JP3119600B2 - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
製造方法に係り、特に、情報の電気的な書き込みが可能
かつ紫外線による情報消去が可能な読み出し専用不揮発
性メモリ(以下、EPROMとも称する)、あるいはE
PROMを有する半導体集積回路を製造する際に用いて
好適な半導体集積回路の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のEPROMの一例を示す概
念図であり、図において、21はデータを書き込むため
のEPROMのメモリ領域、22はマスクROMからな
るシリコンシグネチャ領域(以下、シリコンシグネチャ
と称する)である。シリコンシグネチャ22には、通
常、EPROMにデータの書き込みを行なう場合に使用
する、PROMライタ用の書き込み条件の設定データが
記憶されている。この設定データとしては、メモリ容
量、書き込み電圧、書き込みパルス幅等がある。
【0003】この書き込みパルス幅というのは、メモリ
の最小単位である1ビットのデータを記憶するメモリセ
ルに対しての書き込み時間のことであり、EPROM全
体へのデータ書き込み時間は、この書き込みパルス幅に
メモリ容量を掛けた時間に比例する。
【0004】PROMライタは、このシリコンシグネチ
ャ22に記憶された設定データを読み出し、その条件に
従って書き込み条件の設定をし、データの書き込みを行
なう。従って、このシリコンシグネチャ22はPROM
ライタを用いてEPROMにデータの書き込みを行なう
場合には必須のものであり、そのため、従来のEPRO
Mでは、消去できないマスクROMにより構成してい
る。
【0005】このマスクROMは、半導体集積回路の製
造工程で情報の書き込みが行われるものであるから、シ
リコンシグネチャ22に記憶される設定データは、EP
ROMの拡散工程中に書き込まれることになり、拡散工
程後にこの設定データを書き換えることはできない。
【0006】一般に、半導体集積回路の製造工程におい
ては、トランジスタのスレッシホールド電圧等の回路を
構成する素子の基本的な動作特性が、ある範囲のばらつ
きを持っており、この特性のばらつきによって、製品の
動作特性も変動する。このことは、EPROMの書き込
み特性についても言え、各製品毎に書き込みに必要な時
間が異なっている。
【0007】シリコンシグネチャ22の場合、マスクR
OMにより構成されているため、拡散工程後に設定デー
タを書き換えることができないために、ある1つの決ま
った設定値にしなければならず、書き込み条件の設定デ
ータは、製品の製造工程上、最悪の特性を考慮して充分
に余裕のある数値に設定しなければならない。これは、
書き込み時間が短くてもよい特性の製品ができた場合で
も、この最悪の条件を考慮した必要以上に長い時間で書
き込みが行われるということである。すなわち、従来の
EPROMでは、製品個別の書き込み時間の特性には関
係なく、データ書き込みに必要な時間はメモリ容量によ
ってのみ決まり、その時間は、最も書き込み時間の長い
製品と同じであるという欠点がある。
【0008】この欠点を改善するためには、まず、シリ
コンシグネチャ22が拡散工程後に書き換えられること
が要求され、さらに、各製品毎に最適な書き込み時間を
シリコンシグネチャ22に書き込むことが要求される。
【0009】図5は、従来の拡散工程後の書き換えが可
能なEPROMを示す概念図であり、特開昭63ー24
0062号公報に開示されているものである。図におい
て、31はユーザプログラム用メモリ、32はEPRO
Mで構成されるエレクトロニック・シグネチャ・プログ
ラム格納用メモリ(以下、シリコンシグネチャと称す
る)である。このEPROMでは、シリコンシグネチャ
32をEPROMで構成することにより、拡散工程後に
シリコンシグネチャ32を書き換えることが可能であ
る。
【0010】また、シリコンシグネチャ32は、機能上
データの消去ができないことが要求されるが、EPRO
Mで構成した場合、紫外線を当てるとデータが消えてし
まうので、データの書き込み後に紫外線が透過しないパ
ッケージに封入することにより、紫外線によるデータの
消去を防止している。
【0011】図6は一般的な半導体集積回路の製造工程
の大まかな流れを示す概略工程図である。この製造工程
