JP3805707B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状の記録材料を熱現像処理する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように、従来の画像記録装置100は、熱現像部102や冷却部104の略密閉された空間の空気をフィルター106で浄化し、この浄化された空気をファン108で吸引して、排気口110から画像記録装置100外に排出するものが一般的であった。
【0003】
しかし、フィルム集積部112は、冷却部104の排熱によって温度が上昇しているために集積されたシート状記録材料101が変質することがあった。
【0006】
さらに、図8に示すように、従来の画像記録装置100は、熱現像部102から排出されるシート状記録材料101の出口114が、熱現像部102の中段にあった。
【0007】
このため、熱現像されたシート状記録材料101からの揮発成分が熱現像部102の上部に溜まってしまっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して、フィルム集積部での温度上昇を抑えてシート状記録材料の変質を防止すること、熱現像部に揮発成分が溜まるのを回避することができる画像記録装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載する本発明の画像記録装置は、露光部で潜像が形成された記録材料を熱現像する熱現像部と、前記熱現像部の下流側に配置され、該熱現像部から送り出された前記記録材料を冷却搬送する冷却部と、前記冷却部の上方に位置し、該冷却部から排出された前記記録材料を集積する集積部と、前記記録材料を集積部へ排出する排出口と、前記冷却部と前記集積部との間に設けられた通風路と、前記通風路の下流側に配置され、前記排出口から流れ込み、該通風路を通り装置本体の外へ流出する空気流を作る排風手段と、有し、前記熱現像部から前記冷却部へ排出される前記記録材料の出口を該熱現像部の上部に設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載する本発明の画像記録装置によれば、露光部が記録材料に潜像を形成し、熱現像部がこの記録材料を熱現像する。そして、冷却部が、熱現像部から送り出された記録材料を冷却搬送し、集積部が、冷却部から排出口を介して排出された記録材料を集積する。また、排風手段は、排出口から通風路を通り装置本体の外へ流出する空気流を作る。ここで、熱現像部においては、記録材料は、熱現像部の上部に設けられた出口から排出される。
【0011】
このように、空気流を集積部の下に作ることで排熱により温度上昇した空気が集積部の下に溜まらなくなるので、集積部の温度上昇が抑えられる。結果として、集積部に集積される記録材料の変質が防止できる。また、熱現像部の出口を熱現像部の中段でなく、熱現像部の上部とすることで熱現像部に揮発成分が溜まるのを回避することができる。このため記録材料の汚れや電子部品の腐食が起きにくくなる。
【0012】
請求項2に記載する本発明の画像記録装置は、露光部で潜像が形成された記録材料を熱現像する熱現像部と、前記熱現像部の下流側に配置され、該熱現像部から送り出された前記記録材料を冷却搬送する冷却部と、前記冷却部の上方に位置し、該冷却部から排出された前記記録材料を集積する集積部と、前記記録材料を集積部へ排出する排出口と、前記冷却部と前記集積部との間に設けられた通風路と、前記通風路の下流側に配置され、前記排出口から流れ込み、該通風路を通り装置本体の外へ流出する空気流を作る排風手段と、を有し、前記熱現像部から排出された直後の前記記録材料へ、前記通風路を流れる前記空気流が当たるのを防止するカバーが備えられたことを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載する本発明の画像記録装置によれば、露光部が記録材料に潜像を形成し、熱現像部がこの記録材料を熱現像する。そして、冷却部が、熱現像部から送り出された記録材料を冷却搬送し、集積部が、冷却部から排出口を介して排出された記録材料を集積する。また、排風手段は、排出口から通風路を通り装置本体の外へ流出する空気流を作る。ここで、カバーは、熱現像部から排出された直後の記録材料へ空気流が当たるのを防止する。
【0014】
これにより、熱現像部で軟化された記録材料が空気流によって急激に冷却されるのを防ぐことができる。この結果、急冷による画像むらの発生が回避できる。
【0015】
請求項3に記載する本発明の画像記録装置は、請求項1記載の構成において、前記熱現像部から排出された直後の前記記録材料へ、前記通風路を流れる前記空気流が当たるのを防止するカバーが備えられたことを特徴とする。
【0016】
請求項3に記載する本発明の画像記録装置によれば、カバーは、熱現像部から排出された直後の記録材料へ空気流が当たるのを防止する。
【0017】
これにより、熱現像部で軟化された記録材料が空気流によって急激に冷却されるのを防ぐことができる。この結果、急冷による画像むらの発生が回避できる。
【0018】
