JP7119743B2 - 締結構造及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、締結構造及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、チャンネル形状の複数の骨格体部材とベース部から構成される画像形成装置の構造体において、ベース部の各四隅に立設した骨格体部材およびキャスタを取り付ける取付部材を配置し、前記取付部材を連結するベース部材で前記ベース部を構成し、前記ベース部材にフランジを設け前記取付部材に締結した構造が開示されている。
特開2004-264705号公報
ここで、フレームを構成する板金が折り曲げられて板金に折曲部が形成された構成において、板金の一部を切り起こして、ビスが通される締結孔等の締結部を形成する場合では、折曲部を含んで板金の一部を切り起こすと、フレームが変形しやすい場合がある。
本発明は、折曲部を含んで板金の一部を切り起こして締結部を形成する構成に比べ、フレームの変形を抑制できるようにすることを目的とする。
第1態様は、フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、前記第一面部における前記折曲部よりも前記一方側の一部が、前記折曲部側へ折り返された折返部と、前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、を備える。
第2態様は、フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、前記第一面部の一部が、前記折曲部を残した状態で前記折曲部側へ折り返された折返部と、前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、を備える。
第3態様は、折返前の前記折返部の周囲に沿って前記第一面部に形成され、前記折曲部に達していない切り込み部を備える。
第4態様では、前記折曲部は、前記一方及び前記他方と交差する交差方向へ延び、前記第一面部と前記折返部の基端部との境界で屈曲された屈曲部が、前記交差方向に沿って延びる。
第5態様は、前記折返部が切り出された空間が、前記屈曲部から前記一方へ延びている。
第6態様では、前記折曲部は、前記一方及び前記他方と交差する交差方向へ延び、前記第一面部と前記折返部の基端部との境界で屈曲された屈曲部が、前記交差方向に対する傾斜方向へ延びる。
第7態様は、前記折返部が切り出された空間が、前記屈曲部から前記交差方向へ延びている。
第8態様では、前記折返部は、前記第一面部に重ねられている。
第9態様は、前記被締結部が、前記折返部における前記第一面部に重ねられた部分に重ねられている。
第10態様では、前記折返部は、先端部が前記折曲部を超えて突出し、前記締結部は、前記先端部に形成されている。
第11態様は、前記折返部が折り曲げられて形成され、前記第二面部に沿って配置され、前記締結部が形成された形成部を備える。
第12態様では、前記折返部における折り曲げ部分は、前記折曲部に接触している。
第13態様は、第一面部又は第二面部がフレームの底壁とされた第1態様から第12態様のいずれか1つの態様に記載の締結構造と、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成される記録媒体を複数収容し、前記底壁に載せられる収容部と、を備える。
第14態様では、前記締結構造は、前記第一面部が底壁とされた請求項8に記載の締結構造であり、前記収容部は、前記折返部における前記第一面部に重ねられた部分に載せられている。
第15態様は、第1態様から第12態様のいずれか1つの態様に記載の締結構造と、前記締結構造の第一面部又は第二面部に沿って配置され、前記締結構造の締結部に締結される前記被締結部としての外装カバーと、を備える。
第1態様又は第2態様によれば、折曲部を含んで板金の一部を切り起こして締結部を形成する構成に比べ、フレームの変形を抑制できる。
第3態様によれば、切り込み部が折曲部に達している構成に比べ、フレームの変形を抑制できる。
第4態様によれば、屈曲部が交差方向とは異なる方向に沿って延びる構成に比べ、交差方向に対して直交する方向に締結部から入力される荷重に抗してフレームの変形を抑制できる。
第5態様によれば、空間が屈曲部から一方と異なる方向へ延びている構成に比べ、第一面部の交差方向の寸法が短くても、折返部の長さを確保できる。
第6態様によれば、屈曲部が交差方向に沿って延びる構成に比べ、折返部の交差方向に沿った寸法に対する屈曲部の寸法を長くできる。
第7態様によれば、空間が屈曲部から交差方向と異なる方向へ延びている構成に比べ、第一面部の一方の寸法が短くても、折返部の長さを確保できる。
第8態様によれば、折返部が第一面部から離間している構成に比べ、折返部の変形を抑制できる。
第9態様によれば、被締結部が、折返部における第一面部に重ねられた部分以外に重ねられている構成に比べ、被締結部から入力される荷重に抗して、第一面部の変形を抑制できる。
第10態様によれば、折返部の先端部が折曲部に対する一方側に配置される構成に比べ、第一面部が締結の邪魔になりにくい。
