JP2005271736A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乗員に対する拘束性能に優れたエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 エアバッグ装置40はインフレータ42及びエアバッグ41を備える。エアバッグ41は、取付側パネル布45と、取付側パネル布45の周縁に沿って接合された乗員側パネル布46と、乗員側パネル布46の裏面に添着された補強布56と、補強布56の端部と取付側パネル布45の中央部との間を繋ぐテザー60とを備える。インフレータ42は取付側パネル布45の中央部から乗員側パネル布46の中央部に向かってガスを噴射する。補強布56は、乗員側パネル布46の上下方向中央よりも下方にずれた位置に添着されるとともに、乗員側パネル布46に対し周縁部全体が接合されている。テザー60は、補強布56の上下方向中央よりも下方に位置する補強布56の周縁部と、取付側パネル布45の中央部との間を繋ぐように配設される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば車両に装着され、作動時に乗員方向に展開するとともに膨張して乗員を保護するためのエアバッグ装置、特にステアリングホイールの中央部に配設される運転席用エアバッグ装置に関する。
従来より、この種のエアバッグ装置としては、例えば、ステアリングホイールの中央部に配置され、車両急減速時に膨張しステアリングホイールと乗員との間に介在して乗員を保護するエアバッグ装置の袋体が知られている(特許文献1参照)。このエアバッグ装置の袋体では、膨張した状態において、ステアリングホイールの下部と乗員の胸部との間に対応する部位が、ステアリングホイールの上部と乗員の頭部との間に対応する部位に比べて小さく形成されている。
実開平6−51022号公報
本発明は、本発明者らの鋭意研究の結果、前記従来のエアバッグ装置の袋体よりも乗員の保護性能をより一層向上させることができるエアバッグ装置を開発したことによりなされたものである。その目的とするところは、乗員に対する拘束性能に優れたエアバッグ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のエアバッグ装置の発明は、ガス発生源と、ガス発生源から発生するガスにより膨張展開するエアバッグとを備えたエアバッグ装置において、前記エアバッグは、取付側パネル布と、取付側パネル布の周縁に沿って接合された乗員側パネル布と、乗員側パネル布の裏面に添着された補強布と、補強布の端部と取付側パネル布との間を繋ぐテザーとを備え、前記ガス発生源は取付側パネル布の中央部からエアバッグ内部に向かってガスを噴射するように構成され、前記補強布は、乗員側パネル布の上下方向中央よりも下方にずれた位置に添着されるとともに、乗員側パネル布に対し周縁部全体が接合され、前記テザーは、補強布の上下方向中央よりも下方に位置する補強布の周縁部と、取付側パネル布との間を繋ぐように配設されていることを要旨とする。
この構成によれば、エアバッグは、膨張展開時に乗員側パネル布の下部が補強布によりほぼフラットな状態となるとともに、テザーに張力がかかることによって該エアバッグの下部の厚みが規制され、上部の厚みが増大するほぼ側面逆三角形状に形成される。さらに、前記テザーにかかる張力がエアバッグ全体を僅かに下方へと引き込む作用を発揮する。
請求項2に記載のエアバッグ装置の発明は、請求項1に記載の発明において、前記補強布の周縁部には複数のテザーが設けられ、それら複数のテザーには補強布を挟んで対向する左右一対のテザーが含まれていることを要旨とする。
このエアバッグは、テザーが複数設けられているため、1つのみ設けられている場合と比べてエアバッグの膨張展開が安定しやすくなる。さらに、このエアバッグでは、テザーが補強布を挟んで左右対称となる位置に設けられていることから、膨張展開時にエアバッグが左右にぶれたりせずに安定する。
請求項3に記載のエアバッグ装置の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記テザー及び補強布は一体に構成されていることを要旨とする。
この構成によれば、エアバッグの製造が容易となるため、エアバッグ装置の製造コストが容易に抑えられる。
本発明によれば、乗員に対する拘束性能に優れたエアバッグ装置を提供することができる。
