JP3934350B2 - 熱現像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被熱処理シートに対して加熱処理を行う熱処理装置に関し、特に湿式処理が不要な乾式材料を用いる熱現像装置における予備加熱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば印刷用の製版を作成する製版用画像記録装置、或いは蓄熱性蛍光体シートを用いた、デジタルラジオグラフィーシステム、CT、MR等の医療用の画像を記録する画像記録装置では、銀塩写真式感光材料に撮影または記録後、湿式処理して画像を得るウェットシステムが用いられている。
これに対して近年、湿式処理が不要であるドライシステムによる記録装置が注目されている。このような記録装置では、感光性及び/又は感熱性記録材料(感光感熱記録材料)や、熱現像感光材料のフィルム(以下、記録材料という)が用いられている。また、このドライシステムによる記録装置では、露光部において記録材料にレーザービームを照射(走査)して潜像を形成し、熱現像部において記録材料を加熱手段に接触させて熱現像を行い、画像が形成された記録材料を装置外に排出している。
このようなドライシステムは、湿式処理に比べて短時間の内に画像形成ができるばかりでなく、湿式処理における廃液処理の問題を解消することができ、今後その需要の高まることが充分に予想される。
【0003】
ところで、熱現像装置における予備加熱では、幅方向の寸法が狭い被熱現像シートや厚みの厚く腰の強い被熱現像シートを室温から現像温度へと加熱する際には、加熱によってもしわは発生しにくく、したがってしわ発生の対策を講ずる必要はなかったが、幅方向に広い寸法の被熱現像シートや厚みの薄い被熱現像シート(以下、「シート」という。)を室温から現像温度へと加熱する際には、加熱によるシートの伸縮によるしわ起因の処理品質劣化が生じた。このしわ起因の処理品質劣化を制御するために、従来より次のような対策をとっている。
【0004】
1)その1つは、複数の回転体対でシートを挟持しながら段階的に加熱搬送できるように回転体の温度を個々に設定することでしわの発生を抑制するものである。これによれば、複数の回転体対でシートを挟持するがために原理的にシートの熱伸縮による座屈変形が起こり、しわが発生することがあり、処理品質が劣化した。したがって、処理品質向上のためには、複数段の加熱回転体対の更なる追加が必要であり、結果的に機構部品点数の増加、装置サイズの大型化となってしまった。
【0005】
2)もう1つは、回転体を千鳥配列にすることによりシートを回転体対で挟持せずに加熱搬送することで、シートに座屈変形を生じ難いようにしつつ加熱搬送するものである。しかし、初期に存在するシート自身の曲がり(カール)とシート表裏面の物性値(摩擦係数、粘着性など)の違いにより、挟持していないがためにシートの搬送性という観点で信頼性が低下することがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
初期の頃に新聞社向けに開発した熱現像装置をベースにして、現在、一般商業用印刷向けの完全ドライ熱現像装置が開発されているが、新聞分野と大きく異なる点は、一般商業用印刷分野では被熱現像シートに形成される潜像サイズが細かくなり、現像温度と現像時間のばらつきに敏感になる点であり、つまり、しわ起因の処理品質劣化が強調される点である。また、いっそうの高処理品質化を要求されている。さらに、一般商業用印刷分野では、既に世の中にWET処理機が低価格で供給されており、処理品質を向上させるための機構部品点数の増加や装置サイズの大型化によるコストアップは避けなければならず、それどころか逆に、現状からの大幅なコストダウンが要求されているほどである。したがって、本発明で解決しようとする課題は、シートの搬送性能を低下させることなく、処理品質を向上させつつ、コストダウンできるような有効な加熱搬送部を備えた熱現像装置を提供することにある。