JP2006058695A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、オフィス環境も悪化することの無い定着装置、及び、その定着装置を具備する高速で高品質のトナー画像を形成する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 被記録媒体搬送経路1を覆うカバー部材2と、カバー部材2で覆われて搬送される被記録媒体Pが担持する記録画像を加熱して定着する加熱定着手段3と、加熱定着手段3の加熱定着時に発生する水蒸気を含む空気を吸引する空気吸引手段4と、空気吸引手段4と連結して吸引する水蒸気を含む空気の流路lを形成して循環流路Lで循環させる還流ダクト5と、還流ダクト5内の循環流路Lを形成する水蒸気を含む空気の温度を外部へ放熱する放熱手段6とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定着装置、及び、その定着装置を具備する画像形成装置に関し、詳しくは、形成した記録画像を加熱して定着する定着装置、及び、その定着装置を具備する印刷装置等のインクジェットプリンターや電子写真方法のプロセスでトナー画像を形成する複写機、ファクシミリ装置、プリンタなどを備えた複合機等の画像形成装置に関する。
従来の定着装置、及び、その定着装置を具備する画像形成装置の印刷装置等のインクジェットプリンターや複写機、ファクシミリ装置やプリンタ等においては、近年の地球温暖化の問題に対処するために、特に、電子写真方式と熱定着方式を用いた画像形成装置における省エネルギーのいろいろな省資源のための対策が行われている。
その対策の中でも、この種の画像形成装置では、加熱して定着する定着装置での消費電力が最も大きいので、トナー溶融の消費エネルギー低減や定着装置の熱容量の低減化等が主なものである。
機械構成によるさらなる省エネ方法の省資源対策は、定着装置を断熱し、加熱源からの熱の100%をトナー溶融と被記録媒体である記録用紙への固着へ使用することが理想である。
然し、現実的には困難で、定着装置からの熱が装置内の温度を上昇させ不具合となっていた。
その、一例として、トナーが暖められて粘性があがり、流動性の低下によるトナーの搬送詰まりや、トナーが集合粒子となる画質低下等がある。
そのため、定着装置の周囲を強制空冷したり、装置外へ排熱する事で対処しているが、省エネの省資源には相反していた。
この問題を解決するため、定着装置の全体をなるべく保温カバーで覆い、定着装置内の上部に設けたファンとこれから吸入した熱気を、記録用紙の入口、又は、出口付近へ吹き出すようなダクトを設ける事は公知である(特許文献1を参照)。
定着装置の上部に排熱ダクトと開閉可能な蓋を設け、記録用紙を通紙時に開放して、水蒸気を外部へ排気して結露を防止し、通紙時以外の定着装置の昇温時は閉鎖することで放熱を防いで、立ち上り時の復帰時間を短縮化する事も公知である(特許文献2を参照)。
特開2000−221817公報 特開2001−100574公報
ところが、特許文献1において、定着プロセスでは、水分を含んだ記録用紙を100℃以上に加熱するために、多くの水蒸気が発生していた。
この水蒸気が装置内にこもり、連続動作中に飽和水蒸気に達して、装置内部で結露して、発生した水滴によるいろいろな不具合が生じていた。
また、特許文献2において、通紙時は放熱しているので、省エネ効果が得られなかった。
更に、熱排気はユーザーに不快感を与え、トナー溶融時に発せられる微量の臭いが放出される等のオフィス環境には悪影響であった。
すなわち、従来の定着装置、及び、その定着装置を具備する画像形成装置は、省エネの省資源の対策として、定着装置の全体を保温カバー等で覆って、定着装置内の上部に設けたファンとこれから吸入した熱気の熱排気を記録用紙の入口、又は、出口付近へ吹き出すようにすると、水分を含んだ記録用紙から加熱することによる定着装置外に多くの水蒸気が発生して画像形成装置内にこもり、結露して水滴になり、形成される画像品質が低下するだけでなく、熱排気がユーザーに不快感を与え、トナー等の溶融時に発生する悪臭が放出され、騒音の発生や大型化等のオフィス環境も悪化すると言う問題が発生していた。
そこで、本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置、及び、その定着装置を具備する高速で高品質のトナー画像を形成する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、形成した記録画像を加熱して定着する定着装置において、加熱定着する記録画像を担持する被記録媒体を搬入して排出する被記録媒体搬送経路と、上記被記録媒体搬送経路を覆って被記録媒体を搬入する搬入口と排出する排出口を開放するカバー部材と、上記カバー部材で覆われた上記被記録媒体搬送経路を搬送される被記録媒体が担持する記録画像を加熱して定着する加熱定着手段と、上記加熱定着手段の加熱定着時に発生する水蒸気を含む空気を吸引する空気吸引手段と、上記空気吸引手段と連結して吸引する水蒸気を含む空気の流路を形成して循環流路で循環させる循環流路形成手段と、上記循環流路形成手段内の循環流路を形成する水蒸気を含む空気の温度を外部へ放熱する放熱手段とからなる定着装置であることを最も主要な特徴とする。
又は、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の定着装置において、被記録媒体搬送経路は、加熱定着手段で加熱定着した記録画像を担持する被記録媒体を排出口に案内する少なくとも排紙上ガイドに形成した通気穴からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の定着装置において、被記録媒体搬送経路は、加熱定着手段で加熱定着した記録画像を担持する被記録媒体を排出口に案内する少なくとも排紙上ガイドに形成したリブ構造からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、加熱定着手段の長手方向と略平行で、吸引した水蒸気を含む空気の流路の流れの方向に形成したスリットからなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、スリットの上部に形成して水蒸気を含む空気を案内する水蒸気案内部材からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項6に記載の本発明は、請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、循環流路に連結した流路の内壁面に形成した渦巻き形状の渦巻形状部からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項7に記載の本発明は、請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、循環流路に連結した流路の内部に配置したスパイラル形状のスパイラル形状部材からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項8に記載の本発明は、請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、空気吸引手段内を負圧にする送風手段からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項9に記載の本発明は、請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、カバー部材の一部を形成する定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項10に記載の本発明は、請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、カバー部材の上部を覆う定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項11に記載の本発明は、請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、結露部に付着して落下する水滴を貯水する貯水部からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項12に記載の本発明は、請求項11に記載の定着装置において、貯水部は、着脱が可能である定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項13に記載の本発明は、請求項11又は12に記載の定着装置において、貯水部は、吸水性材料からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項14に記載の本発明は、請求項1乃至13の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、結露部の下流側に機能剤を設置する機能剤設置部からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項15に記載の本発明は、請求項14に記載の定着装置において、機能剤設置部は、乾燥剤を着脱可能にした定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項16に記載の本発明は、請求項14又は15に記載の定着装置において、機能剤設置部は、脱臭剤を着脱可能にした定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項17に記載の本発明は、請求項1乃至16の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、返還口から流出する循環流路の空気を、加熱定着手段で加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体に向けて流出して返還する定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項18に記載の本発明は、請求項1乃至17の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、カバー部材の外部に開口する開口部からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項19に記載の本発明は、請求項18に記載の定着装置において、開口部は、上記被記録媒体搬送経路の排出口より排出される加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体を冷却する冷却手段の近傍の水蒸気を含む空気を吸引する位置に形成した定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項20に記載の本発明は、請求項18又は19に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、開口部から吸引する水蒸気を含む空気を返還口方向に送風する開口部送風手段からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項21に記載の本発明は、請求項20に記載の定着装置において、開口部送風手段は、被記録媒体搬送経路の排出口より排出される加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体の搬送状態に合わせて送風動作を行う定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項22に記載の本発明は、請求項20又は21に記載の定着装置において、開口部送風手段は、記録画像を担持する被記録媒体の加熱定着手段を通過する直前から通過直後までの所定時間に送風動作を行う定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項23に記載の本発明は、請求項1乃至22の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、フィン構造部からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項24に記載の本発明は、請求項1乃至23の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、強制空冷する冷却ファンからなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項25に記載の本発明は、請求項1乃至23の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、水冷ジャケット中に配置した定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項26に記載の本発明は、請求項1乃至23の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、通電により冷却動作を行う冷却デバイスからなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項27に記載の本発明は、請求項26に記載の定着装置において、冷却デバイスは、断熱部材を介して還流ダクト5に取り付けた定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項28に記載の本発明は、請求項1乃至27の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、表面を異なる材料からなる積層構造体からなる定着装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項29に記載の本発明は、形成した記録画像を加熱定着して画像を形成する画像形成装置において、被記録媒体に記録画像を形成する画像形成部と、上記画像形成部で被記録媒体に形成された記録画像を加熱定着する上記請求項1乃至28の何れか一項に記載の定着装置とからなる画像形成装置であることを最も主要な特徴とする。
又は、請求項30に記載の本発明は、請求項29に記載の画像形成装置において、画像形成部は、電子写真方法のプロセスでトナー画像を形成する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項31に記載の本発明は、請求項29又は30に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の画像形成の駆動動作の駆動開始と同期して、所定タイミング後に送風動作を開始する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項32に記載の本発明は、請求項29、30又は31に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の画像形成の駆動動作の駆動終了と同期して、所定タイミング後に送風動作を停止する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項33に記載の本発明は、請求項29又は30に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の所定位置における被記録媒体の通過を検知する検知センサーの検知と同期して、所定タイミング後に送風動作を開始する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項34に記載の本発明は、請求項29、30又は33に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の所定位置における被記録媒体の通過を検知する検知センサーの検知と同期して、所定タイミング後に送風動作を停止する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項35に記載の本発明は、請求項33又は34に記載の画像形成装置において、検知センサーは、レジスト検知センサーと兼用した画像形成装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項36に記載の本発明は、請求項29又は30に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の被記録媒体の画像形成面の数を用いて、所定タイミング後に送風動作を開始する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
又は、請求項37に記載の本発明は、請求項29、30又は36に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の被記録媒体の画像形成面の数を用いて、所定タイミング後に送風動作を停止する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項1の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項2の発明によれば、加熱定着手段で加熱定着の過程で発生した水蒸気を通気穴から効果的に取り込んで、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項3の発明によれば、加熱定着手段で加熱定着の過程で発生した水蒸気をリブ構造から効果的に取り込んで、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項4の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源で、省スペースで小型の定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項5の発明によれば、加熱定着手段で加熱定着の過程で発生した水蒸気を蒸気案内部材で案内して効果的に取り込んで、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項6の発明によれば、加熱定着手段で加熱定着の過程で発生した水蒸気を渦を形成して層流よりも流体抵抗が低い流れの均一な吸込み量で効果的に取り込んで、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項7の発明によれば、加熱定着手段で加熱定着の過程で発生した水蒸気を渦をより効果的に形成して層流よりも流体抵抗が低い流れの、更に、均一な吸込み量で効果的に取り込んで、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項8の発明によれば、加熱定着手段で加熱定着の過程で発生した水蒸気を送風手段で空気吸引手段内に取り込んで、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項9の発明によれば、抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、予備加熱されて放熱が軽減され余分な排熱が少なくなり、更に、省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