JP2005171230A - 二軸配向微多孔フィルムおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】β晶比率が50〜99%のポリプロピレン樹脂90〜99.8重量%と、ポリプロピレン樹脂に非相溶性の樹脂0.2〜10重量%からなり、ガーレ透気度が5〜10000sec/100ccであり、フィルム両面を重ね合わせた時の静摩擦係数μsが0.2〜2の範囲であることを特徴とする二軸配向微多孔フィルム、および該二軸配向微多孔フィルムの製造方法。
【選択図】なし
Description
本発明の微多孔フィルムの該β晶PPのβ晶比率は、50〜99%の範囲であることが必要であり、より好ましくは60〜95%、さらに好ましくは70〜90%の範囲である。β晶比率が50%未満であるとフィルムの厚み方向に均一な孔が得られ難しく、貫通孔性も低くくなり、ガーレ透気度の値が大きくなるので好ましくない。また、β晶比率が99%を越えると、形成向上によるガーレ透気度と機械強度の両立が困難であり、また、製膜安定性に劣る。
β晶比率(%)= {ΔHu−1/(ΔHu−1+ΔHu−2)}×100 (1)
また、上記温度範囲に吸熱ピークが存在するがβ晶の融解に起因するか不明確な場合などは、DSCの結果と併せて、当該サンプルを下記特定条件で溶融結晶化させたサンプルについて、広角X線回折法を用いてβ晶に起因する2θ=16°付近に観測される(300)面の回折ピークが存在することをもって“β晶活性を有する”と判定してもよい。
但し、式中のR2は、炭素数1〜28の飽和あるいは不飽和の脂肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸残基、又はアミノ酸残基を表し、R1、R3は同一または異なる炭素数3〜18のシクロアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルケニル基で示される。
本発明の特性値は、次の評価方法、評価基準により求められる。
試料0.1gを135℃のテトラリン100mlに完全に溶解させ、この溶液を135℃の恒温槽中で粘度計で測定して、比粘度Sにより次式に従って極限粘度を求める。単位はdl/gとする。
[η]=S/0.1×(1+0.22×S)。
アイソタクチックインデックス(II)は、沸騰n−ヘプタン抽出残分から求める。試料を沸騰n−ヘプタンで一定時間抽出を行い、抽出されない部分の重量(%)を求めてアイソタクチックインデックスを算出する。
アイソタクチックインデックス(II)(%)=(P/Po)×100
但し、Poは抽出前の試料重量(g),Pは抽出後の試料重量(g)である。
結晶性ポリプロピレン樹脂は、JIS K 7210の条件M(1995年)に従って測定する(230℃、2.16kg)。エチレン系樹脂は、JIS K 7210の条件4(1995年)に従って測定する(190℃、2.16kg)。ポリカーボネートはJIS K 7210の条件21(1995年)に従って測定する(300℃、1.2kg)。ポリメチルペンテン樹脂はASTM D 1238に従って測定する(260℃、5.0kg)。
ポリプロピレン樹脂、シートおよびフィルムを走査型差動熱量計(DSC)を用いて、JIS K−7122に準拠して測定する。具体的には、窒素雰囲気下で5mgの試料を20℃/分の速度で250℃まで昇温させ、その後5分間保持した後に20℃/分の冷却速度で20℃まで冷却する。次いで、再度20℃/分の速度で昇温していった際に、140℃〜157℃間にピークを持つポリプロピレン樹脂由来のβ晶の融解に伴う吸熱ピークの融解熱量(ΔHu−1)と、160℃以上にピークを持つβ晶以外のポリプロピレン樹脂由来の結晶の融解に伴う吸熱ピークの融解熱量(ΔHu−2)から次式で求める。
なお、上記の手法で140〜160℃に融解ピークが存在するが、β晶の融解に起因するものか不明確な場合は、140〜160℃に融解ピークが存在することと、広角X線回折法による回折プロファイルでβ晶に起因する回折ピークが存在することをもってβ晶の融解に起因する融解ピークであるものと判定すればよい。
・サンプル:本発明のフィルムを方向を揃えて、熱プレス調整後のサンプル厚さが1mm程度になるよう重ね合わせた後、これを0.5mm厚みのアルミ板で挟み、280℃で熱プレスして融解・圧縮させた。得られたシートを、アルミ板ごと100℃の沸騰水中に5分間浸漬して結晶化させ、その後25℃の雰囲気下で冷却して得られるシートを幅1mmに切り出したものを測定に供した。
・X線回折装置:理学電気(株)社製 4036A2
・X線源:CuKα線(Niフィルター使用)
・出力:40kV、20mA
・スリット系:2mmφ−1°−1°
・検出器:シンチレーションカウンター
・計数記録装置:理学電気(株)社製 RAD−C型
・測定方法:2θ/θスキャン(ステップスキャン、2θ範囲10〜55°、0.05°ステップ、積算時間2秒)
得られた回折プロファイルに、2θ=16.1〜16.4°付近にβ晶の(300)面による最も強い回折ピークが観測されればよい。なお、ポリプロピレン樹脂の結晶型(α晶、β晶)の構造、得られる広角X線回折プロファイルなどは、例えば、エドワード・P・ムーア・Jr.著、“ポリプロピレンハンドブック”、工業調査会(1998)、p.135−163;田所宏行著、“高分子の構造”、化学同人(1976)、p.393;ターナージョーンズ(A.Turner−Jones)ら,“マクロモレキュラー ケミ”(Macromol. Chem.),75,p.134−158や、これらに挙げられた参考文献なども含めて多数の報告があり、それを参考にすればよい。
走査型差動熱量計(DSC)を用いて、JIS K−7122に準拠して窒素雰囲気下で5mgの試料を20℃/分の速度で昇温させていった際に、二次転移に伴う比熱の変化をガラス転移点温度(Tg)として求めた。また、フィルム中の非相溶性樹脂のTgは、主原料のPPのTgが0℃以下であることから、0℃を越えた二次転移に伴う比熱の変化を非相溶性樹脂のTgとした。また、引き続き昇温を続け、樹脂の融解に伴う吸熱ピークの主ピーク温度を融解温度Tmとした。
ダイヤルゲージ式厚み計(JIS B−7509、測定子5mmφ平型)を用いて、PEACOCK社製UPRIGHT DIAL GAUGE(0.001×2mm)、No.25、測定子5mmφ平型、125gf荷重)を用いて、フィルムの長手方向及び幅方向に10cm間隔で10点測定して、その平均値とした(単位:μm)。
JIS P−8117に準拠して、23℃、65%RHにて測定した(単位:秒/100ml)。同じサンプルについて同様の測定を5回行い、得られたガーレ透気度の平均値を当該サンプルのガーレ透気度とした。この際、ガーレ透気度の平均値が10000秒/100mlを越えるものについては実質的に透気性を有さないものとみなし、無限大(∞)秒/100mlとした。
フィルムの表面をS−2100A形((株)日立製作所製)を用いて5000倍に拡大観察して平面写真を採取する。該平面写真において観察される網目状に観察される孔(黒く観察される部分)を全てマーキングし、該マーキング部分をハイビジョン画像解析装置PIAS−IV((株)ピアス製)を用いて画像処理することにより、平均空孔孔径を算出した。尚、フィルムの平均空孔径を求めるに当たっては、異なる測定視野から任意に選んだ計5箇所の写真計5枚を使用し、それらの平均値として算出した。
二軸配向フィルムを正方形に切り取り、一辺の長さL(cm)、重量W(g)、厚みD(cm)、を測定して、以下の式より求めた。
空隙率=100−100(W/ρ)/(L2×D)
上記式中のρは、延伸前のフィルム密度を示す。ρはJIS K7112(1980)のD法の密度勾配菅法にて求めた値を用いる。この時の密度勾配菅用液は、エタノールと水を用いる。
二軸配向微多孔フィルムをミクロトームを用いて短手方向に切断し、断面を形成させた。フィルムの該内部平面および該断面を走査型電子顕微鏡(SEM)S−2100A形((株)日立製作所製)を用いて5000倍に拡大観察してそれぞれ平面写真および断面写真を採取する。該内部平面写真において、観察される非相溶性樹脂の長径長さを計測した。また、該断面写真において、観察される非相溶性樹脂の断面を全てマーキングし、該マーキング部分をハイビジョン画像解析装置PIAS−IV((株)ピアス製)を用いて画像処理することにより、各々の非相溶性樹脂の平均粒径を算出した。ただし、非相溶性樹脂の断面積の平均値は、内部平面および断面採取位置を変えて計5箇所の写真をとり、各5枚の写真から得られた各々の非相溶性樹脂の断面積を平均して算出した。
JIS B0601(2001年)に従って、触針式表面粗さ計(小坂研究所(株)製、高精度薄膜段差測定器、形式ET30HK)を用いて、スキン層表面の最大表面粗さRt及び平均表面粗さRaを測定した。なお、この時の条件は、試長2mm、触針径円錐型0.5μmR、荷重16mg、カットオフ0.08mmとした。この時、中心線平均表面粗さRaは、粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さLをの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸、縦方向をY軸とし、粗さ曲線をy=f(X)で表した時、次の式によって求められる値をμmで表したものをいう。
東洋精機(株)製スリップテスターを用いて、JIS K 7125(1999年)に準じて、フィルム面の両面を重ねて摩擦させた時の値を測定し、初期の立ち上がり抵抗値を静摩擦係数μsdとした。