第11態様によれば、折返部が、第一面部と折返部の基端部との境界部分から先端まで平板状に形成されている構成に比べ、折返部の変形を抑制できる。
第12態様によれば、折返部における折り曲げ部分が折曲部に対して非接触である構成に比べ、折返部及びフレームの変形を抑制できる。
第13態様によれば、本締結構造を有さないフレームの底壁に収容部が載せられる構成に比べ、収容部の荷重に抗して、フレームの変形を抑制できる。
第14態様によれば、収容部が、折返部における第一面部に重ねられた部分以外に載せられている構成に比べ、フレームの変形を抑制できる。
第15態様によれば、本締結構造を有さない第一面部又は第二面部に沿って外装カバーが配置される構成に比べ、外装カバーから入力される荷重に抗して、フレームの変形を抑制できる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る締結構造を示す斜視図である。 図2に示される締結構造を拡大して示す斜視図である。 図2に示される締結構造の側断面図である。 図2に示される締結構造の正面図である。 比較例に係る締結構造の斜視図である。 図6に示される締結構造の側断面図である。 図7に示される締結構造において上面部が変形する様子を示す側断面図である。 第一変形例に係る締結構造を示す斜視図である。 図9に示される締結構造の側断面図である。 図9に示される締結構造の正面図である。 第二変形例に係る締結構造を示す斜視図である。 図12に示される締結構造の側断面図である。 図12に示される締結構造の正面図である。 図12に示される締結構造の折返部を形成する過程を示す斜視図である。 第三変形例に係る締結構造を示す斜視図である。 図16に示される締結構造の折返部を形成する過程を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(画像形成装置10)
まず、画像形成装置10の構成を説明する。図1は、画像形成装置10の構成を示す概略図である。
画像形成装置10は、図1に示されるように、各構成部品が内部に収容される装置本体11を備えている。装置本体11の内部には、用紙等の記録媒体Pが収容される収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、が設けられている。また、装置本体11の上部には、画像形成部14によって画像が形成された記録媒体Pが排出される排出部18が設けられている。
画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する画像形成ユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y~22Kと示す)を備えている。また、画像形成部14は、画像形成ユニット22Y~22Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト24と、各画像形成ユニット22Y~22Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト24に転写する転写部としての一次転写ロール26と、を有する転写ユニット40(転写装置)を備えている。さらに、画像形成部14は、一次転写ロール26によって中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写する二次転写ロール28を備えている。
各画像形成ユニット22Y~22Kは、一方向(例えば、図1における反時計回り方向)へ回転する感光体32をそれぞれ有している。なお、各画像形成ユニット22Y~22Kは、同様に構成されているので、図1において、画像形成ユニット22Y、22M、22Cにおける各部の符号を省略している。
感光体32の周囲には、感光体32の回転方向上流側から順に、感光体32を帯電させる帯電装置としての帯電ロール23と、帯電ロール23によって帯電した感光体32を露光して感光体32に静電潜像を形成する露光装置36と、露光装置36によって感光体32に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置38と、が設けられている。
一次転写ロール26は、中間転写ベルト24を挟んで感光体32に対向している。一次転写ロール26と感光体32との間が、感光体32に形成されたトナー画像が中間転写ベルト24に転写される一次転写位置とされている。一次転写ロール26は、感光体32との間に転写電圧が印加されることで、感光体32に形成されたトナー像を前述の一次転写位置で中間転写ベルト24に転写する構成とされている。
中間転写ベルト24は、環状に形成されている。中間転写ベルト24には、複数の巻掛ロール42、43、44、45が巻き掛けられている。中間転写ベルト24は、巻掛ロール42が、回転駆動されることによって、一次転写ロール26と感光体32と接触しながら一方向(例えば、A方向)へ周回(回転)するようになっている。すなわち、巻掛ロール42が駆動ロールとして機能している。また、巻掛ロール42は、二次転写ロール28に対向する対向ロール(バックアップロール)としても機能する。
