JP2002208287A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002208287A
JP2002208287A JP2001004299A JP2001004299A JP2002208287A JP 2002208287 A JP2002208287 A JP 2002208287A JP 2001004299 A JP2001004299 A JP 2001004299A JP 2001004299 A JP2001004299 A JP 2001004299A JP 2002208287 A JP2002208287 A JP 2002208287A
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JP
Japan
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memory
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memory area
memory cell
area
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JP2001004299A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Kaneda
義宣 金田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性半導体メモリセルの寿命を延長す
る。 【解決手段】 本発明の不揮発性半導体記憶装置は、メ
モリマット1内に構成されたメインメモリ領域2とは別
に、前記メモリマット1内にスペアメモリ領域3を構成
し、前記メインメモリ領域2内のメモリセルに対するデ
ータの書き換え回数が限界に達した時点で、当該メイン
メモリ2領域内のメモリセルに代わって前記スペアメモ
リ領域3内のメモリセルに対してデータの書き換えを行
わせることで、装置寿命の延長が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置に関し、更に言えば、このような不揮発性半導体
記憶装置におけるデータの書き換え回数を向上させる技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の不揮発性半導体記憶装置に
ついて説明する。
【0003】複数のメモリマット内に構成される不揮発
性半導体メモリセルは、スプリットゲート型とスタック
ゲート型に大きく分類されるが、以下では例えば、WO
92/18980公報(G11C13/00)に開示さ
れているスプリットゲート型の不揮発性半導体メモリセ
ルについて説明する。
【0004】図2は不揮発性半導体メモリセル10A,
10B,10C及び10Dがマトリクス配置されて成る
メモリマットの一部を示す回路図である。
【0005】図2において、隣り合う不揮発性半導体メ
モリセル10A及び10B、不揮発性半導体メモリセル
10C及び10D同士は、そのソース領域同士がソース
ラインSLに共通接続され、そのドレイン領域はそれぞ
れビットラインBL0,BL1に接続されている。ま
た、不揮発性半導体メモリセル10A及び10B、10
C及び10DのコントロールゲートCGは、それぞれワ
ードラインWL0,WL1に接続されている。
【0006】以下、このような構成の不揮発性半導体メ
モリセルへのデータの書き込み・読み出し・消去方法に
ついて説明する。尚、以下の説明では、不揮発性半導体
メモリセル10Aへのデータの書き込み・読み出し・消
去方法について説明する。
【0007】先ず、データの書き込み方法は、例えばビ
ットラインBL0、ソースラインSL、そしてワードラ
インWL0にそれぞれ0V,11V,2Vを印加する。
これにより、高電圧が印加されたソースラインSLによ
り、このソースラインSLを構成する拡散層(図示省
略)と強く容量結合されたフローティングゲートFGの
電位がおよそ9V程度に持ち上げられ、ドレイン領域と
ソース領域間に発生したホットエレクトロンがフローテ
ィングゲートFGに飛び込むことで、データの書き込み
が行われる。
【0008】また、データの読み出し方法は、例えばビ
ットラインBL0、ソースラインSL、そしてワードラ
インWL0にそれぞれ2V,0V,4Vを印加する。こ
のとき、ドレイン領域からソース領域に読み出し電流が
流れるか否かにより、フローティングゲートFGにデー
タが書き込まれているか否かが判定される。即ち、読み
出し電流が流れないときは、フローティングゲートFG
にデータが書き込まれていることになる。
【0009】更にデータの消去方法は、例えばビットラ
インBL0、ソースラインSL、そしてワードラインW
L0にそれぞれ0V,0V,14Vを印加する。これに
より、前記フローティングゲートFGに書き込まれたデ
ータ(電荷)が、コントロールゲートCG側に引き抜か
れることで、データが消去される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
不揮発性半導体メモリセルをROM的に使用する用途の
場合、データ保持特性が重要になる。
【0011】特に、前記不揮発性半導体メモリセルは、
書き込み動作及び消去動作を繰り返すと、消去動作時に
フローティングゲートFGとコントロールゲートCGと
の間に介在した絶縁膜(トンネル酸化膜)に加わるスト
レスによって、前記トンネル酸化膜中に電子トラップが
形成されてしまう。すると、この電子トラップが障壁と
なって、フローティングゲートFGからコントロールゲ
ートCGへの電荷の移動を阻害していた。このため、不
揮発性半導体メモリセルの動作寿命が制限されるという
問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の不揮発
性半導体記憶装置は、上記課題を解決するためになされ
たもので、メモリマット内に構成された正規なメモリ領
域と、前記メモリマット内に構成された空きメモリ領域
と、前記正規なメモリ領域内のメモリセルに対するデー
タの書き換え可能回数を記憶する記憶手段と、前記正規
なメモリ領域内のメモリセルに対するデータの書き換え
回数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数さ
れたデータの書き換え回数が所定回数に達した時点で、
当該正規なメモリ領域内のメモリセルに代わって前記空
きメモリ領域内のメモリセルに対してデータの書き換え
を行わせる制御手段とを具備したことを特徴とし、装置
寿命が延長される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不揮発性半導体記
憶装置に係る一実施形態について図面を参照しながら説
明する。
【0014】図1は本発明の不揮発性半導体記憶装置の
概略構成を説明するための回路図である。尚、図1で
は、不揮発性半導体記憶装置の一例として、図2に示し
たようないわゆるフラッシュメモリと呼ばれる不揮発性
半導体メモリセルを例にして説明する。
【0015】この不揮発性半導体メモリセルの特徴は、
電気的に書き込み、読み出し及び消去が可能なことであ
り、複数の不揮発性半導体メモリセルから成るメモリマ
ット1は、正規なメモリ領域であるメインメモリ領域2
(Mainメモリ)、正規なメモリ領域とは別に空きメモリ領
域であるスペアメモリ領域3(Spareメモリ)、メインメモ
リ領域2に発生した欠陥のあるメモリ領域を代替するた
めの冗長メモリ領域4(Redundancyメモリ)、各種の製造
情報等を記憶する情報エリアとしてのインフォローメモ
リ領域5(Inforowメモリ)で構成されている。
【0016】また、6はアドレスデータに基づいてメイ
ンメモリ領域2をアクセスするための第1のアドレスデ
コーダ、7はアドレスデータに基づいてスペアメモリ領
域3をアクセスするための第2のアドレスデコーダ、8
は冗長アドレスデータに基づいて冗長メモリ領域4をア
クセスするための第2のアドレスデコーダである。
【0017】そして、9は欠陥の発生したメモリ領域の
アドレスデータが書き込まれ、記憶される冗長アドレス
メモリである。
【0018】ここで、本発明の特徴は、上述したように
前記メモリマット1内に予め、正規なメインメモリ領域
2とは別にスペアメモリ領域3を設けておくことで、前
記正規なメインメモリ領域2内の所望のメモリセルに対
するデータの書き込み・消去(データ書き換え)動作が
当該メモリセルのデータ書き換え可能回数の限界に達し
た時点で、LSI内部において自動的に、以降のデータ
の書き換えを当該メモリセルに代えて対応する前記スペ
アメモリ領域3内の所望のメモリセルに対してデータの
書き換えを行うようにすることで、従来よりもデータの
書き換え回数を見かけ上延長させることを特徴とする。
【0019】尚、このときスペア領域3内のメモリセル
は全て消去状態に設定しておく。
【0020】このように本発明では、予めスペアメモリ
領域3をLSI内部に配置しておき、前記メモリマット
1内の各メモリセル毎のデータ書き換え回数を計数手段
を用いて計数し、この計数手段により計数されたデータ
書き換え回数が、予め記憶手段内に記憶されたデータ書
き換え可能回数に達した時点で、制御手段は、それ以降
の当該メモリセルへのデータ書き換え動作を当該メモリ
セルに代えてスペアメモリ内の所望のメモリセルに対し
てデータ書き換え動作を行わせることで、装置寿命が延
長される。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、予め空きメモリ領域を
LSI内部に配置しておき、メモリマット内の所望のメ
モリセルへのデータの書き換え可能回数が所定回数に達
した時点で、それ以降の当該メモリセルへのデータ書き
換え動作を当該メモリセルに代えて空きメモリ内の所望
のメモリセルに対してデータ書き換え動作を行うこと
で、装置寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の不揮発性半導体記憶装置
を示す回路図である。
【図2】半導体メモリセルの一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 メモリマット 2 メインメモリ領域 3 スペアメモリ領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリマット内に正規なメモリ領域とは
    別に空きメモリ領域が構成され、 前記正規なメモリ領域内のメモリセルに対するデータの
    書き換え可能回数の限界に近づいた時点で、前記空きメ
    モリ領域内のメモリセルに対してデータの書き換えを行
    わせることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 メモリマット内に構成された正規なメモ
    リ領域と、 前記メモリマット内に構成された空きメモリ領域と、 前記正規なメモリ領域内のメモリセルに対するデータの
    書き換え回数が所定回数に達した時点で、当該正規なメ
    モリ領域内のメモリセルに代わって前記空きメモリ領域
    内のメモリセルに対してデータの書き換えを行わせる制
    御手段とを具備したことを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 メモリマット内に構成された正規なメモ
    リ領域と、 前記メモリマット内に構成された空きメモリ領域と、 前記正規なメモリ領域内のメモリセルに対するデータの
    書き換え可能回数を記憶する記憶手段と、 前記正規なメモリ領域内のメモリセルに対するデータの
    書き換え回数を計数する計数手段と、 前記計数手段により計数されたデータの書き換え回数が
    所定回数に達した時点で、当該正規なメモリ領域内のメ
    モリセルに代わって前記空きメモリ領域内のメモリセル
    に対してデータの書き換えを行わせる制御手段とを具備
    したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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