項10の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、予備加熱されて放熱が、更に、軽減され余分な排熱が少なくなり、更に、省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項11の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して貯水部で容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項12の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して着脱が可能である貯水部で容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項13の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して貯水部で水こぼれを防止して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項14の発明によれば、用途に応じて機能剤の着脱が可能となり、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して貯水部で容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項15の発明によれば、用途に応じて機能剤の乾燥剤の着脱が可能となり、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を、更に、抑制すると共に、凝縮して貯水部で容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項16の発明によれば、用途に応じて機能剤の脱臭剤の着脱が可能となり、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して貯水部で容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源で、熱排気や悪臭の発生を防止してオフィス環境も悪化することの無い定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項17の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり、内部の気温低下を低減する事が出来て、更に、省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項18の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源で、カバー部材の外部に発生する水蒸気も取り込む定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項19の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源で、カバー部材の外部で加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体を冷却する冷却手段の近傍に発生する水蒸気も取り込む定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項20の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり、開口部送風手段で開口部から吸引する水蒸気を含む空気を返還口の方向に送風して内部の気温低下を低減する事が出来て、更に、省資源で、カバー部材の外部に発生する水蒸気も取り込む定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項21の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり、被記録媒体搬送経路の排出口より排出される加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体の搬送状態に合わせて開口部送風手段で開口部から吸引する水蒸気を含む空気を返還口の方向に送風して内部の気温低下を低減する事が出来て、更に、省資源で、カバー部材の外部に発生する水蒸気も取り込む定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項22の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり、記録画像を担持する被記録媒体の加熱定着手段を通過する直前から通過直後までの所定時間に開口部送風手段で開口部から吸引する水蒸気を含む空気を返還口の方向に送風して内部の気温低下を低減する事が出来て、更に、省資源で、カバー部材の外部に発生する水蒸気も取り込む定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項23の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、多くの水蒸気を凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項24の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、更に、多くの水蒸気を凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項25の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、水蒸気を凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源で、騒音の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項26の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、外部からの給電により効果的に多くの水蒸気を凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項27の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、外部からの給電により、更に、効果的に多くの水蒸気を凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項28の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、省スペースで簡単に多くの水蒸気を凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置を提供することが出来るようになった。
請求項29の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項30の発明によれば、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することも無く、高速で高品質のトナー画像を形成する定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項31の発明によれば、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は画像形成部の画像形成の駆動動作の駆動開始と同期して所定タイミング後に送風動作を開始するようにして無駄な送風動作が減り、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり、更に、省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項32の発明によれば、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は画像形成部の画像形成の駆動動作の駆動終了と同期して所定タイミング後に送風動作を停止するようにして無駄な送風動作が減り、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり、更に、省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項33の発明によれば、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は画像形成部の所定位置における被記録媒体の通過を検知する検知センサーの検知と同期して所定タイミング後に送風動作を開始するようにして無駄な送風動作が減り、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり、更に、省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項34の発明によれば、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は画像形成部の所定位置における被記録媒体の通過を検知する検知センサーの検知と同期して所定タイミング後に送風動作を停止するようにして無駄な送風動作が減り、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり、更に、省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項35の発明によれば、