JPH09293391A - 半導体記憶回路およびそのテスト方法 - Google Patents

半導体記憶回路およびそのテスト方法

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JPH09293391A
JPH09293391A JP10521196A JP10521196A JPH09293391A JP H09293391 A JPH09293391 A JP H09293391A JP 10521196 A JP10521196 A JP 10521196A JP 10521196 A JP10521196 A JP 10521196A JP H09293391 A JPH09293391 A JP H09293391A
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mos transistor
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JP10521196A
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Mitsuhiro Ishiguro
充洋 石黒
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冗長機能付きマスクROMにおいて、金属配線
だけの切り換えにより、冗長セルへのデータ置換を行う
時に費やす書き込み処理時間と工数を削減する。 【解決手段】選別テストにて不良ビットが存在した時、
処理ステップS3で不良ビットの検出を行った後、処理
ステップS4で不良ビットが存在する最小置換単位を割
り出し、処理ステップS5において最小置換単位内のオ
ンビットとオフビットのセル個数の比較を行う。この
時、個数の少ない方を選択し冗長セルへの書き込みデー
タとするが、処理ステップS7で書き込みデータと期待
値との整合性を判断して、合致しない場合、出力可変回
路を操作するというテストフローを用いることにより、
書き込み処理時間と工数を削減し、生産効率を向上させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶回路およ
びそのテスト方法に係わり、特に冗長機能を備えるマス
クROMにおける冗長セルへのデータ置換の生産性を改
善した半導体記憶回路およびそのテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ROM(Read Only Memo
ry)は通常は読み出し専用に使用されるメモリであ
り、電源を切ってもその内容を保持する不揮発性が特徴
を有し、さらに構造が簡単で集積度が大きいので量産性
に優れコストが安いという特徴ももっており、その書き
込み方法によって、マスクROM、PROM.EPRO
M.EEPROM等がある。
【0003】マスクROMは書き込む情報を製造工程の
中でユーザーの要求によるプログラムに合せて作成した
マスクを用いて半導体ウェハ上に回路を形成する。した
がって、製造後のマスクROMのデータは変更すること
が出来ない。
【0004】このマスクROMにデータを書き込む方法
としては、拡散層あるいはイオン注入等によりメモリセ
ルのソース−ドレイン間を短絡する方法と、ビット線と
の接続に必要なコンタクト孔あるいは金属配線工程によ
って電気的に接続を切断する方法がある。
【0005】一方、チップサイズの増加に伴ない歩留り
を向上させる必要から、あらかじめ冗長セルをメインメ
モリの他に設けておき、不良ビットと置換える冗長機能
をもつマスクROMがある。
【0006】この種の従来の冗長機能を備えるマスクR
OMのテスト方法をフローチャートで示した図4を参照
すると、まずテストスタートし(図4のS11)、メイ
ンメモリセルに不良ビットが存在するか否かを判断する
(図4のS12)。不良ビットが存在する場合は不良ビ
ットの検出を行なう(図4のS13)。検出した不良ビ
ットが存在するメインメモリのうち最小置換単位のメモ
リセル群を割り出す(図4のS14)。不良ビットの検
出、最小置換単位を割り出した後に、最小置換単位に対
応するあらかじめ規定した期待値を、そのまま相当する
冗長セルエリアに書き込んでいた(図4の15)。この
書き込まれた冗長セルエリアに対して再びテストを行な
い正常動作をすることを確認するテストを行なっていた
(図4の16)。
【0007】上述した従来のテストフローに従い、一例
