JP2010280261A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体側部であるドアの内面と乗員との間の狭隘な空間に迅速に膨張展開されるとともに、車体側方衝突時の衝撃エネルギーを効率よく吸収できるエアバッグの展開方向を制御する装置を提供する。
【解決手段】インフレータ11から離間する展開方向に膨張展開されたエアバッグ20の全長に対して短尺に形成されるとともにエアバッグ20内においてエアバッグ20の展開方向に延在する展開制御第1ストラップ30と、展開方向に展開されて膨張せしめられたエアバッグ20の車体幅方向の全幅に対して短尺に形成されてエアバッグ20内においてエアバッグ20の車体幅方向に延在するとともに、張設方向に対して脆弱に形成された分断誘発部43を有する展開制御第2ストラップ40と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のエアバッグの展開方向を制御する装置、特に、側方からの衝撃入力に対して乗員の胸部を保護するエアバッグの展開方向を制御するエアバッグ装置に関する。
従来、シートバックの車外側の側部に折り畳まれて収納されたエアバッグが、車体側方からの衝突による衝撃入力に対して膨張展開してドア等の車体側壁と乗員との直接的な衝突を回避して、乗員の胸部を保護するサイドエアバッグ装置が知られている。
このサイドエアバッグ装置のエアバッグは、例えば、折り畳まれた状態でインフレータとともにシートバックの側面に収納され、車体側方からの衝撃入力に対して、インフレータから噴出される膨張用ガスによってエアバッグがシートに着座した乗員と車体側壁との間に膨張展開されて、シートに着座した乗員の胸部の側方が保護されるように構成されている。
特許文献1として、車体側方からの衝撃入力に対して、乗員の胸部及び頭部を保護するサイドエアバッグ装置が開示されている。この特許文献1で開示されるサイドエアバッグ装置の概要を、図10に基づいて説明する。
図示のように、サイドエアバッグ装置100のエアバッグ101は、車外側表皮101aと車内側表皮101bとが外周縁102において重ね合わされて縫合形成され、乗員Mの頭部Mhの側方を保護する上部チャンバ103及び乗員Mの胸部Mbの側方を保護する下部チャンバ104を備える。このエアバッグ101の内部には、車外側表皮101aから車内側表皮101bへ向かうに従って漸次下方へ傾斜するように取り付けられた帯状のストラップ102が設けられて、車外側表皮101aと車内側表皮101bとが連結される。車外側表皮101aは車内側表皮101bに対して上方部位でストラップ105によって車内側表皮101bと連結されており、エアバッグ101の膨張展開時に、車外側表皮101aが、ストラップ105の連結された上方部位において引っ張られるので、エアバッグ101の膨張展開時に、上部チャンバ103が車内方向に倒れこまずに起立した状態で展開される。その結果、車体側方からの衝撃入力時に、エアバッグ101の上部チャンバ103を乗員Mの頭部Mhとドアガラス106との間に膨張展開させることができる。
特開2008−110660号公報
上記特許文献1によると、エアバッグの衝撃エネルギー吸収効率を向上させるためにエアバッグ膨張展開時の厚みを増大させた場合、図11(a)で概念図を示すように、インフレータ107から離間する矢線Fで示す車体前部方向にエアバッグ101を膨張展開させると、その膨張展開過程において、エアバッグの厚みの増大によりドア106の内面と乗員Mとの間の狭隘な空間にエアバッグ101を正常に入り込ませることが困難となり、車体前部方向Fへのエアバッグ101の迅速な展開が実現されないおそれがある。
一方、図11(b)で概念図を示すように、エアバッグ101の膨張展開状態において、エアバッグ101の衝撃エネルギー吸収効率が最大となる最大膨張部分Dが、乗員Mの胸部Mbの側方より前方に位置してエアバッグ101が膨張展開されることとなる。従って、車体側方衝突時の衝撃エネルギー吸収効率が低下する恐れがあり、乗員Mの胸部Mbの側方を十分に保護しえないことが懸念される。
