JP3914221B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、エアバッグを構成する基布にベントホールを形成し、車両の衝突時にインフレータが発生するガスでエアバッグが展開する過程でベントホールを開放するエアバッグ装置に関する。
車両の衝突時にインフレータから供給されるガスで車室内に展開して乗員を拘束するエアバッグは、その内圧が過剰に上昇するのを防止するためのベントホールを備えている。このベントホールがエアバッグの展開初期から開放していると、インフレータから供給されたガスがベントホールから漏洩してエアバッグの内圧の立ち上がりが遅れるため、エアバッグが展開する途中でベントホールを開放するエアバッグ装置が、下記特許文献1により公知である。
上記従来のエアバッグ装置は、エアバッグの最終展開形状を規制するために該エアバッグの内面間を接続するストラップを備えており、このストラップの中間部をベントホールの周囲に縫製して該ベントホールを閉塞しておき、エアバッグが展開する過程でストラップに張力が作用して前記縫製部が破断するとベントホールが開放してガスを排出するようになっている。
特開平6−107099号公報
ところで上記従来のものは、エアバッグが充分に展開する前にストラップの縫製部が破断してベントホールが開放してしまう可能性があり、しかもベントホールが開放するタイミングを調整することが難しいという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、エアバッグのベントホールを展開の末期において確実に開放するとともに、ベントホールが開放するタイミングを容易に制御できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エアバッグを構成する基布にベントホールを形成し、車両の衝突時にインフレータが発生するガスでエアバッグを展開させる過程でベントホールを開放するエアバッグ装置において、重ね合わせた基布を分離可能な接合部で接合し、エアバッグが展開する際の荷重で前記接合部を分離させるとともに、ベントホールを閉塞するベントホールカバーの端部をエアバッグの外周部近傍で前記接合部に接合し、前記接合部における前記重ね合わせた基布の分離に伴いベントホールカバーの端部を基布から分離してベントホールを開放することを特徴とするエアバッグ装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ベントホールカバーを前記ベントホールの周囲の一部で基布に接合したことを特徴とするエアバッグ装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、エアバッグを構成する基布にベントホールを形成し、車両の衝突時にインフレータが発生するガスでエアバッグを展開させる過程でベントホールを開放するエアバッグ装置において、重ね合わせた基布を分離可能な接合部で接合し、エアバッグが展開する際の荷重で前記接合部を分離させるとともに、一端がベントホールに連通して他端がエアバッグの外周部近傍で前記接合部に接合されて閉塞されるダクトを基布の内面に沿って設け、前記接合部における前記重ね合わせた基布の分離に伴いダクトの他端の閉塞を解いてベントホールを開放することを特徴とするエアバッグ装置が提案される
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記接合部は前記第1、第2基布の中央部から外周部に向けて渦巻き状に延在すること特徴とするエアバッグ装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記渦巻き状の接合部は少なくとも1か所に接合が途切れた非接合部を有しており、その非接合部は接合部の径方向内端に対して円周方向にずれた位置に配置されていること特徴とするエアバッグ装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記接合部の径方向内端、あるいは前記接合部が前記非接合部に連なる端部がエアバッグの中央部を指向することを特徴とするエアバッグ装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記第1、第2基布の少なくとも一方に形成したベントホールが機能せずにエアバッグの内圧が所定値以上になったときに、その所定値以上の内圧により開放してガスを排出するガス排出部を有することを特徴とするエアバッグ装置が提案される。