二次転写ロール28は、中間転写ベルト24を挟んで巻掛ロール42に対向している。二次転写ロール28と巻掛ロール42との間が、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される二次転写位置とされている。二次転写ロール28は、巻掛ロール42(中間転写ベルト24)との間に転写電圧が印加されることで、中間転写ベルト24に形成されたトナー像を前述の二次転写位置で記録媒体Pに転写する構成とされている。
搬送部16は、収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール46と、送出ロール46によって送り出された記録媒体Pが搬送される搬送路48と、搬送路48に沿って配置され送出ロール46によって送り出された記録媒体Pを二次転写位置へ搬送する複数の搬送ロール50と、を備えている。
二次転写位置の上方側(搬送方向下流側)には、二次転写ロール28によって記録媒体Pに転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着させる定着装置58が設けられている。この定着装置58の上方側(搬送方向下流側)には、トナー画像が定着された記録媒体Pを排出部18へ排出する排出ロール52が設けられている。
また、片面にトナー画像が定着された記録媒体Pを反転させて、再び二次転写位置へ送り戻すための反転搬送路37が、二次転写ロール28に対する中間転写ベルト24とは反対側(図1における左側)に設けられている。記録媒体Pの両面に画像を形成する際には、片面にトナー画像が定着された記録媒体Pが、排出ロール52によりスイッチバックされて反転搬送路37に導かれて、搬送ロール35で搬送されて二次転写位置へ送り戻されるようになっている。
ここで、図1に示される画像形成装置10の装置本体11は、図4に示されるように、フレーム70と、外装カバー72と、フレーム70と外装カバー72とを締結する締結構造78と、を有している。フレーム70は、装置本体11の骨格を構成する機能を有している。外装カバー72は、装置本体11の外面部分を覆うカバーである。
以下、締結構造78について説明する。なお、下記の説明で用いる前方(前側)、後方(後側)、上方(上側)、下方(下側)、左方(左側)及び右方(右側)は、それぞれ、図中に「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」にて示す矢印方向に対応する。これらの方向は、説明の便宜上定めた方向であるから、装置構成がこれらの方向に限定されるものではない。なお、図中の「○」の中に「×」が記載された記号は、紙面の手前から奥へ向かう矢印を意味する。また、図中の「○」の中に「・」が記載された記号は、紙面の奥から手前へ向かう矢印を意味する。
(締結構造78)
締結構造78は、図2に示されるように、板金80と、折曲部83と、前面部81と、上面部82と、折返部84と、締結孔86と、を有している。
板金80は、フレーム70を構成している。具体的には、板金80は、装置本体11の底部としてのフレーム70を構成している。この板金80上には、図2に示されるように、収容部12が載せられている。また、板金80は、例えば、スチールやアルミニウム等の金属材料で構成されている。
折曲部83、前面部81、上面部82、折返部84、及び締結孔86は、図3及び図4に示されるように、板金80に形成された各部分である。折曲部83は、板金80が折り曲げられて板金80に形成された部分である。すなわち、折曲部83は、板金80に形成された稜線部分である。この折曲部83は、左右方向へ延びている。この左右方向は、下方(一方の一例)及び後方(他方の一例)と交差する交差方向の一例である。
前面部81は、折曲部83から下方(一方の一例)へ延びている。この前面部81は、平面状に形成されている。また、前面部81は、フレーム70の側壁(縦壁)を構成している。なお、前面部81は、第一面部の一例である。
上面部82は、折曲部83から後方(他方の一例)へ延びている。すなわち、上面部82は、折曲部83から前面部81が延びる方向に対して交差する方向に延びている。換言すれば、折曲部83は、前面部81と上面部82との間に配置されている境界部分ともいえる。上面部82は、平面状に形成されている。また、上面部82は、フレーム70の底壁を構成している。なお、上面部82は、第二面部の一例である。
折返部84は、前面部81における折曲部83よりも下方側の一部が、折曲部83側(上方側)へ折り返されて形成されている。換言すれば、折返部84は、前面部81の一部が、折曲部83を残した状態で折曲部83側(上方側)へ折り返されて形成されている。
具体的には、折返部84は以下のように形成される。すなわち、図5に示されるように、まず、折返部84となる部分(折返前の折返部84)の周囲に沿って、前面部81に切り込み部85が形成される。この切り込み部85は、上方側が開放されたコの字状(Uの字状)に形成されている。また、切り込み部85は、折曲部83に達しないように形成される。具体的には、切り込み部85の先端部は、折曲部83の下方側の位置に位置している。そして、折返部84となる部分の上端部(後述の屈曲部87に相当)を支点に当該部分の下端部を持ち上げて、当該部分の上端部で折り曲げる。これにより、折返部84が形成される。
