JP2005161751A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、記録媒体の搬送性を悪化させることなく、高画質で高い信頼性で画像記録を行える画像記録装置を提供することである。
【解決手段】 画像記録装置1は、記録媒体に対してインク滴を吐出して画像を記録する画像記録部50と、記録媒体に駆動力を提供する搬送用駆動手段を備え、搬送用駆動手段により画像記録時に記録媒体を搬送する搬送部40と、記録媒体を前記搬送部に記録媒体を供給する給紙部30と、画像記録部50により画像記録を行う画像記録領域GRと、給紙部により記録媒体を供給する給紙領域FRとに、画像記録装置内の空間を仕切る仕切り部材を備える粉塵防止部60と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録媒体に対して画像を記録する画像記録装置に関している。
例えばインクジェットプリンタなどの画像記録装置は、近年普及している。この画像記録装置は、一般的に、記録媒体を給紙する給紙部と、給紙部からの記録媒体を搬送する搬送部と、搬送部により搬送される画像を記録する画像記録部と、を具備している。この給紙部は、画像記録に用いられる紙、OHP用紙等の記録媒体を収容している。また、この給紙部は、収容された記録媒体をピックアップするとともに前記搬送部に記録媒体を送るために、ピックアップローラなどの搬送用駆動手段を有している。この搬送用駆動手段は、記録媒体と接触し、自身の駆動力を記録媒体に作用させ、所定の方向に記録媒体を搬送する。画像記録部は、搬送部により搬送中の記録媒体に対して、インクを吐出させ画像を記録する。
このように、給紙部並びに搬送部の搬送用駆動手段は、記録媒体を搬送する際に、記録媒体と接触する。このため、記録媒体は、前記搬送用駆動手段との摩擦や、接触時の衝撃などにより、紙粉などの粉塵を発生してしまう。発生した粉塵は、大気中を浮遊し、画像記録装置内に漂ってしまう。なお、記録媒体は、一般的に所定のサイズに裁断されている。この裁断部は、紙粉などの粉塵を発生しやすい。従って、裁断された領域から前記摩擦や衝撃により粉塵が発生することを防止することは、困難である。
また、記録媒体は、給紙部に収納されて、保管されている。この保管時の記録媒体には、大気中のほこり等の粉塵が付着する。この付着した粉塵も、上記摩擦や衝撃により、画像記録装置中に漂ってしまう。
このようにして浮遊した粉塵は、画像記録部の周りに移動した場合、画像記録部に付着し、画像記録部のインクの噴射特性に悪影響を及ぼす虞がある。例えば、インクジェット方式の画像記録装置の場合、画像記録部は、インクを噴射するノズルを有している。このインクジェット方式の画像記録装置において、前記粉塵が画像記録部の周りに移動した場合、移動した粉塵は、ノズルに付着したり、ノズル中に侵入したりする虞がある。粉塵がノズルに対して付着や侵入した場合、ノズルからインクを吐出出来なくなったり、吐出したインクの軌道に変化(吐出曲がり)を生じさせてしまう虞がある。
そこで画像記録装置内に侵入する粉塵を減少させる構成を有した画像記録装置が考えられている。このような構成を有した従来の画像記録装置は、例えば特許文献1中に示されている。図17は、特許文献1の画像記録装置を示す図である。
特許文献1の画像記録装置は、複数の記録ヘッド104が配置された記録ヘッド用筐体102と、給紙部が配置されている記録媒体搬送機構部105が配置されている搬送機構用筐体101とを有している。記録媒体103は、連続したロール紙である。記録媒体搬送機構部105は、搬送ローラ106a、107a、押しつけローラ106b、107b、ローラ108,109により構成される。記録ヘッド用筐体102と搬送機構用筐体101とは、開口112a、112bにより接続されており、これらの開口112a、112bを介して互いに空気が流通可能に構成されている。記録ヘッド104は、記録媒体103に対して、インクを吐出することにより画像を記録する画像記録部である。記録ヘッド用筐体102には、ファン114、115を有しており、このファン114、115により、外部から記録ヘッド用筐体102中に空気を流入させる。この空気は、風向ガイド141により案内されて、開口112a、112bを介して、搬送機構用筐体101中に流れる。上記構成により、特許文献1の画像記録装置は、紙粉やダストをインクジェットヘッドに付着するのを防止するべく、記録ヘッド104側から給紙部側(図17中において上下方向)へ流れるエアーフローを作り出す。
特開2003−220695号公報(第3頁乃至第7頁、図1)
特許文献1の画像記録装置は、画像記録を行う画像記録領域を含む記録ヘッド用筐体102から、粉塵を排出し得るように、記録ヘッド用筐体102と、給紙を行う給紙領域を含む搬送機構用筐体101とが接続されている。これとともに、風向ガイド141は、ファン114,115から吹き込んだ空気が直接記録ヘッド104に当たることを防止するために構成されており、記録媒体103との間隔について考慮されていない。従って、画像記録領域と、給紙領域とは、空間的に分離することが意図されていない。さらに、記録ヘッド用筐体102もまた、画像記録領域と、他の領域とを空間的に分離するような構成が意図されていない。このため、記録ヘッド104が設けられている画像記録領域には、前記エアーフローと交差する方向(図1中左右方向)から紙粉が侵入することに対する防止策が考慮されておらず、空気の対流によってはこの方向からの粉塵が侵入する虞を有している。
上記課題を鑑みて、本発明の目的は、記録媒体の搬送性を悪化させることなく、高画質で高い信頼性で画像記録を行える画像記録装置を提供することである。
上記課題を鑑みて、本発明の画像記録装置は、以下の構成を有している。
本発明の一態様の画像記録装置は、画像を記録する画像記録装置であって、記録媒体に対してインク滴を吐出して画像を記録する画像記録部と、記録媒体に駆動力を提供する搬送用駆動手段を備え、搬送用駆動手段により画像記録時に記録媒体を搬送する搬送部と、記録媒体を前記搬送部に記録媒体を供給する給紙部と、画像記録部により画像記録を行う画像記録領域と、給紙部により記録媒体を供給する給紙領域とに、画像記録装置内の空間を仕切る仕切り部材を備える粉塵防止部と、を具備する。
