JP2005263982A - 模型用塗装液、模型用塗装液塗布具及び模型用塗装液描線調整液 - Google Patents

模型用塗装液、模型用塗装液塗布具及び模型用塗装液描線調整液 Download PDF

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Abstract

【課題】 ミニチュア模型等の塗装用として利用可能な塗布性、非吸収面での固着性などに優れた水性の模型用塗装液、模型用塗装液塗布具及び模型用塗装液描線調整液等を提供する。
【解決手段】 少なくとも水及び色材を含有する模型用塗装液において、アルカリ溶解型樹脂と、20℃における蒸気圧が0.01mmHg以上である水溶性有機溶媒を塗布液全量に対して、10〜35重量%とを含有することを特徴とする模型用塗装液。
上記構成の模型用塗装液を充填したことを特徴とする模型用塗装液塗布具A。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ミニチュア模型等の塗装用として利用可能な塗布性、非吸収面での固着性などに優れた水性の模型用塗装液、模型用塗装液塗布具及び模型用塗装液描線調整液等に関する。
従来より、紙面に筆記させるための筆記具用のインキとして、水、顔料、顔料を水中に分散させるためのスチレン−アクリル樹脂と、ペン先の乾燥防止のためのグリコール類、グリセリン又はこれらのエステル化合物を含有して水性顔料インキが数多く知られ、工業的に実施されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、顔料、分散剤、乾燥防止剤及び水性媒体を含有してなる筆記具用水性インキ組成物であって、分散剤が疎水性重合性単量体とマレイン酸及び無水マレイン酸からなる共重合体のアルカリ中和塩であることにより、顔料の長期分散安定性、耐光性、耐水性に優れる筆記具用顔料水性インキ組成物(例えば、特許文献1参照)や、顔料、樹脂、糖及び水を含有してなる水性インキ組成物であって、前記樹脂が最低造膜温度が40℃以上のアクリル系樹脂又はスチレン−アクリル系樹脂の水中油型エマルジョンであり、前記糖がショ糖及び/又はマルチトールを主成分とする糖であり、バインダーとして水溶性樹脂が配合されたペン先の乾燥を防止し、紙質の差違による呈色の度合に変化が生じず、安定性に優れた筆記具用水性インキ組成物(例えば、特許文献2参照)、並びに、顔料分散剤により水中に顔料を分散させた水性顔料分散体において、顔料分散剤が、カルボキシル基含有化合物の難揮発性アルカリ塩を含有し、かつ、溶解度パラメーター7.5〜11の水溶性有機溶剤を含有している耐水性、耐アルカリ性に優れた水性インキ組成物(例えば、特許文献3参照)が知られている。
一方、ミニチュア模型等を収集する愛好家等は、更に、ミニチュア模型の塗装面に、更に筆記具用インキ等を用いて自分好みの塗装等をして楽しむことが行われている。
しかしながら、上記各文献に記載される筆記具用のインキ組成物は、紙面に筆記することが前提で調製されているが、いわゆるミニチュア模型等の表面、すなわち、多くの場合、プラスチック面となる非吸収面に対する筆記あるいは描画について、更には、描画した後の余分なはみ出した部分の修正、除去、または、わざと描線を引き伸ばし特殊な美観を生じさせるような操作などを行えるようにすることには配慮がなされておらず、模型用塗装液として満足のいく使用できないという課題がある。
従って、ミニチュア模型等を収集する愛好家等にあっては、更に自分好みの塗装をして楽しむことができる模型用塗装液、模型用塗装液塗布具及び模型用塗装液描線調整液等の出現が望まれているのが現状である。
特開平3−255182号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開平6−73323号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2003−336000号公報(特許請求の範囲、実施例等) 筆記具の化学と材料、川端克彦監修、ぺんてる株式会社編、有限会社グレースラボラトリ発行
本発明は、上記従来技術の課題及び現状等に鑑み、これを解消しようとするものであり、ミニチュア模型等の塗装用として利用可能な塗布性、非吸収面での固着性などに優れた水性の模型用塗装液、模型用塗装液塗布具及び模型用塗装液描線調整液等を提供することを目的とする。
本発明者は、上記従来の課題等を解決するために、鋭意検討した結果、少なくとも水及び色材を含有する模型用塗装液において、特定の成分と、特定物性の水溶性有機溶媒を特定量含有せしめることなどにより、上記目的の模型用塗装液、模型用塗装液塗布具及び模型用塗装液描線調整液等が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(7)に存する。
(1) 少なくとも水及び色材を含有する模型用塗装液において、アルカリ溶解型樹脂と、20℃における蒸気圧が0.01mmHg以上である水溶性有機溶媒を塗布液全量に対して、10〜35重量%とを含有することを特徴とする模型用塗装液。
(2) 上記(1)記載の模型用塗装液を充填したことを特徴とする模型用塗装液塗布具。
(3) 模型用塗装液塗布具が模型用塗装液を少なくとも1種以上充填できる塗布具からなり、かつ、少なくとも1つ以上の描線幅を描画できる上記(2)記載の模型用塗装液塗布具。
(4) 上記(2)又は(3)に記載の模型用塗装液塗布具を用いて描画した描線を延伸又は除去するために、少なくとも塩基性を示す水溶液を含有することを特徴とする模型用塗装液描線調整液。
(5) 上記(2)又は(3)に記載の模型用塗装液塗布具を用いて描画した描線を上記(4)に記載の模型用塗装液描線調整液を用いて、延伸又は除去させることを特徴する模型用塗装液描線の調整方法。
(6) 上記(1)記載の模型用塗装液を充填した模型用塗装液塗布体と、上記(4)に記載の模型用塗装液描線調整液を充填した描線調整液塗布体とを備えたことを特徴とする模型用塗装液の塗布、延伸又は除去する塗布具。
請求項1又は2の発明によれば、ミニチュア模型等の塗装用として利用できると共に、塗布性、非吸収面での固着性に優れた模型用塗装液、模型用塗装液塗布具が提供される。
請求項3の発明によれば、更に使用性に優れた模型用塗装液塗布具が提供される。
請求項4又は5の発明によれば、模型用塗装液で塗布された描線を簡単に延伸又は除去することができる模型用塗装液描線調整液及び模型用塗装液描線の調整方法が提供される。
請求項6の発明によれば、塗布性、非吸収面での固着性に優れた模型用塗装液塗布体と、模型用塗装液で塗布された描線を延伸又は除去することができる描線調整液塗布体とを備えた塗布具が得られるので、一つの塗布具により、模型用塗装液の塗布と塗布された描線を簡単に延伸又は除去することができる使用性に優れた模型用塗装液の塗布、延伸又は除去する塗布具が提供される。
以下に、本発明の実施形態を発明ごとに詳しく説明する。
本発明の模型用塗装液は、少なくとも水及び色材を含有する模型用塗装液において、アルカリ溶解型樹脂と、20℃における蒸気圧が0.01mmHg以上である水溶性有機溶媒を塗布液全量に対して、10〜35重量%とを含有することを特徴とするものである。
本発明に用いる色材としては、水に溶解若しくは分散する全ての染料、従来公知の無機系及び有機系顔料、樹脂エマルションを染料で着色した疑似顔料等を制限なく使用することができる。
染料としては、例えば、C.I.Acid Black2、同24、同26、同48、同50、同52、同58、同62、エオシン、フォキシン、ウオーターイエロー#6−C、アシッドレッド、ウオーターブルー#105、ブリリアントブルーFCF、ニグロシンNB等の酸性染料、C.I.Direct Black17、同19、同22、同32、同38、同51、同71、同74、同75等、ダイレクトスカイブルー5B、バイオレットBB等の直接染料、ローダミン、メチルバイオレット等の塩基性染料を挙げることができる。
無機系顔料としては、例えば、金属粉などが、また、有機系顔料としては、例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、キレートアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、染料レーキ、ニトロ顔料、ニトロソ顔料などが挙げられる。より具体的には、チャンネルブラックやファーネスブラックやサーマルブラック等のカーボンブラック、チタンブラック、鉄黒、黒鉛、銅クロムブラック、コバルトブラック、べんがら、酸化クロム、コバルチブルー、酸化鉄黄、ビリジアン、カドミウムエロー、朱、カドミウムレッド、黄鉛、モリブデードオレンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、群青、バライト粉、紺青、マンガンバイオレット、アルミニウム粉、真鈴粉等の無機顔料、アニリンブラック、ペリレンブラック、シアニンブラック、樹脂エマルションを黒染料で着色した疑似顔料、C.I.ピグメントブルー1、同ブルー15、同ブルー17、同ブルー27、同レッド5、同レッド22、同レッド38、同レッド48、同レッド49、同レッド53、同レッド57、同レッド81、同レッド104、同レッド146、同レッド245、同イエロー1、同イエロー3、同イエロー4、同イエロー12、同イエロー13、同イエロー14、同イエロー17、同イエロー34、同イエロー55、同イエロー74、同イエロー83、同イエロー95、同イエロー166、同イエロー167、同オレンジ5、同オレンジ13、同オレンジ16、同バイオレット1、同バイオレット3、同バイオレット19、同バイオレット23、同バイオレット50、同グリーン7等が例示され、これらの中の1種類以上を選択し、良好な色材として使用することができる。
これらの色材の含有量は、塗装液全量に対して、好ましくは、1〜20重量%とすることが望ましい。
本発明に用いるアルカリ溶解型樹脂は、塗布した描線が乾燥した際の固着性を上げるために含有するものであり、アルカリ溶液に対して溶解し、溶液が揮発した後に固化するものであれば、特に限定されず、例えば、スチレン−アクリル樹脂、スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂、ポリアクリル酸などが挙げられ、これらは単独(1種)で又は2種以上を混合して用いることができる。
具体的に用いることができるアルカリ溶解型樹脂としては、ジョンクリル61J(スチレン−アクリル酸樹脂)、ジョンクリル62(スチレン−アクリル酸樹脂)、ジョンクリル501(スチレン−マレイン酸樹脂、以上、ジョンソンポリマー社製)、ジョリマーAT−210、ジョリマーAC−10L(以上、ポリアクリル酸、日本純薬工業社製)が挙げられ、これらは単独で又は2種以上を選択して使用することができる。
これらのアルカリ溶解型樹脂は、塗装液全量に対して、好ましくは、1〜7重量%、更に好ましくは、1.5〜3.5重量%とすることが望ましい。
このアルカリ溶解型樹脂の含有量が1重量%未満であると、描線の固着性が弱くなり、一方、7重量%を超えると、塗布液の粘度が高くなり、塗布しずらくなるため、好ましくない。
本発明に用いる水溶性有機溶媒は、塗布性、塗布後の延伸性、乾燥性の点から、20℃における蒸気圧が0.01mmHg以上であることが必要である。
用いることができる上記特性の水溶性有機溶媒としては、例えば、エチレングリコール(20℃における蒸気圧が0.05mmHg)、プロピレングリコール(20℃における蒸気圧が0.08mmHg)、エチレングリコールモノメチルエーテル(20℃における蒸気圧が6mmHg)、エチレングリコールモノエチルエーテル(20℃における蒸気圧が3.8mmHg)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(20℃における蒸気圧が7.6mmHg)、プロピレングリコールモノエチルエーテ(20℃における蒸気圧が7.2mmHg)等が挙げられ、これらは単独で又は2種類以上を併用することができる。
これらの上記特性の水溶性有機溶媒は、塗装液全量に対して、10〜35重量%とすることが必要であり、好ましくは、20〜30重量%とすることが望ましい。
この特性の水溶性有機溶媒の含有量が10重量%未満であると、描線の乾燥性が早すぎるため、塗布後の延伸が困難となり、一方、35重量%を超えると、描線の乾燥性が遅くなり、好ましくない。
また、上記20℃における蒸気圧が0.01mmHg未満である水溶性有機溶媒、例えば、グリセリンを用いた場合、含有量が5重量%でも非常に乾燥性が悪く、描線が固着しないため、好ましくない。
本発明の模型用塗装液は、残部として、水(精製水、イオン交換水、純水、海洋深層水等)を主媒体として用いるが、更にpH調整剤として塩基性水溶液、好ましくは、アミノメチルプロパノール、アンモニア水、エチレンジアミンなどを用いることができる。
本発明の模型用塗装液には、上記以外の成分として、本発明の効果を損なわない範囲で、模型用塗装液に汎用されている防菌剤、分散剤、界面活性剤などの添加物(任意成分)を適宜用いることができる。
このように構成される本発明の模型用塗装液は、常法により、少なくとも水、色材、アルカリ溶解型樹脂及び20℃における蒸気圧が0.01mmHg以上である水溶性有機溶媒を塗布液全量に対して、10〜35重量%含有せしめることにより調製することができる。
得られる模型用塗装液は、ミニチュア模型等の塗装用として好適に使用できると共に、塗布性、非吸収面での固着性に優れたものとなる。
次に、本発明の模型用塗装液塗布具は、上記構成の塗布性、非吸収面での固着性に優れた模型用塗装液を充填したことを特徴とするものである。
図1〜図3は、本発明の模型用塗装液塗布具の各々の実施形態を示す縦断面図又は部分縦断面図である。
図1は、本発明の模型用塗装液塗布具の第1実施形態を示す縦断面図である。
本第1実施形態に示す模型用塗装液塗布具Aは、塗布具本体10内に上記構成の模型用塗装液を吸蔵(充填)した繊維束からなる塗装液吸蔵体11と、繊維芯又は焼結芯からなるペン先12とを有し、塗装液吸蔵体11の先端部にはペン先12の後端部12aが接続されて塗装液の供給が行われるタイプの塗布具である。なお、図示符号13は先軸、14は尾栓、15はキャップ体である。
この塗布具Aによれば、ミニチュア模型等の塗装用として好適であると共に、塗布性、描線の延伸、非吸収面での固着性に優れた模型用塗装液塗布具が得られるものとなる。
なお、上記塗布具Aは、所謂中綿式の塗布具としたが、コレクター部材(塗装製液保留体)を備えた直液式の塗布具、または、バルブ機構を備えた塗布具であっても良いものである。
図2は、本発明の模型用塗装液塗布具の第2実施形態を示す縦断面図である。
本第2実施形態に示す模型用塗装液塗布具Bは、模型用塗装液を充填したペン先が2つのツインタイプの塗布具となり、2つの描線幅を描画できるものである。
具体的には、塗布具本体20内に上記構成の模型用塗装液を吸蔵(充填)した繊維束からなる塗装液吸蔵体21と、両端に描線幅が太い繊維芯又は焼結芯からなるペン先22、描線幅が細い繊維芯又は焼結芯からなるペン先23とを有し、塗装液吸蔵体11の両端部にはペン先22,23の各後端部が夫々接続されて塗装液の供給が行われるツインタイプの塗布具である。なお、図示符号24及び25は先軸、26及び27はキャップ体である。
この塗布具Bによれば、ミニチュア模型等の塗装用として好適であると共に、塗布性、描線の延伸、非吸収面での固着性に優れると共に、2つの描線幅を描画できる使用性に優れた模型用塗装液塗布具が得られるものとなる。
図3は、本発明の模型用塗装液塗布具の第3実施形態を示す部分縦断面図である。
本第3実施形態に示す模型用塗装液塗布具Cは、2種の模型用塗装液を充填したペン先が2つのツインタイプの塗布具となり、2つの描線幅を描画できるものである。
具体的には、塗布具本体30が中央部の隔壁となる尾栓31により2つの収納室32,33に分割され、各収納室32,33内に上記構成の模型用塗装液を吸蔵(充填)した繊維束からなる各塗装液吸蔵体34,35、本実施形態では、赤色塗装液吸蔵体34,黒色塗装液吸蔵体35と、両端に描線幅が太い繊維芯又は焼結芯からなるペン先36、描線幅が細い繊維芯又は焼結芯からなるペン先37とを有し、各塗装液吸蔵体34,35の両端部にはペン先36,37の各後端部が夫々接続されて各塗装液の供給が行われるツインタイプの塗布具である。なお、図示符号38は先軸、39及び40はキャップ体である。
この塗布具Cによれば、ミニチュア模型等の塗装用として好適であると共に、塗布色が相違する2種の塗装液を塗布できると共に、描線の延伸、非吸収面での固着性に優れ、かつ、塗布色が相違する2つの描線幅を描画できる使用性に優れた模型用塗装液塗布具が得られるものとなる。
本発明の模型用塗装液描線調整液は、上記模型用塗装液塗布具、例えば塗布具A〜Cを用いて描画した描線を延伸又は除去するために、少なくとも塩基性を示す水溶液を含有することを特徴とするものであり、また、本発明の模型用塗装液描線の調整方法は、上記模型用塗装液塗布具を用いて描画した描線を上記構成の模型用塗装液描線調整液を用いて、延伸又は除去させることを特徴するものである。
本発明の模型用塗装液描線調整液としては、少なくとも塩基性を示す水溶液を含有するものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、アンモニア水、アミノメチルプロパノールなどの少なくとも塩基性を示す水溶液が挙げられる。
模型用塗装液描線調整液濃度は、pHを8〜9.5となるように調整するのが望ましい。
なお、この模型用塗装液描線調整液には、水の他、任意成分として、防菌剤、界面活性剤、水溶性有機溶媒等を適宜含有してもよい。
本発明の模型用塗装液描線調整液では、模型用塗装液で塗布された描線を簡単に延伸又は除去することができ、また、本発明の模型用塗装液描線の調整方法では、上記構成の模型用塗装液を充填した塗布具A〜Cなどを用いてミニチュアなどの模型に描画した描線を綿棒等の吸収性のある部材、あるいは、上記構成の模型用塗装液描線調整液を充填した図1に示す塗布具A等を用いて簡単に延伸、修正、除去、または、特殊な美観を醸し出すような描線に施すことができるものとなる。
次に、本発明の模型用塗装液の塗布、延伸又は除去する塗布具は、上記構成の模型用塗装液を充填した模型用塗装液塗布体と、上記構成の模型用塗装液描線調整液を充填した描線調整液塗布体とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の模型用塗装液の塗布、延伸又は除去する塗布具としては、例えば、上記図3の塗布具Cにおいて、収納室32,33内の何れか一方に上記構成の模型用塗装液を吸蔵(充填)した繊維束からなる塗装液吸蔵体34と、他方を上記構成の模型用塗装液描線調整液を吸蔵(充填)した繊維束からなる調製液吸蔵体34とすることにより得られる。
この形態の塗布具によれば、塗布性、非吸収面での固着性に優れた模型用塗装液塗布体と、模型用塗装液で塗布された描線を延伸又は除去することができる描線調整液塗布体とを備えた塗布具が得られるので、一つの塗布具により、模型用塗装液の塗布と塗布された描線を簡単に延伸又は除去することができる使用性に優れた模型用塗装液の塗布、延伸又は除去する塗布具が提供されることとなる。
次に、実施例及び比較例により本発明を更に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〜5及び比較例1〜9、模型用塗装液の調製〕
下記配合組成により、実施例1〜5及び比較例1〜9の模型用塗装液を調製した。なお、配合単位は重量%であり、全量100重量%(以下、同様)である。
(実施例1、黒色模型用塗装液)
水(精製水) 59.7
色材:カーボンブラックMA−100(三菱化学社製) 10.0
アルカリ溶解型樹脂:ジョンクリル61J(ジョンソンポリマー社製) 10.0
アミノメチルプロパノール 0.1
バイオデン−18(防菌剤、大和化学工業社製) 0.2
水溶性有機溶媒:エチレングリコール 20.0
(実施例2、赤色模型用塗装液)
水(精製水) 51.7
色材:Fuji.S.P.RedD.5111(顔料、富士色素社製) 18.0
アルカリ溶解型樹脂:ジョンクリル61J(ジョンソンポリマー社製) 10.0
アミノメチルプロパノール 0.1
バイオデン−18(防菌剤、大和化学工業社製) 0.2
水溶性有機溶媒:エチレングリコール 20.0
(実施例3、黄色模型用塗装液)
水(精製水) 51.7
色材:A−3イエロー(大日精化社製) 18.0
アルカリ溶解型樹脂:ジョンクリル61J(ジョンソンポリマー社製) 10.0
アミノメチルプロパノール 0.1
バイオデン−18(防菌剤、大和化学工業社製) 0.2
水溶性有機溶媒:エチレングリコール 20.0
(実施例4、灰色模型用塗装液)
水(精製水) 32.45
実施例1の黒色塗装液 42.25
アルカリ溶解型樹脂:ジョンクリル61J(ジョンソンポリマー社製) 5.00
水溶性有機溶媒:プロピレングリコール 20.30
(実施例5、茶色模型用塗装液)
実施例1の黒色塗装液 27.59
実施例2の赤色塗装液 34.27
実施例3の黄色塗装液 38.14
(比較例1〜3)
上記実施例1〜3の各塗装液において、エチレングリコールを除いて、その分を水(精製水)を加え、それぞれ黒色、赤色、黄色の塗装液を調製した。
(比較例4〜6)
上記実施例1〜3の各塗装液において、エチレングリコールをそれぞれ40.0重量%として、これらの成分を増加させた分の水(精製水)を除いて、それぞれ黒色、赤色、黄色の塗装液を調製した。
(比較例7)
上記実施例4に使用している実施例1の黒色塗装液を比較例4の黒色塗装液に代えて灰色塗装液を調製した。
(比較例8)
上記実施例5に使用している実施例1〜3のそれぞれ黒色、赤色、黄色の塗装液を比較例1〜3の黒色、赤色、黄色の塗装液に代えて茶色塗装液を調製した。
(比較例9)
上記実施例5に使用している実施例1〜3のそれぞれ黒色、赤色、黄色の塗装液を比較例4〜6の黒色、赤色、黄色の塗装液に代えて茶色塗装液を調製した。
〔実施例6〜10及び比較例10〜12、模型用塗装液描線調製液の調製〕
下記配合組成により、実施例6〜10及び比較例10〜12の模型用塗装液描線調製液(除去液)を調製した。
(実施例6:除去液1、pH8.6)
水(精製水) 99.66
25%アンモニア水 0.04
バイオデン−18(防菌剤、大和化学工業社製、以下同様) 0.20
フロラードFC431(フッ素系界面活性剤、住友3M社製、以下同様) 0.10
(実施例7:除去液2、pH8.9)
水(精製水) 99.65
2−プロパノール 0.01
25%アンモニア水 0.04
バイオデン−18 0.20
フロラードFC431 0.10
(実施例8:除去液3、pH9.2)
水(精製水) 95.79
25%アンモニア水 4.00
バイオデン−18 0.20
フロラードFC431 0.01
(実施例9:除去液4、pH8.7)
水(精製水) 98.75
2−プロパノール 1.00
25%アンモニア水 0.04
バイオデン−18 0.20
フロラードFC431 0.01
(実施例10:除去液5、pH8.9)
水(精製水) 78.79
プロピレングリコール 20.00
25%アンモニア水 1.00
バイオデン−18 0.20
フロラードFC431 0.01
(比較例10:除去液6、pH7.5)
水(精製水) 99.99
フロラードFC431 0.01
(比較例11:除去液7、pH7.3)
水(精製水) 99.79
バイオデン−18 0.20
フロラードFC431 0.01
(比較例12:除去液8、pH7.8)
水(精製水) 98.79
2−プロパノール 1.00
バイオデン−18 0.20
フロラードFC431 0.01
(試験例1)
上記実施例1〜5及び比較例1〜9の模型用塗装液、並びに、上記実施例6〜10及び比較例10〜12の除去液1〜8を図3に準拠する下記構成のツインタイプの塗布具(PFK−205、三菱鉛筆社製)に充填して、模型用塗装液の塗布、延伸又は除去する塗布具を作製した。なお、ペン先36側が塗装液塗布体であり、ペン先37側が除去液塗布体である。
1.ペン先の構成
ペン先36:ポリアミド(ナイロン)製の繊維束を収束したペン先
ペン先37:ポリエステル製の繊維束を収束したペン先
2.吸蔵体の構成
吸蔵体34及び35:共にポリエステル製の繊維束からなる吸蔵体
得られた各塗布具を用いて、ミニチュア模型等に多く使用されているポリスチレン板上(100×100×0.5mm)に各組成の塗装液をペン先36側で描画し、25℃、湿度65%の環境下にて描線の状況(初期延伸性、乾燥固着性、消去延伸性)を下記評価方法及び評価基準によって評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
(初期延伸性の評価方法及び評価基準)
塗布3分後を綿棒でなぞり、描線を延伸できることを確認する。
○:描線が固化せず延伸可能。
×:延伸できない。
(乾燥固着性の評価方法及び評価基準)
塗布3時間後に描線を指で触り、指に塗装液がつかないことを確認する。
○:手につかない。
×:てにつく。
(消去延伸性の評価方法及び評価基準)
塗布24時間後に模型用と総益描線調整液(除去液)をつめたペン先37側で描線をなぞり消去性を観察した。
○:描線を溶解し、消去または延伸させることができる。
×:描線を消去しようとしたが消去できなかった。または、描線が砕けてしまった。
Figure 2005263982
上記表1の結果から明らかなように、本発明範囲となる実施例1〜5の模型用塗布液は、本発明範囲外となる比較例1〜9の模型用塗布液に較べ、塗布性、初期延伸性、非吸収面での乾燥固着性に優れたものとなることが判明した。
また、本発明範囲となる実施例6〜10の模型用塗布液描線調製液(除去液)は、本発明範囲外となる比較例10〜12の模型用塗布液描線調製液(除去液)に較べ、簡単に消去、延伸できることが判明した。
更に、本発明の実施例1〜5の模型用塗布液及び実施例6〜10の模型用塗布液描線調製液(除去液)が充填された塗布具では、塗布性、非吸収面での固着性に優れた模型用塗装液塗布体と、模型用塗装液で塗布された描線を延伸又は除去することができるので、一つの塗布具により、模型用塗装液の塗布と塗布された描線を簡単に延伸又は除去することができることが判明した。
本発明の筆記具の第1実施形態を縦断面態様で示す断面図である。 本発明の筆記具の第2実施形態を縦断面態様で示す概略図である。 本発明の筆記具の第3実施形態を縦断面態様で示す概略図である。
符号の説明
A 塗布具
11 模型用塗装液を充填した吸蔵体
12 ペン先

Claims (6)

  1. 少なくとも水及び色材を含有する模型用塗装液において、アルカリ溶解型樹脂と、20℃における蒸気圧が0.01mmHg以上である水溶性有機溶媒を塗布液全量に対して、10〜35重量%とを含有することを特徴とする模型用塗装液。
  2. 請求項1記載の模型用塗装液を充填したことを特徴とする模型用塗装液塗布具。
  3. 模型用塗装液塗布具が模型用塗装液を少なくとも1種以上充填できる塗布具からなり、かつ、少なくとも1つ以上の描線幅を描画できる請求項2記載の模型用塗装液塗布具。
  4. 請求項2又は3に記載の模型用塗装液塗布具を用いて描画した描線を延伸又は除去するために、少なくとも塩基性を示す水溶液を含有することを特徴とする模型用塗装液描線調整液。
  5. 請求項2又は3に記載の模型用塗装液塗布具を用いて描画した描線を請求項4に記載の模型用塗装液描線調整液を用いて、延伸又は除去させることを特徴する模型用塗装液描線の調整方法。
  6. 請求項1記載の模型用塗装液を充填した模型用塗装液塗布体と、請求項4に記載の模型用塗装液描線調整液を充填した描線調整液塗布体とを備えたことを特徴とする模型用塗装液の塗布、延伸又は除去する塗布具。
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