請求項4に記載する本発明の画像記録装置は、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の構成において、前記排風手段の手前に空気流に含まれる臭気を捕捉するフィルターを設けたことを特徴とする。
【0019】
請求項4に記載する本発明の画像記録装置によれば、フィルターが、排風手段の手前で空気流に含まれる臭気を捕捉する。
【0020】
排風手段の手前で臭気を捕捉することで装置外への臭気放出が防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明における画像記録装置の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0025】
図1に示すように、画像記録装置10は、露光部11を備えている。露光部11では、記録材料としてのシート状記録材料12に潜像が形成される。
【0026】
露光部11の下流側には、熱現像部14が配設されている。この熱現像部14は、シート状記録材料12を加熱することで、現像処理する乾式現像タイプであり、全体がケーシング16によって覆われており、熱現像部14の最初のローラ13と露光部11の最終段(ガイド板11Aの搬送方向下流側端部)との間は、少なくともシート状記録材料12の搬送方向長さよりも短い寸法とされている。
【0027】
この結果、露光部11での走査露光中のシート状記録材料12の先端が熱現像部14に進入することになる。
【0028】
熱現像部14のケーシング16には、3ブロックの現像ユニット18が円弧状に配設されている。現像ユニット18は、一方の面(シート状記録材料12と対向する面)が円弧状の加熱面20Aとされた加熱プレート20と、この加熱面20Aと共に、シート状記録材料12を挟持する複数のローラ22と、で構成されている。加熱プレート20は、それぞれ図示しない熱源によって所定の温度に加熱されている。加熱プレート20に対応して各ブロック単位で断熱カバー26が設けられるとともに、必要に応じて各ブロック単位で制御温度を変更することが可能となっている。また、各ブロックの中でも熱分布を調整することも可能となっている。また、ローラ22は、それぞれ駆動手段(図示省略)から駆動力を受けて、等速度で回転するようになっている。
【0029】
これにより、現像ユニット18の挿入部から挿入されたシート状記録材料12は、所定の搬送速度で搬送されながら加熱され、排出されるまでの間に、現像に必要な熱量を受け、熱現像される。
【0030】
熱現像部14の最終ローラ24に対応して出口25が設けられている。出口25は、熱現像部14の上部に形成され、熱現像部14からシート状記録材料12を排出するために開口されている。このように、熱現像部14の出口25を熱現像部14の中段でなく、熱現像部14の上部とすることで熱現像部14に揮発成分が溜まるのを回避することができる。このためシート状記録材料12の汚れや電子部品の腐食が起きにくくなる。
【0031】
また、熱現像部14の下流側には、冷却部28が配設されている。
【0032】
図2に示すように、冷却部28は、シート状記録材料12を狭持する複数の冷却ローラ30を備えている。この冷却ローラ30は、例えば、アルミニウムのように所謂温まり易くさめ易い性質のパイプ31で形成されており、シート状記録材料12と接触することで、シート状記録材料12から熱を奪う役目を有している。
【0033】
このため、冷却部28を通過することで、シート状記録材料12は冷却され、排出されることになる。
【0034】
なお、冷却ローラ30については、後で詳述する。
【0035】
ここで、冷却部28は、図1に示すように、その前段が徐冷部34、後段が急冷部36になっている。徐冷部34は、現像直後の比較的高熱(約120℃)のシート状記録材料12を緩やかに冷却する領域であり、この徐冷部34を通過することでシート状記録材料12は、約70℃まで下げられる。これは、シート状記録材料12のガラス転移点を下回る温度が好ましい。
【0036】
徐冷部34の冷却ローラ30には、図3に示すように、パイプ31にブラシ材としてのパイル32が静電植毛されている。パイル32の長さは、0.1ミリメートル〜4.0ミリメートル程度となるようにするのが良く、好ましくは0.5ミリメートル〜2.5ミリメートル程度とするのが良い。一方、その太さは、1.5デニール〜30.0デニール程度となるようにするのが良く、好ましくは2.0デニール〜7.0デニール程度とするのが良い。また、パイル32の材質の好ましい具体例は、レーヨン、ナイロン、66ナイロン、ポリエステル、ノーメックス等であり、より好ましくは66ナイロンである。
【0037】
このパイル32の静電植毛について概略を説明する。
【0038】
パイル32は、図4に示すように、電界E内に置かれると分極による力で回転力Fを得て電界Eの方向に向いた状態となる。ここで、パイプ31も電界E内に置き、電圧を印加した電極によってパイル32の飛翔経路を制御すれば、パイル32は、電界Eによる静電気力を受けてパイプ31の方向へ飛翔する。そのパイプ31に予め接着材33を塗布しておけば、パイル32がパイプ31に接触した時点でパイル32の一端が固定されることになる。接着材33としては、水性アクリル、油性アクリル、水性エボキシ、油性エボキシ等が例示される。この場合、パイル32がパイプ31の面に対して垂直に植毛されるため、パイル32の長さを一定にしておけば、植毛層の厚さは一定になる。