本発明は、記録媒体の搬送性を悪化させることなく、高画質で高い信頼性で画像記録を行える画像記録装置を提供し得る。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の第1の実施の形態に従った画像記録装置1について、説明する。
(構成)
本実施の形態の画像記録装置1は、各構成要素が配置されている本体10と、本体10を覆うカバー部20と、給紙部30と、搬送部40と、画像記録部50と、粉塵防止部60と、排出部70とを具備している。まず、この画像記録装置1について、図1乃至図7を参照して説明する。図1は、本実施の形態の画像記録装置1を示す概略的な側面図である。図2は、図1中の画像記録装置1を示す概略的な上面図である。
本体10には、給紙部30と、搬送部40と、画像記録部50とを図示しないフレームにより保持する。この本体10は、カバー部20により覆われている。なお、本実施の形態において、給紙部30の一部が、カバー部20外に配置されているが、給紙部30全体をカバー部20内に配置することも可能である。
給紙部30は、収容部31と、ピックアップローラ32と、レジストレーションローラ対33とを有している。収容部31は、所定の長さにカットされた記録媒体(図1中で参照符号RMで指摘)を収容する。ピックアップローラ32は、ローラーのような回転部材であり、収容部31中の記録媒体をピックアップし、所定の搬送方向に搬送する搬送用駆動手段である。レジストレーションローラ対33は、回転部材であり、ピックアップローラ32から搬送された記録媒体を搬送部40に搬送する搬送用駆動手段である。レジストレーションローラ対33は、長手方向中央軸心が記録媒体の搬送方向に対して直交する方向(幅方向)に延在するように配置されている。なお、給紙部30は、収容部31から搬送部40のまでの間には、図示しない搬送路を有している。ピックアップローラ32並びにレジストレーションローラ対33は、記録媒体を前記搬送路に沿って搬送する。
この給紙部30において、ピックアップローラ32並びにレジストレーションローラ対33は、図示しない動力源にクラッチを介して接離可能に接続されている。
また、この給紙部30において、レジストレーションローラ対33は、ピックアップローラ32と協働して、搬送方向に対して記録媒体の向きを調整する。
搬送部40は、画像記録中に記録媒体を搬送する搬送手段である。この搬送部40は、画像記録部50と対向する位置に配置されている。本実施の形態において、搬送部40は、ベルトプラテン部41と、プラテン吸引部42とにより構成されている。ベルトプラテン部41は、プラテンローラ41aと、無端ベルトであるプラテンベルト41bとにより、ベルトコンベヤ状に構成されており、給紙部30からの記録媒体を所定の搬送方向に沿って搬送する。なお、ベルトプラテン部41の搬送速度は、レジストレーションローラ対33の搬送速度より遅く設定されている。
プラテンベルト41bには、図示しない複数の孔が設けられており、プラテン吸引部42の吸引力により、記録媒体を吸着し得るように構成されている。また、記録媒体の搬送方向において、ベルトプラテン部41の上流には、プラテンローラ41aと対応する位置に、プラテンローラ41aの従動ローラであるバックアップローラ43aが配置されている。これにより、上流のプラテンローラ41aとバックアップローラ43aとは、回転部材であり、バックアップローラ対43を構成している。
プラテン吸引部42は、複数の孔42aを有するプラテン42bと、プラテン42bに負圧を提供するためのプラテン吸引ファン42cとを有している。
なお、バックアップローラ対43は、レジストレーションローラ対33と協働して、前述のレジストレーションローラ対33とピックアップローラ32と同様に、記録媒体の向きを調整し得る。
画像記録部50は、本実施の形態において、4色(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))のインクにより画像を記録し得るように、各色に対応した記録ヘッド51を有している。従って、画像記録部50は、4つの記録ヘッド51を有している。各記録ヘッド51は、インクを吐出する複数のノズルを有している。これらのノズルは、列状に配列され、ノズル列を構成している。各ノズル列は、前記記録媒体の搬送方向と直交する方向に延びており、記録媒体の幅全体に渡って画像を記録し得るように、長さが設定されている。即ち、本実施の形態の記録ヘッド51は、シリアルヘッド(固定ヘッド)タイプの記録ヘッドである。上述のように、画像記録部50により画像を記録するため、本実施の形態において、画像記録部50の周辺の空間を画像記録領域と呼ぶ。図1中において、画像記録空間は、破線で囲まれた領域であり、参照符号GRで指摘されている。
粉塵防止部60は、画像記録領域に、紙粉、埃などの粉塵が侵入することを防止する手段である。本実施の形態において、粉塵防止部60は、仕切り板61a、61bと、フィルタ付吸引ファン62と、排気ファン63,64とを有している。
仕切り板61aは、図1中に示されるように、カバー部20に固定されており、バックアップローラ43aから上方の領域全体に渡って配置されている。言い換えると、仕切り板61aは、画像記録装置1の幅方向全体に渡って延びているとともに、画像記録装置1の上下方向(搬送方向並びに幅方向と直交する方向)においてバックアップローラ43a及び記録媒体より上方の領域全体に渡って延びている。なお、仕切り板61aの下端は、搬送方向において、バックアップローラ43aの下流側の部分と当接している。このように、この仕切り板61aは、バックアップローラ対43より上方の領域を、記録媒体の搬送方向(図1中左右方向)において空間的に分離させるように設けられている。なお、バックアップローラ43aに対する仕切り板61aの当接圧は、バックアップローラ対43の搬送性能を低減させないように、好ましくは全荷重約10g重程度に設定されるが、この値に限定されず、搬送性能を低減させない値において任意に選定され得る。
