JPH04109662U - エアバツグ装置用袋体 - Google Patents

エアバツグ装置用袋体

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JPH04109662U
JPH04109662U JP1991013036U JP1303691U JPH04109662U JP H04109662 U JPH04109662 U JP H04109662U JP 1991013036 U JP1991013036 U JP 1991013036U JP 1303691 U JP1303691 U JP 1303691U JP H04109662 U JPH04109662 U JP H04109662U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の内圧によって膨出状態を維持すること
ができ、しかも迅速に乗員側へ向けて膨出させることが
できるエアバッグ装置用袋体を得る。 【構成】 袋体18はストラップ34を備え、又インフ
レータ側基布32にはベントホール58が設けられ排気
用とされている。ベントホール58はストラップ弁46
によって通常は閉塞されている。ここで、ストラップ弁
46とインフレータ側基布32とは低強度縫合部56に
よって縫合され、ストラップ弁46とストラップ34と
は高強度縫合部54によって縫合されている。車両急減
速時になると、ストラップ34の張力が所定値に達した
状態で低強度縫合部56が切れてベントホール58が開
放される。従って、膨出途中での排気はなく迅速に袋体
18を乗員側へ向けて膨出させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両急減速時に作動するエアバッグ装置に装備されて気体が流入す ることにより乗員側へ向けて膨出する袋体に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアバッグ装置、例えばステアリングホイールに取り付けられるタイプのエア バッグ装置では、車両急減速時になると起動装置が作動して、インフレータ内に 配設された雷管が発火することにより伝爆剤を介してガス発生物質が燃焼して大 量のガスが発生する。この大量のガスは、インフレータの乗員側に折り畳まれた 状態でパッド内に格納されている袋体内へ流入される。これにより、袋体はパッ ドを破断及び展開させながら、乗員側へ向けて膨出されステアリングホイールと 乗員との間に介在されるように構成されている。
【0003】 従来よりこの種の袋体には、反乗員側の部位に円形状の排気孔(以下、「ベン トホール」という。)が設けられている。このベントホールによって高速かつ大 量に袋体内へ流入するガスが所定量排気されて、所定の内圧によって袋体が膨出 状態を維持するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなベントホールでは、袋体が完全に膨出する以前の状 態、即ち袋体の膨出途中においてもガスが排気されてしまうので、袋体の膨出動 作が遅くならないようにインフレータ内からのガスの噴出方向を乗員側へ多数向 けるとかガス発生物質のインフレータ内への封入量を増加する等の対策を施さな ければならなかった。
【0005】 上記事実を考慮し本考案は、所定の内圧によって膨出状態を維持することがで き、しかも迅速に乗員側へ向けて膨出させることができるエアバッグ装置用袋体 を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車両急減速時に作動するエアバッグ装置内に折り畳まれた状態で装 備されて気体が流入することにより乗員側へ向けて膨出する袋体であって、この 袋体の乗員側内面と反乗員側内面との間に掛け渡される連結材と、前記袋体の反 乗員側の所定の部位に設けられ前記気体が排出可能とされた開口部と、前記連結 材に対して高強度で縫合された第1縫合部と前記袋体の反乗員側の部位に対して 低強度で縫合された第2縫合部とを備えていると共にこの第2縫合部での縫合状 態が維持されている状態では前記開口部を閉塞している弁材と、を有し、前記車 両急減速時において前記連結材の張力が所定値に達した状態で前記第2縫合部で の縫合状態が解除されることを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、通常の車両走行状態では袋体が折り畳まれた状態でエアバ ッグ装置内に装備され、車両急減速時になるとエアバッグ装置が作動して気体が 袋体内へ流入されて乗員側へ向けて膨出される。
【0008】 ここで、気体が流入されることにより袋体は膨らむが、ある程度気体が袋体内 へ流入されると袋体の乗員側内面と反乗員側内面との間に掛け渡された連結材に 張力が徐々に生じる。この過程においては、連結材に対して高強度で縫合された 弁材の第1縫合部と袋体の反乗員側の部位に対して低強度で縫合された弁材の第 2縫合部との縫合状態は維持される。従って、この状態では、開口部は依然とし て弁材によって閉塞されている。