では、拡散完了後に、まず、ウェハー状態で製造試験を
実施し、良品となったチップのみを製品として組み立て
る。組立工程中に発生した不良品をチェックするため、
組立工程後に再度製造試験を実施し、最終的な良品を製
品として出荷する。
【0012】EPROMの製造試験では、全メモリセル
に対して書き込み及び読み出しさらに消去ができること
をチェックするが、通常、この試験はウェハーの状態で
実施される。これは、試験のために書き込んだデータ
を、出荷時には消去しておく必要があるためで、データ
の消去を紫外線を照射することによって行なうEPRO
Mでは、複数の製品を一括して消去することができるウ
ェハー状態の方が効率が良いからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
のEPROMにおいては、書き込み時間が短くて済む製
品であっても、拡散工程後の製品個別の書き込み特性に
関係なく、一律に最も書き込み時間の長い製品と同じ書
き込み時間がかかってしまうことである。
【0014】その理由は、シリコンシグネチャ22がマ
スクROMにより構成されているために、拡散工程後に
この書き込み時間の設定を書き換えることができないか
らである。そのために、製造上どのような書き込み特性
の製品ができても対応できるように、書き込み条件の設
定データは、書き込み時間の最も長い製品に合わせた数
値に設定せざるを得ない。
【0015】年々ソフトウエアが高度化、複雑化してき
ていることに伴って、プログラム用のメモリもより大き
なものが要求されるようになってきており、EPROM
についても同様の理由で、より容量の大きなものに対す
る要求が強くなっている。EPROMの場合には、回路
の特徴から、使用する際に必ずデータの書き込みを行な
う必要があり、メモリ容量が大きくなれば、当然書き込
み時間も長くなっていく。
【0016】EPROMの書き込み時間は、シリコンシ
グネチャに記憶されている書き込みパルス幅の設定値に
よって決まり、同時に何ビット分のデータを書き込むか
によっても変わってくるが、この書き込みパルス幅にメ
モリ容量を掛けた値に比例する。これは、メモリ容量が
増加するに従って、全体の書き込み時間に対する書き込
みパルス幅の設定値の影響が大きくなっていくことを示
している。つまり、メモリ容量の増加に従って、書き込
みパルス幅の最適化は、書き込み時間短縮のための有効
な手段となる。
【0017】具体的な数値を例に挙げて説明すると、1
バイト単位で書き込みを行なうと仮定して、10キロバ
イトの書き込みを行なう場合、書き込みパルス幅の設定
値が1ミリ秒であれば全体の書き込み時間は10秒にな
り、書き込みパルス幅の設定値が0.5ミリ秒であれば
全体の書き込み時間が5秒になるので、その書き込み時
間の差は5秒になる。更に容量の大きな50キロバイト
の書き込みを行なう場合、書き込みパルス幅の設定値が
1ミリ秒であれば50秒、書き込みパルス幅の設定値が
0.5ミリ秒であれば25秒となり、その書き込み時間
の差は25秒にもなる。
【0018】第2の問題点は、上記公報に開示されてい
るEPROMの様に、シリコンシグネチャ32をEPR
OMで構成しただけでは、拡散工程後の製品個別の書き
込み特性に関係なく、一律に最も書き込み時間の長い製
品と同じ書き込み時間がかかってしまうという点が解決
できないことである。
【0019】その理由は、書き込み時間を短縮するため
には、書き込み条件の最適化をする必要があり、最適な
書き込み条件の設定のためには、製品個別に書き込み特
性の測定が不可欠になるからである。このEPROMで
は、拡散工程後にデータの書き換えが可能なシリコンシ
グネチャ32の構成が示されているのみであり、この構
成にすることにより書き込み条件の最適化のために必要
な書き込み特性の測定が不要になるわけではなく、製品
毎に書き込み条件の最適値を記憶させることもできな
い。
【0020】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、製品毎に書き込み条件の最適値を設定するこ
とができ、EPROMへのデータ書き込み時間を短縮さ
せることのできる半導体集積回路の製造方法を提供する
ことにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な半導体集積回路の製造方法を採用