仕切り板61bは、仕切り板61aと同様に、画像記録装置1の幅方向全体に渡って延びている。この仕切り板61bは、前記上下方向において、バックアップローラ対43及び記録媒体より下方の領域全体に渡って延びている。なお、仕切り板61bは、プラテンベルト41bと当接している。より具体的には、仕切り板61bは、搬送方向において、上流側の側壁が、バックアップローラ対43のプラテンローラ41aの上流側の部分と、プラテンベルト41bを介して接触している。このように、仕切り板61bは、バックアップローラ対43より下方の領域を、記録媒体の搬送方向(図1中左右方向)において空間的に分離させるように設けられている。
このように、仕切り板61a、61bは、バックアップローラ対43とともに、画像記録領域GRを、バックアップローラ対43より上流の領域と、完全に空間的に分離させる。言い換えると、仕切り板61a、61bとバックアップローラ対43とは、画像記録装置1内において、給紙部30が設けられている空間と、画像記録領域GRとを空間的に仕切る仕切り部材である。なお、本実施の形態において、仕切り板61a、61bにより区切られた画像記録領域GRより給紙部30側の空間を給紙領域FRと呼ぶ。
フィルタ付吸引ファン62は、画像記録装置1外の空気を画像記録装置1内に取り込むための吸引装置である。フィルタ付吸引ファン62は、集塵フィルタ62cを有しており、画像記録装置1内には、クリーンな空気を吸引するように構成されている。なお、画像記録装置1内は仕切り板61a、61bにより仕切られているため、フィルタ付吸引ファン62は、画像記録領域GR中に、空気を吹き込む。
排気ファン63は、搬送方向において、仕切り板61a、61bに対して画像記録領域GR側に配置されており、鉛直方向(上下方向)において搬送部40の下部に配置されている。この排気ファン63は、画像記録領域GR内を換気するために、画像記録領域GR中の空気を画像記録装置1外に排出する排気手段である。なお、フィルタ付吸引ファン62、排気ファン63、並びに前述のプラテン吸引ファン42cとの風量は、以下の式の関係を有するように設定されている。
フィルタ付吸引ファン62>排気ファン63>プラテン吸引ファン42c…(式)
排気ファン64は、給紙領域FR内を換気するための排気手段である。この排気ファン64は、給紙領域FR内の空気を画像記録装置1外に排出する。
排出部70は、搬送方向において、搬送部40の下流に設けられており、画像記録完了後の記録媒体を収容する。なお、本実施の形態において排出部70は、カバー部20の外側に配置されているが、カバー部20の内側に配置することも可能である。
以下に、上記構成の画像記録装置1の動作について説明する。
(動作)
画像記録装置1は、記録媒体に対して画像を記録する際に、以下に示す画像記録動作が行われる。この画像記録動作ではまず、画像記録装置1は、ピックアップローラ32を駆動し、記録媒体を収容部31からピックアップする。ピックアップローラ32は、ピックアップした記録媒体を、図示しない搬送路に沿って搬送し、レジストレーションローラ対33に向けて送る。この搬送により、搬送方向においての記録媒体の先端がレジストレーションローラ対33に到達すると、記録媒体の向き調整が行われる。この向き調整は、ピックアップローラ32と、レジストレーションローラ対33とが協働して行う。以下に、図3を参照して、向き調整について詳しく説明する。図3は、向き調整時のピックアップローラ32とレジストレーションローラ対33とを示す概略的な側面図である。
ピックアップローラ32は、記録媒体を搬送することにより、搬送方向においての記録媒体の先端をレジストレーションローラ対33に押し当てる。なお、記録媒体は、矩形形状のカットシート状であり、長手方向中央軸心を有しているものとする。また、前記記録媒体の先端は、長手方向と直交する幅方向に沿って延びているものとする。なお、この押し当てられた際には、記録媒体の向きは、正確に調整されていない場合がある。言い換えると、記録媒体の先端は、レジストレーションローラ対33に対して、傾斜した状態で接触する場合がある。
前記記録媒体の押し当て後、所定時間ピックアップローラ32は、駆動する。この駆動により、記録媒体は、レジストレーションローラ対33に向かってさらに搬送される。この結果、記録媒体RMは、搬送路から浮き上がり、図3中に示されるように、ループ状に湾曲する。このように湾曲した記録媒体RMは、ピックアップローラ32からの搬送力並びに自身の復元力とにより、端部がレジストレーションローラ対33に適合するようにレジストレーションローラ対33に押しつけられる。そして、記録媒体RMの先端は、レジストレーションローラ対33の長手方向全体に渡って接触する。この結果、記録媒体の幅方向は、レジストレーションローラ対33の長手方向と一致され、記録媒体の長手方向中央軸心が、記録媒体の搬送方向と一致され、調整が終了する。
この向き調整の終了後、レジストレーションローラ対33は、駆動を開始し、記録媒体を搬送部40に向かって搬送する。また、この搬送により、搬送方向において、記録媒体の先端がバックアップローラ対43に到達すると、前述のような記録媒体の向き調整が行われる。なお、プラテン吸引部42は、記録媒体がバックアップローラ対43に到達する前のタイミングに、駆動を開始する。具体的には、上記タイミングにプラテン吸引ファン42cが駆動を開始する。この駆動により、プラテン42bを介して、プラテンベルト41b上に負圧(吸引力)が提供される。また、前記タイミングにおいて、プラテンローラ41aが駆動を開始する。このレジストレーションローラ対33とバックアップローラ対43とによる向き調整では、レジストレーションローラ対33が、バックアップローラ対43に記録媒体の先端の到達後、所定時間駆動される。なお、ベルトプラテン部41は、前記構成で示したように、レジストレーションローラ対33より記録媒体の搬送速度が遅い。これらの搬送速度の差とレジストレーションローラ対33との所定時間の搬送とにより、上述のように記録媒体をループ状に湾曲させ、記録媒体の向きを調整し、記録媒体をプラテンベルト41bに精度良く吸着させる。
