JP2001513209A - 撮像材料を熱処理中に湾曲させるための手段を用いた撮像材料の熱処理を行なうための装置および方法 - Google Patents

撮像材料を熱処理中に湾曲させるための手段を用いた撮像材料の熱処理を行なうための装置および方法

Info

Publication number
JP2001513209A
JP2001513209A JP52764297A JP52764297A JP2001513209A JP 2001513209 A JP2001513209 A JP 2001513209A JP 52764297 A JP52764297 A JP 52764297A JP 52764297 A JP52764297 A JP 52764297A JP 2001513209 A JP2001513209 A JP 2001513209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat treatment
treatment apparatus
imaging material
heating
tpm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP52764297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3655316B2 (ja
Inventor
ストラブル,ケント・アール
マクダニエル,デイビッド・ジェイ
プレスズラー,デュアン・エイ
ルンド,ジョージ・ジー
Original Assignee
イーストマン コダック カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イーストマン コダック カンパニー filed Critical イーストマン コダック カンパニー
Publication of JP2001513209A publication Critical patent/JP2001513209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3655316B2 publication Critical patent/JP3655316B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/002Heat development apparatus, e.g. Kalvar

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 フォトサーモグラフィ用フィルムなどの撮像材料(26)のシートを現像するために特に有用な熱処理装置(10)およびその使用方法。熱処理装置(10)は、熱処理装置(10)内の複数の加熱表面を含む、撮像材料(26)を加熱するための手段(28)を具備している。熱処理装置(10)はまた、撮像材料を移送して熱処理装置(10)を通過させるための手段(49)と、撮像材料(26)を複数回湾曲させて複数の湾曲部を形成するとともに、撮像材料(26)が加熱手段(28)により加熱される際に複数の加熱表面の近傍に撮像材料(26)を位置決めするための手段(14、16)とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】 撮像材料を熱処理中に湾曲させるための手段を用いた 撮像材料の熱処理を行なうための装置および方法 技術分野 本発明は、材料の熱処理を行なうための装置および方法に関し、より詳細には 撮像材料を熱現像するための装置および方法に関する。 発明の背景 本発明は、感光性のフォトサーモグラフィ用フィルムまたは熱現像が可能なフ ィルムのシートを現像するための方法および装置である。感光性のフォトサーモ グラフィ用フィルムは通常、ドライシルバーまたはその他の感熱材料のエマルジ ョンで被覆された薄いポリマー製または紙製のベースを含んでいる。このフィル ムはレーザ光などの光学手段による光刺激を受けた後、熱を加えることによって 現像される。 感光性の熱現像可能なシート材料の熱現像は、写真複写装置から画像記録/印 刷システムにわたる多くの用途において行なわれている。高品質の印刷結果を得 るには、熱現像可能な材料に対し熱エネルギーを均一に伝達することが決定的に 重要である。フィルム材料への熱エネルギーの伝達は、アーティファクトを生じ させないような方法で実施すべきである。これらのアーティファクトは、表面の 傷、収縮、カール、しわなどの物理的なアーティファクトであることもあり、濃 度の不均一や縞などの現像に関するアーティファクトであることもある。上記の アーティファクトを克服するための多くの試みは、限られた成功しか収めていな い。 米国特許第4,242,566号には、高い熱効率を示すとされている熱−圧力定着装 置が記述されている。この定着装置は、少なくとも一対の第1および第2の反対 向きに駆動される圧力固定給送ローラからなっており、それらのローラはそれぞ れ断熱材料からなる外側層を有している。第1および第2のアイドラーローラも 含まれている。第2のアイドラーローラと第1の圧力給送ローラのそれぞれとの 周囲には第1の可撓性循環ベルトが配されている。第2のアイドラーローラと第 2の圧力給送ローラのそれぞれとの周囲には第2の可撓性循環ベルトが配されて いる。これらのベルトのうち少なくとも一方は、外表面が熱伝導性材料で形成さ れている。第1と第2の圧力給送ローラの間には接触領域が存在し、それによっ て、熱現像可能な感光性シート材料が圧力を受けながら2本のベルトの間を通過 することができる。未定着(未現像)の材料シートが2本のべルトの間の接触領 域を通過する際、この未定着シートは材料シートの現像を定着するのに十分な熱 圧力を受ける。この装置は写真複写の用途に関しては有用であるが、感光性材料 が過大な圧力を受けることになる。過大な圧力によって、特にこの材料がポリエ ステルフィルムで構成されている場合、表面の傷やしわなどの物理的な画像アー ティファクトが形成されることがある。 米国特許第3,739,143号には、感光性シート材料が加熱されている間に感光性 被膜に圧力を加えることなく感光性シート材料を現像するための熱現像器が記述 されている。この現像器は、回転ドラムシリンダと、電気的に加熱される金属板 とを具備しており、その金属板は、シリンダを部分的に覆うとともにそこから離 間されて、シート材料の厚さに対応したシート材料のための空間を形成している 。シート材料は、開口により案内されて回転シリンダに巻きつけられる一方、回 転シリンダを部分的に覆っている金属板により加熱される。この現像器は、紙を ベースとした熱現像可能な画像を良好に現像するかもしれないが、フィルムの加 熱および加圧の制御が不正確なのでポリエステルフィルムベースの材料の現像に はあまり適していない。また、ポリエステルフィルム材料が用いられる場合、経 路がカールしているとカールによるアーティファクトが発生することがある。 米国特許第3,629,549号および第4,518,845号は共に、加熱部材内部に断熱ドラ ムが同心円状に取り付けられた現像器を開示している。コート紙やコーティング されたポリエステルフィルムなどの感光性材料シートは、ドラムと係合し加熱部 材の周囲を駆動されることにより現像される。この種の現像器は、紙で被覆され た感光性材料には適しているかもしれないが、エマルジョンで被覆されたポリエ ステルフィルムでは、フィルムがドラム表面に付着した場合に傷や密度むらのあ る現像など、さまざまなアーティファクトが発生しやすい。 米国特許第3,709,472号に開示されている現像装置は、加熱されたドラムを用 いてフィルムストリップを現像するものである。