フィルムの長手方向と幅方向それぞれついて、幅10mm、長さ300mmを5本切り出し、両端から50mmの位置に印を付けて試長200mm(l0)とする。次に、荷重3gを付けて80℃に保温されたオーブン内に吊し、1時間加熱後に取り出して、室温で冷却後、寸法を測定(l1)して下記式にて求め、5本の平均値とした。
熱収縮率S=(l0−l1)/l0 ×100(%)。
ホルムアミドとエチレングリコールモノエチルエーテルとの混合液を用いて、JIS K6768に規定された測定方法に基づいて測定した。
フィルム長手方向のF2値は、長手方向:15cm、幅方向:1cmのサイズで切り出した試料を試長50mmとし、JIS K7127(1999年)に規定された方法に従い、長手方向引張り速度300mm/分で伸張して、伸度2%に対する試料にかかる応力を測定した。
二軸配向フィルムを5m幅、10,000m巻き取った後に、1m幅、4000mにスリットして製品化したときの製品外観をみて以下のように評価した、
A級:製品ロールの巻きずれなく、端部及び表面外観が良好。
透気防水シートとして、撥水加工された布に、ウレタン系の接着剤(固形分濃度20%)を10μm塗布して140℃・1分乾燥後、二軸配向フィルムと120℃の温度でラミネートする際に、熱収縮率が小さくて金属ロールとの滑りがよく、空孔形成剤(ボイド核)や粒子の脱落がなくて工程中の金属ロールへの白粉付着がなく、フィルムにしわが入らず、ラミネート後の透気度の値のアップがラミネート前の値に対し3割以下のものを○とし、金属ロールとの滑りが悪く、空孔形成剤(ボイド核)や粒子の脱落があって金属ロールに白粉が付着して工程通過性に劣り、フィルムにしわが入り、ラミネート後に透気度の値が5割以上アップしたもの、または透気度が高すぎて透気防水シートとして使用できないものを×として評価した。
まず、結晶性ポリプロピレン樹脂(以下結晶性PPと略称する)(住友化学(株)製、タイプ:WF836DG3、極限粘度[η]:2.0dl/g、MFR:7g/10分、II:96%)94.95重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、“エヌジェスター”NU−100、以下NU−100と略称する)0.05重量%と、融解温度が240℃のポリメチルペンテン樹脂(三井化学(株)製、“TPX”RT−18、MFR:26、以下PMPと略称する)5重量%を添加混合して、二軸押出機に供給して280℃で溶融混合してガット状に押出し、30℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。該β晶核剤添加PP(以下β晶PPと略称する)のβ晶比率は85%であった。次に、このβ晶PPを280℃に加熱された押出機(A)に供給して溶融し、200℃に加熱されたTダイ型口金よりシート状に押出して、表面温度120℃に保たれたキャストドラム上で密着固化しキャストフィルムを作製した。次に、該キャストフィルムを120℃に加熱保持されたオーブンに導いてフィルム温度を予熱後、長手方向(縦方向、すなわちフィルムの進行方向、以下MD方向と略称する)に4倍延伸し、30℃の冷却ロールで冷却した。続いて、MD方向に延伸したフィルムの両端をクリップで把持しながらテンターに導き、135℃に加熱した雰囲気中でMD方向に垂直な方向(横方向、以下TD方向と略称する)に8倍延伸した(面積倍率:縦延伸倍率×横延伸倍率=32倍)。引き続き二軸配向微多孔フィルムの結晶配向を完了させて平面性、寸法安定性を付与するために、テンター内にて150℃で横方向5%の弛緩熱処理を行い、均一に徐冷後、室温まで冷却した。さらに、本発明の二軸配向微多孔フィルムへの親水性付与と、表面に塗剤及びインキ塗布または他基材と貼り合わすために、両面を空気中でコロナ放電処理を行い巻き取った。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性、を表2に示した。本発明のフィルムはガーレ透気度が低く透気性に優れ、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
フィルムの樹脂組成として、結晶性PP(三井化学(株)製、極限粘度[η]:2dl/g、MFR:4g/10分、II:98.5%)96.9重量%と、NU−100を0.1重量%、ガラス転移点(Tg)150℃の非相溶性樹脂ポリカーボネート(出光石油化学(株)製、タイプ:A1500、分子量:15000、MI:65g/分、以下PCと略称する)3重量%を添加混合し、二軸押出機に供給して280℃でガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。該β晶核剤添加PPのβ晶比率は90%であった。次に、このβ晶PPを260℃に加熱された押出機(A)に供給して溶融し、200℃に加熱されたTダイ型口金よりシート状に押出して、表面温度100℃に保たれたキャストドラム上で密着固化しキャストフィルムを作製した。