JP2000239980A - インクジェット用分散染料インクおよびそれを用いたインクジェット捺染方法および該方法で得られる捺染物 - Google Patents

インクジェット用分散染料インクおよびそれを用いたインクジェット捺染方法および該方法で得られる捺染物

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JP2000239980A
JP2000239980A JP4539399A JP4539399A JP2000239980A JP 2000239980 A JP2000239980 A JP 2000239980A JP 4539399 A JP4539399 A JP 4539399A JP 4539399 A JP4539399 A JP 4539399A JP 2000239980 A JP2000239980 A JP 2000239980A
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眞一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 堅牢度が高く、発色性に優れた、分散染料イ
ンクおよびインクジェット捺染方法および捺染物を提供
すること、また、分散安定性が良好で、連続安定出射に
優れ、長期保存可能なインクジェットインクを提供する
ことにある。 【解決手段】 イエロー、マゼンタ、シアンの少なくと
も3色を使用する分散染料インクジェット捺染におい
て、イエローインクの染料として、C.I.Dispe
rse Yellow 42、149、198 の少な
くとも1つを含有し、マゼンタインクの染料として、
C.I.Disperse Red 167:1、30
2の少なくとも1つを含有し、シアンインクの染料とし
て、C.I.Dieperse Blue 60、87
の少なくとも1つを含有することを特徴とするインクジ
ェット用インク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット用分散
染料インクおよびそれを用いたインクジェット捺染方法
および該方法で得られる捺染物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、紙用に発展しているインクジェッ
ト記録方式を布帛の捺染に適用する検討が行われ、実用
化検討が進んでいる。インクジェット染色は従来の捺染
とは異なり、染液を細いノズルから液滴として噴射する
必要があるため、インクの吐出安定性、信頼性が重要に
なる。また、限定されたインク色数で広範囲の色を表現
するために、基本となるインク色には、色の濁りがなく
鮮明であること、カラーバリューが高いことなどが要求
される。
【0003】さらに、インクジェット染色の場合、通常
の捺染とは異なり、布帛上に微小な液滴が付着、吸収す
るのみなので、染色の再現性、堅牢度、汚染性などの染
色特性に優れている必要があり、インクを布帛上でにじ
ませずに鮮明な画像を得なければならない。
【0004】また分散染料を用いて捺染を行う布帛、た
とえばポリエステル布帛に分散染料を用いたインクをイ
ンクを作製して布帛に印捺して染着させたところ、色調
の異なる複数のインクを布帛上で重ね打ちして混色させ
た場合には、染着後の濃度、色調、同じ染着条件で染着
したときの繰り返し再現性が、使用する染料の組み合わ
せによっては非常に異なり、かかる方法では未だ不充分
な場合があることがわかった。
【0005】とりわけ染料違いによる堅牢性の強弱が存
在すると、バランスのとれた発色性と、広い色再現性を
満足することがことが困難であった。
【0006】また、一般に分散染料は、難溶性染料であ
るため、インクを作製する際、分散剤とともに分散し微
粒子化している。しかしこの分散粒子は、保存による経
過時間や温度や湿度の環境変化で次第に、粒径が大きく
なってしまう、染料と分散剤が高い固形分で存在してい
る等で、インクジェット装置のフィルタやヘッド内部の
インク室入口のノズルや吐出ノズルの目詰まりの原因と
なっている。こうしたことで、インクの連続出射におい
てかすれが生じたり、出射ができなくなったりする。ま
た印字停止後に時間をおいて再出射が困難になる場合も
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、堅牢
度が高く、発色性に優れた、分散染料インクおよびイン
クジェット捺染方法および捺染物を提供することにあ
る。また、本発明の目的は、分散安定性が良好で、連続
安定出射に優れ、長期保存可能なインクジェットインク
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の発明
によって達成される。
【0009】(1)イエロー、マゼンタ、シアンの少な
くとも3色を使用する分散染料インクジェット捺染にお
いて、イエローインクの染料として、C.I.Disp
erse Yellow 42、149、198 の少
なくとも1つを含有し、マゼンタインクの染料として、
C.I.Disperse Red 167:1、30