尚、実施例の第1、第2基布36,37は本発明の基布に対応し、実施例の縫製部39は本発明の接合部に対応し、実施例の非縫製部39a,39bは本発明の非接合部に対応し、実施例の脆弱部38a,53は本発明のガス排出部に対応する。
請求項1の構成によれば、重ね合わせた基布を分離可能な接合部で接合したので、エアバッグが展開する際の荷重で前記接合部を順次分離させることで、エアバッグの内圧の変化を適切に制御して乗員を柔らかく拘束することができる。またベントホールカバーの端部をエアバッグの外周部近傍で前記接合部に接合したので、エアバッグの展開末期における接合部の分離に伴いベントホールカバーの端部を基布から分離させてベントホールを開放することができ、これによりエアバッグの展開がほぼ完了するまでベントホールを閉塞状態に保持して内圧の上昇を促進するとともに、エアバッグの展開の完了後はベントホールからガスを排出して内圧の過剰な上昇を抑制することができる。しかもベントホールカバーの端部を接合部に接合する位置を調整することで、ベントホールが開放するタイミングを容易に制御することができる。
請求項2の構成によれば、ベントホールカバーをベントホールの周囲の一部で基布に接合したので、ベントホールから排出されるガスの方向をベントホールカバーによって規制することができる。
請求項3の構成によれば、重ね合わせた基布を分離可能な接合部で接合したので、エアバッグが展開する際の荷重で前記接合部を順次分離させることで、エアバッグの内圧の変化を適切に制御して乗員を柔らかく拘束することができる。また一端がベントホールに連通して他端が前記接合部に接合されて閉塞されるダクトを基布の内面に沿って設けたので、エアバッグの展開末期における接合部の分離に伴いダクトの他端の閉塞を解いてベントホールを開放することができ、これによりエアバッグの展開がほぼ完了するまでベントホールを閉塞状態に保持して内圧の上昇を促進するとともに、エアバッグの展開の完了後はベントホールからガスを排出して内圧の過剰な上昇を抑制することができる。しかもダクトの他端を接合部に接合する位置を調整することで、ベントホールが開放するタイミングを容易に制御することができるだけでなく、ダクトの径を変更することでガスの排出量を制御することができる
請求項の構成によれば、接合部が第1、第2基布の中央部から外周部に向けて渦巻き状に延在するので、エアバッグが膨張する際の荷重で前記接合部を中央部から外周部に向けて順次分離させることで、展開初期にエアバッグが前後方向に一気に展開するのを防止し、エアバッグの容積を漸増させて内圧の変化を適切に制御することで乗員を柔らかく拘束することができるだけでなく、接合部の分離が完了したときにエアバッグを前後方向に偏平な最終形状に展開させて充分な拘束力を発揮することができる。また接合部の端部に大きな応力を集中させて確実に分離させることができ、しかも接合部の分離方向が急激に変化しないので、接合部のスムーズな分離を可能にしてエアバッグの内圧や展開速度を容易に制御することができる。
請求項の構成によれば、渦巻き状の接合部の少なくとも1か所に接合が途切れた非接合部を設けたので、接合部の一部が押さえつけられて分離がそこで止められても、接合部が非接合部に連なる端部から新たに分離を開始してエアバッグを支障なく展開させることができる。しかも非接合部は接合部の径方向内端に対して円周方向にずれた位置に配置されているので、接合部の径方向内端および非接合部の両方が同時に押さえつけられる確率を低くし、エアバッグの一層確実な展開を可能にすることができる。
請求項の構成によれば、接合部の径方向内端、あるいは接合部が非接合部に連なる端部がエアバッグの中央部を指向するので、エアバッグの中央部に設けたインフレータが発生するガスの圧力による荷重を、接合部の径方向内端、あるいは前記接合部が前記非接合部に連なる端部に効果的に集中させて確実に分離させることができる。
請求項の構成によれば、第1、第2基布の少なくとも一方に形成したベントホールが何らかの理由で機能せずにエアバッグの内圧が所定値以上になると、その内圧によりガス排出部が開放してエアバッグ内のガスを排出するので、ガス排出部にベントホールの機能を発揮させてエアバッグの内圧が過剰に増加するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1は自動車の車室前部の斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3はエアバッグの分解斜視図、図4はエアバッグの正面図、図5はエアバッグの背面図、図6は図5の6−6線拡大断面図、図7はエアバッグの展開時の作用説明図である。
図1に示すように、運転席シート11の前方に配置されたステアリングホイール12の内部に運転席用のエアバッグモジュール13が収納される。
図2に示すように、ステアリングホイール12は、ステアリングシャフト14の後端にナット15で固定されたボス部16と、ボス部16に固定されたフロントカバー17と、フロントカバー17の後面にボルト18…で固定されたリヤカバー19と、フロントカバー17から放射状に延びる複数のスポーク部20…と、スポーク部20…の外周に連なるステアリングホイール本体部21とを備える。リヤカバー19の内周面にリテーナ22がボルト18…で共締めされており、このリテーナ22にエアバッグモジュール13が支持される。リヤカバー19の内面には、エアバッグ32の膨張時に破断する薄肉のティアライン19aが形成される。
エアバッグモジュール13は、燃焼により高圧ガスを発生する推薬を充填したインフレータ31と、基布を縫製して構成したエアバッグ32と、エアバッグ32の基部を固定する固定リング33とを備える。リテーナ22の前面および後面に、インフレータ31のフランジ31aと固定リング33とが重ね合わされ、ボルト34…およびナット35…で締結される。このとき、リテーナ22の後面と固定リング33の前面との間にエアバッグ32の基部が挟まれて固定される。
図3に示すように、円形のエアバッグ32は後側(乗員に対向する側)の第1基布36と、その前面に重ね合わされる前側の第2基布37とを備え、第1、第2基布36,37は外周の縫製部38で一体に縫製される。エアバッグ32の第2基布37にはインフレータ31を囲む円形の開口37aと、エアバッグ32の膨張時にガスの一部を逃がす2個のベントホール37b,37bと、ボルト34…が貫通する4個のボルト孔37c…とが形成される。エアバッグ32は更に第1、第2基布36,37と同じ材質で形成されたベントホールカバー40を備える。ベントホールカバー40は環状の取付部40aと、そこから相互に離反する方向に延びる2本の帯状部40b,40bとを備えており、取付部40aには円形の開口40cと、ボルト34…が貫通する4個のボルト孔40d…とが形成される。
図4〜図6を併せて参照すると明らかなように、エアバッグカバー40の取付部40aは第2基布37の中央部の外面に重ね合わされて2個の縫製部41,41で一体に縫製され、エアバッグカバー40の2本の帯状部40b,40bは第2基布37の2個のベントホール37b,37bに外面側から内面側に挿入される。このとき、ベントホール37b,37bの直径と帯状部40b,40bの幅とは同じであるため、ベントホール37b,37bは帯状部40b,40bによって閉塞される。尚、リテーナ22の後面と固定リング33の前面との間には、重ね合わされた第2基布37とベントホールカバー40の取付部40aとが挟まれてボルト34…で共締めされ、従って、インフレータ31が発生するガスは第2基布37の中央の開口37aおよびベントホールカバー40の開口40cからエアバッグ32の内部に供給される。
重ね合わされた第1、第2基布36,37は、その外周に近い位置が3個の同心円状の縫製部39…で縫製される。外周の縫製部38はエアバッグ32の膨張時に破断しないように太めの糸で強固に縫製されているが、その内側の3個の同心円状の縫製部39…はエアバッグ32の膨張時に破断し得るように細めの糸で脆弱に縫製されている。このとき、エアバッグ32の内部に延びる2本の帯状部40b,40bの先端は、前記3個の縫製部39…で同時に縫製される。
しかして、車両の衝突時に所定値以上の加速度が検出されるとインフレータ31が点火し、折り畳まれたエアバッグ32がインフレータ31が発生するガスで膨張を開始する。エアバッグ32が膨張する圧力を受けたリヤカバー19はティアライン19aが破断し、そこに形成された開口からエアバッグ32が車室内に展開する。
図7(A)に示すように、エアバッグ32が膨張するときに3個の縫製部39…が第1、第2基布36,37を一体に接合しているので、エアバッグ32が一気に膨張するのを防止して乗員を柔らかく拘束することができる。エアバッグ32の内圧の増加に伴って3個の縫製部39…が径方向内側のものから外側のものへと順次破断することで、エアバッグ32は適切な内圧を維持しながら次第に容積を増加させ、最終的に前後方向に偏平な形状に展開して最大限の拘束力を発揮することができる。
3個の縫製部39…が全て破断するまでの間、ベントホールカバー40の帯状部40b,40bの他端が第1、第2基布36,37に拘束されているため、ベントホール37b,37bは帯状部40b,40bにより閉塞されてガスの漏洩が阻止され、エアバッグ32の内圧の速やかに立ち上げるとともに、その内圧を適切に保持することができる。そしてエアバッグ32の展開末期に3個の縫製部39…が全て破断すると、図7(B)に示すように、ベントホールカバー40の帯状部40b,40bの他端の拘束が解かれるため、帯状部40b,40bの一部がベントホール37b,37bから外部に押し出されることでベントホール37b,37bが開放する。その結果、余剰のガスをベントホール37b,37bから排出してエアバッグ32の内圧の過剰な上昇を防止することができる。
この実施例ではベントホールカバー40の帯状部40b,40bの先端が3個の縫製部39…の全てに縫製されているが、内側の2個の縫製部39,39、あるいは最も内側の1個の縫製部39に縫製することで、ベントホール37b,37bが開口するタイミングを任意に調節することができる。また帯状部40b,40bがベントホール37b,37bを通過するように配置されているので、帯状部40b,40bがベントホール37b,37bに対して位置ずれしてガスが漏洩するのを防止することができる。
次に、図8および図9に基づいて本発明の第2、第3実施例を説明する。
第1実施例ではベントホールカバー40の取付部40aが第2基布37の外面に配置され、帯状部40b,40bがベントホール37b,37bを通過して第2基布37の内面に入り込んでいるが、図8に示す第2実施例のベントホールカバー40は全体が第2基布37の内面に沿うように配置される。このとき、ベントホールカバー40の帯状部40b,40bがベントホール37b,37bに対して位置ずれしないように、第2基布37の内面に帯状部40b,40bの長手方向の摺動を許容するガイド部材42が縫製部43,43により固定される。
また図9に示す第3実施例のベントホールカバー40は全体が第2基布37の外面に沿うように配置されており、帯状部40b,40bがベントホール37b,37bに対して位置ずれしないように、第2基布37の外面に帯状部40b,40bの長手方向の摺動を許容するガイド部材42が縫製部43,43により固定される。
しかして、これらの第2、第3実施例によっても、上述した第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。
次に、図10に基づいて本発明の第4実施例を説明する。
第1〜第3実施例ではベントホールカバー40の取付部40aを第2基布37の中央部に固定し、帯状部40b,40bの先端を第2基布37の外周部に固定しているが、第4実施例では全体が帯状に形成された2本のベントホールカバー40,40が第2基布37の外面において開口37aの両側を挟むように平行に配置されている。各々のベントホールカバー40は第2基布37のベントホール37bを覆うように、第2基布37に縫製部43…により固定された2個のガイド部材42,42を摺動自在に貫通し、その両端が破断可能な3個の同心円状の縫製部39…により第2基布37に縫製される。
しかして、この第4実施例によっても、上述した第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。尚、ベントホールカバー40,40は第2基布37の内面に配置しても良く、またベントホール37b,37bを通過させて一端側を外面に他端側を内面に配置しても良い。
次に、図11および図12に基づいて本発明の第5実施例を説明する。
第5実施例は、第2基布37の内面に固定されたダクト構成部材44を備える。ダクト構成部材44は環状の取付部44aと、そこから相互に離反する方向に延びる2本のダクト部44b,44bとを備えており、取付部44aには円形の開口44cと、ボルト34…が貫通する4個のボルト孔44d…とが形成される。取付部44aは第2基布37の中央部の内面に重ね合わされて2個の縫製部45,45で一体に縫製され、ダクト部44b,44bはU字状の縫製部46,46で第2基布37の内面に縫製される。これによりダクト部44b,44bと第2基布37との間に筒状のダクト47,47が形成され、その径方向内端はベントホール37b,37bに連通し、径方向外端近傍は3個の縫製部39…で縫製されてエアバッグ32の内部空間への連通を阻止されている。
従って、エアバッグ32の展開初期および中期には、縫製部39…によりダクト47,47が閉塞されているためにベントホール37b,37bは機能せず、エアバッグ32の展開末期に縫製部39…が破断すると、エアバッグ32の内部空間がダクト47,47を介してベントホール37b,37bに連通することで、余剰のガスを排出してエアバッグ32の内圧の過剰な上昇を阻止することができる。
この第5実施例によれば、上述した第1〜第4実施例の作用効果に加えて、ダクト47,47の径を調整することでベントホール37b,37bからのガスの排出量を調整できるという、更なる作用効果を達成することができる。
