JP2004055081A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不揮発性メモリアレイの一部にトリミングデータを格納することで各デバイス毎に固有のトリミングを行うことのできる不揮発性半導体記憶装置において、不揮発性メモリアレイから読み出されたトリミングデータを格納するレジスタ数を減らし、面積を削減することを可能にする。
【解決手段】デコーダ回路5により動作モードを示すモード入力4に応じたトリミングデータをトリミングデータ格納領域3から読み出し、トリミングレジスタ6に格納し、更にセレクタ回路7がモード入力4に対応したトリミング回路へトリミングデータを供給し、トリミングを実施する。レジスタ数は選択されたモード動作時に必要なトリミング数のみとなり、各動作モードにて同一のトリミングレジスタを使用することで、従来の全てのトリミング情報をレジスタに格納する方式よりも、レジスタ数を減らし、面積を削減できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性メモリアレイの一部にトリミング情報を格納することで各デバイス毎に固有のトリミングを行うことのできる不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体機器の開発期間の短縮やユーザ側でのプログラム書き換えの要望により、電気的書き換え可能な不揮発性メモリを機器に搭載することが多くなってきた。不揮発性メモリアレイは従来のマスクROMを置き換えるメモリアレイであり、この不揮発性メモリを機器に組み込むことにより電源を切った状態でもデータを保持することができる。更に不揮発性メモリアレイの一部にトリミングデータをあらかじめ格納しておき、そのデータを利用し、各種電圧、センスアンプ、リファレンス等のトリミングを行うことで、プロセスばらつきや製造工程のばらつきを抑え、製品の精度向上を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の不揮発性半導体記憶装置では、電源投入時にあらかじめ不揮発性メモリアレイの一部の領域に格納された全てのトリミング情報を読み出し、その読み出しデータをトリミングレジスタに格納し、トリミング動作に使用してきたが、近年読み出しや書き換え時に使用する高電圧・負電圧の多種類化や、使用する電源電圧のワイドレンジ化に伴い、トリミング数が増加傾向にある。トリミング数が増加すると、トリミングに使用するレジスタ数も増加する為、面積の増加が課題となっている。
【0004】
この課題に対して本発明では、従来のトリミング機能、トリミング数を損なわずに、且つトリミングレジスタ数を減らし、面積を減少させることを可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置は、電気的にデータの書き込み、消去が可能で、各動作モードに対応したトリミングデータが格納される不揮発性メモリアレイと、各動作モードに応じてトリミングを実施するための複数のトリミング回路と、モード信号を入力し、モード信号の示す動作モードに対応したトリミングデータが格納されている不揮発性メモリアレイ内のアドレスを指定するデコーダ回路と、デコーダ回路で指定されたアドレスにより不揮発性メモリアレイから読み出されるトリミングデータを格納するトリミングレジスタと、トリミングレジスタに格納されたトリミングデータをモード信号の示す動作モードに応じたトリミング回路へ出力するセレクタ回路とを備えている。
【0006】
請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置は、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、トリミング回路は、不揮発性メモリアレイに対する書き込み、消去等に使用される各種電圧、センスアンプ、リファレンス等のトリミング機構を有する回路であることを特徴とする。
【0007】
上記の請求項1,2の構成によれば、モード信号に応じて、不揮発性メモリアレイからあらかじめ格納された動作モードに対応したトリミングデータを読み出し、トリミングレジスタに格納し、更に選択された動作モードに対応したトリミング回路へデータを供給し、トリミングを実施し、その動作モードに最適な動作を実現する。これにより、レジスタ数は選択されたモード動作時に必要なトリミング数のみとなり、各動作モードにて同一のトリミングレジスタを使用することで、従来の全てのトリミング情報をトリミングレジスタに格納する方式よりも、レジスタ数を減らし、面積を減少させることができる。
【0008】
請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置は、電源電圧検知回路を設け、電源電圧検知回路にて電源電圧に応じた出力を行うことで電源電圧検知回路から出力されるデータとモード信号の入力から判断し、それらに対応した不揮発性メモリアレイ内のアドレスを指定するデコーダ回路と、デコーダ回路にて指定されたアドレスにより不揮発性メモリアレイから読み出されるデータを格納するトリミングレジスタと、トリミングレジスタから出力されるデータをモード信号の示す動作モードに応じたトリミング回路へ出力するセレクタ回路とを備えている。
