JP2005310285A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】最適なフューズ回路を備えた半導体集積回路装置を提供すること。
【解決手段】ノーマルセルが集積されるメモリセルアレイを含む半導体メモリ回路と、半導体メモリ回路の動作情報を記憶するフューズセル1が集積されるフューズ回路とを有する。フューズセル1を、電荷蓄積層FGを有したセルトランジスタ5と、セルトランジスタを選択する選択トランジスタ3とを持つ2トランジスタ型メモリセルとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、フューズ回路を有した半導体集積回路装置に関する。
フューズ回路を有した半導体集積回路装置とし、半導体メモリが良く知られている。半導体メモリは記憶素子であるメモリセルが行列状に配置されたメモリセルアレイを有する。近時、半導体メモリの記憶容量は大規模化の一途であり、不揮発性半導体メモリに代表されるように、その記憶容量は“メガビット級”である。当然、メモリセルアレイ中のメモリセルの数は数十〜数百万個に及ぶ。半導体メモリの形成にあたり、数十〜数百万個のメモリセル全てを、設計通りの特性に仕上げることは難しい。このため、半導体メモリは、通常使用するメモリセル(ノーマルセル)とは別に、予備のメモリセル(リダンダントセル)を持つ。ノーマルセルが不良になったとき、不良となったノーマルセルはリダンダントセルに置き換えられる。いわゆる、リダンダンシ技術である。
リダンダンシ技術において、例えば、不良となったノーマルセルを特定するには、その位置、即ち不良アドレスを特定しなければならない。不良アドレスが不明であると、リダンダントセルへの置き換えができないためである。不良アドレスを特定するため、半導体メモリは、メモリセルアレイとは別に、フューズ回路を持つ。不良アドレスはフューズ回路に記憶される。フューズ回路に設けられる記憶素子は、通常、フューズである。フューズは、その電流経路を物理的に絶つか否かで、“0”か“1”かのデータを記憶する。フューズは、不揮発性の記憶素子の一つである。以下、本明細書ではフューズセルと呼ぶ。
フューズ回路にはフューズセルが集積されるが、フューズセルの構造はメモリセルの構造と異なる。このため、フューズセルの製造プロセスは、メモリセルの製造プロセスと異なり、フューズセル形成工程が別途必要になっている。そこで、半導体メモリのうち、不揮発性半導体メモリにおいては、フューズセルを不揮発性メモリセルに置き換えた例がある。例えば、特許文献1である。特許文献1に記載されるように、浮遊ゲートを有した1トランジスタ型メモリセルがフューズセルに用いられる。1トランジスタ型メモリセルは、浮遊ゲートに電子を注入するか否かでしきい値を変え、しきい値の変化に応じて“0”か“1”かのデータを記憶する不揮発性メモリセルである。
しかし、1トランジスタ型メモリセルは、メモリセルがオンするかオフするかを正確に制御しなければならない。データの誤りを防ぐためである。このため、データ書き込みの際、しきい値を厳密に調整する必要があり、データ書き込みに時間がかかる。
また、1トランジスタ型メモリセルは、データ書き込みの際、例えば、熱電子(Hot-electron)を用いて電子を浮遊ゲートに注入するために、大電流が必要である。従って、消費電力も大きい。
米国特許第6,052,313号
この発明は、最適なフューズ回路を備えた半導体集積回路装置を提供する。
この発明の一態様に係る半導体集積回路装置は、ノーマルセルが集積されるメモリセルアレイを含む半導体メモリ回路と、前記半導体メモリ回路の動作情報を記憶するフューズセルが集積されるフューズ回路とを有し、前記フューズセルは、電荷蓄積層を有したセルトランジスタと、前記セルトランジスタを選択する選択トランジスタとを持つ2トランジスタ型メモリセルである。
この発明によれば、最適なフューズ回路を備えた半導体集積回路装置を提供できる。
以下、この発明の実施形態のいくつかを、図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。
図1に示すように、第1実施形態は、2トランジスタ型メモリセルを、フューズ回路に集積されるフューズセル1として用いる。フューズセル1は、1つの選択トランジスタ3、及び1つのセルトランジスタ5からなる。選択トランジスタ3は通常のトランジスタであり、セルトランジスタ5は電荷蓄積層、例えば、浮遊ゲートFGを有したトランジスタである。選択トランジスタ3のソースはソース線SLに接続され、そのドレインはセルトランジスタ5のソースに接続される。セルトランジスタ5のドレインはビット線BLに接続される。選択トランジスタ3のゲートはセレクトゲート線SGに接続される。セルトランジスタ5のゲートはワード線WLに接続される。
次に、フューズセル1の動作の概略を説明する。
(読み出し動作)
データ読み出し時、データを読み出したいフューズセル1を選択する。フューズセル1の選択は、セレクトゲート線SGの電位に応じて行う。例えば、セレクトゲート線SGの電位が“H”レベルになると選択トランジスタ3がオンし、そのフューズセル1は選択される。反対に、セレクトゲート線SGの電位が“L”であれば選択トランジスタ3はオフし、そのフューズセル1は非選択となる。
データ読み出し時、ワード線WLは、フューズセル1の選択には使用しない。データ読み出し時、全てのワード線WLの電位は“L”レベル、例えば、0Vにされる。このとき、セルトランジスタ5のしきい値Vthcellがワード線WLの電位未満、例えば、“Vthcell<0V”であれば、セルトランジスタ5はオン状態となる。反対に、しきい値Vthcellがワード線WLの電位を超える、例えば、“Vthcell>0V”であれば、セルトランジスタ5はオフ状態となる。選択トランジスタ3がオンしたとき、ビット線BLとソース線SLとの間に流れる電流量は、セルトランジスタ5がオン状態であるかオフ状態であるかに応じて変化する。この変化を、例えばセンスアンプで検知し、読み出したデータが“1”であるか“0”であるかが判断される。
以下、本明細書では、“Vthcell<0V”のときのデータを“1”とし、“Vthcell>0V”のときのデータを“0”とする。
(書き込み動作)
データ書き込み時、データを書き込みたいフューズセル1を選択する。フューズセル1の選択は、ワード線WLの電位に応じて行う。例えば、ワード線WLの電位を書き込み電位VPP(例えば、12V)とすると、そのワード線WLに接続されたフューズセル1は選択される。反対に、ワード線WLの電位を“L”(例えば、0V)とすると、そのワード線WLに接続されたフューズセル1は非選択となる。
データ書き込み時、セレクトゲート線SGは、フューズセル1の選択には使用しない。データ書き込み時、全てセレクトゲート線SGの電位は、負電位VBB、例えば、−8Vにされる。この結果、全ての選択トランジスタ3はオフ状態となる。