【0009】 この状態から更に気体が袋体内へ流入され連結材に作用する張力が所定の値に 達すると、流入する気体によって袋体の反乗員側の部位を内部から外部へ押圧す る方向へ作用する押圧力及び連結材に作用する張力によって、弁材の第2縫合部 の縫合状態が解除される。これにより、開口部は開放状態とされ、袋体内の気体 がこの開口部から排気される。従って、袋体の内圧が必要以上に高くなることは なく所定の内圧となる。
【0010】 このように連結材の張力が所定値に達した状態で開口部が開放されるので、車 両急減速時に袋体は迅速に膨出される。
【0011】
【実施例】
図4には、本実施例に係るエアバッグ装置10が示されている。このエアバッ グ装置10は図示しないステアリングホイールに取り付けられるタイプのエアバ ッグ装置である。エアバッグ装置10は中央部が反乗員側(図4の矢印A方向と 反対方向側)に膨出されたベースプレート12を備えており、このベースプレー ト12が図示しないステアリングホイールのハブに対して略平行に支持されてい る。なお、図4において矢印A方向が後述する袋体18の膨出方向である。この ベースプレート12には、パッド14、インフレータ16及び袋体18が取り付 けられている。
【0012】 パッド14は、ベースプレート12の乗員側(図4の矢印A方向側)に配置さ れている。このパッド14には図示しない枠状の芯金が埋設されており、この芯 金を介してパッド14はリベット等でベースプレート12の周縁部に固定されて いる。また、パッド14のベースプレート12との対向部には薄肉部20が形成 されており、パッド14はこの薄肉部20で破断され易いようになっている。
【0013】 インフレータ16は略円柱形状とされ、その乗員側半分がベースプレート12 の中央部に形成された貫通孔に貫通配置されている。また、インフレータ16に は、その軸方向中間部にインフレータ16の半径方向に延出するフランジ22が 形成されている。このフランジ22は、ボルト(図示省略)等でベースプレート 12の反乗員側の面に固定されている。さらに、インフレータ16の乗員側周面 には、所定の間隔で複数個のガス孔24が形成されている。
【0014】 インフレータ16内にはその軸芯部に起動装置26が内蔵され、さらに起動装 置26の周囲にはガス発生物質28が封入されている。このため、車両急減速時 になると起動装置26が作動してガス発生物質28が燃焼する。ガス発生物質2 8は燃焼によって大量のガスを発生し、以下に詳述する袋体18を乗員側へ向け て膨出させる。
【0015】 袋体18はベースプレート12の乗員側に折り畳まれた状態で配置され、かつ ベースプレート12とパッド14との間に格納されている。図1〜図3に示され るように、この袋体18は、乗員側基布30、インフレータ側基布32及びスト ラップ34を備えており、乗員側基布30及びインフレータ側基布32はいずれ も耐熱性及びシール性に優れた布材で形成されている。なお、図1〜図3の縫合 糸によって縫合されている各部位において、乗員側基布30等のハッチングと紛 らわしいので、縫合糸の折り返しについては図示していない。但し、要部拡大図 である図5においてはインフレータ側基布32等のハッチングを省略し、後述す る高強度縫合部54及び低強度縫合部56における縫合糸は折り返しも図示して いる。更に、各縫合部位において、太線で示された縫合糸(低強度縫合部56以 外の縫合部における縫合糸)は強度が高いことを示し、細線で示される縫合糸( 低強度縫合部56における縫合糸)は強度が低いことを示している。
【0016】 乗員側基布30及びインフレータ側基布32は、共に平面視で円形状の布材と されており、これらの周縁部を強固に縫合することにより一体としている(以下 、縫合後の前記周縁部を「基布縫合部36」という。)。なお、インフレータ側 基布32の中央には貫通孔が形成されており、インフレータ16の乗員側半分が 貫通できるようになっている。また、これらの乗員側基布30及びインフレータ 側基布32は基布縫合部36における縫合工程が終了した後、インフレータ側基 布32の貫通孔から裏返しにされて図1〜図3に示される状態とされている。
【0017】 ストラップ34は乗員側基布30の中央内面とインフレータ側基布32におけ るインフレータ16の周縁部との間に掛け渡されている。このストラップ34の 乗員側の部位の両側(即ち、ストラップ34の乗員側の部位と乗員側基布30と の間及びストラップ34の乗員側の部位のインフレータ16側の面)には、スト ラップ第1補強布38、ストラップ第2補強布40がそれぞれ配置されている。 ストラップ34の乗員側の部位をはじめ、その両側に配置されたストラップ第1 補強布38、ストラップ第2補強布40及び乗員側基布30は、4枚重合された 状態で強固に縫合されている(以下、これらが縫合された部位を「乗員側第1縫 合部42」という。)。なお、第1補強布38、第2補強布40の両端部は、ス トラップ34を挟んだ状態(3枚重合された状態)で、強固に縫合されている( 以下、これらが縫合された部位を「乗員側第2縫合部43」という。)。