さらに、上記のように処理品質を向上させつつ、シート加熱搬送時におけるシート先端部分と他の部分との挙動が異なるために生じるシート先端部分の処理品質劣化を改善することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1記載の熱現像装置の発明は、露光による潜像が形成された被熱現像シートを予備加熱手段を経てから現像温度へと加熱する熱現像装置において、該予備加熱手段が前記被熱現像シートを挟持して現像温度へと加熱搬送するための複数の回転体対を有し、かつ該複数の回転体対のうち少なくとも1対の回転体対で被熱現像シートの搬送方向を変化させるように前記回転体対を配置したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の熱現像装置の発明は、露光による潜像が形成された被熱現像シートを予備加熱手段を経てから現像温度へと加熱する熱現像装置において、該予備加熱手段が前記被熱現像シートを挟持して現像温度へと加熱搬送するための複数の回転体対を有し、かつ該複数の回転体対のうち少なくとも1対の回転体対で被熱現像シートの搬送方向を変化させるように前記回転体対を配置し、さらに、前記回転体対を構成する一つの回転体外周上の点の接線方向から前記被熱現像シートを接触させた後、挟持するようにしたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の熱現像装置において、前記複数の回転体対での被熱現像シート搬送方向のそれぞれの変化が、それぞれの前記回転体対のうちそれぞれが同様に配置された1つの回転体軸中心まわりに同じ回転方向であることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の熱現像装置において、前記複数の回転体対が2本のローラで構成され、少なくとも1本のローラが加熱手段を設けた加熱ローラであって、該加熱ローラは被熱現像シートの熱変形による熱現像処理品質劣化を発生させない温度差となるように、配置、間隔および温度が設定されていることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の熱現像装置において、前記加熱ローラが、肉厚の金属パイプと、前記金属パイプの軸中心に配置された熱源部と、前記金属パイプの肉厚部の周方向に等間隔で前記金属パイプより熱伝導率の大きい部材を複数埋設したことを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の熱現像装置において、前記被熱現像シートの潜像を形成する材料を塗布した面に接触する前記複数の回転体対の回転体表面材質がシリコーンゴムで形成されており、前記シリコーンゴムで表面を構成した回転体の軸中心まわりに同じ回転方向に前記被熱現像シートを変形させて搬送することを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載の熱現像装置において、前記回転体対は、回転体の自重荷重によって前記被熱現像シートを挟持し、回転体対の上方に配置した回転体を回転体対の軸中心を結ぶ面方向に可動としたことを特徴とする。
【0014】
以上のように、本発明によれば、シートを挟持してシート温度を現像温度へと加熱搬送するための複数の回転体対を、シートが各回転体対毎に搬送方向を回転体の一部分の外周に沿って方向を変えながら搬送できるように回転体対を配置し、各回転体対によりシート温度を段階的に加熱できるように各回転体の温度を個々に設定できるようにしたので、シートが湾曲状態で搬送されることとなり、搬送性能を低下させることなく、処理品質を向上させつつ、コストダウンできるようになる。
【0015】
さらに、上記のように処理品質を向上させつつ、請求項2記載の発明によってシート加熱搬送時におけるシート先端部分と他の部分との挙動が異なるために生じるシート先端部分の処理品質劣化を改善することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図4は本発明が対象とする予備加熱部を備えた熱現像装置の概略構成図である。