しかし、この装置は、ソフトコ ートされたエマルジョン層をもつ単一シートのフィルムの現像には適していない 。 米国特許第3,648,019号は、スクリーンアセンブリなど、熱質量の低い位置決 め装置の両側に一対のヒータを備えた別の現像器を開示している。この現像器は 携帯可能であるが、相対的に速度が遅く、商業的用途にはあまり適していない。 他のフォトサーモグラフィ用フィルム現像器は、現像中にフィルムを保持する ように帯電する加熱ドラムを含んでいる。エマルジョンを保持している側のフィ ルム面がドラムまたは現像器の他の部品と接触しないので、上記の現像器のうち の一部のもののような付着や傷は発生しない。ただ残念ながら、現像中にフィル ムをドラム上に保持するため用いられる静電装置は相対的に複雑であり、寸法の 大きなフィルムシートを現像するように構成された現像器にはあまり適していな い。 米国特許第5,352,863号は、フォトサーモグラフィ用フィルムの大型シートを 高速かつ均一に現像できると称されるフォトサーモグラフィ用フィルム処理装置 を開示している。この現像器は、フィルムの入口および出口を備えたオーブンと ;フィルム入口とフィルム出口との間のフィルム移送経路に沿ってオーブン内を 移動するように取り付けられた、ほぼ平坦で水平方向を向いたフィルム支持材料 ベッドと;この経路沿いにフィルムを移送してオーブンを通過させるように材料 べッドを駆動するための駆動機構とからなっている。このフィルム支持材料はパ ッドの付いたローラの形状を備えており、熱容量が十分に低いので、フィルムが オーブン内を移送される際に、可視的なパターンが生じないフィルム現像を可能 にするものと説明されている。ただ残念ながら、この装置は相対的に大型であり 、また例えばしわの発生を防止するため撮像材料の熱膨張および熱収縮を統御す る必要にも、撮像材料の熱現像中の対流の効果を最小化する必要にも十分には対 処していない。 一般的に、また上記で参照した特許における発明の背景の項で論じられている ように、現像された画像の密度は、フィルムのエマルジョンに対する高精度の、 かつ均一な熱伝達に依存している。均一でない加熱によるアーティファクトによ り、画像密度に現像むらが生じる場合がある。現像中のフィルムと支持構造との 物理的接触が均等でない場合、フィルム表面に可視的なマークおよびパターンが 発生することがある。 改善されたフォトサーモグラフィ用フィルム現像器が引き続いて必要とされて いることは明らかである。特に、ポリエステル製の、エマルジョンで被覆された フィルムの大型シートを、上記の物理的および現像に関するアーティファクトを 生じさせることなく高速かつ均一に現像できる現像器が求められている。 発明の概要 本発明は、前記の従来技術では対処されなかった問題に対処する装置および方 法を提供するものである。本発明のある実施例は、撮像材料における画像の熱現 像のために有用な熱処理装置を含んでいる。撮像材料は、材料第1表面と材料第 2表面とを備えている。この熱処理装置は、材料第1表面と接触するように配置 された、回転自在の部材などの少なくとも第1および第2の手段を具備している 。この熱処理装置はまた、少なくとも第1および第2の回転自在の部材に向かう 第1の方向に撮像材料を移送するための手段を具備している。回転自在の部材な どの少なくとも第3の手段が、材料第2表面と接触するように配置されている。 少なくとも第3の手段は、撮像材料が少なくとも第1および第2の手段と少なく とも第3の手段との間を移送される際に少なくとも2回、向きを変えられるよう に、少なくとも第1および第2の手段に対して位置決めされている。この熱処理 装置はまた、撮像材料が少なくとも第1および第2の手段と少なくとも第3の手 段との間を移送される際に撮像材料を加熱するための手段を具備している。 図面の簡単な説明 本発明の上記の利点、構成および作用は以下の記述および添付ぬ図面からより 容易に明らかとなるであろう。 図1は、本発明による熱処理装置の一実施例の側断面図である。 図2は、カバーが開かれた状態の図1に示す熱処理装置の実施例の等角図であ る。 図3は、図1および2に示す熱処理装置の実施例の部分側断面図である。 図4は、図1から3に示す熱処理装置の実施例の内部にある上部加熱アセンブ リの等角図である。 図5は、本発明による熱処理装置の別の実施例の側断面図である。 図6は、図1および5に示す熱処理装置の内部にある冷却部材の等角図である 。 好適な実施例の詳細な説明 本発明による熱処理装置10が図1から4および6に示されている。熱処理装 置10は、加熱筐体またはオーブン12と、その内部にある多数の上部ローラ1 4と下部ローラ16とを具備することができる。 ローラ14、16は支持ロッド18を、ロッド18の外表面を取り巻く支持材 料20の円筒状スリーブとともに具備することができる。ロッド18は、ローラ 14、16をオーブン入口22とオーブン出口24との間の移送経路の周囲に離 間した関係で配置するように、オーブン12の対向する側面に回転自在に取り付 けられている。ローラ14、16は、熱処理可能な撮像材料などの熱処理可能な 材料(thermally processable material)26(以下TPM26とする)と接触 するように配置されている。熱処理可能な撮像材料の例には、サーモグラフィ用 またはフォトサーモグラフィ用フィルム(少なくとも片面にフォトサーモグラフ ィ用の被膜またはエマルジョンを有するフィルム)が含まれる。「撮像材料」と いう用語は、医療用撮像フィルム、グラフィックアート用フィルム、データ記憶 用撮像材料などを含む、画像の捕捉が可能な材料を含むものである。 加熱部材28の近傍でTPM26を駆動してオーブン12を通過させるため、 ローラ14、16のうち1本以上を駆動することができる。好ましくは、TPM 26がローラ14、16と接触していないときに各ローラの表面が均一に加熱さ れるように、TPM26と接するローラ14、16のすべてが駆動される。その 結果、その表面を相対的に狭い温度範囲内に維持することが可能になる。 支持材料20は、熱質量が小さく熱伝導率が低いフォームなどの材料とするこ とができ、この材料は、オーブンが発生させるフィルム現像に必要な熱量に対し て相対的に小さい熱量を保持するとともに伝達する。この種の材料を使用すれば 、伝導による熱伝達が最小化され、放射による熱伝達が強調される。また、この 熱質量が小さく熱伝導率が低い材料表面にある、TPM26と接触する欠陥は、 TPM26の現像に対してほとんど、あるいは全く影響を与えない。熱質量が小 さく熱伝導率が低い材料の一例は、密度が12.0kg/m3(0.75ポンド毎立方フ ィート)のウィルテック(Willtec)メラミンフォームであり、また支持材料2 0には、およそ0.30Btuインチ毎時平方フィート度(華氏)の熱伝導率(K) が用いられ、比熱は0.3Btu毎ポンド度(華氏)である。この種の材料20は 、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)のイルブルック社(I llbruck Corp.)から商業的に入手可能である。 同様の、または異なる熱特性をもつ他の種類の材料も使用可能であり、それら にはシリコーンまたはポリイミドのフォームが含まれる。熱質量および/または 熱伝導率がより大きい材料を使用して、伝導による熱伝達の比率および全体的な 熱伝達を増大させ、処理量を向上させることも可能である。 ある実施例では、支持材料20(メラミンフォーム)のスリーブは直径約2.54 cm(1インチ)とすることができ、原料片のコアリングまたは研削によってそ の厚さを約0.63cm(0.25インチ)とすることにより製造可能である。その後、 材料20のスリーブは鋼製のロッド18に取り付けられる。上部ローラ14の中 心はほぼ3.2cm(ほぼ1.25インチ)の間隔D1をおいて配置されている。下部 ローラ16に関しても同様である。 図示のように、上部ローラ14は、TPM26がローラ14、16の間を移送 される際にTPM26を湾曲させるように下部ローラ16に対して配置すること ができる。図1および3に示すようにTPM26を湾曲させるとTPM26は複 数の湾曲部をもつことになる。これらの湾曲部はそれぞれ、オーブン12を通過 するTPM26の移送経路に対しほぼ垂直な湾曲軸を有している。「ほぼ垂直」 とは、この軸が移送経路に対し垂直であるか、または移送経路に対し垂直に近い 位置にあることを意味している。 これらの湾曲部は、図1および3に示すようにローラ14、16を配置するこ とにより形成可能である。例えば、上部ローラ16の下側部分のうち2つ以上と 接する水平線が、下部ローラ14の上側部分のうち2つ以上と接する水平線から 間隔D2だけ垂直方向に離れるように、ローラ14、16を配置することができ る。 TPM26を湾曲させると、TPM26の縦スチフネスが増大し、ニップロー ラまたはその他の圧力移送手段の必要なしに処理装置10内部でTPM26を移 送および加熱することができる。したがって、この縦スチフネスによる方式によ って、熱により発生するTPM26のしわが最小限度に抑制されるが、このよう なしわは、ニッピング(またはその他の加圧)に関する拘束の結果として移送経 路の方向または(常緑樹状に)斜方向にしばしば発生するものである。 例えば4ミル(0.01センチメートル)のポリエステルベースを有する幅45.7セ ンチメートル(18インチ)のフォトサーモグラフィ用フィルムを現像する場合、 間隔D2はおよそ0.5センチメートル(およそ0.1インチ)が効果的であることが 分かっている。このようなフィルムの組成は、係属出願中の米国特許出願第08/5 29,982;08/530,024;08/530,066;および08/530,744号(アメリカ合衆国ミネソ タ州セントポールの3Mカンパニーに譲渡)に開示されている。このフォトサー モグラフィ用フィルムは画像記録フィルムとして有用なものであり、その長さは 短いシートからロール状のより長いものまでさまざまである。 しかし、7ミル(0.018センチメートル)のポリエステルベースを有する35.6 センチメートル(14インチ)×43.2センチメートル(17インチ)の医療用撮像フ ィルムシート(例えばアメリカ合衆国ミネソタ州セントポールの3Mカンパニー から入手可能なドライビュー(DRYVIEW(登録商標))DVCまたはDVB医療 用撮像フィルム)などの他の材料の処理に関しては、間隔D2を経験的に決定す ることができる。材料の選択に加え、他の要因も間隔D2の最適な選択に影響を 与えることがあり、それらの要因には、現像される材料の幅と厚さ、処理装置内 での材料の移動速度、材料に対する熱伝達速度が含まれる。 上部ローラ14は、下部ローラ16と同様、TPM26が移送経路に対しほぼ 垂直な方向にほとんどまたはまったく拘束を受けることなく拡張するように、十 分離間させることができる。これにより、TPM26における(移送経路の方向 に対しほぼ垂直な)重大なしわの形成が最小限度に抑制される。さらに、これら のしわの抑制は、TPM26のオーブン12内での移送時に張力をかける必要な く達成することができる。これは、オーブン12を貫通することが可能なロール 製品材料などの長い材料とは異なる相対的に短いTPM26を現像する場合に特 に重要なことである。 4つの加熱部材28は、第1の上部加熱部材30と、第1の下部加熱部材32 と、第2の上部加熱部材34と、第2の下部加熱部材36とからなるものとして 示されている。加熱部材28は、第1の上部加熱部材30と接する、図4に示す ブランケットヒータ37などのブランケットヒータにより加熱することができる 。各ブランケットヒータ(したがって加熱部材28)の温度は、例えば、抵抗温 度装置や熱電対などの制御装置および温度センサにより独立して制御することが できる。加熱素子28を独立して制御することにより、オーブン12内の温度を より高精度で制御および維持することが可能になり、さらに重要なこととして、 オーブン12から、移送されるTPM26に対し一定の熱流がもたらされるよう になる。 熱処理装置10は、オーブン12がアイドル状態にあるとき(TPM26が移 送されていないとき)、またオーブン12が負荷状態にあるとき(TPM26が 移送されているとき)にオーブン12の温度を高精度で制御および維持する能力 を備えている。熱処理装置10は、アイドル状態にあるときの加熱部材28の縁 部からの大きな熱損失を補償し、また負荷状態にあるときの(TPM26への熱 流による)加熱部材28内部における付加的な熱損失を補償する能力を備えてい る。 この能力を備えた熱処理装置10のある実施例は、対応する加熱部材28の表 面を加熱するための2つのブランケットヒータ37を含み、一方のブランケット が他方の上にあるものとして図4に示されている。2つのブランケットヒータ3 7のうち第1のものは、オーブン12がアイドル状態にあるとき、および負荷状 態にあるときに作動させるかまたは通電することのできるアイドル状態ヒータ3 7Aと見なすことができる。アイドル状態ヒータ37Aは、特定の熱流束密度に より構成して、対応する加熱部材28に熱を分配することができ、それにより、 より大きな熱がブランケット37Aの縁部に発生し、対応する加熱部材28の縁 部に伝達されて、加熱部材28縁部からの大きな熱損失を補償するようになって いる。2つのブランケットヒータのうち第2のものは、オーブン12が負荷状態 にあるときに作動するかまたは通電される負荷状態ヒータ37Bと見なすことが できる。負荷状態ヒータ37Bは、特定の熱流束密度をもつように構成して、対 応する加熱部材28に熱を分配することができ、それにより、より大きな熱がブ ランケット37Bの内部に発生し、対応する加熱部材28の内部に伝達されて、 TPM26へ伝達された熱を補償するようになっている。この方式のブランケッ トヒータは、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス(フリドリー(Fridley) )にあるミンコプロダクツ社(Minco Products,Inc.)から入手可能である。 事実上、このブランケットヒータ装置は、対応する加熱部材28の特定の部位 に対し、それら特定の部位によりTPM26へ伝達される熱量と同じ熱量を伝達 する。言い換えれば、この装置は、TPM26に対し伝達が行なわれた箇所に熱 を加える。この結果、TPM26の処理中は加熱部材28の温度が均一に推移し 、TPM26へ伝達される熱が均一になるとともに、連続するTPM26が均一 に現像される。 加熱部材28は、図示のように、多数の上部および下部ローラ14、16の周 縁部を取り囲むように形成することができる。囲み角Aは、好ましくはローラの 円周のうち120度から270度までである。より好ましくは、囲み角はおよそ180な いし200度であり、さらに好ましくは、囲み角はおよそ190度である。 加熱部材28がローラを取り囲む程度を設定する別の方法は、加熱フィン40 、特に加熱フィン40のフィンフェース41から、隣接するローラの長軸により 形成される平面までの間隔D3を選択するものである。上記で参照したローラ1 4、16に関して、間隔D3はおよそ0.5センチメートル(0.2インチ)であるが 、より大きくすることも小さくすることもできる。 ローラ14、16に対する加熱フィン40の係合または取り囲みの形状および それらが近接していることにより、ローラ14、16がTPM26と接触する際 、ローラ14、16の外表面の温度がより効果的に維持される。この近接した係 合または取り囲みの構成により、ローラ14、16はTPM26に対しより均一 に 熱を伝達することになる。 この取り囲みの構成により、加熱部材28の一部は加熱フィン40として作用 する。加熱フィン40はローラ14、16の間に、ローラ14、16に対し相対 的に近接して嵌合する。例えば、加熱フィン40はローラ14、16と接触する ことなく、ローラ14、16にできるだけ近接していることが好ましい。 加熱フィン40のフィンフェース41とTPM26との間の隙間の大きさを最 小化することにより、放射による熱伝達効率および(薄い空気層を介した)伝導 による熱伝達効率が増大する。しかし、この隙間の大きさは、接触が望ましくな い場合にTPM26との接触を防止するのに十分なものとするか、またはTPM 26の前縁部が加熱フィン40に引っかかって熱処理装置10内部でTPM26 を詰まらせないようにするのに十分なものとすべきである。 フィンフェース41とTPM26との間の隙間の大きさは、フィンフェース4 1から、フィンフェース41の直下に位置する下部ローラ16またはフィンフェ ース41の直上に位置する上部ローラ14の接線までの間隔D3を選択すること により間接的に設定することができる。上述の画像記録フィルムなどの4ミルポ リエステルベースTPM26に関して、間隔D3は0.5センチメートル(0.2イン チ)を大きく下回らないことが好ましい。他の材料に関しては、間隔D3の最小 間隔は異なったものでもよい。 隙間の空気層の厚さが薄いことにより、TPM26の全体にわたり発生して流 れることのある対流の効果が最小化される。これによって、TPM26に対する 不安定な対流熱伝導およびフォトサーモグラフィ画像の不安定な現像が最小限度 に抑制される。 TPM26が加熱フィン40近傍を移送される際に、上述のようにTPM26 を湾曲させることにより、前記隙間の大きさはより安定的に維持される。TPM 26を湾曲させることにより、TPM26の縦スチフネスが増大し、ローラ14 、16の間を移送される際のTPM26の腰折れが防止ないし抑制される。また 上述のように、この方式に必要なTPM26に対する圧力は、TPM26をフィ ンフェース41に対し位置決めする手段とは異なり、最低限度のものである(例 えば、TPM26をはさむ必要がない)。 加熱部材28の寸法および組成は、それらの熱質量を最適化するように選択す ることができる。熱質量が最適な場合、加熱部材28の温度の許容可能な変動を 、各加熱部材28を望ましい温度に加熱するのに必要な許容可能な時間と調和さ せることができる。温度変動を最小化することは、TPM26とフィンフェース 41との温度差(ΔTrad)が放射熱伝達の方程式における因子となるので重要 である。同様に、TPM26とTPM26近傍の加熱された空気との温度差(Δ Tcond)は伝導熱伝達の方程式における重要な因子である。また、望ましい温度 差(ΔTradおよびΔTcond)を維持することは、あるTPM26における均一 な現像および、あるTPM26と次のTPM26との均一な現像に関して重要な 要素となる。 ある長さの上述の画像記録フィルム(TPM26)を現像するため、第1の上 部および下部加熱部材30、32はおよそ摂氏135度(華氏275度)まで加熱され 、第2の上部および下部加熱部材34、36はおよそ摂氏127度(華氏260度)ま で加熱される。これらの温度において、TPM26は1センチメートル毎秒(0. 4インチ毎秒)の速度で移送することが好ましい。この速度およびこれらの温度 において、第1の上部および下部加熱部材30、32の長さは、好ましくはおよ そ15.2センチメートル(6インチ)とすることができ、第2の上部および下部加 熱部材34、36の長さは、好ましくはおよそ15.2センチメートル(6インチ) とすることができる。 他の熱処理可能な材料を熱処理するため、これらの温度、長さ、および移送速 度を必要に応じて調節することができる。同様に、熱処理装置10の処理速度を 増大させるため、移送長さを大きくすることができる。 第1上部および/または第1下部加熱部材30、32を、(上記のように)第 2上部および/または第2下部加熱部材34、36よりも高い温度まで加熱する と、本質的にオーブン12に2つの領域ができる。この2つの領域による構成は 、熱処理装置10の処理量を増大させ設置面積を最小化する有効な方法である。 第1の領域(第1の上部および下部加熱部材30、32と、対応するローラ1 4、16と、それら加熱部材およびローラの近傍の加熱された空気とにより形成 される第1の領域)内では、TPM26を例えばおよそ摂氏115ないし127度(華 氏240ないし260度)の目標処理温度範囲まで急速に加熱するため、ある熱量がT PM26に伝達される。オーブン12を通過するTPM26の移送速度は、TP M26が第1の領域から出て第2の領域に入る際にTPMの温度が目標処理温度 範囲に達しているが超えることのないように設定することができる(第1の領域 内をより低速で移送されると、TPM26が目標処理温度範囲を超えて加熱され る可能性がある)。 第2の領域(第2の上部および下部加熱部材34、36と、対応するローラ1 4、16と、それら加熱部材およびローラの近傍の加熱された空気とにより形成 される第2の領域)の温度は、TPMの温度が目標滞在時間の間、目標処理温度 範囲内に維持されるように設定することができる。第2の領域内での目標滞在時 間は、第2の領域の長さと第2の領域を通過するTPM26の移送速度とにより 決定される。 図5では、別の実施例の熱処理装置10Aが、加熱フィンの代わりにスクリー ン42Aを具備しており、それによりフォトサーモグラフィ画像の現像に対する (加熱部材28Aが生じさせる)対流の効果を最小化している。スクリーン42 Aは、TPM26Aの表面(例えば、エマルジョン面が下部ローラ16Aに隣接 している場合はエマルジョン面)に沿った気流の流れを阻止するかまたはそらせ るため下部ローラ16Aの多くの間に配置された物理的障壁である。スクリーン 42Aは、上述の加熱フィン40がもたらす他の利点を必ずしも備えているわけ ではない。 TPM26は、オーブン10から、図1および2に示すように冷却チャンバ4 4内へ移送される。熱処理装置10のこの部分は、TPM26のしわの発生、T PM26のカール、および冷却によるその他の欠陥の形成を最小限度に抑制しな がら、TPM26の温度を下げて熱現像を停止させるためのものである。 冷却チャンバ44は、TPM26が載支される冷却面46(その一部が図6に 示されている)を備えることができる。この冷却部は、湾曲した第1冷却部47 と相対的に真直状の第2冷却部48とを具備している。加熱されたTPM26と 湾曲した第1冷却部47との接触により、TPM26は冷却される一方で湾曲さ せられる。この程度の湾曲によりTPM26の縦スチフネスが増大し、しわの形 成が最小限度に抑制される。上記の画像記録フィルムを冷却するためには、TP M26が第1冷却部47と接触する部分の第1冷却部47の半径をおよそ3.8セ ンチメートル(1.5インチ)とすることができる。 TPM26がオーブン12から出た直後、すなわちTPM47が望ましい滞在 時間の間、現像処理温度範囲まで加熱された直後に、TPM26が第1冷却部4 7により湾曲させられ冷却されるということから、第1冷却部47の位置は重要 である。前記の位置、湾曲、TPM26との接触時間、およびTPM26との接 触により与えられる冷却速度が適正な場合、第1冷却部47は加熱され湾曲させ られたTPM26を、第1冷却部47がこの重要な冷却段階の間にTPM26を 湾曲させなければしわを発生させるであろう温度範囲を越えて冷却することがで きる。言い換えれば、冷却により生ずるしわがTPM26にもっとも形成されや すい時期にTPM26が湾曲させられることにより、それらのしわの形成が十分 に抑制される。 冷却面46の形状およびTPM26の移送速度は、TPM26がまだ冷えてい る間に第2冷却部48と接触するように設定することができる。TPM26の最 終冷却は、TPM26が真直状(または第1冷却部47と接触しているときより も真直状)である間に行なわれるので、TPM26のカールを抑制することがで きる。 冷却面46との接触による冷却速度を制御するため、冷却面46は材料を組み 合わせて作製することができる。各材料の熱伝導率は異なっていてもよい。例え ば、冷却面46の全体を相対的に熱伝導率が高い材料(例えばアルミニウムやス テンレス鋼など)で形成することができる。熱伝導率が低い材料(例えばビロー ドやフェルトなど)が(TPM26と前記熱伝導率が高い材料との間の層として 示されている)第1冷却部47の全体または一部分を覆っていてもよい。 熱伝導率が高い材料として好ましい選択は、リジダイズド・メタルズ・コーポ レーション(Rigidized Metals Corporation)(所在地:658 Ohio St.,Buffal o,NY 14203)から入手可能な、テクスチャを施された20ゲージ304ステンレス鋼 である。好適なテクスチャはリジテックス(Rigitex)3−NDと呼ばれるもの である。熱伝導率が低い材料として好ましい選択は、J・B・マーチン社 (J.B.Martin Company,Inc.)(所在地:10 East 53rd Street,Suite 3100 ,New York,NY)から入手可能なビロードであり、J・B・マーチン社により、 型番号(Style No.)9120のナイロンパイル/レーヨンで裏打ちされヒートシー ルにより被覆されたライトロックベルベットとして参照されるものである。 この構成により、TPM26がオーブン12を出るときまたはその直後に、T PM26は熱伝導率が低い材料および冷却面46の第1冷却部47と接触する。 その後、TPM26は伝導率が高い材料および冷却面46の第2冷却部48と接 触して冷却工程が完了する。冷却速度を、初期の冷却工程におけるTPM26の 湾曲と組み合わせて適切に制御すれば、しわの発生が最小限に抑制される。第1 冷却部47の半径の選択および材料の選択は、冷却されるTPM26の種類およ び望ましい移送速度にもとづいて変更することが可能である。 TPM26は、第1のニップローラ対49により冷却面46まで移送すること ができ、第2のニップローラ対50により冷却面46から移送することができる 。ニップローラ49、50は、TPM26の全体またはTPM26の表面積の多 くがほぼ同じ速度で移送されながら冷却面と接触するように協調させることがで きる。これにより、TPM26がより均一に冷却され、現像がより均一に停止さ せられる。 熱処理装置10は、冷却チャンバ44内で気流を発生させるための手段を具備 することもできる。冷却面46を冷却するための空気の流れと、チャンバ44内 およびオーブン12内で空気を除去し濾過するための空気の流れとの2つが有用 である。第1の流れS1は、冷却面46の、TPM26と接する側とは反対側に 向けられた大気(または冷却空気)の流れである。第1の流れS1は、熱処理装 置10の外側から空気を引き込み、その空気を冷却面46へと向ける第1ファン 54により発生させられる。この空気は出口を通過して熱処理装置10の外側へ 出る。 第1の流れS1の流速は、TPM26の全長が均一に冷却され、また連続する TPM26が均一に冷却されるように冷却面46を冷却するのに適切なものとす ることができる。この流速はTPM26を通過して流れる場合は過大なものかも しれない(それにより、しわを発生させることのあるTPM26の過度に急速な 冷却をもたらすかもしれない)ので、第1の流れS1は、TPM26と直接接触 しないように阻止されている。第1ファン54は、およそ0.170ないし0.283立方 メートル毎分(6ないし10立方フィート毎分)の体積流量とおよそ0.9ないし2.7 メートル毎秒(3ないし9フィート毎秒)の冷却面46に対する気流速度をもた らすように選択することができる。 冷却チャンバ44内の空気の第2の流れS2は、気体副産物を除くようにTP M26の近傍を流れてもよい。第2の流れS2は、オーブン入口22から濾過機 構52までの熱処理装置10内を通って流れる。第2の流れS2の流量は、第2 の流れS2によるTPM26の冷却がしわの問題を生じさせないように十分低く することができる。目標体積流量は、熱処理装置10をほぼ毎分1回換気するも のとすることができる。 濾過機構52は、第2ファン(図示せず)など、オーブン12から空気を吸引 するための手段を具備することにより、第2の流れS2を発生させることができ る。濾過機構52はまた、あるフォトサーモグラフィ用材料が熱現像される際に 発生する気体副産物を処理するように設計されたフィルタ(図示せず)を具備し ている。このような濾過機構52の例は、米国特許第5,469,238号および係属出 願中の米国特許出願第08/239,888号(3Mカンパニーに譲渡)に開示されている 。 オーブン12における入口22の近傍には第3のニップローラ対56が図示さ れている。第3のニップローラ対56はTPM26をオーブン12内に移送する ほかに、入口22を不完全に密閉する。第3のニップローラ対56とニップロー ラ56近傍の外壁との間の空間は、入口22内への自由な換気および/または入 口22内からの自由な換気を妨げるためには十分に小さい。しかし、この空間は 、濾過機構52まで流れる第2の流れS2を供給するのにちょうど十分な空気の 流入を許すためには十分大きくすることができる。このようにして、入口を通っ てオーブン12内に流入する気流が制御される。これは、TPM26に対する気 流が制御されないことによる現像むらを防止する上で重要である。 第3のニップローラ対56は、第3のニップローラ対56近傍の外壁との嵌合 を密にすることにより、オーブン入口22をより完全に密閉することができる。 これにより、入口22からTPM26に拡がる気流の効果がさらに抑止される。 完全な密閉により、熱処理装置10には第2の流れS2がなくなるか、またはオ ーブン12の別の部位における開口など、別の供給源が必要となるかのいずれか である。 別の実施例(図示せず)は、第3のニップローラ対56を取り囲んでそれらを オーブン12内のその他のローラ14、16、49と同様に加熱する加熱部材3 0、32を備えることができる。これによって、TPM26に伝達される熱をさ らに制御することが可能になる。 本発明を、好適な実施例を参照しつつ説明してきたが、当業者には、本発明の 精神および範囲から逸脱することなく形態および詳細の変更をなしうることが了 解されるであろう。例えば移送経路は、図示されている水平で、ほぼ真直状のも の以外の向き(例えば、傾斜した真直状の移送経路、垂直な真直状の移送経路、 アーチ状の移送経路など)をもつことができる。また、オーブン12内で用いら れるローラ14、16の数はより多くても、より少なくてもよい。 さらに、他のブランケットヒータの構成を用いることもできる。例えば、3層 による方式を用いてもよい。その上部層は、図示したようなアイドルブランケッ トヒータとすることができる。中間層は、例えば幅25.4センチメートル(10イン チ)のTPM26に対する熱伝達を補償するように選択された特定の熱流束密度 をもつ第1負荷ブランケットヒータとすることができる。下部層は、例えば幅50 .8センチメートル(20インチ)のTPM26に対する熱伝達を補償するように選 択された特定の熱流束密度をもつ第2負荷ブランケットヒータとすることができ る。この2段階の機能により、熱処理装置10は、どちらのTPM26が熱処理 装置10内に移送されているかに応じて第1負荷ブランケットヒータか第2負荷 ブランケットヒータかのいずれかを作動させる(手動または自動の)制御が可能 になる。当然ながら、幅の異なるTPM26を処理する能力を備えるように、付 加的なブランケットヒータを加えることもできる。 オーブン入口22におけるエッジ検出センサなどのセンサを用いて、進入する TPM26の縁部位置を検出し、熱処理装置10内の制御装置に信号を送ること もできる。この制御装置は、この信号にもとづいてTPM26の幅を決定し適切 な負荷ブランケットヒータを作動させるように設計することができる。さらに、 この検出方式を、重なり合うブランケットヒータ以外の、単一のブランケットヒ ータなどの加熱手段とともに用いることもできる。そのような単一のブランケッ トヒータは、複数の、独立して制御可能な領域を具備することができ、それによ り、幅の異なるTPM26を処理するため適切な領域が作動させられるかまたは 通電されるようになっている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年2月12日(1998.2.12) 【補正内容】 請求の範囲 1. 撮像材料(26)における画像の熱現像のために有用な熱処理装置(10 )であって、前記撮像材料(26)が、材料第1表面と材料第2表面とを有して おり、前記熱処理装置(10)が: 前記材料第1表面と接触するように配置された第1および第2の回転自在の部 材(16)と; 前記材料第2表面と接触するように配置された第3の回転自在の部材(14) であって、前記撮像材料(26)が前記第1および第2の回転自在の部材(16 )と前記第3の回転自在の部材(14)との間の移送経路を移送される際に2回 向きを変えられるように、前記第1および第2のローラ(16)に対して位置決 めされている第3の回転自在の部材(14)と; 前記撮像材料(26)が前記第1および第2の回転自在の部材(16)と前記 第3の回転自在の部材(14)との間を移送される際に前記撮像材料(26)を 加熱するための手段(28)とを有しており; 前記熱処理装置(10)が: 前記材料第1表面と接触する付加的な回転自在の部材(16)の第1の組と、前 記材料第2表面と接触する付加的な回転自在の部材(14)の第2の組とを有し ており、前記第1、第2および第3の回転自在の部材と前記付加的な回転自在の 部材の第1および第2の組とが、前記撮像材料(26)を多数回湾曲させて前記 撮像材料(26)に多数の湾曲部を形成することにより前記撮像材料(26)に 屈曲した経路を進ませるように配置されていることを特徴とする熱処理装置(1 0)。 2. 前記多数の湾曲部がそれぞれ、前記移送経路に対しほぼ垂直な湾曲軸を有 していることを特徴とする請求項1の熱処理装置。 3. 前記熱処理装置(10)が前記撮像材料(26)をほぼ水平な移送経路に より移送させるものであり、前記第1、第2および第3の回転自在の部材(16 、 14)と前記付加的な回転自在の部材(16、14)の第1および第2の組とが ローラからなっていることを特徴とする請求項1の熱処理装置。 4. 前記加熱手段(28)が、前記撮像材料(26)との接触により、前記撮 像材料(26)の熱現像に必要な熱の少なくとも一部分を前記撮像材料(26) に供給する前記第1、第2および第3の回転自在の部材(16、14)と前記付 加的な回転自在の部材(16、14)の第1および第2の組とからなることを特 徴とする請求項1の熱処理装置(10)。 5. 前記加熱手段(28)が、前記第1、第2および第3の回転自在の部材( 16、14)と前記付加的な回転自在の部材(16、14)の第1および第2の 組とを収容するオーブンからなっており、前記オーブンが、前記撮像材料(26 )の熱現像に必要な熱の少なくとも一部分を前記撮像材料(26)に供給する加 熱されたガスを内包していることを特徴とする請求項1の熱処理装置(10)。 6. 前記加熱手段(28)が: 前記第1および第2の回転自在の部材(16)の間に配置された第1の固定加 熱部材(40)と; 前記付加的な回転自在の部材(16、14)の第1および第2の組の回転自在 の部材のうち2つの間にそれぞれ配置された付加的な固定加熱部材(40)とか らなっており; 前記第1の固定加熱部材と前記付加的な加熱部材(40)とが、前記撮像材料 (40)の近傍に配置されており、前記撮像材料(40)の熱現像に必要な熱の 少なくとも一部分を供給することを特徴とする請求項1の熱処理装置(10)。 7. 前記第1および付加的な加熱部材(40)が、前記第1および第2の回転 自在の部材と前記付加的な回転自在の部材(16、14)の第1および第2の組 とが嵌合する入れ子を形成している単一の加熱部材(28)の一部分であること を特徴とする請求項6の熱処理装置(10)。 8. 前記材料(26)が前記第1および第2の回転自在の部材(16)と前記 第3の回転自在の部材(14)との間にはさまれないように、前記第1および第 2の回転自在の部材(16)と前記第3の回転自在の部材(14)とが配置され ていることを特徴とする請求項1の熱処理装置(10)。 9. 前記熱処理装置(10)が、前記回転自在の部材(14、16)の間の前 記撮像材料(26)の一部分と接触する固定部材を具備していないことを特徴と する請求項1の熱処理装置(10)。 10. 撮像材料(26)における画像の熱現像のために有用な熱処理装置(10 )であって、前記撮像材料(26)が、材料第1表面と材料第2表面とを有して おり、前記熱処理装置(10)が: 前記材料第1表面と接触するように配置された第1および第2の回転自在の部 材(16)と; 前記材料第2表面と接触するように配置された第3の回転自在の部材(14) であって、前記撮像材料(26)が前記第1および第2の回転自在の部材(16 )と前記第3の回転自在の部材(14)との間を移送される際に2回向きを変え られるように、前記第1および第2のローラ(16)に対して位置決めされてい る第3の回転自在の部材(14)と; 前記撮像材料(26)が前記第1および第2の回転自在の部材(16)と前記 第3の回転自在の部材(14)との間を移送される際に前記撮像材料(26)を 加熱するための手段(28)とを有しており; 前記撮像材料(26)が前記第1および第3の回転自在の部材(16、14) の間、および前記第2および第3の回転自在の部材(16、14)の間にはさま れないように前記熱処理装置(10)が構成されていることを特徴とする熱処理 装置(10)。 11. 請求項1から10のいずれかの熱処理装置(10)を有し、前記熱処理装置 (10)により現像される熱現像可能な撮像材料(26)をさらに有する撮像シ ステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 プレスズラー,デュアン・エイ アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427 (72)発明者 ルンド,ジョージ・ジー アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 撮像材料(26)における画像の熱現像のために有用な熱処理装置(10 )であって、前記撮像材料が、材料第1表面と材料第2表面とを有しており、前 記熱処理装置(10)が: 前記材料第1表面と接触するように配置された少なくとも第1および第2の手 段と; 前記少なくとも第1および第2の接触手段に向かう第1の方向に前記撮像材料 を移送するための手段(49)と; 前記材料第2表面と接触するように配置された少なくとも第3の手段であって 、前記撮像材料が、前記少なくとも第1および第2の接触手段と前記少なくとも 第3の接触手段との間を移送される際に少なくとも2回、向きを変えられるよう に、前記少なくとも第1および第2の接触手段に対して位置決めされている少な くとも第3の接触手段と; 前記撮像材料が前記少なくとも第1および第2の接触手段と前記少なくとも第 3の接触手段との間を移送される際に前記撮像材料を加熱するための手段(28 )とからなることを特徴とする熱処理装置(10)。 2. 前記第1の接触手段が第1の回転自在の部材であり、前記第2の接触手段 が第2の回転自在の部材であり、前記第3の接触手段が第3の回転自在の部材で あることを特徴とする請求項1の熱処理装置(10)。 3. 前記材料第1表面が材料下側の表面であり、前記材料第2表面が材料上側 の表面であり、前記少なくとも第1および第2の回転自在の部材が第1の下部ロ ーラ(16)と第2の下部ローラ(16)とからなっており、前記少なくとも第 3の回転自在の部材が第1の上部ローラ(14)からなっていることを特徴とす る請求項2の熱処理装置(10)。 4. 前記少なくとも第1および第2の回転自在の部材が複数の下部ローラ(1 6)からなっており、前記少なくとも第3の回転自在の部材が複数の上部ローラ (14)からなっており、前記撮像材料(26)が移送経路に沿って移送され、 前記複数の下部ローラ(16)と上部ローラ(14)とが、前記撮像材料(26 )を多数回湾曲させて前記撮像材料(26)に多数の湾曲部を形成することによ り前記撮像材料(26)に屈曲した経路を進ませるように配置されており、前記 多数の湾曲部がそれぞれ、前記移送経路に対しほぼ垂直な湾曲軸を有しているこ とを特徴とする請求項2の熱処理装置(10)。 5. 前記少なくとも第1および第2の回転自在の部材(16)と前記少なくと も第3の回転自在の部材(14)とのうち少なくとも1つが、前記撮像材料(2 6)との接触により前記撮像材料(26)を移送するように駆動されることを特 徴とする請求項2の熱処理装置(10)。 6. 前記少なくとも1つの下部の回転自在の部材(16)と前記少なくとも1 つの上部の回転自在の部材(14)と前記加熱手段(28)とを収容するオーブ ンをさらに有する、請求項2の熱処理装置(10)。 7. 前記材料(26)が前記少なくとも第1および第2の回転自在の部材(1 6)と前記少なくとも第3の回転自在の部材(14)との間にはさまれないよう に前記少なくとも第1および第2の回転自在の部材(16)と前記少なくとも第 3の回転自在の部材(14)とが配置されており、前記撮像材料(26)が前記 熱処理装置(10)内を移送される際にほぼ水平になるように前記少なくとも第 1および第2の回転自在の部材(16)と前記少なくとも第3の回転自在の部材 (14)とが方向付けられていることを特徴とする請求項2の熱処理装置(10 )。 8. 前記加熱手段(28)が前記熱処理装置(10)内の複数の加熱表面から なっており、前記複数の加熱表面の1つが第1加熱フィン(40)の第1フィン フェース(41)からなっており、前記第1加熱フィン(40)が前記第1およ び第2の回転自在の部材(16)の間の前記材料第1表面の近傍に配置されてい ることを特徴とする請求項2の熱処理装置(10)。 9. 前記複数の加熱表面の1つが第2加熱フィン(40)の第2フィンフェー ス(41)からなっており、前記第2加熱フィン(40)が第3の回転自在の部 材(14)の近傍で前記材料第2表面の近傍に配置されていることを特徴とする 請求項8の熱処理装置(10)。 10. 前記複数の加熱表面が、回転自在の部材(14、16)の間の前記材料 (26)の近傍に配置された複数のフィンフェース(41)を有しており、前記 複数の加熱表面が、少なくとも前記第1、第2、および第3の回転自在の部材が 入れ子状に収容される複数の凹部を形成していることを特徴とする請求項9の熱 処理装置(10)。
JP52764297A 1996-02-02 1997-01-08 撮像材料を熱処理中に湾曲させるための手段を用いた撮像材料の熱処理を行なうための装置および方法 Expired - Fee Related JP3655316B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/594,649 US5869806A (en) 1996-02-02 1996-02-02 Apparatus and method for thermally processing an imaging material employing means for bending the imaging material during thermal processing
US08/594,649 1996-02-02
PCT/US1997/000240 WO1997028489A1 (en) 1996-02-02 1997-01-08 Apparatus and method for thermally processing an imaging material employing means for bending the imaging material during thermal processing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001513209A true JP2001513209A (ja) 2001-08-28
JP3655316B2 JP3655316B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=24379795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52764297A Expired - Fee Related JP3655316B2 (ja) 1996-02-02 1997-01-08 撮像材料を熱処理中に湾曲させるための手段を用いた撮像材料の熱処理を行なうための装置および方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5869806A (ja)
EP (1) EP1012669B1 (ja)
JP (1) JP3655316B2 (ja)
AU (1) AU1572997A (ja)
DE (1) DE69722968T2 (ja)
TW (1) TW334664B (ja)
WO (1) WO1997028489A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527411A (ja) * 2005-01-05 2008-07-24 イーストマン コダック カンパニー ドラム及びフラットベッド技術を採用するサーマルプロセッサ

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849388A (en) * 1996-02-02 1998-12-15 Imation Corp. Article, apparatus and method for cooling a thermally processed material
JP2000321749A (ja) * 1999-03-11 2000-11-24 Konica Corp 熱現像装置
JP3765460B2 (ja) * 1999-03-31 2006-04-12 富士写真フイルム株式会社 熱現像装置
EP1176463A1 (en) * 2000-07-27 2002-01-30 Agfa-Gevaert N.V. Thermal recording method with a sinuous-belt-processor.
EP1176464A1 (en) * 2000-07-27 2002-01-30 Agfa-Gevaert naamloze vennootschap Sinuous-belt-processor for thermal recording
US6536963B2 (en) 2000-07-27 2003-03-25 Agfa-Gevaert Thermal processing of a sheet of thermographic material
US6979802B2 (en) * 2004-03-31 2005-12-27 Eastman Kodak Company Apparatus and method for thermally processing an imaging material employing a preheat chamber
US20050280689A1 (en) * 2004-06-22 2005-12-22 Preszler Duane A Flat bed thermal processor employing heated rollers
US7108433B2 (en) * 2004-06-24 2006-09-19 Eastman Kodak Company Thermal processor employing varying roller spacing
KR100634242B1 (ko) 2004-12-15 2006-10-16 이명우 다중 롤러식 연속 열승화 전사장치
US7087861B2 (en) * 2005-01-05 2006-08-08 Eastman Kodak Company Media entrance guide in a thermal processor
US20080084591A1 (en) * 2006-10-05 2008-04-10 Rassatt Bradley B Imaging apparatus with moveable entrance guide

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2896058A (en) * 1959-07-21 perryman
BE634189A (ja) * 1960-11-16
GB1238723A (ja) * 1967-08-23 1971-07-07
BE759262A (nl) * 1969-12-10 1971-05-24 Agfa Gevaert Nv Drooginrichting voor bladvormig fotografisch materiaal
US3629549A (en) * 1969-12-29 1971-12-21 Minnesota Mining & Mfg Heating device
US3739143A (en) * 1970-11-30 1973-06-12 Minnesota Mining & Mfg Heat developer apparatus
US3709472A (en) * 1971-02-01 1973-01-09 Minnesota Mining & Mfg Development device
US3900580A (en) * 1971-02-12 1975-08-19 Food Research & Equipment Co Method of removing crumbs from cooking oil
US3991483A (en) * 1971-11-06 1976-11-16 Canon Kabushiki Kaisha Photographic copying apparatus
US3774520A (en) * 1972-06-23 1973-11-27 A Smith Developing mechanism for microfilm
US4163892A (en) * 1975-12-15 1979-08-07 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus
US4076532A (en) * 1976-01-16 1978-02-28 Eastman Kodak Company Thermosensitive image-forming element and method of processing thereof
DE2713139A1 (de) * 1977-03-25 1978-10-05 Koppers Wistra Ofenbau Gmbh Rollenherdofen
US4322158A (en) * 1980-01-30 1982-03-30 Micron Corporation Thermal film development apparatus
US4242566A (en) * 1980-03-21 1980-12-30 Pitney Bowes Inc. Heat-pressure fusing device
US4518845A (en) * 1982-11-03 1985-05-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Device for processing thermally developable films and papers
JPS60169524A (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 金属ストリツプ冷却装置
US4658716A (en) * 1985-04-12 1987-04-21 Measurex Corporation Infrared heating calender roll controller
US4903082A (en) * 1988-05-10 1990-02-20 Xerox Corporation Liquid ink fusing and drying system
US5235370A (en) * 1990-03-16 1993-08-10 Eastman Kodak Company Method and apparatus for out-of-rate error detection in film processor temperature control system
US5352863A (en) * 1992-04-03 1994-10-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Flat bed thermophotographic film processor
US5463444A (en) * 1992-09-24 1995-10-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Heat development processor wherein steam is discharged from a heat sensitive material
JPH07128460A (ja) * 1993-11-05 1995-05-19 Fuji Photo Film Co Ltd 時間管理方法
US5580588A (en) * 1994-04-14 1996-12-03 Eastman Kodak Company Apparatus for decurling a strip of photosensitive material
EP0679946A1 (en) * 1994-04-19 1995-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming method
US5502532A (en) * 1994-05-23 1996-03-26 Biesinger; Mark G. Method and system for processing film by speed and activating agent concentration temperature control

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527411A (ja) * 2005-01-05 2008-07-24 イーストマン コダック カンパニー ドラム及びフラットベッド技術を採用するサーマルプロセッサ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69722968T2 (de) 2004-05-19
DE69722968D1 (de) 2003-07-24
TW334664B (en) 1998-06-21
EP1012669B1 (en) 2003-06-18
US5869806A (en) 1999-02-09
WO1997028489A1 (en) 1997-08-07
JP3655316B2 (ja) 2005-06-02
EP1012669A1 (en) 2000-06-28
AU1572997A (en) 1997-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5665257A (en) Flat bed thermophotographic film processor
JP3655316B2 (ja) 撮像材料を熱処理中に湾曲させるための手段を用いた撮像材料の熱処理を行なうための装置および方法
JP3296482B2 (ja) 熱現像装置
JP3659650B2 (ja) 熱処理した材料を冷却するための物品、装置、及び方法
JP3659651B2 (ja) 改良した熱処理手段を用いて画像材料を熱処理するための装置及び方法
US5895592A (en) Apparatus and method for thermally processing an imaging material employing a system for reducing fogging on the imaging material during thermal processing
US5986238A (en) Apparatus and method for thermally processing an imaging material employing means for reducing fogging on the imaging material during thermal processing
JP2007531056A (ja) 熱処理のための予熱室
JP3655315B2 (ja) 熱処理された材料のシートを冷却する物品
JPH09171311A (ja) 画像形成装置
JP2008527411A (ja) ドラム及びフラットベッド技術を採用するサーマルプロセッサ
JPH09160423A (ja) 定着装置
JPS6224284Y2 (ja)
JP2000321746A (ja) 画像形成装置
JP2000267477A (ja) 画像形成装置
JP2000321741A (ja) 熱現像装置
JPS62294242A (ja) 乾燥手段を備えた写真記録体処理装置
JP2000250192A (ja) 熱処理装置及びそれを利用した熱現像装置
JPS6010282A (ja) 複写機用定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040930

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20041115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees