JP2005247296A - 手動で高さ調節可能かつ回転可能な自転車用のステアリングアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】安全で扱い易い方法で自転車のハンドルバーステムを前輪フォークのステアリングチューブに固定する方法を提供する。
【解決手段】ハンドルバーステム2とフロントフォークステアリングチューブ110との接続は、フロントフォークステアリングチューブの内部または外部で行われる。内部接続の場合、ステアリングチューブ110はヘッドセットベアリングの頂部より上に長く延びることができ、そこで内部に取り付けられたステムにクランプされるようにカラー60が嵌められる。ハンドルバーステム2およびフォークステアリングチューブ110には、対応する八角形または他の断面形状体、または安全トラックシステムが嵌められる。フォークステアリングチューブ110の外側にクランプされるハンドルバーステムを備える自転車の場合、ハンドルバーステムは安全ロックを備え、収納のために回転することができるが、高さ調節機能は有さない。
【選択図】図2A

Description

本発明は、自転車のステアリングアセンブリに関する。特に、本発明は、作業者にとって安全で扱い易い方法で自転車のハンドルバーステムを前輪フォークのステアリングチューブに固定する方法および装置に関する。本発明のステアリングアセンブリは、2つの点について既存の技術を改善することが意図される。2つの点とは、ハンドルバーの高さ調節機能と、収納を容易にするためにハンドルバーが最終的に前輪および車体フレームと平行になるようにするハンドルバーの回転機能とである。
自転車は時々しか使用されないことが多く、長期間収納されていることも多い。しかしながら、ハンドルバーが側方に突出していることにより、収納には特に不都合である。これまで、手動で(工具を使用せずに)高さを調節することができる自転車用のステアリングアセンブリはほとんどなく、収納のために手動で高さ調節可能かつ回転可能なものは全くなかった。消費者は、広範囲にわたるハンドルバーの高さまたは位置が容易に調節可能であることによる更なる快適性を要望することが多くなってきている。工具を使用する高さ調節機能は常に備わっており、最近では、ステムの水平部分を調節可能に上方に傾けることによって高さを増加させている。しかしながら、今のところ、手動での(工具を使用しない)調節機能は通常の自転車には備わっていない。「手動で」という用語は、本開示の文脈では、「工具を使用せずに」という意味で用いられるものとする。実際、今日の自転車の多くで見られる標準的なクイルタイプのステムでは、高さの調節に工具を使用することが必要である。工具を正しく使用できる作業者もいるが、多くの作業者は正しく使用できず、その場合、乗輪中にハンドルバーが前輪とは異なる方向に回転するという危険な状況が起こる可能性がある。
代表的な従来技術としては以下のものが挙げられる。
[1]米国特許
第5,727,427号(1998年3月17日)、Nien 第5,537,878号(1996年4月21日)、Hartley 第5,570,614号(1996年11月5日)、Nastrucci 第5,680,798号(1996年7月30日)、Johnson 第4,433,852号(1984年2月28日)、Hon [外国特許文献] 特開2001−130463号(2001年5月15日)、日本 特開2000−153794号(2000年6月6日)、日本 特開平10−119866号(1998年5月12日)、日本 特開平8−324479号(1996年12月10日)、日本 特開平8−198168号(1996年8月6日)、日本 特開平8−091272号(1996年4月9日)、日本 GB2296224A号(1996年6月26日)、英国 特開平8−332986号(1996年6月7日)、日本 EP0687620A1号(1995年12月20日)、ドイツ 特開平7−052862号(1995年2月28日)、日本
従来技術では、収納を容易にするために水平方向に90°安全に回転する(操舵軸を中心に回転する)ことができるハンドルバーステアリングアセンブリはなかった。さらに、同時係属中の米国特許出願第09/823,765号以外には、手によって高さを調節可能であり、収納のために回転させることができるハンドルバーステムはなかった。多くのハンドルバーステムは軽量で強度の高いものにすることに重点が置かれており、そのような提案の代表としては、米国特許第5,095,770号および米国特許第5,680,798号が挙げられる。しかしながら、これらすべてが手動で高さを調節可能ではないことにより制限を受けており、収納のために回転させることもできないい。
いくつかの特許は収納の問題を扱っているが、有用な方法ではない。ハンドルバーの幅を縮小するための一般的な手法のほとんどは、複数の部材より構成されるハンドルバーにおいて、複数の部材を折り畳むことによるものである。この手法のいくつかの例としては、米国特許第5,570,614号、EP0687620A1号、特開平10−119866号、および特開平7−052862号が挙げられる。幅を縮小するために用いられる別の方法は、ハンドルバーの一端が持ち上がるように空中に傾けることによるものであり、自転車の幅は狭くなるが高さが増す。これは、米国特許第5,727,427号および特開平8−332986号に開示されている。
米国特許出願第09/823,765号は、上述の従来技術の問題を克服する。本出願は、ハンドルバーを制御して90°回転させる最も単純で安全な方法を含み、所望であればオプションで高さ調節機能を設けることにより、出願第09/823,765号を補完する。回転オンリーモード中の自転車の取り扱いは、出願第09/823,765号で用いられる回転および折り畳みオプションでの自転車の取り扱いよりも単純なプロセスである。
本発明は、オプションのハンドルバー高さ調節機能およびオプションの収納用回転機能(rotation ability)を有する、安全に手動操作される自転車のハンドルバーステアリングアセンブリを定義する。本システムの安全性は、何らかの形態のロックが係合されない限りハンドルバーステムが乗輪位置になることができないことにより確保される。
現在市場に出ている自転車のほぼ全ては、2つの範疇、すなわち、1)クイルタイプの内部ステムを用いてステアリングチューブ(車輪フォークの上方に延びる直管)の内側に取り付けられるステムを用いる自転車、および2)ヘッドセットベアリングのすぐ上の地点でステアリングチューブの外側にクランプされる外部ステムを用いる自転車、に分類されることができる。
ほぼ全ての自転車で用いられる2つの異なるシステムがあるため、本発明は、内部ステム式自転車と外部ステム式自転車との両方に適合可能な実施形態を含む。外部ステムが必要な場合、ステムは収納のために回転することができるが、高さ調節可能ではない。内部ステムが必要な場合、ステムは高さ調節可能である(ほとんどの場合)か、または収容のために回転することができるか、あるいは両方が可能である。
本明細書の全ての実施形態において、車輪「フォーク」は少なくとも2つのフォークブレードと、車体フレームから上方に延びる「ステアリングチューブ」とが一体になってできていることに留意されたい。本発明の実施形態には、車輪フォークがステアリングチューブを有さないものはない。多くの小型車輪折り畳み式自転車は、自転車フレームから上方に延びる「ステアリングチューブ」を有さないフォークを用いることに留意されたい。
第1の好ましい実施形態は、ステアリングチューブの内側に取り付けられるステムを利用する。手動で高さ調節可能な内部取り付けステアラーアセンブリは、主に3つの部品、すなわちステム、カラー、およびステアリングチューブヘッドセットアセンブリから構成される。ステアリングアセンブリは、フォークブレードおよび前輪に接続されたステアリングチューブから成り、ステアリングチューブの上端部は上部ベアリングの頂部から上方に延びて、上部ベアリングを内部ステムに固定させる。内部ステムは概して、ステアリングチューブの内側に嵌まる(rides inside)垂直部材と、前方に突出してハンドルバーに接続する水平部材とから成る。ステアリングチューブの上端部には、カラー等のクランプ装置すなわち締結装置が嵌められる。場合によっては、カラーは1つまたは複数のボルトを有し、ボルトのいくつかはステアリングチューブの内面から内部に取り付けられたステムの通路に突出してもよい。
この好ましい実施形態では、ステムの垂直部材は主に、カラーの内部形状が対応していることにより操舵軸を中心に回転することができない断面形状を有するようにできている。回転プロセスは、カラークイックリリースをロック解除し、突出部退避ノブを回し、突出部がステムの円形回転領域に入って垂直方向の移動が停止する地点までずっとステムを引張ることによって達成される。この時点で成形ステム上部領域は成形カラー領域を離れ、突出部が退避したままである場合、ステムが収納位置に回転し、続いて操舵可能な収納位置まで押し下げられることができる。この好ましい実施形態において詳細に開示されるように、多くの他の安全オプションを、乗輪位置用、回転用、および収納位置用通路に組み込むことができる。
他の高さ調節可能かつ回転可能な実施形態では、垂直ステム部材は、成形体であるか、成形部を有する円形であるか、1つまたは複数の垂直通路を有する円形であり、それにより回転を防止する。いずれの場合も、クイックリリースを備えるカラーは、ステアリングチューブに固定され、ステムの外部形状と一致する形状を有する。カラーが一致する内部形状を有さない場合、ステアリングチューブが一致する内部形状を有し、ステム上に締め付けられる。カラークイックリリースが解除された後、垂直通路を有するステムはステムの垂直方向の移動を制御する。回転は、ステムの頂部または底部のいずれかの回転領域で行うことができ、または、伸縮可能なボールベアリングまたは他の突出部が用いられる場合、回転はどの領域でも行うことができる。
多くの場合、手動の高さ調節機能のみが所望の機能であり得るため、ステムが操舵軸を中心に回転することはできない可能性が非常に高い。
カラーは1レベルまたは2レベルカラーとすることができ、好ましい実施形態におけるように圧縮カラーを有してもよく、内部圧縮シリンダを用いる寸法安定カラーを有してもよく、またはボールベアリングロッキングシステムを有してもよい。2レベルカラーは、寸法安定圧力シリンダおよびスロット付き圧縮システムの組み合わせを用いることもできる。これらの構成部品のそれぞれは個別に図示されており、簡単のために組み合わせは図示されていないが、当業者には自明である。カラーは、ステム上に直接締め付けられてもよく、またはステアリングチューブ上に締め付けられてからステアリングチューブがステム上に締め付けられることにより、ステム上に間接的に締め付けられてもよい。カラーは、一部がステム上に、一部がステアリングチューブ上に締め付けられてもよい。突出部は、位置合わせシステムに可動に固定されて結合されることができる。ステアリングチューブは、ネジ付きでもネジ無しでもよく、その内部形状はステムと一致し、外部構成はスロット、ノッチ、およびカラーに締結するための大小の孔を含む。位置合わせはステムの頂部、カラー、またはステアリングチューブのフォーク接合部において行うことができる。2レベルカラーは、1つの部分が成形垂直ステム部分と一致する形状にされ、カラーのこの部分がカラーの他の部分に対して回転して、ステムを回転させることができるように構成され得る。
他の実施形態では、ステムの垂直部材および水平部材は一体的に接続されておらず、水平ステム部材は収納のために垂直ステム部材を中心に回転することができる。場合によっては、垂直ステム部材は手動調節可能な方法でステアリングチューブに締結され、ステムとステアリングチューブとの間で手動の高さ調節が行われ、2つのステム部材間で収納のための回転が行われるようになる。他の場合、垂直ステム部材は、2つのステム部材間で回転が行われるように工具を用いてステアリングチューブに締結されるが、高さ調節には工具の使用が必要である。収納のための回転が操舵軸以外の軸を中心に行われるように2部品型ステムが構成される場合も示される。この場合の拘束装置は、操舵軸上に配置されても別の場所に配置されてもよい。これらおよび他の全ての実施形態は、公共の場で標準的なキーロックを用いて、自転車に乗ることができないようにハンドルバーを回転させて自転車をロックすることができるオプションを備えることができる。あるいは、垂直ステム部材が2つのヒンジ部から成っていてもよく、その場合、ステムは、上部がステアリングチューブから出ると収納のために折り畳まれることができるように引き上げられる。
高さ調節および回転が可能な内部ステムの場合、回転は常に2段階プロセスであり、第1のロッキング装置が外され、次に収納のためにステムが回転できるようにする第2の機能が行われねばならない。多くの場合、通路が成形部とともに用いられる。通路は底面に凸部を有することができ、それにより、ばね付勢式の突出部がステムのいかなる回転も可能にするように作動され続けなければならない。例えば、ステムが「最低挿入ライン」を超えて上昇している場合、または通路のうち回転が可能な部分に突出部が接近している場合に備え、通路はその特定の部分のみに凸部を有することもできる。要するに、通路は凸部を有さなくてもよく、いくつかの凸部を有してもよく、または使用者がステムのいかなる動きも可能にするために突出部を作動し続けなければならないように、全領域に凸部を完備していてもよい。ロッキング機構のいくつかの構成により、自転車は、ハンドルバーステムが乗輪に安全でない回転可能な状態で乗輪可能位置にあるように見えることができないことが確実になる。
水平方向の通路がない回転オプションでは、2つの代替形態がある。水平ステム部分は、水平部分と垂直部分とを接続する付加的なクランピングカラーを用いて、回転不可能な垂直ステム部分を中心に回転することができる。ステム部分が互いに固定される場合、突出部は垂直方向の通路から抜けて伸縮可能にされることにより、回転を可能にすることができる。ステムを昇降させるオプションは全て、前部に配置された1つまたは2つの突出部、一方が他方の上にある(one above the other:上下に並んだ)突出部、または同じ水平面上にある2つの側部突出部等、多様な固定または伸縮可能突出部を用いることができる。突出部は、使用時にあらゆる異なる形状の通路で用いられる、一体型カラー、接合型カラー、または別個のカラーの形態の圧縮カラーの上または下または中に設置されることができる。傾斜または曲線状通路を用いて、ステムが回転可能な領域に移動していることを乗輪者に警告してもよい。
広範囲にわたる第2の安全またはロッキング装置が異なる実施形態で示されている。第2の安全ロックは、第1のロックが締結されていない場合でもハンドルバーが前輪に緩く固定された状態とする何らかの形態の障害物である。例えば、成形ステムが用いられる場合、第1のロッキングクイックリリースがロックされていない場合でも、ハンドルバーステムの回転は、成形面により防止されるため不可能である。第2の安全装置には、種々の手動操作式制御手段または自動手段によって移動する異なるロックまたは障害物を用いて、ステム全体の垂直方向の移動を阻止することにより、垂直方向の通路から水平方向の通路へのアクセスを阻止するものもある。ステムの垂直方向の移動を制限することにより水平方向の回転へのアクセスを制限するシステムを用いれば、ボールベアリングは非常に良好に機能する。ステムが下まで押し下げられても、1つまたは1組のボールベアリングが回転プロセスを可能にするように経路外に移動されない限り、水平方向の通路はアクセス可能とならないままである。種々の警告装置とは異なり、係止用(blocking)ボールベアリングは、それを所定位置に支持する面が経路外に移動されない限り、乗り越えられたり迂回されることはできない。ハンドルバーステムが回転可能な状態になりつつあることを作業者に警告するための多くのオプションは、図示されていない。これらには、ステムに記載された警告、クリック音を鳴らすボタン、引き上げると見えるステムの色付き部分、および当業者には自明な他の方法が含まれる。
