JP2007056253A - 断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた車輌用断熱パネル - Google Patents
断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた車輌用断熱パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007056253A JP2007056253A JP2006202850A JP2006202850A JP2007056253A JP 2007056253 A JP2007056253 A JP 2007056253A JP 2006202850 A JP2006202850 A JP 2006202850A JP 2006202850 A JP2006202850 A JP 2006202850A JP 2007056253 A JP2007056253 A JP 2007056253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- heat insulating
- insulating panel
- porous polypropylene
- polypropylene film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
断熱パネルに用いられるフィルムとして薄膜かつ軽量で高い断熱効果を有し、結露や内部に水が浸透した場合に自然乾燥が可能であり、加工時や使用時の変形が少なく、複雑な形状にも追従することができ、断熱パネル用に好適な多孔質ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた車輌用断熱パネルを提供する。
【解決手段】
厚み方向に層状に重なった孔を有してなるフィルムであって、孔と樹脂の界面数が10層/10μm以上であり、比重が0.1〜0.8であり、ガーレー透気度が1〜1000sec/100ccであることを特徴とする断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
【選択図】なし
Description
(1)厚み方向に層状に重なった孔を有し、該孔と樹脂の界面数が多いことによって、高い断熱効果を得ることができる。
(2)低比重であり、吸水率が低いことによって、燃費の抑制効果、吸水による燃費増大の防止効果を得ることができる。
(3)一定範囲内の透気性を有し、熱処理による透気性の悪化が少ないことによって、結露の防止や、水分の気散効果を得ることができ、加工や使用による透気性の低下を防ぐことができる。
(4)弾性率の和が一定範囲内であることによって、フィルムの強度と断熱パネルを配置する個所の形状への良好な追従性を両立することができる。
(5)熱処理による収縮率が低く、長手方向と幅方向の収縮率の差が小さいことによって、使用時のフィルムの変形による断熱効果の低下を防ぐことができる。
(6)フィルムの厚みが一定範囲内であることによって、高い断熱効果を持ちながら、断熱パネルの薄膜化、省スペース化に寄与することができる。
(7)β晶活性を有するポリプロピレンよりなることによって、溶剤などへの耐性が良好であり、複雑な工程を必要とせず、安価な断熱パネル用フィルムを提供することができる。
ガーレー透気度の変化率(%)=((熱処理前のガーレー透気度−熱処理後のガーレー透気度)/熱処理前のガーレー透気度)×100
により求められた変化率を指す。
吸水率(%)=((吸水後の質量−基準質量)/吸水後の質量)×100
により求められた吸水率を指す。
β晶比率(%)= {ΔHu−1/(ΔHu−1+ΔHu−2)}×100
により求めた比率を指す。
R2−NHCO−R1−CONH−R3
[ここで、式中のR1は、炭素数1〜24の飽和もしくは不飽和の脂肪族ジカルボン酸残基、炭素数4〜28の飽和もしくは不飽和の脂環族ジカルボン酸残基または炭素数6〜28の芳香族ジカルボン酸残基を表し、R2、R3は同一または異なる炭素数3〜18のシクロアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルケニル基またはこれらの誘導体である。]
R5−CONH−R4−NHCO−R6
[ここで、式中のR4は、炭素数1〜24の飽和もしくは不飽和の脂肪族ジアミン残基、炭素数4〜28の飽和もしくは不飽和の脂環族ジアミン残基または炭素数6〜12の複素環式ジアミン残基または炭素数6〜28の芳香族ジアミン残基を表し、R5、R6は同一または異なる炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルケニル基またはこれらの誘導体である。]
有機二塩基である成分Aと周期律表第IIA族金属の酸化物、水酸化物または塩である成分Bとからなる二成分系化合物が、得られる微孔性フィルムの比重を低くでき、透過性を向上できるので、特に好ましい。
[特性の測定方法および評価方法]
本発明の特性値は、次の評価方法、評価基準により求められる。
(1)界面数
界面数は、ミクロトーム((株)日本ミクロトーム研究所製)を用いて、フィルムを氷に埋包してフィルム内部の気泡を潰すことなく厚み方向に切断し、この切片を日本電子(株)製電界放射走査電子顕微鏡 JSM−6700Fを用いて、加速電圧1.0kVで8,000倍に拡大観察して撮影した写真により求めた。界面数は、互いに異なる測定視野から任意に選んだ10カ所の断面写真計10枚において、写真上に、厚み方向に長さ10μmの線を10本引き、界面数を計数することにより求めた。層は、線上において樹脂と孔が交互に存在する部分において、樹脂に包囲された孔の上部及び下部の一組の界面を1層として計数し、下記のように評価した。
優:20層以上
良:15層以上20層未満
可:10層以上15層未満
不可:10層未満
(2)比重