従って、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、乗員である着座者と着座者に隣接する物体との間の狭隘な空間に迅速に膨張展開されるとともに、車体側方衝突時の衝撃エネルギーを効率よく吸収できるエアバッグの展開方向を制御する装置を提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明によるエアバッグ装置は、車幅方向に対向する第1表皮部分及び第2表皮部分を有して折り畳まれたエアバッグと該エアバッグ内に膨張用ガスを噴出するインフレータとを備え、前記インフレータから噴出される前記膨張用ガスによって前記エアバッグが着座者と該着座者に隣接する物体との間で膨張展開されて前記着座者の胸部の側方に配置されるエアバッグ装置において、前記インフレータから離間する展開方向に膨張展開される前記エアバッグの全長に対して短尺に形成されるとともに前記エアバッグ内において該エアバッグの展開方向に延在して前記エアバッグの先端と基端との間に張設される展開方向制御索と、前記展開方向に展開されて膨張せしめられる前記エアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺に形成されて前記エアバッグ内において該エアバッグの車体幅方向に延在して前記第1表皮部分と前記第2表皮部分との間に張設されるとともに、前記張設された方向に対して脆弱な分断誘発部を有する車体幅方向制御索と、を備え、前記インフレータから噴出された前記噴出用ガスによる前記エアバッグの車体幅方向への膨張が前記車体幅方向制御索により規制されるとともに、前記噴出用ガスが前記エアバッグ内に連続噴出されることに起因する前記エアバッグの内部圧力の増大によって前記分断誘発部において前記車体幅方向制御索が分断され、前記展開方向制御索により前記エアバッグの展開方向の膨張展開が規制されて前記エアバッグの最大膨張部分が形成されるとともに該最大膨張部分が前記乗員の胸部の側方に配置されることを特徴とする。
この発明によると、車体幅方向制御索がエアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺で、エアバッグの膨張展開時における車体幅方向に延在して形成されているので、インフレータから噴出された膨張用ガスがエアバッグ内に噴出されてエアバッグが膨張展開を開始せしめられることに伴うエアバッグの車体幅方向への膨張展開が、車体幅方向制御索によって規制される。従って、着座者と着座者に隣接する物体との間の狭隘な空間にエアバッグを進入させることが可能となる。
また、エアバッグ内に膨張用ガスが連続して噴出されてエアバッグの内部圧力が増大されると、車体幅方向制御索が分断誘発部において分断される。そして、展開方向制御索が、展開方向に膨張されたエアバッグの全長に対して短尺に形成されているので、エアバッグの展開方向への膨張展開が規制されて、エアバッグの最大膨張部分が形成される。このとき、展開方向制御索の全長は、エアバッグの最大膨張部分が乗員の胸部の側方に配置されるように形成されているので、車体側方衝突時の衝撃エネルギー吸収効率が向上される。従って、乗員の胸部の側方が十分に保護される。
請求項2に記載の発明によるエアバッグ装置は、車幅方向に対向する第1表皮部分及び第2表皮部分を有して折り畳まれたエアバッグと該エアバッグ内に膨張用ガスを噴出するインフレータとを備え、前記インフレータから噴出される前記膨張用ガスによって前記エアバッグが着座者と該着座者に隣接する物体との間で膨張展開されて前記着座者の胸部の側方に配置されるエアバッグ装置において、前記インフレータから離間する展開方向に膨張展開される前記エアバッグの全長に対して短尺に形成されるとともに前記エアバッグ内において該エアバッグの展開方向に延在して前記エアバッグの先端と基端との間に張設される展開方向制御索と、前記展開方向に展開されて膨張せしめられる前記エアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺に形成されて前記エアバッグ内において該エアバッグの車体幅方向に延在して前記第1表皮部分と前記第2表皮部分との間でそれぞれの端部が前記展開方向への膨張展開で分断可能に結合された車体幅方向制御索と、を備え、前記インフレータから噴出された前記噴出用ガスによる前記エアバッグの車体幅方向への膨張が前記車体幅方向制御索により規制されるとともに、前記噴出用ガスが前記エアバッグ内に連続噴出されることに起因する前記エアバッグの内部圧力の増大によって前記車体幅方向制御索が前記端部において前記第1表皮部分あるいは前記第2表皮部分のいずれか一方から分断され、前記展開方向制御索により前記エアバッグの展開方向の膨張展開が規制されて前記エアバッグの最大膨張部分が形成されるとともに該最大膨張部分が前記乗員の胸部の側方に配置されることを特徴とする。
この発明によると、車体幅方向制御索がエアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺で、エアバッグの膨張展開時における車体幅方向に延在して形成されているので、インフレータから噴出された膨張用ガスがエアバッグ内に噴出されてエアバッグが膨張展開を開始せしめられることに伴うエアバッグの車体幅方向への膨張展開が、車体幅方向制御索によって規制される。従って、着座者と着座者に隣接する物体との間の狭隘な空間にエアバッグを進入させることが可能となる。
また、エアバッグ内に膨張用ガスが連続して噴出されてエアバッグの内部圧力が増大されると、車体幅方向制御索が端部において第1表皮部分あるいは第2表皮部分から分断されて、エアバッグの車体幅方向の膨張展開規制が解除される。そして、展開方向制御索が、展開方向に膨張されたエアバッグの全長に対して短尺に形成されているので、エアバッグの展開方向への膨張展開が規制されて、エアバッグの最大膨張部分が形成される。このとき、展開方向制御索の全長は、エアバッグの最大膨張部分が乗員の胸部の側方に配置されるように形成されているので、車体側方衝突時の衝撃エネルギー吸収効率が向上される。従って、乗員の胸部の側方が十分に保護される。
請求項3に記載の発明によるエアバッグ装置は、請求項1または2に記載のエアバッグ装置において、前記車体幅方向制御索に対して前記展開方向の先端側に離間するとともに、前記展開方向に展開されて膨張せしめられる前記エアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺に形成されて前記エアバッグ内において該エアバッグの車体幅方向に延在して前記第1表皮部分と前記第2表皮部分との間に張設される車体幅方向規制索を備えることを特徴とする。
この発明によると、車体幅方向制御索、及び車体幅方向制御索に対して展開方向の先端側で車体幅方向規制索がエアバッグ内に設けられているので、自動車の種類や構造の相違によって車体幅方向制御索の切断タイミングをコントロールすることが可能となる。従って、特定の自動車に限定されることなく、車種や構造の相違により生じる着座者と着座者に隣接する物体との間の領域の広狭に適切に対応して、エアバッグを膨張展開させることができる。また、車体幅方向規制索はエアバッグの最大膨張展開時においても分断されずにエアバッグの車体幅方向の膨張展開を規制するので、エアバッグの膨張展開時の形状がチューニングされて、着座者と着座者に隣接する物体との間の狭隘な空間にエアバッグを進入させることが可能になるとともに、乗員の重点保護部位を的確に保護することが可能となる。
請求項4に記載の発明によるエアバッグ装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアバッグ装置において、前記着座者に隣接する物体は、前記着座者から所定間隔を空けて車体前後方向に延在する車体側壁であって、前記エアバッグは、車体部材に配置されて前記着座者と前記車体側壁との間で膨張展開されることを特徴とする。
この発明は、請求項1または2のエアバッグが膨張展開される領域を具体的に明らかにしたものであり、着座者と車体側壁との間の狭隘な空間にエアバッグを進入させて膨張展開させることができるので、車体側方衝突時の衝撃エネルギーを確実に吸収することが可能となる。
請求項5に記載の発明によるエアバッグ装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアバッグ装置において、前記着座者に隣接する物体は、該着座者と隣接して着座する隣席着座者であって、前記エアバッグは、前記着座者と前記隣席着座者との間の車体部材に配置されて前記着座者と前記隣席着座者との間で膨張展開されることを特徴とする。
この発明は、請求項1または2のエアバッグが膨張展開される車室内の領域を具体的に明らかにしたものであり、着座者と隣席着座者との間の狭隘な空間にエアバッグを進入させて膨張展開させることができるので、車体側方衝突時の衝撃エネルギーを確実に吸収することが可能となる。
この発明によれば、車体幅方向制御索がエアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺で、エアバッグの膨張展開時における車体幅方向に延在して形成されているので、インフレータから噴出された膨張用ガスがエアバッグ内に噴出されてエアバッグが膨張展開を開始せしめられることに伴うエアバッグの車体幅方向への膨張展開が、車体幅方向制御索によって規制される。従って、着座者と着座者に隣接する物体との間の狭隘な空間にエアバッグを進入させることが可能となる。
また、エアバッグ内に膨張用ガスが連続して噴出されてエアバッグの内部圧力が増大されると、車体幅方向制御索が分断誘発部において分断される。そして、展開方向制御索が、展開方向に膨張されたエアバッグの全長に対して短尺に形成されているので、エアバッグの展開方向への膨張展開が規制されて、エアバッグの最大膨張部分が形成される。このとき、展開方向制御索の全長は、エアバッグの最大膨張部分が乗員の胸部の側方に配置されるように形成されているので、車体側方衝突時の衝撃エネルギー吸収効率が向上される。従って、乗員の胸部の側方が十分に保護される。