次に、図13および図14に基づいて本発明の参考例を説明する。
上述した第5実施例はエアバッグ32の内部に2本のダクト47,47を備えているが、参考例はエアバッグ32の外部に3本のダクト48…を備えている。即ち、エアバッグ32の第2基布37の外周部に3個のベントホール37b…が形成されており、これらのベントホール37b…の周囲に、第1、第2基布36,37と同じ材料で形成した筒状のダクト構成部材49…の基端が縫製部50…で縫製される。
第1、第2基布36,37を一体化する破断可能な3個の縫製部39…は、径方向内側から径方向外側に渦巻き状に延びており、折り畳まれたダクト構成部材49…の先端が前記破断可能な縫製部39…で一体に縫製される。尚、縫製部39…の径方向内端のa点はエアバッグ32の中心を指向しており、エアバッグ32の展開時に前記a点に応力を集中させて縫製部39…の破断開始を促進している。
従って、エアバッグ32の展開初期および中期には、縫製部39…によりダクト48…が閉塞されているためにベントホール37b…は機能せず、エアバッグ32の展開末期に縫製部39…が破断すると、エアバッグ32の内部空間がベントホール37b…およびダクト48…を介して大気に連通することで、余剰のガスを排出してエアバッグ32の内圧の過剰な上昇を阻止することができる。
この参考例によれば、上述した第1〜第4実施例の作用効果に加えて、ダクト48…の径を調整することでベントホール37b…からのガスの排出量を調整でき、しかもダクト構成部材49…を車体前方側、つまり乗員と反対側を指向させることで、ベントホール37b…から排出されたガスが乗員に当たらないという、更なる作用効果を達成することができる。またエアバッグ32の外部にダクト48…を設けることで、ダクト48…の長さを自由に設定してガスの排出量や排出時間を一層適切に制御することができるという、更なる作用効果を達成することができる。
しかも、エアバッグ32の第1、第2基布36,37を渦巻き状の縫製部39…で縫製し、膨張時の荷重で渦巻き状の縫製部39…を径方向内側から外側に向けて順次破断させることで、エアバッグ32の展開過程における内圧、展開速度、形状等を任意に制御して乗員を効果的に拘束することができる。特に、渦巻き状の縫製部39…は概ね等しい曲率を有していて曲率が急激に変化する部分がないため、その破断がスムーズに行われるだけでなく、エアバッグ32の展開過程における内圧、展開速度、形状等の制御が一層容易になる。
尚、上述した参考例において、インフレータ31が2段階に点火する場合には、縫製部39…の強度を径方向内側のa点およびb点間で弱くして径方向外側のb点およびc点間で強くしておき、インフレータ31の1段目の点火でベントホール37b…の手前側にある縫製部39…のa点およびb点間を破断し、インフレータ31の2段目の点火でベントホール37b…を含む縫製部39…のb点およびc点間を破断することで、エアバッグ32の内圧を更に精度良く制御することができる。
例えば、インフレータ31の1段目の点火で縫製部39…のa点およびb点間が破断する時間に誤差があっても、その誤差を補償するタイミングでインフレータ31の2段目を点火して縫製部39…のb点およびc点間を破断することで、ベントホール37b…が開放するタイミングの誤差を無くすことができる。勿論、インフレータ31は3段階以上に点火するものであっても良い。
次に、図15および図16に基づいて本発明の第実施例を説明する。
実施例は、重ね合わされた第1、第2基布36,37を渦巻き状に縫製する3条の縫製部39…を備えており、第2基布37に設けた1個のベントホール37bを塞ぐベントホールカバー40の両端部が3条の縫製部39…により一体に縫製される。このとき、ベントホール37bの近傍のうちのエアバッグ32の外周側に位置する部分が縫製部51によってベントホールカバー40に一体に縫製される。
また各々の縫製部39…は複数か所(実施例では2か所)に、縫製が途切れた非縫製部39a,39bを有しており、これらの非縫製部39a,39bに連なる縫製部39…の端部のd点はエアバッグ32の中心部を指向している。2か所の非縫製部39a,39bのうちの少なくとも一方、実施例では径方向内側の非縫製部39aの円周方向の位置は、縫製部39…の径方向内端部のa点に対して円周方向にずれて配置されている。
従って、エアバッグ32の展開時に鎖線で囲った破断不能部が何かに押しつけられたため、渦巻き状の縫製部39…の径方向内端のa点から始まった破断が破断不能部で止まった場合でも、先ず縫製部39…の2か所の非縫製部39a,39bに臨むd点から時計方向および反時計方向に新たに破断が開始され、最終的に破断不能部を除く全ての縫製部39…が破断することで、エアバッグ32の大部分を展開させて乗員拘束性能を発揮させることができる。このとき、縫製部39…の2か所の非縫製部39a,39bに臨むd点は、縫製部39…の径方向内端のa点と同様にエアバッグ32の中心を指向しているので、そこに応力を集中させて確実に破断を開始させることができる。
また各非縫製部39a,39bのうちの少なくとも一方(実施例では非縫製部39a)の円周方向の位置は、縫製部39…の対応する径方向内端のa点に対して円周方向にずれているため、a点および複数のd点が全て破断不能部に含まれて縫製部39…の破断が不能になる事態を未然に回避することができる。
またベントホールカバー40の両端の拘束が解除されてベントホール37bが開放したとき、そのベントホール37bの周囲のうちのエアバッグ32の外周側がベントホールカバー40により遮られるため(図16(B)参照)、ベントホール37bから排出される余剰のガスをエアバッグ32の中心側に偏向させることができる。
次に、図17に基づいて本発明の第実施例を説明する。
実施例では1枚のベントホールカバー40をベントホール37bの近傍の一側方で縫製部51により縫製しているが、第実施例では2枚のベントホールカバー40,40を重ね合わせ、一方のベントホールカバー40をベントホール37bの近傍の一側方で縫製部51により縫製するとともに、他方のベントホールカバー40をベントホール39bの近傍の他側方で縫製部52により縫製したものである。
これにより、2枚のベントホールカバー40,40は協働してベントホール37bの両側部を囲むようにガイドし、余剰のガスを真っ直ぐ前方に排出することができる。
次に、図18に基づいて本発明の第実施例を説明する。
実施例は、図5に示す第1実施例の変形であって、重ね合わされた第1、第2基布36,37のうちの第2基布37に2個のベントホール37b,37bが形成されるととともに、第1、第2基布36,37の外周の縫製部38に所定数(実施例では3個)の脆弱部38a…が形成される。脆弱部38a…は縫製部38の他の部分に比べて細い糸で縫製されており、その分だけ破断し易くなっている。
しかして、エアバッグ32の展開末期に、何らかの理由で2個のベントホール37b,37bが塞がれたままの状態になって機能を発揮できないとき、エアバッグ32の内圧が所定値以上になると縫製部38の脆弱部38a…が破断し、そこに形成された開口がベントホールとして機能してガスを排出することで、エアバッグ32の内圧が過剰に高まるのを防止することができる。
次に、図19に基づいて本発明の第実施例を説明する。
実施例は、図18に示す第実施例の変形であって、第実施例では縫製部38に脆弱部38a…が形成されていたが、第実施例は第2基布37を線状に切断したスリットを閉じるように縫製した脆弱部53が形成される。この脆弱部53の破断強度は、縫製部39…の破断強度より高く、かつ縫製部38の破断強度よりも低くなるように設定される。
しかして、エアバッグ32の展開末期に、何らかの理由で2個のベントホール37b,37bが塞がれたままの状態になって機能を発揮できないとき、エアバッグ32の内圧が所定値以上になると脆弱部53が破断し、そこに形成された開口がベントホールとして機能してガスを排出することで、エアバッグ32の内圧が過剰に高まるのを防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では第1、第2基布36,37を縫製部39…で縫製しているが、縫製に代えて分離可能な接着や溶着を採用することができる。
また縫製部39…の形状は環状や渦巻き状に限定されず、葛折り状等の他の任意の形状であっても良い。
また縫製部39…の縫製強度(接合部の接合強度)を、縫製糸の太さ、縫製糸の材質、縫目の密度、縫製部39…の長さ、重ねて縫製する回数等によって変化させることでエアバッグ32の内圧を制御することができる。一般に縫製部39…の破断強度を高くしたり、縫製部39…の長さを長くしたりすると、エアバッグ32の容積が増加し難くなるために内圧は高くなり、その逆の場合はエアバッグ32の容積が増加し易くなるために内圧は低くなる。
また1条の縫製部39のうちで破断強度の高い部分と低い部分とを組み合わせると、エアバッグ32の内圧を更に緻密に制御することができる。具体的には、縫製部39の始点となるa点の破断強度を高めると、展開の初期に縫製部39が破断し難くなるため、展開初期にエアバッグ32の内圧を素早く立ち上げて必要な乗員拘束力を確保し、その後に縫製部39を破断させることでエアバッグ32の内圧を略一定に保持して最適の乗員拘束性能を発揮させることができる。