した。すなわち、請求項1記載の半導体集積回路の製造
方法は、EPROM、あるいはEPROMを有する半導
体集積回路の製造方法であり、拡散工程終了後に、書き
込み条件が記憶されるシリコンシグネチャがEPROM
で構成された複数のチップが形成されたウェハーの各チ
ップ毎に、そのEPROMの書き込み特性の測定を行な
う測定工程と、前記各チップ毎の前記EPROMの書き
込み特性の測定結果に基づき各チップ毎の最適な書き込
み条件の設定データをそのシリコンシグネチャに書き込
み記憶させるデータ書き込み工程とを備えたものであ
る。
【0022】請求項2記載の半導体集積回路の製造方法
は、前記測定工程を、前記ウェハーの各チップのEPR
OMに、書き込み試験用のデータを複数回に分けて書き
込み、書き込み終了毎にデータの読み出しの判断を
い、データの読み出しができた場合にシリコンシグネチ
ャに書き込むための書き込み時間の計算を行うこととし
たものである。
【0023】請求項3記載の半導体集積回路の製造方法
は、前記測定工程を、前記ウェハーの各チップのEPR
OMに、書き込み試験用のデータを複数回に分けて書き
込む際に、所定の時間単位の書き込み終了後にデータの
読み出し判断を行い、読み出しができれば次の書き込み
を行い、読み出しができなければ再度同じ書き込みを
いその後再度データの読み出し判断を行うことを繰り返
し、書き込み回数が規定値以内であれば良品と判断し、
書き込み回数が規定値を越えていれば不良品と判断する
こととしたものである。
【0024】本発明の半導体集積回路の製造方法では、
拡散工程終了後に、書き込み条件が記憶されるシリコン
シグネチャがEPROMで構成された複数のチップが形
成されたウェハーの各チップ毎に、そのEPROMの書
き込み特性の測定を行なう測定工程と、前記各チップ毎
前記EPROMの書き込み特性の測定結果に基づき各
チップ毎の最適な書き込み条件の設定データをそのシリ
コンシグネチャに書き込み記憶させるデータ書き込み工
程とを備えたことにより、拡散工程後に各チップ毎に書
き込み条件の最適な設定データを書き込み記憶させるこ
とが可能になる。これにより、製品毎に書き込み条件の
最適値を設定することが可能になり、EPROMへのデ
ータ書き込み時間を短縮させることが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体集積回路の
製造方法の一実施形態について図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態の半導体集積回路の製造方法
の流れを示す工程図である。
【0026】この工程では、拡散工程終了後に書き込み
が可能で、書き込み後消去できない素子を用いて構成さ
れたシリコンシグネチャを有するEPROMを使用す
る。拡散(拡散工程)11は、シリコンシグネチャが製
造後に書き込めることが前提条件となるので、シリコン
シグネチャがEPROMで構成された製品を拡散する。
【0027】この拡散11後、通常の製品と同様に、ウ
ェハー状態での製造試験を実施するが、この製造試験の
際に、EPROMの書き込み特性の測定12を実施し
(測定工程)、その測定結果に基づき、最適な書き込み
条件の設定データをシリコンシグネチャに書き込み13
記憶させる(データ書き込み工程)。その後、従来と同
様の工程を経て、最終的な良品を製品として出荷14す
る。この書き込み特性の測定12は、従来より行われて
いる、ウェハー状態でのメモリセルへの書き込み試験の
際に同時に実施することが可能である。
【0028】ここで、EPROMの構造及びデータの書
き込み方法について説明する。図2はEPROMのセル
となるトランジスタの断面図であり、通常、EPROM
のメモリセルは、このトランジスタ1個で構成されてい
る。このトランジスタの特徴は、フローティングゲート
42と称される電気的に絶縁された電極が、ゲート41
の下に存在する点である。EPROMに対してデータを
書き込むということは、このフローティングゲート42
に電子を蓄積することである。なお、同図中、43はソ
ース、44はドレイン、45は絶縁膜、46はシリコン
基板である。
【0029】EPROMにデータを書き込む際、電気的
に絶縁されたフローティングゲート42に電子を蓄積す
るために、トランジスタのソース43とドレイン44間