次に、該キャストフィルムを120℃に加熱保持されたオーブンに導いてフィルム温度を予熱後、長手方向(縦方向、すなわちフィルムの進行方向、以下MD方向と略称する)に3.5倍延伸し、120℃のロールを通過させた後、30℃の冷却ロールで冷却した。続いて、MD方向に延伸したフィルムの両端をクリップで把持しながらテンターに導き、145℃に加熱した雰囲気中でMD方向に垂直な方向(横方向、以下TD方向と略称する)に7倍延伸した(面積倍率:縦延伸倍率×横延伸倍率=24.5倍)。引き続き二軸配向微多孔フィルムの結晶配向を完了させて平面性、寸法安定性を付与するために、テンター内にて160℃で横方向5%の弛緩熱処理を行い、均一に徐冷後、室温まで冷却した。さらに、本発明の二軸配向微多孔フィルムへの親水性付与と、表面に塗剤及びインキ塗布または他基材と貼り合わすために、両面を空気中でコロナ放電処理を行い巻き取った。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本発明のフィルムはガーレ透気度が低く透気性に優れ、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
実施例1の樹脂組成において、実施例3ではPMPの混合量を0.5重量%とし、実施例4ではPMPの混合量を8重量%とした以外は、実施例1と同様に二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本発明のフィルムはガーレ透気度が低く透気性に優れ、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
実施例1において、樹脂組成として、結晶性PP94.7重量%と、NU−100を0.05重量%と、PMP5重量%と、平均粒径2.1μmのアルミノシリケート粒子(水澤化学工業(株)製、タイプ:シルトンJC−20、以下SiO2粒子と略称する)0.25重量%を添加混合して用いた以外は、実施例1と同様にして、厚み75μmの二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本発明のフィルムはガーレ透気度が低く透気性に優れ、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
実施例1において、PMPの代わりに、融解温度が270℃の非相溶性樹脂のシンジオタクチックポリスチレン樹脂(以下SPSと略称する)(出光石油化学(株)製、“ザレック”S100)を用い、さらに、帯電防止剤としてアルキルジエタノールアミン脂肪酸エステル(花王(株)製、エレクトロストリッパーTS−6B、以下TS6Bと略称する)0.5重量%と、滑剤としてステアリン酸モノグリセライド(花王(株)製、エキセル84、以下E84と略称する)0.2重量%を添加混合し、290℃で溶融混合した以外は実施例1と同様にして二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本発明のフィルムはガーレ透気度が低く透気性に優れ、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
フィルムの樹脂組成として、エチレン含有量10重量%の結晶性PP(サンアロマー(株)製、MFR:5g/10分)91.9重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、“エヌジェスター”NU−100、以下NU−100と略称する)0.1重量%と、PMP(“TPX”RT−18)8重量%を添加混合して、二軸押出機に供給して280℃で溶融混合してガット状に押出し、30℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。該β晶核剤添加PP(以下β晶PPと略称する)のβ晶比率は92%であった。次に、このβ晶PPを280℃に加熱された押出機(A)に供給して溶融し、200℃に加熱されたTダイ型口金よりシート状に押出して、表面温度120℃に保たれたキャストドラム上で密着固化しキャストフィルムを作製した。次に、該キャストフィルムを110℃に加熱保持されたオーブンに導いてフィルム温度を予熱後、長手方向(縦方向、すなわちフィルムの進行方向、以下MD方向と略称する)に5倍延伸し、100℃のロールで冷却した。続いて、MD方向に延伸したフィルムの両端をクリップで把持しながらテンターに導き、125℃に加熱した雰囲気中でMD方向に垂直な方向(横方向、以下TD方向と略称する)に9倍延伸した(面積倍率:縦延伸倍率×横延伸倍率=45倍)。引き続き二軸配向微多孔フィルムの結晶配向を完了させて平面性、寸法安定性を付与するために、テンター内にて150℃で横方向5%の弛緩熱処理を行い、均一に徐冷後、室温まで冷却した。さらに、本発明の二軸配向微多孔フィルムへの親水性付与と、表面に塗剤及びインキ塗布または他基材と貼り合わすために、両面を空気中でコロナ放電処理を行い巻き取った。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性、を表2に示した。本発明のフィルムはガーレ透気度が低く透気性に優れ、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