2の少なくとも1つを含有し、シアンインクの染料とし
て、C.I.Dieperse Blue 60、87
の少なくとも1つを含有することを特徴とするインクジ
ェット用インク、(2)前記分散染料インクの分散染料
の分散剤として、芳香族スルホン酸塩、リグニンスルホ
ン酸塩の中から選ばれる少なくとも1種を含有すること
を特徴とする(1)記載のインクジェット用インク、
(3)前記分散染料インクが水と水溶性有機溶剤を含有
し、水溶性有機溶剤がインク全重量に対して46〜75
重量%の範囲であることを特徴とする(2)記載のイン
クジェット用インク、(4)(1)記載のインクを用い
ることを特徴とするインクジェット捺染方法、(5)前
記インクジェット捺染方法における布帛がポリエステル
繊維を含むものであることを特徴とする(4)記載のイ
ンクジェット捺染方法、(6)(5)記載のインクジェ
ット捺染方法で得られることを特徴とする捺染物。
【0010】以下に本発明の詳細について述べる。
【0011】本発明のイエローインクの分散染料は、
C.I.Disperse Yellow 42、14
9、198の少なくとも1つを含有しおり、そのなかで
も好ましくは、C.I.Disperse Yello
w 19である。
【0012】同様に、マゼンタインクの分散染料とし
て、C.I.Disperse Red R167:
1、302の少なくとも1つを含有しており、そのなか
でも好ましくは、C.I.Disperse Red
302である。
【0013】同様に、シアンインクの分散染料として、
C.I.Dieperse Blue 60、87の少
なくとも1つを含有しており、そのなかでも好ましく
は、C.I.Dieperse Blue 60であ
る。
【0014】本発明のインクジェット捺染は、色表現の
ためにイエロー、マゼンタ、シアンの3原色を少なくと
も使用するが、さらに多様な色再現のためにそれ以外の
ブラックやオレンジ、バイオレット、グリーン等のイン
クを追加することもできる。また、ドット記録のインク
ジェットの課題として、薄い色の表現においては、ざら
つき感や粒子感による印字品質の低下を起こすので、同
じ色で染料濃度が異なるインクを用いることができる。
【0015】本発明の分散染料のインク中における含有
量は特に限定されないが、被記録材上に画像を形成した
場合に発色濃度、インクの保存安定性の劣化や、ノズル
先端付近におけるインク蒸発に伴う増粘等の観点からイ
ンクの全重量に対して0.01〜25重量%、好ましく
は0.05〜20重量%、より好ましくは0.1〜15
重量%の範囲とするのがよい。
【0016】また本発明の各インクに、色調整等の目的
で他の分散染料を配合してもかまわない。
【0017】上記分散染料の分散に用いる分散剤であ
る、芳香族スルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩として
はアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレン
スルホン酸塩、クレオソート油スルホン酸塩のホルマリ
ン縮合物、クレゾールスルホン酸塩と2ナフトール−6
−スルホン酸塩のホルマリン縮合物、クレゾールスルホ
ン酸塩のホルマリン縮合物、フエノールスルホン酸塩の
ホルマリン縮合物、βナフトールスルホン酸塩のホルマ
リン縮合物、βナフタリンスルホン酸塩とβナフトール
スルホン酸塩のホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸
塩およびそのホルマリン縮合物などがある。また、これ
らの分散剤はは、1種類又は2種類以上を組み合わせて
用いることができる。
【0018】さらに上記分散剤の他に、いわゆる高分子
分散剤を用いることができ、例えば、スチレン及びその
誘導体、ビニルナフタレン及びその誘導体、α、β−不
飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、アクリ
ル酸及びその誘導体、マレイン酸及びその誘導体、イタ
コン酸及びその誘導体、フマール酸及びその誘導体、酢
酸ビニル、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、アク
リルアミド、及びその誘導体等から選ばれる少なくとも
2つ以上の単量体(このうち少なくとも1つは親水性単
量体)からなるブロック共重合体、ランダム共重合体及
びグラフト共重合体、並びにこれらの塩等を挙げること
ができる。これらの樹脂は、塩基を溶解させた水溶液に
可溶なアルカリ可溶型樹脂であることが好ましい。
【0019】本発明の分散染料の重量に対し、上記分散
剤の使用量は液粘度、分散安定性等の観点から5〜20
0重量%が、好ましくは10〜100重量%である。
【0020】分散化の方法は、特に限定されず、ボール
ミル、サンドミル、高圧ホモジナイザーなどの方法で分
散することができる。本発明においては、インクジェッ
ト用インク中に含有される分散染料の平均粒径の範囲
は、分散安定性やインク供給系及びインク吐出部分等の
目詰まり防止等の観点から好ましくは0.05μm以上
1.0μm以下、より好ましくは0.07μm以上0.
