JP2003145446A - エンジンブレーカ - Google Patents
エンジンブレーカInfo
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- JP2003145446A JP2003145446A JP2001344728A JP2001344728A JP2003145446A JP 2003145446 A JP2003145446 A JP 2003145446A JP 2001344728 A JP2001344728 A JP 2001344728A JP 2001344728 A JP2001344728 A JP 2001344728A JP 2003145446 A JP2003145446 A JP 2003145446A
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- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
- E02F3/966—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of hammer-type tools
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D17/00—Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
- B25D17/24—Damping the reaction force
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Road Paving Machines (AREA)
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Abstract
たり破損したりするのを防止した耐振性を有するエンジ
ンブレーカを提供する。 【解決手段】 上下方向に延びる筒状の本体1と、上記
本体の下部に上下方向往復移動可能に支持された作業体
2と、出力軸が水平方向に延びるようにして上記本体の
上部に搭載されたエンジン5と、上記本体に内装され、
上記エンジンの回転出力が伝達される水平方向の回転軸
6の軸転を介して上記作業体の上端部を連続的に撃打す
る撃打手段とを備えたエンジンブレーカであって、上記
エンジンは、そのハウジングが上記本体に対して弾性部
材8を介して支持されており、かつ、その出力軸と上記
回転軸との間には、上記回転軸と交差する方向の振動を
吸収しうるフレキシブルカップリング9が介装されてい
ることを特徴とする。
Description
たエンジンによって駆動されるエンジンブレーカに関す
る。
る破砕装置は、たとえば道路工事現場や建築現場などに
おいてアスファルトやコンクリートなどの形状固形物を
破砕するために用いられる。このようなブレーカには、
本体の上部に搭載されたエンジンの出力により撃打手段
を作動させ、この撃打手段により本体下部に支持した作
業体を上下方向に往復移動させることによって形状固形
物を撃打するように構成されたエンジンブレーカがあ
る。図9に、従来のエンジンブレーカの一例を示す。こ
のエンジンブレーカ100は、上下方向に延びる筒状の
本体1と、本体1の下部に上下方向往復移動可能に支持
された作業体2と、本体1の上部に搭載されたエンジン
105と、エンジン105の駆動によって作業体2の上
端部を連続的に撃打する撃打手段30とを備えている。
11と、円筒部11の上部に取り付けられたクランクケ
ース12とを有しており、円筒部11およびクランクケ
ース12の内部にはそれぞれ、後述するハンマ部3およ
びクランク機構4が配置されている。上記作業体2は、
たとえば、先端部分が錐状に形成されたチゼルなどであ
って、基端側が円筒部11内に挿入されている。
方向に延びるように配置されており、本体1のクランク
ケース12に内装された回転軸6に回転出力を伝達す
る。この回転軸6は、水平方向に延びるようにクランク
ケース12内に配置されている。このエンジン105の
本体1への取付けには、断面視略L字状とされたエンジ
ン取付け板7aが用いられており、エンジン105は、
エンジン取付け板7aに対してハウジングの一側面およ
び下面でねじ止めされ、この状態でエンジン取付け板7
aを本体1のクランクケース12の側面にねじ止めする
ことによって支持されている。このようなエンジン10
5としては、排気量が50cc前後の2サイクルエンジ
ンが一般的に採用されている。
により作動するクランク機構4と、このクランク機構4
の作動により上下方向往復移動するハンマ部3とを有し
ており、ハンマ部3の先端が作業体2に作用するように
構成されている。
は、圧搾空気を利用してその膨張力によってハンマ部3
を往復移動させるタイプのブレーカとは異なり、圧搾空
気を発生させるためのコンプレッサなどの外部機器に接
続されていないので、比較的に取り扱いが容易である。
ンジンブレーカ100においては、クランク機構4がハ
ンマ部3を往復移動させる際の反動やハンマ部3が作業
体2を撃打する際の衝撃などが本体1を激しく振動させ
るため、本体1に搭載されたエンジン105のハウジン
グにおける本体1に隣接する部分が変形したり、エンジ
ン105自体が振動してハウジング内外に設置された様
々なエンジン構成部材間の位置関係がずれたりする。こ
れにより、エンジン105が不調をきたしたり、破損し
たりすることがある。そこで、このようなエンジンブレ
ーカ100では、エンジン105として、ハウジングの
肉厚を5mm〜6mm程度とすることにより耐久性を向
上させたものなどが用いられるが、この肉厚は、排気量
が50cc前後の一般的な2サイクルエンジンにおける
ハウジング肉厚(2mm〜3mm)に比してかなり厚
い。したがって、エンジン105として一般的なエンジ
ンを用いることができず、エンジンブレーカ100の製
造コストが大となる。また、エンジン105の重量がア
ルミダイカスト製のハウジングを有するもので8kg程
度となり、一般的なエンジンの重量(3kg程度)に比
してかなり重く、エンジンブレーカ100の軽量化が困
難となる。
されたものであって、使用時の振動によりエンジンが不
調をきたしたり破損したりするのを防止した耐振性を有
するエンジンブレーカを提供することをその課題とす
る。
は、次の技術的手段を講じている。
ジンブレーカは、上下方向に延びる筒状の本体と、上記
本体の下部に上下方向往復移動可能に支持された作業体
と、出力軸が水平方向に延びるようにして上記本体の上
部に搭載されたエンジンと、上記本体に内装され、上記
エンジンの回転出力が伝達される水平方向の回転軸の軸
転を介して上記作業体の上端部を連続的に撃打する撃打
手段とを備えたエンジンブレーカであって、上記エンジ
ンは、そのハウジングが上記本体に対して弾性部材を介
して支持されており、かつ、その出力軸と上記回転軸と
の間には、上記回転軸と交差する方向の振動を吸収しう
るフレキシブルカップリングが介装されていることを特
徴としている。
2つの軸を連結させ、それらの間に回転力を伝達させる
ために用いられ、これら2つの軸のうちの少なくとも一
方がそれと交差する方向に変動するのを許容しつつ回転
力を伝達することができるカップリングのことをいう。
手段は、上記回転軸の軸転により作動するクランク機構
と、このクランク機構の作動により上下方向往復移動す
るハンマ部とを有している。
エンジンのハウジングは、その側面側および下面側がそ
れぞれ、上記本体の側面、および上記本体の側面に立設
されたエンジンブラケットに対して、上記弾性部材とし
て弾性体により形成された複数の弾性小片を介して支持
されている。
に撃打されるときの衝撃や、上記ハンマ部が上下方向に
往復移動するときの反動などにより上記本体が激しく振
動した際にも、この振動を上記弾性部材によって吸収し
て、これがエンジンに伝搬するのを防止することができ
る。より詳細には、本体が振動した際には、弾性部材が
瞬間的に弾性変形することによって、エンジンのハウジ
ングにおける本体に隣接する部分が変形したりするのを
防止することができる。また、エンジン自体が振動して
内部の構成部材間の位置関係がずれたりするのを防止す
ることができる。したがって、エンジンが不調をきたし
たり、破損したりするのを防止することができる。
変形する際には、本体内の上記回転軸がエンジンの出力
軸に対して瞬間的に変位するため、回転軸とエンジンの
出力軸との間の接続部分に対して回転軸と交差する方向
に負荷がかかるが、回転軸とエンジンの出力軸との間に
は上記フレキシブルカップリングが介装されており、こ
のフレキシブルカップリングは、これらの間の接続部分
にかかる負荷を吸収することができる。したがって、こ
の接続部分が破損するのを防止することができる。
記フレキシブルカップリングは、上記エンジンの出力軸
における上記回転軸に出力を伝達する出力伝達部と、上
記回転軸との間に、弾性体により形成された振動吸収部
材を介装してなる。
た、上記振動吸収部材は、上記回転軸の端部に套嵌され
ており、かつ、その端面が上記出力伝達部に対して当接
するように固定されている。
た、上記エンジンの側面と上記本体の側面との間には、
上記エンジンを上記本体に取付けるためのエンジン取付
け板に備えられた軸受が配置されており、上記出力伝達
部の端部は、ボス状とされており、その内周面には半径
方向に延びる複数の第1突起が突出形成されているとと
もに上記軸受に嵌入されており、上記回転軸の端部は、
上記各第1突起と対応するように軸方向に突出形成され
た複数の第2突起を有しており、これら複数の第2突起
が上記出力伝達部のボス状端部内で上記各第1突起間に
位置するように配置されており、上記振動吸収部材は、
上記出力伝達部のボス状端部内に配置されるとともに上
記各第1突起の側面と上記各第2突起の側面との間に配
置される複数の振動吸収部を有している。
ルカップリングは、本体が振動する際における上記回転
軸とエンジンの出力軸との間の変位に応じて上記振動吸
収部材が弾性変形することによって、上記回転軸とエン
ジンの出力軸との間の接続部分にかかる負荷を吸収する
こととなる。この振動吸収部材は、弾性体により形成さ
れた単純な構成とされており、上記出力伝達部と回転軸
との間に介装されているだけである。すなわち、このよ
うなフレキシブルカップリングでは、その構造を単純化
したり、部品点数を少なくしたりするのが容易である。
ては、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明
らかになるであろう。
形態について、図面を参照して具体的に説明する。
の一例を示す側面図、図2は、図1のエンジンブレーカ
の内部構造を示す正面図、図3は、図1の要部を拡大し
て示す斜視図である。図4は、図1におけるフレキシブ
ルカップリングの一例を示す拡大斜視図、図5は、図4
のV−V線に沿う断面図である。また、図6は、図1にお
けるフレキシブルカップリングの他の例を示す拡大斜視
図、図7は、図6のVI−VI線に沿う断面図、図8は、図
6のVII−VII線に沿う断面図である。なお、これらの図
において、従来例を示す図9に表された部材、部分等と
同等のものにはそれぞれ同一の符号を付してある。
カAは、たとえば道路工事現場や建築現場などにおいて
アスファルトやコンクリートなどの形状固形物Gを破砕
するためのものであって、上下方向に延びる筒状の本体
1と、この本体1の下部に上下方向往復移動可能に支持
された作業体2と、本体1に内装され、作業体2の上端
部を連続的に撃打する撃打手段30と、本体1の上部に
搭載され、撃打手段30を作動させるエンジン5とを備
えている。
11と、円筒部11の上部に取り付けられたクランクケ
ース12とを有しており、これらはそれぞれ所定の剛性
を有する金属などにより形成されている。図2に示すよ
うに、円筒部11の下方部には、その内径を縮径するよ
うに形成されたボス状部11aが連通しており、このボ
ス状部11aに対して上記作業体2の後述するシャンク
部2cがブッシュ24を介して上下方向摺動可能に支持
されている。このボス状部11aには、筒状の作業体ホ
ルダ22がその基端部で套嵌しており、作業体ホルダ2
2の先端部に対して作業体2の後述する胴部2aが上下
方向移動可能に支持されている。また、円筒部11の下
方部には、その外面に形成された雄ねじ11bに対して
螺合する下部キャップ13が備えられ、この下部キャッ
プ13の先端に形成された貫通孔13aから作業体ホル
ダ22(および作業体2)が突出している。
の外面と下部キャップ13の貫通孔13aとにガイドさ
れながら上下方向に摺動可能となっている。そして、作
業体ホルダ22の基端部には、下部キャップ13の内周
面に摺接するフランジ部22aが形成されており、フラ
ンジ部22aの上方側におけるボス状部11aと下部キ
ャップ13との間の環状空間、ならびに、フランジ部2
2aの下方側における作業体ホルダ22と下部キャップ
13との間の環状空間には、弾性体により形成された環
状部材25ならびに環状部材26がそれぞれ装填されて
いる。
11に対して二重となるように固定シリンダ筒14が内
挿されており、この固定シリンダ筒14は、上記クラン
クケース12の内部空間と連続するシリンダ空間14a
を形成している。クランクケース12の内部空間および
シリンダ空間14aにはそれぞれ、上記撃打手段30の
後述するハンマ部3およびクランク機構4が配置されて
いる。また、クランクケース12の内部空間には、図1
に示すように、上記エンジン5の回転出力が伝達される
回転軸6が水平方向に延びるように支持されており、こ
の回転軸6の所定の位置には、比較的小径のピニオンギ
ヤ61が備えられている。この回転軸6は、図5に示す
ように、ピニオンギヤ61の両端側において、たとえば
ころ軸受60a,60bなどにより支持されている。
ァルトやコンクリートを破砕するのに適したチゼルであ
って、所定の硬度を有する金属などにより形成されてい
る。この作業体2は、図2に示すように、全体として略
円柱状を呈しており、中央部分に位置する胴部2aと、
先端側に位置する錐状の刃部2bと、基端(上方)側に
位置し、胴部2aを縮径するように形成されたシャンク
部2cとからなる。胴部2aの側面の一部には平坦面2
dが形成されている一方、作業体ホルダ22には図2に
おける紙面の表裏面方向に延びるように形成された孔部
22bがその内面を作業体ホルダ22の内周面に露出さ
せるように設けられており、作業体2をその平坦面2d
が孔部22bの内面に対向するように配置して、孔部2
2b内に所定の太さのストッパピン27を通挿すること
により、作業体2が作業体ホルダ22から抜け落ちるの
を防止している。なお、作業体2は、胴部2aの平坦面
2dにおける軸方向長さを所定長さとすることによっ
て、作業体ホルダ22に対する上下方向往復移動が許容
される。
27aが形成されており、これにより、ストッパピン2
7の軸転姿勢によって、作業体2の抜けを阻止しうる状
態と、抜けを許容しうる状態とを選択できるようになっ
ている。
上記回転軸6の軸転により作動するクランク機構4と、
このクランク機構4の作動により上下方向往復移動する
ハンマ部3と有している。クランク機構4は、図2に示
すように、上記エンジン5の出力軸の回転運動を直線往
復運動に変換するためのものであり、回転軸6の軸転に
より回転するクランク板41と、このクランク板41と
ハンマ部3とを連結するロッド42とを備えている。ク
ランク板41は、上記クランクケース12内に備えられ
た図示しない軸受などにより定位置で軸転自在に支持さ
れたクランク軸43(図1参照)を中心に回転し、その
周面には、上記ピニオンギヤ61に係合するギヤ部41
aが形成されている。ロッド42は、その両端部がそれ
ぞれクランク板41およびハンマ部3の後述する可動シ
リンダ31の上端部に回動可能に連結されている。
14の内部に上下方向往復移動可能に嵌挿された可動シ
リンダ31と、この可動シリンダ31の内部に上下方向
自在に移動可能に嵌挿された自由ピストン32と、この
自由ピストン32の下部に一体的に延出形成された撃打
棒33とを備えている。可動シリンダ31は、上述した
ように、上記クランク機構4のロッド42に連結されて
おり、クランク板41が回転することにより上下方向に
往復移動する。可動シリンダ31は、その上端が閉止さ
れており、下端部には、撃打棒33が下方に突出しうる
透孔34aが設けられたキャップ34が螺嵌されてい
る。
柱形状を呈しており、その上面と可動シリンダ31の上
壁との間には上空圧室35が形成されているとともに、
自由ピストン32の下面と可動シリンダ31のキャップ
34との間には、下空圧室36が形成されている。この
自由ピストン32の外周には、Oリング37が嵌め込ま
れており、自由ピストン32の外周と可動シリンダ31
の内周面との間の気密性が確保されている。
ン32の外径よりも小となるように形成されており、自
由ピストン32が下方に移動した際に、上記可動シリン
ダ31のキャップ34における透孔34aから突出し
て、上記作業体2の上端部を叩く。この撃打棒33の外
周面と透孔34aの内周面との間は、透孔34aの内周
に嵌め込まれたOリング34bにより気密性が確保され
ている。このようにして、上記上空圧室35および下空
圧室36がそれぞれ密封状態とされる。
する際には、自由ピストン32が可動シリンダ31の動
きに従動するようにして上下に運動する。可動シリンダ
31がその下死点から上死点に向けて上方移動すると
き、自由ピストン32の慣性遅れによって上記下空圧室
36がいったん圧縮させられ、この圧縮された下空圧室
36の膨張力が慣性遅れ後の自由ピストン32の上方移
動を助ける。そして、可動シリンダ31が上死点を経て
から下方移動し始めると、上記のような慣性遅れによる
自由ピストン32の上方移動およびその慣性力によっ
て、上記上空圧室35がいったん大きく圧縮させられ、
この圧縮された上空圧室35の膨張力および可動シリン
ダ31の下方移動により、自由ピストン32は、その速
度が著しく高められた状態で下方移動し、上記撃打棒3
3が上記作業体2の上端部を撃打する。このような動作
が繰り返され、撃打棒33が連続的に撃打される。
すると、自由ピストン32は、特に上空圧室35の圧縮
による膨張力の作用によって、下方移動する際の速度が
極めて高速化され、これにより、作業体2に対して繰り
返し与える衝撃力を極めて大とすることができる。
0cc程度の小型の2サイクルエンジンであり、アルミ
ダイカスト製などのハウジングを有している。このエン
ジン5のハウジングは、その肉厚が2mm〜3mmとさ
れており、従来例のものよりも薄くされているので、こ
のエンジンブレーカAを軽量化することができる。この
ようなエンジン5としては、市場に多く出回っている刈
払機用エンジンやポンプ用エンジンなどの安価な汎用エ
ンジンを採用することができ、エンジンブレーカAの製
造コストを低減することができる。また、このエンジン
5は、図1に示すように、その下部に燃料タンク51が
備えられたタイプのものであり、ハウジングの下面が上
下方向の略中間部分に位置している。
その出力軸が水平方向に延びるように配置されており、
そのハウジングが上記本体1(クランクケース12)に
対して弾性部材8を介して支持されるように取付けられ
ている。弾性部材8は、複数の弾性小片として設けられ
ており、各弾性小片8は、ゴムなどの弾性体により形成
されている。エンジン5の本体1への取付けには、エン
ジン5のハウジングの側面を本体1の側面に支持させる
ためのエンジン取付け板7aと、エンジン5のハウジン
グの下面を支持させるためのステー7cと、本体1の側
面に立設されたエンジンブラケット7bとが用いられて
いる。
ように、断面視略L字状を呈しており、金属板を屈曲さ
せるなどして形成されている。このエンジン取付け板7
aは、エンジン5のハウジングの側面および下面にそれ
ぞれ対応する平面71および平面72を有している。平
面71には、図3に示すように、エンジン5の後述する
クラッチドラム52が挿通しうる挿通孔71aが貫通形
成されており、この挿通孔71aの周りには、エンジン
5にエンジン取付け板7aを固定するための複数のねじ
用孔71bが貫通形成されている。このエンジン取付け
板7aは、これらのねじ用孔71bに通したボルト(図
示略)などによりエンジン5のハウジングの側面に固定
される。一方、平面72は、エンジン5の上記燃料タン
ク51(図1参照)の下面に沿うように配置されてお
り、上記ステー7cを介してエンジン5のハウジングの
下面に固定される。
字状に屈曲させるなどして形成されている。このステー
7cは、エンジン5のハウジングの下面およびエンジン
取付け板7aの平面72にねじ止めされている。
すように、エンジン5を下方から支えるためのものであ
って、上記本体1(クランクケース12)の側面にねじ
75などにより固定されている。このエンジンブラケッ
ト7bは、図3に示すように、断面視略L字状の屈曲板
73に平面状の側板74を貼り合わせて、屈曲板73の
水平面73aおよび垂直面73bの幅方向端部どうしを
懸架したような形状を呈しており、容易に折れ曲がらな
いように構成されている。なお、このエンジンブラケッ
ト7bは、図1では屈曲板73のみが図示されている。
12)に取付ける際には、まず、エンジン5にエンジン
取付け板7aを固定するとともにステー7cを所定の位
置に取り付け、次いで、図3に示すように、エンジン取
付け板7aの平面71を本体1の側面に対して2つの弾
性小片8を介して支持させるとともに、エンジン取付け
板7aの平面72をエンジンブラケット7bの屈曲板7
3の水平面73aに対して2つの弾性小片8を介して支
持させるようにする。各弾性小片8は、本実施形態で
は、円柱状に形成されており、その軸方向両端面に、た
とえば、表面にねじ軸81が設けられた金属板82を加
硫接着法などにより接着した状態で使用される。この方
法によれば、弾性小片8と金属板82とは、これらの間
に接着剤が塗布されるとともに弾性小片8が加硫される
ことによって、強固に接着されるので、その接着界面に
沿う方向に比較的大きな荷重がかかっても剥離しにく
い。このようにして金属板82が接着された各弾性小片
8は、ねじ軸81の端部を、本体1の側面に形成された
めねじ孔83に螺合させたり、あるいは、エンジン取付
け板7aの平面71,72およびエンジンブラケット7
bの水平面73aに貫通形成されたねじ用孔84に挿通
させてナット85を螺合させたりすることによって取付
けられる。
その側面および下面側でそれぞれ、本体1の側面および
エンジンブラケット7bに対して複数の弾性小片8を介
して支持することができる。したがって、本体1の振動
は、各弾性小片8によって吸収され、エンジン5に伝搬
するのが防止されうる。その結果、エンジン5が激しく
振動するのを防止することができる。
振動を吸収する際に、瞬間的に変形することとなるた
め、本体1内の回転軸6がエンジン5に対して変位す
る。このとき、エンジン5の出力軸と上記回転軸6とを
直接接続していたのでは、これらの間の接続部分に対し
て回転軸6と交差する方向に負荷がかかり、この部分が
破損してしまう。これを防止するため、このエンジンブ
レーカAでは、図1に示すように、エンジン5の出力軸
と回転軸6との間に、フレキシブルカップリング9が介
装されている。なお、フレキシブルカップリングとは、
2つの軸を連結させ、それらの間に回転力を伝達させる
ために用いられ、これら2つの軸のうちの少なくとも一
方がそれと交差する方向に変動するのを許容しつつ回転
力を伝達することができるカップリングのことをいう。
クラッチを備えたタイプのものであり、エンジン5の出
力軸には、回転軸6に出力を伝達する出力伝達部52と
して、略円筒形状のクラッチドラムが含まれている。上
記フレキシブルカップリング9は、回転軸6と交差する
方向の振動を吸収することができるように構成されてお
り、クラッチドラム(出力伝達部)52と回転軸6との
間に、弾性体により形成された振動吸収部材91を介装
してなる。
4および図5に示すように、振動吸収部材として略円筒
形の振動吸収部材91Aが用いられており、この振動吸
収部材91Aが回転軸6の端部に套嵌され、かつ振動吸
収部材91Aの端面が上記クラッチドラム52に対して
当接するように固定されているフレキシブルカップリン
グ9Aがある。
ング9Aでは、回転軸6の端部にはハブ62が取り付け
られており、振動吸収部材91Aは、ハブ62に套嵌さ
れている。この振動吸収部材91Aは、半径方向に挿通
した第1ビス92aをハブ62に螺合することによりハ
ブ62に固定されており、回転軸6に対して軸方向に移
動しないようにかつ回転軸6の周りを回転しないように
されている。一方、クラッチドラム52における回転軸
6側の端面は、厚肉部52aとされており、振動吸収部
材91Aは、その端面が厚肉部52aに当接している。
この振動吸収部材91Aは、軸方向に挿通した第2ビス
92bを厚肉部52aに螺合することにより、クラッチ
ドラム52に固定されており、クラッチドラム52の回
転にともなって回転軸6が軸転するように構成されてい
る。また、振動吸収部材91Aは、上記ハブ62および
厚肉部52aに固定された状態において、ハブ62と厚
肉部52aとが互いに当接しないように、その厚みが規
定されている。
グ9Aにおいては、クラッチドラム52(厚肉部52
a)と回転軸6(ハブ62)とは、直接的に連結されて
おらず、振動吸収部材91Aを介して接続されることと
なるので、回転軸6がクラッチドラム52に対して変位
した際には、振動吸収部材91Aが弾性変形することに
よって、接続部分に対して回転軸6と交差する方向にか
かる負荷が軽減される。また、メンテナンスなどの際に
は、上記第1ビス92aおよび第2ビス92bを外すこ
とにより、エンジン5と回転軸6とを容易に分離させる
ことができる。なお、振動吸収部材91Aにおいて、上
記第1ビス92aおよび第2ビス92bと対応する部分
を、金属などからなるブロックとすることにより、振動
吸収部材91Aが破損するのを防止することができる。
は、図6ないし図8に示すフレキシブルカップリング9
Bを採用してもよい。このフレキシブルカップリング9
Bでは、クラッチドラム52における回転軸6側の端部
は、ボス状とされており、このボス状端部53の内周面
には、半径方向に伸びる複数の第1突起53aが突出形
成されている。一方、上記エンジン取付け板7aには、
軸受54がビス55により取付けられており、この軸受
54の内周面に上記ボス状部53の外周面が嵌入されて
いる。回転軸6端部には、回転軸6に套嵌するカプラ6
3が取付けられており、このカプラ63には、上記各第
1突起53aと対応するように軸方向に突出形成された
複数の第2突起63aが設けられている。このカプラ6
3は、クラッチドラム52に対して、各第2突起63a
が上記ボス状端部53内に収容されかつ、各第2突起6
3aが上記各第1突起53a間に位置するように組み込
まれる。また、このカプラ63は、各第2突起63aが
形成された部分の外径が、ボス状端部53の内径よりも
若干小となるように形成されている。
で使用される振動吸収部材91Bは、略円柱形状のコア
部93bと、このコア部93bの周面に突出形成された
複数のヒダ状の振動吸収部93aとを有しており、カプ
ラ63をクラッチドラム52に組み込む際に上記ボス状
端部53内に配置される。このとき、各振動吸収部93
aは、ボス状端部53の各第1突起53aの側面と、カ
プラ63の各第2突起63aの側面との間に配置され
る。この振動吸収部材91Bは、カプラ63の各第2突
起63aの先端がクラッチドラム52のボス状端部53
の底面に当接するのを防止するように、その厚みが規定
されている。
グ9Bでは、回転軸6(カプラ63)がクラッチドラム
52(ボス状端部53)に対して変位した際には、各第
1突起53aと第2突起63aとの間で、振動吸収部材
91Bの振動吸収部93aが弾性変形することによっ
て、接続部分に対して回転軸6と交差する方向にかかる
負荷が軽減される。また、ボス状端部53とカプラ63
とは機械的な手段により接続されていないので、エンジ
ン5の出力軸(クラッチドラム52)と回転軸6とを容
易に分離させることができる。
いて、コンクリートやアスファルトなどの形状固形物G
を破砕する場合には、図1に示すように、上記作業体2
の先端を形状固形物Gに突き当てつつエンジン5の回転
数を上げる。エンジン5がアイドリング状態から所定の
回転数以上に達すれば、遠心クラッチにより上記クラッ
チドラム52が回転し、上記フレキシブルカップリング
9で接続された回転軸6が軸転する。これにより、クラ
ンク機構4のクランク板41が回転し、可動シリンダ3
1が上下方向に往復移動させられる。可動シリンダ31
が下死点から上方に移動するとき、上記下空圧室36は
自由ピストン32の慣性遅れによって圧縮される。この
状況は、可動シリンダ31が上死点に近づくまで続き、
次の瞬間自由ピストン32は、下空圧室36の膨張力に
よって上方に高速移動する。そして、可動シリンダ31
が上死点を通過して下降し始めたあたりで、上方に高速
移動する自由ピストン32の運動エネルギと、クランク
機構4が可動シリンダ31を押し下げようとする力とに
よって、上空圧室35が最大限に圧縮される。そして次
の瞬間、自由ピストン32は、上空圧室35の強大な膨
張力により下方へ向かって急加速される。そして、この
自由ピストン32の速度が最高速となったとき、上記撃
打棒33が作業体2の上端面を強烈な勢いで撃打する。
このような動作が繰り返されることにより、形状固形物
Gは、作業体2から連続的に衝撃力を受け、打ち砕かれ
ていく。
れる際には、自由ピストン32が急加速されるときの反
動や、撃打棒33が作業体2の上端部を撃打するときの
衝撃などにより、上記本体1が上下に激しく振動させら
れるが、エンジン5は、そのハウジングが本体1に対し
て弾性部材8を介して支持されているので、本体1の振
動は弾性部材8により吸収される。より詳細には、弾性
部材8は、上述したように、エンジン5のハウジングの
側面側および下面側と、本体1のクランクケース12の
側面およびエンジンブラケット7bとの間において、複
数の弾性小片8として介装されており、エンジン5は、
本体1に対して浮いたような状態で支持されている。こ
れにより、本体1が振動した際には、各弾性小片8が瞬
間的に弾性変形してこの振動を吸収することによって、
エンジン5のハウジングにおける本体1に隣接する部分
が変形したり、エンジン5自体が振動してハウジング内
外に設置された様々なエンジン構成部材間の位置関係が
ずれたりするのを防止することができる。したがって、
エンジン5が不調をきたしたり、破損したりするのを防
止することができる。その結果、エンジン5として、上
述したように、市場に多く出回っている刈払機用エンジ
ンやポンプ用エンジンなど、ハウジングの肉厚が比較的
薄い小型の汎用エンジンを用いることができるのであ
る。
するときに弾性変形した際には、本体1内の回転軸6が
エンジン5のクラッチドラム52に対して変位して、回
転軸6とクラッチドラム52との間の接続部分に対して
回転軸6と交差する方向に負荷がかかるが、回転軸6と
クラッチドラム52との間には、上記のようなフレキシ
ブルカップリング9が介装されているので、回転軸6と
クラッチドラム52との間の接続部分にかかる負荷を吸
収することができる。したがって、この接続部分が破損
するのを防止することができる。
ブレーカAを、耐振性が付与されたものとして構成する
ことができる。
に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した
事項の範囲内でのあらゆる設計変更はすべて本願発明の
範囲に含まれる。
側面図である。
図である。
を示す拡大斜視図である。
例を示す拡大斜視図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 上下方向に延びる筒状の本体と、上記本
体の下部に上下方向往復移動可能に支持された作業体
と、出力軸が水平方向に延びるようにして上記本体の上
部に搭載されたエンジンと、上記本体に内装され、上記
エンジンの回転出力が伝達される水平方向の回転軸の軸
転を介して上記作業体の上端部を連続的に撃打する撃打
手段とを備えたエンジンブレーカであって、 上記エンジンは、そのハウジングが上記本体に対して弾
性部材を介して支持されており、かつ、その出力軸と上
記回転軸との間には、上記回転軸と交差する方向の振動
を吸収しうるフレキシブルカップリングが介装されてい
ることを特徴とする、エンジンブレーカ。 - 【請求項2】 上記エンジンのハウジングは、その側面
側および下面側がそれぞれ、上記本体の側面、および上
記本体の側面に立設されたエンジンブラケットに対し
て、上記弾性部材として弾性体により形成された複数の
弾性小片を介して支持されている、請求項1に記載のエ
ンジンブレーカ。 - 【請求項3】 上記フレキシブルカップリングは、上記
エンジンの出力軸における上記回転軸に出力を伝達する
出力伝達部と、上記回転軸との間に、弾性体により形成
された振動吸収部材を介装してなる、請求項1または2
に記載のエンジンブレーカ。 - 【請求項4】 上記振動吸収部材は、上記回転軸の端部
に套嵌されており、かつ、その端面が上記出力伝達部に
対して当接するように固定されている、請求項3に記載
のエンジンブレーカ。 - 【請求項5】 上記エンジンの側面と上記本体の側面と
の間には、上記エンジンを上記本体に取付けるためのエ
ンジン取付け板に備えられた軸受が配置されており、 上記出力伝達部の端部は、ボス状とされており、その内
周面には半径方向に延びる複数の第1突起が突出形成さ
れているとともに上記軸受に嵌入されており、 上記回転軸の端部は、上記各第1突起と対応するように
軸方向に突出形成された複数の第2突起を有しており、
これら複数の第2突起が上記出力伝達部のボス状端部内
で上記各第1突起間に位置するように配置されており、 上記振動吸収部材は、上記出力伝達部のボス状端部内に
配置されるとともに上記各第1突起の側面と上記各第2
突起の側面との間に配置される複数の振動吸収部を有し
ている、請求項3に記載のエンジンブレーカ。 - 【請求項6】 上記撃打手段は、上記回転軸の軸転によ
り作動するクランク機構と、このクランク機構の作動に
より上下方向往復移動するハンマ部とを有している、請
求項1ないし5のいずれかに記載のエンジンブレーカ。
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