前面部81と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87は、左右方向(交差方向の一例)に沿って延びている。換言すれば、屈曲部87と折曲部83とが、同じ方向に沿って延びている。さらに言えば、屈曲部87と折曲部83とは平行に伸びている。折返部84が切り出された空間89は、屈曲部87から下方へ延びている。
折返部84の基端部84B(一部)は、図4に示されるように、前面部81に重ねられている。なお、ここでいう「基端部84Bが前面部81に重なる状態」とは、基端部84Bの少なくとも一部が前面部81に面接触した状態をいう。折返部84の先端部84A(他の一部)は、折曲部83を超えて上方へ突出している。すなわち、折返部84の先端部84Aは、折曲部83及び上面部82よりも上側に配置されている。
締結孔86は、折返部84に形成されている。具体的には、締結孔86は、折返部84の先端部84Aに形成されている。締結孔86は、締結部材としてのビス75が通されて、ビス75が外装カバー72に対して締結される。締結孔86は、ビス75によって、外装カバー72に締結される。
外装カバー72は、前面部81に沿って配置されている。さらに、外装カバー72は、折返部84における前面部81に重ねられた部分に重ねられている。なお、外装カバー72は、被締結部の一例である。締結孔86は、締結部の一例である。
(本実施形態に係る作用)
次に、本実施形態に係る作用を説明する。
本実施形態では、図3及び図4に示されるように、折返部84は、前面部81における折曲部83よりも下方側の一部が、折曲部83側(上方側)へ折り返されて形成されている。換言すれば、折返部84は、前面部81の一部が、折曲部83を残した状態で折曲部83側(上方側)へ折り返されて形成されている。
ここで、図6及び図7に示されるように、折曲部83を含むように上面部82の一部を切り起こした切り起こし部142に締結孔86を形成する構成(第一構成)では、切り起こし部142の左右方向に沿った幅よりも広い空間147が折曲部83に形成される。このため、第一構成では、画像形成装置10を輸送する際などにおいて、上面部82に対して上下方向に荷重が作用すると、図8に示されるように、板金80で構成されるフレーム70が変形しやすい。特に、上面部82が変形しやすい。
これに対して、本実施形態では、前述のように、折返部84は折曲部83を含んでいないので、第一構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
また、本実施形態では、図5に示されるように、折返部84を形成する際において、前面部81に形成される切り込み部85は、折曲部83に達しないように形成される。ここで、切り込み部85が折曲部83に達している構成(第二構成)では、折曲部83に切り欠きが形成される。このため、第二構成では、画像形成装置10を輸送する際などにおいて、上面部82に対して上下方向に荷重が作用すると、板金80で構成されるフレーム70が変形しやすい。
これに対して、本実施形態では、前述のように、切り込み部85が折曲部83に達していないので、第二構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
また、本実施形態では、図3及び図5に示されるように、折曲部83が、左右方向に沿って延びている。さらに、前面部81と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87が、左右方向に沿って延びている。すなわち、折曲部83及び屈曲部87が平行に左右方向に沿って延びている。
このため、屈曲部87が左右方向とは異なる方向に沿って延びる構成に比べ、左右方向に対して直交する方向(例えば上下方向)に締結孔86(外装カバー72)から入力される荷重に抗してフレーム70の変形が抑制される。
また、本実施形態では、図3及び図5に示されるように、折返部84が切り出された空間89は、屈曲部87から下方へ延びている。このため、空間89が屈曲部87から下方と異なる方向(例えば右方向)へ延びている構成に比べ、前面部81の左右方向の寸法が短くても、折返部84の長さが確保される。
また、本実施形態では、図4に示されるように、折返部84の基端部84Bは、前面部81に重ねられている。このため、折返部84が前面部81で支持され、折返部84が前面部81から離間している構成に比べ、折返部84の変形が抑制される。
さらに、本実施形態では、図4に示されるように、外装カバー72が折返部84における前面部81に重ねられた部分に重ねられている。このため、外装カバー72が折返部84における前面部81に重ねられた部分以外に重ねられている構成に比べ、外装カバー72から入力される荷重に抗して、前面部81の変形が抑制される。
また、図3及び図4に示されるように、締結孔86が形成された折返部84の先端部84Aは、折曲部83を超えて上方へ突出している。
このため、折返部84の先端部84Aが折曲部83に対する下方側に配置される構成に比べ、外装カバー72を締結する際に、前面部81が締結の邪魔になりにくい。
本実施形態では、図2に示されるように、変形が抑制される上面部82が底壁を構成し、当該底壁としての上面部82に収容部12が載せられる。
