JP2005349480A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】低振動と低騒音化を図ることができる打撃工具を提供すること。
【解決手段】打撃子24内でのピストン25の往復動によって発生する空気室26内の空気圧の変動によって先端工具32に打撃力を伝達して所定の作業を行う打撃工具において、前記先端工具32を保持する先端工具保持部材21のシリンダケース19への取付部を工具軸方向の2方向に配された緩衝材42,43によって挟持し、該先端工具保持部材21を工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持する。具体的には、先端工具保持部材21のフランジ部21bの工具軸方向両側に緩衝材42,43をそれぞれ配置し、フランジ部21bと緩衝材42,43にカラー44を挿通せしめ、該カラー44と緩衝材42に当接するプレート45に挿通するボルト22によってプレート45とカラー44を締め付けることによって先端工具保持部材21を工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンクリート等の被削材の破砕、はつり等の各種作業を行うための打撃工具に関するものである。
電動機により駆動され、コンクリート等の被削材の破砕、はつり等の各種作業を行うための打撃工具は広く一般に知られている。斯かる打撃工具の一例を図6及び図7に示す。
即ち、図6は従来の打撃工具101の外観斜視図、図7は同打撃工具101の一部を破断して示す縦断面図であり、該打撃工具101においては、図7に示すように、モータケーシング103内に収納された電動機102の回転がギヤカバー108内のピニオン106とカウンタギヤ117及びファイナルギヤ118によってクランクシャフト114に伝達され、該クランクシャフト114が回転駆動される。すると、クランクシャフト114の回転は、コンロッド127によってピストン125の往復直線運動に変換され、打撃子(ストライカ)124内にピストン125にて画成された空気室126内の空気圧がピストン125の往復運動によって変動することによって、打撃子124がシリンダケース119内を往復運動して中間子131に間欠的に衝突し、先端工具保持部材121内に摺動自在に嵌装された先端工具132に中間子131から打撃力が伝達され、この先端工具132によってコンクリート等の被削材の破砕、はつり等の所要の作業がなされる。
ところで、この種の打撃工具101においては、先端工具132を保持する先端工具保持部材121はシリンダケース119にボルト122によって剛結合されていたため、先端工具保持部材121に発生した衝撃力がそのままシリンダケース119、モータケーシング103、ギヤカバー108等へと伝達され、これらの部材からの騒音発生が誘発されるとともに、ハンドル110付近の折損等、各部の破損を招いて当該打撃工具101の耐久寿命の低下を招くという問題が発生していた。
そこで、図8及び図9に示す衝撃力緩和構造が提案されている(特許文献1参照)。
即ち、図8は打撃工具先端部の縦断面図、図9は図8のC部拡大詳細図であり、これらの図において、220はシリンダケース219内に収納されたシリンダ、224はシリンダ220内に摺動自在に嵌装された打撃子、231は中間子、221は先端工具232を保持する先端工具支持部材である。
而して、上記先端工具保持部材221は、そのフランジ部221aがシリンダケース219の前端面に当てられ、該フランジ部221aがこれに挿通する複数のボルト222によって締着されることによってシリンダケース219に取り付けられるが、フランジ部221aとプレート245との間に緩衝材242を挟着することによって衝撃力緩和構造が構成されている。具体的には、図9に示すように、先端工具保持部材221と緩衝材242にはカラー244が挿通されており、該カラー244とプレート245に挿通する前記ボルト222によってプレート245とカラー244をシリンダケース219に締め付けることによって衝撃力緩和構造が構成されている。
このような衝撃力緩和構造によれば、先端工具232や中間子231の最前進位置での先端工具保持部材221への衝突時に該先端工具保持部材221が緩衝材242を圧縮しながら前進するため、衝突時の衝撃力が緩衝材242の弾性変形によって吸収緩和される。
実開昭60−172681号公報
しかしながら、図8及び図9に示す衝撃力緩和構造においては、緩衝材242は先端工具保持部材221のフランジ部221aの一面(前面)側にしか設けられていないため、先端工具232や中間子231の最前進位置での先端工具保持部材221への衝突時のように先端工具保持部材221にこれを前進させる方向の衝撃力が作用した場合にしか緩衝材242によってその衝撃力が緩和され得ず、他方向の衝撃力を緩衝材242によって吸収緩和することができないという欠点がある。
