JP2006181692A - 車両用部品取付用孔の位置決め治具 - Google Patents

車両用部品取付用孔の位置決め治具 Download PDF

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Abstract

【課題】 車両用部品を取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる車両用部品取付用孔の位置決め治具を提供する。
【解決手段】 係止部8a,8bにより矢印x及びz方向に延設部3a,3bを位置決するとともに、リアバンパ17の車体取付部20a,20bを利用して位置決め部15a,15bにより延設部3a,3bを車両の矢印y方向に位置決めするようにしたことにより、係止部8a,8b及び位置決め部15a,15bを用いてリアバンパ17に位置決めしさえすれば、リアアンダースポイラを取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、ケガキ目印14を基にリアバンパ17に対して正確に示すことができるので、作業者はリアバンパ17の取り外しなどの作業を行うことなくこのケガキ目印14の位置に孔を穿設するだけで最適な位置に車両用部品取付用孔を穿設できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は車両用部品取付用孔の位置決め治具に関し、例えばフロントアンダースポイラやリアンダースポイラ(以下、これらをまとめたものを単にアンダースポイラと呼ぶ)、リアスポイラなどの車両外装部品を車両に取り付けるための車両用部品取付用孔を車両に穿設する際に適用して好適なものである。
近年、車両においては、空力特性やデザイン性などの向上を目的として、フロントバンパやリアバンパ(以下、これらをまとめたものを単にバンパと呼ぶ)にアンダースポイラを取り付けたり、トランクリッドにリアスポイラを取り付けることが行われている。
そして、このようなバンパやトランクリッドなどの取付位置に対してアンダースポイラやリアスポイラなどの車両外装部品を取り付ける場合には、車両外装部品に穿設された車両取付用孔と、取付位置に穿設した車両用部品取付用孔とにクリップナットなどを介してボルトを挿通し、このボルトの先端にナットを螺着させることにより、取付位置に車両外装部品を取り付けるようになされている(例えば、特許文献1及び2参照)。
実開平6−49231号 実開平2−136788号
ところで、車両外装部品としてアンダースポイラが取り付けられるバンパにおいては、アンダースポイラの車両取付用孔に対応する位置に車両用部品取付用孔を予め設けておくと、アンダースポイラを取り付けない場合、車両用部品取付用孔が外部から視認され得るため、車両全体の意匠的外観を損なう虞があった。
このような問題点を解決するため、従来、バンパにおいては、アンダースポイラの車両取付用孔に対応する位置で、かつ外部から視認し得ない裏面に予め孔開け用のケガキ目印を設けておき、実際にアンダースポイラの取付作業を行う際に、一旦、車両からバンパを取り外させて、裏面のケガキ目印に従って画鋲等で孔開けを施した後、この画鋲等による孔部を基にドリル等で車両用部品取付用孔を穿設させることが行われている。
このため、バンパに対するアンダースポイラの取付作業においては、バンパの裏面に設けられたケガキ目印を作業者が目視確認するために必ずバンパをその都度車体から取り外す必要があることにより取付作業が煩雑となり作業者にとって作業負担が大きく、また取付作業にも時間がかかるという問題があった。
一方、車両外装部品としてリアスポイラをトランクリッドに取り付ける取付作業においては、図17に示すように、孔開け用のケガキ目印100が予め設けられた型紙101を、トランクリッド102の上面103に位置決めし、これによりトランクリッド102上に位置決めされたケガキ目印100を基にトランクリッド102に画鋲等で孔開けを施した後、この画鋲等による孔部を基にドリル等で車両用部品取付用孔を穿設することが行われている。
しかしながら、トランクリッド102に位置決めされる型紙101については、トランクリッド102の上面103とほぼ同一寸法で形成され全体が大きいために取り扱い難く、トランクリッド102の四隅に型紙101の四隅を全て位置決めするには熟練を要し、取付作業が煩雑となり作業者にとって作業負担が大きいものとなっていた。また型紙101がトランクリッド102に対して正確に位置決めできないときには型紙101の四隅全てを再度位置決めし直す必要があるため取付作業にも時間がかかるという問題があった。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたもので、車両用部品を取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる車両用部品取付孔の位置決め治具を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明において、請求項1記載の発明では、車両用部品を車両に取り付けるための車両用部品取付用孔の位置決め治具であって、前記車両に対して治具本体を規定する係止部と、前記係止部が規定した前記治具本体から前記車両用部品の取付予定位置側へ延長して形成され、前記車両用部品取付用孔の穿設目印が設けられた延設部と、前記延設部を前記車両に対して位置決めする位置決め部とを備えるようにした。
また、請求項2記載の発明では、前記係止部は前記車両の高さ方向に対して前記治具本体を規定し、前記延設部は前記係止部が規定した前記高さ方向に対して略直行方向に延長して形成するようにした。
さらに、請求項3記載の発明では、前記延設部には、前記車両に対して前記延設部の位置を規定する第2の係止部を備えるようにした。
さらに、請求項4記載の発明では、前記車両用部品取付用孔の位置決め治具は、板状部材を組み立てることにより形成されるようにした。
請求項1記載の発明によれば、係止部及び位置決め部を用いて治具本体を車両に位置決めしさえすれば、車両用部品を車両に取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、穿設目印を基に取付予定位置に対して正確に示すことができるので、作業者は他の作業を行うことなくこの穿設目印の位置に孔を穿設するだけで車両用部品取付用孔を正確に穿設でき、かくして車両用部品を取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる。
また、請求項2記載の発明によれば、車両用部品を車両の所定高さ位置に取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、穿設目印を基に所定高さ位置に対して正確に示すことができるので、作業者は他の作業を行うことなくこの穿設目印の位置に孔を穿設するだけで車両用部品取付用孔を正確に穿設できる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、係止部で治具本体の位置を規制した際に第2の係止部でも延設部の位置を規制するので、延設部が移動することを一段と防止でき、かくして穿設目印を取付予定位置に対して一段と正確に、かつ安定的に位置決めできる。
さらに、請求項4記載の発明によれば、不使用時には平坦な板状にできることから収納スペースを小さくできるので、車両用部品とともに容易に梱包でき、かくして車両用部品とともに流通させることができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1及び図2において、1は全体としてリアアンダースポイラ(図示せず)を取り付けるための車両用部品取付用孔を車両のリアバンパ(後述する)に穿設するときに使用する車両用部品取付用孔の位置決め治具を示す。この車両用部品取付用孔の位置決め治具1は、組立式であって、全体が厚みを有した硬質の紙材で形成されており、図1に示すように、ほぼ中央部に配置された治具本体2と、治具本体2から矢印x及びz方向と直交する矢印y方向側に延びた帯状の延設部3a,3bとによって構成されている。
ここで治具本体2は、図2に示すような板状部材としての紙材が数回折り曲げられることによりほぼ箱状に組み立てられ、組立後において軽量でかつ一定の強度を有するように形成されている。
実際上、この治具本体2は、ほぼ長方形状でなる中央面部4と、この中央面部4に連設し内側へほぼ直角に折り曲げられて対向した側面部5a,5bと、中央面部4の一端に連設し内側へ折り曲げられて側面部5a,5b間に配置された第1の間隔保持部6と、中央面部4の他端に連設し内側へ折り曲げられて側面部5a,5b間に配置された第2の間隔保持部7とで構成されている。