として4Mビットの冗長機能付きマスクROMの場合に
あてはめて、冗長セルへのデータ置換方法について説明
する。ここでのセル構成は、ワード数×デジット数=2
048ビット×2048ビットで、置換るための冗長セ
ルの最小置換単位は、デジット線1本=2048ビット
であり、冗長セルは書き込み処理を施す前はビット線に
接続された状態であるオンビットセルとする。また、オ
ンビットセル選択時、その期待値は“0”、ビット線に
接続されない状態であるオフビットセル選択時、その期
待値は“1”とする。
【0008】この4MビットマスクROMにおいて、1
ビットの不良ビットが存在し、期待値“1”に対し
“0”を出力していたと仮定する。さらに、この不良ビ
ットが含まれる最小置換単位、つまりデジット線1本の
期待値が全て“1”であったとする。この時、指定の冗
長セル(デジット線1本)に期待値である全て“1”の
置換を行うが、未処理の冗長セルの期待値は当然“0”
であるため、従来は2048回の書き込み処理を行う必
要があった。
【0009】この書き込み処理をレーザートリマーを用
いて処理した場合、1ビットあたりの書き込み時間を
0.1秒とすると、最小置換単位1つの書き込み時間だ
けでも2048ビット×0.1秒=204.8秒かかっ
ていた。つまり、従来の冗長機能付きマスクROMにお
ける不良ビットの救済方法においては、書き込み処理
数、すなわちビット数の多少にかかわらず不良ビットが
存在する最小置換単位に適用する期待値をそのまま、対
応する冗長セルエリアに書き込んでいた。
【0010】また、従来のマスクROMの中には、メモ
リセルのオンビット、オフビットを決めるために拡散層
切り換え方式を用いるものがあり、このマスクROMに
関し、デジット線の拡散層負荷容量を低減し、高速化を
はかるために出力可変回路を用いる技術が特開昭56ー
25296号公報に記載されている。同公報記載のマス
クROM制御回路の主要部の回路図を示した図5を参照
すると、従来の拡散層切り換え方式のマスクROMは、
デジット線DL0〜DL3とチャージ線Vとの間に設け
られデジット線をチャージするためのトランジスタP1
1〜P13、期待値“0”に対応してワード線およびデ
ジット線間に設けられたメモリセルトランジスタTR、
拡散層の切り換えで読み出しデータを同相あるいは逆相
にて出力端子D0〜D3に出力する出力可変回路M0〜
M3から構成されている。
【0011】ここで、拡散層切り換え方式のマスクRO
Mとは、メモリセルの有無により期待値“1”または
“0”に対応させるものであり、以下の説明において
は、メモリセルが有る場合の期待値を無しを“0”で、
メモリセルが無い場合の期待値を“1”に対応させるも
のとする。
【0012】上述した構成からなる従来の拡散層切り換
え方式のマスクROMのメモリセルは、ユーザープログ
ラムの内容により配置位置が決定される。従って、配置
位置は種々変化し、ユーザープログラムの内容によって
は、同一デジット線に最大限のメモリセルが負荷される
場合や、全く負荷されない場合が存在することになり、
デジット線ごとに負荷容量も異なってくる。
【0013】例えば、図5のデジット線DL0に注目す
ると、DL0は切換えスイッチがインバータ側に接続さ
れているから出力端子D0に逆相で出力される。これ
は、アドレスA0〜A3に対応して出力端子D0出力さ
れる期待値が全て“0”であるからである。すなわち
ち、本来ならばデジット線DL0には4個のメモリセル
が負荷され、同相で出力すれば良いのであるが、その場
合はデジット線DL0にメモリセル4個分の容量C0が
負荷されることになり、読み出し速度が遅れてしまう。
従って、出力可変回路M0によって逆相で出力すれば、
メモリセルを負荷する必要が無くなり、デジット線DL
0の出力端子D0における論理も4個メモリセルが付加
されたときと同相となるので、デジット線の負荷を軽減
することができ、読み出し速度も早くなる。
【0014】このように、従来の拡散層切り換え方式の
マスクROMにおいては、メモリセルにより負荷される
デジット線の容量C0〜C3を軽減するために、拡散層
で切り換え可能な出力可変回路M0〜M3を設け、デジ
ット線DL0〜DL3に配置されるメモリセル数を削減
している。さらに、デジット線の負荷容量を減らすこと
により、読み出し速度の高速化をはかっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマスク
ROMにおける第1の問題点は、従来の冗長機能付きマ
