JP2006173557A - 中空型半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】素子部上方を中空状態とした封止構造を適用した上で、封止信頼性を向上させると共に、素子部のチューニングを裏面側から実施することを可能にする。
【解決手段】中空型半導体装置1は、素子部2とその裏面側(下方)に設けられた開口部10とを有するSi基板3を具備する。Si基板3の表面側は、素子部2の上方が中空状態となるように、第1のキャップ部6で封止されている。また、Si基板3の裏面側には開口部10を封止するように第2のキャップ部11が接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばFBARフィルタ、MEMS等のパッケージに好適な中空型半導体装置とその製造方法に関する。
FBAR(Film Bulk Acoustic Resonator)フィルタやMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)等においては、通常の半導体装置と同様に、外界の影響から素子部を保護するために封止構造が採用されている。ただし、これらの装置はその素子特性から素子部上方を中空状態に保持しなければならないため、そのような中空タイプの封止構造を適用する必要がある。このような封止構造としては、従来から適用されているカンタイプのパッケージが知られているが、パッケージの大型化が避けられないことから、近年の小型化要求には到底対応することができない。
このような点に対して、例えば特許文献1にはSAWフィルタとして機能する素子部上方のみが中空状態となるように、Si基板の表面を多孔質樹脂層で覆った回路素子が記載されている。このような封止構造は中空状態の形成性に劣り、さらに多孔質樹脂層が吸湿性等を示すことから、素子部の信頼性を確保することが難しいという問題を有している。
また、特許文献2にはSi基板上にSAWチップをフリップチップ接続し、このSAWチップの外側を断面コ字状のSiキャップで封止したデバイス構造が記載されている。このような封止構造では、SAWチップを収容し得るような凹形状を有するSiキャップが必要とされ、その作製に要するコストがパッケージの製造コストを大幅に増加させることになるため、実用的な封止構造とは言えない。さらに、Siキャップを樹脂系接着剤でSi基板に接着しているため、素子部を樹脂層で被覆した封止構造と同様に、接着剤層の吸湿性等が信頼性の低下要因となる。
一方、特許文献3にはベース基板に設けられたマイクロデバイスをキャップ基板で封止したパッケージ構造が記載されている。ここでは、ベース基板とキャップ基板のそれぞれの周縁部に形成した封止部材同士を接合することによって、マイクロデバイスの周囲に気密封止空間を形成している。また、キャップ基板に形成した接続ビアをベース基板側の電極と接続させることによって、マイクロデバイスの配線をパッケージの外側に引き回している。特許文献3においては、電極、接続ビアの接続面(接触子)、封止部材の形成材料として、Si、In、Al、Cu、Ag、これらの合金や化合物等、相互に接合することが可能な材料が使用されている。
しかしながら、ベース基板とキャップ基板との接合工程において、ベース基板の電極とキャップ基板の接続ビアの接触子、およびベース基板とキャップ基板の封止部材同士を同時に接合しなければならないため、これらの形成材料や接合条件等によっては電極と接続ビアとの電気的な信頼性、もしくは封止空間の気密性等が低下するおそれがある。このように、従来の中空型半導体装置は素子部の電極に対する接続信頼性や封止空間の気密性等が低下しやすいという問題を有している。さらに、従来の封止構造はいずれも素子部の裏面側からチューニングすることができないという問題を有している。
特開平6-283619号公報 特開2001-110946号公報 特開2001-068616号公報
本発明は、素子部上方に封止空間を形成した中空構造の封止信頼性等を向上させることを可能にした中空型半導体装置を提供することを目的としている。さらに、中空構造の封止信頼性の向上に加えて、素子部の電極に対する接続信頼性を同時に高めることを可能にした中空型半導体装置、また素子部のチューニングを裏面側から実施することを可能にした中空型半導体装置を提供することを目的としている。また、そのような中空型半導体装置の製造効率を高めた製造方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係る中空型半導体装置は、素子用半導体基板と、前記素子用半導体基板の表面側に設けられた素子部と、前記素子部の裏面が露出するように前記素子用半導体基板を貫通して形成された開口部とを備える素子構造部と、前記素子部の上方が中空状態となるように、前記素子用半導体基板の表面側を封止する第1のキャップ部と、前記開口部を前記素子用半導体基板の裏面側から封止する第2のキャップ部とを具備することを特徴としている。
本発明の他の態様に係る中空型半導体装置は、素子用半導体基板と、前記素子用半導体基板の表面側に設けられた素子部と、前記素子部に接続された電極部と、前記素子用半導体基板を貫通して前記電極部に接続された接続プラグと、前記接続プラグと接続するように前記素子用半導体基板の裏面側に設けられた外部接続端子と、前記素子部の周囲を囲むように前記素子用半導体基板の表面側に形成された素子側金属封止部とを備える素子構造部と、前記素子部の上方が中空状態となるように封止するキャップ用基板と、前記素子側金属封止部と当接するように前記キャップ用基板に形成されたキャップ側金属封止部とを備えるキャップ部とを具備することを特徴としている。
