JP4970991B2 - 車両のエアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、凹部の形態を適切に調整することが可能で、例えばシートベルトの着用・非着用状態やシートスライド位置に応じて、頭部を含め乗員を適切に受け止めて、傷害値を低減することができる車両のエアバッグ装置に関する。
従来、乗員拘束面に凹部を形成して乗員の頭部を受け止め、凹部の左右両側で隆起する凸部で乗員の肩部を受け止める形態のエアバッグ、いわゆるオムニ形状のエアバッグとして、特許文献1が知られている。この特許文献1では、エアバッグとテザーと巻取装置とを含み、このエアバッグは、内側エアバッグ部材と、外側エアバッグ部材と、これら内側エアバッグ部材と外側エアバッグ部材との間に形成された凹部とを含み、テザーは内側エアバッグ部材および外側エアバッグ部材の少なくとも1つに連結されており、巻取装置はテザーに連結されており、エアバッグが展開状態にある場合に巻取装置はエアバッグの寸法および形状を調整するようになっている。
特開2006−232267号公報
オムニ形状のエアバッグでは、凹部の位置や形態に配慮する必要がある。例えば、シートベルトの着用状態と非着用状態とで検討すると、シートベルト着用状態で凹部があると、頭部を受け止める時間が遅くなって、傷害値が上昇する。他方、シートベルト非着用状態で凹部がないと、頭部がエアバッグ前面に強く衝突するおそれがあって、傷害値が上昇してしまう。すなわち、シートベルト着用状態では凹部は必要ないが、非着用状態では凹部が有効に機能する。
シートスライド位置で見ると、シート位置が車両後方側であるときに凹部があると、頭部を受け止める時間が遅くなってしまい、他方、シート位置が車両前方側であるときに凹部がないと、頭部が強く衝突するおそれがあって、いずれにしても傷害値が上昇してしまう。従って、シートスライド位置に関しても、シート位置が車両後方側のときには凹部はない方が好ましく、シート位置が車両前方側のときには凹部を形成することが乗員保護に適っている。
背景技術にあっては、巻取装置をエアバッグの後部に配設し、テザーを、巻取装置からエアバッグの前端に向かって前後方向に配設し、エアバッグの展開膨張作用によって張り渡されるテザーの長さを巻取装置で調節しているけれども、このような構成では、エアバッグに対し前後方向にだけテンションがかかることとなり、エアバッグが左右幅方向に膨らむ傾向があって問題があるとともに、乗員頭部の拘束作用を担う凹部を適切に制御することも難しかった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、凹部の形態を適切に調整することが可能で、例えばシートベルトの着用・非着用状態やシートスライド位置に応じて、頭部を含め乗員を適切に受け止めて、傷害値を低減することができる車両のエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる車両のエアバッグ装置は、インフレータガスで展開膨張され、前面が乗員拘束面となるエアバッグ本体と、該エアバッグ本体に、該乗員拘束面の左右方向中央部に位置させて形成される凹部と、該エアバッグ本体の左右の各側面に、該凹部の斜め後方に位置させてそれぞれ形成された左右一対の経由部と、左右一対で設けられ、該凹部周辺にともに接合される前端部および該左右一対の経由部を介して該エアバッグ本体の後方側へ延出されて支持される後端部を有し、該凹部周辺にともに接合される該前端部と左右一対の該経由部それぞれとの間にV字形態で配設されて、該エアバッグ本体の展開膨張作用により、該前端部と該後端部との間で発生する張力で該凹部を後方へ牽引する張力伝達部材と、該エアバッグ本体の左右の各側面に設けられ、長さ方向に沿って両縁が各側面に接合されて当該側面との間に中空ガイド孔を形成して、各側面に沿って該経由部から該エアバッグ本体の後方側へ、該張力伝達部材をスライド自在に案内しかつ該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用を確保するガイド部材と、車体側に設けられ、各張力伝達部材の後端部を支持しつつ、これら後端部と前端部との間の距離を調節して、該凹部の窪み量を調整する凹部形態調整手段とを備え、該経由部は、該張力伝達部材に発生する張力による該凹部の牽引作用と、該ガイド部材とともに該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用とを生じさせることを特徴とする。