側面部5a,5bは、ほぼL字状で中央面部4を挟んで同形状でなり、リアバンパの後面及び底面の形状に沿うように一端から他端までが湾曲状に凹んで形成された係止部8a,8bをそれぞれ有する。
この係止部8a,8bには、第1の間隔保持部6側に所定長の切込み9が対向するように同一方向に形成されているとともに、第2の間隔保持部7側にも所定長の切込み10が対向するように同一方向に形成されている。
第1の間隔保持部6は、中央面部4との連設部分から内側へ折り曲げたとき、先端に設けられた嵌合片11が対向した側面部5a,5bの切込み9にそれぞれ挟み込まれるような形状を有する。また、第2の間隔保持部7は、中央面部4との連設部分から内側へ折り曲げたとき、先端に設けられた嵌合片12が対向した側面部5a,5bの切込み10にそれぞれ挟み込まれるような形状を有する。
ここで、第1の間隔保持部6及び第2の間隔保持部7は、中央面部4の連設部分と、先端の嵌合片11,12との間に設けられた中間部分の幅寸法が、中央面部4の短手方向の幅寸法よりも僅かに小さく選定されている。これにより第1の間隔保持部6及び第2の間隔保持部7は、中間部分が側面部5a,5b間に配置され、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以下に折り曲げられると、中間部分の側端部が側面部5a,5bに当接し得、かくして、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以下に折り曲げられることを防止し得る。
実際上、図3に示すように、この第1の間隔保持部6及び第2の間隔保持部7は、嵌合片11,12を切込み9,10にそれぞれ挟み込ませることにより、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以上に展開されることを防止し得るようになされている。また、このとき第1の間隔保持部6及び第2の間隔保持部7は、側面部5a,5b間に配置されることにより、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以下に折り曲げられることを防止し得るようになされている。これにより側面部5a,5bは互いに平行状態のまま一定間隔に保持できるようになされている。
なお、この実施の形態の場合、中央面部4の一端側に第1の間隔保持部6が設けられているとともに、中央面部4の他端側に第2の間隔保持部7が設けられていることにより、第1の間隔保持部6及び第2の間隔保持部7が中央面部4を挟んで間隔を設けて側面部5a,5b間に配置でき、これにより側面部5a,5bの任意の箇所から内側へ外力が加えられても側面部5a,5b全体において一定間隔を確実に維持し得るようになされている。
一方、延設部3a,3bは、軽量でかつ一定の強度を有し、車両用部品の取付予定位置としてのリアバンパの底面の形状とほぼ同一形状でなり、当該リアバンパの底面に沿うように全体としてほぼL字状に形成されている。
また、この延設部3a,3bは、一端が治具本体2の側面部5a,5bに一体成形されており、当該側面部5a,5bの連設部分から折り曲げられることにより、平面部13a,13bをほぼ水平状態としたまま矢印y方向へ延長されて先端が矢印x方向に延びるような構成を有する。
かかる構成に加えてこの延設部3a,3bには、車両用部品としてのリアアンダースポイラの車両取付用孔の位置に対応させて予め両平面部13a,13bにそれぞれ孔開け用のケガキ目印14(この場合、例えば×マーク)が複数個づつ設けられており、画鋲などのケガキ形成工具を突き刺す際の目安になるようになされている。
また、かかる構成に加えて延設部3a,3bには、ケガキ目印14をリアバンパ底面の所定位置に位置決めするときの目安となる位置決め部15a,15bが設けられている。
実際上、この位置決め部15a,15bは、リアバンパに設けられた車体取付部とほぼ同一形状でなり、平面部13a,13bを水平状態とし矢印y方向へ延長させたときに、当該リアバンパに設けられた車体取付部間の距離と同一距離となるように所定距離だけ離れた箇所に突出成形されている。
以上の構成において、図2に示すような一枚の型紙から、以下の手順によって図1に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具1が組み立てられる。
まず、中央面部4と側面部5a,5bとの連設部分に設けられた平行な2本の折曲仮想線を稜線として、側面部5a,5bを同一方向にそれぞれほぼ直角に折り曲げることによって当該側面部5a,5bを互いに対向させる。
次いで、この状態のまま、中央面部4と第1の間隔保持部6との連設部分に設けられた平行な折曲仮想線を稜線として、第1の間隔保持部6を内側に折り曲げた後、この嵌合片11を側面部5a,5bの切込み9に挟み込む。また中央面部4と第2の間隔保持部7との連設部分に設けられた平行な折曲仮想線を稜線として、第2の間隔保持部7を内側に折り曲げた後、この嵌合片12を側面部5a,5bの切込み10に挟み込む。これにより、第1の間隔保持部6、第2の間隔保持部7及び中央面部4によって側面部5a,5bが互いに平行状態に安定的に保持され一定強度を備えた治具本体2を形成できる。なお、この状態のとき、延設部3a,3bは中央面部4の長手方向と同一方向である矢印z方向へ延びるように配置される。
次いで、側面部5a,5bと延設部3a,3bとの連設部分に設けられた平行な折曲仮想線を稜線として、矢印z方向に延びた延設部3a,3bを外方へそれぞれほぼ直角に折り曲げることによって、当該延設部3a,3bをそれぞれ矢印y方向と同一方向に延びるように配置させる。このようにして、図2に示すような平板状の型紙から図1に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具1を組み立てることができる。
このように、車両用部品取付用孔の位置決め治具1は、一枚の平面状の型紙を折り曲げてゆくことにより形成でき、組立前にあっては平面状で収納スペースを小さくできるので、リアアンダースポイラとともに容易に搬送できる。
次に、このようにして組み立てられた車両用部品取付用孔の位置決め治具1を用いてリアバンパに車両用部品取付用孔を穿設する場合について以下説明する。
作業者は、図4に示すように、車両用部品取付用孔の位置決め治具1における係止部8a,8bを、リアバンパ17の底面18及び後面19に対し同時に当接させることにより、車両の進行方向たる矢印x方向及びこの進行方向に直交する車両の高さ方向たる矢印z方向への治具本体2の移動を規制でき、かくして当該リアバンパ17の底面18に対し延設部3a,3bを位置決めできる。
ここで、この実施の形態の場合、図5に示すように、係止部8a,8bがリアバンパ17の形状に合わせて矢印x及びz方向に延びる湾曲状に形成されていることにより、リアバンパ17の底面18及び後面19の形状に沿って治具本体2を密着させて確実に当接させることができ、かくしてリアバンパ17に対し矢印x方向(車両の進行方向)及び矢印z方向(車両の高さ方向)に治具本体2を安定的に、かつ確実に位置決めできる。
また、このとき延設部3a,3bの平面部13a,13bが水平状態のまま係止部8a,8bから車両の幅方向たる矢印y方向に沿って延びるように形成されていることから、リアバンパ17の底面18に対して当該延設部3a,3bの平面部13a,13bを密着させて確実に当接できる。
そして、この状態のまま車両用部品取付用孔の位置決め治具1においては、延設部3a,3bの位置決め部15a,15bをそれぞれリアバンパ17の底面18に設けられた車体取付部20a,20bにそれぞれ位置決めさせることで、リアバンパ17の底面18の形状に合わせて延設部3a,3bを正確に位置決めでき、その結果、リアアンダースポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14を、リアバンパ17の底面18の所定位置に対して正確に位置決めできる。
なお、この実施の形態の場合、作業者は、立体的に形成された治具本体2を把持手段として持つことがきることから、延設部3a,3bを水平状態に維持させながら治具本体2を容易に矢印y方向などへ移動させることができ、かくしてリアバンパ17の底面18に対して延設部3a,3bを容易に位置決めできる。
このように、車両用部品取付用孔の位置決め治具1では、リアバンパ17に予め設けられた車体取付部20a,20bを基準として矢印y方向に対し延設部3a,3bを位置決めできることから、リアアンダースポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14をリアバンパ17の底面18の所定位置に対し正確に位置決めできる。
かくして、この状態で作業者は、延設部3a,3bのケガキ目印を画鋲22で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてリアバンパ17の底面18表面から僅かな孔を開け、図6に示すように、リアバンパ17に対してケガキ目印14の位置に対応した孔部23を施すことができる。
その後、作業者は、全てのケガキ目印14に画鋲22を突き刺してリアバンパ17に孔部23を施し終えると、当該リアバンパ17から車両用部品取付用孔の位置決め治具1を離す。
そして、作業者は、ドリル24によって孔部23を基にリアバンパ17に対して車両用部品取付用孔を穿設することができる。このようにして、車両用部品取付用孔の位置決め治具1では、リアバンパ17を車体に取り付けた状態のまま、当該リアバンパ17に対してリアアンダースポイラの車両取付用孔毎に対応する車両用部品取付用孔を正確に穿設させることができる。
従って、リアバンパ17に穿設した車両用部品取付用孔とリアアンダースポイラの車両取付用孔とにクリップナットなどを介してボルトを挿通し、このボルトの先端にナットを螺着させることにより取付予定位置たるリアバンパ17の底面18に車両外装部品(リアアンダースポイラ)を取り付けることができる。
また、この車両用部品取付用孔の位置決め治具1では、延設部3a,3bの形状がリアアンダースポイラの取付予定位置のみに沿うように延長して形成されていることにより、延設部3a,3b全体の領域を極力小さくでき、かくして作業者にとって取り扱い易くできる。
さらに、この車両用部品取付用孔の位置決め治具1では、組立過程において、延設部3a,3bを矢印z方向から外側に向けて矢印y方向と平行方向側へ折り曲げるようにしたことにより、この折り曲げ角度を調節して当該延設部3a,3bをリアバンパ17の底面18に対して一段と密着させて位置決めできる。
以上の構成によれば、リアアンダースポイラの車両取付用孔の位置と、それを取り付けるリアバンパ17の底面18の形状とに基づいて延設部3a,3bにケガキ目印14を設け、係止部8a,8bにより車両の進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向に延設部3a,3bを位置決するとともに、リアバンパ17に設けられた車体取付部20a,20bを利用して位置決め部15a,15bにより延設部3a,3bを車両の幅方向たる矢印y方向に位置決めするようにしたことにより、係止部8a,8b及び位置決め部15a,15bを用いてリアバンパ17に位置決めしさえすれば、リアアンダースポイラを取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、ケガキ目印14を基にリアバンパ17に対して正確に示すことができるので、作業者はリアバンパ17の取り外しなどの作業を行うことなくこのケガキ目印14の位置に孔を穿設するだけで最適な位置に車両用部品取付用孔を穿設でき、かくしてリアアンダースポイラを取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる。
また、車両用部品取付用孔の位置決め治具1では、不使用時には平坦な板状にできることから収納スペースを小さくできるので、リアアンダースポイラとともに容易に梱包でき、かくしてリアアンダースポイラとともに流通させることができる。
(2)第2の実施の形態
図1及び図2との対応部分に同一符号を付して示す図7及び図8には、リアアンダースポイラを取り付けるための車両用部品取付用孔を車両のリアバンパ17に穿設するときに使用する車両用部品取付用孔の位置決め治具25を示す。この車両用部品取付用孔の位置決め治具25は、第1の実施の形態とは位置決め部26の構成と、第1の間隔保持部27及び第2の間隔保持部28の位置が異なるものである。なお、この場合、リアバンパ17の全体図は省略し、車両用部品取付用孔の位置決め治具25の近傍部分についてのみ説明する。
この車両用部品取付用孔の位置決め治具25は、組立式であって、全体が厚みを有した硬質の紙材で形成されており、図7に示すように、ほぼ中央部に配置された治具本体29と、治具本体29から矢印x及びz方向と直交する矢印y方向に延びた帯状の延設部3a,3bとによって構成されている。
ここで治具本体29は、図8に示すような一体形成された平板状の紙材が数回折り曲げられることによりほぼ箱状に組み立てられ、軽量でかつ一定の強度を有するように形成されている。
実際上、この治具本体29は、ほぼ長方形状でなる中央面部4と、この中央面部4に連設し内側へほぼ直角に折り曲げられて対向する側面部5a,5bと、一方の側面部5bに連設し内側へ折り曲げられて側面部5a,5b間に配置される第1の間隔保持部27と、他方の側面部5aに連設し内側へ折り曲げられて側面部5a,5b間に配置される第2の間隔保持部28とで構成されている。
第1の間隔保持部27は、側面部5bとの連設部分から内側へ折り曲げたとき、先端に設けられた嵌合片30が他方の側面部5aの湾曲部分に形成された切込み31にそれぞれ挟み込まれるような形状を有する。また、第2の間隔保持部28は、側面部5aとの連設部分から内側へ折り曲げたとき、先端に設けられた嵌合片33が一方の側面部5bの先端部分に形成された切込み34にそれぞれ挟み込まれるような形状を有する。
ここで、第1の間隔保持部27及び第2の間隔保持部28は、中央面部4の連設部分と、先端の嵌合片30,33との間に設けられた中間部分の幅寸法が、中央面部4の短手方向の幅寸法よりも僅かに小さく選定されている。これにより第1の間隔保持部27及び第2の間隔保持部28は、中間部分が側面部5a,5b間に配置され、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以下に折り曲げられると、中間部分の先端部が側面部5a,5bに当接し得、かくして、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以下に折り曲げられることを防止し得る。
これにより第1の間隔保持部27及び第2の間隔保持部28は、嵌合片30,33を切込み31,34にそれぞれ挟み込ませることにより、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以上に展開されることを防止し得るようになされている。また、このとき第1の間隔保持部27及び第2の間隔保持部28は、側面部5a,5b間に配置されることにより、側面部5a,5bが中央面部4に対し直角以下に折り曲げられることを防止し得るようになされている。これにより側面部5a,5bは互いに平行状態のまま一定間隔に保持できるようになされている。
なお、この実施の形態の場合、第1の間隔保持部27と第2の間隔保持部28とが間隔を開けて側面部5a,5bの異なる辺に連設されていることにより、側面部5a,5bの任意の箇所から内側へ外力が加えられても側面部5a,5b間の間隔を確実に維持し得る。
かかる構成に加えて中央面部4には、凸状の位置決め部26が連設されており、この位置決め部26が複数回ほぼ直角に折り曲げられることにより複数の段部が形成され得るように構成されている。
実際上、この位置決め部26は、帯状の段差補正片36と、この段差補正片36の先端に設けられ、幅寸法が段差補正片36よりも小さく矢印z方向に突出可能な突出片37とで構成されている。また、この突出片37は、その幅寸法がリアバンパ17を車体に取り付けるための車体取付部20aのボルト挿入用の貫通孔38の径よりも僅かに小さくなるように選定されている。
因みに延設部3a,3bは、一端が治具本体29の側面部5a,5bにそれぞれ一体成形されており、当該側面部5a,5bの連設部分から折り曲げられることにより平面部13a,13bを水平状態としたまま矢印y方向と平行に延びるような構成を有する。なお、この実施の形態の場合、延設部3a,3bは、車両用部品の取付予定位置たるリアバンパ17の底面18の一部分(この場合、例えばほぼ直線状に形成された部分)のみに沿うように延長して形成されていることにより、延設部3a,3b全体の領域を一段と小さくでき、かくして作業者にとって取り扱い易くできる。
また延設部3a,3bには、リアアンダースポイラの車両取付用孔の位置に対応させて予め両平面部13a,13bにそれぞれ孔開け用のケガキ目印14が設けられている。
以上の構成において、図8に示すような一枚の型紙から、以下の手順によって図7に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具25が組み立てられる。
まず、中央面部4と側面部5a,5bとの連設部分の折曲仮想線を稜線として、側面部5a,5bを同一方向にそれぞれほぼ直角に折り曲げることによって当該側面部5a,5bを互いに対向させる。
次いで、この状態のまま、一方の側面部5bと第1の間隔保持部27との連設部分の平行な折曲仮想線を稜線として、第1の間隔保持部27を内側に折り曲げた後、嵌合片30を他方の側面部5aの切込み31に挟み込む。また他方の側面部5aと第2の間隔保持部28との連設部分の平行な折曲仮想線を稜線として、第2の間隔保持部28を内側に折り曲げた後、嵌合片33を側面部5bの切込み34に挟み込む。これにより、第1の間隔保持部27、第2の間隔保持部28及び中央面部4によって側面部5a、5bが互いに平行状態に安定的に保持され一定強度を備えた治具本体29を形成できる。なお、この状態のとき、延設部3a,3bは中央面部4の長手方向と同一方向である矢印z方向に延びるように配置される。
次いで、側面部5a,5bと延設部3a,3bとの連設部分に設けられた平行な折曲仮想線を稜線として、矢印z方向に延びた延設部3a,3bを外方へそれぞれほぼ直角に折り曲げることによって、当該延設部3a,3bをそれぞれ矢印y方向と同一方向に延びるように配置させる。
これに加えて、位置決め部26に所定間隔で設けられた平行な2本の折曲仮想線を稜線として、ほぼ直角に折り曲げることにより2箇所に段部を有する段差補正片36を形成するとともに、矢印z方向に突出した突出片37を形成する。
かくして、図8に示すような平板状の型紙から図7に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具25を組み立てることができる。
次に、このようにして組み立てられた車両用部品取付用孔の位置決め治具25を用いてリアバンパ17に車両用部品取付用孔を穿設する場合について以下説明する。
作業者は、図7に示すように、車両用部品取付用孔の位置決め治具25における係止部8a,8bを、リアバンパ17の底面18及び後面19に対し同時に当接させることにより、車両の進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向への治具本体29の移動を規制でき、かくして当該リアバンパ17の底面18に対し延設部3a,3bを位置決めできる。
ここで、この実施の形態の場合、係止部8a,8bがリアバンパ17の形状に合わせて矢印x及びz方向に延びる湾曲状に形成されていることにより、リアバンパ17の底面18及び後面19の形状に沿って治具本体29を確実に当接させることができ、かくしてリアバンパ17に対して矢印x及びz方向に治具本体29を一段と安定的に、かつ確実に位置決めできる。
また、このとき延設部3a,3bの平面部13a,13bが水平状態のまま係止部8a,8bから矢印y方向に沿って延びるように形成されていることから、リアバンパ17の底面18に対して当該延設部3a,3bの平面部13a,13bを確実に当接できる。
ところで、この車両用部品取付用孔の位置決め治具25の位置決め作業を行う際には予めリアバンパ17の車体取付部20aからボルト(図示せず)を取り外しておく。
そして、この状態のまま車両用部品取付用孔の位置決め治具25では、中央面部4に連設した位置決め部26の段差補正片36を、リアバンパ17の底面18に設けられた車体取付部20aに当接させるとともに、当該車体取付部20aにおけるボルト挿入用の貫通孔38に突出片37を挿入させることで、リアバンパ17の底面18の形状に合わせて延設部3a,3bを車両の幅方向たる矢印y方向において正確に位置決めでき、その結果、リアアンダースポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14を、リアバンパ17の底面18の所定位置に対して正確に位置決めできる。
なお、この実施の形態の場合、作業者は、立体的に形成された治具本体29を把持手段として持つことで延設部3a,3bを水平状態に維持させながら治具本体29を容易に矢印y方向などへ移動させることができるので、リアバンパ17の底面18に対して延設部3a,3bを容易に位置決めできる。
このように、車両用部品取付用孔の位置決め治具25では、リアバンパ17に予め設けられた貫通孔38を基準として矢印y方向に対して延設部3a,3bを位置決めできることから、リアアンダースポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14をリアバンパ17の底面18の所定位置に対し正確に位置決めできる。
かくして、この状態で作業者は、延設部3a,3bのケガキ目印14を画鋲22で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてリアバンパ17の表面から僅かな孔を開け、これによりリアバンパ17に対してケガキ目印14の位置に対応した孔部を施すことができる。
その後、作業者は、ケガキ目印14に画鋲22を突き刺してリアバンパ17に孔部を施し終えると、当該リアバンパ17から車両用部品取付用孔の位置決め治具25を離し、孔部を基にドリルによってリアバンパ17に対し車両用部品取付用孔を穿設することができる。このようにして、車両用部品取付用孔の位置決め治具25では、リアバンパ17を車体に取り付けた状態のまま、リアバンパ17に対してリアアンダースポイラの車両取付用孔に対応する位置に車両用部品取付用孔を正確に穿設させることができる。
従って、リアバンパ17に穿設した車両用部品取付用孔とリアアンダースポイラの車両取付用孔とにクリップナットなどを介してボルトを挿通し、このボルトの先端にナットを螺着させることにより取付予定位置たるリアバンパ17の底面18に車両外装部品たるリアアンダースポイラを取り付けることができる。
以上の構成によれば、リアアンダースポイラの車両取付用孔の位置と、それを取り付けるリアバンパ17の底面18の形状とに基づいて延設部3a,3bにケガキ目印14を設け、係止部8a,8bにより進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向に延設部3a,3bを位置決するとともに、リアバンパ17に設けられた貫通孔38を利用して位置決め部26により延設部3a,3bを車両の幅方向たる矢印y方向に位置決めするようにしたことにより、係止部8a,8b及び位置決め部26を用いてリアバンパ17に位置決めしさえすれば、リアアンダースポイラを取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、ケガキ目印14を基にリアバンパ17に対して正確に示すことができるので、作業者はリアバンパ17の取り外しなどの作業を行うことなくこのケガキ目印14の位置に孔を穿設するだけで最適な位置に車両用部品取付用孔を穿設でき、かくしてリアアンダースポイラを取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる。
(3)第3の実施の形態
図7及び図8との対応部分に同一符号を付して示す図9及び図10には、リアアンダースポイラを取り付けるための車両用部品取付用孔を車両のリアバンパ17に穿設するときに使用する車両用部品取付用孔の位置決め治具40を示す。なお、この場合、リアバンパ17の全体図及び重複する部分についての説明は省略し、車両用部品取付用孔の位置決め治具40の近傍部分及び第2の実施の形態と相違する構成についてのみ説明する。
実際上、この車両用部品取付用孔の位置決め治具40は組立式であって、上述した第2の実施の形態とは位置決め部41の構成が相違し、リアバンパ17の車体取付部20aからボルトやナットなどの締結手段42を取り外すことなく車両用部品取付用孔の位置決め治具40を所定位置に正確に位置決めできるようになされている。
ここで中央面部4には、位置決め部41の一端が連設されており、この位置決め部41が複数回ほぼ直角に折り曲げられることにより複数の段部が形成され得るように構成されている。
実際上、この位置決め部41は、一端が中央面部4に連設したほぼT字状の段差補正片43と、この段差補正片43の両先端に連設され組立後に矢印x及びz方向の中間方向へ傾斜した位置合わせ片44とを有し、折り曲げられて位置合わせ片44同士が互いに対向し得るようになされている。
以上の構成において、まず、上述した第2の実施の形態と同様にして一枚の型紙から治具本体29と延設部3a,3bとが組み立てられる。
これに加えて位置決め部41においては、位置決め部41に設けられた平行な折曲仮想線を稜線として、段差補正片43を治具本体29から遠ざかる方向(矢印z方向)へほぼ直角に折り曲げる。そして、この状態のまま位置決め部41においては、段差補正片43に連設された位置合わせ片44を治具本体29から遠ざかる方向(矢印x方向)へ折り曲げる。
かくして、図8に示すような平板状の型紙から図7に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具40を組み立てることができる。
次に、このようにして組み立てられた車両用部品取付用孔の位置決め治具40を用いてリアバンパ17に車両用部品取付用孔を穿設する場合について以下説明する。
作業者は、まず上述した第2の実施の形態と同様に、図9に示すように、車両用部品取付用孔の位置決め治具40における係止部8a、8bを、リアバンパ17の底面18及び後面19に当接させることにより、治具本体29の矢印x及びz方向への移動を規制でき、かくして当該リアバンパ17の底面18に対し延設部3a,3bを位置決めできる。
そして、この状態のまま車両用部品取付用孔の位置決め治具40においては、リアバンパ17の底面18に設けられた車体取付部20aの外郭に位置決め部41の位置合わせ片44を当接させる。
このように車両用部品取付用孔の位置決め治具40では、車体取付部20aに締結手段42を取り付けた状態であっても当該車体取付部20aを基準として矢印y方向に対し延設部3a,3bを位置決めでき、その結果、リアアンダースポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14をリアバンパ17の底面18の所定位置に対し正確に位置決めできる。
かくして、この状態で作業者は、延設部3a,3bのケガキ目印14を画鋲で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてリアバンパ17の表面から僅かな孔を開け、これによりリアバンパ17に対してケガキ目印14の位置に対応した孔部を施すことができので、当該孔部を基にドリルによってリアバンパ17に対し車両用部品取付用孔を穿設することができる。
以上の構成によれば、リアアンダースポイラの車両取付用孔の位置と、それを取り付けるリアバンパ17の底面18の形状とに基づいて延設部3a,3bにケガキ目印14を設け、係止部8a,8bにより進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向に延設部3a,3bを位置決するとともに、リアバンパ17に設けられた車体取付部20aの外郭を利用して位置決め部41により延設部3a,3bを車両の幅方向たる矢印y方向に位置決めするようにしたことにより、係止部8a,8b及び位置決め部41を用いてリアバンパ17に位置決めしさえすれば、リアアンダースポイラを取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、ケガキ目印14を基にリアバンパ17に対して正確に示すことができるので、作業者はリアバンパ17の取り外しなどの作業を行うことなくこのケガキ目印14の位置に孔を穿設するだけで最適な位置に車両用部品取付用孔を穿設でき、かくしてリアアンダースポイラを取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる。
(4)第4の実施の形態
図7との対応部分に同一符号を付して示す図11には、リアアンダースポイラを取り付けるための車両用部品取付用孔を車両のリアバンパ17に穿設するときに使用する車両用部品取付用孔の位置決め治具50を示す。なお、この場合、リアバンパ17の全体図及び重複する部分についての説明は省略し、車両用部品取付用孔の位置決め治具50の近傍部分及び第2の実施の形態と相違する構成についてのみ以下説明する。
この車両用部品取付用孔の位置決め治具50は組立式であって、上述した第2の実施の形態とは位置決め部51の構成が相違し、リアバンパ17に設けられた塗装用リブ52を利用して車両用部品取付用孔の位置決め治具50を所定位置に対し正確に位置決めできるようになされている。
ここで、中央面部4には、ほぼT字状の位置決め部51が連設されており、この位置決め部51が複数回所定角度に折り曲げられることにより複数の段部が形成され得るように構成されている。
実際上、この位置決め部51は、一端が中央面部4に連設した帯状の段差補正片53と、この段差補正片の先端に連接した帯状の位置合わせ片54とを有し、この位置合わせ片54の角度を調節することによりリアバンパ17の塗装用リブ52の外郭に当該位置合わせ片54を当接し得るようになされている。
以上の構成において、まず、上述した第2の実施の形態と同様にして一枚の型紙から治具本体29と延設部3a,3bとが組み立てられる。
これに加えて位置決め部51においては、位置決め部51に設けられた平行な折曲仮想線を稜線として、段差補正片53を所定角度で折り返して傾斜を形成した後、この段差補正片53に連設された位置合わせ片54の両側部を治具本体29に近づく方向へ所定角度でそれぞれ折り曲げる。
かくして、平板状の型紙から図11に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具50を組み立てることができる。
次に、このようにして組み立てられた車両用部品取付用孔の位置決め治具50を用いてリアバンパ17に車両用部品取付用孔を穿設する場合について以下説明する。
作業者は、まず上述した第2の実施の形態と同様に、図11に示すように、車両用部品取付用孔の位置決め治具50における係止部8a,8bを、リアバンパ17の底面18及び後面19に当接させることにより、当該リアバンパ17に対し延設部3a,3bを位置決めする。
そして、この状態のまま車両用部品取付用孔の位置決め治具50においては、リアバンパ17の底面18に設けられた塗装用リブ52の外郭に位置決め部51の位置合わせ片54を当接させる。
このように車両用部品取付用孔の位置決め治具50では、塗装用リブ52を基準として延設部3a,3bを矢印y方向に対し正確に位置決めでき、その結果、リアアンダースポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14をリアバンパ17の底面18の所定位置に対し正確に位置決めできる。
なお、この実施の形態の場合、位置合わせ片54の折り曲げ角度を自由に調節できることから、図11に示すような三角形状でなる塗装用リブ52とは異なる形状の台形状でなる塗装用リブ55に対しても位置合わせ片54を当接させることができる。従って、塗装用リブ52,55に対する位置合わせ片54の当接箇所を予め定めておきさえすれば様々な形状の塗装用リブを基準として延設部3a,3bの位置決めを行うことができる。
かくして、この状態で作業者は、延設部3a,3bのケガキ目印14を画鋲で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてリアバンパ17の表面から僅かな孔を開け、これによりリアバンパ17に対してケガキ目印14の位置に対応した孔部を施すことができるので、当該孔部を基にドリルによってリアバンパ17に対し車両用部品取付用孔を穿設することができる。
このようにして、車両用部品取付用孔の位置決め治具50では、リアバンパ17を車体に取り付けた状態のまま、リアバンパ17に対してリアアンダースポイラの車両取付用孔に対応する位置に車両用部品取付用孔を正確に穿設させることができる。
以上の構成によれば、リアアンダースポイラの車両取付用孔の位置と、それを取り付けるリアバンパ17の底面18の形状とに基づいて延設部3a,3bにケガキ目印14を設け、係止部8a,8bにより進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向に延設部3a,3bを位置決するとともに、リアバンパ17に設けられた塗装用リブ52、55の外郭を利用して位置決め部51により延設部3a,3bを車両の幅方向たる矢印y方向に位置決めするようにしたことにより、係止部8a,8b及び位置決め部51を用いてリアバンパ17に位置決めしさえすれば、リアアンダースポイラを取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、ケガキ目印14を基にリアバンパ17に対して正確に示すことができるので、作業者はリアバンパ17の取り外しなどの作業を行うことなくこのケガキ目印14の位置に孔を穿設するだけで最適な位置に車両用部品取付用孔を穿設でき、かくしてリアアンダースポイラを取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる。