書き込みデータは、ビット線BLからフューズセル1に与えられる。書き込みデータが“1”であるときは、ビット線BLの電位は“1”レベル(例えば、0V)となり、セルトランジスタ5のドレインの電位は0Vとなる。書き込み選択されたフューズセル1の、セルトランジスタ5のゲートの電位は12Vであるから、書き込み選択されたセルトランジスタ5のゲートの電位とドレイン及びチャネルの電位との電位差は12Vとなる。
反対に、書き込みデータが“0”であるときは、ビット線BLの電位は“0”レベル(例えば、−8V)となり、セルトランジスタ5のドレイン及びチャネルの電位は−8Vとなる。書き込み選択されたセルトランジスタ5のゲートの電位とドレイン及びチャネルの電位との電位差は20Vとなる。
ここで、セルトランジスタ5の特性を、20Vの電位差ではFN(Fowler-Nordheim)トンネル電流が浮遊ゲートFGに向かって流れ、反対に、12Vの電位差では流れないように設定しておけば、“1”データと“0”データとを書き分けることができる。本例では、書き込みデータが“1”のとき、電子が浮遊ゲートFGに注入されないので、セルトランジスタ5は“Vthcell<0V”を保つ。反対に、書き込みデータが“0”のとき、電子が浮遊ゲートFGに注入されるので、セルトランジスタ5は“Vthcell>0V”となる。
(消去動作)
データ消去時、データを消去したいフューズセル1を選択する。フューズセル1の選択は、ワード線WLの電位に応じて行う。例えば、ワード線WLの電位を負電位VBB、例えば、−8Vとすると、そのワード線WLに接続されたフューズセル1は選択される。一方、ワード線WLをフローティングとすると、そのワード線WLに接続されたフューズセル1は非選択となる。
データ消去時、セレクトゲート線SGは、フューズセル1の選択には使用しない。データ消去時、全てのセレクトゲート線SGは、フローティングにされる。
データ消去時、選択トランジスタ3、及びセルトランジスタ5が形成されるウェル領域の電位は、消去電位VEE、例えば、20Vとされる。消去選択されたセルトランジスタ5のゲート電位は−8Vであるから、消去選択されたセルトランジスタ5のゲートの電位とチャネル(ウェル領域)の電位との電位差は28Vとなる。
一方、非選択セルトランジスタ5のゲートはフローティングであるから、非選択セルトランジスタ5のゲート電位は、ウェル領域とのカップリングによってウェル領域と同じ20Vとなる。非選択セルトランジスタ5のゲートとチャネル(ウェル領域)との間には電位差が無い。
従って、28Vの電位差をゲートとチャネル(ウェル領域)との間に生じたセルトランジスタ5においては、ウェル領域に向かってFNトンネル電流が流れ、セルトランジスタ5は“Vthcell<0V”となる。データは“1”であり、データは消去されたことになる。ゲートとチャネル(ウェル領域)との間に電位差が無いセルトランジスタ5においては、FNトンネル電流が流れないので、データ“1”、又はデータ“0”を保つ。
以上が読み出し動作、書き込み動作、及び消去動作の概略である。
ところで、2トランジスタ型メモリセルは、1トランジスタ型メモリセルに比べてデータ書き込み速度が速い。これは次の理由による。
1トランジスタ型メモリセルは、通常、“1”データのしきい値分布、及び“0”データのしきい値分布を、それぞれ0V以上の正電位とする。このため、“1”データのしきい値分布ΔVthcellは、“非選択ワード線電位(例えば、0V)<ΔVthcell<選択ワード線電位(例えば、3V)”の狭い範囲に厳密に調整しなければならない。このため、書き込みシーケンスにおいては、ベリファイ読み出しを繰り返し、“1”データのしきい値分布ΔVthcellを、上記狭い範囲内に追い込んでいく。具体的には、書き込みシーケンスは次の3段階を経る。
(1) プリプログラム工程(全てのメモリセルの浮遊ゲートに電荷を注入し、全てのメモリセルのデータを“0”に揃える)
(2) 消去工程(全てのメモリセルの浮遊ゲートから電荷を抜き、全てのメモリセルのデータを“1”にする)
(3) プログラム工程(データ“0”を書き込むメモリセルの浮遊ゲートにのみ、電荷を注入する)
消去工程、及びプログラム工程は、ベリファイ読み出しを行い、しきい値をベリファイしながら行う。“1”データのしきい値分布を上記狭い範囲内に追い込んでいくためである。
しかも、消去工程は、過消去(over erase)を回避するために、セルフコンバージェンスを行い、しきい値を、例えば、非選択ワード線電位においてオフするレベルまで戻す必要がある。
従って、1トランジスタ型メモリセルは、データ書き込みに時間がかかる。
対して、2トランジスタ型メモリセルの書き込みシーケンスは次の2段階で良い。
(1) 消去工程
(2) プログラム工程
2トランジスタ型メモリセルは、メモリセルの選択及び非選択を、選択トランジスタが行う。従って、“1”データのしきい値分布は、読み出し時のワード線電位、例えば、0V以下の負電位とし、“0”データのしきい値分布は、読み出し時のワード線電位、例えば、0V以上の正電位とすれば良い。特に、“1”データのしきい値分布ΔVthcellは、1トランジスタ型メモリセルのように狭い範囲に厳密に調整する必要はなく、単純に、“ΔVthcell<読み出し時のワード線電位(例えば、0V)”にすれば良い。このため、消去時工程時の2トランジスタ型メモリセルのベリファイ読み出しは、メモリセルのしきい値が読み出し時のワード線電位以下になったか否かだけが判断されれば良い。1トランジスタ型メモリセルのように、メモリセルのしきい値が選択ワード線電位以下になったこと、かつ、メモリセルのしきい値が非選択ワード線電位以上なったことの2つを判断する必要は無い。さらに、2トランジスタ型メモリセルは過消去も無いので、セルフコンバージェンスも実行しなくて良い。
このように、第1実施形態によれば、2トランジスタ型メモリセルをフューズセルに用いるので、1トランジスタ型メモリセルをフューズセルに用いる場合に比較してデータ書き込みが早い。
また、2トランジスタ型メモリセルは、データ書き込みの際、FNトンネル電流を用いて電子を浮遊ゲートに注入するので、大電流を必要としない。従って、1トランジスタ型メモリセルをフューズセルに用いる場合に比較して低消費電力化が可能である。
図2は、フューズ回路を有した半導体集積回路装置の一例を示すブロック図である。
図2に示す一例は、ロジック回路及び半導体メモリを1チップに集積した、いわゆるシステムLSIである。チップ7は、ロジック回路としてユーザロジック9を有し、半導体メモリとして不揮発性半導体メモリマクロ11を有している。
図3は、図2に示す不揮発性半導体メモリマクロ11の拡大図である。
図3に示すように、メモリマクロ11は、メモリセルアレイ13に加え、フューズ回路15を有する。フューズ回路15には、図1に示した2トランジスタ型メモリセルからなるフューズセルが集積される。フューズ回路15には、メモリマクロ11の動作情報、例えば、メモリセルアレイ13内の不良アドレスが記憶される。メモリセルアレイ13には、不揮発性半導体メモリセルが集積される。