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は画像形成部の所定位置における被記録媒体の通過を検知するレジスト検知センサーの検知と同期して所定タイミング後に送風動作を開始するようにして無駄な送風動作が減り、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり、更に、省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、省スペースで小型となりオフィス環境も悪化することの無い低コストの定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項36の発明によれば、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は画像形成部の被記録媒体の画像形成面の数を用いて所定タイミング後に送風動作を開始するようにして無駄な送風動作が減り、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり、更に、省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項37の発明によれば、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は画像形成部の被記録媒体の画像形成面の数を用いて所定タイミング後に送風動作を停止するようにして無駄な送風動作が減り、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり、更に、省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置を具備する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1において、形成した記録画像を加熱して定着する定着装置0は、加熱定着する記録画像を担持する被記録媒体である記録用紙Pを搬入して排出する被記録媒体搬送経路1と、この被記録媒体搬送経路1を覆って記録用紙Pを搬入する搬入口1aと排出する排出口1bを開放するカバー部材2と、このカバー部材2で覆われた被記録媒体搬送経路1を搬送される記録用紙Pが担持する記録画像を加熱して定着する加熱定着手段3と、この加熱定着手段3の加熱定着時に発生する水蒸気を含む空気を吸引する空気吸引手段である吸引ダクト4と、この吸引ダクト4と連結して吸引する水蒸気を含む空気の流路lを形成して循環流路Lの返還口5eから返還して循環させる循環流路形成手段である還流ダクト5と、この還流ダクト5内の循環流路Lを形成する水蒸気を含む空気の温度を外部へ放熱する放熱手段6とからなり、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である。
定着装置0の被記録媒体搬送経路1においては、排紙上ガイド1bと排紙下ガイド1bとの間に溜まる加熱定着手段3で発生した水蒸気を含む空気を、上方へと通過を容易に可能にするために、加熱定着手段3で加熱定着した記録画像を担持する記録用紙Pを、排出口1bに案内する排紙上ガイド1bに形成した通気穴1b11、又はリブ構造1b12を通り、内部を負圧にした吸引ダクト4にスリット4aから効果的に取り込まれるようになっている。
従って、加熱定着手段3で加熱定着の過程で発生した水蒸気を効果的に取り込んで、外部への漏洩を効果的に抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置0を提供することが出来るようになった。
吸引ダクト4は、加熱定着手段3の図面に垂直方向の長手方向と略平行で、吸引した水蒸気を含む空気の流路lの流れの方向にスリット4aが形成されて、吸入した水蒸気を含む空気を、記録用紙Pの搬送方向に直行する方向へ送るから、断面のレイアウトが省スペース化されている。
加熱定着手段3は、カバー部材2の内部に、定着ローラ3aと加圧ローラ3bを対向しながら加圧して配置し、図示しない回転駆動伝達機構にて、どちらか一方、又は、両方の定着ローラ3aと加圧ローラ3bが回転可能な構造を有している。
定着ローラ3aは中空の金属円筒3aの表面にゴム層3aとして、例えばシリコンゴムが最外周にテフロン(登録商標)の離型膜3aが形成されている。
加圧ローラ3bも同様の構成であって、中空の金属円筒3bの表面にゴム層3bとして、例えばシリコンゴムが、最外周にテフロン(登録商標)の離型膜3bが形成されている。
中空な定着ローラ3aの内側に、ハロゲンヒータなどの加熱源3cが、給電可能なように、図示しないリード線と外部とのコネクタが配置される構成になっている。
又、定着ローラ3aの頂部には、定着ローラ3aの温度を感知する温度センサー3dが配置されて図示しない外部の制御装置へ接続可能なように、図示しないリード線とコネクタが配置される構成になっている。
図示しない外部の給電と制御装置にて、定着ローラ3aの温度を制御し、図示しない外部の駆動装置にて定着ローラ3aと加圧ローラ3bを回転駆動させ、定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nへ、トナーが未定着の記録画像が記録された記録用紙Pを、被記録媒体搬送経路1の搬入口1aの入り口上ガイド1aと入り口下ガイド1aの間から、図1に示す矢印A方向の進入方向から進入させるようになっている。
トナーが未定着の記録画像が記録された記録用紙Pは、図1に示す矢印C方向に回転する上記定着ローラ3aと図示の矢印D方向に回転する加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nにて、加熱と加圧力にてトナーを溶融し、記録用紙Pに圧着して加熱定着される。
その後、加熱定着された記録用紙Pは、排紙上ガイド1bと排紙下ガイド1bとの間を通って、排出口1bからカバー部材2と定着装置0の外部へ、図1に示す矢印B方向の排紙方向に排紙される。
この時、記録用紙P上のトナーと定着ローラ3a間の粘着力により、記録用紙Pが定着ローラ3aに巻きついた時、記録用紙Pを定着ローラ3aから剥すために分離爪3eが定着ローラ3aの長手方向に複数、圧接して配置されている。
この分離爪3eは、定着ローラ3aの表面を磨耗するため、非接触の図示しない分離板などを配置しても良い。
定着ローラ3aには、微量のトナーが付着することがあるため、クリーニング部材としてのクリーニングローラ3fと、クリーニングローラ3fを、更に、クリーニングする第2クリーニングローラ3gが配置されている。
尚、定着装置0は、図1に示す矢印C方向に回転する定着ローラ3aと矢印D方向に回転する加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nにて、加熱と加圧力にてトナーを溶融し、記録用紙Pに圧着して加熱定着する加熱定着方式を示したが、他の、加熱定着方式一般にも、広く使用できる。
記排紙上ガイド1bと排紙下ガイド1bの構造は、排紙上ガイド1bと排紙下ガイド1b間の空気が上方へと通過が容易に可能なように、少なくとも排紙上ガイド1bに通気穴1b11やリブ構造1b12を、更に、排紙下ガイド1bに通気穴1b21やリブ構造1b22を有している。
この排紙上ガイド1bと排紙下ガイド1b間の空気は、記録用紙Pに含まれる水分が定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nで加熱されて蒸発するために、多量の水蒸気を含んでいる。
そのために、この空気を定着装置0の内部に留めておくと、やがて飽和水蒸気量に達して結露し、いろいろな不具合につながることになる。
そこで、定着装置0は、カバー部材2の内部に吸引ダクト4を設置して水蒸気を取り込むようになっている。
図2乃至図4において、吸引ダクト4は、例えば図2に示すような一端が閉じた長方形で、吸引スリット4aを開けて、水蒸気案内部材4bを吸引スリット4aの上部に取り付けた構造になっている。
従って、定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nで記録用紙Pが加熱されて発生する多量の水蒸気は、上記排紙上ガイド1bに形成された上記通気穴1b11や上記リブ構造1b12を、更に、上記排紙下ガイド1bに形成された上記通気穴1b21や上記リブ構造1b22を通り、内部を負圧にした上記吸引ダクト4に到達すれば、上記水蒸気案内部材4bに案内されて上記吸引スリット4aから内部へと効果的に取り込まれるようになっている。
上記吸引ダクト4の他端は、開放されていて、図3に示すように、上記吸引ダクト4内を負圧にして、上記定着ローラ3aと上記加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nで記録用紙Pが加熱されて発生する多量の水蒸気を含む空気を吸引して、図示する流路lの流れを形成する送風手段5aの送風ファンを介して、上記還流ダクト5と連結されている。
上記還流ダクト5は、上記カバー部材2内の上記返還口5eへとつながり、上記カバー部材2内から吸引された水蒸気を含む空気は、図示する循環流路Lを形成して、再び、上記カバー部材2の内部へと戻るようになっている。
そして、上記還流ダクト5の途中に結露部5bを設ける事で、水蒸気は結露して水滴となり、上記カバー部材2内に再送風される空気は飽和水蒸気量以下になるため、上記カバー部材2の内部での結露を防ぐ事が出来るようになっている。
上記結露部5bは、図4に断面を図示するように、アルミや銅などの良熱伝導性を示す材料で、表面積が広くなるような、例えば、結露フィン構造部5bとなっている。