又、実際の作業においては、先端工具232が傾くために先端工具保持部材232に径方向の衝撃力も発生し、この径方向の衝撃力によっても振動や騒音が発生するという問題があった。尚、振動や衝撃は、先端工具が傾いてこれが先端工具保持部材や抜け止め部材に衝突した際、該先端工具が先端工具保持部材内壁に当接している状態で往復動した際、或は先端工具が抜け止め部材に当接している状態で往復動した際等において発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、低振動と低騒音化を図ることができる打撃工具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、シリンダケース内に打撃子を摺動自在に嵌装し、該打撃子内でのピストンの往復動によって発生する空気室内の空気圧の変動によって先端工具に打撃力を伝達して所定の作業を行う打撃工具において、前記先端工具を保持する先端工具保持部材の前記シリンダケースへの取付部を工具軸方向の2方向に配された緩衝材によって挟持し、該先端工具保持部材を工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記先端工具保持部材を前記緩衝材によって径方向に弾性支持したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記先端工具保持部材の前記シリンダケースへの取付部と前記緩衝材に挿通するカラーと、該カラーに挿通し前記シリンダケースに螺合するボルトを設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記先端工具保持部材の前記シリンダケースへの取付部の孔部の内径を前記カラーの外径よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記緩衝材を圧縮した状態で前記先端工具の前記シリンダケースへの取付部を挟持したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記シリンダケースのケーシングへの取付部を工具軸方向の2方向に配された緩衝材によって挟持し、該シリンダケースを工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、シリンダケース内に打撃子を摺動自在に嵌装し、該打撃子内でのピストンの往復動によって発生する空気室内の空気圧の変動によって先端工具に打撃力を伝達して所定の作業を行う打撃工具において、前記シリンダケースのケーシングへの取付部を工具軸方向の2方向に配された緩衝材によって挟持し、該シリンダケースを工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記シリンダケースを前記緩衝材によって径方向に弾性支持したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の発明において、前記シリンダケースの前記ケーシングへの取付部と前記緩衝材に挿通するカラーと、該カラーに挿通し前記ケーシングに螺合するボルトを設けたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記シリンダケースの前記ケーシングへの取付部の孔部の内径を前記カラーの外径よりも大きくしたことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項7〜10の何れかに記載の発明において、前記緩衝材を圧縮した状態で前記シリンダケースの前記ケーシングへの取付部を挟持したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、先端工具保持部材を前後2方向に配された各2つの緩衝材によってそれぞれ前後方向に移動可能に支持したため、該先端工具保持部材に発生する前後方向の衝撃力を緩衝材によって吸収することができ、衝撃力に伴う騒音と振動を抑制して当該打撃工具の低騒音と低振動化を実現することができる。又、先端工具保持部材に発生する前後方向の衝撃力のシリンダケース等の他の部材への伝達も遮断或は緩和されるため、これらの部材からの騒音の発生が抑制され、各部の破損が防がれて当該打撃工具の耐久寿命の向上が図られる。