また上述した第1実施例〜第実施例の各々の特徴を任意に組み合わせたものも、本願発明の実施例に含まれるものとする。
自動車の車室前部の斜視図 図1の2−2線拡大断面図 エアバッグの分解斜視図 エアバッグの正面図 エアバッグの背面図 図5の6−6線拡大断面図 エアバッグの展開時の作用説明図 第2実施例に係る、前記図5に対応する図 第3実施例に係る、前記図5に対応する図 第4実施例に係る、前記図5に対応する図 第5実施例に係る、前記図3に対応する図 エアバッグの展開時の作用説明図 参考例に係る、前記図3に対応する図 エアバッグの展開時の作用説明図 実施例に係る、前記図5に対応する図 図15の16−16線拡大断面図 実施例に係る、前記図16に対応する図 実施例に係る、前記図5に対応する図 実施例に係る、前記図5に対応する図
符号の説明
31 インフレータ
32 エアバッグ
36 第1基布(基布)
37 第2基布(基布)
37b ベントホール
38a 脆弱部
39 縫製部(接合部)
39a 非縫製部(非接合部)
39b 非縫製部(非接合部)
40 ベントホールカバー
47 ダク
53 脆弱部

Claims (7)

  1. エアバッグ(32)を構成する基布(36,37)にベントホール(37b)を形成し、車両の衝突時にインフレータ(31)が発生するガスでエアバッグ(32)を展開させる過程でベントホール(37b)を開放するエアバッグ装置において、
    重ね合わせた基布(36,37)を分離可能な接合部(39)で接合し、エアバッグ(32)が展開する際の荷重で前記接合部(39)を分離させるとともに、ベントホール(37b)を閉塞するベントホールカバー(40)の端部をエアバッグ(32)の外周部近傍で前記接合部(39)に接合し、前記接合部(39)における前記重ね合わせた基布(36,37)の分離に伴いベントホールカバー(40)の端部を基布(36,37)から分離してベントホール(37b)を開放することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記ベントホールカバー(40)を前記ベントホール(37b)の周囲の一部で基布(36,37)に接合したことを特徴とする、請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. エアバッグ(32)を構成する基布(36,37)にベントホール(37b)を形成し、車両の衝突時にインフレータ(31)が発生するガスでエアバッグ(32)を展開させる過程でベントホール(37b)を開放するエアバッグ装置において、
    重ね合わせた基布(36,37)を分離可能な接合部(39)で接合し、エアバッグ(32)が展開する際の荷重で前記接合部(39)を分離させるとともに、一端がベントホール(37b)に連通して他端がエアバッグ(32)の外周部近傍で前記接合部(39)に接合されて閉塞されるダクト(47)を基布(36,37)の内面に沿って設け、前記接合部(39)における前記重ね合わせた基布(36,37)の分離に伴いダクト(47)の他端の閉塞を解いてベントホール(37b)を開放することを特徴とするエアバッグ装置
  4. 前記接合部(39)は前記第1、第2基布(36,37)の中央部から外周部に向けて渦巻き状に延在すること特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記渦巻き状の接合部(39)は少なくとも1か所に接合が途切れた非接合部(39a,39b)を有しており、その非接合部(39a,39b)は接合部(39)の径方向内端に対して円周方向にずれた位置に配置されていること特徴とする、請求項に記載のエアバッグ装置。
  6. 前記接合部(39)の径方向内端、あるいは前記接合部(39)が前記非接合部(39a,39b)に連なる端部がエアバッグ(32)の中央部を指向することを特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
  7. 前記第1、第2基布(36,37)の少なくとも一方に形成したベントホール(37d)が機能せずにエアバッグ(32)の内圧が所定値以上になったときに、その所定値以上の内圧により開放してガスを排出するガス排出部(38a,53)を有することを特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載のエアバッグ装置。
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