実施例1において、β晶核剤NU−100の添加量を0.01重量%とし、キャスティングドラム温度を110℃とした以外は実施例1と同様にして二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本発明のフィルムはβ晶PPのβ晶比率が52%と低く、二軸配向微多孔フィルムのガーレ透気度が本発明の範囲の上限に近いが透気防水シートとして問題なく使用でき、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
樹脂組成として、Sunoco社製β晶核剤入りポリプロピレン“Bepol”(タイプ:BO22−SP、MFR:1.8g/10分)90重量%、非相溶性樹脂性として、融解温度が240℃のPMP(“TPX”RT−18)8重量%と、エチレン・αオレフィン共重合体の“エンゲージ”8411(デュポン・ダウ社製)2重量%を混合して、二軸押出機に供給して280℃で溶融混合してガット状に押出し、30℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。該β晶核剤添加PP(以下β晶PPと略称する)のβ晶比率は80%であった。次に、このβ晶PP組成物を280℃に加熱された押出機(A)に供給して溶融し、220℃に加熱されたTダイ型口金よりシート状に押出して、表面温度120℃に保たれたキャストドラム上で密着固化しキャストフィルムを作製した。次に、該キャストフィルムを110℃に加熱保持されたオーブンに導いてフィルム温度を予熱後、長手方向(縦方向、すなわちフィルムの進行方向、以下MD方向と略称する)に5倍延伸し、100℃のロールで冷却した。続いて、MD方向に延伸したフィルムの両端をクリップで把持しながらテンターに導き、125℃に加熱した雰囲気中でMD方向に垂直な方向(横方向、以下TD方向と略称する)に9倍延伸した(面積倍率:縦延伸倍率×横延伸倍率=45倍)。引き続き二軸配向微多孔フィルムの結晶配向を完了させて平面性、寸法安定性を付与するために、テンター内にて150℃で横方向5%の弛緩熱処理を行い、均一に徐冷後、室温まで冷却し、厚さ25μmの微孔性ポリプロピレンフィルムをえた。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性、を表2に示した。本発明のフィルムはガーレ透気度が低く透気性に優れ、滑り性がよくて製品ロールの外観がよく、熱収縮率が低くて二次加工性に優れた特性を示していることが分かる。
実施例1において、β晶核剤としてキナクリドン系核剤(東洋曹達(株)“Rubicron”400RG、以下400RGと略称する)を0.1重量%とし、溶融温度を220℃とした以外は、実施例1と同様に二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本フィルムはβ晶核剤添加PPのβ晶比率が36%と低いために、ガーレ透気度が高くて透気性に劣り、また、溶融温度を非相溶性樹脂性の融解温度よりも低い温度としたために、非相溶性樹脂の分散性が悪く、摩擦係数および熱収縮率が大きいものであった。
比較例2では、実施例1において、非相溶性樹脂を添加せず、結晶PPとβ晶核剤の2成分とし、比較例3では、実施例1において、PMPの添加量を15重量%とした以外は、実施例1と同様に二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。比較例2のフィルムは、摩擦係数が大きく、熱収縮率も大きく、空孔が二次加工工程で潰れるためか二次加工後のガーレ透気度が大きく、長尺巻き取り性及び二次加工性に劣る。比較例3のフィルムは、表面粗さが大きくなり過ぎて製膜工程で脱落して工程を汚し、製膜中でフィルム破れが多発し、さらに長尺巻き取り性及び二次加工性に劣るものであった。
実施例1において、結晶性PP59.95重量%と、β晶核剤NU−100を0.05重量%と、平均粒径4.9μmのSiO2粒子(水澤化学(株)製、シルトンJC−50)を40重量%とした以外は、実施例1と同様に二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本フィルムは、SiO2粒子が製膜工程及び二次加工工程で脱落して工程を汚し、フィルムのF2値が低くて非常に脆く、二次加工性に劣るものであった。