本発明のさらに他の態様に係る中空型半導体装置は、素子用半導体基板と、前記素子用半導体基板の表面側に設けられた素子部と、前記素子部に接続された電極部と、前記素子部の周囲を囲むように前記素子用半導体基板の表面側に形成された素子側金属封止部とを備える素子構造部と、前記素子部の上方が中空状態となるように封止するキャップ用基板と、前記電極部と当接する位置に前記キャップ用基板を貫通して形成された接続プラグと、前記接続プラグに接続された外部接続端子と、前記素子側金属封止部と当接するように前記キャップ用基板に形成されたキャップ側金属封止部とを備えるキャップ部とを具備し、前記素子構造部の前記電極部と前記素子側金属封止部とは同種の第1の金属材料からなり、前記キャップ部の前記接続プラグの接続面と前記キャップ側金属封止部とは同種でかつ前記第1の金属材料と低融点金属を構成する第2の金属材料からなることを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る中空型半導体装置の製造方法は、素子用半導体基板の表面側に複数の素子部を形成する工程と、前記複数の素子部を個々に封止するように、個片化された複数のキャップ部をそれぞれ前記素子用半導体基板に接合する工程と、前記複数のキャップ部による凹凸を吸収可能な樹脂状保護剤を介して、前記素子用半導体基板をサポート基板にマウントする工程と、前記サポート基板にマウントされた前記素子用半導体基板の裏面を加工する工程と、前記加工後の素子用半導体基板をダイシングし、前記素子部を前記キャップ部で封止した中空型半導体装置を作製する工程とを具備することを特徴としている。
本発明の一態様に係る中空型半導体装置は、第1のキャップ部で素子部の中空封止構造を実現しつつ、第2のキャップ部で素子部下方に設けられた開口部を封止している。これによって、素子部のチューニングを裏面開口部から実施することを可能にした上で、封止構造全体の信頼性を高めることができる。
本発明の他の態様に係る中空型半導体装置は、素子部を有する半導体基板に設けられた接続プラグで、素子部と外部接続端子とを接続している。これによって、キャップ部の接合時に電気的な接続を併せて実施する必要がないため、素子部と外部接続端子との電気的な接続信頼性と素子部上方の封止空間の気密性を共に高めることが可能となる。
本発明のさらに他の態様に係る中空型半導体装置は、素子用半導体基板側の電極部と金属封止部、およびキャップ部側の接続プラグの接続面と金属封止部を、それぞれ低融点金属を構成する同種の金属材料で形成しているため、キャップ部の接合時における電気的な接続信頼性と素子部上方の封止空間の気密性を共に高めることが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。なお、以下では本発明の実施形態を図面に基づいて説明するが、それらの図面は図解のために提供されるものであり、本発明はそれらの図面に限定されるものではない。
図1は本発明の第1の実施形態による中空型半導体装置の構造を示す断面図である。同図に示す中空型半導体装置1は、表面に素子部2が形成されたSi基板3等の素子用半導体基板を有している。素子部2としては、その上方を中空状態としなければならないSAWフィルタ、FBARフィルタ、MEMS等の素子が例示される。これらは素子構造部を構成している。なお、図1は圧電体膜(AlNの配向膜等)4を上下の電極5で挟んだFBARフィルタを素子部2として具備する中空型半導体装置1を示しているが、素子部2は例えば圧電体膜で構成したSAWフィルタ、またMEMS等であってもよい。
Si基板3の素子部2が設けられた表面側は、Si基板等のキャップ用半導体基板で形成された第1のキャップ部(Siキャップ)6で封止されている。第1のキャップ部6はSi基板3および第1のキャップ部6にそれぞれ設けられた封止部7、8で、素子部2の上方が中空状態となるようにSi基板3に接合されている。素子部2の各電極5には、例えば第1のキャップ部6を貫通して設けられた導体9が接合されており、これら導体9が外部接続端子として機能するように構成されている。外部接続端子としての導体9の具体的な構造は、後述する実施形態と同様とすることができる。
一方、Si基板3の素子部2の裏面側(下方)には、開口部10が設けられている。開口部10は素子部2を裏面側からチューニングすることが可能なように、Si基板3を貫通して設けられている。この開口部10はSi基板3の裏面側に接合された第2のキャップ部11で封止されている。第2のキャップ部11は、第1のキャップ部6と同様にSi基板等のキャップ用半導体基板で形成されており、Si基板3および第2のキャップ部11にそれぞれ設けられた封止部12、13によりSi基板3に接合されている。各封止部7、8、12、13には気密封止性を得る上で金属封止部を適用することが好ましい。
上述したような中空型半導体装置1は、例えば以下のようにして作製される。まず、素子部2を形成したSi基板3(厚さ150μm前後)の表裏面に、メッキ法、スパッタ法、蒸着法等で例えば厚さ1〜5μm程度のAu膜を封止部7、12として形成し、これらをパターニングする。Au膜は例えば図示を省略したバリアメタル層を介して形成される。次いで、素子部2と反対側の面からSi基板3にRIE等で開口部10を設ける。この開口部10によって、素子部2を目的特性に応じてチューニングする。
一方、第1のキャップ部6となるSiキャップ(Si基板)には、予めメッキ法、スパッタ法、蒸着法等で例えば厚さ1〜5μm前後のSn膜を封止部8として形成し、これをパターニングしておく。Sn膜もAu膜と同様に、例えば図示を省略したバリアメタル層を介して形成される。このような第1のSiキャップ6を、素子部2の上方に例えば高さ5μm前後の空間が形成されるように、Si基板3に当接して仮付けする。第1のSiキャップ6の中空状態を保持する封止部7、8の厚さは、その厚さや下地となる金属層(Si基板3、6の表面に設けられたバリアメタル層等)の厚さ等に応じて適宜に調整可能である。
また、第2のキャップ部11となるSiキャップ(Si基板)にも、第1のSiキャップ6と同様に、予めメッキ法、スパッタ法、蒸着法等で例えば厚さ1μm前後のSn膜を封止部13として形成し、これをパターニングしておく。このような第2のSiキャップ11を、素子部2のチューニングが終了した開口部10を封止するように、Si基板3の裏面側に当接して仮付けする。この後、Si基板3と第1および第2のSiキャップ6、11で構成される複合体を加熱してAuとSnの共晶接合を行うことによって、第1および第2のSiキャップ6、11をSi基板3に接合する。