本発明で、エアバッグ、インストルメントパネル、ステアリングホイールおよびその周辺部に対する「前」「後」方向は、運転席または助手席に着座した乗員から見て、相対的に手前側となる方向を「前」とし、その反対方向で相対的に遠ざかる方向を「後」としている。エアバッグ、インストルメントパネル、ステアリングホイールおよびその周辺部に関して、「前」「後」が接頭語として用いられている用語もこの定義に従う。「左右」方向に関しては、当該乗員から見て向かって右手方向を「右」とし左手方向を「左」とする。
なお、車両自体の前後関係から呼称されている一般的な車両の前席や後席などの用語は、本発明のエアバッグ、インストルメントパネル、ステアリングホイールおよびその周辺部の前後関係の定義とは逆となっている。本願明細書では、本発明のエアバッグ、インストルメントパネル、ステアリングホイールおよびその周辺部を除いて、車両の前席(前部座席)・後席(後部座席)および車両前方・車両後方などについては、一般的な車両自体の前後関係から付けられた呼称をそのまま用いている。
該経由部は、該張力伝達部材を該エアバッグ本体の内方から外方へ貫通させる孔部であり、該張力伝達部材は、該エアバッグ本体内部に配設されて該凹部周辺に前端部が接合される帯状の第1伝達部材と、該エアバッグ本体外部に配設されて該凹部形態調整手段に支持される第2伝達部材とが連結されて構成されることが望ましい。
また、本発明にかかる車両のエアバッグ装置は、インフレータガスで展開膨張され、前面が乗員拘束面となるエアバッグ本体と、該エアバッグ本体の左右の各側面に、該乗員拘束面の左右方向中央部周辺から斜め後方に位置させてそれぞれ形成された左右一対の経由部と、左右一対で設けられ、該エアバッグ本体の該乗員拘束面の左右方向中央部周辺にともに接合される前端部および該左右一対の経由部を介して該エアバッグ本体の後方側へ延出されて支持される後端部を有し、当該左右方向中央部周辺にともに接合される該前端部と左右一対の該経由部それぞれとの間にV字形態で配設されて、該エアバッグ本体の展開膨張作用により、該前端部と該後端部との間で発生する張力で該乗員拘束面を後方へ牽引して当該乗員拘束面に凹部を形成する張力伝達部材と、該エアバッグ本体の左右の各側面に設けられ、長さ方向に沿って両縁が各側面に接合されて当該側面との間に中空ガイド孔を形成して、各側面に沿って該経由部から該エアバッグ本体の後方側へ、該張力伝達部材をスライド自在に案内しかつ該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用を確保するガイド部材と、車体側に設けられ、各張力伝達部材の後端部を支持しつつ、これら後端部と前端部との間の距離を調節して、該凹部の窪み量を調整する凹部形態調整手段とを備え、該経由部は、該張力伝達部材に発生する張力による該乗員拘束面の牽引作用と、該ガイド部材とともに該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用とを生じさせることを特徴とする。
該経由部は、該張力伝達部材を該エアバッグ本体の内方から外方へ貫通させる孔部であり、該張力伝達部材は、該エアバッグ本体内部に配設されて該乗員拘束面の左右方向中央部周辺に前端部が接合される帯状の第1伝達部材と、該エアバッグ本体外部に配設されて該凹部形態調整手段に支持される第2伝達部材とが連結されて構成されることが望ましい。
該張力伝達部材は該エアバッグ本体内部に配設してもよい。
シートベルトの着用・非着用状態を検出して該凹部形態調整手段に検出信号を出力するシートベルト着用センサを備え、該凹部形態調整手段は、シートベルト着用状態よりも非着用状態で、該張力伝達部材の該後端部と該前端部との間の距離を長く調整する。
