JP2005276934A - シールドケース、電磁波のシールド構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シールドケース10には本体部材12とカバー部材13とを有し、カバー部材13の軸部30が軸保持部材28、29によって保持されている。カバー部材13は軸部30を軸として回転させて本体部材12の天面側の開放・閉鎖ができる。そして、シールドケース10を基板などに取り付けた後に、内部の点検、確認を行う際に、カバー部材13を回転させることにより行うことが出きる。また、軸保持部材28、29は側面部21と底面側でつながった板状の部材であるので、折り曲げ等により容易に製作することができる。
【選択図】 図3
Description
特許文献1の本体部材及びカバー部材はいずれも金属製であり、高周波回路を本体部材で囲んだ状態で高周波回路が設けられた基板などに固定し、カバー部材を本体部材に嵌め込んで、高周波回路をカバー部材によって覆っている。
そのため、薄い高周波回路を用いても、カバー部材の厚みが大きくなるので、電子機器の薄型化、小型化を行うことができなかった。
吸着部106は所定の面積を有し、ほぼ平面状である。そして、表面実装を行う装置に設けられた吸引装置を吸着部106に近づけて、吸引装置を操作することにより、本体部材102の移動、位置決めを行っている。このような吸着部106は、シールドケース100が小さいなどの場合、掴む方法などの他の方法で移動等が行いにくい際には必ず設けられるものである。
そのため、内部の空間に対してシールドケース100の厚みが大きくなってしまうので、電子機器の薄型化、小型化を行うことができなかった。
本明細書では、基板80の面に対して垂直な方向を厚み方向、カバー部材13の軸部30が延びる方向を幅方向、厚み方向及び幅方向のいずれにも垂直な方向を長さ方向として説明する。
また、この金属板は弾性を有するものであり、所定の範囲の力で曲げを受けた場合には変形し、この力が除荷されると元に戻る。
側面部21と側面部23は幅方向に対向し、側面部22と側面部24は長さ方向に対向している。4つの側面部21、22、23、24の厚み方向の長さは等しく、底面側の辺は同一平面上に位置している。そして、天面部25に対向する底面側は金属板が設けられず開口27となっており、この開口27を形成する縁は所定の平面を形成し、開口27全体を平面に対して密着させることができる。
開口部25aは、天面部25とほぼ相似形であって天面部25よりもやや小さく、天面部25の天面側から見た外観は枠状となっており、その幅は小さい。したがって、天面部25の開口部25aの縁と、折部41、42、43、44との距離は短く、開口部25a側から内部空間26を見通しやすい。
軸保持部材28、29の底面側には折部28a、29aが設けられており、折部28a、29aで側面部21とつながっている。
そして、図5に示されるように、軸保持部材28、29と側面部21とによって、軸部30を囲むような状態となる。
また、天面部25に対向する底面側は金属板が設けられず開口37となっている。
軸部30は、側面部31の底面側の端部付近の折部56が外側に折り返されて形成されたものであり、側面部31の底面側に配置されている。軸部30は折り返して形成されるので、この厚みは金属板の厚みの約2倍であり、折り返しの長さはこの厚みに近い長さである。したがって、軸部30の形状は、幅方向に直線状に延びる棒状であって、側面部31の幅と同じ長さであって側面部31の端部に全域に設けられている。また、軸部30の断面の縦横の長さはほぼ等しい。
貫通孔38、39は、本体部材12の軸保持部材28、29の端部28c、29cに対応する付近に設けられている。また、貫通孔38、39の幅は軸保持部材28、29の端部28c、29cの幅よりやや大きい。
また、シールドケース10では、カバー部材13の内側の大きさと、本体部材12の外形の大きさとがほぼ同じであり、本体部材12とカバー部材13とのガタがほとんどない状態である。
また、この状態を言い換えると、本体部材12の軸保持部材28,29とカバー部材13の軸部30によって、本体部材12とカバー部材13とが回転可能に連結している状態である。
そして、一旦、軸部30が進入して軸保持部材28、29によって保持されると、軸保持部材28、29が元に戻って軸部の脱出を阻止し、通常の操作では抜けることはない。
特に、本実施形態のシールドケース10では、本体部材12の側面部21、23の外側と、カバー部材13の側面部31、33の内側との間にできるガタを小さくすることが可能である。これは、本体側変形部45やカバー側変形部55が側面部23、側面部33側にしか設けられていないので、ガタを小さくしても開閉が可能となるからである。
天面部25の内側に長方形の開口部25aがある。
カバー部材13の折り曲げの方向や角度は、折部51、52、53、54を同じ方向にほぼ直角に曲げ、折部56を逆にほぼ180°折り曲げる。そして、底面側に開口37が形成される。