この熱現像装置1はシートAを加熱するものであり、このシートAとしては例えば幅方向サイズが大きくかつ薄厚の製版用記録材料、具体的には、本出願人による特願平11−41280号明細書に記載された、支持体上に少なくとも(a)非感光性有機銀塩、(b)感光性ハロゲン化銀、(c)還元剤、及び(d)造核剤を含有する画像形成層を有し、前記画像形成層のバインダーの50重量%以上がガラス転移温度−30℃以上40℃以下のポリマーのラテックスを用いて形成されており、前記画像形成層を前記支持体上に塗布し乾燥した後、膜面温度が30℃以上70℃以下となる温度であって、かつ前記支持体のガラス転移温度以下の温度で熱処理することを特徴とする熱現像感光材料を挙げることができる。熱現像装置1は、主要な構成として予備加熱部Iと、現像部IIと、排気部IIIと、徐冷部IVとを備える。
シートAは熱現像装置1のシート供給口31から供給され、先ず、予備加熱部Iを通過する。予備加熱部IはシートAを予備加熱して熱現像温度まで昇温させるところで、ヒートローラである複数対のニップローラにより構成されている。本発明の対象はこの予備加熱部Iであり、これについては後述する。
予備加熱部Iで熱現像温度まで昇温されたシートAは、続いて現像部IIに搬送される。この実施形態による現像部IIは次のようなヒータユニットを配置している。すなわち、このヒータユニットは、植毛材質6ナイロンで植毛処理された下側配置のアルミ製板金と、この下側アルミ製板金に一部囲われたヒータと、同じく植毛材質6ナイロンで植毛処理された上側配置の補助加熱体としての鉄製(SECC)板金と、から成っており、このヒータユニットに入ってきたシートAは下側のアルミ製板金と上側の鉄製板金との間をヒータで加熱されながら通過し、その際、植毛の上を押圧せずに滑らせて移動する。
予備加熱部I、現像部IIから発生したガスは、チャンバー部35から排気路36へと吸入され、脱臭フィルタ37を通過して清浄された後に、排気ファン38により装置外へ排出される。
現像部IIのシート搬送方向下流側には、冷却部IVが配設され、シートAは現像部IIにて熱現像処理された後、ニップローラ33により冷却部IVへ搬送され、冷却される。このようにして熱現像の終了したシートAは、排出口から排出され、装置の外部に設けられたフィルム受けトレー34に集積される。
【0017】
本発明の第1の実施の形態である予備加熱部のローラ配置を図1に示す。
図1において、グループ1a〜1dが駆動部である加熱ローラ、グループ2a〜2dが従動部である搬送ローラであり、Aが露光による潜像が形成された被熱現像シートである。このシートAはこの予備加熱手段を経て最終的に現像部で現像温度にまで加熱されるものである。
図1では、シートAを挟持してシート温度を現像温度へと加熱搬送する4つの回転体対(1a−2a、1b−2b、1c−2c、1d−2d)の各挟持点Oが中心点をO1の位置とした半径Rの同一曲率線上となるように、また、隣り合う回転体対の挟持点と曲率中心O1を結んだ直線のなす角Bが同じになるように(図ではB=15°)4つの回転体対を配置してある。
曲面をなす4つの回転体対のうち、内側に搬送ローラ2a〜2dが、外側に加熱ローラ1a〜1dが配置されており、各加熱ローラ1a〜1dはこの順序で徐々に加熱温度が高く設定されている。それも、シートAのしわ発生による処理品質劣化を伴わないような急変しない温度差レベルの温度がそれぞれ設定されている。これに対応するようにして、それらの配置および間隔もそれぞれ設定されている。
加熱ローラ1a〜1dは、図示しないが肉厚の金属パイプと、金属パイプの軸中心に配置された熱源部と、金属パイプの肉厚部の周方向に等間隔で金属パイプより熱伝導率の大きい部材を複数埋設してある。
搬送ローラ2a〜2dは回転体表面材質がシリコーンゴムで形成されている。
また、回転体対(1a−2a、1b−2b、1c−2c、1d−2d)は、回転体2a〜2dの自重荷重によってシートAを挟持し、回転体対の上方に配置した回転体(搬送ローラ)2a〜dを回転体対の軸中心を結ぶ面方向に可動とすることによって簡単な構造で、安価に目的の回転体対を得ることができる。
【0018】