シートスライド位置を検出して該凹部形態調整手段に検出信号を出力するシートスライド位置センサを備え、該凹部形態調整手段は、シートスライド位置が車両後方側位置であるときに、車両前方側位置のときよりも、該張力伝達部材の該後端部と該前端部との間の距離を長く調整する。
本発明にかかる車両のエアバッグ装置にあっては、凹部の形態を適切に調整することができ、例えばシートベルトの着用・非着用状態やシートスライド位置に応じて、頭部を含め乗員を適切に受け止めて、傷害値を低減することができる。具体的には、張力伝達部材には、エアバッグ本体の展開膨張作用で張力が発生することとなり、経由部により、張力伝達部材に発生する張力で凹部や乗員拘束面の周方向中央部の牽引作用とエアバッグ本体の左右方向の形態規制作用とを確保することができて、エアバッグ本体を乗員に向かって適切に展開膨張させつつ、凹部等の窪み量を確定的に調整することができ、乗員を適切に保護することができる。ガイド部材も設けたので、張力伝達部材によるエアバッグ本体の左右方向の形態規制作用も適切に確保することができる。
以下に、本発明にかかる車両のエアバッグ装置の好適な実施形態の一例を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1〜図4には、本実施形態例にかかる車両のエアバッグ装置に備えられるエアバッグ本体1の展開膨張状態が示されている。エアバッグ本体1は、助手席前面のインストルメントパネル内部や運転席のホーンボタン内部に畳み込んで収納される。後部座席着座の乗員用に当該乗員から見て車両前方の適宜箇所に配設してもよい。
エアバッグ本体1は、左右一対の側面シート材2と、これら側面シート材2間に配設される左右一対の中央シート材3とから、後方開口部4を有する袋状に形成される。これらシート材2,3は、エアバッグに適用される周知の素材で形成される。左右一対の中央シート材3はそれぞれ、エアバッグ本体1の前面(乗員に面する側)でU字状に折り返される長い帯状に形成される。これら中央シート材3は、隣り合う中央側端縁が接合代5を介して縫製6などにより互いに接合されることで幅広に形成され、エアバッグ本体1の上面、前面および下面をおおよそ形成する。側面シート材2はそれぞれ、各中央シート材3の外側端縁に縫製7などによって接合されて、エアバッグ本体1の左右側面をおおよそ形成する。エアバッグ本体1は、内部に充満されるインフレータガスで展開膨張されると、前面が乗員拘束面Xを形成する。
左右一対の中央シート材3の接合代5では、これら中央シート材3の接合位置(縫製の場合は縫製位置)を部分的に後方へずらした凹部形成用接合部8が設定され、この凹部形成用接合部8により、エアバッグ本体1の乗員拘束面Xの左右方向中央部には、エアバッグ本体1の内部方向に窪ませた凹部Yが形成される。図示例にあっては、エアバッグ本体1の乗員拘束面Xの下半部および上端部では接合位置(縫製6)が前方に設定され、これら下半部と上端部との間に凹部形成用接合部8が形成されて、エアバッグ本体1前面のおおよそ上半部に凹部Yが形成されている。
左右の各側面シート材2にはそれぞれ、エアバッグ本体1の前面に寄せて、排気口9が形成される。またこれら側面シート材2にはそれぞれ、凹部Yから斜め後方となる位置に、経由部10となる孔部10aが左右一対で形成される。図示例にあっては、孔部10aは上下一組で形成されている。エアバッグ本体1の後方開口部4にはこれを塞いで、車体側に固定されたハウジング11が取り付けられる。ハウジング11には、エアバッグ本体1内にインフレータガスを噴出するインフレータ12や後述する凹部形態調整手段13が設けられる。
本実施形態例にかかる車両のエアバッグ装置には、エアバッグ本体1前面の凹部Y側からエアバッグ本体1後部の凹部形態調整手段13側へ、左右一対で張力伝達部材14が設けられる。各張力伝達部材14は本実施形態例にあっては、帯状の第1伝達部材15と紐状の第2伝達部材16とが一連に連結されて構成される。もちろん、張力伝達部材14は、第1および第2伝達部材15,16に分けることなく、単一の部材で構成してもよい。
帯状の第1伝達部材15は、布などの折り畳み自在で柔軟な素材から形成される。これら左右一対の第1伝達部材15はエアバッグ本体1内部に、凹部Yと左右一対の孔部10aそれぞれとの間に張り渡されるように、V字形態で配設される。これら第1伝達部材15の前端部17はともに、凹部形成用接合部8が設定された凹部Y周辺の接合代5に縫製などにより接合される。第1伝達部材15の後端部には、折り返しにより挿通孔18を形成するループ部19が形成される。
紐状の第2伝達部材16は、折り畳み自在で柔軟な素材から形成され、エアバッグ本体1外部に設けられる。左右一対の第2伝達部材16はそれぞれ、エアバッグ本体1を左右両側から挟み込むように、各側面シート材2それぞれの表面に沿って、孔部10aからハウジング11に向かって配設される。第2伝達部材16の前端部は、第1伝達部材15の後端部に連結される。本実施形態例にあっては第2伝達部材16は、上下一組の一方の孔部10aからエアバッグ本体1内に貫通挿入され、ループ部19の挿通孔18に挿通され、他方の孔部10aからエアバッグ本体1外へ引き出されて、これにより第1伝達部材15と連結される。孔部10aの孔径は、インフレータガスが不必要に漏れ出さないように、第2伝達部材16を貫通させ得る必要最小限の大きさで形成される。第2伝達部材16の後端部20は凹部形態調整手段13に支持される。
エアバッグ本体1が展開膨張すると、それに伴って凹部形成用接合部8および第1伝達部材15の前端部17が前方へ向かって移動し、これにより第1伝達部材15は前方へ引張される。第2伝達部材16はその後端部20がエアバッグ本体1後部の凹部形態調整手段13で支持されるので、孔部10aを経由部10として張り渡した第2伝達部材16から第1伝達部材15にわたる張力伝達部材14には、エアバッグ本体1の展開膨張作用で張力が発生する。これにより、前方へ向かって移動する凹部形成用接合部8には、凹部Yを後方へ牽引する張力が作用し、この結果、張力伝達部材14による拘束なく前方へ展開するエアバッグ本体1前面に対し確定的に窪ませて、凹部Yが形成されることになる。
左右一対の側面シート材2にはそれぞれ、エアバッグ本体1の各側面に沿って孔部10aからエアバッグ本体1後方のハウジング11側へ向かって、ガイド部材21が設けられる。これらガイド部材21は、布などの折り畳み自在で柔軟な素材から形成される。これらガイド部材21は、長さ方向に沿って両縁が側面シート材2に縫製などにより接合され、これにより、側面シート材2との間に、第2伝達部材16をスライド自在に案内する中空ガイド孔22が形成される。
各張力伝達部材14の第2伝達部材16の後端部20を支持する凹部形態調整手段13は、ハウジング11を介して車体側に取り付けられる。凹部形態調整手段13は、張力伝達部材14の後端部20と前端部17との間の距離を調節して、凹部Yの窪み量を調整する。
凹部形態調整手段13は、図5〜図8に示すように、ハウジング11に固定されるフレーム23にボルト24で固定されるホルダー25と、ホルダー25とフレーム23との間にブッシュ26を介して回転自在に支持され、第2伝達部材16の後端部20が巻き掛けられるプーリ27と、プーリ27とホルダー25との間に、一端をプーリ27に係止し他端をホルダー25に係止して設けられ、プーリ27を第2伝達部材16の繰り出し方向へ回転付勢する捩りコイルバネ28と、ホルダー25に形成されたシリンダ部29と、シリンダ部29内にスライド自在に設けられたピストン30と、ピストン30に形成され、プーリ27に形成した係合凹部31に離脱可能に係合されてプーリ27の回転を制止し、係合凹部31から離脱されてプーリ27の回転を許容する係合凸部32と、シリンダ部29内にピストン30に相対向させて設けられ、係合凸部32が係合凹部31から離脱する方向へピストン30を移動させる高圧ガスをシリンダ部29内に噴出するマイクロガスジェネレータ33とから主に構成される。ピストン30には、シリンダ部29内面との密封性を確保すべく、環状のシールリング34を設けることが好ましい。マイクロガスジェネレータ33は、キャップ35でホルダー25に取付固定される。
張力伝達部材14の後端部20と前端部17との距離は、プーリ27に対する第2伝達部材16の巻き掛け長さが変更されることで調整される。図6(a)〜(d)に示すように、マイクロガスジェネレータ33が作動されないときは、係合凸部32が係合凹部31に係合されてプーリ27は回転が規制され、第2伝達部材16の後端部20はプーリ27に巻き掛けられて支持される。マイクロガスジェネレータ33が作動したときは、係合凹部31から係合凸部32が離脱してプーリ27の回転が許容され、この際捩りコイルバネ28の付勢力も相俟って、第2伝達部材16はプーリ27から繰り出される。