操舵軸の周りに軸方向に取り付けられる第1および第2の拘束装置は、多くの場合に図示される。しかしながら、第1および第2の拘束装置はいずれも、操舵軸以外の地点に配置されてもよい。さらに、ステアリングチューブの内部に取り付けられるステムが、外部に取り付けられる拘束装置によって拘束されてもよい。あるいは、ステアリングチューブの外部に取り付けられるステムが、内部に取り付けられる拘束装置によって拘束されてもよい。
第2の好ましい実施形態は、ステアリングチューブの外側に取り付けられるステムを用いる。今日の多くの自転車は、従来のクイルタイプのステムとは異なるハンドルバーステム取り付け部を用いる。これらの自転車は、ヘッドセットベアリングの頂部の上に延びるネジ無しステアリングチューブを用いており、ヘッドセットベアリングの場所でステムがステアリングチューブの外側にクランプされる。したがって、この既存の技術を用いて機能する構成を含むことが必要である。
本発明の固定高さの外部取り付けステムでは、ステムの垂直部分はステアリングチューブの外部に取り付けられ、垂直圧力または水平圧力、あるいはそれらの組み合わせを用いて固定される。垂直圧力が用いられる場合、ステムの垂直部分は回転拘束成形部上の下方に締め付けられる。垂直圧力は、雄ネジ付きステアリングチューブ上の雌ネジ付きカラー、または雌ネジ付きステアリングチューブ上のネジ付きボルトを用いて得ることができる。拘束成形部は、垂直ステム部材の歯またはノッチ内に突出する歯またはノッチを有する。垂直ステム部材の下面は凸面または凹面を有し、下部カラーはそれと一致する凸面または凹面を有し、これによりステムの微動を減らす。次に、ステムは、まず上部拘束装置を緩め、続いてステムが回転拘束成形部から離れて回転できるようにステムを垂直上方に移動させることにより、収納のために回転する。場合によっては、ステアリングチューブは、一致する内部断面形状を有するステムがステアリングチューブの上に持ち上げられない限り回転できないようにする、非円形の断面形状を有してもよい。
ステムをステアリングチューブに固定する主な方法として水平圧力が用いられる場合、垂直ステム部分はスロットが付けられ、ステアリングチューブに手動でクランプされる。場合によっては、垂直ステム部材は、ステアリングチューブの一致する形状の外面に締め付けられるか、またはステアリングチューブの外側にロックされる内部に取り付けられたカラーの一致する形状の外面に締め付けられる内面形状を有してもよい。
第2のロッキング装置は、ステアリングチューブの内部に取り付けられるばね付勢式ボタンと、外部カラーまたは垂直ステム部分に取り付けられる伸縮可能および退避不可能な歯とを含む。
いずれの場合も、乗輪位置を固定するために水平圧力または垂直軸圧力が用いられる場合、クイックリリースまたは締結ナットを回転プロセスの完了後に再びロックできることにより、ステムが回るのが防止され、自転車を収納位置に移動させる際に自転車を操舵するのに役立つ。場合によっては、安全装置が収納位置に入ってその状態が保たれるため、クイックリリースを再びロックする必要がない。
本発明のステアリング機構は、2つの点について既存の技術を改善することが意図される。2つの点とは、ハンドルバーの高さ調節機能と、収納を容易にするためのハンドルバーおよびステムの回転機能とである。本発明は、作業者にとって安全で扱い易い方法で自転車のハンドルバーステムをステアリングチューブに固定する方法に関する。
本発明は、第1ロッキング装置を用いて、高さ調節または回転、あるいは両方から成る動作を可能にする第2の措置を伴って、ハンドルバーステムがフロントフォークステアリングチューブに手動で可動に締結されるステアリングアセンブリを含む。いかなる場合も、一次ロッキング装置がロック解除された場合でも、回転を可能にするために第2ロッキング装置または機能が用いられる。
図では、ステアリングアセンブリは、標準的なハンドルバー(図示せず)と、一端がハンドルバーに取り付けられ、他端がステアリングチューブの内側または外側に取り付けられるステムとを用いる。ステアリングチューブは、フロントフォークおよび前輪と一体である。ステアリングチューブは、自転車フレームのヘッドチューブと同軸上に遊嵌され、フレームに操舵可能に接続されるため、業界標準のヘッドセットベアリングシステムを用いて回転させることができる。
ステアリングアセンブリは、概して2つの範疇に分けることができる。高さ調節可能なアセンブリは、図1〜図15D、図21A〜図21C、図22Aおよび図22B、図23A、図25、ならびに図26A〜図26Cに示される。高さ調節不可能なステアリングアセンブリは、図16A〜図20B、図23B、および図24A〜図24Eに示される。現在市場に出ている事実上全ての自転車は、工具により高さ調節可能な内部取り付けステアリングアセンブリ、または高さ調節不可能な外部ステアリングアセンブリを用いている。したがって、これら2つの異なる範疇を反映する実施形態を有することが望ましい。
高さ調節可能なアセンブリは全て、少なくとも垂直部材および水平部材から成る内部取り付けステムである。垂直部材は常にステアリングチューブの内側に取り付けられる。高さ調節可能なアセンブリには、乗輪者が図1〜図15D、図25、および図26A〜図26Cに示す工具を使用せずにハンドルバーステムアセンブリを昇降させることを可能にする、手動で高さ調節可能なシステムが含まれている。これらには、ハンドルバーおよびステムが手動で高さ調節可能であり、同じクイックリリースロッキングレバーを用いて都合よく収納できるように約90°回転することができるシステムが含まれている。図21A〜図21C、図22Aおよび図22B、ならびに図23Aには、標準的なクイルタイプの取り付け法を用いる工具操作式の高さ調節ステムが示される。
ほとんどの図において、成形部または通路および突出部に対応してステアリングアセンブリが不必要に回転しないように固定する成形部がある。ほとんどの場合、第1の成形部はステムの一部であり、第2の成形部はカラーまたはステアリングチューブに埋め込まれており、場合によっては2部品型ステムの第2の部品に見受けられる。
図5、図6Aおよび図6B、図8A〜図8D、図9、図10C、図11Aおよび図11B、図12A〜図20B、ならびに図26A〜図26Cに示すステアリングアセンブリは、ステアリングチューブが一般的な自転車で見られる標準的な丸いスロット付きまたは孔付きの、ネジ山が設けられたまたはネジ山が設けられていないステアリングチューブではない、非標準的なステアリングチューブを用いている。
図1〜図22B、図25、および図26A〜図26Cに示すステアリングアセンブリは全て、操舵軸上で高さ調節および/または回転のために固定および固定解除される。図23Aおよび図23B、ならびに図24A〜図24Eは、操舵軸上で固定されず、操舵軸からずれた地点で固定される。簡単のために標準的なクイックリリースレバーがほとんどの図に示されているが、クイックリリースの代わりにいくつかの他の標準的な固定法を用いてもよく、最も単純なものは蝶ナットである。
ステムとステアリングチューブとの間での不要な回転を避けるために、複数の異なる断面形状を用いることができる。回転がステムの垂直部材の下端で行われ、続いてステムが回転または収納位置に下降可能になることが必要な場合、90°の回転後に再び嵌合するような断面形状が必要である。例えば、六角形は90°の回転後に同じ断面形状にならない。しかしながら、四角形または八角形は90°の回転後も同じ形状になる。
図1〜図15Dには、第1の好ましい実施形態の変形形態を示す。図1〜図4Eには、既存の自転車が標準的なネジ無しステアリングチューブを用いる際に、自転車に後付け可能である八角形の回転可能かつ手動で高さ調節可能な内部ステアリングアセンブリの好ましい実施形態を示す。ハンドルバー1は図示されていないが、ステム2の水平部分に取り付けられ、ステム2の水平部分は垂直に成形されたステム部分4に溶接され、ステム部分4は、キャップ3と、回転中にステアリングチューブ内にステムを保持する引き抜き阻止部分6とを有する。このステアリングアセンブリは、クイックリリースレバー65を解除し、回動ノブ81を回転させ、回動ノブ81を回転位置に保持しながらステム部分4を所望の高さに引き上げることにより、作動される。収納のために回転させることが望まれる場合、ステム回動部分5がクイックリリースにより制御されてカラーの八角形の内面63に隣接するまでステム4は持ち上げられ、続いてステムは収納のために約90°回転することができる。
ステムが回転している際には、伸縮可能な突出部80が交差通路11に沿って進む。所望であれば、ステムが回転すると、突出部80を傾斜垂直通路9に沿って上方に進ませ、続いてステム部分4の八角形面に沿って進ませることにより、ステムを下降させることができる。八角形の垂直ステム部分4は、2レベルカラー60および70の八角形の内面63内に保持される。このスロット付き圧縮カラーは、その頂部部分および底部部分の両方で圧縮を用いて機能する。底部部分のステアリングチューブ拘束カラー70は円形の内面71を有し、内面71は、任意の標準的な自転車に後付けすることができるように標準的なネジ無しステアリングチューブ110上にクランプするのに用いられ、頂部ステム拘束カラー部分60は、八角形のステム部分4をその内部にクランプするのに用いられる。このように、ステムはカラーに取り付けられ、カラーはステアリングチューブに取り付けられる。ステムとステアリングチューブとは直接取り付けられない。
安全上の特徴に関しては、2つの八角形面が互いにクランプされると不要な回転が不可能となるため、この構造により非常に安全なシステムが提供される。ステムが上昇してステム回動部分5がカラーの八角形の内面63に入ると、ステムを回転させないようにする安全傾斜垂直通路9が設けられていなければ、ステムは回転することができる。突出部80は、傾斜垂直通路9の底部に到達した場合でも、回動ノブ81によって手動で上昇されない限り交差通路11に入ることはできない。
図示のように、垂直通路7は一連の凹凸部29を備えており、それにより、クイックリリース65がロックされていない場合でも、突出部80が、ステムが垂直方向に押される場合には凹凸部29に突き当たり、ステムが操舵軸を中心に回転する場合には通路7の側壁に突き当たることにより、ステム4はステム拘束カラー60に対して移動することを拘束される。安全突出部80はばね付勢式であり、垂直通路7の底部および凹凸部29に対して延びて係合する。通路障壁10は、ステムが危険な位置に上昇することを防止する。交差通路11はいくつかの目的を果たす。第1に、交差通路11はステムがカラーから完全に出ないようにする。第2に、交差通路11は、ステムが正しい方向に回転するが回転しすぎない(通常は90°を超えない)ように、回転プロセスにおいてステムをガイドする。
ステムは、回転すると、下方に押し戻されて2つの八角形面が再び一致するまで通路上を進み続ける。これにより、ステムが折り畳み位置に操舵可能となる。カラー60および70はステム部分4およびネジ無しステアリングチューブ110に取り付けられ、ステム部分4とネジ無しステアリングチューブ110とは直接取り付けられない。ネジ無しステアリングチューブ110を用いたものが図示されているが、下部ステアリングチューブ拘束カラー70の内面にネジを切ることによって、ネジ付きステアリングチューブに取り付けることもできる。ネジ無しステアリングチューブの場合、標準的な「問題解決手段」である挿入ウェッジナットを用いてヘッドセットベアリングを調節する。
システムの位置合わせは、単にハンドルバーを前輪と位置合わせし、続いてボルト73をロックすることにより行われる。斜視図、A−Aの断面図(図3C)、C−Cの断面図(図3D)、D−Dの断面図(図3E)、ならびにB−Bの上断面図(図3G)およびE−Eの上断面図(図3F)では、カラーは2つの別個の部品を有して示される。頂部部品は、ステム圧縮拘束カラー60であり、その圧縮スロット62は、手動調節可能なナット67を用いることによりクイックリリースボルト72およびクイックリリースレバー65によってきつく締め付けられ、それにより八角形の内面63をステムに押し付ける。ステム圧縮拘束カラー60と下部ステアリングチューブ拘束圧縮カラーとの間には切れ目(cut)61がある。
この場合、下部ステアリングチューブ拘束カラー70は、ネジ無しステアリングチューブ110を収容し、これはカラー領域71の内側の円形部分により保持され、工具締結式ボルト73によって別の圧縮スロットとともにきつく締め付けられる。円形の内面112を有するネジ無しネジ無しステアリングチューブ110の斜視図も図示されており、これはフロントフォーク116と一体的に接続される標準的なネジ無しネジ無しステアリングチューブであり、標準的な自転車フレームヘッドチューブ130内に保持される。ヘッドチューブ130は、標準的なヘッドセットベアリングハウジング、頂部ベアリング131、および底部ベアリング132を有し、標準的な自転車フレームチューブ133に接続される。
ステムがカラーに挿入される前に、下部キャップ6’を用いた問題解決機構が、垂直ステム部材の下部上に引き下ろしてヘッドセットベアリングを調節することにより、ステアリングチューブ内で用いられるであろうと想定される。図2AのA−Aの断面図である図3Cは、回動ノブ81により制御される突出部80を示しており、回動ノブ81を捻ると突出部が退避して外側に移動する。この外方移動は、傾斜面83と内方押圧ばね82による圧縮とにより生じる。図2Bに示すように、上部圧縮カラー領域は、ヒンジ69aを中心に回転するヒンジ圧縮アーム69とともに構成することができる。
図4A〜図4Eは、回転のためのアクセスの制御、回転自体の制御、収納位置への移行の制御、および収納位置から乗輪位置への復帰の制御の種々のトラッキングオプションを示す。これらの図では、簡単のために、通路が円形のステム面ではなく平面に組み込まれているように示される。クロスハッチの密度は、通路の隣に描かれる断面形状線が示すように、通路深さを示す。所与の地点において、クロスハッチの密度が高いほど通路は深い。図4Aにおいて、乗輪位置からステムを回転させるために、突出部が中央の通路の上端部から矢印に従って下方に進んで通路7の凸部29を過ぎ、続いて通路障壁10に突き当たる。(通路障壁10を越えるために)突出部を通路より退避させ、続いて突出部は傾斜通路9に入り、底部まで下り、横向きの通路障壁10に突き当たる。横向きの通路障壁10を越えるために再び突出部を通路より退避させ、続いて傾斜面を有する2つの交差通路11の一方に突出部が入って回動し、収納位置用通路および収納位置に上昇する。図4Aのこの構成では、ハンドルバーが最終的に自転車の左方または右側のいずれかにくるように、ステムはいずれの方向にも回転可能である。これは、本発明に示すいかなる構成でも用いることができる。図4Aにおいて、収納位置から乗輪位置へ移行するためには、突出部は同じ経路を辿るが、この場合、突出部は退避する必要なく凸部および障壁を乗り越える。
図4Aは、ステム4に長い通路7があり、突出部がステム4の面上を進む際に通路が回転しない構成も示す。図4Bは、通路がステム4にはなく、ステム回動部分5のみにある構成を示す。ステムを乗輪位置から回転位置へ回転させるために、突出部は、右側通路を下って通路孔16に入り、続いて突出部が退避して垂直通路9に入って、より深い通路孔16aまで下り、ここで2倍の高さに再び引き上げられ、続いて交差通路11に戻って下り、垂直通路9を上昇させる。逆に、ステムが乗輪位置になることにより垂直方向移動および回転移動のいずれも行わないようにロックされると、突出部は2倍の深さの通路孔16aに入り、乗輪者が手動で突出部を退避させない限り乗輪位置になることができない。
図4Cは、ステム4に通路がないトラックシステムを示し、この場合、回転用通路11に入るのを阻止する通路障壁10が1つあり、逆方向の障壁はない。また、上部ステムには乗輪位置用通路および収納位置用通路があり、水平部分にはストップがあり、ストップはステムを回転用通路から阻止するとともに、ステムが逆に乗輪位置用通路に到達するのを阻止する。
トラックシステムを八角形等の断面形状と組み合わせる主な理由は、回転させるためには八角形面を互いから離す必要があり、通路がその点で主要安全機構になるからである。同様に、凹凸部29を有する理由は、クイックリリース65を忘れたり無視した場合でも、ステアリングアセンブリが依然として機能し、乗輪者がノブ81を手動で回動させない限り回転または垂直方向に移動できないようにするためである。