上記した複合体の加熱はプレス設備を用いて適度な加圧力を加えながら実施してもよいし、またリフロー炉やホットプレート等を用いて、必要に応じておもり等で加圧しながら実施してもよい。これらはウェーハレベルで組立ててもよいし、また複数の素子部2を一括するブロックとして組立ててもよい。さらに、後述する実施形態に示すように、素子構造部を構成するSi基板3はウェーハの状態で素子部2を形成し、各キャップ部6、11は素子単位で接合するようにしてもよい。
また、Au−Sn共晶接合に用いるAu膜およびSn膜は、Si基板3とキャップ部6、11とで逆にしてもよいし、また予め合金化したAu−Snを用いてもよい。いずれにおいても接合作用は変わらない。封止部7、8、12、13を構成する金属は低融点金属であればよく、Au−Sn共晶合金に限らずに他の低融点金属であっても同様な効果が得られる。また、成膜時に適切なバリアメタル層等を用いてもよいことは言うまでもない。さらに、第1のキャップ部6に予め貫通した導体を予め設けておくことで、素子部2の外部接続端子9を容易に形成することができる。
このようにして、素子部2を第1のキャップ部6で封止すると共に、Si基板3の開口部10を第2のキャップ部11で封止した構造を得る。素子部2の上方には第1のキャップ部6と封止部7、8とで中空の気密封止空間が形成されており、また素子部2の下方は第2のキャップ部11で封止された開口部10により中空状態とされている。このような中空型パッケージ構造によれば、素子部2の封止信頼性を維持した上で、FBARフィルタ等の中空部を必要とする素子部2の特性を安定して得ることが可能となる。
すなわち、素子部2にFBARフィルタ等を適用した場合には、素子部2を振動させるための空間が必要となるが、この実施形態の中空型パッケージ構造によれば素子部2の上下に封止された空間を形成することができる。Si基板3の表面側については、Si基板3に素子部2を形成した後に成膜工程で封止部7を形成し、これとは別に封止部8を形成した第1のSiキャップ6と金属接合を行うことで、容易に中空状態の封止空間を形成することができる。さらに、封止空間の気密性を高めることができる。
また、Si基板3の裏面側については、素子部2を形成した後に開口部10を例えばRIEで形成するので、素子部2の特性に応じて開口部10からチューニングを行うことができる。さらに、開口部10はSi基板3の表面側と同様に、封止部13を設けた第2のSiキャップ11を金属接合することで確実に封止することができる。この際に樹脂封止とは異なり、開口部10が埋まってしまうことはなく、素子部2の裏面側空間を維持した状態で開口部10を封止することができる。なお、開口部10は上述したRIEの他に、ウェットエッチングやレーザ加工等で形成しても効果に変わりはない。
上述したSi基板3と第1および第2のSiキャップ6、11との接合に関しては、Au−Sn共晶半田等による金属封止(接合)を適用することによって、容易に入手可能な一般的な材料を用いて比較的低温の装置で加工することができる。従って、高価で特殊な設備等は必要としない。また、Au−Sn共晶合金が形成された後は金属接合なので、シールは強固であり、樹脂等で懸念される水分の含浸に対して強いパッケージ構造となる。素子周辺の環境に対しても樹脂等で懸念されるガスの問題もなくなる。
さらに、上述した中空型パッケージ構造を有する半導体装置1は、キャップ部6、11を含む構成要素にSi基板を適用しているため、温度変化に対して熱膨張係数を揃えることができ、反り等の変形に強い構造を得ることが可能となる。また接合の際に、強度が弱い素子部2を上方の第1のSiキャップ6で保護した後に、裏面の第2のSiキャップ11で裏面開口部10を覆うため、圧縮力に対しても強い構造とすることができる。
ここで、図1はSi基板3の裏面側を第2のSiキャップ11で封止した構造を示したが、Si基板3の裏面側は図2に示すように、樹脂フィルム14で封止するようにしてもよい。樹脂フィルム14は予め第2のSiキャップ11にラミネートされており、これらがSi基板3の裏面側に開口部10を封止するようにラミネートされている。このように、開口部10の封止に樹脂フィルム14のラミネートを適用することによっても、一般的な樹脂封止のように開口部全体が埋まってしまうことはなく、開口部10による空間を確保することができる。
Si基板3の裏面開口部10の封止には、上述した樹脂フィルム14とSiキャップ11とを用いた封止構造を適用することも可能である。樹脂フィルム14の厚みは精度よく形成することができるため、ラミネート後の平坦性やパッケージ全体の厚み精度を高めることが可能となる。一方、例えばSiキャップ11と樹脂フィルム14の厚みは100μm以下に薄く形成することも可能なので、パッケージの総厚を薄くすることもできる。樹脂フィルム14は吸湿しにくい密な構造やSiキャップ11の代わりに金属箔を貼り合わせた構造等を適用することで、開口部10からの水分の浸入に強い構造を得ることができる。樹脂フィルム14のラミネートは市販のラミネータで対応することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図3〜図6を参照して説明する。図3に示す第2の実施形態の中空型半導体装置20は、第1の実施形態と同様に、表面に素子部2が形成されたSi基板3を有している。素子部2は第1の実施形態と同様である。Si基板3の素子部2の裏面側には開口部10が設けられており、この開口部10はSiキャップ11で封止されている。Si基板3とSiキャップ11との接合には、第1の実施形態と同様にAu−Sn共晶半田による共晶接合等が適用される。
Si基板3の表面側に形成された素子部2の周囲には、薄膜プロセスで形成された中空構造のドーム部21が配置されている。すなわち、素子部2は高さ5μm前後の中空構造を有する薄膜ドーム21で覆われている。このような薄膜ドーム21は例えば以下のようにして形成される。まず、素子部2を例えばフォトレジストからなる犠牲層で覆った後、その表面に例えばTi膜とAu膜の積層膜を形成する。これらの膜はまずTi/Au膜を蒸着等で形成した後、メッキ等でAu膜の膜厚を数μm程度とする。この後、犠牲層を例えば開口部10から除去することで、中空構造の薄膜ドーム21を得ることができる。