第2伝達部材16の後端部20がプーリ27に定着されている場合には、張力伝達部材14はプーリ27で支持される。第2伝達部材16がプーリ27から解かれて、張力伝達部材14の後端部20がフレーム23で支持される場合もある。この場合には、左右一対の第2伝達部材16はそれらの後端部20が互いに接続されて、張力伝達部材14が一連な単一部材として構成され、フレーム23に係止されて支持される。いずれにしても、第2伝達部材16を含む張力伝達部材14は、プーリ27に巻き掛けられた状態では、後端部20と前端部17との間の距離が短く調整されて、エアバッグ本体1前面に対し確定的に深く窪ませた凹部Yを形成する一方で、プーリ27から繰り出された状態では上記距離が長く調整されて、浅く窪ませた凹部Yをエアバッグ本体1前面に確定的に形成する。
凹部形態調整手段13には図3に示すように、マイクロガスジェネレータ33の作動を制御するための制御部13aが設けられ、この制御部13aには、インフレータ12とシートベルト着用センサ36が接続される。シートベルト着用センサ36は周知の構成であって、シートベルトの着用・非着用状態を検出し、検出信号を制御部13aに出力する。また制御部13aは、インフレータ12の作動を検出する。制御部13aは、インフレータ12の作動状態をモニターし、シートベルト着用センサ36からの検出信号に応じて、着用時にはマイクロジェネレータ33を作動させ、他方、非着用時にはマイクロガスジェネレータ33を作動させないように構成される。
次に、本実施形態例にかかる車両のエアバッグ装置の作用について説明する。図9には、制御フローが示されている。イグニッションキーがONになると、制御部13aは、インフレータ12とシートベルト着用センサ36のモニタリングを開始し、イグニッションキーがOFFとされるまでモニタリングを繰り返す。制御部13aは、シートベルトの非着用状態の検出信号が入力される限り、マイクロガスジェネレータ33を作動させることはない。
シートベルト非着用状態でインフレータ12が作動しても、凹部形態調整手段13のプーリ27は回転規制状態が維持されるため、張力伝達部材14はプーリ27から繰り出されることはなく、前端部17と後端部20との距離が短く調節される。これにより、エアバッグ本体1の乗員拘束面Xでは、張力伝達部材14による拘束なく前方へ展開するエアバッグ本体1前面に対し、確定的に深く窪ませて凹部Yが形成される。シートベルト非着用状態の乗員は、胸部に先行して前方へ向かって移動する頭部が当該凹部Yに包み込まれて受け止められるとともに、凹部Y周辺の乗員拘束面Xが乗員に向かって進出して胸部が受け止められ、これによりシートベルト非着用状態の乗員が受ける傷害値を適切に低減することができる。
他方、シートベルト着用センサ36から着用状態の検出信号が制御部13aに入力されると、制御部13aはインフレータ12の作動・非作動をモニタし、インフレータ12が作動されると、マイクロガスジェネレータ33を作動させる。マイクロガスジェネレータ33が作動されると、プーリ27の回転が許容され、捩りコイルバネ28の付勢作用も相俟って、張力伝達部材14が凹部形態調整手段13から繰り出され、これにより、張力伝達部材14の前端部17と後端部20との間の距離が長く調整される。エアバッグ本体1の乗員拘束面Xでは、張力伝達部材14による拘束なく前方へ展開するエアバッグ本体1前面に対し、図3に二点鎖線Zで示すように張力伝達部材14の牽引作用を受けつつ確定的に浅い深さで凹部Yが形成される。シートベルト着用状態の乗員は、凹部Y周辺の乗員拘束面Xで胸部が受け止められるとほぼ同時に、浅い窪み量の凹部Yで頭部が受け止められ、これによりシートベルト着用状態の乗員が受ける傷害値を適切に低減することができる。