フィルムの比重は、フィルムを30mm×40mmの大きさにカットして得た試料サンプルを、ミラージュ貿易(株)製高精度電子比重計SD−120Lを用い、水中置換法(JIS K−7112(1999)のA法)に準じて測定した。なお、測定は温度23℃、相対湿度65%の条件下にて行った。
透気度は、テスター産業(株)製B型デンソメーターを用いて、紙及び板紙−透気度試験方法−ガーレー試験機法(JIS P−8117(1998))に準拠して、25℃の環境下でそれぞれ異なる10点について測定し、平均値をフィルムの透気度とした。また、ガーレー透気度変化率は、90℃で1時間の熱処理を行う前後のフィルムのそれぞれ異なる10点についてガーレー透気度を測定し、下記式:
ガーレー透気度の変化率(%)=((熱処理前のガーレー透気度−熱処理後のガーレー透気度)/熱処理前のガーレー透気度)×100
により求めた。
吸水率は、フィルムを10cm×10cmの大きさにカットして得た試料につき、23℃湿度60%の環境で24時間調湿して測定した質量を基準質量とし、23℃±3℃の純水の水面下50mmに浸漬し、1時間後に取り出して、表面を(株)旭小津製のハイゼガーゼでふき取って測定した質量を吸水後の質量とし、下記式:
吸水率(%)=((吸水後の質量−基準質量)/吸水後の質量)×100
により吸水率を算出し、下記のように評価した。
良:3%超過5%以下
可:5%超過10%以下
不可:10%超過
(5)弾性率
弾性率は、オリエンテック社製テンシロン(引っ張り試験機)を用いて、25℃において測定した。測定は、引っ張り速度300mm/min、幅10mm、試料長50mmとして、フィルムの長手方向及び幅方向について、弾性率をそれぞれ10点測定することにより求めた。また、弾性率の和は、長手方向と幅方向の弾性率を足すことにより求めた。また、弾性率の差値は、長手方向と幅方向の弾性率より、下記式:
差値(%)=((最大値−最小値)/最大値)×100
により求めた。
フィルムの収縮率は、試料幅100mm、試料長100mmとして、ギアオーブンにより120℃、30分の条件下で、フィルムの長手方向及び幅方向についてそれぞれ10点測定することによって求めた。また、収縮率の差値は、長手方向の幅方向の収縮率より、下記式:
差値(%)=((最大値−最小値)/最大値)×100
により求めた。
厚みは、ダイヤルゲージ式厚み計(JIS B−7509(1955)、測定子5mmφ平型)を用いて、フィルムの長手方向及び幅方向に10cm間隔で10点測定して、その平均値をフィルムの厚みとした。
β晶分率は、ポリプロピレン樹脂およびポリプロピレンフィルムをセイコー電子工業(株)製走査型差動熱量計RDC220(DSC)を用い、プラスチックの転移熱測定方法(JIS K7122(1987))に準拠して、窒素雰囲気下で5mgの試料を10℃/分の速度で250℃まで昇温して5分間保持した後に、10℃/分の冷却速度で10℃まで冷却し、再度10℃/分の速度で昇温していった際に、再度の昇温において、140℃以上160℃未満の範囲にピークを持つポリプロピレン由来のβ晶の融解によって1個以上現れる吸熱ピークの融解熱量(ΔHu−1)と、160℃以上にピークを持つβ晶以外のポリプロピレン由来の結晶の融解によって1個以上現れる吸熱ピークの融解熱量(ΔHu−2)を測定し、下記式:
β晶比率(%)= {ΔHu−1/(ΔHu−1+ΔHu−2)}×100
にて求めた。
ポリプロピレン樹脂(住友化学(株)製、WF−836DG3、MFR:7g/10分、II:96.5%)96.8重量%と、ポリプロピレン樹脂(サンアロマー(株)製、タイプ:HMS−PP PF−814、MFR:3g/10分)3重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)を0.2重量%添加混合し、二軸押出機に供給して200℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。
ポリプロピレン樹脂(住友化学(株)製、FLX80E4、MFR:5g/10分、II:96.5%)93.9重量%と、ポリプロピレン樹脂(サンアロマー(株)製、タイプ:HMS−PP PF−814、MFR:3g/10分)3重量%とエチレン・αオレフィン共重合体の“エンゲージ”8411(ダウ・ケミカル社製)3重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)を0.1重量%添加混合し、二軸押出機に供給して200℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。
ポリプロピレン樹脂(住友化学(株)製、タイプ:FS2011C、MFR:1.3g/10分、II:96%)99.5重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)を0.5重量%添加混合し、二軸押出機に供給して200℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。
ポリプロピレン樹脂(住友化学(株)製、FS2016、MFR:2g/10分、II:96.5%)99.3重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)0.1重量%と平均粒径2.5μmのポリメチルメタクリレートの架橋粒子(日本触媒(株)製、タイプMA−1002)0.6重量%とを添加混合し、二軸押出機に供給して280℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。
ポリプロピレン樹脂(ダウ・ケミカル(株)製、タイプ:F200ST1、MFR:1.3g/10分、II:97%)93.95重量%と、ポリプロピレン樹脂(サンアロマー(株)製、タイプ:HMS−PP PF−814、MFR:3g/10分)3重量%とエチレン・αオレフィン共重合体の“エンゲージ”8411(ダウ・ケミカル社製)3重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)を0.05重量%添加混合し、二軸押出機に供給して200℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥し、樹脂Aを得た。
