JP2014222409A - 工程管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】たとえばワークが複数の加工面を有している場合や作業工程の業務形態が製造計画の途中で変更される場合などにおいて、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を高めることができ、金型製作のリードタイムを短縮でき、金型の製造コストを抑制することのできる工程管理システムを提供する。【解決手段】CAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程を作成する作業工程作成部1と、ワークの加工面もしくは作業工程の業務形態に基づいて関連性を有する複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成する作業工程群作成部2と、作業工程群を予め登録された作業者に割付けてCAMデータ作成作業の作業計画を作成する作業計画作成部3と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は工程管理システムに関し、特に、NC工作機用のCAMデータを作成するCAMデータ作成工程を管理する工程管理システムに関するものである。
従来から、たとえば車両の外板やエンジンのシリンダーブロックのような自動車用部品を製造するために用いられる金型は、NC(Numerical Control)工作機によって金型を構成する複数の構成部品を個別に製造し、それら複数の構成部品を組み合わせることで金型を製作している。
近年、このような金型の構成部品を製造するために、複数のNC工作機を複数の加工ラインに配置し、それらのNC工作機の稼働状況を中央のコンピュータで一括管理する(群管理(DNC:Direct Numerical Control))ことで、金型製作のリードタイムの短縮と製造コストの抑制が図られている。また、群管理される複数のNC工作機の加工状況等の管理データは、中央コンピュータに設けられた画面上で同時に表示され、管理者や作業者等が複数のNC工作機の加工状況を一時に確認できるようになっている。
ところで、NC工作機によって金型の構成部品を製造するためには、CAD(Computer Aided Design)で作成された自動車用部品などの形状データからNC工作機用のCAM(Computer Aided Manufacturing)データを作成する必要がある。このCAMデータ作成作業は、製造対象となる金型の形状や大きさ、CAMデータを作成する作業者の技能レベル(スキル)などによって作業時間や加工精度が大きく変動することが知られている。そのため、金型製作のリードタイムの短縮と製造コストの抑制のために、上記するNC工作機の稼働状況に加えて、CAMデータ作成作業の進捗状況を中央コンピュータなどで一括管理することが要望されている。
このような要請に対し、金型などの工業製品の製造計画作成において、製品設計、製造計画、実績管理データを一元管理し、進捗に応じた製造作業の指示を行う計画作成支援システムが特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている計画作成支援システムは、製品の設計を支援するCADプログラム部と、製品の製造に関するデータが格納されるマスタデータ格納部と、CADプログラム部において入力または作成されたデータおよびマスタデータ格納部のデータに基づいて、製品を構成部品に分解して作業工数の計算を行うCAMプログラム部と、CAMプログラム部で作成されたデータに基づいて製品の製造計画を作成するスケジューラプログラム部と、スケジューラプログラム部で作成されたデータが格納される計画データ格納部と、製品の製造過程における作業実績が格納される実績データ格納部と、CADプログラム部、マスタデータ格納部、CAMプログラム部、スケジューラプログラム部、計画データ格納部および実績データ格納部の各データを関連付けるデータ連携部と、を有するものである。
特開2006−004231号公報
特許文献1に開示されている計画作成支援システムによれば、設計データから金型などの製品を構成部品に分解し、各構成部品の作業工程や作業工数を算出し、算出されたデータに基づいてリアルタイムで製造計画を作成することで、製品設計から製造計画、作業実績までを関連付けることができ、製造リードタイムの短縮、製造作業の効率アップ、顧客への即時納期回答などを行うことができる。
しかしながら、特許文献1に開示されている計画作成支援システムにおいては、CAMデータ作成作業における各作業工程の関連性もしくは連続性が考慮されておらず、CAMデータ作成作業の作業効率が低下し得るといった問題がある。