このような配置の加熱ローラ1aと搬送ローラ2a間の挟持点Oにその接線方向からシートAを挿入すると、加熱ローラ1aと搬送ローラ2aによってシートAの先端は挟持されて、搬送されつつ加熱されてゆく。加熱ローラ1aと搬送ローラ2aから搬出されたシートAの先端は点線で示すようにその挟持点Oの接線方向に進み隣の回転体対bの加熱ローラ1b上の点Dに当接する。図1で示すように加熱ローラ1は反時計方向に回転しているので、当接したシートAの先端は加熱ローラ1bによって矢印(反時計)方向に搬送されて、搬送ローラ2b上の点E(搬送ローラ2aと2bの接線の接点)で接した後は搬送ローラ2bに纏わりながら進み、やがて挟持点Oに入って加熱ローラ1bと搬送ローラ2bによって挟持され、加熱されつつ搬送されてゆく。
そして挟持点Oを通過したシートAの先端は搬送ローラ2bの挟持点Oから点線で示すように接線方向に進み、前回と同じく隣の加熱ローラ1c上の点Dに当接し、加熱ローラ1cによって矢印(反時計)方向に搬送されて、搬送ローラ2c上の点Eで接した後、搬送ローラ2bに纏わりながら進み、やがて挟持点Oに入って加熱ローラ1cと搬送ローラ2cによって挟持され、以後、同じ繰り返しとなる。
また、シートAの先端が最終ローラ対1d−2dを通過した後の後続シートAは挿入口→搬送ローラ2aと加熱ローラ1aの挟持点で搬送ローラ2aに接し→搬送ローラ2aのFで離れ→搬送ローラ2bのEで接し→搬送ローラ2bのFで離れ→搬送ローラ2cのEで接し→搬送ローラ2cのFで離れ→搬送ローラ2dのEで接しという経路を辿って加熱されていく。
このように、シートAは挿入口から各回転体対の挟持点毎に搬送ローラ外形に沿って搬送方向を変えて搬送される。シートAが加熱ローラ接触時に曲がり変形しているため、シート幅方向(搬送方向と垂直方向)に発生する熱伸縮起因の座屈変形が生じ難くなり、つまり、しわが発生し難くなり処理品質が向上する。もしくは、座屈変形が生じにくくなった分、各加熱ローラの温度設定値を高めに設定できるようになり、処理品質に影響を及ぼさない程度で現像温度まで段階的に加熱していた加熱段数を減らせることができる。
【0019】
次に、本発明の第2の実施の形態である予備加熱部のローラ配置を図2に示す。図2において、図1と同じく1a〜1dが加熱ローラ、2a〜2dが搬送ローラであり、Aが露光による潜像が形成された被熱現像シートであり、これから予備加熱手段を経て現像温度へ加熱されるものである。4つの回転体対のうち、内側にそれぞれ搬送ローラ2a〜2dが、外側に加熱ローラ1a〜1dが配置されており、各加熱ローラ1a〜1dはこの順序で加熱温度が高く設定されていくが、シートAのしわ発生による処理品質劣化を伴わないような急変しない温度差レベルの温度がそれぞれ設定され、これに対応するようにそれらの配置および間隔もそれぞれ設定されている。加熱ローラ1は、図示しないが肉厚の金属パイプと、金属パイプの軸中心に配置された熱源部と、金属パイプの肉厚部の周方向に等間隔で金属パイプより熱伝導率の大きい部材を複数埋設してある。搬送ローラ2は回転体表面材質がシリコーンゴムで形成されている。また、回転体対は、回転体の自重荷重によってシートAを挟持し、回転体対の上方に配置した回転体(搬送ローラ)を回転体対の軸中心を結ぶ面方向に可動とすることによって簡単な構造で、安価に目的の回転体対を得ることができる。回転体1a−2a対を構成する一つの回転体2aの外周上の点の接線方向E’から被熱現像シートAを接触させた後、挟持するようにした点が特徴である。このような配置とすることによって、図1の各回転体対1−2の両軸を通る直線の交点は同一点O1であるのに対して、図2の各回転体対1−2の両軸を通る直線の交点は点O1、O2、O3、とずれることがわかる。
【0020】
次に、このような配置関係にある各ローラ対を通過するシートAの搬送状態について説明する。図中の矢印方向から1番目の回転体対1a−2aに挿入される。挿入時、シートAの搬送方向は搬送ローラ2a上の点E’の接線方向と一致しており、シートAの先端は、最初に搬送ローラ2a上の点E’に接触し、搬送ローラ2aの外形に沿って所定角度分(実施例では15度)巻き付いた後、回転体対で挟持加熱される。挟持点Oを通過したシートAは搬送ローラ2aを離れてそのまま搬送ローラ2b上の接点E’に向かう。このように、2番目の回転体対1b−2bに挿入されるときもこの回転体対に対して1b−2bシートAは搬送ローラ2b上の点E’の接線方向から搬送されるようになっている。以下、3番目以降の回転体対1c−2c、1d−2d、についても同様である。
【0021】
第2の実施の形態である図2のローラ配置の作用効果を図1の第1実施の形態と比較して説明する。
図1においては、前述したように、シートを挟持してシート温度を現像温度へと加熱搬送する4つの回転体対の各挟持点が中心点をO1の位置とした半径Rの同一曲率線上となるように、また、隣り合う回転体対の挟持点と曲率中心O1を結んだ直線のなす角Bが同じになるように4つの回転体対を配置してある。そこでシートAは挿入口から各回転体対の挟持点毎に搬送ローラ外形に沿って搬送方向を変えて搬送されるので、シート幅方向(搬送方向と垂直方向)に発生する熱伸縮起因の座屈変形が生じ難くなり、つまり、しわが発生し難くなり処理品質が向上する。
ところが、各回転体対をこのように配置した場合、シート先端部の搬送挙動が後続の部分と若干異なり、熱現像条件が若干異なりシートの性能によっては、処理品質劣化が顕著になる場合がある。熱現像条件が若干異なる搬送挙動というのは、具体的に言えば、例えば図1の回転体対c,d間のシート先端搬送挙動は、先端は加熱ローラ1d上の点Dに接触した後、加熱ローラ1dの円周上を滑りながら挟持部分へと進んで行く。この点Dに接触してから挟持点へと滑っていく時に後方の回転体対c付近でのシート挙動は、ゴムローラ2cの円周上に接触する部分が大きくなっていく。つまり、回転体対に挟持された部分から後方の回転体対に挟持された部分までのシート先端部分は、それ以降のシートと熱エネルギの需要供給が若干だが異なる。
【0022】
これに対し図2のように回転体対を配置した場合、この熱エネルギの需要供給が異なる部分が、4番目の回転体対dで説明すると、接点E’−挟持点Oまでのゴムローラ外周15度分しかなく、図1のようなシート先端が点Dで当接して移動するといった余計な動作等がなく、比べ大きく改善できる。
このように、第2の実施の形態によれば、シートAが挿入口から各回転体対の挟持点毎に搬送ローラ外形に沿って搬送方向を変えて搬送されるので、シート幅方向(搬送方向と垂直方向)に発生する熱伸縮起因の座屈変形が生じ難くなり、つまり、しわが発生し難くなり処理品質が向上するといった第1の実施の形態の有する特徴の他に、この構成を採用することで、シート先端部分と後続部分の挙動が異なるシート先端領域を小さくすることができ、挙動が異なるために生じる現像時間誤差やシート面上温度誤差による画質劣化する領域を小さくすることができる。
【0023】
図3は本発明の第3の実施の形態を示している予備加熱部のローラ配置を示している。図3において、グループ1a〜1dが駆動部である加熱ローラ、グループ2a〜2dが従動部である搬送ローラであり、Aが露光による潜像が形成された被熱現像シートであり、この予備加熱手段を経た後、最終的に現像部で現像温度にまで加熱されるものである。
図3では、シートAを挟持してシート温度を現像温度へと加熱搬送する4つの回転体対1a〜1d、2a〜2dのうち、最初の対ローラ1aと2aの両軸を結ぶ直線Laと、第2番目の対ローラ1bと2bの両軸を結ぶ直線Lbとが、平行となるように最初のローラ対1a−2aと第2番目のローラ対1b−2bとを配置することによって、シートAの搬送時にシートAに曲げ変形をさせないようになっている。
これに対して、回転体対1bと1c、および1cと1dの配置は、本発明の第1および第2の実施の形態に説明したようにシートAが曲げ変形を生じるようになっている。そして、この場合、曲げ変形の程度が回転体対1bと1c間(両軸の交点がB1)、および1cと1d(両軸の交点がB2)間で異なるように配置してある。
【0024】
このように配置することで、▲1▼処理品質に影響を与えるシートの温度時間変化カーブが一部の回転体対で温度差を大きくしないといけない場合、つまり、シートの変形を大きくしてシート自信の強度をあげる必要がある場合に効果がある。▲2▼シートが初期状態で持っている曲がりをシートを加熱することで緩和したい場合、つまり、加熱初期段階での積極的な変形をなくしたりすることで搬送性を確保する場合に効果がある。▲3▼シートへ潜像を記録する露光システムとの配置による制限を取り除きたい場合に効果がある。
【0025】
図5は予備加熱部の本発明に係るローラ配置の1例を示す側面図で、ここでは第2の実施の形態のものを示している。図5において、1a〜1dが駆動部である加熱ローラ、2a〜2dが搬送ローラである。各加熱ローラ1a〜1d、および各搬送ローラ2a〜2dの配置および間隔の1例は次のとおりである。
各加熱ローラ1a〜1dについては、加熱ローラ1dの軸を中心にして、加熱ローラ1cの軸は横方向に48.7mm、上方向に11.5mmの点に、加熱ローラ1bの軸は横方向に92.8mm、上方向に35.2mmの点に、加熱ローラ1aの軸は横方向に129.2mm、上方向に69.5mmの点にそれぞれ配置している。
また、各搬送ローラ2a〜2dについては、搬送ローラ2dの軸を中心にして、搬送ローラ2cの軸は横方向に39.0mm、上方向に10.2mmの点に、搬送ローラ2bの軸は横方向に74.0mm、上方向に30.2mmの点に、搬送ローラ2aの軸は横方向に102.6mm、上方向に58.5mmの点にそれぞれ配置している。
このような数値に配置することによって、図2のローラ配置が実現できる。
【0026】
図6は図5のローラ配置の斜視図である。
図6において、1a〜1dが駆動部である加熱ローラ、2a〜2dが搬送ローラである。すなわち、内(上)側にそれぞれ搬送ローラ2a〜2dが、外(下)側に加熱ローラ1a〜1dが配置されている。
各加熱ローラ1は、肉厚の金属パイプと、金属パイプの軸中心に配置された熱源部と、金属パイプの肉厚部の周方向に等間隔で金属パイプより熱伝導率の大きい部材を複数埋設してある。
また、搬送ローラ2a〜2dは回転体表面材質がシリコーンゴムで形成されている。搬送ローラ2a〜2dは、回転体の自重荷重によってシートAを挟持し、かつ搬送ローラを回転体対の軸中心を結ぶ面方向に可動とすることによって簡単な構造で、安価に目的の回転体対を得ることができるようになっている。
【0027】
図7は図6のローラ配置を取る熱現像装置の内部(予備加熱部I、現像部II、冷却部IV)の斜視図である。図では、加熱部の上蓋(搬送ローラ2a〜2d)側を開放状態で示しているが、上蓋を閉じると図6の状態となる。シートは予備加熱部Iに入り、予備加熱部Iでシートを予備加熱して熱現像温度まで昇温させ、その後、現像部IIに搬送される。現像部IIでは加熱体である熱板上をシートを滑らせながら現像温度で通過させる。熱現像処理された後、ニップローラ33により冷却部へ搬送され、ここで徐冷され、熱現像の終了したシートは排出口から排出され、トレーに集積される。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明の構成を採用することで、次の効果がある。
1)回転体対での挟持部分でシート形状が回転体対外形に沿って曲がり、シート自信の剛性が高くなり、座屈変形が生じにくくなる。
2)上記により、少なくとも現状より加熱段数を同一以下にでき、処理品質向上とコストダウンが可能となる。
3)回転体対のうちそれぞれが同様に配置された1つの回転体軸中心まわりに同じ回転方向であるため、シート表裏面の回転体対での挟持状態が同じであり、初期に存在するシート自信の曲がり(カール)とシート表裏面の物性値(摩擦係数、粘着性など)の違いによる搬送劣化に対して回避が容易である。
4)シートの雰囲気以外との接触時間(搬送ローラ2)が従来装置と比較して増加するため、シートへの熱供給に関して、効率がよい。
5)上記の結果、装置サイズを小さくできる。
【0029】
6)さらに、第2の実施の形態によれば、この構成を採用することで、シート先端部分と他の部分の挙動が異なるシート先端領域を小さくすることができ、挙動が異なるために生じる現像時間誤差やシート面上温度誤差による画質劣化する領域を小さくすることができる。
【0030】
さらに、第3の実施の形態によれば、この構成を採用することで、
7)処理品質に影響を与えるシートの温度時間変化カーブが一部の回転体対で温度差を大きくしないといけない場合、つまり、シートの変形を大きくしてシート自身の強度をあげる必要がある場合に有効である。
8)シートが初期状態で持っている曲がりをシートを加熱することで緩和したい場合、つまり、加熱初期段階での積極的な変形をなくしたりすることで搬送性を確保する場合に有効である。
9)シートへ潜像を記録する露光システムとの配置による制限を取り除きたい場合など有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である予備加熱部のローラ配置を示すものである。
【図2】本発明の第2の実施の形態である予備加熱部のローラ配置を示すものである。
【図3】本発明の第3の実施の形態である予備加熱部のローラ配置を示すものである。
【図4】本発明が対象とする予備加熱部を備えた熱現像装置の概略構成図を示すものである。
【図5】本発明に係るローラ配置の1例を示す側面図である。
【図6】図5のローラ配置の斜視図である。
【図7】図6のローラ配置を取る熱現像装置の主要部[加熱部(予備加熱部Iと現像部II)および冷却部IV]の斜視図である。
【符号の説明】
1 熱現像装置
I 予備加熱部
1a〜1d 加熱ローラ
2a〜2d 搬送ローラ
A 被熱現像シート
D シート先端の当接点
E、E’ ゴムローラ上のシートとの接触点
F 搬送ローラからのシートAの離点
O 挟持点
O1〜O3 回転体対の軸を通る直線の交点
II 現像部
Claims (7)
- 露光による潜像が形成された被熱現像シートを予備加熱手段を経てから現像温度へと加熱する熱現像装置において、該予備加熱手段が前記被熱現像シートを挟持して現像温度へと加熱搬送するための複数の回転体対を有し、かつ該複数の回転体対のうち少なくとも1対の回転体対で被熱現像シートの搬送方向を変化させるように前記回転体対を配置したことを特徴とする熱現像装置。
- 露光による潜像が形成された被熱現像シートを予備加熱手段を経てから現像温度へと加熱する熱現像装置において、該予備加熱手段が前記被熱現像シートを挟持して現像温度へと加熱搬送するための複数の回転体対を有し、かつ該複数の回転体対のうち少なくとも1対の回転体対で被熱現像シートの搬送方向を変化させるように前記回転体対を配置し、さらに、前記回転体対を構成する一つの回転体外周上の点の接線方向から前記被熱現像シートを接触させた後、挟持するようにしたことを特徴とする熱現像装置。
- 前記複数の回転体対での被熱現像シート搬送方向のそれぞれの変化が、それぞれの前記回転体対のうちそれぞれが同様に配置された1つの回転体軸中心まわりに同じ回転方向であることを特徴とする請求項1または2記載の熱現像装置。
- 前記複数の回転体対は2本のローラで構成され、少なくとも1本のローラが加熱手段を設けた加熱ローラであって、該加熱ローラは被熱現像シートの熱変形による熱現像処理品質劣化を発生させない温度差となるように、配置、間隔および温度が設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の熱現像装置。
- 前記加熱ローラは、肉厚の金属パイプと、前記金属パイプの軸中心に配置された熱源部と、前記金属パイプの肉厚部の周方向に等間隔で前記金属パイプより熱伝導率の大きい部材を複数埋設したことを特徴とする請求項4記載の熱現像装置。
- 前記被熱現像シートの潜像を形成する材料を塗布した面に接触する前記複数の回転体対の回転体表面材質がシリコーンゴムで形成されており、前記シリコーンゴムで表面を構成した回転体の軸中心まわりに同じ回転方向に前記被熱現像シートを変形させて搬送することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の熱現像装置。
- 前記回転体対は、回転体の自重荷重によって前記被熱現像シートを挟持し、回転体対の上方に配置した回転体を回転体対の軸中心を結ぶ面方向に可動としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の熱現像装置。
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