5μm以下である。
【0021】本発明のインクジェット用インクとして構
成される媒体としては、水と水溶性有機溶剤を含有する
ことが特徴である。ここでの水溶性有機溶剤のインク中
での含有量は、ノズルの目詰まり防止のための湿潤効
果、インクの乾燥時間や布帛に対してインク滲み防止の
観点からインク全重量に対して、20〜95重量%、好
ましくは30〜80重量%、より好ましくは46〜75
重量%の範囲とすることが望ましい。
【0022】水溶性有機溶剤としては、例えば、メタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコ
ール類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又
はケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類;エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジ
オール、ヘキシレングリコールのグリコール類;エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、のグリコールの低級アルキルエーテル類;ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミンなどの水酸基を持つ
アミン類;グリセリン、2−ピロリドン、N−メチルピ
ロリドン、などがある。この中で好ましいものとして、
グリセリン、ジエチレングリコール、エチレングリコー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、又はトリエチレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノブチルエーテル、は好適に用いることができる。さ
らにこの中でも、エチレングリコールが好ましい。ま
た、これらの水溶性有機溶剤は、1種類又は2種類以上
を組み合わせて用いることができる。
【0023】本発明のインクジェット用インクは、その
表面張力を制御するため、界面活性剤や分散剤を添加す
ることができる。この界面活性剤はインク組成物との相
溶性のよいものが好ましく、分散された染料を凝集させ
ない安定なものが好ましい。例えば、アニオン性界面活
性剤としては脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキル硫酸
エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナ
フタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、
アルキルリン酸エステル塩、アルキルナフタレンスルホ
ン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫
酸エステル塩等のがある。ノニオン性界面活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、オ
キシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマー等が
ある。
【0024】また、本発明の好ましい態様によれば、本
発明によるインク組成物は、その諸特性を改善するため
に防腐剤、防かび剤、pH調整剤、染料溶解助剤、消泡
剤、また、導電率調整剤、濃染剤、均染剤、浸透剤など
を含むことができる。
【0025】防腐剤、防かび剤の好ましい具体例として
は、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナト
リウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリ
ウム、ソルビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウ
ム、1,2−ジベンジソチアゾリン−3−オン(ゼネカ
社のプロキセルCRL、プロキセルBDN、プロキセル
GXL、プロキセルXL.2、プロキセルTN、プロキ
セルLV)、4−クロロ−3−メチルフェノール(バイ
エル社のプリベントールCMK等)などが挙げられる。
【0026】また、pH調整剤、染料溶解助剤、酸化防
止剤、消泡剤の例としては、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、プロパノールアミン、モルホリンな
どのアミン類およびそれらの変成物、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどの無機塩類、水
酸化アンモニウム、4級アンモニウム水酸化物(テトラ
メチルアンモニウムなど)、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸リチウムなどの炭酸塩類その他燐酸塩など、
あるいはN−メチル−2−ピロリドン、尿素、チオ尿
素、テトラメチル尿素などの尿素類、シリコーンエマル
ジョン、シリコーンコンパウンドなどが挙げられる。
【0027】さらに、濃染剤、均染剤、浸透剤の例とし
ては、水性ウレタン樹脂、脂肪酸アルコール、ポリエチ
レングリコール、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活
性剤、一価および二価の無機塩(塩化カリウム、塩化ナ
トリウム、塩化リチウム、塩化マグネシウム、硫酸カリ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸リチウム、硫酸マグネシウ
ム)などが挙げられる。
【0028】本発明のインクは、インクジェット記録方
法により用いられ、その記録方式としては、荷電偏向方
式、コンティニュアス方式、オンデンマンド方式(ピエ
ゾ式、バブルジェット式)などが知られている。本発明
のインクジェット方法としては、ピエゾ式が特に好まし
い。
【0029】本発明の捺染方法において使用する布帛を
構成する素材としては、分散染料で染色可能な繊維を含
有するものであれば、特に制限はないが、中でも、ポリ
エステル、アセテート、トリアセテート等の繊維を含有
するものが好ましい。その中でも、少なくともポリエス
テル繊維が含有されている布帛が特に好ましい。布帛と
しては、上記に挙げた繊維を、織物、編物、不織布等い
ずれの形態にしたものでもよい。又、本発明で使用し得
る布帛としては、分散染料で染色可能な繊維が100%
であることが好適であるが、レーヨン、綿、ポリウレタ
ン、アクリル、ナイロン、羊毛及び絹等との混紡織布又
は混紡不織布等も捺染用布帛として使用することができ
る。又、上記の様な布帛を構成する糸の太さとしては、
10〜100dの範囲が好ましい。
【0030】本発明のインクジェット捺染方法の場合、
インクを布帛上でにじませずに鮮明な画像を得ることが
重要な技術である。にじみ防止の技術としては、水溶性
高分子類を布帛に前処理するなどの公知の方法から繊維
素材やインクに適した方法を適宜選択すればよく、特に
限定されるものではない本発明のインク組成物では、水
溶性金属塩、ポリカチオン化合物、水溶性高分子、界面
活性剤及び撥水剤からなる群から選ばれる少なくとも1
つの物質が0.2〜50重量%付与された布帛に対して
使用すれば、高度なにじみ防止が可能であり、高精細な
画像を布帛にプリントすることができ好ましい。
【0031】水溶性金属塩としては、KCl、CaCl
2 などのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の無機
塩、有機酸塩などを用いることができる。ポリカチオン
としては、各種の4級アンモニウム塩のポリマまたはオ
リゴマー、ポリアミン塩などを用いることができる。
【0032】水溶性高分子のひとつである天然水溶性高
分子としては、トウモロコシ、小麦等のデンプン類、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロ
キシエチセルロースなどのセルロース誘導体、アルギン
酸ナトリウム、グアーガム、タマリンドガム、ローカス
トビーンガム、アラビアゴムなどの多糖類、ゼラチン、
カゼイン、ケラチン等の蛋白質物質、合成水溶性高分子
としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、アクリル酸系ポリマなどを用いることができる。
【0033】界面活性剤としては、例えば、アニオン
系、カチオン系、両性、ノニオン系のものが使用され、
代表的には、アニオン系の界面活性剤としては、高級ア
ルコール硫酸エステル塩、ナフタレン誘導体のスルホン
酸塩等;カチオン系の界面活性剤としては、第4級アン
モニウム塩等;両性界面活性剤としては、イミダゾリン
誘導体等;ノニオン系の界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンプロ
ピレンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アセチ
レンアルコールのエチレンオキサイド付加物等;が挙げ
られる。又、撥水剤としては、例えば、シリコン、フッ
素系及びワックス系のものが挙げられる。
【0034】本発明の方法においては、にじみ防止効果
のため、前記の前処理剤をインク、素材、布帛構造に対
応して適宜選択し、布帛中に0.2〜50重量%含有す
るようにパッド法、コーティング法、スプレー法などで
付与せしめるのが好ましい。本発明の捺染方法では、上
記した分散染料で染色することが可能な繊維が含有され
ている布帛上に、先に述べた構成のインクを用いてイン
クジェット記録方式で画像を形成した後(インク付与工
程)、インクが付与されている布帛を熱処理し(熱処理
工程)、更に熱処理された布帛を洗浄すること(洗浄工
程)によって布帛への捺染が完了し、捺染物が得られ
る。
【0035】本発明の捺染方法において、分散染料を繊
維に定着させるには、インクが付与されている布帛を熱
処理する方法等により行うが、特に、熱処理に、高温蒸
熱法であるHTスチーミング法を用いた場合や、サーモ
ゾル法等を用いた場合に、染料が繊維に良好に染着して
本発明の顕著な効果が得られる。又、本発明の捺染方法
において、未定着の染料を布帛上から除去する方法に関
しては、従来公知の洗浄方法を用いることが出来るが、
特に還元洗浄を行うことが好ましい
【0036】
【実施例】 実施例 (イエロー分散液−1) イエロー分散染料(C.I.Disperse Yellow 149) 30重量% クレオソート油スルホン酸Naのホルマリン縮合物 30重量% (花王(株)製 デモールC) イオン交換水 40重量% 上記混合液をサンドグラインダーを用いて分散し、平均粒径0.19μmの分 散液を得た。
【0037】 (マゼンタ分散液−1) マゼンタ分散染料(C.I.Disperse Red 302) 30重量% クレオソート油スルホン酸Naのホルマリン縮合物 30重量% (花王(株)製 デモールC) イオン交換水 40重量% イエロー分散液と同様に分散を行い、平均粒径0.17μmの分散液を得た。 (シアン分散液−1) シアン分散染料(C.I.Disperse Blue 60) 40重量% リグニンスルホン酸Na 20重量% (日本製紙(株)製 バニレックスRN) イオン交換水 40重量% イエロー分散液と同様に分散を行い、平均粒径0.18μmの分散液を得た。 (イエローインク−1) 上記(イエロー分散液−1) 20重量% エチレングリコール 30重量% ジエチレングリコール 16重量% イオン交換水 33.8重量% プロキセルGXL 0.2重量% (ゼネカ製 防かび剤) 上記成分を混合し、濾過を行い(イエローインク−1)を得た。
【0038】(イエロー分散液−1)の代わりに、(マ
ゼンタ分散液−1)、(シアン分散液−1)を用いた以
外は全て(イエローインク−1)と同様にして、(マゼ
ンタインク−1)、(シアンインク−1)を得た。
【0039】 (イエロー分散液−2) イエロー分散染料(C.I.Disperse Yellow 198) 20重量% βナフタリンスルホン酸Naのホルマリン縮合物 20重量% (花王(株)製 デモールN) イオン交換水 60重量% 上記混合液をサンドグラインダーを用いて分散し、平均粒径0.24μmの分 散液を得た。
【0040】 (マゼンタ分散液−2) マゼンタ分散染料(C.I.Disperse Red 167:1) 30重量% クレオソート油スルホン酸Naのホルマリン縮合物 30重量% (花王(株)製 デモールC) イオン交換水 40重量% イエロー分散液と同様に分散を行い、平均粒径0.26μmの分散液を得た。 (シアン分散液−2) シアン分散染料(C.I.Disperse Blue 87) 40重量% クレゾールスルホン酸Naのホルマリン縮合物 20重量% (花王製 デモールSC30) イオン交換水 40重量% イエロー分散液と同様に分散を行い、平均粒径0.25μmの分散液を得た。 (イエローインク−2) 上記(イエロー分散液−2) 20重量% エチレングリコール 40重量% グリセリン 16重量% イオン交換水 24重量% 上記成分を混合し、濾過を行い(イエローインク−2)を得た。