β晶核剤添加ポリプロピレン樹脂として、SUNOCO社製“BEPOL”(タイプ:B022−SP、MI:1.8g/10分)97.95重量%とポリプロピレン樹脂(サンアロマー(株)製、タイプ:HMS−PP PF−814、MFR:3g/10分)3重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)を0.05重量%添加混合し、二軸押出機に供給して280℃でガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。
ポリプロピレン樹脂(ダウ・ケミカル(株)製、タイプ:F200ST1、MFR:1.3g/10分、II:97%)96.9重量%と、ポリプロピレン樹脂(サンアロマー(株)製、タイプ:HMS−PP PF−814、MFR:3g/10分)3重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)を0.1重量%添加混合し、二軸押出機に供給して200℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥し、樹脂Aを得た。
実施例1のβ晶ポリプロピレンを200℃に加熱された押出機に供給して溶融し、Tダイ口金内を通してフィルム状に押出成形し、表面温度120℃に加熱されたキャストドラム上に非ドラム面側より120℃の熱風を吹き付けながら密着させて冷却固化し、未延伸フィルムを作製した。該未延伸フィルムを100℃に加熱保持されたオーブンに導いて予熱後、フィルムの長手方向に5倍延伸し、50℃のロールで冷却した。
ポリプロピレン樹脂(サンアロマー(株)製、PM671A、MFR:7g/10分、II:96%)20重量%と、β晶核剤添加ポリプロピレン樹脂として、SUNOCO社製“BEPOL”(タイプ:B022−SP、MI:1.8g/10分)65重量%と、ガラス転移点(Tg)150℃の非相溶性樹脂ポリカーボネート(ダウ・ケミカル(株)製、タイプ:A1700、分子量:17,000、MI:27g/分)15重量%とを添加混合し、二軸押出機に供給して280℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットし、100℃で2時間乾燥した。
ポリプロピレン樹脂(サンアロマー(株)製、PM671A、MFR:7g/10分、II:96%)60重量%に、炭酸カルシウム(商品名:スターピゴット15A、白石カルシウム社製、平均粒子径0.15μm)40重量%を添加混合し、二軸押出機に供給して280℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットし、100℃で2時間乾燥した。
ポリプロピレン樹脂(住友化学(株)製、FS2016、MFR:2g/10分、II:96.5%)96.9重量%と、β晶核剤として、N,N’−ジシクロヘキシル−2,6−ナフタレンジカルボキシアミド(新日本理化(株)製、NU−100)0.1重量%と平均粒径6μmのポリメチルメタクリレートの架橋粒子(日本触媒(株)製、タイプMA−1006)3重量%とを添加混合し、二軸押出機に供給して280℃で溶融混合した後、ガット状に押出し、20℃の水槽に通して冷却してチップカッターで3mm長にカットした後、100℃で2時間乾燥した。
電子線架橋発泡ポリエチレンシートとして、トーレペフ30040を用いた。シートは比重が低いものの、総数が不十分であり、透気性を示さず、本発明の断熱パネル用の目的に適していなかった。
ポリエチレンテレフタレート樹脂(固有粘度0.60)に結晶性ポリプロピレン(MFR:2.7g/10分)14重量%を混合し、290℃に加熱された押出機に供給して溶融し、T−ダイスよりフィルム上に押出成形し、30℃のキャストドラム上に静電気的に密着させて冷却固化し、未延伸フィルムを作成した。該未延伸フィルムを90℃に加熱されたロール延伸機に導いて、フィルムの長手方向に3.1倍延伸した。
Claims (9)
- 厚み方向に層状に重なった孔を有してなるフィルムであって、孔と樹脂の界面数が10層/10μm以上であり、比重が0.1〜0.8であり、ガーレー透気度が1〜1,000sec/100ccであることを特徴とする断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
- 水中への1時間の浸漬による吸水率が10%以下であることを特徴とする請求項1に記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
- 長手方向と幅方向の弾性率の和が500〜4,000MPaであることを特徴とする請求項1または2に記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
- 90℃で1時間の熱処理によるフィルムの長手方向及び幅方向の収縮率の和が20%以下であり、収縮率の差が70%以下である請求項1〜3のいずれかに記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
- 90℃で1時間熱処理した後のフィルムのガーレー透気度の変化率が30%以下である請求項1〜4のいずれかに記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
- 厚みが10〜500μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
- β晶活性を有するポリプロピレンよりなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルム。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムと不織布とを貼り合わせてなることを特徴とする車輌用断熱パネル。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムで断熱材を包囲してなることを特徴とする車輌用断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006202850A JP4940808B2 (ja) | 2005-07-28 | 2006-07-26 | 断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた車輌用断熱パネル |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005218474 | 2005-07-28 | ||
JP2005218474 | 2005-07-28 | ||
JP2006202850A JP4940808B2 (ja) | 2005-07-28 | 2006-07-26 | 断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた車輌用断熱パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007056253A true JP2007056253A (ja) | 2007-03-08 |
JP4940808B2 JP4940808B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=37920002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006202850A Expired - Fee Related JP4940808B2 (ja) | 2005-07-28 | 2006-07-26 | 断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた車輌用断熱パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4940808B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010242060A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-10-28 | Toray Ind Inc | 多孔性ポリプロピレンフィルムロール |
JP2011116835A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Toray Ind Inc | 多孔性ポリプロピレンフィルムおよびその製造方法 |
JP2016117249A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 三菱樹脂株式会社 | 積層断熱シート |
JP2018144490A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 三菱ケミカル株式会社 | 積層フィルム、画像表示装置用積層体及び画像表示装置 |
JP2020044702A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 三菱ケミカル株式会社 | 積層多孔フィルム |
CN117087192A (zh) * | 2023-09-20 | 2023-11-21 | 西华大学 | 一种同时具有取向泡孔和有序β型片晶的微发泡PP的制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11343679A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-12-14 | Nippon Petrochem Co Ltd | 断熱材およびその使用方法 |
JP2000006730A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Otsuka Chem Co Ltd | 自動車用天井材 |
JP2004090413A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Sanwa Kogyo Kk | 成形内装材及びその製造方法 |
JP2004322343A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Enshuu Kasei Kogyo Kk | 乗り物内装材用フイルム及び該フイルムを用た乗り物内装材 |
JP2005171230A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-30 | Toray Ind Inc | 二軸配向微多孔フィルムおよびその製造方法 |
-
2006
- 2006-07-26 JP JP2006202850A patent/JP4940808B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11343679A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-12-14 | Nippon Petrochem Co Ltd | 断熱材およびその使用方法 |
JP2000006730A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Otsuka Chem Co Ltd | 自動車用天井材 |
JP2004090413A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Sanwa Kogyo Kk | 成形内装材及びその製造方法 |