このため、本締結構造を有さないフレーム70の底壁に収容部12が載せられる構成に比べ、収容部12の荷重に抗して、フレーム70の変形が抑制される。
また、本実施形態では、図4に示されるように、変形が抑制される前面部81に沿って、外装カバー72が配置される。このため、本締結構造を有さない前面部81に沿って外装カバーが配置される構成に比べ、外装カバー72から入力される荷重に抗して、フレーム70の変形が抑制される。
このように、本実施形態では、フレーム70の板厚を厚くしたり、補強部材を追加したりしなくても、フレーム70の変形が抑制されるため、画像形成装置10の軽量化、小型化、簡素化が図られる。
(第一変形例に係る締結構造178)
次に、第一変形例に係る締結構造178について、図9、図10及び図11を参照して説明する。以下の説明では、締結構造78と同様の機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
締結構造178は、折返部84の形成方法が締結構造78と異なっている。この点を除いては、締結構造178は締結構造78と同様に構成されている。
図9、図10及び図11に示されるように、締結構造178における折返部84は、締結構造78の場合と同様に、前面部81における折曲部83よりも下方側の一部が、折曲部83側(上方側)へ折り返されて形成されている。換言すれば、折返部84は、前面部81の一部が、折曲部83を残した状態で折曲部83側(上方側)へ折り返されて形成されている。
締結構造178では、具体的には、折返部84は以下のように形成される。すなわち、まず、図11に示されるように、折返部84となる部分(折返前の折返部84)の周囲に沿って、前面部81に切り込み部85が形成される。この切り込み部85は、左方側が開放されたコの字状(Uの字状)に形成されている。また、切り込み部85の下辺部85Bは、上辺部85Aよりも長くされる。また、切り込み部85は、折曲部83に達しないように折曲部83の下側に形成される。そして、折返部84となる部分の右端部(右斜め下側に傾斜する、前面部81との境界部分)を支点に当該部分の左端部を斜めに持ち上げて、当該部分の右端部で折り曲げる。これにより、折返部84が形成される。
前面部81と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87は、左右方向(交差方向の一例)対して傾斜する傾斜方向に沿って延びている。折返部84が切り出された空間89は、屈曲部87から左方へ延びている。
折返部84の基端部84B(一部)は、前面部81に重ねられている。折返部84の先端部84A(他の一部)は、折曲部83を超えて上方へ突出している。すなわち、折返部84の先端部84Aは、折曲部83及び上面部82よりも上側に配置されている。
(締結構造178の作用)
締結構造178では、前述の締結構造78と同様に、折返部84は折曲部83を含んでいないので、前述の第一構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
締結構造178では、前述の締結構造78と同様に、切り込み部85が折曲部83に達していないので、前述の第二構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
また、締結構造178では、前面部81と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87は、左右方向(交差方向の一例)対して傾斜する傾斜方向に沿って延びている。このため、屈曲部87が左右方向に沿って延びる構成に比べ、折返部84の交差方向に沿った寸法に対する屈曲部87の寸法が長くなる。
また、締結構造178では、折返部84が切り出された空間89が、屈曲部87から左方へ延びている。空間89が屈曲部87から左方と異なる方向(例えば下方)へ延びている構成に比べ、前面部81の上下方向の寸法が短くても、折返部84の長さが確保される。
(第二変形例に係る締結構造278)
次に、第二変形例に係る締結構造278について、図12、図13、図14及び図15を参照して説明する。以下の説明では、締結構造78と同様の機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
締結構造278は、折返部84の形成方法が締結構造78と異なっている。この点を除いては、締結構造278は締結構造78と同様に構成されている。
図12、図13及び図14に示されるように、締結構造278における折返部84は、上面部82における折曲部83よりも後方側(一方側の一例)の一部が、折曲部83側(前方側)へ折り返されて形成されている。換言すれば、折返部84は、上面部82の一部が、折曲部83を残した状態で折曲部83側(前方側)へ折り返されて形成されている。
さらに、折返部84は、上方へ向けて折り曲げられることで、形成部84Eが形成されている。形成部84Eは、前面部81に沿って配置されており、締結孔86が形成されている。さらに、折返部84における、形成部84Eと基端部84Bとの境界で折り曲げられた折り曲げ部分84Gは、折曲部83に接触している。具体的には、折返部84の折り曲げ部分84Gは、折曲部83に乗せられている。そして、形成部84Eは、折曲部83上で上方へ向かって突出している。また、形成部84Eの前面は、前面部81の前面に沿った面を形成している。なお、形成部84Eは、折返部84の先端側の部分であるので、折返部84の先端部ともいえる。
締結構造278では、具体的には、折返部84は以下のように形成される。すなわち、まず、図15に示されるように、折返部84となる部分(折返前の折返部84)の周囲に沿って、上面部82に切り込み部85が形成される。この切り込み部85は、前方側が開放されたコの字状(Uの字状)に形成されている。また、切り込み部85は、折曲部83に達しないように形成される。具体的には、切り込み部85の先端部は、折曲部83の後方側の位置に位置している。そして、折返部84となる部分の前端部(屈曲部87に相当)を支点に当該部分の後端部を前方側へ折り返して、当該部分の前端部で折り曲げる。これにより、折返部84が形成される。
上面部82と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87は、左右方向(交差方向の一例)に沿って延びている。換言すれば、屈曲部87と折曲部83とが、同じ方向に沿って延びている。さらに言えば、屈曲部87と折曲部83とは平行に伸びている。折返部84が切り出された空間89は、屈曲部87から後方へ延びている。
なお、締結構造278では、上面部82が第一面部の一例であり、前面部81が第二面部の一例である。また、後方が一方の一例であり、下方が他方の一例である。
(締結構造278の作用)
締結構造278では、前述の締結構造78と同様に、折返部84は折曲部83を含んでいないので、前述の第一構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
締結構造278では、前述の締結構造78と同様に、切り込み部85が折曲部83に達していないので、前述の第二構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
また、締結構造278では、図12及び図13に示されるように、折曲部83が、左右方向に沿って延びている。さらに、上面部82と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87が、左右方向に沿って延びている。すなわち、折曲部83及び屈曲部87が平行に左右方向に沿って延びている。
このため、屈曲部87が左右方向とは異なる方向に沿って延びる構成に比べ、左右方向に対して直交する方向(例えば上下方向)に締結孔86(外装カバー72)から入力される荷重に抗してフレーム70の変形が抑制される。
また、締結構造278では、図12及び図13に示されるように、折返部84が切り出された空間89は、屈曲部87から後方へ延びている。このため、空間89が屈曲部87から後方と異なる方向(例えば右方向)へ延びている構成に比べ、上面部82の左右方向の寸法が短くても、折返部84の長さが確保される。
また、締結構造278では、折返部84は、上方へ向けて折り曲げられることで、形成部84Eが形成されている。これにより、形成部84Eと基端部84Fとの間に折り曲げ部分84Gが形成される。このため、折返部84が、上面部82と折返部84の基端部との境界部分(屈曲部87)から先端まで平板状に形成されている構成に比べ、折返部84の変形が抑制される。
また、締結構造278では、折返部84の折り曲げ部分84Gが折曲部83に接触している。このため、形成部84Eを通じて入力される荷重が折曲部83で支持されるため、折り曲げ部分84Gが折曲部83に対して非接触である構成に比べ、折返部84及びフレーム70の変形が抑制される。
(第三変形例に係る締結構造378)
次に、第三変形例に係る締結構造378について、図16及び図17を参照して説明する。以下の説明では、締結構造278と同様の機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
締結構造378は、折返部84の形成方法が締結構造278と異なっている。この点を除いては、締結構造378は締結構造278と同様に構成されている。
図16に示されるように、締結構造378における折返部84は、締結構造278の場合と同様に、上面部82における折曲部83よりも後方側(一方側の一例)の一部が、折曲部83側(前方側)へ折り返されて形成されている。換言すれば、折返部84は、上面部82の一部が、折曲部83を残した状態で折曲部83側(前方側)へ折り返されて形成されている。
さらに、折返部84は、締結構造278の場合と同様に、上方へ向けて折り曲げられることで、形成部84Eが形成されている。形成部84Eは、前面部81に沿って配置されており、締結孔86が形成されている。さらに、折返部84における、形成部84Eと基端部84Bとの境界で折り曲げられた折り曲げ部分84Gは、折曲部83に接触している。具体的には、折返部84の折り曲げ部分84Gは、折曲部83に乗せられている。そして、形成部84Eは、折曲部83上で上方へ向かって突出している。また、形成部84Eの前面は、前面部81の前面に沿った面を形成している。なお、形成部84Eは、折返部84の先端側の部分であるので、折返部84の先端部ともいえる。
