JP2007152902A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 近年のインクジェット記録装置では高解像度化が高まり、低解像度のインクジェット記録装置と比較してインク吐出量が増えることでインクミスト量も増加し、またエンコーダの分解能が向上するなどミスト汚れ低減の必要がますます高まっている。
【解決手段】 シートをプラテン面に吸着するための吸引ファンの排気を、送風ダクトを介してインクミストが浮遊する記録部へと送風することで記録部内に空気の流れを発生させ、浮遊したインクミストを空気の流れで送り、流れの下流側に設置されたインクミスト回収ファンによって回収するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に装置内部のミスト回収機構の構成に関する。
記録装置には、例えばプリンタ、ファクシミリ等が含まれる。
インクジェット記録装置では、記録等の目的でインク液を吐出する際に、主に記録に拘わる主滴に伴い、細かい霧状の液滴(インクミスト)を発生することがある。インクミストは、主滴に比べ微小な液滴であって移動速度が著しく遅く、その大部分は記録媒体に着弾せず、空気中を浮遊する。また、主滴が記録媒体に着弾した際、記録媒体に定着されずに跳ね返ったものが、インクミストとして浮遊することもある。これらのインクミストが機内を浮遊していると、以下のような不具合を生じることがある。
(1)記録媒体にインクミストが付着し、記録品位を著しく劣化させる。
(2)キャリッジユニット動作等の精度を高めるために設けられたエンコーダにインクミストが付着し、エンコーダの読み取り精度が著しく低下する。
(3)キャリッジユニットとの摺動部分、例えば、ガイドシャフトなどにインクミストが付着した場合、その後インクミストの溶剤などの蒸発などによってインクミストの増粘や固化によってキャリッジユニットの摺動抵抗が増大し、キャリッジユニットが動作不良を起こす。
(4)金属、電気部品にインクミストが付着して、その部品の腐食、劣化を引き起こす。
(5)記録装置内だけでなく、記録装置設置個所周辺にもインクミストが飛散して付着するため、環境の劣化を招くと共に、付着したインクミストがさらに記録済みの記録媒体などにも付着して記録画像の品質を著しく劣化させたり、記録装置を操作するオペレータの手や衣服を汚してしまう。
以上のことからインクジェット録装置では、特にインクミスト処理は不可欠となっており、そのため従来では記録装置内部にファンを設け、インクミストが記録媒体やエンコーダに付着することなく、記録装置外に排出するという手段を講じることが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特開2004−181704(第1図)
しかしながら、近年のインクジェット記録装置では高解像度化が高まり、低解像度のインクジェット記録装置と比較してインク吐出量が増えることでインクミスト量も増加し、またエンコーダの分解能が向上するなどミスト汚れ低減の必要がますます高まっている。
本発明は、発生したインクミストによる不具合を防止することを目的として、発生したインクミストを効率的に回収するための手段を提供することにある。
本発明は、シートにインクを吐出して記録を行う記録ヘッドと、記録部から排紙部までのシート搬送面であるプラテンと、シートをプラテン面にひきつけるためにプラテン面にあけた吸引孔から空気を吸引するための吸引ファンと、吸引ファンにより吸引した空気を記録ヘッドがある記録部に送り込むための送風ダクトと、記録部に浮遊するインクミストを回収するためのミスト回収ファンからなるインクジェット記録装置において、シートをプラテン面にひきつけるための吸引ファンの排気を送風ダクトに送り、送られた空気はインクミストが浮遊する記録部へと送風して記録部内に空気の流れを発生させ、浮遊したインクミストは前記空気の流れに送られて、流れの下流側に設置されたインクミスト回収ファンによって回収するように構成する。
本発明の使用により、インクジェット記録装置内部に空気の流れを効率よく発生できるので、インクミスト汚れを軽減でき、装置の長寿命化および製品品質向上を図れる。また、空気の流れを発生させるための送風源に専用ファンを使用せず、吸引ファンの排気を利用しているためローコストでの実現が可能となる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に関わるインクジェット記録装置である。
本実施例のインクジェット記録装置は、シートにインクを吐出し記録するための記録ヘッド3と、前記記録ヘッド3を有する記録部3aからシートを排紙する排紙ローラ11aまでのシート搬送面を形成しているプラテン22と、前記プラテン22の吸引孔23から空気を吸引してシートを吸着する吸引ファン24と、吸引ファン24の排気を前記記録ヘッド3を有する記録部3aへ送風するための送風ダクト25と、記録ヘッド3から発生したインクミストを記録部から回収するためのインクミスト回収ファン26からなる。
シートを吸着するために駆動する吸引ファン24によってプラテン22に形成された吸引孔23から記録部内3aの空気を吸引し、吸引ファン24で吸引した空気は送風ダクト25に送られて再び記録部内3aへと送風される。送風された空気は記録部内3aに流れを形成し、記録ヘッド3によって発生したインクミストは記録部内3aの流れによって、流れの下流側に設置されたインクミスト回収ファン26へと回収される。
次に、前記インクミスト回収機構を有するインクジェット記録装置全体について図を参照しながら説明する。
図2は、本実施例に示した給紙装置を備えた記録装置の一例であるインクジェットプリンタの斜視図、図3は、その記録装置の概略断面図である。
給紙装置からシート搬送通路Rを通って搬送されてきたシートの進行方向には、搬送ローラ9およびピンチローラ12、画像記録部3a、排紙ローラ11aおよび排紙拍車11bが順次配置されている。搬送ローラ9およびピンチローラ12は、シート搬送通路Rを通って搬送されてきたシートを画像記録部3aへ搬送し、排紙ローラ11aおよび排紙拍車11bは、画像記録部3aに搬送されたシートをプリンタ外へ排出する。
画像記録部3aは、搬送ローラ9およびピンチローラ12によって挟持されて搬送されてきたシートを支持するプラテン23、このプラテン23と対向して配置された走査方向に移動するキャリッジ2、このキャリッジ2に搭載され、プラテン23上のシートにインクを吐出して記録を行う記録ヘッド3を備える。
キャリッジ2は、両端部がプリンタ本体1のフレーム6に固定された、互いに平行なガイドシャフト7とガイドレール8に摺動可能に支持されており、不図示のベルト駆動装置およびモータによってガイドシャフト7とガイドレール8に沿った往復移動が可能である。
記録ヘッド3は、シートと対向する面に、インクを吐出する複数のノズル列(不図示)を備える。これらノズル列は副走査方向に並んでおり、ノズル列ごとに異なる色のインクを吐出するようになっている。各色のノズル列には、それぞれ供給チューブ5を介してインクタンク4より対応する色のインクが供給されるようになっている。
プリンタ本体1には、給紙装置が取り付けられた状態で、シート収納手段10を覆うようにカセットカバー13が設けられている。シート収納手段10へシートを補充したり、シート部材22を交換したりする場合は、このカセットカバー13を開ける。
次に、本インクジェットプリンタの画像記録動作について説明する。
画像記録動作が開始されると、まず、アーム14の下方回動と給紙ローラ15の自重により、給紙ローラ15がシート収納手段10に積載されたシートPの最上位のシートP1に当接される。この状態で、給紙ローラ15が回転すると、シートP1が搬送され、分離板19における抵抗力を受けて分離され、分離板19の斜面に沿ってローラガイド20まで搬送される。
ローラガイド20まで搬送されたシートP1は、シート搬送通路Rに進入し、Uターンローラ21の回転により搬送ローラ9およびピンチローラ12の位置まで導かれ、搬送ローラ9およびピンチローラ12によって挟持されてプラテン23上の記録位置まで搬送される。
シートP1が記録位置まで搬送されると、続いて、キャリア2に搭載された記録ヘッド3による印字(画像記録)動作が開始される。この印字動作では、例えば、記録ヘッド3による1走査分の印字が終了すると、一旦印字動作を中断し、プラテン23上のシートP1を搬送ローラ9にて所定量だけ搬送した後、再びキャリア2をガイドシャフト7に沿って移動させながら次の1走査分の印字を行う、といった手順で印字が行われる。このようにして、キャリア2を往復移動させながら、記録ヘッド3からインクをシートP1に向けて吐出することにより、シート2上に所望の画像が記録される。
印字動作が終了して、所望の画像が記録されたシートP1は、排紙ローラ11aと排紙拍車11bにて挟持されカセットカバー13上に排紙される。
また、実施例1ではカセットからのカット紙給紙について記載したが、ロール紙を設置した場合のロール紙給紙でも同様のインクミスト回収機構を構成できる。
次に第2の実施例について図4を参照して説明する。