第2の実施形態の中空型半導体装置20は、薄膜ドーム21のみでは強度が弱いため、薄膜ドーム21の表面を含めてSi基板3の表面全体が封止樹脂22で覆われている。このように、素子部2を薄膜ドーム21および封止樹脂22で、ウェーハレベルまたは複数の素子を一括するブロック単位で封止することによって、強固で平滑な封止構造を得ることができる。封止樹脂22による封止面には予め電極を埋め込むか、成膜工程で例えばCuのポストを形成して外部接続端子9とする。
また、図4に示すように、封止樹脂22に電極取出し用の開口部23を形成し、この開口部23内に導電ペースト等の導体を埋め込むことによっても、外部接続端子9を形成することができる。さらに、図5に示すように、外部接続端子9は装置端部に配置することもできる。図5に示す外部接続端子9は、最終的に単体化する際に切断される位置に配置された導体を利用したものであり、ダイシング時に外部接続端子9が露出される。このように、外部接続端子9は種々の方法で形成することができる。
第2の実施形態の中空型半導体装置20によれば、素子部2の上方に薄膜工程で形成したドーム部(薄膜ドーム)21を配置しているため、素子部2の中空封止構造に必要な空間(例えば素子部2から高さ5μm前後の空間)を確保することができる。また、薄膜ドーム21自体は強度が低いものの、その周辺を封止樹脂22で覆うことで強度を高めることができる。樹脂封止工程では薄膜ドーム21の下に犠牲層を設けておくことで、封止時の圧力に対して薄膜ドーム21の形状を維持することができる。
また、一般に樹脂は吸湿に対して不利であるが、薄膜ドーム21がバリアとなるため、水分に対して強いパッケージ構造を得ることができる。さらに、樹脂封止22で平坦化することで凹凸も緩和される。Si基板3の裏面側は、第1の実施形態と同様に、RIE、ウェットエッチング、レーザ加工等で形成した開口部10をSiキャップ11で封止することで、素子部2の裏面側の空間を維持した状態で開口部10を封止することができる。これらによって、素子部2の封止信頼性を高めた上で、素子部2(例えばFBARフィルタ)を安定して動作させることが可能な中空型半導体装置20を提供することができる。
なお、Si基板3の裏面側の封止構造には、第1の実施形態と同様に樹脂フィルム14を適用することができる。図6は開口部10を封止するようにSi基板3の裏面側に樹脂フィルム14とSiキャップ11をラミネートした中空型半導体装置20を示している。樹脂フィルム14は吸湿しにくい密な構造やSiキャップ11に代えて金属箔を貼り合わせた構造等を適用することで、開口部10からの水分の浸入に強い構造を得ることができる。樹脂フィルム14によれば、前述したようにラミネート後の平坦性やパッケージ全体の厚み精度を高めたり、またパッケージの総厚を薄くすることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について、図7〜図14を参照して説明する。図7に示す第3の実施形態の中空型半導体装置30は、素子構造部31とキャップ部32とを具備している。素子構造部31は素子用半導体基板としてSi基板33を有し、このSi基板33の表面には素子部34が形成されている。素子部34としては、その上方を中空状態としなければならないFBARフィルタ、MEMS等のフィルタ素子が例示される。素子部34には電極35、36が接続されている。これら電極35、36は、例えばSi基板33上に形成されたバリアメタル層とCuメッキ層との積層膜により構成されている。
上述した素子部34を有するSi基板33には、貫通電極として接続プラグ37、38が設けられている。接続プラグ37、38は、Si基板33に設けられた貫通孔39内にSi酸化膜40等の絶縁膜を介して形成された導体層(例えばCu層)41を有している。貫通孔39内は導体層41で充填されていてもよい。さらに、Si基板33の裏面側には配線層(例えばCu層)42を介して、外部接続端子43として半田バンプが設けられている。なお、外部接続端子43は図8に示すように、Auメッキ層等によるランドであってもよい。すなわち、中空型半導体装置30はBGA構造およびLGA構造のいずれにも適用可能である。また当然ながら、図示しないワイヤボンディング構造のパッドとして用いて配線することも可能である。
そして、Si基板33の表面側に設けられた電極35、36と裏面側に設けられた外部接続端子43とは、Si基板33に貫通電極として設けられた接続プラグ37、38を介して電気的に接続されている。さらに、Si基板33の表面側には素子部34と電極35、36を囲うように素子側金属封止部44が形成されている。素子側金属封止部44には後述するキャップ側金属封止部との組合せで低融点金属(例えばAu−Sn共晶合金)を構成する金属材料(例えばAuやAu−Sn合金)が適用される。素子側金属封止部44は、具体的にはバリアメタル層等の下地金属層を介して形成されたAu層やAu−Sn合金層等を有している。これら各構成要素によって、素子構造部31が構成されている。
一方、キャップ部32は素子部34の上方が中空状態となるように封止するキャップ用基板45を有している。キャップ用基板45には例えばSi基板が適用されるが、これに限られるものではなく、ガラス基板等を適用することも可能である。また、キャップ用基板45はキャビティ46を有していてもよい。キャップ用基板45の外周部には、素子側金属封止部44と当接する位置にキャップ側金属封止部47が形成されている。そして、これら素子側金属封止部44とキャップ側金属封止部47とを接合することによって、素子部34はその上方が中空状態となるようにキャップ用基板45で気密封止されている。
上述した素子側およびキャップ側金属封止部44、47には、これらの組合せに基づいて低融点金属を構成する金属材料が用いられ、その代表例として上述したAu−Sn共晶合金が挙げられる。Au−Sn共晶接合を適用する場合、例えば素子側金属封止部44をAu層で形成し、キャップ側金属封止部47をSn層やAu−Sn合金層で形成する。これらはメッキ法、スパッタ法、蒸着法等で形成される。金属封止部44、47の構成材料は素子側とキャップ側とで逆にしてもよいし、また双方にAu−Sn合金層を適用することも可能である。さらに、金属封止部44、47を構成する金属材料はAu−Sn共晶合金に限らず、例えば共晶点が200〜350℃前後の低融点合金の適用が可能である。