この調整完了後において、記録媒体がプラテンベルト41bに所定面積吸着保持された後、レジストレーションローラ対33は、クラッチが外され、自由に回転するようにされる。これにより、湾曲した記録媒体は、搬送方向において後端(レジストレーションローラ対33側)から作用する力から開放され、レジストレーションローラ対33を自身の復元力により回転させながら平坦になる。なお、記録媒体は、この平坦に姿勢が変化した場合においても、プラテンベルト41bに吸着保持されているため、搬送方向に対する前記向き調整後の配置を維持する。このようにしてレジストレーションローラ対33とバックアップローラ対43との間における向き調整を完了する。
前記向き調整の完了した後、ベルトプラテン部41が、記録媒体を画像記録領域に向けて搬送する。記録媒体が搬送方向において画像記録部50の位置に到達すると、記録ヘッド51は、インクを吐出し画像記録を開始する。各記録ヘッド51は、ベルトプラテン部41の搬送と同期して、所望の画像の記録を行う。画像記録が完了した記録媒体は、排出部70に排出される。
このようにして、画像記録装置1は、1枚の記録媒体に対する画像の記録を完了する。
なお、画像記録動作において、記録媒体のピックアップ時並びに向き調整時に、記録媒体は、搬送用駆動手段であるピックアップローラ32、レジストレーションローラ対33、並びにバックアップローラ対43からの摩擦並びに衝撃を受ける。このため、記録媒体は、前記摩擦並びに衝撃により、図4中に示されるように、紙粉や付着した埃などの粉塵(参照符号duで指摘)を発生する虞がある。さらに、前記向き調整時には、記録媒体がループ形状から平坦な形状へと姿勢変化をするため、より粉塵を発生する虞が高い。また、この向き調整時では、搬送速度に差があるレジストレーションローラ対33とバックアップローラ対43とにより記録媒体をニップするため、これらの速度差により、より粉塵が発生する虞が高くなる。即ち、記録媒体は、給紙領域FRにおいて、粉塵を発生し易い。
ここで従来の画像記録装置のように、粉塵防止部60が無い構成の画像記録装置において、プラテン吸引部42が駆動した際に、画像記録装置内で生じる空気の流れについて、図5を参照して説明する。なお、図5中に示された白抜きの矢印ADは、空気の流れを模式的に示したものである。
プラテン吸引部42が駆動すると、ベルトプラテン部41におけるプラテン42bと対向する位置に負圧が提供される。この位置は、画像記録領域GRである。従って、この負圧により、周囲の空気が画像記録領域に集まってくる。このような空気の流れにおいて、前述のように給紙領域FRで粉塵が発生した場合、発生した粉塵は、画像記録領域GRに集結する。集結した際の粉塵の動きを図6を参照して説明する。図6は、粉塵が集結した際の画像記録部50を示す拡大された概略的な側面図である。図6中に示されるように、集結した粉塵duは、一部が孔42aを介してプラテン吸引ファン42cにより吸引されるが、他の一部は、記録ヘッド51のノズル52に付着し、画像記録部50のインク噴射特性に悪影響を与えてしまう。
本実施の形態の画像記録装置1は、上述のような粉塵の影響を低減させるために、上記構成で説明した粉塵防止部60を有している。この粉塵防止部60は、画像記録中について、図7を参照して説明する。粉塵防止部60の仕切り板61a、61bは、画像記録装置1内を画像記録領域GRと給紙領域FRとに完全に区分けしている。これにより、プラテン吸引部42の吸引力は、給紙領域FRに実質的に影響を及ぼさない。このようにして仕切り板61a、61bは、プラテン吸引部42により給紙領域FRから粉塵の混じった空気が吸引され、画像記録領域GRに粉塵が侵入することを防止する。なお、仕切り板61a、61bは、上述のように区分けしているため、プラテン吸引部42が動作していない場合においても粉塵の侵入を防止し得る。
なお、本実施の形態の仕切り板61a、61bは、搬送用駆動手段であるバックアップローラ対43と当接している。このため、仕切り板61a、61bは、より確実に画像記録領域GRに粉塵が侵入することを防止する。
なお、本実施の形態において、仕切り板61aは、バックアップローラ対43の下流に設けられている。このため、仕切り板61aは、記録媒体に姿勢変化を生じさせるバックアップローラ対43の下流において、給紙領域FRからの粉塵の侵入を防止する。従って、仕切り板61aは、粉塵の発生率が高い領域の記録媒体搬送方向下流において、粉塵の侵入を防止し得るため、より効果的に、粉塵の侵入を防止し得る。
なお、バックアップローラ対43は、画像記録領域に最も近接する搬送用駆動手段である。従って、バックアップローラ対43は、向き調整を行わない場合においても、衝撃並びに摩擦により粉塵を発生する虞が高い。従って、仕切り板61aは、バックアップローラ対43が向き調整を行わない場合においても、バックアップローラ対43の近傍に配置することにより、画像記録領域GRへの粉塵の侵入を防止し得る。このように、本実施の形態の仕切り板61aは、画像記録領域と最も近接する搬送用駆動手段の近傍に配置することが好ましい。なお、仕切り板61aは、本実施の形態のように、粉塵の発生源となり得るバックアップローラ対43の下流に配置することがさらに好ましい。
また、バックアップローラ対43は、仕切り板61a、61bとともに、画像記録装置1内を画像記録領域GRと給紙領域FRとに完全に区分けしている。バックアップローラ対43は、記録媒体搬送中では、記録媒体と当接しているため、給紙領域FRからの粉塵の侵入を防止する。このように、本実施の形態の画像記録装置1は、搬送手段を空間の区分けに用いるため、記録媒体の搬送性を落とすことなく、画像記録領域への粉塵の侵入を防止し得る。
なお、本実施の形態の仕切り板61aは、搬送方向においてバックアップローラ対43と重複する位置に配置されている。具体的には、仕切り板61aは、搬送方向において、少なくとも一部分がバックアップローラ43aと重複する位置に配置されている。なお、バックアップローラ対43は、記録媒体に圧接している為、記録媒体との間には隙間がない、又バックアップローラ対43は、記録媒体に比べて剛体で精度が高い。このため、仕切り板61aは、バックアップローラ対43から大きくずれている場合に比べて、バックアップローラ対43とにより、より確実に画像記録領域GRと給紙領域FRとの空間を区分けし得る。