【0009】
この請求項3の構成によれば、電源電圧に応じたトリミングの実施により、電源電圧に応じた最適な動作を実現することを可能にする。
【0010】
請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置は、請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置において、電源電圧検知回路にて電源電圧をモニタし、各動作モードに入る前に電源電圧に応じたトリミング動作を実施し、更にモード動作中においてもある一定の電源電圧の変化に応じてトリミング動作を割り込ませることによって電源電圧に対応したトリミング動作を可能とし、電源電圧に対し最適な動作を可能としたことを特徴とする。
【0011】
この請求項4の構成によれば、常に電源電圧に応じたトリミングの実施により、電源電圧に応じた最適な動作を実現することを可能にする。
【0012】
請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置は、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、ページプログラム機能等に使用されるカラムラッチ回路を備え、カラムラッチ回路を使用しない動作モード時に、不揮発性メモリアレイから読み出されるトリミングデータをトリミングレジスタとともにカラムラッチ回路にも格納するようにし、セレクタ回路は、トリミングレジスタおよびカラムラッチ回路に格納されたトリミングデータをモード信号の示す動作モードに応じたトリミング回路へ出力するようにしたことを特徴とする。
【0013】
この請求項5の構成によれば、請求項1の効果に加え、書き込み動作に使用するカラムラッチ回路を使用しないモード、例えば読み出しモード等の際に、トリミングレジスタとして使用することで、トリミング数をカラムラッチ回路分拡張することができ、トリミングレジスタの数を減らし、面積を削減する効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。図1において、不揮発性メモリアレイ1は、少なくともユーザが通常使用するユーザ領域2とトリミングデータを格納するトリミングデータ格納領域3を備えている。また、モード入力4に応じてトリミングデータ格納領域3内の決められたアドレスにアクセスすることができるデコーダ回路5を備え、不揮発性メモリアレイ1に格納されたトリミングデータを読み出し、トリミングレジスタ6に格納することができ、トリミングレジスタ6に格納されたデータをモード入力4に応じて、供給先を変更することができるセレクタ回路7を備えている。また、データの供給先では、各種電圧・センスアンプ・リファレンス等のトリミングを行うRead用トリミング回路8、Program用トリミング回路9、Erase用トリミング回路10、評価用トリミング回路11等のトリミング実施回路が備えられている構成となっている。なお、ここでいうモード入力4とは、複数のモード信号等からなるもの、または複数のモード信号等から作成される制御信号のことであり、以後説明する際にも同様である。
【0016】
上記回路構成における動作について図2を参照しながら説明する。
【0017】
(アドレス出力ステップS1)
初期ステップであるアドレス出力ステップでは、デコーダ回路5がモード入力4に応じてハード的にアクセスすべきアドレスを出力する。この際、モード入力4はモード信号に限らず、各モードに対応した信号であれば良い。
【0018】
(読み出しステップS2)
アドレス出力ステップS1より出力されたアドレスにより、不揮発性メモリアレイ1のトリミングデータ格納領域3にアクセスし、格納されているトリミングデータを読み出す。
【0019】
(レジスタ格納ステップS3)
読み出しステップS2にて読み出されたトリミングデータをトリミングレジスタ6に出力し、トリミングレジスタ6でラッチ、更にトリミングレジスタ6から出力する。
【0020】
(セレクトステップS4)
トリミングレジスタ6にラッチされたデータとモード入力4をセレクタ回路7に入力し、モード入力4に応じてデータの供給先を選択し、選択されたトリミング回路へデータを出力する。
【0021】
(トリミングステップS5)
各トリミング回路ではデータの入力に応じて、各種トリミングを行い、選択されたモードに対応した、期待値に設定する。
【0022】
上記S1からS5の各ステップによって、選択されたモードにおいて、最適な動作を実現することができる。本実施の形態では、各モードに対応したトリミングデータを読み出しトリミングレジスタ6に格納しており、各モードで同一のトリミングレジスタ6を使用する(モード毎にトリミングレジスタの仕様が変わる)ことにより、従来あらかじめ全トリミングデータを読み出し、全てトリミングレジスタに格納していた方式よりもトリミングレジスタ数を削減することでき、トリミング数が今後増加した場合でも各モード毎にトリミングレジスタを兼用することで、少ないレジスタ数で対応することができ、面積を削減することができる。
【0023】
実際の面積比率の例を上げると、レジスタ数を64bitから16bitに減らすとすると、従来方式{レジスタ数(64bit)}:本方式{レジスタ数(16bit)+デコーダ回路+セレクタ回路}≒2.3:1(モード数:4、不揮発性メモリ:64KB、データ出力16bit時)の割合となり、約1/2程度面積を削減することができる。本発明は、トリミング数が増加すればするほど面積の削減に対して有効である。しかし、分割するモード数が多いとその分デコーダ回路も増加する為、トリミング数に応じ、適当な分割数にすることが望ましい。
【0024】
図3に、不揮発性メモリアレイ1の構成の一例を示す。図3のようにフローティングゲート型トランジスタ20とセレクトトランジスタ27の2トランジスタにより1つのメモリセル21を構成している不揮発性メモリにおいて、不揮発性メモリアレイ1は、ソースライン24、ビットライン26、コントロールゲート23、セレクトゲート25でアクセスされるメモリセル21のアレイとして構成されている。
【0025】
図4に、メモリセルの印加バイアス条件について例を上げて説明する。図4では、それぞれ、ソースライン(SL)24、コントロールゲート(CG)23、セレクトゲート(SG)25、ビットライン(BL)26、基板(NW)31を備えた、フローティングゲート型トランジスタとセレクトトランジスタの2トランジスタからなるメモリセルの構成図を表している。メモリセルに対し、各モードにおいて所望の電圧をSL、CG、SG、BL、NWに印加することにより各モード動作を実現している。表1に、各モード(Read、Program、Erase)における電圧印加状態の例を挙げて説明する。
【0026】
【表1】
Figure 2004055081
【0027】
表1中、Vpp1、Vpp2はProgram時に印加される正電圧1、2を示し、Vpn1、Vpn2はProgram時に印加される負電圧1、2を示す。同様にして、Vep1、Vep2、Vep3はErase時に印加される正電圧1、2、3を示し、Ven1はErase時に印加される負電圧1を示す。
【0028】
Read(読出し動作モード)時には、それぞれの電圧は、SL、CG、NWはVreadとなり、SGはVss、BLはセンスアンプに接続されVsaとなり、Read動作を行う。Program(書き込み動作モード)時は、SL:Hiz(ハイインピーダンス)、CG:Vpp1、SG:Vpn1、BL:Vpn2、NW:Vpp2となり、フローティングゲートトランジスタにデータをProgramする。Erase(消去動作モード)時には、SL:Vep1、CG:Ven1、SG:Vep2、BL:Hiz、NW:Vep3となり、フローティングゲートトランジスタに対し消去動作を行う。
【0029】
次に、それぞれ各モード(Read、Program、Erase)における電圧のトリミングについて説明する。図4、表1で示したように、各モードによってそれぞれSL、CG、SG、BL、NWに印加する電圧は異なる。例えばProgramモード時には、SL:Hiz、CG:Vpp1、SG:Vpn1、BL:Vpn2、NW:Vpp2の印加バイアスとなっている為、SLのHiz以外のVpp1、Vpn1、Vpn2、Vpp2の電圧についてトリミングを行う。その際、例えばVpp1の電圧をモニタした際に、期待する電圧と異なる場合、モニタした電圧と、期待する電圧との差に応じて、トリミングレジスタの値を表2のように設定することによって、Vpp1電圧を生成している昇圧回路の設定を変更し、Vpp1、Vpp1+0.1・・・のように電圧調整を行う。これにより、電圧の最適化を行うことができる。
【0030】
【表2】
Figure 2004055081
【0031】
なお、前述では、Program時に使用するVpp1電圧について説明したが、同様に各種電圧、各モードに使用する際にも同様である。また、トリミングビットを増やすことで、更に細かいステップの電圧トリミングに使用することも可能である。更に、電圧調整だけでなく、センスアンプの調整や、リファレンスセルの設定最適化など、さまざまな情報にも用いることができる。このことにより、各モード動作について起こるプロセス要因によるデバイス特性のばらつきや、加工ばらつき等の誤差を抑えることができ、更に各機能に応じてリファレンスの最適化や、センスアンプ調整などを設定することが可能である。
【0032】
[第2の実施の形態]
図5は本発明の第2の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。図5は図1に電源電圧検知回路12を加えた構成であり、他の構成についてはデコード回路5の動作以外は第1の実施の形態と同様であり、以下、第1の実施の形態と異なる点について説明する。
【0033】
電源電圧検知回路12は入力された電源電圧13を検知しそれに応じたデータを出力し、デコード回路5では電源電圧検知回路12の出力データとモード入力4に応じてハード的にアクセスすべきアドレスを出力する。例えば電源電圧検知回路12の検知電圧が1Vで、Readモード時であれば、それに対応するトリミングデータ格納領域3のアドレスがデコード回路5から出力される。その後、デコード回路5から出力されたアドレスデータより不揮発性メモリアレイ1をアクセスする読み出しステップS2からステップS5(図2参照)までの動作を同様に行う。これにより、あらかじめ不揮発性メモリアレイ1のトリミングデータ格納領域3に格納された各種電源電圧に応じたデータを読み出すことで、その電圧での最適動作を実現することができる。例えば電源電圧が5V時には通常Readを行い、低電圧の1V時には、トリミングにより所望の電圧に昇圧等することで、最適なRead動作を実現する。
【0034】
なお、電源電圧の検知に関しては、まず各種、Read、Program等のモードに入る前にトリミング動作を行い、また更に、その動作モードに入った後でもある一定の電源電圧変化が生じた場合、トリミング動作が割り込み、その都度トリミングが行われる。
【0035】
また、ここでは電源電圧を検知し、それに応じてハード的に昇圧回路を設定することもできるが、本発明を用いることで、回路を構成したあとでも不揮発性メモリアレイ1のトリミングデータ格納領域3に格納するデータを変更するだけで、トリミング仕様を変えることが可能である。なお、本方式は電源電圧に応じたトリミングを必要とするものであれば、いかなるシステムにも使用可能である。
【0036】
[第3の実施の形態]
図6は第3の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。この第3の実施の形態では、第1の実施の形態の構成において、ページプログラム機能等に使用されるカラムラッチ回路(カラムラッチb62)を、このラッチ回路を使用しないモード時にトリミングレジスタとして使用できるようにしたものであり、図6との比較のため、第1の実施の形態の場合のカラムラッチ回路とその周辺回路の構成を図7に示す。
【0037】
この第3の実施の形態では、図1のようにモード入力4に対応したトリミングデータをトリミングデータ格納領域3から読み出すことは第1の実施の形態と同様であり、デコーダ回路5、不揮発性メモリアレイ1、トリミングレジスタ6は第1の実施の形態のものと同じである。
【0038】
図6の構成について説明する。ここでは、図3の不揮発性メモリアレイを備えたメモリセルにおける読み出し動作と書き換え動作、トリミング動作について説明する。
【0039】
(読み出し動作)
メモリセル21を読み出す際は、対象メモリセルを読み出し印加バイアス状態(図4、表1のRead参照)にし、メモリセル21のデータを読み出す。その際同時にCMOSトランジスタ等で構成されたリファレンスセル46を選択状態(ON状態)にし、リファレンス電流を流す。このとき対象となるトランスファーゲートで構成されたYゲートトップ41、Wゲートトップ42、Yゲートボトム43、Wゲートボトム44は選択状態(ON状態)とする。メモリセル21から読み出されたデータは、リファレンスセル46からのリファレンス電流とセンスアンプ48にて比較、判定され、その出力がI/O部50を通して出力される。
【0040】
(書き込み動作)
メモリセル21にデータを書き込む場合は、I/O部50から入力されたデータ51をモード入力4によってカラムラッチb62でラッチされ、書き込みモードに入った後に、レベルシフタ47を介し、Yゲートトップ41で選択されたビットライン26に書き込み電圧が印加され、書き込みが行われる。
【0041】
(トリミング動作)
読み出し動作と同様にセンスアンプ48にて比較されたデータは、モード入力4に応じてI/O部50を介し、一部はカラムラッチb62へ入力してラッチされ、その他のデータはトリミングレジスタ6へ入力され格納される。その後、期待するモードが入力された際にカラムラッチb62、トリミングレジスタ6からデータが出力され、セレクタ回路b61に入力され、その後モード入力4に応じた所望のトリミング回路52へデータは供給される。
【0042】
このように第3の実施の形態によれば、通常書き込みの際に使用するカラムラッチb62を、例えばこのラッチ回路を使用しないReadモード時の、トリミングレジスタとして使用することで、カラムラッチを兼用することができる。これにより、他のモードよりも多くのトリミングを行うことが可能になる。
【0043】
なお、第1の実施の形態の場合(図7参照)の、カラムラッチa49とセレクタ回路7に対し、各回路内にモード入力4による切り替えトランジスタを加え(図6のカラムラッチb62、セレクタ回路b61にそれぞれ対応)、各ブロックにデータを供給することで、この第3の実施の形態(図6参照)のように、カラムラッチb62をトリミングレジスタに兼用することが可能となり、単純にトリミングレジスタの数を増やす場合よりも、大幅に面積を削減することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明は、不揮発性メモリアレイとレジスタを用いたトリミングに関するものであり、各モード毎に、不揮発性メモリアレイからトリミングデータを読み出し、トリミングレジスタに格納し、更に選択されたモードに対応したトリミング回路へデータを供給し、トリミングを実行する。これにより、各モードにて同一のトリミングレジスタを用い、従来の全てのトリミング情報をトリミングレジスタに格納する方式よりも、レジスタ数を減らし、面積を減少させる効果が得られる。さらに、電源電圧検知回路を使用することで、電源電圧に応じたトリミングを実施し、電源電圧に応じた最適な動作を行うことが可能となる。また、書き込み動作に使用するカラムラッチ回路を、使用しないモード例えば読み出しモード等の際に、トリミングレジスタとして使用することで、レジスタ数を減らし、面積を削減する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における動作を説明するためのフロー図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における不揮発性メモリアレイの構成例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における不揮発性メモリアレイのメモリセルの構成例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置におけるカラムラッチ回路と周辺回路の構成図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置におけるカラムラッチ回路と周辺回路の構成図である。
【符号の説明】
1 不揮発性メモリアレイ
2 ユーザ領域
3 トリミングデータ格納領域
4 モード入力
5 デコーダ回路
6 トリミングレジスタ
7 セレクタ回路
8 Read用トリミング回路
9 Program用トリミング回路
10 Erase用トリミング回路
11 評価用トリミング回路
12 電源電圧検知回路
13 電源電圧
20 フローティングゲート型トランジスタ
21 メモリセル
23 コントロールゲート(CG)
24 ソースライン(SL)
25 セレクトゲート(SG)
26 ビットライン(BL)
27 セレクトトランジスタ
31 基板(NW)
41 Yゲートトップ(YGT)
43 Wゲートトップ(WGT)
44 Wゲートボトム(WGB)
45 Yゲートボトム(YGB)
46 リファレンスセル
47 レベルシフタ
48 センスアンプ
49 カラムラッチa
50 I/O(入出力)部
51 入出力データ
52 トリミング回路
61 セレクタ回路b
62 カラムラッチb

Claims (5)

  1. 電気的にデータの書き込み、消去が可能で、各動作モードに対応したトリミングデータが格納される不揮発性メモリアレイと、
    各動作モードに応じてトリミングを実施するための複数のトリミング回路と、
    モード信号を入力し、前記モード信号の示す動作モードに対応したトリミングデータが格納されている前記不揮発性メモリアレイ内のアドレスを指定するデコーダ回路と、
    前記デコーダ回路で指定されたアドレスにより前記不揮発性メモリアレイから読み出されるトリミングデータを格納するトリミングレジスタと、
    前記トリミングレジスタに格納されたトリミングデータを前記モード信号の示す動作モードに応じた前記トリミング回路へ出力するセレクタ回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記トリミング回路は、前記不揮発性メモリアレイに対する書き込み、消去等に使用される各種電圧、センスアンプ、リファレンス等のトリミング機構を有する回路であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 電源電圧検知回路を設け、前記電源電圧検知回路にて電源電圧に応じた出力を行うことで前記電源電圧検知回路から出力されるデータとモード信号の入力から判断し、それらに対応した不揮発性メモリアレイ内のアドレスを指定するデコーダ回路と、前記デコーダ回路にて指定されたアドレスにより前記不揮発性メモリアレイから読み出されるデータを格納するトリミングレジスタと、前記トリミングレジスタから出力されるデータを前記モード信号の示す動作モードに応じたトリミング回路へ出力するセレクタ回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記電源電圧検知回路にて電源電圧をモニタし、各動作モードに入る前に電源電圧に応じたトリミング動作を実施し、更にモード動作中においてもある一定の電源電圧の変化に応じてトリミング動作を割り込ませることによって電源電圧に対応したトリミング動作を可能とし、電源電圧に対し最適な動作を可能としたことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. ページプログラム機能等に使用されるカラムラッチ回路を備え、前記カラムラッチ回路を使用しない動作モード時に、前記不揮発性メモリアレイから読み出されるトリミングデータを前記トリミングレジスタとともに前記カラムラッチ回路にも格納するようにし、前記セレクタ回路は、前記トリミングレジスタおよび前記カラムラッチ回路に格納されたトリミングデータを前記モード信号の示す動作モードに応じた前記トリミング回路へ出力するようにしたことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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