第2の実施例のインクジェット記録装置は、シートにインクを吐出し記録するための記録ヘッド3と、前記記録ヘッド3を有する記録部3aからシートを排紙する排紙ローラ11aまでのシート搬送面を形成しているプラテン22と、前記プラテン22の吸引孔23から空気を吸引してシートを吸着する吸引ファン24と、吸引ファン24の排気を前記記録ヘッド3を有する記録部3aへ送風するための送風ダクト25と、記録ヘッド3から発生したインクミストを記録部から回収するためのインクミスト回収ファン26とプリンタ本体1aからなる。
シートを吸着するために駆動する吸引ファン24によってプラテン22に形成された吸引孔23から記録部内3aの空気を吸引し、吸引ファン24で吸引した空気は送風ダクト25に送られて再び記録部内3aへと送風される。送風された空気は記録部内3aに流れを形成し、記録ヘッド3によって発生したインクミストは記録部内3aの流れによって、流れの下流側に設置されたインクミスト回収ファン26へと回収される。このとき吸引ファン24で排気する流量よりもインクミスト回収ファン26で吸気する流量の方を多くし、記録ヘッド3を有する記録部内部を負圧にすることにより、プリンタ本体1aに設けた外気流入口27から外気を取り入れながらインクミストを回収する。
なお、本実施例はインクミスト回収機構に関するもので、インクジェット記録装置全体構成は実施例1と同様である。
また、吸引ファン24で排気する流量よりもインクミスト回収ファン26で吸気する流量の方を少なくすれば、記録ヘッド3を有する記録部内部を加圧にすることにより、プリンタ本体1aに設けた穴からインクミストを排出することもできる。
本発明第1の実施例に関わるインクミスト回収機構図である。 本発明第1の実施例に関わるインクジェット記録装置の斜視図である。 本発明第1の実施例に関わるインクジェット記録装置の断面図である。 本発明第2の実施例に関わるインクミスト回収機構図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
1A インクジェットプリンタ本体
1B 給紙装置
2 キャリア
3 記録ヘッド
3a 記録部
4 インクタンク
5 供給チューブ
6 本体フレーム
7 ガイドシャフト
8 ガイドレール
9 搬送ローラー
10 シート収納手段
11 ヘッド回復手段
11a 排紙ローラー
11b 排紙拍車
12 ピンチローラー
13 カセットカバー
14 アーム
14a 支点
14b 給紙ローラユニット支持部
14c 給紙ローラユニット支持部
15 給紙ローラー
15b 給紙軸
16 サイドガイド
16A サイドガイドの変形
16B シート積載高さ
17 サイドガイドレバー
17A サイドガイドレバー固定部
18 後端ガイド
19 分離部材(分離板)
20 ガイドローラー
21 Uターンローラー
22 プラテン
23 吸引孔
24 吸引ファン
25 送風ダクト
26 インクミスト回収ファン
27 外気流入口
P シート
P1 最上部シート
P1a 最上部シート先端
P1b 最上部シート後端

Claims (2)

  1. シートにインクを吐出し記録するための記録ヘッドと、記録ヘッドを有する記録部から排紙ローラまでのシート搬送面であるプラテンと、プラテンの吸引孔から空気を吸引してシートを吸着する吸引ファンと、吸引ファンの排気口から記録部へとつながる送風ダクトと、記録ヘッドから発生したインクミストを回収するためのインクミスト回収ファンからなるインクジェット記録装置において、吸引ファンの排気を送風ダクトを介して記録部内へと送風しながら、インクミスト回収ファンでインクミストを回収することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 吸引ファンから記録部内に送風される流量よりも、インクミスト回収ファンによって排気される流量の方が多くなるように流量配分を行って記録部内部を負圧にし、外気流入口から外気を取り入れながらインクミストを回収することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
JP2005355065A 2005-12-08 2005-12-08 インクジェット記録装置 Withdrawn JP2007152902A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015189156A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 キヤノン株式会社 記録装置
JP2015212026A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 キヤノン株式会社 プリント装置

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