締結構造378では、具体的には、折返部84は以下のように形成される。すなわち、まず、図17に示されるように、折返部84となる部分(折返前の折返部84)の周囲に沿って、上面部82に切り込み部85が形成される。この切り込み部85は、左方側が開放されたコの字状(Uの字状)に形成されている。また、切り込み部85の後辺部85Fは、前辺部85Eよりも長くされる。また、切り込み部85は、折曲部83に達しないように折曲部83の後方側に形成される。
そして、折返部84となる部分の左端部を支点に当該部分の右端部を前方側へ斜めに折り返して、当該部分の左端部で折り曲げる。これにより、折返部84が形成される。
上面部82と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87は、左右方向(交差方向の一例)対して傾斜する傾斜方向に沿って延びている。折返部84が切り出された空間89は、屈曲部87から右方へ延びている。
(締結構造378の作用)
締結構造378では、前述の締結構造278と同様に、折返部84は折曲部83を含んでいないので、前述の第一構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
締結構造378では、前述の締結構造278と同様に、切り込み部85が折曲部83に達していないので、前述の第二構成に比べ、フレーム70の変形が抑制される。
また、締結構造378では、上面部82と折返部84の基端部84Bとの境界で屈曲された屈曲部87は、左右方向(交差方向の一例)対して傾斜する傾斜方向に沿って延びている。このため、屈曲部87が左右方向に沿って延びる構成に比べ、折返部84の交差方向に沿った寸法に対する屈曲部87の寸法が長くなる。
また、締結構造378では、折返部84が切り出された空間89が、屈曲部87から右方へ延びている。空間89が屈曲部87から右方と異なる方向(例えば後方)へ延びている構成に比べ、上面部82の前後方向の寸法が短くても、折返部84の長さが確保される。
(変形例)
本実施形態では、上面部82がフレーム70の底壁として、前面部81がフレーム70の側壁として構成されていたが、これに限られない。例えば、上面部82がフレーム70の上壁して、前面部81がフレーム70の側壁として構成されていてもよい。
また、本実施形態では、切り込み部85が折曲部83に達していなかったが、これに限られない。例えば、切り込み部85が折曲部83に達している構成であってもよい。なお、この場合でも、屈曲部87は、折曲部83に対する一方側(締結構造78、178では下方側、締結構造278、378では、後方側)に配置される。
さらに、締結構造78、178では、折返部84の基端部84B(一部)は、前面部81に重ねられていたが、これに限られない。例えば、折返部84が前面部81から離間している構成であってもよい。
また、締結構造278、378では、折返部84の基端部84F(一部)は、上面部82に重ねられていたが、これに限られない。例えば、折返部84が上面部82から離間している構成であってもよい。
さらに、締結構造78、178では、締結孔86が形成された折返部84の先端部84Aは、折曲部83を超えて上方へ突出していたが、これに限られない。たとえば、折返部84の先端部84Aが折曲部83に対する下方側に配置される構成であってもよい。この場合では、折返部84は、例えば、前面部81から離間した構成とされる。
また、本実施形態では、締結構造78、178、278、378は、画像形成装置10に備えられていたが、これに限られない。例えば、用紙等を搬送する搬送装置など、フレームを有する装置に適用することが可能である。
また、本実施形態では、被締結部の一例として、外装カバー72を用いたが、これに限られない。例えば、被締結部の一例として、内壁や、縦柱などであってもよく、締結対象となる部材であればよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成してもよい。
10 画像形成装置
12 収容部
14 画像形成部
70 フレーム
72 外装カバー(被締結部の一例)
78、178、278、378締結構造
80 板金
81 前面部(第一面部の一例、第二面部の一例)
82 上面部(第二面部の一例、第一面部の一例)
83 折曲部
84 折返部
84E 形成部
85 切り込み部
86 締結孔(締結部の一例)
87 屈曲部
89 空間

Claims (16)

  1. フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部における前記折曲部よりも前記一方側の一部が、前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    折返前の前記折返部の周囲に沿って前記第一面部に形成され、前記折曲部に達していない切り込み部と、
    を備える締結構造。
  2. フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部の一部が、前記折曲部を残した状態で前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    折返前の前記折返部の周囲に沿って前記第一面部に形成され、前記折曲部に達していない切り込み部と、
    を備える締結構造。