【0041】(イエロー分散液−2)の代わりに、(マ
ゼンタ分散液−2)、(シアン分散液−2)を用いた以
外は全て(イエローインク−2)と同様にして、(マゼ
ンタインク−2)、(シアンインク−2)を得た。
【0042】(比較イエロー分散液および比較イエロー
インク−1)分散染料として、C.I.Dispers
e Yellow 180を使う以外は、(イエロー分
散液−1)と同一条件にて分散をおこなった。平均粒径
0.35μmの分散液を得た。さらにこれを使用して
(イエローインク−1)と同様にして(比較イエローイ
ンク−1)を得た。
【0043】(比較マゼンタ分散液および比較マゼンタ
インク−1)分散染料として、C.I.Dispers
e Red 343を使う以外は、(マゼンタ分散液−
1)と同一条件にて分散をおこなった。平均粒径0.3
3μmの分散液を得た。さらにこれを使用して(マゼン
タインク−1)と同様にして(比較マゼンタインク−
1)を得た。
【0044】(比較シアン分散液および比較シアンイン
ク−1)分散染料として、C.I.Disperse
Blue 165を使う以外は(シアン分散液−1)と
同一条件にて分散をおこなった。平均粒径0.41μm
の分散液を得た。さらにこれを使用して(シアンインク
−1)と同様にして(比較シアンインク−1)を得た。
【0045】(印字評価)上記で得られた、インクをイ
ンクジェットプリンター(ナッセンジャーKS−160
0 コニカ社製)に搭載した。印字は、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの単色およびこれらの色が混色した部分
(たとえば、グリーン、レッド、ブルー、ブラック等)
多色の見本サンプルを印字した。この際使用した布帛
は、ポリエステル繊維100%を予め、前処理剤(高分
子カチオン化合物とグアーガム)に浸し、絞り、乾燥し
たものを使用した。印字後、布帛を180℃10分間熱
処理を行い、水洗、乾燥した。
【0046】(堅牢性の評価)耐光堅牢度は、キセノン
アーク(JIS L O843)にておこない、ブルー
スケールにて判定する(1級〜8級)。
【0047】 ○:7級以上 △:6級 ×:5級以下 昇華堅牢度(180℃ 30S JIS L 0879
)は、サンプルを加熱版にはさみ上下から加熱して判
定(1級〜5級)。
【0048】 ○:5級 △:4級 ×:3級以下 摩擦堅牢度は、摩擦試験機を用い、サンプル上荷重20
0g、100往復摩擦した木綿白布への汚染度を判定
(1級〜5級) ○:5級 △:4級 ×:3級以下 (発色濃度)印字密度100%部の所の色濃度を目視に
て判定。
【0049】○:十分な濃度があり、ムラもない。
【0050】△:やや濃度が低い。
【0051】×:濃度が明らかに低い。
【0052】その結果を下表に挙げる。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】以上の結果から本発明の分散染料インクを
用いて捺染すると、どの色相に対しても堅牢性に優れ、
発色性の良好な捺染物を得ることができた。
【0057】 (出射特性評価とインク保存性) (イエローインク−3) 上記(イエロー分散液−1) 20重量% エチレングリコール 32重量% グリセリン 16重量% イオン交換水 29.8重量% フローレンG700のNaOH中和物 2重量% (共栄社化学製 高分子分散剤) プリベントールCMK 0.2重量% (バイエル製 防かび剤) 上記成分を混合し、濾過を行い(イエローインク−3)を得た。
【0058】(イエロー分散液−1)の代わりに、(マ
ゼンタ分散液−1)、(シアン分散液−1)を用いた以
外は全て(イエローインク−3)と同様にして、(マゼ
ンタインク−3)、(シアンインク−3)を得た。
【0059】 (イエローインク−4) 上記(イエロー分散液−1) 20重量% エチレングリコール 23重量% グリセリン 15重量% イオン交換水 41.8重量% エフコール214 0.2重量% (松本油脂製薬製 アニオン性界面活性剤) 上記成分を混合し、濾過を行い(イエローインク−3)を得た。
【0060】(イエロー分散液−1)の代わりに、(マ
ゼンタ分散液−1)、(シアン分散液−1)を用いた以
外は全て(イエローインク−3)と同様にして、(マゼ
ンタインク−3)、(シアンインク−3)を得た。