トラックシステムに対するこれらの変形形態は、図7F、図8A〜図8D、および図12Aにおいても用いることができ、これらは全て伸縮可能な突出部を有する。図4A〜図4Eに示す通路は、好ましい実施形態のいくつかのオプションを示す。通路の多くの他の断面形状および多くの変形形態も機能することができるが、簡単のために図示しない。図示しないが当業者には自明である他のオプションは、図7Fおよび図8Aに示すように、ステムがステムの頂部の円形回転部分を用いて押し下げられる際に回転するシステムである。この実施形態は、回転機能を有さずに高さ調節機能のみを有して構成されてもよい。この場合、図7Aに示すように、交差通路11および回動部分5は単に省かれる。実際、例えば図6A、図11A、および図14に示すように、全ての通路を省くこともできる。好ましい実施形態は全体的にクイックリリース65を用いて示されているが、クイックリリースの代わりに他のあらゆる標準的なロッキングシステムを用いてもよいことは当業者には明らかである。図5に示すように、退避不可能な突出部を伸縮可能な突出部の代わりに用いてもよいが、一定深さで一連の通路が必要であると解される。
図5は、八角形の回転可能かつ手動で高さ調節可能な内部ステムと、八角形のステアリングチューブとの斜視図を示し、ステアリングチューブは、回転機能も有するステム上に1レベル圧縮カラーを用いて締め付けられる。ステム拘束カラー60はスロット付きステアリングチューブ110上に締め付けられ、ステアリングチューブ110は内部ステム4上に締め付けられる。ステムは、一定深さの前部垂直乗輪位置用通路7を有し、通路7は、回動部分5にある一定深さの下向き傾斜面を有する曲線状の交差通路11につながり、続いて一定深さの側部収納位置用通路8につながる。通路8は、ハンドルバーが収納のために回転されると、自転車が駐輪場に操舵されることを可能にする。
ステム拘束カラー60の斜視図が示すように、その円形の内面64はステアリングチューブ110を囲んで、ネジ付きカラー孔84を通って延びる2つのボルト85がステアリングチューブの前部に位置して取り付けられ、固定突出部86を有する上部ボルトがステアリングチューブに入ってさらに延び、ステムトラックシステムに入る。このシステムでは、ヘッドセットベアリングを調節するために第1の好ましい実施形態で用いられる「問題解決手段」の代わりに、下縁部87を有する頂部部品を含む2部品カラーを用い、下縁部87にはその下方に示されるネジ無しロッキングカラー120の傾斜上縁部121と一致するように傾斜が付けられる。頂部ステム拘束カラー60は、クイックリリース65でロックされ、続いて下部ロッキングカラーがレンチスロット123を用いて回され、ヘッドセットにおいて適切な圧力が得られると、ロッキングボルト122で固定される。円形の外側ネジ無しステアリングチューブ110の斜視図では、八角形の内部112aは、ステアリングチューブの上部部分のみでもよく、または底部までずっと延びていてもよい。ステアリングチューブ110は、圧縮スロット113およびボルト孔114を有する。このステアリングチューブは、標準的なヘッドセットおよびフレーム構造を通って、フォーク116aがあるステアリングチューブの底部部分まで延び、フォーク116aはボルト118を有する圧縮スロットフランジ117を有する。
ステムおよびステアリングチューブ成形部は互いに回動できないため、位置合わせはカラーにおいてではなく頂部または底部において行われねばならず、この場合は両方の代替形態が示されるが、一方のみでよい。ボルト118は、フォークとステアリングチューブとの位置合わせを行う場合に用いられ、位置合わせが頂部において行われる場合、円形ステム領域23に嵌合してボルト24により固定される回転圧縮カラー26が必要である。
図示されないが当業者には明らかであるように、伸縮可能な突出部に代わる上部ボルト85および86は、一定深さの通路の底部における孔(通路7と11との交点にある)から退避して出ることができるが、図8Aに示すように通路自体から退避して出ることはできない。
図示されない別のオプションは、単一のボルト85を用いるか、またはボルト85を用いずに、代わりにステアリングチューブの頂部に重なるステアリングチューブのスロットを通してカラーに直接取り付けられる突出部を用いる。図示されないが当業者には明らかである他のオプションは、図7F、図8A、および図12Bに示すように、ステムの頂部の円形回転部分を用いて押し下げられるときに回転するシステムである。この場合、ステアリングチューブの八角形の内部形状112aは、ステアリングチューブの頂部クランピング部分のみに形成される。図示のステアリングチューブはネジ無し外面を有するが、ネジを切られた外面を用いることもできる。ステム/ステアリングチューブの断面形状の多くの他の組み合わせ、および多くの他のトラックシステムを用いることもできる。状況によっては、収納のための回転が必要でない場合があり、この実施形態は、単に通路7の終端に八角形の底部を設けないことにより、または通路および突出部を全て無くすことにより、高さ調節可能なステムとして用いることができる。
状況によっては、手動で調節可能なハンドルバーステムの高さ調節機能は、収納のための回転機能とは独立して必要とされる場合がある。図1〜図15Dで示す構成は全て、回転機能を備えない高さ調節可能に容易に変更することができる。この実施形態を説明するために、図6Aおよび図6Bならびに図7A〜図7Eは、高さ調節機能のみを備えるステムを示す。図6Aおよび図6Bは、図5と同様の1レベルカラーを用いる高さ調節機能のみを備えるステムの斜視図を示すが、図6Aおよび図6Bでは、カラーの内面が成形部を有し、カラーの頂部に取り付けられてステアリングチューブの内側に位置する付加片68を備える点が異なる。このカラーは、図5と同様の方法でスロット付きステアリングチューブをステム上に締め付けるとともに、図5で行われないステムへの直接的な締め付けを行うことによりステムを固定する。
ステアリングチューブ110は、図2Aに示すような、しかし図5に示す形状とは異なる円形の内部112を有する。円形成形ステム4aの断面形状は、収納のための回転が必要とされない場合、図示のような一部平坦な円形、五角形、六角形等のようなあらゆる形状であってもよい。これらの形状は、図2Aのようにずっと引き上げられる際に回転するステムの場合のように90°回転後に同じ形状である必要はない。平坦な前部領域12を有する円形成形ステム4aは、拘束ケーブル13によってカラーが上昇して外れることを防止する。拘束ケーブル13は、安全に乗輪するために、円形ステム4aおよびステアリングチューブ110の重なりが不十分となるレベルまでステムを上昇させることを避けるためにも用いられる。ケーブル13は、ステムの平坦な前部領域12に取り付けられる単純なボルトに置き換えてもよい。
ステム拘束カラー60の内側の、前部が平坦なカラー内側成形部68は、圧縮カラーの内側で下方に延び、A−Aの垂直断面図においてステアリングチューブ110の内側にある。この場合も同様に、ステムおよびカラーの形状は互いに嵌合する形状である。位置合わせは、カラーの斜視図およびA−Aの断面図に示されるオフセット位置ディスク88を締結ナット89とともに用いることにより行われ、締結ナット89は、ボルトをカラーのねじ孔84に締結することを可能にし、それによりステム拘束カラー60に対するステアリングチューブ110の位置が固定される。ディスク88の円の中心は、ボルト85aの中心からずれている。ボルト85aは、内側から孔88aを通して内側成形部68に挿入される。ステアリングチューブ110の上部部分には、圧縮スロット113と、オフセット位置ディスク88を収容するネジ無し大孔115とが示されている。
図5とは異なり、図6Aには、カラーの斜視図は、A−Aの断面図(図6B)に示すように、ネジ無しロッキングカラー120の平坦な上縁部に突き当たる平坦な底縁部を有するステム拘束カラー60を示す。この構成は、好ましい実施形態におけるように、ヘッドセットベアリングを設置するためにケーブル13で引き下ろす「問題解決手段」型機構を用いる。下部カラー120は図6Bには示されるが図6Aには示されない。内面にもネジが切られている場合、ネジ付きステアリングチューブが用いられてもよい。図6Aのステムの代わりに図5におけるような2部品型ステムを用いる場合、ステム自体が収納のために回転するようにすることができる。また、ボタンを作動し続けない限りステムが垂直方向に移動できないようにする必要がある場合、図2Aおよび図2Bに示すようなばね付勢式突出部および垂直移動通路を用いてもよい。
ステムをステアリングチューブにロックする別の変形形態は、図7A〜図7Eおよび図8A〜図8Dに示され、この場合、ステアリングチューブにも締結カラーにもスロットが付いておらず、締結カラーは寸法的に安定しており、カラーをステムにロックするとともにカラーをステアリングチューブにロックする内部取り付け圧力シリンダを備えている。図7A〜図7Eには、任意の標準的なネジ無しステアリングチューブに後付けすることができ寸法が安定している2レベルカラーに設置される、手動の高さ調節機能のみを備える八角形ステムのステアリングアセンブリの斜視図および水平断面図を示す。ステムの斜視図は、ピボット点18を中心に回転する調節可能な傾斜オプションアーム14を有するステムの水平断面図を示し、八角形のステムは、高さ制御用の非凹凸状36を有する前面と、ステムが危険なレベルまで上昇することを防止する小さい引き抜き阻止領域6とを有する。
2レベル寸法安定カラーは、八角形の内面63を有するステムを保持する上部レベル60aと、円形の内部形状71を有するステアリングチューブを保持する下部レベル70aとを有する。上部レベルでは、平坦面91を有する内部圧力シリンダ90の対がカラー開口93に挿入され、ステムの内側開口97を突き抜けてステム4の平坦面に突き当たり、ボルト94、クイックリリース65、および手動調節可能なナット67を用いて締結される。下部レベルでは、円形面92を有する別の組の圧力シリンダ90が下部カラー開口93に挿入され、ステアリングチューブの内側開口95を突き抜けてステアリングチューブ110の円形面に突き当たり、工具を用いてヘッドボルト96に締結され、ヘッドボルト96は手動調節式端部67を有するボルト94を介してシリンダに取り付けられる。
図7BのA−Aの水平断面図には、圧力シリンダがステム4に直接締結され、ステム4が伸縮可能な突出部80に当接して保持され、突出部80が捻りノブ81により保持され、捻りノブ81を用いてステムの高さ調節が制御される様子を示す。図7CのB−Bの水平断面図には、下部の組の圧力シリンダが上部の組とは独立してステアリングチューブ110に直接締結される様子を示す。
図7Dは、図7Aにおいて見られるような直交移動シリンダとは対照的な、平行移動圧力シリンダ90aを用いてステムの成形部に圧力を加える代替手段を示す水平断面図である。この直線内方移動システムを用いてステアリングチューブを固定することもできる。図7Eには、圧力シリンダが1つだけ用いられる別の代替形態を示す。明らかに、これらの寸法安定手段の任意の組み合わせを用いて、複数の断面形状のうちのいずれか1つを有するステアリングチューブまたはステムをロックすることができる。
図7Fには、八角形ステム4が押し下げられてカラーの八角形の内面63から出て上部回転領域5aに入ることにより、突出部80が頂部水平通路11aと整列してステムが回転可能になる代替形態を示す。下部シリンダ90は任意の角度でカラーをステアリングチューブに固定するため、位置合わせは容易に行われ、さらなる構成部品は必要ない。下部カラー内面71にネジが切られている場合、ネジ付きステアリングチューブ111を用いることができる。
図7Aは、八角形のステムと、標準的なネジ無しステアリングチューブと、2レベル成形カラーとを用いるという点で、図2Aおよび図2Bと同様である。しかしながら、図7Aのカラーはクランプされても寸法が変わらない寸法安定カラーである一方、図2Aおよび図2Bのカラーはクランプされると寸法が変わる。寸法安定カラーとスロット付きカラーとの組み合わせを用いる2レベルカラーは、図示されないが当業者には自明である。図7Aに示すアセンブリを図2Aおよび図2Bに示すのと同様の方法で収納のために回転可能にすることができることも、当業者には自明である。
広範囲にわたる他の形状および/または通路も、図示の寸法安定カラーとともに機能すると解される。
図8A〜図8Dは、図7A〜図7Fと同様の手動で高さ調節可能なステアリングアセンブリの斜視図を示すが、図8A〜図8Dでは、図7A〜図7Fの圧力シリンダの2レベルを組み合わせて単一レベルにしてある。図8A〜図8Dは、一部円形で一部成形の、通路付きステム4aを示し、ステム4aは収納のために回転することができ、寸法安定の1レベルステム拘束カラーにより締結され、拘束カラーの一端は2つの圧力シリンダ90を用いてステムに締結され、他端は2つのさらなる圧力シリンダ90を用いてステアリングチューブに締結される。一部円形ステム4aの斜視図には、底部高さ制御用凹凸部29を有する垂直通路7と、頂部水平通路11aの前のオプションの回転制御通路孔16とを示す。1レベルステム拘束カラー60aおよびステアリングチューブ拘束カラー70aの斜視図には、シリンダ90の円形面92を用いてステアリングチューブ110に締結される部分70aと、圧力シリンダ90の平坦面91を用いてステムに締結されるステム拘束部分60aとを示す。カラーが寸法安定寸法変化せず、円形内部112を有するステアリングチューブ110の後部にステムシリンダ90および面91のための大開口119が大きく開いていることにより、このような1レベルでの密着が可能となる。
図8Bには図8AのA−Aの背面断面図を示す。図8Cには図8AのB−Bの側部断面図を示す。図8Dには図8AのC−Cの上部断面図を示す。B−Bの断面図である図8Cには、捻りノブ81により制御される伸縮可能な突出部80が前方部分でボルト94を介してシリンダのすぐ下のカラー開口を通って延び、ステムの通路7に到達する様子を示す。ノブ81が捻られて、伸縮可能な突出部80が凹凸部29から離れて外側に移動しても、突出部80はステムの回転を可能にするのに十分なほど通路7から離れて外側に移動することはできない。この場合、回転が可能となるのは、圧力シリンダが後退するようにクイックリリースがロック解除されて外され、続いて通路付きステム4aが押し下げられて、伸縮可能な突出部80が頂部水平通路11aに入ることが可能になった時だけである。通路7の下部は、図示されないが、通路の端部が伸縮可能な突出部80に突き当たって、ステム4aを乗輪に危険な位置に上昇させないようにする地点で停止する。
位置合わせは、単に円形面92を有する圧力シリンダ90を緩め、ハンドルバーを位置合わせし、続いてそれらを再び締結することによって行われる。大開口119および大孔114aは、わずかな位置合わせ調節に対応するようにわずかに大きいサイズである。図8Aに示すように、このアセンブリでは、回転を可能にするためにいくつかのステップ、a)クイックリリースをロック解除するステップ、b)突出部を退避させて保持するステップ、c)高さを特定のレベルに調節するステップ、およびd)クイックリリースを外して圧力シリンダを後退させるステップ、を取る必要がある。
4つのロックに係るステップでは多すぎる場合があり、これら4つの締結装置の任意の組み合わせが可能であることは当業者には自明である。円形の通路付きステム4bと、円形ステムを収容するように設置されたシリンダ91を有する対応するカラーとは、図示されないが当業者には同様に自明である。
図19Aに示すような付加的な内部取り付けばねおよびボタンは、図示されないが、この場合、ステム4aの内側に取り付けられ、ステムが上昇するとステアリングチューブおよびカラーから飛び出して、ステムが回転位置に到達できないようにするように配置される。この場合、この内部ステムの側部取り付けボタンは、ステアリングチューブの内側から離れるように指で押す必要があり、これによりステムがさらに上昇して回転できるようになる。
本発明は、作業者にとって安全で扱い易い方法でハンドルバーステムをフォークステアリングチューブに固定する方法に関する。様々な作業者がいることを考えれば、円形カラーのクイックリリースを円形ステム上に単に締結するだけでは、ステムが不必要に回転しないように十分に固定することはできない。したがって、ステム内に成形部または通路を有し、かつステアリングチューブまたはカラーに対応する成形部または通路を有することにより、第1ロックが正しく作動しない場合でも不必要な回転を抑制できる。内部取り付けステムの対応する成形部と一致するフォークステアリングチューブの内面の成形部を設けるという概念は、新規であり、多くの構成で可能である。