また、仕切り板61aは、前述のバックアップローラ43aと重複する位置に配置された際、記録媒体との間にはバックアップローラ43aが介在するため、記録媒体から離間した位置にある。このため、搬送中の記録媒体が折り曲がったりして搬送路から浮き上がった場合においても、仕切り板61aは、記録媒体と接触することはない。従って、上記構成の仕切り板61aは、ジャミングが生じることが防止されている。
また、バックアップローラ対43は、記録媒体搬送時の記録媒体上に、再付着した紙粉やダストが記録媒体RM上に残っていたとしても、押圧し、記録媒体上又は自身に固着させ得る。このように、バックアップローラ対43もまた、給紙領域FRからの粉塵の侵入を防止し得る。
また、給紙領域FRには、排気ファン64が設けられている。これにより、排気ファン64は、粉塵を多分に含んだ給紙領域FR中の汚れた空気を排出し、給紙領域FR中の空気を清浄化し、給紙領域FR中の空気が画像記録領域GR中に入ってしまった場合においても画像記録領域GRが汚染されることを防止し得る。さらに、排気ファン64は、給紙領域FR中の空気を外部に排出するため、給紙領域FR中に、図7中の白抜き矢印で示された空気の流れADfを生じさせる。この空気の流れADfは、画像記録装置1の外部に向かう空気の流れである。排気ファン64は、この空気の流れADfにより、粉塵を含んだ空気が画像記録領域GRに侵入することをより確実に防止し得る。
また、粉塵防止部60において、フィルタ付吸引ファン62、排気ファン63、並びに前述のプラテン吸引ファン42cとの風量は、上記構成で示した式のような関係を有している。このように、フィルタ付吸引ファン62は、他のファンに対して風量が多いため、画像記録領域GRを正圧にする。これにより、カバー部20の隙間からは画像記録領域GR中に、粉塵を含んだ大気中のエアーが入り込むことを防止し得る。
また、風量の大きいフィルタ付吸引ファン62は、プラテン42bを挟んで排気ファン63、並びに前述のプラテン吸引ファン42cの上方に配置されている。このため、これらのファンは、画像記録領域GR中に下方向への空気の流れを作る。フィルタ付吸引ファン62は、フィルタ62aを介してクリーンな空気のみが画像記録領域GR中に流入させる。このため、搬送部40と記録媒体とが摩擦並びに接触により粉塵を発生した場合においても、この空気の流れにより、画像記録部50に向かって粉塵が移動することを防止し、画像記録部50への粉塵の付着を防止し得る。
また、排気ファン63は、プラテン吸引ファン42cより大きい風量を有している。これとともに、排気ファン63は、プラテン吸引ファン42cの排気側(画像記録装置1の下部)に配置されている。この構成により、排気ファン63は、プラテン吸引ファン42cにより送られた空気をより確実に、画像記録装置1の外部に排出し得る。この構成においても、画像記録装置1は、画像記録部50に向かって粉塵が移動することを防止し、画像記録部50への粉塵の付着を防止し得る。
このように本実施の形態の画像記録装置1は、粉塵防止部60により画像記録領域GRに侵入する粉塵を低減させ、画像記録部50の不吐出や吐出曲がりなどを未然に防止することができ、高画質であるとともに、信頼性の高い画像記録を達成し得る。
なお、本実施の形態の粉塵防止部60は、仕切り板61a、61bを有しているが、仕切り板61aのみで構成させることも可能である。この場合においても、粉塵防止部60は、仕切り板61aが無い場合にくらべて、画像記録領域GRへの粉塵の侵入を低減させ得る。
また、本実施の形態の仕切り板61aは、バックアップローラ43aに当接しているが、図8中に示されるように、バックアップローラ43aから離間するように、配置することも可能である。なお、この離間距離は、約10mm以下であれば粉塵の侵入防止の効果を有するが望ましくは2mm以下が好ましい。なお、前記離間距離を約0.3mm以上約1mm以下に設定した場合、各部品ならびにそれらの組み付けの公差による仕切り板61aとバックアップローラ43aの干渉を防止しつつ、離間距離が約10mmの場合に比べてさらに効果的に粉塵の侵入防止の効果を得られ得る。なお、仕切り板61bにおいても、上述の仕切り板61aと同様に、プラテンベルト61bから離間するように配置することが可能である。
更に仕切り板61aの画像記録装置1への組み付け時に、バックアップローラ43aとカバー部20との間にシックネスゲージを挿入して仕切り板61aを固定する等すれば、この距離は例えば0.1mmと小さく出来、さらに仕切り板61aの効果を高められる。なお、僅かでも仕切り板61aを離間することによって、バックアップローラ43aの表面に付着した粉塵が、仕切り板61aとの間に蓄積することがなくなる。従って、仕切り板61aをバックアップローラ43aから離間させることにより、蓄積物が記録媒体上に落下する危険性を回避することが可能であり、より効果的に粉塵の発生を防止し得る。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態に従った画像記録装置1について、図9を参照して説明する。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様な構成は、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の画像記録装置1は、第1の実施の形態の画像記録装置1と、仕切り板61aの配置が異なる。本実施の形態の仕切り板61aは、図9中に示されるように、搬送方向において、バックアップローラ43aの上流の部分に当接するように配置されている。これにより、仕切り板61aは、第1の実施の形態と同様に、給紙領域FRから画像領域GRに侵入する粉塵を低減し得る。
なお、バックアップローラ43aと仕切り板61aとは、当接しているため、仕切り板61aは、バックアップローラ43aに付着した粉塵を掻き取る。掻き取られた粉塵は、バックアップローラ43aと仕切り板61aとの間に蓄積し、多少の量では記録媒体上に落下しない。しかしながら、蓄積された粉塵の量が増大し、多量の粉塵が蓄積した場合、記録媒体上に落下することがある。なお、本実施の形態の画像記録装置1は、仕切り板61aを搬送方向においてバックアップローラ43aの上流に配置している。このため、前記蓄積された粉塵が記録媒体に落下した場合においても、大部分の粉塵の落下位置を、バックアップローラ対43の上流に設定出来る。この結果、バックアップローラ対43は、落下した粉塵を押圧し、バックアップローラ43aに再付着させるか、記録媒体上に固着させ得る。このようにして、本実施の形態の画像記録装置1は、バックアップローラ43aと仕切り板61aとの間に蓄積された粉塵が再び大気中に浮遊することを低減し得る。
(第3の実施の形態)
以下に、本発明の第3の実施の形態に従った画像記録装置1について、図10を参照して説明する。なお、本実施の形態において、第2の実施の形態と同様な構成は、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の画像記録装置1は、第2の実施の形態の構成に加えて、さらにクリーナー機構65を有している。このクリーナー機構65は、粉塵を清掃するための清掃手段である。本実施の形態においてクリーナー機構65は、パット状に構成されており、粉塵を受容し、受容した粉塵を回収する。このクリーナー機構65は、図10中に示されるように、仕切り板61aに対して、搬送方向において上流側で、上下方向において下側に配置されている。言い換えると、クリーナー機構65は、バックアップローラ43aに対して仕切り板61aと同一側に配置され、仕切り板61aの下方に配置されている。
このため、クリーナー機構65は、前記蓄積した粉塵が記録媒体側に落下した場合、この落下した粉塵を受容し得る。これにより、記録媒体上に再落下する可能性を低減させ、より画像記録装置1中の空気が粉塵により汚染されることを防止し得る。
なお、このクリーナー機構65は、図11中に示されるように、仕切り板61aがバックアップローラ43aの下流に配置された構成においても適用し得る。この場合、クリーナー機構65は、仕切り板61aに対して、搬送方向において下流側で、上下方向において下側に配置される。この配置により、クリーナー機構65は、仕切り板61aがバックアップローラ43aの下流側に配置された構成の画像記録装置においても、汚染防止の効果を達成し得る。
なお、クリーナー機構65は、落下する粉塵を回収し、回収した粉塵を再び大気中に浮遊することを抑制しえるならば、パットタイプ以外の構成にすることも可能である。
(第4の実施の形態)
以下に、本発明の第4の実施の形態に従った画像記録装置1について、図12を参照して説明する。なお、本実施の形態において、第3の実施の形態と同様な構成は、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の画像記録装置1は、クリーナー機構65Aの構成が、第3の実施の形態のクリーナー機構65と異なる。本実施の形態のクリーナー機構65Aは、図12中に示されるように吸引装置である。このクリーナー機構65Aは、吸引ノズル65Aaと、吸引ノズル65Aaに吸引力を提供するクリーナー吸引ファン65Abとを有しており、吸引ノズル65Aaで吸引した空気を、画像記録装置1の機外に排出する。吸引ノズル65Aaは、仕切り板61aに対して、搬送方向において上流側で、上下方向において下側に配置されている。これにより、本実施の形態のクリーナー機構65Aは、落下する粉塵を吸引することにより、第3の実施の形態と同様に記録媒体上に再落下する可能性を低減させ、画像記録装置1中の空気が粉塵により汚染されることを防止し得る。
なお、クリーナー機構65Aは、吸引ノズル65Aaの周囲の空気を吸引し得るため、バックアップローラ対43の上流において、記録媒体上の粉塵及びバックアップローラ対43の近傍に浮遊する粉塵も吸引除去可能である。従って、本実施の形態の画像記録装置1は、より画像記録装置1中の空気が粉塵により汚染されることを防止し得る。
なお、クリーナー機構65Aは、クリーナー機構65と併用し、より粉塵による汚染を防止するように構成することも可能である。
(第5の実施の形態)
以下に、本発明の第5の実施の形態に従った画像記録装置1について、図13を参照して説明する。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様な構成は、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の画像記録装置1において、図13中に示されるようにカバー部20Aの構成が、第1の実施の形態のカバー部20と異なっている。なお、図13中を用いて、カバー部20Aについて詳細に説明する。
本実施の形態のカバー部20Aは、上面カバー(図示せず)並びに側壁を有しており、本体10に上部から被せられ、本体10全体を覆う。カバー部20Aの側壁は、画像記録装置1の幅方向において対向するカバー前部21とカバー後部22と、搬送方向において互いに対向するカバー側部23,24とにより構成されている。
カバー前部21は、左カバー21aと右カバー21bとを有しており、これらは夫々カバー側部23,24により枢支されており、開閉可能な窓部を構成している。本実施の形態の画像記録装置1は、前記窓部により、ジャム処理の際等に、装置内部に容易にアクセス可能の構成されている。
カバー後部22は、両端がカバー側部23,24により固定されている。また、カバー後部22は、排気ファン63、64に対応する位置に、排気用のスリットが設けられている。カバー側部23は、排出部70側の側壁であり、搬送部40から排出される記録媒体が排出し得るように、記録媒体排出用の開口が設けられている。カバー側部24は、給紙部30側の側壁であり、収容部31からピックアップされた記録媒体がレジストレーションローラ対33に搬送され得るように、記録媒体給紙用の開口が設けられている。
また、本実施の形態の仕切り板61a、61bは、本体10のフレーム11に固定され、本体10と実質的に同一な幅寸法を有している。また、仕切り板61a、61bは、バックアップローラ対43とともに、上下方向において本体10全体に渡って配置され、本体10内をバックアップローラ対43を境に、第1の実施の形態と同様に、給紙領域FRと画像記録領域GRとに完全に分けている。