【0018】 また、ストラップ34におけるインフレータ16の周縁部の乗員側(内側)の 面にはストラップ第3補強布44が配置されており、更にその乗員側にはリング プレート50が配置されている。このストラップ第3補強布44によって、後述 するリングプレート50の反乗員側面からベースプレート12の反乗員側へガス が流出するのを防止している。
【0019】 また、ストラップ34におけるインフレータ16の周縁部とインフレータ側基 布32との間には、布材で形成されたストラップ弁46が配置されている。スト ラップ34におけるインフレータ16のフランジ22直下の部位をはじめ、その 乗員側及び反乗員側に各々配置されたストラップ第3補強布44及びストラップ 弁46、インフレータ側基布32は、4枚重合された状態で強固に縫合されてい る(以下、これらが縫合された部位を「インフレータ側縫合部48」という。) 。
【0020】 袋体18の前記貫通孔周縁、即ちインフレータ側縫合部48は、リングプレー ト50とインフレータ16のフランジ22とが図示しないリベット等で締結され ることにより、ベースプレート12に押し付けられている。また、ストラップ3 4におけるインフレータ側縫合部48から乗員側第2縫合部43までの立ち上が り部34Aは所定長さに設定されており、車両急減速時に袋体18の膨出動作が 完了した状態で袋体18が乗員側から見て偏平状になるようにしている。
【0021】 また、ストラップ34におけるインフレータ16の周縁部とその両側の第3補 強布44とストラップ弁46とは、前記インフレータ側縫合部48から若干離間 した位置でも3枚重合された状態で強固に縫合されている(以下、これらが縫合 された部位を「中間縫合部52」という。)。
【0022】 さて、図5に示されるように、ストラップ34の立ち上がり部34Aは中間縫 合部52よりも若干乗員側に離間した部位でストラップ弁46の乗員側端部と2 枚重合された状態で強固に縫合されている(以下、これらが縫合された部位を「 高強度縫合部54」という。)。この高強度縫合部54が、弁材の第1縫合部で ある。また、この高強度縫合部54と同位置にて、インフレータ側基布32とス トラップ弁46の乗員側端部とが仮縫合されている(以下、これらが仮縫合され た部位を「低強度縫合部56」という。)。この低強度縫合部56が、弁材の第 2縫合部である。
【0023】 また、インフレータ側基布32において低強度縫合部56の若干インフレータ 16側へ離間した部位には、円孔状の複数個のベントホール58(図1〜図3に は両側二個のベントホール58が図示されている。)が形成されている。これら のベントホール58は、図4に示される袋体18が折り畳まれた状態、図3に示 される袋体18の膨出途中の状態及び図2に示されるストラップ34の立ち上が り部34Aに所定張力が作用している状態の3態様においては、ストラップ弁4 6によって閉塞されているが、図1に示される袋体18の膨出動作が完了した状 態ではインフレータ側基布32がストラップ弁46から離間しており、即ち開放 されている。
【0024】 以下に、本実施例の作用を説明する。
【0025】 通常の車両走行状態では、起動装置26が作動することはないので、図4に示 されるように袋体18はベースプレート12とパッド14との間に折り畳まれた 状態で格納されている。
【0026】 この状態から車両急減速時になると、起動装置26が作動して、インフレータ 16内のガス発生物質28が燃焼する。これにより、大量のガスが発生し、イン フレータ16のガス孔24から袋体18内へ瞬時に流入していく。図3に示され るように乗員側へ向けて(図4の矢印A方向へ向けて)袋体18が膨出する途中 の過程においては、低強度縫合部56によりインフレータ側基布32とストラッ プ弁46とが縫合状態を維持している。従って、この状態では、ベントホール5 8は依然として閉塞されており、ガスの排気は行われていない。なお、この状態 では、ストラップ34の立ち上がり部34Aに作用している張力が所定値に達し ていない。
【0027】 図3に示される状態から更にガスが袋体18内へ流入していくと、図2に示さ れるようにストラップ34の立ち上がり部34Aに作用する張力が所定値に達す る。また、この状態では、ストラップ34の立ち上がり部34Aによって袋体1 8の膨出方向への変位量が制限されるので、ガスは膨出方向と直交する方向へ向 けて流動していく。従って、袋体18は乗員側から見て偏平状となる。