に高電圧を印加し、チャネル領域に発生する2次電子
を、ゲート41に高電圧を印加することによって、フロ
ーティングゲート42中に引き込んでいる。したがっ
て、同一のトランジスタに同じ電圧を印加して書き込み
を行なう限り、フローティングゲート42に蓄積される
電子の量は、単純に書き込み時間に比例する。また、書
き込み時間は、連続している必要はなく、断続的であっ
ても同じ時間書き込みを行えば、フローティングゲート
42に蓄積される電子の量は同じになる。
【0030】次に、書き込み特性の測定方法について図
3に基づき説明する。図3は、書き込み特性の測定方法
を示す流れ図であり、従来のウェハー状態でのメモリセ
ルに対する書き込み試験は、書き込みができることの確
認が目的であったので、完全にデータが書ける時間で書
き込みを行っていたのに対し、本実施形態では、この書
き込みを短時間で複数回に分けて実施する。
【0031】この測定方法では、開始(図中501)
後、まず、書き込み回数nの計数値(以下、カウントと
称する)を初期化する(図中502)。次に、メモリセ
ルへのデータ書き込みを行なう(図中503)。ただ
し、この書き込みに要する時間は従来の書き込み時間よ
り短い、ある特定の単位時間で実施する。次に、書き込
み回数nのカウントを1つ増やす(図中504)。
【0032】次に、データの読み出しチェックを行い
(図中505)、充分なデータの書き込みができていな
ければ、NGへ分岐し(図中507)、書き込み回数n
が規定値Aを越えているか否かの判断を実施する(図中
510)。この判断は、書き込み不良品あるいは読み出
し不良品の判定のための判断である。
【0033】不良品であった場合には、何度書き込み動
作を繰り返しても正常に読み出せることはないので、無
限に書き込みを繰り返すことのないように、書き込み回
数nが規定値Aを越えた時点で不良品と判断してNOへ
分岐し(図中512)、不良品と判定し(図中51
3)、終了する(図中509)。一方、この判断で書き
込み回数nが規定値Aを越えていなければ、書き込みが
不十分と判断してYESに分岐し(図中511)、再び
メモリセルへのデータ書き込み(図中503)以降の動
作を行なう。
【0034】データの書き込みを何回か繰り返した後に
データの読み出しチェックを行い(図中505)、正常
にデータの読み出しができたらOKへ分岐し(図中50
6)、書き込み時間の計算を行なう(図中508)。書
き込みは予め設定した単位時間で実施しているので、こ
の単位時間に書き込み回数を掛ければ、その製品の書き
込みに必要な時間が求められ、その値の基づいてシリコ
ンシグネチャに書き込み条件データを書き込み記憶させ
れば、製品毎に最適な書き込み条件データを設定するこ
とができる。
【0035】ここで、この書き込み特性の測定方法につ
いて、数値を挙げて更に具体的に説明する。まず、全メ
モリセルに対して0.1ミリ秒で書き込みを行い、読み
出しのチェックを行なう。全てのメモリセルで読み出し
が正常にできなければ、再び0.1ミリ秒で書き込みを
実施し、再度読み出しのチェックを行なう。この操作
を、全メモリセルで読み出しが正常にできるまで繰り返
す。
【0036】一例として、ある製品でこの書き込みを1
0回実施した後に、全メモリセルの読み出しが正常にで
きたとすると、この製品の書き込み時間は、0.1ミリ
秒掛ける10回で、1ミリ秒ということになる。したが
って、書き込みパルス幅の設定は、1ミリ秒にすればよ
いことがわかり、この値をシリコンシグネチャに書き込
み記憶させる。この例では、シリコンシグネチャがEP
ROMで構成されているので、書き込み条件の設定デー
タを書き込み記憶させた後に、データが消去されないよ
うに紫外線が透過しないパッケージに封入する必要があ
る。
【0037】本実施形態の半導体集積回路の製造方法に
よれば、各製品毎に、最適な書き込み時間の設定値をシ
リコンシグネチャに書き込み記憶させているので、PR
OMライタを用いてEPROMへデータの書き込みを行
なう場合に、従来のEPROMに比べて、書き込み時間
を短縮することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の半導体集積
回路の製造方法によれば、拡散工程終了後に、書き込み
条件が記憶されるシリコンシグネチャがEPROMで構