【0061】 (比較イエローインク−2) 上記(比較イエロー分散液) 20重量% ジエチレングリコール 5重量% グリセリン 20重量% イオン交換水 55重量% 上記成分を混合し、濾過を行い(比較イエローインク−2)を得た。
【0062】(比較イエロー分散液)の代わりに、(比
較マゼンタ分散液)、(比較シアン分散液)を用いた以
外は全て(比較イエローインク−2)と同様にして、
(比較マゼンタインク−2)、(比較シアンインク−
2)を得た。
【0063】(連続出射性)上記装置を用い、インクを
8時間連続出射させ、その出射性を評価した。さらに、
16時間その状態で休止させた後、再出射させ評価し
た。
【0064】連続出射性 ○:かすれ、濃度低下共になし。
【0065】△:かすれが若干見られる。
【0066】×:かすれ発生し、出射不能になる。
【0067】再出射性 ○:全ノズル出射可能。
【0068】△:全ノズルの10%が出射不能。
【0069】×:全ノズルの10%以上が出射不能。
【0070】
【表4】
【0071】(保存安定性)本発明の分散染料インクを
60℃の恒温糟に入れて3日間放置し、その時のインク
の粒径を測定し保存性の判断した。
【0072】○:平均粒径の増加20%以内。
【0073】 △:平均粒径の増加20〜50%以内 ×:平均粒径の増加50以上
【0074】
【表5】
【0075】以上の結果から、本発明の分散染料インク
は、連続出射性、再出射性にすぐれ、長期保存にたいし
ても安定であることを確認した。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
堅牢度が高く、発色性に優れた、分散染料インクおよび
インクジェット捺染方法捺染物が得られる。。また、本
発明の分散染料インクは、分散安定性が良好で、連続安
定出射に優れ、長期保存可能なインクジェットインクを
提供することことが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H086 BA02 BA22 BA53 BA56 BA59 BA62 4H057 AA01 AA02 BA08 CA16 CA19 CB03 CB11 CB13 CB14 CB15 CB21 CB45 CB46 DA01 DA17 DA30 DA34 GA06 GA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロー、マゼンタ、シアンの少なくと
    も3色を使用する分散染料インクジェット捺染におい
    て、イエローインクの染料として、C.I.Dispe
    rse Yellow 42、149、198 の少な
    くとも1つを含有し、マゼンタインクの染料として、
    C.I.Disperse Red 167:1、30
    2の少なくとも1つを含有し、シアンインクの染料とし
    て、C.I.Dieperse Blue 60、87
    の少なくとも1つを含有することを特徴とするインクジ
    ェット用インク。
  2. 【請求項2】 前記分散染料インクの分散染料の分散剤
    として、芳香族スルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩の
    中から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴と
    する請求項1記載のインクジェット用インク。
  3. 【請求項3】 前記分散染料インクが水と水溶性有機溶
    剤を含有し、水溶性有機溶剤がインク全重量に対して4
    6〜75重量%の範囲であることを特徴とする請求項2
    記載のインクジェット用インク。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインクを用いることを特
    徴とするインクジェット捺染方法。
  5. 【請求項5】 前記インクジェット捺染方法における布
    帛がポリエステル繊維を含むものであることを特徴とす
    る請求項4記載のインクジェット捺染方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のインクジェット捺染方法
    で得られることを特徴とする捺染物。
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