本発明の第1実施の形態に係るサイドエアバッグ装置が適用される自動車の車室内の概要を説明する図である。 同じく、第1実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグの概略を説明する図である。 同じく、第1実施の形態に係るエアバッグ装置の要部を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るエアバッグ装置の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグが膨張展開される過程を説明する概略断面図である。 同じく、本実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグが、乗員とドアとの間において膨張展開された状態を説明する図である。 本発明の第2実施の形態に係る装置2におけるエアバッグ20の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係るエアバッグ装置におけるエアバッグが膨張展開される過程を説明する図である。 本発明に係る展開制御第2ストラップの他の形態を説明する図である。 従来のサイドエアバッグ装置の概要を説明する図である。 同じく、従来のサイドエアバッグ装置の概要を説明する図である。
次に、本発明の実施の形態について、図に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の一実施の形態として、エアバッグ装置が運転者用のシートバックの側面に取り付けられたサイドエアバッグ装置である場合を例として説明する。
(第1実施の形態)
まず、図1〜図6を参照して、本発明の第1実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施の形態に係るエアバッグ装置(以下、単に「装置」という)1が適用される自動車50の車室内の概要を説明する図であり、図2は、装置1におけるエアバッグ20の概略を説明する図であり、図3は、装置1の要部を説明する図であり、図4は、装置1の概略を説明する図である。なお、図1において、矢線Oは自動車の車外方向を示し、図1及び図2において、矢線Fは展開方向を示し、矢線Wは車体幅方向を示す。図示のように、自動車50の車室内は、シートクッション52及びシートバック53を有する自動車用シート51を備え、着座者である運転者の乗員Mがこの自動車用シート51に着座する。そして、自動車用シート51に着座した乗員Mの車外方向Oには、狭隘な空間Sを介して車体側壁であるドア54が開閉自在に取り付けられており、車内と車外とが隔離される。
エアバッグ20は、第1表皮部分となる車外側表皮21A及び、第2表皮部分となる車内側表皮21B、展開方向制御索となる展開制御第1ストラップ30、車体幅方向制御索となる展開制御第2ストラップ40を備える。なお、車外側表皮21Aと車内側表皮21Bとはほぼ対称形であり、説明の便宜上、車外側表皮21A及び車外側表皮21Bにおいて対応する部分に同一符号を付すとともに車外側表皮21Aの部分に「A」、車内側表皮21Bの部分に「B」を付して説明する。
車外側表皮21Aは、先端21Aa、基端21Ab、上辺21Ac、下辺21Adを有して側面視略矩形に形成され、車内側表皮21Bは、車外側表皮21Aと同様に先端21Ba、基端21Bb、上辺21Bc、下辺21Bdを有して側面視略矩形に形成され、いずれも、ポリアミドやポリエステル等の織布によって構成されている。また、車外側表皮21Aの基端21Ab及び車内側表皮21Bの基端21Bbには、一対の取付孔24A及び24Bが形成される。
展開制御第1ストラップ30は帯状に形成され、その全長は、緊張状態でエアバッグ20の展開方向Fの全長よりも短く設定される。また、展開制御第2ストラップ40は帯状に形成され、その全長は、緊張状態でエアバッグ20の膨張展開時における車体幅方向Wの全幅よりも短く設定される。また、図3に示すように、展開制御第2ストラップ40の長尺方向の略中央部分には、上端縁41及び下端縁42がそれぞれ展開制御第2ストラップ40の短尺方向に凹状となり所定幅aを有して延在方向において断面形状が不連続となり、展開制御第2ストラップ40の張力方向に対して脆弱な分断誘発部43が形成される。この分断誘発部43は、展開制御第2ストラップ40に予め設定された以上の張力が付与されると分断されるように構成されている。
そして、展開制御第2ストラップ40は、第1端部40aが車外側表皮21Aの略中央部分に縫合され、第2端部40bが車内側表皮21Bの略中央部分に縫合される。また、車外側表皮21Aの先端21Aaと車内側表皮21Bの先端21Baとが重ね合わせられるとともにそれぞれの先端21Aa及び21Baの上下方向の略中央部分に展開制御第1ストラップ30の一端30aが挟み込まれて縫合され、車外側表皮21Aの上辺21Acと車内側表皮21Bの上辺21Bc及び、車外側表皮21Aの下辺21Adと車内側表皮21Bの下辺21Bdがそれぞれ重ね合わせられて、破線Lで示す縫合位置において縫合されて、エアバッグ20が形成される。
そして、車外側表皮21Aの基端21Abと車内側表皮21Bの基端21Bbとにより、縁部側が開放された基部23が形成される。また、基端21Ab及び21Bbに形成された一対の取付孔24A、24Bから、図1において概略的に示すインフレータ11を保持するリテーナ12に形成された図示しない取付ボルトを突出させて、エアバッグ20がリテーナ12に取り付けられるとともに、展開制御第1ストラップ30の他端30bがリテーナ12に取り付けられる。
そして、図4で示すように、基部23においてリテーナ12を介してインフレータ11が取り付けられたエアバッグ20は、蛇腹状に折り畳まれてインフレータ11とともにケース13に収容される。このように形成された装置1は、シートバック53の側面に配置されて、側突時に車体側方から衝撃を受けると、図示しないエアバッグセンサによって側面衝突状態が検知され、その検知信号に基づいてインフレータ11から所定時間、膨張用ガスが噴出され、その膨張用ガスによってエアバッグ20がインフレータ11から離間する方向に膨張展開される。
次に、本実施の形態に係る装置1のエアバッグ20の膨張展開について、図5を参照して説明する。
図5(a)〜(c)は、エアバッグ20が膨張展開される過程を説明する概略断面図である。なお、図5において、矢線Fは展開方向を示し、矢線Wは車体幅方向を示す。図5(a)で示すように、インフレータ11から膨張用ガスが噴出されると、膨張用ガスは、エアバッグ20に流入充填されて、エアバッグ20の膨張展開が開始される。このとき、蛇腹状に折り畳まれたエアバッグ20のインフレータ11側から膨張用ガスが流入されて、インフレータ11から離間する展開方向Fにエアバッグ20が漸次膨張展開されるので、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開に対して、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開が先行する。このとき、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開に追従して、展開制御第2ストラップ40が緊張された状態となる。そして、展開制御第2ストラップ40が緊張状態となると、展開制御第2ストラップ40の張力によって、エアバッグ20の車体幅方向Wへの一定限度以上の膨張展開が規制される(膨張展開初期過程)。
一方、図5(b)で示すように、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開が規制されると、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開が促進される。そして、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開に追従してエアバッグ20の内部圧力が高められると、展開制御第2ストラップ40に所定以上の張力が付与されるので、展開制御第2ストラップ40が分断誘発部43において分断される。これにより、エアバッグ40の車体幅方向Wへの膨張展開の規制が解除される(膨張展開中期過程)。
そして、図5(c)で示すように、展開制御第2ストラップ40による展開規制が解除されたことにより、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開に追従して、展開制御第1ストラップ30が緊張された状態となってエアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開が最大になるとともに、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開が最大となって、チャンバ25が形成される(膨張展開最終過程)。
図6(a)は、乗員Mと車体側壁であるドア54との間においてエアバッグ20が膨張展開された状態を説明する図であり、図6(b)は、図6(a)のA矢視図であり、図6(c)は、図6(a)のB矢視図である。なお、図6(b)において、ドア54は説明の簡略化のためその図示を省略する。図示のように、エアバッグ20の展開方向F及び車体幅方向Wへの膨張展開が最大となってチャンバ25が形成される。この状態において、展開制御第1ストラップ30は緊張状態とされ、展開制御第1ストラップ30が緊張状態になると、展開制御第1ストラップ30の張力によって、エアバッグ20の最大膨張部分Dが、乗員Mの胸部Mbの側方に配置されるように規制される。このとき、乗員Mの胸部Mbの側方及びドア54がエアバッグ20によって圧接される。
以上のような構成とすることにより、エアバッグ20の膨張展開初期過程において、エアバッグ20の車体幅方向Wの一定限度以上の膨張展開が展開制御第2ストラップ40の張力によって規制されるので、膨張用ガスがエアバッグ20の展開方向Fに流入されることにより、エアバッグ20が展開方向Fに膨張展開されて、着座した乗員Mと車体側壁であるドア54との間への進入を開始せしめられる。従って、エアバッグ20を乗員Mとドア54との間の狭隘な空間Sにスムーズに進入させることが可能になる。
その後、膨張展開中期過程において、エアバッグ20の内部圧力の高まりによって、展開制御第2ストラップ40が分断誘発部43において分断される。これにより、膨張展開最終過程において、エアバッグ40の車体幅方向Wへの膨張展開の規制が解除されて、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開及び車体幅方向Wへの膨張展開が最大になる。従って、乗員Mとドア54との間に進入せしめられたエアバッグ20が、乗員Mとドア54との間において正常かつ迅速に膨張展開される。
このとき、展開制御第1ストラップ30は、エアバッグ20の膨張展開時において、その最大膨張部分Dが乗員Mの胸部Mbの側方に配置される長さに設定されているので、車体側方衝突時の衝撃エネルギーが効率よく吸収されて、乗員Mの胸部Mbが適切に保護される。
また、分断誘発部43の所定幅aを増減させて形成することで、展開制御第2ストラップ40の分断のタイミングを変更できるので、適切な所定幅に形成された展開制御第2ストラップ40を用いることによって、自動車の種類や構造の相違に応じて装置1を適用することができる。更に、分断誘発部43は、展開制御第2ストラップ40の上端縁41及び下端縁42を凹状に切り欠くことで簡易に形成できる。
そして、展開制御第1ストラップ30及び展開制御第2ストラップ40を配設する簡易な構成によってエアバッグ20の展開速度及び展開位置を制御することが可能であり、製造コストの削減及び装置の故障の可能性が低減される。
(第2実施の形態)
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第2実施の形態について説明する。図7は、本発明の第2実施の形態に係る装置2におけるエアバッグ20の概略を説明する図であり、図8(a)〜(c)は、エアバッグ20が膨張展開される過程を説明する図である。なお、図7及び図8において、図1〜図6と同様の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図7で示すように、エアバッグ20は、展開制御第2ストラップ40と対向して配設される車体幅方向規制索となる展開規制ストラップ60を備える。この展開規制ストラップ60は、同一の断面が連続する矩形で帯状に形成され、その全長は、緊張状態でエアバッグ20の車体幅方向Wの全幅よりも短く設定される。この展開規制ストラップ60は、展開制御第2ストラップ40に対してエアバッグ20の展開方向Fの先端側において、第1端部60aが車外側表皮21Aに縫合され、第2端部60bが車内側表皮21Bに縫合される。
次に、本実施の形態に係る装置2のエアバッグ20の膨張展開について、図7を参照して説明する。
図8(a)〜(c)は、エアバッグ20が膨張展開される過程を説明する図である。図8(a)で示すように、インフレータ11から膨張用ガスが噴出されると、膨張用ガスは、エアバッグ20内に流入充填されて、エアバッグ20の膨張展開が開始される。このとき、蛇腹状に折り畳まれたエアバッグ20のインフレータ11側から膨張用ガスが流入されて、インフレータ11から離間する展開方向Fにエアバッグ20が漸次膨張展開されるので、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開に対して、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開が先行する。このとき、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開に追従して、展開制御第2ストラップ40及び展開規制ストラップ60が緊張された状態となる。そして、展開制御第2ストラップ40及び展開規制ストラップ60が緊張状態となると、これらのストラップの張力によって、エアバッグ20の車体幅方向Wへの一定限度以上の膨張展開が規制される(膨張展開初期過程)。
一方、図8(b)で示すように、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開が規制されると、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開が促進される。そして、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開に追従してエアバッグ20の内部圧力が高まると、展開制御第2ストラップ40に所定以上の張力が付与されるので、展開制御第2ストラップ40が分断誘発部43において分断される。これに対して、展開制御第3ストラップ60は緊張された状態が維持される。すなわち、展開制御第2ストラップ40が分断誘発部43において分断されることにより、緊張状態が維持された展開規制ストラップ60を介して、エアバッグ20に第1チャンバ26、及び第2チャンバ27が形成される(膨張展開中期過程)。
そして、図8(c)で示すように、展開制御第2ストラップ40による展開規制が解除されたことにより、エアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開に追従して、展開制御第1ストラップ30が緊張された状態となってエアバッグ20の展開方向Fへの膨張展開が最大となるとともに、エアバッグ20の車体幅方向Wへの膨張展開が最大となる。このとき、展開制御第2ストラップ40の分断によって車体幅方向Wへの展開制御が解除されたエアバッグ20の第2チャンバ27において、エアバッグ20の最大膨張部分Dが形成される(膨張展開最終過程)。
そして、展開制御第1ストラップ30が緊張状態になると、展開制御第1ストラップ30の張力によって、エアバッグ20の第2チャンバ27における最大膨張部分Dが、乗員Mの胸部Mbの側方に配置されるように規制される。このとき、乗員M及びドア54がエアバッグ20の第2チャンバ27によって圧接される。
以上のような構成とすることにより、第1実施の形態に基づく効果に加えて、展開制御第2ストラップ40の分断及び展開規制ストラップ60の緊張状態の維持により、展開規制ストラップ60を介してエアバッグ20に第1チャンバ26及び第2チャンバ27が形成される。このとき、展開規制ストラップ60は緊張状態が維持されており、第1チャンバ26へ流入される膨張用ガスの断面積が減少するので、展開制御第2ストラップ40が分断された第2チャンバ27において、エアバッグ20の最大膨張部分Dが形成される。従って、第1チャンバ26及び第2チャンバ27の形状をチューニングして、乗員Mの重点保護部位を的確に保護することができる。例えば、本実施の形態では、乗員Mの胸部Mbの側方を保護する第2チャンバ27において最大膨張部分Dが形成されて、胸部Mbが適切に保護される。また、第2チャンバ27に流入される膨張用ガスの断面積が拡大するので、エアバッグ20の最大膨張部分Dにおける衝撃エネルギーの吸収効率を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、第1実施の形態及び第2実施の形態では、展開制御第2ストラップ40の分断誘発部43が、展開制御第2ストラップ40の上端縁41及び下端縁42が凹状に形成された場合を例として説明したが、図9で示すように、2本の帯状のストラップ70の端部71と端部72との間を複数の撚り紐74によって結合させて、分断誘発部73を形成してもよい。この分断誘発部73も、上述した分断誘発部43と同様に、予め設定された以上の張力が付与されると分断されるように構成されている。
また、上記第1及び第2実施の形態では、展開制御第2ストラップ40が分断誘発部43において分断される場合を例として説明したが、車外側表皮21Aと結合される展開制御第2ストラップ40の第1端部40a、あるいは車内側表皮21Bと結合される展開制御第2ストラップ40の第2端部40bのいずれか一方が、エアバッグ20の内部圧力の増大によって分断されるように縫合されて結合されていてもよい。
また、上記第1実施の形態及び第2実施の形態では、装置1及び装置2が運転者用のシートバック53の側面に取り付けられている場合を例として説明したが、シートバック53ではなくセンタピラーに取り付けてもよく、更に、後部座席の車体幅方向の略中央部分に装置1及び装置2が取り付けられて、車体側方衝突時に後部座席に着座した乗員と、この乗員に隣接して着座する隣席の乗員との間に進入して膨張展開するエアバッグ装置であってもよい。
更に、上記第1実施の形態及び第2実施の形態において、エアバッグ20は蛇腹状に折り畳まれた状態でケース12に収容されている例を説明したが、これ以外の畳み方によってケース12に収容されていてもよい。
1、2 エアバッグ装置
11 インフレータ
20 エアバッグ
21A 車外側表皮
21B 車内側表皮
25 チャンバ
26 第1チャンバ
27 第2チャンバ
30 展開制御第1ストラップ(展開方向制御索)
40 展開制御第2ストラップ(車体幅方向制御索)
43 分断誘発部
51 シート
54 ドア(車体側壁)
60 展開規制ストラップ(車体幅方向規制索)
73 分断誘発部

Claims (5)

  1. 車幅方向に対向する第1表皮部分及び第2表皮部分を有して折り畳まれたエアバッグと該エアバッグ内に膨張用ガスを噴出するインフレータとを備え、前記インフレータから噴出される前記膨張用ガスによって前記エアバッグが着座者と該着座者に隣接する物体との間で膨張展開されて前記着座者の胸部の側方に配置されるエアバッグ装置において、
    前記インフレータから離間する展開方向に膨張展開される前記エアバッグの全長に対して短尺に形成されるとともに前記エアバッグ内において該エアバッグの展開方向に延在して前記エアバッグの先端と基端との間に張設される展開方向制御索と、
    前記展開方向に展開されて膨張せしめられる前記エアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺に形成されて前記エアバッグ内において該エアバッグの車体幅方向に延在して前記第1表皮部分と前記第2表皮部分との間に張設されるとともに、前記張設された方向に対して脆弱な分断誘発部を有する車体幅方向制御索と、を備え、
    前記インフレータから噴出された前記噴出用ガスによる前記エアバッグの車体幅方向への膨張が前記車体幅方向制御索により規制されるとともに、前記噴出用ガスが前記エアバッグ内に連続噴出されることに起因する前記エアバッグの内部圧力の増大によって前記分断誘発部において前記車体幅方向制御索が分断され、前記展開方向制御索により前記エアバッグの展開方向の膨張展開が規制されて前記エアバッグの最大膨張部分が形成されるとともに該最大膨張部分が前記乗員の胸部の側方に配置されることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 車幅方向に対向する第1表皮部分及び第2表皮部分を有して折り畳まれたエアバッグと該エアバッグ内に膨張用ガスを噴出するインフレータとを備え、前記インフレータから噴出される前記膨張用ガスによって前記エアバッグが着座者と該着座者に隣接する物体との間で膨張展開されて前記着座者の胸部の側方に配置されるエアバッグ装置において、
    前記インフレータから離間する展開方向に膨張展開される前記エアバッグの全長に対して短尺に形成されるとともに前記エアバッグ内において該エアバッグの展開方向に延在して前記エアバッグの先端と基端との間に張設される展開方向制御索と、
    前記展開方向に展開されて膨張せしめられる前記エアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺に形成されて前記エアバッグ内において該エアバッグの車体幅方向に延在して前記第1表皮部分と前記第2表皮部分との間でそれぞれの端部が前記展開方向への膨張展開で分断可能に結合された車体幅方向制御索と、を備え、
    前記インフレータから噴出された前記噴出用ガスによる前記エアバッグの車体幅方向への膨張が前記車体幅方向制御索により規制されるとともに、前記噴出用ガスが前記エアバッグ内に連続噴出されることに起因する前記エアバッグの内部圧力の増大によって前記車体幅方向制御索が前記端部において前記第1表皮部分あるいは前記第2表皮部分のいずれか一方から分断され、前記展開方向制御索により前記エアバッグの展開方向の膨張展開が規制されて前記エアバッグの最大膨張部分が形成されるとともに該最大膨張部分が前記乗員の胸部の側方に配置されることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 前記車体幅方向制御索に対して前記展開方向の先端側に離間するとともに、前記展開方向に展開されて膨張せしめられる前記エアバッグの車体幅方向の全幅に対して短尺に形成されて前記エアバッグ内において該エアバッグの車体幅方向に延在して前記第1表皮部分と前記第2表皮部分との間に張設される車体幅方向規制索を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記着座者に隣接する物体は、
    前記着座者から所定間隔を空けて車体前後方向に延在する車体側壁であって、
    前記エアバッグは、
    車体部材に配置されて前記着座者と前記車体側壁との間で膨張展開されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記着座者に隣接する物体は、
    該着座者と隣接して着座する隣席着座者であって、
    前記エアバッグは、
    前記着座者と前記隣席着座者との間の車体部材に配置されて前記着座者と前記隣席着座者との間で膨張展開されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアバッグ装置。
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