請求項2記載の発明によれば、先端工具保持部材を緩衝材によって径方向にも移動可能に弾性支持したため、先端工具の傾き等によって先端工具保持部材に発生する径方向の振動が減衰されるとともに、先端工具の傾きによって先端工具保持部材に発生する径方向の衝撃力も緩衝材によって吸収され、当該打撃工具の更なる低騒音と低振動化を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、先端工具保持部材のシリンダケースへの取付部と緩衝材にカラーを挿通させたため、該カラーによってボルトの締付量が規制され、緩衝材の軸方向への圧縮量を規制することができる。
請求項4記載の発明によれば、先端工具保持部材のシリンダケースへの取付部の孔部の内径をカラーの外径よりも大きくしたため、緩衝材の軸方向への圧縮量を規制することができ、又、先端工具の傾きによって先端工具保持部材に発生する径方向の振動及び衝撃力がシリンダケースに伝達されにくくなり、低振動と低騒音化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、緩衝材を圧縮した状態で、先端工具保持部材のシリンダケースへの取付部を挟持したため、先端工具保持部材が移動した際に、緩衝材と取付部、緩衝材とシリンダケースとの間に工具軸方向の隙間が生じることを抑制することができ、当該打撃工具の更なる低振動と低騒音化を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、先端工具保持部材に加えてシリンダケースも前後2方向に配された各2つの緩衝材によってそれぞれ前後方向に移動可能に支持したため、先端工具保持部材に発生する前後方向の衝撃力を2段階に亘って吸収することができ、当該打撃工具の更なる低騒音と低振動化を図ることができる。
請求項7記載の発明によれば、シリンダケースを前後2方向に配された各2つの緩衝材によってそれぞれ前後方向に移動可能に支持したため、該シリンダケースに発生する前後方向の衝撃力を緩衝材によって吸収することができ、衝撃力に伴う騒音と振動を抑制して当該打撃工具の低騒音と低振動化を実現することができる。又、シリンダケースに発生する前後方向の衝撃力のケーシング等の他の部材への伝達も遮断或は緩和されるため、これらの部材からの騒音の発生が抑制され、各部の破損が防がれて当該打撃工具の耐久寿命の向上が図られる。
請求項8記載の発明によれば、シリンダケースを緩衝材によって径方向にも移動可能に弾性支持したため、先端工具の傾き等によって先端工具保持部材に発生しシリンダケースに伝達された径方向の振動は緩衝材によって減衰され、又、先端工具の傾きによって先端工具保持部材に発生しシリンダケースに伝達された径方向の衝撃力も緩衝材によって吸収され、当該打撃工具の更なる低騒音と低振動化を図ることができる。
請求項9記載の発明によれば、シリンダケースのケーシングへの取付部と緩衝材にカラーを挿通させたため、該カラーによってボルトの締付量が規制され、緩衝材の軸方向への圧縮量を規制することができる。
請求項10記載の発明によれば、シリンダケースのケーシングへの取付部の孔部の内径をカラーの外径よりも大きくしたため、緩衝材の軸方向への圧縮量を規制することができ、又、先端工具の傾きによって先端工具保持部材に発生する径方向の振動及び衝撃力がシリンダケースを介してケーシングに伝達されにくくなり、低振動と低騒音化を図ることができる。
請求項11記載の発明によれば、緩衝材を圧縮した状態で、シリンダケースのケーシングへの取付部を挟持したため、シリンダケースが移動した際に、緩衝材と取付部、緩衝材とシリンダケースとの間に工具軸方向の隙間が生じることを抑制することができ、当該打撃工具の更なる低振動と低騒音化を図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る打撃工具の一部を破断して示す縦断面図、図2及び図3は同打撃工具先端部の縦断面図、図4は図3のA部拡大詳細図、図5は図1のB部の結合構造を示す部分断面図である。
本発明に係る打撃工具1においては、図1に示すように、駆動源としての電動機2がケーシング3内に縦置きにて収納配置されており、該電動機2の上下方向に延びる出力軸4は、その上下両端部が上下一対の軸受5によって回転自在に支承されており、その上端部にはピニオン6が一体に刻設されている。
又、上記ケーシング3の上部にはインナーカバー7が取り付けられており、このインナーカバー7の上部にはギヤカバー8が不図示の複数本のボルトによって被着されている。そして、前記電動機2の出力軸4の上端部は、前記軸受5を介してインナーカバー7に回転自在に支持されている。