また、本体部材12やカバー部材13の切断や折り曲げなどの加工の順は特に限定されるものではない。また、切断、折り曲げ、変形などの複数の加工を同時にして一つの工程で行ってもよい。
この状態では、本体部材12の内部空間26は、カバー部材13の天面部35と、本体部材12の側面部21、22、23、24によって覆われており、底面側は開口27によって開放されている。
このときの位置決めは、本体部材12やカバー部材13を取り付けて覆った状態で、カバー部材13を移動させることによって行われる。そして、本体部材12にカバー部材13を取り付けて覆った状態でのガタが少ないために、カバー部材13の移動による本体部材12の位置決めが精度よくできる。
具体的には、カバー部材13の天面部35を用いて、図示しない吸引装置によってシールドケース10を移動させるものであり、図10に示されるようなシールドケース100ののように、本実施形態の本体部材12の天面側には吸着部106を設ける必要がない。
特に、本実施形態のシールドケース10では、軸部30を保持したままカバー部材13を回転させることにより本体部材12の開口部25aの開放が行われるので、カバー部材13を引き離して取り外して再び取り付ける場合に行われる嵌め合わせ作業が無く、開閉作業を行いやすい。
例えば、本体部材12を上記実施例とは逆向きに配置して、底面側に開口部25aを設け、底面側を折り曲げて天面側を開口状としてもよい。
この場合には、軸部30は軸保持部材28,29から離脱して、軸保持部材28,29による軸部30の保持を解除し、カバー側変形部55と本体側変形部45とがはずれて、係合を解くことができるようにする。
10 シールドケース
12 本体部材
13 カバー部材
21 側面部
25a 開口
28、29 軸保持部材
30 軸部
38、39 貫通孔
45 本体側変形部
55 カバー側変形部
80 基板
81 高周波回路
Claims (10)
- 本体部材とカバー部材とを有し、前記本体部材には側面部が設けられ、前記側面部によって囲まれた内部空間を有し、さらに、前記内部空間に通じる開口が天面側及び底面側に設けられており、前記カバー部材は天面部及び側面部が設けられて本体部材の天面側を覆うことができるシールドケースであって、
前記本体部材には軸保持部材が設けられ、軸保持部材は側面部の外側に設けられた板状の部材であって突出部が設けられ、軸保持部材の底面側で前記側面部とつながっており、前記カバー部材には軸部を有し、前記軸部は軸保持部材の天面側から進入して前記突出部の内側で側面部との間で保持することができ、本体部材とカバー部材とを連結しつつ前記軸部を軸としてカバー部材を回転させて本体部材の天面の開放・閉鎖ができることを特徴とするシールドケース。 - 軸部はカバー部材の側面部の底面側の端部に位置しており、カバー部材には貫通孔が設けられ、前記貫通孔は軸部の天面側に位置しており、カバー部材の回転の際に軸保持部材の天面側が前記貫通孔に進入するものであることを特徴とする請求項1に記載のシールドケース。
- カバー部材は板材の部材を用いて形成されたものであり、軸部はカバー部材の側面部の底面側の端部を折り返して形成したものであることを特徴とする請求項2に記載のシールドケース。
- 軸部はカバー部材の側面部の底面側の全域に直線状に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシールドケース。
- 軸保持部材は本体部材の側面部と一体状の板材を天面側へ向かって折り返して形成したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシールドケース。
- 本体部材の側面部には本体側変形部が設けられ、カバー部材の側面部にはカバー側変形部が設けられ、カバー部材によって本体部材の天面が閉鎖状態の場合に、本体側変形部とカバー側変形部とによって係合していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシールドケース。
- 本体部材は開口部を有する板を、前記開口部が天面に配置されるように折り曲げて形成したものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシールドケース。
- 請求項1〜7にいずれか記載のシールドケースを用い、本体部材と基板とを、前記基板に設けられた高周波回路を内部空間に配置するように固定し、前記高周波回路のシールドを行うことを特徴とする電磁波のシールド構造。
- 本体部材及びカバー部材は、高周波回路から発する電磁波を遮断する板材を加工して製作されていることを特徴とする請求項8に記載の電磁波のシールド構造。
- カバー部材を本体部材に取り付けた状態でカバー部材を移動させ、シールドケースを基板上に位置決めし、本体部材を前記基板に固定して製作されたことを特徴とする請求項8又は9に記載の電磁波のシールド構造。
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