たとえば、ワークには複数の加工面(たとえば裏面と表面)が存在しており、加工面毎の各作業工程は関連性が高いと考えられるものの、ワークの加工面に関する情報を考慮せずに製造計画を作成すると、加工面毎の各作業工程が異なる作業者に割付けられ、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率が低下して製造リードタイムが長期化するといった問題が生じ得る。また、CAMデータ作成作業においては、たとえば自社内でCAMデータを作成する内製作業や外注でCAMデータを作成する外注作業といった複数の業務形態での作業工程が計画され、各作業者の作業負荷や予算などに応じて各作業工程の業務形態が確定される場合がある。このような複数の業務形態での作業工程同士は、一般に同一の作業内容であっても業務形態に応じて作業時間が異なるため、各作業工程の業務形態を考慮せずに製造計画を作成すると、各作業者の作業負荷や予算などに応じて作業工程の業務形態が製造計画の途中で変更された際、製造計画に大きな遅れが発生してしまうといった問題が生じる。
本発明は上記する課題に鑑みてなされたものであり、たとえばワークが複数の加工面を有している場合や作業工程の業務形態が製造計画の途中で変更される場合などにおいて、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を高めることができ、金型製作のリードタイムを短縮でき、金型の製造コストを抑制することのできる工程管理システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成すべく、本発明の工程管理システムは、ワークのCADデータからNC工作機用のCAMデータを作成するCAMデータ作成工程を管理する工程管理システムであって、前記工程管理システムは、少なくとも前記ワークのCADデータに基づいてCAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程を作成する作業工程作成部と、前記ワークの加工面もしくは前記作業工程の業務形態に基づいて関連性を有する複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成する作業工程群作成部と、前記作業工程群を予め登録された作業者に割付けてCAMデータ作成作業の作業計画を作成する作業計画作成部と、を備えているものである。
上記する工程管理システムによれば、ワークの加工面もしくは作業工程の業務形態に基づいて関連性を有する複数の作業工程同士を連続的に結び付けて作業工程群を作成し、その作業工程群を作業者に割付けてCAMデータ作成作業の作業計画を作成することによって、たとえばワークが複数の加工面を有している場合や作業工程の業務形態が製造計画の途中で変更される場合などにおいて、関連性を有する複数の作業工程を予め登録された作業者に連続的に割付けることができるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を高めることができ、製造計画に対する遅れの発生を抑制することができる。
ここで、CAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程は、たとえば単位部品や組付部品などの部品種、曲面や構造などの工程種別、荒加工や仕上げ加工、荒肉盛加工、計測データ作成などの加工内容、裏面や表面、側面などの加工面などによって規定されるとともに、その作業工程に要する作業時間なども付与されている。
また、上記する工程管理システムは、前記作業工程群作成部が、前記ワークが複数の加工面を有している際、前記加工面毎に複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成するようになっているものである。
上記する工程管理システムによれば、作業工程群作成部がワークの加工面毎に複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成することによって、関連性が高い複数の作業工程を予め登録された適正な作業者に加工面毎に連続的に割付けることができ、作業工程が加工面毎で異なる作業者に割付けられることを抑制することができるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を高めることができる。
また、上記する工程管理システムは、前記作業工程作成部が、作業内容が同一であって業務形態が異なる複数の作業工程を作成するようになっており、前記作業工程群作成部は、前記作業工程作成部により作成された業務形態が異なる複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成するようになっているものである。
上記する工程管理システムによれば、作業工程群作成部が作業工程作成部により作成された業務形態が異なる複数の作業工程同士を連続的に結び付けて作業工程群を作成することによって、作業内容が同一であって業務形態が異なる関連性の高い複数の作業工程同士を予め登録された作業者に割付けて作業計画を作成することができ、たとえば作業者の作業負荷や予算などに応じて作業工程の業務形態が製造計画の途中で変更される場合であっても、製造計画に対する遅れの発生を抑止することができるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を確実に高めることができる。