本実施形態例にかかる車両のエアバッグ装置にあっては、経由部10を介して乗員拘束面Xの凹部Yから車体側に設けた凹部形態調整手段13にわたって左右一対で張力伝達部材14を設け、凹部形態調整手段13によって、張力伝達部材14の前端部17と後端部20との間の距離を調節して凹部Yの窪み量を調整するようにしたので、経由部10により、張力伝達部材14に発生する張力で凹部Yの牽引作用とエアバッグ本体1の左右方向の形態規制作用とを確保することができて、エアバッグ本体1を乗員に向かって適切に展開膨張させつつ、凹部Yの窪み量を確定的に調整することができ、乗員を適切に保護することができる。
ガイド部材21を設けたので、張力伝達部材14によるエアバッグ本体1の左右方向の形態規制作用を適切に確保することができる。凹部形成用接合部8に接合される第1伝達部材15を、相当の幅寸法を有する帯状に形成したので、凹部Yを確実に牽引できて、窪み量を適切に調整することができる。帯状の第1伝達部材15にループ部19で挿通孔18を形成したので、紐状の第2伝達部材16を簡単かつ確実に第1伝達部材15に連結することができる。
図10には、上記実施形態例の変形例が示されている。この変形例では、シートベルトの着用・非着用状態に対応させて凹部形態調整手段13を作動させる場合に代えて、シートスライド位置に対応させて作動させる場合が示されている。凹部形態調整手段13は、ハウジング11に固定されるケーシング37と、ケーシング37に設けられた穴部38と、穴部38の口径を適宜な大きさに絞る周知の絞り手段39とから構成される。また、第2伝達部材16の後端部20には、その長さ方向に間隔を隔てて複数、図示例にあっては3つの第1,第2,第3球体40a,40b,40cが設けられる。これら球体40a,40b,40cそれぞれの外径寸法は、穴部38に近い側から遠ざかる側に向かって、順次大きく設定される。第2伝達部材16の後端部20は、これら球体40a,40b,40cにより凹部形態調整手段13に支持される。絞り手段39による穴部38の口径の変更により、ケーシング37からの各球体40a,40b,40cの抜脱が調整される。
凹部形態調整手段13には絞り手段39の作動を制御するための制御部13aが設けられ、この制御部13aには、インフレータ12とシートスライド位置センサ41が接続される。シートスライド位置センサ41は周知の構成であって、シートの前後スライド位置を検出し、検出信号を制御部13aに出力する。また制御部13aは、インフレータ12の作動を検出する。制御部13aは、インフレータ12の状態をモニターしつつ、シートスライド位置センサ41からの検出信号に応じ、絞り手段39によって穴部38の口径を拡縮変更する。
シートスライド位置センサ41は、例えば車両の前後方向に対して、前方位置、中間位置、後方位置の3つのシートスライド位置を検出し、その検出信号を出力する。制御部13aは、シートスライド位置が車両前方側位置であるときには、穴部38の口径が最も小さくなるように絞り手段39を制御し、外径の最も小さな第1球体40aの抜脱を規制する。中間位置であるときは、第1球体40aの抜脱を許容する一方で第2球体40bの抜脱を規制し、車両後方側位置であるときには、穴部38の口径を最も大きく絞り、第1および第2球体40a,40bの抜脱を許容する一方で外径の最も大きな第3球体40cの抜脱を規制する。これにより、ケーシング17からの第2伝達部材16の引き出し長さが調節され、張力伝達部材14の前端部17と後端部20との間の距離が調節される。
これにより、シートスライド位置が車両前方側位置であるときは、深く窪ませた凹部Yを形成でき、乗員頭部に対する衝撃を緩和できるとともに、車両後方側位置であるときは、凹部Yを浅く形成することができて、時間遅れなく乗員頭部を受け止めることができる。このように、様々に変更されるシートスライド位置に対しても、適切な乗員拘束作用を確保することができる。
上記実施形態例にあっては、張力伝達部材14の一部をエアバッグ本体1外部に配設する場合について説明したが、図3に示すように、張力伝達部材14全体をエアバッグ本体1内部に配設するようにしても良い。この場合、ガイド部材21はエアバッグ本体1の左右の側面シート材2それぞれの内面に取り付けられる。これにより、孔部10aに代えて当該ガイド部材21の前端21aが、経由部10として構成される。このようにすれば、張力伝達部材14がエアバッグ本体1の外部に現れることがなく、安全性を高めることができる。張力伝達部材14は、第1伝達部材15と第2伝達部材16とに分けることなく、単一の部材で構成してもよい。このようにすれば、構造を簡単化でき、生産性を向上することができる。