(5)第5の実施の形態
図11との対応部分に同一符号を付して示す図12には、リアアンダースポイラを取り付けるための車両用部品取付用孔を車両のリアバンパに穿設するときに使用する車両用部品取付用孔の位置決め治具60を示す。なお、この場合、リアバンパの全体図及び重複する部分についての説明は省略し、上述した第4の実施の形態と相違する構成についてのみ説明する。
この車両用部品取付用孔の位置決め治具60は、組立式であって、全体が厚みを有した硬質の紙材で形成されており、ほぼ中央部に配置された治具本体61と、治具本体61から矢印x及びz方向と直交する矢印y方向に延びた帯状の延設部3a,3bとによって構成されているが、上述した第4の実施の形態とは治具本体61及び係止部62a,62bの構成が異なるものである。
すなわち、この治具本体61は、ほぼ長方形状でなる中央面部4と、この中央面部4に連設し内側へほぼ直角に折り曲げられて対向する側面部63a,63bと、一端が一方の側面部63aに連設し中央面部4と対向する位置で側面部63a,63b間に配置される第1の間隔保持部28とで構成されている。
第1の間隔保持部28は、嵌合片33を切込み34に挟み込ませることにより、側面部63a,63bが中央面部4に対し直角以上に展開されることを防止し得るようになされている。また、このとき第1の間隔保持部28は、側面部63a,63b間に配置されることにより、側面部63a,63bが中央面部4に対し直角以下に折り曲げられることを防止し得るようになされている。これにより側面部63a,63bは、中央面部4と1つの第1の間隔保持部28のみにより互いに平行状態のまま一定間隔に保持できるようになされている。
側面部63a,63bは、ほぼ長方形状でなり、長手方向の辺に延設部3a,3bが設けられている。
かかる構成に加えて側面部63a,63bには、中央面部4が連設した短辺から角部を介し延設部3a,3bが連設した長辺に亘って、リアバンパの底面の形状に沿うように形成されたほぼL字状の係止部62a,62bを有する。
以上の構成において、一枚の型紙から、以下の手順によって図12に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具60が組み立てられる。
まず、中央面部4と側面部63a,63bとの連設部分の折曲仮想線を稜線として、側面部63a,63bを同一方向にそれぞれほぼ直角に折り曲げることによって当該側面部63a,63bを互いに対向させる。
次いで、この状態のまま、側面部63aと第1の間隔保持部28との連設部分の平行な折曲仮想線を稜線として、第1の間隔保持部28を内側に折り曲げた後、嵌合片33を他方の側面部63bの切込み34に挟み込む。これにより、第1の間隔保持部28及びこれに対向した中央面部4によって側面部63a,63bが互いに平行状態に安定的に保持され一定強度を備えた治具本体61を形成できる。なお、この状態のとき、延設部3a,3bは中央面部4の長手方向と同一方向である矢印z方向に延びるように配置される。
次いで、側面部63a,63bと延設部3a,3bとの連設部分に設けられた平行な折曲仮想線を稜線として、矢印z方向に延びた延設部3a,3bを外方へそれぞれほぼ直角に折り曲げることによって、当該延設部3a,3bをそれぞれ矢印y方向と同一方向に延びるように配置させる。因みに位置決め部51については、上述した第4の実施の形態と同様にして組み立てられる。
かくして、平板状の型紙から図12に示すような車両用部品取付用孔の位置決め治具60を組み立てることができる。
次に、このようにして組み立てられた車両用部品取付用孔の位置決め治具60を用いてリアバンパに車両用部品取付用孔を穿設する場合について以下説明する。
作業者は、図13(A)に示すように、車両用部品取付用孔の位置決め治具60における係止部62a,62bをリアバンパ17の底面18に設けられた湾曲部に沿って当接させることにより、進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向への移動を規制でき、かくして当該リアバンパ17の底面18に対し延設部3a,3bを位置決めできる。
ここで、側面部63a,63bがリアバンパ17の底面18にのみ当接し位置決めするように形成されていることにより、図13(B)に示すように、リアバンパ17の底面18が上方へ上がり底面18と後面19との間の角度や湾曲形状が変形した場合(図中の破線で示す)であっても、図13(A)に示すように、当該リアバンパ17の底面18に係止部62a,62bを確実に当接させることができ、かくしてリアバンパ17に対して矢印x及びz方向に治具本体61を安定的に、かつ確実に位置決めできる。
そして、この状態のまま車両用部品取付用孔の位置決め治具60においては、リアバンパ17の底面18に設けられた塗装用リブ52の外郭に位置決め部51の位置合わせ片54を当接させて位置決めするようにしたことにより、塗装用リブ52を基準として延設部3a,3bを正確に位置決めでき、その結果、リアアンダースポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14をリアバンパ17の底面18の所定位置に対し正確に位置決めできる。
かくして、この状態で作業者は、延設部3a,3bのケガキ目印14を画鋲で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてリアバンパ17の表面から僅かな孔を開け、これによりリアバンパ17に対してケガキ目印14の位置に対応した孔部を施すことができるので、当該孔部を基にドリルによってリアバンパ17に対し車両用部品取付用孔を穿設することができる。
このようにして、車両用部品取付用孔の位置決め治具60では、リアバンパ17を車体に取り付けた状態のまま、リアバンパ17に対してリアアンダースポイラの車両取付用孔に対応する位置に車両用部品取付用孔を正確に穿設させることができる。かくして上述した第4の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した実施の形態においては、車両用部品取付用孔の位置決め治具60として上述した第4の実施の形態におけるほぼT字状の位置決め部51を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図9及び図12図との対応部分に同一符号を付して示す図14のように、車両用部品取付用孔の位置決め治具70として上述した第3の実施の形態と同一形状でなる位置決め部41を用いるようにしても良い。
(6)第6の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図15には、車両用部品としてリアスポイラ(図示せず)を取り付けるための車両用部品取付用孔を車両のトランクリッド71に穿設するときに使用する車両用部品取付用孔の位置決め治具72を示す。この車両用部品取付用孔の位置決め治具72は、組立式であって、全体が厚みを有した硬質の紙材で形成されており、ほぼ中央部に配置された治具本体75と、治具本体75から車両の進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向と直交する幅方向たる矢印y方向に延びた帯状の延設部3a,3bとによって構成されている。なお、この場合、車両用部品取付用孔の位置決め治具72においては、上述した第1の実施の形態とは治具本体75における係止部8a,8bがトランクリッド71の後面73及び上面74に当接して係止し得るように構成されており、平板状の型紙からの組立方法については同一であるためその説明については以下省略する。
すなわち、治具本体75は、ほぼ長方形状でなる中央面部4と、この中央面部4に連設し内側へほぼ直角に折り曲げられて対向する側面部5a、5bと、中央面部4の一端に連設し内側へ折り曲げられて側面部5a、5b間に配置される第1の間隔保持部6と、中央面部4の他端に連設し内側へ折り曲げられて側面部5a、5b間に配置される第2の間隔保持部7とで構成されており、側面部5a、5bの係止部8a,8bは、トランクリッド71の後面73から上面74までの形状と同一形状になるようにほぼ湾曲状に形成されている。
一方、延設部3a,3bは、軽量でかつ一定の強度を有し、帯状で根元が治具本体75の側面部5a、5bにそれぞれ一体成形されており、当該側面部5a、5bの連設部分から折り曲げられることにより平面部13a、13bを水平状態としたまま進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向と直交する幅方向たる矢印y方向へ延長し得る。かかる構成に加えて延設部3a,3bには、その先端にそれぞれ折曲可能な位置決め部としての係止片76a,76bが設けられている。