ここで、作業内容が同一である作業工程とは、たとえば部品種、工程種別、加工内容、加工面などが同一である作業工程である。なお、作業内容が同一である作業工程であっても業務形態が異なる作業工程同士は、一般にその作業工程に要する作業時間が相違している。
また、上記する工程管理システムは、前記作業工程群作成部が、業務形態が異なる複数の作業工程のうち一つの業務形態での作業工程が確定もしくは完了した際にその他の業務形態での作業工程を前記作業工程群から削除するようになっているものである。
上記する工程管理システムによれば、作業工程群作成部が業務形態が異なる複数の作業工程のうち一つの業務形態での作業工程が確定した際もしくは一つの業務形態での作業工程が完了した際に、その他の業務形態での作業工程を作業工程群から削除することによって、ある業務形態で作業工程を行うことが確定した作業工程やある業務形態で作業工程が完了した作業工程を作業工程群から確実に削除することができ、各作業者の作業負荷を精緻に管理することができるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を更に高めることができる。
また、上記する工程管理システムは、前記工程管理システムが、前記作業工程群の関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除する作業工程群解除部を更に備えているものである。
上記する工程管理システムによれば、作業工程群の関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除する作業工程群解除部を備えることによって、管理者や作業者等が関連性を有する複数の作業工程の結び付きを適宜に解除することができ、たとえば業務の優先順位の変更や作業工程が割付けられた作業者の作業負荷の増加、設備の故障などが発生した際に柔軟に対応することができるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率をより一層高めることができる。
また、上記する工程管理システムは、前記作業工程群解除部が、関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除する際に警告を行うようになっているものである。
上記する工程管理システムによれば、作業工程群解除部が関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除する際に警告を行うことによって、たとえば管理者や作業者等が好ましくない時期に複数の作業工程の結び付きを解除する可能性や誤って複数の作業工程の結び付きを解除する可能性を低減することができるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率をより一層高めることができる。
ここで、前記作業工程群解除部は、前記作業者のCAMデータ作成作業の進捗状況、前記作業者の技能レベル、もしくは前記作業工程の業務形態に基づいて前記警告を行うようになっていることが好ましい。また、前記作業工程群解除部は、前記ワークの加工面毎に前記複数の作業工程の結び付きを解除してもよいし、前記作業工程毎に前記複数の作業工程の結び付きを解除してもよい。
以上の説明から理解できるように、本発明の工程管理システムによれば、ワークの加工面もしくは作業工程の業務形態に基づいて関連性を有する複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成することにより、予め登録された作業者に対して関連性を有する複数の作業工程を連続的に割付けることができるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を高めることができ、金型の生産性を効果的に高めることができる。
本発明の工程管理システムの実施の形態が適用される金型製作システムの全体構成を概略的に示す全体構成図である。 図1で示す作業工程作成部によって作成される作業工程の一例を示す図である。 図1で示す作業工程群作成部によって作成される作業工程群の一例を示す図である。 図3で示す作業工程群を作成する際の処理フローを説明したフロー図である。 図1で示す作業工程群作成部によって作成される作業工程群の他例を示す図であって、(a)は計画当初の作業工程群を示す図であり、(b)は業務形態が確定した後もしくはある業務形態での作業工程が完了した後の作業工程群を示す図である。 図5で示す作業工程群を作成する際の処理フローを説明したフロー図である。 図1で示す作業工程群解除部による作業工程群の解除時期の一例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の工程管理システムの実施の形態が適用される金型製作システムの全体構成を概略的に示す全体構成図である。
図示する金型製作システム100は、DNC機能を有する複数のNC工作機20と、各NC工作機20の稼動を制御するDNC30と、DNC30に金型の加工データであるCAMデータを送信するCAMシステム40と、CAMシステム40に金型やその金型によって製造される製品などの形状データであるCADデータを送信するCADシステム50と、DNC30やCAMシステム40、CADシステム50を介して複数のNC工作機20の稼動状態等を管理する金型製作管理システム10と、各NC工作機20などから金型製作管理システム10へ送信された進捗状況や稼働状態等の管理データを表示する表示装置60と、から大略構成されている。
ここで、「DNC機能」とは、中央コンピュータであるDNC30が複数のNC工作機20を一括して同時制御するためにそれぞれのNC工作機に組み込まれる機能である。すなわち、NC工作機20が当該機能を備えることによって、たとえば、DNC30がそれぞれのNC工作機のNCプログラムを管理して分配したり、NC工作機の進捗状況によって加工計画を制御したり、それぞれのNC工作機の工具の使用状況を管理したりすることができ、複数のNC工作機20を群管理することができる。
なお、表示装置60は、加工ラインに配置された複数のNC工作機20の進捗状況や稼働状態等の管理データを同一画面上で表示するものであり、たとえば、工程管理者や作業責任者等の詰め所、作業者全員が視認できる工場内のメイン通路脇やその頭上、加工ライン毎の頭上等に配置されているものである。
金型製作管理システム10は、たとえば金型の製作日程やスケジュールを管理するための生産計画サブシステム、部品や外注加工の発注や調達を管理するための調達サブシステム、作業工数を含めた金型製作コストを管理するための経営管理サブシステム、作業者の勤務状況や作業時間、設備の稼働時間を収集する実績収集サブシステム等の各種サブシステムを備えている。
具体的には、金型製作管理システム10は、図示するように、NC工作機20用のCAMデータを作成するCAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程を作成する作業工程作成部1と、作業工程作成部1により作成された複数の作業工程を連続的に配して作業工程群を作成する作業工程群作成部2と、作業工程群作成部2により作成された作業工程群を予め登録された各作業者に割付けてCAMデータ作成作業の作業計画を作成する作業計画作成部3と、作業計画作成部3により作成された作業計画を表示する作業計画表示部4と、を主に有するCAMデータ作成工程の工程管理サブシステム5を備えている。なお、工程管理サブシステム5の作業計画表示部4は、金型製作システム100全体の表示装置60と一体に構成してもよい。
工程管理サブシステム5は、上記するように、NC工作機20による実際の加工工程の前工程であるCAMデータ作成工程の管理データ(CAMデータ作成作業の作業計画やそれに対する作業実績、進捗状況など)を作業計画表示部4の表示画面上で表示して管理するシステムである。
作業計画表示部4は、たとえば、CAMデータ作成工程全体の進捗状況(CAMデータ作成作業の作業工程と後工程であるNC工作機20による実際の加工工程の情報を含む)を表示する全体進捗管理画面と、CAMデータ作成に関する各種作業別の進捗状況を表示する作業別進捗管理画面と、CAMデータ作成作業の組織別や作業者毎などの進捗状況を表示する組別進捗管理画面と、をそれぞれ画面上で切り換えて表示するようになっている。
以下、図2〜図7を参照して、たとえば上記する作業計画表示部4の組別進捗管理画面に表示させるための、工程管理サブシステム5による各作業者の作業計画の作成方法について具体的に説明する。
図2は、図1で示す作業工程作成部1によって作成される作業工程の一例を示す図である。
図2で示すように、工程管理サブシステム5の作業工程作成部1は、CADシステム50から送信されたワークのCADデータに基づいてCAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程A〜Gを作成する。
ここで、CAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程は、たとえば単位部品や組付部品などの「部品種」、曲面(金型キャビティを画成する面)や構造(ポケット穴や切欠き)などの「工程種別」、荒加工や仕上げ加工、荒肉盛加工、計測データ作成などの「加工内容」、裏面データや表面データ、側面データ、任意設定面データ(斜め45°の面データなど)などの「加工面(加工方向ともいう)」、内製や外注などの「業務形態」などによって規定されるとともに、その作業工程に要する「作業時間」なども付与されている。なお、「作業時間」としては、たとえば金型製作管理システム10の実績収集サブシステムによって収集された特定の作業者の実績作業時間や複数の作業者の実績作業時間の平均値、特定の作業者の実績作業時間や複数の作業者の実績作業時間から予測される予測値などを適用することができる。
<CADデータ(加工面)に基づく作業計画の作成>
ここで、ワークが複数の加工面を有している場合、「加工面」毎の各作業工程は関連性が高いと考えられるため、ワークの「加工面」に関する情報を考慮して各作業者の作業計画を作成することが望ましい。
図3は、図1で示す作業工程群作成部によって作成される作業工程群の一例を示す図である。また、図4は、図3で示す作業工程群を作成する際の処理フローを説明したフロー図である。
図3で示すように、作業工程群作成部2は、たとえば「部品種」が単品部品であって「工程種別」が曲面であるCAMデータを作成する場合の作業計画を作成する際、「部品種」および「工程種別」が同一である作業工程A〜Fを「加工面」毎に分類し、「加工面」毎で作業工程A、Bと作業工程C〜Fを「加工内容」の加工順序に従って配列して作業工程小群a、bを作成する。また、作業工程群作成部2は、「加工面」毎の作業工程小群a、bを連続的に結び付け、当該作業工程小群a、bを所定の順序(たとえば裏面から表面)に従って連続的に配列して作業工程A〜Fからなる作業工程群を作成する。
より具体的には、図4で示すように、作業工程作成部1が、裏面や表面などのCADデータにおける「加工面」や曲面や構造などの「工程種別」を定義し(STEP400)、荒加工や仕上げ加工などの「加工内容」の加工順序を定義し(STEP401)、CADシステム50からワークのCADデータを取込み(STEP402)、そのCADデータに基づいてCAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程を作成する(STEP403)。なお、ワークのCADデータには、属性としての各種加工情報(「部品種」、「工程種別」、「加工内容」、「加工面」など)が予め付与されている。
次いで、作業工程群作成部2は、STEP403で作成された各作業工程に対して順次「部品種」が同一か否かを判断し(STEP404)、「部品種」が同一であると判断された場合にはSTEP405へ進み、「部品種」が同一でないと判断された場合にはその作業工程についての処理を終了する。
次に、作業工程群作成部2は、「部品種」が同一であると判断された各作業工程に対して「工程種別」が同一か否かを判断し(STEP405)、「工程種別」が同一であると判断された場合にはSTEP406へ進み、「工程種別」が同一でないと判断された場合にはその作業工程についての処理を終了する。
次に、作業工程群作成部2は、「部品種」および「工程種別」が同一であると判断された各作業工程に対して「加工面」が同一の作業工程があるか否かを判断し(STEP406)、同一の作業工程があると判断された場合にはSTEP407へ進み、同一の作業工程がないと判断された場合には処理を終了する。
次に、作業工程群作成部2は、「部品種」、「工程種別」および「加工面」が同一であると判断された各作業工程に対して連続性を付与し、STEP401で定義した加工順序に従って当該作業工程を連続的に配して作業工程小群を作成する(STEP407)。なお、ワークが複数の加工面を有している場合には、「加工面」毎にこのSTEP407を実行し、「加工面」毎に作業工程小群を作成する。
次に、作業工程群作成部2は、STEP407で作成された作業工程小群に対して複数の「加工面」があるか否かを判断し(STEP408)、複数の「加工面」があると判断された場合にはSTEP409へ進み、複数の「加工面」がないと判断された場合には処理を終了する。
そして、作業工程群作成部2は、複数の「加工面」があると判断された「加工面」毎の作業工程小群に対して連続性を付与し、所定の順序(たとえば裏面から表面)に従って当該作業工程小群を連続的に配して作業工程群を作成する(STEP409)。
なお、作業工程群作成部2は、上記作業工程群が割付けられる作業者に余裕がある、すなわちその作業者に納期までに完了できるその他の作業工程を付与できる場合には、上記作業工程群に対して適宜の作業工程を付与し、それらを連続的に配列して新たな作業工程群を作成することもできる。
また、作業工程群作成部2は、例えば同一部品についての複数の作業工程を同一の作業者に割付ける必要がある場合には、図3で示す作業工程群の作成方法と同様の方法で、その複数の作業工程から例えば「単品(部品)構造データ作成」等に関する別個の作業工程群を作成し、上記作業工程群に対してその別個の作業工程群を連続的に配列して新たな作業工程群を作成することもできる。
作業計画作成部3は、このように多段階(たとえば2段階や3段階)で作成された作業工程群を予め登録された各作業者に割付けてCAMデータ作成作業の作業計画を作成し、作業計画表示部4が、作業計画作成部3により作成された作業計画を組別進捗管理画面などに「計画バー」として表示する。
このように、作業工程群作成部2が、関連性を有する「加工面」毎の複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成することで、ワークが複数の加工面を有する場合であっても、関連性を有する「加工面」毎の複数の作業工程を同一の作業者に連続的に割付けることができ、関連する作業工程が複数の作業者に割付けられることを抑制できるため、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を高めることができる。また、関連性を有する複数の作業工程を同一の作業者に割付けることで、各作業工程の難易度や各作業者の技能レベル(スキル)に応じて適正な作業者へ各作業工程を確実に割付けることができるといった利点もある。
なお、図3では、各作業工程A〜Fが略同一の長さで表示されているが、作業計画表示部4に表示する際には、たとえば図2で示す各作業工程A〜Fの作業時間に応じた長さで各作業工程A〜Fを表示することもできる。
<業務形態に基づく作業計画の作成>
また、CAMデータ作成作業においては、作業内容が同一である作業工程に対し、自社内でCAMデータを作成する内製作業や外注でCAMデータを作成する外注作業といった異なる業務形態で作業工程を計画し、各作業者の作業負荷や予算などに応じてその作業工程の業務形態を確定する場合ある。このような異なる業務形態での作業工程同士は、業務形態に応じて作業時間が異なるため、たとえば製造計画の途中で内製での作業工程を外注での作業工程に変更すると、CAMデータ作成全体に要する時間が増加し、作業計画に遅れが発生することがある。よって、製造計画の途中で作業工程の業務形態が変更され得る場合には、各作業工程の業務形態を考慮して各作業者の作業計画を作成することが望ましい。
図5は、図1で示す作業工程群作成部によって作成される作業工程群の他例を示す図であって、図5(a)は計画当初の作業工程群を示す図であり、図5(b)は業務形態が確定した後もしくはある業務形態での作業工程が完了した後の作業工程群を示す図である。また、図6は、図5で示す作業工程群を作成する際の処理フローを説明したフロー図である。
図5(a)で示すように、作業工程群作成部2は、作業計画の計画当初において、作業工程作成部1により作成された作業内容が同一(「部品種」、「工程種別」、「加工内容」、「加工面」などが同一)であって業務形態が異なる作業工程同士(作業工程P(内製)と作業工程P(外注))を連続的に結び付け、作業工程P(内製)と作業工程P(外注)を所定の順序(たとえば内製から外注)に従って連続的に配列し、それに続けて作業工程Q、Rを配列して作業工程群を作成する。なお、作業工程Q、Rは、たとえば作業工程Pと「部品種」や「工程種別」が同一である作業工程である。
また、図5(b)で示すように、作業工程群作成部2は、業務形態が異なる複数の作業工程(作業工程P(内製)と作業工程P(外注))のうち一つの業務形態での作業工程(たとえば作業工程P(外注))が確定したり完了した際に、その他の業務形態での作業工程(たとえば作業工程P(内製))をその作業工程群から削除し、作業工程P(外注)と作業工程Q、Rからなる新たな作業工程群を作成する。
より具体的には、図6で示すように、上記する図4のSTEP400〜STEP403と同様、作業工程作成部1が、裏面や表面などのCADデータにおける「加工面」や曲面や構造などの「工程種別」を定義し(STEP600)、荒加工や仕上げ加工などの「加工内容」の加工順序を定義し(STEP601)、CADシステム50からワークのCADデータを取込み(STEP602)、そのCADデータに基づいてCAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程を作成する(STEP603)。なお、ワークのCADデータには、属性としての各種加工情報(「部品種」、「工程種別」、「加工内容」、「加工面」など)が予め付与されている。
次いで、作業工程群作成部2は、STEP603で作成された各作業工程に対して順次「部品種」が同一か否かを判断し(STEP604)、「部品種」が同一であると判断された場合にはSTEP605へ進み、「部品種」が同一でないと判断された場合にはその作業工程についての処理を終了する。
次に、作業工程群作成部2は、「部品種」が同一であると判断された各作業工程に対して「工程種別」が同一か否かを判断し(STEP605)、「工程種別」が同一であると判断された場合にはSTEP606へ進み、「工程種別」が同一でないと判断された場合にはその作業工程についての処理を終了する。
次に、作業工程群作成部2は、「部品種」および「工程種別」が同一であると判断された各作業工程に対して「加工内容」が同一か否かを判断し(STEP606)、「加工内容」が同一であると判断された場合にはSTEP607へ進み、「加工内容」が同一でないと判断された場合にはその作業工程についての処理を終了する。
次に、作業工程群作成部2は、「部品種」、「工程種別」および「加工内容」が同一であると判断された各作業工程に対して異なる業務形態の作業工程があるか否かを判断し(STEP607)、異なる業務形態の作業工程があると判断された場合にはSTEP608へ進み、異なる業務形態の作業工程がないと判断された場合にはその作業工程についての処理を終了する。
そして、作業工程群作成部2は、「部品種」、「工程種別」および「加工内容」が同一であって異なる業務形態の作業工程に対して連続性を付与し、所定の順序(たとえば内製から外注)に従って当該作業工程を連続的に配して作業工程群を作成する(STEP608)。その際、作業工程群作成部2は、その作業工程群の前後にその他のCAMデータ作成に要する作業工程を連続的に結び付けて配してもよい。たとえば、図3に基づき説明したように、関連性を有する「加工面」毎の複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程小群および作業工程群を作成してもよい。
また、作業工程群作成部2は、たとえば所定時間毎に業務形態が確定したか否かを判断し(STEP609)、業務形態が確定したと判断した場合にはSTEP611へ進み、業務形態が確定していないと判断した場合にはSTEP610へ進む。
また、作業工程群作成部2は、業務形態が確定していないと判断した場合において、異なる業務形態を有する作業工程が完了したか否かを所定時間毎に判断し(STEP610)、その作業工程が完了したと判断した場合にはSTEP611へ進み、その作業工程が完了していないと判断した場合には処理を終了する。
作業工程群作成部2は、STEP609で業務形態が確定したと判断した場合やSTEP610で異なる業務形態の作業工程が完了したと判断した場合には、業務形態が異なる複数の作業工程のうち、確定された業務形態での作業工程以外の作業工程もしくは完了された作業工程以外の作業工程をその作業工程群から削除して新たな作業工程群を作成する(STEP611)。
なお、上記するSTEP611で確定された業務形態での作業工程以外の作業工程もしくは完了された作業工程以外の作業工程を作業工程群から削除することで、その作業者の作業計画に余裕(空き時間)が発生する場合には、作業工程群作成部2は、その作業者の作業工程群に適宜の作業工程(納期までに完了できる作業工程)を組み込んで、更に新たな作業工程群を作成することもできる。
作業計画作成部3は、このように作成された作業工程群を予め登録された各作業者に割付けてCAMデータ作成作業の作業計画を作成し、作業計画表示部4が、作業計画作成部3により作成された作業計画を組別進捗管理画面などに「計画バー」として表示する。
このように、作業工程群作成部2が、関連性を有する複数の業務形態の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成することで、たとえば各作業者の作業負荷や予算などに応じて製造計画の途中で作業工程の業務形態が変更される場合であっても、製造計画に対する遅れの発生を抑止することができ、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を確実に高めることができる。
なお、業務形態としては、上記する内製と外注の他、たとえば、社員教育時の熟練者による作業と未熟練者による作業、複社間競合発注時の異なる会社での作業、時短勤務者による作業と通常勤務者による作業などを適用することもできる。
<作業工程の結び付き解除による作業計画の再構築>
ところで、上記するCAMデータ作成作業においては、業務の優先順位の変更や作業工程が割付けられた作業者の作業負荷の増加、作業者の突発的な休暇、設備の故障などが発生した際、ある作業者に割付けた作業工程群を分解し、他の作業者に所定の作業工程を割付けて新たな作業計画を再構築する必要がある。
そこで、工程管理サブシステム5は、図1で示すように、作業工程群作成部2により作成された作業工程群を構成する各作業工程を適宜に分解して扱えるように、作業工程群に含まれる関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除する作業工程群解除部6を備えている。ここで、前記作業工程群解除部6は、管理者や作業者等が好ましくない時期(たとえば作業工程の途中)で複数の作業工程の結び付きを解除したり、誤って複数の作業工程の結び付きを解除しないように、複数の作業工程の結び付きを解除する際に警告を行う(確認信号を発信する)。
具体的には、たとえば、図7で示すように、作業工程群作成部2により作業工程S〜Uが連続的に結び付けられて作業工程群が作成されている場合において、作業者が作業工程Sの作業を行っている際に、管理者や他の作業者等が作業工程Sと他の作業工程T、Uの結び付きを解除しようとすると、その作業者による作業工程Sでの作成データが無駄になったり、作業工程Sに続く作業工程T、Uの作業効率に影響を及ぼす可能性がある。そのため、作業工程群解除部6は、そのような好ましくないタイミングで管理者や他の作業者等が作業工程Sと他の作業工程T、Uの結び付きを解除しようとすると、その管理者や作業者等に対して警告(本当に解除してよいか否か)を行う。なお、作業者のCAMデータ作成作業の進捗状況は、作業者の勤務状況や作業時間、設備の稼働時間などを収集する実績収集サブシステムなどから取得することができる。
また、たとえば、ある作業工程群(たとえば高い技能レベル(スキル)が必要とされる作業工程を含む作業工程群)が適宜の作業者に優先的に割付けられている際に、管理者や作業者等がその作業工程群に含まれる作業工程の結び付きを解除し、その作業工程を他の作業者(たとえば相対的に低い技能レベルの作業者)に割付けようとすると、作業計画に大きな遅れが発生する可能性がある。そのため、作業工程群解除部6は、管理者や作業者等が誤ってある作業工程群(たとえば高い技能レベルが必要とされる作業工程を含む作業工程群)に含まれる作業工程の結び付きを解除しようとすると、その管理者や作業者等に対して警告(本当に解除してよいか否か)を行う。
また、上記するように、作業内容が同一であって業務形態のみが異なる複数の作業工程(内製と外注など)は、その業務形態が確定したり、その異なる業務形態の作業工程が完了するまで連続的に結び付けておく方がよいと考えられる。そのため、作業工程群解除部6は、管理者や作業者等が誤って作業内容が同一であって業務形態のみが異なる作業工程を含む作業工程群に含まれる作業工程の結び付きを解除しようとすると、その管理者や作業者等に対して警告(本当に解除してよいか否か)を行う。
なお、作業工程群解除部6による警告は、管理者や作業者等が把握し易いように、たとえば作業計画表示部4にポップアップ表示される画面を介して行われる。
このように、管理者や作業者等が作業工程群作成部2により一旦結び付けられた作業工程の結び付きを作業工程群解除部6を介して解除できると共に、作業工程の結び付きを解除する際に前記作業工程群解除部6が警告を行うことで、CAMデータ作成作業における状況変化に柔軟に対応して新たな作業計画を再構築できると共に、たとえば管理者や作業者等が好ましくない時期に複数の作業工程の結び付きを解除したり、誤って複数の作業工程の結び付きを解除する可能性を低減することができ、CAMデータ作成作業の作業効率や管理効率を確実に高めることができる。
なお、関連性の高い作業工程同士、たとえばワークの「加工面」毎に作成された作業工程群(図4参照)や作業内容が同一であって業務形態が異なる作業工程で作成された作業工程群(図6参照)は、一度に個々の作業工程毎に分解しない方が効率的である場合がある。
そこで、作業工程群解除部6は、管理者や作業者等が作業工程群に含まれる関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除しようとする際、最初に「作業工程小群」単位(すなわち「加工面」が同一である作業工程同士を結び付けた状態や作業内容が同一であって業務形態が異なる作業工程同士を結び付けた状態)で解除し、次いで「作業工程」単位で解除するといった多段階的に解除するようにしてもよい。また、作業工程群解除部6は、管理者や作業者等が作業工程群に含まれる関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除しようとする際、「作業工程小群」単位で解除するのか、あるいは「作業工程」単位で解除するのかを選択し得る表示画面を作業計画表示部4上で表示してもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…作業工程作成部、2…作業工程群作成部、3…作業計画作成部、4…作業計画表示部、5…工程管理サブシステム(工程管理システム)、6…作業工程群解除部、10…金型製作管理システム、20…NC工作機、30…DNC、40…CAMシステム、50…CADシステム、60…表示装置、100…金型製作システム

Claims (8)

  1. ワークのCADデータからNC工作機用のCAMデータを作成するCAMデータ作成工程を管理する工程管理システムであって、
    前記工程管理システムは、少なくとも前記ワークのCADデータに基づいてCAMデータ作成作業に要する単位作業としての作業工程を作成する作業工程作成部と、前記ワークの加工面もしくは前記作業工程の業務形態に基づいて関連性を有する複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成する作業工程群作成部と、前記作業工程群を予め登録された作業者に割付けてCAMデータ作成作業の作業計画を作成する作業計画作成部と、を備えている工程管理システム。
  2. 前記作業工程群作成部は、前記ワークが複数の加工面を有している際、前記加工面毎に複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成するようになっている、請求項1に記載の工程管理システム。
  3. 前記作業工程作成部は、作業内容が同一であって業務形態が異なる複数の作業工程を作成するようになっており、前記作業工程群作成部は、前記作業工程作成部により作成された業務形態が異なる複数の作業工程を連続的に結び付けて作業工程群を作成するようになっている、請求項1または2に記載の工程管理システム。
  4. 前記作業工程群作成部は、業務形態が異なる複数の作業工程のうち一つの業務形態での作業工程が確定もしくは完了した際にその他の業務形態での作業工程を前記作業工程群から削除するようになっている、請求項3に記載の工程管理システム。
  5. 前記工程管理システムは、前記作業工程群の関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除する作業工程群解除部を更に備えている、請求項1から4のいずれかに記載の工程管理システム。
  6. 前記作業工程群解除部は、関連性を有する複数の作業工程の結び付きを解除する際に警告を行うようになっている、請求項5に記載の工程管理システム。
  7. 前記作業工程群解除部は、前記作業者のCAMデータ作成作業の進捗状況、前記作業者の技能レベル、もしくは前記作業工程の業務形態に基づいて前記警告を行うようになっている、請求項6に記載の工程管理システム。
  8. 前記作業工程群解除部は、前記ワークの加工面毎もしくは前記作業工程毎に前記複数の作業工程の結び付きを解除するようになっている、請求項5から7のいずれかに記載の工程管理システム。
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