以下に、本発明を車両のステアリングホイールに装着される運転席用エアバッグ装置に具体化した一実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の記載において、車両の進行方向(前進方向)を前方(車両前方)として説明するとともに、エアバッグについては展開膨張状態を基準に上下方向及び前後方向を規定する。
まず、運転席用エアバッグ装置が取付けられる被着部材としてのステアリングホイールの概略構成について説明する。
図1(a)及び図2に示すように、ステアリングホイール21は、円環状のリム部22と、リム部22の中央に配置されたパッド部23と、リム部22から延びる複数(この例では3本)のスポーク部24とを有している。リム部22は、軽量なダイカスト金属からなるリム部芯金25と、該リム部芯金25を被覆する被覆体26とにより構成されている。スポーク部24は、リム部芯金25と同じ金属からなるスポーク部芯金27a〜27c(図3参照)と、それらスポーク部芯金27a〜27cを被覆する被覆体28とにより構成されている。これらの被覆体26,28及びパッド部23は、発泡ポリウレタン等の軟質合成樹脂材により一体的に形成されている。
図3に示すように、左右一対のスポーク部芯金27a,27bは、断面略コ字状をなす主連結部29と、楕円環状をなす環状連結部30とを介して連結されている。スポーク部芯金27cは、前記環状連結部30を介してスポーク部芯金27a,27bに連結されている。主連結部29は、その底部中央においてボス31に連結されている。ボス31は、ステアリングシャフト32の先端に対しギヤ機構33を介して連結されており、ステアリングホイール21の回転操作をステアリングシャフト32に伝達するように構成されている。
図2に示すように、パッド部23の下方には、被覆体28にて囲まれた収納凹部34が形成されており、この収納凹部34内にエアバッグ装置40が配設されている。エアバッグ装置40は、折り畳まれて収納された袋状のエアバッグ41と、該エアバッグ41に膨張用のガスを供給するためのガス発生源としてのインフレータ42と、エアバッグ41及びインフレータ42を保持固定するためのバッグホルダ43とを備えている。インフレータ42は、エアバッグ装置40の作動時に車両後方に向かってガスを噴射するように構成されている。バッグホルダ43は、ねじ44によりスポーク部芯金27a〜27cに対し固定されている。また、パッド部23の被覆体28の裏面中央には、エアバッグ装置40が作動されたときにエアバッグ41の膨張展開により押し破られる切欠部35が設けられている。
次に、エアバッグ41について、説明する。
図1(b)は膨張展開状態のエアバッグ41をほぼ乗員P(図7参照)の目線から見た様子を示し、図6は膨張展開状態のエアバッグ41の側断面を示す。これら図1(b)及び図6に示すように、エアバッグ41は、円形状をなす取付側パネル布45と、その取付側パネル布45に対面配置される円形状をなす乗員側パネル布46とを備えている。両パネル布45,46は織布により同大同形状に形成されている。取付側パネル布45は乗員側パネル布46よりもステアリングホイール21に近接する車両前方側に配置され、乗員側パネル布46は取付側パネル布45よりも乗員Pに近接する車両後方側に配置されている。
このエアバッグ41は、取付側パネル布45及び乗員側パネル布46の外周縁を揃えるように重ね合わせた状態で、その外周縁全周を縫製糸で縫製することによりシームS1(図4参照)を形成した後、これら縫製後のパネル布45,46の表裏を反転することによって形成される。前記シームS1は、両パネル布45,46の外周縁全周に渡って空気の流通を遮断するように両パネル布45,46間を密着させるように構成されている。その結果、このエアバッグ41は、膨張展開時にはステアリングホイール21の車両後方側に袋状に膨らむようになっており、その際には両パネル布45,46間に袋部47が形成される。
図1(b)及び図6に示すように、取付側パネル布45の中央部には、前記バッグホルダ43と対向する位置に、円形状をなすガス流入開口部48が開口されている。このガス流入開口部48の周縁に位置する取付側パネル布45は、前記バッグホルダ43に対しリテーナ49を介して複数(図6では2個のみ図示)のボルト50により締付け固定されている。即ち、このガス流入開口部48は、エアバッグ装置40の作動時にインフレータ42で発生するガスをエアバッグ41(袋部47)内へと流入させる流入口として機能する。また、この取付側パネル布45の上部には、左右一対のガス抜き穴51(ベントホール)が開口されている。
図4に示すように、乗員側パネル布46の裏面には、該パネル布46と同じ織布により円形状に形成された補強布56と、同織布により帯状に形成された左右一対のテザー60とが設けられている。
補強布56は、乗員側パネル布46よりも小径の円形状をなし、インフレータ42から噴射される高いガス圧による変形を抑えてエアバッグ41を良好に膨張展開させるために乗員側パネル布46の中央部を補強している。この補強布56は、乗員側パネル布46の上下方向中央よりも下方にずれた位置にオフセットされた状態で該パネル布46の裏面に添着されている。即ち、この補強布56の上下方向中央は、乗員側パネル布46の上下方向中央よりも下方に位置するように配置されており、具体的には図4に示される乗員側パネル布46の中心点O1が補強布56の中心点O2の上方に位置している。この補強布56は、その外周縁全周を乗員側パネル布46に対して縫製糸で縫製してシームS2を形成させることによって乗員側パネル布46の裏面に添着されている。
図6に示すように、テザー60は、基端部(車両前方側に位置する端部)が前記ガス流入開口部48の周縁部に縫着された状態で、取付側パネル布45とともにリテーナ49を介してバッグホルダ43に固定されており、先端部(車両後方側に位置する端部)が乗員側パネル布46の裏面に縫着されている。これらテザー60は、膨張展開時に取付側パネル布45の中央部と乗員側パネル布46の中央部との間をほぼ前後方向に繋ぐように張設されるようになっており、エアバッグ41の車両後方への過度の膨張を規制してその形状を適正に整える。
図1(b)に点線で示すように、両テザー60の基端部は、いずれも取付側パネル布45の中央部やや下方に位置するガス流入開口部48の周縁部に固定されている。図4に示すように、両テザー60の先端部は、いずれも補強布56の外周縁下部に縫着されている。即ち、これらテザー60の先端部は、前記中心点O2よりも下方に位置する補強布56の外周縁に左右対称となる位置にそれぞれ固定されている。さらに、これらテザー60の先端部は、乗員側パネル布46と補強布56との間に挟み込まれた状態で、前記シームS2により乗員側パネル布46及び補強布56に縫着されている。
図6及び図7に模式的に示すように、このエアバッグ装置40が作動してエアバッグ41を膨張展開させる際には、まず、インフレータ42から発生するガスがガス流入開口部48を通ってエアバッグ41内に噴射され、両パネル布45,46を押し広げながら袋部47の容積を拡大させる。前記インフレータ42から発生するガスの主流G(図7の二点鎖線)は、取付側パネル布45の中央部から乗員側パネル布46の中央部へと車両ほぼ後方に向かって噴射される。このとき、前記ガスの主流Gは、補強布56の上部を中心とする乗員側パネル布46の中央部を車両ほぼ後方側に押圧する。
前記補強布56は、シームS2にて外周縁全周が乗員側パネル布46に接合されていることから、乗員側パネル布46に対する位置ずれが防止され、該パネル布46と一体的な動作をする。このため、補強布56が添着された領域の乗員側パネル布46(以下、補強部と記載する)は、その他の領域よりも保型性が高められており、エアバッグ41の膨張展開時にもインフレータ42から噴射される高いガス圧による変形が抑えられ、ほぼ平板状を維持した状態となっている。
このとき、エアバッグ41は、補強布56が乗員側パネル布46の上下方向中央よりも下方にオフセットされた位置に設けられていることから、前記ガスの主流Gが補強布56の上部を車両ほぼ後方へと押圧する。このため、乗員側パネル布46の補強部は、上方ほど車両後方に位置するように傾斜した状態となる。即ち、図6に示されるエアバッグ装置40の側断面図において、張設されたテザー60と補強布56とのなす角度αが鈍角になる。その結果、前記ガスの主流Gが袋部47の上部へと優先的に流され、エアバッグ41の上部が大きく膨らむ。この大きく膨らんだエアバッグ41の上部は、ステアリングホイール21と乗員Pの頭部との間の広い隙間を埋めるように膨張展開して乗員Pの頭部拘束性能を高める。
さらに、このエアバッグ41では、補強布56の下部にテザー60の先端部(車両後方側に位置する端部)が接合されていることから、該テザー60の先端部が接合されている領域の乗員側パネル布46が車両後方に膨張し過ぎないように規制されている。このため、前記乗員側パネル布46の補強部における傾斜角度(角度α)が容易に拡大され、乗員Pの頭部拘束性能がさらに向上している。
加えて、このエアバッグ41では、前記テザー60の基端部(車両前方側に位置する端部)が取付側パネル布45の中央高さ(インフレータ42のガス噴射口)よりも下方にオフセットされた位置に固定されている。このため、前記ガスの主流Gが補強布56を押圧する際に、テザー60の先端部が同テザー60の基端部を中心とする円弧面に沿って下方に移動しやすくなる。即ち、図6に示されるエアバッグ装置40の側断面図において、張設されたテザー60とリテーナ49(ステアリングホイール21の回転面)とのなす角度βが鈍角になる。
従って、膨張展開状態のエアバッグ41では、テザー60の先端部が接合されている領域の乗員側パネル布46がその他の領域と比べて車両前方側に凹みつつ、若干下方側に引き込まれるようにシフトしている。さらに、このエアバッグ41の下端部(前記テザー60の先端部が接合されている領域よりも下方)は、その他の領域と比べて車両前後方向に薄くなる。一方、このエアバッグ41の上部は、上述したように優先的にガスが流されるうえ両角度α,βがいずれも鈍角になるように膨張展開されることから、同エアバッグ41の中央部及び下部と比べて車両前後方向に厚くなる。
その結果、この膨張展開状態のエアバッグ41は、図7に示されるように側面から見たときほぼ逆三角形状をなしており、ステアリングホイール21の下端部と乗員Pの胸部(腹部)との間の狭い隙間内にエアバッグ41の下部が進入しやすく、かつステアリングホイール21の上部と乗員Pの頭部との間の広い隙間を埋めやすくなっている。さらに、この膨張展開状態のエアバッグ41は、乗員側パネル布46が乗員Pの上半身前面に対向する平面を形成させるようにほぼフラットになっており、乗員Pの上半身全体を拘束する性能に優れている。
図5に示すように、このエアバッグ41において、乗員側パネル布46の直径Dbは、望ましくは600〜800mm、より望ましくは650〜710mmであり、本実施形態では680mmに設定されている。前記直径Dbが600mm未満の場合には、膨張展開時のエアバッグ41のサイズが小さいため、乗員Pの頭部拘束性能及び/又は胸部拘束性能が低下するおそれがある。逆に前記直径Dbが800mmを超える場合には、袋部47の容積が大きくなるため、エアバッグ41の膨張展開速度が低下するおそれがある。なお、乗員側パネル布46が楕円形状や多角形状等である場合には、その長径(最大幅)が望ましくは800mm以下、より望ましくは710mm以下であり、短径(最小幅)が望ましくは600mm以上、より望ましくは650mm以上であればよい。なお、シームS1の直径及び取付側パネル布45の直径についても前記乗員側パネル布46と全く同様に構成される。
補強布56の直径Dtは、望ましくは200〜400mm、より望ましくは250〜350mmであり、本実施形態では340mmに設定されている。前記直径Dtが200mm未満の場合には、乗員側パネル布46の補強部が小さく、インフレータ42から噴射されるガスが補強部に当てられにくくなることから、エアバッグ41を側面逆三角形状に形成させるのが困難になる。逆に前記直径Dtが400mmを超える場合には、補強布56と乗員側パネル布46とが一体的に動作しにくくなることから、エアバッグ41の膨張展開時に乗員側パネル布46の補強部が変形しやすくなる。なお、補強布56が楕円形状や多角形状等である場合には、その長径(最大幅)が望ましくは400mm以下、より望ましくは350mm以下であり、短径(最小幅)が望ましくは200mm以上、より望ましくは250mm以上であればよい。
シームS2の直径Dsは、望ましくは160〜360mm、より望ましくは210〜310mmであり、本実施形態では300mmに設定されている。前記直径Dsが160mm未満の場合には、乗員側パネル布46の補強部が実質的に小さくなるため、エアバッグ41を側面逆三角形状に形成させるのが困難になる。逆に前記直径Dsが360mmを超える場合には、補強部が大きくなり過ぎて補強布56と乗員側パネル布46とが一体的に動作しにくくなる。なお、シームS2が楕円形状や多角形状等である場合には、その長径(最大幅)が望ましくは360mm以下、より望ましくは310mm以下であり、短径(最小幅)が望ましくは160mm以上、より望ましくは210mm以上であればよい。
乗員側パネル布46に対する補強布56のオフセット量Lo、即ち前記中心点O1と中心点O2との距離は、望ましくは10〜100mm、より望ましくは30〜80mmであり、本実施形態では50mmに設定されている。前記オフセット量Loが10mm未満の場合には、乗員側パネル布46の補強部を上方ほど車両後方に位置するように傾斜させる作用が小さくなるため、エアバッグ41を側面逆三角形状に形成させるのが困難になる。逆に前記オフセット量Loが100mmを超える場合には、インフレータ42から噴射されるガスが補強部に当てられにくくなることから、エアバッグ41を側面逆三角形状に形成させるのが困難になる。なお、前記中心点O1,O2はそれぞれ乗員側パネル布46,補強布56の上下方向の中央を示しており、乗員側パネル布46や補強布56の形状に影響を受けることはない。
テザー60(短手方向の中央)と補強布56の外周縁との交点を通って同補強布56の中心点O2に繋がる直線は、前記中心点O2を通る鉛直線に対して角度θ傾斜している。この角度θは、望ましくは0〜70°、より望ましくは30〜60°であり、本実施形態では45°に設定されている。前記角度θが70°を越える場合には、乗員側パネル布46の補強部を上方ほど車両後方に位置するように傾斜させる作用が小さくなるため、エアバッグ41を側面逆三角形状に形成させるのが困難になる。
テザー60の幅Wt(短手方向の長さ)は、望ましくは70〜130mm、より望ましくは80〜120mmであり、本実施形態では100mmに設定されている。前記幅Wtが70mm未満の場合には、テザー60の強度が不足するおそれが高いため、エアバッグ41を側面逆三角形状に形成させるのが困難になる。逆に前記幅Wtが130mmを超える場合には不経済である。
図6に示すように、パネル布45,46との接合部を除くテザー60の長さLt(長手方向の長さ)は、望ましくは100〜300mm、より望ましくは200〜250mmであり、本実施形態では220mmに設定されている。前記長さLtが100mm未満の場合には、乗員側パネル布46の補強部が車両前方に凹み過ぎるおそれがあることから、エアバッグ41の形状が歪になりやすく、乗員Pの適正な保護が図りにくくなる。またこのとき、インフレータ42から噴射される高いガス圧によってテザー60が切断されるおそれもある。逆に前記長さLtが300mmを越える場合には、テザー60によってエアバッグ41の下部を車両前後方向に薄く形成させることが困難になり、エアバッグ41が側面逆三角形状に形成されにくくなる。
次に、上述した構成のエアバッグ装置40の動作について説明する。
まず、車両が所定値以上の衝撃荷重を受けると、車両に装着された図示しない衝撃センサからの検知信号が発生してインフレータ42が点火される。このインフレータ42の点火により、同インフレータ42内で大量のガスが発生する。
インフレータ42からガスが発生すると、そのガスがガス流入開口部48を介して折り畳み状態のエアバッグ41内に供給され、エアバッグ41の膨張展開が開始される。膨張過程にあるエアバッグ41は、パッド部23の内面に当接して一時的に膨張が抑制されるが、袋部47の内圧の上昇は継続される。袋部47の内圧が所定の閾値を超えたところで、エアバッグ41がパッド部23を内部から押し上げながら切欠部35を押し破る。その結果、エアバッグ41は、パッド部23から乗員P側に向かって膨張展開する。
図6及び図7に示すように、インフレータ42から発生したガスが袋部47内の内圧を高めてテザー60に張力を発生させる状態になると、前記インフレータ42から発生するガスの主流Gがガス流入開口部48から補強布56の上部へと向かって噴射されるほぼ定常状態となる。このとき、乗員側パネル布46の補強部は、ほぼ平板状を維持したまま前記ガスの主流Gによる押圧力を受け止め、上方ほど車両後方に位置するように傾斜する。その結果、前記ガスの主流Gが袋部47の上部へと優先的に流されてエアバッグ41の上部が迅速かつ大きく膨らむ。
さらにこのとき、前記ガスの主流Gによる押圧力は、乗員側パネル布46の補強部を下方へと押し下げ、前記角度α,βがともに鈍角になるようにテザー60及び補強部を所定方向に移動させる。その結果、エアバッグ41の上部が乗員Pの頭部側に近接しつつ、同エアバッグ41の下端部が下方に移動してステアリングホイール21の下端部と乗員Pの胸部(腹部)との間に挿入される。なおこのとき、エアバッグ41は、その下部における車両前後方向の厚みが小さくなるようにテザー60にて規制されており、全体として側面ほぼ逆三角形状に形成されている。このエアバッグ41は、その側面形状が、ステアリングホイール21の後端面と乗員Pの上半身前面との間の隙間の側面形状と対応していることから、乗員Pの上半身全体を適正に拘束することができる。
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ エアバッグ41は、乗員側パネル布46の裏面に添着された補強布56の端部と取付側パネル布45の中央部との間を繋ぐテザー60を備えているうえ、取付側パネル布45の中央部から乗員側パネル布46の中央部に向かってインフレータ42で発生するガスを噴射するように構成されている。このため、膨張展開状態のエアバッグ41は、車両前後方向の厚みがテザー60により薄くなるように規制されており、ステアリングホイール21と乗員Pとの間が短径となる側面略楕円形状に展開されることから、乗員Pの上半身前面を広く覆うように拘束することができる。
・ エアバッグ41は、乗員側パネル布46に対し周縁部全体が接合された補強布56を備えている。このため、乗員側パネル布46の補強部は、補強布56によって補強されているうえ、ほぼフラットな状態を維持したまま展開されることから、乗員Pの上半身前面に対する当接面を広げ、乗員Pに及ぼす衝撃を分散して均一化させることが容易となる。
・ 補強布56は、乗員側パネル布46の上下方向中央よりも下方にオフセットされた位置に添着されていることから、膨張展開時のエアバッグ41の上部を迅速かつ大きく膨出させることが容易となり、乗員Pの頭部拘束性能を高めることができる。さらにこのとき、前記補強布56はテザー60による膨出規制を受けていることから、膨張展開時のエアバッグ41の下部を車両前後方向に薄くすることが容易となる。
・ テザー60は、補強布56の上下方向中央よりも下方に位置する補強布56の周縁部に接合されていることから、膨張展開時のエアバッグ41の上部を大きく膨出させるとともに同エアバッグ41の下部を薄くすることが容易となり、運転席用エアバッグに求められる拘束性能を高めることができる。さらに、このエアバッグ装置40では、前記テザー60の基端部(車両前方側に位置する端部)がインフレータ42よりも下方にオフセットされた位置に接合されていることから、膨張展開時のエアバッグ41の下端部が下方に引き込まれやすくなっており、ステアリングホイール21の下端部と乗員Pの胸部との間の胸部拘束性能に優れている。
(変形例)
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図8(a)及び(b)に示すように、補強布56を楕円形状に形成してもよい。また、補強布56は、四角形状、五角形状、六角形状、八角形状、十二角形状、二十角形状等の多角形状に形成されていても構わない。特に、補強布56は、角数が多い多角形状(ほぼ円形状)に形成されているのが望ましい。
・ 取付側パネル布45及び乗員側パネル布46を楕円形状に形成してもよい。また、両パネル布45,46は、四角形状、五角形状、六角形状、八角形状、十二角形状、二十角形状等の多角形状、特に角数が多い多角形状に形成されていても構わない。特に、両パネル布45,46は、角数が多い多角形状(ほぼ円形状)に形成されているのが望ましい。
・ 図8(a)及び(b)に示すように、テザー60aを1つのみ設けるように構成してもよい。このとき、前記テザー60aは補強布56aの下端部に設けられる。
・ 図9(a)及び(b)に示すように、補強布56bの下部に左右一対のテザー60bを設けるとともに、同補強布56bの上端部に上部テザー60cを設けてもよい。なお、前記テザー60bは上記実施形態のテザー60と同様に構成され、前記上部テザー60cはテザー60bよりも長手方向が長く形成される。このように構成した場合、膨張展開状態のエアバッグ41の上部における車両前後方向の厚みを調節することが容易となる。また、補強布56bの上下方向中央よりも上方に複数の上部テザー60cを設けてもよい。
・ 補強布56の下部に3つ以上のテザーを設けてもよい。このとき、3つのテザーを設ける場合には、上記実施形態における左右一対のテザー60と、補強布56の下端部に設けられる1つのテザー(図8のテザー60aに相当)とから構成される。
・ 図8(a)に示すように、補強布56aとテザー60aとを一体に構成してもよい。このとき、補強布56a及びテザー60aは1枚の織布71により構成される。また、図9(a)に示すように、補強布56bとテザー60b,60cとを一体に構成してもよい。このとき、補強布56b及びテザー60b,60cは1枚の織布72により構成される。これらのように構成した場合、エアバッグ41の製造が容易となることから、エアバッグ装置40の製造コストを容易に低減させることができる。
・ テザー60の基端部は、取付側パネル布45の上下方向中央に接合されていてもよい。このように構成した場合でも、膨張展開時のエアバッグ41を下方に引き込む作用が発揮される。
・ 取付側パネル布45及び乗員側パネル布46の外周縁を溶着又は接着により接合してもよい。また、補強布56の外周縁と乗員側パネル布46とを溶着又は接着により接合してもよい。また、補強布56の外周縁に加えて、補強布56の中央部と乗員側パネル布46とを接合させてもよい。
・ インフレータ42から発生するガスの主流Gは、乗員側パネル布46の中央部に向かって噴射されなくてもよく、例えば乗員側パネル布46の上部に向かって噴射されていてもよい。また、インフレータ42から噴射されるガスは、ガス流入開口部48からエアバッグ41の外周部(シームS1)に向かって放射状に噴射されるように構成されていてもよい。これらのように構成した場合、ガスの主流Gが補強部を直接押圧する作用は減るが、テザー60の先端部(車両後方側に位置する端部)が補強布56の上下方向中央よりも下方にオフセットされていることから角度α及び角度βはともに鈍角になる。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記補強布の端部と取付側パネル布との間を繋ぐ上部テザーを設け、該上部テザーは、補強布の上下方向中央よりも上方に位置する補強布の周縁部と、取付側パネル布との間を繋ぐように配設されるとともに、前記テザーよりも長く形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
・ 前記テザーは取付側パネル布の上下方向中央よりも下方にずれた位置に接合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。前記テザーはガス発生源よりも下方に位置する取付側パネル布に接合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
・ 前記補強布とテザーとを別体にて構成するとともに、前記テザーは乗員側パネル布と補強布との間に挟み込まれた状態で乗員側パネル布に接合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
・ 前記取付側パネル布及び乗員側パネル布はほぼ円形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。前記補強布は乗員側パネル布よりも小径のほぼ円形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。
(a)は実施形態のほぼドライバの目線から見たステアリングホイールを示し、(b)は同じく膨張展開時のエアバッグを模式的に示す。 図1(a)の2−2線から見たステアリングホイールを示す側断面図。 実施形態のステアリングホイールの芯金及びボスを示す斜視図。 実施形態の裏返した状態のエアバッグを乗員側パネル布側から見た図。 実施形態の乗員側パネル布の裏面を示す。 図1(b)の6−6線から見た膨張展開時のエアバッグを示す側断面図。 実施形態の膨張展開時のエアバッグの作用を模式的に示す側面図。 (a)は変形例の乗員側パネル布の裏面を示し、(b)は同じくドライバの目線から見た膨張展開時のエアバッグを模式的に示す。 (a)は変形例の乗員側パネル布の裏面を示し、(b)は同じくドライバの目線から見た膨張展開時のエアバッグを模式的に示す。
符号の説明
40…エアバッグ装置、41…エアバッグ、42…ガス発生源としてのインフレータ、45…取付側パネル布、46…乗員側パネル布、56,56a,56b…補強布、60,60a,60b…テザー。

Claims (3)

  1. ガス発生源と、ガス発生源から発生するガスにより膨張展開するエアバッグとを備えたエアバッグ装置において、
    前記エアバッグは、取付側パネル布と、取付側パネル布の周縁に沿って接合された乗員側パネル布と、乗員側パネル布の裏面に添着された補強布と、補強布の端部と取付側パネル布との間を繋ぐテザーとを備え、
    前記ガス発生源は取付側パネル布の中央部からエアバッグ内部に向かってガスを噴射するように構成され、
    前記補強布は、乗員側パネル布の上下方向中央よりも下方にずれた位置に添着されるとともに、乗員側パネル布に対し周縁部全体が接合され、
    前記テザーは、補強布の上下方向中央よりも下方に位置する補強布の周縁部と、取付側パネル布との間を繋ぐように配設されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記補強布の周縁部には複数のテザーが設けられ、それら複数のテザーには補強布を挟んで対向する左右一対のテザーが含まれていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記テザー及び補強布は一体に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアバッグ装置。
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