放熱部6も、上記還流ダクト5の途中の上記結露部5bと同様な、アルミや銅などの良熱伝導性を示す材料で、表面積が広くなるような、例えば、フィン構造部6aの形状で、上記循環流路形成手段5の還流ダクトの途中の上記結露部5bと一体型で作成されている。
これにより、上記還流ダクト5の途中の上記結露部5bは、水蒸気を含んだ空気よりも低温に維持されるので、温度差により結露する。
更に、結露量を多くするためには、放熱部6を、冷却ファン6bにて、強制空冷が行われる。
上記結露部5bにおける結露により発生した水滴は重力により下方に移動するため、上記結露部5bの下部には、貯水部5cが、上記還流ダクト5から着脱可能になるように、図示しない着脱部材で装着されている。
上記貯水部5c内には、着脱時に水こぼれを防止するスポンジ等の吸水性材料5cが入れてあり、これにより、容易にメンテナンスが可能となった。
従って、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して、更に、容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源である上記定着装置0を提供することが出来るようになった。
上記結露部5bの下流には、用途に応じて、機能剤の着脱を可能にした機能剤設置部5dが配置されている。
上記結露部5bでは取除けなかった水蒸気を吸着し、より乾燥状態の高い空気を上記カバー部材2の内部へと戻すためには、例えば、シリカゲルやゼオライト等の乾燥剤5dが上記機能剤設置部5dに着脱可能になっている。
従って、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を、更に、抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源である上記定着装置0を提供することが出来るようになった。
又、上記加熱定着手段3の上記定着ローラ3aと上記加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nで記録用紙Pを加熱する加熱定着において、与えた熱等により発生する微量な臭気を除去するためには、脱臭作用の高い、例えば、活性炭等の脱臭剤5dが、上記機能剤設置部5dに着脱可能になっている。
従って、加熱定着の過程で発生した水蒸気を外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、不快感や悪臭の発生を防止してオフィス環境も悪化することの無い上記定着装置0を提供することが出来るようになった。
上記定着装置0においては、上記加熱定着手段3の上記定着ローラ3aと上記加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nで記録用紙Pが加熱されて発生する多量の水蒸気を含む空気を吸引して、図示する流路lの流れを形成する送風手段5aの送風ファンを介して、上記還流ダクト5と連結されている。
そして、上記還流ダクト5は、上記カバー部材2内の上記返還口5eへとつながり、上記カバー部材2内から吸引された水蒸気を含む空気は、図示する循環流路Lを形成して、再び、上記カバー部材2の内部へと戻るようになっている。
然し、上記カバー部材2の内部から吸引された空気は暖められているが、積極的に結露させるために、少なからず冷却されてしまっている。
この冷却された空気を上記カバー部材2の内部に戻すと省エネ効果が低下してしまうために、再び暖めてから戻す事が望ましい。
他方、上記カバー部材2は、完全な断熱ができず、熱の一部は伝達し外部へ放熱されている。
そこで、図5と図6において、上記還流ダクト5は、上記カバー部材2の一部を形成するようにして、上記カバー部材2の上部を覆うようになっている。
即ち、図示するように、上記還流ダクト5の一部を上記カバー部材2の上部の外側を覆うように作成し、その内部を二重構造部5hとして外側ダクト5hと内側ダクト5hを形成して、上記二重構造部5hの上記外側ダクト5hと上記内側ダクト5hを通って、空気を上記カバー部材2の内部へ返還して戻すようになっている。
その結果、今までは、上記カバー部材2の外部へ放熱されて無駄となっていた熱を用いて、空気を予備加熱してから上記カバー部材2の内部へ返還して戻す事ができ、結露による省エネで省資源の効果の低下を軽減する事が出来るようになった。
従って、予備加熱されて、上記カバー部材2の内部空気と温度差が少なくなった空気を上記返還口5eから返還して戻す事が出来ると共に、上記カバー部材2から放射される熱を取り込むために、放熱が軽減されて省エネとなり省資源の効果が、更に、増大して、上記カバー部材2の内部の温度上昇を低下させることが出来る上記定着装置0を提供することが出来るようになった。
上記吸引ダクト4は、上記吸引スリット4aから水蒸気を含んだ空気をなるべく均一に取り込むことが望ましい。
然し、上記吸引ダクト4の内壁の影響で層流は境界層が形成される影響等で流体抵抗が生じ、上記送風手段5aの送風ファンに遠い部分の圧力損失が大きく、近い部分の方が吸引圧力大きくなって吸込み量が不均一になってしまう。
図7において、そこで、上記吸引ダクト4の内部断面は、上記水蒸気案内部材4bと上記吸引ダクト4の内部が滑らかにつながり、円や楕円形を組み合わせて渦巻き形状の渦巻形状部4cとなるようにした。
従って、上記吸引スリット4aから吸引された空気は、上記吸引ダクト4の内部断面内で渦を形成し、図7の奥行き方向にある上記送風手段5aの送風ファンによって吸込まれていくことで、層流よりも流体抵抗が低い流れが形成される。
そのため、上記吸引スリット4aでの不均一となる吸込み量が、改善されるようになっている。
図8においては、上記吸引ダクト4の内部断面が渦巻き形状の上記渦巻形状部4cの中心部に、スパイラル形状のスパイラル形状部材4dを配置した。
従って、上記吸引ダクト4の内部の渦がより効果的に発生して、上記吸引スリット4aでの吸込み量が、更に、均一化することが出来るようになった。
図9において、上記吸引ダクト4は、空気の流路lは図示の断面内として、水蒸気を含んだ空気は下面が大きな開口部となっている吸入口4eから、上部の上記送風手段5aの送風ファンによって吸気される。
上記還流ダクト5の途中には、上記結露部5bと上記貯水部5cを配置し、上記機能剤設置部5dを屈曲部に設けた返却ダクト5iを上記カバー部材2の内部につながれている。
この時、上記還流ダクト5は、上記返却ダクト5iの上記返還口5eから流出する循環流路Lの空気が、上記加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nを加熱定着して送り出されて通過した記録用紙Pに吹付けるような角度に設定されて、流出して返還するようになっている。
従って、結露部5bで冷却された空気は、やや温度が低下しており、このやや温度が低下した空気を記録用紙Pに吹付ける事で、記録用紙Pの熱を効果的に奪うと共に、再加熱されるので、カバー部材2の内部の気温低下を低減する事が出来て、更に、省エネで省資源効果の低下を軽減することが出来る定着装置0を提供することが出来るようになった。
図10において、放熱手段である放熱部6は、水冷ジャケット6c中に配置して、冷却効果が高まる上記定着装置0を提供することが出来るようになった。
水冷ジャケット6cは、ポンプ6cと液流路6cに連結されて、内部を蒸留水などの液体が循環できる構造となっている。
還流ダクト5の途中に配置された放熱部6を水冷ジャケット6c中に配置することで、還流ダクト5の途中に配置された結露部5bの温度を、結露可能な温度に保つ事が出来るようになっている。
従って、強制空冷に用いる騒音が発生する冷却ファン6b、及び、流路を確保する必要が無く、また騒音が無く、省スペースでの設置が可能となり、騒音の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無い定着装置0を提供することが出来るようになった。
図11において、定着装置0における放熱部6は、通電により冷却動作を行う冷却デバイス6dを断熱部材6dを介して環流ダクト5の途中に配置して取り付けたから、結露部5bをより低温に維持することが出来ることで、結露量が多くなり、加熱定着手段3で発生した水蒸気を効果的に取り込んで、外部への漏洩を効果的に抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である。
結露部5bと放熱部6との間にペルチェ素子を用いた冷却デバイス6dを、熱伝導性が良くなるように、図示しない熱伝導グリース等を塗布して挟み込み接着して一体化されている。
この結露部5b、冷却デバイス6dと放熱部6を接着して一体化したものは、断熱部材6dを介して環流ダクト5の途中に配置して取り付けられている。
断熱部材6dは、発泡性高分子材料、セラミックス、グラスウール封入材等の熱対策部材として一般的に使用されているものである。
冷却デバイス6dの低温面が結露部5bに、高温側が放熱部6に接合し、リード線6dとコネクタ6dが結線され、外部からの給電により上記結露部5bが室温以下に維持されるために結露が発生する。
従って、結露部5bをより低温に維持することが出来ることで、結露量が多くなり、加熱定着手段3で加熱定着の過程で発生した水蒸気を効果的に取り込んで、外部への漏洩を効果的に抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である上記定着装置0を提供することが出来るようになった。
図12と図13において、定着装置0における放熱部6は、表面を異なる材料からなる積層構造体6eからなり、加熱定着手段3で加熱定着の過程で発生した水蒸気を効果的に取り込んで、外部への漏洩を効果的に抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である。
環流ダクト5の途中に配置して取り付けられている結露部5bと放熱部6は、アルミや銅等の金属材料からなる各結露フィン構造部5b、並びにフィン構造部6aを有する構成となっている。
金属材料の放熱係数は一般に低いため、放熱係数を高めるために、積層構造体6eは、図13に示すように、基体6eの表面を黒色の樹脂6eを塗装して積層されて、更に、遠赤外線を放出しやすいように、セラミックス6eを表面に積層されている。
従って、結露部5bを省スペースで簡単な方法で、より低温に維持することが出来ることで、結露量が多くなり、加熱定着手段3で発生した水蒸気を効果的に取り込んで、外部への漏洩を効果的に抑制すると共に、省スペースで簡単に多くの水蒸気を凝縮して容易に取り出しが可能となり、余分な排熱が少なくなり省資源である定着装置0を提供することが出来るようになった。
図14乃至図16において、定着装置0は、カバー部材2の外部に発生する水蒸気も取り込めるようになっている。
被記録媒体搬送経路1の搬入口1aの入り口上ガイド1aと入り口下ガイド1aの間から矢印A方向の進入方向から進入させて、加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nを加熱定着して、排紙上ガイド1bと排紙下ガイド1bとの間を通って、排出口1bから上記カバー部材2の外部へ搬出された記録用紙Pは、まだ水蒸気を発生している。
そこで、排出口1bからカバー部材2の外部へ排出された記録用紙Pは、排出口1bの下流側に、内部にヒートパイプを用いた冷却ローラ7aと搬送ベルト7bからなる冷却手段7を用いて冷却するようになっている。
冷却手段7を用いて、記録用紙Pを冷却する間の領域で発生する水蒸気にて、カバー部材2の外部の画像形成装置10の内部が結露する場合がある。
そこで、冷却手段7を用いて冷却される記録用紙Pの紙面幅方向をカバーする延長ダクト5jを返却ダクト5iに連結した。
延長ダクト5jの下部が、カバー部材2の外部に開口する開口部5fのルーバーとなっており、冷却手段7を用いて記録用紙Pを冷却する間の領域で発生する水蒸気を、カバー部材2の外部に開口する開口部5fのルーバーから延長ダクト5jと返却ダクト5iの内部へ取り込めるような、開口部5fのルーバーが冷却手段7の近傍の水蒸気を含む空気を吸引する位置に形成されている。
延長ダクト5jの端面には、送風ファン5gを取り付け、返却ダクト5iと返還口5eに向かって送風するため、延長ダクト5j内に取込んだ水蒸気を、一度、返却ダクト5i内部へ戻し返還口5eから、カバー部材2の内部の水蒸気と共に、環流ダクト5の途中に配置して取り付けられている結露部5bへと運ばれ結露するようになっている。
開口部送風手段である送風ファン5gは、被記録媒体搬送経路1の搬入口1aの入り口上ガイド1aと入り口下ガイド1aの間から矢印A方向から進入させて、加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nに、記録用紙Pが搬送されていない状態で動作させないようになっていて、被記録媒体搬送経路1の排出口1bより排出される加熱定着して送り出される記録画像を担持する記録用紙Pの搬送状態に合わせて、又は、記録画像を担持する記録用紙Pの加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nを通過する直前から通過直後までの所定時間に、図15、又は図16のようなタイミングで送風動作を行うようにして、無駄に電気エネルギーを消費することなく、省エネである省資源の定着装置0を提供することが出来るようになった。
図15に図示するように、例えば、メインモータ12が駆動開始するといった、印刷開始信号から一定時間(t1)秒後に送風ファン5gの駆動開始(ON)で送風開始して、印刷終了信号と共に、送風ファン5gの駆動停止(OFF)で送風が停止するようになっている。
印刷開始信号から一定時間後(t1)は、各機器における記録用紙Pの搬送経路長などから前もって、加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nを記録用紙Pが通過するタイミングを計測しておき、各機器の制御プログラムで利用できるように図示しない記録装置、又は不揮発性メモリに記録してある。
図16に図示するように、送風ファン5gの駆動動作は、動作開始基準時間を記録用紙Pの搬送制御に使用している検知センサー13の検知信号で行われるようになっている。
そこで、検知センサー13が、最初の記録用紙Pの先端を検知してから(t2)秒後に送風ファン5gの駆動開始(ON)で送風開始して、最終の記録用紙Pの後端を検知してから(t3)秒後に送風ファン5gの駆動停止(OFF)で送風が停止するようになっている。
検知センサー13が、最初の記録用紙Pの先端を検知してから(t2)秒後、並びに、最終の記録用紙Pの後端を検知してから(t3)秒後も事前に計測しておき、制御プログラムにて利用できるように図示しない記録装置、又は不揮発性メモリに記録してある。
図17において、形成した記録画像を加熱定着して画像を形成する画像形成装置10は、記録用紙Pに記録画像を形成する画像形成部11と、画像形成部11で記録用紙Pに形成された記録画像を加熱定着する定着装置0とからなり、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することが無い。
画像形成装置10は、例えば、カラー画像を形成するカラー画像形成装置であって、画像形成部11を電子写真方法のプロセスでトナー画像を形成することにより、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化する事も無く、高速で高品質のトナー画像を形成するようになっている。
画像形成装置10のカラー画像形成装置の略中央には、画像形成部11が配置され、画像形成部11の直ぐ下方には、記録用紙Pを給紙する給紙部14が配置されている。
給紙部14は、各段に給紙カセット14aの給紙カセット14aと給紙カセット14aを備えている。
必要に応じ、図示しない別の給紙装置を設置することも出来る。
画像形成部11の上方には、原稿Oの原稿画像を読取るための読取部15が配置されている。
画像形成部11の左側には、排紙収納部16が配置され、画像形成された記録用紙Pが排紙収納される。
画像形成部11では、ベルト状をした中間転写体としての中間転写ベルト11eが所定の走行経路に沿ってエンドレスに張設されており、各支持ローラによって図示の矢印E方向へ駆動される。
中間転写ベルト11eの上側の走行面に沿って、4つの各イエロー(Y)の作像部10a、マゼンタ(M)の作像部10b、シアン(C)の作像部10c、ブラック(BK)の作像部10dが配置されている。
4つの作像部10a〜10dでは、像担持体であるドラム形状の感光体ドラム11aの周囲に、感光体ドラム11aの表面11aに帯電処理を行う帯電装置11b、画像情報を感光体ドラム11aの表面11aにレーザ光で照射する露光装置11c、感光体ドラム11aの表面11aに露光されて形成された静電潜像を可視化する現像装置11d、及び、感光体ドラム11aの表面11a上に残留するトナーを除去回収する感光体クリーニング装置11gが配置されており、作像プロセスとしては、中間転写ベルト11eが、回転して1つのカラー画像を形成するようになっている。
最初に、イエロー(Y)の作像部10aで、現像装置11dによってイエロー(Y)のトナーを現像し、1次転写装置11fによって中間転写ベルト11eに転写する。次に、マゼンタ(M)の作像部10bで、現像装置11dによってマゼンタのトナーを現像し、1次転写装置11fによって中間転写ベルト11eに転写する。次に、シアン(C)の作像部10cで、現像装置11dによってシアンのトナーを現像し、1次転写装置11fによって中間転写ベルト11eに転写し、最後に、ブラック(BK)の作像部10dで、現像装置11dによってブラックのトナーを現像し、1次転写装置11fによって中間転写ベルト11eに転写させる。
4つの作像部10a〜作像部10dが、近接する中間転写ベルト11eの上側走行面とは異なった中間転写ベルト11eの下側走行面上には、中間転写ベルト11e上に重ね転写された4色のトナー像を記録用紙Pに2次転写する2次転写装置11h、2次転写後の中間転写ベルト11e表面に残留するトナーを除去回収する中間転写ベルトクリーニング装置11iがそれぞれ配置されている。
2次転写装置11hにて、重ねトナー画像の2次転写を受けた記録用紙Pを通過させて、トナー画像を加熱定着の処理をする請求項1乃至28の何れか一項に記載の定着装置0が配置されている。
定着装置0における還流ダクト5の送風ファン5gの駆動動作は、画像形成部11の画像形成の駆動動作の、例えば、図示しないメインモータ12の駆動開始と同期して所定タイミング後に送風動作を開始して、メインモータ12の駆動終了と同期して所定タイミング後に送風動作を停止するようになっている。
従って、記録用紙Pが加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nを通過するタイミングに合わせて、送風ファン5gを駆動動作することが出来るため、無駄な送風ファンの駆動動作が減り省エネルギーで省資源の画像形成装置10を提供することが出来るようになった。
又は、定着装置0における還流ダクト5の送風ファン5gの駆動動作は、画像形成部11の所定位置における記録用紙Pの先端の通過を検知する図示しない検知センサー13の検知と同期して所定タイミング後に送風動作を開始して、記録用紙Pの後端の通過を検知する検知センサー13の検知と同期して所定タイミング後に送風動作を停止するようになっている。
従って、記録用紙Pが加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nを通過するタイミングに合わせて、送風ファン5gを駆動動作することが出来るため、無駄な送風ファンの駆動動作が減り省エネルギーで省資源の画像形成装置10を提供することが出来るようになった。
検知センサー13は、レジストローラ11mの直前に配置されたレジスト検知センサー11nを兼用するとで、省スペースで低コストの画像形成装置10を提供することが出来るようになった。
検知センサー13は、兼用したレジスト検知センサー11nのように、できれば記録用紙Pの表裏の面が共通とする搬送経路上にある検知センサーが望ましい。
検知センサー13は、光学式のレジスト検知センサー11nとして、記録用紙Pの通過により、オフ(OFF)となる(図16を参照)。
片面6枚、あるいは、両面3枚の場合、レジスト検知センサー11nは、計6枚の記録用紙Pが通過することになる。
又は、定着装置0における還流ダクト5の送風ファン5gの駆動動作は、画像形成部11の記録用紙Pの画像形成面の数を用いて所定タイミング後に送風動作を開始して、記録用紙Pの画像形成面の数を用いて所定タイミング後に送風動作を停止するようになっている。
従って、記録用紙Pが加熱定着手段3の定着ローラ3aと加圧ローラ3bの挟持するニップ部Nを通過するタイミングに合わせて、送風ファン5gを駆動動作することが出来るため、無駄な送風ファンの駆動動作が減り省エネルギーで省資源の画像形成装置10を提供することが出来るようになった。
そして、定着装置0を通過した記録用紙Pは排紙ローラ11jにより排紙収納部16に排紙収納される。
両面印刷時は、表面側に画像形成を受けた記録用紙Pが定着装置0を通過した後で、直ちには排紙されずに、分岐爪11kにて下側に位置する両面装置11l側へ分岐され、ここを経由して記録用紙Pが反転され、レジストローラ11mで記録用紙Pのスキューが補正され、裏面画像形成動作に至る。
給紙部14においては、給紙カセット14aの給紙カセット14aと給紙カセット14aに未使用の記録用紙Pが収容されており、回動可能に支持された底板14bの底板1bと底板1bが最上の記録用紙Pをピックアップローラ14cのピックアップローラ14cとピックアップローラ14cが当接可能な位置まで上昇する。
ピックアップローラ14cのピックアップローラ14c、又はピックアップローラ14cの回転により、最上の記録用紙Pは給紙カセット14aの給紙カセット14a、又は給紙カセット14aから送り出され、レジストローラ11mへと搬送される。
レジストローラ11mは、被記録媒体Pの記録用の搬送を、一時止めて、感光体ドラム11aの表面11aのトナー画像と被記録媒体Pの記録用の先端との位置関係が所定の位置に一致するようにして、タイミングをとって回転駆動が開始するよう、制御されるようになっている。
読取部15では、コンタクトガラス15a上に載置される原稿Oの読み取り走査を行うために、原稿照明用光源15bとミラー15cよりなる第1読取走行体15f、ミラー15dとミラー15eよりなる第2読取走行体15gが往復移動する。
第1読取走行体15fと第2読取走行体15gにより走査された読取画像情報は、レンズ15hの後方に設置されているCCD15iに読取画像信号として読み込まれる。
CCD15iに読み込まれた読取画像信号は、デジタル化され画像処理される。
画像処理された信号に基づいて、露光装置11c内の図示しないレーザダイオードLDの発光により、感光体ドラム11aの表面11aに静電潜像が形成される。
露光装置11c内の図示しないレーザダイオードLDからの光信号は、図示しないポリゴンミラーやレンズを介して感光体ドラム11aの表面11aに至る。
読取部15の上方に、原稿Oを自動的にコンタクトガラス15a上に搬送する自動原稿搬送装置15jが取り付けられている。
画像形成装置10のカラー画像形成装置は、上述した如く原稿Oを走査して読み取り、デジタル化して被記録媒体Pの記録用に複写する、いわゆるデジタルカラー複写機としての機能の他に、図示しない制御装置により原稿Oの画像情報を遠隔地と授受するファクシミリの機能や、コンピュータが扱う画像情報を記録用紙P上に印刷するいわゆるプリンタの機能を有する多機能の画像形成装置、又は、それらの複合機でもある。
どの機能によって形成された形成画像も、全て一つの排紙収納部16に排出して収納される。
分岐爪11kにて分岐され両面装置11lを経由して記録用紙Pを反転させ反転排紙ローラ11lを経由して排紙ローラ11jから排出された場合、排紙収納部16にスタックされた記録用紙Pは画像面が下面になった状態であり、複写、ファクシミリ、プリンタ等で扱う原稿Oの処理順が1ページから行われて印刷されても、排紙収納部から取り出したとき、1ページ目が最上になっており、改めてページを揃えるなどの作業から開放される。
従って、加熱定着の過程で発生した水蒸気を定着装置0の外部への漏洩を抑制すると共に、凝縮して容易に取り出しながら、余分な排熱が少なくなり省資源で、熱排気や溶融等による騒音、不快感や悪臭の発生を防止して、小型となりオフィス環境も悪化することの無く、高速で高品質のトナー画像を形成する画像形成装置10を提供することが出来るようになった。
本発明の実施の形態例を示す定着装置を説明する説明図。 本発明の実施の形態例を示す定着装置の主要部を説明する斜視図。 本発明の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部の動作を説明する説明図。 本発明の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部を説明する説明図。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置を説明する説明図。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部の動作を説明する説明図。 本発明の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部を説明する説明図。 本発明の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部を説明する説明図。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置を説明する説明図。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置を説明する説明図。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置を説明する説明図。 本発明の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部を説明する説明図。 本発明の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部を説明する拡大図。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置を説明する説明図。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部の動作を説明するタイムチャート。 本発明の他の実施の形態例を示す定着装置の他の主要部の他の動作を説明するタイムチャート。 本発明の実施の形態例を示す定着装置を具備する画像形成装置を説明する説明図。
符号の説明
0 定着装置
1 被記録媒体搬送経路、
1a 搬入口、
1a 入り口上ガイド、
1a 入り口下ガイド、
1b 排出口、
1b 排紙上ガイド、
1b11 通気穴、
1b12 リブ構造、
1b 排紙下ガイド、
1b21 通気穴、
1b22 リブ構造
2 カバー部材
3 加熱定着手段、
3a 定着ローラ、
3a 金属円筒、
3a ゴム層、
3a 離型膜、
3b 加圧ローラ、
3b 金属円筒、
3b ゴム層、
3b 離型膜、
3c 加熱源、
3d 温度センサー、
3e 分離爪、
3f クリーニングローラ、
3g 第2クリーニングローラ
4 空気吸引手段、
4a スリット、
4b 水蒸気案内部材、
4c 渦巻形状部、
4d スパイラル形状部材、
4e 吸入口
5 循環流路形成手段、
5a 送風手段
5b 結露部、
5b 結露フィン構造部、
5c 貯水部、
5c 吸水性材料、
5d 機能剤設置部、
5d 乾燥剤、
5d 脱臭剤、
5e 返還口、
5f 開口部、
5g 開口部送風手段 、
5h 二重構造部、
5h 外側ダクト、
5h 内側ダクト、
5i 返却ダクト、
5j 延長ダクト
6 放熱手段、
6a フィン構造部、
6b 冷却ファン、
6c 水冷ジャケット、
6c ポンプ、
6c 液流路、
6d 冷却デバイス、
6d 断熱部材、
6d リード線、
6d コネクタ、
6e 積層構造体、
6e 基体、
6e 黒色の樹脂、
6e セラミックス
7 冷却手段
7a 冷却ローラ、
7b 搬送ベルト
10 画像形成装置、
10a イエロー(Y)の作像部、
10b マゼンタ(M)の作像部、
10c シアン(C)の作像部、
10d ブラック(BK)の作像部
11 画像形成部、
11a 像担持体、
11a 表面、
11b 帯電装置、
11c 露光装置、
11d 現像装置、
11e 中間転写ベルト、
11f 1次転写装置、
11g 感光体クリーニング装置、
11h 2次転写装置、
11i 中間転写ベルトクリーニング装置、
11j 排紙ローラ、
11k 分岐爪、
11l 両面装置、
11l 反転排紙ローラ、
11m レジストローラ、
11n レジスト検知センサー
12 メインモータ
13 検知センサー
14 給紙部、
14a 給紙カセット、
14a 給紙カセット、
14a 給紙カセット、
14b 底板、
14b 底板、