スクROMが、書き込み処理をするメモリセル数の多少
にかかわらず、不良ビットが含まれている最小置換単位
に対し、あらかじめ定めた期待値をそのまま対応する冗
長セルエリアに書き込んでいることにある。その理由
は、書き込み処理数が多い程冗長セルへのデータの置換
に時間を要するので、今後、大容量化が進んでいけば膨
大な時間を費やしてしまうことになり、生産効率が悪化
するという問題が生じるからである。
【0016】また、第2の問題点は、従来の拡散層切り
換え方式のマスクROMは、拡散層を切り換えて出力可
変回路の制御を行っていることである。その理由は、拡
散層の形成がマスクROMの製造初期段階の工程に位置
しているため、製造工期が長くなるという問題があるか
らである。
【0017】本発明の目的は、上述した欠点に鑑みなさ
れたものであり、冗長機能付きマスクROMにおいて、
金属配線だけの切り換えにより、冗長セルへのデータ置
換を行う時に費やす書き込み処理時間と工数を削減する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶回路
の特徴は、メインメモリの不良ビットをあらかじめ用意
された冗長セルで置換えるための冗長機能を備えるマス
クROMであって、前記冗長セルが接続されたセンスア
ンプの出力端に出力データの論理を正転または反転させ
て出力する出力可変手段を接続することにある。
【0019】また、前記出力可変手段は、製造工程にお
いてあらかじめ設定される冗長ビット設定手段と、この
設定手段の設定結果に応答して前記センスアンプ出力デ
ータをハイレベルまたはロウレベルの一定レベルに切り
換えて出力する切換論理部とを備える。
【0020】さらに、前記冗長ビット設定手段は、電源
電位および接地電位間にpチャネル型MOSトランジス
タと抵抗素子とnチャネル型MOSトランジスタとを直
列接続で挿入し、かつ前記pチャネル型MOSトランジ
スタのゲート電極に所定の制御信号を入力し、前記nチ
ャネル型MOSトランジスタのゲート電極に電源電位を
接続するとともに、前記抵抗素子とnチャネル型MOS
トランジスタとの直列接続点を前記切換論理部の制御端
子に接続してなり、前記直列接続点および前記制御端子
間の接続配線を、前記製造工程のうちの金属配線処理工
程で形成する。
【0021】本発明の半導体記憶回路のテスト方法の特
徴は、デジット線に接続されたオンビットセルとデジッ
ト線に接続されないオフビットセルとから構成されるメ
インメモリの不良ビットをあらかじめ用意された冗長セ
ルで置換えるための冗長機能を備えるマスクROMであ
って、前記冗長セルが接続されたセンスアンプの出力端
に出力データの論理を正転または反転させて出力する出
力可変手段を接続することによって不良ビットを前記冗
長ビットに置換える半導体記憶回路のテスト方法におい
て、メインメモリ内の不良ビットを救済するために、前
記メインメモリのうち不良ビットを含む置換単位のメモ
リセルの期待値を前記冗長セルに書き込むとき、前記置
換単位のメモリセルの期待値の前記オンビットセルおよ
び前記オフビットセルがそれぞれ何個あるかを判断し、
個数が少ない方のビットセルに対してデータの書き込み
処理を行い、その後でさらに前記冗長セルに書き込んだ
内容と期待値とが一致するか否かを判断し、一致する場
合は前記出力可変手段の切り換えを行わず、一致しない
場合は前記出力可変手段の切り換えを行い前記冗長セル
に書き込んだ内容を反転出力する処理を行うことにあ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、本発明の半導体記憶回路お
よびそのテスト方法について、図面を参照しながら説明
する。図1は本発明の一実施の形態を示す回路図であ
る。図1を参照すると、デジット線DLAにはスイッチ
SW1を介してメモリセルC1が接続されそのゲート電
極にワード線W1が接続されている。同様にスイッチS
W2〜SWnをそれぞれ介してメモリセルC2〜Cnが
接続されそれぞれのゲート電極にワード線W2〜Wnが
それぞれ接続されている。デジット線DLAはデジット
線選択信号YSで制御されるトランジスタN12を介し
てセンスアンプSAに接続され、このセンスアンプSA
の出力が出力可変回路OCCに接続される。出力可変回
路OCCは、冗長ビット設定手段となるスイッチ回路と
このスイッチ回路の出力に応答してセンスアンプ出力を
選択出力する論理回路からなる。スイッチ回路は、電源
電位および接地電位間に、pチャネル型MOSトランジ
スタP1と抵抗素子RとスイッチSWAとなる配線とn
チャネル型MOSトランジスタN1とを直列接続で挿入
し、かつpチャネル型MOSトランジスタP1のゲート
電極にチップイネーブルCE信号を入力し、nチャネル
型MOSトランジスタN1のゲート電極に電源電位を接
続するとともに、抵抗素子Rとnチャネル型MOSトラ
ンジスタN1との直列接続点であるSWAのG点を切換
論理部のNAND回路L1およびNOR回路L2の一方
の入力端にそれぞれ交通接続され、それぞれの他方の入
力端にはセンスアンプSAの出力端が接続される。AN
D回路L1の出力端は直接に、NOR回路L2の出力端
はインバータL3を介してそれぞれNAND回路L4の
2入力端にそれぞれ接続される。NAND回路L4の出
力端は出力回路OCし接続されて構成される。
【0023】メモリセルC1,C2,C3,C4…C
n-1 ,Cnは冗長セルを示し、全てnチャネル型MOS
トランジスタで構成されている。メモリセルC1〜Cn
は、Yセレクタnチャネル型MOSトランジスタN2が
オンしている時、ワード線W1〜Wnのうちのいずれか
にセル選択レベル“1”が入力されると、スイッチSW
1〜SWnを介して、あるレベルをデジット線DLAに
出力し、この出力データがセンスアンプSAにて増幅さ
れる。この時、センスアンプAは選択されたメモリセル
C1〜Cnに接続されているスイッチSW1〜SWnが
オンしていればロウレベルを、オフしていればハイレベ
ルをそれぞれ出力する。
【0024】言い換えれば、スイッチSW1〜SWnを
介してデジット線DLAと接続されているビットはオン
ビットを示し、デジット線DLAと接続されていないビ
ットはオフビットを示している。
【0025】スイッチSW1〜SWnの切り換えについ
ては、レーザートリマーを用いて外部的に処理する方法
が一般的となっている。
【0026】また、pチャネル型MOSトランジスタP
1は、チップイネーブル信号CEがアクティブレベルで
あるロウレベルの時(ここでは、アクティブレベルをロ
ウレベルとする)、抵抗Rを介して論理回路のNAND
回路L1およびNOR回路L2にそれぞれハイレベルを
供給し、nチャネル型MOSトランジスタN1は、スイ
ッチSWAを介しNAND回路L1およびNOR回路L
2にロウレベルを供給する。
【0027】抵抗RはスイッチSWAがオンした時、接
点Gがロウレベルとなるように抵抗値を定める。したが
って、接点Gのレベルは、スイッチSWAがオンした時
ロウレベル、スイッチSWAがオフした時ハイレベルと
なる。この時、NAND回路L1、NOR回路L2、イ
ンバータL3およびNAND回路L4により接点Gのレ
ベルがロウレベルの場合は、セルデータと同相のデータ
を出力し、接点Gのレベルがハイレベルの場合は、セル
データの逆相のデータを出力し、出力回路を経て外部に
出力する。
【0028】このpチャネル型MOSトランジスタP
1,nチャネル型MOSトランジスタN1、スイッチS
WA、抵抗R、NAND回路L1、NOR回路L2、イ
ンバータL3およびNAND回路L4で構成される回路
部によって出力可変回路OCCを構成し、書き込みデー
タと期待値とを任意に対応できるようにした。
【0029】ここで、スイッチ回路のマスクパターン図
を示した図2、およびスイッチSWAの切り換え方法の
フローチャートを示した図3を併せて参照すると、図2
に示すパターン図は、図1の回路図中のpチャネル型M
OSトランジスタP1,nチャネル型MOSトランジス
タN1,抵抗R部分のマスクパターンである。a層は拡
散層、b層は金属配線層、c層はゲート層、d層はコン
タクト層をそれぞれ示し、それぞれの符号P1,N1、
R、G,F、CE,Vcc,L1,L2は図1における
構成要素に対応し、円で囲まれた領域Zは切り換え領域
を示している。
【0030】領域Zは金属配線層bで形成されており、
通常は結線してあるものとする。領域Zで金属配線が結
線されている時、スイッチSWAがオン状態であり、切
断されている時はスイッチSWAがオフ状態に対応す
る。なお、金属配線工程は製造工程の後の方の工程にあ
るため、金属配線を切断する場合に、現在ではレーザー
トリマーを用いているので、再度、製造工程の初めの方
の工程にある拡散工程まで戻って切断する必要が無い。
【0031】次に、図1に示す回路を用いて図3に示す
本発明のテスト方法のフローを説明する。このテストフ
ローは、テストがスタートして(図3のS1)、メイン
メモリのセルに不良ビットが存在するか否かを判断する
(図3のS2)。もしも不良ビットが存在したときは、