JP2004322343A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-11-18 | Enshuu Kasei Kogyo Kk | 乗り物内装材用フイルム及び該フイルムを用た乗り物内装材 |
JP2005171230A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-30 | Toray Ind Inc | 二軸配向微多孔フィルムおよびその製造方法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010242060A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-10-28 | Toray Ind Inc | 多孔性ポリプロピレンフィルムロール |
JP2011116835A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Toray Ind Inc | 多孔性ポリプロピレンフィルムおよびその製造方法 |
JP2016117249A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 三菱樹脂株式会社 | 積層断熱シート |
JP2018144490A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 三菱ケミカル株式会社 | 積層フィルム、画像表示装置用積層体及び画像表示装置 |
KR20190120228A (ko) | 2017-03-02 | 2019-10-23 | 미쯔비시 케미컬 주식회사 | 적층 필름, 화상 표시 장치용 적층체 및 화상 표시 장치 |
JP7283033B2 (ja) | 2017-03-02 | 2023-05-30 | 三菱ケミカル株式会社 | 積層フィルム、画像表示装置用積層体及び画像表示装置 |
JP2020044702A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 三菱ケミカル株式会社 | 積層多孔フィルム |
JP7215034B2 (ja) | 2018-09-19 | 2023-01-31 | 三菱ケミカル株式会社 | 積層多孔フィルム |
CN117087192A (zh) * | 2023-09-20 | 2023-11-21 | 西华大学 | 一种同时具有取向泡孔和有序β型片晶的微发泡PP的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4940808B2 (ja) | 2012-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4940808B2 (ja) | 断熱パネル用多孔質ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いた車輌用断熱パネル | |
JP5502707B2 (ja) | 積層多孔フィルム、電池用セパレータおよび電池 | |
JP5697328B2 (ja) | 積層多孔フィルム、電池用セパレータ、および電池 | |
JP2006028495A (ja) | 微多孔ポリプロピレンフィルムおよびそれを用いてなる透湿防水布。 | |
US20140099530A1 (en) | Multilayer porous film, separator for batteries, and battery | |
JPH075780B2 (ja) | ポリプロピレン微孔性フイルムの製造方法 | |
JP2015503201A (ja) | コーティングを備えた高多孔性セパレータフィルム | |
AU2013320921B2 (en) | Stretched resin film, method for producing the same, and laminate using stretched resin film | |
JP5653713B2 (ja) | 透水性フィルムおよびその製造方法 | |
JP2010219037A (ja) | 多孔性フィルムおよび蓄電デバイス | |
JP4752353B2 (ja) | 油吸収性微多孔質ポリプロピレンシート | |
JP7314535B2 (ja) | 延伸多孔積層フィルム | |
JP6017962B2 (ja) | 反射シート | |
TWI787398B (zh) | 用於電儲存裝置之分離件 | |
JP4888098B2 (ja) | 壁紙 | |
JP5564322B2 (ja) | 透水性フィルムおよびその製造方法 | |
JP6311585B2 (ja) | 多孔体及びその製造方法 | |
JP2503007B2 (ja) | 微孔性ポリプロピレンフイルム | |
JP6617426B2 (ja) | 気体透過性フィルム | |
JP6290597B2 (ja) | 通気性積層体及びそれを用いた使い捨てカイロ | |
JP6672633B2 (ja) | 反射シート及び反射板 | |
JP2019072965A (ja) | コンクリートの養生シート及び養生方法 | |
JP6888642B2 (ja) | 多孔性フィルム捲回体、およびその製造方法 | |
JP7135709B2 (ja) | 多孔フィルム | |
JP7172498B2 (ja) | 多孔フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110927 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120131 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120213 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4940808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |