124にスキャン画像データへのスタンプ処理を要求する。
ステップS21で取得したワークフロー情報の処理が全て終了すると、クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローの結果である画像データをワークフロー要求送受信部76に送信する。
ステップS18でクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフロー実行要求を行ったあと、画像形成装置12のクラウドワークフローサーバ連携処理部112はステップS25においてポーリングにより画像結果取得要求を行う。なお、図13では画像形成装置12からクラウドワークフローサーバ装置22へのポーリングにより画像結果取得要求を行う例を示したが、クラウドワークフローサーバ装置22から画像形成装置12に対してプッシュ配信を行うようにしてもよい。クラウドワークフローサーバ装置22はクラウドワークフローの結果である画像データを受信したあと、画像形成装置12のクラウドワークフローサーバ連携処理部112から画像結果取得要求を受信すると、クラウドワークフローの結果である画像データを返す。
ステップS26に進み、画像形成装置12のオンプレミスワークフロー制御部54は認証処理部114に実行を要求する。ステップS27に進み、認証処理部114はクラウドワークフローサーバ装置22の認証情報管理部130から認証情報を取得する。ステップS28に進み、オンプレミスワークフロー制御部54は画像データ、認証情報を指定してFTP送信処理部116に実行を要求する。FTP送信処理部116はステップS29に進み、指定された認証情報を利用して、画像データをオンプレミスサーバ装置14に保存する。
以上、本実施形態に係るクラウドワークフローサーバ連携処理部112は接続先が指定されるため、直接、クラウドワークフローサーバ装置22にアクセスして、オンプレミスワークフローからクラウドワークフローに移ることができ、ワークフロー実行の効率が良くなる。例えばワークフローアプリ100を利用してクラウドワークフローとオンプレミスワークフローを順次呼び分けるといった方法では、その都度、ワークフローアプリ100が画像データなどの結果を取得する必要があり、データの通信経路が煩雑となる。その他にも、ワークフロー作成時に、クラウドワークフローとオンプレミスワークフローの呼び出しを切り替える箇所でワークフローを分割する必要があり、煩雑となる。
よって、本実施形態に係る情報処理システム1ではワークフローアプリ100からでなくオンプレミスワークフローサービス110から直接、クラウドワークフローサーバ装置22に通信することで、ワークフローアプリ100を介するより処理ルートが煩雑にならないという効果がある。
本実施形態によれば、スキャナ部102を利用するオンプレミスワークフローの処理部の一部に、クラウドワークフローを呼び出して、そのクラウドワークフローの結果を取得する処理部を設けたことによりオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとの連携が可能となる。
[第二の実施形態]
第一の実施形態は、スキャナ部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムであった。第二の実施形態は印刷部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの例である。なお、第二の実施形態は一部を除いて第一の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
図14は印刷部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図について説明するための図である。図14は図11に示した第一の実施形態の機能構成図との差分を示している。
図14(A)はクラウドワークフロー処理実行部70がPDF変換処理部120を有することを示している。図14(B)はオンプレミスワークフロー処理実行部50がクラウドワークフローサーバ連携処理部112及びSMB受信処理部118を有することを示している。また、図14(C)はワークフローアプリ100が「SMB印刷」のアプリであることを示している。
ワークフローアプリ100の一例である「SMB印刷」のアプリはオンプレミスサーバ装置14にあるアプリケーションファイルをSMB通信により取得し、PDFファイルに変換して印刷するワークフローを利用する。
図14に示した情報処理システム1の場合、ワークフロー情報は例えば図15に示すような内容となる。図15はワークフロー情報の一例の構成図である。図15(A)はオンプレミスワークフローのワークフロー情報の一例である。図15(B)はクラウドワークフローのワークフロー情報の一例である。
図15(A)のワークフロー情報は、SMB受信処理部、クラウドワークフローサーバ連携処理部の順序でオンプレミスワークフローが実行されることを表している。また、図15(B)のワークフロー情報は、PDF変換処理がクラウドワークフローで実行されることを表している。
図16は、印刷部を利用するワークフローの一例のシーケンス図である。ステップS51において「SMB印刷」のワークフローアプリ100はオンプレミスワークフローIDとクラウドワークフローIDと接続先とSMB情報とを指定し、オンプレミスワークフローサービス110にワークフロー実行を要求する。オンプレミスワークフローサービス110のワークフロー要求送受信部52はステップS52に進み、オンプレミスワークフロー制御部54にワークフロー実行を要求する。
ステップS53においてオンプレミスワークフロー制御部54はオンプレミスワークフローIDを指定してワークフロー記憶部58からワークフロー情報を取得する。オンプレミスワークフロー制御部54はステップS53で取得したワークフロー情報に従って、順番にワークフロー処理を実行していく。
まず、ステップS54においてオンプレミスワークフロー制御部54はSMB情報を指定してSMB受信処理部118に実行を要求する。ステップS55に進み、SMB受信処理部118はオンプレミスサーバ装置14にファイル取得を要求して、アプリケーションファイルを受信する。なお、接続パスやファイル名はワークフローアプリ100からSMB情報として引数で渡される。
ステップS56においてオンプレミスワークフロー制御部54はクラウドワークフローID、接続先及びアプリケーションファイルを指定してクラウドワークフローサーバ連携処理部112に実行を要求する。ステップS57に進み、クラウドワークフローサーバ連携処理部112はクラウドワークフローID及びアプリケーションファイルを指定してクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフロー実行要求を行う。
ステップS58においてクラウドワークフローサーバ装置22のワークフロー要求送受信部76は画像形成装置12からのクラウドワークフロー実行要求を受け付ける。ワークフロー要求送受信部76はステップS59に進み、クラウドワークフロー制御部72に画像形成装置12からのクラウドワークフロー実行要求を行う。
ステップS60に進み、クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローIDを指定してワークフロー記憶部58からワークフロー情報を取得する。クラウドワークフロー制御部72はステップS60で取得したワークフロー情報に従って、ワークフロー処理を実行する。
ステップS61においてクラウドワークフロー制御部72はアプリケーションファイルを指定してPDF変換処理部120にPDF変換処理を要求し、PDFファイルを取得する。ステップS60で取得したワークフロー情報の処理が終了すると、クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローの結果であるPDFファイルをワークフロー要求送受信部76に送信する。
ステップS57でクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフロー実行要求を行ったあと、画像形成装置12のクラウドワークフローサーバ連携処理部112はステップS62でポーリングにより画像結果取得要求を行う。クラウドワークフローサーバ装置22はクラウドワークフローの結果であるPDFファイルを受信したあと、画像形成装置12のクラウドワークフローサーバ連携処理部112から画像結果取得要求を受信すると、クラウドワークフローの結果であるPDFファイルを返す。
ステップS63に進み、画像形成装置12のワークフロー要求送受信部52は返されたPDFファイルを一時的に画像データ記憶部106に保存する。ステップS51でオンプレミスワークフローサービス110にワークフロー実行を要求したあと、ワークフローアプリ100はステップS64でポーリングにより結果取得要求を行う。
画像形成装置12のワークフロー要求送受信部52はクラウドワークフローの結果であるPDFファイルを画像データ記憶部106に保存したあと、ワークフローアプリ100から結果取得要求を受信すると、ステップS65に進む。ステップS65においてワークフロー要求送受信部52は画像データ記憶部106からPDFファイルを取得し、ワークフローアプリ100に渡す。ステップS66においてワークフローアプリ100は印刷部104に印刷要求を要求し、ステップS67で印刷部104に印刷を実行させる。
本実施形態によれば、印刷部104を利用するオンプレミスワークフローの処理部の一部に、クラウドワークフローを呼び出して、そのクラウドワークフローの結果を取得する処理部を設けたことによりオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとの連携が可能となる。また、本実施形態によれば、オンプレミスワークフローの途中でクラウドワークフローに移ることができる。また、このときに画像形成装置12からワークフローの実行に関する操作を行うユーザは、いずれの処理がオンプレミス上(ユーザ環境)の装置で行われているかクラウド上(サービス提供環境)の装置で行われているかを意識すること無く、オンプレミスワークフローとクラウドワークフローとを連携した処理の実行が可能となる。