【0039】
後加工としては、ブラッシング処理や接着材スプレーによる目止め処理をする。
【0040】
このように、静電植毛とすることで継目のない状態でパイプ31をパイル32で覆うことができ、冷却むらなく徐冷できるようになっている。
【0041】
一方、急冷部36(図1参照)は、排出されるシート状記録材料12を急激に下げる領域であり、この急冷部36を通過することで、シート状記録材料12は、約45℃まで下げられる。これは、作業者が触っても問題ない温度である。
【0042】
また、図1及び図2に示すように、冷却部28と熱現像部14との上には、装置全体を覆うカバー50が掛けられている。図中にてカバー50の右側には、排出口46が形成されており、冷却部28で冷却されたシート状記録材料12がカバー50の上面の集積部としてのフィルム集積部44に排出される。
【0043】
カバー50と、冷却部28及び熱現像部14と、の間には、通風路48が形成されている。通風路48には、カバー50の裏面から垂下した冷却フィン38が延びている。
【0044】
また、通風路48の下流側には、フィルター40及び排風手段としての空冷ファン42が配設されている。空冷ファン42は、シート状記録材料12の熱現像処理時には、デューティ比(一定の期間に対するオン/オフ制御におけるアクティブ期間の割合)を上げるようになっている。
【0045】
空冷ファン42が作動すると、矢印A〜矢印Dのように、排出口46から通風路48を通り、フィルター40を介して空冷ファン42から外へ流出する空気流を作るようになっている。このように、空気流をフィルム集積部44の下に作ることで排熱により温度上昇した空気がフィルム集積部44の下に溜まらなくなるので、フィルム集積部44の温度上昇が抑えられる。結果として、フィルム集積部44に集積されるシート状記録材料12の変質が防止できる。
【0046】
これにより、冷却ローラ30は、冷却フィン38により放熱効果が促進され、かつ、空冷ファン42によって強制的に放熱される。従って、冷却ローラ30は、シート状記録材料12が存在しないときは、初期状態の温度にほぼ維持することが可能となっている。また、フィルム集積部44も上述の通り空気流により温度上昇が抑えられる。
【0047】
図5に示すように、冷却フィン38と空冷ファン42との間のフィルター40は、断面がハニカム状をしている。このフィルター40により、空気流に含まれるベンゼン系やアンモニア系の臭気が吸引される。このようにして、空冷ファン42(図1参照)から外へは、フィルター40で浄化された空気が排出される。
【0048】
また、図1及び図2に示すように、徐冷部34には、カバー35が設けられている。カバー35は、徐冷部34の一部分を仕切り、通風路48を流れる空気が徐冷部34の上流側及びシート状記録材料12に直接当たらないようにしている。これにより、熱現像部14で軟化されたシート状記録材料12が空気流によって急激に冷却されるのを防ぐことができる。この結果、急冷による画像むらの発生が回避できる。
【0049】
次に、上記の実施形態の作用を説明する。
【0050】
露光部11では、シート状記録材料12に潜像が形成される。この潜像形成が継続されている間に、シート状記録材料12の先端部が熱現像部14の挿入部へ至る。
【0051】
熱現像部14では、シート状記録材料12が略円弧状に搬送され、複数の現像ユニット18によって加熱処理されることで熱現像される。熱現像されたシート状記録材料12は、熱現像部14の上部に設けられた出口25から冷却部28へ排出される。このように、熱現像部14の出口25を熱現像部14の中段でなく、熱現像部14の上部とすることで熱現像部14に揮発成分が溜まるのを回避することができる。このためシート状記録材料12の汚れや電子部品の腐食が起きにくくなる。
【0052】
冷却部28では、冷却ローラ30が、熱現像部14から送り出されたシート状記録材料12を狭持して冷却搬送する。まず徐冷部34によって120℃まで加熱されたシート状記録材料12を70℃程度まで緩やかな度合いで冷却し、その後、急冷部36によって45℃程度まで急激に冷却する。これにより、冷却部28から排出されたシート状記録材料12は、作業者が触れても問題ない温度まで降下することができる。
【0053】
この場合、特に徐冷部34においては、この冷却ローラ30は、パイプ31にパイル32が静電植毛されている。このように、パイプ31にパイル32をスパイラル状に巻き付けるのではなく、静電植毛することで継目のない状態でパイプ31をパイル32で覆うことができる。このため冷却ローラ30による冷却むらの発生を防ぐことができ、結果として、現像むらの発生を防止することができる。
【0054】
また、急冷部36においては、シート状記録材料12から奪った熱が残っていると、冷却効果が損なわれるので、冷却フィン38及び空冷ファン42を配置することで、常にほぼ初期状態の温度に維持している。
【0055】
フィルム集積部44では、冷却部28から排出口46を介して排出されたシート状記録材料12を集積する。
【0056】
一方、空冷ファン42は、排出口46から通風路48を通り装置本体の外へ流出する空気流を作る。このように、空気流をフィルム集積部44の下に作ることで排熱により温度上昇した空気がフィルム集積部44の下に溜まらなくなるので、フィルム集積部44の温度上昇が抑えられる。結果として、フィルム集積部44に集積されるシート状記録材料12の変質が防止できる。
【0057】
ここで、フィルター40が、空冷ファン42の手前で空気流に含まれるベンゼン系やアンモニア系の臭気を捕捉する。空冷ファン42の手前で臭気を捕捉することで装置外への臭気放出が防止できる。
【0058】
また、カバー35が、熱現像部14から排出された直後のシート状記録材料12へ空気流が当たるのを防止する。これにより、熱現像部14で軟化されたシート状記録材料12が空気流によって急激に冷却されるのを防ぐことができる。この結果、急冷による画像むらの発生が回避できる。
【0059】
なお、上記の実施の形態では、シート状記録材料の熱現像処理時に空冷ファンのデューティ比を上げるようにしているが、例えば、冷却部に温度センサーとしてサーミスタを付け、これにより空冷ファンのデューティ比を変えても良い。
【0060】
また、上記においては、フィルターとして断面がハニカム状のものを例にとって、実施の形態を具体的に説明したが、例えば、図6に示すように、断面が格子状のもの、図7に示すように、断面がダンボール型形状のものでも構わず、フィルターはこれに限定されるものではない。
【0061】
さらに、上記の実施の形態では、静電植毛された冷却ローラを徐冷部に配置し、静電植毛されていない冷却ローラを急冷部に配置したが、例えば、静電植毛された冷却ローラを徐冷部及び急冷部の両方に配置しても良い。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フィルム集積部での温度上昇を抑えてシート状記録材料の変質を防止すること、熱現像部に揮発成分が溜まるのを回避することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る画像記録装置の概略構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る画像記録装置の冷却部の斜視図である。
【図3】 静電植毛された冷却ローラを示す斜視図である。
【図4】 静電植毛を説明する説明図である。
【図5】 ハニカム状の断面を有するフィルターを示す図である。
【図6】 格子状の断面を有するフィルターを示す図である。
【図7】 ダンボール型形状の断面を有するフィルターを示す図である。
【図8】 従来の画像記録装置の概略構成図である。
【符号の説明】
11 露光部
12 シート状記録材料(記録材料)
14 熱現像部
25 出口
28 冷却部
35 カバー
40 フィルター
42 空冷ファン(排風手段)
44 フィルム集積部(集積部)
46 排出口
48 通風路

Claims (4)

  1. 露光部で潜像が形成された記録材料を熱現像する熱現像部と、
    前記熱現像部の下流側に配置され、該熱現像部から送り出された前記記録材料を冷却搬送する冷却部と、
    前記冷却部の上方に位置し、該冷却部から排出された前記記録材料を集積する集積部と、
    前記記録材料を集積部へ排出する排出口と、
    前記冷却部と前記集積部との間に設けられた通風路と、
    前記通風路の下流側に配置され、前記排出口から流れ込み、該通風路を通り装置本体の外へ流出する空気流を作る排風手段と、
    を有し、前記熱現像部から前記冷却部へ排出される前記記録材料の出口を該熱現像部の上部に設けたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 露光部で潜像が形成された記録材料を熱現像する熱現像部と、
    前記熱現像部の下流側に配置され、該熱現像部から送り出された前記記録材料を冷却搬送する冷却部と、
    前記冷却部の上方に位置し、該冷却部から排出された前記記録材料を集積する集積部と、
    前記記録材料を集積部へ排出する排出口と、
    前記冷却部と前記集積部との間に設けられた通風路と、
    前記通風路の下流側に配置され、前記排出口から流れ込み、該通風路を通り装置本体の外へ流出する空気流を作る排風手段と、
    を有し、前記熱現像部から排出された直後の前記記録材料へ、前記通風路を流れる前記空気流が当たるのを防止するカバーが備えられたことを特徴とする画像記録装置。
  3. 前記熱現像部から排出された直後の前記記録材料へ、前記通風路を流れる前記空気流が当たるのを防止するカバーが備えられたことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  4. 前記排風手段の手前に空気流に含まれる臭気を捕捉するフィルターを設けたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の画像記録装置。
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