成された複数のチップが形成されたウェハーの各チップ
毎に、そのEPROMの書き込み特性の測定を行なう測
定工程と、前記各チップ毎の前記EPROMの書き込み
特性の測定結果に基づき各チップ毎の最適な書き込み条
件の設定データをそのシリコンシグネチャに書き込み記
憶させるデータ書き込み工程とを備えたので、拡散工程
後に各チップ毎に書き込み条件の最適な設定データを書
き込み記憶させることができる。したがって、製品毎に
書き込み条件の最適値を設定することができ、EPRO
Mへのデータ書き込み時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の半導体集積回路の製造
方法の流れを示す工程図である。
【図2】 EPROMセルの断面図である。
【図3】 書き込み特性の測定方法を示す流れ図であ
る。
【図4】 従来のEPROMの一例を示す概念図であ
る。
【図5】 従来の拡散工程後の書き換えが可能なEPR
OMを示す概念図である。
【図6】 一般的な半導体集積回路の製造工程の大まか
な流れを示す概略工程図である。
【符号の説明】
11 拡散(拡散工程) 12 EPROMの書き込み特性の測定(測定工程) 13 シリコンシグネチャへのデータ書き込み(データ
書き込み工程) 14 出荷 41 ゲート 42 フローティングゲート 43 ソース 44 ドレイン 45 絶縁膜 46 シリコン基板 501 開始 502 書き込み回数nのカウントを初期化 503 メモリセルへのデータ書き込み 504 書き込み回数nのカウント 505 データの読み出しチェック 506 正常にデータの読み出しができた場合の分岐 507 充分なデータの書き込みができていない場合の
分岐 508 書き込み時間の計算動作 509 終了 510 書き込み回数nが規定値Aを越えているか否か
の判断 511 書き込み回数nが規定値Aを越えていない場合
の分岐 512 書き込み回数nが規定値Aを越えた場合の分岐 513 不良品の判定
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/115 G11C 16/02 H01L 21/8247 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の電気的な書き込みが可能かつ紫外
    線による情報消去が可能な読み出し専用不揮発性メモリ
    (以下、EPROM)、あるいはEPROMを有する半
    導体集積回路の製造方法であって、 拡散工程終了後に、書き込み条件が記憶されるシリコン
    シグネチャがEPROMで構成された複数のチップが形
    成されたウェハーの各チップ毎に、そのEPROMの書
    き込み特性の測定を行なう測定工程と、前記各チップ毎
    前記EPROMの書き込み特性の測定結果に基づき各
    チップ毎の最適な書き込み条件の設定データをそのシリ
    コンシグネチャに書き込み記憶させるデータ書き込み工
    程とを備えたことを特徴とする半導体集積回路の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記測定工程は、前記ウェハーの各チッ
    プのEPROMに、書き込み試験用のデータを複数回に
    分けて書き込み、書き込み終了毎にデータの読み出しの
    判断を行い、データの読み出しができた場合にシリコン
    シグネチャに書き込むための書き込み時間の計算を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記測定工程は、前記ウェハーの各チッ
    プのEPROMに、書き込み試験用のデータを複数回に
    分けて書き込む際に、所定の時間単位の書き込み終了後
    にデータの読み出し判断を行い、読み出しができれば次
    の書き込みを行い、読み出しができなければ再度同じ書
    き込みを行いその後再度データの読み出し判断を行う
    とを繰り返し、書き込み回数が規定値以内であれば良品
    と判断し、書き込み回数が規定値を越えていれば不良品
    と判断することを特徴とする請求項2記載の半導体集積
    回路の製造方法。
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