【0028】 図2に示される状態から更にガスが袋体18内へ流入した時点で、ストラップ 34の立ち上がり部34Aに作用している張力及びインフレータ側基布32をそ の内側から外側へ向けて押圧する押圧力によって、低強度縫合部56における縫 合糸が切れ仮縫合状態が解除される。解除された状態においても、ストラップ弁 46とストラップ34の立ち上がり部34Aとは高強度縫合部54によって強固 に縫合されているので、この部位での縫合状態は維持される。この結果、図1に 示されるように、インフレータ側基布32がストラップ弁46から離間してベン トホール58が開放状態となる。このため、袋体18内のガスはベントホール5 8から図1の矢印P方向に沿って反乗員側へ所定量排気される。従って、袋体1 8の内圧は設定した内圧で維持され必要以上に圧力が高くなることはない。
【0029】 膨出動作が完了した袋体18はパッド14を薄肉部20で破断させて展開させ 、ステアリングホイールと乗員との間に介在される。
【0030】 このように本実施例では、ストラップ弁46を設けかつ高強度縫合部54と低 強度縫合部56とを設けることによって、ストラップ34の張力が所定値に達す るまではストラップ弁46によってベントホール58を閉塞し、ストラップ34 の張力が所定値に達した状態で低強度縫合部56での仮縫合状態が解除されイン フレータ側基布32がストラップ弁46から離間することによってベントホール 58を開放するように構成したので、袋体18の膨出途中においてベントホール 58からの排気が行われるこがなく、袋体18を迅速に膨出させることができる 。
【0031】 しかも、ストラップ34の張力が所定値に達した状態では、ベントホール58 から排気が行われるので、袋体18の内圧を設定した値に維持することができる 。また、ストラップ弁46を設けたことによってストラップ34の補強効果も得 られる。
【0032】 なお、本実施例では、運転席側のエアバッグ装置10の袋体18に本考案を適 用しているが、これに限らず助手席側のエアバッグ装置の袋体に本考案を適用し てもよい。
【0033】 また、低強度縫合部56が設けられる部位はベントホール58よりも乗員側で あればよく、適宜変更可能である。
【0034】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るエアバッグ装置用袋体は、所定の内圧によっ て膨出状態を維持することができ、しかも迅速に乗員側へ向けて膨出させること ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された袋体の膨出動作が完了しベ
ントホールが開放された状態を示す断面図である。
【図2】ストラップに所定張力が作用している状態でか
つベントホールが開放される直前の状態における袋体を
示す図1に対応する断面図である。
【図3】膨出途中でかつベントホールが閉塞された状態
の袋体を示す図1に対応する断面図である。
【図4】図1の袋体が折り畳まれた状態で格納された状
態のエアバッグ装置を示す概略断面図である。
【図5】図2の5線矢視部分の拡大図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置 18 袋体 28 ガス発生物質 34 ストラップ(連結材) 46 ストラップ弁(弁材) 54 高強度縫合部(第1縫合部) 56 低強度縫合部(第2縫合部) 58 ベントホール(開口部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両急減速時に作動するエアバッグ装置
    内に折り畳まれた状態で装備されて気体が流入すること
    により乗員側へ向けて膨出する袋体であって、この袋体
    の乗員側内面と反乗員側内面との間に掛け渡される連結
    材と、前記袋体の反乗員側の所定の部位に設けられ前記
    気体が排出可能とされた開口部と、前記連結材に対して
    高強度で縫合された第1縫合部と前記袋体の反乗員側の
    部位に対して低強度で縫合された第2縫合部とを備えて
    いると共にこの第2縫合部での縫合状態が維持されてい
    る状態では前記開口部を閉塞している弁材と、を有し、
    前記車両急減速時において前記連結材の張力が所定値に
    達した状態で前記第2縫合部での縫合状態が解除される
    ことを特徴とするエアバッグ装置用袋体。
JP1991013036U 1991-03-08 1991-03-08 エアバツグ装置用袋体 Pending JPH04109662U (ja)

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JP1991013036U JPH04109662U (ja) 1991-03-08 1991-03-08 エアバツグ装置用袋体
US07/846,861 US5350188A (en) 1991-03-08 1992-03-06 Bag suitable for use in air bag apparatus

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