このように、カバー部20を本体10に被せる構成である場合、組立精度にもよるが、カバー部20と、本体10との間には、隙間が生じる場合がある。このため、本実施の形態のカバー部20は、隙間のシール用の部材であるリブ25を有している。このリブ25は、仕切り板61a、61bと、仕切り板61a、61bと対応する位置に、カバー部20の内周全体に渡って配置され、カバー部20と本体10との間の隙間を埋めている。具体的には、リブ25は、カバー前部21、カバー後部22、及び前記上面カバーに取り付けられており、仕切り板61a、61bと当接するように構成されている。特に、カバー前部21のリブ25は、窓部が閉鎖された際に、仕切り板61a、61bと当接するように構成されている。
上記構成により、本実施形態の画像記録装置1は、本体10とカバー部20との隙間を無くし、より確実に給紙領域FRから画像記録領域GR中に粉塵が侵入することを防止し得る。
なお、本実施の形態において、リブ25は、仕切り板61a、61bと協調して画像記録装置1内を区分けしているが、仕切り板61a、61b並びに仕切り板61a、61bを保持するフレーム11と協調して、区分けすることも可能である。具体的には、リブ25は、仕切り板61a、61bを保持するフレーム11に当接され、仕切り板61a、61b、及びフレーム11とにより、画像記録装置1内の空間を分け得る。
また、本実施の形態において、画像記録装置1内の空間を分けるために、仕切り板61a、61bを用いているが、フレーム11は、仕切り板61a、61bの代わりに、画像記録装置1内の空間を分けるように構成されることも可能である。即ち、フレーム11は、仕切り板61a、61bと一体的に形成することも可能である。このような場合フレーム11は、画像記録装置1内の空間を分け得れば、平板状以外の構成にすることはもちろん可能である。
また、フレーム11は、リブ25と当接させるためのリブ11aが設けられ得る。このリブ11aは、図14中に示されるように、リブ25と、画像記録装置1の幅方向において、重複するように、幅方向に沿って延びている。この構成により、リブ11aとリブ25とは、給紙領域FRから画像記録領域GRに流れる空気に対して、高い抵抗を提供し、より確実に画像記録領域GRが汚染されることを防止し得る。なお、リブ25は、リブ11aの代わりに、仕切り板61a、61bと幅方向において重複するように構成されて、上記と同様な効果を得ることが可能である。また、リブ25とリブ11aとは、幅方向に沿って延びているが、幅方向において少なくとも一部分重複し得れば、延伸方向において限定されることはない。なお、リブ25と、リブ11aとは、互いに当接するように配置されることが好ましい。
(第6の実施の形態)
以下に、本発明の第6の実施の形態に従った画像記録装置1について、図15を参照して説明する。なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様な構成は、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の画像記録装置1は、仕切り板61aの配置が第1の実施の形態の画像記録装置1と異なっている。具体的には、本実施の形態の仕切り板61aは、レジストレーションローラ対33の下流側に配置されている。この仕切り板61aの下端は、レジストレーションローラ対33と当接している。このような構成においても、画像記録装置1は、仕切り板61aが設けられていない場合に比べ、画像記録領域GR内への粉塵の侵入を減少させ得る。なお、仕切り板61aは、ピックアップローラ32,レジストレーションローラ対33、及びバックアップローラ対43の夫々の対応する位置に、設けることが可能である。
また、仕切り板61a,61bは、図16中に示されるように、ピックアップローラ32の下流に設けることも可能である。このようにすることで、仕切り板61a,61bは、画像記録装置1外からの粉塵の侵入を防止し得る。従って、この構成においても、仕切り板61a,61bは、画像記録領域GRに侵入する粉塵を減少させ得る。このように、仕切り板61a、61bは、図16中に示されるように、ローラと対応する位置以外に配置した場合においても、画像記録領域GRに侵入する粉塵を減少させ得る。例えば、仕切り板61a、61bは、記録媒体と近接又は当接するように配置し、画像記録領域GRに粉塵が侵入することを防止するように構成することも可能である。なお、仕切り板61a、61bを記録媒体に当接させる場合には、記録媒体の搬送の負荷の増大と記録媒体の損傷を防ぐ為に、仕切り板61a,61bは、ポリエステルフィルム、テフロンシートなどの柔軟で摩擦係数の小さい材質が望ましい。また、図16中の画像記録装置1は、仕切り板61bが2つ設けられている。このように、画像記録装置1は、仕切り板61a及び/又は61bを複数設けることにより、より画像記録領域GRに侵入する粉塵を減少させ得る。
以上、シリアルヘッドタイプ(固定ヘッド)の画像記録装置について説明してきたが、マルチスキャンヘッドタイプ(可動ヘッド)の画像記録装置おいても本実施の形態を適用することにより同様の効果が得られる。また、カット紙タイプの画像記録装置について説明をしてきたが、例えばロール紙などの連続紙タイプの画像記録装置においても本実施の形態を適用することにより同様の効果が得られる。
なお、ロール紙を用いるタイプの画像記録装置は、図17中に示された従来の画像記録装置と同様に、記録媒体の搬送方向において、画像記録領域をまたいで上流と下流との夫々に、搬送ローラ対により記録媒体をニップする。そして、記録媒体の搬送時に、所定の張力が記録媒体に作用するように、下流側の搬送ローラ対が、上流側の搬送ローラ対より大きい搬送力で記録媒体を牽引する。このように、搬送中の記録媒体において下流の部分は、上流の部分を牽引し、記録媒体自身の搬送を補助する。従って、連続的な記録媒体は、記録媒体用駆動手段の一部として用いられていると考えることも可能である。
従って、ロール紙を用いるタイプの画像記録装置において、仕切り部材である仕切り板は、画像記録装置内を仕切る点において、搬送ローラなどのローラと当接又は近接するように配置することも効果的であるし、記録媒体と当接又は近接するように配置することも効果的である。
図1は、第1の実施の形態に従った画像記録装置を示す概略的な側面図である。 図2は、図1の画像記録装置を示す概略的な上面図である。 図3は、ピックアップローラとレジストレーションローラ対とを示す概略図である。 図4は、画像記録装置内の粉塵の流れを示す概略図である。 図5は、画像記録装置内における空気の流れを示す概略図である。 図6は、画像記録領域における粉塵の流れを示す概略図である。 図7は、粉塵防止部を有する画像記録装置内の空気の流れを示す概略図である。 図8は、仕切り板の変形例を示す概略的な側面図である。 図9は、第2の実施の形態の画像記録装置における仕切り板を示す概略的な側面図である。 図10は、第3の実施の形態の画像記録装置における仕切り板を示す概略的な側面図である。 図11は、第3の実施の形態の仕切り板の変形例を示す概略的な側面図である。 図12は、第4の実施の形態の画像記録装置におけるクリーナー機構を示す概略的な側面図である。 図13は、第5の実施の形態に従った画像記録装置を示す概略的な断面図である。 図14は、第5の実施の形態のリブの変形例を示す概略的な断面図である。 図15は、第6の実施の形態に従った画像記録装置を示す概略的な側面図である。 図16は、第6の実施の形態に従った画像記録装置の変形例を示す概略的な側面図である。 図17は、従来の画像記録装置を示す概略的な側面図である。
符号の説明
1…画像記録装置、10…本体、11…フレーム、11a…リブ、20、20A…カバー部、21…カバー前部、21a…左カバー、21b…右カバー、22…カバー後部、23…カバー側部、24…カバー側部、25…リブ、30…給紙部、31…収容部、32…ピックアップローラ、33…レジストレーションローラ対、40…搬送部、41…ベルトプラテン部、41a…プラテンローラ、41b…プラテンベルト、42…プラテン吸引部、42a…孔、42b…プラテン、42c…プラテン吸引ファン、43…バックアップローラ対、43a…バックアップローラ、50…画像記録部、51…記録ヘッド、52…ノズル、60…粉塵防止部、61a…仕切り板、61b…仕切り板、62…フィルタ付吸引ファン、62a…フィルタ、62c…集塵フィルタ、63…排気ファン、64…排気ファン、65、65A…クリーナー機構、65Aa…吸引ノズル、65Ab…クリーナー吸引ファン、70…排出部。

Claims (16)

  1. 画像を記録する画像記録装置であって、
    記録媒体に対してインク滴を吐出して画像を記録する画像記録部と、
    記録媒体に駆動力を提供する搬送用駆動手段を備え、搬送用駆動手段により画像記録時に記録媒体を搬送する搬送部と、
    記録媒体を前記搬送部に記録媒体を供給する給紙部と
    画像記録部により画像記録を行う画像記録領域と、給紙部により記録媒体を供給する給紙領域とに、画像記録装置内の空間を仕切る仕切り部材を備える粉塵防止部と、
    を具備する画像記録装置。
  2. 前記仕切り部材は、画像記録装置内の空間を仕切る仕切り板を有している請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記搬送用駆動手段は、前記記録媒体の搬送時に記録媒体と当接する回転部材であり、前記仕切り部材として用いられる請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記仕切り部材は、搬送部による記録媒体の搬送方向において、画像記録領域と最も近接する搬送用駆動手段の近傍に配置されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  5. 前記仕切り板は、前記搬送用駆動手段の中心に対して搬送部による記録媒体の搬送方向の上流もしくは下流側において、前記搬送用駆動手段と重複する位置に配置されている請求項2に記載の画像記録装置。
  6. 前記仕切り板は、搬送用駆動手段と当接している請求項5に記載の画像記録装置。
  7. 前記仕切り板は、搬送用駆動手段に対して、所定の間隔が離間している請求項5に記載の画像記録装置。
  8. 前記仕切り板は、前記搬送用駆動手段の鉛直方向上方に配置されており、
    前記仕切り部材は、粉塵を回収する清掃手段を有しており、
    前記清掃手段は、前記搬送方向において、前記搬送用駆動手段に対して仕切り板と同一側で、かつ仕切り板の鉛直方向下方に配置されている請求項5に記載の画像記録装置。
  9. 前記粉塵防止部は、浮遊する粉塵を吸引除去する吸引手段を有しており、前記吸引手段は、前記仕切り部材の近傍に配置されている請求項1に記載の画像記録装置。
  10. 前記画像記録装置は、各構成要素を保持するフレームを有しており、
    前記仕切り部材は、少なくとも一部分が画像記録装置のフレームにより構成されている請求項1に記載の画像記録装置。
  11. 前記画像記録装置は、装置全体を覆うカバーを有しており、前記カバーは、仕切り部材との間の隙間を塞ぐシール部材を有している請求項1に記載の画像記録装置。
  12. 前記カバーは、少なくとも一部分に開閉可能な窓部を有しており、前記窓部が閉鎖した際に、前記シール部材は、前記仕切り部材と当接する請求項11に記載の画像記録装置。
  13. 前記画像記録装置は、装置全体を覆うカバーを有しており、前記カバーと前記フレームとには、互いに協調してカバーとフレームとの間の隙間を塞ぐシール部材を有している請求項10に記載の画像記録装置。
  14. 画像を記録する画像記録装置であって、
    記録媒体に対してインク滴を吐出して画像を記録する画像記録部と、
    記録媒体に駆動力を提供する搬送用駆動手段を備え、搬送用駆動手段により画像記録時に記録媒体を搬送する搬送部と、
    記録媒体を前記搬送部に記録媒体を供給する給紙部と
    画像記録装置の上部に配置され、集塵フィルタを介して空気を画像装置内に吸引する吸引手段と、搬送手段より下部に配置され、画像記録装置内の空気を排出する排気手段とを有する粉塵防止部と、
    を具備する画像記録装置。
  15. 前記吸引手段の空気の吸引量は、排気手段の排気量より多く設定されている請求項14に記載の画像記録装置。
  16. 前記粉塵防止部は、給紙領域内の空気を画像記録装置の外部に排出する排気手段を有している請求項1又は14に記載の画像記録装置。
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