このように、第3の実施形態による中空型半導体装置30においては、素子部34を有するSi基板33に設けられた接続プラグ37、38で、素子部34の配線を外部に取り出している。これによって、キャップ部32の接合時に電気的な接続を併せて実施する必要がなくなり、素子部34と外部接続端子43との電気的な接続信頼性と素子部34の上方に形成する封止空間の気密性を共に高めることが可能となる。すなわち、素子部34の配線は予め接続プラグ37、38で形成しているため、キャップ部32の接合工程時には素子側金属封止部44とキャップ側金属封止部47の当接性や拡散性のみを考慮すればよい。従って、素子部34と外部接続端子43との電気的な接続信頼性を維持した上で、素子部34上方の封止空間の気密性を高めることができる。
第3の実施形態による中空型半導体装置30は、例えば以下のようにして作製される。中空型半導体装置30の製造工程について、図9および図10を参照して説明する。まず、図9(a)に示すように、Si基板33に接続プラグの形成部となる凹部39を形成し、その表面を酸化してSi酸化膜40からなる絶縁膜を形成する。さらに、Cuメッキ等を施して凹部39内に導体層41を形成する。
次いで、図9(b)に示すように、Si基板33の表面側に素子部(素子膜)34を形成すると共に、バリアメタル層のような下地金属膜(TiやNi)とCu導体層との積層膜等からなる電極35、36を形成する。電極35、36は一方の端部が素子部34と電気的に接続し、他方の端部が凹部39内の導体層41と接続するように形成する。さらに、素子部34と電極35、36を囲むように、Si基板33の外周部に素子側金属封止部44を形成する。ここでは下地金属膜(TiやNi)上にAu層を形成した。なお、電極35、36および素子側金属封止部44の下地金属膜とSi基板33との間には、Si酸化膜等の絶縁膜を介在させる。
次に、図9(c)に示すように、外周部にキャップ側金属封止部47を形成したキャップ用基板(例えばSiキャップ)45を用意する。ここでは、キャップ側金属封止部47として下地金属膜(TiやNi)上にAu層とAu−Sn合金層を形成した。このようなキャップ用基板45をSi基板33上に配置する。キャップ用基板45は素子側金属封止部44とキャップ側金属封止部47とが当接するように配置する。そして、素子側金属封止部44とキャップ側金属封止部47とによる接合温度(ここではAu−Sn共晶温度)まで加熱することによって、キャップ用基板45をSi基板33に接合する。素子側およびキャップ側金属封止部44、47は合金化して気密シール48を構成する。
上記したSi基板33とキャップ用基板45との加熱接合は、プレス設備等を用いて適度な加圧力を加えながら実施してもよいし、またリフロー炉やホットプレート等を用いて、必要に応じておもり等で加圧しながら実施してもよい。図9および図10は1つの中空型半導体装置30を作製する状態を示しているが、Si基板33およびSiキャップ45はウェーハレベルで接合したり、また複数単位を一括するブロックとして接合してもよい。さらに、Siキャップ45のみを個片化して接合することも可能である。これらのいずれの工程においても、同様な接合工程を適用することができる。
この後、図9(d)に示すように、キャップ用基板45をガラス基板で代表されるサポート基板49に接着剤50を介して貼り合わせた後、Si基板33の裏面側を凹部39内の導体層41が露出するまで研削加工する。このSi基板33の裏面加工によって、Si基板33を貫通する接続プラグ37、38が形成される。続いて、図10(a)に示すように、接続プラグ37、38に接続された配線層42を成膜して形成する。外部接続端子としてランドを適用する場合には、この段階でAu層等を形成する。
なお、通常の研磨工程やリソグラフ工程等の説明は省略する。サポート基板49はポリエチレンテレフタレートやポリオレフィン等の樹脂テープ材を支持体としてもかまわない。さらに、Siキャップ45は予め所定の厚みに研削したものをSi基板33と貼り合わせてもよいが、上述したように貼り合わせた後に研削した方が、ハンドリングによる割れ等の防止には有利となる。
さらに、図10(b)に示すように、Si基板33の裏面側(外部接続端子側)をガラス基板で代表されるサポート基板51に接着剤50を介して貼り合わせた後、キャップ用基板45の裏面側を所定の厚さまで研削加工して仕上げる。ウェーハ単位や複数単位で接合を行った場合には、キャップ用基板45の仕上げ加工後にブレードダイシング等を実施して、個別のパッケージ(中空型半導体装置30)に分離する。
また、外部接続端子42として半田バンプを適用する場合には、図10(c)に示すように、両面の研削加工を行った後に配線層42上に半田バンプを形成する。なお、半田バンプは図10(a)に示したSi基板33の裏面加工工程時に形成してもよい。また、上述したようにサポート基板51は、ポリエチレンテレフタレートやポリオレフィン等の樹脂テープ材を支持体としてもかまわない。
ここで、接続プラグ37、38はSi基板33の表面側から形成したものに限らず、図11や図12に示すように、Si基板33の裏面側から形成した接続プラグ37、38であってもよい。いずれの接続プラグ37、38においても、素子部34と外部接続端子43との電気的な接続信頼性を維持した上で、素子部34上方の封止空間の気密性を高めることができる。すなわち、中空型半導体装置30の電気的信頼性と封止信頼性を共に高めることが可能となる。Si基板33の裏面側から接続プラグ37、38を形成する場合の製造工程について、図13および図14を参照して説明する。
まず、図13(a)に示すように、Si基板33の表面側に素子部(素子膜)34および電極35、36を形成する。さらに、素子部34と電極35、36を囲むように、Si基板33の外周部に素子側金属封止部44を形成する。次いで、図13(b)に示すように、外周部にキャップ側金属封止部47を形成したキャップ用基板(例えばSiキャップ)45をSi基板33上に配置する。そして、素子側金属封止部44とキャップ側金属封止部47とによる接合温度まで加熱することによって、キャップ用基板45をSi基板33に接合する。なお、各工程の詳細は前述した製造工程と同様である。
次に、図13(c)に示すように、キャップ用基板45をガラス基板で代表されるサポート基板49に接着剤50を介して貼り合わせた後、Si基板33の裏面側を所定の厚さまで研削加工する。次いで、図13(d)に示すように、Si基板33に例えばエッチング処理を施して、接続プラグの形成部となる凹部39を形成する。この凹部39は電極35、36に達するように、言い換えると電極35、36が露出するように形成する。凹部39の内面を酸化してSi酸化膜40からなる絶縁膜を形成し、さらに凹部39の底のSi酸化膜40を除去した後に、Cuメッキ等を施して凹部39内に導体層41を形成する。このようにして、Si基板33を貫通する接続プラグ37、38を形成する。
続いて、図14(a)に示すように、接続プラグ37、38に接続された配線層42を成膜して形成する。さらに、図14(b)に示すように、Si基板33の裏面側をガラス基板で代表されるサポート基板51に接着剤50を介して貼り合わせた後、キャップ用基板45の裏面側を所定の厚さまで研削加工して仕上げる。ウェーハ単位や複数単位で接合を行った場合には、キャップ用基板45の仕上げ加工後にブレードダイシング等を実施し、個別のパッケージ(中空型半導体装置30)に分離する。また、外部接続端子42として半田バンプを適用する場合には、例えば図14(c)に示すように、両面の研削加工を行った後に配線層42上に半田バンプを形成する。
次に、本発明の第4の実施形態について、図15〜図17を参照して説明する。図15に示す第4の実施形態の中空型半導体装置60は、素子構造部61とキャップ部62とを具備している。素子構造部61は素子用半導体基板としてSi基板63を有し、このSi基板63の表面には素子部64が形成されている。素子部64としてはFBARフィルタやMEMS等の素子が例示される。素子部64には電極65、66が接続されている。さらに、Si基板63の表面側には素子部64と電極65、66を囲うように素子側金属封止部67が形成されている。素子部64、電極65、66および素子側金属封止部67は、Si基板63の同一面に形成されている。
電極65、66と素子側金属封止部67は同種の第1の金属材料で構成されており、後述するキャップ部62の接続パッドおよび金属封止部との組合せで低融点金属(例えばAu−Sn共晶合金)を構成する金属材料(例えばAu)が適用される。これら電極65、66と素子側金属封止部67は、例えばSi基板63上にバリアメタル層等の下地金属膜を介して形成されたAu層を有している。なお、電極65、66および素子側金属封止部67の下地金属膜とSi基板63との間には、Si酸化膜等の絶縁膜が介在されている。これら各構成要素によって、素子構造部61が構成されている。
一方、キャップ部62は素子部64の上方が中空状態となるように封止するキャップ用基板68を有している。キャップ用基板68には例えばSi基板が適用されるが、これに限られるものではなく、ガラス基板等を使用することも可能である。また、キャップ用基板68はキャビティを有していてもよい。このようなキャップ用基板68には、貫通電極として接続プラグ69、70が設けられている。接続プラグ69、70は、Si基板63の表面に設けられた電極65、66と当接する位置に形成されており、さらに電極65、66との当接面には接続パッド71が設けられている。
接続プラグ69、70は、キャップ用基板68に設けられた貫通孔72内にSi酸化膜73等の絶縁膜を介して形成された導体層(例えばCu層)74を有している。貫通孔72内は導体層74で充填されていてもよい。接続パッド71は貫通孔72内に形成された導体層74の底部に設けられており、電極65、66との接続部を構成するものである。さらに、キャップ用基板68の外面(素子部64と対向する面とは反対側の面)には、接続プラグ69、70と電気的に接続された配線層75が形成されており、この配線層75上には外部接続端子76が設けられている。
上述した配線層75は、例えばキャップ用基板68上にバリアメタル層等の下地金属膜を介して形成されたCu層を有している。また、外部接続端子76はAuメッキ層等からなるランドを有している。ここでは、外部接続端子76として中空型半導体装置60を直接実装可能とするランドを示している。外部接続端子76としてのランドはAuメッキ面自体で構成してもよいし、またAuメッキ層の表面にSn−Pb等の半田層をコーティングまたはメッキして形成してもよい。なお、外部接続端子76は接続プラグ69、70と直接接続するように形成してもよい。
また、キャップ用基板68の外周部には、素子側金属封止部67と当接する位置にキャップ側金属封止部77が形成されている。キャップ側金属封止部77は接続パッド71と同種の第2の金属材料で構成されている。第2の金属材料には電極65、66および素子側金属封止部67の構成材料である第1の金属材料と組合せた際に低融点金属を構成する金属材料が用いられる。このような低融点金属(例えば低融点合金)の代表例としては、上述したAu−Sn共晶合金が挙げられるが、これに限らず例えば共晶点が200〜350℃前後の低融点合金の適用が可能である。
上述したように、電極65、66および素子側金属封止部67の構成材料である第1の金属材料にAuを適用した場合、接続パッド71およびキャップ側金属封止部77の構成材料である第2の金属材料にはSnやAu−Sn合金が適用される。これらはメッキ法、スパッタ法、蒸着法等で形成される。第1の金属材料にAuを適用し、第2の金属材料にSnを適用した場合、これらの当接部でAuとSnの比率が例えばAu−20質量%Sn前後となるように、各層の厚さ等が制御される。なお、第1および第2の金属材料は素子側とキャップ側とで逆にしてもよいし、また双方にAu−Sn合金層を適用することも可能である。
いずれにしても、電極65、66と素子側金属封止部67、および接続パッド71とキャップ側金属封止部77は、それぞれ同種の金属材料で形成するものとする。このような構成を適用し、さらに電極65、66と素子側金属封止部67、および接続パッド71とキャップ側金属封止部77をそれぞれ同時に成膜することによって、第1および第2の金属材料層の膜厚をそれぞれ均一化することができる。これによって、電極65、66と接続パッド71との当接性と、金属封止部67、77同士の当接性を同時に高めることが可能となる。これは素子部64と外部接続端子75との電気的な接続信頼性と素子部34の上方に形成する封止空間の気密性を共に高める上で重要である。
そして、電極65、66と接続パッド71とを接合して素子部64と外部接続端子75を電気的に接続すると共に、素子側金属封止部67とキャップ側金属封止部77とを接合して素子部64をキャップ用基板68で気密封止する。これら電極65、66と接続パッド71との接合と素子側およびキャップ側金属封止部67、77同士の接合は同時に実施される。このような接合工程によって、Si基板63の表面側に設けられた電極65、66とキャップ用基板68に設けられた外部接続端子76とは、キャップ用基板68に貫通電極として設けられた接続プラグ69、70を介して電気的に接続される。また、素子部64の上方には気密な封止空間78が形成される。
上述したように、電極65、66と素子側金属封止部67、および接続パッド71とキャップ側金属封止部77は、それぞれ同種の金属材料でかつ同時成膜により形成されているため、これらの接合工程における電極65、66と素子側金属封止部67との当接性と接続パッド71とキャップ側金属封止部77との当接性を同時に高めることができる。これによって、キャップ用基板68の接合時に素子部64の上方に形成される封止空間78の気密性と共に、素子部64と外部接続端子75との電気的な接続信頼性を向上させることができる。すなわち、中空型半導体装置60の気密性と電気的な接続信頼性を同時に高めることが可能となる。
さらに、接続プラグ69、70の先端に設けられる接続パッド71は、図16に示すように、キャップ側金属封止部77より突出するように形成することが好ましい。接続パッド71を突出させた構造は、接続プラグ69、70の層構成や層厚等に基づいて得ることができる。また、接続パッド71の厚さを変えて突出するようにしてもよい。このように、接続パッド71がキャップ側金属封止部77より突出した構造を有するキャップ部62を使用することによって、素子部64と外部接続端子75との電気的な接続信頼性をより一層向上させることが可能となる。
例えば、電極65、66と素子側金属封止部67にAu、接続パッド71とキャップ側金属封止部77にSnを適用した場合を考えると、Si基板63とキャップ用基板68とを対向させて精密に位置合せした後、両者の平行を保ったまま当接させると接続パッド71が先に当接する。加熱しながら加圧して接合する工程において、接続パッド71を構成するSnの融点は232℃であるため、金属封止部67より先にSi基板63側の電極65、66を構成するAuと反応し始める。さらに加圧を行って電極65、66の弾性変形が始まると、キャップ側金属封止部77のSnが素子側金属封止部67のAuと当接し、それと同様にSnが溶け出してAuとの拡散が進行する。
そして、Au−Snの共晶点である280℃を超える温度まで加熱することで、電極65、66と接続パッド71の接合性およびキャップ側金属封止部67、77同士の接合性を同時に高めることができる。これまではAuとSnの接合により合金化する例を示したが、予め合金化されたAu−Snを適用しても同様な効果が得られる。また、Au−Snに限らず、共晶点が200〜350℃の金属を用いてもよい。
なお、上述した実施形態では外部接続端子76としてAuメッキ層等からなるランドを有する中空型半導体装置60について説明したが、外部基板等との接続はワイヤボンディングによって実施してもよい。さらに、外部接続端子は図17に示すように半田ボール、Auメッキバンプ、Auスタッドバンプ等の金属バンプ79であってもよい。さらに、導電性樹脂バンプ等の適用も可能である。このように、中空型半導体装置30はLGA構造、BGA構造、ワイヤボンディング構造のいずれにも適用可能である。
次に、本発明の中空型半導体装置の製造方法の実施形態について説明する。上述した各実施形態による中空型半導体装置を作製するにあたって、素子用半導体基板とキャップ基板との接合はウェーハ単位、複数素子を一括したブロック単位、素子単位のいずれでも実施可能である。中空型半導体装置の製造効率の向上や製造コストの低減を図るためには、ウェーハ単位で接合を行うことが好ましい。ただし、素子用半導体基板とキャップ用基板の双方をウェーハ単位とすると、部分的に気密封止性が低下するおそれがある。そこで、素子用半導体基板はウェーハの状態で用意し、そこに形成された各素子部に対して個片化されたキャップ用基板をそれぞれ接合することが好ましい。
上述した中空型半導体装置の製造工程について、図18を参照して説明する。まず、図18(a)に示すように、素子用半導体基板となる半導体ウェーハ(Siウェーハ)81の表面側に、複数の素子部(電極や必要に応じて接続プラグ等を含む)82とそれらを囲う封止部83とをそれぞれの素子形成領域に応じて形成する。次いで、各素子部82の形状に対応させて個片化したキャップ用基板(例えばSiキャップ)84をそれぞれ配置し、これらを熱圧着して接合する。キャップ用基板84は必要に応じて接続プラグ等を備えている。各部の構成や素子用半導体基板とキャップ用基板84との接合工程等は、前述した各実施形態に示した通りである。
次に、図18(b)に示すように、複数のキャップ用基板84が接合された半導体ウェーハ81を、その裏面が露出するようにガラス基板で代表されるサポート基板85にマウントする。この際、複数のキャップ用基板84による凹凸を吸収するように、樹脂保護剤86を介して複数のキャップ用基板84をサポート基板85にマウントする。そして、この状態で半導体ウェーハ81の裏面側を所定の厚さまで研削加工する。複数のキャップ用基板84の高さが接合状態等により多少異なっていたとしても、樹脂保護剤86で複数のキャップ用基板84による凹凸が吸収されるため、半導体ウェーハ81の裏面加工は通常のウェーハと同様にして実施することができる。
この後、図18(c)に示すように、半導体ウェーハ81の研削面(裏面)をダイシングテープ87にマウントした状態で、半導体ウェーハ81を各素子部82に応じてダイシングすることによって、個片化された中空型半導体装置88を作製する。このような中空型半導体装置88の製造工程によれば、気密封止性の低下を抑制した上で、ウェーハ単位による加工を適用することで製造効率の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、素子部上方に気密な封止空間が必要とされる各種の中空型半導体装置に適用することができる。そのような中空型半導体装置およびその製造方法についても、本発明に含まれるものである。本発明の実施形態は本発明の技術的思想の範囲内で拡張もしくは変更することができ、この拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態による中空型半導体装置の構成を模式的に示す断面図である。 図1に示す中空型半導体装置の一変形例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態による中空型半導体装置の構成を模式的に示す断面図である。 図3に示す中空型半導体装置の一変形例を示す断面図である。 図3に示す中空型半導体装置の他の変形例を示す断面図である。 図3に示す中空型半導体装置のさらに他の変形例を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態による中空型半導体装置の構成を示す断面図である。 図7に示す中空型半導体装置の一変形例を示す断面図である。 図7に示す中空型半導体装置の要部製造工程を示す断面図である。 図9に続く中空型半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図7に示す中空型半導体装置の他の変形例を示す断面図である。 図7に示す中空型半導体装置のさらに他の変形例を示す断面図である。 図11に示す中空型半導体装置の要部製造工程を示す断面図である。 図13に続く中空型半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態による中空型半導体装置の構成を示す断面図である。 図15に示す中空型半導体装置の要部製造工程を示す断面図である。 図15に示す中空型半導体装置の一変形例を示す断面図である。 本発明の一実施形態による中空型半導体装置の要部製造工程を示す断面図である。
符号の説明
1,20,30,60…中空型半導体装置、2,34,64…素子部、3,33,63…Si基板、6…第1のキャップ部(Siキャップ)、7,8,12,13,44,47,67,77…封止部、10…開口部、11…第2のキャップ部(Siキャップ)、14…樹脂フィルム、21…薄膜ドーム、22…封止樹脂、35,35,65,66…電極、37,38,69,70…接続プラグ、43,76,79…外部接続端子、45,68…キャップ用基板、71…接続パッド。

Claims (5)

  1. 素子用半導体基板と、前記素子用半導体基板の表面側に設けられた素子部と、前記素子部の裏面が露出するように前記素子用半導体基板を貫通して形成された開口部とを備える素子構造部と、
    前記素子部の上方が中空状態となるように、前記素子用半導体基板の表面側を封止する第1のキャップ部と、
    前記開口部を前記素子用半導体基板の裏面側から封止する第2のキャップ部と
    を具備することを特徴とする中空型半導体装置。
  2. 請求項1記載の中空型半導体装置において、
    前記第1および第2のキャップ部はそれぞれキャップ用半導体基板を有し、かつ前記キャップ用半導体基板はそれぞれ前記素子用半導体基板と低融点金属を介して接合されていることを特徴とする中空型半導体装置。
  3. 素子用半導体基板と、前記素子用半導体基板の表面側に設けられた素子部と、前記素子部に接続された電極部と、前記素子用半導体基板を貫通して前記電極部に接続された接続プラグと、前記接続プラグと接続するように前記素子用半導体基板の裏面側に設けられた外部接続端子と、前記素子部の周囲を囲むように前記素子用半導体基板の表面側に形成された素子側金属封止部とを備える素子構造部と、
    前記素子部の上方が中空状態となるように封止するキャップ用基板と、前記素子側金属封止部と当接するように前記キャップ用基板に形成されたキャップ側金属封止部とを備えるキャップ部と
    を具備することを特徴とする中空型半導体装置。
  4. 素子用半導体基板と、前記素子用半導体基板の表面側に設けられた素子部と、前記素子部に接続された電極部と、前記素子部の周囲を囲むように前記素子用半導体基板の表面側に形成された素子側金属封止部とを備える素子構造部と、
    前記素子部の上方が中空状態となるように封止するキャップ用基板と、前記電極部と当接する位置に前記キャップ用基板を貫通して形成された接続プラグと、前記接続プラグに接続された外部接続端子と、前記素子側金属封止部と当接するように前記キャップ用基板に形成されたキャップ側金属封止部とを備えるキャップ部とを具備し、
    前記素子構造部の前記電極部と前記素子側金属封止部とは同種の第1の金属材料からなり、前記キャップ部の前記接続プラグの接続面と前記キャップ側金属封止部とは同種でかつ前記第1の金属材料と低融点金属を構成する第2の金属材料からなることを特徴とする中空型半導体装置。
  5. 素子用半導体基板の表面側に複数の素子部を形成する工程と、
    前記複数の素子部を個々に封止するように、個片化された複数のキャップ部をそれぞれ前記素子用半導体基板に接合する工程と、
    前記複数のキャップ部による凹凸を吸収可能な樹脂状保護剤を介して、前記素子用半導体基板をサポート基板にマウントする工程と、
    前記サポート基板にマウントされた前記素子用半導体基板の裏面を加工する工程と、
    前記加工後の素子用半導体基板をダイシングし、前記素子部を前記キャップ部で封止した中空型半導体装置を作製する工程と
    を具備することを特徴とする中空型半導体装置の製造方法。
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