図9には、オプションの非標準的な新規ステアリングチューブの部分斜視図を示し、これは完全ではないが、サンプルとして、非標準的な高さと、円形で内側にネジ付き112hから、内側および外側にノッチ付き112b、六角形112c、八角形112a、四角形112d、円形で内側にノッチ付き112e、円形で外側にノッチ付き112f、円形で平坦な切断部112gに及ぶ非標準的な内部形状を有する。これらの内部形状および単純な円形の頂部部分には、ネジ付き頂部119a、ノッチ付き頂部119b、大きい切欠き119cを有するネジ無しチューブ、ネジ無し頂部119d、および/または大開口119を有するネジ付きチューブを有してもよい。上述のオプションは全て、ネジ付き外面、一部ネジ付き外面、またはネジ無し外面を備えていてもよく、使用法に応じてスロットが切られていても切られていなくてもよい。全ての部材は、要素112iまたは要素112j等の様々な外部形状を有することもできる。当然ながら、図示はされないが、好ましい実施形態および図7Aでは、標準的な高さの円形ステアリングチューブが用いられる。簡単のために、対応する内部取り付けステム部材および外部ステム部材は図示されない。さらに、円形ステアリングチューブの上面に取り付けられるカラーもこれらの内部形状のいずれかを有することができることは、当業者には自明である。
ステムをステアリングチューブに固定するために、ステアリングチューブの内部でいくつかの異なる断面形状を用いることができ、そのうちのいくつかを図9に示す。場合によっては、ステアリングチューブの内部ではなくカラーと一体的な成形部が必要となる場合がある。図示されるこれらの形状に加えて、多くの他の断面形状を用いることができる。
図10A〜図10Cは、成形されたカラーおよび内部ステムの断面のいくつかの例と、カラーおよび内部ステムの間で力が伝達される様子を示す。図10Aは、八角形ステムおよび八角形カラーを示し、八角形ステムの形状は、いくつかの辺が他の辺よりも短く、八角形の3辺ではなく4辺に圧力が加わるようにされている。これは、わずかな隙間62aのすぐ隣のステム面を、その隣の2つのステム面よりも長くし、それによりわずかな隙間62aができるようにして、隣の2つの面をカラーに確実に接触させることにより達成される。図10Aには、カラーを2つまたは3つに分割するシングルヒンジまたはダブルヒンジであるヒンジ69aのいくつかの位置が示される。図10Bでは、角が切り取られていることにより平坦面に力が加わるようになっている四角形ステム4を示す。この場合隙間62aは角部に位置する。図10Cには、ステム拘束カラー60がスロット付きのネジ無しなしステアリングチューブ110上に締め付けられ、ステアリングチューブ110が内部ステム4b上に締め付けられる、異なる構成を示す。固定突出部86は調節可能であり、カラーが締め付けられて閉鎖すると微動しないように、端部が丸くなっている。ステム4bには、スロット62に示すオプションの突出部17が示される。
前述の全ての構成において、収納のために回転することができるステアリングアセンブリはいずれも、ステムおよびカラー、またはステムおよびステアリングチューブの2つの形状がそれ以上回転を妨げない特定の高さにステムを調節できることを必要とする。さらに、前述の全ての図において、カラーはステアリングチューブに固定されている。ステアリングチューブに対して回転可能なカラーが必要となる可能性がある。図11Aはステムおよびカラーの斜視図を示し、図11Bは、高さ調節可能かつ任意の高さで回転可能な、前部が平坦な円形内部ステム4aの、図11AのA−Aの垂直側部断面図を示す。ステムは平坦な前部領域12を有し、拘束ケーブル13によって2部品型カラーから外れて上昇することが防止される。平坦な前部成形部63aを有する上部回転ステム拘束カラー60cは、下部ネジ無しロッキングカラー120に対して回転可能である。固定された下部ネジ無しロッキングカラー120はロッキングフランジ39を有し、ロッキングフランジ39は、ばね41によりばね付勢され、自転車の動作中にはノッチ38に入る。A−Aの垂直側部断面図(図11B)に示すように、上部回転ステム拘束カラー60cは下部ネジ無しロッキングカラー120の隆起フランジ39aに引っ掛かり、2つのカラーが互いに回転はするが分離はしないようにする。
この場合も同様に、ステムおよび内部カラーの形状は図6Aおよび図6Bに示したように互いに一致するが、この場合は、ネジ無しロッキングカラー120のドロップフランジ39がレバーアーム40を押し下げることによって手動で下降してノッチ38から外れると、回転ステム拘束カラー60cはステアラー上で円形ステム4aに沿って回動する。任意の断面形状のステムと、それに対応する上部カラーが下部カラーに対して回転可能な2部品カラーであるようなカラーとは、図示されないが当業者には明らかである。断面形状は、引き上げられると回転する内部ステムの場合のように90°回転後に同じ形状である必要はない。ドロップフランジ39が図示されているが、上部カラーと下部カラーとが互いに対して回転しないように固定するために、他のあらゆる拘束装置を用いることができる。
不必要な回転を避けるための種々の方法を示してきた。1つの方法は、通路を進む突出部が水平回転用通路に入ることを単に阻止することである。別の方法は、突出部が回転用通路に入ることができる高さまでステム全体が移動することを阻止することである。ステムが特定の高さに移動することを阻止する方法は種々ある。図12Bは、垂直乗輪位置用通路7と頂部水平通路11aとを有する通路付き丸型ステム4bの垂直断面図を示し、通路11aが固定突出部86にアクセス可能となるのは、キャップ3により保持される頂部ボタン19がばね19aを押してロッド15を押し下げて、ボールベアリング21を外側位置のスロット23a内に付勢している制御ディスク15aを下降させ、周囲のカラー22の垂直方向の移動を阻止してからである。
ボタン19が押し下げられると、ボールベアリング21は内方に移動することが可能になり、それにより、周囲のカラー22が上方に移動して周囲のカラーのばね20を圧縮することができ、固定カラーの固定突出部86が水平頂部回転用通路11aに到達して通路付き丸型ステム4bを収納のために回転させることができるように、ステムを下降させることができる。
図12Bは、ブロッキング装置がカラー/ステアリングチューブに取り付けられる図12Aとは対照的に、ブロッキング装置がステムに取り付けられる方法を示す。図12Bに示すブロッキング方法は、図示される他の回転可能な内部ステアリングアセンブリのいずれにおいても用いることができる。安全制御ボタンがカラーではなくステムに配置されることを示したのは、図12Bが初めてであることにも留意されたい。
八角形または他の形状を有する成形ステム4およびそれに対応するカラーまたはステアリングチューブは、図示されないが当業者には明らかであり、成形ステム4には、水平通路11aのすぐ下のラインの上に円形の回転領域5aがある。
場合によっては、1つまたは複数の通路を進む複数の突出部を用いてもよい。図12Aは、1つの通路を進む複数の突出部を示す。図13A〜図13Cは、複数の通路を進む複数の突出部を示す。図12Aは、円形底部を有する高さ制御式の通路付き円形ステム4bの垂直断面図であり、これは、底部高さ制御用凸部29を有する垂直乗輪位置用通路7を有し、固定の突出部86および伸縮可能な突出部80を有する固定ステム拘束カラー60内に保持されている。伸縮可能な突出部80は、レバーアーム104によって制御されるばね付勢式ボタン103を用いて退避させることができる。レバーアーム104は固定の突出部86を保持するピボット点105から離れて回動する。クイックリリース72がロック解除され、伸縮可能な突出部80が退避すると、ステム4bは垂直方向に移動することができ、収納のための回転が望まれる場合、ステム4bはその回動部分5まで引き上げられることができ、レバー104が押下された場合にのみ固定突出部86が水平回転用通路11内に移動して、続いて収納のために側部収納位置用通路8を上昇することができる。図示のようなステムの底部ではなく頂部において図12Bのトラッキング方法を用いるステアリングアセンブリは、図示されないが当業者には明らかである。この場合、側部収納位置用通路8は必要ない。突出部が用いられる実施形態のいずれにおいても、複数の突出部構成を用いることができる。
図11Aおよび図11Bに示すアセンブリのように、図13A〜図13Cのステアリングアセンブリは、回転のために特定の高さに調節する必要はない。図13Aには、安全締結システムとして通路に支持されるボールベアリングを用いる複数通路のステアリングアセンブリの拡大斜視図を示し、図13Bおよび図13Cにはその断面図を示す。図13AのA−Aの断面図(図13B)および図13BのB−Bの断面図(図13C)に示される丸型の2通路付きステム4bは、2レベルカラー内に保持され、下部ステアリングチューブ拘束カラー70は、スロット付きのネジ付きステアリングチューブ111上に締め付けられる圧縮カラーであり、ステアリングチューブ111は内部取り付けステム4bに締め付けられる。上部制御ステム拘束カラー60bは、分割点61において下部ステアリングチューブ拘束カラー70から部分的に分離され、ステム拘束カラー60bは平坦な周囲ディスク98を保持する側部開口100を有し、ディスク98は外側にハンドル99、内側に傾斜切欠部102を有し、これによりボールベアリング21をステム4bの回転を阻止する外側位置に留まるように付勢する。
B−Bの上部断面図である図13Cに示すように、ハンドル99が点線の位置99’に回動されると、ボールベアリング21は外側に摺動してスロット23aに入るため、ステム通路7から出て、ステム4bが回転できるようにする。これらのボールベアリング21は、前部においてステアリングチューブスロット119b内に下方に延びる保持リング101によって水平方向に保持されている。ステアリングアセンブリは、図5に示すものと同様のシステムを用いて頂部または底部で位置合わせされる。2つの垂直乗輪位置用通路7および2つの収納位置用通路8が図示されている。あらゆる乗輪位置用および収納位置用通路を用いることができることは、当業者には明らかである。
状況によっては、内部ステムの垂直ステム部材4、4a、または4bが収納のためにステアリングチューブに対して回転せず、ステムの水平部材2が回転することが必要な場合がある。図14は、ステム、カラー、およびステアリングチューブの拡大斜視図であり、円形の頂部部分23を有する八角形の高さ調節可能ステム4を有し、頂部部分23はステム回転カラー26が垂直方向に移動しないようにするステムリング25を保持している。八角形ステム4は、ネジ付きステアリングチューブ111の八角形の内部112と一致する。ネジ付きステアリングチューブ111は、スロット113と、2つのボルト85のためのボルト孔114とを有する。回転ステム部分2は、水平ロッキング装置27およびキー28を有し、自転車を公共の場に駐輪する際にユーザはキー28によってステムを回転した収納位置にロックすることができる。ステム拘束カラー60の内面にネジ付きステアリングチューブ111に取り付けることを可能にするネジ66が切られている。このタイプのネジ付き内面は、本発明のあらゆる種々の実施形態においても用いることができる。図14に示すステムのような2部品ステムは、本発明のいかなる内部ステム実施形態においても用いることができることは、当業者には明らかである。
大量生産では、製品誤差があることにより完全に位置合わせされた構成部品を生産することが難しいことは、一般に既知である。したがって、生産後に種々の実施形態を位置合わせできることが重要である。図2Aおよび図2Bは、円形のカラーが円形のステアリングチューブに締結されることにより位置合わせが容易に行われることを示す。図5では、位置合わせは、2つの異なる方法の一方、2部品ステム、またはステアリングチューブとフォーククラウンとの間の分かれ目を用いて行われる。図6Aおよび図6Bは、ネジ無しステアリングチューブの場合のみのオフセットボルト位置合わせシステムを示す。
ネジ付きステアリングチューブに関して、図15A〜図15Dには、円形の通路付きステム4bとともに、ネジ付きカラー用に設計された作り付けのカラー位置合わせシステムを有するネジ付き圧縮ステム拘束カラー60の斜視図および断面図を示す。このシステムは、位置合わせ用ドロップイン部品106が頂部円形孔84aを楕円形穴84bの上に有することにより可能である。この楕円形孔84bは、固定突出部86を有する頂部ボルト85によってドロップイン部品106が位置合わせのために側方に移動することを可能にする。底部ボルト85は、位置合わせが正しい場合にはこのドロップイン部品106をステム拘束カラー60およびステアリングチューブ111に固定する。このドロップイン部品106は、延出領域107が前部開口109に入り込んでその背後の開口領域108に引っ掛かることにより、外側に滑り出さないようになり、このカラー開口はいずれも、ドロップイン部品106の横方向移動を可能にするように水平方向の移動空間を有する。
図1〜図15Dの実施形態は全て、手動で高さ調節可能な内部取り付けステムのステアリングアセンブリを示す。図16A〜図20Bには、ステアリングチューブの外側にクランプまたは締結されることによってステアリングチューブに取り付けられる高さ調節不可能な外部ステムを用いる、別の好ましい実施形態を示す。図16A〜図16Cおよび図17では、垂直軸圧力を用いてステムを乗輪可能位置に固定する。これらの実施形態は、多くの他の構成で見られる標準的なクイックリリースを用いないものも示されている。図16Aは、固定高さの外部ステムカラー30を用いるステアリングアセンブリの拡大斜視図であり、カラー30は、頂部110aにネジが切られたネジ無しステアリングチューブ110上に直接嵌まる。ステムの回転は、雌ネジ34を有する頂部ネジ付きロッキングカラー32を手動で緩めることにより、外部ステムカラー30を所定位置に保持する下向きの力をなくし、続いてステム2の水平部分を引き上げて外部ステムカラー30を上昇させ、そのノッチ31を固定ネジ無しロッキングカラー120の下部隆起凸部141から持ち上げることにより、行われる。固定ネジ無しロッキングカラー120は、ロッキングボルト122を用いてステアリングチューブ110のネジ無し部分上に締め付けられ、ネジ無しロッキングカラー120がヘッドセット圧力を維持して位置合わせされることを可能にする。図16Aに示すように、ステムカラーの上縁部33aおよび下縁部33bはいずれも横方向に傾斜しており、頂部ネジ付きロッキングカラー32の対応する傾斜縁部33および底部ネジ無しロッキングカラー120の傾斜縁部33cと一致する。
簡単のために図示はされないが、別のノッチ31がステムを回転位置に保持し、ハンドルバーステムを用いて自転車を駐輪場所までの短距離にわたり操舵することを可能にする。図16Aに示すステアリングアセンブリは、状況によっては既存の自転車に後付けされることも可能である。図16Aにはクイックリリースレバーが示されていないことに留意されたい。軸受圧力の設定は、ロッキングボルト122を緩めてから、ヘッドセットが正しく調節されるまで頂部ネジ付きロッキングカラー32を締め、続いて乗輪のためにロッキングボルト122を締めることにより、簡単に行われる。位置合わせは、単にネジ無しロッキングカラー120を回転させることにより行われる。全体にネジが切られたステアリングチューブを用いる場合、ネジ無しロッキングカラー120の内面にもネジが切られ、外部ステムカラー30の内径はステアリングチューブ外径よりわずかに大きく作られる。ボルト18を中心に回転する角度調節可能なステムが必要とされる状況では、調節可能な傾斜アーム14が示される。下部隆起凸部141は側部に示されるが、前部または後部にあっても、またはネジ無しロッキングカラー120上に対応する部材を有する複数のノッチまたは歯を代わりに用いてもよい。種々の形状の歯を用いることもできる。頂部ネジ付きロッキングカラーは、締め付ける際の乗輪者の軸力を増加させるための付加的なフリップアウトレバーを備えていてもよい。さらに、簡単のために図示はしないが、ばね付勢式突出部が外部ステムカラー30の外側に取り付けられ、孔から突き出してステアリングチューブ110の凹凸面の領域に載り、乗輪者は、収納のためにステムを回転させるためにこのばね付勢式突出部を作動し続ける必要がある。
図示されない他の変更形態には、頂部ネジ付きロッキングカラーの代わりに、構成に大きな影響を与えないクイックリリースカムタイプのカラーを用いることが含まれる。ネジ無しステアリングチューブ110のネジ付き部の代わりに、完全にネジ無しのステアリングチューブに挿入される取り外し可能なクイルタイプのネジ付き挿入部品を用いてもよいことは、当業者には明らかである。
図16Bは、図16Aと同様のステアリングアセンブリを示すが、頂部ネジ付きロッキングナット32bが、ネジ付き内面112hを有するステアリングチューブの内側に螺入される内側ボルト142に一体的に接続される点が異なる。垂直圧力が必要ないかなる構成においても、ステアリングチューブ112hの雌ネジを用いて垂直圧力を加えることができる。ステアリングチューブ112hの雌ネジを用いて、ヘッドセットベアリングの調節を確定するために垂直圧力を加えることもできる。
図16Cも同様に、図16Aおよび図16Bと同様のステアリングアセンブリを示すが、ノッチ141の代わりに外部成形八角形ステアリングチューブ112iが用いられる点が異なり、外部成形八角形ステアリングチューブ112iは、ステム内面31aと当接し、頂部ネジ付きロッキングナット32bがステアリングチューブの雌ネジ112h内で緩んで外部ステムカラー30が外部成形ステアリングチューブ112iの上に上昇できるようにならない限り回転を許さない。軸135を支点として用いられるとスロット134から上昇するレバーアーム138を用いて、さらなるてこ作用を得ることができる。他のあらゆる断面形状および通路を八角形の代わりに用いることは、図示されないが当業者には自明である。さらに、簡単のために図示はしないが、ステム内面31aは、下部が円形で上部が成形されていることにより、成形ステアリングチューブ112iから一部だけが上昇した後で、回転が可能になる。さらに、成形ステアリングチューブ112iを、円形で頂部にネジが切られたものにすることにより、図16Aに示すような頂部ネジ付きロッキングカラー32の使用を可能にすることができる。
図17は、図16A〜図16Cと同様のステアリングアセンブリを示すが、この場合、外部ステムカラー30は四角錐台内部形状129を有し、これはスロット125および凹状ボルト122aを有する角錐台形内部スロット付きカラー124に嵌まり、カラー124は、頂部ネジ付き領域119aを有するネジ無しステアリングチューブ110上に締め付けられる点が異なる。この場合も、頂部ステムカラーは、回転を行わせるために頂部ネジ付きロッキングカラー32が緩められた後に下部の成形体から離れねばならない。90°の回転を可能にする他のあらゆる断面形状または通路、あるいは歯付きの円形面を四角錐台形の代わりに用いることは、図示されないが当業者には明らかである。図16Bに示すような頂部ネジ付きロッキングナット32bを、ステアリングチューブのネジ付き内面112hとともに用いてもよいが、これも図示されない。図16Aの構成と同様に、図17の構成は、ある特定の既存の自転車に後付けすることができる。角錐台形内部スロット付きカラー124は、ステアリングチューブの全体にネジが切られている場合はネジ付き内面を有してもよい。
図18、図19Aおよび図19B、ならびに図20Aおよび図20Bには、高さ調節不可能であり、かつ第1のロッキングシステムと第2の安全ロックとを備える外部ステム上のステム圧縮アセンブリを示す。図18は、固定高さで回転回転式の、後付け可能なスロット付き外部圧縮ステム37を、ネジ無しステアリングチューブおよび標準的なスターナットキャップ42とともに示す斜視図である。回転は、クイックリリースレバー65をロック解除し、レバーアーム40を押し下げ、ステム2を回転させることにより行われる。図16A〜図16C、および図17とは異なり、図18のステムは、ドロップフランジ39が伸縮可能であるため、回転のために垂直操舵軸方向に沿って上方に移動する必要がない。カラーの底部にはノッチ38があるが、この場合、ノッチ38は、レバーアーム40を押し下げて下部ネジ無しロッキングカラー120のレバーばね41を押さえることにより作動される伸縮可能なドロップフランジ39と協働する。スターナットキャップ42は、スターナット49(図示せず)に接続されるスターナットボルト46によってカラー上に締結されるが、クイックリリース65が解除されるとカラーを回転させるのに十分なほど持ち上がる。伸縮可能なドロップフランジ39およびノッチ38が入れ替わったシステムは、図示されないが当業者には明らかである。第2の収納位置用ノッチも図示されていない。伸縮可能なドロップフランジ39をクイックリリース圧縮スロット62に嵌めることも可能である。
図19Aは、図18に示すステムと同様の上部スロット付き圧縮回転ステム37を有する垂直側部断面図であり、この場合、ノッチならびにロッキングフランジ38および39等の第2の安全ロックを有する代わりに、傾斜フィンガー開口切取部44および外方押圧ばね45を有する内部回転拘束装置である突起ボタン43を有する。突起ボタン43は、ステムを図18の場合のようにカラーに締結するのではなく、ステアリングチューブに直接締結することにより、ステムが回転しないように拘束する。収納のために回転させるには、クイックリリース65を解除して突起ボタン43を押す。収納のための第2のフィンガー開口切欠部44は図示されない。ベアリング46aにより、ボルト46がスターナットキャップ42に対して回転することができる。
図19Bには、拘束ボタンの上部水平断面図を示し、この場合、拘束ボタンはスロット付き圧縮ステムカラー37の側部に移動し、作動されると内側の突起ボタン43を押す外側ボタン48によって間接的に作動される。
図20Aは、図18、図19A、および図19Bの構成と同様の、同じく内部回転拘束突起ボタン43を有する円形スロット付き圧縮外部ステム37の拡大斜視図であり、図20Bはその垂直側部断面図A−Aである。但しこの場合は、制御式ばね50を用いて、拘束突起ボタン43を内部回転通路47内に確実に留まらせるだけの最小のばね押圧を与えて、カラーの過剰回転および望ましくない垂直移動を防止し、突出部が収納のために用いられる別の開口切欠部44に届くようにする。図20BのA−Aの断面図はステアリングチューブおよびベアリングを示す。
以上で用いたスターナットおよび問題解決手段の代わりに、図20Aは2つの噛み合いカラー120および120aを用い、カラー120aは、ナット122によりロックされて、次にネジ付き外面136が、レンチスロット123を用いてネジ無しロッキングカラー120のネジ付き内面137に螺合されて、ヘッドセットベアリング131に正しい垂直圧力を加え、続いてロッキングボルト122によりロックされる。ネジ付き噛み合いカラーのこのシステムは、ヘッドセットベアリング調節を設定するために本発明のいかなるネジ無しステアリングチューブにおいても用いることができる。
工具による高さ調節機能には手動の回転が必要となる可能性がある。この実施形態は、図21A〜図22C、図22Aおよび図22B、ならびに図23Aに示される。図21Cは、図21AのA−Aの組み合わせ垂直断面図であり、図21Aは、クイルタイプの工具により高さ調節可能な内部円形ステム4bの斜視図である。ステム4bは、水平ステム部分2に保持される深歯付き頂部領域55を有し、水平ステム部分2は、内部圧力シリンダ90bを有する両側寸法安定システムを有し、内部圧力シリンダ90bは、ボルト52によりステムとともに接続され、深歯付き領域51を有し、深歯付き領域51は回転を避けるためにステムの深歯付き領域55に押し付けられる。ステムの底部において、クイル53がクイルボルト54によってステムをステアリングチューブに固定する。クイックリリース65が解除されても、深歯付き領域55がシリンダの深歯付き領域51と噛み合ったままであるため、ステム2は依然として回転できない。クイックリリース65が緩まるように回転されるか、または手動調節式ナット67が緩められると、2つの深歯付き面が離れてステムの回転を可能にする。クイックリリースレバーはこのようにして解除されねばならず、回転を可能にするためには第2の措置が必要となる。
図21Bは、ボルト52がステム2に直接挿入され、内部圧力シリンダ90bが1つしかない、片側寸法安定システムの代替的なオプションを示す。ステムを収納位置に保持することができる場合の、歯付き領域56も示される。このシステムは任意の既存の自転車に後付けすることができる。内部圧力シリンダ90bは、ステムの角度調節ができるようにステアリングチューブの後ろ側にあることは明らかである。さらに、これらのシリンダは傾斜した種類のものであってもよい。図21Aおよび図21Bで見られる歯付き回転システムを図5または図14の実施形態において、あるいは他の手動で高さ調節可能なオプションの任意のものと組み合わせて用いることは、図示されないが当業者には明らかである。このシステムを図6Aおよび図6B、ならびに図7A〜図7Eにおいて用いて、これらの実施形態の回転を可能にすることもできる。さらに、図21Aおよび図21Bのステム部材4bの代わりにネジ無しステアリングチューブ110を用いてもよく、この場合、ステアリングチューブの頂部領域は歯付き圧力シリンダに対応して深歯付きである。
別の寸法安定の工具により高さ調節可能なステムは、図22Aおよび図22Bに示される。図22Aには、2部品クイルタイプの、工具により高さ調節可能な内部円形ステム4bの拡大斜視図を示し、図22BにはそのA−Aの垂直断面図を示す。ステムは角錐台形の頂部53aを有し、頂部53aは、雌ネジ頂部領域35を有し、下部ネジ付きボルト領域32aを有する頂部圧力ナット32bを緩めてから、角錐台形内部形状129を有する外部ステムカラー30を持ち上げることにより回転することが可能になり、それによりステムを回転させることができる。このステムは、任意の既存の自転車に後付けすることができ、回転させた位置で操舵可能である。90°の回転を可能にする八角形または歯付き円形、あるいは他の形状等の、他のあらゆる拘束成形部は、図示されないが当業者には明らかである。図22Aおよび図22Bに見られる成形システムを、図5または図14の実施形態において、または他の手動で高さ調節可能なオプションの任意のものと組み合わせて用いることも、図示はされない。このシステムを図6Aおよび図6Bならびに図7A〜図7Eにおいて用いて、これらの実施形態の回転を可能にすることもできる。
図1〜図22Bに示すステアリングアセンブリは全て、操舵軸において、または操舵軸と同軸上で、ステムをステアリングチューブに締結する第1のロッキングシステムを有する。図23Aおよび図23B、ならびに図24A〜図24Eに示す実施形態では、第1のロッキングシステムは操舵軸以外の位置に配置される。図23Aでは同様に、遠隔ロッキングシステムにより保持されるクイルタイプの工具により調節可能な2部品型内部円形ステム4bであり、底部にクイル53を有する垂直円形部分4bに図示のようにボルト締めまたは溶接される遠隔ステム拘束アーム56によって、締結ボルト57が保持される。クイックリリース65が解除されると、続いてボルト57が押し下げられ、ディスク57aが多レベルボックス59から出てステム2の回転を可能にする。
このシステムのより完全な概観は、図24A〜図24Eに示す断面図で見ることができる。ばね58がディスク57aを上昇位置に留めるため、ディスク57aはばね58が圧縮されない限り多レベルボックス59から出ることができない。同様に、ハンドルバーステムを乗輪位置に回転させると、ディスク57aはばね58が圧縮されない限り多レベルボックス59に入ることができない。このように、ステムは乗輪位置にある場合は常にロックされる。図23Aの実施形態は、任意の既存の自転車に後付けで適応可能である。円形ステム4bの高さは、特定の乗輪者に合わせて設定することができ、続いて、水平ステム部分2が収納のために回転して、円形ステム4bの工具により高さ調節されたレベルを開放せずに、最下位置に下降することができる。遠隔ステム拘束アーム56とともに水平ステム部分2を引張り、クイックリリース65をロックすると、ステム部分2とステム部分4bとが一体となる。
遠隔締結装置を操舵軸の後部または側部に配置して、角度調節可能な水平ステム部材の使用を可能にすることは、図示されないが当業者には明らかである。図22A〜図22Bのように、図23Aの回転システムは、本発明のいくつかの他の実施形態で用いることができる。
図23Bは、内部取り付け遠隔拘束アームに締結される外部ステムを示し、図24Aは、外部取り付け遠隔固定アームに締結される内部取り付けステムを示す。図23Bは、図23Aと同様のステアリングアセンブリを示すが、ステムが高さ調節不可能な外部ステムであり、水平ステム部分2がステアリングチューブ110の外側に直接取り付けられ、遠隔ステム拘束アーム56がクイルシステムを用いてステアリングチューブ110の内部に取り付けられる点が異なる。水平ステム部分2は、2つのロッキングカラー126と140との間に保持される。遠隔ステム拘束アーム56がロッキングカラーの形態でステアリングチューブ110の外部に締結されて、外部ステムと外部ロッキング装置とがオフセット締結位置で締結される組合せとなるようなアセンブリは、図示されないが当業者には明らかである。
図24Aは、底部ディスク57aを有する締結ボルト57を備える遠隔固定される固定高さの内部ステムの垂直断面図であり、底部ディスク57aは、ステム回転のために多レベルボックス59から出るように押されねばならない。図24Aおよび24B−24Bの正面断面図(図24B)に示すような乗輪位置では、水平ステム部分2および遠隔固定アーム56aが締結ボルト57によって互いに締め付けられる。B−B、C−C、およびD−Dの図は、種々の操作段階を示す。
クイックリリース65が解除されると、底部ディスク57aはB−Bの側部断面図および上部断面図(図24C)に示すようにボックスに捕捉されたままとなるが、クイックリリース65が押し下げられると、ディスク57aは、図24Dに示す(C−Cの断面図でも示す)ようにボックスから出ることができる領域まで下降する。図24Eは、ディスク57aがボックス59の外側に出て、クイックリリース65がばね58によって上方に押し戻され、それによりディスク57aがボックスに再び入ることができない状態のD−Dの断面図を示す。この図では、ステムはディスク57aがロックボックス59内にないようにするほど十分に離れた位置に回転する。回転したステムが乗輪位置に戻るには、クイックリリース65を再び押して、ディスク57aがボックス59に再び入ることを可能にし、続いてクイックリリース65を締め付けねばならない。これは安全機構としての役割を果たすため、不安全な状態で自転車に乗ることがなくなる。図24A〜図24Eに示すアセンブリは、ある既存の自転車に後付けすることができる。
以上に示した回転可能実施形態は全て、常に操舵軸に沿って回転していた。ステアリングアセンブリが収納のために回転する際に、回転が操舵軸以外の位置で行われるようにする必要がある場合がある。図25は、ロックボックス59を有する下部水平ステム部分127と上部水平ステム部分2とに保持される遠隔前部ピボットポスト128を有する、高さ調節可能な2部品型内部ステムの斜視図である。ステムを回転させるには、ステムクイックリリース65を図23Aおよび図23B、および図24A〜図24Eに示すのと同様にして解除する。高さを調節するには、カラー60のクイックリリース65が用いられる。
図25のアセンブリにより、ステアリングアセンブリが回転した場合に横幅をより狭くすることができ、回転位置にあるハンドルバーは、操舵軸回転が用いられる場合よりも自転車フレームの平面に近い位置になる。図示されないが当業者には自明であるように、回転軸はハンドルバーの所望の収納位置に応じて操舵軸の後部または側部に配置することができる。高さ調節不可能なアセンブリの場合に部材127がステアリングチューブの外部に取り付けられるアセンブリも、図示されない。図5または図14の実施形態において、あるいは他の手動で高さ調節可能なオプションの任意のものとの組み合わせで、図25に見られる回転システムを用いることも、図示されない。この回転システムは、図6Aおよび図6B、ならびに図7A〜図7Eにおいて、これらの実施形態の回転を可能にするために用いることもできる。締結点および回転点の両方が操舵軸からずれているアセンブリも、図示はされない。
図26A〜図26Cには、成形ステム4および内部形状112aを有するネジ無しステアリングチューブ110の斜視図を示し、ステアリングチューブ110は、図5と同様にして圧縮ステム拘束カラー60を用いてステム4に締め付けられるが、この場合、ステムは折り畳み機能を有する。ステム4の前部通路7は下り傾斜通路11につながり、通路11は回転領域5において約110°の角度で下降し、続いて下部ステム部分79の下部垂直通路74に途切れずに下降する。下部ステム部分79は、2つの側部フランジ77と、上部フランジ76を収容する切り取り領域78とを有し、折り畳み回動点75を中心に回動する。これらの斜視図は、乗輪位置および折り畳み位置にあるステムを示しているため、ハンドルバーは地面と平行に設置される。カラー、ステアリングチューブ、およびヘッドセットは図5に示すものと同様である。収納のために折り畳まれると、固定突出部86は通路74の端部に突き当たるため、下部ステム部分79はネジ無しステアリングチューブ110から出ることができず、自転車は収納場所に押していくために折り畳まれたハンドルバーを用いて操舵可能である。下り傾斜通路11が下部ステム部分79に位置付けられている同様のステムは、簡単のために図示されない。
ステム/ステアリングチューブの形状ならびにばね付勢式突出部、およびボタンを作動し続けない限り垂直移動を可能にしない垂直移動通路の多くの他の組み合わせは、図示されないが当業者には自明である。様々なヒンジ構成も図示されていない。
上昇位置、下降位置、および回転位置で示す高さ調節可能な成形された内部ステアリングアセンブリを有する、自転車の前端部の斜視図である。 通路付き回転領域を有する成形された高さ制御式内部ステムと、底部が標準的なネジ無しステアリングチューブに締結され、頂部がステムに締結され、頂部レベルは回転および高さ制御用の伸縮可能な突出部を有する2レベル締結カラーとを有する、高さ調節可能かつ回転可能な後付け可能ステアリングアセンブリの拡大斜視図を示す好ましい実施形態である。 オプションのヒンジ構造を有する上部成形カラー部分を示す図である。 垂直ステム部分の下部の正面図である。 垂直ステム部分の下部の側面図である。 好ましい実施形態のA−Aの断面図である。 好ましい実施形態のC−Cの断面図である。 好ましい実施形態のD−Dの断面図である。 好ましい実施形態のE−Eの断面図である。 好ましい実施形態のB−Bの断面図である。 ステム移動制御のための、種々の高さ、回転、および収納位置用通路のオプションの、好ましい実施形態に示すようなレイアウトを示す図である。 ステム移動制御のための、種々の高さ、回転、および収納位置用通路のオプションの、係止用の孔およびランプを有する代替的なレイアウトを示す図である。 ステム移動制御のための、種々の高さ、回転、および収納位置用通路のオプションの、図4Aの片側と同じであるが、自動高さ制御機能を備えた乗輪位置用通路を有さないレイアウトを示す図である。 ステム移動制御のための、種々の高さ、回転、および収納位置用通路のオプションの、乗輪位置用通路が回転用通路と合流する、1つの係止用孔を有する乗輪位置用、交差、および収納位置用の連続通路のレイアウトを有するレイアウトを示す図である。 ステム移動制御のための、種々の高さ、回転、および収納位置用通路のオプションの、図4Dと同じであるが、孔の代わりに係止物を有する図である。 回転領域に傾斜通路を有する成形された通路付きステムと、頂部位置合わせ部分を有する2部品型ステムとを有する、高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。圧縮カラーがスロット付き内部成形ステアリングチューブ上に締め付けられ、ステアリングチューブが内部ステムに締め付けられる。圧縮カラーの底縁部には傾斜が付けられており、それと一致する上部形状を有する下部カラーが回転すると、圧縮カラーが2つのカラーを分離し、それによりヘッドセットベアリングに圧力を加える。回転制御は固定トラッキング突出部で行われる。フォーククラウンとフォークステアリングチューブとの間の、オプションのフロントフォーク底部位置合わせも図示される。 対応する形状の圧縮カラーがステアリングチューブの外側と内側の両方にある、一部円形のステムを有する、高さ調節可能かつ回転不可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。圧縮カラーはステムおよびスロット付きステアリングチューブの両方に直接締め付けられ、スロット付きステアリングチューブは内部に取り付けられたステムに締め付けられる。 単一ボルトのカラー位置合わせシステムを示すA−A側部断面図である。 ステムおよび標準的なネジ無しステアリングチューブに締結するために圧力シリンダを用いる2レベル寸法安定カラー内に設置された、高さ制御式成形ステムを用いる、高さ調節可能かつ回転不可能な後付け可能ステアリングアセンブリの拡大斜視図である。 図7Aに示すA−Aの断面図である。 図7Aに示すB−Bの断面図である。 クランプ装置とともに軸方向に移動する圧縮シリンダを用いるステアリングアセンブリを示す上部断面図である。 片側圧力シリンダを示す図である。 図7Aのステアリングアセンブリが収納のために回転できるようにする回転用通路を有する上部交差領域のオプションを示す図である。 上部通路付き回転領域を有する通路付き高さ制御式の円形成形ステムを用いる、高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。このステムは、圧力シリンダを用いて一方の側がステムに取り付けられ、圧力シリンダを用いて他方の側がステアリングチューブに取り付けられる、1レベル寸法安定カラー内に設置される。 図8Aに示すA−Aの断面図である。 図8Aに示すB−Bの断面図である。 図8Aに示すC−Cの断面図である。 ネジ付きおよび/またはネジ無しステアリングチューブの種々の頂部構成、内部形状、および外部形状の種々の斜視図である。 カラー圧縮力が成形内部ステムそれぞれに直接、またはステアリングチューブを介して内部ステムに間接的に加えられる様子を示す、種々の圧縮カラーおよび内部取り付けステムの一連の上部断面図の1つであり、ステムとカラーとの表面接触を最大にするために、八角形ステム部材および四角形ステム部材のいくつかの辺を他の辺よりも長くするかまたは短くする方法を示し、一般に図示のような力分布をもたらすことがない1つまたは複数の様々なヒンジ点を有する代替形態も示す図である。 カラー圧縮力が成形された内部ステムそれぞれに直接、またはステアリングチューブを介して内部ステムに間接的に加えられる様子を示す、種々の圧縮カラーおよび内部取り付けステムの一連の上部断面図の1つであり、ステムとカラーとの表面接触を最大にするために、八角形ステム部材および四角形ステム部材のいくつかの辺を他の辺よりも長くするかまたは短くする方法を示す。 カラー圧縮力が成形された内部ステムそれぞれに直接、またはステアリングチューブを介して内部ステムに間接的に加えられる様子を示す、種々の圧縮カラーおよび内部取り付けステムの一連の上部断面図の1つであり、ステムとカラーとの表面接触を最大にするために、八角形ステム部材および四角形ステム部材のいくつかの辺を他の辺よりも長くするかまたは短くする方法を示す。 図6に示すアセンブリと同様であるが、圧縮カラーが、解除されると互いに対して回転することができる下部固定カラーおよび上部回転可能カラーから成る点が異なる、高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。 2つの噛み合いカラーの構造を示す、図11AのA−Aの側部断面図である。 回転のための円形底部領域を有するステムを有する、高さ調節可能かつ回転可能な円形または成形されたステアリングアセンブリの垂直断面図である。ステムは、回転を制御する単一通路に入る固定突出部および伸縮可能突出部の両方を有する圧縮カラー内に設置される。 円形垂直ステム部材を有するステムを有し、円形垂直ステム部材は係止用ボールベアリングを用いて上部回転領域へのアクセスを制御する頂部解除ボタンを有する単一通路を有する、高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの垂直断面図である。ステムは、単一の固定突出部を有する圧縮カラー内に設置され、当該カラーはステアリングチューブ上に設置される。 2レベルカラー内に設置される円形の4通路付きステムを用いる、高さ調節可能かつ任意の高さで回転可能なステアリングアセンブリであって、カラーの頂部レベルは外側制御部を有する回転阻止ボールベアリングを用いる制御部分であり、底部レベルはネジ付きステアリングチューブ上に設置されるネジ付きステアリングチューブ締結圧縮部分である、ステアリングアセンブリの拡大斜視図である。 図13Aに示すA−Aの断面図である。 図13Bに示すB−Bの断面図である。 ステムが、垂直ステム成形部分と、収納または位置合わせのための回転を可能にする水平ステム回転可能部分との2つの部品に分離される、高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。公共の場での収納時に自転車を乗輪不可能位置にロックするのに用いられる、キーロッキングシステムが示される。ステムは、内部成形されたスロット付きステアリングチューブに連結されるネジ付き圧縮カラーによって保持される。 位置合わせアタッチメントが示される、ネジ付きスロット付きステアリングチューブ上に設置されるネジ付き圧縮カラーの斜視図である。 高さ調節可能な内部ステム、ステアリングチューブ、およびベアリングも示される、図15AのA−Aの断面図である。 突出ボルトを通した図15Bに示すB−Bの断面図である。 位置合わせボルトを通した図15Bに示すC−Cの断面図である。 頂部ネジナットを外し、続いて固定用ノッチからステムを持ち上げて回転させることによって回転させることができる外部取り付けステムを有する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。このステム部分およびロッキングカラーは、頂部にネジが切られたネジ無しステアリングチューブ上に設置される。 頂部ネジナットを雌ネジ付きステアリングチューブ上で上方に外し、固定用ノッチからステムを持ち上げることによって回転させることができる外部取り付けステムを有する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。 頂部のネジナットを上方に外し、外部成形ステアリングチューブから内部成形ステムを持ち上げて回転させることによって回転させることができる外部取り付けステムを有する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。 頂部ネジナットを外し、別個の成形カラーからステムの内部成形体を取り外すことによって回転させることができる外部取り付けステムを有する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。このカラーは、頂部にネジが切られたステアリングチューブに取り付けられる。 まずクイックリリースカラーをロック解除し、続いてステム上の固定用ノッチから底部ロッキングカラー上の固定用フランジを下方に外すことによって回転させることができる外部取り付けステムを有する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。回転ステムは、内部取り付けスターナット(図示せず)に取り付けられる頂部キャップによって、上方に動かないように保持される。 外部固定用孔から内部取り付け拘束ボタンを押し外すことによって回転させることができる外部取り付けステムを有する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの側部断面図である。回転ステムは、スターナットに取り付けられる頂部キャップによって、上方に動かないように保持される。 外部固定用孔から内部取り付け拘束ボタンを押し外すことによって、但しこの場合は外部取り付けボタンを用いて内部取り付けボタンを押すことによって、同様に回転させることができる外部取り付けステムを有する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの上部断面図である。 外部固定用孔から内部取り付け拘束ボタンを押し外し、ステムの内側の内部通路内に入れることによって回転させることができる外部取り付けステムを有し、内部通路は、ステムがステアリングチューブから持ち上がらないようにするとともに回転を制御する、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの側部断面図である。ヘッドセット調節のために圧力を加える二重ネジ付き噛み合いカラーが示される。 図20AのA−Aの側部断面図である。 クイル固定用垂直ステム部材を有する2部品型内部ステムを有し、クイル固定用垂直ステム部材は、寸法安定水平ステム部材が圧力シリンダを用いて嵌まりロックされる深歯付き頂部領域を有する、工具により高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。 2つの圧力シリンダの代わりに1つの圧力シリンダシステムが用いられるオプションを示す図である。 図21Aに示すA−Aの断面図である。 成形された頂部でキャップされる底部クイル取り付け用垂直ステム部材を有する2部品型内部ステムを有する、工具により高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの拡大斜視図である。内部成形水平ステム部材は、乗輪時には垂直ステム部材の成形頂部に固定され、頂部ネジナットが緩められると上方に引き出されて回転可能になる。 下部クイルボルト締めシステムおよび上部ナット締結システムを示す、図22Aに示すA−Aの断面図である。 底部クイル取り付け用垂直ステム部材を有する2部品型内部ステムを有し、底部クイル取り付け用垂直ステム部材は、操舵軸と同軸にはない締結点を有する頂部外部アームを有する、工具により高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの垂直断面図である。水平ステム部材は垂直ステム部材の周りに同軸上に嵌まり、2つの部材は締結点で互いに取り付けられる。 底部水平ステム部材がステムではなくステアリングチューブに取り付けられ、したがって内部取り付け締結システムを有する外部取り付けステムを備える、高さ調節不可能な回転ステアリングアセンブリを有することを除いて、図23と同様の図である。 内部配置ステムおよび外部締結システムを有し、締結点が操舵軸と同軸上にない、高さ調節不可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの側面図である。 図24Aのロッキング装置を通した24B−24Bの断面図である。 ロッキング装置を解除する種々の段階を示す、図24Bの断面線B−Bの側部断面図および上部断面図である。 ロッキング装置を解除する種々の段階を示す、図24Bの断面線C−Cの側部断面図および上部断面図である。 ロッキング装置を解除する種々の段階を示す、図24Bの断面線D−Dの側部断面図および上部断面図である。 操舵軸以外の軸を中心に収納のために回転し、図23A、図23B、および図24A〜図24Eで用いるものと同様のロッキングシステムを用いて操舵軸上に支持されるように締結される、高さ調節可能かつ回転可能なステアリングアセンブリの斜視図である。 折り畳み部分につながる下り傾斜通路回転領域を有する通路付き成形ステムを有する、高さ調節可能かつ回転可能な折り畳みステアリングアセンブリの斜視図である。 折り畳まれた図26Aのステムを示す斜視図である。 スロット付き内部成形ステアリングチューブ上に締め付けられる圧縮カラー内に設置され、ステアリングチューブは内部ステム上に締め付けられる、図26Aのステムを示す拡大斜視図である。

Claims (94)

  1. 自転車用のステアリングアセンブリであって、