さらに、本実施形態によれば、ユーザ環境10からのみ要求を受け付けるように運用されるオンプレミスサーバ装置14の処理を含むワークフローを制御するときであっても、異なるネットワークに含まれる装置での処理を含むワークフローの制御が可能となる。
[第三の実施形態]
第三の実施形態は、スキャナ部を利用するワークフローアプリ100でワークフローを実施する情報処理システム1であって、クラウドワークフロー実行要求が2回発生する例である。なお、第三の実施形態は一部を除いて第一の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
図17はスキャナ部を利用するワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図である。図17は、ワークフローアプリ100が「スタンプOCRスキャナ」の例である。図17では、スキャンした画像データをクラウド側でOCR処理し、社内システム17で社内スタンプ処理されたOCR結果のテキスト付きPDFファイルを、クラウドのサービスである「Box」へ送信する場合の機能構成図を示している。
なお、図17の機能構成図は図11の機能構成図と一部を除いて同一であるため、同一部分について適宜説明を省略する。図17に示す情報処理システム1は、図1に示した情報処理システム1に社内システム17が追加された構成である。図17の画像形成装置12と社内システム17とはネットワーク18を介して接続される。
図17のオンプレミスワークフローサービス110は、図11のオンプレミスワークフロー処理実行部50にオンプレミス監視処理部119が追加された構成である。オンプレミス監視処理部119は、処理部64の一例であって、ワークフローとして社内システム17の特定のフォルダを監視する。
クラウドワークフローサーバ装置22のクラウドワークフロー処理実行部70は、図11のクラウドワークフロー処理実行部70のスタンプ処理部124が、Box送信処理部126に置き換えられた構成である。なお、Box送信処理部126は処理部82の一例であって、ファイルを、クラウドのサービスである「Box」へ送信する。
社内システム17は、社内システム監視処理部150、データ記憶部152、データ処理部154及びネットワーク通信部156を有する構成である。社内システム監視処理部150は社内システム17上の特定のフォルダを監視し、ファイルを検知すると、特定の処理を呼び出す。社内システム監視処理部150はフォルダによって実行する処理を分けることができる。
データ記憶部152は複数のフォルダが存在でき、フォルダにファイルを保存することができる。データ処理部154はテキスト抽出、テキスト変換、画像へのテキスト挿入などの処理を行うことができる。ネットワーク通信部156は、画像形成装置12とネットワーク通信を行う。
図17に示した情報処理システム1の場合、ワークフロー情報は例えば図18に示すような内容となる。図18はワークフロー情報の一例の構成図である。図18(A)は、オンプレミスワークフローのワークフロー情報の一例である。また、図18(B)はクラウドワークフローのワークフロー情報の一例である。
図18(A)のワークフロー情報は、クラウドワークフローサーバ連携処理部、認証処理部、FTP送信処理部、オンプレミス監視処理部、クラウドワークフローサーバ連携処理部の順序でオンプレミスワークフローが実行されることを表している。図18(B)のワークフロー情報は、PDF変換処理部、OCR処理部、Box送信処理部の順序でクラウドワークフローが実行されることを表している。
図19A及び図19Bは、スキャナ部を利用するワークフローの一例のシーケンス図である。なお、図19A及び図19Bは、一部を除いて図13のシーケンス図と同一であるため、適宜説明を省略する。
ステップS101〜S111の処理は、図13のステップS11〜S21と同一であるため、説明を省略する。ステップS112に進み、クラウドワークフロー制御部72はスキャン画像データを指定してPDF変換処理部120にPDF変換処理を要求する。クラウドワークフロー制御部72はステップS113に進み、スキャン画像データのOCR処理要求をOCR処理部122に要求する。ステップS111で取得したワークフロー情報の処理が全て終了すると、クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローの結果である画像データをワークフロー要求送受信部76に送信する。
ステップS108でクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフロー実行要求を行ったあと、画像形成装置12のクラウドワークフローサーバ連携処理部112はステップS114においてポーリングにより画像結果取得要求を行う。クラウドワークフローサーバ装置22はクラウドワークフローの結果である画像データを受信したあと、画像形成装置12のクラウドワークフローサーバ連携処理部112から画像結果取得要求を受信すると、クラウドワークフローの結果である画像データを返す。
ステップS115に進み、画像形成装置12のオンプレミスワークフロー制御部54は認証処理部114に実行を要求する。ステップS116に進み、認証処理部114はクラウドワークフローサーバ装置22の認証情報管理部130から認証情報を取得する。ステップS117に進み、オンプレミスワークフロー制御部54は画像データ、認証情報を指定してFTP送信処理部116に実行を要求する。
FTP送信処理部116はステップS118に進み、指定された認証情報を利用して画像データを社内システム17に送信する。ステップS118における接続先は、社内システム17のデータ記憶部152のデータ処理対象となる監視フォルダとする。ステップS119において、社内システム17の社内システム監視処理部150は監視フォルダへのファイルの保存をポーリングにより監視する。
ステップS120において、データ記憶部152は画像形成装置12からのファイルを監視フォルダに保存する。社内システム監視処理部150は、データ記憶部152の監視フォルダへのファイルの保存を検知すると、ステップS121において、データ処理部154に処理を依頼する。
ステップS122に進み、データ処理部154は監視フォルダに保存されたファイルであるOCR処理済みの画像データからテキストを抽出する。また、データ処理部154はステップS123に進み、社内システム17のロジックで特定のテキスト(例えば不動産物件管理番号など)を抽出する。データ処理部154は、抽出した特定のテキストを例えば青い太字にして画像データの左上にスタンプとして挿入したファイル(処理結果ファイル)を生成する。
ステップS124に進み、データ処理部154は処理結果ファイルを保存する為の専用のフォルダに処理結果ファイルを保存する。一方でステップS125において、オンプレミスワークフローサービス110のオンプレミス監視処理部119は社内システム17の処理結果ファイルを保存する為の専用のフォルダを監視し、専用のフォルダに保存された処理結果ファイルを取得する。
処理結果ファイルを取得すると、オンプレミス監視処理部119はステップS126に進み、クラウドワークフローサーバ連携処理部112に実行を要求する。ステップS127に進み、クラウドワークフローサーバ連携処理部112は処理結果ファイル及びクラウドワークフローIDを指定してクラウドワークフローサーバ装置22にクラウドワークフロー実行要求を行う。
ステップS128においてクラウドワークフローサーバ装置22のワークフロー要求送受信部76は、画像形成装置12からのクラウドワークフロー実行要求を受け付ける。ステップS129に進み、ワークフロー要求送受信部76はクラウドワークフロー制御部72に画像形成装置12からのクラウドワークフロー実行要求を行う。
ステップS130に進み、クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローIDを指定してワークフロー記憶部74からワークフロー情報を取得する。クラウドワークフロー制御部72はステップS130で取得したワークフロー情報に従い、残りのワークフロー処理を実行していく。
ステップS131に進み、クラウドワークフロー制御部72は処理結果ファイルを指定してBox送信処理部126にBox送信処理を要求する。ステップS132においてBox送信処理部126は認証情報管理部130からBoxの認証情報(例えばユーザを問わず、共有のアプリである前提なら、クラウドワークフローサーバ装置22で共通に設定しているアカウントを特定できる)を取得する。ステップS133に進み、Box送信処理部126は取得した認証情報を利用して、処理結果ファイルを外部クラウドサービス26のBoxへ保存する。
なお、第三の実施形態のように社内システム17と連携することのメリットとしては社内システム17の専用スタンプを社内システム17に従った位置に挿入したファイルを生成できることや、処理結果のログやファイル自体を保存するなど、社内システム17特有の処理が可能となる。
本実施形態によれば、印刷部104を利用するオンプレミスワークフローの処理部の一部に、クラウドワークフローを2回呼び出して、そのクラウドワークフローの結果を取得する処理部を設けたことによりオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとの連携が可能となる。また、本実施形態によれば、オンプレミスワークフローの途中でクラウドワークフローに2回移ることができる。
なお、第三の実施形態はクラウドワークフロー実行要求を2回行うが、2回のクラウドワークフローが別々のクラウドワークフローIDを持った異なるワークフローであってもよい。また、1つのクラウドワークフローIDを持った1つのワークフローの中で、フローのどの処理まで実行した後に処理を中断するか(どの処理まで実行した後にオンプレミスワークフローに一度処理結果を送信するか)を記憶しておき、クラウドワークフロー制御部72は2回目の呼び出しの際に、中断された処理の次の処理から実行するようにクラウドワークフローの実行を制御するようにしてもよい。
[第四の実施形態]
第四の実施形態はスマートデバイスに搭載されたワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムである。なお、第四の実施形態は一部を除いて第一の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
図20はスマートデバイスに搭載されたワークフローアプリでワークフローを実施する情報処理システムの一例の機能構成図である。図20は、スマートデバイス28に搭載されたワークフローアプリ29が「OCR処理付きのFTP送信アプリ」の例である。図20では、スマートデバイス28上のファイル(カメラで撮影した画像データや、スマートデバイス28内に保存されている画像データ)をクラウドワークフローサーバ装置22に送信し、クラウド側でOCR処理して、その結果をFTPでオンプレミスサーバ装置14に送信する場合の機能構成図を示している。
図20に示す情報処理システム1は、図11に示した情報処理システム1にスマートデバイス28が追加された構成である。図20のスマートデバイス28はネットワーク30を介してクラウドワークフローサーバ装置22と接続される。スマートデバイス28はWebブラウザが搭載され、Webアプリであるワークフローアプリ29をブラウズして動作する。なお、ワークフローアプリ29はAPIをたたくことができれば同じ動作にできるため、Webアプリでなくネイティブアプリでもよい。
図20のクラウドワークフローサーバ装置22は図11のクラウドワークフローサーバ装置22にワークフロー待機ジョブ記憶部84が追加された構成である。ワークフロー待機ジョブ記憶部84は、スマートデバイス28から実行されたワークフロージョブで、オンプレミス側で続きの処理があるものを保存する。なお、ワークフロー待機ジョブ記憶部84に保存されたクラウド側のオンプレミスワークフロー待ちジョブは画像形成装置12からポーリングされ、オンプレミス側でワークフローが実行される。
また、図20の画像形成装置12のオンプレミスワークフローサービス110は、図11のオンプレミスワークフローサービス110にクラウド監視処理部56が追加された構成である。クラウド監視処理部56はクラウド側のオンプレミスワークフロー待ちジョブを常時監視し、クラウド側のオンプレミスワークフロー待ちジョブを検知するとオンプレミス側のワークフローを実行させる。
図20に示した情報処理システム1の場合、ワークフロー情報は例えば図21に示すような内容となる。図21はワークフロー情報の一例の構成図である。図21(A)は、オンプレミスワークフローのワークフロー情報の一例である。また、図21(B)はクラウドワークフローのワークフロー情報の一例である。
図21(A)のワークフロー情報は、認証処理部、FTP送信処理部の順序でオンプレミスワークフローが実行されることを表している。図21(B)のワークフロー情報は、PDF変換処理部、OCR処理部の順序でクラウドワークフローが実行されることを表している。
図22は、スマートデバイスに搭載されたワークフローアプリから実施されるワークフローの一例のシーケンス図である。ステップS201において、スマートデバイス28に搭載されたワークフローアプリ29は、ファイル、オンプレミスワークフローID、クラウドワークフローIDを指定してクラウドワークフローサーバ装置22にワークフロー実行を要求する。ステップS202においてクラウドワークフローサーバ装置22のワークフロー要求送受信部76はスマートデバイス28からのクラウドワークフロー実行要求を受け付ける。
ワークフロー要求送受信部76はステップS203に進み、クラウドワークフロー制御部72にスマートデバイス28からのクラウドワークフロー実行要求を行う。ステップS204に進み、クラウドワークフロー制御部72はクラウドワークフローIDを指定してワークフロー記憶部74からワークフロー情報を取得する。クラウドワークフロー制御部72はステップS204で取得したワークフロー情報に従って、順番にワークフロー処理を実行していく。
まず、ステップS205においてクラウドワークフロー制御部72はファイルを指定してPDF変換処理部120にPDF変換処理を要求する。次に、クラウドワークフロー制御部72はステップS206に進み、ファイルのOCR処理要求をOCR処理部122に要求する。
クラウドワークフロー制御部72はワークフロー処理の一環として、クラウドワークフローの結果である画像データをワークフロー要求送受信部76に送信する。ステップS208においてワークフロー要求送受信部76はワークフロー待機ジョブ記憶部84にクラウド側のオンプレミスワークフロー待ちジョブを保存する。
一方、画像形成装置12のクラウド監視処理部56はステップS207において、クラウド側のオンプレミスワークフロー待ちジョブを常時監視し、検知したクラウド側のオンプレミスワークフロー待ちジョブを取得する。なお、図22の例において複数台の画像形成装置12がある場合は、クラウド側のオンプレミスワークフロー待ちジョブを最も早く検知した画像形成装置12がステップS207以降の処理を行えばよい。
ただし、オンプレミスワークフローに印刷処理が含まれる場合は、スマートデバイス28のワークフローアプリ29からパラメータなどで指定された特定の画像形成装置12が行うようにしてもよい。
オンプレミスワークフローサービス110のクラウド監視処理部56はステップS209に進み、オンプレミスワークフロー制御部54にワークフロー実行を要求する。オンプレミスワークフロー制御部54はオンプレミスワークフローIDを指定してワークフロー記憶部58からワークフロー情報を取得する。
オンプレミスワークフロー制御部54はステップS210で取得したワークフロー情報に従って順番にワークフロー処理を実行していく。ステップS211に進み、画像形成装置12のオンプレミスワークフロー制御部54は認証処理部114に実行を要求する。ステップS212に進み、認証処理部114はクラウドワークフローサーバ装置22の認証情報管理部130から認証情報を取得する。ステップS213に進み、オンプレミスワークフロー制御部54は画像データ、認証情報を指定してFTP送信処理部116に実行を要求する。FTP送信処理部116はステップS214に進み、指定された認証情報を利用して、画像データをオンプレミスサーバ装置14に保存する。
本実施形態によれば、スマートデバイス28に搭載されたワークフローアプリ29からオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとが連携するワークフローを実行させることができる。
[第五の実施形態]
第五の実施形態はスマートデバイス28に搭載されたワークフローアプリ29でワークフローを実施する情報処理システム1であって、クラウドワークフロー実行要求が2回発生する例である。なお、第五の実施形態は第三の実施形態と第四の実施形態とを組み合わせたものであるため、適宜説明を省略する。
図23は第五の実施形態に掛かる情報処理システムの一例の構成図である。図23はスマートデバイス28上のファイル(カメラで撮影した画像データや、スマートデバイス28内に保存されている画像データ)をクラウドワークフローサーバ装置22に送信し、クラウド側でOCR処理して、その結果を社内システム17に送信し、社内システム17で社内スタンプ処理されたOCR結果のテキスト付きPDFファイルを、クラウドのサービスである「Box」へ送信する場合の機能構成図を示している。
図23に示した情報処理システム1の場合、ワークフロー情報は例えば図24に示すような内容となる。図24はワークフロー情報の一例の構成図である。図24(A)は、オンプレミスワークフローのワークフロー情報の一例である。また、図24(B)はクラウドワークフローのワークフロー情報の一例である。
図24(A)のワークフロー情報は、認証処理部、FTP送信処理部、オンプレミス監視処理部、クラウドワークフローサーバ連携処理部の順序でオンプレミスワークフローが実行されることを表している。図24(B)のワークフロー情報は、PDF変換処理部、OCR処理部、Box送信処理部の順序でクラウドワークフローが実行されることを表している。
図25A及び図25Bは、第五の実施形態に掛かる情報処理システムにおいて実施されるワークフローの一例のシーケンス図である。ステップS301〜S310の処理は図22のステップS201〜S210と同一である。また、ステップS311〜S329の処理は図19BのステップS115〜S133と同一である。
本実施形態によれば、スマートデバイス28に搭載されたワークフローアプリ29からオンプレミスワークフローとクラウドワークフローとが連携するワークフローを実行させることができる。また、本実施形態によれば、クラウドワークフローサーバ装置22がクラウドワークフローの途中で、オンプレミスワークフローIDを指定して画像形成装置12にオンプレミスでのワークフローを実行させる。クラウドワークフローサーバ装置22は、オンプレミスでのワークフローの処理結果を受信してワークフローの続きを実行できる。つまり、本実施形態によれば、クラウドワークフローの処理の一部にオンプレミスでのワークフロー実行を含めることが可能となる。
[第六の実施形態]
上記の実施形態ではポーリングによりクラウド側の処理結果をオンプレミス側に渡せるようにしていた。第六の実施形態はネットワーク通信の技術であるWebSocketプロトコルを採用することでクラウド側からのプッシュ型の通知を実現し、クラウド側の処理結果をオンプレミス側に渡せるようにすることで、画像形成装置12は、クラウドワークフローサーバ装置22から処理結果の画像データを受信している。なお、WebSocketプロトコルはサーバとクライアントとが一度コネクションを確立すると、その後の通信を専用プロトコルで行うことで双方向通信を実現する技術である。WebSocketプロトコルは双方向通信を実現する技術の一例である。
なお、ここでは上記の実施形態においてポーリングによりクラウド側の処理結果をオンプレミス側に渡している図13のシーケンス図の処理にWebSocketプロトコルを採用した例について説明する。図26はWebSocketプロトコルを採用してクラウド側からのプッシュ型の通知を実現したワークフローの一例のシーケンス図である。
図26のシーケンス図は図13のステップS25のポーリングにより画像結果取得要求を行う処理が、クラウド側からクラウド処理結果の通知を行うステップS25aの処理に置き換えられている。
本実施形態によれば、クラウド側からのプッシュ型の通知を実現できるプロトコルを利用して、オンプレミスワークフローとクラウドワークフローとの連携が可能となる。
(まとめ)
以上、本実施形態によれば、オンプレミス環境で実行中のオンプレミスワークフロー又はクラウド環境で実行されるクラウドワークフローの何れか一方のワークフローの途中で他方のワークフローに移ることができる。したがって、本実施形態によればオンプレミス環境で実行中のオンプレミスワークフローとクラウド環境で実行されるクラウドワークフローとを連携させることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば図1に示す情報処理システム1の構成は一例である。クラウドワークフローサーバ装置22は複数台の情報処理装置に分散して実現してもよい。また、画像形成装置12は例えば操作部として機能する装置と本体部として機能する装置のように、複数の装置から構成されてもよい。
なお、処理部64は、特許請求の範囲に記載した処理手段の一例である。オンプレミスワークフロー制御部54は、制御手段の一例である。クラウドワークフローサーバ連携処理部62は連携処理手段の一例である。ワークフローアプリ100はアプリケーション手段の一例である。スマートデバイス28はデバイス装置の一例である。ワークフロー記憶部58はワークフロー記憶手段の一例である。ワークフロー作成部80は作成手段の一例である。
1 情報処理システム
10 ユーザ環境
12 画像形成装置
14 オンプレミスサーバ装置
16 ファイアウォール
17 社内システム
18、24、30 ネットワーク
20 クラウド環境
22 クラウドワークフローサーバ装置
26 外部クラウドサービス
28 スマートデバイス
29、100 ワークフローアプリ
50 オンプレミスワークフロー処理実行部
52、76 ワークフロー要求送受信部
54 オンプレミスワークフロー制御部
56 クラウド監視処理部
58、74 ワークフロー記憶部
60、78 ネットワーク通信部
62 クラウドワークフローサーバ連携処理部
64、82 処理部
70 クラウドワークフロー処理実行部
72 クラウドワークフロー制御部
80 ワークフロー作成部
84 ワークフロー待機ジョブ記憶部
119 オンプレミス監視処理部
150 社内システム監視処理部
特開2015−60247号公報

Claims (13)

  1. 一連となる複数の処理を含む第1のワークフローを実行する情報処理装置であって、
    前記第1のワークフローに含まれる処理を実行する複数の処理手段と、
    前記情報処理装置とは異なるネットワークに接続する第2の情報処理装置であって、前記第1のワークフローとは異なる一連となる複数の処理を含む第2のワークフローを実行する第2の情報処理装置に対して、前記第2のワークフローの実行を要求し、前記第2の情報処理装置から前記第2のワークフローの実行結果を受信する連携処理手段と、
    前記処理手段と前記連携処理手段による前記第1のワークフローに含まれる複数の処理の実行を制御し、少なくとも1の前記処理手段に、前記連携処理手段によって受信された前記実行結果に基づく処理を行わせる制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1のワークフローにおける処理順序と、その処理順序において前記処理を実行する前記処理手段と、が定義されたワークフロー情報に従って前記連携処理手段を呼び出すことで、前記第1のワークフローの処理の一部として前記第2の情報処理装置に前記第2のワークフローの処理を実行させること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記複数の処理手段には、前記異なるネットワークに接続しない他の情報処理装置と連携した処理を実行する前記処理手段が含まれること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記連携処理手段は、前記第2の情報処理装置に対して前記第2のワークフローの実行を要求した後、前記第2の情報処理装置から前記第2のワークフローの実行結果を取得できるまで、前記第2の情報処理装置に前記第2のワークフローの実行結果を要求し続けること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理装置。
  5. 前記連携処理手段は、前記第2の情報処理装置に対して前記第2のワークフローの実行を要求した後、前記第2の情報処理装置からのプッシュ型の通知により、前記第2の情報処理装置から前記第2のワークフローの実行結果を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理装置。
  6. ユーザ操作を受け付けるアプリケーション手段から前記第1のワークフロー及び前記第2のワークフローのワークフロー情報を指定した実行要求を受け付け、前記制御手段に対して前記第1のワークフロー及び前記第2のワークフローの実行を要求する実行要求手段、を更に有すること、
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、ユーザ操作を受け付けるアプリケーション手段が搭載されたデバイス装置から前記第1のワークフロー及び前記第2のワークフローのワークフロー情報を指定した実行要求を受け付けた前記第2の情報処理装置から、前記第1のワークフローの実行の要求を受け付けること、
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1のワークフローにおける処理順序と、その処理順序において前記処理を実行する前記処理手段と、が定義されたワークフロー情報に従って前記連携処理手段を複数回、呼び出し可能であること
    を特徴とする請求項1乃至7何れか一項記載の情報処理装置。
  9. 前記第1のワークフロー及び前記第2のワークフローにおける前記複数の処理手段の処理順序を作成する操作を、ユーザから受け付け、前記第1のワークフローにおける処理順序と、その処理順序において前記処理を実行する前記処理手段と、が定義されたワークフロー情報を作成してワークフロー記憶手段に記憶させる作成手段、を更に有すること
    を特徴とする請求項1乃至8何れか一項記載の情報処理装置。
  10. 前記作成手段は、前記複数の処理手段を表す表示部品を並べる操作により、前記第1のワークフロー及び前記第2のワークフローにおける前記複数の処理手段の処理順序の作成操作をユーザから受け付け、前記連携処理手段を表す表示部品により、前記第1のワークフローの処理の一部として実行される前記第2のワークフローの処理を表す画面を表示すること
    を特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 一連となる複数の処理を含む第1のワークフローを実行する第1の情報処理装置と、前記第1のワークフローとは異なる一連となる複数の処理を含む第2のワークフローを実行する前記第1の情報処理装置とは異なるネットワークに接続する第2の情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第1のワークフローに含まれる処理を実行する複数の第1の処理手段と、
    前記第2の情報処理装置に前記第2のワークフローの実行を要求する連携処理手段と、
    前記第1の処理手段と前記連携処理手段による前記第1のワークフローに含まれる複数の処理の実行を制御し、少なくとも1の前記第1の処理手段に、前記連携処理手段による要求に応じて受信された実行結果に基づく処理を行わせる第1の制御手段と、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第2のワークフローに含まれる処理を実行する複数の第2の処理手段と、
    前記連携処理手段による要求を受け付けたとき、複数の前記第2の処理手段による前記第2のワークフローに含まれる複数の処理の実行を制御する第2の制御手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  12. 一連となる複数の処理を含む第1のワークフローを実行する情報処理装置のワークフロー処理方法であって、
    前記第1のワークフローに含まれる処理を複数の処理手段が実行するステップと、
    前記情報処理装置とは異なるネットワークに接続する第2の情報処理装置であって、前記第1のワークフローとは異なる一連となる複数の処理を含む第2のワークフローを実行する第2の情報処理装置に対して、前記第2のワークフローの実行を要求するステップと、
    前記第2の情報処理装置から前記第2のワークフローの実行結果を受信するステップと、
    前記第1のワークフローに含まれる複数の処理の実行を制御し、少なくとも1の前記処理手段に、受信した前記実行結果に基づく処理を行わせるステップと、
    を有することを特徴とするワークフロー処理方法。
  13. 一連となる複数の処理を含む第1のワークフローを実行する情報処理装置を、
    前記第1のワークフローに含まれる処理を実行する複数の処理手段、
    前記情報処理装置とは異なるネットワークに接続する第2の情報処理装置であって、前記第1のワークフローとは異なる一連となる複数の処理を含む第2のワークフローを実行する第2の情報処理装置に対して、前記第2のワークフローの実行を要求し、前記第2の情報処理装置から前記第2のワークフローの実行結果を受信する連携処理手段、
    前記処理手段と前記連携処理手段による前記第1のワークフローに含まれる複数の処理の実行を制御し、少なくとも1の前記処理手段に、前記連携処理手段によって取得された前記実行結果に基づく処理を行わせる制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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