  3. フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部における前記折曲部よりも前記一方側の一部が、前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    を備え、
    前記折返部が切り出された空間が前記第一面部に形成されている
    締結構造。
  4. フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部の一部が、前記折曲部を残した状態で前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    を備え、
    前記折返部が切り出された空間が前記第一面部に形成されている
    締結構造。
  5. 前記折返部が折り曲げられて形成され、前記第二面部に沿って配置され、前記締結部が形成された形成部
    を備える請求項1~4のいずれか1項に記載の締結構造。
  6. 前記折返部における折り曲げ部分は、前記折曲部に接触している
    請求項5に記載の締結構造。
  7. フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部における前記折曲部よりも前記一方側の一部が、前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    を備え、
    前記折返部は、先端部が前記折曲部を超えて突出し、
    前記締結部は、前記先端部に形成されている
    締結構造。
  8. フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部の一部が、前記折曲部を残した状態で前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    を備え、
    前記折返部は、先端部が前記折曲部を超えて突出し、
    前記締結部は、前記先端部に形成されている
    締結構造。
  9. 前記折曲部は、前記一方及び前記他方と交差する交差方向へ延び、
    前記第一面部と前記折返部の基端部との境界で屈曲された屈曲部が、前記交差方向に沿って延びる請求項1~8のいずれか1項に記載の締結構造。
  10. 前記折曲部は、前記一方及び前記他方と交差する交差方向へ延び、
    前記第一面部と前記折返部の基端部との境界で屈曲された屈曲部が、前記交差方向に対する傾斜方向へ延びる
    請求項1~8のいずれか1項に記載の締結構造。
  11. 前記折返部は、前記第一面部に重ねられている
    請求項1~10のいずれか1項に記載の締結構造。
  12. 前記被締結部が、前記折返部における前記第一面部に重ねられた部分に重ねられている請求項11に記載の締結構造。
  13. 締結構造と、
    記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像が形成される記録媒体を収容する収容部と、
    を備え、
    前記締結構造は、
    フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部における前記折曲部よりも前記一方側の一部が、前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    を有し、
    前記第一面部又は前記第二面部が前記フレームの底壁とされ、
    前記収容部に収容された記録媒体が前記底壁に載せられる
    画像形成装置。
  14. 締結構造と、
    記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像が形成される記録媒体を収容する収容部と、
    を備え、
    前記締結構造は、
    フレームを構成する板金が折り曲げられて、前記板金に形成された折曲部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から一方へ延びる第一面部と、
    前記板金に形成され、前記折曲部から他方へ延びる第二面部と、
    前記第一面部の一部が、前記折曲部を残した状態で前記折曲部側へ折り返された折返部と、
    前記折返部に形成され、被締結部に締結される締結部と、
    を有し、
    前記第一面部又は前記第二面部が前記フレームの底壁とされ、
    前記収容部に収容された記録媒体が前記底壁に載せられる
    画像形成装置。
  15. 前記締結構造は、
    前記第一面部が底壁とされ、
    前記折返部が、前記第一面部に重ねられ、
    前記収容部は、前記折返部における前記第一面部に重ねられた部分に載せられている
    請求項13又は14に記載の画像形成装置。
  16. 請求項1~12のいずれか1項に記載の締結構造と、
    前記締結構造の第一面部又は第二面部に沿って配置され、前記締結構造の締結部に締結される前記被締結部としての外装カバーと、
    を備える画像形成装置。
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