JP2003110034A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JP2003110034A
JP2003110034A JP2001300429A JP2001300429A JP2003110034A JP 2003110034 A JP2003110034 A JP 2003110034A JP 2001300429 A JP2001300429 A JP 2001300429A JP 2001300429 A JP2001300429 A JP 2001300429A JP 2003110034 A JP2003110034 A JP 2003110034A
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trimming
performance
adjustment information
volatile memory
semiconductor integrated
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JP2001300429A
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English (en)
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Tomohito Mishima
智史 三嶌
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定ユーザの性能要求に応じてフラッシュメ
モリの設計を行うと他のユーザの要求には応えられず、
多品種開発が必要となり、開発効率を落とし、各ユーザ
の要望時期に要望個数作製することが困難になる。 【解決手段】 フラッシュメモリ42と、フラッシュメ
モリ42の主要な性能を調整する第1のトリミング回路
43と、フラッシュメモリ42の性能の基準値からのず
れを微調整する第2のトリミング回路44と、レジスタ
45と、トリミング調整情報格納用のフラッシュメモリ
46とを備え、外部より第1および第2のトリミング調
整情報がフラッシュメモリ46に格納され、レジスタ4
5を介し第1,第2のトリミング回路43,44へ転送
され、第1,第2のトリミングが実施される。第1のト
リミングの実施によりフラッシュメモリ42の性能を大
きく変化させ、多ユーザの性能要求に応じることが容易
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
などの不揮発性メモリを内蔵したマイクロコンピュータ
などの半導体集積回路装置およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進展に伴い不揮発性
メモリの分野においては、高書換回数、高速書換読み出
し、高耐久性、低電圧動作、大容量化など性能要求が年
々強まってきている。特にフラッシュメモリを搭載した
マイクロコンピュータの分野では、ROMに格納するソ
フトの書換えを実施できることからDVD等に象徴され
る光ディスクの分野を中心に、高速書換読み出し、低電
圧動作、大容量化などの性能要求が多岐にわたってきて
いる。
【0003】これに伴い、多ユーザからの性能要求に応
えるため、微細化・仕様の多用化・多品種生産といった
方法で対応をしている。多ユーザからの、要望されてい
る適正な時期に効率よく提供できる少量多品種に適した
製品が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、特定ユーザの性能要求に合わせてフラッシュメ
モリ等の不揮発性メモリの設計を行うと、異なる他ユー
ザの要求には応えられない性能となってしまい、多品種
開発が必要となり、開発効率を落としてしまい、各ユー
ザの要望時期に要望個数を満足するように作製すること
が困難になるという課題がある。
【0005】本発明の目的は、多ユーザから要望される
異なる性能の不揮発性メモリを搭載した半導体集積回路
装置を、各ユーザの要望時期および要望個数を満足する
ように作製することが容易になる、少量多品種に適した
半導体集積回路装置およびその製造方法を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
半導体集積回路装置は、電気的に消去および書き込み可
能な不揮発性メモリと、不揮発性メモリの主要な性能を
決定する第1のトリミングを実施するための第1のトリ
ミング調整情報を格納するレジスタと、レジスタに格納
される第1のトリミング調整情報が反映された第1のト
リミング回路とを備えている。
【0007】この請求項1記載の構成によれば、第1の
トリミング回路に第1のトリミングを実施することによ
り不揮発性メモリの主要な性能を決定することができる
ため、同等の不揮発性メモリを搭載した半導体集積回路
装置(未完成品)を複数作製し、それぞれのレジスタに
格納されるトリミング調整情報の内容を変えて第1のト
リミングを実施することにより、設計変更を行うことな
く、それぞれの半導体集積回路装置に搭載された不揮発
性メモリの性能を異ならせることができる。したがっ
て、多ユーザから要望される異なる性能の不揮発性メモ
リを搭載した半導体集積回路装置(完成品)を、各ユー
ザの要望時期および要望個数を満足するように作製する
ことが容易になる。
【0008】本発明の請求項2記載の半導体集積回路装
置は、請求項1記載の半導体集積回路装置において、レ
ジスタに第1のトリミングの実施された不揮発性メモリ
の性能の基準値からのずれを微調整する第2のトリミン
グ調整情報をも格納するようにし、レジスタに格納され
る第2のトリミング調整情報が反映された第2のトリミ
ング回路を設けたことを特徴とする。
【0009】この請求項2記載の構成によれば、不揮発
性メモリの性能の微調整を行うことができる。
【0010】本発明の請求項3記載の半導体集積回路装
置は、請求項1または2記載の半導体集積回路装置にお
いて、第1のトリミング回路がヒューズ回路ブロックで
構成され、外部から第1のトリミング調整情報をレジス
タに格納することでヒューズが切断されることにより第
1のトリミングが実施されたことを特徴とする。
【0011】この請求項3記載の構成によれば、第1の
トリミング回路をヒューズ回路で構成し、そのヒューズ
の切断という容易な方法により第1のトリミングを実施
することができる。
【0012】本発明の請求項4記載の半導体集積回路装
置の製造方法は、電気的に消去および書き込み可能な不
揮発性メモリと、不揮発性メモリの主要な性能を決定す
る第1のトリミングを実施するための第1のトリミング
調整情報を格納するレジスタと、レジスタに格納される
第1のトリミング調整情報に基づいて第1のトリミング
が実施される第1のトリミング回路とを内蔵した半導体
集積回路装置が複数形成されたウエハを複数枚作製し、
複数のウエハからなるロット単位またはウエハ単位で不
揮発性メモリの性能が確定されるように第1のトリミン
グを実施することを特徴とする。
【0013】この請求項4記載の方法によれば、第1の
トリミング回路に第1のトリミングを実施することによ
り不揮発性メモリの主要な性能を決定することができる
ため、同等の不揮発性メモリを搭載した半導体集積回路
装置(未完成品)が複数形成されたウエハを複数枚作製
し、ウエハ毎に不揮発性メモリの性能が確定されるよう
に第1のトリミングを実施する、すなわち、ウエハ毎に
レジスタに格納されるトリミング調整情報の内容を変え
て第1のトリミングを実施することにより、設計変更を
行うことなく、半導体集積回路装置に搭載された不揮発
性メモリの性能をウエハ毎に異ならせることができる。
したがって、多ユーザから要望される異なる性能の不揮
発性メモリを搭載した半導体集積回路装置を、各ユーザ
の要望時期および要望個数を満足するように作製するこ
とが容易になる。
【0014】本発明の請求項5記載の半導体集積回路装
置は、電気的に消去および書き込み可能な第1の不揮発
性メモリと、第1の不揮発性メモリの主要な性能を決定
する第1のトリミングを実施するための第1のトリミン
グ調整情報を外部から入力して記憶する電気的に消去お
よび書き込み可能な第2の不揮発性メモリと、第2の不
揮発性メモリから転送される第1のトリミング調整情報
を格納するレジスタと、レジスタに格納される第1のト
リミング調整情報が反映された第1のトリミング回路と
を備えている。
【0015】この請求項5記載の構成によれば、第2の
不揮発性メモリへ第1のトリミング調整情報を書き込ん
で第1のトリミング回路に第1のトリミングを実施する
ことにより不揮発性メモリの主要な性能を決定すること
ができるため、同等の不揮発性メモリを搭載した半導体
集積回路装置(未完成品)を複数作製し、それぞれのレ
ジスタに格納されるトリミング調整情報の内容を変えて
第1のトリミングを実施することにより、設計変更を行
うことなく、それぞれの半導体集積回路装置に搭載され
た第1の不揮発性メモリの性能を異ならせることができ
る。したがって、多ユーザから要望される異なる性能の
第1の不揮発性メモリを搭載した半導体集積回路装置
(完成品)を、各ユーザの要望時期および要望個数を満
足するように作製することが容易になる。また、検査工
程中、あるいは製品として出荷後ユーザ先にて、第2の
不揮発性メモリのトリミング調整情報を書き換えること
により、第1の不揮発性メモリの性能の変更を行うこと
が可能となる。
【0016】本発明の請求項6記載の半導体集積回路装
置は、請求項5記載の半導体集積回路装置において、第
2の不揮発性メモリに第1のトリミングの実施された第
1の不揮発性メモリの性能の基準値からのずれを微調整
する第2のトリミング調整情報をも入力してレジスタに
格納するようにし、レジスタに格納される第2のトリミ
ング調整情報が反映された第2のトリミング回路を設け
たことを特徴とする。
【0017】この請求項6記載の構成によれば、第1の
不揮発性メモリの性能の微調整を行うことができる。
【0018】本発明の請求項7記載の半導体集積回路装
置の製造方法は、電気的に消去および書き込み可能な第
1の不揮発性メモリと、第1の不揮発性メモリの主要な
性能を決定する第1のトリミングを実施するための第1
のトリミング調整情報を外部から入力して記憶する電気
的に消去および書き込み可能な第2の不揮発性メモリ
と、第2の不揮発性メモリから転送される第1のトリミ
ング調整情報を格納するレジスタと、レジスタに格納さ
れる第1のトリミング調整情報に基づいて第1のトリミ
ングが実施される第1のトリミング回路とを内蔵した半
導体集積回路装置が複数形成されたウエハを作製し、半
導体集積回路装置毎に第2の不揮発性メモリへ入力する
第1のトリミング調整情報を決定し、半導体集積回路装
置単位で第1の不揮発性メモリの性能が確定されるよう
に第1のトリミングを実施することを特徴とする。
【0019】この請求項7記載の方法によれば、第2の
不揮発性メモリへ第1のトリミング調整情報を書き込ん
で第1のトリミング回路に第1のトリミングを実施する
ことにより第1の不揮発性メモリの主要な性能を決定す
ることができるため、同等の第1の不揮発性メモリを搭
載した半導体集積回路装置(未完成品)が複数形成され
たウエハを作製し、半導体集積回路装置毎に不揮発性メ
モリの性能が確定されるように第1のトリミングを実施
する、すなわち、半導体集積回路装置毎にレジスタに格
納されるトリミング調整情報の内容を変えて第1のトリ
ミングを実施することにより、設計変更を行うことな
く、半導体集積回路装置に搭載された第1の不揮発性メ
モリの性能を半導体集積回路装置毎に異ならせることが
できる。したがって、多ユーザから要望される異なる性
能の第1の不揮発性メモリを搭載した半導体集積回路装
置を、各ユーザの要望時期および要望個数を満足するよ
うに作製することが容易になる。
【0020】本発明の請求項8記載の半導体集積回路装
置の製造方法は、請求項7記載の半導体集積回路装置の
製造方法において、第1のトリミングを実施した後、組
立工程の前工程の検査で、第2の不揮発性メモリに書き
込まれた第1のトリミング調整情報を参照することで第
1の不揮発性メモリの性能を識別し、識別した性能に応
じた性能検査を行うことを特徴とする。
【0021】この請求項8記載の方法によれば、組立工
程の前工程の検査中に、第2の不揮発性メモリに書き込
まれた第1のトリミング調整情報を参照することで第1
の不揮発性メモリの性能に応じた性能検査を行うことが
可能となる。
【0022】本発明の請求項9記載の半導体集積回路装
置の製造方法は、請求項7記載の半導体集積回路装置の
製造方法において、第1のトリミングを実施した後、組
立工程を行い、その後工程の検査で、第2の不揮発性メ
モリに書き込まれた第1のトリミング調整情報を参照す
ることで第1の不揮発性メモリの性能を識別し、識別し
た性能に応じた性能検査を行うことを特徴とする。
【0023】この請求項9記載の方法によれば、組立工
程の後工程の検査中に、第2の不揮発性メモリに書き込
まれた第1のトリミング調整情報を参照することで第1
の不揮発性メモリの性能に応じた性能検査を行うことが
可能となる。
【0024】本発明の請求項10記載の半導体集積回路
装置の製造方法は、請求項8または9記載の半導体集積
回路装置の製造方法において、識別した性能に応じた性
能検査を行った結果、第1の不揮発性メモリが性能不良
であるとき、第2の不揮発性メモリに書き込まれている
第1のトリミング調整情報の内容を、性能の異なるトリ
ミング調整情報に書きかえることにより第1の不揮発性
メモリを有する半導体集積回路装置の救済を行うことを
特徴とする。
【0025】この請求項10記載の方法によれば、第1
の不揮発性メモリがある性能について不良であっても、
第2の不揮発性メモリのトリミング調整情報を書きかえ
ることにより第1の不揮発性メモリを異なる性能のもの
として救済することができる。
【0026】本発明の請求項11記載の半導体集積回路
装置の製造方法は、請求項7記載の半導体集積回路装置
の製造方法において、第1の不揮発性メモリに設定可能
な複数の性能のうち各性能についてその性能を確定する
第1のトリミングを半導体集積回路装置単位で実施し、
各性能に応じた性能検査を行い、全ての性能についての
検査結果が良好である半導体集積回路装置を良品とす
る。
【0027】この請求項11記載の方法によれば、良品
の半導体集積回路装置を出荷後、ユーザ先にて、第2の
不揮発性メモリのトリミング調整情報を書き換えること
により、第1の不揮発性メモリの性能の変更を行うこと
ができ、多目的に使用可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は、従来のように基準値に
対する微調整を目的として行うトリミング(第2のトリ
ミング)とは別に、高書換回数、高速書換読み出し、高
耐久性、低電圧動作といった、ある性能に特化し顕著に
効くパラメータをトリミング(第1のトリミング)する
ことにより、異なる性能の不揮発性メモリを作りこむこ
とを可能とするものであり、以下の実施の形態で詳細に
説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態における半導体集積回路装置のブロック図
である。
【0030】本実施の形態の半導体集積回路装置11
は、同一半導体基板上に、フラッシュメモリ12と、フ
ラッシュメモリ12の主要な性能を調整する第1のトリ
ミング回路13と、第1のトリミングの実施されたフラ
ッシュメモリ12の性能の基準値からのずれを微調整す
る、例えばフラッシュメモリ12内の周辺回路のプロセ
スばらつき等の基準値に対するトランジスタ等の特性ず
れを微調整する第2のトリミング回路14と、フリップ
フロップ回路で構成されたレジスタ15とを備えてお
り、例えば外部からレジスタ15に格納された第1,第
2のトリミング調整情報が、半導体集積回路装置11の
本来の動作前に第1のトリミング回路13、第2のトリ
ミング回路14に転送(16、17)され、トリミング
が実施され、フラッシュメモリ12の性能が決定され
る。ここで、第1のトリミングが第2のトリミングに先
行して実施される。なお、トリミング調整情報には、第
1のトリミングを実施するための第1のトリミング調整
情報と第2のトリミングを実施するための第2のトリミ
ング調整情報とがある。
【0031】第1,第2のトリミング回路13,14
は、レジスタ15に格納されたトリミング調整情報によ
り、動作モードが決定され、そのモードにより、自動的
に各動作前に調整が行われる回路構造である。例えば、
第1のトリミング回路13は、レジスタ15に格納され
た第1のトリミング調整情報により電圧が発生させら
れ、その電圧により、その部分の配線が導通するように
なる構造(アンチヒューズ)であり、保証動作電圧帯に
応じたセンスアンプの判定用トランジスタの選択回路な
どである。また、第2のトリミング回路14は、例え
ば、発生させられた基準電圧をCMOSの抵抗分割によ
り微調整を実施する回路(基準電圧調整回路)であり、
その例を図10に示す。図10において、D,E,F,
Gは第2のトリミング調整情報である。また、スイッチ
を用いたトリミング回路の例は、特開平11−2970
86号公報の図5等に開示されている。
【0032】この第1の実施の形態によれば、第1のト
リミング回路13に第1のトリミングを実施することに
よりフラッシュメモリ12の性能を大きく変化させるこ
とができるため、同等のフラッシュメモリ12を搭載し
た半導体集積回路装置(未完成品)を複数作製し、それ
ぞれのレジスタ25に格納されるトリミング調整情報の
内容を変えて第1および第2のトリミングを実施するこ
とにより、設計変更を行うことなく、それぞれの半導体
集積回路装置11に搭載されたフラッシュメモリ12の
性能を異ならせることができる。したがって、多ユーザ
から要望される異なる性能のフラッシュメモリ12を搭
載した半導体集積回路装置11(完成品)を、各ユーザ
の要望時期および要望個数を満足するように作製するこ
とが容易になる。
【0033】なお、第1および第2のトリミングは、半
導体基板(ウエハ)上に素子や配線を作り込む工程(以
下、素子形成工程という)が完了した状態、すなわち、
複数の半導体集積回路装置11(未完成品)が形成され
たウエハ状態で行うことができる。したがって、素子形
成工程完了後に性能の異なるフラッシュメモリ12を作
り出すことが可能となる。
【0034】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態における半導体集積回路装置のブロック図
である。本実施の形態の半導体集積回路装置21は、第
1のトリミング回路23がヒューズで構成されている場
合であり、他の構成は、図1とほぼ同様であり、その説
明を省略する。また、第1の実施の形態と同様の効果が
得られることは言うまでもない。
【0035】本実施の形態の半導体集積回路装置21
は、外部よりレジスタ25に第1,第2のトリミング調
整情報を転送(26)することにより、レジスタ25に
格納された第1,第2のトリミング調整情報が、半導体
集積回路装置21の本来の動作前に第1のトリミング回
路23、第2のトリミング回路24に転送(27、2
8)され、トリミングが実施され、フラッシュメモリ2
2の性能が決定される。ここで、第1のトリミングが第
2のトリミングに先行して実施される。第1のトリミン
グは、外部よりレジスタ25に第1のトリミング調整情
報を格納することで、各製品(半導体集積回路装置2
1)の性能に応じて第1のトリミング回路23のヒュー
ズを切断することにより実施される。
【0036】続いて、図3を参照することにより、本実
施の形態の半導体集積回路装置を作製する際において、
ユーザからの要望数に応じて、製品を振り分ける効率的
なフローを説明する。例えば、フラッシュ混載マイコン
のような製品は、使われる用途が多岐にわたり、少量多
品種の対応が必須であるため、ここではユーザからの要
望数に応じて、フラッシュメモリの性能を決定する。な
お、使われる用途の多様性は、書き換え回数、高耐久性
や低電圧動作/低消費電力など多岐にわたる。
【0037】図3(a)に示すように、素子形成工程
(31)の完了後に、ユーザからの要望数に応じて、フ
ラッシュメモリ22の性能を決定する(32)。このフ
ラッシュメモリ22の性能については特に第1のトリミ
ング調整情報が重要であり、ここで第1のトリミング調
整情報を決定し、さらに微調整のための第2のトリミン
グ調整情報も決定する。前工程検査(34)実施前に、上
記決定したトリミング調整情報を外部よりレジスタ25
へ転送し、第1のトリミングの実施によりロット単位で
ヒューズを全数切断し(33)、さらに第2のトリミン
グを実施した後、前工程検査(34)を実施する。組み立
て(35)、後工程検査(36)を経て、検査終了(37)
となり出荷される。
【0038】このフローにより、図3(b)に示すよう
に、例えば連続で素子形成工程を終了した2ロットに対
して、製品Aの半導体集積回路装置が複数形成されたウ
エハ38と、製品Bの半導体集積回路装置が複数形成さ
れたウエハ39とに振り分け、効率的な生産および出荷
ができる。なお、図3の(33)の処理では、製品Aも
製品Bも全てヒューズが切断されるが、それぞれ切断箇
所が異なる。
【0039】なお、図3の説明では、複数のウエハから
なるロット単位で、フラッシュメモリ22の性能を異な
らせるようにトリミングを実施したが、ロット単位でな
くても、各ウエハ単位で実施してもよい。
【0040】(第3の実施の形態)図4は本発明の第3
の実施の形態における半導体集積回路装置のブロック図
である。
【0041】本実施の形態の半導体集積回路装置41
は、同一半導体基板上に、フラッシュメモリ42と、フ
ラッシュメモリ42の主要な性能を調整する第1のトリ
ミング回路43と、第1のトリミングの実施されたフラ
ッシュメモリ42の性能の基準値からのずれを微調整す
る、例えばフラッシュメモリ42内の周辺回路のプロセ
スばらつき等の基準値に対するトランジスタ等の特性ず
れを微調整する第2のトリミング回路44と、フリップ
フロップ回路で構成されたレジスタ45と、フラッシュ
メモリ42とは異なるトリミング調整情報格納用のフラ
ッシュメモリ46とを備えており、外部より第1および
第2のトリミング調整情報がフラッシュメモリ46に格
納され(47)、半導体集積回路装置41の本来の動作
前にフラッシュメモリ46から第1,第2のトリミング
調整情報がレジスタ45へ転送(48)され、さらにレ
ジスタ45から第1,第2のトリミング調整情報が、第
1のトリミング回路43、第2のトリミング回路44へ
転送(49,50)され、第1,第2のトリミングが実
施され、フラッシュメモリ42の性能が決定される。こ
こで、第1のトリミングが第2のトリミングに先行して
実施される。
【0042】第1,第2のトリミングは、各動作モード
の起動時に、トリミング調整情報格納用のフラッシュメ
モリ46からレジスタ45にトリミング調整情報が転送
され、第1のトリミング回路43はそのトリミング調整
情報により、保証動作電圧帯に応じたセンスアンプの判
定用トランジスタの選択回路などであり、第2のトリミ
ング回路14は、例えば図10に示された基準電圧の調
整を行う回路である。
【0043】本実施の形態では、図1の構成にトリミン
グ調整情報格納用フラッシュメモリ47が付加された構
成であり、第1の実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。さらに本実施の形態では、第1,第2のトリミ
ング調整情報をフラッシュメモリ47に記憶させておく
ことができる。
【0044】続いて、図5を参照することにより、本実
施の形態の半導体集積回路装置を作製する際において、
ユーザからの要望数に応じて、チップ単位で性能を変更
することが可能なフローを説明する。
【0045】図5(a)に示すように、素子形成工程
(51)の完了後に、ユーザからの要望数に応じて、フ
ラッシュメモリ42の性能を決定する(52)。このフ
ラッシュメモリ42の性能については特に第1のトリミ
ング調整情報が重要であり、ここで第1のトリミング調
整情報を決定し、さらに微調整のための第2のトリミン
グ調整情報も決定する。ここで決定したチップ(半導体
集積回路装置)ごとに異なる第1のトリミング調整情報
および第2のトリミング調整情報を外部よりそれぞれの
トリミング調整情報格納用フラッシュメモリ46に書込
み、フラッシュメモリ46からトリミング調整情報がレ
ジスタ45へ転送され、第1のトリミングおよび第2の
トリミングが実施される(53)。その後、検査・組立
工程(前工程検査、組立工程、後工程検査)(54)を
経て、出荷される。
【0046】このフローにより、スライス内にチップ単
位で異なる製品を作りこむことが可能となり、効率的な
生産および出荷できる。例えば、図5(b)に示すよう
に、連続で素子形成工程を終了した2ロットに対して、
製品A、製品B、製品Cの各半導体集積回路装置が形成
されたウエハ55と、ウエハ55とは異なる配置ないし
個数で製品A、製品B、製品Cの各半導体集積回路装置
が形成されたウエハ56とに振り分けることができ、よ
り出荷数を調整でき、ロット異常時等の発生する影響を
回避することが可能となる。
【0047】次に、トリミング調整情報格納用フラッシ
ュメモリ46に記憶されている第1のトリミング調整情
報を活用することにより、前工程検査にて検査フローを
変更する例を図6を参照しながら説明する。
【0048】図6の62,63,64の処理は、図5
(a)の51,52,53の処理と同様であり、64の
処理により、チップごとに異なる第1のトリミング調整
情報および第2のトリミング調整情報がフラッシュメモ
リ46に書き込まれ、第1および第2のトリミングが実
施されている。次に、前工程の検査(61)へと進む。ま
ず性能によらず共通である項目の検査が実施された後、
フラッシュメモリ46から第1のトリミング調整情報を
読み出し(65)、あらかじめ用意されている性能ごとの
検査フローをソフトにて判定、切り換えることにより同
一ソフトにて検査を実現する。例えば第1のトリミング
調整情報を読み出し(65)、製品Aであるかを判定(6
6)する。製品Aと判定されれば、製品A用の検査フロ
ー(67)を実施する。読み出されたトリミング調整情報
が、製品Aと判定されなければ、製品Bであるかを判定
(68)する。製品Bと判定されれば、製品B用の検査フ
ロー(69)を実施する。読み出されたトリミング調整情
報が、製品Bと判定されなければ、製品Cであるかを判
定(610)する。製品Cと判定されれば、製品C用の検
査フロー(611)を実施する。読み出されたトリミング
調整情報が、製品Cと判定されなければ、何らかの異常
が発生しているということで異常終了(612)とする。
【0049】前工程検査(61)の後は、組立工程、後
工程検査を経て出荷される。
【0050】このフローにより、第1のトリミング調整
情報を活用することにより、前工程検査(61)にて同
一ソフトで検査フローを切り換えることが可能となり、
異なる製品用のソフトに切り換える必要がなくなる。す
なわち、複数の製品を作りこんだことになるウエハの検
査において、製品を見分けることが可能なトリミング調
整情報を事前に読出し、1つのソフトに反映することに
より、検査フローの変更が可能となり、従来の検査のよ
うな製品ごとにソフトを用意することを不要とする。
【0051】次に、トリミング調整情報格納用フラッシ
ュメモリ46に記憶されている第1のトリミング調整情
報を活用することにより、後工程検査にて検査フローを
変更する例を図7を参照しながら説明する。
【0052】図7の72,73,74の処理は、図5
(a)の51,52,53の処理と同様であり、74の
処理により、チップごとに異なる第1のトリミング調整
情報および第2のトリミング調整情報がフラッシュメモ
リ46に書き込まれ、第1および第2のトリミングが実
施されている。次に、性能によらず共通である項目の検
査を前工程検査(75)において実施し、そのあと組立
工程(76)を経て後工程検査(71)へと進む。
【0053】後工程検査(71)では、まず性能によらず
共通である項目の検査が実施された後、フラッシュメモ
リ46から第1のトリミング調整情報を読み出し(7
8)、あらかじめ用意されている性能ごとの検査フロー
をソフトにて判定、切り換えることにより同一ソフトに
て検査を実現する。例えば第1のトリミング調整情報を
読み出し(78)、製品Aであるかを判定(79)する。製
品Aと判定されれば、製品A用の検査フロー(710)を
実施する。読み出されたトリミング調整情報が、製品A
と判定されなければ、製品Bであるかを判定(711)す
る。製品Bと判定されれば、製品B用の検査フロー(7
12)を実施する。読み出されたトリミング調整情報
が、製品Bと判定されなければ、製品Cであるかを判定
(713)する。製品Cと判定されれば、製品C用の検査
フロー(714)を実施する。読み出されたトリミング調
整情報が、製品Cと判定されなければ、何らかの異常が
発生しているということで異常終了(715)とする。
【0054】このフローにより、第1のトリミング調整
情報を活用することにより、後工程検査(71)にて同
一ソフトで検査フローを切り換えることが可能となり、
異なる製品用のソフトに切り換える必要がなくなる。
【0055】次に、図8を参照することにより、検査工
程において性能不良品が発生した場合における、別製品
への救済を実現する方法について説明する。なお、図8
における製品Aとしての検査(81)は、図6の前工程検
査61における製品Aとしての検査(67)に相当する場
合と、図7の後工程検査71における製品Aとしての検
査(710)に相当する場合とがある。
【0056】製品Aとしての検査(81)の最終段階にお
いて、製品Aとして良品か否かを判定(82)し、良品で
あれば終了(83)する。良品でなければ、製品Bとして
救済可能かを検査する。まずトリミング調整情報格納用
フラッシュメモリ46内の第1,第2のトリミング調整
情報を製品B用に書き換えて第1,第2のトリミングを
実施する(84)。製品B用の検査フローにて検査を実施
(85)し、製品Bとしての検査(85)の最終段階におい
て、製品Bとして良品か否かを判定(86)し、良品であ
れば終了する(87)。良品でなければ、製品Cとして救
済可能かを検査する。まずトリミング調整情報格納用フ
ラッシュメモリ46内の第1,第2のトリミング調整情
報を製品C用に書き換えて第1,第2のトリミングを実
施する(88)。製品C用の検査フローにて検査を実施
(89)し、製品Cとしての検査(89)の最終段階におい
て、製品Cとして良品か否かを判定(810)し、良品で
あれば終了(811)する。良品でなければ、救済不可能
と判定し、不良品として処理(812)する。
【0057】なお、図8では、図6における製品Aとし
ての検査(67)や、図7における製品Aとしての検査
(710)の後に、ひき続いて行う救済方法について説明
したが、図6における製品B、製品Cとしての検査(6
9、611)や、図7における製品B、製品Cとしての
検査(712、714)の後に、同様にひき続いて他の製
品として救済を行うようにしてもよい。
【0058】最後に図9を参照することにより、検査工
程において全ての性能を第2のトリミングまで含めて検
査し、ユーザ先にて、性能を選択することを可能とする
検査フローを説明する。
【0059】検査工程(918)において、検査開始(9
1)後、製品A用の第1のトリミング(92)を実施し、
製品A用の第1のトリミングにおける性能の微調整を第
2のトリミング(93)において実施する。製品A用の検
査フロー(94)を実施し、不良品と判定(95)されれば
終了(96)する。良品と判断されれば、製品B用の第1
のトリミング(97)を実施し、製品B用の第1のトリミ
ング(97)における性能の微調整を第2のトリミング
(98)において実施する。製品B用の検査フロー(99)
を実施し、不良品と判定(910)されれば終了(911)
する。良品と判断されれば、製品C用の第1のトリミン
グ(912)を実施し、製品C用の第1のトリミング(9
12)における性能の微調整を第2のトリミング(91
3)において実施する。製品C用の検査フロー(914)
を実施し、不良品と判定(915)されれば終了(916)
する。良品と判断されれば、良品として出荷(917)す
る。
【0060】この出荷(917)時の製品は、ウエハ状
態や、SIP,MCM,COCなどの場合がある。
【0061】なお、検査開始(91)後、製品A用の第
1のトリミング(92)、第2のトリミング(93)の
実施の前に、フラッシュメモリ46に製品A用の第1,
第2のトリミング調整情報がフラッシュメモリ46に書
き込まれる。また、製品B用の第1のトリミング(9
7)、第2のトリミング(98)の実施の前に、フラッ
シュメモリ46に製品B用の第1,第2のトリミング調
整情報がフラッシュメモリ46に書き込まれる。また、
製品C用の第1のトリミング(912)、第2のトリミ
ング(913)の実施の前に、フラッシュメモリ46に
製品C用の第1,第2のトリミング調整情報がフラッシ
ュメモリ46に書き込まれる。
【0062】ユーザ先(919)においては、製品の選択
(920)を実施し、例えば製品C用のトリミング調整情
報をフラッシュメモリ46に書込み(921)、製品Cと
して使用(922)する。ここでは、製品Cとして使用す
ることにしたが、製品Aまたは製品B用のトリミング調
整情報をフラッシュメモリ46に書込み、製品Aまたは
製品Bとして使用することもできる。
【0063】この図9の方法にて、ユーザ先にてフラッ
シュメモリ46に対する性能を変更可能とし、多目的に
使用可能となる。なお、図9では、3つの製品A,B,
Cを選択できるようにしたが、3つに限らず、2つ以上
の製品を選択できるようにすることで、同様の効果が得
られる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多ユーザ
から要望される異なる性能の不揮発性メモリを内蔵した
マイクロコンピュータなどの半導体集積回路装置を、多
ユーザからの要望時期および要望個数に応じて効率よく
作製でき、多ユーザからの不揮発性メモリへの多岐にわ
たる性能要求に対して、総合的に少量多品種生産に適し
た半導体集積回路装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体集積回路装
置のブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の半導体集積回路装
置のブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態における製造方法を
示すフロー図および説明図。
【図4】本発明の第3の実施の形態の半導体集積回路装
置のブロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態における製造方法の
一例を示すフロー図および説明図。
【図6】本発明の第3の実施の形態における製造方法の
一例を示すフロー図。
【図7】本発明の第3の実施の形態における製造方法の
一例を示すフロー図。
【図8】本発明の第3の実施の形態における製造方法の
一例を示すフロー図。
【図9】本発明の第3の実施の形態における製造方法の
一例を示すフロー図。
【図10】本発明の実施の形態における第2のトリミン
グ回路の一例を示す図。
【符号の説明】
11,21,41 半導体集積回路装置 12,22,42 フラッシュメモリ 13,23,43 第1のトリミング回路 14,24,44 第2のトリミング回路 15,25,45 レジスタ 46 トリミング調整情報格納用フラッシュメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 H01L 27/04 T 5F101 27/04 21/82 S 27/10 481 G11C 17/00 601Z 27/115 H01L 29/78 371 29/788 29/792 Fターム(参考) 5B003 AA05 AB05 AC01 AD02 AE00 AE04 5B025 AD00 AD16 AE00 AE09 5F038 AV10 AV15 DF01 DF04 DF05 DT11 DT17 EZ20 5F064 AA07 BB09 BB15 BB31 FF04 FF27 FF28 5F083 CR12 EP00 ER22 GA30 ZA20 5F101 BG08 BH26 BH30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に消去および書き込み可能な不揮
    発性メモリと、前記不揮発性メモリの主要な性能を決定
    する第1のトリミングを実施するための第1のトリミン
    グ調整情報を格納するレジスタと、前記レジスタに格納
    される前記第1のトリミング調整情報が反映された第1
    のトリミング回路とを備えた半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記レジスタに前記第1のトリミングの
    実施された前記不揮発性メモリの性能の基準値からのず
    れを微調整する第2のトリミング調整情報をも格納する
    ようにし、前記レジスタに格納される前記第2のトリミ
    ング調整情報が反映された第2のトリミング回路を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1のトリミング回路がヒューズ回
    路ブロックで構成され、外部から前記第1のトリミング
    調整情報を前記レジスタに格納することで前記ヒューズ
    が切断されることにより前記第1のトリミングが実施さ
    れたことを特徴とする請求項1または2記載の半導体集
    積回路装置。
  4. 【請求項4】 電気的に消去および書き込み可能な不揮
    発性メモリと、前記不揮発性メモリの主要な性能を決定
    する第1のトリミングを実施するための第1のトリミン
    グ調整情報を格納するレジスタと、前記レジスタに格納
    される前記第1のトリミング調整情報に基づいて前記第
    1のトリミングが実施される第1のトリミング回路とを
    内蔵した半導体集積回路装置が複数形成されたウエハを
    複数枚作製し、 複数の前記ウエハからなるロット単位または前記ウエハ
    単位で前記不揮発性メモリの性能が確定されるように前
    記第1のトリミングを実施することを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 電気的に消去および書き込み可能な第1
    の不揮発性メモリと、前記第1の不揮発性メモリの主要
    な性能を決定する第1のトリミングを実施するための第
    1のトリミング調整情報を外部から入力して記憶する電
    気的に消去および書き込み可能な第2の不揮発性メモリ
    と、前記第2の不揮発性メモリから転送される前記第1
    のトリミング調整情報を格納するレジスタと、前記レジ
    スタに格納される前記第1のトリミング調整情報が反映
    された第1のトリミング回路とを備えた半導体集積回路
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の不揮発性メモリに前記第1の
    トリミングの実施された前記第1の不揮発性メモリの性
    能の基準値からのずれを微調整する第2のトリミング調
    整情報をも入力して前記レジスタに格納するようにし、
    前記レジスタに格納される前記第2のトリミング調整情
    報が反映された第2のトリミング回路を設けたことを特
    徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 電気的に消去および書き込み可能な第1
    の不揮発性メモリと、前記第1の不揮発性メモリの主要
    な性能を決定する第1のトリミングを実施するための第
    1のトリミング調整情報を外部から入力して記憶する電
    気的に消去および書き込み可能な第2の不揮発性メモリ
    と、前記第2の不揮発性メモリから転送される前記第1
    のトリミング調整情報を格納するレジスタと、前記レジ
    スタに格納される前記第1のトリミング調整情報に基づ
    いて前記第1のトリミングが実施される第1のトリミン
    グ回路とを内蔵した半導体集積回路装置が複数形成され
    たウエハを作製し、 前記半導体集積回路装置毎に前記第2の不揮発性メモリ
    へ入力する前記第1のトリミング調整情報を決定し、前
    記半導体集積回路装置単位で前記第1の不揮発性メモリ
    の性能が確定されるように前記第1のトリミングを実施
    することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のトリミングを実施した後、組
    立工程の前工程の検査で、前記第2の不揮発性メモリに
    書き込まれた前記第1のトリミング調整情報を参照する
    ことで前記第1の不揮発性メモリの性能を識別し、識別
    した性能に応じた性能検査を行うことを特徴とする請求
    項7記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のトリミングを実施した後、組
    立工程を行い、その後工程の検査で、前記第2の不揮発
    性メモリに書き込まれた前記第1のトリミング調整情報
    を参照することで前記第1の不揮発性メモリの性能を識
    別し、識別した性能に応じた性能検査を行うことを特徴
    とする請求項7記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記識別した性能に応じた性能検査を
    行った結果、前記第1の不揮発性メモリが性能不良であ
    るとき、前記第2の不揮発性メモリに書き込まれている
    前記第1のトリミング調整情報の内容を、性能の異なる
    トリミング調整情報に書きかえることにより前記第1の
    不揮発性メモリを有する半導体集積回路装置の救済を行
    うことを特徴とする請求項8または9記載の半導体集積
    回路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の不揮発性メモリに設定可能
    な複数の性能のうち各性能についてその性能を確定する
    第1のトリミングを前記半導体集積回路装置単位で実施
    し、各性能に応じた性能検査を行い、全ての性能につい
    ての検査結果が良好である前記半導体集積回路装置を良
    品とする請求項7記載の半導体集積回路装置の製造方
    法。
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