ここで、この実施の形態の場合、組立後の治具本体75を挟んで矢印y方向へ折り曲げた延設部3a,3bの長手方向の長さ寸法は、トランクリッド71における幅寸法(矢印y方向における寸法)の約半分よりも短くなるように選定されている。
また、この延設部3a,3bには、リアスポイラの車両取付用孔の位置に対応させて予め両平面部13a,13bにそれぞれ孔開け用のケガキ目印14が設けられており、画鋲などのケガキ形成工具を打付ける際の目安になるようになされている。
以上の構成において、第1の実施の形態と同様にして一枚の型紙から組み立てられた車両用部品取付用孔の位置決め治具72を用いてトランクリッド71に車両用部品取付用孔を穿設する場合について以下説明する。
作業者は、図15に示すように、車両用部品取付用孔の位置決め治具72における係止部8a,8bをトランクリッド71の後面73及び上面74に当接させることにより、車両の進行方向たる矢印x方向及び進行方向に直交する車両の高さ方向たる矢印z方向への移動を規制でき、かくして当該トランクリッド71の上面74に対し延設部3a,3bを位置決めできる。
ここで、この実施の形態の場合、係止部8a,8bがトランクリッド71における後面73から上面74までの形状に合わせて矢印x及びz方向に延びる湾曲状に形成されていることにより、トランクリッド71の後面73及び上面74に沿って治具本体75全体を密着させて当接させることができ、かくしてトランクリッド71に対して矢印x及びz方向に治具本体75を一段と安定的に、かつ確実に位置決めできる。
また、このとき延設部3a,3bの平面部13a,13bが水平状態のまま係止部8a,8bから矢印y方向に沿って延びるように形成されていることから、トランクリッド71の上面74に対して当該延設部3a,3bの平面部13a、13bを密着させて確実に当接できる。
次いで作業者は、延設部3a,3bの先端に設けられた一方の係止片76aのみを折り返してトランクリッド71の一方側の側端部77に係止させることにより、治具本体75及び延設部3a,3bの矢印y方向の移動を規制でき、かくして、トランクリッド71の一方側の側端部77を基準に治具本体75をトランクリッド71に位置決めできる。
このように、車両用部品取付用孔の位置決め治具72では、トランクリッド71の後面73及び上面74に係止部8a,8bを係止させるとともに、トランクリッド71の一方の側端部77に係止片76aを係止させることにより、治具本体75の矢印x、y及びz方向(すなわち車両の進行方向、幅方向及び高さ方向)への位置ずれを確実に防止でき、かくして、リアスポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14をトランクリッド71の上面74の所定位置に対し正確に、かつ安定的に位置決めできる。
このとき作業者は、立体的に形成された治具本体75を把持手段として持つことでトランクリッド71の上面74に治具本体75を当接させながら治具本体75を容易に移動させることができるので、トランクリッド71の一方の側端部77に一方の延設部3aの係止片76aを容易に位置決めできる。
かくして、この状態で作業者は、延設部3a,3bのケガキ目印14を画鋲で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてトランクリッド71の表面から僅かな孔を開け、これによりトランクリッド71の一方側の領域に対してケガキ目印14の位置に対応した孔部を施すことができる。
その後、作業者は、トランクリッド71の一方側の領域に孔部を施し終えると、車両用部品取付用孔の位置決め治具72をトランクリッド71の他方側の領域へ移動させるとともに、他方の係止片76bを折り返し、トランクリッド71の他方の側端部78に他方の係止片76bを係止させ、これによりトランクリッド71の他方側に対して車両用部品取付用孔の位置決め治具72を位置決めする。
かくして、この状態で作業者は、延設部3a,3bのケガキ目印14を画鋲で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてトランクリッド71の表面から僅かな孔を開け、これによりトランクリッド71の他方側の領域に対してケガキ目印14の位置に対応した孔部を施すことができる。
このように、車両用部品取付用孔の位置決め治具72では、延設部3a,3bの長手方向の寸法がトランクリッド71の幅寸法の約半分よりも短いものの、トランクリッド71の幅方向(矢印y方向)全体に亘って確実に孔部を施すことができる。
かくして、作業者は、トランクリッド71に対してドリルによって孔部を基に車両用部品取付用孔を穿設することができる。このようにして、車両用部品取付用孔の位置決め治具72では、従来のようなトランクリッド71に対するリアスポイラの仮止めなどの作業を行うことなく、トランクリッド71に対してリアスポイラの車両取付用孔に対応する車両用部品取付用孔を正確に穿設させることができる。
従って、リアバンパ17に穿設した車両用部品取付用孔とリアスポイラの車両取付用孔とにクリップナットなどを介してボルトを挿通し、このボルトの先端にナットを螺着させることにより取付予定位置たるトランクリッド71の上面74に車両外装部品たるリアスポイラを取り付けることができる。
以上の構成によれば、リアスポイラの車両取付用孔の位置と、それを取り付けるトランクリッドの上面の形状とに基づいて延設部3a,3bにケガキ目印14を設け、係止部8a,8bにより進行方向たる矢印x方向及び高さ方向たる矢印z方向に延設部3a,3bを位置決するとともに、トランクリッドの側端部を利用して係止片76a、76bにより車両の幅方向たる矢印y方向に延設部3a,3bを位置決めするようにしたことにより、係止部8a,8b及び係止片76a、76bを用いてトランクリッド71に位置決めしさえすれば、リアスポイラを取り付ける際に必要となる車両用部品取付用孔の穿設位置を、ケガキ目印14を基にトランクリッド71に対して正確に示すことができるので、作業者はリアスポイラの仮止めなどの作業を行うことなくこのケガキ目印14の位置に孔を穿設するだけで最適な位置に車両用部品取付用孔を穿設でき、かくしてリアスポイラを取り付ける際の作業負担を格段的に軽減できるとともに、取付作業の作業時間を大幅に短縮化できる。
また、車両用部品取付用孔の位置決め治具72では、不使用時には平坦な板状にできることから収納スペースを小さくできるので、リアスポイラとともに容易に梱包でき、かくしてリアスポイラとともに流通させることができる。
(7)第7の実施の形態
図15との対応部分に同一符号を付して示す図16には、リアスポイラを取り付けるための車両用部品取付用孔を車両のトランクリッド71に穿設するときに使用する車両用部品取付用孔の位置決め治具80を示す。この車両用部品取付用孔の位置決め治具80は、上述した第6の実施の形態とは治具本体81の寸法が異なるとともに、延設部3a,3bの長手方向の長さ寸法が異なるもので、治具本体81をトランクリッド71のほぼ中央付近に位置決めすることにより、当該トランクリッド71の幅方向(矢印y方向)全体に亘って延設部3a,3bを位置決めできるように構成されている。なお、車両用部品取付用孔の位置決め治具80の組立方法及び治具本体81の構成については、上述した第1及び第6の実施の形態と同じであるためその説明についは以下省略する。
すなわち、車両用部品取付用孔の位置決め治具80では、組立式であって、全体が厚みを有した硬質の紙材で形成されており、治具本体81から矢印x及びz方向と直交する矢印y方向に延びた帯状の延設部3a,3bとによって構成されている。
ここで延設部3a,3bは、軽量でかつ一定の強度を有し、帯状で根元が治具本体81の側面部5a,5bに一体成形されており、当該側面部5a,5bの連設部分から折り曲げられることにより平面部13a,13bを水平状態としたまま矢印y方向へ延長し得る。かかる構成に加えて延設部3a,3bには、その先端にそれぞれ折曲可能な係止片76a,76bが設けられている。
ここで、この実施の形態の場合、組立後の治具本体81を挟んで矢印y方向へ折り曲げた延設部3a,3bの長手方向の長さ寸法は、トランクリッド71の幅寸法(矢印y方向の寸法)とほぼ同一になるように選定されている。
また、この延設部3a,3bには、リアスポイラの車両取付用孔の位置に対応させて予め両平面部13a,13bにそれぞれ孔開け用のケガキ目印14が複数個づつ設けられており、画鋲などのケガキ形成工具を打付ける際の目安になるようになされている。