    上方に延びる一体型のステアリングチューブを有する前輪フォークと、
    前記ステアリングチューブと同軸上にあるヘッドセットベアリングと、
    垂直部材を有しかつ前記ステアリングチューブの内側に摺動可能に取り付けられるステムを含む、ハンドルバーアセンブリと、を備え、
    前記ステムの前記垂直部材は非円形の断面形状を有する部分を有し、前記ステアリングチューブには拘束装置が嵌められて、前記ステムと前記ステアリングチューブとの間の軸方向移動を可能にし、前記ステムは、前記拘束装置の第1の位置で手動で高さ調節可能であり、前記ステアリングチューブは、前記拘束装置が第2の位置にある場合に前記ステムに固定されることを特徴とする自転車用のステアリングアセンブリ。
  2. 前記ステアリングチューブの上端部は前記ヘッドセットベアリングの上に延びていることを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  3. 前記ステアリングチューブの前記上端部は、前記ステム上にクランプされるようにスロットが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  4. 前記ステアリングチューブは、前記ステムの非円形の断面形状の部分と一致する非円形の内面断面形状の部分を有し、前記非円形の面同士が係合すると、前記ステムが前記ステアリングチューブに対して軸回転できないことを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  5. 前記拘束装置は、前記ステムの非円形の断面形状の部分と一致する非円形の内面断面形状の部分を有し、前記非円形の面同士が係合すると、前記ステムが前記ステアリングチューブに対して軸回転できないことを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  6. 前記ステムは1または複数の長手方向の溝路を有し、前記ステアリングチューブと一体の少なくとも1の内部突出部が、前記ステムの前記長手方向の溝路の少なくとも1つに嵌まり、前記ステムが操舵軸を中心に回転できないことを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  7. 前記ステムは、自転車の前輪とほぼ平行な位置に操舵軸を中心に軸方向に回動することができることを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  8. 前記拘束装置が手動でロック解除された後、前記ステムが操舵軸を中心に軸方向に回転できるようにする第2の操作が行われることを特徴とする請求項7に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  9. 前記拘束装置をロック解除することは、前記ステムが垂直方向に調節されることおよび操舵軸を中心に軸方向に回転することの両方を可能にするために必要な唯一の措置であることを特徴とする請求項7に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  10. 前記ステムが操舵軸を中心に軸方向に回転できるようにするために、第2の拘束装置がロック解除されなければならないことを特徴とする請求項7に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  11. 前記第2の操作は、前記ハンドルバーアセンブリを特定の高さに移動させることであることを特徴とする、請求項8に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  12. 前記ステムは、非円形の八角形断面形状部分を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  13. 前記ステムは水平方向の溝路を有し、前記突出部が前記水平方向の溝路に入ることにより前記操舵軸を中心としての回転を許容することを特徴とする請求項6に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  14. 前記突出部の高さは固定されていることを特徴とする請求項6に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  15. 前記突出部は前記ステムに対してばね付勢され、前記長手方向の溝路内にあり、高さが伸縮可能であることを特徴とする請求項6に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  16. 前記長手方向の溝路の前記底部は、前記突出部が摺動できないようにし、該突出部は、前記ステムの移動を可能にするために前記長手方向の溝路の底部から手動で係脱されなければならないことを特徴とする請求項15に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  17. 前記ステムは第2の長手方向の溝路を有し、前記突出部は、乗輪時には前記第1の長手方向の溝路内にあり、前記ステムが収納のために回転した後は前記第2の長手方向の溝路内にあることを特徴とする請求項6に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  18. 前記ステムは孔を有し、前記突出部は、乗輪時には前記長手方向の溝路内にあり、前記ステムが収納のために回転した後は前記孔内にあることを特徴とする請求項6に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  19. 前記ステムの前記垂直部材の断面形状は、非円形部と、同軸上の円形部とを有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  20. 自動ロックをさらに備え、前記ステムは、係合されると該ステムが回転できないようにする前記自動ロックが係合されている限り、乗輪位置に回転することができないことを特徴とする請求項7に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  21. 手動操作式の締結装置をさらに備え、前記ステムは、係合されると該ステムが回転できないようにする前記手動操作式の締結装置が係合されている限り、乗輪位置に回転することができないことを特徴とする請求項7に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  22. 前記水平方向の溝路は、傾斜面を備える底面を有し、前記傾斜面は、前記突出部の一方向への移動は許容するが、他方向への移動は、少なくとも部分的に引っ込めない限り許容しないことを特徴とする請求項13に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  23. 前記水平方向の溝路は、前記ハンドルバーアセンブリが最終的に自転車の前記前輪とほぼ平行になり自転車の右側または左方にくることができるように、前記ステムが回転するよう構成されていることを特徴とする請求項13に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  24. 前記突出部は、前記ステムが回転できるようにするために、前記長手方向の溝路から完全に出た状態になるように構成されることを特徴とする請求項15に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  25. 前記ステムに交差溝路をさらに備え、該交差溝路は、前記長手方向の溝路に対して所定の角度で設置され、前記突出部が前記交差溝路に入ると、前記ステムが操舵軸を中心に垂直移動を伴う回転を許容することを特徴とする請求項6に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  26. 前記ハンドルバーアセンブリに連結された手段をさらに備え、前記前輪とほぼ平行な位置に回転すると、前記前輪と係合して、駐輪または歩行時に自転車を操舵するために用いられることができるようになっていることを特徴とする請求項7に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  27. 前記ハンドルバーアセンブリは最終的に前記前輪とほぼ平行な位置になるように回転を抑制されることを特徴とする請求項7に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  28. 前記ステムは、水平部材および垂直部材を備え、前記水平部材は前記垂直部材を中心に回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  29. 前記ステアリングチューブに接続される連結部をさらに備え、前記ステムは、特定の高さより上に引き上げられることを、または前記ステアリングチューブから抜けることを、前記連結部により阻止される、請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  30. 前記ステムの前記垂直部材は、前記ステムが特定の高さより上に引き上げられること、または前記ステアリングチューブから抜けることを阻止する、大径下部部分を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  31. 前記ステアリングチューブの外面の一部は非円形の断面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  32. 前記ステアリングチューブの外面の一部はネジが切られていることを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  33. ステアリングアセンブリを位置合わせする目的で回転可能に操作される工具をさらに備え、前記ステアリングチューブは、前記工具によって前記前輪フォークのクラウンに機械的に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  34. 前記ステムは、収納のための回転前後で同じ断面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  35. 前記ステムは、収納のための回転前後で異なる断面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  36. 前記ステアリングチューブは、内面に長手方向の溝路切取部を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  37. 前記ステアリングチューブは、内面に長手方向の突出部を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  38. 前記ステアリングチューブは、内面の一部にネジが切られていることを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  39. 前記ステアリングチューブに嵌められ、対応する形状を有するカラーをさらに備え、前記ステアリングチューブの上端部は前記カラーの回転を妨げる形状を有する、請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  40. 前記拘束装置は、前記ステアリングチューブの外側に締結される1または複数のカラーを含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  41. 前記拘束装置は、前記ステアリングチューブにクランプされるクランピングカラーであり、前記ステアリングチューブは前記ステムにクランプされることを特徴とする請求項3に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  42. 前記拘束装置は2つの締結部を備え、第1の締結部は前記ステアリングチューブに締結され、第2の締結部は前記ステムに締結されることを特徴とする請求項40に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  43. 前記拘束装置は、孔に挿入される1つまたは複数の圧力シリンダを用いて前記ステアリングチューブおよび前記ステムに締結される寸法安定カラーを含むことを特徴とする請求項42に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  44. 前記拘束装置は、寸法安定カラーを含み、前記寸法安定カラーは、前記カラーの孔に挿入される1つまたは複数の圧力シリンダを用いて前記ステアリングチューブに締結されると共に、前記カラーおよび前記ステアリングチューブの孔に挿入される1つまたは複数の圧力シリンダを用いて前記ステムに締結されることを特徴とする請求項40に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  45. 前記拘束装置は、前記ステアリングチューブの上端部の外側および前記ステアリングチューブの上端部の内側を囲むカラーを含むことを特徴とする請求項40に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  46. 前記拘束装置は、クランプするための1つまたは複数のスロット付き部分を備え、かつスロット幅内での大きい移動が許容された1つまたは複数のヒンジを有することを特徴とする請求項42に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  47. 前記拘束装置は、前記ステアリングチューブに取り付けられるカラーを含み、前記カラーは、ヘッドセットベアリングを調節するために下向きの軸圧力を加える上面を提供することを特徴とする請求項40に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  48. 前記上部カラーの下に配置される下部カラーをさらに備え、前記下部カラーはランプ付き上面を有し、前記上部カラーはランプ付き下面を有し、前記2つのカラーが互いに隣接して配置されると、前記上部カラーが所定位置に締結され、続いて前記下部カラーが前記上部カラーに対して回動して、前記下部カラーが前記上部カラーから離れて下方に移動するようになり、それにより前記ヘッドセットベアリングに圧力が加えられることを特徴とする請求項47に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  49. 前記拘束装置は、上部カラー部材および下部カラー部材から成る2部品型カラーであり、前記上部カラー部材は、前記ステムの外面断面形状と一致する内面断面形状を有し、前記下部カラー部材は、前記ステアリングチューブの外面断面形状と一致する内面断面形状を有し、前記上部カラー部材および前記下部カラー部材は、互いに回転可能に接続され、それにより、前記ステムの昇降が前記上部カラー部材により制御され、回転が必要な場合、前記下部カラー部材は前記ステアリングチューブに固定された状態で、前記上部カラー部材は前記ステム部材とともに回転することを特徴とする請求項40に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  50. 前記カラーの少なくとも一部は、ネジ付きステアリングチューブに螺合するために内面にネジが切られていることを特徴とする請求項40に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  51. 前記拘束装置を前記ステアリングチューブに締結するとともに、前記拘束装置を正しい乗輪位置に位置合わせするためのボルトをさらに備えることを特徴とする請求項40に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  52. 突出したばね付勢式ボタンを有する第2の安全ロックをさらに備え、前記突出したばね付勢式ボタンは、前記ステムの内側にあり、ロックされると前記ステムおよび前記ステアリングチューブの孔から突出することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  53. 突出したばね付勢式ボタンを有する第2の安全ロックをさらに備え、前記突出したばね付勢式ボタンは、前記ステアリングチューブの外側にあり、ロックされると前記ステアリングチューブの孔を通って前記ステムの孔に突出することを特徴とする請求項1に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  54. 上方に延びる一体型のステアリングチューブを有する前輪フォークと、前記ステアリングチューブと同軸上にあるヘッドセットベアリングと、垂直部材を有しかつ前記ステアリングチューブの内側に摺動可能に取り付けられるステムを含むハンドルバーアセンブリとを備え、前記ステムの前記垂直部材は非円形の断面形状を有する部分を有し、前記ステアリングチューブには拘束装置が嵌められて前記ステムと前記ステアリングチューブとの間の軸方向移動を可能にし、前記ステムは前記拘束装置の第1の位置で手動により高さ調節可能であり、前記ステアリングチューブは前記拘束装置が第2の位置にある場合に前記ステムに固定される自転車用のステアリングアセンブリを回転させる方法であって、