このように、第1実施形態は、例えば、システムLSIに適用できる。もちろん、第1実施形態はシステムLSIに限らず、例えば、図2に示すシステムLSIからユーザロジックを除いた、通常の半導体メモリにも適用できるし、半導体メモリ以外の半導体製品にも適用できる。
図4は、フューズ回路を利用したリダンダンシ回路の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、リダンダンシ回路17は、不良アドレス記憶回路19、比較回路21、及び入出力回路23を含む。不良アドレス記憶回路19はフューズ回路であり、図1に示した2トランジスタ型メモリセルからなるフューズセルが集積され、不良アドレスを記憶する。比較回路21は、入力信号、例えば、入力アドレスと不良アドレスとを比較する。入力アドレスが不良アドレスと一致した場合、比較回路21はヒット信号及び置き換え信号を入出力回路23に出力する。入出力回路23は、例えば、ノーマルビット線に接続されたノーマルセンスアンプ回路、及びリダンダントビット線に接続されたリダンダントセンスアンプ回路を含む。これは、不良なメモリセルを含む通常使用されるカラム(ノーマルカラム)を、予備のカラム(リダンダントカラム)に置き換えるカラムリダンダンシの一例である。ヒット信号及び置き換え信号が出力されたとき、入力アドレスが不良アドレスに一致したことになるから、カラムの置き換えが実行される。即ち、ノーマルセンスアンプ回路はディセーブルされ、リダンダントセンスアンプ回路がイネーブルされる。これにより、不良なメモリセルを含むノーマルカラムは、リダンダントカラムに置き換わる。
このように、第1実施形態は、例えば、リダンダンシ回路17に適用できる。もちろん、第1実施形態はリダンダンシ回路以外の回路にも適用できる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、フューズ回路のレイアウト面積の縮小に関する例である。
図5は、この発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置を示すブロック図である。
図5に示すように、第2実施形態は、フューズ回路のフューズセルアレイ25が複数あった時、センスアンプ回路27を複数のフューズセルアレイ25で共有する。これにより、センスアンプ回路27の数を削減し、フューズ回路のレイアウト面積を縮小する。
共有の一例は、ビット線を、多重ビット線、例えば、ローカルビット線LBLとグローバルビット線GBLとの2重ビット線とする。ローカルビット線LBLはメモリセルアレイ25内それぞれに配置し、グローバルビット線ZGBLは複数のフューズセルアレイ25-1〜25-3に跨って配置する。センスアンプ回路27は、グローバルビット線ZGBLに接続する。グローバルビット線ZGBLは、カラムセレクタ29を介してローカルビット線LBLに接続する。
グローバルビット線ZGBLを、複数のフューズセルアレイ25-1〜25-3に跨って配置することで、センスアンプ回路27を複数のフューズセルアレイ25-1〜25-3で共有できる。従って、フューズ回路15のレイアウト面積を縮小できる。
また、フューズセルアレイ25の使い分けの例としては、記憶する情報の種類に応じてフューズセルアレイ25を使い分けることである。本例では、第1のフューズセルアレイ25-1に対してテストROMが記憶され、第2のフューズセルアレイ25-2に対してブロックリダンダンシ情報が記憶され、第3のフューズセルアレイ25-3に対してカラムリダンダンシ情報が記憶される。
テストROMは、例えば、工場から出荷される時に、テスト禁止をセットするものである。ブロックリダンダンシは、置き換え単位をブロック毎にしたものである。ブロックリダンダンシ情報は、例えば、不良ブロックアドレスである。カラムリダンダンシは、上述したように、置き換え単位をカラム毎にしたものである。カラムリダンダンシ情報は、例えば、不良カラムアドレスである。
このように、記憶する情報の種類に応じて、フューズセルアレイ25を使い分けても良い。これによる利点の一例は、フューズ回路から、読み出したい情報を簡単に読み出せること、及びフューズ回路から、データが誤って読み出され難くなることである。
例えば、テストROMを読み出す場合には、第1のフューズセルアレイ25-1を選択すれば良い。第1のメモリセルアレイ25-1から読み出される情報はテストROMである。もちろん、種類の異なった情報を、一つのフューズセルアレイ25-1に記憶させることも可能である。例えば、テストROMとリダンダンシ情報を、一つのフューズセルアレイ25-1に記憶させることも可能である。しかし、フューズセルアレイ25-1のアドレス“0…000”からアドレス“0…100”まではテストROM、アドレス“0…101”からアドレス“1…000”まではリダンダンシ情報のように、格納場所と格納情報とを正確に対応させておかなければならない。これは煩雑である。その点、テストROMは第1のフューズセルアレイ25-1に記憶させ、リダンダンシ情報は、第1のフューズセルアレイ25-1以外に記憶させるようにすると、第1のフューズセルアレイ25-1を選んだだけで、テストROMが読み出せるので、簡単である。
また、テストROMは、例えば、出荷前には使用するが、出荷後には使用しない。市場においてテストROMが読み出されてしまうと、製品が市場において誤動作することになる。そこで、テストROMを第1のフューズセルアレイ25-1に記憶させ、出荷後には第1のフューズセルアレイ25-1を使用禁止にする。これにより、テストROMは、市場において読み出され難くなる。
リダンダンシ情報についても、リダンダンシ情報の種類に応じて、記憶させるフューズセルアレイを変えるのも良い。例えば、ブロックリダンダンシ情報によってイネーブル/ディセーブルされる回路と、カラムリダンダンシ情報によってイネーブル/ディセーブルされる回路とはそれぞれ違う。例えば、ブロックリダンダンシ情報が、カラムリダンダンシ情報によってイネーブル/ディセーブルされる回路に誤って伝えられてしまうと、回路は、当然、誤動作する。よって、上述の通り、格納場所と格納情報とを正確に対応させておかなければならない。その点、ブロックリダンダンシ情報は第2のフューズセルアレイ25-2に記憶させ、カラムリダンダンシ情報は第3のフューズセルアレイ25-3に記憶させると、第2のフューズセルアレイ25-2を選んだだけでブロックリダンダンシ情報を読み出せ、同様に、第3のフューズセルアレイ25-3を選んだだけでカラムリダンダンシ情報を読み出せる。
また、不良メモリセルの数や分布にもよるが、チップにおいてはカラムリダンダンシだけで救済が完了したり、ブロックリダンダンシだけで救済が完了したりすることもある。この場合には、未使用のフューズセルアレイが発生する。この場合、未使用のフューズセルアレイについては、出荷後、使用禁止にすることもできる。これにより、異なったリダンダンシ情報が誤って読み出されるような事情も解消できる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、フューズセルのデコード方式に関する例である。
図6はこの発明の第3実施形態に係る半導体集積回路装置が持つノーマルセル及びその周辺回路の一例を示す回路図、図7はこの発明の第3実施形態に係る半導体集積回路装置が持つフューズセル及びその周辺回路の一例を示す回路図である。
(ノーマルセル)
図6に示すノーマルセル1Nは、例えば、図3に示したメモリセルアレイ13内に集積される。なお、図6において、参照符号中の“N”は“ノーマル”を表し、ノーマルセルであること及びノーマルセルの周辺回路であることを示す。
ノーマルセル1Nは、2トランジスタ型メモリセルであり、選択トランジスタ3Nと、セルトランジスタ5Nとを有する。選択トランジスタ3Nのソースはソース線SLiに接続され、そのドレインはセルトランジスタ5Nのソースに接続される。セルトランジスタ5Nのドレインはローカルビット線LBLiに接続される。
ローカルビット線LBLiは、リードセレクタ29Nを介して読み出し用グローバルビット線ZGBLiに接続される。読み出し用グローバルビット線ZGBLiはアイソレーショントランジスタ31Nを介してセンスアンプ回路27Nに接続される。リードセレクタ29Nのゲートには読み出し用カラムセレクト信号ZHiが供給される。読み出し動作時、読み出し用カラムセレクト信号ZHiが、例えば、“H”レベルとなったとき、リードセレクタ29Nはオンし、ローカルビット線LBLiは選択される。反対に、読み出し用カラムセレクト信号ZHiが、例えば、“L”レベルとなったとき、リードセレクタ29Nはオフし、ローカルビット線LBLiは非選択となる。アイソレーショントランジスタ31Nは、高耐圧型トランジスタであり、そのゲートにはアイソレーション信号Diが供給される。アイソレーション信号Diは、高電圧を用いる動作の時、例えば、消去動作、及び書き込み動作の時に“L”レベルとなり、アイソレーショントランジスタ31Nをオフさせる。アイソレーショントランジスタ31Nがオフすることで、高電圧がセンスアンプ回路27Nに印加されることを防ぐ。センスアンプ回路27Nは、読み出し用グローバルビット線ZGBLiに読み出されたデータを増幅する。
ローカルビット線LBLiは、さらに、ライトセレクタ33Nを介して書き込み用グルーバルビット線WGBLiに接続される。書き込み用グローバルビット線WGBLiはライト回路35Nに接続される。ライトセレクタ33Nのゲートには書き込み用カラムセレクト信号WHiが供給される。書き込み動作時、書き込み用カラムセレクト信号WHiが、例えば、“H”レベルとなったとき、ライトセレクタ33Nはオンし、ローカルビット線LBLiは選択される。反対に、書き込み用カラムセレクト信号WHiが、例えば、“L”レベルとなったとき、ライトセレクタ33Nはオフし、ローカルビット線LBLiは非選択となる。ライト回路35Nは、書き込みデータをラッチするラッチ回路である。書き込みデータは、例えば、I/O回路からライト回路35Nに与えられる。
ローカルビット線LBLiは、さらに、ライト禁止回路37Nに接続される。ライト禁止回路37Nは、ライト禁止電圧PIiをローカルビット線LBLiに与える。ライト禁止回路37Nのゲートにはライト禁止セレクト信号WPIiが供給される。書き込み動作時においてライトセレクタ33Nがオフした時、ライト禁止セレクト信号WPIiは、例えば、“H”レベルとなり、ライト禁止回路37Nをオンさせる。ライト禁止回路37Nがオンすることによって、非選択のローカルビット線LBLiには、ライト禁止電圧PIiが供給される。ライト禁止電圧PIiは、セルトランジスタ5Nのしきい値を変化させない電圧であれば良く、例えば、データ“1”を書き込む時の電圧と同じで良い。本例では、0Vである。
セルトランジスタ5Nのゲートは、ワード線WLNiに接続される。ワード線WLNiは、ライトデコーダ39Nに接続される。ライトデコーダ39Nは、書き込み動作時、アドレス信号をデコードし、ワード線WLNiの選択/非選択を決定する。ワード線WLNiの電位が“H”レベル、例えば、書き込み電位VPP(例えば、12V)になると、ワード線WLNiが選択され、反対に、ワード線WLNiの電位が“L”レベル、例えば、0Vになると、ワード線WLNiは非選択となる。
選択トランジスタ3Nのゲートは、セレクトゲート線SGNiに接続される。セレクトゲート線SGNiは、スイッチW回路41Nに接続される。スイッチW回路41Nは、負電位VBBをセレクトゲート線SGNiに与える。セレクトゲート線SGNiは、さらに、スイッチZ回路43Nに接続される。スイッチZ回路43Nは、セレクトゲートデコーダ45Nに接続される。スイッチW回路41Nのゲートには書き込み信号WSGが供給され、スイッチZ回路43Nのゲートには読み出し信号ZSGが供給される。
読み出し動作時、書き込み信号WSGは“L”レベルとなり、読み出し信号ZSGは“H”レベルとなる。スイッチW回路41Nはオフし、スイッチZ回路43Nはオンする。セレクトゲート線SGNiは、セレクトゲートデコーダ45Nに接続される。セレクトゲートデコーダ45Nは、読み出し動作時、アドレス信号をデコードし、セレクトゲート線SGNiの選択/非選択を決定する。セレクトゲート線SGNiの電位が“H”レベルになると、セレクトゲート線SGNiが選択され、反対に、セレクトゲート線SGNiの電位が“L”レベルになると、セレクトゲート線SGNiは非選択となる。
書き込み動作時、書き込み信号WSGは“H”レベルとなり、読み出し信号ZSGは“L”レベルとなる。スイッチW回路41Nはオンし、スイッチZ回路43Nはオフする。セレクトゲート線SGNiには負電位VBB、例えば、−8Vが供給される。
消去動作時、書き込み信号WSG及び読み出し信号ZSGは、双方とも“L”レベルとなる。スイッチW回路41N及びスイッチZ回路43Nは、双方ともオフする。セレクトゲート線SGNiはフローティングとなる。
図8、及び図9は、メモリセルアレイ13の一例及び周辺回路の一例を示す回路図である。図8には周辺回路のうち、カラム系周辺回路を示し、図9には周辺回路のうち、ロウ系周辺回路を示す。図8、及び図9において、図6と同様の部分については同様の参照符号を付し、その説明は省略する。
(フューズセル)
図7に示すフューズセル1Fは、例えば、図3に示したフューズ回路15に集積される。なお、図7において、参照符号中の“F”は“フューズ”を表し、フューズセルであること及びフューズセルの周辺回路であることを示す。
図7に示すように、フューズセル1F及びその周辺回路は、図6に示すノーマルセル1N及びその周辺回路とほぼ同様である。よって、同様の部分については、同様の参照符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
フューズセル1F及びその周辺回路がノーマルセル1N及びその周辺回路と、特に、異なるところは、セレクトゲートデコーダ45Fのデコード方式、及びセレクトゲートデコーダ45Fの構成である。
セレクトゲートデコーダ45Fは、アドレス信号ではなく、内部信号をデコードする。内部信号は、電源投入が検知された後、集積回路内部に設けられたカウンタ回路により生成される信号である。フューズ回路15は電源投入直後に動作を開始する回路である。集積回路に電源が投入されるとフューズ回路15が動作し、例えば、記憶された不良アドレスが読み出される。読み出された不良アドレスは、例えば、ラッチ回路にラッチされる。ラッチ回路は、例えば、図4に示す不良アドレス記憶回路19内に設けられる。フューズ回路15から読み出した、例えば、不良アドレスは、ラッチ回路にラッチされる。これにより、フューズ回路15は、電源投入直後に一度動作させるだけで良く、フューズ回路15を動作中にアクセスする必要は無くなる。電源投入直後の読み出しの際、フューズセル1Fはアクセスされる。このアクセスの際にフューズセル1Fの選択/非選択を決定する信号が、上記内部信号である。
また、ノーマルセル1Nを選択するセレクトゲートデコーダ45Nは、図9に示すように、昇圧電位VCC2を利用する。例えば、ロジック回路455は電源電位VCCで動作し、“H”レベルを電源電位VCCとしたデコード信号を出力する。デコード信号の“H”レベルは、レベルシフト回路453において電源電位VCCから昇圧電位VCC2にレベルシフトされ、レベルシフトされたデコード信号はバッファ回路451から出力される。このため、読み出し信号ZSGの“H”レベルの電位は、昇圧電位VCC2である。昇圧電位VCC2は、集積回路内に設けられた昇圧回路を用い、集積回路内において電源電位VCCを昇圧することで発生される。
しかし、フューズセル1Fを選択するセレクトゲートデコーダ45Fは、昇圧電位VCC2は利用しない。電源投入直後においては、昇圧回路が充分に動作しておらず、昇圧電位VCC2が発生されていないためである。従って、セレクトゲートデコーダ45Fは、昇圧電位VCC2を利用せずに、電源電位VCCを利用する。
さらに、セレクトゲートデコーダ45Fの出力は、スイッチZ回路を介さずに、セレクトゲート線SGFjに直接に供給される。スイッチZ回路を省略した理由の一つは、フューズ回路15からの読み出し動作は、電源投入直後の一度だけであり、その後はアクセスされないことにある。つまり、フューズセル1Fは、読み出し信号ZSGを用いて、読み出し動作をいちいちイネーブルする必要は無い。よって、スイッチZ回路は、フューズセル1Fの周辺回路から省略することができる。
このように、フューズセル1Fのデコード方式を、ノーマルセル1Nのデコード方式と変えることで、フューズセル1F、及びノーマルセル1Nそれぞれに対して、最適なデコード方式とすることができる。
具体的には、フューズセル1Fにおいては、集積回路の外部から与えられるアドレス信号ではなく、電源投入直後に動作する回路、例えば、カウンタ回路により発生された内部信号をデコードし、アクセスする。これにより、電源投入直後に、フューズセル1Fは、自動的にアクセスされ、データが読み出される。
また、セレクトゲートデコーダ45Fにおいては、昇圧電位VCC2を利用しない。従って、電源投入直後に、昇圧回路が充分に動作し出すことを待たずに、フューズセル1Fを素早くアクセスすることができる。
さらに、フューズセル1Fの周辺回路からは、スイッチZ回路を省略する。これにより、フューズ回路15の回路構成を単純化することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態は、センスアンプ回路の配置に関する例である。
図10は、この発明の第4実施形態の参考例に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。
図10に示すように、センスアンプ回路27を、ビット線BL(BL0〜BL3)毎に接続すると、センスアンプ回路27の配置ピッチと、ビット線BLの配置ピッチとが合わないため、メモリセルアレイの端において、ビット線BLを折り曲げなければならない。ビット線BLを折り曲げると、メモリセルアレイの端において、折り曲げ領域を確保する必要がある。折り曲げ領域の長さを“h”とすると、メモリセルアレイの大きさは、長さ“h”の分だけ大きくなってしまう。
図11は、この発明の第4実施形態に係る半導体集積回路装置を示すブロック図である。
図11に示すように、第4実施形態では、センスアンプ回路27を、ビット線BL(BL0〜BL3)毎に接続するのではなく、センスアンプ回路27を、ビット線BL数本おき、例えば、N本おきに接続する。Nは1以上の自然数である。本例では、センスアンプ回路27を、ビット線BL1本おきに接続する。具体的には、センスアンプ回路27は、偶数番目のビット線BL0、BL2、BL4、BL6、…に接続される。奇数番目のビット線BL1、BL3、BL5、BL7、…は、メモリセルアレイに形成されるが、センスアンプ回路27には接続しない。奇数番目のビット線BL1、BL3、BL5、BL7、…に接続されるメモリセルについても、メモリセルアレイに形成される。しかし、これらメモリセルは、センスアンプ回路27に接続されないので、メモリセルとしては機能しない。いわばダミーメモリセルとなる。
第4実施形態によれば、センスアンプ回路27を、ビット線BL数本おきに接続するので、センスアンプ回路27の配置ピッチと、センスアンプ回路27に接続されるビット線BLの配置ピッチとがほぼ合うようになる。このため、メモリセルアレイの端において、ビット線BLを折り曲げる必要は無い。従って、メモリセルアレイの端において、折り曲げ領域を確保せずに済み、図10に示す参考例に比較して、メモリセルアレイの大きさを小さくできる。
第4実施形態に係る半導体集積回路装置は、フューズ回路15に適用することができる。
フューズ回路15は、ノーマルセルが集積されるメモリセルアレイほど、大規模な記憶容量は必要とされない。つまり、メモリセルアレイに形成されるメモリセルの、例えば、半分以下を使用するようにしても、記憶容量は充分に確保できる。
また、フューズセル回路15は、ユーザが使用する集積回路ではないので、レイアウト面積は極力小さくしたい。そこで、第4実施形態に係る半導体集積回路装置をフューズ回路15に適用すれば、メモリセルアレイの大きさを小さくでき、フューズ回路15のレイアウト面積の縮小に役立つ。
また、ダミーメモリセルを設定することの利点は、フューズセル回路15のメモリセルアレイ(フューズセルアレイ)の最小寸法を、ノーマルセルが集積されるメモリセルアレイの最小寸法と同じにできることである。フューズセルアレイは、ノーマルセルが集積されるメモリセルアレイと、同じ製造工程にて形成される。同じ製造工程にて形成される場合、最小寸法が異なると、どちらかのセルアレイが不完全に形成されることがある。これは、リソグラフィ工程において、どちらかのセルアレイのパターンの露光が不完全になることが原因である。簡単には、露光条件を、最小寸法が小さいパターン(ノーマルセルが形成されるメモリセルアレイ)に最適化すると、最小寸法が大きいパターン(フューズセルアレイ)の露光が不完全になり、反対に、露光条件を、最小寸法が大きいパターンに最適化すると、最小寸法が小さいパターンの露光が不完全になる。これを解消するためには、フューズセルアレイのパターンを、ノーマルセルが形成されるメモリセルアレイのパターンと同じとし、最小寸法を合わせる。最小寸法を合わせれば、露光条件は、フューズセルアレイのパターン、及びノーマルセルが形成されるメモリセルアレイのパターンそれぞれに最適化でき、どちらのパターンも完全に露光することが可能となる。
(第1変形例)
図12は、この発明の第4実施形態の第1変形例に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。
図12に示すように、2重ビット線の場合には、ローカルビット線LBL何本かおきに、グローバルビット線GBL、例えば、読み出し用グローバルビット線ZGBLが配置されるので、センスアンプ回路27の配置ピッチと、読み出し用グローバルビット線ZGBLの配置ピッチとが合うことがある。
第1変形例のように、フューズ回路15のメモリセルアレイを2重ビット線としても、メモリセルアレイの端において、ビット線BLを折り曲げる必要は無い。従って、メモリセルアレイの端において、折り曲げ領域を確保せずに済み、図10に示す第1参考例に比較して、メモリセルアレイの大きさを小さくできる。もちろん、フューズ回路15のメモリセルアレイのパターンと、ノーマルセルが集積されるメモリセルアレイのパターンとを同じにすることもできる。
(第2変形例)
図13は、この発明の第4実施形態の第2変形例に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。
図13に示すように、第1変形例に対して、ダミーメモリセルを設定するようにしても良い。センスアンプ回路27は、読み出し用グローバルビット線ZGBL数本おきに接続される。本例では、偶数番目の読み出し用グローバルビット線ZGBL0、ZGBL2、…をセンスアンプ回路27に接続し、奇数番目の読み出し用グローバルビット線ZGBL1、ZGBL3、…をセンスアンプ回路27に接続しない。奇数番目の読み出し用グローバルビット線ZGBL1、ZGBL3、…に接続されるメモリセルは、ダミーメモリセルとなる。
第2変形例においても、第4実施形態、及び第4実施形態の第1変形例と同様の利点を得ることができる。さらに、第2変形例によれば、第1変形例に比較して、特に、センスアンプ回路27の、読み出し用グローバルビット線ZGBLが延びる方向(Y方向)に沿うセンスアンプ回路27の長さhを縮小でき、フューズ回路15のレイアウト面積を、さらに小さくすることができる。
(メモリセル構造)
図14は、この発明の第4実施形態に係る半導体集積回路装置のメモリセルアレイの一例を示す平面図である。なお、図14においては、読み出し用グローバルビット線ZGBL、及び書き込み用グローバルビット線WGBLは省略する。
図14に示すように、半導体基板200中には、Y方向に沿ったストライプ形状の素子領域AAが、Y方向に交差、例えば、直交するX方向に沿って複数形成される。複数の素子領域AAを跨ぐようにして、X方向に沿ったストライプ形状のワード線WL0〜WL3及びセレクトゲート線SG0〜SG3が形成される。ワード線WL0〜WL3と素子領域AAとが交差する領域には、セルトランジスタ5(図示せず)が形成され、セレクトゲート線SG0〜SG3と素子領域AAとが交差する領域には、選択トランジスタ3(図示せず)が形成される。ワード線WL0〜WL3と素子領域AAとが交差する領域には、セルトランジスタ5毎に分離された浮遊ゲートFG(図示せず)が形成される。
隣接する2本のセレクトゲート線SG0、SG1、及びSG2、SG3上には、X方向に沿ったストライプ形状のソース線SLが形成される。ソース線SLは、選択トランジスタ3のソース領域に、コンタクトプラグCP1を介して電気的に接続される。素子領域AAとほぼオーバーラップするようにして、Y方向に沿ったストライプ形状のローカルビット線LBL0、LBL1が形成される。ローカルビット線LBL0、LBL1は、各セルトランジスタ5のドレイン領域に、コンタクトプラグCP2を介して接続される。各セレクトゲート線SG0〜SG3の直上の領域には、X方向に沿ったストライプ形状の金属配線層210が形成されている。この金属配線層210は、セレクトゲート線SG0〜SG3のシャント配線として機能するものであり、図示せぬ領域でセレクトゲート線SG0〜SG3とコンタクトプラグによって接続される。上記の配線よりも上層のレベルに、Y方向に沿ったストライプ形状の金属配線層が形成される。この金属配線層は、読み出し用グローバルビット線ZGBL、及び書き込み用グローバルビット線WGBLとして機能するが、図14では図示を省略する。
次に、上記メモリセルアレイの断面構造について、図15、図16を用いて説明する。図15は図14中の15−15線に沿った断面図であり、図16は図14中の16−16線に沿った断面図である。
図15、及び図16に示すように、半導体基板200の表面領域内には、p型ウェル領域220が形成される。p型ウェル領域220中には、素子分離領域STIが形成される。素子分離領域STIによって周囲を取り囲まれた領域が、素子領域AAとなる。半導体基板200の素子領域AA上には、ゲート絶縁膜240が形成され、ゲート絶縁膜240上に、セルトランジスタ5及び選択トランジスタ3のゲート電極が形成される。セルトランジスタ5及び選択トランジスタ3のゲート電極は、ゲート絶縁膜240上に形成された多結晶シリコン層250、多結晶シリコン層250上に形成されたゲート間絶縁膜260、及びゲート間絶縁膜260上に形成された多結晶シリコン層270を有する。ゲート間絶縁膜260は、例えばシリコン酸化膜、またはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層構造であるON膜、NO膜、またはONO膜で形成される。なお、図15に示すように、セルトランジスタ5においては、多結晶シリコン層250は隣接する素子領域AA間で互いに分離されており、浮遊ゲートFGとして機能する。多結晶シリコン層270はコントロールゲートとして機能し、ワード線WLに接続される。ワード線WLは、隣接する素子領域AA間で共通接続される。選択トランジスタ3においては、多結晶シリコン層250は、隣接する素子領域AA間で共通接続される。また、ゲート間絶縁膜260の一部が除去されており、多結晶シリコン層250は、多結晶シリコン層270に電気的に接続される。多結晶シリコン層250、及び270は、セレクトゲート線SGに接続される。選択トランジスタ3においても、多結晶シリコン層270は、隣接する素子領域AA間で共通接続される。そして、隣接するゲート電極間に位置する半導体基板200表面内には、不純物拡散層280が形成されている。不純物拡散層280は、隣接するトランジスタ同士で共用される。
なお、セルトランジスタ5と選択トランジスタ3とを含むメモリセル、及びダミーメモリセルは、次のような関係を有して形成されている。すなわち、隣接するメモリセルどうし(又はダミーメモリセルどうし)で、互いに選択トランジスタ3同士、またはセルトランジスタ5同士が隣り合う。つまり、隣り合ったもの同士は不純物拡散層を共有する。従って、隣接する2つのメモリセル(又はダミーメモリセル)は、選択トランジスタ3同士が隣り合う場合には、2つの選択トランジスタ3が共有する不純物拡散層280を中心にして、対称に配置される。逆に、セルトランジスタ5同士が隣り合う場合には、2つのセルトランジスタ5が共有する不純物拡散層280を中心にして、対称に配置される。
半導体基板200上には、セルトランジスタ5、及び選択トランジスタ3を被覆するようにして、層間絶縁膜290が形成される。層間絶縁膜290中には、2つの選択トランジスタ3が共有する不純物拡散層(ソース領域)280に達するコンタクトプラグCP1が形成される。層間絶縁膜290上には、コンタクトプラグCP1に接続される金属配線層300が形成される。金属配線層300は、ソース線SLとして機能する。
層間絶縁膜290上には、金属配線層300を被覆するようにして、層間絶縁膜310が形成される。層間絶縁膜310表面から層間絶縁膜290を貫通して、メモリセルトランジスタ5の不純物拡散層(ドレイン領域)280に達するコンタクトプラグCP2が形成される。層間絶縁膜310上には、複数のコンタクトプラグCP2に共通に接続された金属配線層320が形成される。金属配線層320は、ローカルビット線LBL0、LBL1として機能する。
層間絶縁膜310上には、金属配線層320を被覆するようにして、層間絶縁膜330が形成される。そして、層間絶縁膜330上には金属配線層210が形成される。金属配線層210は、選択トランジスタ3のゲートのシャント配線として機能する。従って、図示せぬ領域に、層間絶縁膜330表面から、選択トランジスタSTのゲート電極270に達するコンタクトプラグが形成される。コンタクトプラグを介して、選択トランジスタ3のゲート電極270と金属配線層210とが電気的に接続される。
層間絶縁膜330上には、金属配線層210を被覆するようにして、層間絶縁膜340が形成される。層間絶縁膜340上には金属配線層350が形成される。金属配線層350は、図16においては、読み出し用グローバルビット線ZGBL0として機能する。層間絶縁膜340上には、金属配線層350を被覆するようにして、層間絶縁膜360が形成される。
図14〜図16に示すように、メモリセル、及びダミーメモリセルは、どちらも同じ構造である。なお、第2変形例はダミーメモリセルを設定しないので、ダミーメモリセルを、メモリセルとして使用すれば良い。
(第5実施形態)
次に、この発明の第5実施形態に係る半導体集積回路装置について、図17を用いて説明する。本実施形態は、上記第1〜第4実施形態に係る半導体集積回路装置を備えたシステムLSIに関するものである。
図17は、この発明の第5実施形態に係る半導体集積回路装置を示すブロック図である。
図17に示すように、第5実施形態は、同一半導体基板上に形成されたNAND型フラッシュメモリ(MEMORY1)、3Tr−NAND型フラッシュメモリ(MEMORY2)、2Trフラッシュメモリ(MEMORY3)、MCU、I/O回路、及びフューズ回路(FUSE)を備えている。
NAND型フラッシュメモリ(MEMORY1)は、画像データや映像データを保存するストレージ用のメモリとして用いられる。
3Tr−NAND型フラッシュメモリ(MEMORY2)は、半導体集積回路装置へアクセスするためのIDコードやセキュリティコードを保持する。
2Trフラッシュメモリ(MEMORY3)は、MCUが動作するためのプログラムデータを保持する。
MCUは、外部から入力される各種のコマンドに応答して、2Trフラッシュメモリから読み出したプログラムに基づいた処理を行う。この際、MCUは、SRAM(Static Random Access Memory)などを介することなく、直接2Trフラッシュメモリにアクセスする。MCUが行う処理の例としては、NAND型フラッシュメモリに対して入力されるデータの圧縮や解凍、または外部装置の制御などがある。さらに、MCUは、NAND型フラッシュメモリに保持されるデータに外部からアクセスされた場合、3Tr−NAND型フラッシュメモリから所定のデータを読み出す。そして、MCUは、読み出したデータと、外部から入力されるIDコードやセキュリティコードと照合し、一致した場合にNAND型フラッシュメモリへのアクセスを許可する。NAND型フラッシュメモリへのアクセスが許可されると、外部(ホスト)からNAND型フラッシュメモリ内のデータへのアクセスが行われる。即ち、MCUは、外部から受け取ったコマンドに応答してNAND型フラッシュメモリへトリガをかけ、データの読み出し(書き込み)を行う。
I/O回路は、半導体集積回路装置と外部との信号の授受を制御する。
フューズ回路は、第1〜第4実施形態において説明したものであり、2Trフラッシュメモリと同様に、2トランジスタ型メモリセルからなる。
このような第5実施形態によれば、第1〜第4実施形態において説明した利点に加え、下記の利点を得ることができる。
(1) 製造コストを抑えつつ、複数種の半導体メモリを同一チップ上に搭載できる。
NAND型フラッシュメモリ、3Tr−NAND型フラッシュメモリ、2Trフラッシュメモリ、及びフューズ回路がそれぞれ備えるセルトランジスタ及び選択トランジスタは、同一の工程で形成できる。即ち、同一の酸化工程、成膜工程、不純物注入工程、フォトリソグラフィ・エッチング工程によって、各トランジスタが形成される。その結果、ゲート絶縁膜、ゲート間絶縁膜、セルトランジスタの浮遊ゲート、及び制御ゲート、並びに選択トランジスタのセレクトゲートは、4つのメモリ間で同一となる。このような製造方法であると、1つのフラッシュメモリを形成するのに必要な工程数によって、3つのフラッシュメモリのメモリセルアレイ、及びフューズ回路のメモリセルアレイを形成できる。従って、複数種の半導体メモリを搭載したシステムLSIの製造コストを低減できる。
(2) システムLSIを高性能化できる。
本実施形態に係るシステムLSIは、2Trフラッシュメモリの他、NAND型フラッシュメモリ及び3Tr−NAND型フラッシュメモリを有している。
2Trフラッシュメモリは、NAND型フラッシュメモリや3Tr−NAND型フラッシュメモリと異なり、書き込み及び消去時に正電圧(例えば、12V)と負電圧(例えば、−8V)とを用いるが、書き込み禁止電圧を正電圧と負電圧との中間付近の0Vに設定できる。つまり、ビット線から書き込み禁止電圧を印加することが容易である。また、正電圧と負電圧とを用いることで、デコーダに用いられるMOSトランジスタのゲート絶縁膜に印加される電位差は、正電位(例えば、12V)若しくは負電位(例えば、−8V)である。従って、2Trフラッシュメモリが有するライトデコーダに使用されるMOSトランジスタは、NAND型フラッシュメモリや3Tr−NAND型フラッシュメモリが有するロウデコーダに使用されるMOSトランジスタよりもゲート絶縁膜の薄いものが使用できる。このため、ライトデコーダを小型化でき、ライトデコーダの動作速度を、NAND型フラッシュメモリや3Tr−NAND型フラッシュメモリが有するロウデコーダに比べて高速化出来る。従って、2Trフラッシュメモリの動作速度を向上できる。また、ランダムアクセスの高速化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、上記2Trフラッシュメモリに、MCUが動作するためのプログラムデータを格納している。2Trフラッシュメモリは高速動作が可能であるから、MCUはSRAMなどを介さずにデータを2Trフラッシュメモリから直接読み出すことができる。その結果、SRAMなどが不要となり、システムLSIの構成を簡略化でき、動作速度を向上できる。
また、3Tr−NAND型フラッシュメモリは、IDコードやセキュリティコードを保持する。これらのコードデータは、データ量自体はそれ程大きくないが、頻繁に変更/更新されることが多い。従って、これらのコードデータを保持するメモリには、ある程度の高速動作が求められる。この点、3Tr−NAND型フラッシュメモリは、消去単位がNAND型フラッシュメモリほど大きくなく、ページ単位でのデータの書き換えが可能である。従って、3Tr−NAND型フラッシュメモリは、上記コードデータを保持するのに最適である。
また、従来、NAND型フラッシュメモリを有するLSIであると、書き換えが特定のブロックに集中することを防ぐために、次のようなコントローラが必要であった。すなわち、ウェアレベリングや論理で入力されたアドレスを物理アドレスに変換したり、ブロックに不良があった場合に、当該ブロックを不良ブロックとして以後使用しないように制御を行ったりするコントローラである。しかし本実施形態ではこのようなコントローラは不要である。なぜなら、NAND型フラッシュメモリ内のブロックを制御するファームウェアプログラムを2Trフラッシュメモリに保持させ、MCUによって上記制御を行わせれば良いからである。MCUは、本来行う作業(外部装置の制御やNAND型フラッシュメモリに入力されるデータの計算処理など)の間の時間を使って、上記制御を行えば良い。勿論、MCUの能力と、本来MCUが処理しなければならない処理量の大小を見極めて、処理量が多い場合には、ハードウェアシーケンサ等を設けてNAND型フラッシュメモリの制御を行っても良い。
以上、この発明をいくつかの実施形態により説明したが、この発明は各実施形態に限定されるものではなく、その実施にあたっては発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
また、各実施形態は単独で実施することが可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。
また、各実施形態は種々の段階の発明を含んでおり、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することが可能である。
図1はこの発明の第1実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図 図2はフューズ回路を有した半導体集積回路装置の一例を示すブロック図 図3は図2に示す不揮発性半導体メモリマクロの拡大図 図4はフューズ回路を利用したリダンダンシ回路の一例を示すブロック図 図5はこの発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置を示すブロック図 図6はこの発明の第3実施形態に係る半導体集積回路装置が持つノーマルセル及びその周辺回路の一例を示す回路図 図7はこの発明の第3実施形態に係る半導体集積回路装置が持つフューズセル及びその周辺回路の一例を示す回路図 図8は図6に示すメモリセルアレイの一例及び周辺回路の一例を示す回路図 図9は図6に示すメモリセルアレイの一例及び周辺回路の一例を示す回路図 図10はこの発明の第4実施形態の参考例に係る半導体集積回路装置を示す回路図 図11はこの発明の第4実施形態に係る半導体集積回路装置を示すブロック図 図12はこの発明の第4実施形態の第1変形例に係る半導体集積回路装置を示す回路図 図13はこの発明の第4実施形態の第2変形例に係る半導体集積回路装置を示す回路図 図14はこの発明の第4実施形態に係る半導体集積回路装置のメモリセルアレイの一例を示す平面図 図15は図14中の15−15線に沿った断面図 図16は図14中の16−16線に沿った断面図 図17はこの発明の第5実施形態に係る半導体集積回路装置を示すブロック図
符号の説明
1…フューズセル、3…選択トランジスタ、5…セルトランジスタ、25…フューズセルアレイ、27…センスアンプ、39…ライトデコーダ、45…セレクトゲートデコーダ。

Claims (5)

  1. ノーマルセルが集積されるメモリセルアレイを含む半導体メモリ回路と、
    前記半導体メモリ回路の動作情報を記憶するフューズセルが集積されるフューズ回路とを有し、
    前記フューズセルは、電荷蓄積層を有したセルトランジスタと、前記セルトランジスタを選択する選択トランジスタとを持つ2トランジスタ型メモリセルであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記フューズ回路は、
    フューズセルが集積される、複数のフューズセルアレイと、
    前記複数のフューズセルアレイから読み出した情報を増幅するセンスアンプ回路とを有し、
    前記センスアンプ回路は、前記複数のフューズセルアレイそれぞれで共有されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記フューズ回路は、
    フューズセルが集積される、フューズセルアレイと、
    前記フューズセルアレイから読み出した情報を増幅するセンスアンプ回路とを有し、
    前記フューズセルアレイは、前記センスアンプ回路に接続されるビット線と、前記センスアンプ回路に接続されないビット線とを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記フューズセルアレイに形成されるビット線は、多重ビット線であることを特徴とする請求項2及び請求項3いずれかに記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記ノーマルセルは、外部から与えられるアドレス信号をデコードして選択され、
    前記フューズセルは、電源投入直後に動作する回路から発生される内部信号をデコードして選択されることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
JP2004126843A 2004-04-22 2004-04-22 半導体集積回路装置 Pending JP2005310285A (ja)

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