以上の構成において、第1の実施の形態と同様にして一枚の型紙から組み立てられた車両用部品取付用孔の位置決め治具80を用いてトランクリッドに車両用部品取付用孔を穿設する場合について以下説明する。
作業者は、図16に示すように、車両用部品取付用孔の位置決め治具80における係止部8a,8bをトランクリッド71の後面73及び上面74に当接させることにより、車両の進行方向たる矢印x方向及び進行方向と直交する車両の高さ方向たる矢印z方向への移動を規制でき、かくして当該トランクリッド71の上面74に対して延設部3a,3bを位置決めできる。
また、このとき作業者は、治具本体81をトランクリッド71の中央付近に位置決めすることにより、延設部3a,3bの先端にそれぞれ設けられた係止片76a,76bをトランクリッド71の両側端部77,78に同時に係止させることにでき、かくして、治具本体81及び延設部3a,3bの矢印y方向の移動を規制でき、かくして、トランクリッド71の両側端部77、78を基準に延設部3a,3bをトランクリッド71に一段と確実に、かつ安定的に位置決めできる。
このように、車両用部品取付用孔の位置決め治具80では、トランクリッド71の後面73及び上面74に係止部8a,8bを係止させるとともに、トランクリッド71の両側端部77,78にそれぞれ係止片76a,76bを同時に係止させることにより、治具本体81の矢印x、y及びz方向(すなわち車両の進行方向、幅方向及び高さ方向)への位置ずれを一段と確実に防止でき、かくして、リアスポイラの車両取付用孔に対応するケガキ目印14をトランクリッド71の上面74の所定位置に対し正確に、かつ安定的に位置決めできる。
かくして、この状態で作業者は、延設部延設部3a,3bのケガキ目印14を画鋲で突き刺すことにより、当該ケガキ目印14の位置においてトランクリッド71の表面から僅かな孔を開け、これによりトランクリッド71に対してケガキ目印14の位置に対応した位置に孔部を施すことができる。
このように作業者は、車両用部品取付用孔の位置決め治具80を移動させることなくケガキ目印14を基に一度に全ての孔部をトランクリッド71に施すことができ、上述した第6の実施の形態に比して作業負担を軽減できる。
そして、作業者は、ドリルによって孔部を基にトランクリッド71に対して車両用部品取付用孔を穿設することができる。このようにして、車両用部品取付用孔の位置決め治具80では、従来のようなトランクリッド71に対するリアスポイラの仮止めなどの作業を行うことなく、トランクリッド71に対しリアスポイラの車両取付用孔に対応する位置に車両用部品取付用孔を正確に穿設させることができる。かくして上述した第6の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(8)他の実施の形態
なお、上述した第1乃至第7の実施の形態においては、車両用部品取付用孔の位置決め治具1、25、40、50、60、70、72及び80を平面状の紙材を用いて形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、車両用部品取付用孔の位置決め治具を平面状で折り返し可能なプラスチック部材など種々の部材を用いて形成するようにしても良い。
また、上述した第1乃至第5の実施の形態においては、車両用部品取付用孔の位置決め治具1、25、40、50、60及び70をリアバンパ17にリアアンダースポイラを取り付ける際に用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、車両用部品取付用孔の位置決め治具1、25、40、50、60及び70をフロントバンパにフロントアンダースポイラを取り付ける際に用いるようにしても良い。
さらに、上述した第1乃至第7の実施の形態においては、係止部が規定した治具本体から車両用部品の取付予定位置側へ延長して形成された延設部として、リアバンパ17の底面18やトランクリッド71の上面74にそれぞれ密着して取付予定位置のみに沿うように形成された延設部3a,3bを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は係止部が規定した治具本体から車両用部品の取付予定位置側へ延長するように延設部が形成されていれば良く、リアバンパ17の底面18やトランクリッド71の上面74との間に隙間を有するように形成された延設部や、取付予定位置の他に他の部分にも沿うように形成された延設部などの種々の形状の延設部を適用するようにしても良い。
また、本発明は上記第1乃至第7の実施の形態に限定されるものではなく、第1の実施の形態において治具本体2の構成を、第2の実施の形態における治具本体29の構成と同様するなど本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
第1の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 第2の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す展開図である。 第1及び第2の間隔保持面部における嵌合片が切込みに挟み込まれたときの様子を示す側面図である。 車両用部品取付用孔の位置決め治具がリアバンパに位置決めされたときの様子を示す斜視図である。 係止部によってリアバンパに延設部を位置決めされたときの様子を示す側面図である。 リアバンパの底面に孔部が施されたときの様子を示す斜視図である。 第2の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 第2の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す展開図である。 第3の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 第3の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す展開図である。 第4の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 第5の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 係止部によってリアバンパに延設部を位置決めしたときの説明に供する側面図である。 他の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 第6の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 第7の実施の形態における車両用部品取付用孔の位置決め治具の全体構成を示す斜視図である。 トランクリッドに従来の型紙が位置決めされたときの様子を示す斜視図である。
符号の説明
1、25、40、50、60、70、72、80 車両用部品取付用孔の位置決め治具
2、29、75、81 治具本体
8a,8b 係止部
14 ケガキ目印(穿設目印)
15a,15b、26、41、51 位置決め部
76a、76b 係止片(位置決め部、第2の係止部)

Claims (4)

  1. 車両用部品を車両に取り付けるための車両用部品取付用孔の位置決め治具であって、前記車両に対して治具本体を規定する係止部と、前記係止部が規定した前記治具本体から前記車両用部品の取付予定位置側へ延長して形成され、前記車両用部品取付用孔の穿設目印が設けられた延設部と、前記延設部を前記車両に対して位置決めする位置決め部とを備えることを特徴とする車両用部品取付用孔の位置決め治具。
  2. 前記係止部は前記車両の高さ方向に対して前記治具本体を規定し、前記延設部は前記係止部が規定した前記高さ方向に対して略直行方向に延長して形成することを特徴とする請求項1記載の車両用部品取付用孔の位置決め治具。
  3. 前記延設部には、前記車両に対して前記延設部の位置を規定する第2の係止部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用部品取付用孔の位置決め治具。
  4. 前記車両用部品取付用孔の位置決め治具は、板状部材を組み立てることにより形成されることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の車両用部品取付用孔の位置決め治具。

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