    前記拘束装置をロック解除するステップと、
    前記ステアリングアセンブリが自転車の前記前輪とほぼ平行になるように、操舵軸を中心に回転できるようにする第2の操作を行うステップと
    を含む、自転車用のステアリングアセンブリを回転させる方法。
  55. 自転車用のステアリングアセンブリであって、
    上方に延びる一体型のステアリングチューブを有する前輪フォークと、
    前記ステアリングチューブの内側に摺動可能に取り付けられるステムを含む、ハンドルバーアセンブリと、
    前記ステアリングチューブと同軸上にあるヘッドセットベアリングと
    を備え、前記ステムは、前記ハンドルバーアセンブリが自転車の前記前輪とほぼ平行に位置するように、前記ステムを前記ステアリングチューブから手動で解除することにより操舵軸を中心に回転可能であることを特徴とする自転車用のステアリングアセンブリ。
  56. 前記ステムは、円形の断面形状を有する垂直部材と、該垂直部材に少なくとも1の長手方向の溝路切取部とを備えることを特徴とする請求項55に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  57. 前記ハンドルバーアセンブリは、手動でロック解除される拘束装置を有し、前記ステムを収納のために操舵軸を中心に軸方向に回転できるようにするために、第2の操作が必要であることを特徴とする請求項56に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  58. 第2の拘束装置をさらに備え、前記第2の操作は、前記ハンドルバーアセンブリの移動を前記ステムが操舵軸を中心に軸方向に回転できる特定の高さに制限する前記第2の拘束装置を解除することを含むことを特徴とする請求項57に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  59. 前記第2の操作は、前記第2の拘束装置が開放されたままでなければならない任意の高さで、前記ステムが操舵軸を中心に軸方向に回転できるようにする、前記第2の拘束装置を解除することを含むことを特徴とする請求項57に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  60. 自転車用のステアリングアセンブリであって、
    上方に延びるステアリングチューブを有する前輪フォークと、
    前記ステアリングチューブの上端部の外側に取り付けられるステムを含む、ハンドルバーアセンブリと、
    前記ステムを前記ステアリングチューブの前記上端部に連結する、手動操作式の拘束装置とを備えることを特徴とする自転車用のステアリングアセンブリ。
  61. 前記ステムは、前記手動操作式の拘束装置が解除された後に、収納のために自転車の前記前輪とほぼ平行な位置に操舵軸を中心に回転するように構成されることを特徴とする請求項60に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  62. 前記ステムは、垂直ステム部材及び水平ステム部材と、前記垂直ステム部材を前記ステアリングチューブに手動で締結するのに用いる手段と、を備えることを特徴とする請求項61に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  63. 前記ステムが前記ステアリングチューブに対して回転することを防止する第2の安全ロッキング装置をさらに備えることを特徴とする請求項62に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  64. 前記第2の安全ロッキング装置は、前記ステムが乗輪位置に回転すると自動的にロックされることを特徴とする請求項63に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  65. 前記垂直ステム部材は、前記ステアリングチューブにクランプされるようにが形成されていることを特徴とする請求項62に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  66. 前記手動操作式の拘束装置が解除された後、前記ステムが収納のために回転するように垂直軸方向に拘束するのに用いる手段をさらに備える、請求項62に記載のステアリングアセンブリ。
  67. 前記拘束装置は、前記ステアリングチューブの外側に手動で螺合されて前記ステムを押し下げるロッキングカラーを備えることを特徴とする請求項62に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  68. 前記拘束装置は、前記ステアリングチューブの内側に手動で螺合されるロッキングボルトを備えると共に前記ステアリングチューブの内側は部分的にネジが切られていることにより、前記ステムを押し下げることを特徴とする請求項62に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  69. 前記垂直ステム部材は、凹状および凸状の上面および下面を有し、該上面および下面は、前記拘束装置がロックされると、対応する面に押し付けられて、乗輪時の該ステアリングアセンブリの微動をなくすことを特徴とする請求項62に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  70. 前記ステアリングチューブに取り付けられる上部および下部ヘッドセットベアリングをさらに備え、前記拘束装置は、前記ヘッドセットベアリングを調節するために前記下部ヘッドセットベアリングに垂直圧力を加えるために用いられることを特徴とする請求項62に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  71. 前記拘束装置は、前記ステムが操舵軸を中心に水平方向に回転するのを拘束するように垂直圧力を加えることを特徴とする請求項60に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  72. 前記第2の安全ロッキング装置は、伸縮可能な突出部と、前記ステアリングチューブに固定される隣接カラーにある前記突出部に対応するノッチとを備え、前記ステムは、前記拘束装置がロック解除され、前記伸縮可能な突出部が退避すると回転することができることを特徴とする請求項63に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  73. 前記第2の安全ロッキング装置は、前記ステアリングチューブの内側に取り付けられて該ステアリングチューブの孔および前記ステムの孔に突出するばね付勢式ボタンを備え、該ボタンは、前記ステアリングチューブおよび前記ステムが互いに対して移動しないように拘束することを特徴とする請求項63に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  74. 前記第2の安全ロッキング装置は、前記ステアリングチューブの成形外面を備え、該成形外面は、前記垂直ステム部材の成形内面と一致しているとともに係合し、それにより、前記ステムは、前記成形外面と前記成形内面とが互いに係合しなくなるように持ち上げられない限り、前記ステアリングチューブを中心とした軸回転を防止されることを特徴とする請求項63に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  75. 前記第2の安全ロッキング装置は、前記ステアリングチューブの外側に取り付けられると共に前記垂直ステム部材の内側に配置される成形カラーの成形外面を備え、前記成形カラーの前記成形外面は、前記垂直ステム部材の成形内面と一致しているとともに係合し、それにより、前記ステムは、前記成形外面と前記成形内面とが互いに係合しなくなるように持ち上げられない限り、前記ステアリングチューブを中心に軸方向に回転しないように抑制されることを特徴とする請求項63に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  76. 前記ハンドルバーアセンブリは、前輪とほぼ平行な位置に回転すると、前記前輪と係合して、駐輪または歩行時に自転車を操舵するために用いられることができることを特徴とする請求項61に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  77. 前記ハンドルバーアセンブリの回転を最終的に前記前輪とほぼ平行な位置に抑制するのに用いる手段をさらに備えることを特徴とする請求項61に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  78. 前記垂直ステム部材は、収納のための回転時に前記ばね付勢式ボタンをガイドする内部水平溝路を有し、それにより、前記ハンドルバーアセンブリが、最終的に自転車の前記前輪とほぼ平行な位置になることを特徴とする請求項73に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  79. 前記第2の安全ロッキング装置は、前記ステムが操舵軸を中心に回転できるように作動され続けなければならないことを特徴とする請求項63に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  80. 自転車用のステアリングアセンブリであって、
    上方に延びるステアリングチューブを有する前輪フォークと、
    前記ステアリングチューブの内側に摺動可能に取り付けられるステムを含む、ハンドルバーアセンブリと、
    前記ステアリングチューブと同軸上にあるヘッドセットベアリングと
    を備え、前記ハンドルバーアセンブリが自転車の前輪とほぼ平行に位置するように手動で回転可能であることを特徴とする自転車用のステアリングアセンブリ。
  81. 前記ハンドルバーアセンブリの自転車の操舵軸を中心とした前記回転を抑制する手段をさらに備えることを特徴とする請求項80に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  82. 前記ステアリングチューブを中心とした前記ステムの意図せぬ回転を防止する第2の安全ロッキング装置をさらに備えることを特徴とする請求項80に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  83. 前記第2の安全ロッキング装置は、前記ステムが乗輪位置に回転すると自動的にロックされることを特徴とする請求項82に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  84. 前記ステムは、第1のステム部材および第2のステム部材を備え、前記第1のステム部材は前記第2のステム部材に対して回転可能であることを特徴とする請求項80に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  85. 前記ステムの高さ調節のための工具をさらに備えると共に、前記ハンドルバーアセンブリは手動操作式の拘束装置を用いて収納のために回転されることを特徴とする請求項81に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  86. 前記第1のステム部材は、少なくとも1つの歯付きの圧力シリンダを備える水平部材であり、前記歯付きの圧力シリンダは、前記第1のステム部材を前記第2のステム部材の歯付き部にロックするのに用いられ、第1のロッキングクイックリリースをロック解除し、続いて前記クイックリリースを回転させて、前記歯付き圧力シリンダが前記第2のステム部材の歯付き部から係脱できるようにすることにより、ステム部材の回転が行われることを特徴とする請求項84に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  87. 前記第1のステム部材は、回転を可能にするために前記第2のステム部材に対する垂直方向の移動を抑制されることを特徴とする請求項84に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  88. 前記第2のステム部材の上端部の成形外面と、前記第1のステム部材の成形内面とを有する第2の安全ロッキング装置をさらに備え、前記第2のステム部材の前記成形外面は、前記第1のステム部材の前記成形内面と一致しているとともに係合し、前記ハンドルバーアセンブリに接続される前記ステムの一部は、前記第1のロッキング装置がロック解除され、前記成形外面と前記成形内面とが互いに係合しなくなるように持ち上げられない限り、軸方向に回転することができないことを特徴とする請求項87に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  89. 前記第1のステム部材および前記第2のステム部材は、乗輪のために操舵軸以外の地点で締結されることを特徴とする請求項84に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  90. 前記第1のステム部材は、別の措置が取られない限り乗輪位置に回転することを抑制され、前記別の措置が取られた時点で、前記第1のステム部材は乗輪位置にロックされることを特徴とする請求項89に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  91. 自転車用のステアリングアセンブリであって、
    上方に延びるステアリングチューブを有する前輪フォークと、
    2部品型ステムとを含むハンドルバーアセンブリと
    を備え、前記ステムの第1の部分は前記ステアリングチューブの内側に摺動可能に取り付けられ、前記ステムの第2の部分は前記ステアリングチューブの外側に配置され、前記ステムの前記第1の部分は前記ステムの前記第2の部分に対して回転可能であることを特徴とする自転車用のステアリングアセンブリ。
  92. 自転車用のステアリングアセンブリであって、
    上方に延びるステアリングチューブを有する前輪フォークと、
    2部品型ステムとを含むハンドルバーアセンブリと
    を備え、前記ステムの第1の部分は前記ステアリングチューブの内側に摺動可能に取り付けられ、前記ステムの第2の部分は、自転車の操舵軸以外の地点で、前記ステムの前記第1の部分を中心に回転することを特徴とする自転車用のステアリングアセンブリ。
  93. 前記ステムの前記第1の部分および前記ステムの前記第2の部分を、自転車の操舵軸において互いに手動で締結する手段をさらに備えることを特徴とする請求項92に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
  94. 前記ステムの前記第1の部分および前記ステムの第2の部分を、自転車の操舵軸以外の地点において互いに手動で締結する手段をさらに備えることを特徴とする請求項92に記載の自転車用のステアリングアセンブリ。
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