実施例1において、PMPの代わりに、結晶性PPに相溶性が良く、Tgが70℃のポリテルペン樹脂(ヤスハラケミカル(株)製、“クリアロンP−125”、以下PTと略称する)を10重量%混合した以外は、実施例2と同様に二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本フィルムは、摩擦係数が大きく、熱収縮率も大きくて長尺巻き取り性及び二次加工性に劣り、ガーレ透気度も大きい。
実施例1において、縦延伸温度を110℃とし、横延伸後に熱処理を行わずに巻き取った以外は、実施例1と同様に二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本フィルムは、熱収縮率が大きくて二次加工時の熱での寸法変化が大きく、製品にしわが入り、また加工後のガーレ透気度も大きくなった。
実施例2において、溶融押出温度を260℃とし、表面温度80℃に保たれたキャストドラム上で密着固化しキャストフィルムを作製し、次に、該キャストフィルムを135℃に加熱保持されたオーブンに導いてフィルム温度を予熱後、MD方向に5倍延伸した後、30℃の冷却ロールで冷却した。続いて、MD方向に延伸したフィルムの両端をクリップで把持しながらテンターに導き、150℃に加熱した雰囲気中でTD方向に10倍延伸(面積倍率:縦延伸倍率×横延伸倍率=50倍)にして巻き取った以外は、実施例1と同様に二軸配向微多孔フィルムを得た。本フィルムの樹脂組成を表1に、フィルム特性と巻き取り性及び二次加工性を表2に示した。本フィルムは、ガーレ透気度が測定限界以上に大きく、電池などのセパレーター、分離膜、透気防水シート、フィルターには使用できなかった。
2・・β晶部分の融解熱量ΔHu−1
3・・β晶以外部分の融解熱量ΔHu−2
Claims (11)
- β晶比率が50〜99%のポリプロピレン樹脂90〜99.8重量%と、ポリプロピレン樹脂に非相溶性の樹脂0.2〜10重量%からなり、ガーレ透気度が5〜10000sec/100ccであり、フィルム両面を重ね合わせた時の静摩擦係数μsが0.2〜2の範囲であることを特徴とする二軸配向微多孔フィルム。
- 80℃・1時間加熱時の熱収縮率がフィルムの長手方向(MD方向)、幅方向(TD方向)共に3%以下であることを特徴とする請求項1に記載の二軸配向微多孔フィルム。
- 少なくとも片面の最大表面粗さRtが0.5〜2μm、平均表面粗さRaが0.05〜0.3μmの範囲である請求項1または2に記載の二軸配向微多孔フィルム。
- フィルムの長手方向(MD方向)の2%伸張時の応力(F2値)が5〜12MPaの範囲である請求項1〜3のいずれかに記載の二軸配向微多孔フィルム。
- 空隙率が50〜80%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の二軸配向微多孔フィルム。
- フィルム厚みが5〜100μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の二軸配向微多孔フィルム。
- β晶比率が50〜99%のポリプロピレン樹脂が、β晶核剤を0.01〜2重量%含有してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の二軸配向微多孔フィルム。
- ポリプロピレン樹脂に非相溶性の樹脂が、ガラス転移点(Tg)が100〜160℃、もしくは融解温度が200〜270℃の樹脂の1種以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の二軸配向微多孔フィルム。
- ポリプロピレン樹脂に非相溶性の樹脂が、エチレン・αオレフィン共重合体、またはエチレン・αオレフィン共重合体とそれ以外の非相溶性樹脂の混合物であることを特徴請求項1〜8のいずれかに記載のとする二軸配向微多孔フィルム。
- ポリプロピレン樹脂とβ晶核剤とポリプロピレン樹脂に非相溶性の樹脂の混合組成物を、該非相溶性樹脂の融解温度以上で溶融混合した後に、該混合樹脂を180℃〜240℃でシート状に溶融押出し、80℃〜150℃の温度で1秒〜60秒保持して冷却固化したシートを、80℃〜130℃の温度で2〜7倍縦延伸後、120〜145℃の温度で3〜12倍に横延伸を行い、130℃〜160℃で1秒〜10秒熱処理することを特徴とする二軸配向微多孔フィルムの製造方法。
- β晶核剤を含むポリプロピレン樹脂が90〜99.8重量%であり、と、ポリプロピレン樹脂に非相溶性の樹脂0.2〜10重量%の混合組成物であることを特徴とする請求項10に記載の二軸配向微多孔フィルムの製造方法。
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