その不良ビットの検出する(図3のS3)。
【0032】次に検出した不良ビットが存在するメイン
メモリのうち最小置換単位のメモリセル群を割り出す
(図3のS4)。この処理ステップS4の段階で割り出
された最小置換単位に対し、オンビットセルとオフビッ
トセルの個数を比較する(図3のS5)。
【0033】比較した結果、オンビットセルおよびオフ
ビットセルのうち個数の少ない方を選択し不良ビットを
救済すべく割り出した最小置換単位と同規模に配置され
ている冗長セルに書き込む(図3のS6)。このとき、
処理ステップS6の段階で処理ステップS5で得られた
書き込みデータを対応する冗長セルエリアに書き込むた
めに、図1のスイッチSW1〜SWnを操作して、書き
込み対象となるセルのスイッチSW1〜SWnをオフさ
せる。
【0034】次に、書き込まれたデータが期待値と同相
か逆相かを判断し(図3のS7)、図2に示す金属配線
領域Zの切断または結線により、同相の場合、つまり、
セルが接続されたオフビットの方の個数が少ない場合は
図1のスイッチSWAの接点GおよびFを接続し、オン
ビットの方の個数が少ない逆相の場合はSWAをの接点
GおよびFを切断してオフさせる(図3のS8)。次
に、再テストを行って書き込み処理の確認((図3のS
9)後、テストを終了する。
【0035】以上のようなテストフローを実行すること
により、書き込み処理時間の短縮をはかっている。
【0036】上述した可変出力回路およびテストフロー
を用いることにより、オンビットとオフビットのいずれ
の期待値をも任意に選択することが出来るので、テスト
フローにおいては、不良ビットが存在する最小置換単位
内のオンビットとオフビットのセル個数を比較して、少
ない方の期待値を書き込みデータとする。ことにより書
き込み処理数の削減ができ、書き込み処理時間と工数の
短縮が出来た。
【0037】このとき最小置換単位内に存在するオンビ
ットとオフビットのセル個数は、多くの場合不均衡にな
っているのであり、その比率は、平均すると相互に6:
4もしくは4:6程度の割合となっている。但し、オン
ビットのセル個数の方がオフビットのセルの個数よりも
多いビット数の最小置換単位と、オフビットのセル個数
の方がオンビットのセルの個数よりも多いビット数の最
小置換単位とは、ほぼ1:1の割合で存在する。
【0038】例えば、2048×2048ビットの冗長
セルがあり、最小置換単位が2048ビットであったと
し、1ビットあたりの書き込み処理時間を0.1秒とす
る。
【0039】従来は、60%書き込む最小置換単位が1
024単位と40%書き込む最小置換単位が1024単
位存在するので、トータルの書き込み処理時間は209
715.2秒となり、本発明の技術を使用すると、常に
少ない方の期待値データを書き込むため、40%書き込
む最小置換単位が20486単位存在することになるの
で、出力可変回路の操作を必要とする最小置換単位が1
024単位存在する。
【0040】したがって、トータルの書き込み処理時間
は、167976.96秒となり、従来よりも、417
38.24秒も処理時間の短縮がはかれる。今後、大容
量化が進むにつれ、冗長セルも拡大していくことが予想
されるため、本発明を用いる効果は、より顕著となって
くる。
【0041】また、出力可変回路がレーザートリマーな
どによる金属配線の加工により、同相または逆相で出力
できるようにしたことは、従来、拡散層の切り換えによ
って出力を可変としていた方法に比べて、拡散工程の後
期段階で切断するのでレーザートリマーなどで加工でき
るようになった。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体記憶
回路およびそのテスト方法は、冗長セルが接続されたセ
ンスアンプの出力端に出力データの論理を正転または反
転させて出力する出力可変手段を接続し、この出力可変
手段は、製造工程においてあらかじめ設定される冗長ビ
ット設定手段と、この設定手段の設定結果に応答してセ
ンスアンプ出力データをハイレベルまたはロウレベルの
一定レベルに切り換えて出力する切換論理部とを備える
ので、オンビットとオフビットのいずれの期待値をも任
意に選択することが出来、テストフローにおいては、不
良ビットが存在する最小置換単位内のオンビットとオフ
ビットのセル個数を比較して、少ない方の期待値を書き
込みデータとすることにより書き込み処理数の削減がで
き、書き込み処理時間と工数の短縮が出来る。
【0043】また、出力を同相または逆相で出力する出