14b 底板、
14c ピックアップローラ、
14c ピックアップローラ、
14c ピックアップローラ
15 読取部、
15a コンタクトガラス、
15b 原稿照明用光源、
15c ミラー、
15d ミラー、
15e ミラー、
15f 第1読取走行体、
15g 第2読取走行体、
15h レンズ、
15i CCD、
15j 自動原稿搬送装置
16 排紙収納部

Claims (37)

  1. 形成した記録画像を加熱して定着する定着装置において、加熱定着する記録画像を担持する被記録媒体を搬入して排出する被記録媒体搬送経路と、上記被記録媒体搬送経路を覆って被記録媒体を搬入する搬入口と排出する排出口を開放するカバー部材と、上記カバー部材で覆われた上記被記録媒体搬送経路を搬送される被記録媒体が担持する記録画像を加熱して定着する加熱定着手段と、上記加熱定着手段の加熱定着時に発生する水蒸気を含む空気を吸引する空気吸引手段と、上記空気吸引手段と連結して吸引する水蒸気を含む空気の流路を形成して循環流路で循環させる循環流路形成手段と、上記循環流路形成手段内の循環流路を形成する水蒸気を含む空気の温度を外部へ放熱する放熱手段とからなることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、上記被記録媒体搬送経路は、上記加熱定着手段で加熱定着した記録画像を担持する被記録媒体を排出口に案内する少なくとも排紙上ガイドに形成した通気穴からなることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1又は2に記載の定着装置において、被記録媒体搬送経路は、加熱定着手段で加熱定着した記録画像を担持する被記録媒体を排出口に案内する少なくとも排紙上ガイドに形成したリブ構造からなることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、加熱定着手段の長手方向と略平行で、吸引した水蒸気を含む空気の流路の流れの方向に形成したスリットからなることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、スリットの上部に形成して水蒸気を含む空気を案内する水蒸気案内部材からなることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、循環流路に連結した流路の内壁面に形成した渦巻き形状の渦巻形状部からなることを特徴とする定着装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の定着装置において、空気吸引手段は、循環流路に連結した流路の内部に配置したスパイラル形状のスパイラル形状部材からなることを特徴とする定着装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、空気吸引手段内を負圧にする送風手段からなることを特徴とする定着装置。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、カバー部材の一部を形成することを特徴とする定着装置。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、カバー部材の上部を覆うことを特徴とする定着装置。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、結露部に付着して落下する水滴を貯水する貯水部からなることを特徴とする定着装置。
  12. 請求項11に記載の定着装置において、貯水部は、着脱が可能であることを特徴とする定着装置。
  13. 請求項11又は12に記載の定着装置において、貯水部は、吸水性材料からなることを特徴とする定着装置。
  14. 請求項1乃至13の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、結露部の下流側に機能剤を設置する機能剤設置部からなることを特徴とする定着装置。
  15. 請求項14に記載の定着装置において、機能剤設置部は、乾燥剤を着脱可能にしたことを特徴とする定着装置。
  16. 請求項14又は15に記載の定着装置において、機能剤設置部は、脱臭剤を着脱可能にしたことを特徴とする定着装置。
  17. 請求項1乃至16の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、返還口から流出する循環流路の空気を、加熱定着手段で加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体に向けて流出して返還することを特徴とする定着装置。
  18. 請求項1乃至17の何れか一項に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、カバー部材の外部に開口する開口部からなることを特徴とする定着装置。
  19. 請求項18に記載の定着装置において、開口部は、上記被記録媒体搬送経路の排出口より排出される加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体を冷却する冷却手段の近傍の水蒸気を含む空気を吸引する位置に形成したことを特徴とする定着装置。
  20. 請求項18又は19に記載の定着装置において、循環流路形成手段は、開口部から吸引する水蒸気を含む空気を返還口方向に送風する開口部送風手段からなることを特徴とする定着装置。
  21. 請求項20に記載の定着装置において、開口部送風手段は、被記録媒体搬送経路の排出口より排出される加熱定着して送り出される記録画像を担持する被記録媒体の搬送状態に合わせて送風動作を行うことを特徴とする定着装置。
  22. 請求項20又は21に記載の定着装置において、開口部送風手段は、記録画像を担持する被記録媒体の加熱定着手段を通過する直前から通過直後までの所定時間に送風動作を行うことを特徴とする定着装置。
  23. 請求項1乃至22の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、フィン構造部からなることを特徴とする定着装置。
  24. 請求項1乃至23の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、強制空冷する冷却ファンからなることを特徴とする定着装置。
  25. 請求項1乃至23の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、水冷ジャケット中に配置したことを特徴とする定着装置。
  26. 請求項1乃至23の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、通電により冷却動作を行う冷却デバイスからなることを特徴とする定着装置。
  27. 請求項26に記載の定着装置において、冷却デバイスは、断熱部材を介して還流ダクト5に取り付けたことを特徴とする定着装置。
  28. 請求項1乃至27の何れか一項に記載の定着装置において、放熱手段は、表面を異なる材料からなる積層構造体からなることを特徴とする定着装置。
  29. 形成した記録画像を加熱定着して画像を形成する画像形成装置において、被記録媒体に記録画像を形成する画像形成部と、上記画像形成部で被記録媒体に形成された記録画像を加熱定着する上記請求項1乃至28の何れか一項に記載の定着装置とからなることを特徴とする画像形成装置。
  30. 請求項29に記載の画像形成装置において、画像形成部は、電子写真方法のプロセスでトナー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  31. 請求項29又は30に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の画像形成の駆動動作の駆動開始と同期して、所定タイミング後に送風動作を開始することを特徴とする画像形成装置。
  32. 請求項29、30又は31に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の画像形成の駆動動作の駆動終了と同期して、所定タイミング後に送風動作を停止することを特徴とする画像形成装置。
  33. 請求項29又は30に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の所定位置における被記録媒体の通過を検知する検知センサーの検知と同期して、所定タイミング後に送風動作を開始することを特徴とする画像形成装置。
  34. 請求項29、30又は33に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の所定位置における被記録媒体の通過を検知する検知センサーの検知と同期して、所定タイミング後に送風動作を停止することを特徴とする画像形成装置。
  35. 請求項33又は34に記載の画像形成装置において、検知センサーは、レジスト検知センサーと兼用したことを特徴とする画像形成装置。
  36. 請求項29又は30に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の被記録媒体の画像形成面の数を用いて、所定タイミング後に送風動作を開始することを特徴とする画像形成装置。
  37. 請求項29、30又は36に記載の画像形成装置において、定着装置における循環流路形成手段の開口部送風手段は、画像形成部の被記録媒体の画像形成面の数を用いて、所定タイミング後に送風動作を停止することを特徴とする画像形成装置。
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