更に、当該打撃工具1の後端部には、側面視コの字状を成すハンドル10が前記ギヤカバー8とケーシング3に取り付けられて配されており、このハンドル10には、当該打撃工具1(電動機2)の駆動をON/OFFするためのプッシュボタン式のスイッチ11が設けられ、その下端部からは前記電動機2に連なる電源コード12が導出している。尚、電源コード12の自由端には不図示の電源プラグが取り付けられている。
他方、前記ギヤカバー8内にはカウンタシャフト13とクランクシャフト14が上下一対の軸受15と16によってそれぞれ回転自在に支承されて縦方向に配されており、カウンタシャフト13には、前記ピニオン6に噛合するカウンタギヤ17が結着されており、クランクシャフト14には、前記カウンタギヤ17に噛合するファイナルギヤ18が結着されている。尚、ピニオン6、カウンタギヤ17、ファイナルギヤ18はこの順に径が大きくなっており、これらは減速ギヤ機構を構成している。
ところで、前記ケーシング3の前端部には、そこから略水平に延びる円筒状のシリンダケース19の後端部が嵌合されて複数のボルト20(図1及び図6参照)によって取り付けられており、該シリンダケース19の前端部には、同じく略水平に延びる筒状の先端工具保持部材(ホルダー)21が嵌合されて複数のボルト22によって同心的に取り付けられている。尚、シリンダケース19の外周にはサイドハンドル23が取り付けられている。
又、前記シリンダケース19内には、後端が開口する有底筒状の打撃子24が前後方向に摺動自在に嵌装されており、この打撃子24内にはピストン25が前後方向(打撃方向)に摺動自在に嵌装され、打撃子24内にはピストン25によって区画される空気室26が形成されている。そして、ピストン25は、コンロッド27を介して前記クランクシャフト14に連結されており、コンロッド27とクランクシャフト14は、前記電動機2の出力軸4の回転運動をピストン25の往復直線運動に変換する変換機構を構成している。ここで、コンロッド27の一端はピストンピン28を介してピストン25に連結されており、他端はボルト29によってクランクシャフト14の下端フランジ部の回転中心から偏心した位置に連結されている。
更に、シリンダケース19内の前端部にはシャンクスリーブ30が配置されており、該シャンクスリーブ30の中心部には中間子31が前後方向に摺動自在に挿通保持され、該中間子31の前端は、前記先端工具保持部材21内にその後端部が挿入保持された先端工具32の後端面に当接し、後端は前記打撃子24の前端面に当接している。そして、シリンダケース19内のシャンクスリーブ30と先端工具保持部材21との間には弾性体から成るリング状のダンパ33が介設されており、シャンクスリーブ30の後方には、先端工具32に負荷が掛らない非作業時に打撃子24を固定して空打ちを防止するための円筒状のマウス34が配置されている。又、図2及び図3に詳細に示すように、マウス34とシリンダケース19との間にはワッシャ35を介してリング状のダンパ36が介設されている。尚、図2及び図3において、37,38,39はOリングである。
ところで、先端工具保持部材21の前半部分には断面正六角形の嵌合孔21aが前後方向に貫設されており、先端工具32の後部に形成された六角柱状の嵌合部32aが嵌合孔21aに挿入嵌合されて該先端工具32の回り止めがなされている。尚、先端工具32の前記嵌合部32aから後方に延びる後端部32bは円柱状に成形され、その外周はスリーブ40によって摺動自在に保持されている。
又、先端工具保持部材21の前端上部には、回動可能な丸棒状の抜け止め部材41が軸直角方向(図1〜図3の紙面垂直方向)に設けられており、この抜け止め部材41の一部には平坦面41a(図2及び図3参照)が形成されている。この抜け止め部材41は、先端工具32の嵌合部32aに形成された前後方向に長い係合溝32cに図示のように係合することによって該先端工具32の抜け止めを図るものであって、これを図示の状態から180°回動させてその平坦面41aを先端工具32に臨ませることによって該先端工具32の着脱を可能にする。
ここで、先端工具保持部材21のシリンダケース19への取付構造を図2〜図4に基づいて説明する。
先端工具保持部材21の後端部に一体に形成されたフランジ部21bの前後の両面(工具軸方向の2方向面)には、ゴム等の弾性体から成るリング状の緩衝材42,43がそれぞれ配設されており、これらの緩衝材42,43とフランジ部21bには、円周方向に等角度ピッチで配された複数の金属製カラー44が前後方向に挿通されている。
そして、前側の緩衝材42には金属製のリング状のプレート45が当てられ、このプレート45と前記各カラー44に前方から挿通する前記各ボルト22によってプレート45と各カラー44をシリンダケース19の前端面に締め付けることによって、緩衝材42,43が先端工具保持部材21のフランジ部21bの前後両面に所定の圧縮量で挟着され、先端工具保持部材21はシリンダケース19に対して前後方向(工具軸方向)に移動可能に弾性支持されている。
ここで、カラー44によって各ボルト22の締付量が規制され、緩衝材42,43の軸方向への圧縮量が規制される。即ち、各カラー44の長さは、これを締め付けたときに緩衝材42,43が僅かに圧縮される値に設定され、先端工具保持部材21は各緩衝材42,43の変形代分だけ前後に移動することができる。因に、カラー44が無い場合には、緩衝材42,43がボルト22のネジ山に接触するため、応力集中が発生し、緩衝材42,43の寿命が短いという問題があるが、カラー44を設けたことで、緩衝材42,43はカラー44と接触するため、該緩衝材42,43の高寿命化を図ることができる。
又、本実施の形態では、図4に詳細に示すように、先端保持工具21のフランジ部21bの孔部の内径をカラー44の外径よりも大きくしており、この結果、フランジ部21bとカラー44との間に隙間が生じ、シリンダケース19と先端工具保持部材21は、緩衝材42,43によって径方向にも移動可能に支持されることとなる。更に、先端工具保持部材21のシリンダケース19への嵌合部(インロー部)21cとの間にも径方向の隙間が形成されており、従って、嵌合部21cを介しての先端工具保持部材21からの振動の伝播が抑制される。尚、先端工具保持部材21が径方向に移動する際には、Oリング37,38は弾性変形して振動を吸収する役割を果たす。
次に、シリンダケース19のケーシング3への取付構造を図5に基づいて説明する。
シリンダケース19も先端工具保持部材21と同様の結合構造によってケーシング3に取り付けられている。
即ち、シリンダケース19の後端部に一体に形成されたフランジ部19aの前後の両面(工具軸方向の2方向面)には、ゴム等の弾性体から成るリング状の緩衝材46,47が配設されており、これらの緩衝材46,47とフランジ部19aには、円周方向に等角度ピッチで配された複数の金属製カラー48が前後方向に挿通されている。そして、前側の緩衝材46には金属製のリング状のプレート49が当てられ、このプレート49と前記各カラー48に前方から挿通する前記各ボルト20によってプレート49と各カラー48をケーシング3の前端面に締め付けることによって、シリンダケース19のフランジ部19aの前後両面に緩衝材46,47が所定の圧縮量で挟着され、シリンダケース19はケーシング3に対して前後方向(工具軸方向)に移動可能に弾性支持されている。このとき、各カラー48の長さは、これを締め付けたときの緩衝材46,47が初期撓み量が適正に規制される値に設定され、シリンダケース19は各緩衝材46,47の変形代分だけ前後に移動することができる。
又、本実施の形態では、シリンダケース19のフランジ部19aの孔部の内径をカラー48の外径よりも大きくしており、この結果、フランジ部19aとカラー48との間に隙間が生じ、シリンダケース19とケーシング3は、緩衝材46,47によって径方向にも移動可能に支持されることとなる。
更に、シリンダケース19のケーシング3への嵌合部(インロー部)19bには径方向(工具軸方向に直交する方向)の隙間が形成されており、従って、シリンダケース19は、緩衝材46,47によって径方向にも移動可能に弾性支持されている。
次に、以上の構成を有する打撃工具1の作用について説明する。
電源コード12の端部に取り付けられた電源プラグを不図示の電源タップに差し込み、作業者が一方の手でハンドル10を、他方の手でサイドハンドル23をそれぞれ把持した状態で、ハンドル10に設けられたスイッチ11を押圧操作すると、電動機2に通電されて該電動機2が駆動され、その出力軸4の回転は、減速ギヤ機構を構成するピニオン6とカウンタギヤ17及びファイナルギヤ18によって2段減速されてクランクシャフト14に伝達され該クランクシャフト14が所定の速度で回転駆動される。
上記クランクシャフト14の回転運動は、該クランクシャフト14とコンロッド27によって構成される変換機構によってピストン25の往復直線運動に変換されるため、該ピストン25が打撃子24内で前後方向に往復動し、これによって打撃子24内に形成された空気室26内の空気圧が変動する。そして、この空気室26内の空気圧の変動によって打撃子24がシリンダケース19内を前後方向に往復動して中間子31に間欠的に衝突するため、中間子31から先端工具32に衝撃力が伝達され、衝撃力が伝達された先端工具32によってコンクリート等の被削材の破砕、はつり等の各種作業がなされる。
ところで、打撃作業によって被削材から先端工具32に反力が伝達され、該先端工具32と中間子31及び打撃子24が後進した状態を図2に示すが、このとき、先端工具32から中間子31に伝達される反力は、中間子31からシャンクスリーブ30に伝達され、該シャンクスリーブ30がマウス34と共に後進するためにダンパ36が圧縮され、このダンパ36の弾性変形によって反力が吸収緩和される。
又、打撃作業時の先端工具32の傾きによって先端工具保持部材21に後方向の衝撃力が作用すると、この衝撃力によって先端工具保持部材21が後方へ移動して一方(後側)の緩衝材43とダンパ33,36を圧縮するため、これらの緩衝材43とダンパ33,36の弾性変形によって衝撃力が吸収緩和される。そして、緩衝材43とダンパ33,36で吸収し切れなかった衝撃力はシリンダケース19に伝達されるが、この衝撃力によってシリンダケース19が後方へ移動して図5に示す一方(後側)の緩衝材47を圧縮するため、この衝撃力は緩衝材47の弾性変形によって吸収される。
更に、作業時の先端工具32の傾きによって先端工具保持部材21に径方向の振動と衝撃力が発生するが、前述のように該先端工具保持部材21とシリンダケース19は、緩衝材42,43と46,47によってそれぞれ径方向にも移動可能に弾性支持されているため、先端工具保持部材21に発生する径方向の振動は減衰され、衝撃力は緩衝材42,43と46,47の弾性変形によって吸収緩和される。
他方、打撃作業が終了して当該打撃工具1を被削材から離すと、図3に示すように、先端工具32が前進し、これに伴って中間子31も前進してスリーブ40に衝突するため、先端工具保持部材21に前方向の衝撃力が発生する。すると、この衝撃力によって先端工具保持部材21が前方へ移動するため、他方(前側)の緩衝材42が圧縮変形され、この緩衝材42の弾性変形によって衝撃力が吸収される。そして、緩衝材42で吸収し切れなかった衝撃力はプレート45とボルト22を介してシリンダケース19に伝達されるが、この衝撃力によってシリンダケース19が前方へ移動して図5に示す他方(前側)の緩衝材46を圧縮するため、この衝撃力は緩衝材46の弾性変形によって吸収される。
又、この場合、中間子31の傾きによって先端工具保持部材21とシリンダケース19に径方向の衝撃力が発生しても、先端工具保持部材21とシリンダケース19は径方向に移動可能で緩衝材42,43に46,47を弾性変形させるため、これらの緩衝材42,43及び46,47によって径方向の衝撃力も吸収される。
以上のように、本実施の形態に係る打撃工具1においては、先端工具保持部材21とシリンダケース19を前後2方向に配された各2つの緩衝材42,43と46,47によってそれぞれ前後方向及び径方向に移動可能に支持したため、先端工具保持部材21に発生する前後方向及び径方向の衝撃力を緩衝材42,43と46,47によって吸収することができ、衝撃力に伴う騒音と振動が抑制され、当該打撃工具1の低騒音と低振動化が実現される。
又、先端工具保持部材21に発生する前後方向及び径方向の衝撃力のシリンダケース19、ケーシング3、ギヤカバー8等への伝達も遮断或は緩和されるため、これらの部材からの騒音の発生が抑制され、各部の破損が防がれて当該打撃工具1の耐久寿命の向上が図られる。
更に、本実施の形態では、先端保持工具21のフランジ部21bの孔部の内径をカラー44の外径よりも大きくし、同様にシリンダケース19のフランジ部19aの孔部の内径をカラー48の外径よりも大きくしたため、フランジ部21bとカラー44との間及びフランジ部19aとカラー48との間にそれぞれ隙間が生じ、緩衝材42,43と46,47の軸方向への圧縮量を規制することができるとともに、先端工具32の傾きによって先端工具保持部材21に発生する径方向の振動及び衝撃力がシリンダケース19に伝達されにくくなり、当該打撃工具1の更なる低振動と低騒音化が図られる。
又、緩衝材42,43と46,47をそれぞれ圧縮して状態で、先端工具保持部材21のフランジ部21b及びシリンダケース19のフランジ部19aをそれぞれ挟持するようにしたため、先端工具保持部材21及びシリンダケース19が移動した際に、緩衝材42,43とフランジ部21b及び緩衝部材46,47とフランジ部19aとの間に工具軸方向の隙間が発生することがなく、緩衝材42,43と46,47の安定した機能が確保され、これによって当該打撃工具1の低振動と低騒音化が実現される。
尚、本実施の形態では、シリンダケース19のインナーカバー7への取付部にも前後2つの緩衝材46,47にて構成される衝撃力緩和構造を採用したが、この衝撃力緩和構造は少なくとも先端工具保持部材21のシリンダケース19への取付部に採用することによって十分な効果が得られる。
又、緩衝材42,43及び46,47の材質としては、ゴム以外の弾性を有する樹脂等を使用することができ、その硬度としては、打撃工具1の操作性を損なわず、且つ、前記効果が得られる範囲で任意に設定することができるが、具体的にはショア硬度(HS)で80°〜85°の範囲が適当であるものと考えられる。
更に、以上の実施の形態では、緩衝材を圧縮する構成としたが、圧縮させなくても同様の効果が得られる。緩衝材を圧縮する構成とする場合、その圧縮量は、目的とする操作性に応じて適宜変更すべきである。
本発明は、打撃子内でのピストンの往復動によって発生する空気室内の空気圧の変動によって先端工具に打撃力を伝達して所定の作業を行う電気ハンマ、その他任意の打撃工具に対して有用である。
本発明に係る打撃工具の一部を破断して示す縦断面図である。 本発明に係る打撃工具先端部の縦断面図である。 本発明に係る打撃工具先端部の縦断面図である。 図3のA部拡大詳細図である。 図1のB部の結合構造を示す部分断面図である。 従来の打撃工具の外観斜視図である。 従来の打撃工具の一部を破断して示す縦断面図である。 従来の打撃工具先端部の縦断面図である。 図8のC部拡大詳細図である。
符号の説明
1 打撃工具
2 電動機
3 ケーシング
4 出力軸
6 ピニオン
7 インナーカバー
8 ギヤカバー
13 カウンタシャフト
14 クランクシャフト
17 カウンタギヤ
18 ファイナルギヤ
19 シリンダケース
19a フランジ部
20 ボルト
21 先端工具保持部材
21a 嵌合孔
21b フランジ部
22 ボルト
24 打撃子
25 ピストン
26 空気室
27 コンロッド
30 シャンクスリーブ
31 中間子
32 先端工具
33 ダンパ
34 マウス
36 ダンパ
40 スリーブ
42,43 緩衝材
44 カラー
45 プレート
46,47 緩衝材
48 カラー
49 プレート

Claims (11)

  1. シリンダケース内に打撃子を摺動自在に嵌装し、該打撃子内でのピストンの往復動によって発生する空気室内の空気圧の変動によって先端工具に打撃力を伝達して所定の作業を行う打撃工具において、
    前記先端工具を保持する先端工具保持部材の前記シリンダケースへの取付部を工具軸方向の2方向に配された緩衝材によって挟持し、該先端工具保持部材を工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持したことを特徴とする打撃工具。
  2. 前記先端工具保持部材を前記緩衝材によって径方向に弾性支持したことを特徴とする請求項1記載の打撃工具。
  3. 前記先端工具保持部材の前記シリンダケースへの取付部と前記緩衝材に挿通するカラーと、該カラーに挿通し前記シリンダケースに螺合するボルトを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の打撃工具。
  4. 前記先端工具保持部材の前記シリンダケースへの取付部の孔部の内径を前記カラーの外径よりも大きくしたことを特徴とする請求項3記載の打撃工具。
  5. 前記緩衝材を圧縮した状態で前記先端工具の前記シリンダケースへの取付部を挟持したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の打撃工具。
  6. 前記シリンダケースのケーシングへの取付部を工具軸方向の2方向に配された緩衝材によって挟持し、該シリンダケースを工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の打撃工具。
  7. シリンダケース内に打撃子を摺動自在に嵌装し、該打撃子内でのピストンの往復動によって発生する空気室内の空気圧の変動によって先端工具に打撃力を伝達して所定の作業を行う打撃工具において、
    前記シリンダケースのケーシングへの取付部を工具軸方向の2方向に配された緩衝材によって挟持し、該シリンダケースを工具軸方向の2方向に移動可能に弾性支持したことを特徴とする打撃工具。
  8. 前記シリンダケースを前記緩衝材によって径方向に弾性支持したことを特徴とする請求項7記載の打撃工具。
  9. 前記シリンダケースの前記ケーシングへの取付部と前記緩衝材に挿通するカラーと、該カラーに挿通し前記ケーシングに螺合するボルトを設けたことを特徴とする請求項7又は8記載の打撃工具。
  10. 前記シリンダケースの前記ケーシングへの取付部の孔部の内径を前記カラーの外径よりも大きくしたことを特徴とする請求項9記載の打撃工具。
  11. 前記緩衝材を圧縮した状態で前記シリンダケースの前記ケーシングへの取付部を挟持したことを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載の打撃工具。
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