力可変回路の切り換えを、拡散工程の後期段階でレーザ
ートリマーなどによる金属配線の加工により切断するの
で、従来の拡散層の切り換えによって出力を可変として
いた方法に比べて、生産工期の短縮化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の回路図である。
【図2】図1に示す回路の金属配線切り換え領域近傍の
イメージを示すマスクパターン図である。
【図3】本発明の半導体記憶回路のテスト方法の一実施
の形態を示すテストフローチャートである。
【図4】従来のテストフローチャートである。
【図5】従来の拡散層切り換え方式のマスクROMの回
路図である。
【符号の説明】
S1〜S9,S11〜S16 テスト処理ステップ P1,P11〜P14 pチャネル型MOSトランジ
スタ N1 nチャネル型MOSトランジスタ N2 Yセレクターのnチャネル型MOSトランジス
タ R 抵抗素子 L1,L4 NAND回路 L2 NOR回路 L3 インバータ SWA 冗長ビット設定手段のスイッチ SW1〜SWn デジット線およびセル間のスイッチ W1〜Wn ワード線 C1〜Cn メモリセル DLA,DL0〜DL3 デジット線 CE チップイネーブル信号 YS Yセレクト信号 F,G 接点名 a 拡散層 b 金属配線層 c ゲート層 d コンタクト層 Z 切り換え領域 D0〜D3 出力端子 M0〜M3 出力可変回路 C0〜C3 デジット線の容量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインメモリの不良ビットをあらかじめ
    用意された冗長セルで置換えるための冗長機能を備える
    マスクROMであって、前記冗長セルが接続されたセン
    スアンプの出力端に出力データの論理を正転または反転
    させて出力する出力可変手段を接続することを特徴とす
    る半導体記憶回路。
  2. 【請求項2】 前記出力可変手段は、製造工程において
    あらかじめ設定される冗長ビット設定手段と、この設定
    手段の設定結果に応答して前記センスアンプ出力データ
    をハイレベルまたはロウレベルの一定レベルに切り換え
    て出力する切換論理部とを備える請求項1記載の半導体
    記憶回路。
  3. 【請求項3】 前記冗長ビット設定手段は、電源電位お
    よび接地電位間にpチャネル型MOSトランジスタと抵
    抗素子とnチャネル型MOSトランジスタとを直列接続
    で挿入し、かつ前記pチャネル型MOSトランジスタの
    ゲート電極に所定の制御信号を入力し、前記nチャネル
    型MOSトランジスタのゲート電極に電源電位を接続す
    るとともに、前記抵抗素子とnチャネル型MOSトラン
    ジスタとの直列接続点を前記切換論理部の制御端子に接
    続してなり、前記直列接続点および前記制御端子間の接
    続配線を、前記製造工程のうちの金属配線処理工程で形
    成する請求項2記載の半導体記憶回路。
  4. 【請求項4】 デジット線に接続されたオンビットセル
    とデジット線に接続されないオフビットセルとから構成
    されるメインメモリの不良ビットをあらかじめ用意され
    た冗長セルで置換えるための冗長機能を備えるマスクR
    OMであって、前記冗長セルが接続されたセンスアンプ
    の出力端に出力データの論理を正転または反転させて出
    力する出力可変手段を接続することによって不良ビット
    を前記冗長ビットに置換える半導体記憶回路のテスト方
    法において、メインメモリ内の不良ビットを救済するた
    めに、前記メインメモリのうち不良ビットを含む置換単
    位のメモリセルの期待値を前記冗長セルに書き込むと
    き、前記置換単位のメモリセルの期待値の前記オンビッ
    トセルおよび前記オフビットセルがそれぞれ何個あるか
    を判断し、個数が少ない方のビットセルに対してデータ
    の書き込み処理を行い、その後でさらに前記冗長セルに
    書き込んだ内容と期待値とが一致するか否かを判断し、
    一致する場合は前記出力可変手段の切り換えを行わず、
    一致しない場合は前記出力可変手段の切り換えを行い前
    記冗長セルに書き込んだ内容を反転出力する処理を行う
    ことを特徴とする半導体記憶回路のテスト方法。
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