また、図11に示すように、ガイド部材21の前端部分は、上下一組の孔部10aに向かって配設される第2伝達部材16に対応させて、二股状に形成しても良い。孔部10aを左右それぞれ、上下一組で形成したが、エアバッグ本体1内部に挿入する第2伝達部材16を1本として、単一の孔部10aとしてもよい。
さらに、上記実施形態例にあっては、中央シート材3の接合位置に、後方へずらした凹部形成用接合部8を設定して、エアバッグ本体1の内部方向に窪ませて予め凹部Yを形成しておく場合を例にとって説明したが、このような例に限らず、図12に示すように、後方へずらした凹部形成用接合部8は設定しなくても良い。この場合、中央シート材3の隣り合う中央側端縁が接合代5を介して、当該端縁の外形輪郭に沿って接合される。これにより、接合代5に縫合される第1伝達部材15の前端部17は、乗員拘束面Xの左右方向中央部周辺に接合される。その他の構成は、上記実施形態例と同様である。エアバッグ本体1の乗員拘束面Xは、第1伝達部材15に張力が発生して後方へ牽引されない限り、平坦面を形成し、張力が発生して乗員拘束面Xが後方へ牽引されることで、当該乗員拘束面Xに凹部Yが形成される。当該変形例では、例えばマイクロガスジェネレータ33が作動した場合には、乗員の胸部および頭部はともに、凹部Yのない乗員拘束面Xで受け止められ、作動しない場合には、凹部Yが形成された乗員拘束面Xで受け止められる。このような構成であっても、上記実施形態例と同様な作用効果を奏することはもちろんである。
本発明にかかる車両のエアバッグ装置の好適な実施形態の一例を示す、エアバッグ本体の展開膨張状態を示す斜視図である。 図1の車両のエアバッグ装置に採用したエアバッグ本体に形成される乗員拘束面を示す前面図である。 図1に示した車両のエアバッグ装置の平面断面図である。 図1の車両のエアバッグ装置の主要構成を示す斜視図である。 図1の車両のエアバッグ装置に適用されるインフレータや凹部形態調整手段のレイアウトを示す斜視図である。 図1の車両のエアバッグ装置に適用される凹部形態調整手段を説明するための説明図である。 図6に示した凹部形態調整手段の側面図である。 図6に示した凹部形態調整手段の分解斜視図である。 図1に示した車両のエアバッグ装置の制御フローを示すフローチャート図である。 図1に示した車両のエアバッグ装置に適用される凹部形態調整手段の変形例を示す概略斜視図である。 図1に示した車両のエアバッグ装置に適用されるガイド部材の変形例を示す要部斜視図である。 図1に示したエアバッグ本体の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 エアバッグ本体
10 経由部
10a 孔部
13 凹部形態調整手段
14 張力伝達部材
15 第1伝達部材
16 第2伝達部材
17 張力伝達部材の前端部
20 張力伝達部材の後端部
21 ガイド部材
36 シートベルト着用センサ
41 シートスライド位置センサ
X 乗員拘束面
Y 凹部

Claims (7)

  1. インフレータガスで展開膨張され、前面が乗員拘束面となるエアバッグ本体と、
    該エアバッグ本体に、該乗員拘束面の左右方向中央部に位置させて形成される凹部と、
    該エアバッグ本体の左右の各側面に、該凹部の斜め後方に位置させてそれぞれ形成された左右一対の経由部と、
    左右一対で設けられ、該凹部周辺にともに接合される前端部および該左右一対の経由部を介して該エアバッグ本体の後方側へ延出されて支持される後端部を有し、該凹部周辺にともに接合される該前端部と左右一対の該経由部それぞれとの間にV字形態で配設されて、該エアバッグ本体の展開膨張作用により、該前端部と該後端部との間で発生する張力で該凹部を後方へ牽引する張力伝達部材と、
    該エアバッグ本体の左右の各側面に設けられ、長さ方向に沿って両縁が各側面に接合されて当該側面との間に中空ガイド孔を形成して、各側面に沿って該経由部から該エアバッグ本体の後方側へ、該張力伝達部材をスライド自在に案内しかつ該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用を確保するガイド部材と、
    車体側に設けられ、各張力伝達部材の後端部を支持しつつ、これら後端部と前端部との間の距離を調節して、該凹部の窪み量を調整する凹部形態調整手段とを備え、
    該経由部は、該張力伝達部材に発生する張力による該凹部の牽引作用と、該ガイド部材とともに該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用とを生じさせることを特徴とする車両のエアバッグ装置。
  2. 該経由部は、該張力伝達部材を該エアバッグ本体の内方から外方へ貫通させる孔部であり、該張力伝達部材は、該エアバッグ本体内部に配設されて該凹部周辺に前端部が接合される帯状の第1伝達部材と、該エアバッグ本体外部に配設されて該凹部形態調整手段に支持される第2伝達部材とが連結されて構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両のエアバッグ装置。
  3. インフレータガスで展開膨張され、前面が乗員拘束面となるエアバッグ本体と、
    該エアバッグ本体の左右の各側面に、該乗員拘束面の左右方向中央部周辺から斜め後方に位置させてそれぞれ形成された左右一対の経由部と、
    左右一対で設けられ、該エアバッグ本体の該乗員拘束面の左右方向中央部周辺にともに接合される前端部および該左右一対の経由部を介して該エアバッグ本体の後方側へ延出されて支持される後端部を有し、当該左右方向中央部周辺にともに接合される該前端部と左右一対の該経由部それぞれとの間にV字形態で配設されて、該エアバッグ本体の展開膨張作用により、該前端部と該後端部との間で発生する張力で該乗員拘束面を後方へ牽引して当該乗員拘束面に凹部を形成する張力伝達部材と、
    該エアバッグ本体の左右の各側面に設けられ、長さ方向に沿って両縁が各側面に接合されて当該側面との間に中空ガイド孔を形成して、各側面に沿って該経由部から該エアバッグ本体の後方側へ、該張力伝達部材をスライド自在に案内しかつ該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用を確保するガイド部材と、
    車体側に設けられ、各張力伝達部材の後端部を支持しつつ、これら後端部と前端部との間の距離を調節して、該凹部の窪み量を調整する凹部形態調整手段とを備え、
    該経由部は、該張力伝達部材に発生する張力による該乗員拘束面の牽引作用と、該ガイド部材とともに該エアバッグ本体の左右方向の形態規制作用とを生じさせることを特徴とする車両のエアバッグ装置。
  4. 該経由部は、該張力伝達部材を該エアバッグ本体の内方から外方へ貫通させる孔部であり、該張力伝達部材は、該エアバッグ本体内部に配設されて該乗員拘束面の左右方向中央部周辺に前端部が接合される帯状の第1伝達部材と、該エアバッグ本体外部に配設されて該凹部形態調整手段に支持される第2伝達部材とが連結されて構成されることを特徴とする請求項3に記載の車両のエアバッグ装置。
  5. 該張力伝達部材が該エアバッグ本体内部に配設されることを特徴とする請求項1または3に記載の車両のエアバッグ装置。
  6. シートベルトの着用・非着用状態を検出して該凹部形態調整手段に検出信号を出力するシートベルト着用センサを備え、該凹部形態調整手段は、シートベルト着用状態よりも非着用状態で、該張力伝達部材の該後端部と該前端部との間の距離を長く調整することを特徴とする請求項1〜5いずれかの項に記載の車両のエアバッグ装置。
  7. シートスライド位置を検出して該凹部形態調整手段に検出信号を出力するシートスライド位置センサを備え、該凹部形態調整手段は、シートスライド位置が車両後方側位置であるときに、車両前方側位置のときよりも、該張力伝達部材の該後端部と該前端部との間の距離を長く調整することを特徴とする請求項1〜6いずれかの項に記載の車両のエアバッグ装置。
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