JPH0735115A - 車両用部品取付クリップ - Google Patents
車両用部品取付クリップInfo
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- JPH0735115A JPH0735115A JP5179376A JP17937693A JPH0735115A JP H0735115 A JPH0735115 A JP H0735115A JP 5179376 A JP5179376 A JP 5179376A JP 17937693 A JP17937693 A JP 17937693A JP H0735115 A JPH0735115 A JP H0735115A
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- Japan
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- vehicle
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- opening
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- 230000014509 gene expression Effects 0.000 abstract 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用部品取付クリップを互いに絡み難くす
る。 【構成】 車両用部品取付クリップ10は、断面U字状
の基部16とこの基部16の両端から各々延長され基部
16の間隔よりも広い間隔とされた一対の抜け止め片1
2とを備えている。抜止め片12の先端にはフランジ1
8が形成されており、抜止め片12の中央部には係止片
20が切り起こしで形成されている。この係止片20の
先端部には、基部16の内側に向けて折り返された爪2
2が形成されている。また、この内装部品取付クリップ
10では、フランジ18の最大長A、フランジ18の最
大幅B、切り起こしにより形成された開口21の最大幅
C、切り起こしにより形成された開口21の最大直線長
F、基部16の最大開口幅Eが、それぞれA>C、B>
F、A>Eとなるように設定してある。
る。 【構成】 車両用部品取付クリップ10は、断面U字状
の基部16とこの基部16の両端から各々延長され基部
16の間隔よりも広い間隔とされた一対の抜け止め片1
2とを備えている。抜止め片12の先端にはフランジ1
8が形成されており、抜止め片12の中央部には係止片
20が切り起こしで形成されている。この係止片20の
先端部には、基部16の内側に向けて折り返された爪2
2が形成されている。また、この内装部品取付クリップ
10では、フランジ18の最大長A、フランジ18の最
大幅B、切り起こしにより形成された開口21の最大幅
C、切り起こしにより形成された開口21の最大直線長
F、基部16の最大開口幅Eが、それぞれA>C、B>
F、A>Eとなるように設定してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両のイン
ストルメントパネル等の車両側部品に計器等の部品を取
付ける際に使用される車両用部品取付クリップに関す
る。
ストルメントパネル等の車両側部品に計器等の部品を取
付ける際に使用される車両用部品取付クリップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等の車両のインスト
ルメントパネル等の車両側部品に計器等の部品を取付け
る際には、車両用部品取付クリップが使用されており、
その一例が実開平2−76211号に示されている。
ルメントパネル等の車両側部品に計器等の部品を取付け
る際には、車両用部品取付クリップが使用されており、
その一例が実開平2−76211号に示されている。
【0003】図4に示される如く、この車両用部品取付
クリップ70では、U字状に折り曲げた弾性板材の両端
部を拡開変形させて抜止め片72としている。
クリップ70では、U字状に折り曲げた弾性板材の両端
部を拡開変形させて抜止め片72としている。
【0004】また、この車両用部品取付クリップ70で
は、抜止め片72の一部を切り起こして、基部側に向け
て折り返された爪82を先端に有する係止片84が形成
されており、この係止片84の爪82は、部品76の取
付用突起76Aが基部74の底に当接する位置まで挿入
されたときに、部品76の取付用突起76Aに形成され
た横穴88に係止されるようになっている。
は、抜止め片72の一部を切り起こして、基部側に向け
て折り返された爪82を先端に有する係止片84が形成
されており、この係止片84の爪82は、部品76の取
付用突起76Aが基部74の底に当接する位置まで挿入
されたときに、部品76の取付用突起76Aに形成され
た横穴88に係止されるようになっている。
【0005】図5に示される如く、この車両用部品取付
クリップ70では、基部74に、部品76の取付用突起
76Aを挿入して部品76へ取り付け、この状態で、取
付用突起76Aと共に車両用部品取付クリップ70をイ
ンストルメントパネル78に形成された、取付用穴80
に挿入し、抜止め片72を取付用穴80の縁部80Aに
係止させることにより、クリップ70を介して部品76
をインストルメントパネル78に取付けるようになって
いる。
クリップ70では、基部74に、部品76の取付用突起
76Aを挿入して部品76へ取り付け、この状態で、取
付用突起76Aと共に車両用部品取付クリップ70をイ
ンストルメントパネル78に形成された、取付用穴80
に挿入し、抜止め片72を取付用穴80の縁部80Aに
係止させることにより、クリップ70を介して部品76
をインストルメントパネル78に取付けるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用部品取付クリップ70では、クリップ70の生産工
程、組付工程等で、図6に示される如く、クリップ70
の抜止め片72の切り起こしによる開口70Aに、他の
クリップ70の抜止め片72が入り込んだり、図7に示
される如く、クリップ70の基部74に、他のクリップ
70の抜止め片72が入り込んだりして、クリップ70
が互いに絡み易い。
両用部品取付クリップ70では、クリップ70の生産工
程、組付工程等で、図6に示される如く、クリップ70
の抜止め片72の切り起こしによる開口70Aに、他の
クリップ70の抜止め片72が入り込んだり、図7に示
される如く、クリップ70の基部74に、他のクリップ
70の抜止め片72が入り込んだりして、クリップ70
が互いに絡み易い。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、互いに絡み難い車両用部品取付クリップを得ること
が目的である。
で、互いに絡み難い車両用部品取付クリップを得ること
が目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用部品
取付クリップは、車両用部品の取付用突起が挿入可能と
された断面U字状の基部と、この基部の両端から各々延
長され前記基部の間隔よりも広い間隔とされた一対の抜
け止め片と、この抜け止め片に切り起こしで形成され基
部へ先端が挿入された部品の取付用突起の横穴に係合可
能とされた係止片と、前記一対の抜け止め片の先端部に
各々設けられ互いに離反する方向に向いたフランジと、
を備え、前記フランジの最大長A、前記フランジの最大
幅B、前記切り起こしにより形成された開口の最大幅
C、前記切り起こしにより形成された開口の最大直線長
さF、前記基部の最大開口幅Eを、それぞれA>C、B
>F、A>Eとしたことを特徴としている。
取付クリップは、車両用部品の取付用突起が挿入可能と
された断面U字状の基部と、この基部の両端から各々延
長され前記基部の間隔よりも広い間隔とされた一対の抜
け止め片と、この抜け止め片に切り起こしで形成され基
部へ先端が挿入された部品の取付用突起の横穴に係合可
能とされた係止片と、前記一対の抜け止め片の先端部に
各々設けられ互いに離反する方向に向いたフランジと、
を備え、前記フランジの最大長A、前記フランジの最大
幅B、前記切り起こしにより形成された開口の最大幅
C、前記切り起こしにより形成された開口の最大直線長
さF、前記基部の最大開口幅Eを、それぞれA>C、B
>F、A>Eとしたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の車両用部品取付クリップでは、車両用
部品取付クリップの基部に、部品の取付用突起を挿入す
ると、部品の取付用突起に形成された横穴に係止片が係
合し、部品の取付用突起に車両用部品取付クリップが取
り付く。この状態で、車両用部品取付クリップと部品の
取付用突起とを車両側部品の取付用穴に挿入すると、抜
け止め片が車両側部品の取付用穴の縁部に係合するた
め、車両用部品取付クリップを介して部品を車両側部品
に取付けることができる。
部品取付クリップの基部に、部品の取付用突起を挿入す
ると、部品の取付用突起に形成された横穴に係止片が係
合し、部品の取付用突起に車両用部品取付クリップが取
り付く。この状態で、車両用部品取付クリップと部品の
取付用突起とを車両側部品の取付用穴に挿入すると、抜
け止め片が車両側部品の取付用穴の縁部に係合するた
め、車両用部品取付クリップを介して部品を車両側部品
に取付けることができる。
【0010】ここで、本発明の車両用部品取付クリップ
では、フランジの最大長A、フランジの最大幅B、切り
起こしにより形成された開口の最大幅C、切り起こしに
より形成された開口の最大直線長F、基部の最大開口幅
Eを、それぞれA>C、B>F、A>Eとした。
では、フランジの最大長A、フランジの最大幅B、切り
起こしにより形成された開口の最大幅C、切り起こしに
より形成された開口の最大直線長F、基部の最大開口幅
Eを、それぞれA>C、B>F、A>Eとした。
【0011】即ち、車両用部品取付クリップの抜け止め
片の先端部にフランジを設け、このフランジの大きさ
を、フランジが、切り起こしにより形成された開口、及
び基部の開口に、どの方向からも侵入し難いように設定
した。この結果、切り起こしにより形成された開口に、
他の車両用部品取付クリップの抜け止め片が入り込み難
く、また、基部に、他の車両用部品取付クリップの抜け
止め片が入り込み難い。このため、車両用部品取付クリ
ップが互いに絡み難く、生産工程、組付工程等で、絡ん
だ車両用部品取付クリップをばらす作業が著しく少なく
なり作業効率が向上する。
片の先端部にフランジを設け、このフランジの大きさ
を、フランジが、切り起こしにより形成された開口、及
び基部の開口に、どの方向からも侵入し難いように設定
した。この結果、切り起こしにより形成された開口に、
他の車両用部品取付クリップの抜け止め片が入り込み難
く、また、基部に、他の車両用部品取付クリップの抜け
止め片が入り込み難い。このため、車両用部品取付クリ
ップが互いに絡み難く、生産工程、組付工程等で、絡ん
だ車両用部品取付クリップをばらす作業が著しく少なく
なり作業効率が向上する。
【0012】
【実施例】本発明の車両用部品取付クリップの一実施例
について図1〜図3に従って説明する。
について図1〜図3に従って説明する。
【0013】図1に示される如く、車両用部品取付クリ
ップ10は、長板状の弾性板材から成り、断面U字状の
基部16と、この基部16の両端から各々延長され基部
16の間隔よりも広い間隔とされた一対の抜け止め片1
2とを備えており、一対の抜け止め片12は断面ハ字状
に拡開変形されている。また、一対の抜止め片12の先
端部は、一対の抜止め片12を互いに除々に接近する方
向へ屈曲させた傾斜面14とされており、図2に示され
る如く、車両用部品取付クリップ10をインストルメン
トパネル等の車両側部品24の取付用穴25に挿入した
場合に、この傾斜面14が、取付用穴25の縁部25A
に係合するようになっている。
ップ10は、長板状の弾性板材から成り、断面U字状の
基部16と、この基部16の両端から各々延長され基部
16の間隔よりも広い間隔とされた一対の抜け止め片1
2とを備えており、一対の抜け止め片12は断面ハ字状
に拡開変形されている。また、一対の抜止め片12の先
端部は、一対の抜止め片12を互いに除々に接近する方
向へ屈曲させた傾斜面14とされており、図2に示され
る如く、車両用部品取付クリップ10をインストルメン
トパネル等の車両側部品24の取付用穴25に挿入した
場合に、この傾斜面14が、取付用穴25の縁部25A
に係合するようになっている。
【0014】一対の傾斜面14の先端部には、それぞれ
互いに離間する方向へ、基部16への挿入方向(図1の
矢印Y方向)に対して略直角に折曲した矩形状のフラン
ジ18が形成されている。なお、フランジ18は角部1
8AがR形状に面取りされている。
互いに離間する方向へ、基部16への挿入方向(図1の
矢印Y方向)に対して略直角に折曲した矩形状のフラン
ジ18が形成されている。なお、フランジ18は角部1
8AがR形状に面取りされている。
【0015】一方の抜止め片12の幅方向(図1の矢印
W方向)の中央部には、抜止め片12の長さ方向(図1
の矢印V方向)に沿って係止片20が、基部16側を連
結部とした切り起こしで形成されている。この係止片2
0の先端部には、基部16の内側方向に向けて斜めに折
り返された爪22が形成されている。
W方向)の中央部には、抜止め片12の長さ方向(図1
の矢印V方向)に沿って係止片20が、基部16側を連
結部とした切り起こしで形成されている。この係止片2
0の先端部には、基部16の内側方向に向けて斜めに折
り返された爪22が形成されている。
【0016】図3に示される如く、計器等の部品26の
底部26Aには、断面U字状の取付用突起28が立設さ
れており、図2に示される如く、この取付用突起28が
車両用部品取付クリップ10の基部16のU字状内に侵
入するようになっている。また、取付用突起28には、
矩形状の横穴30が穿設されており、部品26の取付用
突起28が、車両用部品取付クリップ10の基部16の
底16Aに当接する位置まで挿入されたときに、部品2
6の取付用突起28に形成された横穴30に係止片20
の爪22が係合するようになっている。
底部26Aには、断面U字状の取付用突起28が立設さ
れており、図2に示される如く、この取付用突起28が
車両用部品取付クリップ10の基部16のU字状内に侵
入するようになっている。また、取付用突起28には、
矩形状の横穴30が穿設されており、部品26の取付用
突起28が、車両用部品取付クリップ10の基部16の
底16Aに当接する位置まで挿入されたときに、部品2
6の取付用突起28に形成された横穴30に係止片20
の爪22が係合するようになっている。
【0017】さらに、図1に示される如く、本実施例の
車両用部品取付クリップ10では、フランジ18の最大
長A、フランジ18の最大幅B、切り起こしにより形成
された矩形状の開口21の最大幅C、切り起こしにより
形成された開口21の最大直線長F、基部16の最大開
口幅E、それぞれA>C、B>F、A>Eとなるように
設定してある。
車両用部品取付クリップ10では、フランジ18の最大
長A、フランジ18の最大幅B、切り起こしにより形成
された矩形状の開口21の最大幅C、切り起こしにより
形成された開口21の最大直線長F、基部16の最大開
口幅E、それぞれA>C、B>F、A>Eとなるように
設定してある。
【0018】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
の車両内装部品取付クリップ10では、基部16内に、
部品26の取付用突起28を挿入し、部品26の取付用
突起28が基部16の底16Aに当接する位置まで挿入
すると、部品26の取付用突起28に形成された横穴3
0に、車両用部品取付クリップ10の係止片20の爪2
2が係合し、部品26の取付用突起28に車両用部品取
付クリップ10が取り付く。
の車両内装部品取付クリップ10では、基部16内に、
部品26の取付用突起28を挿入し、部品26の取付用
突起28が基部16の底16Aに当接する位置まで挿入
すると、部品26の取付用突起28に形成された横穴3
0に、車両用部品取付クリップ10の係止片20の爪2
2が係合し、部品26の取付用突起28に車両用部品取
付クリップ10が取り付く。
【0019】この状態で、車両用部品取付クリップ10
をインストルメントパネル等の車両側部品24の取付用
穴25に挿入すると、抜け止め片12の傾斜面14が車
両側部品24の取付用穴25の縁部25Aに係合するた
め、車両用部品取付クリップ10を介して部品26を車
両側部品24に取付けることができる。
をインストルメントパネル等の車両側部品24の取付用
穴25に挿入すると、抜け止め片12の傾斜面14が車
両側部品24の取付用穴25の縁部25Aに係合するた
め、車両用部品取付クリップ10を介して部品26を車
両側部品24に取付けることができる。
【0020】ここで、本実施例の車両用部品取付クリッ
プ10では、フランジ18の最大長A、フランジ18の
最大幅B、切り起こしにより形成された開口21の最大
幅C、切り起こしにより形成された開口21の最大直線
長F、基部16の最大開口幅E、それぞれA>C、B>
F、A>Eを、それぞれA>C、B>F、A>Eとなる
ように設定した。
プ10では、フランジ18の最大長A、フランジ18の
最大幅B、切り起こしにより形成された開口21の最大
幅C、切り起こしにより形成された開口21の最大直線
長F、基部16の最大開口幅E、それぞれA>C、B>
F、A>Eを、それぞれA>C、B>F、A>Eとなる
ように設定した。
【0021】即ち、車両用部品取付クリップ10の抜け
止め片12の先端部にフランジ18を設け、このフラン
ジ18の大きさを、フランジ18が、切り起こしにより
形成された開口21、及び基部16の開口に、どの方向
からも侵入し難いように設定した。この結果、切り起こ
しにより形成された開口21に、他の車両用部品取付ク
リップ10の抜け止め片12が入り込み難く。また、基
部16に、他の車両用部品取付クリップ10の抜け止め
片12が入り込み難い。
止め片12の先端部にフランジ18を設け、このフラン
ジ18の大きさを、フランジ18が、切り起こしにより
形成された開口21、及び基部16の開口に、どの方向
からも侵入し難いように設定した。この結果、切り起こ
しにより形成された開口21に、他の車両用部品取付ク
リップ10の抜け止め片12が入り込み難く。また、基
部16に、他の車両用部品取付クリップ10の抜け止め
片12が入り込み難い。
【0022】このため、車両用部品取付クリップ10が
互いに絡み難く、生産工程、組付工程等で、絡んだ車両
用部品取付クリップ10をばらす作業が著しく少なくな
り作業効率が向上する。
互いに絡み難く、生産工程、組付工程等で、絡んだ車両
用部品取付クリップ10をばらす作業が著しく少なくな
り作業効率が向上する。
【0023】なお、本実施例では、一方の抜止め片12
にのみ係止片20を形成したが、これに代えて、図1に
想像線で示す様に、他方の抜止め片12にも係止片20
を形成しても良い。
にのみ係止片20を形成したが、これに代えて、図1に
想像線で示す様に、他方の抜止め片12にも係止片20
を形成しても良い。
【0024】また、本実施例では、フランジ18を矩形
状とし、傾斜面14の先端部を基部16への挿入方向に
対して略直角に折曲したが、フランジ18の形状、折曲
げ角θ(図2参照)はこれに限定されない。また、フラ
ンジ18の角部18Aは面取りをしなくても良い。
状とし、傾斜面14の先端部を基部16への挿入方向に
対して略直角に折曲したが、フランジ18の形状、折曲
げ角θ(図2参照)はこれに限定されない。また、フラ
ンジ18の角部18Aは面取りをしなくても良い。
【0025】また、本実施例では、切り起こしにより形
成された開口21を矩形状としたが、開口21の形状は
これに限定されない。
成された開口21を矩形状としたが、開口21の形状は
これに限定されない。
【0026】
【発明の効果】本発明の車両用部品取付クリップは、車
両用部品の取付用突起が挿入可能とされた断面U字状の
基部と、この基部の両端から各々延長され基部の間隔よ
りも広い間隔とされた一対の抜け止め片と、この抜け止
め片に切り起こしで形成され基部へ先端が挿入された部
品の取付用突起の横穴に係合可能とされた係止片と、一
対の抜け止め片の先端部に各々設けられ互いに離反する
方向に向いたフランジと、を備え、フランジの最大長
A、フランジの最大幅B、切り起こしにより形成された
開口の最大幅C、切り起こしにより形成された開口の最
大直線長F、基部の最大開口幅Eを、それぞれA>C、
B>F、A>Eとしたので、互いに絡み難いという優れ
た効果を有する。
両用部品の取付用突起が挿入可能とされた断面U字状の
基部と、この基部の両端から各々延長され基部の間隔よ
りも広い間隔とされた一対の抜け止め片と、この抜け止
め片に切り起こしで形成され基部へ先端が挿入された部
品の取付用突起の横穴に係合可能とされた係止片と、一
対の抜け止め片の先端部に各々設けられ互いに離反する
方向に向いたフランジと、を備え、フランジの最大長
A、フランジの最大幅B、切り起こしにより形成された
開口の最大幅C、切り起こしにより形成された開口の最
大直線長F、基部の最大開口幅Eを、それぞれA>C、
B>F、A>Eとしたので、互いに絡み難いという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車両用部品取付クリップを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の車両用部品取付クリップの
取付け状態を示す縦断面図である。
取付け状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の一実施例の車両用部品取付クリップが
取付けられる車両内装部と内装部品とを示す斜視図であ
る。
取付けられる車両内装部と内装部品とを示す斜視図であ
る。
【図4】従来例の車両用部品取付クリップを示す斜視図
である。
である。
【図5】従来例の車両用部品取付クリップの取付け状態
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図6】従来例の車両用部品取付クリップが互いに絡み
合った状態を示す斜視図である。
合った状態を示す斜視図である。
【図7】従来例の車両用部品取付クリップが互いに絡み
合った状態を示す斜視図である。
合った状態を示す斜視図である。
10 車両用部品取付クリップ 12 抜止め片 14 傾斜面 16 基部 16A 底部 18 フランジ 20 係止片 21 切り起こしにより形成された開口 26 部品 28 取付用突起
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用部品の取付用突起が挿入可能とさ
れた断面U字状の基部と、この基部の両端から各々延長
され前記基部の間隔よりも広い間隔とされた一対の抜け
止め片と、この抜け止め片に切り起こしで形成され基部
へ先端が挿入された部品の取付用突起の横穴に係合可能
とされた係止片と、前記一対の抜け止め片の先端部に各
々設けられ互いに離反する方向に向いたフランジと、を
備え、前記フランジの最大長A、前記フランジの最大幅
B、前記切り起こしにより形成された開口の最大幅C、
前記切り起こしにより形成された開口の最大直線長F、
前記基部の最大開口幅Eを、それぞれA>C、B>F、
A>Eとしたことを特徴とする車両用部品取付クリッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05179376A JP3093082B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 車両用部品取付クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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KR100970986B1 (ko) * | 2005-06-08 | 2010-07-20 | 한국 티알더블류 자동차부품산업 주식회사 | 플라스틱 파스너 |
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